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79名無しさんは見た?:2003/10/27(月) 22:57
てるてるインタビュー

冬子の少女時代を演じる 田島有魅香

冬子は簡単には落ち込まないんです

冬子は、演じていてすごく楽しいんですよ。元気がよくて明るくて、セットの
中を走り回ったり、男の子と野球したり。自由気ままで、興味を持ったことは
どんどん実行する子です。ミュージカルシーンは、振り付けがなかなか覚えら
れなくて大変でした。でもみんなで歌ったり踊ったりして、楽しかったです。

難しかったのは、カズちゃん(和人)が四国に行ってしまったシーン。大急ぎ
でカズちゃんの家を訪ねると、もぬけのカラで、びっくりするんです。ふつう、
ショックですよね。演じる私としても、そんな場面を想像したら、やっぱり落
ち込みたくなるんですよ。でも演出の方に、冬子はそこまでひどく落ち込まな
いでほしいって言われました。冬子はすごく明るくて、ふつうだったら絶対落
ち込むようなときでも、簡単にくじけたりしない。けっこう平然としている子
だから、そこのところが難しかったです。

冬子はあちこち出歩いて、いろんな人と会ったり話したり、いろんな人の気持
を見ています。前の週(第5週)で秋子が家出したときも、お母ちゃんに対す
る秋子の気持を冬子は気づいて知っているから、ちょっと複雑だったんですよ
ね。ただ明るく元気なだけじゃなくて、視野の広い子なんだな、と思いますね。

たじま ゆみか

1989年生まれ。静岡県出身の中学2年生。映画『ドッジGO!GO!』
(2002年)オーディションで1万1675人の中から主役に選ばれる。ほ
かドラマ<あした吹く風>で天海祐希・杉本哲太の娘役を務めるなど、テレビ・
映画で注目される新人。

80名無しさんは見た?:2003/10/31(金) 00:14
撮影現場 何もかも新鮮
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/zipzap/interview/zi03103001.htm

石原 さとみ(いしはら さとみ)さん

 「うーん、あれですかね」。指で指した先にあったのは、火鉢だった。

 昭和2、30年代、主人公の家のセット内で、「何か見たことがありますか」と尋
ねた。調度や家電製品はどれも旧式で、16歳の少女にとっては、初めて目にしたも
のばかり。

 撮影現場では何もかもが新鮮に映る。大阪は小学校の修学旅行で1度訪れたきり。
話したことのない大阪弁は、撮影前に方言指導を受け、そのテープが今も離せない。

 「僕は特急の機関士で」「ダイアナ」「オンリー・ユー」……。全編に流れる戦後
歌謡の多くも初めて耳にする。ミュージカルシーンで両親役の岸谷五朗や浅野ゆう子
が歌い踊るのを見て、「すごいなあ、本当に楽しそうだな」と感心した。自分で歌っ
た「上を向いて歩こう」は、リメークを聞き慣れていたから、「自分のペースで歌う
ことができた」けど。

 初めて触れた言葉や歌や街のたたずまいに、「活気あふれる時代だったんだ」と思
う。主人公の冬子が新しい時代の息吹を感じ取ったように、清新な空気に大いに触発
されている。

文・近藤  孝  写真・青山謙太郎

[Q&A] 冬子は天然ボケ。似てるのかなあ?

 Q 毎日の撮影はどのような感じですか。(神奈川県・主婦 小町桜さん 35)
 A 私を支えてくれるキャストの皆さんが、大先輩の方々ばかりなので、本当に安
心して演じています。「こんなに楽しい朝ドラ(朝の連続テレビ小説)は初めてじゃ
ないか」と思うぐらい、現場は楽しくて、リハーサルは笑いをこらえるのが大変です。

 Q 冬子はどんなキャラクターだと思いますか。

 A 家族の中で1番明るい子。茶目っ気があって、好奇心旺盛でいろんなことに首
を突っ込んで。天然ボケっていうのかな。私ですか? どうかな、似てるのかなあ。

 Q 学生生活とはどのように両立していますか。

 A 今は朝ドラに集中しています。朝ドラを見てから学校に行くという友だちもい
たので、みんな見てくれるかなと期待しています。

[出演] てるてる家族 (NHK 月―土曜前8.15)

 なかにし礼の小説が原作。大阪のパン屋に生まれた4姉妹の涙と笑いの日々を、明
るいタッチで描く。成長した姉妹を演じるのは、冬子役の石原のほか、上原多香子、
紺野まひる、上野樹里。現在ナレーションを担当している石原本人の出演は、11月
14日から。

[プロフィール] 石原 さとみさん

 1986年12月24日生まれ、東京都出身。ホリプロのスカウトキャラバン・ピ
ュアガール2002でグランプリ獲得。今年4月、映画「わたしのグランパ」でデビ
ューを果たし、ドラマ「窓を開けたら」(NHK)に主演。CMでも活躍中。趣味は
クラシックバレエ。

81名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:47
============================ ネタバレ注意 ============================
第7週 11/10(月)〜11/15(土) 演出=榎戸崇泰

夏子、スケートをやめる 失意の底から華麗に転身!

スケートのジュニア選手権で成績1位になった夏子。だが、年齢規定に満たな
い参考選手だったため、優勝から除外されてしまう。悔しさのあまりスケート
をやめた夏子に、芸能界入りの話が持ち上がる!

春子(滝裕可里)と並んでスケートに打ち込み、最近めきめきと上達してきた
夏子(櫻谷由貴花)。年齢既定を満たしていないにもかかわらず、全日本ジュ
ニア選手権に参考選手として出場できることになった。リンクの上で実力を出
し切った夏子はみごと成績1位となり、大喜びする。だが、その場であらため
て発表された正式順位に、夏子の名前はなかった。参考選手の夏子は順位対象
外だったのだ。結果に納得できない夏子は、猛烈な勢いで審査員席までリンク
を滑っていき、泣きながら抗議する。ふだんおっとりした夏子が闘志をむき出
しにする姿を、観客席の冬子(田島有魅香)たちは、ただ見守るしかなかった。

そして、そんな夏子を観客席から見つめる、もう一人の人物がいた。彼こそ、
後日、照子(浅野ゆう子)のもとを訪ね、夏子に芸能界入りの話を持ち込む、
梅田グランド劇場の斉藤(伊藤正之)だった。

第37回(11月10日(月))

昭和35年、夏子(櫻谷由貴花)は全日本ジュニア選手権に出場する。成績1
位とアナウンスされ、大喜びするが・・・。

第38回(11月11日(火))

年齢規定に満たないために優勝を逃した夏子は深く傷つき、もうスケートはし
ないと言う。春男(岸谷五朗)は、ふさぎ込む夏子を励まそうと、土手に連れ
だす。

第39回(11月12日(水))

照子(浅野ゆう子)のもとを、梅田グランド劇場の斉藤(伊藤正之)が訪ねて
くる。リンクで夏子の演技を見てスカウトに来たのだ。

第40回(11月13日(木))

夏子は、スケートをやめ、芸能界に入ると宣言。オーディションを受け、多数
の受験者の中から、一番で合格する。

第41回(11月14日(金))

デビューへ向けて、夏子のレッスンが始まった。初舞台の日、照子たちは、そ
ろって劇場に足を運ぶ。

第42回(11月15日(土))

昭和37年の冬休み。春子(紺野まひる)、秋子(上野樹里)、冬子(石原さ
とみ)は、店頭でクリスマスケーキ売りを手伝う。

82名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:51
夏子、芸能界のスポットライトの中へ

梅田グランド劇場の斉藤にスカウトされた夏子は、芸能界を目指すと宣言。
家族の応援のもとオーディションにも合格し、昭和35年、舞台デビューする。
スケートリンクから劇場へ、夏子が鮮やかに舞台を移す今週(第7週)は、家
で口ずさんでいた流行歌から、舞台上の劇中歌まで、さまざまな歌と踊りが
披露される。

♪証城寺の狸囃子

作詞=野口雨情 作曲=中山晋平

♪可愛い花

作詞=音羽たかし 作曲=Sidney Bechet 歌=ザ・ピーナッツ

♪虹の彼方に

作詞=E.Y.Harburg 作曲=Harold Arlen

♪ルイジアナ・ママ(成長した夏子(上原多香子)が歌う)

作詞・作曲=Gene Pitney 訳詞=漣健児 歌=飯田久彦


いよいよ登場!

そして物語は昭和38年正月へ

夏子が舞台を重ねるとともに、月日が流れ、姉妹たちも成長。今週(第7週)
は、ドラマの冒頭、岩田家が晴れ着姿で勢ぞろいした場面に、いよいよ物語が
追いつく。四姉妹のこれからをお楽しみに!

83名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:56
てるてるインタビュー

夏子の少女時代を演じる 櫻谷由貴花

喜怒哀楽の激しさは夏子と似ています。

このドラマのオーディションを受けたとき、たとえ小さな役でも出られたらい
いな、と思っていました。そうしたらこんな主要な役に決まって、泣きそうな
くらいうれしかったです。

夏子は、すごく華やかで明るい役。私も明るい性格なので、自然に演じること
ができます。でも笑顔の場面が多いと同時に、夏子は、泣く場面も多いんです
よ。春子姉ちゃんが母親の照子さんにしかられて、スケート靴を取り上げられ
るシーンでは、夏子も春子といっしょに泣いてしまいます。喜怒哀楽の激しい
性格なんですね。私自身、喜怒哀楽が激しいので、その点で似ているなと思い
ます。

だから、ジュニア選手権で優勝から除外になって、夏子が審判員に食ってかか
る場面は、夏子の悔しい気持がよくわかります。一生懸命頑張って認められた
結果だったのに、正当に評価されなかったんです。もし自分が同じ立場に立っ
たら、きっと夏子と同じくらい怒りを感じると思います。

その後、夏子は芸能界を目指し、舞台で歌うことになります。私も歌うのは好
きなんですけど、ドラマに出てくるのは当時の歌なので、今とは歌い方も違っ
て、難しいですよね。収録のときには、間違えないかなと思って、緊張しまし
た。

さくらたに ゆきか

1988年生まれ。大阪出身の中学3年生。デビュー映画『ごめん』(2002年)
で、第24回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。来春公開予定の崔洋一監督
作品『クイール』に、主演小林薫の娘・渡辺美津子役で出演している。

84名無しさんは見た?:2003/11/03(月) 22:34
♪イースト菌の歌

おいら町のイースト菌
みんなが寝てる間にせっせと働く
小麦のあの娘に恋をして
汗水たらしていっしょに添い寝
あの娘の幸せふくらめば
おいらは黙って消えるのさ
パイバイキン バイバイキン
バイ菌とちゃう
おいらはあくまでイーストよ

85名無しさんは見た?:2003/11/11(火) 00:26
============================ ネタバレ注意 ============================
第8週 11/17(月)〜11/22(土) 演出=榎戸崇泰

第43回(11月17日(月))

冬子(石原さとみ)は、同級生が昼食時に量産の安いパンを食べているのに気
づく。家業を助けるため学校でパンを売ろうと、冬子は一計を案じる。

第44回(11月18日(火))

学校での商売が先生に見つかり、春男(岸谷五朗)にしかられた冬子。しかし
意外にも照子(浅野ゆう子)に援護される。さらに学校からも、正式にパン販
売を依頼された。

第45回(11月19日(水))

全日本選手権で3位にも入れず、落ち込む春子(紺野まひる)。遠征先で倒れ、
緊急入院する。照子は、春子に無理をさせた自分を激しく責める。

第46回(11月20日(木))

春子の入院は長引く。ある日春子の着替えを病院に届ける途中、春男は道端で
うずくまる和服姿の女性(真矢みき)を見かける。

第47回(11月21日(金))

春男が病院まで送り届けた女性は、岩瀬かおるという浄瑠璃の師匠だった。一
方、春子が退院し、スケートの練習を再開する。

第48回(11月22日(土))

浪利(杉浦太陽)に誘われ、人形浄瑠璃を見にいった冬子。大いに感銘を受け、
浄瑠璃に興味を持つ。


注目の1曲

♪いつでも夢を

作詞=佐伯春夫 作曲=吉田正 歌=橋幸夫・吉永小百合

人気女優とスター歌手のデュエットが話題を呼んだ。昭和37年の大ヒット曲。
いつのまにやらペアルックになった弘子(森口博子)と松本(桂小米朝)の2人
が手に手を取って。

86名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 00:18
家の中に波乱の予感・・・?

昭和38年の岩田家。長女・春子(紺野まひる)と次女・夏子(上原多香子)
はスケートと舞台に忙しく、三女・秋子(上野樹里)は成績優秀。末っ子の
冬子(石原さとみ)だけは、ごく普通の中学生活を送る、相変わらずの日常を
過ごしていた。

だが、そんな岩田家の平穏を破る出来事が起こる。ハードな練習を重ねていた
春子が遠征先で倒れ緊急入院。4か月も入院しなければならなくなった。

一方、春子の入院をきっかけに、お父ちゃんの春男(岸谷五朗)にも異変が起
きた。病院に行く途中出会った美しい未亡人に、幻惑されてしまうのだ。家族
の目を逃れ、春男はその女性と急接近。やがて照子(浅野ゆう子)に浮気がバ
レて、近所も巻き込む大騒動に・・・!順風満帆だった岩田家の波乱の幕開け。
さらに家族をとりまく時代の風も、温かくはなかった。

家の外から押し寄せる荒波

時は東京オリンピック開催の前年。時代は、高度成長期を迎えていた。昭和
34年の皇太子ご結婚を機に、多くの家庭にテレビが普及。「テレビ」はもは
や珍しい存在ではなくなり、それとともに、喫茶店「シャトー」は「テレビジ
ョン付き」という神通力を失いつつあった。

一方、岩田製パン店も安泰ではなかった。大手パンメーカーの機械化が進んで
密封包装された大量生産のパンが出回るようになり、小規模店の経営にも影響
を与えていたのだ。「団地族」「カギっ子」ということばが生まれたのもこの
時代。冬子の通う中学でも、共働き家族の子の弁当代わりとして、大量生産の
安価なパンが重宝されるようになってくる。

ライフスタイルが大きく変化しつつあった時代。岩田家の物語は新展開を見せ
始めるのである。

87名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 00:19
石原さとみ、上原多香子から教わったアレ NHK「てるてる家族」登場
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_11/g2003111110.html

 女優、石原さとみ(16)が、主演のNHK朝の連続テレビ小説「てるてる
家族」(前8・15)に14日放送回から登場する。石原は10日、東京・渋
谷区の同局内で会見し「役の明るさと家族に対する優しさを見てください」と
アピールした。

 4姉妹の末っ子役。大阪での撮影が続いており、二女役の上原多香子(20)
には「お好み焼きとかゴハンのおいしいお店をたくさん知っているので、連れ
てってもらっている」と楽しそう。「芸能界のこととかお肌のことも教えても
らってます」と笑った。

 やや視聴率が伸び悩む同番組だが、同局では「石原さんが登場してくれば上
がるはず」。起爆剤となるか?

88名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:18
てるてるインタビュー

四女冬子 石原さとみ

冬子が夢のスタート地点に立ちます。

冬子の夢とこれから

冬子はごく普通の中学生。才能あふれる姉たちと違い、特別な夢はまだない。
その冬子も家のパンが売れ行き不振と聞けば、じっとしていられない。学校で
パンを売ろうと思いつき、ユニークなアイデアで成功させる。ひらめきを即実
行に移す行動力は、お母ちゃん譲りだ。そして春子の入院をきっかけに、自分
の夢を探し始める。その道の先は・・・?

8週から9週目は、春子姉ちゃんが入院したりお父ちゃんが浮気したり、もめ
事が続発します。この9週目の最後で冬子が「上を向いて歩こう」を歌うシー
ンは、いろんな思いが込み上げて、演じていて心に残った場面ですね。脚本に
はただ「歌う」とあるだけで、冬子の心情やどんなふうに、とは書かれていま
せん。いろいろ起きたあとなので、これまでのことを思い出しながらいろんな
気持を込めて、ゆっくり歌いだしました。演出の方の指示もあって、歌の終わ
りのほうでは明るく、これからも前向きに頑張ろう、っていう雰囲気になりま
した。そのまま「来週もきっと天気になあれ」というせりふが、いつもナレー
ションの代わりに入るので、最後は空に向かって明るく言えるように、だんだ
ん盛り上げていったんですよ。「今のよかったよ」って演出の方がOKを出し
てくださったときは、ほっとしました。

この時期に冬子は、自分の夢を探し始めますが、そのきっかけになったのは、
春子姉ちゃんの入院でした。倒れるほどつらい思いまでして、どうして春ちゃ
んが頑張れるのか、冬子は不思議に思うんです。すると春ちゃんが「自分の太
陽は自分のなかにしかあらへん。冬ちゃんもきっと、そのために頑張りたいと
思う、自分だけの太陽が見つかるはずや」って言ってくれます。そのあと退院
した春ちゃんがスケートリンクで踊る姿を見ながら「私にはどんな太陽がある
んだろう」って、冬子は思いをめぐらします。自分も夢を持ちたいという気持
が膨らむんですね。冬子が夢のスタート地点に立つので、ぜひ見てもらいたい
場面です。

いしはら さとみ

1986年生まれ、東京都出身。ホリプロタレントスカウトキャラバン・ピュ
アガール2002グランプリ。2003年映画『わたしのグランパ』のヒロイ
ン役でデビュー。ドラマ<窓を開けたら>で主演を務め、みずみずしい演技で注
目される。今回、2036人の応募者のなかから冬子役を射止めた。

♪上を向いて歩こう

作詞=永六輔 作曲=中村八大 歌=坂本九
(第9週に登場予定)

89名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:19
てるてるインタビュー

長女春子 紺野まひる

春子はスケートとともに成長していきます

春子の夢とこれから

相変わらずスケート一筋の春子には、福島美希、大橋久仁子という強力なライ
バルがいた。全日本選手権で、どうしてもこの2人に勝つことができず、伸び
悩む。その壁を打ち破ろうと無理な練習を重ね、急性肝炎でダウン。4か月も
入院することになってしまう。オリンピックという夢を追う春子に、その後も
試練の時が続く。

春子は本当にスケートづけで、映画を見たり喫茶店でお茶を飲んだりという、
普通の高校生らしい時間はなかったと思うんですよ。私自身も宝塚に入ったこ
ろは必死で、ほかのことに費やす時間もなかったですし、隔離された世界とい
う意味では似ているかもしれませんね(笑)。

ただ舞台と違ってスケートは級や点数がある分、春子はきつかったと思うんで
す。4か月も入院したら、筋肉も落ちるし感覚もにぶるし、入院したときはつ
らかっただろうと思います。でもその間独りで考える時間を持つことで、成長
した部分もあったんじゃないでしょうか。早く滑りたい、私はやっぱりスケー
トが好きなんやってあらためて認識することもあっただろうし、この挫折を経
て、春子は一回り大きくなったと思うんです。スケートの技術面にとってはマ
イナスだったかもしれないけれど、内面のかっとうを通して人間的に豊かにな
ることで、芸術的な表現は豊かになったのかもしれない、と思いますね。

病室で冬子に「下町の太陽」を歌うときの春子は、「冬ちゃんもきっと自分の
太陽を見つけられるよ」とお姉ちゃんぶって言いながらも、「私の太陽のため
に頑張ろう」って、自分にも言い聞かせている部分が、きっとあったと思いま
すね。壁にぶつかっても頑張れるのは、やっぱりスケートが好きだから。挫折
も含め、スケートとともに日々成長していく春子を、どうぞ見守ってください。

こんの まひる

1977年生まれ、大阪出身。1994年4月宝塚音楽学校入学。1996年
初舞台を踏む。2002年2月宝塚雪組娘役トップに。同年9月、宝塚を退団。
連続ドラマの出演は今回が初めて。12月4日から退団後の初舞台『天国の本
屋』でヒロイン役を務める。今後さまざまな分野での活躍が期待される。

♪下町の太陽

作詞=横井弘 作曲=江口浩司 歌=倍賞千恵子
(第8週登場予定)

90名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:20
てるてるインタビュー

次女夏子 上原多香子

誰かがいるから頑張れる、その思いを強くしています

夏子の夢とこれから

華やかな舞台の世界にはばたいた夏子。しかしデビューして3年を迎え、当初
の新鮮さも薄れてきた。向上心は相変わらずだが、1、2曲のソロ曲のほかは
いつもスターを盛り立てる役に甘んじ、今のままでいいのか、心のなかに迷い
が生じ始める。そんな夏子に東京進出の話が持ち上がり、大きな転機が訪れる。

