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関東の映画館

261お湯:2004/08/12(木) 00:23

上映の後は、シネマ・ツーの音響プロデューサー、井手祐昭氏による質疑応答が
行われました。
シネマ・ツーオリジナルの「KIC(キック)リアルサウンドシステム」の生みの親で、
Kは設計者の海藤氏とオーナーの川手氏のK、Iが井手氏のIとなっています。
業績一覧の中に、JR東日本新宿・渋谷発車ベルシステムというのがあり、あの
素晴らしいチャイムとどうやら関係がありそうですね。
まずは、スピーカーの紹介で、スピーカーは全てメイヤーサウンドのものを使用
しているとのことでした。
スクリーンの外の左右とスクリーン裏の中央は4ウェイで、それとサラウンドと
スーパーウーファーも型番をおっしゃっていましたが、メモを取っていませんで
した。
スピーカーは小型に見えますが、サラウンドはメインで使えるほどで、メインも
まだまだ余裕たっぷりの容量があるそうです。
スーパーウーファーは、無指向性ということで通常は分散させて置くそうですが、
重低音が直進して迫ってくるようにするために中央にまとめて置いたそうです。
あと、全てスピーカーの後ろにパワーアンプが付いている、パワードスピーカー
になっていて、映写室にアンプを置くよりも音質的に有利になるとのことでした。
劇場は、箱全体が建物から浮かせてあって、雑音の侵入に対してスタジオ並みの
配慮がなされているようです。
場内は、吸音材を張りまくって入ったとたんに耳がピーンとなるような不自然な
感じにはしたくない、とのことで、多少の残響がある空間にしたそうです。
実際に既存のホールにスピーカーを持ち込んでテストをして、いけると判断し、
そのテストと過去の失敗も含めたこれまでのノウハウをもとに設計したとのこと
でした。
床はコンクリートで壁も通常のものですが、壁が天井に向かって広がるように
斜めになっていて、天井は吸音性の高いものにしてあるそうです。
また、場内の前方と後方で吸音性能を変えてあるとのことでした。


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