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最終仕上げと上映について

1フィル:2010/01/16(土) 04:07:50
2時間弱のDV作品が完成し、作品を上映をする運びなのですが、その際のフォーマットや、上映方法などについていくつかご相談させてください。

画質などの面ではDVCAMに落とすやり方が一番良いとは思うのですが、デッキを持ち込む事が難しい為、DVDにしようかと考えています。

1・DVD+Rの8.5Gというもので2時間弱の映像を収録した場合に画質の劣化はどれほどのものなのでしょうか?

2・DVD+Rというのは相互性が良くないと、昔聞いた事があるのですが、今現在の立ち位置としてはどうなのでしょうか?

3・エンコードにあまり詳しくないのですが、画質優先でお勧めソフトがあったら教えてください。ビットレートの最大、最小といった事や、どういった形式に変換するべきかなど、何か注意点や上手なやり方がありましたら教えてください。

4・プロジェクターについての質問なのです。作品は720×480のスクイーズなのですが、これはプロジェクターの方で設定して縦横比をワイドモードに変更できたりするものなのでしょうか?

質問が多くなってしまいましたが、ご指南お願いします。

2高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/01/16(土) 14:19:04
 DVD化するとMPEG2圧縮により画質が劣化します。
 MPEG2は、動く被写体に関して画質が劣化しますので、動きが大きい時はレートが高く、その分、動きが遅い時はレートを低くなるようにして、データ容量の余裕を稼ぎます。
 そのため、圧縮方法はCBRではなく、VBRの方を選択します。
 また、一度映像を検査してから最適な圧縮方法を行う、2PASSを選択します。
 作品の尺をメディアの容量一杯に入るようにターゲットビットレートを決め、動きの速い時の最大ビットレートと、遅い時の最小ビットレートを割り振ります。
 この振り方は作品の内容と好みと使うツールによって変わってきますので、振り幅は試してみて下さい。

 24p作品の場合は、60iに2:3プルダウンしないで、24pのままオーサリングします。
 60iにプルダウンするとデータ容量が25%も大きくなるので圧縮率が悪くなりますし、再生時に櫛形ノイズやi/p変換による解像感の低下、スロー再生時の動きのひっかかりなど、画質に悪影響が出る事があります。
 音声はPCMで記録すると高音質ですが、音声データサイズが大きくなり映像のデータサイズを圧迫してしまうので、ドルビーデジタルなどで圧縮を行って音声データサイズを下げて、容量を画質側に割いてやると画質が良くなります。
 トランスコードに使うツールによりますが、設定が上手に割り振りできていれば、ダブルレイヤーのディスク容量なら、市販のDVDソフトと同等の画質にはなるはずです。

 日本ではDVD+RよりDVD-Rの方が一般的ではあります。
 互換性に関しては記録機器と再生機器とメディアとによって相性が変わりますので、心配な場合は事前に確認しておく以外にはありません。

 プロジェクターのスクイーズ対応は、プロジェクターの機種に依存しますので、事前に機種を調べて下さい。
 昔はスタンダードにプロジェクターにアナモフィックレンズを付けて上映する方法もあり、ケンコーやソニーからプロジェクター用のアナモレンズが市販されていました。

3フィル:2010/01/16(土) 17:43:36
高山さま、早速のアドバイスありがとうございます。
今はDVD-Rにも8.5GBのあるんですね。それにしてみます。
24Pのままオーサリングするというのは、フレームレートを23.976というのでいいのでしょうか?
それから、オーサリングに使う推奨ソフトなどもございましたらお教えください。
何度もすみません。

4高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/01/16(土) 18:57:48
 近年の再生機であれば、どちらでもあまり変わりませんが、やや古めだと-Rの方が互換性が良い場合があるという程度です。
 DVD+Rでも、ブックタイプを書き換えてDVD-ROMに見せかける裏技があり、それを使えばDVD+Rの方が互換性が上がります。
 いずれにせよ、上映環境のプロジェクターとプレイヤーの機種を事前に調べるか、可能なら事前にチェックさせてもらうのが良いです。

 24pのままオーサリングすると言うのは、素材が24pのファイルであり、オーサリングツールがそれを24pで焼ける状態であれば、それで大丈夫です。
 自分が使ってるツールでしか正確な所は分かりませんが、PremiereProCSに同梱されているAdobe EncoreDVDには、24pでオーサリングするモードがあります。
 PremiereProの24pシーケンスから直接「DVDへ書き出し」または「Adobe Media Encoder」から書き出しで、「MPEG2-DVD」形式を選択し、フレームレートを「23.976fps」を選択すると自動的にフィールドオーダーが「なし(プログレッシブ)」になりますから、GOP設定のMフレームを「3」、Nフレームを「12」にして、後は任意のデータレート等を設定し、エンコード、ライティングしてやります。
 プレイヤー、プロジェクター、共にプログレッシブ対応機で、デジタル接続されていれば、最良の状態で上映されます。


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