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2001年度千葉県立青葉中学校3年1組プログラム

18いち:2016/09/15(木) 00:04:47 ID:UODiT7AQ
4.ルール説明

純はぞっとした。まさか自分達があのプログラムに選ばれるとは思っていなかったからだ。
「おっと、自己紹介がまだだったな。俺の名前は三条大和だ!皆、よろしくな!」
三条大和と名乗った男は黒板に彼の名前を書いた。
開けっぱなしのドアから男性3人が入ってきた。
「今入ってきたのは兵士の神谷、杉田、中村だ。」
三条はそう言って続けた。
「じゃあ今から、このプログラムのルール説明をするぞー!」
純は三条を怪訝そうな目で見ていた。それは隣に座っている貴史もそうだった。
「先ほども言った通り、君達は最後の1人になるまで殺し合いをしてもらうぞ。期間は3日間だ!もし最後の1人になったら家に帰れるだけでなくほぼ一生涯生活の保障が約束される上に総統閣下直筆のサインが送られます!」
別にいーよ、サインなんかと純は思った。
「会場の中ではどんな手段を使ってもいいぞ!ただし、悪魔で生き残れるのは1人だけだからそこは注意してなー。」
クラスがざわめいた。生徒のほとんどが41人が家に帰れず死ぬというのになんて軽々しく言うんだと思っていた。
「そして1つ注意があるぞ。もし誰かが死んで24時間経っても死者が出なかったり3日経っても2人以上残っていたら時間切れになるからそれは避けてくれよー。」
そう言った後、三条は地図を出して
「では次に、会場について説明します!君達がいるのは幻影島という無人島です!電気や水道などは切っています!この中なら君達は何をしてもいいです!」
三条は続けて
「ただし、0時、6時、12時、18時の1日4回定時放送で1回の放送で3ヶ所ずつ禁止エリアを言います!禁止エリアはその場所がそうなるとプログラム終了まで入れない。仮に禁止エリアに入ると・・・」
純はぞっとした。その言葉を聞くと同時に何人かが首輪を外そうとしていた。
「あ、無理に首輪を外そうと爆発するぞー。」
その言葉で首輪を外す手が止まった。
「君達の首についている首輪は防水あり、衝撃耐性あり、発信機能ありのすごく便利な首輪なんだ!ちなみにそれには爆弾があるから爆発すると死ぬぞ。」
純は絶望した。本当に自分達がプログラムに選ばれたということが改めてわかった。

残り42人


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