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魔境避難所

1022パパ:2003/08/07(木) 01:21
懐沙の賦<かいさのふ>ってのは、
中国の戦国時代末期の楚の屈原って人が国外追放されて
失意の内にふところに石を入れて入水自殺した時、遺言に作った詩の事だぜー。
「沙石を懐(いだ)いて身を投げ入れる」って意味らしい。
この屈原の命日の五月五日に竹筒に米を入れて水に投げ込み彼の怨霊をなだめる
風習が粽(ちまき)の起源だと言われてるんだぜー。

ちなみに、端午の節句ってのは昔は厄除けの日だったらしい。
「端」ってのはハジメの意味、つまり最初の午の日ってこと。
もともと五月の午の日が端午だったんだけど、後に固定されて五日になった。
一年十二ヶ月で五月は一番勢いが強いとされる。その中で午の日が特に強い。
時間にすれば正午が頂点。んな訳であらゆるものが強い端午の日は
悪いものの勢いも絶好調だと考えられたらしい。それを鎮めるのが端午の節句って訳だ。
五月五日にまつわるエピソードは他にもいろいろあるぜー。

以上、ウンチク終わり。


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