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バトルファックMシチュ支部第2避難所

1名無しさん:2015/09/29(火) 19:50:26
セックス勝負のシチュエーションの中でも特に一方的な女勝ちかそれに類する勝負を扱うスレッドです。

2幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 13:25:14 ID:qvKlpxwA0
「賭けBFを止めろって?」

少年につまらなそうな反応を返した幼馴染の少女は、服もバッグもブランド物で身を固めていた。

そのあどけない面影には、少年の後ろをちょこちょことついてきた遠い日の面影が残っているものの、
胸元を彩るきらびやかなジュエリーと、その下から突き出した挑発的な爆乳が、過ぎた時間を表していた。

「学校でも噂になってるんだよ。お前に賭け金を払うために万引きして捕まった奴だっている」
「そんなの、その男が悪いだけじゃん」
「ヒナ」
「ハルナよ。ハルト」

悠人が呼びかけた、小さい頃のあだ名を訂正して、陽奈は迷惑そうに鼻を鳴らした。
一緒にいると二人ともハルで紛らわしいね、と付いたあだ名。

「話ってそれだけ? じゃ、私はもう行くね」
「待ってくれ、ヒ…… ハルナ。だったら、俺と賭け試合をしてくれ」

悠人は顔を反らした陽奈の肩を捕まえて、その目を真っすぐに覗き込む。

「俺が勝っても、金は要らない。その代わり、もう賭けBFは止めるんだ」

陽奈はきょとん、と目を瞬かせた後、くすっ、と愉快そうに笑った。

「あはっ。いいよ。ハルトが勝ったら、なんでも言うコト聞いてあげる」

そして、

「その代わり、私が勝ったら、もう話しかけないでね?」

ぞっとするほど妖艶な瞳で、悠人の目を見つめ返してきた。

3幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 13:25:33 ID:qvKlpxwA0
陽奈が選んだのは、公営よりも設備の行き届いた私営のBF場だった。
当然、ここの払いも負けた方が持つことになる。

「さっさと終わらせちゃおっか」

そう言って適当に無造作に服を脱ぎ捨てた陽奈は、それでも妖艶だった。
自己主張の激しい、生意気な爆乳が顕わになり、しなやかな腰のくびれがそれを引き立たせる。

悠人も勢いよく服を脱ぎ捨て、この日のために鍛えた体を晒した。
雄々しく屹立するペニスは、悠人もまた、幼い日の少年のままではないことを表している。

「待てよ、ルールはどうする。フォールか、10カウントか」
「どっちでもいいけど? どうせハルトは失神するんだし」
「……いいよ。じゃあ、どっちかが失神するまでやろうか」

あまりに傲慢な陽奈の態度に、悠人も強い口調で答えた。

「OK、じゃ、始めましょ。ハルト。
 お金は期待してないから、せめて楽しませてよね」

「……ヒナ」

裸で向かい合った幼馴染は、ゴングの音もなく、互いの高まりに任せてその身をぶつけ合って行った。

4幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 13:26:08 ID:qvKlpxwA0
……先手は呆気なく、少女が取った。

陽奈が体をくねらせて、大きく爆乳をたゆませる。
ぷるん、と重力を無視して弾むオッパイから撒き散らされた色気に、悠人は思わず目を奪われた。

次の瞬間には、悠人の顔面に爆乳が直撃し、悠人は陽奈に押し倒されていた。

「ふん、ま、こんなもんかな。コレを防いだオトコなんていないしね」

陽奈はムッチリと詰まった雌肉の量と重さに任せて、悠人の顔面を圧し潰しながら、ビクンと跳ね上がったペニスを手に取って、扱いた。

「むぐっ、むはっ!!」

悠人はもがいたが、吸い付くような乳肉にたっぷりと口を塞がれ、反論どころか、呼吸もままならない。

その状態で、ペニスを扱かれた。
陽奈の手つきはすぐに本気では無いと分かるような乱雑なものだったが、その乱雑さが顔面を襲う暴力性と絶妙にマッチしていた。
悠人の体に、早くも激しい快感が突き抜ける。

「どうしたの? もう終わり?」

小バカにしたような、陽奈の声。
悠人は必死で抵抗したが、もがけばもがくほど陽奈の爆乳が顔の上で弾んでしまう。
快感に脳がシェイクされると、無防備になったペニスに強烈な快感が走った。たまらず、下腹に力を入れてこらえようとすると、
無防備になった唇に容赦なく乳首が押し込まれる。

上下同時攻撃に、悠人は悶絶した。

「あはっ、ほら、手加減してあげるからさ。少しは抵抗して見せてよ」

重い乳房が柔らかく浮き、窒息寸前の悠人の唇に空気が流れ込んでくる。
深い谷間で味付けされた酸素を、悠人はたっぷり吸い込んだ。

脳内のフラッシュが、白から桃色に変わる。

悠人は懸命に手を動かし、左手で陽奈の乳を揉みしだきながら右手で陽奈のクリトリスを探し求めた。

5幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 13:26:50 ID:qvKlpxwA0
「ふ〜ん……」

つまらなそうな声を出し、陽奈のフトモモが悠人の右手を挟み込む。

悠人は絶望に目が眩んだ。
残る責め手は、もはや目の前の乳房にすがりつくことだけ。
いけないと思いながらも、悠人は陽奈の乳首を舌で転がし、吸い付いてしまう。

「んっ…… ふふ」

陽奈に微かなダメージを与えると同時に、舌から脳髄まで甘い痺れが走った。

「嬉しいでしょ? 私の胸、ずっと見てたもんね」


どくっ!!