夏子は、日ごろはけっこうおっとりしていて、周囲とはテンポがちょっと違い
ます。でも何か情熱を向けていることに対してはまっすぐで、自分でこうと決
めたら、とことんやるという性格です。少女時代にスケートをやめたときも、
夏ちゃんはそこまで考えていたんだと、周囲がびっくりするような意志の強さ
を見せていましたよね。

四姉妹の中でも、口には出さないけれど、お母ちゃんに見てもらいたいという
気持が人一倍強いのが夏子です。もちろん歌うことが好きで、テレビに出て有
名になりたいという気持はあるけれど、テレビの向こうに自分を見てくれてい
る人がいる、ということが、夏子にとっては大きな励みになっているんです。

ドラマの後半、夏子は東京の芸能界で頑張ることになります。私自身、歌手に
なるために沖縄から東京に出てきましたが、ドラマの当時は今のように簡単に
行き来もできないし、電話もなかなかできなかったと思うんです。あんなにぎ
やかな大家族からたった一人で東京に行くのは、相当な決心だったと思います。
芸能界も、もっと雲の上のような存在で、芸能人になることに、今では想像も
できないようなプレッシャーがあったと思います。それでも頑張れたのは、夏
子が一人じゃない、家族が応援してくれてるんだと思えたからこそだと思いま
す。このドラマを見て、誰かがいるから頑張れることのすばらしさを思い出し
てもらえたらうれしいですね。

うえはら たかこ

1983年生まれ、沖縄県出身。SPEEDとして1995年から活動。
2000年グループ解散後は、アーチストとして女優として、映画・ドラマ・
CMに出演、幅広く活躍を続けている。SPEEDのメンバーが再結集した
「Save the Children」プロジェクトの集大成として、オリジナルアルバム
「BRIDGE」が11/27(木)発売予定。

♪可愛いベイビー

作詞・作曲=DonStirling-BillNauman 訳詞=漣健児 歌=中尾ミエ
(第9週に登場予定)

91名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:20
てるてるインタビュー

三女秋子 上野樹里

いっぷう変わったキャラクター秋子のマンボに注目してください

秋子の夢とこれから

家事をよく手伝うしっかり者の秋子は、受験勉強に専念。独自の考えを持ち、
「特別な何かを目指すより、普通に生きることに情熱を傾けたい」と言って、
照子をめんくらわせる。そんな秋子が熱中しているのが、マンボを踊ること。
さらに、松本書房で芸術家肌の男性と出会い、とっぴな行動で周囲を驚かす。

秋子は、年齢に関係なく知的な人にあこがれてしまう、ちょっと変わったとこ
ろがあります。少女時代、安西千吉さんの即席めんの研究に心を奪われて家出
しましたが、成長した秋子も、芸術家ふうの米原さんという人に恋をして、ま
た周囲を驚かす行動に出るんです。

まじめで成績もすごくいいんですけど、唯一の趣味として、マンボを踊る。こ
のマンボが見どころだと思います。独りで考えすぎて煮つまったり、むしゃく
しゃしてきたときに、踊るんです。ストレス発散法が、マンボなんですね。

いっぷう変わった独自の世界を持っている秋子は、いつも一歩引いたところで
周囲を見渡しています。お父ちゃんが浮気して食卓の雰囲気が気まずくなった
ときも、秋子はそれに気づいて、なんとかその場の雰囲気を変えようとするん
です。秋子は自分でも意識していないところで、自然と家族全体のバランスを
とろうとしている気がしますね。悩みがあっても、人に相談せずに独りで解決
するんでしょうね。自分で気持をコントロールしているんだと思います。

秋子は、精いっぱい当たり前に生きていこうとします。「今は中学生だから勉
強をする」というように、今自分に与えられている役割に対して誠実に、とい
うのが、秋子の考え方なんですね。春子や夏子のように何か特別なことに挑戦
するわけじゃないけれど、一生懸命普通に生活する秋子の生き方にも、また別
の魅力を発見してもらえたらなと思います。

うえの じゅり

1986年生まれ、兵庫県出身。2002年月曜ドラマシリーズ<生存〜愛する
娘のために>でドラマ初出演。『チルソクの夏』(2003年)で映画初出演後、
続いて『ジョゼと虎と魚たち』にも出演(12月公開予定)。2004年には
初の主演映画、矢口史靖監督の『スウィングガール』の公開も予定され、今後
の活躍に注目が集まる。

♪マンボNo.5ほか

作曲=PEREZ PRADO
(随時登場)

92名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 22:30
挿入歌「ブルースカイ・ブルー」に込められたメッセージ

昭和40年代を中心に数々のヒット曲を世に送った、なかにし礼と宮川泰の
ゴールデンコンビが、番組挿入歌で復活!週に1回程度、随時、ドラマのエン
ディングを飾っているこの曲は、宮川泰作曲の番組テーマ音楽に、原作者なか
にし礼が作詞したもの。さわやかな余韻を残す軽やかなハーモニーに、思わず
口ずさんでしまう人も多いのでは?

親しみやすい歌詞からシンプルに伝わってくる「夢見る力をいつでも持って
ほしい」というメッセージに、あらためて耳を傾けてみたい。

♪ブールスカイ・ブルー

作詞=なかにし礼 作曲=宮川泰 歌=RYTHEM

ブルーブルー スカイブルー
ブルースカイ ブルーブルー
青空曇り空 雨降る涙空
どんな空にも 希望が流れる
心にお日様を 唇に歌を
今日もなにか いいことが
羽があったらいいな
(ブルースカイ ブルースカイ)
空を翔べたらいいな
(ブルースカイ ブルースカイ)
あなたも夢を見るなら
大きなほうがいいかも
夢見る力で人は
(あなたも 私も 誰でも)
なにかに なれる
ブルースカイブルー
ブルーブルーブルーブルースカイブルー

注目!収録CDが11/19(水)に発売!

「ブルースカイ・ブルー」RYTHEM
(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ 税込み1020円)

リズム
新津由衣・加藤有加利の高校生2人組コーラス・ユニット。ことし5月に
「ハルモニア」でデビュー。作詞・作曲も手がけ、さわやかな世界観と透明感
あるハーモニーで注目される。

93名無しさんは見た?:2003/11/17(月) 22:40
============================ ネタバレ注意 ============================
第9週 11/24(月)〜11/29(土) 演出=高橋陽一郎

最近、春男(岸谷五朗)の様子がおかしい。ひんぱんに寺井理髪店に通って散
髪し、工場でもそれまで縁のなかった浄瑠璃の一節を、鼻歌で歌っている。実
は浄瑠璃の師匠・岩瀬かおる(真矢みき)の家に、注文のケーキを届ける名目
でこっそり上がり込むようになっていたのだ。2人の仲は、商店街でももっぱ
らのうわさ。工場でも辰造(でんでん)と喜介(有園芳記)が、かっこうの話
題にしていた。「最近よくケーキの注文受けるやろ。あの家が怪しいと思うん
や」と辰造。ところがその背後には、いつのまにか照子(浅野ゆう子)が仁王
立ちしていた・・・。

照子に問いつめられ、浮気を白状する春男。平謝りするが、照子は怒りのあま
り口を閉ざし、その場を立ち去るのみだった。

さて一方、浄瑠璃を習ってみたいと思った冬子(石原さとみ)は、佐藤(大村
崑)から話に聞いた浄瑠璃の師匠の家を、1人で訪ねていく。ところがその師
匠こそ、春男の浮気相手のかおるだった。冬子は何も知らずに師匠の家の門を
たたくが・・・。

今週(第9週)は春男の出来心が波紋を広げ、岩田家に嵐が吹き荒れる!

第49回(11月24日(月))

照子(浅野ゆう子)は体の不調を自覚しながらも、夏子(上原多香子)の舞台
のレッスンに熱中していた。一方商店街は、春男(岸谷五朗)と浄瑠璃の師匠
・かおる(真矢みき)のうわさで持ちきりになる。

第50回(11月25日(火))

辰造(でんでん)と喜介(有園芳記)が寺井(九十九一)の店で、春男のうわ
さを聞いてくる。それはついに照子の耳に入り・・・。

第51回(11月26日(水))

照子は店に松本(桂小米朝)や寺井らを集め、みんなの前で春男を問いつめる。
春男は浮気を白状して謝るが、照子は許さない。

第52回(11月27日(木))

かおるが客を装い、突然シャトーに現れる。かおるが帰ったあと、岩田家のこ
とを思う弘子は「こんなことは起きないようにしてほしい」と、春男に懇願す
る。

第53回(11月28日(金))

浄瑠璃を習いたいと思った冬子(石原さとみ)は、何も知らずにかおるの家を
訪ねる。冬子の訪問に驚きながら、かおるは「曽根崎心中」を聞かせる。

第54回(11月29日(土))

照子は春男に、二度と浮気をしないという誓約書を書かせ、仲直りする。7月、
夏子の舞台が始まったある日、舞台そでで照子が倒れる。

注目の1本

007は殺しの番号

1962年イギリス 監督=テレンス・ヤング 出演=ショーン・コネリーほか

現在まで続く「007シリーズ」の記念すべき第1作『ドクター・ノオ』が、
『007は殺しの番号』という邦題で昭和38年に日本公開。先週(第8週)
は寺井理髪店で「石原裕次郎みたいにしてほしい」と無理な注文をしていた辰
造が、懲りずにイラストを手描きして「ジェームズ・ボンドふう」をリクエス
ト・・・!?

94名無しさんは見た?:2003/11/17(月) 22:41
照子がかおるの家で見たものは・・・?

事情を知らない静子(田島寧子)から、シャトーにとてもきれいなお客が来た、
と聞いた照子。弘子(森口博子)の反応から、かおるのことだと察した照子は、
相手が気になり、こっそりかおるの家まで訪ねていく。ところが、なぜかそこ
に冬子の姿が。照子は冬子に春男の浮気を感づかれたと思い込み、大慌てする
・・・!

95名無しさんは見た?:2003/11/19(水) 22:16
<てるてる家族>のヒロイン石原さとみ初主演ドラマをアンコール放送

ドラマ 窓を開けたら(再放送) 総合11月24日(月)am9:00〜9:45

(平成15年度文化庁芸術祭参加)

脚本=藤岡麻美 演出=三枝健起
出演=石原さとみ、筒井道隆、大輝ゆう、勝野洋輔、南奈央、小林稔侍ほか

主題歌=一青窃「音木箱」

恋人を事故で失い傷心の女子高生・山本うさぎ(石原)は、雪国でそば店を営
む伯父(小林)に預けられていた。店の常連である教師の三沢(筒井)に心を
開いたうさぎは、彼から「マザーツリー」と呼ばれるブナの巨木の話を聞き、
興味を持つ。

「創作テレビドラマ脚本懸賞」第26回入選作の映像化。

96名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:12
============================ ネタバレ注意 ============================
第10週 12/1(月)〜12/6(土) 演出=佐藤譲

絵画の森に迷い込んだ秋子のひと夏の経験

米原というシャトーの客と知り合いになった秋子。絵を描き、芸術論を語る
米原に秋子が急接近し、冬子たち周囲の人をやきもきさせる。そんな折、冬子
が何気なく中身を見た秋子あての手紙に、驚くべき内容が書かれていて・・・!?

照子(浅野ゆう子)が入院したまま、冬子(石原さとみ)たちは夏休みを迎え
た。高校受験をひかえた秋子(上野樹里)は、受験勉強をしながらシャトーの
手伝いをする毎日だ。ある日、店にやってきた米原(近藤芳正)という男性客
が、ノートに秋子の顔をスケッチしていた。興味を持った冬子が頼んで見せて
もらうと、秋子の顔はピカソの絵のようにデフォルメ(誇張)されている。冬
子と弘子(森口博子)は「女の子の顔をこんなにひどく描くなんて」と大憤慨。
ところが秋子ひとりは、前衛的な絵画だと言って感動する。米原からそのノー
トの切れ端をもらった秋子は、絵の裏に「芸術とは生活自体である」という走
り書きを見つけ、彼に興味を持つ。

数日後、再びシャトーを訪れた米原は「僕の絵を気に入ってくれたお礼に」と
言って、秋子に1冊の芸術の本を貸してくれた。部屋でその本を見ていた秋子
は、ページの間に、はがきが1枚はさまっているのに気づく。秋子ははがきを
返すため、そこに書かれた住所を頼りに、彼のアパートを訪ねていく。

一方、冬子は、机の上にあった秋子あての封書の中身を何気なく読んでしまう。
書き出しはラブレターのようだったが、最後には、脅迫めいたことばが書かれ
ていて・・・!?

第55回(12月1日(月))

照子(浅野ゆう子)の手術が終わり、冬子(石原さとみ)たちは病院にてるて
る坊主と風鈴を持っていく。一方、春男(岸谷五朗)はきちんと話をつけに
かおる(真矢みき)の家に行く。かおるは「結婚を考えている相手がいる」と
明かす。

第56回(12月2日(火))

照子不在の夏休み、四姉妹はなんとなく気が引き締まらない。ある日シャトー
に現れた米原(近藤芳正)という客が、秋子の肖像画を描いていた。秋子はそ
の大胆にデフォルメされた前衛的な絵画に感激する。

第57回(12月3日(水))

冬子は部屋で見つけた秋子あての手紙を読んでしまう。一方、秋子は、米原が
貸してくれた本のなかに、未投かんのはがきを見つける。

第58回(12月4日(木))

秋子が訪ねた米原の部屋は、彼の描いた絵であふれていた。秋子がはがきを渡
すと、米原はそれを投かんしてほしいと頼む。一方、冬子が再び見つけた秋子
あての手紙に、秋子が絵のモデルになったと書かれていたことから、岩田家で
は大騒ぎになっていた。

第59回(12月5日(金))

秋子は絵の具だらけになって家に戻る。心配した冬子は、浪利(杉浦太陽)も
連れ、秋子について米原の部屋を訪ねる。すると、東京から来た米原の妻と娘
が、玄関から出ていくところだった・・・。

第60回(12月6日(土))

照子は突然、冬子に宝塚歌劇団に入らないかと勧める。数日後、照子が退院。
岩田家では、工場の職人たちも勢ぞろいして退院を祝う。

注目の1品 8ミリ

8ミリが映し出す家族の幸せ

昭和30〜40年代、動く映像記録のエースは「8ミリ」だった。今のホーム
ビデオのように気軽には買えなかったが、子どもの成長や運動会などの行事で、
家族の姿を収めるのに、8ミリは活躍したのである。今週(第10週)は秋子
と冬子、浪利の3人が訪ねた米原のアパートで、8ミリ映写機とフィルムを見
つける。機械好きの浪利が、カンバスをスクリーンにして8ミリフィルムを映
す場面に注目したい。

97名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:12
秋ちゃんがモデル!? 謎の絵画でひと騒動

今週(第10週)は秋子あての封書を冬子が勝手に読んだことから、騒動が起
こる。その手紙には秋子が万引きしたと書かれ、冬子は驚くが、数日後、冬子
が見つけた2通目の手紙が、さらに波紋を広げる。そこには、秋子が絵のモデ
ルになったと書かれていた。冬子が部屋にあったカンバスの表を何気なく見る
と、それはピカソの絵のようにデフォルメされてはいたが、まぎれもない裸婦
像だった!

98名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:13
カンバスに向かう秋子の課外授業

秋子が訪ねあてた米原の部屋は、彼の描いた色彩豊かな絵画でいっぱいだった。
米原は本職の画家ではないが、学生のころ画家を目指していたのだ。米原が秋
子に貸した本は、岡本太郎の「今日の芸術」。昭和29年に出版されたベスト
セラーで、当時の画家志望の若者たちに、大きな影響を与えた。画家を目指し
ていた米原も、きっと学生のころに出会い、繰り返し読んだに違いない。「芸
術は、才能じゃない。生きる力そのものなんです」と熱く語る米原に心を動か
され、秋子もまたカンバスに向かい、思いのままに絵の具を塗りつけていく・
・・。夢中で絵を描く秋子の表情は、子どものころのように輝いていた。

99名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:13
自分を理解してくれる人を秋子も探しているんです

秋子役 上野樹里

秋子はちょっと変わっていて、家族にあまり理解されていないところがありま
す。悩みがあっても1人で解決しようとして、考えすぎて煮つまってマンボを
踊りだしたりするから、周囲から「秋ちゃん何考えてるんやろ」と思われてし
まうんですね。

その秋子が、自分のことをわかってもらえるかもしれないと思った相手が、米
原さんだったのだと思います。米原さんや即席めん開発の安西千吉さんみたい
に、ちょっと変わった志を持つ人に秋子がひかれるのは、きっと共感できる人、
話のできる人を求めているからだと思うんです。今週(第10週)は、そんな
秋子の心の動きにも目を向けてもらえたらうれしいですね。

100名無しさんは見た?:2003/11/24(月) 02:42
放送塔から(読売新聞2003年11月23日)

朝ドラの歌と踊り好評

戦後復興期に四姉妹を育てた夫婦の物語、NHK朝ドラ「てるてる家族」が
佳境に入ってきた。これまでに29通のお便りをいただいき、好感22通、
批判7通。全体の数は少ないが、まずは好評といっていいだろう。

好感22通の中で半分の11通が、番組中で歌われる曲に親しみや懐かしさを
感じている。

「ヒットした歌がミュージカル風に組み込まれ、物語の年代が分かりやすい。
つい一緒に口ずさみ、自分もドラマの一員になっている」と、千葉市・無職・
○○○○○さん(68)。

当時を知らない世代にも受けている。秋田市・主婦・○○○さん(26)は
「今までのドラマと大きく違うのは歌と踊りです。ドラマの中に吸い込まれて、
一緒に踊り出したくなります」というのだ。

「おしん」のような感動がないとの批判があった。この歌や踊りを挿入する新
機軸にも一因があるかも知れない。が、おおむね支持を得ているようだ。

歌も懐かしいが、子供に英才教育を施す母親(浅野ゆう子)が懐かしい。私も
幼児期にバイオリンを習ったが、おとなしくけいこが出来ず、たちまち親の夢
を打ち砕いた。苦い思い出。

専門委員・河村常雄

101名無しさんは見た?:2003/11/25(火) 22:02
関ジャニ錦戸亮が朝ドラレギュラー
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-030924-0018.html

関西ジャニーズJr. の錦戸亮(18)が、29日スタートのNHK朝の連続
テレビ小説「てるてる家族」にレギュラー出演することになり24日、同大阪
放送局で抱負を語った。同局によると、ジャニーズタレントが朝ドラに出演す
るのは89年「青春家族」のSMAP稲垣吾郎以来、14年ぶり2人目。錦戸
はヒロイン石原さとみ(16)の相手役として、12月16日放送分から登場
する。役柄のパン職人の衣装にふんして現れた錦戸は「料理は得意。焼きそば
ですけど…(笑い)。今度、パン作り覚えたら、家でも作ってみたい」と抱負
を語った。

102名無しさんは見た?:2003/11/26(水) 23:36
石原さとみ“一日タカラジェンヌ”に大満足 NHK朝ドラ「てるてる家族」
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_11/g2003112613.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(月−土曜前8・15)の収録
が25日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。石原さとみ(16)扮するヒロ
イン、岩田冬子が宝塚音楽学校へ入り、卒業公演である「文化祭」に出演する
シーンで、現役タカラジェンヌ31人も特別出演。宝塚メークに緑の袴姿で舞
台に立った石原は「すごく貴重な経験でした」とすっかりタカラジェンヌに成
りきっていた。

 朝ドラが宝塚のステージに登場だ。この日収録されたのはヒロイン、冬子が
中学を卒業後、入学した宝塚音楽学校で2年間レッスンを積み、卒業公演であ
る「文化祭」へ臨む場面。

 実際の音楽学校生と同じバウホールでバレエ、日舞、芝居など本格的な文化
祭が再現された。このシーンには同歌劇団宙組の入団4年目以下の若手スター
31人が出演。異色の共演が実現した。

