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不例会会場

1760南山鳥27:2016/09/20(火) 20:59:40
21世紀の東アジア[補足]
「21世紀・東アジア・ファンタジー地図」で、「北漢族国(別称:中華連邦)」
「揚子江連邦」「四川共和国」の三つの国がカバーしている領域が、概ね、前漢帝
国来の、ここ2000年ほどのシナ民族(漢族)の版図である。実質的に、二千年
間ほど、この範囲が版図であった。

もう少し過去に遡ると、戦国時代には、南部の揚子江連邦の版図は、漢族の勢力圏
に入ってこないし、四川共和国も、漢族の版図としてはあやふやである。更に春秋
時代や、商から周への王朝交代時代だと、「中国」の版図というと、「北漢族国」
と、北部揚子江連邦の一部になる。

北漢族国の領域も、北方は、多様な遊牧民族の勢力圏になる。(現在考える、「中
国」という国の起源は、黄河文化とそれによる共同体社会で、農耕民である彼らは、
勇猛な北方騎馬民族の侵略に常に怯えていたとも言える)。

商の時代だと、漢族の領域はもっと狭くなる。「北漢族国」の南半分ぐらいが、最
大領域だとも言える。
当時、揚子江流域や、その周辺には、漢族とは異なる、かなり多彩な揚子江文化圏
があり、四川領域には、これまた、漢族とは別の文化領域や地方国家、共同体があ
った。中国4千年の歴史などは誇張である。

4千年前となると、漢族が果たして、民族や文化として、まとまりがあったのか、
歴史的には、根拠があまりない。

なお、漢族領域が、北漢族国、揚子江連邦、四川共和国の三つに分かれるのは、歴
史的・文化的に必然性がある。中国の歴史では、北方の統一帝国が興り、以前の王
朝を南方、揚子江領域に押しやるのが、頻繁に起こった事態である。四川領域は、
曖昧な状態に留まることが多いのは、北方領域とも、南方揚子江領域とも、伝統や
歴史、文化に違いがあるのだと言える。

『三国志』で、三つの国に分かれるのは、三国時代に特有のことではなく、おおむ
ね、サイノ(Sino)の歴史では、こういう事態が起こっている。

なお、満洲連邦は、「満洲人+モンゴル人+他の遊牧民族の連合国家」で、朝鮮族
も、その一部であるが、満洲連邦に、帰属することを、いまの夜郎自大の妄想朝鮮
が受けいれるかどうか、疑問がある。

(なお、満洲連邦には、多数の漢族がいるが、かれらは排除され、時代と共に消滅
させられる。このことは、モンゴル連邦、ウイグル連邦、チベット国でも、同様で、
侵略者・破壊者・虐殺者の漢族人が、排斥され、最終的に、同化か粛正を通じて消
し去られるであろう。漢族が何をしたかを考えれば、自業自得である)。

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