ガクガクと体を震わせて、悠人は絶頂した。



幼馴染の授乳手コキは強烈で、陽奈がつまらなそうに身を起こした後も、
悠人はまだ身動き一つできなかった。

6幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 16:11:48 ID:qvKlpxwA0
「うわっ、こんなに出しちゃって。しょーがないな……」

大の字になったままゼェゼェと息を荒げる悠人を尻目に、陽奈はべっとりと手にこびりついた精液を拭き取っていく。
無防備な背中は挑発的で、キュッと張り出したヒップがあざとく揺れながら悠人を誘う。
だが、悠人はまだ立ち上がることができない。

「……どうしたの? 早く立ちなよ」

たっぷりと10カウント以上の時間をかけて、精液を拭い捨て終わった陽奈が振り返って笑う。

「立てるでしょ? 手加減してあげたんだから。ほら」

バカにしきった物言いに、悠人はぐぅ、と荒い息の下から呻く。



強い。

覚悟はしていたつもりでいた悠人だが、初めて生で味わう幼馴染の爆乳は想像を遙かに超えた破壊力だった。
これが、小さいころはよく庇ってあげた、泣き虫のヒナの乳だなんて。

あまりにも強すぎる。



それでも、負けるわけにはいかなかった。
男の意地を振り絞り、力の入らない腰を奮い立たせて、悠人はゆっくりと立ち上がる。

「あはっ、もうフラフラね。手加減してあげたつもりだったんだけど、予想以上に弱いのね」
「くっ…… うるさい」

屈辱に対する怒りが、今にも倒れそうになる体を支えていた。
どうしてこうなってしまったのだろう。素直で愛らしかったヒナが、いつの間に男を搾り取る魔女になってしまったのだろう。

男を手玉に取り、見下し切った視線を浴びながら、悠人は奥歯を食いしばる。


ヒナが道を間違えたなら、俺がそれを正してやらないと。
それが、俺の役目なんだから!

「うぉおっ!! 行くぞ、ヒナッ!!」

雄叫びを上げて震える体に気合を入れると、悠人は陽奈に向かって飛び掛かった。



「はぁ……」

次の瞬間には、陽奈の爆乳が悠人の顔面を直撃し、悠人は陽奈に押し倒されていた。

7幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 16:12:44 ID:qvKlpxwA0
「ホント、おっぱいのことしか頭に無いのね、男って」

一度目と全く同じ手順で悠人を打ち倒した陽奈が、悠人の上に熨しかかる。

「その程度で私に勝つつもりだったの、ハルト?」

爆乳の一撃でもう蕩けそうになっている目を覗き込まれ、悠人は真っ赤になって視線を逸らす。

「ま、ハルトじゃこんなもんかな。アンタにしちゃよくがんばったんじゃない?」
「くそっ、舐めるなよヒナ! 俺は、まだまだこれからだぜ!!」

嘲笑を方向でかき消しながら、起き上がろうとした悠人。


「ハルナ、って言ってるでしょ」


むぎゅっ!


その股間に、陽奈が無情にも二発の爆弾を落とした。

声にならない声を上げ、悠人がバネのように仰け反って、またリングに沈んだ。

8幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 16:13:04 ID:qvKlpxwA0
「もういいよ? 別に期待してなかったし」

爆乳がムッチリとペニスを圧し包んでいる。

「ハルトも男なんだし、いつまでも女の子に実力の差を見せつけられるのもツラいでしょ?」

言葉通り、圧倒的な実力の差を見せつけながら、陽奈は鼻で笑った。
陽奈の乳に挟まれた悠人は、もはや弛緩した体を時折り痙攣させるだけで、なんの抵抗もできそうにない。

「終わらせてあげる。気持ちよくしてあげるから、無駄な抵抗しないでね」

陽奈の乳が、無造作に動き始めた。
可憐な手を添えられた白い柔肉が卑猥に形を変え、同時に蕩けるような柔らかさと烈しい弾力が悠人を襲った。

「うわぁぁあ!!」

あまりの気持ちよさに、悠人は上ずった無様な悲鳴を上げた。

チンポが溶けてしまったようだった。トロトロになったペニスを芯までこねられる感触に、
悠人の爪先が雷に打たれたようにピーンと反り返る。

ヤバい、悠人の脳に警鐘が鳴り響く。


陽奈にパイズリされ、敗れた男達は、その後も狂ったように陽奈に賭け試合を挑み続けた。

バイトの掛け持ちを重ねて学校に来なくなってしまった男。
万引きして捕まった男。
金も理性も尽き果てて、夜道で陽奈を襲った男は、その胸の谷間で帰り射ちにされ、未だに病院のベッドの上だ。


事なかれ主義で隠蔽体質の学校すら、限界に来ている。
これ以上、陽奈を放っておくわけにはいかない。

9幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 16:14:01 ID:qvKlpxwA0
いかないのに………………!



「ふん、コレすると、男はみんなダメになっちゃうのよね」

陽奈が雌の優越感に満ちた嘲笑を浮かべ、ベッドに横たわる雄を見下ろしながら爆乳を揺すっていく。

夢にまで見た陽奈の爆乳の谷間は、夢のような気持ちよさだった。

その柔らかさで、際限なく男根から戦力と戦意を吸い取っていく。
防御力がゼロになり、弱点が剥き出しになったペニスを、爆乳の弾力が容赦なく責め立ててくる。

全く力が入らない。

我慢するという選択肢を奪われた悠人の肉棒は、あまりにも呆気なく精液を吐き出した。



ぴゅ、ぴゅ、ぴゅ……
とく、とく、とく……

とろっ……



「あはっ、もう出ちゃった」

乳肉に包まれたまま、漏らすような射精をした悠人を見下ろし、陽奈が笑う。

「ま、30秒以上耐えた男なんて、いないんだけどね」

手慣れた様子で、乳を揺らしていく陽奈。
爆乳の圧力を受けて、びゅっと力の無いペニスから精液が飛沫く。

「ほら、エスケープしてごらん? まだやる気があるなら、離してあげるわよ」

「は、あ、ぁ」

嘲るような陽奈の言葉にも、悠人は喘ぐばかりで、答えない。

すでに目が虚ろになっていた。
完全に陥落したペニスは、緩んだ蛇口のように精液を垂れ流すばかりで、一向に射精が終わる様子がない。

女のようにイきっぱなしだ。

「……ふふっ、やっぱり、ダメか」

最初から分かっていたと言うように、リングを軽く2回叩くことすらできなくなった男をあざ笑う少女。

10幼馴染と乳撃の話:2015/09/30(水) 16:14:34 ID:qvKlpxwA0
「おっといけない。そろそろ止めてあげないと、死んじゃう」

精液と涎と涙を垂れ流すままにして、乳の下で無様に痙攣する悠人を、陽奈はゴミでも扱うかのように投げ出した。

陽奈の乳に挟まれてから、1分足らず。勝負が始まってから、3分と経っていない。
悠人はもう白目を剥いている。

「うわ、出し過ぎ。ほんとにオトコってのは……」

深い谷間を割り開くと、どろっとトロロでもぶちまけたかのような大量の粘液がリングに滴った。

「あーあ、ばっちいばっちい。シャワー浴びてこよっと」

完全に幼馴染の乳房に敗北した少年を置き去りにして、少女は歩き去っていく。



少年の戦いは終わった。

緩み切った鈴口から枯れた精液の残滓を滴らせ、力尽きた体を惨めに横たえながら、
失神した少年の顔には、だらしなく蕩け切った至福の笑みが浮かんでいた。



(完)

