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プチ住民(゚ε゚)キニシナイ!!
242
:
tomorros(19) </b><font color=#FF0000>(b71tdwpI)</font><b>
:2003/10/10(金) 01:37
なのにそんなこちらの当惑など知りもせず、太平楽に寝ているキミ。
そんなキミを見ていると、泣き出したいような胸の痛みが更にぎゅっと締め付けられるように感じた。
「進藤……」
震える声が零れ落ちてしまって、はっと口をつぐんだら、
「……ぉや…?」
寝ぼけたような声が返ってきた。
起こしてしまったのだろうかと怯えながら、それでも彼が応えてくれたのが嬉しくて、
「進藤……」
もう一度そっと彼の名をよんだら、そうしたら彼は、目を閉じたまま優しく笑って、まるでそうするのが
自然なことのように、手を伸ばしてボクの身体を引き寄せた。
え、と思う間もなく、そのままボクは彼に抱き寄せられ、気付いたらボクは彼の腕の中にいた。
温かい。
心地の良い温かさだ。
進藤は目覚めた様子も無く、ボクを抱いたまま、先ほどと同じように静かな寝息をたてていた。
その安らかな寝息が、温かな体温が心地よくて、ああ、彼が好きだ、と思った。
「……進藤…………キミが…好きだ…」
思うと同時に、その言葉は自然にボクの口から滑り落ちて、ああ、そうだったのか、と、自分の声を
聞いて、ようやく腑に落ちた。
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