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ネタバレOKスレッド

1名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:51
本スレで書けないネタバレはこちらに

2名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:52
いしだあゆみ一家を描く NHK朝ドラ
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/feb/o20030220_90.htm

 作詞家で直木賞作家、なかにし礼さんの小説「てるてる坊主の照子さん」が、今年10
月スタートするNHK朝の連続テレビ小説でドラマ化されることが20日、分かった。


主人公の母親役に浅野ゆう子
 同作品は、なかにしさんが2001年5月から地方紙の新聞小説として連載。女優・い
しだあゆみ(54)が育った大阪の一家をモデルに戦後の復興期を舞台に、4姉妹の成長
を笑いと感動で描いたホームコメディー。主人公の母親・照子さん役は、女優・浅野ゆう
子(42)が内定している。

 いしだの両親は現在、大阪・池田市でブティック店を経営している。パン職人としてス
タートし、妻のアイデアでテレビ喫茶も始め大はやりする。そんな中、フィギュアスケー
トを始めた姉妹らの才能が開花。長女は、フィギュアスケート日本代表としてグルノーブ
ル冬季五輪に出場した石田治子さん。二女のいしだあゆみは、スケーターから転身し芸能
界への道を。四女は、宝塚音楽学校を卒業し歌手デビュー後、なかにしさんと結婚。4姉
妹がそれぞれ個性的な道を歩んでいる。

 今年はテレビ放送開始から50周年で、NHKでは現在、特番を放送中。小説では当時、
まだ珍しかったテレビ喫茶に客が殺到し、紅白歌合戦のテレビ初放送や、力道山のプロレ
ス初中継を楽しむなど、テレビの昭和史を彩ったシーンも数多く出てくることから、節目
の年にふさわしい作品になりそうだ。

3名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:53
空襲をかいくぐって披露宴を敢行した春男と照子。
復員して信託会社に就職した春男だったが、いきなり大チョンボ。
一から出直しとばかりにパン職人に。
やがて照子のアイディアで始めたテレビ喫茶が大当たり。
春子、夏子、秋子、冬子の四姉妹もすくすく育ち、中でも春子は、ひょんなことから習い
はじめたスケートで、見る間に才能を発揮する―。
親子の愛が育んだ大きな奇蹟の物語。
今、家族の時代に贈る国民的ホームコメディー。(原作上巻内容)

順調に見えた一家を襲う試練の数々。
春子の入院騒ぎから間もなく、今度は春男の浮気が発覚し、岩田一家はてんやわんや。
春男は、どうこの難局を切り抜けるか。
春子のスケートは全国レベルへ上達し、五輪を目指すまでになる。
一方、夏子には芸能界から誘いがかかり、歌手デビューの話が持ち上がる―。
果たして、姉妹のオリンピックそして紅白、ダブル出場の奇蹟は起こるのか?夢見ること
が人生だ!涙と笑いと感動の家族劇。(原作下巻内容)

4名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:53
9月のNHK朝ドラ、ヒロインは16歳! スカウトキャラバン出身の石原さとみ
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_04/2t2003041513.html

NHKの次期朝ドラ(9月29日スタート)に、女優のいしだあゆみ(54)一家を描い
たなかにし礼氏の小説「てるてる坊主の照子さん」のドラマ化「てるてる家族」が決まり、
15日、NHK大阪局で発表された。ヒロインには2036人の応募者から石原さとみ
(16)が選ばれた。

ドラマはいしだが育った大阪の一家がモデル。戦後の復興期を舞台に、4姉妹の成長を笑
いと感動で描いたホームコメディー。石原は4姉妹の末っ子で、後になかにし氏の妻にな
る岩田冬子を演じる。

石原は昨年のホリプロタレントスカウトキャラバン・ピュアガール2002のグランプリ。
公開中の映画「わたしのグランパ」でデビューしたばかり。昨夜、ヒロインの決定を聞い
たという石原は会見で、「とにかくうれしい。大阪弁にはあこがれがあるので、使いこな
して関西人になりたい」と笑顔で話した。

原作のなかにし氏は、「自分の作品が朝ドラになるとは光栄。日本中が夢に向って走って
いた時代を描くことが今につながればという思いで書いた」などと話した。

5名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:54
次回NHK朝ドラ、石原さとみ主演で「てるてる家族」
http://www.asahi.com/culture/update/0415/012.html

NHK大阪放送局は15日、秋からの朝の連続テレビ小説が昭和30〜40年
代の大阪を舞台にパン屋の家族を描く「てるてる家族」に決まったと発表した。
原作は直木賞作家なかにし礼さんの「てるてる坊主の照子さん」で、大森寿美
男さんが脚本を担当する。ヒロインの四女岩田冬子役は16歳の高校2年石原
さとみさんが演じる。

大阪府池田市でパン屋を営む夫婦とそれぞれに夢を描いて成長する4人姉妹の
一家6人の物語。2000人余りから選ばれた石原さんは「冬子とともに成長
していきたい。聡明(そうめい)な女優が目標です」と話した。石原さんは東
京都出身。昨年、大手プロダクションの新人発掘の催しでグランプリを獲得し、
現在公開中の映画「わたしのグランパ」でデビューした。

6名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:54
石田姉妹モデルに朝ドラ 9月末からNHK
http://www.sankei.co.jp/news/030415/0415bun123.htm

NHK大阪放送局は15日、9月末からのNHK朝の連続テレビ小説として
「てるてる家族」を制作すると発表した。ヒロイン役はタレントの石原さとみ
さん(16)。

原作は、なかにし礼氏が妻の元歌手石田ゆりさんや、歌手で女優のいしだあゆ
みさん姉妹らをモデルにして書いた小説「てるてる坊主の照子さん」。昭和3
0−40年代の大阪・池田市を舞台に、スケートのオリンピック選手になった
長女、スター歌手になった二女、パン作りに幸せを見いだすヒロインの四女・
冬子ら四姉妹とパワーある母との笑いと涙の日常を描く。

なかにし氏は「石原さんは冬子役として完ぺき。僕が書き込めた夢のようなも
のが乗り移ってくれたらいい」と語り、石原さんは「冬子と共に成長していけ
たら」と抱負を述べた。

オーディションで2036人の応募者の中から選ばれた石原さんは東京都出身。
映画「わたしのグランパ」でデビュー。NHKの脚本懸賞ドラマ「窓を開けた
ら」で主役を演じた。

7名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:58
いしだあゆみ4姉妹物語、NHK朝ドラに
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-030416-0002.html

今秋スタートの次期NHK朝の連続テレビ小説が、女優いしだあゆみ(54)
の4姉妹をモデルとした「てるてる家族」になることが15日、制作する大阪
放送局から発表された。直木賞作家なかにし礼氏(64)の原作で、ヒロイン
には石原さとみ(16)が起用される。石原は、なかにし氏夫人で元歌手の四
女・由利子さん(51)を演じる。設定は昭和30、40年代の大阪で、昭和
歌謡のヒットメーカーなかにし氏だけに、名曲の数々が劇中歌として使われる
予定だ。

大阪・池田のパン屋に育った4姉妹が、次期朝ドラで描かれる。なかにし氏の
小説「てるてる坊主の照子さん」(新潮社)のドラマ化で、モデルとなる一家
は女優いしだあゆみのファミリー。朝ドラで女優の一家がモデルとなるのは、
女優沢村貞子さんを描いた「おていちゃん」(78年)以来、25年ぶりとな
る。

長女はフィギュアスケート日本代表としてグルノーブル五輪に出場した治子さ
ん(役名・春子)、二女の夏子は紅白歌合戦に出場しスターへの階段を歩んだ
いしだ。三女はインスタントラーメン開発に従事した秋子。そして、ヒロイン
石原演じる四女の冬子は、なかにし氏夫人で、宝塚歌劇団出身後、歌手「石田
ゆり」としても活躍した由利子さん。まさに個性豊かな4姉妹が登場する。な
かにし氏はこの日の会見で「まさか、妻の実家が朝ドラになるとは…。家族も
かなり、驚いています」と苦笑した。

舞台設定は昭和30−40年代の大阪。原作は長女の五輪出場、二女の紅白初
出場で終わっており、ドラマでは、末妹・冬子の視点から、4姉妹の「その後」
も描かれる。番組プロデューサーの若泉久朗(ひさあき)氏(42)によると
「姉2人の華やかな成功と、妹2人のささやかな幸せの対比を描きたい」とし、
高度経済成長に向け日本中が活気に満ちていた時代の「ホーム・コメディー」
を表現する。

この日、ヒロインの石原は、2036人の中からオーディションに合格。「昨
晩、聞いたばかりでビックリ。何色にも染まる『白い』女優になりたい。目標
は…ええーっと、誰だっけ? あっ、吉永小百合さんです」と、緊張のあまり
大先輩の名前を度忘れするハプニング。しかし、これにも、なかにし氏は
「(実生活の妻の)冬子像としては完ぺき」と太鼓判を押した。

石原は現在、東京都内の高校2年に在学中で、朝ドラのヒロインとしては00
年後期「オードリー」(岡本綾)以来の現役女子高生となる。現在は、転校、
休学も含めて、学業との両立を検討中という。

重要な役となる4姉妹の母・照子役は浅野ゆう子(42)が内定しているとい
う。ヒロイン以外のキャストについては、週明けにも発表される。

写真=次期NHK朝ドラの主演に決まった石原さとみは、舞台となる大阪・池
田の栄町商店街の模型に興味津々(撮影・徳丸篤史)

8名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 22:58
秋のNHKテレビ小説「てるてる家族」の製作発表
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030415ic24.htm

NHK大阪放送局は15日、9月29日から始まる朝の連続テレビ小説「てる
てる家族」の製作発表をした。原作はなかにし礼さんの「てるてる坊主の照子
さん」。

昭和30、40年代の大阪府池田市を舞台に、肝っ玉母さんとパン店経営の父
が4人姉妹を育て上げる“なにわの若草物語”。ヒロインの末っ子、岩田冬子
役の女優、石原さとみさん(16)はパン職人を目指す役に「一緒に成長して
いきたい」と話した。

9名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:01
15年度後期 連続テレビ小説「てるてる家族」の制作・ヒロイン発表
http://www.nhk.or.jp/osaka/guide/teruteru.html

今年9月29日(月)から放送する連続テレビ小説『てるてる家族』の制作・
ヒロイン発表が、4月15日(火)に大阪放送局で行われました。

連続テレビ小説69作目、大阪局制作では27作目の『てるてる家族』は、昭
和30年・40年代の大阪を舞台に、パン屋を営みながら4人の娘たちを見事
に育てていく肝っ玉母さんと家族の夢と笑いと涙で描いたホームドラマで、末
っ子であるヒロイン・岩田冬子の視点から、その成長とともに豊かに描きます。

原作は、直木賞作家・なかにし礼さんの「てるてる坊主の照子さん」。大阪府
池田市で生まれ育った、俳優のいしだあゆみさん一家をモデルに4人の姉妹が
成長していく姿をユーモアたっぷりに描いた作品です。脚本は、史上最年少で
向田邦子賞を受賞した大森寿美男さんが担当します。

ヒロイン・岩田冬子を演じるのは、2,036人の応募者の中から選ばれた石原さと
みさん。東京生まれの高校2年生で映画「わたしのグランパ」のヒロインで芸
能界デビューしたフレッシュな16歳です。

石原さんは発表の前日の14日に電話でヒロイン決定を告げられたばかりにも
関わらず、「何色にも染められる、真っ白で聡明な女優になりたい」とその年
齢からは想像できない大きな気概を、マスコミ関係者の前で披露しました。

収録は6月に大阪府池田市と長崎県佐世保市のロケーションでクランクインし
ます。スタジオ収録も6月下旬からの予定です。

10名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:03
Figure Skate Web Magazine KISS & CRY
岡本治子コーチ 
http://homepage3.nifty.com/skate/iokamoto.html

一家の4姉妹のうち長女がフィギュアスケートのオリンピック選手、次女が紅白にも出場
した大スターが誕生した。信じられないような話だが実際あった話なのだ。その実話を題
材にして、なかにし礼がその一家の母を主人公にして「てるてる坊主の照子さん」という
小説を書き、帝国劇場で舞台化もされ話題を集めている。
 そのモデルとなったのは次女の大スターの方は現在も女優として活躍中のいしだあゆみ。
そして長女のほうが1968年のグルノーブルオリンピックに出場した石田治子である。
 その後石田治子は選手引退後結婚して岡本治子となり、今もインストラクターとしてス
ケートを指導している。世界選手権出場した小林れい子、世界ジュニア選手権3位になった
柏原由起子、青谷いずみ、柏木深幸などの日本トップスケーターを育てるといった実績を
もったコーチなのである。そんな岡本治子コーチに戦後まもなくのスケート環境や選手時
代の心境、インストラクターになってからの思いなどを新年早々、赤裸々に語っていただ
いた。

―あの小説の中で赤ちゃんだった夏子(いしだあゆみ)がペニシリンで助かるところ、そ
れからスケートのシーンは全部好きなのです。モデルとしては複雑な気分ですか?
岡本:なんか変な気持ちというかちょっと照れくさいような重はゆいような感じです。実
はこの小説を最後まで全部読みきってないのですが、小説というのは全くその通り書いて
なくて、おもしろおかしく誇張して書いてあるところや変えてあるところもありますよね。
読んだ人はそのままストレートに受け取ると思うからちょっとなんか照れくさいなと思う
ところもありますね。本音を言えば。
―小説では事実と違う部分などもあるのでしょうか?
岡本:そうですねー。私は小説を最後まできちんと読んでないのですけれどもスケートの
成績などは記録通りに書いてありますね。しかし子供時代は確かにお金持ちでいいお家の
お嬢様ばかりスケートをしていましたけど、だからと言って私達は別に何も感じたりしな
かった。お母さんがこわくて必死につき進んでたというだけで・・・。まあそこが小説だ
から「苦労物語」っぽく書いてあると思います。またそう書かないと小説として面白くな
いだろうしね。
―当時のスケート・シーンはあの小説のような雰囲気だったのですか?日曜日にぎわった
り、関東からコーチと生徒が滑りにきたり・・・。
岡本:それは本当で日曜日は人ですごかった。あの当時は娯楽というものがまず少なかっ
たので梅田のリンクはにぎわっていました。ほんとリンクで滑走する人の円が二重くらい
になっていましたね。関東からは確か夏に関東のリンクが全部閉鎖されているということ
で関東から全員コーチやその生徒さんが来ていました。
―ではお母様が経営されていたリンク内の喫茶店も大繁盛だったのでは?
岡本:まあ土日はかなり忙しかったみたいですね。平日は私達の休憩場所になってました
けど(笑)
―スケートを始めたきっかけは小説どおりだったのですか?
岡本:そうですね。リンク内の喫茶店を経営している母について毎日行くようになりまし
た。春休みや夏休み毎日滑るようになってくると上手くなってきてわりと進歩が目に見え
たので「先生に習おうか」というので始めました。当時は今ほどスケートの競技人口も少
なかったし、スケート教室などもなかったのでちょっとやれば上手になったように思えた
というのもあると思います。
―当時は外国からスケート靴は取り寄せていたそうですが、今のものと違いますか?
岡本:靴は日本製でしたが、いいタイツが日本になかったのでアメリカからダンスキンの
タイツなんか取り寄せてましたね。ダンスキンのタイツは試合だけで練習時は普通のタイ
ツを使って、今と違って本当に大事にタイツを使っていました。破けたらまた繕って使う
という感じで、あの当時は普通のストッキングとか修繕してくれるお店があったのでそこ
に出してまた履いたりしていました。
―コスチュームなどはどうされていましたか?
岡本:スケートをやりだした子供の頃の練習着は母が作っていましたが、試合着はそうも
いかないから洋裁店の方に作っていただいたりしていました。大学時代にアメリカからス
トレッチする素材が入ってきましたが、それまではストレッチの素材などはなくて伸びな
い洋服などの生地にマチをいれてもらったりしてましたね。今考えるとよくあんなので滑
ってたなーなんて思いますが(笑)。でもこの頃はお母さん達もプロ顔負けぐらい上手に
作られますよね。

11名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:03
―学校との両立は大変でしたか?当時の一日のスケジュールを教えて下さい。
岡本:まず学校終わったらすぐ練習に行っていました。試合前などは早退もよくしました
ね。早退してリンクに行ったほうがリンクが空いてたので。高校生ぐらいから毎日貸切で
早朝練習などをしていましたが、それまではまだそこまでするものだという認識はみんな
なかったように思います。小学生の頃から遠足、林間学校、修学旅行などはすべて休んで
練習していましたね。夏休みは7、8時間練習していたのと違うかなー。営業が始まる前
に朝の貸切で2時間くらいやってそのまま営業がはじまってずーっとえんえんと滑っていま
したね。当時神戸に深江のリンクというのがあって、そこだけが朝の貸切が7時ぐらいから
始まっていたのでよく行きました。もう今でも覚えているけどとても寒いリンクでねー。
(笑)行くまでの道も遠くて寒かったからあれだけは身にしみて覚えています。だからお
勉強の方はあまりしなかったですねー(笑)。しなかったというより、もう(スケートの
試合や練習のために)それだけ授業抜けると勉強もわからなくなってくるしねー。
― お母さんという存在はスケートをする上でも大きかったですか?
岡本:はじめは大きかったですね。初めはほんとに母が自分の夢を子供に託している感じ
ですごい勢いだったから。あと稲田先生(オリンピックを最年少で出場し10位という成
績を残した名スケーター、当時のカリスマインストラクターであった)すごい強烈なコー
チだったから、母親と先生が「こわい」という一心でやっていたという記憶しかないです
ねー。
―いつ頃からご自分で「スケートを頑張ろう。」と自覚されるようになったのですか?
岡本:たしか高校2年か3年ぐらいだったと思います。中学生ぐらいが一番ぐずぐずしてた
と思います。というのは中学2年ぐらいの時に一回肝臓を悪くして3ヶ月入院して一シーズ
ン休んでたから。やはり一年間休むとなかなか取り戻せないし、年齢的にも一番難しい時
期だったということもあって、今から思えば2,3年はすっきりしなくてぐずぐずしてた
のと違うかしら。で高校2年か3年のある時、何かの拍子になぜかわからないけれど「あ、
こんな事していてもだめやわ。」と思って、まあとりあえず「何かやらなあかん」と思い
練習に取り組みました。それからはほんとに親に言われるからではなくて自分で一生懸命
練習しました。また当時は今みたいにいいスケートのインストラクターが豊富にいなかっ
たということもあって上手い人を見て自分が出来ない事は「どうしたらできるだろう?」
と真似ながらやったという事もありました。
―当時稲田コーチからはどの様なレッスンを受けていたのですか?
岡本:中学生くらいまでは東京から稲田先生が来られるというときには3日前ぐらいから
「はあー」とため息をもらしてました。その「はあー」という意味は「つらい、こわい」
という二つ意味でした。稲田先生がいらっしゃると一日中練習で本当に毎日あざだらけに
なって筋肉痛でトイレにもしゃがめないくらい練習させられましたから。それがあったか
ら上手くなったとは思います。中学生ぐらいになると東京にも年間営業しているリンクが
できて稲田先生は大阪に来られなくなったので、私が夏休みなど東京にレッスンを受けに
行っていました。東京に行ったときは稲田先生のお家にも泊まらせていただいたりもしま
した。先生はとにかく用意が早くて私は当時用意がおそい方でしたから置いていかれるこ
ともあって、早朝など暗がりの道を一人で歩くのがこわかったので、置いていかれないよ
うにみんなより早く起きて布団の上でタイツなどを履いていたことを思い出します。今私
の用意が早いのも稲田先生のおかげだと思うのですが(笑)

12名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:04
―姉妹スケーターと言えばクワンや浅田姉妹なども浮かびますが、お互いいい刺激になり
ましたか?妹たちは姉の目からみて、どういうタイプのスケーターだったのですか?
岡本:私達の場合はそんな事はなかったですねー。2番目のすぐ下の妹(いしだあゆみ)
はもう小学6年生ぐらいで芸能界に入ったので一緒にスケートをやっていた時代というの
は4年間ぐらいだったので・・・。3番目の妹(三女、美恵子さん)は中学生からスケー
トを初めて当時は3級ぐらいでも国体に出場できて、その程度だったからあんまり刺激を
受けたということはないです。3番目はどうというレベルのスケーターではなかったです
けど、2番目(いしだあゆみ)は器用でなんでもすぐ出来ましたね。私はどちらかと言う
と不器用で何回もしないと出来ないほうだったのですが・・・。ただ2番目は朝早く起きる
のがすごく苦手だったみたい。朝はなかなか起きてこないのよー。(笑)そのせいで「あ
んまりスケートは好きと違う」と言ってますが・・・。だから体質的にもスケートはあま
り合わなかったかもしれないですね。
―妹のいしだあゆみさんが関西ジュニア選手権で優勝されたが出場年齢に達していなかっ
たのでオープン参加で賞をもらえなかったという話が小説に載っていますがー
岡本:あれはみなさんに言っておかなくてはいけないと思うのですがあの話は本当にあっ
たことですが、だからと言ってそれが原因で妹はスケートを辞めたわけではないです。あ
の当時、全日本は7級さえとれば誰でも出場できましたが、ジュニアは年齢制限があって妹
はまだその年齢に達してなかったのでオープン参加でした。その試合では点数が出たので
自分が何番くらいにいるかということはわかって、妹もまだ小学4年生ぐらいだったので
「なんで私がもらえないの」と泣いていたのは覚えています。しかしそれは一時のことで
あってそれを承知で出場していたわけですからそれが原因でスケートを辞めたわけではな
いです。その後たまたま芸能界に入るということが決まったので辞めることになったわけ
です。
―スケートのどこが好きだったのでしょうか?
岡本:うーん。選手の頃はあまり好きじゃなかったですねー。自分で自覚を持って練習を
始めたときも「苦しかった」ですね。「苦しかった」というのは「辞めたいな」という苦
しさではなくてとりあえず「一生懸命練習しよう」という苦しさで・・・。ですが、でき
たら「逃げたいな」とは思っていましたねー。大学2年の頃からしんどいなりに楽しさを
見つけた気はします。練習はきつかったけど海外試合に出たりしてそういう楽しさも覚え
て10のうち8苦しくても2は楽しいというような感じで癒されたと思います。教えてか
らの方が「充実感」みたいなのはありましたね。選手の時にやり足らなかったような事を
やってみたいというのがあって、自分の夢を託すというのがあり、夢に向けて一生懸命突
っ走ったという感じですね。
―お母さんの五輪への思いがともかく強かったようですが、実際にそうだったのですか?
岡本:それはやっぱりねー。どのスポーツしても目指すところはまず「オリンピック」と
言いますよね。それは本当の最終目標であって、「オリンピック」と言う言葉は口に出さ
なかったけど小学生の頃の私に対する母のプレッシャーはすごかったですよね。今のソフ
トなお母さんという感じはなくて当時の厳しいお母さんという感じでずーっと練習を見張
っていました。それは私達だけではなく当時のトップ選手の親御さんたちはみんなそうで
した。久美子ちゃん(佐藤有香さんの母親、佐藤久美子コーチ)のお父さんもチチローも
顔負けぐらいすごかったし・・・。スケートというのは親も熱心でないとできないスポー
ツで今の親御さん達も熱心ですよね。そうではあるのだけれどもあのときの時代背景とい
うことでさらに強烈でしたね。

13名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:04
―お父さんはスケートをする事に対して協力的でしたか?
岡本:小説やテレビなどではすごく物わかりのいい父親になってますでしょ(笑)ですが
実は(スケートをする事に対して)すごく反対していましたね。中学校くらいまでは賛成
でなかったし、妹が芸能界に行くことも賛成でなかったです。しかしうちの母親は人の言
うことを聞くタイプとは違うので。母は母なりに自分の夢があってそれを子供に託したの
だと思います。
― 選手の頃、一番うれしかったことは何ですか?
岡本:うれしかった事は二つあって一つ目は「自分でできるだけやろう」と思って頑張りだ
して全日本でそれなりにいい成績を納めることができて、当時の全日本ではその年一番努
力した形跡が見えた選手に「努力賞」という賞が与えられて、その「努力賞」を自分がも
らった時に「あ、やっぱりやったらできるんだ」と思ってうれしかった事。二つ目は最後
の大学4年の時にオリンピックがあって出場することができたこと。どちらにしても大学
4年で選手は辞めると思っていたから「あー、引退の時にオリンピックに出ることができて、
最後きちんと締めくくりができてよかったなー」と思いました。今になってその当時のビ
デオを見て「あー、自分があのオリンピック出たのだなー」と初めて思い、「やっぱりオ
リンピック出るのと出ないのとでは大きな違いやなー、自分の財産として残るなー」と思
ったことは事実です。
―当時の国際試合、ユニバーシアード、ジュニア選手権や五輪の雰囲気、思い出を聞かせ
て下さい。
岡本:今になって思うに五輪はもっと楽しめたらよかったのになーと思いますねー。あの
ときは開会式が始まる前の日にコンパルソリーの試合があって、開会式があった次の日く
らいに女子フィギュアの大会終わってしまったんですね。それから閉会式までいたのです
けど、今と違ってスキーとかいろんな競技を見に行かせてもらえなかった。そうは言って
も若いからそれなりには楽しんいでましたが、今になってあの雰囲気をもっと味わかった
なーとは思います。あと昔の国際試合のバンケットはすごかったですねー。私が出た国際
大会がヨーロッパばかりだったということもありますが、晩餐会のような雰囲気でとても
華やかに行われていました。すごいきれいなホテルのボールルームなんかで招待状には
「ドレスを着てくるように」とか書かれてイブニングドレスを着たりして・・・。ペギー
・フレミングもドレス着ててきれいでした。もうそれを見ているだけで楽しかったですね。
私達も見よう見まねでドレスを仕立ててもらってそれを着ていくのが楽しみだった。その
後教えていた生徒が出場した国際大会のバンケットにそのつもりで出席して、だいぶ傾向
が変わって随分ラフな格好になったなーと思ったことがあります。スイスのダボスで行わ
れた世界選手権の時はスイスのダボス会議も開かれたスイスの超一流ホテルに泊まってい
て、そこがもう素晴らしくて今でもその景色覚えていますね。もう「絵はがきよりきれい!」
と思いましたものね。泊まっている人もヨーロッパの超一流マダムばかりで部屋から下の
レストランに降りてくるだけでミンクのストールとか着てくるし、食事中は必ず生バンド
は入るし「あー、こんな世界もあるのだなー」と思って楽しかったです。
―スケートのインストラクターをしようと思ったきっかけは?
岡本:現役選手を辞めて「さあ、何する」となったとき、それまではジャッジになったり
する人もいたけれどもその当時はインストラクターもそんなに数もいなかったのでなんと
なくするとしたらスケートのインストラクターかなーと思ってやり始めました。「大選手
を育成したい」とかそういう大それた理由はなかったのだけれどもやり出したらガーッと
のめりこみましたね。

14名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:05
―インストラクターとして今はどういうスケジュールで動いてますか?
岡本:昔は(10年くらい前)までは毎日早朝から晩まで働いてましたねー。あれだけ働い
たら体悪くするのかしらと思うくらい。今は生徒も5人ぐらいでリンクに毎日行っている
というのではなく、だいたい何曜日の何時くらいから決めてもらって 個人個人にスケジ
ュールを聞いてその希望の時間にレッスンするといった感じです。
―スケート関係者ではよく自分のお子さんにもスケートをさせられる方が多いように思う
のですが、(岡本先生2男1女)息子さんやお嬢さんスケートをさせようとは思いません
でしたか?
岡本:スケートをさせるというよりスケート場に連れてもいかなかったですね。私は先生
の子供がスケートをすると、まず親としたら絶対自分の子に目が行くと思いますし、それ
とやっぱり先生の子供ということで周りがちやほやしてくれるのがいやだった。それまで
にそういう例を見ていたからそういう風にしてもらうと私も気を使うし、子供の為にもよ
くないと思ったから・・・。基本的には最初から自分の子供にスケートをさせたくなかっ
たし、スケートの大変さもわかっているからねー。もし才能がなかったら地獄やないのー
(笑)
―インストラクターとして何を教えたいのか、心がけている点は?
岡本:そうですねー。私もれいこちゃん(小林れいこ選手、世界選手権出場)を教え始め
た頃は若さもあったからただ夢中で「いい成績をとってもらって、自分の思っているとこ
ろに引っ張っていきたい」と突っ走してましたね。そしてだんだんいろんなお弟子さんを
見てインストラクターとして勉強していくこともあったのだけれども、今度は自分がする
んじゃなくて相手を納得させないといけないし、その親御さんも納得させないといけない
というので時代が変わってくるとそれに応じて感覚のズレも感じてきました。ただ私が今
でも思ってるし、悩んだこともあるけれども、やっぱり試合では一番になる人は一人で十
番になる人もいるし、全員がどれかにならないとダメなわけです。思わない成績になった
ら最近の人の方が親も子もガマンができない人が多い。「それ(成績)だけじゃないです
よ。」と言ってもそれを理解できる人が少なくなってきたと思います。たかがスケート教
室であっても月謝払っているからすべて満足いくように権利を主張される方がいますが、
やっぱりいやな事でもその子の今後のことを考えてこの頃は言うようにしてます。そうい
うことを言っておけば今はわかってもらえなくても後になっていつかわかってくれるとき
があるかもしれない。だからそれはそれでいいかなとは思っています。例えば教室でも6
年生ぐらいになっているのにまだ親がスケート靴をはかしているんですよ。だから「自分
で靴を履くのは時間がかかると思います。けれども、何も氷で一時間半滑らないと損とい
うのではない。初めは紐がほどけて何回も結び直しに行かないといけないと思う。でも自
分でやらないといつまでたっても結べるようにならない。そら親御さんが履かした方が早
いし、紐もほどけないと思う。紐がほどけて何回も結び直しにいって練習時間がロスした
ように思われるかもしれませんが、こっちの方が結局子供さんのスケートをうまくするよ
りももっと大事なことと私は思うからそうして下さい。」と言いました。この頃そういう
事を教えたいなーと思っています。昔から教えた選手と親御さんにこれだけは言っていま
す。「スケートさえできたら『あとは何もできなくてもいい』という事はないですよ。」
と。スケートをやる時間というのは人生のほんの何年かの間ですからその後それが役に立
って価値のあるものにならないと何の意味もない。せっかくそこまでのお金と時間、情熱
を費やしてきたものを無駄にしてしまうように私は思うのです。ですからこんな事いうと
自慢にもならないかもしれないけれど(笑)うちから引退した子はいろんな方面で活躍し
ているけれども、わりときっちりとしている子が多いと思います。思い返してみて選手の
時は選手として、コーチになってからはまたコーチとしていろいろ勉強させてもらったな
ーと思います。

15名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:05
 まだ岡本先生をよく知らないときのこと。ご自身はオリンピック出場、しかも当時は日
本のトップ選手を指導し、その上いしだあゆみのお姉さんということで美しく、とても近
寄りがたい存在でクールな印象を受けた。ところがである。私のコーチの先生が岡本先生
であった(いわゆる私は岡本先生の孫弟子だったわけである)ということからレッスンし
ていただく機会があり、そのイメージは完全に打ち砕かれる。とても厳しくハードなのだ
が温かみのある熱いレッスンをして下さった。カラッとしたちゃきちゃきの関西人でレッ
スンが熱くなればなるほど言葉が関西弁になっていき、それがまた厳しいレッスン中でも
場を和ませ、明るい雰囲気になるのだった。先生のレッスンには何か「ついていきたい」
と思わせるものがあった。それがなぜだかわからなかったが、それが先生の人格だと思っ
ていた。今回インタビューで先生と多くの言葉を交わしていくうちに、それがなぜだか少
しだけわかったような気がする。
 今後もその明るいキャラクターで選手達にいつまでもスケート、そしてスケート以外の
大切なことも指導して欲しいと思わずにはいられない。(インタビュー・文 今川知子)

<岡本治子のプロフィール>
昭和20年11月16日生まれ
趣味 読書
小学3年生からスケートを始める

<主な大会成績>
1964年     全日本フリー選手権   3位
1965年〜67年 冬季国体         優勝
1966年    ユニバーシアード冬季大会(トリノ) 5位
1966年、67年 全日本選手権       3位
1968年     グルノーブル五輪      出場
1968年     世界選手権(スイス)  出場
1968年     ユニバーシアード冬季大会 4位(インスブルック)

<主な指導歴>
1976年〜1979年  全日本選手権 2位(小林 れい子)
1980年           〃     優勝(  〃    )
1980年、81年    世界選手権  出場(  〃    )
1987年        全日本選手権 3位(柏原 由紀子)
他に全日本ジュニア選手権 優勝(青谷いずみ、柏原由紀子)、世界ジュニア選手権 3位
 (柏原由紀子)などの指導歴を持つ。

16名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:07
平成15年度後期 連続テレビ小説

てるてる家族

かって、明日を夢みてみんなが元気だった時代が日本にもあった
レトロな時代のたくましい家族力(パワー)がいま甦る

ヒロイン・冬子は大阪・池田の四姉妹の末っ子
娘たちの才能を引き出す奇蹟の才能の持主、母・照子
期待に応えて見事に開花していく四人の娘たちと
製パン店を営み家族を優しく見つめる父・春男
それぞれの夢ではちきれそうな家族が駆け抜ける
昭和30・40年代の大阪

「てるてる家族」は、毎朝、必ず
あなたを明るく元気に照らします!

NHK大阪放送局

17名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:08
【企画意図】

連続テレビ小説69作目の「てるてる家族」は昭和30・40年代の
大阪を舞台にたくましい家族の夢と幸せを明るく描きます。

原作は「てるてる坊主の照子さん」(なかにし礼 作)

いま、家族の意味があらためて問われています。豊かさで物があふれ便利になった代償と
して、根源的な家族の絆が希薄になっています。かつて昭和30年代、社会が右肩上がり
で高度成長していくなかで、人々は貧しいけれども明日を夢見て元気でした。このドラマ
の母親・照子はどんな時にも明るく夢に向かって邁進します。そのパワーはあかんたれ亭
主・春男を盛り立て、四人の娘たちの才能を開花させていきます。

おかあちゃんは強い!そしてエライ!