11名無しさん@バトルファッカー:2015/10/03(土) 23:55:58 ID:.bpjUA2U0
いいおっぱいだなあ

12名無しさん@バトルファッカー:2015/10/07(水) 17:15:02 ID:QMy6talU0
ぐっじょぶ

13男と女、世界最強決定戦:2015/10/10(土) 19:44:47 ID:YOtXBrvA0
『Man or Woman?』


男と女、どちらが強いのか?
シンプルにして永遠の命題をタイトルにした、4年に1度のバトルファックの祭典。


今代最強の男としてリングに上がったのは、日本代表の青年だった。
リングネームには慣例に従い、『SUSANO-O』……祖国の伝説における豪傑の名を戴いている。

業界最大手の団体の、男子世界ランキング1位であるギリシャの『ヘラクレス』、3位であるアメリカの『サタン』など、
層々たる猛者からの選抜である。
特に、崩壊した祖国の経済をバトルファックで立て直した英雄、ヘラクレスことアレクシオス・サマラス選手を抑えての代表選出は
大変な名誉だと日本中の男達が沸き立ったものだった。

スサノオは20代半ば。
肉体的にも成長と漲る若さを兼ね備え、精神的にも豊富な経験と柔軟さを併せ持つ最高の年代と言っていいだろう。

身長は180センチ弱と、世界の強豪に比べればやや小柄だが、鍛え抜かれた肉体の迫力は決して見劣りするものではない。
やや線の細い顔立ちは、繰り返した努力と闘争の果てに精悍さを刻み込まれており、
女を濡らさずにはいない野性的で本能的な男の魅力に溢れていた。

コンディションはベスト。

少年の時から憧れた世界最高の舞台で、青年は世界最強の男として世界最強の女を待っていた。

14男と女、世界最強決定戦:2015/10/10(土) 19:45:48 ID:YOtXBrvA0
やがて美しくも艶めかしい行進曲が鳴り響き、一人の女性が花道に姿を現す。

女子世界ランキング1位、フィンランドの『フレイヤ』
同2位、イタリアの『ミネルヴァ』

……世界中の男たちを、映像の中から微笑むだけで射精させてきた最強の美女達を押しのけて、
エジプトから来た少女がそこに立っている。


……『ハトホル』


エジプト代表の美姫は、『クレオパトラ』の名を戴くのが通例だった。
それがなぜ、彼女は世界三大美女とも呼ばれたビッグネームではなく、マイナーな古代の女神の名で呼ばれるのか。


スサノオは神話伝承の類には詳しくないが、いくつかのゲームでハトホルの名を見たことがある。
愛と美、太陽と豊穣の女神。


そのシンボルは、牝牛。


ゲームの中のハトホルは、例外なく爆乳の美少女として描かれていた。


ぷるん、ぷるん。


花道を歩く少女の乳房も、まさに愛と美を詰め込んだような、はちきれんばかりの美爆乳である。
優雅な歩みに合わせて揺れるたびに、敵であるはずの男たちから昂奮の鼻息と恍惚のため息が漏れる。

太陽の光を吸い込んで、琥珀の輝きを放つ褐色の肌。長い黒髪と深い黒の瞳。
宝石のような美少女だった。人を虜にする美しさと人を惑わす色気に、スサノオほどの男さえ一時、目を奪われる。

身長は170弱。世界のグラビアを飾る美女たちと比べれば、決して長身とは言えない。
それでも、規格外の爆乳と、それをさらに強調するベリーダンサーのような腰つきは、
トップモデルですら引き立て役すら務まるまいと思わせるほどの圧倒的な存在感を見せつけていた。

15男と女、世界最強決定戦:2015/10/10(土) 19:48:22 ID:YOtXBrvA0
「よろしくお願いします」

リングに上がった世界最強の女は、虫も殺さぬような微笑みを浮かべて、流暢な日本語で挨拶した。
おそらく、言葉責めのために憶えたのだろう。


「シャラフトゥナー」


拙いエジプト語で、よろしく、と返しながら、スサノオは早くも世界最強の男の誇りを背負って
彼女と戦わなければならない重責に汗を流していた。


未確認情報だが、ヘラクレスがこの試合を辞した理由は、ハトホルとのスパーリングが原因らしい。


一晩で50人の女戦士を果てさせた伝説さながらの英雄は、
この二十歳前の少女との一夜の後から、未だに病院のベッドの上にいるという……

16名無しさん@バトルファッカー:2015/10/12(月) 03:00:57 ID:6bzqQj5w0
支援

17名無しさん@バトルファッカー:2015/10/12(月) 16:44:37 ID:YFh5EU5w0
続き期待

19名無しさん@バトルファッカー:2015/10/20(火) 07:49:08 ID:4EAL5LX20
読めない

20名無しさん@バトルファッカー:2015/10/25(日) 07:07:41 ID:VFbQybcc0
あけ

21名無しさん@バトルファッカー:2015/10/25(日) 08:06:45 ID:VFbQybcc0
このシリーズの特に上原あいがお気に入り。
この子以前水泳やってたから、攻めに入ると四肢、体幹の力強さが半端なくでるね。
試合序盤のうちに、圧倒的に実力差があることを思い知る夫。
嫁の前で、若く身体能力の高い女子に徐々に追いつめられていく。
何とかこらえようとするが、2連続でノックアウトされ、嫁の目の前で賞金は上原の手に渡る。。。
たまりまへんがな。。

ttp://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=hjmo00296/

22名無しさん@バトルファッカー:2015/11/03(火) 08:05:38 ID:D4fgm/cM0
絶対負けられない戦いで惨敗する屈辱系BFも好きだが毎日幼馴染や近所のお姉さんに挑むも
毎回ボコボコにされてリベンジを誓うみたいな軽いノリのBFも好きだ。

