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天井桟敷(感想専用板)<2>

3セドナ:2004/04/17(土) 07:49
>Triple-Iさん
 月明かりの下で静かに妖気が漂っている涼しげな空気が伝わってきました。最初から最後まで同じ調子で書かれているせいかその世界観にどっぷりと浸かることができました。最初、誰と誰が話しているのがわからない状況から、徐々に会話や描写のなかでそれを気づかせていくという構成が巧いなぁと唸りました。私はすぐに説明をいれてしまうので、そういう風にかける人はうらやましいです。新選組の話も好きなのでその点でも楽しめました。
追伸、「SF」の意味が気になって夜も眠れません。

> セタンタさん
 面白く読めました。途中まで読んで、小町ちゃんが子供になってしまうオチを想像してましたが、まさかそうくるとは……。
 文章のテンポもよくて読みやすかったです。
 
>安息仮面さん
 シンプルな文章なのにとても味わいのある文章で、これだけの長さなのに違和感なくお題が嵌められていて、少し感動してしまいました。最後の一行をいれたとしても、いい作品だと思います。

>くろさん
 物書きの日常を描いた作品として、なかなか面白く読ませていただきました。このようなメタ的な文章は嫌いではありません。
 >この女性をあの先頭の女の子にして話を続ければよかった。
 この文がやや唐突な感じしました。この前にウェイトレスの女の子がコーヒーを持ってくるときにちょっとつまずいてたりすると、うまくこの文につながったりするのではないかなぁと思います。あくまで私の考えですので、あまり気になさらないでください。

>琥珀さん
 この作品を読んで、私は崖から飛び降りるのと、砂浜から一歩一歩進んでいくのと、どちらが勇気がいるかなぁと小一時間考えました。私の答えは後者でした。崖から飛び降りるのは一瞬の衝動的な勇気で済みますが、一歩ずつ進んでいくのは強い意志を伴った継続的な勇気が必要なので。
 だから自殺を目的に崖の上にのぼる人は、実は死ぬ勇気を比較的持ち合わせていない人で、本当のところは自殺を思いとどまる理由を探すために崖の上にのぼったのかもしれないという考えに至りました。琥珀さんの作品でも主人公は崖の上で女性を見つけますが、もし彼女が見つからなかったとしても、この主人公の男性は、自殺を思いとどまるなにか他のきっかけをみつけたのではないだろうか、とそんなところまで深読みして考えてしまいました。結局何がいいたかったのか自分でもよくわかりませんが、ここまで深く考えることができたのは琥珀さんの作品がいい作品だったからだと思います。(ナイス締め!)

>のりのり子さん
 えー、実は先日私も同じような光景を目にしました。バイクに二人のりをした男性二人組で、信号待ちの際、運転手の方が後ろを振り返って、なにやら口と口を密接に近づけあっておりました。私も思わず視線を反らしました。こういう人たちっていうのはどこにでもいるのでしょうか。だとすれば気をつけなければいけません(何に?)。
 >満ち潮のように心を浸す後悔の念に私は顔を歪めた。
 引き潮のように心を洗っていく、こんな比喩を私も使えたらいいなと思いました。淡々と語るリズムが心地よかったです。


>にゃんこさん、のりのり子さん、琥珀さん、海猫さん、森羅万象さん
 まとめてで失礼しますが、感想ありがとうございます。その他、感想を書かずとも、私の拙作に目を通していただいた皆様にも感謝いたします。
 私の拙い文章から京都人の怖さを読み取っていただけたようで幸いです。
 京都にお住まいの方はご存じかと思われますが、実はこの作品には「206番のバスは金閣寺に行かない」という「隠しオチ」を仕込んでいました。
 この事実をふまえた上でもう一度目を通していただければ、また違った京都人の怖さを感じ取ってもらえるのではないかと存じております。(満面の笑みで)


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