戦後何もない時代に、まずは食べることからと大阪の池田市でパン屋を始めた家族は、や
がてテレビ付き喫茶店で大当たりします。そして母親の夢を背負って、末娘の冬子はパン
作りに幸せを見いだしていきます。さらに、長女・春子はフィギュアスケートのオリンピ
ック選手に、次女・夏子はスター歌手にと奇蹟が実現していきます。

四人の娘たちを見事に育てていく肝っ玉母さんと家族の夢と笑いと涙の日常を、ヒロイン
の冬子の視点からその成長とともに豊に描きます。

18名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:08
<みどころ>

◆幸せのイースト菌
パンの耳から創作パンまで。冬子がくり出すヒットパン。
そしてイースト菌のように人と人の愛を発酵させる幸せの錬金術。
◆明るい“家族力”
家族ニオかるどんな難問も楽天的にのりこえる家族の団結力。
◆なにわの若草物語
ヒロイン・冬子はパン作り。長女はフィギュアスケートのオリンピック選手、次女はスタ
ー歌手、三女はインスタントラーメン開発。
冬子を中心に描く四姉妹の夢と恋模様。
◆テレビ50年。テレビと歩む家族の昭和史。
街頭テレビからカラー放送そして次女の紅白出場まで、流行歌で彩る家族の日誌。

19名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:09
◇◇◇ヒロイン発表◇◇◇

ヒロイン「岩田冬子」を演じるのは、2036人の応募者から選ばれた

石原さとみ(いしはらさとみ・16歳)

みずみずしい感性とピュアなういういしさ、そして聡明な輝き。無限の可能性を秘めたダ
イヤモンドの原石。

「中学の時から女優になりたかった」。その夢を実現し、昨年夏に芸能活動を始めたばか
り。小学校のころはクラシックバレエとバスケットボール、中学の時は部活動のテニスと
ヒップホップダンスに熱中した行動派。特技は6才から続けているお琴。

これまでの枠におさまらない新しいドラマを担う逸材です。

・・・・・ Profile・・・・・
東京都出身。1986年12月24日生まれ。ホリプロのタレントスカウトキャラバン・
ピュアガール2002のグランプリ。映画「わたしのグランパ」でデビュー。NHKでは
脚本懸賞ドラマ「窓を開けたら」で主役を演じた。

役柄・岩田冬子

岩田冬子は、周囲を笑わせ、場を明るくする天才。冬子の「じゃべくり」と「いちびり
(ふざけること)」にかかると、家族みんなが腹を抱えて笑い出す。底抜けに明るく、じ
っとしていられない性格は母・照子ゆずり。慎重に悪戯を計画してもすぐばれてしまうの
は、父・春男ゆずり。成長するにつれ、傾きかけた家業のパン屋を建て直すべく、パン作
りに幸せを見出します。

20名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:09
【原作のことば】 なかにし礼(なかにし れい)

「夢まっしぐら」

人間の能力というものは天から与えられたものだろうか。むろんそれもあるだろうが、そ
れだけだろうか。そんな疑問を抱きつつ私は「てるてる坊主の照子さん」を書きつづけて
いた。人間はなぜ、進化するのだろうと。
人は誰も一人ではなにもできない。
耳を澄ませば、太古の昔から延々とつづいてきた命が脈打つ心臓の音が聞こえる。そして
あたりを見れば、自分の存在を支えるありとあらゆるものが目に飛び込んでくる。人間は
もともと宇宙的な存在なのだ。だから人間は、宇宙という永遠なるものを感じた時、なに
ごとかをなしたいと思い、またなにごとかをなせるのだろう。
家族は小さな宇宙である。宇宙なればこそ、夫婦、親子、兄弟姉妹のエネルギーが化学変
化を起こし、素晴らしい爆発をもたらす。
その爆発は、終戦後から高度成長期に至る、日本中が夢まっしぐらに生きていた時代に起
きた。照子さんと岩田家の家族の肖像はたぶん、あの頃の日本を写したポートレートにち
がいない。
私の小説は大森寿美男さんの名脚本を得てNHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』に
なった。家族という宇宙がもたらす魂の結合の神秘を、あの時代の風景とともにどうぞお
楽しみください。

・・・・・ Profile・・・・・
1938年中国黒龍江省牡丹江市生まれ。立教大学在学中からシャンソンの訳詞を手がけ、
作詞家として活躍。「天使の誘惑」「今日でお別れ」「北酒場」で日本レコード大賞を3
回、その他、同作詩賞、ゴールデンアロー賞、日本作詩大賞など受賞歴多数。他にも、
「知りたくないの」「恋の奴隷」「花の首飾り」など多くのヒット曲を手がけ、その数は
4千曲に上る。作家となってからは、2000年に「長崎ぶらぶら節」で第122回直木
賞受賞。「兄弟」「赤い月」などすべての作品が映画化、ドラマ化されている。NHKで
は「赤い月」がFMシアター(2002年)で放送された。

21名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:10
【脚本にあたって】 大森寿美男(おおもり すみお)

なかにし礼さんの『てるてる坊主の照子さん』を原作に、連続テレビ小説をつくること
になりました。街頭テレビ、オリンピック、紅白歌合戦といったものに彩られ、ちょっぴ
り華やかであり、素朴に綴られている「庶民の昭和史」ともいえるこの物語は、戦後から
始まり、主に昭和30年代から40年代にかけてを舞台としています。戦後、「日本は1
2才の少年」といわれた言葉になぞらえば、昭和30年代から40年代にかけては、まさ
に日本の青年期、青春まっただ中ということになるのでしょうか。
この国にもこんなに奔放で明るく、無邪気に目を輝かせていた時代があったのかと、そ
んな感慨を抱く人もいるかもしれません。それほどに今振り返ると、当時の風景や風俗は、
現代人の心を刺激し癒してくれるようでもあります。
この物語は、そんな時代に生きる人々の喜怒哀楽、ある家族の絆や葛藤を、とても自然
にいきいきと描いています。当時を振り返るのではなく、今も変わらず私たちが抱えてい
る希望や不安、ノスタルジーとは無縁な人間の情感を、何よりも大切に伝えられたらと願
っています。
ドラマづくりも子育てと似たようなところがあって、こんなふうになって欲しいと一方
的に望んでいても、なかなかそうはならず、お互いに影響されながら、作品も作り手も一
緒に成長してゆくものだと思います。
この物語と、私たちはどんな時間を過ごすことになるのか、希望と不安を抱えつつ、今
は楽しみにしています。

・・・・・ Profile・・・・・
1967年神奈川県生まれ。演劇活動を経て脚本家になる。
主な作品は、映画「39 −刑法三十九条−」「黒い家」「命」「木曜組曲」など。テレビ
ドラマでは「トトの世界 〜最後の野生児〜」(NHK2001年)などで「社会に対する
確かな目線」を評価され、第19回向田邦子賞を史上最年少で受賞。NHKでは他に「長
良川巡礼」「君を見上げて」、そして大阪放送局制作では「強引犯捜査第七係」がある。
今もっとも注目を集める脚本家。

22名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:10
【制作にあたって】 チーフ・プロデューサー 若泉久朗

なかにし礼さんの原作を新聞連載で読みながら朝ドラにピッタリだと興奮しました。子育
てや家族の問題を楽天的にユーモアある方法で解決していく家族のたくましさ。どんな事
があっても家族は家族なんだという力強い肯定が心に響きました。ヒロイン冬子の成長を
通して、日本のおかあちゃん、おとうちゃん、そして華やかな四姉妹の物語を毎朝お楽し
み頂きたいと思います。脚本の大森寿美男さんは待望久しい本格派の若手ライターです。
なかにし礼さんの雲ひとつない明朗な原作が大森寿美男さんによってさらにいきいきと醗
酵していくドラマを御期待ください。そしてヒロインの石原さとみさん。まさにダイヤモ
ンドの原石です。その輝き、くったくのない笑顔が毎朝お茶の間を明るく照らします。石
原さとみさんの成長とともにこの作品も花開きます。待ってました!という面白くいきい
きとして元気がでる大阪発の朝ドラです。

23名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:11
【タイトルについて】

てるてる家族

「てるてる」は太陽が輝き、さんさんと照らすイメージです。
てるてる家族はいきいき家族、元気がある家族です。
てるてる家族は毎朝皆さんを明るく照らします。
原作は「てるてる坊主の照子さん」。
ここ一番という時に必ずてるてる坊主に願いをかけて幸せをつかむ家族の物語です。

24名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:11
【物語】
ヒロイン・岩田冬子は、四季それぞれに生まれた春子・夏子・秋子を姉に持つ、四姉妹
の末っ子。昭和24年12月、大阪府・池田市で生まれ、すくすくと成長中。家族は、母
・照子と父・春男、祖母・ヨネと冬子たち四姉妹の七人。舞台は、春男が、戦後何もない
時代に、食べつなぐためと池田駅前の栄町商店街で始めた「岩田製パン店」である。
パン屋を営む岩田屋から、今日も明るい笑い声が響く。笑いの中心はいつも冬子。冬子
のしでかす悪戯は数知れず。それが家族みんなの笑いを誘う。毎年、大晦日になると、パ
ン屋の倉庫へ忍び込み、おせちをこっそりつまみ食いする悪戯に挑戦するのだが、必ずば
れてしまうのだった。考えるより動くが先、じっとしていられない性格は、母・照子そっ
くり。こっそり悪戯しても、すぐばれてしまうのは、心優しく人をだませない父・春男ゆ
ずりだ。照子は、持ち前の明るさと楽天性でまっすぐ夢に向かって邁進するパワーの持ち
主。「ここ一番」という時にはいつもてるてる坊主をぶら下げて願をかけるのが、ならわ
しである。照子の夢は、それはなによりも、娘四人が才能を花開かせ、巣立っていくこと
だった。どこか押しが弱く優しい「あかんたれ」だけど、たった一人の男手としてパン作
りの腕で家族を支える春男と、照子の名コンビが、冬子たち四姉妹を育ててきた。

「岩田製パン店」が出来たのは、昭和23年。長崎県佐世保市でアメリカ職人から本格
的にパン作りを学んだ春男が、実家の池田に戻って開業した。昭和25年、全国の小学校
給食にパンが導入されると、岩田製パン店は給食用パンの発注を受けて繁盛する。パン工
場には職人たちが寝泊まりし、ねえやさんが雇われ、冬子の周りは俄然にぎやかになって
いく。春男は、荷台付き三輪自動車、通称「バタコ」を乗りまわし、忙しくパンの配達に
走り回る。照子は、パン屋を改造し、新時代の庶民の憧れ「テレビ」を置き、喫茶店を開
くことを思いつく。テレビ付き喫茶店「シャトー」は、折からの街頭テレビのプロレスブ
ームで大繁盛する。勢いに乗った照子は、大阪の繁華街・梅田のスケートリンクに支店を
出す。そこで、長女・春子と次女・夏子はフィギュアスケートの才能を見出される。一方、
小学生になった冬子が、照子譲りの楽天性と想像力で創作パンを考え、思わぬヒット作と
なる。そして、冬子は、ある少年と出会い淡い初恋を経験する。

昭和38年、冬子、14歳。照子は、「娘の才能を熟成醗酵させるイースト菌になる」
と宣言し、子育てに情熱を傾けていた。その期待に応え、長女・春子が、フィギュアスケ
ートで全日本選手権に出場する。東京へ移っていた夏子も、大舞台で輝かしい芸能界デビ
ューを果たす。冬子は、姉二人の才能と成功を誇らしく思うとともに、いつしか自分を見
つめる多感な少女へと成長していた。「私は何になるのだろう?」「私の才能って何だろ
う?」。将来への希望に胸を膨らませる冬子だったが、池田に大手パン業者が進出し、製
パン店は閉鎖の危機に見舞われる。家族同様に親しんだ職人たちのリストラや、小さいと
きから面倒を見てもらったねえやさんとの別れ。そんな中で初恋の人との再会。春子はつ
いにオリンピック出場を果たし、夏子はスター歌手として紅白歌合戦に出場する。姉たち
の華々しい成功を目の当たりにしながら、冬子自身は、池田で製パン店を再建する道を選
ぶ。持ち前の明るさと実行力、そして照子と春男との「家族力」に支えられながら、パン
作りに人生の幸せを見つける。

25名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:12
【大阪府・池田市】

ヒロインの故郷は、大阪府北西部にある池田市。大阪国際空港(通称・伊丹空港)と境
を接する。
人口10万人。大阪(梅田)のビジネス街から15キロ圏内で、通勤する会社員の住宅
が多い。明治時代、日本初の建売住宅が発売され、昭和に入ると国道や産業道路も整備さ
れ、交通の要衝として発達した。戦前の駅前商店街は、近隣から買い物客が押し寄せ、荷
物を頭に乗せないと歩けないほどの活況を呈したという。衣食住の物資集散地として知ら
れ、戦後は、世界的なヒット商品になったインスタントラーメンが発明されたり、「バタ
コ」と呼ばれたオート三輪自動車で知られる自動車メーカーが本社を置くなど、新しい産
業が発達した。三万五千本を数える桜の名所・五月山を始めとして、豊かな自然も多く残
っている。また、戦災を免れた為、あちこちに今も古い町並みが残る。

【長崎県・佐世保市】

ヒロインの父・春男がパンづくりの修業をするのが、長崎県佐世保市。平成14年に市
制施行百周年を迎えた歴史のある町。人口24万人。戦後、アメリカ海軍佐世保基地がで
きて、春男がパン職人としての腕を磨くのも、アメリカ海軍にパンを納入するパン工場だ
った。佐世保は日本のハンバーガー伝来の地といわれ、今も市内にはハンバーガーショッ
プが多い。
春男のパンづくりの原点・佐世保で、冬子は人生のターニングポイントを迎え、故郷・
池田のパン工場を再建することを心に決める。

26名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:12
【制作スケジュール】

平成15年6月 大阪府池田市と長崎県佐世保市のロケでクランクイン(予定)
平成15年6月下旬 スタジオ収録開始(予定)

【スタッフ】

制作統轄 若 泉 久 朗
デスク  篠 原   圭
演出   榎 戸 崇 泰
     高 橋 陽一郎
     佐 藤   譲

27名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:12
15年度後期 連続テレビ小説「てるてる家族」主な出演者発表!
http://www.nhk.or.jp/osaka/teruterukazoku/happyou.html

9月29日(月)から始まる連続テレビ小説「てるてる家族」の主な出演者の発表・
会見が4月24日(木)にNHK大阪放送局で行われました。

ヒロイン冬子の母・岩田照子役には、連続テレビ小説で初めて母親役に挑む浅野ゆう子
さん、父・春男役には連続テレビ小説は初出演の岸谷五朗さん、ヒロインの姉で岩田家
の長女・春子役には宝塚雪組の娘役トップだった紺野まひるさん、そして次女・夏子役
は「SPEED」時代から人気絶頂の上原多香子さん、三女・秋子役には、ヒロイン・
石原さとみさんと同じ16歳のフレッシュな上野樹里さんに決まりました。

ヒロインの石原さとみさんは、「いきなり3人の美しいおねえさんができ、早く仲の
良い4姉妹になりたい」と話していました。
「てるてる家族」は、6月に予定している大阪府池田市と長崎県佐世保市のロケで
クランクインします。

28名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:13
池田がNHK連ドラの舞台に!
http://www.city.ikeda.osaka.jp/teruteru/index.html

「まちぐるみで応援しよう」 実行委員会を設置(4月17日)

 今回のドラマ化を受けて、池田市では4月17日、「まちをあげて“NHK朝ドラ”を
応援しよう」と推進実行委員会を立ち上げました。
 これは「明るい話題で池田を元気に」とまちぐるみの取り組みをめざすもので、いけだ
サンシー株式会社、池田商工会議所などや賛同する市民団体で構成する NHK連続テレビ
小説「てるてる家族」市民実行委員会 (委員長・岡本直文=池田市観光協会会長=、事務
局・(財)いけだ市民文化振興財団)と、市役所内に組織するNHK連続テレビ小説「て
るてる家族」池田市実行委員会(委員長・倉田薫市長)といった2つの実行委員会。
 なお、市民実行委員会の顧問として、市長、市議会議長、府議会議員とともに、あゆみ
さんのご両親にもお願いすることになりました。

What's『てるてる坊主の照子さん』

 池田市出身の女優・いしだあゆみさんの家族、両親と4姉妹がモデルの小説。明るいホ
ームコメディーで、作者のなかにし礼さんは4女・石田ゆり(由利子)さんの夫です。照
子さんは、あゆみさん(次女・良子)の母・久子さんで、今も元気に池田駅前商店街でお
店(ブティック・フジヤ)を営んでいます。父は治さん、長女は治子さん、3女は美恵子
さん。
 放送は9月29日〜16年3月末までの半年間で、ドラマ撮影は6月〜16年2月ごろ
の予定。放送終了後には4姉妹の「その後」も描かれる予定になっています。
 今回は、あゆみさんのご両親が戦後間もないころにテレビ喫茶を開業した昭和30年代
から40年代の池田のお店がドラマの舞台になるため、NHK大阪放送局では市内に当時
の池田駅前商店街を再現し、撮影に望みたいと話しています。

※ロケの情報などは、池田市観光協会のホームページで今後お知らせしていく予定です。

問合せ:観光振興課(Tel.072・754・6441)

29名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:14
「連ドラ盛り上げよう」と懸垂幕を設置(4月30日)

 「連ドラを盛り上げよう」と、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」市民
実行委員会が、4月30日、市役所と池田市民文化会館に懸垂幕を設置しました。

なお、2日には阪急「石橋」「池田」両駅にも設置される予定です

http://www.city.ikeda.osaka.jp/teruteru/08.jpg
http://www.city.ikeda.osaka.jp/teruteru/09.jpg

30名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:14
NHK朝の連ドラ『てるてる家族』出演者発表
http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/hou/20030425/spon____hou_____001.shtml

石原さとみ「イメージにピッタリ」
父親に岸谷五郎、母親に浅野ゆう子
中日新聞連載小説をドラマ化

 中日新聞連載小説をテレビドラマにしたNHKの次の朝の連続テレビ小説
「てるてる家族」の主な出演者が24日、NHK大阪放送局から発表された。

 ヒロインを演じる石原さとみ(16)の母親役に浅野ゆう子(42)、父親
に岸谷五朗(38)、ヒロインの姉3人に元SPEEDの上原多香子(20)、
元宝塚娘役トップの紺野まひる(26)、新人の上野樹里(16)のキャステ
ィング。石原も出席し、それぞれ抱負を語った。

 ドラマは女優いしだあゆみ(55)が育った大阪府池田市の家庭がモデル。
作詞家・直木賞作家のなかにし礼さん(64)の小説「てるてる坊主の照子さ
ん」が原作で、昭和30−40年代を舞台に、夢に向かってたくましく生きる
4姉妹とその家族の姿を描く。

 朝ドラには数回出演しているものの、初の母親役という浅野は「原作を読み、
お母さんは本当に頑張った人だと感じた。そのバイタリティーが出せれば」、
朝ドラ初出演の岸谷も「元気が出るドラマに」と意気込んだ。

 二女役で、いしだを演じる上原はNHKでは初のドラマ出演。ドラマの中で
歌も歌うが「すごく緊張している」。紺野は昨年、宝塚を雪組娘役トップで退
団後、初の本格的ドラマ出演。フィギュアスケート元五輪代表の長女を演じる。
「皆さんに、うれしく思ってもらえる家族をつくっていきたい」と話した。上
野は今回のヒロイン役を石原と競った間柄で三女役。都内の事務所に所属中だ。

 こうした共演者に四女役の石原は「原作のイメージとピッタリと思う」と笑
顔。「実際、兄が1人いるが、お姉さんが3人もできて幸せ。頑張っていきた
い」と、あらためて意気込んでいた。収録は6月にスタート。放送は9月29
日から。

※浅野ゆう子が出演した朝ドラは「ひまわり」。

31名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:15
岩田冬子・・・石原さとみ

岩田家四姉妹の末っ子。父・春男が岩田製パン店を池田に開業した翌年、昭和
24年12月に生まれる。底抜けに明るく、いつも家族を笑わせる中心。行動
力抜群で、興味を持ったことにはすぐにとびつき実行する。

個性溢れる三人の姉が才能を開花させ、巣立って行くのを応援する一方、自分
は家業のパン屋を継ぎ、パンづくりに幸せを見出す。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
東京都出身。1986年12月24日生まれ。ホリプロのタレントスカウトキ
ャラバン・ピュアガール2002のグランプリ。映画「わたしのグランパ」で
デビュー。NHKでは脚本懸賞ドラマ「窓を開けたら」で主役を演じた。
(所属ホリプロ)

32名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:16
岩田照子・・・浅野ゆう子

冬子の母。小さい事は気にせず、夢に向かって邁進するパワーの持ち主で、岩
田家を明るく照らす肝っ玉母さん。持ち前の発想力と行動力でテレビ付き喫茶
店を成功させるが、おっちょこちょいが玉にきず。「ここ一番」の正念場には、
てるてる坊主に願をかけるのが慣わし。娘たちの豊かな才能に気づいた後は、
「自分は娘の才能を醗酵させるイースト菌になる」と宣言するが、相変わらず
目立ってしまうことも多い。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
1960年兵庫県神戸市生まれ。代表作はテレビドラマ「抱きしめたい」「ハ
ートに火をつけて」映画「蔵」など。昨年度は金曜オンステージ「今夜は見せ
まっせ」(大阪放送局制作)で司会を務めた。今回は待望久しい連続テレビ小
説のお母さん役が実現。(所属 アベベ)

33名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:16
岩田春男・・・岸谷五朗

冬子の父。争いを好まず人に手を上げたことがない。照子とは戦争中に見合い
結婚をした。人に好かれるものの、詰めが甘い欠点もある典型的な「あかんた
れ」である。終戦後、一家を養うため長崎佐世保市で本場のパンづくりをアメ
リカ人から必死で学び、池田に「池田製パン店」を開業する。住み込みの職人
を養い、夢いっぱいの家族をパン作りの腕一本で支える。愛車のパタコ(荷台
付き自動三輪車)にパンを積んで、池田の町を疾走する岩田家の大黒柱。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
1964年東京都生まれ。劇団S・E・T出身。映画、テレビドラマなど幅広
く活躍。代表作は映画「月はどっちに出ている」。テレビドラマ「妹よ」「み
にくいアヒルの子」など多数。NHKでは「アフリカポレポレ」(2000年)、
正月時代劇「またも辞めたか亭主殿」(2003年)など。連続テレビ小説は
初出演。(所属 アミューズ)

34名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:16
岩田夏子・・・上原多香子

次女。春子とともにフィギュアスケートの才能を見出されたが、容姿も抜群で、
芸能界にスカウトされる。家族と離れて上京し、ホームシックになるが、母の
喜ぶ顔見たさに頑張り、スター歌手をめざす。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
1983年沖縄県生まれ。20歳。元SPEEDのメンバーで、アイドルとし
て13歳から活躍。1999年グループ解散後は、歌手以外にも映画、ドラマ
など多方面で活動。映画「ドリームメーカー」(東映系)など。NHKドラマ
は初出演。(所属 ヴィジョン・ファクトリー)

35名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:20
岩田春子・・・紺野まひる

長女。母から託された夢を一身に背負い、それに応える才能と根性を持った優
等生。運動神経抜群で、小学生の時フィギュアスケートの才能を見出される。
母・照子とコーチの厳しい特訓に耐え抜き、オリンピック出場をめざす。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
1977年大阪府豊中市生まれ。26歳。宝塚雪組の娘役トップとして活躍し
た後、昨年退団。代表作は「アンナー・カレーニナ」。本格的なドラマ出演は
今回が初めて。(所属 フラーム)

36名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:20
岩田秋子・・・上野樹里

三女。四姉妹きっての理論派で、大人びたクールなところがある。冬子とは年
齢も近く、一緒に遊んで育った。近所でインスタント・ラーメンの開発をめざ
す家族に興味を持ち、やがて手伝うようになる。

〜〜〜 Profile 〜〜〜
1986年兵庫県加古川市生まれ。16歳。小学校、中学校と陸上競技短距離
が特技。ドラマはNHK大阪放送局制作「生存」(2002年)が初出演。映
画「チルソクの夏」「ジョゼと虎と魚たち」が公開予定される注目の新人。
(所属 ウィル・コーポレーション)

37名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:21
今日(5/12(月))のワイド・スクランブルで、岸谷五朗の話題に
なったとき、なかにし礼が岸谷五朗の演技が大好きで、是非にとお願いして
「てるてる家族」の父親役をやってもらうことになったと話していた。

38名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:22
あなたも「てるてる家族」のサポーターに(6月4日)
http://www.city.ikeda.osaka.jp/teruteru/index.html

このほど、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」市民実行委員会が、団体会員
の募集を始めました。会費は1000円です。入会申込書は こちらからダウンロード
できます。
 申し込みは(財)いけだ市民文化振興財団(Tel.072・750・3333)、池田商工
会議所(Tel.072・751・3344)、池田市民文化会館(Tel.072・761・8811)、池
田市役所観光振興課(Tel.072・754・6441)

39名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:23
浅野ゆう子 NHK朝ドラで自慢の黒髪バッサリ
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200306/gt2003061506.html

 NHK次期朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(9月29日スタート、月
−土曜前8・15)の収録が14日、長崎・佐世保ロケからスタートした。収
録を前にヒロインの石原さとみ(16)、母親役の女優、浅野ゆう子(42)、
父親役の俳優、岸谷五朗(38)の3人が、同市内の亀山八幡宮で成功を祈願
した。〔写真:髪の毛を30センチも切って役に臨んだ浅野ゆう子=左端。中
央は石原さとみ、右端は岸谷五朗〕

 「てるてる家族」の到着を待っていたかのように、朝から降っていた雨が上
がった。

 女優、いしだあゆみの家族を描いた、なかにし礼氏の原作「てるてる坊主の
照子さん」をドラマ化。大阪・池田市が舞台となるだけにヒロイン役の四女・
冬子を演じる石原は現在、大阪で言葉のトレーニング中だ。

 「まずは関西弁。視聴者から文句が出ないように頑張って覚えます。あとは
体調の管理をしっかりして、おもしろい台本に負けないようなドラマにしたい」。

 今回のロケは春男(岸谷)、照子(浅野)の新婚時代。春男がパンの修行を
始めた物語の初期の時代を収録。石原は祈願のみの出席ながら「今から楽しみ
です」と収録を心待ちにしていた。

 また、浅野と岸谷はこの日、長崎入り。浅野は自慢の長い髪を、入ってすぐ
30センチ切り、また岸谷も即刈り上げにしてやる気満々。ともに昭和30年
代風の衣装に身を包み、「このドラマを見て元気を出してもらいたい」と声を
そろえていた。

40名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:23
NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」晴れやかクランクイン
http://www.sponichi.com/ente/200306/15/ente119901.html

◆ 亀山八幡宮参詣“成功しておくれ” ◆

 女優・いしだあゆみ一家がモチーフで話題の次期NHK朝の連続テレビ小説
「てるてる家族」(9月29日スタート)が14日、長崎県佐世保市でクラン
クイン。収録に先立ちヒロイン冬子役の石原さとみ(16)、母・照子役の浅
野ゆう子(42)、父・春男役の岸谷五朗(38)が佐世保市内の亀山八幡宮
を参詣し、ドラマの成功祈願を行った。

◆ ヒロイン石原は大阪弁特訓中 ◆

 昭和30年代の大阪府池田市を舞台に家業のパン屋を継ぐ冬子の半生を描く。
佐世保ロケはドラマのイントロ部門で、戦後まもない佐世保の街で明るく過ご
す両親の生活を切り取る。

 役づくりのため浅野はこの日佐世保に入るとすぐに髪をカット。約30セン
チも短くし早くも役に没頭。「20年来懇意にしているスタイリストが佐世保
出身で、よく遊びに来るんです。異国情緒たっぷりで大好きな街」とロケも楽
しみにしていた。第2子が生まれたばかりで公私ともに充実する岸谷も気合十
分。「日本人が一番頑張っていた時代。見る人が元気を出してくれるドラマに
できれば」と抱負を語った。

 今回のロケでの出演シーンはない石原だが、現在は学業の合間に東京から大
阪へ通い大阪弁を特訓中。「初めて覚えた言葉は”なんでやねん”。それと”
アホちゃうか”」という石原に、浅野は「なんだか悪い言葉ばっかりね」と突
っ込んでいた。

 21日から池田市でのロケがスタート。また12月には石原の佐世保ロケも
予定されており池田市に次いでドラマの重要な舞台となりそうだ。

41名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:24
秋の朝ドラ 佐世保でクランクイン
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-030615-0005.html

 9月末スタートのNHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(毎週月曜〜
土曜午前8時15分)が14日、長崎県佐世保市でクランクインした。この日
は収録に先立ち、ヒロイン石原さとみ(16)と母役の浅野ゆう子(42)、
父役の岸谷五朗(38)が同市にある亀山八幡宮で成功祈願をした。ドラマは、
直木賞作家なかにし礼氏の「てるてる坊主の照子さん」を原作に、歌手いしだ
あゆみ(54)が育った一家の4姉妹をモデルに描く。

 石原は「初めて九州に来た。ここには有名なハンバーガーがあると聞いたの
で、ぜひ食べたい」と茶目っけを見せた。番組ナレーションも務める石原は、
本編では第7週からの登場。現在は、いしだあゆみをモデルにした次女役の上
原多香子(20)とともに関西弁の特訓中で「すっごく難しい。一番最初に覚
えたのは『なんでやねん』でした」。

 今回のロケは、4姉妹の両親である浅野と岸谷の新婚時代を収録した。

42名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:24
連ドラ「てるてる家族」ロケセットでの撮影スケジュール
http://www.ikedashi-kanko.jp/sub_page/newinfo.html

■日時:21日(土)〜23日(月)の3日間
■場所:阪急バス「五月丘」下車、坂を下って徒歩約15分(車での来場はご遠
慮ください。
※撮影の一般公開はありませんが、21日(土)は大型テレビでのNHKの実況中継
が予定されています。

43名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:24
連ドラ「てるてる家族」ロケセット見学会(予定)
http://www.ikedashi-kanko.jp/sub_page/newinfo.html

■日時:6月26日(木)・27日(金) 午前10:00〜午後4:00
■場所:阪急池田駅より徒歩約15分、または阪急バス「五月丘」下車、坂を下
って徒歩約5分。阪急池田駅で案内図を配布します。
※車での来場はご遠慮ください。
※入場は無料。当日「てるてる家族」市民実行委員会のオリジナルバッジ付き
の会員募集を行います。

44名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:25
7月12日(木)14:00〜15:00「土曜スタジオパーク」の「今週のヤジルシ」で特集有

45名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:25
連続テレビ小説「てるてる家族」スタジオ収録スタート!
http://www.nhk.or.jp/osaka/teruterukazoku/studio.html

 7月9日(水)から大阪放送局第1スタジオで9月29日(月)から始まる
連続テレビ小説「てるてる家族」の収録が始まりました。
 午前10時30分、御手洗大阪放送局局長が、スタッフ全員無事故で「てる
てる家族」を成功させようと挨拶。その後、さっそく「第4回に登場するお母
さん照子役の浅野ゆう子さんとお父さん晴男さん役の岸谷五朗さんの結婚式の
回想シーンの収録が行われました。

 その日の午後行われた、マスコミ対象の取材会には原作者のなかにし礼さん
も出席、午前中の収録とセットを見て、「私の原作もこんなセットを作ってい
ただき、本物の俳優さんに演技をしていただいて、よりリアルで親近感のある
ドラマに近づいた感じ。これからは一視聴者としてドラマを応援しながら見て
いきます」と感想を述べました。

 7月9日は、お母さん・照子さん役の浅野ゆう子さんのお誕生日で、結婚式
シーンの収録のメーク落としと着替えのため、取材会に遅れて駆けつけた朝野
さんが、スタジオ収録のコメントを発し終えたとたん、「ハッピー バースデ
ー」のコーラスとともに大きなケーキが4姉妹の子役に引かれて現れ、一気に浅
野さんが、一気にろうそくを吹き消すと約30名の取材陣とスタジオのスタッ
フ一同の盛大な拍手を浴び、浅野さんは、テレながらも驚きと、笑みを隠せな
い模様でした。

 当日は、ちょうど岩田家恒例の家族記念写真撮影シーンもあって、晴れ着の
子役の4姉妹も参加するなど、岩田家の両親を含め晴れやかな10人の出演者
のいるスタジオは晴れやかな雰囲気で満ちていました。テレビ第1スタジオで
の収録は来年2月まで続きます。

46名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:25
田島寧子が連ドラに初出演へ
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200307/gt2003071612.html

 「めっちゃ、くやしぃ〜」の名言を残し、女優に転身したシドニー五輪競泳
女子銀メダリスト(22)。NHK次期朝の連続テレビ小説「てるてる家族」
(9月29日スタート、月〜土曜前8・15)で連ドラに初出演することにな
った。演技の勉強を地道に続け「−家族」のオーディションに参加。関係者は
「五輪銀メダリストということもあり印象も強かったし、雰囲気がありました」
と高く評価した。

47名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:26
NHK「てるてる家族」出演者に“障害”
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_07/g2003071705.html

若手が「大阪弁」に四苦八苦

 NHK次期朝ドラ「てるてる家族」(9月29日スタート)のスタジオ収録
がNHK大阪でスタート。子役に代わって、ヒロインの石原さとみ(16)ら
“本役”の4姉妹が参加し、撮影も本格化してきたが、早くも“障害”が立ち
はだかっている。「大阪弁」に四苦八苦の若手が、「ネイティブ目指して」猛
特訓中なのだという。

 女優・歌手のいしだあゆみ一家をモチーフにした、なかにし礼原作「てるて
る坊主の照子さん」のドラマ化。

 「4姉妹の母である照子さんが、九州から大阪に出てきて、カルチャーショ
ックを受けながら、関西という文化と奮闘する。関西だからこそ成り立った話」
(なかにし)だけに、大阪弁は重要なキーワードだ。

 それだけに、関西にはなじみがない石原や元SPEEDの上原多香子(20)
らの“大阪弁コンプレックス”は大きく、石原は「会話はフィーリングで何と
かなるけど、ナレーションはとても…」と困惑。上原も「聞くことはできても、
会話に入れない」と、収録初参加の緊張と大阪弁のプレッシャーで表情も硬い。

 そんな彼女たちとは対照的にリラックスムードなのが、母親・照子役の浅野
ゆう子(43)。

 神戸出身の余裕か、花嫁姿の回顧シーンに「プライベートで着られない分、
うれしい」と大はしゃぎし、「でも、かなり(花嫁衣装は)無理があるので、
8枚もフィルターをかけていただきました。朝ドラ史上に残るでしょう」と笑
わせる。

 ちなみに4姉妹の役は小学校、中学校各時代で2世代の子役、さらに本役と
計12人が演じ、一気に12人の「子持ち」になった浅野。かつてのトレンデ
ィー女優も、すっかり肝っ玉女優か。

 せりふといえば、「めっちゃ、くやしい〜」の明言で知られるシドニー五輪
競泳女子銀メダリストで女優に転向した田島寧子(22)も同朝ドラで連ドラ
初出演。こちらは長崎出身のパン店店員役で「長崎弁」の猛勉強。皆さん、め
っちゃ大変そうで…。

48名無しさんは見た?:2003/09/19(金) 23:27
次のNHK朝ドラはミュージカル
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-030902-0017.html

 次期NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(9月29日スタート、月〜土
曜午前8時15分)が“歌って踊る”ミュージカルドラマとなる。ドラマの背
景となる昭和20〜40年代の流行歌が随時登場し、出演者がミュージカル風
に歌い、踊る。岸谷五朗(38)浅野ゆう子(43)らベテランは貫録たっぷ
りに歌っているが、大阪市中央区の同局で2日、会見したヒロイン石原さとみ
は「実は歌が苦手なんです」と、ちょっぴり不安な気持ちを打ち明けた。

49名無しさんは見た?:2003/09/21(日) 19:31
銀行員からパン職人へ!
岩田夫婦の新規巻き直し

9月29日(月)、底抜けに明るく楽しく
パワフルな家族の物語が始まる
第69作の連続テレビ小説<てるてる家族>は、
昭和30〜40年代の大阪を舞台にしたホームコメディー。
四姉妹の末っ子・冬子の目を通して、
製パン店を営む家族の夢と幸せを描いていく。

ヒロインの岩田冬子(石原さとみ)は、長女・春子(紺野まひる)、次女・
夏子(上原多香子)、三女・秋子(上野樹里)を姉に持つ、四姉妹の末っ子。
両親が製パン店を営む池田駅前で暮らしている。いつも明るい岩田家の物語は、
母・照子(浅野ゆう子)と父・春男(岸谷五朗)の新婚時代にさかのぼる−−。

戦後まもない昭和21年、銀行員の春男は、長女の春子が生まれ、幸せいっぱ
い。だが得意先の大金をなくす大失敗をしたことから、春男は銀行を辞めて
パン職人になろうと決意する。家族は新天地・佐世保へ。銀行員からパン職人
へ、まったく違う世界への再出発だった。

今週は、照子と春男のなれそめが回想シーンで紹介される。中でも見逃せない
のは、戦争中に行われた2人の結婚式。式の最中に空襲警報が鳴りだし、新婚
の照子は大胆にも角隠しの付いたかつらを外して、いちもくさんに防空壕へと
駆け出すのだ。周囲をあぜんとさせる照子の行動力の速さが、このときすでに
発揮されていた!