23名無しさん@バトルファッカー:2015/11/03(火) 11:11:49 ID:wfKUxoZo0
毎日幼馴染や近所のお姉さんに挑むも毎回ボコボコにされてリベンジを誓うみたいな軽いノリのBFも好きだが
殺されるついでに屈辱与えるために射精させられるファックも好きだ

24名無しさん@バトルファッカー:2015/11/03(火) 16:15:42 ID:R8z8eVxc0
テクや身体の性能で圧倒されるのも好きだが、普通なら勝てるはずの相手に
試合前に興奮させられたり卑怯な手を使われて負けるのも好きだ。
(なんかよくわかんないけどこの流れに乗っておこう)

25名無しさん@バトルファッカー:2015/11/03(火) 20:23:54 ID:D4fgm/cM0
強かったはずのあの男選手が〇〇に惨敗するなんて……系のシチュのSSの場合、
最初に雑に男選手が前王者的な設定の女性選手に勝ってる描写をちょこっと入れるとその後の負けシチュが
際立つと思うからSS書く人はよかったら参考にしてほしい(他人任せ)

26名無しさん@バトルファッカー:2015/11/06(金) 00:54:29 ID:iQHpVSyc0
今日ニュースでやってたが、
欧米人の大きくて柔らかい胸は脂肪型乳房と呼ばれており、対する日本人の胸は高濃度乳房と呼ばれているらしい
スッゲェ気持ち良さそうなネーミングだと思った

27名無しさん@バトルファッカー:2015/11/06(金) 01:26:48 ID:4Pquw2TI0
それ病気だよ

28<削除>:<削除>
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29名無しさん@バトルファッカー:2015/11/11(水) 11:00:40 ID:.cR/k9/20
感情移入するともっと負けて欲しいと思うようになる

30名無しさん@バトルファッカー:2015/11/12(木) 20:51:12 ID:o2gjglmA0
そして続きが投稿されなくなる

31男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:34:58 ID:zLZfsWIg0
美辞麗句を尽くした、大仰な選手紹介。
煽られた観客達の大歓声が鳴りやまない中、ついに決戦のゴングが鳴った。
軽くステップを踏むハトホルの巨乳はゆさ、ゆさと艶めかしく揺れる。
凄まじい圧力だ。スサノオはそのプレッシャーに押されて後退しそうになる。
後退しなければ、魂ごと深い谷間に吸い込まれてしまいそうな気がした。

だが、最強の男として、女を前に退くわけにはいかない。

『男女決戦』と銘打った大会は、結局のところ各団体が毎年のように行っているのだが、
それでもその意味が薄れることはない。

16年前の『Man or Woman?』において、当代の『フレイヤ』が『マルス』を下した時の悔しさは今でも憶えている。
当時はいわゆる『北欧の天使』の隆盛期。
男性を表す記号の起源ともなった戦神の名を借りて、最強の美少女に果敢に挑んだローマの勇者は、
シックスナインで完敗した後、2度のパイズリで完全に骨抜きにされ、
最後は騎乗位で組み伏せられて聞くに堪えない甘い鳴き声を上げ、
一滴残らず精液を搾り取られて、干乾びた男根を全世界に晒してリングに沈んだ。

その日からクラスの女子たちが男子に見下した目を向け、明らかに態度が大きくなったこともよく憶えている。

自分が無様を晒せば、世界中の男たちがあの日の屈辱を味わうことになる。
スサノオは油断なく身構えながら、ゆっくりとハトホルに近づいていった。



にこっ



そんなスサノオの様子を見て、軽いステップを踏んでいたハトホルは破顔一笑した。

32男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:36:15 ID:zLZfsWIg0
そして、一気に跳躍する。

褐色のしなやかな肢体が猫のように舞い、気が付けば弾んだ乳房がスサノオの目の前にあった。

「なっ……」

躍動する爆乳はみっしりと重たげで、しかし、微塵も鈍さを感じさせない。
若い娘の魅力をただひたすらに詰め込んだ、魅惑の果実の強烈な誘惑。


むにゅっ!

「んむぅっ」

試合開始から7秒。スサノオの顔は10センチも身長の低いハトホルの胸に挟み込まれていた。



深い胸の谷間で濃縮された濃厚な色香に、スサノオの脳が眩んだ。
並の男なら、これだけで射精してしまっていただろう。それほどの威力だった。

「私の胸に見惚れていらしたのね」

鈴を転がすようなハトホルの声は、澄んだ美しさを放ちながらもたまらなく蠱惑的で挑発的だ。
流暢な日本語が、スサノオの耳から脳へダイレクトに溶け込んでいく。

「いいのですよ。たっぷりと味わってください」

ふにゅっ……

ハトホルの胸は大きく柔らかく、スサノオの顔はどこまでも沈んだ。

「男は絶対に逆らえない、この女神の乳房を……♪」

赤ん坊のように甘えてしまいそうになる、溢れんばかりの母性。
それでいて、挑発的な弾力を持つ雌の媚肉は、雄の獣性を烈しく煽り立ててくる。

男の欲望を丸裸にする乳だった。

激しく屹立したスサノオの巨根がビクビクと震え、腰がガクガクと揺れる。
早くも女たちの歓声と、男たちの悲鳴が上がった。アナウンサーが絶叫する。

マズい。スサノオは衝撃にもがくこともできないまま、ハトホルの乳房を味わってしまう。

見ただけでもヤバいと分かるオッパイは、触れてみればその想像をなお上回る凶器だった。
こんなもので責められたら、あっと言う間にボインドランカーにされてしまう……

33男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:38:04 ID:zLZfsWIg0
……すぐにでも、反撃しなければ。

