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仮面ライダー総合@エロパロ避難所

1名無しさんが妄想します:2010/09/05(日) 23:57:15
エロパロ板 仮面ライダー総合エロパロスレ
の避難所です。エロパロ板に書き込めないときなどに。

*煽り・荒らしはスルーしましょう。あくまでも大人の為のスレです
*作品投下後、数レスまたは半日待ってからの作品投下にご協力お願いします
 (作品が流れるのを防止するためetc.)
*保管庫についてはエロパロ板のスレ参照
*次スレは>980が立ててください(不可能な場合は代理を頼んでください)
*ネタバレを含む雑談は警告+改行を入れる
*ネタバレを含む作品は名前欄に明記するか前書きで説明する
*エロパロ板へ転載希望あれば投下時に書き添える

285Solitude 7:2011/05/10(火) 03:14:55
「あ、目が覚めました?」
 驚きに跳ね起きた士とは対照的に、ソファで本を読んでいたナツミはゆったりとした動きで顔を上げ、何
事もなかったかのように穏やかな声をかけた。
 シャワーを浴び、ベッドの上に転がったのは、確か昼を回って間もない頃の筈だった。しかし今の光線の
具合から考えれば、時刻は夕方へさしかかっていることは疑いようもない。いくら疲れていたとはい、まさ
か自分が他人の前で熟睡するなど考えてもみなかった士は、すっかり乾いてしまった髪をぐしゃりと握り潰
した。
 誰かが部屋の扉を開けただけでもすぐに目が覚めるのに、何故ナツミがいるこの部屋で眠れたのか。全く
もってあり得ない事態に士が静かに混乱している間も、ナツミはワゴンに乗せられた電子ケトルを傾け、ご
く自然な動きでコーヒーを入れている。やがて目の前に出されたマグカップを、士は混乱のまま素直に受け
取り口へと運んだ。
 これもまた不思議なことに、何も言っていないにも関わらずちゃんと士の好みに合わせた甘さになってい
る。
「確かに疲れてる時は、甘いものをとったほうがいいですけど……でも、お砂糖はもう少し減らしたほうが
いいですよ?」
 そう言うナツミのほうは、どうやらブラック派らしく、ミクルも何も入れていない。思ったよりも、コー
ヒーを入れるのは上手いらしいが、そもそもどうして自分がコーヒー党であることを知っていたのか。たま
たまナツミ自身がコーヒー好きなだけかもしれないが、それにしても何から何まで誂えたような出来である。
 流石にその日はすぐに屋敷へと帰ったものの、士はこの異変を甘んじて受けている自分に腹の底から疑問
を覚えた。ナツミに関しては、本当に一から十まで異例尽くしである。
 しかし、と士は確実に動揺を見せる自分の感情を叱咤し、大首領としての己に意識を集中させた。
 バックルとカードの安定化が図られたのであれば、その次の段階である強化態の開発も飛躍的に進む。先
月まではまだ構想段階だったコンプリートフォームの研究開発は、すでに基本プログラムを組み上げるとこ
ろまで来ているのだから、たかが女一人にかまけている場合ではない。そうは思うのだが、何故か足は自然
とナツミの居る部屋へと向いてしまう。
 昼は開発と実験とトレーニングにあけくれ、夜が更けてからはナツミの体を弄ぶような日々を繰り返すう
ちに、士はますます自分自身が分からなくなった。
 快楽という力で追い詰め啼き声を上げさせていると、何かを探すようにいつもナツミの腕が宙を彷徨う。
今までそうしてきたように、その手首を掴んでシーツに縫い止めるのだが、そうすると一瞬だけ深い悲しみ
がその瞳に浮かぶのが謎だった。その謎を残したまま体を重ねる度に、より強くナツミが欲しくなる自分の
感情が理解できず、その苛立ちを衝動へすり替えさらに激しく凌辱する。
 気がつけば、今までのように目に付いた行きずりの誰かを抱こうという気分は、欠片もなくなっていた。
「くっそ……何だってんだ」
 いつものように欲望のまま白い肌を蹂躙した後、シャワーを浴びながら士は鋭く舌を打った。
 今まで何人もの相手を抱いてきた。その中にはナツミよりももっと見目のいい女もいたし、男女を問わず
ソコの具合の良さだけは極上の相手だって何人もいた。容姿は確かに平均以上ではあるものの、ずば抜けて
いいというわけでもないはずなのに、何故こうも一人の女に気を取られるのか。今まで自分の中に不可視な
感情などなかっただけに、余計に士はこの状況が納得いかなかった。
 バスローブを羽織りベッドに戻った士は、絶頂の果てに意識を手放したナツミの姿を見下ろし、冷酷な眼
差しを浮かべた。
 不要な奴は、排除すればいい。

