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プチ避難所
1339
:
CC
◆RA.QypifAg
:2014/06/28(土) 17:42:00
盤上の月4〜最終章〜(14)
「……あのまま進藤と付き合っていたら、世間から叩かれて碁を続けることに支障が出る可能性があった。
進藤もボクも付き合い続けるよりも碁を選んだんだ………普通の人には理解してもらえないと思う。
でもあの頃はそれしかなかった。そうでもしないと進藤はプレッシャーに潰されていたかもしれないから。」
「……塔矢君もヒカルも、付き合うことよりも碁を選んだ……ていうこと?
塔矢君はヒカルが周りからいろいろ言われてつぶれないようにするために別れたっていうこと?」
「そうだよ」
「………………………そこまでしても碁を続ける理由は何なの…………?」
アキラの言うことはあかりの想像外ばかりで、頭が混乱してしまう。
「……進藤はどう考えているかは分からない。でも多分……、ボクと大体は同じ考えではないかと思う。
生きているから……、生きるために……碁を続けるんだ。答えになっていないかもしれないけれどね……。」
「……………」
全てがあかりの想定外の返答ばかりだ。自分の想像を超えるところに、アキラやヒカルは歩んでいる。
あかりにはアキラやヒカルの生き方は、自分とは異質過ぎて理解し難い。そしてアキラはけして報われない
とを知りながらそれでも愛することを止めない。愛する人の幸せを心の底から切に請い願う、見返りを求め
ない想い。本当に真剣にヒカルのことが好きなんだ……それだけは、あかりには分かった。
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