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２１世紀の東アジア［３］
「２１世紀の東アジア・ファンタジー地図」は、以下のように記して、改定を行った
ことを述べた。
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「２１世紀・東アジア・ファンタジー地図」で、「北漢族国（別称：中華連邦）」
「揚子江連邦」「四川共和国」の三つの国がカバーしている領域が、概ね、前漢帝
国来の、ここ２０００年ほどのシナ民族（漢族）の版図である。実質的に、二千年
間ほど、この範囲が版図であった。
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しかし、改定版（第三版）の地図は、アップロードしていなかった。ここで、地図
をアップロードしておく。（註：最後に記す通り、勘違いしていた。地図はない）。
中華人民共和国は、どう考えても、この十年以内に国家崩壊するか、国家が分裂す
るとしか考えられない。経済的・政治的に、あまりにも無茶苦茶すぎると思える。
中原帝国は、古代より、「内患外憂」に苦しんだ挙げ句、国内では内乱・動乱が起
こり，更に外部より強力な侵略者が侵攻して、国家崩壊に至るのが常だった。
現在の中原帝国である中共は、過去と比較すると、「外患」として、それほど巨大
な問題がある訳ではないが、国内において矛盾があまりにも巨大となって来て、そ
れを強権や宣伝により、辛うじて抑制している状態である。何をきっかけに、国家
分裂、大動乱が起こるか分からない。その意味で、十年ぐらいの時間スパンだと、
中共は大きく変質すると思える。三国に分裂統合されるのは、まだ、秩序が維持さ
れている意味で、ましな未来である。
他方、ロシア連邦が国家崩壊するかというと、その可能性はあまりないようにも思
える。ただし、国力は低下し、ユーラシアにまたがる領土を維持できるかどうか、
疑問に思える。そこから、極東共和国の成立は、十分にありえる事態だと思える。
想像をめぐらせても、現実の方が、ファンタジーよりも、もっと驚くべき事態を用
意している可能性がある。
……と書いたが、第三版のファンタジー地図は、すでにアップロードしていた。よっ
て、以下の地図は削除する。
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