286Solitude 8:2011/05/10(火) 03:15:12
 自分にしては結構な時間興味が持ったほうだが、そろそろ潮時なのかもしれない。これ以上自分のペース
を乱されるのは御免だと、士は無言で腕を伸ばし、無防備に晒されたナツミの細い咽喉に掌を当てた。
 士にとって、小夜と自分以外の全ての人間は全て他人であり、使い捨ての道具にすぎない。そして、道具
はあくまでも使うものであって、決して振り回されてはいけないのだ。
 組織を裏切った者や、抵抗する者に対し制裁を加える時と同じように、なんの感慨も浮かべない氷の表情
でゆっくりと咽喉を握る指に力を込めていく。肌にかけられる圧力によって血流を遮られ、掌に伝わる拍動
が回数を増やすはずだった。

 しかし、力を込めた指先に感じたのは、今にも消えそうなほどに弱々しい脈拍だった。

「おい……ナツミ?」
 思わず咽喉にかけていた手を離し、むき出しの肩を掴んで体を揺さぶる。しかし、ついさっきまで欲に染
まり熱を帯びていたその肌は、すっかり冷え切っていた。
 今しがたまで自らの手で殺そうとしていたことなど忘れ、士は思わずその体を抱き上げると大きく揺さぶ
った。
「起きろ、ナツミ!聞こえるか?」
 しかしいくら体を揺らし、何度も頬を叩いても、ナツミの瞼はピクリともしない。それどころか、その肌
は一秒ごとに色を失い、鼓動はさらに弱くなっていく。桜色から紫色に変わり始めた唇が震え、そこから溜
息と共に小さな声が零れたのを、すかさず耳を寄せて聞き取る。
「待って…いかない、で……」
 すう、と眦から涙が一つ滑り落ち、みるみるうちにその体から力が失われる。抱きしめた体から、急速に
命の気配が失われていく感覚に、士の意識は冷たく冴え渡った。このままでは、間違いなくナツミは死ぬ。
自分の手の中からお気に入りの道具が奪い取られる感覚に、逆に士の中で怒りが迸った。
 絶対に死なせはしないと、そう心の中で決めた士は、薄い上掛けをかけただけのナツミの体を抱きあげた。
医療スタッフと研究所の連中を全員叩き起こしてでも、こいつの命を繋ぎ止めさせる。そう思いナツミを強
く抱きしめた瞬間、不意に自らの心臓が大きく胸を打った。
「……っっ!」
 痛いぐらいの強さで脈を打つ心臓に、一瞬息だけが詰まる。すると、何故かナツミと自分を包みこむよう
にして、何かが温かく満ちていく気配を感じた。
「何だ……?」
 訳も分からないまま、思わず周囲を見渡してみるが、室内には誰もいるはずがない。一体何が起こったの
かと腕の中のナツミを見下ろすと、さっきまで紙のように白かった肌に赤味が戻りはじめていた。恐る恐る
その首に指を当ててみると、トクン、と肌を打つ感覚がある。
 ゆっくりと、穏やかながらも力強く打つその拍動は、士自身の心臓の動きと全く同じ速度で脈打っており、
士はまるでナツミと自分が一つの命を分けあっているような、なんとも言えない不思議な感覚を覚えた。
「おい……」
 困惑を隠そうともせず、いつになく弱々しい声で士が呼びかけると、それまで硬く閉ざされていた薄い瞼
がふるりと震えた。