 タカラジェンヌの正装である「緑の袴」姿で現役生に混じって「宝塚わが心
の故郷」を合唱した石原は、「舞台もやったことがないのに。朝ドラに出演し
ていなければ、こんな貴重な体験をすることはなかった。本当に楽しかった」
と“初舞台”に大感激した様子。

 先月中旬から特訓を開始した、先日、宙組公演を初観劇も果たした石原。
「華やかでゴージャスでした。トップさん(和央ようか)の大きな羽もすごか
った。大階段もあるんだー、と思って本当に格好良かった。出待ちする人の気
持ちもわかります」。

 共演した現役生からは「歩き方、扇の持ち方などいろいろ教えてもらいまし
た」といい、「でも、私は成績が悪い設定なのでそれだけは助かりました」と
笑わせた。

 歌劇団は、この日の収録用に演出家の正塚晴彦氏が特別に「芝居」を書き下
ろし、入学、卒業式シーンでは音楽学校生本科生が出演するなど、時代考証を
含め制作面で全面強力した。

 冬子のモデルとなった原作のなかにし礼氏夫人で歌手、いしだあゆみ(55)
の実妹、由利子さんも昭和43年に同校に入学し、45年に卒業。同期にはト
ップスターとなる麻実れいや歌手の小柳ルミ子らがいる。由利子さんは卒業後、
宝塚歌劇団には入団せず、芸能界へ。ドラマ上では冬子は家業のパン製造業を
継ぐため、歌劇団へは入団しないが、石原は“一日タカラジェンヌ”に大満足
だった。この日の模様は来年2月10、11日に放送される。

103名無しさんは見た?:2003/11/27(木) 00:49
============================ ネタバレ注意 ============================

12/1(月)〜12/6(土) 第10週(第55回〜第60回)

照子(浅野ゆう子)の入院中、秋子(上野樹里)は米原(近藤芳正)という男
と知りあう。絵を描いている米原に、秋子はひかれていく。一方、秋子あての
手紙をこっそり読んだ冬子(石原さとみ)は、脅迫まがいの内容に慌てる。

12/8(月)〜12/13(土) 第11週(第61回〜第66回)

照子に宝塚を目指すように勧められた冬子は、進路に迷う。一方、オリンピッ
ク代表の選にもれた春子(紺野まひる)は、気分転換に歌声喫茶に出かける。
そんな折、夏子(上原多香子)に東京進出の話が持ち上がるが・・・。

12/15(月)〜12/20(土) 第12週(第67回〜第72回)

冬子の幼なじみ・和人(錦戸亮)が池田を再訪。岩田製パン店で、住み込みで
働くことになる。和人を前に、冬子は「私は宝塚を目指している」と口走る。
そんななか、岩田製パン店は学校給食の仕事が打ち切りになり、窮地に陥る。

12/22(月)〜12/27(土) 第13週(第73回〜第78回)

冬子は、工場長の辰造(でんでん)に戦争で生き別れになった妻と娘がいるこ
とを知り、ないしょでラジオ番組にはがきを書く。ラジオを聞いた家族から連
絡があるが、辰造は余計なことだと怒り、工場を辞めて出ていこうとする。

104名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:49
============================ ネタバレ注意 ============================
第11週 12/8(月)〜12/14(土) 演出=福井充広

夏子ねえちゃんの東京行きにお父ちゃんが猛反対!

舞台の仕事に行き詰まりを感じていた夏子。そこへ降ってわいたように東京進
出の話が持ち上がり、夏子は東京行きを決意する。その夏子の前に、春男の猛
反対という障壁が立ちはだかる。

梅田グランド劇場で夏子(上原多香子)がデビューして、約4年。夏子は舞台
での仕事に、漠然ともの足りなさを感じ始めていた。

そんなある日、劇場の斉藤(伊藤正之)が、照子(浅野ゆう子)を訪ねてくる。
大阪での仕事は今度の正月公演を最後にして、東京に出て、本格的にスターを
目指さないかと言うのだ。思いがけない話にとまどいながらも、照子が夏子に
話を切りだすと、現状に迷っていた夏子は、すぐに東京行きを決意する。

だが、この東京行きに、春男(岸谷五朗)が猛反対。どうしてもと言うなら、
勝手に出ていけと突き放し、夏子の説得に耳を貸そうともしない。そんな春男
に、夏子も思わず、「お父ちゃんなんかもう知らん。私は勝手にする」と言っ
てしまう。心ならずも2人は、対立してしまうのだが・・・。

第61回(12月8日(月))

照子(浅野ゆう子)に宝塚に行くよう勧められた冬子(石原さとみ)は、進路
に迷う。オリンピック代表に選ばれなかった春子(紺野まひる)は、練習をさ
ぼり、映画館に入り浸る。

第62回(12月9日(火))

春子を心配する照子に頼まれ、冬子は春子の行動を見張っていた。そのころ、
シャトー梅田店の照子のもとを、斉藤(近藤正之)が訪ねてくる。

第63回(12月10日(水))

春子と冬子は田中コーチ(樋口浩二)に連れられ、歌声喫茶に入る。一方家に
残っていた夏子(上原多香子)は、受験勉強する秋子(上野樹里)の部屋で暇
つぶしをしていたが・・・。

第64回(12月11日(木))

照子は夏子に、斉藤から打診された東京行きの話を切りだす。夏子はすぐに賛
成するが、春男(岸谷五朗)が猛反対。春男と対立する夏子をヨネ(藤村志保)
が自分の部屋に呼ぶ。

第65回(12月12日(金))

春子は夏子を歌声喫茶に連れていく。夏子に会いにきた斉藤と照子、また冬子
と春男もその店に向かう。

第66回(12月13日(土))

歌声喫茶で夏子の歌を聞いた春男は、東京行きを認める気持になる。秋子が志
望校に合格した昭和39年春、夏子は東京に出発した。

105名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:50
今週(第11週)の注目 歌声喫茶

春子が気分転換に足を運び、夏子も連れていった「歌声喫茶」。
昭和30年代、東京・新宿に生まれ、やがて全国的なブームを呼んだ。歌唱指
導者が中心になり、アコーディオンなどの生演奏で、見知らぬ客どうしが合唱
する。人々のいこいの場として、人気を集めたのだ。全盛期には、全国に200
軒ほどの店があったと言われている。店ごとに特色ある歌集を用意していて、
ロシア民謡を中心に、世界の民謡から唱歌、童謡まで、幅広いジャンルの歌が
歌われた。また「北上夜曲」をはじめ、歌声喫茶から流行歌が生まれることも
少なくなかったという。

登場予定曲
♪カチューシャ
♪悲しきカンガルー
♪一週間
♪トロイカ
♪スリコ

歌唱指導者 辰子(大西ユカリ)

バイタリティーあふれる歌唱指導者として、ドラマに登場する辰子。ダイナミ
ックな歌声と、頼りない田中との絶妙の掛け合いで、客たちを引きつける。辰
子を演じるのは、ゴスペルと昭和歌謡を融合させた新しい音楽で人気を呼んで
いる、大西ユカリ。グループ「大西ユカリと新世界」のボーカルとして活躍し
ている。10月に発売されたCD『六曲入』や、インタビューやライブの様子
を収録した書籍『続・情熱の花』も好評発売中だ。

106名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:50
夏子の歌声に春男は佐世保での記憶をよみがえらせる

落ち込む夏子をなぐさめようと、春子は夏子を歌声喫茶に誘う。夏子が歌声喫
茶のステージに上がるこの場面は、今週(第11週)のクライマックスだ。

舞台とは違い、みんなで合唱する解放感に、夏子も沈む気持をひととき忘れ、
楽しんでいた。そこへ東京のレコード会社の人に夏子を会わせようと、照子が
店にやってくる。歌唱指導を務める田中のはからいで、夏子はステージで1曲
披露することになった。

そのとき、冬子に連れられ、春男が店に入ってきた。春男の姿に気づいた夏子
は「何でも好きな歌を」と言われ、歌いだす。その歌声に、春男ははっとする。
それは赤ん坊の夏子が重い肺炎にかかり、奇跡的に助かったとき、照子が未来
への希望を込めて歌っていた、あの歌だったのだ。

春男はじっと耳を傾けていたが、夏子が歌い終わると静かに店を出てしまう。
夏子の思いは、お父ちゃんに届いたのだろうか・・・。

107名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:51
思いを込めたセンチメンタル・ジャーニー 夏子役 上原多香子

夏子はこれまで、明確に家族と向き合う場面はありませんでした。家族と離れ
て東京へ行くことを決めた今週(第11週)は、夏子と家族のかかわりが描か
れています。演じていて、お父ちゃんの深い愛情やお母ちゃんの一生懸命さが、
あらためて自分のなかにしみこんでくるように感じました。

「センチメンタル・ジャーニー」を歌うシーンは、伴奏なしで夏子が歌い始め、
その声にピアノがついてきます。私の歌から始まるところなので、収録のとき
は緊張しました。私自身は赤ちゃんのときの夏子のエピソードを知っているわ
けですが、それを想像でしか知らない夏子の立場で、彼女の思いが伝わるよう
に歌わなければならない。そこが難しかったですね。

♪センチメンタル・ジャーニー
作詞=Bud Green 作曲=Les Brown & Ben Homer

108名無しさんは見た?:2003/12/09(火) 01:28
============================ ネタバレ注意 ============================
第12週 12/15(月)〜12/20(土) 演出=小島史敬

帰ってきたカズちゃん岩田家に住み込む!

子どものころに四国に引っ越してしまった、幼なじみの和人(錦戸亮)が、
突然シャトーに現れる。池田に戻り、岩田製パン店に住み込みで働くことにな
っったという。実は、お父ちゃん(岸谷五朗)が冬子(石原さとみ)をびっく
りさせようと、ないしょで話を進めていたのだ。働きながら学校へ通うという
和人を前に、冬子は「私は宝塚を目指す」と宣言。早速バレエと声楽のレッス
ンを始める。そんななか、長年請け負っていた学校給食の仕事が打ち切りにな
り、岩田製パン店は窮地に陥る。

第67回(12月15日(月))

夏子(上原多香子)と付き添いの照子(浅野ゆう子)は東京へ。プロダクショ
ンの社長(ミッキー・カーチス)にあいさつしたあと、斉藤(伊藤正之)の家
を訪れる。

第68回(12月16日(火))

冬子(石原さとみ)の幼なじみの和人(錦戸亮)が池田に帰ってきた。冬子は
驚きながらも大歓迎。一方、静子(田島寧子)が佐世保に帰らなければならな
いと、弘子(森口博子)に打ち明ける。

第69回(12月17日(水))

宝塚を目指すと宣言した冬子は、照子にもその決意を話す。一方、学校給食会
から呼びだされた春男が、ただならぬ様子で帰宅する。

第70回(12月18日(木))

岩田製パン店は、学校給食の委託を打ち切られてしまう。そんななか、冬子は
看護師長・久世(絵沢萌子)の紹介でバレエ教室を訪ね、レッスンを始めるこ
とにする。

第71回(12月19日(金))

静子が、店を辞め佐世保に帰りたいと、照子と春男に話す。そこへ恒夫(松尾
敏伸)が現れ、いっしょに佐世保に行くと言う。

第72回(12月20日(土))

冬子は、家業の助けになりたいと、もち入りのパンを考案。工場で試作しても
らい、試食するが・・・。

注目! 桑原和人(錦戸亮)

にしきど りょう
1984年生まれ。大阪出身。関西ジャニーズジュニアのユニット「関ジャニ8」
として活動。2003年9月に新グループ「NEWS」を結成。11月には
『NEWSニッポン』でCDデビューした。

109名無しさんは見た?:2003/12/09(火) 01:28
じれったい2人の恋を弘子があと押し!

今週(第12週)は、ひそかに恋をはぐくんでいた静子と恒夫に危機が訪れる。
母親の看病のため、静子が佐世保に帰らなければならなくなったのだ。煮えき
らない2人に、じれったくなった弘子は、このまま静子を帰したらかわいそう
だと、恒夫にくぎをさす。もとはと言えば、自分のほうが先に恒夫に好意を持
っていたのだが・・・。そんな思いもちらりとのぞかせつつ、純情な2人の恋
を、先輩として応援。そんな弘子の活躍に注目したい。

110名無しさんは見た?:2003/12/10(水) 02:34
「てるてる家族」和気あいあいの池田市ロケ
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200312/gt2003120908.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(月−土曜前8・15)のロケ
が大阪・池田市で8日行われ、ヒロインの石原さとみ(16)や、紺野まひる
(26)、浅野ゆう子(43)らが参加し、エキストラ170人とともに和気
あいあいと演技した=写真。
 この日は最終ロケ。長女・春子(紺野)がスケートでグルノーブル五輪出場
を決め、街を挙げてみんなでお祝いするシーンなどを収録した。

 エキストラは全員地元の池田市から集めたといい、寒風が吹く中も、現場は
実ににぎやか。石原は「久々のロケが楽しくて、きょうはテンション上がって
ます」と終始ゴキゲン。
さらに「今は芝居をできるだけで幸せ。芝居と人間を磨いて、みなさんが見て
くれるような作品になればうれしいです」と話していた。

 また、紺野も「実の家族よりも、この家族といる時間の方が長いので、絆が
深まった感じがします。みなさんの期待にこたえて頑張ります」と、残りのス
タジオ収録に意気込みを見せていた。

 この模様は2月5日に放送予定

111名無しさんは見た?:2003/12/10(水) 02:35
てるてるファミリー“アツアツ”勢揃い
http://www.nikkansports.com/osaka/wak/wak-09-et01.html

 NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(月〜土曜午前8時15分)の大阪・
池田市ロケが8日行われ、ヒロイン石原さとみ(16)の“ファミリー”が勢ぞ
ろいした。ドラマ舞台の池田ロケは6月以来。長女・春子役の紺野まひる(26)
が五輪出場を決め、地元へがい旋するシーン(来年2月5日放送)などを収録
した。

 この日の同地区最高気温は10度前後だったが、出演者の熱気が寒風を吹き飛
ばした。喫茶店「シャトー」店員役の森口博子(35)が、書店の主人役で出演
している桂小米朝(44)と“熱愛宣言”。小米朝が「風のウワサでは2人にロ
マンスが芽生えるとか」と言うと、森口も「私生活では味わえない恋の予感を
楽しみたい。照子さん、いや浅野さんにも分けてあげたい」とのろけた。

 これに対抗し、石原は錦戸亮(19)と、三女・秋子役の上野樹里(17)は
杉浦太陽(22)と「いい仲になる」と予告。熱〜い“てるてるファミリー”は
寒さ知らず !?

112名無しさんは見た?:2003/12/13(土) 02:05
============================ ネタバレ注意 ============================
第13週 12/22(月)〜12/27(土) 演出=榎戸崇泰・佐藤譲

工場長の心に戦争の傷あと その家族捜しに冬子が奮闘

工場長に、戦争の空襲で生き別れになった妻と娘がいることを知った冬子。
工場長を家族に会わせたいと、冬子はないしょでラジオ番組にはがきを書く。
そのはがきがラジオで読まれ、さらに、家族だという人から連絡があるのだが
・・・。

日本が高度成長に酔っていた昭和39年。その時代もまだ、戦後をひきずって
いる人は少なくなかった。工場長の辰造(でんでん)もその1人。冬子(石原
さとみ)は、風邪で寝込んだ辰造から、空襲で生き別れになった妻と娘がいる
ことを聞く。「昔のことは忘れた」と言いながら、古い家族の写真を今も大切
に持っている辰造。冬子はその家族を見つけようと奮起し、辰造にないしょで、
ラジオ番組に歌のリクエストはがきを出す。そこに辰造のことを書き、ラジオ
で読んでもらおうというのだ。ところが、冬子の善意の行動が、辰造の思わぬ
怒りを招くことに・・・。

第73回(12月22日(月))

シャトーがオリンピック放送に盛り上がるなか、辰造(でんでん)は風邪で寝
込んでいた。冬子(石原さとみ)は辰造の部屋で、空襲でゆくえ知れずになっ
たという家族の写真を見つける。

第74回(12月23日(火))

喜介(有園芳記)と辰造が、岩田製パン店を辞めると言いだす。冬子は、辰造
の家族を見つけたいと本気で考え始め、辰造のことを書いたはがきをラジオ番
組に出す。

第75回(12月24日(水))

冬子のはがきがラジオで読まれ、後日、ラジオ局から電話がある。辰造の家族
らしき人から連絡があったという。だが、事情を聞いた辰造は、喜ぶどころか
激怒する。

第76回(12月25日(木))

突然店を出ていこうとする辰造。そこに、知香子(松本麻希)という女性が現
れる。ラジオを聞いて訪ねてきた、辰造の娘だった・・・。

第77回(12月26日(金))

冬休み、夏子(上原多香子)の事務所の招待で、照子(浅野ゆう子)と冬子、
秋子(上野樹里)は東京に夏子の舞台げいこを見にいく。

第78回(12月27日(土))

喜介が店を辞める日がやってきた。喜介は「てるてるパン」をアレンジした
パンを焼き、披露する。

113りな:2003/12/13(土) 20:11
http://www.uradouga.com/

114名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:03
岩田製パン店の「イースト隊」解散!

先週(第12週)、恒夫(松尾敏伸)が店を辞めて佐世保に行ってしまったの
に続き、今週(第13週)は、喜介と工場長の辰造までもが、岩田製パン店を
去ることになる。表向きは個人的な事情が理由だが、学校給食の仕事を大手製
パン店に奪われ、経営が苦しくなった店の窮状を察し、みずから身の振り方を
考えたというのが本当だった。

喜介は最後の日に、「てるてるパン」をアレンジし、春夏秋冬の四姉妹にバー
ジョンアップさせたパンを焼く。そのアイデアとセンスに、春男(岸谷五朗)
も、珍しく喜介の才能を認める。そして、もうひとつの喜介オリジナル、
「イースト菌の歌」をみんなで合唱。冬子が子どものときから、いつもそばに
いた職人たちとの別れ。出会いと別れを繰り返し、冬子も少しずつ成長して
いく。

115名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:03
それぞれの旅立ち

●恒夫は佐世保へ

静子(田島寧子)とはぐくんでいた恋を実らせ、佐世保で新生活をスタート。

●喜介は自分の店を開く

文房具店を営む妻の実家で、「ベーカリーきすけ」を開業。

●辰造は専門学校の講師に

朝の早い現役職人がきつくなってきた辰造は、技術指導の講師に。

116名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:04
大阪名物!? てるてるパン

冬子が考案し春男が改良した「てるてるパン」は、店でも好評。それを喜介が
「四姉妹」にアレンジ。日本では前年に発売されたばかりの「コーンフレーク」
でおめかしし、チョコマーブルで色違いの帽子をかぶらせた。喜介が発揮した
思わぬセンスに注目!

