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適当に思いついた妄想を語るスレ
140
:
ビックリ村の名無しさん
:2003/05/06(火) 23:39
魁!!アトランチン学園・炎の転校生三人組〜愛と誠の青春動物園〜旋風のビッグヤマト編
通算7
シスの眼前で飛び散った赤い飛沫は、染まりつつある夕焼けよりも紅かった。
「ビッグ!」
シスの呼びかけに、ビッグは片頬をゆがめて笑みを作って見せた。
その背中には、闇矢の投じたダーツが深々と刺さっていた。
「どうしてこんな馬鹿な事を!」
そういって、ビッグの頬に伸ばしたシスの手には、まだダーツが刺さったままだった。
「余計なお世話だってのはわかってんだけどな・・・」
「ほんとに、余計なお世話だわ。私には私のやり方があるのに・・・」
「俺には俺のやり方がある」
シスの眼には涙が、ビッグの口元には笑みが浮かんでいた。
「ねえ、バンパイア」
「なんだヴァンプ」
土組の用具室は、夕日の色で真っ赤に染まっていた。
ビッグの流した血潮とも、部屋の中を染め上げている夕日とも違う、
どこか狂気を思わせるオレンジがかった赤髪のヴァンプは媚びるように相手を見つめた。
「どうやって魔柔を仲間にひきこむの?教えてよ」
「ん?」
青みがかった髪のバンパイアは、ヴァンプの視線に何を感じたのか、その表情からは窺い知れない。
「だって、今回だってオロチちゃんを護るためなんでしょ、言うとおりにしてんの」
「そうだ。今後俺たちがあの子に一切手を出さないという約束で、この馬鹿げた芝居を演じている」
「そんなんでこの後、魔柔がほんとに仲間になるの?」
「ああ、なるさ。あそこには魔柔の天敵がいる」
「天敵?」
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