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●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?Part47○

112ルームサービスDON’T DISTURB24:2004/05/28(金) 00:02
暴走してしまった直後は、反省しきりだったのだが、ラーメン屋に行った後あらためて見ると、やはり自分のつけた跡が所有欲を満足させるのだ。
 他人としゃべるヒカルを見ると嫉妬を覚えるせいだろう。
 ………なんとも複雑な男ごころである。
 ヒカルはアキラの指が位置を変えるたびに軽くうめき声を漏らす。
 アキラがのぞきこむと、その顔は真っ赤で、唇は悔しいことでもあるように閉じられていて、布団をぎゅっと握った指は赤くなっている。
 「進藤………、ホントに恥ずかしいんだ?」
 顔をのぞきこむと、ヒカルは顔をマクラに押し付け、アキラの視線からのがれようとする。
 「どうして?」
 アキラは訪ねる、ヒカルはますます深くマクラに顔を押し付ける。
意地悪心の出てきたアキラは無理やり、ヒカルの顔をマクラから引き剥がした。
 無理やり仰向かされたヒカルは叫ぶように言った。
 「………オレはフィストファックなんか大嫌いだ」
 瞬間にアキラは血の気がひいた。
 「悪かったよ………」
  アキラはしょんぼりと言って、ヒカルを仰向かせていた手の力を抜いた。
 するとヒカルは再び布団に顔を埋め込む。
 アキラはめちゃくちゃに興奮したのだが、常ならぬ行為を強要されたヒカルはたまったものではなかっただろう、そのことは仕方がない。
 しかしそんなふうにアキラが反省しつつ見下ろした小さな黄色と黒の頭は次にコトバを発したのだ。
 「腕よりちいせぇおまえのが一番イイ」
 アキラは瞠目して体の下にいるヒカルを見つめる。
 丸く小さな、黒と黄色の独特な髪型、未だ細い肩、手の中に収まってしまいそうだと感じる(実際はそんなことはないのだが)体。
「進藤………」
 ヒカルの後ろ頭を撫でる。


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