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放課後の吸血鬼

4538:2005/06/01(水) 00:32:35
「ぎっ。あっ。痛っ。やめ、てっ、お願い、やめてよぉぉぉっ」
新たに牙を突き立てるたびに、少女はビクッと震え、必死に懇願するが、そんなものは耳に入らない。
やがて、怪力で抑えつけなければならなかった、じたばたともがく少女の肢体は、血とともに生気を吸われ、次第に力を失ってゆく。
「あ…、うぁ…、た、助け…、お、お願…」
身体が抵抗する力を失い、ぐったりすると、叫び声も弱々しくなってくる。
ようやく、喉がひりつくような渇きが治まった。
本能的な食欲は去ると、代わりに感情的な血液欲がむくむくと頭をもたげる。潤えば癒せる本能とは違い、新鮮な血液は血液欲の炎をめらめらとより一層激しく燃え立たせる。
もっと、欲しい。紅く、新鮮な、血が。
ならば…、心臓だ。
鮮血に塗れた少女の肩から口を離し、ふうと一息つく。少女の口も言葉を紡ぐのを止め、ひっひっと引きつったような呼吸を繰り返す。
ぐったりとしたその身体を、ゴロリと仰向けにする。
「ひっ。や、何…。やめ…」
力が抜けてピクリとも動けない獲物は、恐怖に擦れた声を漏らす。そんな事より血だ。血だ。血だ。血。血。血血血血チチチチチチ……
興奮で眼をぎらつかせ、その胸元にガバリと覆い被さる。襟元に手をかけ、荒々しくバリッと引き裂く。一薙ぎで、セーラー服も下着もズタズタに引き裂かれ、胸が露わになる。
「ひぃっ」
もう、声も助けや懇願から、ただの呟きに変わる。
カップがずれて、頂のくっきりと目立つ苺色の蕾を露わにした、左の胸。その色は、肌よりも血色に近い。血を欲して、思わず口付けをする。
「いっ、ああっ。パパぁ。ママぁ」
ツプッと牙を突き立てると、獲物が弱々しく何か悲鳴をあげるが、そんな事はどうでもいい。残念ながら、あまり血はでない。なんどか牙をつき立ててチュウチュウと吸うが、さっきの方が血を良く吸えた。
こんなところではダメだ。やはり心臓だ。
そこから口を離すと、膨らみの頂きから麓まで、その色が溶けて流れたかのような一筋の紅線。
上体を起こして、じっと少女を見下ろす。向こうも、恐怖にカッと見開かれ、涙でぐしょぐしょに濡れた目でこちらを見上げる。その血色の頂きを持つ胸の膨らみは、恐怖で荒げた息でハアハアと大きく上下している。
その動きに興奮して、こちらの息もハァハァと荒くなり、頬がカッと上気するのがわかる。
鋭い爪をシャッと伸ばし、双丘の谷間にそっと当てる。


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