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雑談スレNEO

1916猟兵:2005/08/24(水) 15:47:36
この世には絶対読んではいけない詩があるそうだよ!
心の中で読むのはいいらしいけど絶対に声に出してはいけない。そんな詩を入手しました。

作者は、童謡・流行歌を作っていたことで有名な詩人、西條八十。

数あまたある西條八十のアンソロジー等でも、なぜかこの詩だけはどの作家や評論家も取り上げておらず、唯一この詩にお目にかかれるのは、大正8年に刊行された詩集『砂金』のみ。



一応詩を貼っとくけど、なにが起こっても僕は知らないよ??ってか今日の深夜に声に出して読もうと
思ってます。一緒に読んでやろうって人は僕に連絡してください。


では




トミノの地獄  西条八十

姉は血を吐く、妹は火吐く、可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、地獄くらやみ花も無き。
鞭で叩くはトミノの姉か、鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩けやれ叩かずとても、無間地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内をたのむ、金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にゃいくらほど入れよ、無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、くらい地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にゃ羊、可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、針の御山の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、可愛いトミノのめじるしに。


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