287Solitude 9:2011/05/10(火) 03:15:29
「……士?」
 ぼんやりとした瞳が士の姿を捕え、確かめるように名を呼ぶ。そして、今にも泣きだしそうな瞳に笑みを
浮かべたナツミは、そのまま士の背に両腕を回すと、安心したように再び眠りに落ちていった。今まで妹以
外の誰かが、こんな風に自分の側で安堵して穏やかに眠ることなどあるはずもないと思っていた士は、呆然
とした面持ちのままナツミを抱きしめた。
 その日を境に、士はナツミに行動の自由を許した。
 奪い取ったペンダントの代わりに、DCDのロゴの入ったペンダントをかけさせ、胸元に覗く刺青と共に
所有権を主張しておく。首周りを隠す長い髪を切るのはもったいなかったので、一つにまとめさせた。さら
に丈の短いレザージャケットとショートパンツに、マゼンタのニーハイソックスを合わせた姿は、一目で士
の囲う女だと分かるようになっており、必然的に組織内での行動権が確立される。突然大首領の横に現れた
ナツミの姿に、組織の幹部達は軽く眉を顰めただけで何も言おうとはしなかった。もちろん、その内の一人
が小さな声で『色狂いのガキ』と嘲ったことに気付かないわけではなかったが、
それに関しては寛大な心で見逃してやった。
 そして逃げ出そうと思えばいつでも逃げ出せる状況だというのに、ナツミは何故か士の与えたあの部屋へ
と必ず戻った。
 海東とナツミと、お気に入りの側付きを侍らせた士の時間は、さらに加速度を増していく。ディケイドの
システムは飛躍的に改良され、強化態の開発はついに試作段階へと突入した。各世界を繋ぐ橋を安定させ、
同時に組織に属する者以外は使用できないようにもした。順風満帆という言葉がこれ以上ないほど似合う状
況に、士はいつになく満足していた。
 ただ一つ、ナツミの顔から憂いが消えないことを除いて。
「新しい世界を見つけたぞ」
 ある日、士は海東とナツミを連れ、新しく橋をかけた世界へと渡った。オーロラの向こうで、部下達が必
死になって橋を維持しようと動き回っていたが、構わずに見つけたばかりの世界を見下ろす。岩肌がむき出
しになった山に囲まれてはいるが、地面には青草が生い茂り、遠くを流れるせせらぎと野鳥の声だけが響く
なんとも穏やかな場所だった。
「ここは何の世界だい、士?」
 データの解析をするかのように周囲を見渡した海東の問いに、士は軽く首をかしげた。
「さあな。今のところライダーはいないみたいだが、これから生まれるのか、それともとっくに死んだか」
「前者ならともかく、後者だとしたら別に君が出る必要はないだろう?」
「ライダーの力がどこかに残ってたら面倒だ。確実に芽は潰しとかねぇとな」
 海東と征服の計画を話し合う横で、ナツミはやはり物憂げな眼差しで周囲を見渡していた。しかし、何か
に気付いたのか僅かにその顔色が変わる。
 間違いなく怯えの色を浮かべたその表情に気づき、士は眉を顰めた。
「どうした、ナツミ?」
「また、ここ……?どうして…」
 カタカタと肩を震わせ、慄く様に呟いたナツミの呟きを、士だけでなく海東も訝しむ。すると、それとな
く周囲を警戒していた三人の脚元が、突然大きく震えた。
「士、あれを見ろっ!」
 大きな揺れに立っていられず、それぞれが地面に手や膝をつく。驚きの声と共に前方を指差した海東につ
られ士が顔を上げると、世界を超える時に浮かぶオーロラと似た銀白色の光が揺らめいていた。
「何だ……山が、消える?」

