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508灑涙雨(7)</b><font color=#FF0000>(pdawnHik)</font><b>:2003/08/05(火) 01:54
誰よりも熱い、けれど誰よりも厳しく己を律する彼が、その枷を外して情熱のままに自分を求めてくれる
時、全身が震えるほどの喜びを感じる。
折り重なった身体の間で、彼が既に熱く昂ぶっていることを感じる。その熱をもっと感じたくて、同じよう
に昂ぶっている自分自身を擦り付けるように腰を動かす。一瞬、逃げるように動いた肩を掴んで押しと
どめ、非難するように齧り付くと、彼の口から鋭い息が漏れた。
お返しのように彼が身体の重みごと、彼自身を押し付けてくる。熱く火照る二つの身体の間でさらに熱い
熱が擦られあって粘液質の音をたてる。脳髄を焼くような快感に耐えられずに身体を捩じらせ胸を逸ら
せて熱い吐息を漏らした。

目の前に見せ付けるように押し出された淡紅色の飾りに、アキラは請われるままに舌を這わせる。刺激
を受けて明瞭な形を成してきた突起を舌で舐り、口に含み、軽く歯を立てると、ヒカルの身体がまたびくん
と仰け反る。腕を背に回しいれ、抱きすくめるようにしながらもう片方の胸にも同じような愛撫を与えてやる
と、もはや彼はすすり泣くような喘ぎを漏らさずにはいられない。
彼の下肢を割り開き、内腿を撫で擦りながら尚も執拗に胸部への愛撫を続けると、彼は抗議するように
頭を振り、彼自身をこちらの腹に擦り付けるように動く。そんな彼に小さく笑って、軽い音を立てて小さな
突起を解放してやり、そのまま間髪入れずに頭を下げ、熱い涙を溢している彼自身を口に含んだ。
頭上で制止する声が響き頭を引き離そうとする手を感じるけれど、構わずに熱く猛る彼自身を口内で弄
る。抗議の声が鳴き声に変わったのを見計らって強く吸い上げてやると、そのまま彼は口の中で弾けた。


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