50名無しさんは見た?:2003/09/21(日) 19:45
============================ ネタバレ注意 ============================
第1週 9/29(月)〜10/4(土)

第1回(9月29日(月))

照子(浅野ゆう子)と春男(岸谷五朗)は、赤ん坊の春子、春男の母・ヨネ
(藤村志保)と、池田市の栄町商店街で暮らしていた。銀行に勤める春男はあ
る日、得意先に満期のお金を届ける途中、それをスリに盗まれてしまう。

第2回(9月30日(火))

春男は、仕事の失敗をきっかけに、銀行を辞めパン職人になりたいと照子に打
ち明ける。これに照子も大賛成。2人は春子を連れ、長崎県の佐世保に向かっ
た。

第3回(10月1日(水))

照子と春男は、小林家の2階に間借りする。叔父・藤井(曾我廼家文童)の紹
介で、春男はアメリカ海軍基地のパン工場で働き始め、アメリカ人の職人デー
ビッド(クロード・チアリ)にパン作りを教えてもらう。

第4回(10月2日(木))

翌年の夏、次女夏子が生まれた。ある日、生まれて2ヶ月の夏子が高熱を出し、
肺炎と診断された。。治療の特効薬ペニシリンは、1本4000円もするとい
う。

第5回(10月3日(金))

春男はデービッドに掛け合い、夏子を連れて米海軍病院に駆け込む。デービッ
ドの計らいでペニシリンを注射してもらい、夏子は、奇跡的に回復する。

第6回(10月4日(土))

昭和23年、修業を終えた春男と照子は娘を連れて池田に戻り、岩田製パン店
を開業。その秋には秋子が、翌24年に冬子が生まれた。

51名無しさんは見た?:2003/09/21(日) 20:20
<てるてる家族>登場人物

●父・岩田春男(岸谷五朗)
気が弱くて心の優しいお父ちゃん。銀行員から心機一転、パン職人になった。

●母・岩田照子(浅野ゆう子)
岩田家を明るく照らす肝っ玉母さん。大事なとき、てるてる坊主に願をかける。

●祖母・岩田ヨネ(藤村志保)
春男の母。鍼灸師をしている。

●ヒロイン・四女 岩田冬子(石原さとみ、幼少期:小林ゆか、少女期:田島有魅香)
四人兄弟の末っ子。成績はいまひとつだが、底抜けに明るい行動派。いたずらや失敗で
いつも家族を笑わせる。

●長女 岩田春子(紺野まひる、幼少期:大島正華、少女期:滝裕可里)
成績・運動ともに抜群の優等生。フィギュアスケートでオリンピックを目指す。

●次女 岩田夏子(上原多香子、幼少期:中村愛、少女期:櫻谷由貴花)
春子とともにスケートを始めるが、芸能界にスカウトされ、スター歌手を目指す。

●三女 岩田秋子(上野樹里、幼少期:釜口茅耶子、少女期:足立悠美加)
勉強が得意で、四姉妹きっての理論家。家の手伝いをよくするしっかり者。

52名無しさんは見た?:2003/09/21(日) 20:22
●佐藤通夫(大村昆)
池田の山の手、五月山のお大尽。ヨネの鍼灸院の常連。

【冬子の友達】
●佐藤浪利(矢本悠馬)
ロンドンから帰ってきた、佐藤の孫。冬子につきまとう。

●桑原和人(米田良)
貧しい長屋に住む少年。冬子の淡い初恋の相手。

【池田製パン店と喫茶シャトーの店員】
●川島弘子(森口博子)
四姉妹の面倒を見る岩田家のねえや兼店員。照子の遠い親戚にあたる。

●小林静子(田島寧子)
喫茶シャトーの店員。シャトー開店時に佐世保から出てきた。

【パン工場の職人たち】
●大平辰造(でんでん)
工場長。妻と子に逃げられ、子どもの話題に弱い。

●伊藤喜介(有園芳記)
中堅の職人だが、頼りなく、お調子者。

●吉野恒夫(松尾敏伸)
若手の職人。優しくまじめな二枚目。

●森下一平(尾上寛之)
4人の中でいちばん新入りの若手職人。

【商店街の人たち】
●寺井敏也(九十九一)
商店街の人々が世間話をしていく、寺井理髪店の店主。

●寺井都子(紅萬子)
寺井の妻。夫と同じく理髪師としてはさみを持つ。

●松本勘助(桂小米朝)
松本書房店主。独身で猫に「オクサン」という名をつけてかわいがる。

53名無しさんは見た?:2003/09/22(月) 00:18
ここに注目!

てるてる家族ヒットパレード!

<てるてる家族>には懐かしい流行歌が満載。しかも登場人物みずから歌い、
時にはリズミカルに踊りだす。ミュージカル仕立てだ。そんな名珍場面の一部
をここに紹介。どこにどんな歌が登場するか、どうぞお楽しみに。

♪夜来香
♪ダイアナ
♪青春サイクリング
♪オンリー・ユー

54名無しさんは見た?:2003/09/22(月) 01:59
============================ ネタバレ注意 ============================

9/29(月)〜10/4(土) 第1週(第1回〜第6回)

仕事で大失敗した春男(岸谷五朗)は、銀行を辞めてパン職人になることを決
意。修業のため、照子(浅野ゆう子)と佐世保へ渡る。やがて春男は池田に帰
り、岩田製パン店を開業。店は繁盛し、四女の冬子が生まれる。

10/6(月)〜10/11(土) 第2週(第7回〜第12回)

春男と映画を見に行った照子は、ニュース映画で街頭テレビに群がる人を見て、
テレビ付き喫茶を思いつく。早速、照子は佐世保から、下宿先の娘・静子
(田島寧子)を手伝いに呼び、テレビ付き喫茶「シャトー」を成功させる。

10/13(月)〜10/18(土) 第3週(第13回〜第18回)

山喜屋の高木(石井光三)にそそのかされ、照子は繁華街のスケートリンクに
シャトーの支店を出す。また照子は長女の春子(滝裕可里)にスケートの才能
を見いだし、元五輪選手の稲本栄子(いしのようこ)にコーチを頼む。

10/20(月)〜10/25(土) 第4週(第19回〜第24回)

稲本の指導が厳しい分、通常練習で気が緩む春子。怒った照子がスケートをや
めさせようとし、春子はスケートへの熱意を再確認する。9歳になった冬子
(田島有魅香)は、パンの耳をもらいにくる和人(米田良)に淡い恋心を抱く。

10/27(月)〜11/1(土) 第5週(第25回〜第30回)

冬子と秋子(足立悠美加)を引き連れ、和人が卵を盗もうと様子をうかがった
家は、即席めんを開発する安西千吉(中村梅雀)の家だった。3人は千吉から
即席めんへの情熱を聞かされ、感動した秋子は千吉を手伝い始める。

55名無しさんは見た?:2003/09/24(水) 21:23
NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 てるてる家族 前編
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&amp;webCode=69235402003

■著者 なかにし礼原作 大森寿美男 作
NHKドラマ制作班 製作協力
NHK出版 編

■発売年月日 2003年9月16日 
■定価[本体1,000円]+税 
■送料 210円 
■判型 AB判 
■ページ数 112ページ 
■雑誌コード  6923540
■Cコード C9474(演劇・映画)
■ISBN 4-14-923540-6

56名無しさんは見た?:2003/09/28(日) 02:32
第8週までに登場する曲(土曜スタジオパークより)

♪リンゴの唄
♪下町の太陽
♪いつでも夢を
♪ルイジアナ・ママ
♪僕は泣いちっち
♪黄色いさくらんぼ
♪東京のバスガール
♪星は何でも知っている
♪ケ・セラ・セラ
♪Only You
♪青春サイクリング
♪喜びも悲しみも幾歳月
♪夕焼けとんび
♪チャンチキおけさ
♪ダイアナ
♪港町十三番地
♪ヤンミー・ヤンミー
♪こんなベッピン見たことない
♪チャイナ・タンゴ
♪お祭りマンボ
♪星の流れに
♪夜来香
♪僕は特急の機関士で
♪銀座カンカン娘
♪憧れのハワイ航路
♪SENTIMENTAL JOURNEY
♪港の見える丘
♪みかんの花咲く丘

ほか

57名無しさんは見た?:2003/09/29(月) 22:22
テレビジョン付き喫茶、開店
照子の夢が走りだす!

結婚以来初めて、
夫婦で映画を見に出かけた照子と春男。
ニュース映画の「街頭テレビに群がる人々」から
ヒントを得た照子は、大阪・池田の町に
「テレビジョン付き喫茶店」をオープン。
照子の夢まっしぐらの道が始まった!

昭和28年春。池田で照子(浅野ゆう子)と春男(岸谷五朗)が始めた石田製
パン店は、学校給食用パンの委託を受けて、繁盛していた。冬子(小林ゆか)
たち四姉妹も、ねえやの弘子(森口博子)や祖母・ヨネ(藤村志保)のもとで、
すくすくと成長。パン工場では、工場長の辰造(でんでん)をはじめ、喜介
(有園芳記)、恒夫(松尾敏伸)、一平(尾上寛之)ら4人の職人が住み込み
で働き、岩田家はいっそうにぎやかになった。

そんなある日、照子と春男は、2人で映画を見に行く。久しぶりの映画に胸躍
らせる照子だったが、その映画館で見たものが、岩田家の運命を大きく変える
ことになるのだった。

それは、映画本編ではなく、本編前のニュース映画。街頭テレビに群がる人だ
かりの映像に、照子は心を奪われる。

「あれが全部お客さんやったら商売になるのに・・・そうや、テレビジョン付
きの喫茶店や!」

照子は春男に、テレビジョン付き喫茶店を始めようと提案。消極的だった春男
も、照子の熱意に押され、ついにテレビ付き喫茶店「シャトー」がオープン。
世間でもまだ珍しかったテレビの登場は、池田の人々の心をとりこにする。
今週(第2週)は、猛烈な熱意と持ち前の行動力で、照子が「シャトー」を
大成功させる。照子の面目躍如たる展開に注目だ。

58名無しさんは見た?:2003/09/29(月) 22:28
============================ ネタバレ注意 ============================
第2週 10/6(月)〜10/11(土)

第7回(10月6日(月))

岩田製パン店では、春男(岸谷五朗)が早朝から職人たちのいる工場を切り回
し、愛車の「バタコ」(オート三輪)でパンを配達。照子(浅野ゆう子)も朝
から工場と店を手伝う、多忙な毎日だった。ある日春男は、久しぶりに映画に
行こうと照子を誘う。

第8回(10月7日(火))

映画館で照子の心をとらえたのは、映画本編ではなく、街頭テレビに集まる群
衆を映し出した、ニュース映画だった。照子は「テレビ付き喫茶を始めたい」
と話すが、慎重な春男は消極的。銀行が資金を貸してくれたら、店をやっても
いいと妥協案を出す。

第9回(10月8日(水))

照子は気合いを入れて銀行に融資を頼みに行くが、担当の岡(木下ほうか)に
相手にされず、腹を立てて帰ってくる。だが照子の熱意に負けた春男は、製パ
ン店の利益をためた貯金を、喫茶店のために使ってもいいと言いだす。

第10回(10月9日(木))

店の名前を「シャトー」に決め、開店の準備は着々と進んだ。照子は喫茶店の
手伝いとして、佐世保で間借りしていた小林家の娘・静子(田島寧子)を、池
田に呼び寄せる。開店の日、店の前はテレビ見たさの客であふれ返った。そこ
へ春男の同級生の中村(北野誠)という男が現れる。


第11回(10月10日(金))
ただでテレビを見せろとすごむ中村を、職人一同団結して追い出し、喫茶店
「シャトー」が開店。書店の松本(桂小米朝)や理髪店の寺井(九十九一)と
妻・郁子(紅萬子)も、自分の店をほうり出し、「シャトー」につめかける。

第12回(10月11日(土))

「シャトー」は連日超満員、店の前に客があふれるほどだった。うわさを聞き、
融資を断った銀行の岡も取引の勧誘にやってくる。

【注目の1曲】

♪こんなベッピン見たことない

作詩=関根利根雄 作曲=古賀政男 歌=神楽坂はん子

毎週登場する「ミュージカルシーン」の曲から、今週注目したい1曲を紹介。
テレビジョンが人々の心をひとつにする今週は、「シャトー」に集まった客た
ちが、テレビ画面の「こんなベッピン見たことない」に合わせて歌い、踊って、
盛り上がる。テレビの画面に映る「ベッピン」さんは、なんと照子さん!?

59名無しさんは見た?:2003/09/30(火) 17:21
「てるてる」初回は20% NHK連続テレビ小説
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000057-kyodo-ent

 29日にスタートしたNHK連続テレビ小説「てるてる家族」の初回視聴率は、
関東地区で20・9%、関西地区で20・1%とこれまでの作品と比べ低調だっ
たことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。
 前作「こころ」(27日終了)の初回視聴率(関東22・5%、関西21・2
%)に届かなかった。「こころ」の全回を通じた視聴率は関東21・3%、関西
20・3%だった。(共同通信)

60名無しさんは見た?:2003/10/01(水) 23:25
舞台は池田駅前サカエ町商店街

岩田家が住む、池田のサカエ町商店街。今週(第2週)からいよいよ、物語の
中心が池田に移る。ドラマの主な舞台となるこの街を案内しよう。

ロケセットでよみがえる昭和20〜30年代の商店街

岩田家が、製パン店とテレビジョン付き喫茶店「シャトー」を開店した「サカ
エ町商店街」。祖母のヨネが鍼灸師をしながら、春男たち子どもを女手ひとつ
で育て、照子と春男が新婚生活を始めたこの街は、岩田製パン店や「シャトー」
のほか、松本書房、寺井理髪店、梶山電気店などがにぎやかに集まる。池田の
目抜き通りだ。

モデルとなった同駅前商店街は、リニューアルされて姿は変わっているが、今
も池田に健在。ことし6月には、その昭和20〜30年代当時の姿をよみがえ
らせたロケセットが池田市に建てられ、ドラマの収録が行われた。約50mの
通りの両側に、たばこ店や履物店、燃料店、自転車店など懐かしい風情の商店
が立ち並ぶロケセット。看板や売り物、電信柱といった大道具小道具にこだわ
って、精巧に再現されたものだ。見学に訪れた市民からも、「当時とそっくり」
と懐かしむ声が上がったという。

このセットで、春男がパンの配達のために「バタコ」を運転するシーンや、小
学生になった冬子と秋子の通学シーン、冬子が友達になる和人と出会うシーン
など、さまざまな場面が収録された。

61名無しさんは見た?:2003/10/06(月) 20:18
女子高生の「リズム」朝ドラ挿入歌歌う 2人組ユニット
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/sep/o20030929_20.htm

29日にスタートしたNHK朝の連続ドラマ小説「てるてる家族」(月〜土曜・
前8時15分)の挿入歌に、女子高生2人組コーラスユニット「RYTHEM
(リズム)」の「ブルースカイ・ブルー」が使用されることが同日、発表された。
ドラマの原作者でもあるなかにし礼さん(65)が15年ぶりに作詞を担当、作
曲は宮川泰さん(72)。1960年から70年にかけてザ・ピーナッツやザ・
タイガースの曲などで数々のヒットを生み出した名コンビの復活だ。

 リズムの新津由衣と加藤有加利は、同じクラスで席も隣同士という18歳。
今年5月に「ハルモニア」でデビューした新人で、澄んだハーモニーが話題とな
っている。2人は「登場人物の1人になりきったつもりで歌いました。『夢をも
っていてほしい』というメッセージが伝えられたら」と語っている。

 ベテランコンビと新人コンビの融合となった「ブルースカイ・ブルー」は、
10月6日から週1回程度、エンディングテーマとして流れる予定。CD発売は
11月19日。

62名無しさんは見た?:2003/10/06(月) 20:19
ブールスカイ・ブルー

作詩 なかにし礼
作曲 宮川泰
歌 RYTHEM(リズム)

ブルーブルー スカイブルー
ブルースカイ ブルーブルー
青空曇り空 雨降る涙空
どんな空にも 希望が流れる
心にお日様を 唇に歌を
今日もなにか いいことが
羽があったらいいな(ブルースカイ ブルースカイ)
空を翔べたらいいな(ブルースカイ ブルースカイ)
あなたも夢を見るなら 大きなほうがいいかも
夢見る力で人は(あなたも私も誰でも)
なにかになれる
ブルースカイブルー
ブルーブルーブルースカイブルー

63名無しさんは見た?:2003/10/06(月) 21:19
夢のリンクに招かれて・・・
春子の才能が花開く!

大阪・梅田のスケート場に、喫茶店「シャトー」の支店を出した照子。
春子と夏子にスケートを始めさせると、2人ともめきめきと上達。
特に春子の成長は目覚ましく進級試験に次々と合格。
わずか3年余りで、全日本選手権出場を果たす!

照子(浅野ゆう子)が始めたテレビジョン付き喫茶店「シャトー」は、連日大盛
況。そんなある日、老舗の洋菓子店・山喜屋の高木(石井光三)がやって来て、
梅田のスケートリンクに店を出さないかと持ちかける。照子は、またも春男(岸
谷五朗)の反対を押し切って「シャトー」の梅田リンク店を開店。ところが平日
はスケート客もまばらで、店は閑古鳥が鳴いた。照子は、高木にだまされたと気
づく。

だが、スケートリンクに魅せられた照子は、春子(大島正華)と夏子(中村愛)
にスケートを始めさせる。すると、2人は驚くべき速さで上達し、スケートの田
中コーチ(樋口浩二)の勧めで受けた進級試験「バッジテスト」に、次々と合格
する。やがて全関西選手権に出場した春子は、最年少で優勝。3年後の昭和32
年には、全日本選手権出場を果たした。今週(第3週)は、フィギュアスケート
でオリンピックを目指すことになる春子が、大きな夢の第一歩を踏み出す!

64名無しさんは見た?:2003/10/06(月) 21:28
四姉妹は不公平?岩田家は正月も大騒ぎ!

昭和33年元日。毎朝、パンの焼けるにおいと工場の音で始まる岩田家も、お正
月の朝は静まり返っている。三が日は、製パン店が休業なのだ。家族は、初詣を
兼ねた恒例の記念撮影に出かける。晴れ着の着付けも、4人もいると一仕事。ね
えやの弘子(森口博子)と静子(田島寧子)の2人がかりで、慌ただしく着付け
ていく。長女の春子(滝裕可里)は新しい着物だが、いつもお下がりの夏子(櫻
谷由貴花)、秋子(足立悠美加)、冬子(田島有魅香)は不満顔だ。

照子と四姉妹を乗せ、春男が運転するバタコ(オート三輪)で、出発進行。その
華やかさに、商店街の誰もが振り返る。神社では照子が、家のこと娘のこと、少
しのおさい銭でたっぷり拝む。お参りが済んだら、のんびりしていられない。喫
茶店「シャトー」は、年中無休なのだ。少しでも早く開店して商売しようと、照
子たちは猛ダッシュで帰っていく。

65名無しさんは見た?:2003/10/06(月) 21:47
============================ ネタバレ注意 ============================
第3週 10/13(月)〜10/18(土)

第13回(10月13日(月))

老舗の洋菓子店の高木(石井光三)が「シャトー」を訪ね、梅田のスケートリ
ンクに支店を出さないかと持ちかける。照子(浅野ゆう子)は梅田に店を出す
が、期待に反して客足はまばらだった。

第14回(10月14日(火))

照子は、春子(滝裕可里)と夏子(櫻谷由貴花)をリンクに連れていき、やが
て本格的にスケートを習わせる。コーチの勧めでバッジテストを受けると、2
人は、次々と合格して照子を驚かせる。

第15回(10月15日(水))

春子のスケートの上達は目覚ましかった。照子がミシンで縫った衣装で全関西
選手権に出場した春子は、見事に優勝を決める。そして3年後には、11歳で
全日本選手権に出場するまでに成長する。

第16回(10月16日(木))

昭和33年、「シャトー」は元日から店を開けた。そこへ佐藤(大村崑)が、
ロンドンから帰ってきた孫の浪利(矢本悠馬)と現れる。

第17回(10月17日(金))

春休み、春子と夏子はスケートづけの毎日だった。ある日照子は、女性コーチ
と生徒が早朝レッスンしているのを見かける。その女性は、昭和11年の冬季
五輪に12歳で出場した、有名な稲本栄子(いしのようこ)だった。

第18回(10月18日(土))

照子は、わざと稲本の目にとまるように春子にスケートを滑らせ、稲本に春子
のコーチを引き受けてもらう。一方冬子(田島有魅香)は、パン工場にパンの
耳をもらいに来た貧しい少年・和人(米田良)と出会う。

66名無しさんは見た?:2003/10/11(土) 23:10
スケートに打ち込む春子
冬子は初恋を体験・・・!?

冬子は、工場にパンの耳をもらいに来る少年が気にかかる。
一方春子は、スケートの稲本コーチに集中特訓を受けるが、
ふだんの練習で緊張感をなくしてしまい・・・。

昭和33年5月、春子(滝裕可里)は月に一度、大阪に来る稲本栄子コーチ
(いしのようこ)にスケートの集中特訓を受けることになり、照子(浅野ゆう
子)もリンクに通いづめになった。

そのころ、冬子(田島有魅香)は、工場にパンの耳をもらいに来る、和人(米
田良)という少年が気になっていた。ある日学校から帰った冬子は、店の近く
で和人を見かける。ところが、冬子と目が合うと、和人は慌てて立ち去ってい
き、冬子は思わずあとを追ってしまう・・・。

冬子は、和人の家までついていって友達になり、長兄の賢作(阪本浩之)、次
兄の政也(宍戸佑輔)の2人とも親しくなる。。

一方、そんな冬子につきまとうのが、ロンドン帰りの浪利(矢本悠馬)。冬子
は、浪利に誘われて家に遊びに行くが、豪華なシャンデリアやピアノのある大
邸宅に目を回す。今週(第4週)は、冬子が持ち前の好奇心とおおらかな感性
で、家の中から外へと行動範囲を広げながら、和人に淡い恋心を抱く様子が描
かれる。

67名無しさんは見た?:2003/10/11(土) 23:10
============================ ネタバレ注意 ============================
第4週 10/20(月)〜10/25(土)

第19回(10月20日(月))

春子(滝裕可里)は月に一度、スケートの稲本コーチ(いにのようこ)に指導
を受けていた。一方、冬子(田島有魅香)は、パンの耳をもらいに来る少年・
和人(米田良)が気になってしまう。

第20回(10月21日(火))

商店街で和人を見かけた冬子は、あとをつけて友達になろうとする。和人は貧
しい暮らしをしていた。

第21回(10月22日(水))

浪利(矢本悠馬)が工場にパンの耳をもらいにきて、ハトのえさにすると言う。
冬子は「人間の食べ物や」とむきになり、浪利からパンの耳を奪って、そのま
ま和人の家へ向かう。

第22回(10月23日(木))

稲本コーチがいなくなり練習に身が入らない春子を、照子(浅野ゆう子)は激
しくしかる。春子は泣きながら謝り、スケートが好きだと訴える。

第23回(10月24日(金))

和人の長兄の賢作(阪本浩之)が不良だといううわさを聞き、秋子(足立悠美
加)は冬子を心配する。一方、春子が練習中に足をけがしてしまう。

第24回(10月25日(土))

冬子が、秋子も連れて和人の家へ行くと、行くところがあるから、いっしょに
遊べないと言われ・・・。

♪注目の一曲

チャンチキおけさ

作詩=門井八郎 作曲=長津義司 歌=三波春夫

昭和32年の大ヒット曲「チャンチキおけさ」。「シャトー」を手伝う春男が、
お盆とコーヒーカップを手に、歌って踊る。さらに静子(田島寧子)も加わっ
て、「シャトー」の客たち(なぜか合唱隊のメンバー)も、陽気に声を合わせ
る。今週(第4週)は、このほか、パン工場の職人たちが熱唱する「ダイアナ」
も登場する。

68名無しさんは見た?:2003/10/11(土) 23:11
スケートへの思いを春子が爆発させる

稲本コーチの5日間の集中特訓は、朝7時から営業終了まで休みなく続き、春
子はいつもへとへとになって帰宅。全身筋肉痛で夜はうつぶせになって眠り、
練習着はすり切れてあて布だらけだった。反面、稲本が東京に戻ると、緊張感
をなくしてしまう春子。練習にも、いまひとつ身が入らないように見える。そ
んな春子にいらだった照子は「スケートなんかやめなさい」と、春子のスケー
ト靴を脱がせてしまう。春子は青ざめ、涙ながらに謝り、スケートを続けたい
と懇願する。春子が、心の内の情熱を爆発させる場面だ。

69名無しさんは見た?:2003/10/11(土) 23:12
春子の少女時代を演じる 滝裕可里

春子と同じくスケートを習っていたという滝は、おっとりとした雰囲気の少女。
春子を演じた感想やスケートへの思いを聞いた。

今回、春子役を演じるために、2か月近くスケート特訓を受けました。私自身、
小学生のときフィギュアスケートを習っていたので、久しぶりにスケートをす
る機会があって、とても懐かしかったです。ドラマのスケート指導には、原作
の春子のモデルでもある、岡本治子先生ご本人があたってくださいました。実
は、私が小学生のとき習っていたのも、岡本先生だったんです。偶然のことで、
びっくりしました。岡本先生はすごく厳しいけれど、それは練習のときだけで、
リンクから上がると、あまりスケートの話はしないんですよ。

自分の演じたシーンでは、お母さんの照子さんに、スケートをやめるよう怒ら
れるシーンが、いちばん心に残っています。私にも春子と同じように、母に怒
られた経験があるから。ずっと練習していると、足はパンパンにはれてくるし、
しんどくてボーっとなって、練習に集中できないこともあるんです。そういう
とき「やめなさい」って怒られると、すごく悔しくて・・・。だから春子の気
持がよくわかって、自然に涙が出てきました。春子は負けず嫌いだけれど、人
に負けたくないというよりも、自分自身に負けたくないんだと思う。私も、お
っとりして見えるとよく言われるけれど、中途半端は嫌いな性格です。

スケートはお金もかかるし、練習も大変だけど、新しく習った技ができるよう
になったときは、すごくうれしいんです。そのうれしさがあるから、続けてい
ました。きっと春子も同じ気持だったんじゃないかな、と思います。

たき ゆかり

1987年10月14日生まれ、大阪出身。映画『StarLight』(2001年)
で主演デビュー。『十七歳』(2002年)に主演。ほか『棒たおし!』
(2003年)、サンダンス・NHK国際映像作家賞2002作品『ミラーを
拭く男』、月刊誌『ラブベリー』など、映画・テレビ・雑誌で活躍中。

70名無しさんは見た?:2003/10/12(日) 20:37
放送塔から(読売新聞2003年10月12日)

明るさが好評「てるてる・・・」

NHKの朝ドラ「こころ」が終了。称賛7通に批判2通、賛否両論併記2通を
いただいた。

埼玉県・主婦・○○○○○さん(32)は両論派。「とても良いストーリーで
家族の温かさや浅草の雰囲気など楽しめましたが、早い段階で主人公の夫が亡
くなり、最終的には他の人に心を移したのが残念」

次の「てるてる家族」が始まり、すでに8通。明るい展開が、好評のようだ。
「原作が素晴らしかったので、期待して見ています。浅野ゆう子さん、岸谷五
朗さん共に役にぴったりで、大変良い」と評価したのは岩手県・主婦・○○○
○○さん(43)。ただ、「願わくば、家族愛と歌で半年間駆け抜けてほしい」
と注文もつく。「朝ドラはスタートが良くても恋愛が絡み始めると3歩進んで
2歩下がる状態になってつまらなくなるから」だそうだが、さてどうなりますか。

ところで、「てるてる家族」も前作同様、視聴率は20%そこそこ。時計代わ
りでなくなった、衛星第2でも放送しているなど、低迷の理由が指摘されるが、
昔の高視聴率番組を見ると、中身が締まっていて面白い。そこにも原因がある
のでは。がんばれ朝ドラ!

専門委員・河村常雄

71名無しさんは見た?:2003/10/20(月) 22:06
============================ ネタバレ注意 ============================
第5週 10/27(月)〜11/1(土)

秋子、「めん類」になる?
即席ラーメン開発秘話

冬子(田島有魅香)たちは、即席ラーメンの研究開発に取り組む安西千吉
(中村梅雀)と出会う。感動した秋子(足立悠美加)は、千吉の研究を手伝う
が、それを照子(浅野ゆう子)に止められたことから、「めん類になる」と書
き置きを残し、家出してしまう。

第25回(10月27日(月))

冬子(田島有魅香)たちは、安西千吉(中村梅雀)の家で開発中の即席ラーメ
ンを試食する。秋子(足立悠美加)は、即席めんへの情熱を語る千吉に感動し
てしまう。

第26回(10月28日(火))

岩田家では、秋子と冬子が帰らないと、大騒ぎしていた。安西家に長居し、遅
く帰った冬子たちは、照子(浅野ゆう子)にしかられる覚悟で家に入るが、
意外にも優しく迎えられ、拍子抜けする。

第27回(10月29日(水))

秋子は、照子がしからないのは、自分たちに関心がないからだと思い込む。
秋子は千吉の家に入り浸り、研究を手伝うようになる。

第28回(10月30日(木))

千吉はついに、即席めん完成の糸口をつかむ。秋子が遅くまで安西家に残って
実験を見届けていると、心配した春男(岸谷五朗)と照子が乗り込んでくる。

第29回(10月31日(金))

千吉の家から連れ戻された翌日、秋子が家出する。行き先は千吉の家とわかっ
ていたが、意地を張った照子は迎えにいこうとしない。

第30回(11月1日(土))

秋子が、千吉の妻の節子(堀ちえみ)に連れられ「シャトー」にやってくる。
秋子は、照子に自分の思いをぶつける。

♪注目の一曲

青春サイクリング

作詩=田中喜久子 作曲=古賀政男 歌=小坂一也

帰りが遅くなり、お母ちゃんにしかられると思うと、秋子も冬子も気が重い。
迎えにきてくれたお父ちゃんの車の荷台から、そんな不安を吹き飛ばすように、
明るく元気いっぱいの歌声が響く。

72名無しさんは見た?:2003/10/20(月) 22:07
安西千吉 めん類こそ人類を救う

秋子が手伝う夢の実現

終戦後の闇市で、人々のおなかと心を満たした、1杯のラーメン。その光景を
深く心に刻みつけた千吉は、温かくておいしくて、誰でも手軽に食べられる、
即席めんの開発に情熱を注いだ。岩田家を巻き込んだ、千吉の即席めん開発の
道を紹介しよう。

子供たちとの出会い

「鉄腕アトム」のお茶の水博士にあこがれる秋子は、千吉の話に目を輝かせる。

製めん機などの調理器具や研究道具が並ぶ研究小屋に、千吉は子供たちを案内する。

研究の日々

千吉はお湯をかけるだけですぐ食べられるめんを開発中。秋子は、千吉の実験を手伝う。

物干しざおに干されるめん。安西家では、家族が一丸となって、千吉の研究を支えていた。

完成へ

千吉は型枠に入れてめんを揚げて乾燥させ、お湯で柔らかく戻すことを思いつく。
このアイデアが、即席ラーメンを完成に導いた!

73名無しさんは見た?:2003/10/20(月) 22:08
てるてるインタビュー

秋子の少女時代を演じる 足立悠美加

秋子役で、妹の気持を勉強しました!