288Solitude 10:2011/05/10(火) 03:15:53
 上空から布がふわりと落ちるように、ゆっくりと降下をするその光が触れた側から、見上げるほど大きな
岩山が塵となって消えていく。にわかには信じがたい光景に目を瞠っていると、傍らにいたナツミが突然大
きな声を上げた。
「危ない!!」
 直後、細い腕で力いっぱい突き飛ばされる。バランスを崩した士が地面に体を転がすのと、たった今いた
その場所を裂く様にして銀色の光が地面に走るのは、殆ど同時だった。
 士とは反対側に倒れていたナツミが体を起こすのが、その歪んだ銀の光の向こうに見えた。
「これは……次元の壁?」
 息を飲みその壁を見上げる海東の呟きを背に、士は苛立たしげに舌を打つと体を起こし、目の前に立ちは
だかる壁へと手を伸ばした。しかし、いつもならば容易に突き抜けることができるそのオーロラは、どうい
うわけか鋼鉄の壁のように士を拒んだ。
「下がってろ、ナツミ」
 間を隔てる壁を打ち破ろうと、士はライドブッカーをガンモードに変えトリガーを引いた。しかし、壁は
強固なまでに干渉を拒んでいるらしく、撃ち出したエネルギー弾は壁の前に尽く霧散した。
「ちっ…!おい、ナツミ!!先に元の世界に戻れ!」
 苛立ちと共に壁に拳を叩きつけそう怒鳴ると、ナツミは大きく首を振って叫んだ。
「無理です!滅びの現象で次元が歪んでて、別の世界には繋げません!!」
「滅びの現象?何だ、それは」
 首だけを捻り海東に問いかけるが、やはり何も知らないのか、海東もまた首を横に振るだけだった。直後
に地面が再び揺れ、いたるところで山や木々が消えていく。一刻の猶予もないことを察した士は、生まれて
初めて冷や汗が浮かぶような焦燥感を覚えた。
「とにかく、早くここを出るぞ!」
 世界を超える時と同じ要領で意識を集中させ、壁に掌をつく。凄まじい反発力がそこから湧き上がるのが
分かったが、士はそれを意思の力で押し返した。しかし、質は同じはずなのに全く制御できないそれに、焦
りはますます大きくなるばかりだった。
「くそっ!一体何だってんだ!!」
 どうにもこのオーロラを超えることができないと悟ったのか、地面にうずくまっていたナツミがそっと壁
に手を添え、首を小さく横に振った。同じように、どうあがいても壊せない壁を前に怒りを滾らせた士は、
膝をつき視線の高さを揃えると壁越しに掌を合わせた。
 銀色に揺らめくオーロラの向こうで、ナツミが悲しみと慈愛に満ちた笑みをゆったりと浮かべる。
「私のことは構わないで……早く元の世界へ戻って下さい」
「ふざけるな!お前は俺のモノだ、こんな場所に置いていけるか!!」
「大丈夫。私達は、またすぐに会えます」
 意味のわからないことを呟いたナツミの声は、自らの運命を全てを受け入れたかのように酷く穏やかで、
それが士は尚更気にくわなかった。何一つ自分の思い通りにならにこの事態に、無意識のうちに奥歯を噛み
しめる。
 揺れはますます酷くなり、周囲のモノは殆どが塵と化して消えようとしていた。
「もう無理だ、士!」
「離せ!」
 肩を掴んだ海東の腕を振り払い、士は思いっきり次元の壁を殴りつけた。骨まで響く振動が、これが現実
であることを否応なく証明する。怒りで拳を震わせる士を見つめ、ナツミは儚げで美しい笑みを浮かべた。

