したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

フリーミッション『知略、』

632エピソード2:『ウォリアーズ』:2009/11/24(火) 00:54:21
【5−5−1】

「……そっちから来てくれる、って事はなさそうネ」

僅かな間、『チキンフット』は『ファントム・キラー』を『観察』し、『分析』する。
『トリッキー』な『カウンター』が『ファントム・キラー』の持ち味だ。
自分から仕掛けるよりも相手の攻撃をしのいでの『カウンター』が
『ファントム・キラー』の基本戦法だろう。
更に現在の状況ならば『タイムリミット』さえ来てしまえば
『ファントム・キラー』の勝利は確定するのだ。
むしろ待たない理由が無い。

「ふひひひひひひひひひいぃぃぃぃぃぃ
陽炎の戦友と踊る真っ赤な夜の火鉢のためにぃぃぃぃぃぃぃ」

ゆらゆら揺れる『ファントム・キラー』。彼を覆う蜃気楼のようなモヤが
彼の中の『正体』を隠しており、凝視してやっとどこに居るか判別出来る。

「やるしか…ないか」

『チキンフット』は意を決したように、自らの背後にある『棚』から
『逃げる』ように脛の『鶏足』を操作する。そうする事で、
自分は前方………………『ファントム・キラー』の方へと突進していく。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板