頭にのったチョコマーブルがピンク色なのが「冬子」、赤が「春子」、青が
「夏子」、黄色が「秋子」。

「冬子」のおなかの中には、いそべ焼き。モチモチした食感と、おなかにたま
る満足感が魅力。「春子」には大福もち、「夏子」にはクリームチーズ、
「秋子」にはサツマイモが入っている。

117名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:04
岩田製パン店の“主役” パン作りの舞台裏

<てるてる家族>では、全大阪パン協同組合が監修として、出演者のパン作りを
指導するほか、ドラマの中で使用するパンも用意している。「てるてるパン」
が登場する収録日、同組合常務理事の花岡秀敏さんは、4〜500個のてるて
るパンを焼き、スタジオに運び入れた。当時と現代では、パンの製法も変わっ
ている。原料が豊かになったことや、機械が発達したことが原因だ。ドラマで
使うパンは、当時に近い製法と配合で、なおかつ俳優が演技上食べても問題な
いよう、おいしく作られているという。編集担当者も味見したが、パンそのも
のにほんのりと素朴な甘みがあり、しょうゆ味のもちとの相性が絶妙だった。
また、俳優が丸めたりこねたりするパン生地は、ほうっておけば発酵が進んで
しまう。収録本番で扱いやすい最適な状態に保つため、冷蔵庫に入れたり、適
当なタイミングでこねるなど、目が離せない。

118名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:30
============================ ネタバレ注意 ============================
第14週 1/5(月)〜1/10(土) 演出=本木一博

家族の喜びの陰で東京の夏子は道に迷う

昭和41年3月、冬子(石原さとみ)は宝塚音楽学校の受験を間近にひかえ、
レッスンに集中していた。大学生の春子(紺野まひる)は2年後のオリンピッ
クを目指し、この春高校3年生になる秋子(上野樹里)は、大学を目指して受
験勉強を開始。東京で頑張る夏子は、テレビにも顔を出すようになり、そんな
夏子を見ることが、家族みんなの楽しみだった。予想外の冬子の宝塚合格に続
き、夏子(上原多香子)がテレビコマーシャルに出るという知らせが届き、岩
田家には喜びがあふれる。だが、その夏子が東京でホームシックにかかり苦し
んでいることを、家族の誰も気づかなかった。

コマーシャル撮影の日、たくさんのてるてる坊主を作り、夏子の成功を祈って
いた照子(浅野ゆう子)は、なぜか胸騒ぎを覚える。照子は東京の夏子に会い
に行く決意をするが・・・。

第79回(1月5日(月))

宝塚音楽学校受験本番の朝。冬子(石原さとみ)は、他人を気にせず自分らし
く頑張ればいいと、春子(浅野ゆう子)に励まされる。

第80回(1月6日(火))

冬子は1次試験に合格し、2次試験に進む。そして、春子のお下がりのワンピ
ースを着て受けた面接試験で、「私の夢は人を楽しませること」と話す。

第81回(1月7日(水))

秋子(上野樹里)と合格発表を見に行った冬子は、掲示板に自分の名前を見つ
け大喜び。受験会場で友達になった麻子(木内晶子)も合格していた。

第82回(1月8日(木))

夏子(上原多香子)がテレビコマーシャルに出演することになり、照子は契約
のために東京に向かう。久しぶりに会う夏子に、照子は家の事情ばかり話し、
夏子の悩みに気づかない。

第83回(1月9日(金))

コマーシャル撮影の日、成功を祈っていた照子は、胸騒ぎを覚える。そのころ
東京の夏子は、撮影現場から姿を消していた。

第84回(1月10日(土))

斉藤(伊藤正之)からの電話で、夏子がいなくなったことを聞いた照子は、今
から東京に行くと言う。だが、翌日は、冬子に参列すると約束した、宝塚の入
学式だった。

今週の注目

バラエティー全盛時代 夏子もコントに挑戦!?

駆け出しの歌手である夏子は、当時全盛のバラエティー番組に、準レギュラー
として出演していた。そこで短いコントを演じたり、バックで歌ったりしなが
ら顔を覚えてもらい、自分のレコードを出すチャンスを狙うのだ。でも、生ま
れつきおっとりした夏子には、どうもコントのセンスがないようで、少々苦戦
気味。夏子の奮闘ぶりを見守りたい。

119名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:44
============================ ネタバレ注意 ============================

1/5(月)〜1/10(土) 第14週(第79回〜第84回)

昭和41年春、冬子(石原さとみ)は宝塚音楽学校を受験する。周囲の予想に
反し、みごと合格。期待していなかった照子(浅野ゆう子)も張り切る。その
ころ東京では、夏子(上原多香子)が、ホームシックにかかっていた。

1/12(月)〜1/17(土) 第15週(第85回〜第90回)

冬子は宝塚音楽学校に通い始める。厳しい指導のもと、新しい仲間と充実した
日々を送る。一方、最近食欲のないヨネ(藤村志保)を心配し、春男(岸谷五
朗)が病院に連れて行く。ヨネはそのまま検査入院することになるが・・・。

1/19(月)〜1/24(土) 第16週(第91回〜第96回)

宝塚の定期試験で、優秀な麻子(木内晶子)とは対照的に、理江(橘実里)と
冬子はビリを争っていた。一方、春子(紺野まひる)はスケートに集中できず、
練習をさぼってしまう。厳しくしかる照子に、春子は激しく反発する。

1/26(月)〜1/31(土) 第17週(第97回〜第102回)

苦手なバレエの授業で落第しそうになった冬子は、麻子たちに特訓してもらう。
冬子は、感謝の気持を込めてパンを焼き、学校に持っていく。一方、国体に優
勝した春子は、恋人の岡谷(川岡大次郎)を正式に家族に紹介するが・・・。

120名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 00:52
>>118
>宝塚音楽学校受験本番の朝。冬子(石原さとみ)は、他人を気にせず自分らし
>く頑張ればいいと、春子(浅野ゆう子)に励まされる。

春子(浅野ゆう子) → 春子(紺野まひる)

121名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:05
冬子の新生活

●冬子の新しい仲間たち

・立川麻子(木内晶子)
将来男役トップまちがいなしの優等生

・吉沢理江(橘実里)
冬子がビリを争う友達。劣等感が強い。

・安達京子(竹中絵里)
冬子のあこがれの本科生。

●冬子は宝塚でも劣等生!?

宝塚でも、成績はビリから数えたほうが早い冬子。声楽やダンスの授業でも、
先生に注意されてばかり。それでも持ち前の明るさで、仲間に愛されていた。

●気になる2人の仲は?

製パン店の住み込み職人として、和人が冬子とひとつ屋根の下に住む。幼なじ
みの2人の仲はどうなる?

●冬子初めてのパン作り

音楽学校の冬休みに、パン工場の仕事を手伝う冬子。初めてのパン作りに、
充実感と安らぎを覚える。この白衣姿、もしかしたら近い未来に、別の形で
見ることになるかも・・・?

122名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:11
姉妹たちの夢のゆくえは?

●春ちゃんはいよいよオリンピックへ・・・

国体、そして全日本選手権。オリンピック出場選考に影響する大会に挑む春子。
そんな春子に起こる「異変」も見逃せない。

●東京で頑張る夏ちゃんがレコードデビュー

テレビで活躍し、コマーシャルにも出演。レコードデビューもしたけれど・・・。
思いのほか遠いスターへの道に、夏子は苦戦することに。

●受験を勝ち抜き、秋ちゃんは大学生に!

大学生になり、理系に進む秋子は、相変わらずわが道を行く人。そんな秋子に、
なんと懐かしい「あの人」との再会が待っていた!

123名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:22
話題のミュージカルシーン 新年からはこの曲が登場!(予定)

♪ラストダンスは私に
作詞・作曲=モート・シューマン&ドック・ボミュス 訳詞=岩谷時子 歌=越路吹雪

お待ちかねのヨネ(藤村志保)のミュージカルシーン!ダンスのお相手は・・・?

♪君といつまでも
作詞=岩谷時子 作曲=弾厚作 歌=加山雄三

浪利(杉浦太陽)の思いが冬子に届く日はくるのか・・・?

♪こまっちゃうナ
作詞・作曲=遠藤実 歌=山本リンダ

春子がデートに誘われる相手は誰?

そのほか新年の登場予定曲 請うご期待!

♪だまって俺について来い
作詞=青島幸男 作曲=萩原哲晶 歌=植木等

♪恋のフーガ
作詞=なかにし礼 作曲=すぎやまこういち 歌=ザ・ピーナッツ

♪空に星があるように
作詞・作曲・歌=荒木一郎

♪世界は二人のために
作詞=山上路夫 作曲=いずみたく 歌=佐良直美

♪悲しくてやりきれない
作詞=サトウハチロー 作曲=加藤和彦 歌=ザ・フォーク・クルセダーズ

♪ブルーライト・ヨコハマ
作詞=橋本淳 作曲=筒美京平 歌=いしだあゆみ

124名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:44
============================ ネタバレ注意 ============================
第15週 1/12(月)〜1/17(土) 演出=高橋陽一郎

おばあちゃんが入院!家族を襲う大きな悲しみ

宝塚に入学し、張り切って新生活をスタートさせた冬子。そんな冬子の成長ぶ
りを見守っていたおばあちゃんのヨネが、体調を崩し、入院してしまう。検査
のための入院と聞かされていた冬子たちだったが、その病状は予想外に重かっ
た。やがて岩田家に、思いがけない別れが訪れることになる・・・。

第85回(1月12日(月))

宝塚音楽学校に通い始めた冬子(石原さとみ)。苦手だった早起きをし、姿勢
もあいさつも見違えるほど良くなった冬子の成長ぶりに、周囲も目を丸くする。

第86回(1月13日(火))

最近食欲のないヨネ(藤村志保)。心配した春男(岸谷五朗)が、病院でみて
もらうよう勧めるが、ヨネは言うことを聞かない。そんなある日、春男は、
ヨネが佐藤(大村崑)に亡き夫の思い出を話すのを立ち聞きする。

第87回(1月14日(水))

スケートの練習に励む春子(紺野まひる)に、アイスホッケー選手の岡谷
(川岡大次郎)が接近する。一方、春男の説得で病院に行ったヨネは、その
まま検査入院する。

第88回(1月15日(木))

ヨネが手術すると聞き、冬子は早朝、登校途中に病院に行き、ヨネを元気づけ
る。だがヨネの病気は重く、手術したが手遅れだった。

第89回(1月16日(金))

夏子(上原多香子)がヨネに会うため、半日だけ大阪に帰ってきた。約1か月
後、ヨネの容体が急変。春男の妹の滝子(山崎千惠子)も病院にかけつけるが、
夏子は舞台本番で、東京を離れられない。

第90回(1月17日(土))

ヨネを喜ばせるため、冬子は夏子の替え玉になる。病床のヨネの手を握り
「夏子やで」と言うと、ヨネは夏子だと信じたが・・・。

注目の1曲

♪ラストダンスは私に
訳詞=岩谷時子 歌=越路吹雪

照子は、ヨネが夏子の姿を見られるように、病室に小型テレビを持っていく。
入院中のヨネは、そのテレビで夏子の歌う姿を見るのを、ことのほか楽しみに
していた。このときの夏子が歌っているのが、越路吹雪の大ヒット曲。そして
ヨネもまたこの曲で、ミュージカルシーンを披露する。

125名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:45
おばあちゃんありがとう 家族に迫る別れの時

ヨネが四姉妹に残した別れのことば

家族をいつも見守り、支えてきたおばあちゃんのヨネ。今週(第15週)は
そのヨネが、ついに帰らぬ人となる。岩田家に、不意に悲しい別れが訪れる。

危篤状態に陥ったヨネは、うわごとのように夏子の名を呼んでいた。東京で離
れて暮らしていただけに、夏子を思う気持が増していたのだろう。だが、夏子
は舞台本番の真っ最中。大阪に帰ることはできなかった。

そこで浮上した「替え玉作戦」。冬子が夏子の振りをして、ヨネを安心させよ
うというのだ。臨終が迫ったヨネに、冬子は「夏子やで」と声をかける。かた
ずをのんで見守る周囲だったが、すでに意識の遠いヨネは夏子と信じ、周囲は
安堵の息をもらす。冬子が演じる夏子に、「あんたは強い子や。無理したらあ
かんよ」と言うヨネ。そして次々と孫をまくらもとに呼び、別れのことばをか
けていく。やがて、冬子の番が巡ってきた。だが、冬子は夏子として、ヨネの
手を握ったまま・・・。返事に窮し、凍りつく冬子と一同。はたして冬子の返
事は?そして、ヨネが冬子に遺したことばは・・・。

126名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:46
秋子のうそ発見器で冬子の“演技力”をテスト?

夏子に会いたがっているヨネのため、おばの滝子の発案で、夏子の替え玉を演
じることにした冬子。「おばあちゃんが喜ぶなら何でもやる」と請け合う冬子
だが、春子と秋子は「ほんまにバレへんやろか?」と心配でならない。そこで
秋子が取り出したのが、趣味で作った「うそ発見器」。手の皮膚の電気反応で、
うそをついているかどうかわかるのだという。完成させたばかりのこの機械で、
冬子の「演技力」を試してみることに。「あなたはテレビに出ていますか?」
「はい!」「あなたは末っ子ですか?」「いいえ」と、夏子になりきって答え
る冬子。だが、針は大きく振れてしまう・・・。

127名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:47
スケート一筋の春子に異変!?

ヨネが体調を崩していたころ、春子にも異変が起きていた。オリンピックを目
指す春子に、急接近する男性が現れたのだ。岡谷というその男に「君のスケー
トは子どもっぽい。努力と才能だけでは勝たれへん」と言われ、春子はショッ
クを受ける。しかも翌日「あんなことを言ったのは、君のことが好きだから」
と告白され、春子はますます混乱する。

128名無しさんは見た?:2004/01/08(木) 01:07
ミュージカル朝ドラ、“なつメロ”名曲CD「てるてる家族の昭和歌謡アルバム」
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_01/g2004010705.html

朝から歌声が聞こえ、“ミュージカル朝ドラ”ともいうNHK「てるてる家族」
の劇中歌われる“なつかしのメロディー”が「てるてる家族の昭和歌謡アルバ
ム」(ビクターエンタテインメント、税別2381円)としてCD化され、
21日に発売される。

 CDには終戦直後のヒット曲「リンゴの唄」(昭和21年、並木路子・霧島
昇)、「港が見える丘」(22年、平野愛子)、高度成長期の「君といつまで
も」(40年、加山雄三)「恋のフーガ」(42年、ザ・ピーナッツ)など
戦後歌謡史を彩った名曲16曲を収録。

 ヒロイン・冬子役の石原さとみが歌った「ケ・セラ・セラ」(31年、ペギ
ー葉山)や、夏子(上原多香子)の「可愛いベイビー」(37年、中尾ミエ)
など、オリジナルを聞けば、ドラマの場面がよみがえりそう。

129名無しさんは見た?:2004/01/11(日) 09:53
============================ ネタバレ注意 ============================
第16週 1/19(月)〜1/24(土) 演出=城宝秀則

春子がスケートをさぼりお母ちゃんと衝突!

2年後のオリンピックを目指し、稲本コーチ(いしのようこ)の特訓を受ける
春子(紺野まひる)。だが、いまひとつ集中力に欠けていた。原因のひとつに
は、最近つきあい始めた岡谷(川岡大次郎)の存在があったが、本当の理由は
もっと深いところにあった。オリンピック出場最終のチャンスを前に、照子
(浅野ゆう子)の期待を裏切る結果になるのではないかという不安と焦りが、
春子の心を乱し、不安定にしていたのだ。

ある日春子は、練習をさぼり、岡谷の勧めでアイスホッケーに興じる。だが遅
く帰宅した春子に、照子の雷が落ちた。反発する春子と照子は、やがて激しい
口論になり、「オリンピックなんてもともと私には無理やったんやわ」と爆発
する春子を、照子は思わずたたいてしまう。

第91回(1月19日(月))

春子(紺野まひる)は国体に向けて猛特訓。だが練習に集中していない様子を
見て、照子(浅野ゆう子)はやきもきする。春子は照子に秘密で岡谷とデート
していた。

第92回(1月20日(火))

宝塚の定期試験で、冬子(石原さとみ)の成績はビリに近かった。一方、春子
の練習態度を見かねた照子は、大事な時期に何を考えているのかと、激しく問
いつめる。

第93回(1月21日(水))

熱くなる照子に、春男(岸谷五朗)は、春子に自分を見つめる時間を与えてや
るようさとす。冬休みに入った冬子は、工場のパン作りの仕事を手伝う。

第94回(1月22日(木))

春子の行動をあやしんだ照子の頼みで、冬子と秋子(上野樹里)は春子のあと
をつける。春子は岡谷(川岡大次郎)にスケートの悩みを相談していた。

第95回(1月23日(金))

照子は、スケートを続けるかどうかは自分の自由にすればいいと、春子に言う。
照子と話すことで迷いが消え、初心を取り戻した春子は、リンクに帰っていっ
た。

第96回(1月24日(土))

冬休みの間パン工場を手伝っていた冬子は、不思議な居心地のよさを感じてい
た。一方いよいよ国体が迫った春子は、遠征先に向かう。

今週(第16週)の歌

♪空に星があるように
作詞・作曲・歌=荒木一郎

♪恋のフーガほか
作詞=なかにし礼 作曲=すぎやまこういち 歌=ザ・ピーナッツ

照子の目を盗んでのドライブデートで「恋のフーガ」を歌う春子。このほか2
人のデート場所には、山本リンダの「こまっちゃうナ」も登場。一方、幸せそ
うな2人とは対照的に、傷心の浪利(杉浦太陽)が寂しく歌う「空に星がある
ように」には、秋子も声を合わせる。

130名無しさんは見た?:2004/01/13(火) 01:37
「てるてる家族」に橘実里さん出演 NHK朝の連ドラ 19日放送分から
http://www.kiryutimes.co.jp/news/0401/06/culture_01.html

 桐生市出身の女優、橘実里(たちばな・みさと)さん(22)がNHK総合テレビ
で放送中の「朝の連続テレビ小説『てるてる家族』」(午前8時15分〜30分)に
出演する。

 宝塚音楽学校に入学した主人公・冬子(石原さとみ)の同期生、吉沢理江という役
柄。同校で、冬子と最下位争いをするライバルという設定。出演は19日放送分から。

26日から出演増え 卒業式シーンまで

 実里さんによると、入学式シーンなどにも少し顔を出すが、「26日から出演が増
え、30日は絶対に見てほしい」と話している。出演は2月14日の卒業式シーンまで。

 橘さんは資生堂、ソニーのCMなどに起用され、人気に。TBSテレビ「世界ウル
ルン滞在記」、日本テレビ「メレンゲの気持ち」など数多くのテレビ番組に出演し、
その後ドラマでも活躍。2002年にはケイン・コスギ主演映画「マッスルヒート」
にも出演した。

 竹中直人さん、本木雅弘さんらのいる「フロム・ファースト」に所属している。

131名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:29
おばあちゃん、永遠に・・・ ヨネの死が伝える家族のきずな
岩田ヨネ役 藤村志保インタビュー

いざというとき頼れるおばあちゃんのヨネが亡くなり、岩田家は悲しみに包ま
れた。だがこのドラマならではの趣向で、ヨネは死後も登場するのだ。今週
(第16週)は、岩田家になくてはならないヨネを演じる、藤村志保さんに
インタビュー。

ヨネは岩田家の「家守(ヤモリ)」かもしれませんね

ヨネは家族に安心感を与える存在

岩田家は、住み込みの従業員やお手伝いさんがいる、今では珍しい大家族です。
私の演じたヨネは、そのいちばんの年長者として、家族を支える存在だったと
思いますね。もちろん走って動いて引っ張っているのは、息子夫婦ですけれど、
一歩引いたところで、彼らよりも人生を長く生きてきた人間としての知恵みた
いなものが、家族に大きな安心感を与えていたと思います。あるときは照子さ
んの暴走を抑えたりする、ブレーキ役でもあったのでしょう。だからと言って、
それほど口やかましい年寄りではなく、むしろみんなを自由に泳がせて、ここ
ぞというときにきゅっと締める。鍼灸師だからじゃないけれど、それこそ家族
の「ツボ」を押さえていました。東京行きを決めた夏子に息子夫婦の手紙を見
せて「あんたは勝手に生きてきたわけと違います」と話すところや、春男が浮
気したとき、照子さんが入院している間にきちんと相手と話をつけておくよう、
くぎをさしたり。まさに経験ある大人の知恵ですね。

ヨネの臨終のシーンで、亡くなった夫と踊る「ラストダンスは私に」は、本当
に楽しく演じさせていただきました。臨終の場面で踊るなんて、もしかしたら
不謹慎だと言われてしまうかもしれません。けれど、亡くなった夫が迎えに来
て、導かれるようにして、仲よく天国に行ったという象徴なんですよ。臨終の
場面というのは、どうしても暗くなりがちですが、亡くなってもヨネさんは幸
せでいると、見ている人に感じてもらえたらうれしいですね。

困ったときの「ヨネ頼み」

そのヨネが死後も登場します。「困ったときの神頼み」と言いますが、照子に
は、おばあちゃんの声が聞こえたり、姿を現したりする。照子とヨネの2人に
は、それだけの信頼関係があったということでしょうね。実際に原作のモデル
の「照子」さんにお会いしたとき、ご本人も本当のお母さんを好きだったし尊
敬していたと、おっしゃっていました。その気持が、演じる浅野ゆう子さんに
まるで乗り移ったかのように、浅野さんも実に心にしみる演技をなさっていま
した。

132名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:30
指先で血の通いあい

ヨネが臨終のとき、四姉妹それぞれにかけたことばも、端的で本質をついたも
ので、家族を見守ってきたヨネさんならではのせりふだと思いました。例えば
春子は、子どものころから毎朝早起きして、スケートづけの毎日。つらい思い
をしてオリンピックを目指しても、いつかスケートをやめるときがくる。でも
スケートがなくなっても、あんたはきれいでいればいいと、心を軽くするよう
に言うんですね。春子のつらさも頑張りもすべてわかるからこそ、言ってあげ
られるせりふだと思います。