289Solitude 11:2011/05/10(火) 03:16:12
「あなたがこれから出る旅は、とても辛くて長いものになります。だけど、決して諦めないで下さい」
「何の話だ?」
「どうか、世界を救って下さい……お願いします」
 ナツミの願いに、士は思わず言葉を失った。世界を救ってやる。内心に秘めてきたその思いは、今まで誰
にも言ったことはない。
 ライダーの存在があるが故に、世界は滅びへと向かっていると知り、全てのライダーの頂点に立つ為ディ
ケイドへ変身することを選んだ。いずれ用が済めば組織から放逐されることを薄々と感じつつ、あえて大首
領という地位についたのも、消滅するよりは支配の方が遥かにマシだと思ったからだ。
 それこそ小夜や月影にすら話したことはないというのに、何故ナツミはそんなことを言うのだろうか。
「俺は、世界を支配する悪魔だ。征服はしても、救うつもりなんてねぇ」
「いいえ、私は信じています。あなたは悪魔なんかじゃありません」
 わざと悪ぶって言いきった士の言葉を、ナツミははっきりと否定し、初めて見るようなとびっきりの笑顔
を見せた。その姿をただ茫然と見つめる士の前で、半透明だった次元の壁が一瞬にして不透明なモノへと変
わる。姿はおろか、声すらも聞こえなくなったその場所を何度も叩き、士は腹の底から絶叫した。
「ナツミ……駄目だナツミ!!戻れ!」
「来るんだ、士!」
 半狂乱に近い声でナツミを呼ぶ士を強引に引き寄せ、海東が壊れかけた橋を通り元の世界へ戻った瞬間、
一つの世界が消滅した。


 それが、大ショッカーが初めて確認した『世界の終わり』だった。


「………以上のことから、それぞれの世界が引き合い消滅すると言う、最悪の事態が起こってしまったも
のと思われます」
 淡々とした月影の報告を玉座で黙って聞いていた士は、感情の動きを一切見せない瞳で階段の下に並ぶ
幹部達の姿を見渡した。
「大体わかった。つまり、ライダーの存在が互いの世界を引き寄せ衝突すると、あの滅びの現象とやらが
起きてそれぞれの世界が消滅するということか」
「御意」
「なら、話は早い。さっさとライダー共を潰して、全ての世界を征服する。手に入れる前に消えられちゃ、
かなわないからな」
「恐れながら、ディケイドライバーとライドブッカーに関しては、完成したと言っても宜しいかと存じま
す。強化態であるコンプリートフォームの開発も、最終段階へと入っておりますれば……」
「細かいことはどうでもいい。さっさと仕上げろ」
 後の報告はもういいと、地獄大使の言葉を遮り軽く腕を振って人を払う。粛々と去ってゆく幹部達の背
を無言で見下ろしていた士は、ただ一人残った海東へと声をかけた。
「それで?」
「だから、何時になったら君は主語というものをつけてくれるんだい?」
 いつかと同じようなやり取りに溜息をついた海東が、階段下から士を見上げた。
「あの世界は完全に消滅したし、僕と君以外あの世界から橋を渡って出た人間はいない。君の言いつけの
とおり、大ショッカーの渡れる世界はくまなく探したが、何処にも彼女の姿はなかったよ」
 いい加減に諦めろと言外に突きつける海東の言葉に、士は無表情のまま肘かけを掴んだ指に力を込めた。
暗く思いつめた瞳を上げ、次元の狭間で揺れ動く数多の世界を睨む士に、海東もまた軽く肩を竦めると広
間を後にする。
 がらんとした玉座の間に一人残った士は、ゆっくりと、しかし確実に距離を縮め続ける世界の姿を見つ
めながら、ナツミが残した言葉を思い返した。
「いいだろう……世界は必ず、俺が救ってやる。それが、俺とお前とのたった一つの約束だ」
 ナツミ、と小さくその名を口の中で呼んだ士の目から、一粒の涙が零れおちた。

290名無しさんが妄想します:2011/05/10(火) 03:21:08
以上ですが、ここで終わらせると自分が鬱になるので続きます
読んでくれた人、ありがとう

あと、当初の予定だった「破壊者激情態 vs 大首領」は、展開に行き詰ったため途中で没にしました
忍法帳が回復したらこっそり供養しておきます……


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