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魔境避難所
1049
:
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:2003/08/27(水) 21:05
3
その姿を美しいと思った。もともと容姿が優れていることもあったが、怒りが彼の美しさを
より一層引き立てているような気がした。怒りが彼の原動力であるかのように、酷く輝いて見えた。
緒方は、吸い寄せられるように彼の側へと近寄った。繊細な顎を軽く持ち上げ、そこに自分の
唇を重ねた。たかだか、コップ一杯の…五パーセントばかりのアルコールに酔っていたのかもしれない。
アキラは抵抗しなかった。緒方の手が身体をまさぐり、シャツのボタンを外し始めても
身動ぎもせず、 黙って身を委ねてきた。
アキラが自分に対して恋だの愛だのと言う感情を持っていたとは思わない。彼はただ、
性に対する純粋な好奇心と、心の中の靄を吐き出す場所を求めていただけだ。
ヒカルへの絶望と怒り…そして、切り捨てようとしても何故か出来ない自分への苛立ちと
戸惑いが彼の胸の奥で荒れ狂っているのがわかった。
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