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仮面ライダー総合@エロパロ避難所

351海堂×結花:2011/10/25(火) 14:47:52
「……かぁ!!…ゆかぁ!!」
「は、はーい?」
びっくりして一瞬声が裏返ってしまった。
海堂さんがわたしを呼んでいる。
妄想を振り切って、シャツを抱えたまま小走りでバスルームへ向かった。
「どうしたんですか?」
「おう、シャンプーがもうねーんだわ。」
シャワーのザァザァという音の中から声がする。
今朝バスルームを掃除した時、海堂さんのシャンプーが空だと気づいていたのに…うっかりしてた!
「ごめんなさい、まだ用意してませんでした。」
「んー、頼む。」
擦りガラスのドアが少し開いて、湯気とともにシャンプーボトルを差し出す手がニュッと現れた。
急いで新しいものを用意し、ドアをコンコンとノックした。
「あの、どうぞ。」
またドアが少し開いて、中から手が伸びてきたかと思うと
その手はいきなりわたしの手首を掴んできた。
エッ?と思った瞬間、危うくシャンプーボトルを落としそうになった。
ドアがさっきよりまた少し開いて、海堂さんがひょいと顔を出して言った。
「結花も入るか?一緒に。」
思わず息を飲んだ。
うそ、そんな…
擦りガラス越しに、裸体がぼんやりと浮かんでいる。
濡れた黒髪、きりりとした眉、長い睫毛とともにわたしを見つめる目。
海堂さんの雰囲気がいつもと違う。よくわからないけど、確かに違う。
自分の顔がみるみる赤くなるのかわかった。
突然の状況に「あの、あの…」と慌てふためくわたしを見て、海堂さんが吹き出した。
「ちゅーかオマエさぁ、マジになるなよ。」
え?え?わたしはかなり判断力が低下していた。
そのままシャンプーボトルは奪われ、静かにドアが閉められた。

我に返って手首に目をやると、石鹸の泡が少しついていてそこがやけに熱く感じられた。
シャワーの音に紛れて、中から鼻歌が聞こえてくる。
「もう!海堂さんったら!!」
怒ってみせたものの、心のどこかでひどく落胆していることに気づいた。
わたしは一体どうしたいんだろう?

 −海堂さん、わたし今…自分を抑えられるかどうか自信ありません−


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