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BIG TOWER
:2010/08/15(日) 23:58:24 ID:RGL4CVuE
クリスの問いを受け、巨人は続ける。
「人間を運ぶ際、手の平に乗せるのも良いが、
さっきも言ったようにそれだと片手が使えなくなってしまう。
肩の上や頭の上は、うっかり落してしまう可能性が高く、安定しない。
だがどっしりと太く、頑丈なチンコの上ならそうそう落ちることは無い。
こうして正面に居てくれれば、俺もクリスのことを目視できて、安心出来るしな」
そう言って巨人は、その場で軽く跳躍してみせた。
どすん、どすん!
巨体が跳ねたことで、周囲に小さな地震が起きた。
優しく跳んだ為、地割れが起きるような被害は無かったが、
木々が揺れ、あらゆる果物が枝から地面に落ちてしまった。
無論、その揺れをクリス自身も受けているのだが…。
「ひゃっ…!」
小さく悲鳴を上げると、クリスは咄嗟に目の前のチンコに抱きついた。
揺れが起こってもチンコ自身はびくともせず、クリスを支えてくれた。
「び、びっくりしたぁ…」
「突然すまなかった。
だが、これでクリスも解っただろう。
巨人の体に人間を乗せるなら、チンコが最適だということを。
人間と共に旅をするのであれば、巨人にチンコは欠かせないということだ」
「……確かに今のジャンプ、肩とか頭の上だったら、落ちていたかも…。
それにここなら、いざというときに掴まりやすいし」
言われれば言われるほど、巨人の言葉が正しいように感じてしまっていた。
そもそも、巨人の体に人間が乗ること自体、普通例を見ない事であるのだが…。
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