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灼眼のシャナ&A/B 創作小説用スレッド

119ラスト:2004/10/03(日) 19:59
「ねえねえオガタ。ミサゴ祭り一緒にいかない?」
「ゴメン!アタシはその日、やらなきゃいけない大切なことがあるの」
「大切なこと?」
「そうなの。昔、弟みたいな子に教えられた気がするの。『欲しいものは奪ってでも手に入れる。どんなに困難でも』って。だからミサゴ祭りで勝負するの」
「?ふ〜ん。よくわからないけど、しゃーないか。オガタは決めたら意地でもまげないから」
「うん。ゴメンね」
比較的仲がよいクラスメートが緒方の机から離れていった。彼女は緒方にミサゴ祭りの誘いを断られたため、別の友人を誘う真っ最中。その様子を横目で見ていた緒方は内心申し訳ないことをした、と反省しつつも決心をより一層深いものにした。
ミサゴ祭りで田中に告白するんだ。もう決めたから。
うだるような暑さに負けじと、緒方はひとり燃えていた。
季節は夏。学校の外ではミサゴ祭りの準備で賑わっていた


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