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魔境避難所

1636泥中の蓮・後日譚─貪婪─ ◆lRIlmLogGo:2015/01/13(火) 23:20:41
「ぁはあっ……はぁ……はー……あ、あ……」
涙混じりの喘ぎが、アキラの期待感を否応なしに高める。ベッドの端の方に手を伸ばし、おざなりに
シーツで滑りを拭ってから、ダンボール箱をまた漁る。取り出したのは全長がアキラの掌よりやや小
ぶりな、透明で内部が中空の、強いて言えばステムがずんぐりしたゴブレットに似た形状のものだっ
た。ブリスターケースの厚紙部分を雑に破いて出すと、素材はガラスではなく弾力のある樹脂で出来
ているのが判る。決定的にゴブレットと違うのは上部から底までトンネルになっているところだ。
サイズは最大のXLを選んだ。外国人基準の製品で、Mサイズでも日本人にはきついだろうと但し書き
がついていた。小柄で腰骨の幅も狭いヒカルが、その中でも最大サイズをこれから飲み込むのだと思
うと興奮も最高潮になろうというもの。口内に次々溢れる唾液が今にも唇から垂れそうだった。
荒くなる息を抑えようともせず、アキラはそのゴブレットもどきをヒカルの唇に押し付けた。
「咥えろよ」
「……え、無理、デカすぎ……つか何、それ」
確かに大きい。押し付けた口の部分は恐らく六センチほど、胴体の膨らんだところは説明によれば七
センチ以上。ヒカルが無理だと言うのも頷ける。
「おまえをこれから天国へ連れて行ってくれる案内役さ。いいから咥えろ」
二人称が変わった事に、ヒカルがたじろぐような表情を見せる。
これまで一度も、口に出して彼をおまえ呼ばわりしたことは無かった。そうしたいと思ったことは皆
無だったから。
子供だった頃、アキラを翻弄した彼の正体が掴めず苛立っていた時に心の中でそう呼ばわった以外。
咥えようとしないヒカルに業を煮やし、アキラはゴブレットもどきの口の部分を指で挟んで潰し、折
り畳むようにして唇の間に押し込んだ。ヒカルの口内で、それは凶悪な原型を取り戻した。
「ぅご、あっ……!」
「噛むなよ。口開けてろ」
可塑性のあるシリコン樹脂で出来たそれは、噛めば容易く口を閉じられる。アキラはそれを禁じ、底
部のストッパーぎりぎりまで咥えさせた。径が大きすぎて喉を突くのは不可能なようだが、充分唆る
光景だ。
「お゛ぁ、あ゛、っ」
何度もえずき、込み上げる嘔気に苦しみ悶えるヒカルの姿に、忍耐の限界だと下半身が訴える。その
目的で後ろを解したのではなかったが、まあ構わない。
「さっき、おまえナマで欲しいっておねだりしてたよな。食っていいぞ」
頭に描いていた想像図に、更なるデコレーションが追加され。アキラの期待は一段と膨れ上がった。
「ぐぅ……!う゛ぅ────ッ!」
ずん、と一息に突き入れられ、ヒカルは涙を流しながら喘ぐことすら許されず、ただ呻くばかりだ。
「っく、緩いぞ進藤、もっと締めろよ」
念入りに柔らかくした所為だろう、一突きで根本まで嵌まった。緩いと罵ったが、そんな事はない。
口中を占拠する大きな異物への反応がそうさせるのか、ヒカルの内部はきゅんきゅんとアキラの肉棒
全体を締め付けて扱きたててくる。
「ん゛ッ!ん゛おぁう゛う゛う゛!」
異物が中空ゆえに窒息こそしないものの、相当苦しいのが判る苦鳴がたまらなく官能を掻き立てる。


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