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新人賞スレッド＠避難所
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>>359
そうそう。それは正しい。
ただし、量より質ね。
さて、ここでもう一つ考えてみよう。
小説を書くときは、自分の考えているストーリーを伝えるよね？
つまりイメージはもう出来上がっているわけだ。本来ならね。
君はちゃんと何を伝えたいか選別できてるかな？ 恐らく選別できてないと思うけど、これは常に考えながらやれば、慣れで出来るようになるからいいとして、
次のステップに行ってみようか。
イメージと言うものを正確に伝えるには無駄がどうしても必要になる。
その時の香りであったり、音であったり、見えるものであったり色々ではある。
これらを適切に混ぜ合わせることで、イメージの伝達は容易になる。
まず、君のもってるイメージが読者にそのまま伝わることはありえない。これは当たり前だね。
読者は文章を読んで、イメージを作り出す存在だからだ。いわゆる読者と作者の共犯関係がここに生まれているわけだ。
この共犯関係を楽しませるための無駄を作れる力量。それが小説における文章力と言うことだ。
この方法論が、大きな単位でみると、起承転結であったり、序破急だったりするわけだ。
文章ではどうすればいいか？ それは自分で考えることだね。考えるには小説をたくさん読むのが効果的だよ。
それだけじゃ、あれなのでヒント。人間の六感に関わる、又は真理の表現に着目しながら、文章を読んでみよう。手元の小説でいいよ。
それじゃ、ラストクエスチョン。どうすれば面白いと思える文章が作れそうか？ もし作家になりたいんだったら一生付きまとう疑問だ。
答えはもちろん無数。一つでも仮説を設けられれば、大きな前進になると思うよ。
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