秋子は、洗濯や掃除などの家の手伝いをよくする、しっかり者です。そのうえ、
なんか子どもらしくない難しいことを言ったりして、ちょっと変わってるんで
すよ。ずーっと、即席ラーメンの開発をしている変わり者のおじさんにあこが
れちゃったり!

私もしっかり者って言えばしっかり者なんですけど、秋子とは違う意味なんで
すよね。ハキハキしてよくしゃべるとか、そっちのほうで。ふだんの私自身は
活発で行動的で、むしろ冬子の性格に近い感じです。

そんな秋子が千吉さんのところへ行ってしまう5週目は、冬子と秋子の立場が
逆になってしまいます。いつもは秋子が冬子を心配しているのに、逆に冬ちゃ
んに心配されるんですよ。ふだんおとなしい秋子が、思い切った行動に出て感
情的になるから、その変化を出すのが、ちょっと難しかったです。私は2人姉
妹の姉なので、お母さんに構ってもらえないさみしさを、今回妹から勉強しま
した。私がテレビの仕事をしているので、母が私の付き添いで妹はお留守番と
いうことがあるんですよ。秋子もそれと同じ感じだったから。

秋子みたいに地味でしっかり者の役は初めてで、新鮮でした。新しい自分を生
み出せた、って感じでおもしろかったです。

あだち ゆみか

1990年10月2日生まれ、大阪出身の中学1年生。テレビドラマ、バラエ
ティーやCMで活躍中。

74名無しさんは見た?:2003/10/21(火) 22:33
「てるてる家族」舞台の池田市が盛り上げに一役
ドラマにちなんで喫茶店「シャトー」オープン
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_10/g2003102111.html

NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の舞台・大阪府池田市にドラマに
ちなんでオープンした喫茶店「シャトー」が、観光客らに人気だ。同市が中心
になって作ったキャラクターグッズも評判で、盛り上げに一役買っている。

 放送がスタートした9月29日、池田市栄町商店街に特設された「シャトー」。
民家を改装したもので、セットと趣は違うが中央のテレビに風呂敷がかけられ
ているのはドラマと同じだ。

 「てるてるコーヒー」(200円)や「カレー」(300円)のほか、実家
がモデルになっている女優、いしだあゆみの親類が経営するパン屋特製の学校
給食用「コッペパン」(100円)、それを使った「てるてるドッグ」(16
0円)などのメニューもある。

 2年前に大阪教育大付属池田小の殺傷事件が発生した同市では、番組を応援
することで「暗い町のイメージを払拭しよう」と、「『てるてる家族』市民実
行委員会」を設置。同会がシャトーの運営やグッズの販売を手がけている。

 ボランティアの一人で池田商工会議所女性会の冨阪昭子会長は、「お茶を飲
みながらロケ地情報を得られるのも、シャトーならでは」という。現在は商店
街でブティックを経営するいしだの両親(照子さん夫婦!)も、店に顔を出す
そうだ。

 同会はNHK公認のホームページ「『てるてる家族』関連情報」
(www.ikedashi-kanko.jp/teruteru/)も立ち上げ、番組のストーリーや音楽、
番組に絡んだ情報などを伝えている。NHKによると、朝ドラ関連のHPは
「オードリー」(平成12年)で熊本市が作成して以来2例目だという。

 4人姉妹をイメージしたキャラクターグッズもHPで購入でき、Tシャツ
(1800円)やマウスパッド(800円)などが好評。会員になれる300
円のバッジは、すでに5000個以上売れている。今後、同会ではイベントな
ども予定しており、NHKには頼もしい味方になりそうだ。

75名無しさんは見た?:2003/10/24(金) 22:24
森口博子「ホームシックになりました」NHK朝ドラ出演者が会見
http://www.sponichi.com/ente/200310/24/ente134582.html

現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」に出演している藤村志
保(64)森口博子(35)松尾敏伸(26)が23日、大阪市の同局内で会見
した。

 岩田家に住み込みで4姉妹の世話をやく川島弘子役の森口は「私自身、4姉妹
の末っ子なので、岩田家に接するうちにホームシックになりました」としんみり。
岩田家4姉妹の祖母、岩田ヨネ役の藤村も「一つになって前へ進める家族ってい
いですね」とすっかり役どころにはまっている様子。また「岩田製パン店」の若
手パン職人役の松尾は劇中オリジナル曲「イースト菌の歌」を歌うメンバーだが
「歌には自信がないのでノリでやっています」と苦笑いしていた。

76名無しさんは見た?:2003/10/27(月) 22:18
============================ ネタバレ注意 ============================

11/3(月)〜11/8(土) 第6週(第31回〜第36回)

冬子(田島有魅香)の友達の和人(米田良)が長兄の賢作(阪本浩之)らと
「シャトー」に現れ、昔この店で食い逃げしたと告白。これをきっかけに賢作
が岩田製パン店で働き始めるが、彼らの父親が急死。和人は四国に行ってしま
う。

11/10(月)〜11/15(土) 第7週(第37回〜第42回)

夏子(櫻谷由貴花)はスケートのジュニア選手権で1位になるが、参考出場だ
ったため優勝から除外される。悔しさのあまりスケートをやめた夏子に、芸能
界入りの話が持ち上がる。舞台デビューした夏子を、成長した姉妹が見守る。

11/17(月)〜11/22(土) 第8週(第43回〜第48回)

昭和38年、中学生の冬子(石原さとみ)は学校で家のパンを売りだす。春男
(岸谷五朗)にバレてしかられるが、予想外に好評で、正式に学校で販売され
る。一方、スケートで無理な練習を続けた春子(紺野まひる)が倒れ、入院す
る。

11/24(月)〜11/29(土) 第9週(第49回〜第54回)

春男が浄瑠璃の師匠・かおる(真矢みき)と急接近。照子(浅野ゆう子)に詰
問され春男は浮気を白状するが、照子は許さない。一方、冬子が偶然浄瑠璃に
興味を持ち、かおるの家を訪ねるが、照子は娘に感づかれたと思い、慌てる。

77名無しさんは見た?:2003/10/27(月) 22:19
============================ ネタバレ注意 ============================
第6週 11/3(月)〜11/8(土) 演出=佐藤譲

人生は“ケ・セラ・セラ”
冬子に訪れた切ない別れ

和人(米田良)の長兄・賢作(阪本浩之)が、昔「シャトー」で食い逃げした
ことを告白。その律儀さにヨネ(藤村志保)がほれ込み、賢作が岩田製パン店
で働き始める。和人のために喜んでいた冬子(田島有魅香)だったが、ある日、
彼らの父親が急死する。

第31回(11月3日(月))

千吉(中村梅雀)が開発した即席めんが発売され、大評判。そんなある日、和
人(米田良)と兄の賢作(阪本浩之)ら三兄弟が、突然「シャトー」を訪ねて
くる。

第32回(11月4日(火))

賢作は、昔「シャトー」で食い逃げしたと告白し、謝る。そのときの勘定を払
うと言う賢作に感心したヨネ(藤村志保)が、岩田製パン店で働かないかと勧
める。

第33回(11月5日(水))

賢作がまじめに働き始め、春男(岸谷五朗)も冬子(田島有魅香)もホッとす
る。だが賢作も工場になじみ始めたころ、兄弟の父親が急死する。

第34回(11月6日(木))

和人が四国の親類に預けられることになり、冬子の心は晴れない。一方、浪利
(矢本悠馬)が冬子に伝書ばとをプレゼント。賢作が、はと小屋を作ってくれ
た。

第35回(11月7日(金))

和人は冬子に、店で食い逃げしたあの日、夏子(櫻谷由貴花)がドロップをく
れたと話す。そのあとで店から逃げたことを、和人はずっと気にかけていた。

第36回(11月8日(土))

冬子は夏子に、いっしょに和人を見送ってほしいと頼むが、スケートがあるか
らと断られる。いよいよ和人の出発する日、店に柄の悪い若者たちが押しかけ
てくる。


♪注目の一曲

オンリー・ユー

作詩=Buck Ram 作曲=Ande Rand 歌=Platters

千吉が完成させた即席ラーメン「ニコニコめん」がついに発売。なぜか照子ま
で張り切って、商店街で実演販売する。「お湯をかけるだけ。オンリー湯でご
ざいます」とやかんを手に歌いだすのが、プラターズの「オンリー・ユー」。

78名無しさんは見た?:2003/10/27(月) 22:42
♪ケ・セラ・セラ

作詩=J.Livingston 作曲=R.Evans 訳詩=音羽たかし 歌=ペギー葉山

どこへ行っても ケ・セラ・セラやで

「ケ・セラ・セラ」は、ドリス・デイのヒット曲をペギー葉山がカバーし、日
本でも大ヒットした一曲。今週(第6週)はこの歌が繰り返し登場する。父親
が急死し、遠く四国の親類に預けられることになった和人。いつもの空き地で
和人と並んで座った冬子は、「ケ・セラ・セラ」を小声で歌いだす。「なるよ
うになる」という意味のこの歌は、和人への冬子の精いっぱいの励ましだった。

冬子は自分のさみしさを抑え、どうやって和人を見送ろうか、一生懸命考える。
だが夏の終わり、和人はさよならも言わずに、四国に旅立ってしまう。ぼう然
とする冬子のもとに、浪利のくれた伝書ばとが、和人のメッセージを運んでき
た・・・。

その夜は、五月山の盆踊り。浴衣を着て踊りに出かける岩田家のみんなも、冬
子を優しく元気づけるように、「ケ・セラ・セラ」をコーラスするのだった。

79名無しさんは見た?:2003/10/27(月) 22:57
てるてるインタビュー

冬子の少女時代を演じる 田島有魅香

冬子は簡単には落ち込まないんです

冬子は、演じていてすごく楽しいんですよ。元気がよくて明るくて、セットの
中を走り回ったり、男の子と野球したり。自由気ままで、興味を持ったことは
どんどん実行する子です。ミュージカルシーンは、振り付けがなかなか覚えら
れなくて大変でした。でもみんなで歌ったり踊ったりして、楽しかったです。

難しかったのは、カズちゃん(和人)が四国に行ってしまったシーン。大急ぎ
でカズちゃんの家を訪ねると、もぬけのカラで、びっくりするんです。ふつう、
ショックですよね。演じる私としても、そんな場面を想像したら、やっぱり落
ち込みたくなるんですよ。でも演出の方に、冬子はそこまでひどく落ち込まな
いでほしいって言われました。冬子はすごく明るくて、ふつうだったら絶対落
ち込むようなときでも、簡単にくじけたりしない。けっこう平然としている子
だから、そこのところが難しかったです。

冬子はあちこち出歩いて、いろんな人と会ったり話したり、いろんな人の気持
を見ています。前の週(第5週)で秋子が家出したときも、お母ちゃんに対す
る秋子の気持を冬子は気づいて知っているから、ちょっと複雑だったんですよ
ね。ただ明るく元気なだけじゃなくて、視野の広い子なんだな、と思いますね。

たじま ゆみか

1989年生まれ。静岡県出身の中学2年生。映画『ドッジGO!GO!』
(2002年)オーディションで1万1675人の中から主役に選ばれる。ほ
かドラマ<あした吹く風>で天海祐希・杉本哲太の娘役を務めるなど、テレビ・
映画で注目される新人。

80名無しさんは見た?:2003/10/31(金) 00:14
撮影現場 何もかも新鮮
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/zipzap/interview/zi03103001.htm

石原 さとみ(いしはら さとみ)さん

 「うーん、あれですかね」。指で指した先にあったのは、火鉢だった。

 昭和2、30年代、主人公の家のセット内で、「何か見たことがありますか」と尋
ねた。調度や家電製品はどれも旧式で、16歳の少女にとっては、初めて目にしたも
のばかり。

 撮影現場では何もかもが新鮮に映る。大阪は小学校の修学旅行で1度訪れたきり。
話したことのない大阪弁は、撮影前に方言指導を受け、そのテープが今も離せない。

 「僕は特急の機関士で」「ダイアナ」「オンリー・ユー」……。全編に流れる戦後
歌謡の多くも初めて耳にする。ミュージカルシーンで両親役の岸谷五朗や浅野ゆう子
が歌い踊るのを見て、「すごいなあ、本当に楽しそうだな」と感心した。自分で歌っ
た「上を向いて歩こう」は、リメークを聞き慣れていたから、「自分のペースで歌う
ことができた」けど。

 初めて触れた言葉や歌や街のたたずまいに、「活気あふれる時代だったんだ」と思
う。主人公の冬子が新しい時代の息吹を感じ取ったように、清新な空気に大いに触発
されている。

文・近藤  孝  写真・青山謙太郎

[Q&A] 冬子は天然ボケ。似てるのかなあ?

 Q 毎日の撮影はどのような感じですか。(神奈川県・主婦 小町桜さん 35)
 A 私を支えてくれるキャストの皆さんが、大先輩の方々ばかりなので、本当に安
心して演じています。「こんなに楽しい朝ドラ(朝の連続テレビ小説)は初めてじゃ
ないか」と思うぐらい、現場は楽しくて、リハーサルは笑いをこらえるのが大変です。

 Q 冬子はどんなキャラクターだと思いますか。

 A 家族の中で1番明るい子。茶目っ気があって、好奇心旺盛でいろんなことに首
を突っ込んで。天然ボケっていうのかな。私ですか? どうかな、似てるのかなあ。

 Q 学生生活とはどのように両立していますか。

 A 今は朝ドラに集中しています。朝ドラを見てから学校に行くという友だちもい
たので、みんな見てくれるかなと期待しています。

[出演] てるてる家族 (NHK 月―土曜前8.15)

 なかにし礼の小説が原作。大阪のパン屋に生まれた4姉妹の涙と笑いの日々を、明
るいタッチで描く。成長した姉妹を演じるのは、冬子役の石原のほか、上原多香子、
紺野まひる、上野樹里。現在ナレーションを担当している石原本人の出演は、11月
14日から。

[プロフィール] 石原 さとみさん

 1986年12月24日生まれ、東京都出身。ホリプロのスカウトキャラバン・ピ
ュアガール2002でグランプリ獲得。今年4月、映画「わたしのグランパ」でデビ
ューを果たし、ドラマ「窓を開けたら」(NHK)に主演。CMでも活躍中。趣味は
クラシックバレエ。

81名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:47
============================ ネタバレ注意 ============================
第7週 11/10(月)〜11/15(土) 演出=榎戸崇泰

夏子、スケートをやめる 失意の底から華麗に転身!

スケートのジュニア選手権で成績1位になった夏子。だが、年齢規定に満たな
い参考選手だったため、優勝から除外されてしまう。悔しさのあまりスケート
をやめた夏子に、芸能界入りの話が持ち上がる!

春子(滝裕可里)と並んでスケートに打ち込み、最近めきめきと上達してきた
夏子(櫻谷由貴花)。年齢既定を満たしていないにもかかわらず、全日本ジュ
ニア選手権に参考選手として出場できることになった。リンクの上で実力を出
し切った夏子はみごと成績1位となり、大喜びする。だが、その場であらため
て発表された正式順位に、夏子の名前はなかった。参考選手の夏子は順位対象
外だったのだ。結果に納得できない夏子は、猛烈な勢いで審査員席までリンク
を滑っていき、泣きながら抗議する。ふだんおっとりした夏子が闘志をむき出
しにする姿を、観客席の冬子(田島有魅香)たちは、ただ見守るしかなかった。

そして、そんな夏子を観客席から見つめる、もう一人の人物がいた。彼こそ、
後日、照子(浅野ゆう子)のもとを訪ね、夏子に芸能界入りの話を持ち込む、
梅田グランド劇場の斉藤(伊藤正之)だった。

第37回(11月10日(月))

昭和35年、夏子(櫻谷由貴花)は全日本ジュニア選手権に出場する。成績1
位とアナウンスされ、大喜びするが・・・。

第38回(11月11日(火))

年齢規定に満たないために優勝を逃した夏子は深く傷つき、もうスケートはし
ないと言う。春男(岸谷五朗)は、ふさぎ込む夏子を励まそうと、土手に連れ
だす。

第39回(11月12日(水))

照子(浅野ゆう子)のもとを、梅田グランド劇場の斉藤(伊藤正之)が訪ねて
くる。リンクで夏子の演技を見てスカウトに来たのだ。

第40回(11月13日(木))

夏子は、スケートをやめ、芸能界に入ると宣言。オーディションを受け、多数
の受験者の中から、一番で合格する。

第41回(11月14日(金))

デビューへ向けて、夏子のレッスンが始まった。初舞台の日、照子たちは、そ
ろって劇場に足を運ぶ。

第42回(11月15日(土))

昭和37年の冬休み。春子(紺野まひる)、秋子(上野樹里)、冬子(石原さ
とみ)は、店頭でクリスマスケーキ売りを手伝う。

82名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:51
夏子、芸能界のスポットライトの中へ

梅田グランド劇場の斉藤にスカウトされた夏子は、芸能界を目指すと宣言。
家族の応援のもとオーディションにも合格し、昭和35年、舞台デビューする。
スケートリンクから劇場へ、夏子が鮮やかに舞台を移す今週(第7週)は、家
で口ずさんでいた流行歌から、舞台上の劇中歌まで、さまざまな歌と踊りが
披露される。

♪証城寺の狸囃子

作詞=野口雨情 作曲=中山晋平

♪可愛い花

作詞=音羽たかし 作曲=Sidney Bechet 歌=ザ・ピーナッツ

♪虹の彼方に

作詞=E.Y.Harburg 作曲=Harold Arlen

♪ルイジアナ・ママ(成長した夏子(上原多香子)が歌う)

作詞・作曲=Gene Pitney 訳詞=漣健児 歌=飯田久彦


いよいよ登場!

そして物語は昭和38年正月へ

夏子が舞台を重ねるとともに、月日が流れ、姉妹たちも成長。今週(第7週)
は、ドラマの冒頭、岩田家が晴れ着姿で勢ぞろいした場面に、いよいよ物語が
追いつく。四姉妹のこれからをお楽しみに!

83名無しさんは見た?:2003/11/01(土) 23:56
てるてるインタビュー

夏子の少女時代を演じる 櫻谷由貴花

喜怒哀楽の激しさは夏子と似ています。

このドラマのオーディションを受けたとき、たとえ小さな役でも出られたらい
いな、と思っていました。そうしたらこんな主要な役に決まって、泣きそうな
くらいうれしかったです。

夏子は、すごく華やかで明るい役。私も明るい性格なので、自然に演じること
ができます。でも笑顔の場面が多いと同時に、夏子は、泣く場面も多いんです
よ。春子姉ちゃんが母親の照子さんにしかられて、スケート靴を取り上げられ
るシーンでは、夏子も春子といっしょに泣いてしまいます。喜怒哀楽の激しい
性格なんですね。私自身、喜怒哀楽が激しいので、その点で似ているなと思い
ます。

だから、ジュニア選手権で優勝から除外になって、夏子が審判員に食ってかか
る場面は、夏子の悔しい気持がよくわかります。一生懸命頑張って認められた
結果だったのに、正当に評価されなかったんです。もし自分が同じ立場に立っ
たら、きっと夏子と同じくらい怒りを感じると思います。

その後、夏子は芸能界を目指し、舞台で歌うことになります。私も歌うのは好
きなんですけど、ドラマに出てくるのは当時の歌なので、今とは歌い方も違っ
て、難しいですよね。収録のときには、間違えないかなと思って、緊張しまし
た。

さくらたに ゆきか

1988年生まれ。大阪出身の中学3年生。デビュー映画『ごめん』(2002年)
で、第24回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。来春公開予定の崔洋一監督
作品『クイール』に、主演小林薫の娘・渡辺美津子役で出演している。

84名無しさんは見た?:2003/11/03(月) 22:34
♪イースト菌の歌

おいら町のイースト菌
みんなが寝てる間にせっせと働く
小麦のあの娘に恋をして
汗水たらしていっしょに添い寝
あの娘の幸せふくらめば
おいらは黙って消えるのさ
パイバイキン バイバイキン
バイ菌とちゃう
おいらはあくまでイーストよ

85名無しさんは見た?:2003/11/11(火) 00:26
============================ ネタバレ注意 ============================
第8週 11/17(月)〜11/22(土) 演出=榎戸崇泰

第43回(11月17日(月))

冬子(石原さとみ)は、同級生が昼食時に量産の安いパンを食べているのに気
づく。家業を助けるため学校でパンを売ろうと、冬子は一計を案じる。

第44回(11月18日(火))

学校での商売が先生に見つかり、春男(岸谷五朗)にしかられた冬子。しかし
意外にも照子(浅野ゆう子)に援護される。さらに学校からも、正式にパン販
売を依頼された。

第45回(11月19日(水))

全日本選手権で3位にも入れず、落ち込む春子(紺野まひる)。遠征先で倒れ、
緊急入院する。照子は、春子に無理をさせた自分を激しく責める。

第46回(11月20日(木))

春子の入院は長引く。ある日春子の着替えを病院に届ける途中、春男は道端で
うずくまる和服姿の女性(真矢みき)を見かける。

第47回(11月21日(金))

春男が病院まで送り届けた女性は、岩瀬かおるという浄瑠璃の師匠だった。一
方、春子が退院し、スケートの練習を再開する。

第48回(11月22日(土))

浪利(杉浦太陽)に誘われ、人形浄瑠璃を見にいった冬子。大いに感銘を受け、
浄瑠璃に興味を持つ。


注目の1曲

♪いつでも夢を

作詞=佐伯春夫 作曲=吉田正 歌=橋幸夫・吉永小百合

人気女優とスター歌手のデュエットが話題を呼んだ。昭和37年の大ヒット曲。
いつのまにやらペアルックになった弘子(森口博子)と松本(桂小米朝)の2人
が手に手を取って。

86名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 00:18
家の中に波乱の予感・・・?

昭和38年の岩田家。長女・春子(紺野まひる)と次女・夏子(上原多香子)
はスケートと舞台に忙しく、三女・秋子(上野樹里)は成績優秀。末っ子の
冬子(石原さとみ)だけは、ごく普通の中学生活を送る、相変わらずの日常を
過ごしていた。

だが、そんな岩田家の平穏を破る出来事が起こる。ハードな練習を重ねていた
春子が遠征先で倒れ緊急入院。4か月も入院しなければならなくなった。

一方、春子の入院をきっかけに、お父ちゃんの春男(岸谷五朗)にも異変が起
きた。病院に行く途中出会った美しい未亡人に、幻惑されてしまうのだ。家族
の目を逃れ、春男はその女性と急接近。やがて照子(浅野ゆう子)に浮気がバ
レて、近所も巻き込む大騒動に・・・!順風満帆だった岩田家の波乱の幕開け。
さらに家族をとりまく時代の風も、温かくはなかった。

家の外から押し寄せる荒波

時は東京オリンピック開催の前年。時代は、高度成長期を迎えていた。昭和
34年の皇太子ご結婚を機に、多くの家庭にテレビが普及。「テレビ」はもは
や珍しい存在ではなくなり、それとともに、喫茶店「シャトー」は「テレビジ
ョン付き」という神通力を失いつつあった。

一方、岩田製パン店も安泰ではなかった。大手パンメーカーの機械化が進んで
密封包装された大量生産のパンが出回るようになり、小規模店の経営にも影響
を与えていたのだ。「団地族」「カギっ子」ということばが生まれたのもこの
時代。冬子の通う中学でも、共働き家族の子の弁当代わりとして、大量生産の
安価なパンが重宝されるようになってくる。

ライフスタイルが大きく変化しつつあった時代。岩田家の物語は新展開を見せ
始めるのである。

87名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 00:19
石原さとみ、上原多香子から教わったアレ NHK「てるてる家族」登場
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_11/g2003111110.html

 女優、石原さとみ(16)が、主演のNHK朝の連続テレビ小説「てるてる
家族」(前8・15)に14日放送回から登場する。石原は10日、東京・渋
谷区の同局内で会見し「役の明るさと家族に対する優しさを見てください」と
アピールした。

 4姉妹の末っ子役。大阪での撮影が続いており、二女役の上原多香子(20)
には「お好み焼きとかゴハンのおいしいお店をたくさん知っているので、連れ
てってもらっている」と楽しそう。「芸能界のこととかお肌のことも教えても
らってます」と笑った。

 やや視聴率が伸び悩む同番組だが、同局では「石原さんが登場してくれば上
がるはず」。起爆剤となるか?

88名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:18
てるてるインタビュー

四女冬子 石原さとみ

冬子が夢のスタート地点に立ちます。

冬子の夢とこれから

冬子はごく普通の中学生。才能あふれる姉たちと違い、特別な夢はまだない。
その冬子も家のパンが売れ行き不振と聞けば、じっとしていられない。学校で
パンを売ろうと思いつき、ユニークなアイデアで成功させる。ひらめきを即実
行に移す行動力は、お母ちゃん譲りだ。そして春子の入院をきっかけに、自分
の夢を探し始める。その道の先は・・・?

8週から9週目は、春子姉ちゃんが入院したりお父ちゃんが浮気したり、もめ
事が続発します。この9週目の最後で冬子が「上を向いて歩こう」を歌うシー
ンは、いろんな思いが込み上げて、演じていて心に残った場面ですね。脚本に
はただ「歌う」とあるだけで、冬子の心情やどんなふうに、とは書かれていま
せん。いろいろ起きたあとなので、これまでのことを思い出しながらいろんな
気持を込めて、ゆっくり歌いだしました。演出の方の指示もあって、歌の終わ
りのほうでは明るく、これからも前向きに頑張ろう、っていう雰囲気になりま
した。そのまま「来週もきっと天気になあれ」というせりふが、いつもナレー
ションの代わりに入るので、最後は空に向かって明るく言えるように、だんだ
ん盛り上げていったんですよ。「今のよかったよ」って演出の方がOKを出し
てくださったときは、ほっとしました。

この時期に冬子は、自分の夢を探し始めますが、そのきっかけになったのは、
春子姉ちゃんの入院でした。倒れるほどつらい思いまでして、どうして春ちゃ
んが頑張れるのか、冬子は不思議に思うんです。すると春ちゃんが「自分の太
陽は自分のなかにしかあらへん。冬ちゃんもきっと、そのために頑張りたいと
思う、自分だけの太陽が見つかるはずや」って言ってくれます。そのあと退院
した春ちゃんがスケートリンクで踊る姿を見ながら「私にはどんな太陽がある
んだろう」って、冬子は思いをめぐらします。自分も夢を持ちたいという気持
が膨らむんですね。冬子が夢のスタート地点に立つので、ぜひ見てもらいたい
場面です。

いしはら さとみ

1986年生まれ、東京都出身。ホリプロタレントスカウトキャラバン・ピュ
アガール2002グランプリ。2003年映画『わたしのグランパ』のヒロイ
ン役でデビュー。ドラマ<窓を開けたら>で主演を務め、みずみずしい演技で注
目される。今回、2036人の応募者のなかから冬子役を射止めた。

♪上を向いて歩こう

作詞=永六輔 作曲=中村八大 歌=坂本九
(第9週に登場予定)

89名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:19
てるてるインタビュー

長女春子 紺野まひる

春子はスケートとともに成長していきます

春子の夢とこれから

相変わらずスケート一筋の春子には、福島美希、大橋久仁子という強力なライ
バルがいた。全日本選手権で、どうしてもこの2人に勝つことができず、伸び
悩む。その壁を打ち破ろうと無理な練習を重ね、急性肝炎でダウン。4か月も
入院することになってしまう。オリンピックという夢を追う春子に、その後も
試練の時が続く。

春子は本当にスケートづけで、映画を見たり喫茶店でお茶を飲んだりという、
普通の高校生らしい時間はなかったと思うんですよ。私自身も宝塚に入ったこ
ろは必死で、ほかのことに費やす時間もなかったですし、隔離された世界とい
う意味では似ているかもしれませんね(笑)。

ただ舞台と違ってスケートは級や点数がある分、春子はきつかったと思うんで
す。4か月も入院したら、筋肉も落ちるし感覚もにぶるし、入院したときはつ
らかっただろうと思います。でもその間独りで考える時間を持つことで、成長
した部分もあったんじゃないでしょうか。早く滑りたい、私はやっぱりスケー
トが好きなんやってあらためて認識することもあっただろうし、この挫折を経
て、春子は一回り大きくなったと思うんです。スケートの技術面にとってはマ
イナスだったかもしれないけれど、内面のかっとうを通して人間的に豊かにな
ることで、芸術的な表現は豊かになったのかもしれない、と思いますね。

病室で冬子に「下町の太陽」を歌うときの春子は、「冬ちゃんもきっと自分の
太陽を見つけられるよ」とお姉ちゃんぶって言いながらも、「私の太陽のため
に頑張ろう」って、自分にも言い聞かせている部分が、きっとあったと思いま
すね。壁にぶつかっても頑張れるのは、やっぱりスケートが好きだから。挫折
も含め、スケートとともに日々成長していく春子を、どうぞ見守ってください。

こんの まひる

1977年生まれ、大阪出身。1994年4月宝塚音楽学校入学。1996年
初舞台を踏む。2002年2月宝塚雪組娘役トップに。同年9月、宝塚を退団。
連続ドラマの出演は今回が初めて。12月4日から退団後の初舞台『天国の本
屋』でヒロイン役を務める。今後さまざまな分野での活躍が期待される。

♪下町の太陽

作詞=横井弘 作曲=江口浩司 歌=倍賞千恵子
(第8週登場予定)

90名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:20
てるてるインタビュー

次女夏子 上原多香子

誰かがいるから頑張れる、その思いを強くしています

夏子の夢とこれから

華やかな舞台の世界にはばたいた夏子。しかしデビューして3年を迎え、当初
の新鮮さも薄れてきた。向上心は相変わらずだが、1、2曲のソロ曲のほかは
いつもスターを盛り立てる役に甘んじ、今のままでいいのか、心のなかに迷い
が生じ始める。そんな夏子に東京進出の話が持ち上がり、大きな転機が訪れる。

夏子は、日ごろはけっこうおっとりしていて、周囲とはテンポがちょっと違い
ます。でも何か情熱を向けていることに対してはまっすぐで、自分でこうと決
めたら、とことんやるという性格です。少女時代にスケートをやめたときも、
夏ちゃんはそこまで考えていたんだと、周囲がびっくりするような意志の強さ
を見せていましたよね。

四姉妹の中でも、口には出さないけれど、お母ちゃんに見てもらいたいという
気持が人一倍強いのが夏子です。もちろん歌うことが好きで、テレビに出て有
名になりたいという気持はあるけれど、テレビの向こうに自分を見てくれてい
る人がいる、ということが、夏子にとっては大きな励みになっているんです。

ドラマの後半、夏子は東京の芸能界で頑張ることになります。私自身、歌手に
なるために沖縄から東京に出てきましたが、ドラマの当時は今のように簡単に
行き来もできないし、電話もなかなかできなかったと思うんです。あんなにぎ
やかな大家族からたった一人で東京に行くのは、相当な決心だったと思います。
芸能界も、もっと雲の上のような存在で、芸能人になることに、今では想像も
できないようなプレッシャーがあったと思います。それでも頑張れたのは、夏
子が一人じゃない、家族が応援してくれてるんだと思えたからこそだと思いま
す。このドラマを見て、誰かがいるから頑張れることのすばらしさを思い出し
てもらえたらうれしいですね。

うえはら たかこ

1983年生まれ、沖縄県出身。SPEEDとして1995年から活動。
2000年グループ解散後は、アーチストとして女優として、映画・ドラマ・
CMに出演、幅広く活躍を続けている。SPEEDのメンバーが再結集した
「Save the Children」プロジェクトの集大成として、オリジナルアルバム
「BRIDGE」が11/27(木)発売予定。

♪可愛いベイビー

作詞・作曲=DonStirling-BillNauman 訳詞=漣健児 歌=中尾ミエ
(第9週に登場予定)

91名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 02:20
てるてるインタビュー

三女秋子 上野樹里

いっぷう変わったキャラクター秋子のマンボに注目してください

秋子の夢とこれから

家事をよく手伝うしっかり者の秋子は、受験勉強に専念。独自の考えを持ち、
「特別な何かを目指すより、普通に生きることに情熱を傾けたい」と言って、
照子をめんくらわせる。そんな秋子が熱中しているのが、マンボを踊ること。
さらに、松本書房で芸術家肌の男性と出会い、とっぴな行動で周囲を驚かす。

秋子は、年齢に関係なく知的な人にあこがれてしまう、ちょっと変わったとこ
ろがあります。少女時代、安西千吉さんの即席めんの研究に心を奪われて家出
しましたが、成長した秋子も、芸術家ふうの米原さんという人に恋をして、ま
た周囲を驚かす行動に出るんです。

まじめで成績もすごくいいんですけど、唯一の趣味として、マンボを踊る。こ
のマンボが見どころだと思います。独りで考えすぎて煮つまったり、むしゃく
しゃしてきたときに、踊るんです。ストレス発散法が、マンボなんですね。

いっぷう変わった独自の世界を持っている秋子は、いつも一歩引いたところで
周囲を見渡しています。お父ちゃんが浮気して食卓の雰囲気が気まずくなった
ときも、秋子はそれに気づいて、なんとかその場の雰囲気を変えようとするん
です。秋子は自分でも意識していないところで、自然と家族全体のバランスを
とろうとしている気がしますね。悩みがあっても、人に相談せずに独りで解決
するんでしょうね。自分で気持をコントロールしているんだと思います。

秋子は、精いっぱい当たり前に生きていこうとします。「今は中学生だから勉
強をする」というように、今自分に与えられている役割に対して誠実に、とい
うのが、秋子の考え方なんですね。春子や夏子のように何か特別なことに挑戦
するわけじゃないけれど、一生懸命普通に生活する秋子の生き方にも、また別
の魅力を発見してもらえたらなと思います。

うえの じゅり

1986年生まれ、兵庫県出身。2002年月曜ドラマシリーズ<生存〜愛する
娘のために>でドラマ初出演。『チルソクの夏』(2003年)で映画初出演後、
続いて『ジョゼと虎と魚たち』にも出演(12月公開予定)。2004年には
初の主演映画、矢口史靖監督の『スウィングガール』の公開も予定され、今後
の活躍に注目が集まる。

♪マンボNo.5ほか

作曲=PEREZ PRADO
(随時登場)

92名無しさんは見た?:2003/11/13(木) 22:30
挿入歌「ブルースカイ・ブルー」に込められたメッセージ

昭和40年代を中心に数々のヒット曲を世に送った、なかにし礼と宮川泰の
ゴールデンコンビが、番組挿入歌で復活!週に1回程度、随時、ドラマのエン
ディングを飾っているこの曲は、宮川泰作曲の番組テーマ音楽に、原作者なか
にし礼が作詞したもの。さわやかな余韻を残す軽やかなハーモニーに、思わず
口ずさんでしまう人も多いのでは?

