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プチ住民(゚ε゚)キニシナイ!!

378探偵妄想 ◆pGG800glzo:2007/06/10(日) 19:30:41
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「・・・・・・何がおかしいって言うんだ?なぁみんな、オレは何か変なことを言ったかな」
楊海が一同を見回し、アキラに向かって肩を竦めてみせる。
アキラは動じず、言った。
「楊海さん。あなたは今言いましたね。厨房に誰かが潜んでいる気配がしたから、
相手を捕まえようと飛び込んでいった。けれど相手の背格好は見えなかった――と」
「ああ、そうさ。厨房の中は電気が点いていなくて真っ暗だったからね。当然だろう?」
「もし本当に真っ暗だったのなら、確かに相手の姿が見えないのは当然でしょう。
ですが、考えてもみて下さい。・・・真っ暗な部屋の中に何者かが潜んでいる。
その何者かは、凶器を持った凶悪な人物かもしれない。・・・そんな状況で、
電灯も点けず闇雲に部屋の中へ飛び込もうとする人間がいるでしょうか?」
「・・・・・・」

「確かに・・・、暗い中でいきなり斬りかかられでもしたら、おっかねえよな。
おい楊海、何でそんな危ないことしたんだ?」
倉田が不思議そうに訊くと、楊海はフーと溜め息交じりに笑って答えた。
「簡単なことさ。オレも初めは電気を点けようと思った。でも、
スイッチの場所が見つからなかったんだよ」
「あー!そう言えば」
合点がいったように倉田が壁を見遣る。
「ここの厨房、スイッチの場所が棚の陰になっててちょっと分かり難いんだよな。
オレもさっき、少し迷ったんだ」
「だろ?おまけにオレの時は、相手がいつ襲いかかってくるかも分からない、
一刻一秒を争う状況だった。だから咄嗟の判断で電気を点けるのは諦めて、
そのまま部屋に飛び込んだんだよ。・・・これで分かってくれたかな?」
楊海がおどけた仕草でアキラに笑いかけると、アキラは首を横に振った。
「残念ですが、それは通りません。・・・楊海さん」
「何?」


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