この場面では、最初、夏子の替え玉になった冬子の手を握っていますが、それ
を包むように、春子、秋子が順番に、自分の手を重ねてきます。そこで「春子、
あんたはきれいな子や・・・」とことばをかけるとき、これは画面ではわから
ないと思うけれど、指を1本だけ春子の指に引っ掛けて、ぎゅっと力を込めた
んですよ。そうしたら、春子の指がぎゅーっと握り返してきたんです。次の秋
子も同じでした。孫の手が入れ替わるたび、私の指がその子の指を引っ掛け、
孫たちのほうでも指を絡ませてくる。その瞬間、ほんのわずかにつながる指の
先で、すっと血が通いあうのを感じました。その指と指の呼びあいがどんなす
ばらしい演技よりも大事だということを、今回あらためて実感しましたね。

目には見えない心のつながり

このドラマは、そういう家族の通いあいをすごく伝えてくれる。それにつきる
と思います。ヨネが死後も登場するのは、見えなくてもある、そうした家族の
きずなを表しているのではないでしょうか。見えなくてもおばあちゃんはこの
家にいる、照子さんの相談相手をしている、というね。「アホ」なんてきつい
ことを言いながら、おばあちゃんがちゃんと家を守っている。家の中の「ヤモ
リ」みたいなものかもしれませんね(笑)。ヨネは、冬子の宝塚の入学式に出
かけたとき以外、ほとんど外出していないんですよ。あとは通りに水をまいた
ときと、夏子の東京出発を見送るためにシャトーの表に出たときくらい。それ
以外は本当に、家の中にへばりついていました。そういう意味でも、ヤモリみ
たいですね。だから亡くなっても見えなくなっても、「家守」として登場する
のかもしれません。

ふじむら しほ

神奈川県出身。昭和37年映画『破戒』でデビュー。『忍びの者』シリーズ、
『白い犬とワルツを』、大河ドラマ<太閤記>、連続テレビ小説<ひまわり>、ド
ラマ<温泉へ行こう><向田邦子の恋文>ほか数々の映画、テレビドラマ、舞台に
出演。川崎市文化賞。毎日映画コンクール田中絹代賞受賞。

133名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:30
岩田家の背骨のような存在のヨネが亡くなり、寂しく思う視聴者も多いのでは
ないだろうか。だが、今週(第16週)の放送を見ればおわかりのとおり、
ヨネさんは今後も時折、姿を見せてくれる。若泉久朗プロデューサーによれば
「例えば仏壇の写真が動いたり、また部屋のたんすから出てきたりというよう
な<てるてる家族>ならではの形で登場」するとのこと。これからもヨネの活躍
を楽しみにできそうだ。この展開を最初に提案したという脚本の大森寿美男は
「ヨネさんはいつも一歩引いたところで家族を見守ってきました。死後、時々
顔を出すのも、天国から見守っているのと同じこと。生前と変わらない役割を
担ってもらいました」という。

亡くなっても、生前と変わらず、家族を見守り続ける存在。そこにあるのは
「亡くなって姿は見えなくなっても、心はつながっている」という、このドラ
マのメッセージなのだ。

134名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:03
============================ ネタバレ注意 ============================
第17週 1/26(月)〜1/31(土) 演出=本木一博

学校、やめたらあかん! 宝塚同期生のあつい友情

新学期、苦手なバレエで、居残り練習することになった冬子。同期の仲間の特
訓で、課題をやりとげることができた。だが、劣等感に悩む同期の理江は、学
校をやめると言いだす。一方、国体に優勝した春子が、ついに、恋人の岡谷を
家族に紹介。岩田家に緊張が走る!

冬子、落第のピンチ!?

冬休みが終わり、新学期を迎えた冬子(石原さとみ)。相変わらずバレエが上
達せず、講師からこのままだと落第だと厳しく指導される。翌日までにピルエ
ットの2回転をマスターするように言われ、教室でひとり居残り練習している
と、麻子(木内晶子)たち同期の仲間がレッスン着で現れた。みんなで練習に
つきあってくれるというのだ・・・。仲間たちの根気よい特訓のおかげで、冬
子はみごと課題をやりとげた。

理江ちゃん やめたらあかん!

だが、同期の理江(橘実里)は「学校をやめるかもしれない」と冬子にもらす。
冬子と同じく成績の悪い理江は、才能豊かな同期生に囲まれ、劣等感に悩んで
いた。「スターになれないなら、ここにいる意味がない」と落ち込む理江を、
冬子は必死で励まし、引き止めようとするが・・・。

舞台での活躍を目指して、助けあい励ましあう仲間たち。友情をはぐくみなが
ら、本科生になる冬子の姿が描かれる。

国体に優勝した春子が家族に紹介したい人とは?

一方、オリンピックを目指す春子(紺野まひる)は、いよいよ国体に出場する。
精神的に安定し、気力の充実した春子は、最高の演技をして優勝する。

実は、遠征先に向かう途中で、春子は照子(浅野ゆう子)に「優勝したら会っ
てほしい人がいる」と打ち明けていた。その人とは、ないしょでつきあってい
た岡谷(川岡大次郎)のことだ。優勝を決めた今、ついに岡谷を家に招き、家
族に紹介する時がやってきたのである。

だが、これまで春子と一心同体でスケートの夢を追いかけてきた照子は、岡谷
の存在を簡単には受け入れられない。岡谷を迎えた岩田家は、ぎこちない空気
に包まれる。岩田家に巻き起こる一波乱。今週(第17週)のもうひとつの見
どころだ。

第97回(1月26日(月))

冬子(石原さとみ)は苦手なバレエの授業で、新学期早々しかられるが、同期
の助けで課題をやりとげる。一方、春子(紺野まひる)が国体でみごと優勝を
決める。


第98回(1月27日(火))
冬子は宝塚の仲間に、パンを焼いて持っていく。成績のことで悩む理江(橘実
里)を励まそうと思ったのだが、その日理江は、学校を休んでいた。

第99回(1月28日(水))

日曜日、春子が恋人の岡谷(川岡大次郎)を家に連れてきた。照子(浅野ゆう
子)は2人の交際を許そうとしないが、「春子さんのスケートを応援していき
たい」と言う岡谷の気迫に押される。

第100回(1月29日(木))

春子の真剣な願いに照子がついに折れ、2人の交際を認める。1週間後、宝塚
で卒業記念文化祭が行われ、先輩の衣装替えを手伝う冬子は、初めて本番の緊
張感を味わう。

第101回(1月30日(金))

進級せずに学校をやめると言いだした理江を、冬子は強引に教室に連れていき、
いっしょに練習しようと迫る。同期一同の励ましで理江はやる気を取り戻し、
冬子たちはそろって進級する。

第102回(1月31日(土))

春子は全日本選手権を目指し、秋子(上野樹里)は大学生になっていた。ある
日、シャトーに、懐かしい米原(近藤芳正)が姿を現す

135名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:05
パン作りにかける冬子の思い

冬休み中の練習不足を、講師に厳しく追及された冬子。冬休みの間、ほとんど
製パン工場で過ごしていたのは、先週(第16週)の放送のとおり。バレエの
レッスンは二の次だったのだ。

そんな冬子の居残り練習につきあってくれた仲間に、冬子はお礼のしるしとし
て、パンを焼く。そこには劣等感に悩む理江を、なんとか励ましたいという思
いもあった。理江は父親の反対を乗り越えて宝塚を目指し、東京から出てきた
という。理江の話に、冬子は、東京で頑張っている夏子(上原多香子)の姿を
重ね、自分のパンで理江が元気を取り戻すことを願ったのだ。仲間のためにパ
ンを焼くその心には、おいしいパンで人を喜ばせたいという思いが、芽生え始
めていたのかもしれない。今後の冬子の心の動きにも、注目していきたい。

136名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:05
記者に囲まれる春子の隣に岡谷が・・・

国体に優勝した春子のもとに、新聞記者が集まる。その春子の隣には、岡谷が
寄り添っていた。

記者に囲まれる2人の姿に、声をかけそびれ、立ちつくす照子。春子が自分の
手から離れようとしていることに気づきショックを受ける。

137名無しさんは見た?:2004/01/27(火) 01:27
============================ ネタバレ注意 ============================
第18週 2/2(月)〜2/7(土) 演出=高橋陽一郎

第103回(2月2日(月))

春子(紺野まひる)の全日本選手権が目の前に迫る。照子(浅野ゆう子)は、
家族全員で東京の会場に応援に行こうと提案する。

第104回(2月3日(火))

フィギュア界の女王・福島美希選手(芹沢侑子)が引退。ライバルが減ったと
照子は喜ぶが、春子は複雑だった。稲本(いしのようこ)に会うためリンクに
やってきた福島は、春子に引退を決めた心境を話し、エールを送る。

第105回(2月4日(水))

春子と照子は一足先に東京に出発。大会が始まり、春子は規定で3位に。フリ
ー演技の行われる最終日、岩田家はそろって東京に向かう。

第106回(2月5日(木))

春子は3位入賞を果たし、オリンピック出場を決める。その姿を見て、冬子
(石原さとみ)も、自分だけの最高を目指したいと心に誓うのだった。

第107回(2月6日(金))

岩田家では、春子のオリンピック出場を祝ってすき焼きを囲む。一方、冬子は
宝塚で、卒業記念文化祭の本格的な準備に取りかかる。

第108回(2月7日(土))

冬子は文化祭のためのけいこに打ち込む。春男(岸谷五朗)は和人(錦戸亮)
の就職を心配するが、和人は遠慮して、なかなか本音を話さない。

138名無しさんは見た?:2004/01/27(火) 01:43
============================ ネタバレ注意 ============================

2/2(月)〜2/7(土) 第18週(第103回〜第108回)

春子(紺野まひる)の全日本選手権が間近に迫る。ライバルが引退を表明し、
春子の上位入賞のチャンスが広がった。昭和42年12月の大会当日、冬子
(石原さとみ)たちは家族みんなで春子を応援するため、東京の会場に向かう。

2/9(月)〜2/14(土) 第19週(第109回〜第114回)

昭和43年、春子はオリンピックに出場。同じころ、冬子は宝塚音楽学校の卒
業記念文化祭を迎える。観客席から家族に見守られ、冬子は晴れ舞台に全力投
球する。一方、高校卒業をひかえた和人(錦戸亮)は就職活動をしていた。

2/16(月)〜2/21(土) 第20週(第115回〜第120回)

宝塚には入団せず、家業の製パン店を継ぐと決めた冬子。元工場長の辰造(で
んでん)に指導を頼み、パン作り修業に打ち込む。そんなとき、弘子(森口博
子)に縁談の話が持ち上がり、シャトーで見合いすることになったが・・・。

2/23(月)〜2/28(土) 第21週(第121回〜第126回)

冷凍冷蔵庫を導入し焼きたてパンを売り出した岩田製パン店は、繁盛していた。
冬子はさらに、デーニッシュの新商品作りに取り組む。一方、ヒット曲に恵ま
れない夏子(上原多香子)が、ラストチャンスをかけた新曲ができた。

139名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:45
RYTHEM朝ドラ挿入歌が主題歌“昇格” 「ブルースカイ・ブルー」
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20040128_60.htm

 女子高生デュオ「RYTHEM(リズム)」が歌うNHK朝の連続テレビ小
説「てるてる家族」(月〜土曜・前8時15分)の挿入歌「ブルースカイ・ブ
ルー」が、2月2日の放送回から主題歌に採用されることが28日、分かった。
視聴者からの要望が殺到したのを受けての緊急採用で、朝ドラ史上初の快挙と
なる。

視聴者の要望殺到 原作なかにし礼さん15年ぶり作詞

 「ブルースカイ・ブルー」は、―ブルー、ブルー、ブルースカイ〜♪という
コーラスが印象的なさわやかソング。これまでは挿入歌として、不定期に放送
されていたが、2月から毎朝オープニングで聴けることになった。

 これまでのオープニング曲は、同曲のインストゥルメンタル(歌なし)バー
ジョンが使用されていたが、NHK関係者によると、昨年末に放送された「て
るてる家族スペシャル」でリズムのバージョンがオープニングで起用されたと
ころ、視聴者からのリクエストが殺到。急きょ2月2日の放送回から同バージ
ョンが主題歌に変更されることになった。

 同曲は、ドラマの原作者でもある作家・なかにし礼さん(65)が15年ぶ
りに作詞を手掛けた応援歌風ポップソング。デキシーランドジャズ風の陽気な
サウンドは「紅白歌合戦」の指揮で有名な作曲家・宮川泰さん(72)が手掛
けた。番組途中からの主題歌変更は、これまでの43年の朝ドラ史上初めてと
いう。

 主題歌昇格の知らせを受けたリズムは、神奈川県内の高校3年生、新津由衣
(18)と加藤有加利(18)の美少女デュオ。クラスメートで席も隣同士と
いう仲良しコンビで、「ソニーミュージック・オーディション」を経て、昨年
5月にデビュー。セカンドシングル「てんきゅっ(ニュー・サマー便)」が人
気アニメ「とっとこハム太郎」の主題歌に起用されるなど、大きな期待を集め
る2人組だ。

 今後は4月にニューシングル、5月に初アルバムを発売する予定だが、今回
の採用で一気にブレークを狙う。

140名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:46
食べて食べられチキンラーメンが過去最高
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_01/1t2004012909.html

 日清食品は28日、チキンラーメンの昨年4月からの売り上げ個数が2月2
日で510万ケース(1ケースは30食)になり、1958年に発売して以来、
年度の販売数として最高記録を更新すると発表した。

 今年3月末には580万ケースに達する見通し。これまでの最高は1990
年度の509万ケースだった。

 冷夏で夏場の売り上げが伸びた上、NHKの連続ドラマ「てるてる家族」で
開発までの経緯がモデルに取り上げられたことも好材料となった。

141名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:47
旅の香り時の遊び(TV朝日系列 毎週火曜日夜7:00〜7:54放送)

次回の旅 2004年2月3日(火)放送 

作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんが奥様の由利子さんと京都から奈良へ旅
します。

http://www.tv-asahi.co.jp/tabitoki/

142名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:41
夢のゴールは目前!春子と照子のオリンピックへの道

春子がオリンピック出場をかけた全日本選手権大会が始まる。二人三脚で歩い
てきた春子と照子の夢のゴールが近づく。少女時代に始まった、母と娘のきず
なの物語を振り返るとともに、照子を演じる浅野ゆう子に、春子を送り出す照
子の思いについて聞いた。

照子(浅野ゆう子) 春子がオリンピック出場をかけた闘いが始まります。

照子です。2月の国体で念願の優勝を果たした春子(紺野まひる)が出場する、
全日本選手権大会がいよいよ始まります。この大会で3位までに入れば、来年
のグルノーブル・オリンピック代表選手になれるのです。21歳の春子にとっ
て、選手としてピークの状態で参加するには、最後のチャンスかもしれないと、
稲本先生(いしのようこ)もおっしゃっていました。この闘いはけっして楽な
闘いではありません。フィギュア界の頂点に立つ福島美希選手(芹沢侑子)を
はじめとする、手ごわいライバルたちがいるのです。

ところが、なんとこの福島選手が、大会を目前に突然、引退することになりま
した。これは、春子にとって大きなチャンスです。天が春子に味方してくれた
としか思えません。もしかしたら、おかあさん(藤村志保)が春子のために奇
跡を起こしてくれたのかも・・・? 当の春子はさすがに複雑な表情でしたが、
私は大喜びです。私はなんとしても春子を勝たせてやりたい。オリンピックに
行かせてやりたいのです。そこで、今度の大会は、家族全員で東京まで応援に
行こうと提案しました。これまでの春子の血のにじむような努力の結実と、挫
折を乗り越えてみがかれた輝きを、家族みんなに見てほしいのです。コンディ
ションは上々、稲本先生も太鼓判を押してくれています。春子がオリンピック
出場をかけた、最後の闘いです。皆さんもどうぞ、応援してやってください。

143名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:41
春子がもらう表彰状

表彰状
全日本選手権
女子
3位
岩田春子殿
本競技会に於て頭書の
成績を収めたのでこれを
賞する

昭和42年12月10日
日本スケート連盟
会長 佐藤膳平

144名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:42
応援のため家族が東京に集結!

春子の闘いをみんなで応援するため、岩田家は一家総出で東京に行く。夏子
(上原多香子)も会場に駆けつけた。

春子ねえちゃん、最高や・・・

リンクで自分の最高の姿を見せる春子。冬子(石原さとみ)は感動し、応援も
忘れて演技に引き込まれる。

145名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:42
目指せ!オリンピック 岩田春子 フィギュア年表

昭和21年 春子誕生。幼いころから運動神経のいい子だった。

昭和29年 シャトー梅田リンク店開店。スケートを始めてまもなく全関西選手
権に初出場で最年少優勝。

昭和32年 念願の全日本選手権に出場。

昭和33年 稲本栄子コーチに師事。

昭和34年 スポーツに関心の高い中学校に勧誘されて入学。

昭和38年 高校1年の1月、全日本選手権で4位にとどまり、次のオリンピッ
ク出場が難しくなる。さらに急性肝炎で約4か月入院。

昭和39年 インスブルック・オリンピックにライバル選手が出場。春子は出場
できず、スランプに悩む。

昭和41年 大学2年生。翌年の国体を前に、お母ちゃんと衝突。

昭和42年 2月、国体で優勝に輝く。
     11月、福島選手引退発表。
     12月、全日本選手権大会出場。

昭和43年2月、グルノーブル・オリンピック開催。

146名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:43
春子、栄光への歩み

オリンピックを目指しスケートに打ち込んできた春子のこれまでを振り返る。
そこにはいつもお母ちゃんの支えがあった。

・春子8歳、初めてのスケート

シャトー梅田リンク店を開いたお母ちゃんに連れられて、初めてリンクへ。驚
くべき勘のよさで、氷の上をスイスイ滑る。ここがすべての出発点だった。

・稲本コーチの厳しい特訓の日々

バッジテストの8級に落ちてしまうが、照子が一計を案じ、稲本栄子コーチに
レッスンを頼む。竹刀を手にした厳しい指導にも、春子はへこたれない。

・コーチより怖いお母ちゃん

稲本コーチがいないときは、いつもの田中コーチ(樋口浩二)が指導。稲本に
比べ厳しさに欠ける田中を押しのけて、照子が容赦なく春子にげきを飛ばす。

・ライバルの壁と病気との闘い

上位2人のライバルに阻まれ、全日本選手権で3位に甘んじていた春子。しか
も、練習のしすぎによる過労で、緊急入院してしまう。

・岡谷との出会いと衝撃

スケートの伸び悩みの原因が母親にあると、初対面の岡谷(川岡大次郎)に指
摘される。初めは反発するが、岡谷との出会いが春子の視野を広げる。

・お母ちゃんとの衝突と和解

国体をひかえ、不安定な状態の春子が照子と衝突。その後、話し合いの時間を
持つことで、春子はスケートが好きだという原点に立ち戻ることができた。

147名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:43
照子役 浅野ゆう子インタビュー

春子との衝突、岡谷の登場・・・春子と一心同体でオリンピックを目指してき
た照子に、娘とのきずなを揺さぶる出来事が続いた。子どもを自立させる葛藤
を経験して、時分も成長していく照子を演じる、浅野ゆう子にインタビューした。

子どもを手助けできないもどかしさにぶつかって、照子自身も成長していきます。

娘が成長する寂しさ

たとえ大きくなっても、親にとって子どもは子ども。どんな親でもそうだと思
います。照子も私がついていてやらなければ、私が導いてやらなければという
思いで、これまで春子といっしょに夢を追いかけてきました。ところが子ども
だと思っていた娘が、いつのまにか自分の意志を持ち、さらには人生を共にし
ようと思う相手まで見つけます。その成長のスピードに追いつけず、とまどっ
ているのが、この時期の照子だと思うんですよ。いちばんショックだったのは、
スケートで伸び悩み、壁にぶつかっている春子を、自分が導いてやれなかった
ことだと思います。私にはどうして春子に壁を越えさせることができなかった
んだろうというショックが、照子自身、いろいろ考えるきっかけになったのだ
ろうと思います。

春男さんの支え

春男さんに「春子のイースト菌になってやれ」と最初に言われたとき、照子は
かなり反発します。頭では、春子ももう大人なのだから、自分の生きたいよう
に生きればいいとわかっていても、やっぱり寂しい。これはもう寂しさだけだ
と思いますね。その寂しさを乗り越えて、娘も自分の考えを持った一人の人間
なんだと認めることができたのは、やはり春男さんの支えがあったからです。
春男役の岸谷五朗さんには、いろいろと相談して、導いていただきました。相
手役の方とこれだけ密に話し合って作品を作り上げていくのも、初めての経験
でした。

娘とともに照子も成長する

照子さんは、食べることだけに精いっぱいだった戦争時代に結婚しました。娘
の才能を伸ばしてやりたいという思いの根底には、やはりこの戦争体験があり
ます。自分はできなかったからこそ、娘には思う存分好きなことをさせてやり
たいという、親の愛情ですね。時々、自分と娘の夢が同化してしまうところは、
照子さんらしいけれど、最終的には、あなたの好きな道を生きなさいと言って、
春子を送り出します。いくつになっても子どものように何でも吸収して、娘と
ともに自分も成長していく照子さんはすてきな女性だと、あらためて思いますね。

148名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:44
春子役 紺野まひる

春子にはやっぱりお母ちゃんがいちばんなんです

春子にとっては、お母ちゃんの夢を現実にしたいという思いが、とにかく大き
かったと思うんですよ。国体の前には「お母ちゃんの夢は背負いきれへん」と
爆発したこともありましたが、あんなふうに不安を全部ぶつけられるのも、親
だからこそだと思います。あの対立をきっかけにお母ちゃんともう一度向きあ
い、スケートが好きだという気持を再認識して、春子もひとつ大きくなりまし
た。全日本選手権に出場したとき「小さいころからお母ちゃんに手を引かれて
滑っている気がする」というせりふがありますが、そうやって滑ってきた間、
お母ちゃんをオリンピックに連れていきたいという思いは、春子のなかでずっ
と変わらなかったと思います。

その夢をかなえたあとは、少し肩の荷が下りた心境です。時間にも心にも余裕
ができて、家事を手伝ったり、お父ちゃんの肩をたたいたり。これまでとは違
う姿も見ていただけると思います。

こんの まひる

1977年大阪生まれ。宝塚雪組娘役トップとして活躍後、2002年9月退
団。ドラマ・舞台などに活躍の場を広げる。

149名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:44
お父ちゃんが和人のイースト菌宣言!?