親しみやすい歌詞からシンプルに伝わってくる「夢見る力をいつでも持って
ほしい」というメッセージに、あらためて耳を傾けてみたい。

♪ブールスカイ・ブルー

作詞=なかにし礼 作曲=宮川泰 歌=RYTHEM

ブルーブルー スカイブルー
ブルースカイ ブルーブルー
青空曇り空 雨降る涙空
どんな空にも 希望が流れる
心にお日様を 唇に歌を
今日もなにか いいことが
羽があったらいいな
(ブルースカイ ブルースカイ)
空を翔べたらいいな
(ブルースカイ ブルースカイ)
あなたも夢を見るなら
大きなほうがいいかも
夢見る力で人は
(あなたも 私も 誰でも)
なにかに なれる
ブルースカイブルー
ブルーブルーブルーブルースカイブルー

注目!収録CDが11/19(水)に発売!

「ブルースカイ・ブルー」RYTHEM
(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ 税込み1020円)

リズム
新津由衣・加藤有加利の高校生2人組コーラス・ユニット。ことし5月に
「ハルモニア」でデビュー。作詞・作曲も手がけ、さわやかな世界観と透明感
あるハーモニーで注目される。

93名無しさんは見た?:2003/11/17(月) 22:40
============================ ネタバレ注意 ============================
第9週 11/24(月)〜11/29(土) 演出=高橋陽一郎

最近、春男(岸谷五朗)の様子がおかしい。ひんぱんに寺井理髪店に通って散
髪し、工場でもそれまで縁のなかった浄瑠璃の一節を、鼻歌で歌っている。実
は浄瑠璃の師匠・岩瀬かおる(真矢みき)の家に、注文のケーキを届ける名目
でこっそり上がり込むようになっていたのだ。2人の仲は、商店街でももっぱ
らのうわさ。工場でも辰造(でんでん)と喜介(有園芳記)が、かっこうの話
題にしていた。「最近よくケーキの注文受けるやろ。あの家が怪しいと思うん
や」と辰造。ところがその背後には、いつのまにか照子(浅野ゆう子)が仁王
立ちしていた・・・。

照子に問いつめられ、浮気を白状する春男。平謝りするが、照子は怒りのあま
り口を閉ざし、その場を立ち去るのみだった。

さて一方、浄瑠璃を習ってみたいと思った冬子(石原さとみ)は、佐藤(大村
崑)から話に聞いた浄瑠璃の師匠の家を、1人で訪ねていく。ところがその師
匠こそ、春男の浮気相手のかおるだった。冬子は何も知らずに師匠の家の門を
たたくが・・・。

今週(第9週)は春男の出来心が波紋を広げ、岩田家に嵐が吹き荒れる!

第49回(11月24日(月))

照子(浅野ゆう子)は体の不調を自覚しながらも、夏子(上原多香子)の舞台
のレッスンに熱中していた。一方商店街は、春男(岸谷五朗)と浄瑠璃の師匠
・かおる(真矢みき)のうわさで持ちきりになる。

第50回(11月25日(火))

辰造(でんでん)と喜介(有園芳記)が寺井(九十九一)の店で、春男のうわ
さを聞いてくる。それはついに照子の耳に入り・・・。

第51回(11月26日(水))

照子は店に松本(桂小米朝)や寺井らを集め、みんなの前で春男を問いつめる。
春男は浮気を白状して謝るが、照子は許さない。

第52回(11月27日(木))

かおるが客を装い、突然シャトーに現れる。かおるが帰ったあと、岩田家のこ
とを思う弘子は「こんなことは起きないようにしてほしい」と、春男に懇願す
る。

第53回(11月28日(金))

浄瑠璃を習いたいと思った冬子(石原さとみ)は、何も知らずにかおるの家を
訪ねる。冬子の訪問に驚きながら、かおるは「曽根崎心中」を聞かせる。

第54回(11月29日(土))

照子は春男に、二度と浮気をしないという誓約書を書かせ、仲直りする。7月、
夏子の舞台が始まったある日、舞台そでで照子が倒れる。

注目の1本

007は殺しの番号

1962年イギリス 監督=テレンス・ヤング 出演=ショーン・コネリーほか

現在まで続く「007シリーズ」の記念すべき第1作『ドクター・ノオ』が、
『007は殺しの番号』という邦題で昭和38年に日本公開。先週(第8週)
は寺井理髪店で「石原裕次郎みたいにしてほしい」と無理な注文をしていた辰
造が、懲りずにイラストを手描きして「ジェームズ・ボンドふう」をリクエス
ト・・・!?

94名無しさんは見た?:2003/11/17(月) 22:41
照子がかおるの家で見たものは・・・?

事情を知らない静子(田島寧子)から、シャトーにとてもきれいなお客が来た、
と聞いた照子。弘子(森口博子)の反応から、かおるのことだと察した照子は、
相手が気になり、こっそりかおるの家まで訪ねていく。ところが、なぜかそこ
に冬子の姿が。照子は冬子に春男の浮気を感づかれたと思い込み、大慌てする
・・・!

95名無しさんは見た?:2003/11/19(水) 22:16
<てるてる家族>のヒロイン石原さとみ初主演ドラマをアンコール放送

ドラマ 窓を開けたら(再放送) 総合11月24日(月)am9:00〜9:45

(平成15年度文化庁芸術祭参加)

脚本=藤岡麻美 演出=三枝健起
出演=石原さとみ、筒井道隆、大輝ゆう、勝野洋輔、南奈央、小林稔侍ほか

主題歌=一青窃「音木箱」

恋人を事故で失い傷心の女子高生・山本うさぎ(石原)は、雪国でそば店を営
む伯父(小林)に預けられていた。店の常連である教師の三沢(筒井)に心を
開いたうさぎは、彼から「マザーツリー」と呼ばれるブナの巨木の話を聞き、
興味を持つ。

「創作テレビドラマ脚本懸賞」第26回入選作の映像化。

96名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:12
============================ ネタバレ注意 ============================
第10週 12/1(月)〜12/6(土) 演出=佐藤譲

絵画の森に迷い込んだ秋子のひと夏の経験

米原というシャトーの客と知り合いになった秋子。絵を描き、芸術論を語る
米原に秋子が急接近し、冬子たち周囲の人をやきもきさせる。そんな折、冬子
が何気なく中身を見た秋子あての手紙に、驚くべき内容が書かれていて・・・!?

照子(浅野ゆう子)が入院したまま、冬子(石原さとみ)たちは夏休みを迎え
た。高校受験をひかえた秋子(上野樹里)は、受験勉強をしながらシャトーの
手伝いをする毎日だ。ある日、店にやってきた米原(近藤芳正)という男性客
が、ノートに秋子の顔をスケッチしていた。興味を持った冬子が頼んで見せて
もらうと、秋子の顔はピカソの絵のようにデフォルメ(誇張)されている。冬
子と弘子(森口博子)は「女の子の顔をこんなにひどく描くなんて」と大憤慨。
ところが秋子ひとりは、前衛的な絵画だと言って感動する。米原からそのノー
トの切れ端をもらった秋子は、絵の裏に「芸術とは生活自体である」という走
り書きを見つけ、彼に興味を持つ。

数日後、再びシャトーを訪れた米原は「僕の絵を気に入ってくれたお礼に」と
言って、秋子に1冊の芸術の本を貸してくれた。部屋でその本を見ていた秋子
は、ページの間に、はがきが1枚はさまっているのに気づく。秋子ははがきを
返すため、そこに書かれた住所を頼りに、彼のアパートを訪ねていく。

一方、冬子は、机の上にあった秋子あての封書の中身を何気なく読んでしまう。
書き出しはラブレターのようだったが、最後には、脅迫めいたことばが書かれ
ていて・・・!?

第55回(12月1日(月))

照子(浅野ゆう子)の手術が終わり、冬子(石原さとみ)たちは病院にてるて
る坊主と風鈴を持っていく。一方、春男(岸谷五朗)はきちんと話をつけに
かおる(真矢みき)の家に行く。かおるは「結婚を考えている相手がいる」と
明かす。

第56回(12月2日(火))

照子不在の夏休み、四姉妹はなんとなく気が引き締まらない。ある日シャトー
に現れた米原(近藤芳正)という客が、秋子の肖像画を描いていた。秋子はそ
の大胆にデフォルメされた前衛的な絵画に感激する。

第57回(12月3日(水))

冬子は部屋で見つけた秋子あての手紙を読んでしまう。一方、秋子は、米原が
貸してくれた本のなかに、未投かんのはがきを見つける。

第58回(12月4日(木))

秋子が訪ねた米原の部屋は、彼の描いた絵であふれていた。秋子がはがきを渡
すと、米原はそれを投かんしてほしいと頼む。一方、冬子が再び見つけた秋子
あての手紙に、秋子が絵のモデルになったと書かれていたことから、岩田家で
は大騒ぎになっていた。

第59回(12月5日(金))

秋子は絵の具だらけになって家に戻る。心配した冬子は、浪利(杉浦太陽)も
連れ、秋子について米原の部屋を訪ねる。すると、東京から来た米原の妻と娘
が、玄関から出ていくところだった・・・。

第60回(12月6日(土))

照子は突然、冬子に宝塚歌劇団に入らないかと勧める。数日後、照子が退院。
岩田家では、工場の職人たちも勢ぞろいして退院を祝う。

注目の1品 8ミリ

8ミリが映し出す家族の幸せ

昭和30〜40年代、動く映像記録のエースは「8ミリ」だった。今のホーム
ビデオのように気軽には買えなかったが、子どもの成長や運動会などの行事で、
家族の姿を収めるのに、8ミリは活躍したのである。今週(第10週)は秋子
と冬子、浪利の3人が訪ねた米原のアパートで、8ミリ映写機とフィルムを見
つける。機械好きの浪利が、カンバスをスクリーンにして8ミリフィルムを映
す場面に注目したい。

97名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:12
秋ちゃんがモデル!? 謎の絵画でひと騒動

今週(第10週)は秋子あての封書を冬子が勝手に読んだことから、騒動が起
こる。その手紙には秋子が万引きしたと書かれ、冬子は驚くが、数日後、冬子
が見つけた2通目の手紙が、さらに波紋を広げる。そこには、秋子が絵のモデ
ルになったと書かれていた。冬子が部屋にあったカンバスの表を何気なく見る
と、それはピカソの絵のようにデフォルメされてはいたが、まぎれもない裸婦
像だった!

98名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:13
カンバスに向かう秋子の課外授業

秋子が訪ねあてた米原の部屋は、彼の描いた色彩豊かな絵画でいっぱいだった。
米原は本職の画家ではないが、学生のころ画家を目指していたのだ。米原が秋
子に貸した本は、岡本太郎の「今日の芸術」。昭和29年に出版されたベスト
セラーで、当時の画家志望の若者たちに、大きな影響を与えた。画家を目指し
ていた米原も、きっと学生のころに出会い、繰り返し読んだに違いない。「芸
術は、才能じゃない。生きる力そのものなんです」と熱く語る米原に心を動か
され、秋子もまたカンバスに向かい、思いのままに絵の具を塗りつけていく・
・・。夢中で絵を描く秋子の表情は、子どものころのように輝いていた。

99名無しさんは見た?:2003/11/23(日) 02:13
自分を理解してくれる人を秋子も探しているんです

秋子役 上野樹里

秋子はちょっと変わっていて、家族にあまり理解されていないところがありま
す。悩みがあっても1人で解決しようとして、考えすぎて煮つまってマンボを
踊りだしたりするから、周囲から「秋ちゃん何考えてるんやろ」と思われてし
まうんですね。

その秋子が、自分のことをわかってもらえるかもしれないと思った相手が、米
原さんだったのだと思います。米原さんや即席めん開発の安西千吉さんみたい
に、ちょっと変わった志を持つ人に秋子がひかれるのは、きっと共感できる人、
話のできる人を求めているからだと思うんです。今週(第10週)は、そんな
秋子の心の動きにも目を向けてもらえたらうれしいですね。

100名無しさんは見た?:2003/11/24(月) 02:42
放送塔から(読売新聞2003年11月23日)

朝ドラの歌と踊り好評

戦後復興期に四姉妹を育てた夫婦の物語、NHK朝ドラ「てるてる家族」が
佳境に入ってきた。これまでに29通のお便りをいただいき、好感22通、
批判7通。全体の数は少ないが、まずは好評といっていいだろう。

好感22通の中で半分の11通が、番組中で歌われる曲に親しみや懐かしさを
感じている。

「ヒットした歌がミュージカル風に組み込まれ、物語の年代が分かりやすい。
つい一緒に口ずさみ、自分もドラマの一員になっている」と、千葉市・無職・
○○○○○さん(68)。

当時を知らない世代にも受けている。秋田市・主婦・○○○さん(26)は
「今までのドラマと大きく違うのは歌と踊りです。ドラマの中に吸い込まれて、
一緒に踊り出したくなります」というのだ。

「おしん」のような感動がないとの批判があった。この歌や踊りを挿入する新
機軸にも一因があるかも知れない。が、おおむね支持を得ているようだ。

歌も懐かしいが、子供に英才教育を施す母親(浅野ゆう子)が懐かしい。私も
幼児期にバイオリンを習ったが、おとなしくけいこが出来ず、たちまち親の夢
を打ち砕いた。苦い思い出。

専門委員・河村常雄

101名無しさんは見た?:2003/11/25(火) 22:02
関ジャニ錦戸亮が朝ドラレギュラー
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-030924-0018.html

関西ジャニーズJr. の錦戸亮(18)が、29日スタートのNHK朝の連続
テレビ小説「てるてる家族」にレギュラー出演することになり24日、同大阪
放送局で抱負を語った。同局によると、ジャニーズタレントが朝ドラに出演す
るのは89年「青春家族」のSMAP稲垣吾郎以来、14年ぶり2人目。錦戸
はヒロイン石原さとみ(16)の相手役として、12月16日放送分から登場
する。役柄のパン職人の衣装にふんして現れた錦戸は「料理は得意。焼きそば
ですけど…(笑い)。今度、パン作り覚えたら、家でも作ってみたい」と抱負
を語った。

102名無しさんは見た?:2003/11/26(水) 23:36
石原さとみ“一日タカラジェンヌ”に大満足 NHK朝ドラ「てるてる家族」
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_11/g2003112613.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(月−土曜前8・15)の収録
が25日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。石原さとみ(16)扮するヒロ
イン、岩田冬子が宝塚音楽学校へ入り、卒業公演である「文化祭」に出演する
シーンで、現役タカラジェンヌ31人も特別出演。宝塚メークに緑の袴姿で舞
台に立った石原は「すごく貴重な経験でした」とすっかりタカラジェンヌに成
りきっていた。

 朝ドラが宝塚のステージに登場だ。この日収録されたのはヒロイン、冬子が
中学を卒業後、入学した宝塚音楽学校で2年間レッスンを積み、卒業公演であ
る「文化祭」へ臨む場面。

 実際の音楽学校生と同じバウホールでバレエ、日舞、芝居など本格的な文化
祭が再現された。このシーンには同歌劇団宙組の入団4年目以下の若手スター
31人が出演。異色の共演が実現した。

 タカラジェンヌの正装である「緑の袴」姿で現役生に混じって「宝塚わが心
の故郷」を合唱した石原は、「舞台もやったことがないのに。朝ドラに出演し
ていなければ、こんな貴重な体験をすることはなかった。本当に楽しかった」
と“初舞台”に大感激した様子。

 先月中旬から特訓を開始した、先日、宙組公演を初観劇も果たした石原。
「華やかでゴージャスでした。トップさん(和央ようか)の大きな羽もすごか
った。大階段もあるんだー、と思って本当に格好良かった。出待ちする人の気
持ちもわかります」。

 共演した現役生からは「歩き方、扇の持ち方などいろいろ教えてもらいまし
た」といい、「でも、私は成績が悪い設定なのでそれだけは助かりました」と
笑わせた。

 歌劇団は、この日の収録用に演出家の正塚晴彦氏が特別に「芝居」を書き下
ろし、入学、卒業式シーンでは音楽学校生本科生が出演するなど、時代考証を
含め制作面で全面強力した。

 冬子のモデルとなった原作のなかにし礼氏夫人で歌手、いしだあゆみ(55)
の実妹、由利子さんも昭和43年に同校に入学し、45年に卒業。同期にはト
ップスターとなる麻実れいや歌手の小柳ルミ子らがいる。由利子さんは卒業後、
宝塚歌劇団には入団せず、芸能界へ。ドラマ上では冬子は家業のパン製造業を
継ぐため、歌劇団へは入団しないが、石原は“一日タカラジェンヌ”に大満足
だった。この日の模様は来年2月10、11日に放送される。

103名無しさんは見た?:2003/11/27(木) 00:49
============================ ネタバレ注意 ============================

12/1(月)〜12/6(土) 第10週(第55回〜第60回)

照子(浅野ゆう子)の入院中、秋子(上野樹里)は米原(近藤芳正)という男
と知りあう。絵を描いている米原に、秋子はひかれていく。一方、秋子あての
手紙をこっそり読んだ冬子(石原さとみ)は、脅迫まがいの内容に慌てる。

12/8(月)〜12/13(土) 第11週(第61回〜第66回)

照子に宝塚を目指すように勧められた冬子は、進路に迷う。一方、オリンピッ
ク代表の選にもれた春子(紺野まひる)は、気分転換に歌声喫茶に出かける。
そんな折、夏子(上原多香子)に東京進出の話が持ち上がるが・・・。

12/15(月)〜12/20(土) 第12週(第67回〜第72回)

冬子の幼なじみ・和人(錦戸亮)が池田を再訪。岩田製パン店で、住み込みで
働くことになる。和人を前に、冬子は「私は宝塚を目指している」と口走る。
そんななか、岩田製パン店は学校給食の仕事が打ち切りになり、窮地に陥る。

12/22(月)〜12/27(土) 第13週(第73回〜第78回)

冬子は、工場長の辰造(でんでん)に戦争で生き別れになった妻と娘がいるこ
とを知り、ないしょでラジオ番組にはがきを書く。ラジオを聞いた家族から連
絡があるが、辰造は余計なことだと怒り、工場を辞めて出ていこうとする。

104名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:49
============================ ネタバレ注意 ============================
第11週 12/8(月)〜12/14(土) 演出=福井充広

夏子ねえちゃんの東京行きにお父ちゃんが猛反対!

舞台の仕事に行き詰まりを感じていた夏子。そこへ降ってわいたように東京進
出の話が持ち上がり、夏子は東京行きを決意する。その夏子の前に、春男の猛
反対という障壁が立ちはだかる。

梅田グランド劇場で夏子(上原多香子)がデビューして、約4年。夏子は舞台
での仕事に、漠然ともの足りなさを感じ始めていた。

そんなある日、劇場の斉藤(伊藤正之)が、照子(浅野ゆう子)を訪ねてくる。
大阪での仕事は今度の正月公演を最後にして、東京に出て、本格的にスターを
目指さないかと言うのだ。思いがけない話にとまどいながらも、照子が夏子に
話を切りだすと、現状に迷っていた夏子は、すぐに東京行きを決意する。

だが、この東京行きに、春男(岸谷五朗)が猛反対。どうしてもと言うなら、
勝手に出ていけと突き放し、夏子の説得に耳を貸そうともしない。そんな春男
に、夏子も思わず、「お父ちゃんなんかもう知らん。私は勝手にする」と言っ
てしまう。心ならずも2人は、対立してしまうのだが・・・。

第61回(12月8日(月))

照子(浅野ゆう子)に宝塚に行くよう勧められた冬子(石原さとみ)は、進路
に迷う。オリンピック代表に選ばれなかった春子(紺野まひる)は、練習をさ
ぼり、映画館に入り浸る。

第62回(12月9日(火))

春子を心配する照子に頼まれ、冬子は春子の行動を見張っていた。そのころ、
シャトー梅田店の照子のもとを、斉藤(近藤正之)が訪ねてくる。

第63回(12月10日(水))

春子と冬子は田中コーチ(樋口浩二)に連れられ、歌声喫茶に入る。一方家に
残っていた夏子(上原多香子)は、受験勉強する秋子(上野樹里)の部屋で暇
つぶしをしていたが・・・。

第64回(12月11日(木))

照子は夏子に、斉藤から打診された東京行きの話を切りだす。夏子はすぐに賛
成するが、春男(岸谷五朗)が猛反対。春男と対立する夏子をヨネ(藤村志保)
が自分の部屋に呼ぶ。

第65回(12月12日(金))

春子は夏子を歌声喫茶に連れていく。夏子に会いにきた斉藤と照子、また冬子
と春男もその店に向かう。

第66回(12月13日(土))

歌声喫茶で夏子の歌を聞いた春男は、東京行きを認める気持になる。秋子が志
望校に合格した昭和39年春、夏子は東京に出発した。

105名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:50
今週(第11週)の注目 歌声喫茶

春子が気分転換に足を運び、夏子も連れていった「歌声喫茶」。
昭和30年代、東京・新宿に生まれ、やがて全国的なブームを呼んだ。歌唱指
導者が中心になり、アコーディオンなどの生演奏で、見知らぬ客どうしが合唱
する。人々のいこいの場として、人気を集めたのだ。全盛期には、全国に200
軒ほどの店があったと言われている。店ごとに特色ある歌集を用意していて、
ロシア民謡を中心に、世界の民謡から唱歌、童謡まで、幅広いジャンルの歌が
歌われた。また「北上夜曲」をはじめ、歌声喫茶から流行歌が生まれることも
少なくなかったという。

登場予定曲
♪カチューシャ
♪悲しきカンガルー
♪一週間
♪トロイカ
♪スリコ

歌唱指導者 辰子(大西ユカリ)

バイタリティーあふれる歌唱指導者として、ドラマに登場する辰子。ダイナミ
ックな歌声と、頼りない田中との絶妙の掛け合いで、客たちを引きつける。辰
子を演じるのは、ゴスペルと昭和歌謡を融合させた新しい音楽で人気を呼んで
いる、大西ユカリ。グループ「大西ユカリと新世界」のボーカルとして活躍し
ている。10月に発売されたCD『六曲入』や、インタビューやライブの様子
を収録した書籍『続・情熱の花』も好評発売中だ。

106名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:50
夏子の歌声に春男は佐世保での記憶をよみがえらせる

落ち込む夏子をなぐさめようと、春子は夏子を歌声喫茶に誘う。夏子が歌声喫
茶のステージに上がるこの場面は、今週(第11週)のクライマックスだ。

舞台とは違い、みんなで合唱する解放感に、夏子も沈む気持をひととき忘れ、
楽しんでいた。そこへ東京のレコード会社の人に夏子を会わせようと、照子が
店にやってくる。歌唱指導を務める田中のはからいで、夏子はステージで1曲
披露することになった。

そのとき、冬子に連れられ、春男が店に入ってきた。春男の姿に気づいた夏子
は「何でも好きな歌を」と言われ、歌いだす。その歌声に、春男ははっとする。
それは赤ん坊の夏子が重い肺炎にかかり、奇跡的に助かったとき、照子が未来
への希望を込めて歌っていた、あの歌だったのだ。

春男はじっと耳を傾けていたが、夏子が歌い終わると静かに店を出てしまう。
夏子の思いは、お父ちゃんに届いたのだろうか・・・。

107名無しさんは見た?:2003/12/02(火) 00:51
思いを込めたセンチメンタル・ジャーニー 夏子役 上原多香子

夏子はこれまで、明確に家族と向き合う場面はありませんでした。家族と離れ
て東京へ行くことを決めた今週(第11週)は、夏子と家族のかかわりが描か
れています。演じていて、お父ちゃんの深い愛情やお母ちゃんの一生懸命さが、
あらためて自分のなかにしみこんでくるように感じました。

「センチメンタル・ジャーニー」を歌うシーンは、伴奏なしで夏子が歌い始め、
その声にピアノがついてきます。私の歌から始まるところなので、収録のとき
は緊張しました。私自身は赤ちゃんのときの夏子のエピソードを知っているわ
けですが、それを想像でしか知らない夏子の立場で、彼女の思いが伝わるよう
に歌わなければならない。そこが難しかったですね。

♪センチメンタル・ジャーニー
作詞=Bud Green 作曲=Les Brown & Ben Homer

108名無しさんは見た?:2003/12/09(火) 01:28
============================ ネタバレ注意 ============================
第12週 12/15(月)〜12/20(土) 演出=小島史敬

帰ってきたカズちゃん岩田家に住み込む!

子どものころに四国に引っ越してしまった、幼なじみの和人(錦戸亮)が、
突然シャトーに現れる。池田に戻り、岩田製パン店に住み込みで働くことにな
っったという。実は、お父ちゃん(岸谷五朗)が冬子(石原さとみ)をびっく
りさせようと、ないしょで話を進めていたのだ。働きながら学校へ通うという
和人を前に、冬子は「私は宝塚を目指す」と宣言。早速バレエと声楽のレッス
ンを始める。そんななか、長年請け負っていた学校給食の仕事が打ち切りにな
り、岩田製パン店は窮地に陥る。

第67回(12月15日(月))

夏子(上原多香子)と付き添いの照子(浅野ゆう子)は東京へ。プロダクショ
ンの社長(ミッキー・カーチス)にあいさつしたあと、斉藤(伊藤正之)の家
を訪れる。

第68回(12月16日(火))

冬子(石原さとみ)の幼なじみの和人(錦戸亮)が池田に帰ってきた。冬子は
驚きながらも大歓迎。一方、静子(田島寧子)が佐世保に帰らなければならな
いと、弘子(森口博子)に打ち明ける。

第69回(12月17日(水))

宝塚を目指すと宣言した冬子は、照子にもその決意を話す。一方、学校給食会
から呼びだされた春男が、ただならぬ様子で帰宅する。

第70回(12月18日(木))

岩田製パン店は、学校給食の委託を打ち切られてしまう。そんななか、冬子は
看護師長・久世(絵沢萌子)の紹介でバレエ教室を訪ね、レッスンを始めるこ
とにする。

第71回(12月19日(金))

静子が、店を辞め佐世保に帰りたいと、照子と春男に話す。そこへ恒夫(松尾
敏伸)が現れ、いっしょに佐世保に行くと言う。

第72回(12月20日(土))

冬子は、家業の助けになりたいと、もち入りのパンを考案。工場で試作しても
らい、試食するが・・・。

注目! 桑原和人(錦戸亮)

にしきど りょう
1984年生まれ。大阪出身。関西ジャニーズジュニアのユニット「関ジャニ8」
として活動。2003年9月に新グループ「NEWS」を結成。11月には
『NEWSニッポン』でCDデビューした。

109名無しさんは見た?:2003/12/09(火) 01:28
じれったい2人の恋を弘子があと押し!

今週(第12週)は、ひそかに恋をはぐくんでいた静子と恒夫に危機が訪れる。
母親の看病のため、静子が佐世保に帰らなければならなくなったのだ。煮えき
らない2人に、じれったくなった弘子は、このまま静子を帰したらかわいそう
だと、恒夫にくぎをさす。もとはと言えば、自分のほうが先に恒夫に好意を持
っていたのだが・・・。そんな思いもちらりとのぞかせつつ、純情な2人の恋
を、先輩として応援。そんな弘子の活躍に注目したい。

110名無しさんは見た?:2003/12/10(水) 02:34
「てるてる家族」和気あいあいの池田市ロケ
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200312/gt2003120908.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(月−土曜前8・15)のロケ
が大阪・池田市で8日行われ、ヒロインの石原さとみ(16)や、紺野まひる
(26)、浅野ゆう子(43)らが参加し、エキストラ170人とともに和気
あいあいと演技した=写真。
 この日は最終ロケ。長女・春子(紺野)がスケートでグルノーブル五輪出場
を決め、街を挙げてみんなでお祝いするシーンなどを収録した。

 エキストラは全員地元の池田市から集めたといい、寒風が吹く中も、現場は
実ににぎやか。石原は「久々のロケが楽しくて、きょうはテンション上がって
ます」と終始ゴキゲン。
さらに「今は芝居をできるだけで幸せ。芝居と人間を磨いて、みなさんが見て
くれるような作品になればうれしいです」と話していた。

 また、紺野も「実の家族よりも、この家族といる時間の方が長いので、絆が
深まった感じがします。みなさんの期待にこたえて頑張ります」と、残りのス
タジオ収録に意気込みを見せていた。

 この模様は2月5日に放送予定

111名無しさんは見た?:2003/12/10(水) 02:35
てるてるファミリー“アツアツ”勢揃い
http://www.nikkansports.com/osaka/wak/wak-09-et01.html

 NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(月〜土曜午前8時15分)の大阪・
池田市ロケが8日行われ、ヒロイン石原さとみ(16)の“ファミリー”が勢ぞ
ろいした。ドラマ舞台の池田ロケは6月以来。長女・春子役の紺野まひる(26)
が五輪出場を決め、地元へがい旋するシーン(来年2月5日放送)などを収録
した。

 この日の同地区最高気温は10度前後だったが、出演者の熱気が寒風を吹き飛
ばした。喫茶店「シャトー」店員役の森口博子(35)が、書店の主人役で出演
している桂小米朝(44)と“熱愛宣言”。小米朝が「風のウワサでは2人にロ
マンスが芽生えるとか」と言うと、森口も「私生活では味わえない恋の予感を
楽しみたい。照子さん、いや浅野さんにも分けてあげたい」とのろけた。

 これに対抗し、石原は錦戸亮(19)と、三女・秋子役の上野樹里(17)は
杉浦太陽(22)と「いい仲になる」と予告。熱〜い“てるてるファミリー”は
寒さ知らず !?

112名無しさんは見た?:2003/12/13(土) 02:05
============================ ネタバレ注意 ============================
第13週 12/22(月)〜12/27(土) 演出=榎戸崇泰・佐藤譲

工場長の心に戦争の傷あと その家族捜しに冬子が奮闘

工場長に、戦争の空襲で生き別れになった妻と娘がいることを知った冬子。
工場長を家族に会わせたいと、冬子はないしょでラジオ番組にはがきを書く。
そのはがきがラジオで読まれ、さらに、家族だという人から連絡があるのだが
・・・。

日本が高度成長に酔っていた昭和39年。その時代もまだ、戦後をひきずって
いる人は少なくなかった。工場長の辰造(でんでん)もその1人。冬子(石原
さとみ)は、風邪で寝込んだ辰造から、空襲で生き別れになった妻と娘がいる
ことを聞く。「昔のことは忘れた」と言いながら、古い家族の写真を今も大切
に持っている辰造。冬子はその家族を見つけようと奮起し、辰造にないしょで、
ラジオ番組に歌のリクエストはがきを出す。そこに辰造のことを書き、ラジオ
で読んでもらおうというのだ。ところが、冬子の善意の行動が、辰造の思わぬ
怒りを招くことに・・・。

第73回(12月22日(月))

シャトーがオリンピック放送に盛り上がるなか、辰造(でんでん)は風邪で寝
込んでいた。冬子(石原さとみ)は辰造の部屋で、空襲でゆくえ知れずになっ
たという家族の写真を見つける。

第74回(12月23日(火))

喜介(有園芳記)と辰造が、岩田製パン店を辞めると言いだす。冬子は、辰造
の家族を見つけたいと本気で考え始め、辰造のことを書いたはがきをラジオ番
組に出す。

第75回(12月24日(水))

冬子のはがきがラジオで読まれ、後日、ラジオ局から電話がある。辰造の家族
らしき人から連絡があったという。だが、事情を聞いた辰造は、喜ぶどころか
激怒する。

第76回(12月25日(木))

突然店を出ていこうとする辰造。そこに、知香子(松本麻希)という女性が現
れる。ラジオを聞いて訪ねてきた、辰造の娘だった・・・。

第77回(12月26日(金))

冬休み、夏子(上原多香子)の事務所の招待で、照子(浅野ゆう子)と冬子、
秋子(上野樹里)は東京に夏子の舞台げいこを見にいく。

第78回(12月27日(土))

喜介が店を辞める日がやってきた。喜介は「てるてるパン」をアレンジした
パンを焼き、披露する。

113りな:2003/12/13(土) 20:11
http://www.uradouga.com/

114名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:03
岩田製パン店の「イースト隊」解散!

先週(第12週)、恒夫(松尾敏伸)が店を辞めて佐世保に行ってしまったの
に続き、今週(第13週)は、喜介と工場長の辰造までもが、岩田製パン店を
去ることになる。表向きは個人的な事情が理由だが、学校給食の仕事を大手製
パン店に奪われ、経営が苦しくなった店の窮状を察し、みずから身の振り方を
考えたというのが本当だった。

喜介は最後の日に、「てるてるパン」をアレンジし、春夏秋冬の四姉妹にバー
ジョンアップさせたパンを焼く。そのアイデアとセンスに、春男(岸谷五朗)
も、珍しく喜介の才能を認める。そして、もうひとつの喜介オリジナル、
「イースト菌の歌」をみんなで合唱。冬子が子どものときから、いつもそばに
いた職人たちとの別れ。出会いと別れを繰り返し、冬子も少しずつ成長して
いく。

115名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:03
それぞれの旅立ち

●恒夫は佐世保へ

静子(田島寧子)とはぐくんでいた恋を実らせ、佐世保で新生活をスタート。

●喜介は自分の店を開く

文房具店を営む妻の実家で、「ベーカリーきすけ」を開業。

●辰造は専門学校の講師に

朝の早い現役職人がきつくなってきた辰造は、技術指導の講師に。

116名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:04
大阪名物!? てるてるパン

冬子が考案し春男が改良した「てるてるパン」は、店でも好評。それを喜介が
「四姉妹」にアレンジ。日本では前年に発売されたばかりの「コーンフレーク」
でおめかしし、チョコマーブルで色違いの帽子をかぶらせた。喜介が発揮した
思わぬセンスに注目!

