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放課後の吸血鬼

3730:2005/06/01(水) 00:18:45
まずは、さっきの続き。束縛されたまま、バタバタともがくポニーテールの少女を、軽々と持ち上げる。今度は恐怖を感じさせるために、正面からだ。
わざわざ目の前でカッと口を開き、普段は唇に隠てしまう小さめの牙をよく見えるようにする。
震える獲物の目が大きく見開かれ、逆に瞳孔がキュッと小さくなる。その眼の端に涙の玉が浮かぶ。
それを見てくすりと笑い、ひとまず食事を中断する。ペロリと舌を伸ばして、滴るその雫を舐める。頬を這うヌメリとした舌の感触に、ビクリと震える。
「ふふっ、あなた。美味しそうね」
そう、耳元で囁いてから、恐怖に震える首筋にガブリと牙を立てる。麻痺毒も分泌せずに、わざわざ新しい傷をつける。んうっとくぐもった呻き声をあげ、苦痛でその身体がビクンとのけぞる。
再び口腔に命の味が広がる。新たな傷に牙を突き立てたまま、流れ出る血をじゅるりと啜る。怯えてフルフルと震える様は、吸血欲をそそる最高の調味料だ。
一通り生血を堪能してから、恐怖で息を荒くしたポニーテールの少女をどさりと放り出す。そして、もう一人のご馳走の身に、これから起る事がしっかりと見える様に、ベタリと糸で床に留める。
次は、ショートカットの少女の方だ。
こちらの獲物は、友達が目の前で生血を啜られるのを見て、すっかり怯えきっている。じつに美味しそう。
少女の倒れている様は、巣に囚われた蝶のよう。アミが近づくと、仰向けに倒れている少女は涙を浮かべた目をぎゅっと瞑り、顔をそらす。
しばし思案し、今度は趣向を変えて楽しむことにする。


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