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次世代の業務レベルフォーマットは?

1sugisugi:2008/07/02(水) 22:58:04
だいぶごぶさたしておりますが、質問させてください。現在、AVCHDとHDVのフォーマットがありますが、ハイビジョンテレビで一般の視聴者が満足いくレベルで、編集効率やコストも考えて最適なフォーマットといったら、どっちが良いとおもわれますか?皆様のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

2高山カツヒコ(www.tepproject.com):2008/07/02(水) 23:44:01
 どんな用途に、どんな予算で、どれくらいの頻度で使うのか、どんな撮影スタイル、どんな編集スタイルなのかによって、適した撮影フォーマットは変わります。
 それに好みも加わるので、どっちが良いかというのは一慨に言えないものです。
 また、放送に使うのが目的なら放送規格の上限があるので、どんなに画質の高いフォーマットを使っても画質は頭打ちになります。
 ソフトで販売するのならば、今はすべてが過渡期なので、フォーマット以上にキャメラの機種によっても画質が変わってしまいます。
 止まってる時の画質に対する、動く被写体の解像感の劣化度合いも、機種によってコーディックの性能が違うし、使うモードによっても変わるので一慨に言えません。

 HDVは民生用ではもう新機種が少なくなってしまいました。
 業務用でも別のフォーマットも含めていろいろとあって、将来的にどうなるかは正直見えない感じです。
 AVCHDは少ないメモリーサイズで運用できる事から今後民生用として普及は進むでしょうが、ベースがH.264と言う複雑な圧縮方法なため、まだまだ編集がスムーズに行えません。
 将来的にマシンスペックが上がっていけば、それも何とかなるのでしょうが、今現在の話としては難しいものです。
 業務に限定するならばAVCHDよりも編集の親和性がよいAVC-INTRAと言うフォーマットがあります。
 XDCAMと言う方向もあります。
 どちらも今後の普及がどうなるかは、わかりません。

 いずれにせよ、今現時点の低価格HDTVの撮影フォーマットは過渡期なので、どれも帯に短したすきに長しで、最適なものは存在しません。
 どうせ今の感度が低い低価格HDTV機種が今後長期にわたって主力で使えるわけではないので、当面は今のご自分の用途と照らし合わせて妥協できるものを使って、時期が来たらフォーマットごと適したモデルに切り替えるくらいのつもりの方が良いでしょう。

3sugisugi:2008/07/02(水) 23:57:37
高山さま、さっそくのレスありがとうございます。やはりHDTVは過渡期なんですね。ならば当座の私の環境はいまだSD画質なので、しばらくは今のままで様子を見たほうが良さそうですね。将来的には舞台撮影やピアノ発表会等をDVDかブルーレイ納品で出せる環境を考えているので、それまで貯金に精を出します(笑)いつも的確なアドバイスありがとうございます。お会いした事はありませんが、高山様は師匠のような存在です。これからもよろしくお願いいたします。

4高山カツヒコ(www.tepproject.com):2008/07/03(木) 01:01:59
 HDTV機はまだ感度が低い機種が多く、編集も重いですし、素材の保存方法もまだ満足のいく方法が確立していませんから、SDTVで良い用途なら、当面はSDで使いながら様子を見た方が良いかと思います。
 MPEG2のHDVも、H.264のAVCHDも、業務用には転送レートが高い画質を上げたバージョンも登場してきていますし、技術進歩とともにコーディックエンジンの性能も進んでいますし、CCD技術も世代ごとに感度と解像度が上がっていますから、まだまだスペック面は上がっていくかと思います。
 今は、局への納品の関係でHDTVにせざるを得ない場合に、やむなくHDTVと銘打った機種を使う程度と考えた方が良いでしょう。
 後はせいぜい、16:9の納品が多い場合に、ネイティブで16:9のCCDを持ってる機種の方が画質的に有利という事で、HDTV機種をSDTV用途に使うケースもあります。

 私の場合だとDVX100AとHVX200を持っていますが、取材の時はやはり感度の良いDVX100Aを使用しています。
 16:9スクイーズワイドの時は、プログレッシブ時は気にならないのですが、60i時は垂直解像度が下がるので、スクイーズワイドの60iの時はアナモフィックレンズを併用しています。
 アナモを付けると0.75倍ワイコンを付けた画角になるので、ワイコン兼ねてアナモにしています。

5sugisugi:2008/07/04(金) 13:41:55
なるほど、良くわかりました。ちなみに最終的にDVD画質に落とす場合、DVX100AかBにアナモフィックレンズをつけて、16:9スクイーズワイドで撮ったものは、例えばピアノの発表会の舞台撮影等の場合、これを最近のプラズマテレビなどで視聴する際、そこそこ見られるものが出来るのでしょうか? 私が個人的にSONYのVX2100でカメラ側の設定で16:9にして撮ったものを16:9を維持したままDVDに仕上げたものをハイビジョンテレビで見たところ、ちょっと解像度が落ちた画質だったので、アナモフィックレンズを使った場合、見た目にだいぶ改善されるのかどうか知りたいです。すいませんが、宜しくお願いいたします。

6高山カツヒコ(www.tepproject.com):2008/07/04(金) 17:16:19
 改善されます。

 インターレースは垂直方向の拡大縮小は解像度低下を招きますので、インターレースCCDの場合、スクイーズワイドは垂直解像度劣化がしやすいです。
 インターレースでも、民生用に多いデジカメ機能の付いた高画素数のCCDからダウンサンプリングするタイプなら、4:3CCDでのスクイーズワイドでも、マージンが大きいので解像度は落ちにくいです。
 しかしVX2100やDVX100シリーズは、感度とS/N比を落とさないために、無駄に画素数を上げてはいないので、インターレースモードでのスクイーズワイドは垂直解像度が落ちてしまいます。

 アナモは、横方向をレンズで光学的に圧縮して撮影するので、撮影はスタンダードで行いますので、画素的な解像度低下はなくなります。
 ただしレンズの光学的な甘さが大なり小なり出るのと、最短撮影距離が長くなったり、望遠端でのフォーカスがあわせにくくなったりと言う面もあります。

 全く別の問題として、プラズマや液晶は、ブラウン管と違って変調度が高くてデジタルの圧縮ノイズが目立ちやすいので、DV圧縮やDVD圧縮のざらつき感が目立ちやすいです。
 特にハイビジョンテレビでは、DVDの圧縮ノイズが高解像度で再現されて目立ってしまう事があります。

7高山カツヒコ(www.tepproject.com):2008/07/06(日) 02:30:27
 センチュリーオプティクスというメーカーがあって、その用途に向けて、かなり以前からVX2000用のアナモレンズが発売されています。
 16:9 WIDESCREEN ADPT 170/2100
 http://www.schneideroptics.com/Ecommerce/CatalogItemDetail.aspx?CID=1072&IID=873

 VX1000時代には、上映時にプロジェクター用と併用できるアナモレンズがSONYとケンコーから発売されていて、今となっては使い道も少ないですが双方とも持っています。

 DVX100と同じように、アナモレンズを付けて4:3スタンダード設定で撮影し、編集の時に16:9のプロジェクトで読み込み、「フッテージを変換」でピクセル縦横比を「1.2(ワイドスクリーン)」にしてやって編集を行います。


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