和人は高校を卒業したら、パン工場を辞め、就職するつもりだ。春男は、内心
寂しく思いながらも、和人の力になってやりたいと考える。だが、和人は春男
に気を遣い、本心を話そうとしない。その水くさい態度に「おれはお前のイー
スト菌になったるつもりや。何でも遠慮せず言うてくれ」といらだちをぶつけ
る春男。春男にとって、いつのまにか和人は息子のような存在になっていた。

150名無しさんは見た?:2004/02/02(月) 22:44
「てるてる家族」に“ホンモノ”が特別出演
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_02/g2004020215.html

 NHK朝ドラ「てるてる家族」(月−土曜午前8時15分)に登場人物のモ
デルで女優、いしだあゆみ(55)が特別出演することになり、2日、NHK
大阪放送局で会見した。

 ドラマはいしだの実家をモデルに、実妹の夫でもあるなかにし礼氏が描いた
「てるてる坊主の照子さん」が原作。

 4人姉妹の成長を描く同ドラマで、いしだは自身をモデルに上原多香子が演
じている岩田家の二女、夏子の先輩歌手、山根ミサ子役。「紅白歌合戦」出場
を前に戸惑う夏子に、歌の原点を教えるという役柄だ。

 いしだは「楽しい番組に、すてきな役で出演できてうれしい」と笑顔を見せ
たが、自身の役には「あんなに優しい人たちはいなかった。怖い人ばかりで、
飛行機のリクライニングをちょっと倒したら、『10年早い』とけ飛ばされ、
先輩歌手と衣装の色が同じだと、『着替えてきなさい』といわれた」などと、
当時の経験を明かした。

 いしだの出演は3月8日から1週間。劇中で「ブルーライトヨコハマ」など
2曲も披露する。

151名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:46
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第19週 2/9(月)〜2/14(土) 演出=本木一博

冬子が卒業公演に全力投球だが、その人生の進路は?

ついにやってきた、宝塚の卒業記念文化祭。最高の自分を見せる舞台に、冬子
は全力投球する。その華やかな舞台のあと、冬子が聞いた「天の声」とぱ?そ
して、春男と冬子を驚かせた、和人の意外な就職先とは・・・。

冬子(石原さとみ)の卒業記念文化祭が近づく。この日のためにけいこしてき
た冬子が、その成果を披露する初の晴れ舞台だ。冬子は歌のソロパートもなく、
演劇でも目立った役をもらえなかったが、毎日早朝から夜遅くまで、同期の仲
間と厳しい練習を重ねていく。

そんな冬子に照子(浅野ゆう子)は鋭く質問する。「出番は多いねやろね?せ
りふはあんねやろね」。出番もせりふも少ない冬子は冷や汗ものだ。

そして、ついに文化祭当日。劇場には、照子と春男(岸谷五朗)、秋子(上野
樹里)はもちろん、和人(錦戸亮)や商店街の人々、佐藤(大村崑)や久世
(絵沢萌子)も姿を見せる。客席からみんなに見守られながら、冬子が自分の
最高を出そうとする舞台がいよいよ幕を開ける!

夢のなかで冬子が聞いた心の声

卒業記念文化祭を終えた冬子たちは、卒業後の初舞台を目指し、いっそうレッ
スンに熱を入れる。同期の理江は「卒業したら成績に関係なくチャンスがある。
お互いに頑張ろうね」と言うが、冬子はなぜかそのことばに乗り切れない。み
んなと舞台を作るのは楽しいけれど、自分には、主役になって前に出たいとい
う欲が欠けている気がするのだ。

そんななか、和人の就職が決まり、いよいよパン工場を辞めることになった。
和人が出ていったら、春男は自分一人で工場をやっていくつもりだ。「これま
でほんまに楽しかった。パン職人になってよかった」と、あらためて冬子に話
して聞かせる春男。冬子も「ここで働くお父ちゃんはいつも笑っていた」と思
い返すのだった。

春男と話しながら、工場でうたた寝してしまった冬子は、夢を見る。夢の中で
は、辰造(でんでん)や喜介(有園芳記)が工場に戻り、にぎやかに働いてい
た。そして、そこにはパンを焼く自分の姿が・・・。目を覚ました冬子は、本
当にしたいことは何か、自分の本心に気づく。

第109回(2月9日(月))

春子(紺野まひる)のオリンピック出場を機に、照子(浅野ゆう子)はシャト
ー梅田リンク店を手放す。宝塚では卒業記念文化祭が迫り、冬子(石原さとみ)
は練習に励む。秋子(上野樹里)は冬子に頼まれ、公演チケットを売り歩く
が・・・。

第110回(2月10日(火))

文化祭前夜、夏子(上原多香子)から舞台を見にいけないが頑張ってと電話が
ある。一方、照子は冬子が心配で落ち着かない。そして、いよいよ本番の日が
やってくる。

第111回(2月11日(水))

日本舞踊、琴、歌、演劇と、舞台は進行する。最後のダンスが終わると、会場
は嵐のような拍手に包まれた。主役ではないけれど舞台の上で輝いていた冬子
に、照子も春男も胸がいっぱいになる。

第112回(2月12日(木))

文化祭が終わった冬子は、大きな達成感を感じる一方で、卒業後の進路に疑問
を抱き始める。和人(錦戸亮)は就職活動をしていたが、なかなか採用されない。

第113回(2月13日(金))

ついに和人の就職が決まり、岩田製パン店を辞めることになる。照子は春男
(岸谷五朗)に、この機会に工場をやめて、のんびりしたらどうかと話す。そ
んななか冬子の心には、パン職人になりたいという思いが膨らみ始める。

第108回(2月7日(土))

突然パン職人になると言いだした冬子に、春男も照子も反対する。しかし、そ
の決意の固さを知った照子は、味方になると言う。やがて冬子は、卒業式の日
を迎える。

152名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:47
劇中劇が暗示する冬子のこれから

実際の卒業記念文化祭が行われている「宝塚バウホール」でロケ収録された、
冬子の舞台。ダンスや演劇の指導にも、本物の宝塚の講師陣があたった。中で
も注目したいのは、宝塚の演出家・正塚晴彦が脚本と演出を手がけた劇中劇
「いつかきっと」。俳優志望の男女が集まったけいこ場が舞台で、冬子の演じ
る女優の卵は、途中までせりふもない。だが、劇が進行するにつれてスポット
が当たり、「主役じゃなくても生き生きと輝くことができる」という劇のテー
マのかぎを握っている。ここで演じた役は、やがて冬子自身の生き方につなが
っていく。

153名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:47
和人の就職先は大手製パン会社!

和人の就職を、自分のことのように喜ぶ春男。和人は死んだ父親と同じ自動車
会社を目指し、就職活動をしていた。だが、決まったのは自動車会社ではない
ことを、みんなの前で告白する。自動車会社はみんなダメで、1社だけ応募し
てみた大手の製パン会社に、採用されたというのだ。大手製パン会社といえば、
岩田製パン店を長年苦しめてきた商売敵。春男も冬子も驚きを隠せない。店を
裏切るようなことをしてすみませんと謝る和人に、春男の反応は・・・?春男
の優しさと度量の大きさがわかる、見逃せない場面だ。

154名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:48
演劇・・・貴族の女にふんした冬子だが、ちっともせりふがない

「サンサンサン」・・・舞台開始前、成功を願って冬子たちはかけ声をかける

歌・・・ソロパートで歌う麻子(木内晶子)と理江(橘実里)

ダンス・・・一糸乱れぬ華麗なダンスが繰り広げられる

舞台の上の小さな人生を、冬子は精いっぱい生きる

パン職人になりたいという冬子の言葉を信じ、味方になると、照子は約束する

155名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:03
============================ ネタバレ注意 ============================
第20週 2/16(月)〜2/21(土) 演出=高橋陽一郎

新しい始まりを告げるみんなの春!

夢は、パン職人になること!
宝塚を卒業した冬子が、ついに自分の夢に向かって走り出す。
一方、照子が、次は夏子のイースト菌になるべく、東京行きを決意。
そして、ねえやの弘子ちゃんにも“遅い春”が訪れて・・・?
岩田家で咲き始めたそれぞれの春に注目!

冬ちゃんを日本一のパン職人に!

突然発酵したように膨らみ始めた、パン職人になるという冬子(石原さとみ)
の夢。春男(岸谷五朗)は、パン作りは甘くないとばかりに、冬子を厳しく指
導しようとする。そこに現れた、元工場長の辰造(でんでん)。冬子が手紙を
書き、パン作りの指導を頼んだのだ。「冬ちゃんはパン作りの楽しさを覚えて
いけばいい」と辰造。楽しげに製パンに取り組む2人を見るうち、春男は、冬
子の夢を認める気持になるのだった。

弘子ちゃんがお見合い!その本当の意中の相手は・・・?

18歳のときから岩田家に住み込み、家事一切をとりしきってきた弘子(森口
博子)。家の中だけでなく、喫茶店シャトーでも働き、すでに結婚しているか
のようなカンロクすら漂わせていた。しかし、子どもたちや家族の世話に追わ
れ、気がつけばいまだ独身。そんな弘子が心配になった照子(浅野ゆう子)は、
お見合いしないかと持ちかける。しかも相手は弁護士。またとない良縁に思わ
れた。

だが、弘子は少し考えさせてほしいと言う。急な話にとまどっていたのだ。そ
して、毎日シャトーにお茶を飲みにくる松本(桂小米朝)に、どうしたらいい
か相談する。すると「なんも考えんと会うてみたら。どうするかはあとで考え
ればええね」と松本。そのアドバイスが効いたのか、見合い話を受けることに
した弘子だが・・・。一方、自分が勧めたにもかかわらず、縁談が順調に進み
そうな気配に、胸騒ぎを覚えだした松本は・・・?

シャトーを舞台に、優しくあたたかい愛の花が咲く!

第115回(2月16日(月))

パン職人になるという冬子(石原さとみ)の決意を疑う春男(岸谷五朗)は、
厳しい態度を示す。だが冬子の願いで工場に現れた辰造(でんでん)は、冬子
に下積みは必要ないと、楽しいパン作りを教える。

第116回(2月17日(火))

夏子(上原多香子)がレコード会社を移籍することになった。照子(浅野ゆう
子)は東京で夏子と暮らす決意を固め、弘子に料理を習い始める。ところが、
弘子(森口博子)がまだ独身であることに気づき、急に心配になる。

第117回(2月18日(水))

弘子のいい見合い相手はいないかと、照子は周囲の人に相談する。そして、同
い年で弁護士という好条件の相手を見つけ、弘子に話を切り出すが・・・。

第118回(2月19日(木))

弘子は弁護士の村田(腹筋善之介)と見合いすることにした。会ってみると、
村田は正義感の強い弁護士で、周囲も安心して話を進めようとする。だが結局、
弘子はその話を断る。

第119回(2月20日(金))

秋子(上野樹里)は、弘子に好きな相手がいると感づく。一方、弘子が見合い
の返事を考え直していると冬子から聞いた松本(桂小米朝)が、開店前のシャ
トーにやってくる。

第120回(2月21日(土))

夏子は新しいレコードのキャンペーンのため、照子と全国を回っていた。一方、
冬子は、工場に冷凍冷蔵庫を導入したいと考える。

156名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:04
今週(第20週)の歌

♪恋の季節
作詞=岩谷時子 作曲=いずみたく 歌=ピンキーとキラーズ

製パン工場に歌と笑顔が戻る!

冬子がパン職人になると聞いて、喜介(有園芳記)も様子を見に工場にやって
くる。工場に、昔のような活気が戻ってきた。「これで恒夫(松尾敏伸)がい
たらイースト隊も復活なんやけどなぁ・・・」。そこで登場するのが「冬子と
イースト隊」すなわち「ウインターとイースターズ」!佐世保にいるはずの恒
夫もなぜか参加して「恋の季節」をきらびやかにバンド演奏!

157名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:05
夏子・・・レコード会社移籍で再出発
照子・・・東京で夏子のイースト菌に!

ヒット曲を出せずに苦労していた夏子(上原多香子)には、レコード会社移籍
の話が持ち上がる。事務所の青田社長(ミッキー・カーチス)は、路線を変え
て新規巻き直しをはかろうと気合いを入れる。そんな夏子を支えたいと、照子
(浅野ゆう子)は、東京でいっしょに住むことを決意。ずっと1人で頑張って
きた、夏子のイースト菌になろうというのだ。照子と夏子は心を合わせて、新
たなスタートを切ろうとしていた。

158名無しさんは見た?:2004/02/14(土) 11:18
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040214-0007.html
結婚まで逝くのか・・・・

159名無しさんは見た?:2004/02/16(月) 22:36
============================ ネタバレ注意 ============================
第21週 2/23(月)〜2/28(土) 演出=須崎岳・本木一博

和人の兄・政也が突然、姿を現す!

長い間連絡がとだえていた、和人(錦戸亮)の兄・政也(中村健)。和人はそ
のゆくえをずっと気にかけていた。その政也が、大阪にいることがわかる。レ
コードのキャンペーンで大阪に来ていた夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう
子)が、偶然会ったというのだ。

しばらくして、政也から岩田家に連絡があり、冬子(石原さとみ)は和人の居
所を教える。その後冬子が和人のアパートを訪ねると、ちょうどそこに政也が
現れる。ところが、再会した政也は、拓夫(森田直幸)と光樹(金崎由名来)
という2人の子を連れていた。政也は、職場で父親を亡くしたというその2人
を、和人に預かってほしいと頼むのだが・・・。

第121回(2月23日(月))

レコードのキャンペーンで大阪に来ていた夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆ
う子)。ラーメン屋で和人の兄・桑原政也と出会い、驚く。久しぶりに池田の
家に戻った2人からその話を聞いた冬子(石原さとみ)は、気になって落ち着
かない。

第122回(2月24日(火))

冬子は和人(錦戸亮)のアパートを訪ね、政也が大阪にいたことを知らせる。
だが、和人は、連絡してこないのは、まじめに働いていないからだと言う。そ
のころ、夏子は、新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」の楽譜を手にしていた。

第123回(2月25日(水))

冬子は辰造(でんでん)に教わり、デーニッシュ作りに取り組む。試作品を持
って和人のアパートに行くと、そこに政也が現れる。しかも政也は2人の幼い
子どもを連れていた。

第124回(2月26日(木))

政也は、身寄りのない兄弟を和人に預け立ち去る。和人は、このことは黙って
いてほしいと冬子に頼む。

第125回(2月27日(金))

冬子は、和人のアパートに子どもたちの面倒を見に行く。その帰り道、冬子は
懐かしい安西千吉(中村梅雀)に再会する。

第126回(2月28日(土))

冬子が、家族に黙って和人のアパートに通っていることを知り、春子(紺野ま
ひる)と秋子(上野樹里)は2人の仲があやしいと言いだす。心配した春男
(岸谷五朗)が、和人のアパートを訪ねていくと・・・。

ローリーがフォークグループを結成!?

浪利(杉浦太陽)が大学の友達とフォークグループを作り、シャトーで歌い始
めた。「悲しくてやりきれない」「青年は荒野をめざす」「風に吹かれて」な
どの歌が登場予定!

160名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 21:51
冬子の焼きたてパンを召し上がれ!

辰造(でんでん)の指導のもと、パン作りの修業を積んだ冬子(石原さとみ)が、
いよいよ夢に向かって活動を開始した。お母ちゃん譲りの行動力で、ひらめきを
次々と実行に移し、岩田製パン店も勢いを盛り返していく。冬子が家業を継ぐこ
とに最初反対していた春男(岸谷五朗)も、その生き生きと働く姿と工場の活気
に、喜びを感じていた。

一方、大手の製パン会社に就職した和人(錦戸亮)は、すでにアパートで1人暮
らしを始めていた。冬子は和人に負けないよう頑張ろうと、新商品開発に取り組
む。だが、大きな工場で働く和人の仕事は、機械任せのパン作りだった・・・。

大手の製パン会社にはまねできない、冬子が目指す「町のパン屋」とは?動きだ
した“冬子の夢”に迫る!

161名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 22:13
思いついたら即実行! 冬子のアイデアいろいろ

1.朝いちばんの焼きたてを売る!

辰造の提案を生かし、工場に冷凍冷蔵庫を導入した冬子。前の日にパン生地を仕
込み、あとは焼くだけという状態で冷凍することで、朝いちばんの焼きたてを売
ることができるようになった。冬子が実行した、このシステムは大成功。アツア
ツのパンを目当てに、朝からお客が詰めかける!

2.最新流行のパンに挑戦!

パン業界で今いちばんヒットしているのが「デーニッシュ」だと、辰造から聞い
た冬子。「うちでもやろう」と、早速、作り方を教えてもらう。さらに、デーニ
ッシュ生地を生かしたパン作りにも取り組み、新商品が続々登場!

3.お客を待たせずに売る!

焼きたてパンと新商品が当たり、店は大盛況。混雑のあまりお客を待たせたり、
人気商品が売り切れてしまったりと、喜んでばかりもいられない状況に・・・。
冬子は、商品数を減らさずに、お客の要望に答える方法はないかと、頭をひねる。
その結果登場するのが、下の「焼き上がり時間ボード」。サービスの面でも時代
を先取りしてる!?

商品が増え、喫茶スペースまであふれだした。こんなにお客が詰めかけて、どうしよう!?
 ↓

焼き上がりのお時間
     クリームパン
     あんぱん
 7:30あんデーニッシュ
     ミートデーニッシュ
     チョコレートデーニッシュ
 8:00チーズデーニッシュ
     タマゴデーニッシュ
 8:30クリームデーニッシュ
     メロンパン
 9:00バターロール
     クロワッサン
 9:30カレーパン
     クリームパン
10:00てるてるパン
     ミートデーニッシュ
10:30チョコレートデーニッシュ
     ソーセージデーニッシュ
11:00タマゴデーニッシュ
     メロンパン
11:30クロワッサン
     山型食パン
12:00カレーパン
     クリームパン
12:30あんぱん
     ミートデーニッシュ
13:00チョコレートデーニッシュ
     チーズデーニッシュ
13:30クリームデーニッシュ
     タリームパン
 ↓

焼きたてがほしい人は焼き上がりの時間に来店すればいいようになり、問題解決!

