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放課後の吸血鬼
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:2005/05/31(火) 23:05:30
そこで目が覚めた。自室の布団の上だった。
暗い中、ジットリと汗ばんだ身体を起こして時計を確認すると、時刻は午前3時半。眠りについてからまだ30分しかたってない。
ぼんやりとした頭に、じんわりと記憶が蘇る。教室で異形の少女を見かけたのは確かだ。
しかし現実には、少女はさっと逃げ出し、自分も友人が待つ昇降口までダッシュで逃げ出していた。
その後、友人と共に教室に確認に行き、職員室に飛びこんで、救急車が来て、警察が呼ばれ、事情聴取を受け、帰宅できたのは夜の11時。
その間、哲晴はその幻想的な少女の目撃談を、誰にも語っていない。
吸血鬼の少女なんて、あまりにもあり得ないものだし、あっという間に消え去ったそれは、なんだか夢か幻のように思えたからだ。
幸いなことに長谷川は輸血を受けて一命を取りとめた。警察から帰る間際にそれを聞き、一同はほっと胸をなでおろした。
かなり疲れてたものの、その夜は布団に入ってもなかなか眠れず、ようやくウトウトと眠れたかと思うとこのありまさまだ。
哲晴は起きたついでに、惨めな気持ちで汚れたパンツを処理すると、再び床についた。
今度は朝まで無事に眠れた。
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