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【真剣】雑板じゃーなる【激論】

498シュウ:2008/05/27(火) 21:38:58
【シュウ的戦争論】
・日本が何故第二次世界大戦に突入し、散ったのか。
それを日本の教育現場では残念ながら真剣に教えてもらえない。
そこで、私なりに客観的に簡潔にその事情を考えてみた。

第一次世界大戦の頃から問題になっているのだが、当時世界でとても脅威で力を持っていた国があった。
イギリスである。
イギリスは当時イラク(だったと思う)を押さえ、そこから安く石油を供給していた。
イギリスは石油を押さえ、その取引に自国のポンドを共通通貨にすることで莫大な収入を得ようとしていた。
どういうことかというと、ポンドは自国の通貨紙幣だから自国で紙切れから増刷すれば簡単に石油を手に入れることができたからである。
つまり、自国の通貨を世界通貨にすることが、世界を制することになる。(現在もこの考え方はアメリカが引き継いで行っている)
紙切れで金や財宝まで、何でも買えてしまうのである。
しかし、ドイツがオリエントエクスプレスラインをトルコを通じてイラクと繋げたことで、ドイツが簡単に汽車貨物で石油を手に入れることができるようになったのである。
そこで石油を独占したかったイギリスが第一次世界大戦をしかけたと言われている。

群雄割拠の世の中、日本は後にドイツ・イタリアと手を結ぶ。
当時、日本の周辺諸国は植民地の波に飲まれていた。
フランス・ポルトガル等の国がいたが、もちろん一番多かったのはイギリスの植民地である。
このままでは、日本も植民地化の危機にさらされ、遅かれ早かれ攻撃を受けかねない。
そこで、先手を打って朝鮮半島と中国北部・サハリンを植民地化し、徐々に他国の植民地を解放しながら南下していったのである。
もちろん、日本が逆に植民地にしていっているわけだし、全く現地の国民に甘かったわけではないと思う(戦争はやはり戦争だからである、そこは真摯に受け止めたい)。

日本の植民地計画の主たる目的は「アジアの解放」であったことは間違いないと思われる。
しかし、米英からすれば日本は脅威以外の何者でもなかった。
世界を制するには強国であり続けなければならない。すなわち日本は絶対に叩き潰さなければならない国となってしまったのである。
あとは皆さんご存知の通りである。

OPEC石油輸出国機構が発足してから、石油の購入共通通貨は米ドルとなった。
アメリカが産油第一位サウジと結託して、そうしたのである。
アメリカだけが紙切れで石油を買える。世界中が石油を買うために米ドルが欲しいから、アメリカのドルの価値が必然的に増大する。
第二位のイラクだけは米ドル以外でも売買に応じていた(言うことを聞かなかった)から、アメリカを敵にまわしてしまっただけなのである。(パパブッシュ→現ブッシュ)

自国の通貨を世界通貨にすることが、世界を制する。
戦争の主たる目的はそうなのだ。利権争いと金儲けなのである。
昔も今も実は全く変わっていないのだ。


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