162名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 22:31
冬子役 石原さとみインタビュー

パン職人という天職を見つけた冬子。宝塚ではなく、パン職人を選んだのはなぜ
なのか。パン作りにかける冬子の思いを、石原さとみに聞いた。

パン作りは冬子が見つけた自分の「楽しいツボ」です

おぱあちゃんが亡くなるとき、冬子が言われたのが「自分のツボを見つけるんや
で」ということばでした。冬子がパン職人になろうと決めたのは、パン作りこそ
自分の「楽しいツボ」だと気づいたからだと思うんです。宝塚では仲間と出会い、
みんなで舞台を作り上げる達成感を感じることができました。でも、それが自分
の心地よいツボなのか考えたとき、冬子には違うような気がしたんです。同級生
の理江ちゃんの存在も大きかったのかな。お父さんに反対されながら宝塚に来て、
一度はあきらめかけたけれど、またやる気を取り戻して・・・。そんな理江ちゃ
んを見ていて、自分にはそこまでの強い気持があるだろうかと考えてしまったん
です。

パン職人になると決めたときは、お父ちゃんやお母ちゃんに反対されても、それ
でもなりたいんだ、と冬子は言い返します。冬子が自分の気持をあんなにぶつけ
たのは、初めてのことでした。それだけ強い、本物の気持なんだと感じましたね。

製パン工場の場面は、まとめて一気に撮るんですよ。それがけっこう大変。衣装
もセットの状況も変わらないのに、動きとせりふだけが違うので、せりふ覚えに
は苦戦します。製パンの手作業も、手もとがアップで映るので、きれいにきちん
と作らなければいけないと思うと、すごく集中しますね。

宝塚の面接試験のとき「1人じゃ楽しくなられへんのです」というせりふがあり
ましたが、パン作りでも同じです。自分の作ったパンで、人に喜んでもらうこと
が、冬子の原動力だから。これから、いろんな発想をどんどん実行していきます。
冬子らしい、楽しい夢を見つけることができてよかったと思いますね。

163名無しさんは見た?:2004/02/23(月) 21:37
============================ ネタバレ注意 ============================

3/1(月)〜3/6(土) 第22週(第127回〜第132回)

冬子(石原さとみ)は、突然にいなくなった和人(錦戸亮)を心配する。ある
日、恒夫(松尾敏伸)の連絡で和人が佐世保にいるとわかり、冬子は佐世保に
直行。さらに政也(中村健)に真相を聞いた春男(岸谷五朗)も冬子のあとを
追う。

3/8(月)〜3/13(土) 第23週(第133回〜第138回)

冬子は、店に戻った和人と、新商品開発に取り組む。一方、新曲が好調に伸び、
夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう子)は喜ぶ。そんなある日、地方のナイ
トクラブで、売れないクラブ歌手・ミサ子(いしだあゆみ)と出会う。

3/15(月)〜3/20(土) 第24週(第139回〜第144回)

冬子は和人と力を合わせ「ベーカリーてるてる家族」をオープンさせた。一方、
秋子(上野樹里)は安西千吉(中村梅雀)のカップめん開発を手伝う。そんな
なか春子(紺野まひる)の嫁入りの日が近づき、春男は落ち着かない。

3/22(月)〜3/27(土) 最終週(第145回〜第150回)

浪利(杉浦太陽)が原因で、冬子は和人と気まずくなってしまう。カップめん
を完成させた秋子は海外留学を決意するが、残していく冬子と和人の仲が気が
かりだ。春子は岡谷(川岡大次郎)と岩田家に現れ、おめでたを報告する。

164名無しさんは見た?:2004/02/23(月) 22:34
============================ ネタバレ注意 ============================
第22週 3/1(月)〜3/6(土) 演出=福井充宏

消えた和人を追って冬子、佐世保へ

和人が離島の天主堂で初めて思いを明かす

クリスマスの夜に、拓夫・光樹を連れて消えた和人。心配する冬子のもとに、
佐世保の恒夫から連絡が入る。そこに和人がいるらしいと聞いた冬子は、迷わ
ずに佐世保に走った・・・。政也が引き起こした事件をめぐって、ドラマは急
展開を見せる!

佐世保が再び、ドラマの舞台に!

冬子が和人を追って訪ねた佐世保。恒夫と静子(田島寧子)は、春男(岸谷五
朗)のおじ・藤井(曾我廼家文童)のハンバーガー店で働いていた。

佐世保は、春男が戦後の新婚時代、パン作り修業のため移り住んだという設定
で、去年6月、初めてのロケ収録が行われた土地。その佐世保で、今度は成長
した冬子が出演する場面が収録された。時代設定には20年以上の隔たりがあ
るが、春男と照子(浅野ゆう子)が新婚時代に通った道を、冬子と和人が歩く
場面もあるので、注目したい。

政也(中村健)が、アパートに住む和人(錦戸亮)に預けた、拓夫(森田直幸)
と光樹(金崎由名来)。2人のために政也が残していったお金が、和人を事件
に巻き込む。クリスマスイブの夜、和人は拓夫と光樹とともに、姿を消してし
まう。

冬子(石原さとみ)は、困ったときは相談すると言ってくれた和人のことばを
信じて連絡を待つ。だが、年が明けても連絡はなかった。そんなある日、佐世
保の恒夫(松尾敏伸)から、突然電話がかかる。和人が恒夫を訪ねてきたとい
うのだ。翌日も会いにくることになっていると聞いた冬子は、その日のうちに
夜行列車に飛び乗り、佐世保に向かう。やがて、和人が離島の旅館で働いてい
ることがわかるのだが・・・。

佐世保、そして和人が逃げ込んだ黒島を舞台に、ドラマが急展開。複雑な境遇
に育った和人が、島の古い天主堂で自分の心情を打ち明ける。

第127回(3月1(月))

拓夫と光樹を連れ、突然いなくなった和人を、冬子は心配していた。ある日、
佐世保の恒夫から電話がある。一方、夏子(上原多香子)の新曲「ブルー・ラ
イト・ヨコハマ」がヒットし始める。

第128回(3月2日(火))

和人が佐世保にいるとわかり、冬子は夜行列車で恒夫の働く店に行く。やがて
和人から電話があるが、和人は冬子に大阪に帰るよう言い、居所を告げずに電
話を切る。

第129回(3月3日(水))

政也がシャトーに現れ、和人に渡したのは、拓夫と光樹のために盗んだ金だと
告白する。事情を聞いた春男もまた、佐世保に向かった。そこへ和人からはが
きが届き、離島の黒島にいることがわかる。

第130回(3月4日(木))

春男と冬子は船で黒島に渡り、和人と再会する。和人は、島の旅館に住み込み
で働いていた。

第131回(3月5日(金))

政也が警察にすべてを話したと、大阪から連絡がある。春男と冬子は、やって
きた刑事と再び黒島に渡るが、刑事の姿を見つけた和人は慌てて逃げだす。和
人が逃げていった先には天主堂があった。

第132回(3月6日(土))

冬子と春男は、和人を連れ、静子の実家・小林家に戻る。そこには照子と夏子
も来ていた。仕事で九州に来たついでに立ち寄ったのだ。

165名無しさんは見た?:2004/02/26(木) 20:31
桂小米朝 私的国際学 No.47「てるてる家族」に学んだ絆
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/beichou/040223.html

NHKの朝ドラ『てるてる家族』(関連記事:今度の朝ドラは…)の放送も残
りひと月あまり。先週、私が扮(ふん)する松本勘助(関連記事:昭和30年
代に学べ)も、森口博子さん扮する弘子という女性とめでたく結婚することが
できた。

実は、撮影は今月13日に終了した。その日の打ち上げの席で、原作のなかに
し礼さんがおっしゃった「いつしか私が書いた以上のものになっていた」とい
う言葉が心に残った。

作品が膨らんでいったのは、ひとえに父親役の岸谷五朗さん、母親役の浅野ゆ
う子さんらのユーモア感覚に長(た)けた役者としての手腕によるところが大
きい。

浮気発覚のシーンでも、おばあちゃんとの死別のシーンでも、どこかに笑える
ツボを作って、その上で「皆、仲良く前向きに生きていこうよ」というメッセ
ージを伝えた。

打ち上げの宴では、大いに盛り上がりながらも、4人姉妹(春子、夏子、秋子、
冬子)も次々に涙した。半年に及ぶ撮影は、本当の家族以上の絆(きずな)を
作ったのである。

岸谷さんいわく、「家族モノは、長くやればやるほど、人として成長するもん
だということを知りましたよ」。

森口さんは実生活が4人姉妹の末っ子。主人公・冬子と自分とが時々オーバー
ラップするらしく、実はスタジオセットの隅で泣いている姿をよく見かけた。

私も勉強になった。ともすれば独りよがりになってしまう自分の行動の浅はか
さに気づかされた。世の中、常に支えてくれている人がいるから、今の自分が
あるんだと…。今さらながら、お恥ずかしいが。

大家族は大家族なりに、厄介に思うこともあるけれど、元気に生き抜く知恵を
授けてくれる。おふくろの味、おばあちゃんの知恵袋…。さらに核家族化が進
む少子高齢社会においては、地域が1つの大きな家族であるという考えを持つ
ことが肝要となろう。

『てるてる家族』から“絆の尊さ”を教えてもらった気がする。「番組は3月
に終わるけど、私らはこれからもずっと家族やで!」と叫んだ浅野さん(照子)
の表情は今も忘れられない。明るいフィナーレを、乞うご期待!

166名無しさんは見た?:2004/03/01(月) 21:49
============================ ネタバレ注意 ============================
第23週 3/8(月)〜3/13(土) 演出=本木一博

大繁盛にうれしい悲鳴!? 冬子シャトー改装を決意

和人(錦戸亮)が岩田製パン店に戻り、冬子(石原さとみ)は張り切って、新
しい商品づくりに取り組む。2人が協力して作った、チョコレートやミートソ
ース入りのデーニッシュは、大評判。朝から客があふれ、店を手伝う春子(紺
野まひる)や秋子(上野樹里)も、てんてこまいの状態だ。忙しくなった店を
助けてほしいと、冬子は辰造(でんでん)に、正式に工場に戻ってもらうこと
にする。さらに、喫茶店との両立に限界を感じた冬子は、シャトーを改装して
ベーカリーにしようと考えるが・・・。

第133回(3月8(月))

冬子は、佐世保で覚えたハンバーガーを作ろうと張り切る。ところが和人が強
く反対。今ある春男のパンの味を守ることが大切だと熱く語る和人に、冬子は
驚く。

第134回(3月9日(火))

キャンペーンのため地方のクラブを回っていた夏子と照子。ところが、年取っ
たクラブ歌手のミサ子(いしだあゆみ)に「ブルー・ライト・ヨコハマ」を先
に歌われてしまう。夏子は泣いてミサ子に抗議するが・・・。

第135回(3月10日(水))

デーニッシュの新商品が評判を呼び、店は大繁盛。冬子はお客を待たせない方
法はないかと思案する。

第136回(3月11日(木))

冬子は、シャトーをやめてパン店にしようと提案。それを聞いた春男は、シャ
トーを始めた照子に相談して決めたほうがいいと言う。そのころ、夏子の<紅白>
出場決定の知らせが届く。

第137回(3月12日(金))

家族そろってテレビで<紅白>を見るため、照子が池田に帰る。冬子は、シャト
ー改装の話を切りだす。

第138回(3月13日(土))

昭和44年の大みそか、シャトーのテレビの前に家族がそろう。照子はテレビ
の前の特等席を空席にして、ヨネの写真を置く。

167名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 20:54
ブルー・ライト・ヨコハマで夏子、夢の紅白出場へ!

「ブルー・ライト・ヨコハマ」が、予想を上回る大ヒット。そして夏子の<紅白>
出場の夢がかなう日がやってくる・・・。ドラマがいよいよ山場を迎える今週
(第23週)、夏子に歌の心を教えるベテラン歌手役として出演する、いしだ
あゆみにインタビュー。さらに、夏子役・上原多香子に、夏子念願のヒット曲
「ブルー・ライト・ヨコハマ」にまつわる思いを聞いた。

16歳の春、大阪を離れ、スターを目指して、ひとり東京に出てきた夏子(上
原多香子)。その道は、予想以上に困難で、何度かくじけそうになったことも
あった。そんな夏子が勝負をかけた新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」。レコ
ード会社を移籍するとき、「1曲目はダメでも、3曲目でヒットさせよう」と
事務所の青田社長(ミッキーカーチス)が言っていた、その3曲目だ。新曲キ
ャンペーンで各地を回る夏子と照子(浅野ゆう子)は、この曲を聴く観客の反
応に手ごたえを感じる。やがて、「ブルー・ライト・ヨコハマ」はヒットチャ
ートの1位に。そして、ついに<紅白歌合戦>出場の夢がかなう日がやってくる
・・・。それは、これまで夏子を支え続けてきた照子、そして家族全員の夢が
かなう日でもあった。

168名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 20:58
売れないクラブ歌手ミサ子が夏子に教えたのは・・・。

レコードのキャンペーンで、各地のクラブを回っていた夏子と照子。歌がヒッ
トすれば、こんな暮らしから抜けられる、と互いに励ましあう。そんなとき、
ある地方のクラブで2人が出会った、クラブ回りのベテラン歌手・山根ミサ子
(いしだあゆみ)。ミサ子は、酔客の相手をしながら、派手な衣装で時代遅れ
の歌謡曲を歌っていた。クラブ回りに疲れていた2人は、そんなミサ子に同情
の目を向ける。ところが、そのミサ子が客席で突然マイクを口に近づけ、つぶ
やくように歌いだしたとき、夏子と照子は驚きで凍りつく。それは、このあと
夏子が歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」だったのだ。心にしみるミサ子の歌
声に、いつしか周囲から拍手がわき上がり、夏子も照子も、その場に立ちつく
してしまう。

閉店後、夏子は「どうして私の歌を歌ったのか」と、泣きながらミサ子に抗議
する。そんな夏子に、ミサ子は「あなたの歌と私の歌をいっしょにしないで」
と逆に言い返すのだが・・・。

ベテラン歌手・ミサ子との出会いは夏子に大きな影響を与える。ミサ子もまた、
夏子の<紅白>出場に自分の夢を託すことに。2人の対話の場面は必見だ。

169名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:08
スペシャルインタビュー 特別ゲスト 山根ミサ子役 いしだあゆみ

歌がヒットし始めた夏子が大きな影響を受ける、ベテラン歌手ミサ子との出会
い。いしだあゆみが登場するこの場面は、脚本の大森寿美男がいしだのために
書き下ろしたオリジナルのエピソードだ。演じる場面や昭和30〜40年代へ
の思いを聞いた。

その人の人生のすごし方が歌にも演技にも表れてくる

ドラマは、毎日楽しく見ていましたが、邪魔になってはいけないので、自分が
出ることは考えてもいませんでした。でも、大森さんがとってもステキな役を
書いてくださり、脚本を読んで、すぐに“やらせてください”ってお返事した
んです。大森さんの脚本には、肉声というか、生きたせりふがたくさんありま
すね。

たとえば、ミサ子の言葉の中に「歌は時間で歌うのよ」というのがありますが、
これって、歌だけじゃなくお芝居でも、ものを作ることすべてに共通している
ことだと思うんです。たとえ同じ歌を歌っても、人と同じようなことをしてい
ても、その人が、どういう人生を生きてきたのかが表れてきます。今の日本は、
何でも若い人たちのやることや新しいことに目が向きがちですが、時間を経て、
だんだん厚みを増してくるものもありますよね。一方で、時間さえたっていれ
ばいいのかというわけでもない。やっぱり、その人の人生のすごし方が大切な
んですね。自分でもジーンとして、演じるのがとても楽しみでした。

厳しかったあの時代

夏子ちゃんはやさしい人に囲まれていますが、私が若いころは怖い先輩ばっか
りでした。先輩と同じ飛行機に乗ってリクライニングしたら、足でけっ飛ばさ
れて「10年早い!」、同じ色の衣装を着たら「着替えて!」。もう怖くて怖
くて(笑)。芸能界自体がとても厳しかったですね。最近NG集というのがあ
りますが、当時はまちがえるなんてありえませんでした。ちゃんとできて当た
り前。昭和30年代、40年代というのは、芸能界だけではなく、世の中すべ
てが競争の激しい時代でしたからね。

今は一生懸命やることが暑苦しく思われたり、フワフワやってるほうがカッコ
いいとされるところがありますが、私たちの世代は無心に一生懸命やってるほ
うが疲れない。仕事のしかたも変わりましたね。でも、あの時代を経験できた
から、こんなに長く仕事を続けてこられた今の自分があると思うんです。実は、
昭和40年代の歌を聴くと、いまだに苦い思い出がよみがえるんですが(笑)。
あの時代を生きたことに感謝しています。

いしだ あゆみ

1948年大阪生まれ。1962年上京、いずみたくに師事。1969年「ブ
ルー・ライト・ヨコハマ」の大ヒットで、<紅白歌合戦>に9年連続出場。その
後女優として、映画『青春の門・自立篇』(1977年)、『男はつらいよ・
寅次郎あじさいの恋』(1982年)、<阿修羅のごとく><金曜の妻たちへ><春
よ、来い>ほか、テレビ・映画に多数出演。<てるてる家族>の原作は、いしだの
家族をモデルとした物語。

170名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:13
いしださんの歌に鳥肌が立ちました 夏子役 上原多香子

ついに<紅白>出場を果たした夏子を演じる、上原。いしだと初共演した感想や、
「ブルー・ライト・ヨコハマ」への思いを聞いた。

いしださんとは今回の収録で初めてお会いしました。本当におきれいで、言葉
では言えない存在感があって、すてきな方だと思いました。女優としても歌手
としても大先輩ですから、収録のときはとても緊張しました。でも「当時は本
当にこんなふうに各地を回っていたのよ」など、収録合間にも気さくに話しか
けてくださったので、だんだん緊張もほぐれて、打ち解けてお話しすることが
できました。温かいお心遣いに感謝しています。

ブルー・ライト・ヨコハマは情景が浮かぶ歌

ドラマの中で、夏子がミサ子の歌に感動する場面があります。収録でいしださ
んの歌を聴いたときは、私自身ほんとうに感動して、鳥肌が立ちました。レコ
ードでは聴いたことがありましたが、今のいしださんが歌うとそれとは雰囲気
が違って、とてもすてきでした。「何年ぶりかで歌ったから緊張しちゃったわ」
とおっしゃっていましたが、私も歌や演技をこれからも続けていって、時間を
重ねていくことで、もっといい演技ができるように、もっとすてきに歌えるよ
うになりたいと、心から感じました。最後の最後にこうしていしださんと共演
できたことは、本当に光栄だと思っています。

ドラマの挿入歌になった「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、夜の情景を思わせ
る、大人の雰囲気の歌です。歌詞に「小舟」とか「愛のことば」とか、今の歌
にはあまり使われない言葉が出てくるのも、新鮮に感じられました。この曲を
歌って、いい曲というのは時代に関係なく、いつ聴いてもいい曲なんだという
ことを、あらためて感じることができました。

うえはら たかこ

1983年沖縄県生まれ。SPEEDとして1995年から活動。グループ解
散後は、アーチストとして女優として、映画・ドラマ・CMに出演、幅広く活
躍を続けている。SPEEDが再結集した全国ツアーライブから究極のヒット
曲を収めた『BEST HITS LIVE〜Save the Children SPEED LIVE 2003〜』がこと
し2月に発売された。

171名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:16
昭和44年の<紅白>の雰囲気を再現

夏子の<紅白歌合戦>の収録が行われたのは、NHK大阪ホール。共演する出場
歌手役のエキストラ24人が、当時の雰囲気をかもしだすステージのひな壇に
並び、収録が始まった。昭和48年東京・渋谷にNHKホールができるまで、
<紅白>は東京宝塚劇場で行われていた。また、歌唱中のステージに出場歌手が
ずらりと並ぶのも、当時の<紅白>ならではのスタイル。司会の宮田輝アナウン
サーが歌手紹介をする名調子を、懐かしく思い出す人もいることだろう。

収録終了後、出場歌手が同じステージに並ぶスタイルに、<紅白>出場経験のあ
る上原も「緊張した」と言いながら「自分が<紅白>に出場したときの熱気や歓
声を思い出しながら歌いました」と話した。

172名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:19
夏子の紅白が飾るシャトー最後の夜

夏子の出場する<紅白>を家のテレビで見るため、照子は池田に帰ってきた。シ
ャトーを改装したいという冬子の話に、照子は予想外にあっさりと賛成する。
テレビ付き喫茶店は、とっくに時代遅れだと、わかっていたのだ。夏子の<紅白>
が、シャトー最後の夜を飾るいい幕引きになると、照子は感慨深く思うのだっ
た。大みそかの夜、夏子の歌が終わると、照子はそっと物干し台に上がり、ひ
とつの時代の終わりをかみしめていた。

173名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 01:17
============================ ネタバレ注意 ============================
第24週 3/15(月)〜3/20(土) 演出=高橋陽一郎

ベーカリーてるてる家族 本日開店!