スサノオは右手を乳房に添えて受け止めるように揉みしだき、左手をハトホルの股間へ伸ばす。


くちゅっ……


巨乳に視界を塞がれながら、スサノオの指は正確にハトホルの陰唇と肉芽を捕えた。

ほぅ、とハトホルが感嘆の吐息を漏らす。
反撃できた男など、ほとんどいなかったのだろう。

それでも、ハトホルは余裕の微笑みを崩さない。
スサノオの必死の愛撫を受けながら、胸に抱いた男を値踏みするように見下ろして、
そそり立った男根にしなやかな指を絡めていく。

スサノオのペニスがビクビクと痙攣した。
女体が男体に絡みつくような、艶めかしいせめぎ合いが始まった。

34男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:42:59 ID:zLZfsWIg0
せめぎ合いが始まって、10分。
20分制の1ラウンドも、半ばが経過し……



「ん…… くぅ……!」

ついにハトホルが、甘い鼻声を上げて身をよじった。
リングに愛液がぽたたっ、と滴り落ちる。豊満な褐色の丘の頂は深紅に充血していた。

「ァンっ!!」

尖り切った乳首に男の舌が絡むと、女の喉が仰け反る。



スサノオは強かった。



当然だ。ギリシャの英雄ヘラクレスを退け、世界最強の男に選ばれたのだから。

半年前の世界選手権。決勝でフレイヤに敗れさえしたものの、
準々決勝でアメリカの新星・ワンダーウーマンを死闘の末に下し、
準決勝ではデビュー以来無敗でミネルヴァを襲名した『陽気なイタリア娘』リリアーナ相手に
13回のダウンを奪われながら脅威の大逆転KOを成し遂げた。

決勝のリングに上がったスサノオは、最強の女神フレイヤに1ラウンドで優しく失神させられてしまったが、
準決勝でのダメージが残っていなければあるいは、と、
男性のみならず女性までもが思わず口にしたほどの男だ。



肉体、技量。精神力。そして女を蕩かす男の魅力。
男の中の男に生まれついた稀有な逸材を、研いて磨いて作られた
世界トップクラスのバトルファックランカー達の中で、なお燦然と輝く男の理想像。

それが当代『スサノオ』……海堂・大和という男だ。

35男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:43:50 ID:zLZfsWIg0
……そのスサノオが。


「あ、あふっ…… ふぁ」


だらしなくヨダレを溢れさせて悶えていた。


女に一声上げさせるのが限界だったのだ。
巨乳に犯された顔は全ての表情筋が溶けてしまったかのように緩み、
弛まず扱きたてられたペニスはハトホルの愛液に倍するカウパーを垂れ流して池を作っていた。

「うふふ……貴方みたいな強い男、初めてですわ」

熱い吐息を漏らしながら、余裕の微笑みを崩さずに少女が囁く。

囁きながらも、女の胸と手が別々の生き物のように動いていた。
ベリーダンスには体の各部を別々に動かす技術がある。その応用だろうか。
ハトホルのヒップが妖しく円を描くと、乳房と指が官能的なうねりを男の体に伝えていくのだ。

36男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:45:48 ID:zLZfsWIg0
「よくがんばりましたね……」

ハトホルは手からフトモモの間へとペニスを滑らせると、自由になった両手でスサノオの頭をかき抱いた。


「ご褒美よ♪」

「ンンっ!!」


顔が完全に豊乳の谷間に陥ち、褐色のフトモモにムッチリと挟まれた黒光りするペニスが
童貞のように真っ赤に発色した。

そのまま、フトモモを上下にこすり合わせるようにして、女の腰が小刻みに8の字を描き始めた。
伝家の宝刀、マイヤ。ベリーダンスの基本動作。
紀元前から何千何万という男の誇りを葬ってきた、古代の女神達の美しき舞い。

「〜〜〜〜〜〜!!」

どぴゅっ!!

巨乳に抱かれて悲鳴も出せないまま、スサノオのペニスが膨らんで爆ぜた。
夥しい量の精液が、世界中の人々が見守る中でリングに撒き散らされていく。

……最強の男の、呆気ない最期だった。

37男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:46:36 ID:zLZfsWIg0
「フフッ…… ジャミール♪」

もはや決着を確信したのだろう。ハトホルは言葉責めを加えることなく、母国の言葉で『可愛い男ね』と呟いた。
エスケープを告げるはずの口は深い谷間に埋もれ、タップするはずの手はすがるようにハトホルの腰にしがみついている。

ハトホルは手早く腰を回して、最後の一滴まで精液を拭い去ると、
男の限界を超えて健闘した、しかし無様にアクメに達した男の体を優しくリングに横たえる。

谷間から解放された顔は、涙と涎を垂れ流して白目を剥いていた。

女たちの歓声と、男たちの悲鳴。

聞きなれたBGMを背に、少女は優雅に身を翻して、ニュートラルコーナーではなく自分のコーナーに歩いていく。

戦いは終わった。
言うまでも無い、女の勝利だ。

男は珍しく可愛らしい意地を見せてはくれたものの、やはりただの一度も女を満たすこと叶わず、
いつものように栄光と名誉を欲望と快楽に売り渡して幸せになったのだ。


観客に軽く手を振って答えた少女は、自分が幸せにしてあげた男を最後にもう一度振り返り……

38男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:47:44 ID:zLZfsWIg0

 
 
 
「何処へ行く気だい? まだ夜は長いぜ」



黒目がちの大きな瞳を見開いた。



男がゆっくりと身を起こしていた。

まだ弛緩した唇の端によだれの跡が残り、芯が抜けた腰をふらつかせてはいたが、
蕩けていたはずの目にはギラギラとした闘志がはっきりと輝き、
搾りつくしたはずのペニスは堂々と勃起して、ハトホルの瞳を射貫かんばかりに迫り出していた。

男の大歓声。耳慣れない騒音に、ハトホルが形のいい眉をわずかに顰める。


「続きをしようか…… ビントゥン・ジャミーラトゥン(可愛いお嬢ちゃん)」


ヘタクソな発音が、褐色の少女をさらに苛立たせた。



ヘラクレスは、自分のベリーダンスを受けて立ち上がることはできなかった。
そんなヘラクレスでさえ、男にしてはありえないくらいのダントツの強さだと思ったのに……

39男と女、世界最強決定戦:2015/11/14(土) 13:56:57 ID:zLZfsWIg0
 
 
「……あらあら♪
 そうですね。このまま私の『おまんこ』も『パイズリ』も味わうことなくあっという間に終わってしまったのでは
 貴方も無念ですわよね?」

ころころと笑って、流暢な日本語で卑猥な言葉を囁きながら、ハトホルはゆっくりとリング中央へ向かう。



ヘラクレスとのスパーリングを思い出す。
あの時は、腰を抜かしたまま強がる男が面白くて、ちょっとやり過ぎてしまった。

この青年は、あれくらい自分を楽しませてくれるのだろうか。
ヘラクレスより一回り小さな、でも自分よりは一回り大きい、4,5歳年上に見える東洋の青年は?