頭にのったチョコマーブルがピンク色なのが「冬子」、赤が「春子」、青が
「夏子」、黄色が「秋子」。

「冬子」のおなかの中には、いそべ焼き。モチモチした食感と、おなかにたま
る満足感が魅力。「春子」には大福もち、「夏子」にはクリームチーズ、
「秋子」にはサツマイモが入っている。

117名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:04
岩田製パン店の“主役” パン作りの舞台裏

<てるてる家族>では、全大阪パン協同組合が監修として、出演者のパン作りを
指導するほか、ドラマの中で使用するパンも用意している。「てるてるパン」
が登場する収録日、同組合常務理事の花岡秀敏さんは、4〜500個のてるて
るパンを焼き、スタジオに運び入れた。当時と現代では、パンの製法も変わっ
ている。原料が豊かになったことや、機械が発達したことが原因だ。ドラマで
使うパンは、当時に近い製法と配合で、なおかつ俳優が演技上食べても問題な
いよう、おいしく作られているという。編集担当者も味見したが、パンそのも
のにほんのりと素朴な甘みがあり、しょうゆ味のもちとの相性が絶妙だった。
また、俳優が丸めたりこねたりするパン生地は、ほうっておけば発酵が進んで
しまう。収録本番で扱いやすい最適な状態に保つため、冷蔵庫に入れたり、適
当なタイミングでこねるなど、目が離せない。

118名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:30
============================ ネタバレ注意 ============================
第14週 1/5(月)〜1/10(土) 演出=本木一博

家族の喜びの陰で東京の夏子は道に迷う

昭和41年3月、冬子(石原さとみ)は宝塚音楽学校の受験を間近にひかえ、
レッスンに集中していた。大学生の春子(紺野まひる)は2年後のオリンピッ
クを目指し、この春高校3年生になる秋子(上野樹里)は、大学を目指して受
験勉強を開始。東京で頑張る夏子は、テレビにも顔を出すようになり、そんな
夏子を見ることが、家族みんなの楽しみだった。予想外の冬子の宝塚合格に続
き、夏子(上原多香子)がテレビコマーシャルに出るという知らせが届き、岩
田家には喜びがあふれる。だが、その夏子が東京でホームシックにかかり苦し
んでいることを、家族の誰も気づかなかった。

コマーシャル撮影の日、たくさんのてるてる坊主を作り、夏子の成功を祈って
いた照子(浅野ゆう子)は、なぜか胸騒ぎを覚える。照子は東京の夏子に会い
に行く決意をするが・・・。

第79回(1月5日(月))

宝塚音楽学校受験本番の朝。冬子(石原さとみ)は、他人を気にせず自分らし
く頑張ればいいと、春子(浅野ゆう子)に励まされる。

第80回(1月6日(火))

冬子は1次試験に合格し、2次試験に進む。そして、春子のお下がりのワンピ
ースを着て受けた面接試験で、「私の夢は人を楽しませること」と話す。

第81回(1月7日(水))

秋子(上野樹里)と合格発表を見に行った冬子は、掲示板に自分の名前を見つ
け大喜び。受験会場で友達になった麻子(木内晶子)も合格していた。

第82回(1月8日(木))

夏子(上原多香子)がテレビコマーシャルに出演することになり、照子は契約
のために東京に向かう。久しぶりに会う夏子に、照子は家の事情ばかり話し、
夏子の悩みに気づかない。

第83回(1月9日(金))

コマーシャル撮影の日、成功を祈っていた照子は、胸騒ぎを覚える。そのころ
東京の夏子は、撮影現場から姿を消していた。

第84回(1月10日(土))

斉藤(伊藤正之)からの電話で、夏子がいなくなったことを聞いた照子は、今
から東京に行くと言う。だが、翌日は、冬子に参列すると約束した、宝塚の入
学式だった。

今週の注目

バラエティー全盛時代 夏子もコントに挑戦!?

駆け出しの歌手である夏子は、当時全盛のバラエティー番組に、準レギュラー
として出演していた。そこで短いコントを演じたり、バックで歌ったりしなが
ら顔を覚えてもらい、自分のレコードを出すチャンスを狙うのだ。でも、生ま
れつきおっとりした夏子には、どうもコントのセンスがないようで、少々苦戦
気味。夏子の奮闘ぶりを見守りたい。

119名無しさんは見た?:2003/12/18(木) 01:44
============================ ネタバレ注意 ============================

1/5(月)〜1/10(土) 第14週(第79回〜第84回)

昭和41年春、冬子(石原さとみ)は宝塚音楽学校を受験する。周囲の予想に
反し、みごと合格。期待していなかった照子(浅野ゆう子)も張り切る。その
ころ東京では、夏子(上原多香子)が、ホームシックにかかっていた。

1/12(月)〜1/17(土) 第15週(第85回〜第90回)

冬子は宝塚音楽学校に通い始める。厳しい指導のもと、新しい仲間と充実した
日々を送る。一方、最近食欲のないヨネ(藤村志保)を心配し、春男(岸谷五
朗)が病院に連れて行く。ヨネはそのまま検査入院することになるが・・・。

1/19(月)〜1/24(土) 第16週(第91回〜第96回)

宝塚の定期試験で、優秀な麻子(木内晶子)とは対照的に、理江(橘実里)と
冬子はビリを争っていた。一方、春子(紺野まひる)はスケートに集中できず、
練習をさぼってしまう。厳しくしかる照子に、春子は激しく反発する。

1/26(月)〜1/31(土) 第17週(第97回〜第102回)

苦手なバレエの授業で落第しそうになった冬子は、麻子たちに特訓してもらう。
冬子は、感謝の気持を込めてパンを焼き、学校に持っていく。一方、国体に優
勝した春子は、恋人の岡谷(川岡大次郎)を正式に家族に紹介するが・・・。

120名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 00:52
>>118
>宝塚音楽学校受験本番の朝。冬子(石原さとみ)は、他人を気にせず自分らし
>く頑張ればいいと、春子(浅野ゆう子)に励まされる。

春子(浅野ゆう子) → 春子(紺野まひる)

121名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:05
冬子の新生活

●冬子の新しい仲間たち

・立川麻子(木内晶子)
将来男役トップまちがいなしの優等生

・吉沢理江(橘実里)
冬子がビリを争う友達。劣等感が強い。

・安達京子(竹中絵里)
冬子のあこがれの本科生。

●冬子は宝塚でも劣等生!?

宝塚でも、成績はビリから数えたほうが早い冬子。声楽やダンスの授業でも、
先生に注意されてばかり。それでも持ち前の明るさで、仲間に愛されていた。

●気になる2人の仲は?

製パン店の住み込み職人として、和人が冬子とひとつ屋根の下に住む。幼なじ
みの2人の仲はどうなる?

●冬子初めてのパン作り

音楽学校の冬休みに、パン工場の仕事を手伝う冬子。初めてのパン作りに、
充実感と安らぎを覚える。この白衣姿、もしかしたら近い未来に、別の形で
見ることになるかも・・・?

122名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:11
姉妹たちの夢のゆくえは?

●春ちゃんはいよいよオリンピックへ・・・

国体、そして全日本選手権。オリンピック出場選考に影響する大会に挑む春子。
そんな春子に起こる「異変」も見逃せない。

●東京で頑張る夏ちゃんがレコードデビュー

テレビで活躍し、コマーシャルにも出演。レコードデビューもしたけれど・・・。
思いのほか遠いスターへの道に、夏子は苦戦することに。

●受験を勝ち抜き、秋ちゃんは大学生に!

大学生になり、理系に進む秋子は、相変わらずわが道を行く人。そんな秋子に、
なんと懐かしい「あの人」との再会が待っていた!

123名無しさんは見た?:2003/12/19(金) 01:22
話題のミュージカルシーン 新年からはこの曲が登場!(予定)

♪ラストダンスは私に
作詞・作曲=モート・シューマン&ドック・ボミュス 訳詞=岩谷時子 歌=越路吹雪

お待ちかねのヨネ(藤村志保)のミュージカルシーン!ダンスのお相手は・・・?

♪君といつまでも
作詞=岩谷時子 作曲=弾厚作 歌=加山雄三

浪利(杉浦太陽)の思いが冬子に届く日はくるのか・・・?

♪こまっちゃうナ
作詞・作曲=遠藤実 歌=山本リンダ

春子がデートに誘われる相手は誰?

そのほか新年の登場予定曲 請うご期待!

♪だまって俺について来い
作詞=青島幸男 作曲=萩原哲晶 歌=植木等

♪恋のフーガ
作詞=なかにし礼 作曲=すぎやまこういち 歌=ザ・ピーナッツ

♪空に星があるように
作詞・作曲・歌=荒木一郎

♪世界は二人のために
作詞=山上路夫 作曲=いずみたく 歌=佐良直美

♪悲しくてやりきれない
作詞=サトウハチロー 作曲=加藤和彦 歌=ザ・フォーク・クルセダーズ

♪ブルーライト・ヨコハマ
作詞=橋本淳 作曲=筒美京平 歌=いしだあゆみ

124名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:44
============================ ネタバレ注意 ============================
第15週 1/12(月)〜1/17(土) 演出=高橋陽一郎

おばあちゃんが入院!家族を襲う大きな悲しみ

宝塚に入学し、張り切って新生活をスタートさせた冬子。そんな冬子の成長ぶ
りを見守っていたおばあちゃんのヨネが、体調を崩し、入院してしまう。検査
のための入院と聞かされていた冬子たちだったが、その病状は予想外に重かっ
た。やがて岩田家に、思いがけない別れが訪れることになる・・・。

第85回(1月12日(月))

宝塚音楽学校に通い始めた冬子(石原さとみ)。苦手だった早起きをし、姿勢
もあいさつも見違えるほど良くなった冬子の成長ぶりに、周囲も目を丸くする。

第86回(1月13日(火))

最近食欲のないヨネ(藤村志保)。心配した春男(岸谷五朗)が、病院でみて
もらうよう勧めるが、ヨネは言うことを聞かない。そんなある日、春男は、
ヨネが佐藤(大村崑)に亡き夫の思い出を話すのを立ち聞きする。

第87回(1月14日(水))

スケートの練習に励む春子(紺野まひる)に、アイスホッケー選手の岡谷
(川岡大次郎)が接近する。一方、春男の説得で病院に行ったヨネは、その
まま検査入院する。

第88回(1月15日(木))

ヨネが手術すると聞き、冬子は早朝、登校途中に病院に行き、ヨネを元気づけ
る。だがヨネの病気は重く、手術したが手遅れだった。

第89回(1月16日(金))

夏子(上原多香子)がヨネに会うため、半日だけ大阪に帰ってきた。約1か月
後、ヨネの容体が急変。春男の妹の滝子(山崎千惠子)も病院にかけつけるが、
夏子は舞台本番で、東京を離れられない。

第90回(1月17日(土))

ヨネを喜ばせるため、冬子は夏子の替え玉になる。病床のヨネの手を握り
「夏子やで」と言うと、ヨネは夏子だと信じたが・・・。

注目の1曲

♪ラストダンスは私に
訳詞=岩谷時子 歌=越路吹雪

照子は、ヨネが夏子の姿を見られるように、病室に小型テレビを持っていく。
入院中のヨネは、そのテレビで夏子の歌う姿を見るのを、ことのほか楽しみに
していた。このときの夏子が歌っているのが、越路吹雪の大ヒット曲。そして
ヨネもまたこの曲で、ミュージカルシーンを披露する。

125名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:45
おばあちゃんありがとう 家族に迫る別れの時

ヨネが四姉妹に残した別れのことば

家族をいつも見守り、支えてきたおばあちゃんのヨネ。今週(第15週)は
そのヨネが、ついに帰らぬ人となる。岩田家に、不意に悲しい別れが訪れる。

危篤状態に陥ったヨネは、うわごとのように夏子の名を呼んでいた。東京で離
れて暮らしていただけに、夏子を思う気持が増していたのだろう。だが、夏子
は舞台本番の真っ最中。大阪に帰ることはできなかった。

そこで浮上した「替え玉作戦」。冬子が夏子の振りをして、ヨネを安心させよ
うというのだ。臨終が迫ったヨネに、冬子は「夏子やで」と声をかける。かた
ずをのんで見守る周囲だったが、すでに意識の遠いヨネは夏子と信じ、周囲は
安堵の息をもらす。冬子が演じる夏子に、「あんたは強い子や。無理したらあ
かんよ」と言うヨネ。そして次々と孫をまくらもとに呼び、別れのことばをか
けていく。やがて、冬子の番が巡ってきた。だが、冬子は夏子として、ヨネの
手を握ったまま・・・。返事に窮し、凍りつく冬子と一同。はたして冬子の返
事は?そして、ヨネが冬子に遺したことばは・・・。

126名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:46
秋子のうそ発見器で冬子の“演技力”をテスト?

夏子に会いたがっているヨネのため、おばの滝子の発案で、夏子の替え玉を演
じることにした冬子。「おばあちゃんが喜ぶなら何でもやる」と請け合う冬子
だが、春子と秋子は「ほんまにバレへんやろか?」と心配でならない。そこで
秋子が取り出したのが、趣味で作った「うそ発見器」。手の皮膚の電気反応で、
うそをついているかどうかわかるのだという。完成させたばかりのこの機械で、
冬子の「演技力」を試してみることに。「あなたはテレビに出ていますか?」
「はい!」「あなたは末っ子ですか?」「いいえ」と、夏子になりきって答え
る冬子。だが、針は大きく振れてしまう・・・。

127名無しさんは見た?:2004/01/03(土) 00:47
スケート一筋の春子に異変!?

ヨネが体調を崩していたころ、春子にも異変が起きていた。オリンピックを目
指す春子に、急接近する男性が現れたのだ。岡谷というその男に「君のスケー
トは子どもっぽい。努力と才能だけでは勝たれへん」と言われ、春子はショッ
クを受ける。しかも翌日「あんなことを言ったのは、君のことが好きだから」
と告白され、春子はますます混乱する。

128名無しさんは見た?:2004/01/08(木) 01:07
ミュージカル朝ドラ、“なつメロ”名曲CD「てるてる家族の昭和歌謡アルバム」
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_01/g2004010705.html

朝から歌声が聞こえ、“ミュージカル朝ドラ”ともいうNHK「てるてる家族」
の劇中歌われる“なつかしのメロディー”が「てるてる家族の昭和歌謡アルバ
ム」(ビクターエンタテインメント、税別2381円)としてCD化され、
21日に発売される。

 CDには終戦直後のヒット曲「リンゴの唄」(昭和21年、並木路子・霧島
昇)、「港が見える丘」(22年、平野愛子)、高度成長期の「君といつまで
も」(40年、加山雄三)「恋のフーガ」(42年、ザ・ピーナッツ)など
戦後歌謡史を彩った名曲16曲を収録。

 ヒロイン・冬子役の石原さとみが歌った「ケ・セラ・セラ」(31年、ペギ
ー葉山)や、夏子(上原多香子)の「可愛いベイビー」(37年、中尾ミエ)
など、オリジナルを聞けば、ドラマの場面がよみがえりそう。

129名無しさんは見た?:2004/01/11(日) 09:53
============================ ネタバレ注意 ============================
第16週 1/19(月)〜1/24(土) 演出=城宝秀則

春子がスケートをさぼりお母ちゃんと衝突!

2年後のオリンピックを目指し、稲本コーチ(いしのようこ)の特訓を受ける
春子(紺野まひる)。だが、いまひとつ集中力に欠けていた。原因のひとつに
は、最近つきあい始めた岡谷(川岡大次郎)の存在があったが、本当の理由は
もっと深いところにあった。オリンピック出場最終のチャンスを前に、照子
(浅野ゆう子)の期待を裏切る結果になるのではないかという不安と焦りが、
春子の心を乱し、不安定にしていたのだ。

ある日春子は、練習をさぼり、岡谷の勧めでアイスホッケーに興じる。だが遅
く帰宅した春子に、照子の雷が落ちた。反発する春子と照子は、やがて激しい
口論になり、「オリンピックなんてもともと私には無理やったんやわ」と爆発
する春子を、照子は思わずたたいてしまう。

第91回(1月19日(月))

春子(紺野まひる)は国体に向けて猛特訓。だが練習に集中していない様子を
見て、照子(浅野ゆう子)はやきもきする。春子は照子に秘密で岡谷とデート
していた。

第92回(1月20日(火))

宝塚の定期試験で、冬子(石原さとみ)の成績はビリに近かった。一方、春子
の練習態度を見かねた照子は、大事な時期に何を考えているのかと、激しく問
いつめる。

第93回(1月21日(水))

熱くなる照子に、春男(岸谷五朗)は、春子に自分を見つめる時間を与えてや
るようさとす。冬休みに入った冬子は、工場のパン作りの仕事を手伝う。

第94回(1月22日(木))

春子の行動をあやしんだ照子の頼みで、冬子と秋子(上野樹里)は春子のあと
をつける。春子は岡谷(川岡大次郎)にスケートの悩みを相談していた。

第95回(1月23日(金))

照子は、スケートを続けるかどうかは自分の自由にすればいいと、春子に言う。
照子と話すことで迷いが消え、初心を取り戻した春子は、リンクに帰っていっ
た。

第96回(1月24日(土))

冬休みの間パン工場を手伝っていた冬子は、不思議な居心地のよさを感じてい
た。一方いよいよ国体が迫った春子は、遠征先に向かう。

今週(第16週)の歌

♪空に星があるように
作詞・作曲・歌=荒木一郎

♪恋のフーガほか
作詞=なかにし礼 作曲=すぎやまこういち 歌=ザ・ピーナッツ

照子の目を盗んでのドライブデートで「恋のフーガ」を歌う春子。このほか2
人のデート場所には、山本リンダの「こまっちゃうナ」も登場。一方、幸せそ
うな2人とは対照的に、傷心の浪利(杉浦太陽)が寂しく歌う「空に星がある
ように」には、秋子も声を合わせる。

130名無しさんは見た?:2004/01/13(火) 01:37
「てるてる家族」に橘実里さん出演 NHK朝の連ドラ 19日放送分から
http://www.kiryutimes.co.jp/news/0401/06/culture_01.html

 桐生市出身の女優、橘実里(たちばな・みさと)さん(22)がNHK総合テレビ
で放送中の「朝の連続テレビ小説『てるてる家族』」(午前8時15分〜30分)に
出演する。

 宝塚音楽学校に入学した主人公・冬子(石原さとみ)の同期生、吉沢理江という役
柄。同校で、冬子と最下位争いをするライバルという設定。出演は19日放送分から。

26日から出演増え 卒業式シーンまで

 実里さんによると、入学式シーンなどにも少し顔を出すが、「26日から出演が増
え、30日は絶対に見てほしい」と話している。出演は2月14日の卒業式シーンまで。

 橘さんは資生堂、ソニーのCMなどに起用され、人気に。TBSテレビ「世界ウル
ルン滞在記」、日本テレビ「メレンゲの気持ち」など数多くのテレビ番組に出演し、
その後ドラマでも活躍。2002年にはケイン・コスギ主演映画「マッスルヒート」
にも出演した。

 竹中直人さん、本木雅弘さんらのいる「フロム・ファースト」に所属している。

131名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:29
おばあちゃん、永遠に・・・ ヨネの死が伝える家族のきずな
岩田ヨネ役 藤村志保インタビュー

いざというとき頼れるおばあちゃんのヨネが亡くなり、岩田家は悲しみに包ま
れた。だがこのドラマならではの趣向で、ヨネは死後も登場するのだ。今週
(第16週)は、岩田家になくてはならないヨネを演じる、藤村志保さんに
インタビュー。

ヨネは岩田家の「家守(ヤモリ)」かもしれませんね

ヨネは家族に安心感を与える存在

岩田家は、住み込みの従業員やお手伝いさんがいる、今では珍しい大家族です。
私の演じたヨネは、そのいちばんの年長者として、家族を支える存在だったと
思いますね。もちろん走って動いて引っ張っているのは、息子夫婦ですけれど、
一歩引いたところで、彼らよりも人生を長く生きてきた人間としての知恵みた
いなものが、家族に大きな安心感を与えていたと思います。あるときは照子さ
んの暴走を抑えたりする、ブレーキ役でもあったのでしょう。だからと言って、
それほど口やかましい年寄りではなく、むしろみんなを自由に泳がせて、ここ
ぞというときにきゅっと締める。鍼灸師だからじゃないけれど、それこそ家族
の「ツボ」を押さえていました。東京行きを決めた夏子に息子夫婦の手紙を見
せて「あんたは勝手に生きてきたわけと違います」と話すところや、春男が浮
気したとき、照子さんが入院している間にきちんと相手と話をつけておくよう、
くぎをさしたり。まさに経験ある大人の知恵ですね。

ヨネの臨終のシーンで、亡くなった夫と踊る「ラストダンスは私に」は、本当
に楽しく演じさせていただきました。臨終の場面で踊るなんて、もしかしたら
不謹慎だと言われてしまうかもしれません。けれど、亡くなった夫が迎えに来
て、導かれるようにして、仲よく天国に行ったという象徴なんですよ。臨終の
場面というのは、どうしても暗くなりがちですが、亡くなってもヨネさんは幸
せでいると、見ている人に感じてもらえたらうれしいですね。

困ったときの「ヨネ頼み」

そのヨネが死後も登場します。「困ったときの神頼み」と言いますが、照子に
は、おばあちゃんの声が聞こえたり、姿を現したりする。照子とヨネの2人に
は、それだけの信頼関係があったということでしょうね。実際に原作のモデル
の「照子」さんにお会いしたとき、ご本人も本当のお母さんを好きだったし尊
敬していたと、おっしゃっていました。その気持が、演じる浅野ゆう子さんに
まるで乗り移ったかのように、浅野さんも実に心にしみる演技をなさっていま
した。

132名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:30
指先で血の通いあい

ヨネが臨終のとき、四姉妹それぞれにかけたことばも、端的で本質をついたも
ので、家族を見守ってきたヨネさんならではのせりふだと思いました。例えば
春子は、子どものころから毎朝早起きして、スケートづけの毎日。つらい思い
をしてオリンピックを目指しても、いつかスケートをやめるときがくる。でも
スケートがなくなっても、あんたはきれいでいればいいと、心を軽くするよう
に言うんですね。春子のつらさも頑張りもすべてわかるからこそ、言ってあげ
られるせりふだと思います。

この場面では、最初、夏子の替え玉になった冬子の手を握っていますが、それ
を包むように、春子、秋子が順番に、自分の手を重ねてきます。そこで「春子、
あんたはきれいな子や・・・」とことばをかけるとき、これは画面ではわから
ないと思うけれど、指を1本だけ春子の指に引っ掛けて、ぎゅっと力を込めた
んですよ。そうしたら、春子の指がぎゅーっと握り返してきたんです。次の秋
子も同じでした。孫の手が入れ替わるたび、私の指がその子の指を引っ掛け、
孫たちのほうでも指を絡ませてくる。その瞬間、ほんのわずかにつながる指の
先で、すっと血が通いあうのを感じました。その指と指の呼びあいがどんなす
ばらしい演技よりも大事だということを、今回あらためて実感しましたね。

目には見えない心のつながり

このドラマは、そういう家族の通いあいをすごく伝えてくれる。それにつきる
と思います。ヨネが死後も登場するのは、見えなくてもある、そうした家族の
きずなを表しているのではないでしょうか。見えなくてもおばあちゃんはこの
家にいる、照子さんの相談相手をしている、というね。「アホ」なんてきつい
ことを言いながら、おばあちゃんがちゃんと家を守っている。家の中の「ヤモ
リ」みたいなものかもしれませんね(笑)。ヨネは、冬子の宝塚の入学式に出
かけたとき以外、ほとんど外出していないんですよ。あとは通りに水をまいた
ときと、夏子の東京出発を見送るためにシャトーの表に出たときくらい。それ
以外は本当に、家の中にへばりついていました。そういう意味でも、ヤモリみ
たいですね。だから亡くなっても見えなくなっても、「家守」として登場する
のかもしれません。

ふじむら しほ

神奈川県出身。昭和37年映画『破戒』でデビュー。『忍びの者』シリーズ、
『白い犬とワルツを』、大河ドラマ<太閤記>、連続テレビ小説<ひまわり>、ド
ラマ<温泉へ行こう><向田邦子の恋文>ほか数々の映画、テレビドラマ、舞台に
出演。川崎市文化賞。毎日映画コンクール田中絹代賞受賞。

133名無しさんは見た?:2004/01/15(木) 02:30
岩田家の背骨のような存在のヨネが亡くなり、寂しく思う視聴者も多いのでは
ないだろうか。だが、今週(第16週)の放送を見ればおわかりのとおり、
ヨネさんは今後も時折、姿を見せてくれる。若泉久朗プロデューサーによれば
「例えば仏壇の写真が動いたり、また部屋のたんすから出てきたりというよう
な<てるてる家族>ならではの形で登場」するとのこと。これからもヨネの活躍
を楽しみにできそうだ。この展開を最初に提案したという脚本の大森寿美男は
「ヨネさんはいつも一歩引いたところで家族を見守ってきました。死後、時々
顔を出すのも、天国から見守っているのと同じこと。生前と変わらない役割を
担ってもらいました」という。

亡くなっても、生前と変わらず、家族を見守り続ける存在。そこにあるのは
「亡くなって姿は見えなくなっても、心はつながっている」という、このドラ
マのメッセージなのだ。

134名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:03
============================ ネタバレ注意 ============================
第17週 1/26(月)〜1/31(土) 演出=本木一博

学校、やめたらあかん! 宝塚同期生のあつい友情

新学期、苦手なバレエで、居残り練習することになった冬子。同期の仲間の特
訓で、課題をやりとげることができた。だが、劣等感に悩む同期の理江は、学
校をやめると言いだす。一方、国体に優勝した春子が、ついに、恋人の岡谷を
家族に紹介。岩田家に緊張が走る!

冬子、落第のピンチ!?

冬休みが終わり、新学期を迎えた冬子(石原さとみ)。相変わらずバレエが上
達せず、講師からこのままだと落第だと厳しく指導される。翌日までにピルエ
ットの2回転をマスターするように言われ、教室でひとり居残り練習している
と、麻子(木内晶子)たち同期の仲間がレッスン着で現れた。みんなで練習に
つきあってくれるというのだ・・・。仲間たちの根気よい特訓のおかげで、冬
子はみごと課題をやりとげた。

理江ちゃん やめたらあかん!

だが、同期の理江(橘実里)は「学校をやめるかもしれない」と冬子にもらす。
冬子と同じく成績の悪い理江は、才能豊かな同期生に囲まれ、劣等感に悩んで
いた。「スターになれないなら、ここにいる意味がない」と落ち込む理江を、
冬子は必死で励まし、引き止めようとするが・・・。

舞台での活躍を目指して、助けあい励ましあう仲間たち。友情をはぐくみなが
ら、本科生になる冬子の姿が描かれる。

国体に優勝した春子が家族に紹介したい人とは?

一方、オリンピックを目指す春子(紺野まひる)は、いよいよ国体に出場する。
精神的に安定し、気力の充実した春子は、最高の演技をして優勝する。

実は、遠征先に向かう途中で、春子は照子(浅野ゆう子)に「優勝したら会っ
てほしい人がいる」と打ち明けていた。その人とは、ないしょでつきあってい
た岡谷(川岡大次郎)のことだ。優勝を決めた今、ついに岡谷を家に招き、家
族に紹介する時がやってきたのである。

だが、これまで春子と一心同体でスケートの夢を追いかけてきた照子は、岡谷
の存在を簡単には受け入れられない。岡谷を迎えた岩田家は、ぎこちない空気
に包まれる。岩田家に巻き起こる一波乱。今週(第17週)のもうひとつの見
どころだ。

第97回(1月26日(月))

冬子(石原さとみ)は苦手なバレエの授業で、新学期早々しかられるが、同期
の助けで課題をやりとげる。一方、春子(紺野まひる)が国体でみごと優勝を
決める。


第98回(1月27日(火))
冬子は宝塚の仲間に、パンを焼いて持っていく。成績のことで悩む理江(橘実
里)を励まそうと思ったのだが、その日理江は、学校を休んでいた。

第99回(1月28日(水))

日曜日、春子が恋人の岡谷(川岡大次郎)を家に連れてきた。照子(浅野ゆう
子)は2人の交際を許そうとしないが、「春子さんのスケートを応援していき
たい」と言う岡谷の気迫に押される。

第100回(1月29日(木))

春子の真剣な願いに照子がついに折れ、2人の交際を認める。1週間後、宝塚
で卒業記念文化祭が行われ、先輩の衣装替えを手伝う冬子は、初めて本番の緊
張感を味わう。

第101回(1月30日(金))

進級せずに学校をやめると言いだした理江を、冬子は強引に教室に連れていき、
いっしょに練習しようと迫る。同期一同の励ましで理江はやる気を取り戻し、
冬子たちはそろって進級する。

第102回(1月31日(土))

春子は全日本選手権を目指し、秋子(上野樹里)は大学生になっていた。ある
日、シャトーに、懐かしい米原(近藤芳正)が姿を現す

135名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:05
パン作りにかける冬子の思い

冬休み中の練習不足を、講師に厳しく追及された冬子。冬休みの間、ほとんど
製パン工場で過ごしていたのは、先週(第16週)の放送のとおり。バレエの
レッスンは二の次だったのだ。

そんな冬子の居残り練習につきあってくれた仲間に、冬子はお礼のしるしとし
て、パンを焼く。そこには劣等感に悩む理江を、なんとか励ましたいという思
いもあった。理江は父親の反対を乗り越えて宝塚を目指し、東京から出てきた
という。理江の話に、冬子は、東京で頑張っている夏子(上原多香子)の姿を
重ね、自分のパンで理江が元気を取り戻すことを願ったのだ。仲間のためにパ
ンを焼くその心には、おいしいパンで人を喜ばせたいという思いが、芽生え始
めていたのかもしれない。今後の冬子の心の動きにも、注目していきたい。

136名無しさんは見た?:2004/01/20(火) 01:05
記者に囲まれる春子の隣に岡谷が・・・

国体に優勝した春子のもとに、新聞記者が集まる。その春子の隣には、岡谷が
寄り添っていた。

記者に囲まれる2人の姿に、声をかけそびれ、立ちつくす照子。春子が自分の
手から離れようとしていることに気づきショックを受ける。

137名無しさんは見た?:2004/01/27(火) 01:27
============================ ネタバレ注意 ============================
第18週 2/2(月)〜2/7(土) 演出=高橋陽一郎

第103回(2月2日(月))

春子(紺野まひる)の全日本選手権が目の前に迫る。照子(浅野ゆう子)は、
家族全員で東京の会場に応援に行こうと提案する。

第104回(2月3日(火))

フィギュア界の女王・福島美希選手(芹沢侑子)が引退。ライバルが減ったと
照子は喜ぶが、春子は複雑だった。稲本(いしのようこ)に会うためリンクに
やってきた福島は、春子に引退を決めた心境を話し、エールを送る。

第105回(2月4日(水))

春子と照子は一足先に東京に出発。大会が始まり、春子は規定で3位に。フリ
ー演技の行われる最終日、岩田家はそろって東京に向かう。

第106回(2月5日(木))

春子は3位入賞を果たし、オリンピック出場を決める。その姿を見て、冬子
(石原さとみ)も、自分だけの最高を目指したいと心に誓うのだった。

第107回(2月6日(金))

岩田家では、春子のオリンピック出場を祝ってすき焼きを囲む。一方、冬子は
宝塚で、卒業記念文化祭の本格的な準備に取りかかる。

第108回(2月7日(土))

冬子は文化祭のためのけいこに打ち込む。春男(岸谷五朗)は和人(錦戸亮)
の就職を心配するが、和人は遠慮して、なかなか本音を話さない。

138名無しさんは見た?:2004/01/27(火) 01:43
============================ ネタバレ注意 ============================

2/2(月)〜2/7(土) 第18週(第103回〜第108回)

春子(紺野まひる)の全日本選手権が間近に迫る。ライバルが引退を表明し、
春子の上位入賞のチャンスが広がった。昭和42年12月の大会当日、冬子
(石原さとみ)たちは家族みんなで春子を応援するため、東京の会場に向かう。

2/9(月)〜2/14(土) 第19週(第109回〜第114回)

昭和43年、春子はオリンピックに出場。同じころ、冬子は宝塚音楽学校の卒
業記念文化祭を迎える。観客席から家族に見守られ、冬子は晴れ舞台に全力投
球する。一方、高校卒業をひかえた和人(錦戸亮)は就職活動をしていた。

2/16(月)〜2/21(土) 第20週(第115回〜第120回)

宝塚には入団せず、家業の製パン店を継ぐと決めた冬子。元工場長の辰造(で
んでん)に指導を頼み、パン作り修業に打ち込む。そんなとき、弘子(森口博
子)に縁談の話が持ち上がり、シャトーで見合いすることになったが・・・。

2/23(月)〜2/28(土) 第21週(第121回〜第126回)

冷凍冷蔵庫を導入し焼きたてパンを売り出した岩田製パン店は、繁盛していた。
冬子はさらに、デーニッシュの新商品作りに取り組む。一方、ヒット曲に恵ま
れない夏子(上原多香子)が、ラストチャンスをかけた新曲ができた。

139名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:45
RYTHEM朝ドラ挿入歌が主題歌“昇格” 「ブルースカイ・ブルー」
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20040128_60.htm

 女子高生デュオ「RYTHEM(リズム)」が歌うNHK朝の連続テレビ小
説「てるてる家族」(月〜土曜・前8時15分)の挿入歌「ブルースカイ・ブ
ルー」が、2月2日の放送回から主題歌に採用されることが28日、分かった。
視聴者からの要望が殺到したのを受けての緊急採用で、朝ドラ史上初の快挙と
なる。

視聴者の要望殺到 原作なかにし礼さん15年ぶり作詞

 「ブルースカイ・ブルー」は、―ブルー、ブルー、ブルースカイ〜♪という
コーラスが印象的なさわやかソング。これまでは挿入歌として、不定期に放送
されていたが、2月から毎朝オープニングで聴けることになった。

 これまでのオープニング曲は、同曲のインストゥルメンタル(歌なし)バー
ジョンが使用されていたが、NHK関係者によると、昨年末に放送された「て
るてる家族スペシャル」でリズムのバージョンがオープニングで起用されたと
ころ、視聴者からのリクエストが殺到。急きょ2月2日の放送回から同バージ
ョンが主題歌に変更されることになった。

 同曲は、ドラマの原作者でもある作家・なかにし礼さん(65)が15年ぶ
りに作詞を手掛けた応援歌風ポップソング。デキシーランドジャズ風の陽気な
サウンドは「紅白歌合戦」の指揮で有名な作曲家・宮川泰さん(72)が手掛
けた。番組途中からの主題歌変更は、これまでの43年の朝ドラ史上初めてと
いう。

 主題歌昇格の知らせを受けたリズムは、神奈川県内の高校3年生、新津由衣
(18)と加藤有加利(18)の美少女デュオ。クラスメートで席も隣同士と
いう仲良しコンビで、「ソニーミュージック・オーディション」を経て、昨年
5月にデビュー。セカンドシングル「てんきゅっ(ニュー・サマー便)」が人
気アニメ「とっとこハム太郎」の主題歌に起用されるなど、大きな期待を集め
る2人組だ。

 今後は4月にニューシングル、5月に初アルバムを発売する予定だが、今回
の採用で一気にブレークを狙う。

140名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:46
食べて食べられチキンラーメンが過去最高
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_01/1t2004012909.html

 日清食品は28日、チキンラーメンの昨年4月からの売り上げ個数が2月2
日で510万ケース(1ケースは30食)になり、1958年に発売して以来、
年度の販売数として最高記録を更新すると発表した。

 今年3月末には580万ケースに達する見通し。これまでの最高は1990
年度の509万ケースだった。

 冷夏で夏場の売り上げが伸びた上、NHKの連続ドラマ「てるてる家族」で
開発までの経緯がモデルに取り上げられたことも好材料となった。

141名無しさんは見た?:2004/01/30(金) 01:47
旅の香り時の遊び(TV朝日系列 毎週火曜日夜7:00〜7:54放送)

次回の旅 2004年2月3日(火)放送 

作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんが奥様の由利子さんと京都から奈良へ旅
します。

http://www.tv-asahi.co.jp/tabitoki/

142名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:41
夢のゴールは目前!春子と照子のオリンピックへの道

春子がオリンピック出場をかけた全日本選手権大会が始まる。二人三脚で歩い
てきた春子と照子の夢のゴールが近づく。少女時代に始まった、母と娘のきず
なの物語を振り返るとともに、照子を演じる浅野ゆう子に、春子を送り出す照
子の思いについて聞いた。

照子(浅野ゆう子) 春子がオリンピック出場をかけた闘いが始まります。

照子です。2月の国体で念願の優勝を果たした春子(紺野まひる)が出場する、
全日本選手権大会がいよいよ始まります。この大会で3位までに入れば、来年
のグルノーブル・オリンピック代表選手になれるのです。21歳の春子にとっ
て、選手としてピークの状態で参加するには、最後のチャンスかもしれないと、
稲本先生(いしのようこ)もおっしゃっていました。この闘いはけっして楽な
闘いではありません。フィギュア界の頂点に立つ福島美希選手(芹沢侑子)を
はじめとする、手ごわいライバルたちがいるのです。

ところが、なんとこの福島選手が、大会を目前に突然、引退することになりま
した。これは、春子にとって大きなチャンスです。天が春子に味方してくれた
としか思えません。もしかしたら、おかあさん(藤村志保)が春子のために奇
跡を起こしてくれたのかも・・・? 当の春子はさすがに複雑な表情でしたが、
私は大喜びです。私はなんとしても春子を勝たせてやりたい。オリンピックに
行かせてやりたいのです。そこで、今度の大会は、家族全員で東京まで応援に
行こうと提案しました。これまでの春子の血のにじむような努力の結実と、挫
折を乗り越えてみがかれた輝きを、家族みんなに見てほしいのです。コンディ
ションは上々、稲本先生も太鼓判を押してくれています。春子がオリンピック
出場をかけた、最後の闘いです。皆さんもどうぞ、応援してやってください。

143名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:41
春子がもらう表彰状

表彰状
全日本選手権
女子
3位
岩田春子殿
本競技会に於て頭書の
成績を収めたのでこれを
賞する

昭和42年12月10日
日本スケート連盟
会長 佐藤膳平

144名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:42
応援のため家族が東京に集結!

