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FFのミッション解説(物語風味)

19<marquee behavior="alternate" width="20%" style="text-decoration:none"><font color="#c0c0c0">ドスケベ弟 (゚д゚)ネリナー</font></marquee>:2003/08/22(金) 19:35
”出るタイミングを失った”そんな事を考えていると。
「……おい、そこのおまえは誰だ?」
どうやら、見つかってしまったようだ。
仕方ないので、姿を現す。
「ガードにミッションを受けた冒険者です。」
正直、自分が冒険者と呼べるのか、まだ自信は無い。
「そうか、俺が出した命令書で来たってのか。しかし、遅かったな。
 もう、実験は終わっちまったさ。しかも、今また、魔導器が壊れたところだ。」
魔導器・・アジドの後ろにある変な物体の事だろうか?
どうやら実験中に壊れてしまったようだ。
「しかも小うるさい妹までノコノコ現れて、まさに、ふんだりけったりだな……。」
独り言のように、アジドは呟く。それから少しの間が有って
「 ふぅ……。俺はもう帰るが、せっかくだから、おまえには仕事をやるよ。
 ここまで来る間、ところどころに光る入れ物があったろう? 
 あの中には「魔導球」という魔法の玉が入ってるんだ。」
確かに、ここに来るまでに、そのような物をたくさん見かけた。
調べようと思って近づいたら、ゴブリン達に追いかけられたりもしたが。
「さっきの実験の失敗で、割れちまった魔導球があると思う。
 それを見つけて口の院に持って帰ってくれ。」
「解りました、体力が回復次第、仕事にうつります。」
その言葉を聞くとアジドは、出口に向かい歩き出した。
そして彼の前で止まり。
「ああ、それと……今、おまえが聞いたことは、人にペラペラ言うなよ。
 ……わかってるな?」
と言い残し、研究室から出て行った。

「・・・・言ったら、殺されそうだな。」
素直な感想が口から漏れた。


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