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遊★戯★王エロパロスレ避難所

43/5:2010/06/07(月) 23:02:23

 ヂェミナイ・エルフの妹であるローラは、森の中を歩いていた。
(このごろ暇ね)
 木々の間から見える青空を見上げて、一人ごちる。
(買い物も早く終わったし、散歩でもしてから帰ろうかしら?)

 突然、その巨躯が木の裏から目の前に現れた。
「……え?」 
「よう」
 手を上げて挨拶をする。記憶にはあったが、随分前であったため名前をすぐに思い出せない。

 いきなりその男の手のひらが、ローラを弾き飛ばした。
「きゃあっ!?」
 土の地面を転がるエルフ。荷物が至る所に散乱する。
 エルフはすぐに顔を上げて、相手を見た。
「ブラッド・ヴォルス!?」
「こんな簡単にぶっ飛ばされるとは、戦闘の感が鈍っているんじゃねえのか?」
 ヴォルスはすぐに駆けだし、追撃を始める。

 森の中での戦闘が始まる。
 だがヂェミナイ・エルフは二人一組のコンビネーションで闘う者。逆に言えば、一人の力は二人の時の半分以下。
 二人揃ってやっと互角であったヴォルスにかなうはずもない。
 勝負はすぐにけりがついた。

 土の地面に、ローラが仰向けで組み伏せられる。
 ヴォルスはエルフの足の上にまたがり、その細い両手を左手でまとめて掴んでいた。
「ど、どうしてこんなこと!?」
「ああ?」
 ヴォルスは空いた右手で、エルフの豊満な胸を掴んだ。
「こんなエロい恰好して、わかんねえのか?」
「!?」
 エルフは自分を見て、舌なめずりをする巨体に恐怖した。
「いやぁ、離して! 助けてカチュア!」
 ローラは叫び全身で暴れて逃げ出そうとするローラ。ヴォルスは面倒くさそうに、右手を離す。
 そして背負った斧を手に取ると、振り下ろした。


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