春子の闘いをみんなで応援するため、岩田家は一家総出で東京に行く。夏子
(上原多香子)も会場に駆けつけた。

春子ねえちゃん、最高や・・・

リンクで自分の最高の姿を見せる春子。冬子(石原さとみ)は感動し、応援も
忘れて演技に引き込まれる。

145名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:42
目指せ!オリンピック 岩田春子 フィギュア年表

昭和21年 春子誕生。幼いころから運動神経のいい子だった。

昭和29年 シャトー梅田リンク店開店。スケートを始めてまもなく全関西選手
権に初出場で最年少優勝。

昭和32年 念願の全日本選手権に出場。

昭和33年 稲本栄子コーチに師事。

昭和34年 スポーツに関心の高い中学校に勧誘されて入学。

昭和38年 高校1年の1月、全日本選手権で4位にとどまり、次のオリンピッ
ク出場が難しくなる。さらに急性肝炎で約4か月入院。

昭和39年 インスブルック・オリンピックにライバル選手が出場。春子は出場
できず、スランプに悩む。

昭和41年 大学2年生。翌年の国体を前に、お母ちゃんと衝突。

昭和42年 2月、国体で優勝に輝く。
     11月、福島選手引退発表。
     12月、全日本選手権大会出場。

昭和43年2月、グルノーブル・オリンピック開催。

146名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:43
春子、栄光への歩み

オリンピックを目指しスケートに打ち込んできた春子のこれまでを振り返る。
そこにはいつもお母ちゃんの支えがあった。

・春子8歳、初めてのスケート

シャトー梅田リンク店を開いたお母ちゃんに連れられて、初めてリンクへ。驚
くべき勘のよさで、氷の上をスイスイ滑る。ここがすべての出発点だった。

・稲本コーチの厳しい特訓の日々

バッジテストの8級に落ちてしまうが、照子が一計を案じ、稲本栄子コーチに
レッスンを頼む。竹刀を手にした厳しい指導にも、春子はへこたれない。

・コーチより怖いお母ちゃん

稲本コーチがいないときは、いつもの田中コーチ(樋口浩二)が指導。稲本に
比べ厳しさに欠ける田中を押しのけて、照子が容赦なく春子にげきを飛ばす。

・ライバルの壁と病気との闘い

上位2人のライバルに阻まれ、全日本選手権で3位に甘んじていた春子。しか
も、練習のしすぎによる過労で、緊急入院してしまう。

・岡谷との出会いと衝撃

スケートの伸び悩みの原因が母親にあると、初対面の岡谷(川岡大次郎)に指
摘される。初めは反発するが、岡谷との出会いが春子の視野を広げる。

・お母ちゃんとの衝突と和解

国体をひかえ、不安定な状態の春子が照子と衝突。その後、話し合いの時間を
持つことで、春子はスケートが好きだという原点に立ち戻ることができた。

147名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:43
照子役 浅野ゆう子インタビュー

春子との衝突、岡谷の登場・・・春子と一心同体でオリンピックを目指してき
た照子に、娘とのきずなを揺さぶる出来事が続いた。子どもを自立させる葛藤
を経験して、時分も成長していく照子を演じる、浅野ゆう子にインタビューした。

子どもを手助けできないもどかしさにぶつかって、照子自身も成長していきます。

娘が成長する寂しさ

たとえ大きくなっても、親にとって子どもは子ども。どんな親でもそうだと思
います。照子も私がついていてやらなければ、私が導いてやらなければという
思いで、これまで春子といっしょに夢を追いかけてきました。ところが子ども
だと思っていた娘が、いつのまにか自分の意志を持ち、さらには人生を共にし
ようと思う相手まで見つけます。その成長のスピードに追いつけず、とまどっ
ているのが、この時期の照子だと思うんですよ。いちばんショックだったのは、
スケートで伸び悩み、壁にぶつかっている春子を、自分が導いてやれなかった
ことだと思います。私にはどうして春子に壁を越えさせることができなかった
んだろうというショックが、照子自身、いろいろ考えるきっかけになったのだ
ろうと思います。

春男さんの支え

春男さんに「春子のイースト菌になってやれ」と最初に言われたとき、照子は
かなり反発します。頭では、春子ももう大人なのだから、自分の生きたいよう
に生きればいいとわかっていても、やっぱり寂しい。これはもう寂しさだけだ
と思いますね。その寂しさを乗り越えて、娘も自分の考えを持った一人の人間
なんだと認めることができたのは、やはり春男さんの支えがあったからです。
春男役の岸谷五朗さんには、いろいろと相談して、導いていただきました。相
手役の方とこれだけ密に話し合って作品を作り上げていくのも、初めての経験
でした。

娘とともに照子も成長する

照子さんは、食べることだけに精いっぱいだった戦争時代に結婚しました。娘
の才能を伸ばしてやりたいという思いの根底には、やはりこの戦争体験があり
ます。自分はできなかったからこそ、娘には思う存分好きなことをさせてやり
たいという、親の愛情ですね。時々、自分と娘の夢が同化してしまうところは、
照子さんらしいけれど、最終的には、あなたの好きな道を生きなさいと言って、
春子を送り出します。いくつになっても子どものように何でも吸収して、娘と
ともに自分も成長していく照子さんはすてきな女性だと、あらためて思いますね。

148名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:44
春子役 紺野まひる

春子にはやっぱりお母ちゃんがいちばんなんです

春子にとっては、お母ちゃんの夢を現実にしたいという思いが、とにかく大き
かったと思うんですよ。国体の前には「お母ちゃんの夢は背負いきれへん」と
爆発したこともありましたが、あんなふうに不安を全部ぶつけられるのも、親
だからこそだと思います。あの対立をきっかけにお母ちゃんともう一度向きあ
い、スケートが好きだという気持を再認識して、春子もひとつ大きくなりまし
た。全日本選手権に出場したとき「小さいころからお母ちゃんに手を引かれて
滑っている気がする」というせりふがありますが、そうやって滑ってきた間、
お母ちゃんをオリンピックに連れていきたいという思いは、春子のなかでずっ
と変わらなかったと思います。

その夢をかなえたあとは、少し肩の荷が下りた心境です。時間にも心にも余裕
ができて、家事を手伝ったり、お父ちゃんの肩をたたいたり。これまでとは違
う姿も見ていただけると思います。

こんの まひる

1977年大阪生まれ。宝塚雪組娘役トップとして活躍後、2002年9月退
団。ドラマ・舞台などに活躍の場を広げる。

149名無しさんは見た?:2004/02/01(日) 22:44
お父ちゃんが和人のイースト菌宣言!?

和人は高校を卒業したら、パン工場を辞め、就職するつもりだ。春男は、内心
寂しく思いながらも、和人の力になってやりたいと考える。だが、和人は春男
に気を遣い、本心を話そうとしない。その水くさい態度に「おれはお前のイー
スト菌になったるつもりや。何でも遠慮せず言うてくれ」といらだちをぶつけ
る春男。春男にとって、いつのまにか和人は息子のような存在になっていた。

150名無しさんは見た?:2004/02/02(月) 22:44
「てるてる家族」に“ホンモノ”が特別出演
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_02/g2004020215.html

 NHK朝ドラ「てるてる家族」(月−土曜午前8時15分)に登場人物のモ
デルで女優、いしだあゆみ(55)が特別出演することになり、2日、NHK
大阪放送局で会見した。

 ドラマはいしだの実家をモデルに、実妹の夫でもあるなかにし礼氏が描いた
「てるてる坊主の照子さん」が原作。

 4人姉妹の成長を描く同ドラマで、いしだは自身をモデルに上原多香子が演
じている岩田家の二女、夏子の先輩歌手、山根ミサ子役。「紅白歌合戦」出場
を前に戸惑う夏子に、歌の原点を教えるという役柄だ。

 いしだは「楽しい番組に、すてきな役で出演できてうれしい」と笑顔を見せ
たが、自身の役には「あんなに優しい人たちはいなかった。怖い人ばかりで、
飛行機のリクライニングをちょっと倒したら、『10年早い』とけ飛ばされ、
先輩歌手と衣装の色が同じだと、『着替えてきなさい』といわれた」などと、
当時の経験を明かした。

 いしだの出演は3月8日から1週間。劇中で「ブルーライトヨコハマ」など
2曲も披露する。

151名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:46
============================ ネタバレ注意 ============================
第19週 2/9(月)〜2/14(土) 演出=本木一博

冬子が卒業公演に全力投球だが、その人生の進路は?

ついにやってきた、宝塚の卒業記念文化祭。最高の自分を見せる舞台に、冬子
は全力投球する。その華やかな舞台のあと、冬子が聞いた「天の声」とぱ?そ
して、春男と冬子を驚かせた、和人の意外な就職先とは・・・。

冬子(石原さとみ)の卒業記念文化祭が近づく。この日のためにけいこしてき
た冬子が、その成果を披露する初の晴れ舞台だ。冬子は歌のソロパートもなく、
演劇でも目立った役をもらえなかったが、毎日早朝から夜遅くまで、同期の仲
間と厳しい練習を重ねていく。

そんな冬子に照子(浅野ゆう子)は鋭く質問する。「出番は多いねやろね?せ
りふはあんねやろね」。出番もせりふも少ない冬子は冷や汗ものだ。

そして、ついに文化祭当日。劇場には、照子と春男(岸谷五朗)、秋子(上野
樹里)はもちろん、和人(錦戸亮)や商店街の人々、佐藤(大村崑)や久世
(絵沢萌子)も姿を見せる。客席からみんなに見守られながら、冬子が自分の
最高を出そうとする舞台がいよいよ幕を開ける!

夢のなかで冬子が聞いた心の声

卒業記念文化祭を終えた冬子たちは、卒業後の初舞台を目指し、いっそうレッ
スンに熱を入れる。同期の理江は「卒業したら成績に関係なくチャンスがある。
お互いに頑張ろうね」と言うが、冬子はなぜかそのことばに乗り切れない。み
んなと舞台を作るのは楽しいけれど、自分には、主役になって前に出たいとい
う欲が欠けている気がするのだ。

そんななか、和人の就職が決まり、いよいよパン工場を辞めることになった。
和人が出ていったら、春男は自分一人で工場をやっていくつもりだ。「これま
でほんまに楽しかった。パン職人になってよかった」と、あらためて冬子に話
して聞かせる春男。冬子も「ここで働くお父ちゃんはいつも笑っていた」と思
い返すのだった。

春男と話しながら、工場でうたた寝してしまった冬子は、夢を見る。夢の中で
は、辰造(でんでん)や喜介(有園芳記)が工場に戻り、にぎやかに働いてい
た。そして、そこにはパンを焼く自分の姿が・・・。目を覚ました冬子は、本
当にしたいことは何か、自分の本心に気づく。

第109回(2月9日(月))

春子(紺野まひる)のオリンピック出場を機に、照子(浅野ゆう子)はシャト
ー梅田リンク店を手放す。宝塚では卒業記念文化祭が迫り、冬子(石原さとみ)
は練習に励む。秋子(上野樹里)は冬子に頼まれ、公演チケットを売り歩く
が・・・。

第110回(2月10日(火))

文化祭前夜、夏子(上原多香子)から舞台を見にいけないが頑張ってと電話が
ある。一方、照子は冬子が心配で落ち着かない。そして、いよいよ本番の日が
やってくる。

第111回(2月11日(水))

日本舞踊、琴、歌、演劇と、舞台は進行する。最後のダンスが終わると、会場
は嵐のような拍手に包まれた。主役ではないけれど舞台の上で輝いていた冬子
に、照子も春男も胸がいっぱいになる。

第112回(2月12日(木))

文化祭が終わった冬子は、大きな達成感を感じる一方で、卒業後の進路に疑問
を抱き始める。和人(錦戸亮)は就職活動をしていたが、なかなか採用されない。

第113回(2月13日(金))

ついに和人の就職が決まり、岩田製パン店を辞めることになる。照子は春男
(岸谷五朗)に、この機会に工場をやめて、のんびりしたらどうかと話す。そ
んななか冬子の心には、パン職人になりたいという思いが膨らみ始める。

第108回(2月7日(土))

突然パン職人になると言いだした冬子に、春男も照子も反対する。しかし、そ
の決意の固さを知った照子は、味方になると言う。やがて冬子は、卒業式の日
を迎える。

152名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:47
劇中劇が暗示する冬子のこれから

実際の卒業記念文化祭が行われている「宝塚バウホール」でロケ収録された、
冬子の舞台。ダンスや演劇の指導にも、本物の宝塚の講師陣があたった。中で
も注目したいのは、宝塚の演出家・正塚晴彦が脚本と演出を手がけた劇中劇
「いつかきっと」。俳優志望の男女が集まったけいこ場が舞台で、冬子の演じ
る女優の卵は、途中までせりふもない。だが、劇が進行するにつれてスポット
が当たり、「主役じゃなくても生き生きと輝くことができる」という劇のテー
マのかぎを握っている。ここで演じた役は、やがて冬子自身の生き方につなが
っていく。

153名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:47
和人の就職先は大手製パン会社!

和人の就職を、自分のことのように喜ぶ春男。和人は死んだ父親と同じ自動車
会社を目指し、就職活動をしていた。だが、決まったのは自動車会社ではない
ことを、みんなの前で告白する。自動車会社はみんなダメで、1社だけ応募し
てみた大手の製パン会社に、採用されたというのだ。大手製パン会社といえば、
岩田製パン店を長年苦しめてきた商売敵。春男も冬子も驚きを隠せない。店を
裏切るようなことをしてすみませんと謝る和人に、春男の反応は・・・?春男
の優しさと度量の大きさがわかる、見逃せない場面だ。

154名無しさんは見た?:2004/02/03(火) 00:48
演劇・・・貴族の女にふんした冬子だが、ちっともせりふがない

「サンサンサン」・・・舞台開始前、成功を願って冬子たちはかけ声をかける

歌・・・ソロパートで歌う麻子(木内晶子)と理江(橘実里)

ダンス・・・一糸乱れぬ華麗なダンスが繰り広げられる

舞台の上の小さな人生を、冬子は精いっぱい生きる

パン職人になりたいという冬子の言葉を信じ、味方になると、照子は約束する

155名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:03
============================ ネタバレ注意 ============================
第20週 2/16(月)〜2/21(土) 演出=高橋陽一郎

新しい始まりを告げるみんなの春!

夢は、パン職人になること!
宝塚を卒業した冬子が、ついに自分の夢に向かって走り出す。
一方、照子が、次は夏子のイースト菌になるべく、東京行きを決意。
そして、ねえやの弘子ちゃんにも“遅い春”が訪れて・・・?
岩田家で咲き始めたそれぞれの春に注目!

冬ちゃんを日本一のパン職人に!

突然発酵したように膨らみ始めた、パン職人になるという冬子(石原さとみ)
の夢。春男(岸谷五朗)は、パン作りは甘くないとばかりに、冬子を厳しく指
導しようとする。そこに現れた、元工場長の辰造(でんでん)。冬子が手紙を
書き、パン作りの指導を頼んだのだ。「冬ちゃんはパン作りの楽しさを覚えて
いけばいい」と辰造。楽しげに製パンに取り組む2人を見るうち、春男は、冬
子の夢を認める気持になるのだった。

弘子ちゃんがお見合い!その本当の意中の相手は・・・?

18歳のときから岩田家に住み込み、家事一切をとりしきってきた弘子(森口
博子)。家の中だけでなく、喫茶店シャトーでも働き、すでに結婚しているか
のようなカンロクすら漂わせていた。しかし、子どもたちや家族の世話に追わ
れ、気がつけばいまだ独身。そんな弘子が心配になった照子(浅野ゆう子)は、
お見合いしないかと持ちかける。しかも相手は弁護士。またとない良縁に思わ
れた。

だが、弘子は少し考えさせてほしいと言う。急な話にとまどっていたのだ。そ
して、毎日シャトーにお茶を飲みにくる松本(桂小米朝)に、どうしたらいい
か相談する。すると「なんも考えんと会うてみたら。どうするかはあとで考え
ればええね」と松本。そのアドバイスが効いたのか、見合い話を受けることに
した弘子だが・・・。一方、自分が勧めたにもかかわらず、縁談が順調に進み
そうな気配に、胸騒ぎを覚えだした松本は・・・?

シャトーを舞台に、優しくあたたかい愛の花が咲く!

第115回(2月16日(月))

パン職人になるという冬子(石原さとみ)の決意を疑う春男(岸谷五朗)は、
厳しい態度を示す。だが冬子の願いで工場に現れた辰造(でんでん)は、冬子
に下積みは必要ないと、楽しいパン作りを教える。

第116回(2月17日(火))

夏子(上原多香子)がレコード会社を移籍することになった。照子(浅野ゆう
子)は東京で夏子と暮らす決意を固め、弘子に料理を習い始める。ところが、
弘子(森口博子)がまだ独身であることに気づき、急に心配になる。

第117回(2月18日(水))

弘子のいい見合い相手はいないかと、照子は周囲の人に相談する。そして、同
い年で弁護士という好条件の相手を見つけ、弘子に話を切り出すが・・・。

第118回(2月19日(木))

弘子は弁護士の村田(腹筋善之介)と見合いすることにした。会ってみると、
村田は正義感の強い弁護士で、周囲も安心して話を進めようとする。だが結局、
弘子はその話を断る。

第119回(2月20日(金))

秋子(上野樹里)は、弘子に好きな相手がいると感づく。一方、弘子が見合い
の返事を考え直していると冬子から聞いた松本(桂小米朝)が、開店前のシャ
トーにやってくる。

第120回(2月21日(土))

夏子は新しいレコードのキャンペーンのため、照子と全国を回っていた。一方、
冬子は、工場に冷凍冷蔵庫を導入したいと考える。

156名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:04
今週(第20週)の歌

♪恋の季節
作詞=岩谷時子 作曲=いずみたく 歌=ピンキーとキラーズ

製パン工場に歌と笑顔が戻る!

冬子がパン職人になると聞いて、喜介(有園芳記)も様子を見に工場にやって
くる。工場に、昔のような活気が戻ってきた。「これで恒夫(松尾敏伸)がい
たらイースト隊も復活なんやけどなぁ・・・」。そこで登場するのが「冬子と
イースト隊」すなわち「ウインターとイースターズ」!佐世保にいるはずの恒
夫もなぜか参加して「恋の季節」をきらびやかにバンド演奏!

157名無しさんは見た?:2004/02/09(月) 02:05
夏子・・・レコード会社移籍で再出発
照子・・・東京で夏子のイースト菌に!

ヒット曲を出せずに苦労していた夏子(上原多香子)には、レコード会社移籍
の話が持ち上がる。事務所の青田社長(ミッキー・カーチス)は、路線を変え
て新規巻き直しをはかろうと気合いを入れる。そんな夏子を支えたいと、照子
(浅野ゆう子)は、東京でいっしょに住むことを決意。ずっと1人で頑張って
きた、夏子のイースト菌になろうというのだ。照子と夏子は心を合わせて、新
たなスタートを切ろうとしていた。

158名無しさんは見た?:2004/02/14(土) 11:18
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040214-0007.html
結婚まで逝くのか・・・・

159名無しさんは見た?:2004/02/16(月) 22:36
============================ ネタバレ注意 ============================
第21週 2/23(月)〜2/28(土) 演出=須崎岳・本木一博

和人の兄・政也が突然、姿を現す!

長い間連絡がとだえていた、和人(錦戸亮)の兄・政也(中村健)。和人はそ
のゆくえをずっと気にかけていた。その政也が、大阪にいることがわかる。レ
コードのキャンペーンで大阪に来ていた夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう
子)が、偶然会ったというのだ。

しばらくして、政也から岩田家に連絡があり、冬子(石原さとみ)は和人の居
所を教える。その後冬子が和人のアパートを訪ねると、ちょうどそこに政也が
現れる。ところが、再会した政也は、拓夫(森田直幸)と光樹(金崎由名来)
という2人の子を連れていた。政也は、職場で父親を亡くしたというその2人
を、和人に預かってほしいと頼むのだが・・・。

第121回(2月23日(月))

レコードのキャンペーンで大阪に来ていた夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆ
う子)。ラーメン屋で和人の兄・桑原政也と出会い、驚く。久しぶりに池田の
家に戻った2人からその話を聞いた冬子(石原さとみ)は、気になって落ち着
かない。

第122回(2月24日(火))

冬子は和人(錦戸亮)のアパートを訪ね、政也が大阪にいたことを知らせる。
だが、和人は、連絡してこないのは、まじめに働いていないからだと言う。そ
のころ、夏子は、新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」の楽譜を手にしていた。

第123回(2月25日(水))

冬子は辰造(でんでん)に教わり、デーニッシュ作りに取り組む。試作品を持
って和人のアパートに行くと、そこに政也が現れる。しかも政也は2人の幼い
子どもを連れていた。

第124回(2月26日(木))

政也は、身寄りのない兄弟を和人に預け立ち去る。和人は、このことは黙って
いてほしいと冬子に頼む。

第125回(2月27日(金))

冬子は、和人のアパートに子どもたちの面倒を見に行く。その帰り道、冬子は
懐かしい安西千吉(中村梅雀)に再会する。

第126回(2月28日(土))

冬子が、家族に黙って和人のアパートに通っていることを知り、春子(紺野ま
ひる)と秋子(上野樹里)は2人の仲があやしいと言いだす。心配した春男
(岸谷五朗)が、和人のアパートを訪ねていくと・・・。

ローリーがフォークグループを結成!?

浪利(杉浦太陽)が大学の友達とフォークグループを作り、シャトーで歌い始
めた。「悲しくてやりきれない」「青年は荒野をめざす」「風に吹かれて」な
どの歌が登場予定!

160名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 21:51
冬子の焼きたてパンを召し上がれ!

辰造(でんでん)の指導のもと、パン作りの修業を積んだ冬子(石原さとみ)が、
いよいよ夢に向かって活動を開始した。お母ちゃん譲りの行動力で、ひらめきを
次々と実行に移し、岩田製パン店も勢いを盛り返していく。冬子が家業を継ぐこ
とに最初反対していた春男(岸谷五朗)も、その生き生きと働く姿と工場の活気
に、喜びを感じていた。

一方、大手の製パン会社に就職した和人(錦戸亮)は、すでにアパートで1人暮
らしを始めていた。冬子は和人に負けないよう頑張ろうと、新商品開発に取り組
む。だが、大きな工場で働く和人の仕事は、機械任せのパン作りだった・・・。

大手の製パン会社にはまねできない、冬子が目指す「町のパン屋」とは?動きだ
した“冬子の夢”に迫る!

161名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 22:13
思いついたら即実行! 冬子のアイデアいろいろ

1.朝いちばんの焼きたてを売る!

辰造の提案を生かし、工場に冷凍冷蔵庫を導入した冬子。前の日にパン生地を仕
込み、あとは焼くだけという状態で冷凍することで、朝いちばんの焼きたてを売
ることができるようになった。冬子が実行した、このシステムは大成功。アツア
ツのパンを目当てに、朝からお客が詰めかける!

2.最新流行のパンに挑戦!

パン業界で今いちばんヒットしているのが「デーニッシュ」だと、辰造から聞い
た冬子。「うちでもやろう」と、早速、作り方を教えてもらう。さらに、デーニ
ッシュ生地を生かしたパン作りにも取り組み、新商品が続々登場!

3.お客を待たせずに売る!

焼きたてパンと新商品が当たり、店は大盛況。混雑のあまりお客を待たせたり、
人気商品が売り切れてしまったりと、喜んでばかりもいられない状況に・・・。
冬子は、商品数を減らさずに、お客の要望に答える方法はないかと、頭をひねる。
その結果登場するのが、下の「焼き上がり時間ボード」。サービスの面でも時代
を先取りしてる!?

商品が増え、喫茶スペースまであふれだした。こんなにお客が詰めかけて、どうしよう!?
 ↓

焼き上がりのお時間
     クリームパン
     あんぱん
 7:30あんデーニッシュ
     ミートデーニッシュ
     チョコレートデーニッシュ
 8:00チーズデーニッシュ
     タマゴデーニッシュ
 8:30クリームデーニッシュ
     メロンパン
 9:00バターロール
     クロワッサン
 9:30カレーパン
     クリームパン
10:00てるてるパン
     ミートデーニッシュ
10:30チョコレートデーニッシュ
     ソーセージデーニッシュ
11:00タマゴデーニッシュ
     メロンパン
11:30クロワッサン
     山型食パン
12:00カレーパン
     クリームパン
12:30あんぱん
     ミートデーニッシュ
13:00チョコレートデーニッシュ
     チーズデーニッシュ
13:30クリームデーニッシュ
     タリームパン
 ↓

焼きたてがほしい人は焼き上がりの時間に来店すればいいようになり、問題解決!

162名無しさんは見た?:2004/02/17(火) 22:31
冬子役 石原さとみインタビュー

パン職人という天職を見つけた冬子。宝塚ではなく、パン職人を選んだのはなぜ
なのか。パン作りにかける冬子の思いを、石原さとみに聞いた。

パン作りは冬子が見つけた自分の「楽しいツボ」です

おぱあちゃんが亡くなるとき、冬子が言われたのが「自分のツボを見つけるんや
で」ということばでした。冬子がパン職人になろうと決めたのは、パン作りこそ
自分の「楽しいツボ」だと気づいたからだと思うんです。宝塚では仲間と出会い、
みんなで舞台を作り上げる達成感を感じることができました。でも、それが自分
の心地よいツボなのか考えたとき、冬子には違うような気がしたんです。同級生
の理江ちゃんの存在も大きかったのかな。お父さんに反対されながら宝塚に来て、
一度はあきらめかけたけれど、またやる気を取り戻して・・・。そんな理江ちゃ
んを見ていて、自分にはそこまでの強い気持があるだろうかと考えてしまったん
です。

パン職人になると決めたときは、お父ちゃんやお母ちゃんに反対されても、それ
でもなりたいんだ、と冬子は言い返します。冬子が自分の気持をあんなにぶつけ
たのは、初めてのことでした。それだけ強い、本物の気持なんだと感じましたね。

製パン工場の場面は、まとめて一気に撮るんですよ。それがけっこう大変。衣装
もセットの状況も変わらないのに、動きとせりふだけが違うので、せりふ覚えに
は苦戦します。製パンの手作業も、手もとがアップで映るので、きれいにきちん
と作らなければいけないと思うと、すごく集中しますね。

宝塚の面接試験のとき「1人じゃ楽しくなられへんのです」というせりふがあり
ましたが、パン作りでも同じです。自分の作ったパンで、人に喜んでもらうこと
が、冬子の原動力だから。これから、いろんな発想をどんどん実行していきます。
冬子らしい、楽しい夢を見つけることができてよかったと思いますね。

163名無しさんは見た?:2004/02/23(月) 21:37
============================ ネタバレ注意 ============================

3/1(月)〜3/6(土) 第22週(第127回〜第132回)

冬子(石原さとみ)は、突然にいなくなった和人(錦戸亮)を心配する。ある
日、恒夫(松尾敏伸)の連絡で和人が佐世保にいるとわかり、冬子は佐世保に
直行。さらに政也(中村健)に真相を聞いた春男(岸谷五朗)も冬子のあとを
追う。

3/8(月)〜3/13(土) 第23週(第133回〜第138回)

冬子は、店に戻った和人と、新商品開発に取り組む。一方、新曲が好調に伸び、
夏子(上原多香子)と照子(浅野ゆう子)は喜ぶ。そんなある日、地方のナイ
トクラブで、売れないクラブ歌手・ミサ子(いしだあゆみ)と出会う。

3/15(月)〜3/20(土) 第24週(第139回〜第144回)

冬子は和人と力を合わせ「ベーカリーてるてる家族」をオープンさせた。一方、
秋子(上野樹里)は安西千吉(中村梅雀)のカップめん開発を手伝う。そんな
なか春子(紺野まひる)の嫁入りの日が近づき、春男は落ち着かない。

3/22(月)〜3/27(土) 最終週(第145回〜第150回)

浪利(杉浦太陽)が原因で、冬子は和人と気まずくなってしまう。カップめん
を完成させた秋子は海外留学を決意するが、残していく冬子と和人の仲が気が
かりだ。春子は岡谷(川岡大次郎)と岩田家に現れ、おめでたを報告する。

164名無しさんは見た?:2004/02/23(月) 22:34
============================ ネタバレ注意 ============================
第22週 3/1(月)〜3/6(土) 演出=福井充宏

消えた和人を追って冬子、佐世保へ

和人が離島の天主堂で初めて思いを明かす

クリスマスの夜に、拓夫・光樹を連れて消えた和人。心配する冬子のもとに、
佐世保の恒夫から連絡が入る。そこに和人がいるらしいと聞いた冬子は、迷わ
ずに佐世保に走った・・・。政也が引き起こした事件をめぐって、ドラマは急
展開を見せる!

佐世保が再び、ドラマの舞台に!

