PAPUWAでエロエロ～☆

90：七狼(マジ♂×シン♀、１)：2004/11/12(金) 21:47: ありったけの声でいつもの罵声を浴びせると、シンタローは父親であるマジックの私室から飛び出した。
士官学校入学を目前に控えた今日、呼び出されて来てみれば、出たのは士官学校入学の取り止めを説得する言葉だった。
シンタローが大嫌いな『女の子なんだから』のおまけまでつけて・・・。
「っんとに信じらんねー。何考えてんだよクソ親父。」
機械がＩＤカードを読み取る僅かな時間にすら苛立ち、漸く開いたドアに滑り込むと、青系統で統一されたベッドに勢いよく身体を投げ出す。
初めてマジックに反抗したのは、確か九つを数えた頃だったはずだ。
"女の子の色"と同級生にからかわれたピンクが嫌で、フリルのついた可愛らしいクッションを窓から投げ捨てた記憶が、おぼろげながら残っている。
あの時は子供ながらに酷いことをしてしまったと、後ろにいる父親を振り返られずにいた。
後になってティラミスに、部屋の調度品はマジックが集めたのだと聞いて、後悔が更に深いものになったのは言うまでもない。
「ウゼェ・・・シャワー浴びて寝よ。」
思い出したくない記憶に蓋をして、シンタローは反動をつけて起き上がった。

新着レスの表示

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

掲示板管理者へ連絡無料レンタル掲示板