「さ、次は貴方から…… どうぞ❤」

挑発的に笑った褐色の少女が、ついさっき青年から先手からダウンまであっさり奪った豊満な乳房を揺らして見せる。
立ち上がったスサノオの、ふてぶてしい笑みに、脂汗が浮いた。

40名無しさん@バトルファッカー:2015/11/14(土) 17:38:28 ID:FAkjBPdw0
ハトホルのおっぱいの気持ちよさそうな感じが伝わってきて最高でした。

45名無しさん@バトルファッカー:2015/11/15(日) 17:40:51 ID:jSGl7T0Q0
うおお!きたぁ!
続き期待

46名無しさん@バトルファッカー:2015/11/15(日) 19:17:00 ID:uD4mHoEE0


47名無しさん@バトルファッカー:2015/11/16(月) 20:11:34 ID:VbTQFT4k0
普通にエロ抜きにしても面白い内容だ
一方的にやられる展開じゃないのが素晴らしい

48名無しさん@バトルファッカー:2015/11/17(火) 20:33:53 ID:fOjW.2320
まさか続きが来るとは。面白かった、続きに期待!!

49名無しさん@バトルファッカー:2015/11/18(水) 03:12:13 ID:3L/StS9s0
おお……続き来ないのかな、と思って設定を拝借して書かせてもらおうかとまで考えてたけど、凄くエロい……GJ!
前戯の段階でこれだけエロいとパイズリはさぞかしすごいことになりそうだ……楽しみにしてます

50名無しさん@バトルファッカー:2015/11/19(木) 01:06:01 ID:4lh9sDsw0
>>49の書くものにも興味があるぜ!

51名無しさん@バトルファッカー:2015/11/20(金) 12:54:27 ID:4e/ffdAA0
>>49が分岐ストーリーとして書くのはアリじゃないか。
もちろん>>13の許可が出ればだが。

52名無しさん@バトルファッカー:2015/11/22(日) 01:42:21 ID:wBCjZdlQ0
>>39が来るまで繋ぎで一本投下しようと思う

53名無しさん@バトルファッカー:2015/11/22(日) 01:44:11 ID:wBCjZdlQ0
バトルファックは女が有利なスポーツと言われている。
それは絶頂に要する時間の生物学的な差異に一因があるだろうし、武器となる身体的部位の多さや、或いは男を確実に悶殺する幾つかの必殺技の存在に理由を見出すこともできるだろう。
しかしここ数年ほどはルールの改正や技術の進歩も相まり、男子の勝率は四割前後とかなり盛り返してきていると言えた。

そんな折、関係者から奇妙な話が聞こえ始めた。
東京に七箇所ある試合会場の一つ、『東京第四リング』。
そこで土日に試合が行われる場合に限り、なぜか男子の勝率が著しく落ち込むというのだ。

当初はただの偶然かと思われたが、男子全体の勝率が上がるごとにその傾向は顕著なものとなった。
プロ全体としての男子の勝率はルール改正以降上昇傾向であり、今年はついに史上初めて女子に勝ち越すかという瀬戸際まできている。
しかし『東京第四リング』での土日の試合に限っては三年ほど前から右肩下がりとなっており、今年に入ってからはなんと一度も男子が勝ててはいなかったのだ。

この勝率の落ち込みに加え、先日。『東京第四リング』に上がった男子王者が新人の女子選手に完敗するという事件まで起こり、ついにはこんな噂話が実しやかに囁かれるようになった。

——『東京第四リング』には、魔物が潜んでいる。




——第四リングの魔物——

54第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:44:52 ID:wBCjZdlQ0
——くだらねぇ。
忌々しい噂話を思い出した俺は、口の中だけでそう吐き捨てた。

あまりにもくだらない迷信だ。
甲子園にも魔物が住むという話はよく聞くが、あれは晴れ舞台で選手がガチガチに緊張することに原因があるのであって、別に実際に魔物が居てどうこうしているわけじゃない。
そんな迷信に踊らされるのは心の弱い三流だけ。実際に勝負を決めるのは常に己の実力のみなのだ。
それがこの俺——Aランクバトルファッカー、桐生裕也の信条だった。

『リングイン!』

レフェリーに促され、名乗りを上げながら噂の『東京第四リング』に上がる。
今日の相手は若手の『ハルナ』。胸のデカさこそ目を引くが、戦績もイマイチパッとしない新人だった。
こんなオドオドした女にこの俺が負けるわけが無い。

——こいつを完膚なきまでに叩きのめし、そんなくだらない迷信には今日限りで幕を引いてやる。

『ファイッ!』

ゴングの音と共に、俺は目を丸くしている新人めがけて駆け出した。

55第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:45:25 ID:wBCjZdlQ0
試合は序盤から俺のペースで進んだ。
組み合いからのキスで優勢を築いた俺はそのままハルナの秘裂に指を伸ばし、濡れそぼった花弁を一枚一枚丁寧になぞり上げた。ハルナも俺のペニスを握って応戦してきたが、Aランクの俺とはテクのレベルが違う。
手マンを浴びせたまま自慢の胸の先端を吸い上げると、ハルナは甲高い声を上げながら痙攣し、リングにペタンと腰をついてへたり込んだ。
楽勝だ。挿入に持ち込んでKOしてやる・・・と思ったが、そこでゴングが鳴り第一ラウンドが終了。俺はゴングに逃げられた形となった。

余裕綽々とニュートラルコーナーに帰った俺は、汗と愛液を拭いて試合用コンドームをつけ直した。
対面のハルナは目も虚ろ。その息をするのもやっとの様子を眺めながら、俺はもう確信していた。
やはり、このリングに魔物などいない。全ては一人歩きした噂話が作り出していた幻影にすぎなかったのだ、と。
ならばもう、俺の勝ちは揺るがない。きっと、これで他の選手や関係者たちも目を覚ますに違いない。

その時の俺は、そう思っていたのだった。

異変に気がついたのは、第二ラウンドが始まった直後のことだった。

56第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:46:19 ID:wBCjZdlQ0
カーンッ!