冬子が、春男や和人と力を合わせてついに新しい店をオープン。焼きたてを売
りものにしたベーカリーは、評判を呼ぶ。一方、いよいよ春子が嫁ぐ日が近づ
き、気もそぞろの春男は・・・?

昭和45年、喫茶店シャトーの改装工事が、着々と進められていた。春男(岸
谷五朗)や和人(錦戸亮)と相談しながら、改装を進める冬子(石原さとみ)
は、焼きたての香りがいっぱいに広がる店にしたいと意欲満々だ。暖かな春の
日、ついに新しい店が完成した。店の名前は「ベーカリー てるてる家族」。み
んなが楽しくなれる店にしたいという願いを込めて冬子がつけた名前だ。家族
や周囲の人々に支えられて完成した店が、いよいよオープンの日を迎える!

第139回(3月15(月))

冬子は、喫茶店の改装工事に取りかかる。一方秋子(上野樹里)は、千吉(中
村梅雀)の食品会社に就職した森野先輩(嘉島典俊)を手伝い、カップめんの
開発にかかわる。

第140回(3月16日(火))

新しい店が完成した。焼きたてを売りものにした店内には、小さいながら喫茶
コーナーも残していた。冬子は店の壁に、もとのシャトーの看板プレートを飾
る。

第141回(3月17日(水))

新しい店がオープン、照子(浅野ゆう子)も宣伝に一役買い、初日から繁盛し
た。一方、結婚式が近づく春子(紺野まひる)に、冬子は、いつから岡谷(川
岡大次郎)を好きになったのかと尋ねる。

第142回(3月18日(木))

春子の結婚式に出るため、夏子(上原多香子)が池田に帰ってくる。岩田家に
近所の人が集まり、にぎやかな夕食になる。

第143回(3月19日(金))

春男と照子が眠れぬ夜をすごし、春子が嫁ぐ朝がやってくる。花嫁衣装姿の
春子があいさつをすると、2人とも胸がいっぱいになる。

第144回(3月20日(土))

ひょんなことから、冬子は浪利(杉浦太陽)に心にもない愛の告白をする。と
ころが、それを和人が偶然、聞いてしまい・・・。


今週の歌

♪愛の奇跡
作詞=中村小太郎 作曲=田辺信一 歌=ヒデとロザンナ

「家族の愛が生んだ奇跡のベーカリーです!」。懐かしの電気メガホン(拡声
器)で張り切って宣伝する照子が、いつしか春男と熱演、熱唱!?請うご期待!

174名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 21:06
佐世保でカラを破った和人が最後はさらに壁を突き崩します!

桑原和人役 錦戸亮インタビュー

冬子のよき相談相手として、なくてはならない存在の和人。ドラマ終盤、冬子
との恋の行方も気になる和人に、佐世保から春男の工場に戻った心境の変化な
どを聞いた。

最初に台本を読んだときは、なんてネガティブなやつだろうって思ったんです
よ(笑)。父親を亡くし兄貴を亡くし、という境遇を考えたら、それも当然か
なと思っていました。でも和人は冬ちゃんと出会って、変わっていきますよね。
自分で、一生懸命変わろうとするところが、エライやつだなと思うんですよ。

ターニングポイントは、やっぱり佐世保の出来事でしたね。天主堂でのシーン
を台本で読んだときは、せりふも長いし、正直、焦りました。飛行機の中でも
ずっと台本を見て、どうしようどうしようって考えて。とにかく必死でした。
でも、あそこでいろんなことを吐きだして、和人はラクになったと思う。無愛
想なところはあんまり変わらないように見えるかもしれないけど、演じている
僕自身は、佐世保の前後では、もう全然、気分が変わりました。すごく解放さ
れましたね。

もっとドラマの経験を積みたい

岸谷五朗さんをはじめ、辰造役のでんでんさんや喜介役の有園芳記さん。ベテ
ランの人たちに囲まれて、本当に勉強になったと思います。岸谷さんは、ドラ
マのシーンをいろんな角度から見られるんですよ。演じる側から、演出の立場、
視聴者の視点まで、いろいろ考えつくしているので、すごいなと思います。収
録の現場でも、言葉でアドバイスするんじゃなくて、僕みたいな若手が演じや
すいように、さりげなく促してくれるんです。前に出るタイミングとか、せり
ふの間とか、すべてにおいて。あらためて芝居の奥の深さに触れて、もっとも
っとドラマの経験を積みたいと思いました。

今後は、これまでバランスを保ってきた冬ちゃんとの関係に、和人がいよいよ
決着をつけます。佐世保でカラを破った和人が、さらに壁を突き崩して、思い
切った行動に出るので、楽しみにしていてほしいですね!

にしきど りょう

1984年大阪生まれ。関西ジャニーズジュニアのユニット「関ジャニ8」と
して活動。その一方、去年新グループ「NEWS」を結成。「NEWSニッポ
ン」でCDデビューも果たす。コンサートや舞台・テレビで活躍。2003年
に連続ドラマ<かるたクイーン>、現在は<ほんじゃに!>(BSフジ、関西テレ
ビ)に出演中。

175名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 21:08
春子が嫁ぐ日 花嫁の父・春男の胸中は・・・

冬子が新しい店を開店させる一方で、春子が岡谷に嫁ぐ日が近づく。式の打ち
合わせのあと、わざわざあいさつに立ち寄った岡谷に、春男は目を合わせよう
ともしない。春子を嫁に出すのが、寂しくてしようがないのだ。夕食の席では
「落ち着いて食べられへん」とテレビを消してしまう。春子と過ごす残り少な
い時間を、春男は大事にしたいと思う。

そして、結婚式当日。2階の部屋で花嫁衣装を着けた春子が、照子と春男のい
る居間に降りてくる。今まで幸せだったと春子がお礼のあいさつをすると、春男
は胸がいっぱいで何も言うことができない。幸せになるんやでというただひ
と言を、春男は涙ながらに春子に贈るのだった。

176名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 22:19
============================ ネタバレ注意 ============================
第25週 3/22(月)〜3/27(土) 演出=高橋陽一郎

夢かうつつか・・・ カズちゃんがついに冬子に告発!?

春子は・・・おめでた!そして母親に・・・
夏子は・・・ことしも紅白出場決定!
秋子は・・・カップめん完成後、日本脱出!?

第145回(3月22日(月))

浪利(杉浦太陽)のことが原因で、冬子と和人(錦戸亮)の仲がぎくしゃくし
てしまう。そんな2人を周囲も心配するが・・・。

第146回(3月23日(火))

春男は2人を心配し、和人に冬子への気持を問いただす。だが、冬子に余計な
ことだと怒られる。

第147回(3月24日(水))

秋子が開発を手伝っていたカップめんが完成し、岩田家で試食する。その後
秋子は、アメリカへ留学するつもりだと打ち明ける。

第148回(3月25日(木))

秋子は、残していく冬子と和人の仲が気がかりだと米原(近藤芳正)に話す。
一方米原は、秋子の話をもとに、冬子と和人の子どものころの話を絵本にする。

第149回(3月26日(金))

和人は、人を好きになるとはどういうことかと浪利に聞く。翌日、秋子に呼ば
れ冬子が裏庭に行くと、和人が物干し台に立ち・・・。

最終回(3月27日(土))

昭和46年春、いよいよ秋子の出発する日がやってきた。佐藤(大村崑)や
浪利も岩田家に集まり、みんなで秋子を送りだす。

冬子よりごあいさつ

皆さんにお話できる物語はこれでえおしまい。でも私たちの夢は未来に続いて
います。私たちと皆さんの明日がきっと天気になりますように!

177名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 23:04
未来の夢に向かって グランド・フィナーレ!!

たくましい昭和の家族の物語も、今週(第25週)でいよいよ大団円。最終回
(第150回)は、夢に向かって突き進む<てるてる家族>の出演者が大集合し
て、明るく楽しくにぎやかなフィナーレを届けてくれる。ドラマを盛り上げた
歌とダンスの名場面で家族の歩みを振り返るとともに、ドラマに“ミュージカ
ル”を取り入れた意図と制作の舞台裏を、チーフ・ディレクターに振り返って
もらった。

<てるてる家族>とミュージカル 昭和と群集のエネルギー

登場人物が歌って踊るという、連続テレビ小説初の“ミュージカル”で大いに
楽しませてくれた<てるてる家族>。ミュージカルを取り入れるという発想はど
こから出てきたのか、演出スタッフの高橋陽一郎はこう語る。

「原作そして脚本を通して浮かび上がってきたのは、昭和の時代のとにかく前
向きなエネルギー。あの時代の元気のいい人々を描こうとしたときに、BGM
として流行歌が流れるというつつましい手法ではなくて、従来のパターンを打
ち破る方法はないかとスタッフたちで話しあったんです。その過程で出てきた
のが、登場人物が歌ったり踊ったりするという発想でした」

初めにミュージカルありきではなく、あの時代のパワーを表現するために生ま
れたのが、“てるてる”独自のミュージカルだったのだ。その演出にあたって
心がけたのは、朝のドラマにふさわしい、いわば「等身大のミュージカル」だ
という。

「出演者の中には、歌うのが初めてという人もいました。でも、訓練して上手
に歌ってもらうのではなく、高校生なら高校生らしく、今その人が持っている
歌い方で、キャラクターの魅力が出てくれば、見ている人にも違和感なく受け
入れてもらえるのではないかと思ったのです」

とはいえ実際の収録や映像をつなぐ編集作業は、試行錯誤の連続だった。この
場面にこの歌がと思うようなミスマッチが意外に効果的だったり、逆に歌とド
ラマの心情があまりに合いすぎて、「前後の芝居だけで登場人物の思いが十分
伝わることが編集段階でわかり、苦労して撮ったミュージカル場面を泣く泣く
カットしたこともあります」

ミュージカルのほか春子のオリンピック出場を祝う商店街のパレードなど、<て
るてる家族>では群集シーンが記憶に残る。

「岩田家の7人だけでなく、工場の職人や商店街の人たちみんな含めて家族み
たいなものだと思うんです。人が大勢集まって生まれるエネルギーというもの
が、昭和を語るのに欠かせない要素だということを、あらためて発見した気が
しています」

たかはし よういちろう

<てるてる家族>チーフ・ディレクター。1963年生まれ。連続テレビ小説で
は<ひらり><天うらら><やんちゃくれ><オードリー>で演出を担当。

178名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 23:36
ヒロイン冬子役 石原さとみインタビュー

半年間にわたって元気な笑顔を届けてくれたヒロイン・冬子役の石原さとみ。
伸び盛りの17歳は、収録終了1週間後のインタビューで、意欲あふれる素顔
をのぞかせた。

いろんな役に挑戦していきたい どんな役でも同じということはないから

去年の秋、スタジオ収録に入ってしばらくたったころ、岸谷五朗さんが「どの
角度から見ても、冬子になりきっていたね」と言ってくださったんです。すご
くうれしかったですね。「せりふのことでもセットのことでも、石原さとみは
質問できるから伸びてるんだよ」とも言ってくださいました。「質問すること
を怖がらず、素直に表現するために頑張っているのがよくわかる。その素直さ
がいちばん大事なんだ」って。何よりうれしいほめ言葉でした。

この半年間、人の演技を見て吸収したり教えていただくことが多くて、自分で
もいろんな表現ができるようになって、お芝居がどんどん好きになりました。
台本を読んでいても、自分のなかでイメージが膨らんで、いろいろと考えるよ
うになったんですよ。自分のイメージを演出の方に聞いてもらって、初めてそ
れを取り入れてもらえたときは、本当にうれしかったですね。演技することが
うれしくて楽しくて、お芝居のおもしろさがわかるようになりました。

半年を振り返って、いちばん印象に残っている場面は、おばあちゃんが亡くな
るシーンです。収録に入る前は、泣けるかどうか、すごく不安だったんです。
でも実際に撮影に入ったら、ほんとに悲しくてつらくて、自然に涙があふれま
した。冬子にとっても大きな出来事だったと思うし、私自身にとっても、これ
をきっかけに自信が持てるようになったという意味で、忘れられない場面です。

大阪での一人暮らしに始まって、ハードなスケジュールや膨大な量のせりふ
・・・体力だけでなく、責任感や意志の強さといった精神面でも強くなれたと
思います。でも現場が本当に楽しかったので、つらいと思ったことはなかった
ですね。長い収録を楽しめたことがいちばんよかったと思っているんです。

クランクアップのとき、岩田家の家族の皆さんから、「いつまでも変わらずに
さとみちゃんらしく頑張ってね」って言われました。その言葉どおり、自分ら
しくこれからも初心を忘れずに頑張っていきたい。これからは自分とギャップ
のある役にも挑戦してみたいですね。どんな役でも同じ役はないと思うから、
自分なりにしっかり受け止めて、一生懸命ぶつかっていきたいと思います。

いしはら さとみ

1986年東京生まれ。2003年のデビュー映画『わたしのグランパ』のヒ
ロイン・珠子役で、報知映画賞・日刊スポーツ映画大賞・ブルーリボン賞・日
本アカデミー賞ほか数々の映画賞で新人賞を受賞。<てるてる家族>の冬子役で
ゴールデン・アロー賞最優秀新人賞受賞。4/3(土)<チアーズ/天国への応
援歌>(日本テレビ系)に主演。2005年公開予定の映画『北の零年』に吉永
小百合の娘役で出演が決まっている。

179名無しさんは見た?:2004/03/16(火) 00:30
夢の家族に血を通わせて魅力的な人物を作ってくれた俳優の皆さんに感謝しています

インタビュー 脚本 大森寿美男

俳優・スタッフが絶大な信頼を寄せていた脚本の大森に、ドラマを通して描き
たかったことは何かを聞いた。

冬子の夢を探りたいと思った

<てるてる家族>は、夢を追いかけて進む家族の物語です。オリンピックやスタ
ー歌手という高い目標を追いかけることが春子や夏子の夢だとしたら、秋子や
冬子にはそれと違うどんな形の夢や幸せがあるのか。それを探っていくことが
このドラマを書く僕にとっての課題でした。

まず、夢を実現した人は、どうやってそこに近づいていったのかを考えたとき、
人は自分にとって、心地よく感じられる場所とか時間に、引きつけられていく
んじゃないかと思ったんです。

冬子は、初め宝塚を自分の夢だと思って目指すわけですが、やがて、パン工場
の空間やそこで過ごす時間のほうに、自分の心地よさや生きている実感が伴う
ことに気づいていきます。「パン職人になりたい」というより、「パン職人と
して生きたい」と感じるんですね。「夢」というのは「あこがれ」より「実感」
だと思うんですよ。何かに「なりたい」よりも、自分はこういうふうに過ごし
ていたいという「欲求」には限りがなく、それこそが人を夢の実現に導くので
はないかと思ったのです。目標があってそこを目指すだけでなくて、その場所
にいる自分自身に対する肯定、今ここにいる自分に現実感を感じられるかどう
かが、生きていくうえでいちばん大事なことだという気がします。宝塚のよう
に華やかな目標や大きな称賛はないけれど、自分にとっていちばん大事な「自
分自身への肯定」が、パン職人として生きる冬子を支えているんです。

自分の太陽は自分の中にある

冬子の夢を探っていくうちに、実は春子と夏子の生き方も、冬子と違わないと
いうことが、わかってきました。春子にとって、努力してスケートの新しい技
ができるようになることは、居心地のいい過ごし方なわけです。もちろん努力
や挫折、歓喜の大きさは違うかもしれないけれど、春子も夏子も自分を実感で
きる道を一生懸命進んでいるという点においては、冬子と同じだったのです。
かって春子が入院したとき、「私が頑張れるのは自分の太陽のため」だと冬子
に話す場面がありました。その話を聞いたとき冬子は、その太陽は、自分より
高いところにある、何かの才能や能力みたいなものだと感じていました。でも
パン作りの夢を見つけたとき、自分の太陽は高いところにあるものではなく、
自分の中にある自分自身を感じることだと、冬子は気づくことになります。

振り返ってみると、冬子をはじめとする四姉妹たちが「何かになる」ことより、
彼女たちが何を感じ、どう自分の生き方を見つけていくのかということが、僕
にとって、いちばん描きたいことだった気がしますね。

おおらかな関係性へのあこがれ

人と人とのかかわりや結びつきというものが、このドラマで描きたいもうひと
つのテーマでした。今の時代、他者とのつながりが見えにくくなっています。
でも昭和30年代という時代は、他者とのかかわり方がもっとおおらかだった
気がするんですよ。あの時代へのあこがれも込めて、自分に対しても他人に対
してもゆるやかでおおらかな関係性を描きたいと思いました。そして、そんな
登場人物に血を通わせてくれたのが、俳優の皆さんでした。それぞれが役に寄
り添い、きずなを結んでくれたことで、ある種のユートピアとして描いた<てる
てる家族>の世界に、実体を与えてくれました。スタッフと俳優の皆さんが作り
上げた<てるてる家族>の世界に出会えたことは、脚本家冥利につきる思いがし
ます。

おおもり すみお

1967年神奈川県生まれ。演劇活動を経て脚本家に。映画『黒い家』
(1999年)、『木曜組曲』(2001年)、『命』(2002年)、『昭和
歌謡大全集』(2003年)、ドラマ<長良川巡礼><君を見上げて><強行犯捜査
第七係>ほかを手がける。1999年『39 刑法第三十九条』で日本アカデミー
賞脚本賞受賞、2001年<泥棒家族><トトの世界〜最後の野生児>で第19回
向田邦子賞を史上最年少で受賞。

180名無しさんは見た?:2004/03/29(月) 23:09
テレビ視聴率:「てるてる家族」 朝ドラで歴代最低に
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200403/30/20040330k0000m040079000c.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の関東地区の平均視聴率と最高視
聴率が歴代最低だったことが29日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。昨年
9月29日〜今月27日に放送された同ドラマは平均視聴率18.9%。現在と
同じ調査方法が始まった64年以来では最低だった「走らんか!」(95年)と
「オードリー」(00年)の20.5%を下回り、最高視聴率も22.0%と
「まんてん」(02年、23.6%)を下回った。NHK番組広報部は「朝の通
勤時間に当たり、(午前7時半から始まる)BS放送で、という視聴習慣が定着
したのではないか」と話している。

181名無しさんは見た?:2004/04/06(火) 01:41
大阪・池田市に「てるてる家族」の記念碑
http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_04/g2004040510.html

NHK朝の連続ドラマ「てるてる家族」の収録が行われた大阪府池田市で3日、
放送終了を記念してなかにし礼さんの原作「てるてる坊主の照子さん」の文学
碑の除幕式が、市などの主催で行われた。

 碑は黒御影石でできており、両親のてるてる坊主の間に虹がかかり、その上
に4人の姉妹が並んでいる形。

 小説はなかにしさんの妻で元歌手の石田ゆりさんの一家がモデル。除幕式に
は、なかにしさんや石田さんの両親も出席。なかにしさんは「暗い雰囲気が漂
う日本に夢のようなものを与えられたらと思い、家族で励まし合うことで奇跡
が生まれることを描いた」と話し「親孝行できたかな」とほほ笑んだ。


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