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フリーミッション『知略、』
339
:
エピソード2:『ウォリアーズ』
:2009/10/14(水) 23:02:55
【1−1−2】
しかし。
ヒットしたかと思うと『質量』のない『空振り』
まるで『幽霊』でも相手しているような『違和感』を覚える『MR.A−Z』。
実際、『ファントム・キラー』は何のダメージも受けていないようだ。
「うぉぉぉぉぉまえはぁぁぁぁ
だめだなァァァァァァァァァ」
そして、のらりくらりと『MR.A−Z』の攻撃を無効化してきた
『ファントム・キラー』だったが、突如、『迎撃』に出た。
がぁああありッッッ
『シンプル』な攻撃だ。『ファントム・キラー』は
『MR.A−Z』の頭部に顔を近づけ、一気に『噛み千切った』。
ポロリポロリと地にこぼれる『MR.A−Z』の『頭部』の機械的な『パーツ』の数々。
「うぉれはぁぁぁぁ うぉれじしんのうぉまえかぁぁぁぁぁぁ??
うぉまえをくらって うぉまえはうぉれになるのかぁぁぁぁぁ」
ニヤリ。
笑う『ファントム・キラー』に『MR.A−Z』はたまらず距離をとろうとする…が。
グシャリッ
『追撃』。
『MR.A−Z』の『右腕』に『ファントム・キラー』の爪が厳粛に食い込む。
なんとか距離をとるものの、『頭部』と『右腕』……ダメージはけして軽くはない。
「……………………」
『MR.A−Z』は自らの『スタンドパワー』を充足させるべく、『精神』を統一させる。
自らの身体に『パワー』が漲ってくるような感覚を覚えたが、
さきほど噛み付かれた『頭部』と『右腕』にはとても『集中』できそうもなかった。
「単調ナ攻撃ハ 『希望』サレテイナイ………ソウイウ『認識』デ ヨロシイデスネ?」
相手の不可解な『言動』と『攻撃無効』の『謎』が、『MR.A−Z』の戸惑わせている。
『腹部』付近の『調子』が酷くおかしいのは、この相手と対峙する事が
予想以上の『エネルギー』の『浪費』を招いているせいだろう。
に ぃぃ ぃぃ ぃぃ ぃ。
『ファントム・キラー』が勝ち誇ったような笑みを浮かべ、
『MR.A−Z』ににじり寄ってくる。
「ふひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」
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