ゴングの音と共に、俺はハルナ目掛けて駆け出した。
俺の一投足に反応し、観客席から爆発するような声援が上がる。
その瞬間、

「っ!?」

ビリリ! 突然、背筋に甘い痺れが走り抜けた。
——なんだ?
不意打ちのような刺激に思考が止まり、頭の中にふわりと白い霞が掛かる。
時間にしてわずか1秒以下の空白。だがいかに実力差があろうとも、プロ同士の戦いでその一瞬の隙は致命的だった。

「あ」

と思った時にはもう遅い。
気がついた時には、肌色の双丘が視界いっぱいに広がっていた。
ハルナのあまりにも柔らかすぎる弾頭が、無防備な俺の顔面目掛けて迫ってくる。
ヤバい。避け切れ——

「うぷ・・・!」

『おぉっとっ! どうしたユウヤ! 第二ラウンド早々、いきなりハルナのおっぱいに捕まったぁ!』

怒号のような歓声と、驚愕したような実況の声。
それが1秒ごとに遠くなっていくように感じた。
顔中がいい匂いと柔らかさで揉みくちゃにされ、頭の中がどんどん蕩けていく。
マズイ、早く抜け出さなくては。
・・・、大丈夫だ。俺とハルナの実力差を考えれば、この程度のパフパフ責めはハンデにもならない。
このまま押し倒して挿入に持ち込めば、勝負は一気に——

57第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:47:04 ID:wBCjZdlQ0
「あ〜あ、とうとう捕まっちゃったぁ。
あはっ❤お兄ちゃん、なっさけな〜い❤︎」

——ゾクン、とした痺れが駆け抜けた。
押し返そうとした力が一気に抜け、逆におっぱいに押し倒される形になる。

『まさか! まさかの展開です! Aランクバトルファッカー・ユウヤ、ハルナのパフパフ責めに耐えきれず崩れ落ちたぁ!』
「まさか、嘘だろユウヤァ!」
「しっかりしてくれぇ!」

観客の罵声が乱れ飛ぶ。
俺は信じられない思いだった。一体、何がどうなっているのか。
事態を把握するために、俺は柔らかい胸の谷間で必死に首を振り、何とか外の世界を拝もうとする。男をダメにする弾力に顔中を擦り付ける形になるが、構っていられない。
捨て身の覚悟でもがき、どうにか視界を取り戻すことに成功した俺は——リングの外に、その姿を見つけた。

「あ、こっち見てくれたぁ。やっほー、お兄ちゃん❤︎」

それは、小さな女の子だった。
歳は10歳やそこらいったところだろうか。
観客席の最前列。車椅子や背の低い観客用に設けられたそのスペースで、リングのロープにぶら下がるようにしてクリクリとした目がこっちを見ている。
年相応に可愛い女の子。
だが、問題なのはそんなことじゃない。

(なんだ、こいつの・・・声!?)

その少女は、信じられないくらいに甘ったるい声をしていたのだ。
聞いているだけで脳みその奥からドロドロに蕩け、下半身から先走りが滲み出てくるような、蜂蜜で煮詰めたレモンみたいに甘酸っぱい声。
少女が一言囁くたび、全身がまるで愛撫されているかのようにジクジクと疼くのを感じる。
それは、正しく、

「ほらほらぁ、がんばれーっ❤︎
早く抜けないと、お兄ちゃんも、ほかのお兄ちゃんたちみたいにヘロヘロになって負けちゃうよー❤︎」

ゾクゾクゾク・・!
(う、ぁっ・・・!)

天性の素質としか思えない、とんでもないエロ声だった。

58第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:47:43 ID:wBCjZdlQ0
(そういう、ことかよ・・・!)

鼓膜を舐め回す少女の声援に耐えながら、俺はロープにしがみつく少女の手首を見て理解した。
少女がつけているピンクのリストバンド。あれは確か、この会場の年間パス。立ち見席限定でいつでも会場に入れるという代物だったはずだ。
きっと、少女は何度もここに足を運んでいるのだろう。おそらくは、学校が休みになる土日は毎週のように。
『第四リングの魔物』。つまり、その正体は——

「うわぁ。お兄ちゃん、すっごいカワイイお顔になってきちゃったね〜。
ねぇねぇ、出ちゃうの?白いおしっこ、もうピュッピュしちゃいそうなの?
あたし、はやく見たいなぁ。お兄ちゃんが〜、いっちばんはずかし〜お顔になるところ〜❤︎」

ゾワゾワゾワゾワ・・・!
(っ、やめろ! やめろ、もうしゃべるなぁ!!)

観客の声に混じることなく、少女特有のソプラノボイスは平然と響く。
少女が発する一言一句がさざ波のように体に響き、前立腺の辺りにキュンとした疼きがたまり続ける。
マズイ。このままじゃ試合にならない。レフェリーに抗議して止めさせなければ。
そんな考えが頭に浮かんだ瞬間、俺は愕然とした。

——言えるわけがない。
こんな小さなガキの声に欲情し、我慢できなくて追い詰められただって?
プロのバトルファッカーとして、口が裂けたってそんなことは言えるものか。
魔物の正体が明るみに出なかった理由を、俺はいま理解した。

「ふふ〜ん♪お兄ちゃん、こっち見ててくれるのも嬉しいけどぉ。
ねぇ、いいのぉ?おちんちん、いま大ピンチだよ〜?」
(な・・・に!?)

59第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:48:59 ID:wBCjZdlQ0
少女の声にハッとして、俺は慌てて下半身に目を落とす。
そして、背筋が凍りついた。
始めに見えたのは・・・勝利を確信したように、嬉しそうに細められたハルナの目。
そして、そのすぐ下でそそり勃つ俺のペニスに——それを今にもはさみ潰そうとしている、あまりにも大きな、ハルナの——

「待——」

ニチュゥ〜〜!!!!

