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【二日目】スタンドコンテスト・ネタ部門【崩壊】

48『弓道』:2004/12/19(日) 22:47


  『吉祥マサル君の日常』



    〜〜 第一話  おはよう  〜〜

 毎朝8時きっかしの目覚まし時計が部屋に鳴り響く。
 昨日は夜更かしをしてなかったのが幸いして勝は母親が二階へ怒鳴りに
 くるまえに目覚ましのスイッチを切ることができた。
 次郎がいつものように口を舐めに尻尾をふってやっている。
 「ぐっすり眠っちゃったなあ。
  珍しく自分から降りていけば母さん驚くぞ。」
 勝はベットから出て、学校行きの服に着替えた。

 タッタッタ。
 一階の洗面所にまず寄り、顔と歯を磨く。
 顔を洗って歯を磨くって表現だろうけど、こういいがちなのは勝のクセだ。
 「おはよー」
 勝が新聞をポストから取り、リビングに行くと、
 そこには朝ごはんを作っている母、紀子がいた。

 『ムギィ』

 ・・・・母親はすでに自動操縦型のスタンドだった。
 脚部が大きな鹿のような足に生え変わっており、周辺では
 すでに息絶えた父、ヒロシの肢体が横たわっている。
 「なにかわからんが・・・・ヤバイッ!『キング・アーサー』ッ!!」
 
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!

 『キング・アーサー』の戦闘能力はパス精AAB。
 母だった物体は成すすべもなく壁へと吹っ飛び、激突する。
 「まだだな・・・・・・・・・・『掴み取った』生命反応はまだ鼓動を続けている。」 
 勝が危惧した通り、母だった物体は再びその鹿のような足に力を貯める。
 愛犬の次郎は側で震えっぱなしでいる。


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