したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

夏コミ関連スレ(暫定)

809鈴鈴マーク2:2015/02/02(月) 01:54:25
「認めたくないものだな、自分の老いゆえの、過ちというものを…」
シャアだったら、きっとこう言うでしょう。
あまりに有名なこの台詞ですが、実は最初、スポンサーから酷評されたのだとか。
「こんなことを言うアニメは受けない」とか、散々言われたらしいです。
御大は未だに、それを言った人のことを許していないと、以前、インタビューに答えていました。
ですが今、この台詞が御大にブーメランで返って来てしまっていると、私は感じています。
ここ最近のGレコ、とうとうベルリとアイーダの出生が明かされ、更にクンパ大佐の秘密の一端が語られ、
人間ドラマの方で大きな動きがあったというのに、盛り上がりに乏しかったように思いました。
というより、秘密が解き明かされていく衝撃のようなものが、我々、視聴者側に伝わってきていなんですよね。
これは以前にも書きましたが、脚本に問題があるからに他なりません。
もちろん、富野御大は、ドロドロした人間ドラマをずっと書いて来た方ですから、
こういう戦闘以外のシーンが苦手、ということはありえません。しかし、Gレコに関しては現状、不十分と言わざるを得ません。
2クールしかないにもかかわらず4クール分の情報量を詰め込んだからだとか、色々と不十分になっている理由は挙げられるでしょうが、
でも、∀の頃の御大であれば、もっとちゃんとした脚本を書いていたはずです。
では、どうしてこのようなことになっているのか? 理由は一つだと推察します。
御大のファンとしては、これだけは考えたくなかったし、むしろ失敗だと思い込みたいのですが…
老い、だと思います。
演出面においては、円熟の境地に達している御大ですが、脚本の方に老いが出てしまっていると推察します。
あの独りよがりなものの描き方は、老人にある特有のものにも感じ取れます。
もし∀の頃の御大だったら、Gレコの内容は2クールでは無理と判断し、もっと内容を整理していたでしょう。
(この点は、ずっと現場を離れていたのも影響していたと思われます)
ここまで強引に詰め込むことはしなかったのではないでしょうか。
というより、10年前なら、御大はまだ4クールものを作れるだけの体力があったでしょうから、
内容を整理する必要は無かったかもしれませんが…。


Gレコ開始前、御大はインタビューで「名作ではないが傑作にはなる」とGレコを評していました。
実際、傑作になるだけの要素はあちこちに散見できます。
また、戦闘シーンになった際の富野台詞は、バッチリとはまっていますし、迫力もさすがです。
それだけに、脚本が若い人だったらなあと、思わずにはいられません。あまりにも残念です。
これから最終回に向けて盛り上がってくるはずですし、最後はしっかりと締めてくれると期待はしていますが、
残念ながら、今の状態では、BDマラソンをするわけにはいかない…というのが、
私の偽らざるGレコの感想ですね。
ですがもちろん、Gレコ、最後まで見届けますよ。終わりまで見て、初めて腑に落ちることもあるでしょうから。
終わりよければ…になってほしいですね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板