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仮面ライダー総合@エロパロ避難所
371
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キバなごめぐ「もってる、まってる、まもってる。」
:2012/03/21(水) 04:18:32
恵が人を放っておけない、それこそ相手の世界に踏み込んでまで世話を焼く性格だと知っている以上、いずれ自分のフィールドに入り込まれることは明らかだったのだ。
大切なのは、それを嫌だとは思わなかったこと。
並の恋心程度では無理かも知れないが、一緒に絶望の直中に立ち、手を取って数ミリの淵を歩き出そうと導いてくれた彼女には、どれだけ嘘をついても意地を張ってもきっと無駄だ。
「こんな関係って、どんな関係?」
「え、」
突如、緊迫する空気に面喰らった。
「だって…確かなものが何にもないじゃない。今だって、どんなつもりでぎゅってしてくれてるのか分かんないもの」
可愛さときわどさが半々の表現に、気持ちが高まる。
「名護くんは、もっと欲しくならないの?あたしはどうしたらあなたが手に入るかって、そればっかり考え…」
遮る勇気。やり方も分からぬまま悶々としていた時間を吹き飛ばすように、名護は恵に口づけた。
捉えどころのない柔らかさ。弾力の隙間に絡む吐息と、それによって熱い湿り気を帯びる唇の甘さに全身が溶け出すのを感じる。
ぐずぐずに潰れてしまいそうな心地好さと、ぴりぴりと背中に走る期待感を漂いながら繰り返すと、恵の手が名護のシャツを掴んで手前に引っ張った。
「もっと…」
指先が襟を潜り、首を直接撫でられる。髪をかき上げながら耳を摘み、触れたいと肌を探し回る気配。
引き倒されるままに恵にのし掛かり、名護は口づけを繰り返しながらそっと身体に触れてみた。
「ん…!」
肩、腰、背中。特に問題はなさそうな所から徐々に中心部に向けて手のひらを這わせ、胸の頂に至るとさすがに困惑気味な声を上げはしたが、嫌がる素振りは見せなかった。
「…いいのか?」
「嫌なの?」
質問で返されて、思わず笑ってしまいながら首を振る。
「――したい」
抱きたい。内側まで、隅々まで、恵を自分のものにしてしまいたい。
あたしも、と微笑みながら返す恵に、愛しさが溢れ出した。
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