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プチ住民(゚ε゚)キニシナイ!!
342
:
断点・5 </b><font color=#FF0000>(b71tdwpI)</font><b>
:2004/06/15(火) 00:25
「打ちたかったんだ。オレが。佐為じゃなくてオレが、おまえと打ちたかったんだ、塔矢。」
訳がわからない、という風に塔矢が首を打ち振る。
「じゃあ、あれは?囲碁大会の三将戦。あの時打ったのは?」
「最初は……途中までは、佐為で、…でも、途中から、オレが……」
「じゃあ……インターネットで打ったのは……?あれは……」
「……ネットで、…………打ってたのは佐為。オレは……佐為の言う通りに置いただけ。」
「じゃあ、やっぱり、あの時、インターネットカフェで、キミは碁を打ってたんだな。
それなのに、ボクにはsaiなんて知らないって嘘をついた。」
痛い。心臓がギリギリ痛む。そうだ。オレはふざけた振りして、サイなんて知らないって言った。
「じゃあ、お父さんと打ったのは、あれもsaiなのか?」
塔矢の問いかけにオレは頷く。
そうだ。あれも佐為だ。塔矢先生との新初段。ネットの佐為と塔矢先生の対局。
あの頃はこんな事になるなんて、思いもしなかった。
それなのに、どうして。
「キミが打ってきた碁の、どれがキミの碁でどれがsaiの碁なんだ?」
痛ッ。
「進藤、彼は今…どこにいる。」
ぎり、と腕を掴まれて、オレは思わずその痛みに顔をしかめる。
けど、塔矢はそんなオレに気付かずに声を荒げる。
「saiとは何者だ?そして、今、どこにいる?答えろ、進藤!」
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