したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

2001年度千葉県立青葉中学校3年1組プログラム

2いち:2016/08/31(水) 18:40:37 ID:UODiT7AQ
1.バスの中

2001年5月30日午前6時。
黒崎純(男子7番)はぼんやりと外の景色を眺めていた。太陽が昇っているのを、純は見ていた。
「純、何ぼっとしてるんだよ。」
声をかけたのは彼の親友の藤岡貴史(男子17番)だった。
「貴史か。何もすることがなくて景色を眺めてたんだ。」
「まあ確かに何もすることがないな。ところで、あとどれくらいで着くんだ?」
「3時間くらいはかかるみたいだな。」
「マジかよ・・・」
そして2人の後ろで友達の相川大介(男子1番)と松原陽介(男子18番)が顔をのぞかせこちらを見ていた。
大介はかなり明るくて社交的な性格だ。陽介はクールなイメージがある。
「2人とも何の話してたんだ?」
大介が興味を持ったように聞く。
「京都まであとどれくらいで着くのかなって思ったからそれに着いて話していたんだよ。」
「俺この時間退屈だから他の奴と話する!」と大介は後ろの席に座っている伊藤慎一(男子3番)と滝川良樹(男子11番)と話を始めた。慎一はバスケ部に所属していてクラス一身長が高い。良樹はテニス部に所属している。2人が所属しているグループは男子の体育会系グループで他にも野球部で坊主頭の石岡正(男子2番)、ハンドボール部で筋肉質の沢村勇(男子9番)、慎一と同じバスケ部の谷村正和(男子12番)、陸上部でクラスの男子で1番背が低い東海寺圭吾(男子13番)がいた。
純が横を見ると、そこには井口遥香(女子1番)、片桐蘭(女子4番)、北川真理(女子5番)、園村皐月(女子10番)、藤沢歩美(女子16番)が穏やかに話していた。
この女子グループは穏やかな感じなので純も比較的話しやすかった。
そして純は時計を見た。午前6時55分を指していた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板