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プチ避難所

1316CC ◆RA.QypifAg:2014/06/28(土) 16:54:19
盤上の月3(4)

盤上の月・3(テーマ核心部分)

碁を交えてでないと、今の自分達の関係を続けることは出来ない。ヒカルとアキラは碁を通して初めて深く
繋がれる絆。この世に碁というものが存在しなければ、自分とヒカルは会うことが無かったかもしれない。
アキラには碁神が、自分の運命を操っているようにも思えた。
自分の運命は、全て碁が握っている。でもそれを望んだのは、誰でもないアキラ自身である。
気付きたくない事実だった。
目を背けたい。だが出来ない。
棋士として生きることを、碁と共に生きることを決意したアキラにとって一番大切なことは、どんなことが
あっても碁を愛して打ち続けること。

そのためにアキラは、いろんなものを切り捨ててきた。
自分では捨ててきた自覚は無いが、碁を極めるために無用と思えるところは関わらないようにしてきた。
それが当然だと信じていた。これから自分が選択して進むべき路。
今まで辿ってきた同じ路を、これから先も自分は容赦なく選んで歩くだろう。


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