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文章鍛練企画【三語即興文】4/4〜

6にゃんこ:2004/04/06(火) 22:45
皆さんの作品の批評は、わたしの作品の下にあります。
次のお題は、一番下にあります。


「貞操」「カンブリア紀」「ちくわぶ」で。条件は、「ダジャレを交えて」

―― 月は知っている ――
古生物学者の岩代は、学会で「カンブリア紀の大爆発」と言う論文を発表しての帰り、駅前にある屋台で、あつあつのちくわぶをほおばりながら、コップ酒を飲んでいた。
「ちくわぶって、どうして穴があるのかしら」
横でオカマがふたり、おでんだねをネタに話をしていた。
「そりゃ、メンタだからよ」
「メンタか、そういえば、メンタイコは、あれに似ているわね」
二人のオカマはけらけらと笑った。
岩代は、心の中で、くだらんダジャレを話していると、軽蔑していたが、そんなことはおくびにも出さなかった。お金を支払うと蒼い月の出ている道を歩きながら、自宅にいる女房のふけた顔を思い出していた。そのとき懐の携帯が、振動した。助手の恵子から、メールが届いた。
『おつかれさま、チュッ!』
岩代はにやりとした、彼は貞操を守らずに女房以外の女と付き合っていた。
「カンブリア紀の大爆発か、世の中には、ちくわぶのメンタとメンタイコがあるから、生物は反映するんだ」
さっきのオカマの話と似たようなことを自分もひとりで呟いているのに、岩代は気づいていなかった。


森羅万象さん
登場人物がすてきですね。ヒロインも可愛いですが、雪菜さんがいいですね、玉置も大人です。山崎も個性が出ていました。この作品、人物が良く描かれています。幻想的な描写では、ありませんでいたが、描写はしっかりしていました。お話が可愛げのある嫉妬で、楽しめました。

海猫さん
おいしそうな描写でしたよ。導入部で猫のことはわかりましたが、お話は面白く読めました。文章に、読ませる力がありますね。これは、オチが深そうですが、書かれてある内容からでは、その奥深いところが読め取れません。人形のように見えていたのですが、人形ではなかったようですね。ここのところをもう少し書き込んだほうが、良かったのではないかと思いました。もしよろしければ、ラウンジで、このオチを教えてもらえませんか。
『追記』 柿美さんの作品を読んで、意味がわかりました(笑)。いやぁ、なかなか結構です。この手がありましたか。

柿美さん
お話は面白いというか、興味深いです。
何かしら不気味ですね。送られてきた美女に一言もしゃべらせていないのが、よけいにこの話を不気味にしています。ヒロインもたんたんしていて、ぞくりとします。夫婦の関係が手に取るようにわかります。夫も、怖そうです。
海猫さんが、続きを書かれたのですね、いやぁ、これはいいです(笑)。

風杜さん
のっぺらぼうの仕事人ですか。最初に出てきた夜鷹のお姉さんも、のっぺらぼうみたいですね。でも、これは、べつに妖怪でなかっても、よかったみたいですね。まあ、追加が「主人公は人外の者」ということだったので、妖怪ということになったのでしょうか。この妖怪が出ることに必然性は感じませんが、時代劇の描写とか雰囲気はお上手ですね。お話しの流れなども良かったです。


次のお題 新入社員 株(株式という意味) 再会 
追加 ドラマチックにする。


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