突発スタンドコンテストスレ

303：新手のスタンド使いかッ！？：2012/02/11(土) 23:59:43: その憎しみは、『ウィルス』に宿る。

不定形な極小のスタンド群は、インフルエンザウィルスの一種にその身を宿すと、
季節風とともに拡散･････････男の持つ理不尽な怒りを、いくつかの牧場に撒き散らした。
幸か不幸か、人はこのウィルスに感染しなかった。
犠牲となったのは、家畜の中でも特にストレスに弱い存在、『豚』である。
感染した『豚』達の多くは命を落としたが、生き残った種はウィルスと共存し、進化していく。
彼らは次第に本能を克服していくと、『ある目的』を強く意識するようになる。
やがて、各地の畜産場で『豚』が居なくなる事件が多発･･････
目撃者の話では、彼らが二足歩行で鍵を開けていたと語ったが、当時は誰も取り合わなかった。
数ヶ月後、『岐阜県南部』の街で『豚』が民家を襲う。
それは次第に北上していき、やがて悲劇は『岐阜』全土に至るようになる。

１年後、とある病院で豚と人間の混血児が誕生。
被害者は最初の事件で『豚』に強姦された県民女性であった。
豚と人の混血児『オーク』の出産は、その月だけで３０００件にも及んだ。

３年後、県議員に『オーク』第一世代が当選する。
５年後、『豚肉』の流通が県内で禁止となる。
８年後、『オーク保護法』の可決。
１２年後、岐阜県における『人のニ足歩行の禁止条例』発足。
１５年後、岐阜県における純粋な人間の数が２００００人以下となる。
２０年後、岐阜県から純人（オス）が１００匹をきる。
２１年後、岐阜県における純人の呼称を『ヒト』と改名。
２４年後、『ヒトの家畜免許』の登場。
２９年後、『ヒト』の輸入開始。
３０年後、『ヒト肉』の流通開始。
４０年後、『ヒトインフルエンザ』で畜産家が悩まされる。
５０年後、『ヒト』との交尾がアダルトビデオのマニアック棚に並ぶ。

こうして━━━━━━━━━人類の支配する岐阜県は滅んだ。
だが今では豚の支配する途上国として、立派に成長している。

『ラブ＆ピース！ハッピーオーク・オーケストラ！』
パワー：Ｅ　スピード：Ｅ　射程距離：Ａ
持続力：∞　精密動作性：Ｅ　成長性：Ａ

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