冬子が和人を追って訪ねた佐世保。恒夫と静子(田島寧子)は、春男(岸谷五
朗)のおじ・藤井(曾我廼家文童)のハンバーガー店で働いていた。

佐世保は、春男が戦後の新婚時代、パン作り修業のため移り住んだという設定
で、去年6月、初めてのロケ収録が行われた土地。その佐世保で、今度は成長
した冬子が出演する場面が収録された。時代設定には20年以上の隔たりがあ
るが、春男と照子(浅野ゆう子)が新婚時代に通った道を、冬子と和人が歩く
場面もあるので、注目したい。

政也(中村健)が、アパートに住む和人(錦戸亮)に預けた、拓夫(森田直幸)
と光樹(金崎由名来)。2人のために政也が残していったお金が、和人を事件
に巻き込む。クリスマスイブの夜、和人は拓夫と光樹とともに、姿を消してし
まう。

冬子(石原さとみ)は、困ったときは相談すると言ってくれた和人のことばを
信じて連絡を待つ。だが、年が明けても連絡はなかった。そんなある日、佐世
保の恒夫(松尾敏伸)から、突然電話がかかる。和人が恒夫を訪ねてきたとい
うのだ。翌日も会いにくることになっていると聞いた冬子は、その日のうちに
夜行列車に飛び乗り、佐世保に向かう。やがて、和人が離島の旅館で働いてい
ることがわかるのだが・・・。

佐世保、そして和人が逃げ込んだ黒島を舞台に、ドラマが急展開。複雑な境遇
に育った和人が、島の古い天主堂で自分の心情を打ち明ける。

第127回(3月1(月))

拓夫と光樹を連れ、突然いなくなった和人を、冬子は心配していた。ある日、
佐世保の恒夫から電話がある。一方、夏子(上原多香子)の新曲「ブルー・ラ
イト・ヨコハマ」がヒットし始める。

第128回(3月2日(火))

和人が佐世保にいるとわかり、冬子は夜行列車で恒夫の働く店に行く。やがて
和人から電話があるが、和人は冬子に大阪に帰るよう言い、居所を告げずに電
話を切る。

第129回(3月3日(水))

政也がシャトーに現れ、和人に渡したのは、拓夫と光樹のために盗んだ金だと
告白する。事情を聞いた春男もまた、佐世保に向かった。そこへ和人からはが
きが届き、離島の黒島にいることがわかる。

第130回(3月4日(木))

春男と冬子は船で黒島に渡り、和人と再会する。和人は、島の旅館に住み込み
で働いていた。

第131回(3月5日(金))

政也が警察にすべてを話したと、大阪から連絡がある。春男と冬子は、やって
きた刑事と再び黒島に渡るが、刑事の姿を見つけた和人は慌てて逃げだす。和
人が逃げていった先には天主堂があった。

第132回(3月6日(土))

冬子と春男は、和人を連れ、静子の実家・小林家に戻る。そこには照子と夏子
も来ていた。仕事で九州に来たついでに立ち寄ったのだ。

165名無しさんは見た?:2004/02/26(木) 20:31
桂小米朝 私的国際学 No.47「てるてる家族」に学んだ絆
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/beichou/040223.html

NHKの朝ドラ『てるてる家族』(関連記事:今度の朝ドラは…)の放送も残
りひと月あまり。先週、私が扮(ふん)する松本勘助(関連記事:昭和30年
代に学べ)も、森口博子さん扮する弘子という女性とめでたく結婚することが
できた。

実は、撮影は今月13日に終了した。その日の打ち上げの席で、原作のなかに
し礼さんがおっしゃった「いつしか私が書いた以上のものになっていた」とい
う言葉が心に残った。

作品が膨らんでいったのは、ひとえに父親役の岸谷五朗さん、母親役の浅野ゆ
う子さんらのユーモア感覚に長(た)けた役者としての手腕によるところが大
きい。

浮気発覚のシーンでも、おばあちゃんとの死別のシーンでも、どこかに笑える
ツボを作って、その上で「皆、仲良く前向きに生きていこうよ」というメッセ
ージを伝えた。

打ち上げの宴では、大いに盛り上がりながらも、4人姉妹(春子、夏子、秋子、
冬子)も次々に涙した。半年に及ぶ撮影は、本当の家族以上の絆(きずな)を
作ったのである。

岸谷さんいわく、「家族モノは、長くやればやるほど、人として成長するもん
だということを知りましたよ」。

森口さんは実生活が4人姉妹の末っ子。主人公・冬子と自分とが時々オーバー
ラップするらしく、実はスタジオセットの隅で泣いている姿をよく見かけた。

私も勉強になった。ともすれば独りよがりになってしまう自分の行動の浅はか
さに気づかされた。世の中、常に支えてくれている人がいるから、今の自分が
あるんだと…。今さらながら、お恥ずかしいが。

大家族は大家族なりに、厄介に思うこともあるけれど、元気に生き抜く知恵を
授けてくれる。おふくろの味、おばあちゃんの知恵袋…。さらに核家族化が進
む少子高齢社会においては、地域が1つの大きな家族であるという考えを持つ
ことが肝要となろう。

『てるてる家族』から“絆の尊さ”を教えてもらった気がする。「番組は3月
に終わるけど、私らはこれからもずっと家族やで!」と叫んだ浅野さん(照子)
の表情は今も忘れられない。明るいフィナーレを、乞うご期待!

166名無しさんは見た?:2004/03/01(月) 21:49
============================ ネタバレ注意 ============================
第23週 3/8(月)〜3/13(土) 演出=本木一博

大繁盛にうれしい悲鳴!? 冬子シャトー改装を決意

和人(錦戸亮)が岩田製パン店に戻り、冬子(石原さとみ)は張り切って、新
しい商品づくりに取り組む。2人が協力して作った、チョコレートやミートソ
ース入りのデーニッシュは、大評判。朝から客があふれ、店を手伝う春子(紺
野まひる)や秋子(上野樹里)も、てんてこまいの状態だ。忙しくなった店を
助けてほしいと、冬子は辰造(でんでん)に、正式に工場に戻ってもらうこと
にする。さらに、喫茶店との両立に限界を感じた冬子は、シャトーを改装して
ベーカリーにしようと考えるが・・・。

第133回(3月8(月))

冬子は、佐世保で覚えたハンバーガーを作ろうと張り切る。ところが和人が強
く反対。今ある春男のパンの味を守ることが大切だと熱く語る和人に、冬子は
驚く。

第134回(3月9日(火))

キャンペーンのため地方のクラブを回っていた夏子と照子。ところが、年取っ
たクラブ歌手のミサ子(いしだあゆみ)に「ブルー・ライト・ヨコハマ」を先
に歌われてしまう。夏子は泣いてミサ子に抗議するが・・・。

第135回(3月10日(水))

デーニッシュの新商品が評判を呼び、店は大繁盛。冬子はお客を待たせない方
法はないかと思案する。

第136回(3月11日(木))

冬子は、シャトーをやめてパン店にしようと提案。それを聞いた春男は、シャ
トーを始めた照子に相談して決めたほうがいいと言う。そのころ、夏子の<紅白>
出場決定の知らせが届く。

第137回(3月12日(金))

家族そろってテレビで<紅白>を見るため、照子が池田に帰る。冬子は、シャト
ー改装の話を切りだす。

第138回(3月13日(土))

昭和44年の大みそか、シャトーのテレビの前に家族がそろう。照子はテレビ
の前の特等席を空席にして、ヨネの写真を置く。

167名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 20:54
ブルー・ライト・ヨコハマで夏子、夢の紅白出場へ!

「ブルー・ライト・ヨコハマ」が、予想を上回る大ヒット。そして夏子の<紅白>
出場の夢がかなう日がやってくる・・・。ドラマがいよいよ山場を迎える今週
(第23週)、夏子に歌の心を教えるベテラン歌手役として出演する、いしだ
あゆみにインタビュー。さらに、夏子役・上原多香子に、夏子念願のヒット曲
「ブルー・ライト・ヨコハマ」にまつわる思いを聞いた。

16歳の春、大阪を離れ、スターを目指して、ひとり東京に出てきた夏子(上
原多香子)。その道は、予想以上に困難で、何度かくじけそうになったことも
あった。そんな夏子が勝負をかけた新曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」。レコ
ード会社を移籍するとき、「1曲目はダメでも、3曲目でヒットさせよう」と
事務所の青田社長(ミッキーカーチス)が言っていた、その3曲目だ。新曲キ
ャンペーンで各地を回る夏子と照子(浅野ゆう子)は、この曲を聴く観客の反
応に手ごたえを感じる。やがて、「ブルー・ライト・ヨコハマ」はヒットチャ
ートの1位に。そして、ついに<紅白歌合戦>出場の夢がかなう日がやってくる
・・・。それは、これまで夏子を支え続けてきた照子、そして家族全員の夢が
かなう日でもあった。

168名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 20:58
売れないクラブ歌手ミサ子が夏子に教えたのは・・・。

レコードのキャンペーンで、各地のクラブを回っていた夏子と照子。歌がヒッ
トすれば、こんな暮らしから抜けられる、と互いに励ましあう。そんなとき、
ある地方のクラブで2人が出会った、クラブ回りのベテラン歌手・山根ミサ子
(いしだあゆみ)。ミサ子は、酔客の相手をしながら、派手な衣装で時代遅れ
の歌謡曲を歌っていた。クラブ回りに疲れていた2人は、そんなミサ子に同情
の目を向ける。ところが、そのミサ子が客席で突然マイクを口に近づけ、つぶ
やくように歌いだしたとき、夏子と照子は驚きで凍りつく。それは、このあと
夏子が歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」だったのだ。心にしみるミサ子の歌
声に、いつしか周囲から拍手がわき上がり、夏子も照子も、その場に立ちつく
してしまう。

閉店後、夏子は「どうして私の歌を歌ったのか」と、泣きながらミサ子に抗議
する。そんな夏子に、ミサ子は「あなたの歌と私の歌をいっしょにしないで」
と逆に言い返すのだが・・・。

ベテラン歌手・ミサ子との出会いは夏子に大きな影響を与える。ミサ子もまた、
夏子の<紅白>出場に自分の夢を託すことに。2人の対話の場面は必見だ。

169名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:08
スペシャルインタビュー 特別ゲスト 山根ミサ子役 いしだあゆみ

歌がヒットし始めた夏子が大きな影響を受ける、ベテラン歌手ミサ子との出会
い。いしだあゆみが登場するこの場面は、脚本の大森寿美男がいしだのために
書き下ろしたオリジナルのエピソードだ。演じる場面や昭和30〜40年代へ
の思いを聞いた。

その人の人生のすごし方が歌にも演技にも表れてくる

ドラマは、毎日楽しく見ていましたが、邪魔になってはいけないので、自分が
出ることは考えてもいませんでした。でも、大森さんがとってもステキな役を
書いてくださり、脚本を読んで、すぐに“やらせてください”ってお返事した
んです。大森さんの脚本には、肉声というか、生きたせりふがたくさんありま
すね。

たとえば、ミサ子の言葉の中に「歌は時間で歌うのよ」というのがありますが、
これって、歌だけじゃなくお芝居でも、ものを作ることすべてに共通している
ことだと思うんです。たとえ同じ歌を歌っても、人と同じようなことをしてい
ても、その人が、どういう人生を生きてきたのかが表れてきます。今の日本は、
何でも若い人たちのやることや新しいことに目が向きがちですが、時間を経て、
だんだん厚みを増してくるものもありますよね。一方で、時間さえたっていれ
ばいいのかというわけでもない。やっぱり、その人の人生のすごし方が大切な
んですね。自分でもジーンとして、演じるのがとても楽しみでした。

厳しかったあの時代

夏子ちゃんはやさしい人に囲まれていますが、私が若いころは怖い先輩ばっか
りでした。先輩と同じ飛行機に乗ってリクライニングしたら、足でけっ飛ばさ
れて「10年早い!」、同じ色の衣装を着たら「着替えて!」。もう怖くて怖
くて(笑)。芸能界自体がとても厳しかったですね。最近NG集というのがあ
りますが、当時はまちがえるなんてありえませんでした。ちゃんとできて当た
り前。昭和30年代、40年代というのは、芸能界だけではなく、世の中すべ
てが競争の激しい時代でしたからね。

今は一生懸命やることが暑苦しく思われたり、フワフワやってるほうがカッコ
いいとされるところがありますが、私たちの世代は無心に一生懸命やってるほ
うが疲れない。仕事のしかたも変わりましたね。でも、あの時代を経験できた
から、こんなに長く仕事を続けてこられた今の自分があると思うんです。実は、
昭和40年代の歌を聴くと、いまだに苦い思い出がよみがえるんですが(笑)。
あの時代を生きたことに感謝しています。

いしだ あゆみ

1948年大阪生まれ。1962年上京、いずみたくに師事。1969年「ブ
ルー・ライト・ヨコハマ」の大ヒットで、<紅白歌合戦>に9年連続出場。その
後女優として、映画『青春の門・自立篇』(1977年)、『男はつらいよ・
寅次郎あじさいの恋』(1982年)、<阿修羅のごとく><金曜の妻たちへ><春
よ、来い>ほか、テレビ・映画に多数出演。<てるてる家族>の原作は、いしだの
家族をモデルとした物語。

170名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:13
いしださんの歌に鳥肌が立ちました 夏子役 上原多香子

ついに<紅白>出場を果たした夏子を演じる、上原。いしだと初共演した感想や、
「ブルー・ライト・ヨコハマ」への思いを聞いた。

いしださんとは今回の収録で初めてお会いしました。本当におきれいで、言葉
では言えない存在感があって、すてきな方だと思いました。女優としても歌手
としても大先輩ですから、収録のときはとても緊張しました。でも「当時は本
当にこんなふうに各地を回っていたのよ」など、収録合間にも気さくに話しか
けてくださったので、だんだん緊張もほぐれて、打ち解けてお話しすることが
できました。温かいお心遣いに感謝しています。

ブルー・ライト・ヨコハマは情景が浮かぶ歌

ドラマの中で、夏子がミサ子の歌に感動する場面があります。収録でいしださ
んの歌を聴いたときは、私自身ほんとうに感動して、鳥肌が立ちました。レコ
ードでは聴いたことがありましたが、今のいしださんが歌うとそれとは雰囲気
が違って、とてもすてきでした。「何年ぶりかで歌ったから緊張しちゃったわ」
とおっしゃっていましたが、私も歌や演技をこれからも続けていって、時間を
重ねていくことで、もっといい演技ができるように、もっとすてきに歌えるよ
うになりたいと、心から感じました。最後の最後にこうしていしださんと共演
できたことは、本当に光栄だと思っています。

ドラマの挿入歌になった「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、夜の情景を思わせ
る、大人の雰囲気の歌です。歌詞に「小舟」とか「愛のことば」とか、今の歌
にはあまり使われない言葉が出てくるのも、新鮮に感じられました。この曲を
歌って、いい曲というのは時代に関係なく、いつ聴いてもいい曲なんだという
ことを、あらためて感じることができました。

うえはら たかこ

1983年沖縄県生まれ。SPEEDとして1995年から活動。グループ解
散後は、アーチストとして女優として、映画・ドラマ・CMに出演、幅広く活
躍を続けている。SPEEDが再結集した全国ツアーライブから究極のヒット
曲を収めた『BEST HITS LIVE〜Save the Children SPEED LIVE 2003〜』がこと
し2月に発売された。

171名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:16
昭和44年の<紅白>の雰囲気を再現

夏子の<紅白歌合戦>の収録が行われたのは、NHK大阪ホール。共演する出場
歌手役のエキストラ24人が、当時の雰囲気をかもしだすステージのひな壇に
並び、収録が始まった。昭和48年東京・渋谷にNHKホールができるまで、
<紅白>は東京宝塚劇場で行われていた。また、歌唱中のステージに出場歌手が
ずらりと並ぶのも、当時の<紅白>ならではのスタイル。司会の宮田輝アナウン
サーが歌手紹介をする名調子を、懐かしく思い出す人もいることだろう。

収録終了後、出場歌手が同じステージに並ぶスタイルに、<紅白>出場経験のあ
る上原も「緊張した」と言いながら「自分が<紅白>に出場したときの熱気や歓
声を思い出しながら歌いました」と話した。

172名無しさんは見た?:2004/03/02(火) 21:19
夏子の紅白が飾るシャトー最後の夜

夏子の出場する<紅白>を家のテレビで見るため、照子は池田に帰ってきた。シ
ャトーを改装したいという冬子の話に、照子は予想外にあっさりと賛成する。
テレビ付き喫茶店は、とっくに時代遅れだと、わかっていたのだ。夏子の<紅白>
が、シャトー最後の夜を飾るいい幕引きになると、照子は感慨深く思うのだっ
た。大みそかの夜、夏子の歌が終わると、照子はそっと物干し台に上がり、ひ
とつの時代の終わりをかみしめていた。

173名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 01:17
============================ ネタバレ注意 ============================
第24週 3/15(月)〜3/20(土) 演出=高橋陽一郎

ベーカリーてるてる家族 本日開店!

冬子が、春男や和人と力を合わせてついに新しい店をオープン。焼きたてを売
りものにしたベーカリーは、評判を呼ぶ。一方、いよいよ春子が嫁ぐ日が近づ
き、気もそぞろの春男は・・・?

昭和45年、喫茶店シャトーの改装工事が、着々と進められていた。春男(岸
谷五朗)や和人(錦戸亮)と相談しながら、改装を進める冬子(石原さとみ)
は、焼きたての香りがいっぱいに広がる店にしたいと意欲満々だ。暖かな春の
日、ついに新しい店が完成した。店の名前は「ベーカリー てるてる家族」。み
んなが楽しくなれる店にしたいという願いを込めて冬子がつけた名前だ。家族
や周囲の人々に支えられて完成した店が、いよいよオープンの日を迎える!

第139回(3月15(月))

冬子は、喫茶店の改装工事に取りかかる。一方秋子(上野樹里)は、千吉(中
村梅雀)の食品会社に就職した森野先輩(嘉島典俊)を手伝い、カップめんの
開発にかかわる。

第140回(3月16日(火))

新しい店が完成した。焼きたてを売りものにした店内には、小さいながら喫茶
コーナーも残していた。冬子は店の壁に、もとのシャトーの看板プレートを飾
る。

第141回(3月17日(水))

新しい店がオープン、照子(浅野ゆう子)も宣伝に一役買い、初日から繁盛し
た。一方、結婚式が近づく春子(紺野まひる)に、冬子は、いつから岡谷(川
岡大次郎)を好きになったのかと尋ねる。

第142回(3月18日(木))

春子の結婚式に出るため、夏子(上原多香子)が池田に帰ってくる。岩田家に
近所の人が集まり、にぎやかな夕食になる。

第143回(3月19日(金))

春男と照子が眠れぬ夜をすごし、春子が嫁ぐ朝がやってくる。花嫁衣装姿の
春子があいさつをすると、2人とも胸がいっぱいになる。

第144回(3月20日(土))

ひょんなことから、冬子は浪利(杉浦太陽)に心にもない愛の告白をする。と
ころが、それを和人が偶然、聞いてしまい・・・。


今週の歌

♪愛の奇跡
作詞=中村小太郎 作曲=田辺信一 歌=ヒデとロザンナ

「家族の愛が生んだ奇跡のベーカリーです!」。懐かしの電気メガホン(拡声
器)で張り切って宣伝する照子が、いつしか春男と熱演、熱唱!?請うご期待!

174名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 21:06
佐世保でカラを破った和人が最後はさらに壁を突き崩します!

桑原和人役 錦戸亮インタビュー

冬子のよき相談相手として、なくてはならない存在の和人。ドラマ終盤、冬子
との恋の行方も気になる和人に、佐世保から春男の工場に戻った心境の変化な
どを聞いた。

最初に台本を読んだときは、なんてネガティブなやつだろうって思ったんです
よ(笑)。父親を亡くし兄貴を亡くし、という境遇を考えたら、それも当然か
なと思っていました。でも和人は冬ちゃんと出会って、変わっていきますよね。
自分で、一生懸命変わろうとするところが、エライやつだなと思うんですよ。

ターニングポイントは、やっぱり佐世保の出来事でしたね。天主堂でのシーン
を台本で読んだときは、せりふも長いし、正直、焦りました。飛行機の中でも
ずっと台本を見て、どうしようどうしようって考えて。とにかく必死でした。
でも、あそこでいろんなことを吐きだして、和人はラクになったと思う。無愛
想なところはあんまり変わらないように見えるかもしれないけど、演じている
僕自身は、佐世保の前後では、もう全然、気分が変わりました。すごく解放さ
れましたね。

もっとドラマの経験を積みたい

岸谷五朗さんをはじめ、辰造役のでんでんさんや喜介役の有園芳記さん。ベテ
ランの人たちに囲まれて、本当に勉強になったと思います。岸谷さんは、ドラ
マのシーンをいろんな角度から見られるんですよ。演じる側から、演出の立場、
視聴者の視点まで、いろいろ考えつくしているので、すごいなと思います。収
録の現場でも、言葉でアドバイスするんじゃなくて、僕みたいな若手が演じや
すいように、さりげなく促してくれるんです。前に出るタイミングとか、せり
ふの間とか、すべてにおいて。あらためて芝居の奥の深さに触れて、もっとも
っとドラマの経験を積みたいと思いました。

今後は、これまでバランスを保ってきた冬ちゃんとの関係に、和人がいよいよ
決着をつけます。佐世保でカラを破った和人が、さらに壁を突き崩して、思い
切った行動に出るので、楽しみにしていてほしいですね!

にしきど りょう

1984年大阪生まれ。関西ジャニーズジュニアのユニット「関ジャニ8」と
して活動。その一方、去年新グループ「NEWS」を結成。「NEWSニッポ
ン」でCDデビューも果たす。コンサートや舞台・テレビで活躍。2003年
に連続ドラマ<かるたクイーン>、現在は<ほんじゃに!>(BSフジ、関西テレ
ビ)に出演中。

175名無しさんは見た?:2004/03/09(火) 21:08
春子が嫁ぐ日 花嫁の父・春男の胸中は・・・

冬子が新しい店を開店させる一方で、春子が岡谷に嫁ぐ日が近づく。式の打ち
合わせのあと、わざわざあいさつに立ち寄った岡谷に、春男は目を合わせよう
ともしない。春子を嫁に出すのが、寂しくてしようがないのだ。夕食の席では
「落ち着いて食べられへん」とテレビを消してしまう。春子と過ごす残り少な
い時間を、春男は大事にしたいと思う。

そして、結婚式当日。2階の部屋で花嫁衣装を着けた春子が、照子と春男のい
る居間に降りてくる。今まで幸せだったと春子がお礼のあいさつをすると、春男
は胸がいっぱいで何も言うことができない。幸せになるんやでというただひ
と言を、春男は涙ながらに春子に贈るのだった。

176名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 22:19
============================ ネタバレ注意 ============================
第25週 3/22(月)〜3/27(土) 演出=高橋陽一郎

夢かうつつか・・・ カズちゃんがついに冬子に告発!?

春子は・・・おめでた!そして母親に・・・
夏子は・・・ことしも紅白出場決定!
秋子は・・・カップめん完成後、日本脱出!?

第145回(3月22日(月))

浪利(杉浦太陽)のことが原因で、冬子と和人(錦戸亮)の仲がぎくしゃくし
てしまう。そんな2人を周囲も心配するが・・・。

第146回(3月23日(火))

春男は2人を心配し、和人に冬子への気持を問いただす。だが、冬子に余計な
ことだと怒られる。

第147回(3月24日(水))

秋子が開発を手伝っていたカップめんが完成し、岩田家で試食する。その後
秋子は、アメリカへ留学するつもりだと打ち明ける。

第148回(3月25日(木))

秋子は、残していく冬子と和人の仲が気がかりだと米原(近藤芳正)に話す。
一方米原は、秋子の話をもとに、冬子と和人の子どものころの話を絵本にする。

第149回(3月26日(金))

和人は、人を好きになるとはどういうことかと浪利に聞く。翌日、秋子に呼ば
れ冬子が裏庭に行くと、和人が物干し台に立ち・・・。

最終回(3月27日(土))

昭和46年春、いよいよ秋子の出発する日がやってきた。佐藤(大村崑)や
浪利も岩田家に集まり、みんなで秋子を送りだす。

冬子よりごあいさつ

皆さんにお話できる物語はこれでえおしまい。でも私たちの夢は未来に続いて
います。私たちと皆さんの明日がきっと天気になりますように!

177名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 23:04
未来の夢に向かって グランド・フィナーレ!!

たくましい昭和の家族の物語も、今週(第25週)でいよいよ大団円。最終回
(第150回)は、夢に向かって突き進む<てるてる家族>の出演者が大集合し
て、明るく楽しくにぎやかなフィナーレを届けてくれる。ドラマを盛り上げた
歌とダンスの名場面で家族の歩みを振り返るとともに、ドラマに“ミュージカ
ル”を取り入れた意図と制作の舞台裏を、チーフ・ディレクターに振り返って
もらった。

<てるてる家族>とミュージカル 昭和と群集のエネルギー

登場人物が歌って踊るという、連続テレビ小説初の“ミュージカル”で大いに
楽しませてくれた<てるてる家族>。ミュージカルを取り入れるという発想はど
こから出てきたのか、演出スタッフの高橋陽一郎はこう語る。

「原作そして脚本を通して浮かび上がってきたのは、昭和の時代のとにかく前
向きなエネルギー。あの時代の元気のいい人々を描こうとしたときに、BGM
として流行歌が流れるというつつましい手法ではなくて、従来のパターンを打
ち破る方法はないかとスタッフたちで話しあったんです。その過程で出てきた
のが、登場人物が歌ったり踊ったりするという発想でした」

初めにミュージカルありきではなく、あの時代のパワーを表現するために生ま
れたのが、“てるてる”独自のミュージカルだったのだ。その演出にあたって
心がけたのは、朝のドラマにふさわしい、いわば「等身大のミュージカル」だ
という。

「出演者の中には、歌うのが初めてという人もいました。でも、訓練して上手
に歌ってもらうのではなく、高校生なら高校生らしく、今その人が持っている
歌い方で、キャラクターの魅力が出てくれば、見ている人にも違和感なく受け
入れてもらえるのではないかと思ったのです」

とはいえ実際の収録や映像をつなぐ編集作業は、試行錯誤の連続だった。この
場面にこの歌がと思うようなミスマッチが意外に効果的だったり、逆に歌とド
ラマの心情があまりに合いすぎて、「前後の芝居だけで登場人物の思いが十分
伝わることが編集段階でわかり、苦労して撮ったミュージカル場面を泣く泣く
カットしたこともあります」

ミュージカルのほか春子のオリンピック出場を祝う商店街のパレードなど、<て
るてる家族>では群集シーンが記憶に残る。

「岩田家の7人だけでなく、工場の職人や商店街の人たちみんな含めて家族み
たいなものだと思うんです。人が大勢集まって生まれるエネルギーというもの
が、昭和を語るのに欠かせない要素だということを、あらためて発見した気が
しています」

たかはし よういちろう

<てるてる家族>チーフ・ディレクター。1963年生まれ。連続テレビ小説で
は<ひらり><天うらら><やんちゃくれ><オードリー>で演出を担当。

178名無しさんは見た?:2004/03/15(月) 23:36
ヒロイン冬子役 石原さとみインタビュー

半年間にわたって元気な笑顔を届けてくれたヒロイン・冬子役の石原さとみ。
伸び盛りの17歳は、収録終了1週間後のインタビューで、意欲あふれる素顔
をのぞかせた。

いろんな役に挑戦していきたい どんな役でも同じということはないから

去年の秋、スタジオ収録に入ってしばらくたったころ、岸谷五朗さんが「どの
角度から見ても、冬子になりきっていたね」と言ってくださったんです。すご
くうれしかったですね。「せりふのことでもセットのことでも、石原さとみは
質問できるから伸びてるんだよ」とも言ってくださいました。「質問すること
を怖がらず、素直に表現するために頑張っているのがよくわかる。その素直さ
がいちばん大事なんだ」って。何よりうれしいほめ言葉でした。

この半年間、人の演技を見て吸収したり教えていただくことが多くて、自分で
もいろんな表現ができるようになって、お芝居がどんどん好きになりました。
台本を読んでいても、自分のなかでイメージが膨らんで、いろいろと考えるよ
うになったんですよ。自分のイメージを演出の方に聞いてもらって、初めてそ
れを取り入れてもらえたときは、本当にうれしかったですね。演技することが
うれしくて楽しくて、お芝居のおもしろさがわかるようになりました。

半年を振り返って、いちばん印象に残っている場面は、おばあちゃんが亡くな
るシーンです。収録に入る前は、泣けるかどうか、すごく不安だったんです。
でも実際に撮影に入ったら、ほんとに悲しくてつらくて、自然に涙があふれま
した。冬子にとっても大きな出来事だったと思うし、私自身にとっても、これ
をきっかけに自信が持てるようになったという意味で、忘れられない場面です。

大阪での一人暮らしに始まって、ハードなスケジュールや膨大な量のせりふ
・・・体力だけでなく、責任感や意志の強さといった精神面でも強くなれたと
思います。でも現場が本当に楽しかったので、つらいと思ったことはなかった
ですね。長い収録を楽しめたことがいちばんよかったと思っているんです。

クランクアップのとき、岩田家の家族の皆さんから、「いつまでも変わらずに
さとみちゃんらしく頑張ってね」って言われました。その言葉どおり、自分ら
しくこれからも初心を忘れずに頑張っていきたい。これからは自分とギャップ
のある役にも挑戦してみたいですね。どんな役でも同じ役はないと思うから、
自分なりにしっかり受け止めて、一生懸命ぶつかっていきたいと思います。

いしはら さとみ

1986年東京生まれ。2003年のデビュー映画『わたしのグランパ』のヒ
ロイン・珠子役で、報知映画賞・日刊スポーツ映画大賞・ブルーリボン賞・日
本アカデミー賞ほか数々の映画賞で新人賞を受賞。<てるてる家族>の冬子役で
ゴールデン・アロー賞最優秀新人賞受賞。4/3(土)<チアーズ/天国への応
援歌>(日本テレビ系)に主演。2005年公開予定の映画『北の零年』に吉永
小百合の娘役で出演が決まっている。

179名無しさんは見た?:2004/03/16(火) 00:30
夢の家族に血を通わせて魅力的な人物を作ってくれた俳優の皆さんに感謝しています

インタビュー 脚本 大森寿美男

俳優・スタッフが絶大な信頼を寄せていた脚本の大森に、ドラマを通して描き
たかったことは何かを聞いた。

冬子の夢を探りたいと思った

<てるてる家族>は、夢を追いかけて進む家族の物語です。オリンピックやスタ
ー歌手という高い目標を追いかけることが春子や夏子の夢だとしたら、秋子や
冬子にはそれと違うどんな形の夢や幸せがあるのか。それを探っていくことが
このドラマを書く僕にとっての課題でした。

まず、夢を実現した人は、どうやってそこに近づいていったのかを考えたとき、
人は自分にとって、心地よく感じられる場所とか時間に、引きつけられていく
んじゃないかと思ったんです。

冬子は、初め宝塚を自分の夢だと思って目指すわけですが、やがて、パン工場
の空間やそこで過ごす時間のほうに、自分の心地よさや生きている実感が伴う
ことに気づいていきます。「パン職人になりたい」というより、「パン職人と
して生きたい」と感じるんですね。「夢」というのは「あこがれ」より「実感」
だと思うんですよ。何かに「なりたい」よりも、自分はこういうふうに過ごし
ていたいという「欲求」には限りがなく、それこそが人を夢の実現に導くので
はないかと思ったのです。目標があってそこを目指すだけでなくて、その場所
にいる自分自身に対する肯定、今ここにいる自分に現実感を感じられるかどう
かが、生きていくうえでいちばん大事なことだという気がします。宝塚のよう
に華やかな目標や大きな称賛はないけれど、自分にとっていちばん大事な「自
分自身への肯定」が、パン職人として生きる冬子を支えているんです。

自分の太陽は自分の中にある

冬子の夢を探っていくうちに、実は春子と夏子の生き方も、冬子と違わないと
いうことが、わかってきました。春子にとって、努力してスケートの新しい技
ができるようになることは、居心地のいい過ごし方なわけです。もちろん努力
や挫折、歓喜の大きさは違うかもしれないけれど、春子も夏子も自分を実感で
きる道を一生懸命進んでいるという点においては、冬子と同じだったのです。
かって春子が入院したとき、「私が頑張れるのは自分の太陽のため」だと冬子
に話す場面がありました。その話を聞いたとき冬子は、その太陽は、自分より
高いところにある、何かの才能や能力みたいなものだと感じていました。でも
パン作りの夢を見つけたとき、自分の太陽は高いところにあるものではなく、
自分の中にある自分自身を感じることだと、冬子は気づくことになります。

振り返ってみると、冬子をはじめとする四姉妹たちが「何かになる」ことより、
彼女たちが何を感じ、どう自分の生き方を見つけていくのかということが、僕
にとって、いちばん描きたいことだった気がしますね。

おおらかな関係性へのあこがれ

人と人とのかかわりや結びつきというものが、このドラマで描きたいもうひと
つのテーマでした。今の時代、他者とのつながりが見えにくくなっています。
でも昭和30年代という時代は、他者とのかかわり方がもっとおおらかだった
気がするんですよ。あの時代へのあこがれも込めて、自分に対しても他人に対
してもゆるやかでおおらかな関係性を描きたいと思いました。そして、そんな
登場人物に血を通わせてくれたのが、俳優の皆さんでした。それぞれが役に寄
り添い、きずなを結んでくれたことで、ある種のユートピアとして描いた<てる
てる家族>の世界に、実体を与えてくれました。スタッフと俳優の皆さんが作り
上げた<てるてる家族>の世界に出会えたことは、脚本家冥利につきる思いがし
ます。

おおもり すみお

1967年神奈川県生まれ。演劇活動を経て脚本家に。映画『黒い家』
(1999年)、『木曜組曲』(2001年)、『命』(2002年)、『昭和
歌謡大全集』(2003年)、ドラマ<長良川巡礼><君を見上げて><強行犯捜査
第七係>ほかを手がける。1999年『39 刑法第三十九条』で日本アカデミー
賞脚本賞受賞、2001年<泥棒家族><トトの世界〜最後の野生児>で第19回
向田邦子賞を史上最年少で受賞。

180名無しさんは見た?:2004/03/29(月) 23:09
テレビ視聴率:「てるてる家族」 朝ドラで歴代最低に
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200403/30/20040330k0000m040079000c.html

 NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の関東地区の平均視聴率と最高視
聴率が歴代最低だったことが29日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。昨年
9月29日〜今月27日に放送された同ドラマは平均視聴率18.9%。現在と
同じ調査方法が始まった64年以来では最低だった「走らんか!」(95年)と
「オードリー」(00年)の20.5%を下回り、最高視聴率も22.0%と
「まんてん」(02年、23.6%)を下回った。NHK番組広報部は「朝の通
勤時間に当たり、(午前7時半から始まる)BS放送で、という視聴習慣が定着
したのではないか」と話している。

181名無しさんは見た?:2004/04/06(火) 01:41
大阪・池田市に「てるてる家族」の記念碑
http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_04/g2004040510.html

NHK朝の連続ドラマ「てるてる家族」の収録が行われた大阪府池田市で3日、
放送終了を記念してなかにし礼さんの原作「てるてる坊主の照子さん」の文学
碑の除幕式が、市などの主催で行われた。

 碑は黒御影石でできており、両親のてるてる坊主の間に虹がかかり、その上
に4人の姉妹が並んでいる形。

 小説はなかにしさんの妻で元歌手の石田ゆりさんの一家がモデル。除幕式に
は、なかにしさんや石田さんの両親も出席。なかにしさんは「暗い雰囲気が漂
う日本に夢のようなものを与えられたらと思い、家族で励まし合うことで奇跡
が生まれることを描いた」と話し「親孝行できたかな」とほほ笑んだ。


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