「がっ! あああああああああああ!!!!」

背筋を電撃が貫いた。
凄まじい快感がペニスの芯を犯し尽くし、前立腺まで一気に蕩けそうになる。
パイズリ。今も昔も変わらない、女子バトルファッカー最大の必殺技だった。

「きゃはっ❤︎」

少女の笑い声が遠くで響く。
ハルナの胸が、試合用コンドームの上で激しくひしゃげている。
丈夫な試合用コンドーム越しだろうとも、バトルファッカーのパイズリを受け続けては男である限りひとたまりもない。
このままではものの数分でペニスは芯まで蕩け切り、精液が一滴も出なくなるまで搾り尽くされてしまうだろう。
一刻も早く脱出しなくては。

そう思った時だった。

「んっ❤︎ はぁ・・・❤︎」

あまりにも艶っぽい声が、俺の鼓膜を舐めずり上げた。

(あのガキ、まさか・・・!)

全身の性感帯を舐め回されるような快感を噛み殺し、俺は再び少女の方に目を向ける。
上気した顔。潤んだ瞳。右手はロープから外れ、下半身の方に伸びていた。
リングが邪魔でその下は見えないが、おそらくはスカートの中に潜り込んでいるのだろう。
・・・冗談、だろ。
こいつ、よりにもよって、ここでオナ——

「く・・・ふぅん❤︎ あっ❤︎ あっ❤︎」
(うわあああああああああああっっっ!!!!)

ただでさえ男の性感を直撃する少女のエロ声。
それで悩ましく喘がれては、俺はもうひとたまりもなかった。
あまりにもいやらしい少女の歌に悶絶する俺の下半身では、ハルナのおっぱいがムニュムニュと動き始めている。
俺の体は少女の声に感電し、ピクピクと力なく痙攣することしかできない。
こんな、バカな。この、俺が・・・!

「あっ❤︎ あっ❤︎ あっ❤︎ あっ❤」

強烈な快感に悶え狂う俺の醜態を楽しむように、少女の声がイク直前の規則的な物に変わっていく。
︎やめろ。そんな声を出すな!もうやめてくれ!マジでおかしくなる!!

「あん❤︎ や❤︎ もう、ん〜〜❤︎」

やめろおおおおおおお!!!!

60第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:49:52 ID:wBCjZdlQ0
「あっ❤︎ ああん❤︎ イ・・・ク〜〜〜〜〜❤︎」
「うわあああああああっっっ!!!」

少女が絶頂するのと、ハルナが俺のペニスを挟み潰したのはほぼ同時だった。
おっぱいの快感に直撃された俺の全身を、少女の絶頂の声が包み込んでいく。
頭が真っ白になるような、全身が焼き尽くされるような。
まるで少女の感じた快感がそのまま流れ込んできたかのような、凄まじい絶頂感だった。

「かっ・・・は・・・」

出しても出しても、精液は全く止まらなかった。
たった一度の絶頂で、精力を根こそぎ吸い取られてしまったような感覚。
あまりの快感に耐えきれず、意識が急速にブラックアウトしていく——。

カンカンカンカン!

観客の声と、ゴングの音が鳴る。
そのけたたましい雑音が、俺もまた魔物に敗北したことを告げていた。

〜〜〜〜〜

61第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:50:35 ID:wBCjZdlQ0
翌週。試合が無かった俺は、観客として『東京第四リング』に訪れた。
混んでいたので目当ての人物を見つけられるかは少し不安だったが、幸いにして小柄な姿は前回と同じ場所に陣取っていやがった。
おそらく、あそこが指定席なのだろう。助かったと俺は思った。

「やあ、君。ちょっとお兄さんと出かけないかい?」

そう声を掛けると、一拍おいて少女はこちらを見返してきた。
怪訝そうな表情だった。・・・まあ、当たり前だが。
しかし俺が変装用のサングラスを取って素顔を見せると、少女は呆気にとられたような顔になって、次の瞬間にはパーっと満面の笑みを咲き誇らせた。
「いいよ〜❤︎」
前かがみになりそうなほどのエロボイスで、少女ははっきりとそう答えた。

少女は七海ことりと名乗った。隣町の小学校に通う四年生らしい。
土日は親に通わされている音楽教室に行くためにこの街に来ているそうなのだが、思春期に入りかけの女の子としては音楽よりもBFの方に興味が湧くものらしく、三年前にふらりと立ち寄って以来、『東京第四リング』で試合がある日には帰りに少し寄っていくのが習慣になっていたのだという。

・・・余談だが、ことりは自分の声のエロさ加減を全く自覚していなかった。
自分が喋ると大人がみんな変な顔をするので、日常生活でもなるべく声を出さないようにしてきたそうな。
つい興奮して『ヤジ』を飛ばしてしまうBFの試合は、ことりにとっては本当に例外中の例外なのだという。

「ことりちゃん、君にはBFの才能があるよ」

近くの公園を歩きながら、俺はすぐさま行動を開始した。

「え〜、そんな〜❤︎」
「いや、プロの俺が言うんだから間違いないよ!君は最高!正に金の卵なんだ!
ことりちゃんさえ良かったら、俺が稽古つけてあげるよ!
BFって、見てるより自分でやった方が楽しいんだぜ!?」

魔物の素性を知った俺は、全力でことりの懐柔にあたることにしたのだ。
当たり前だが、ことりのためじゃない。
この生きたエロボイス発生装置が応援席に居る限り、『東京第四リング』で男子が勝つ日など永久に来ないだろう。この史上初めて男子が勝ち越すかという瀬戸際に、『第四リングの魔物』を会場に放置しておくわけにはいかなかったのだ。

俺が稽古という名目でことりと遊べば、少なくともその間はことりを会場から引き離すことができる。

「えっとぉ。ん〜・・・。まぁ、お兄ちゃんがそんなに言うならぁ❤︎」

会場でオナニーに走るほどのBF好きであることりが、プロからの直々の稽古の誘いを断るはずもない。
戸惑うふりはしたものの、殆ど二つ返事でOKしてくれた。
この日を境に、『第四リングの魔物』の噂は世間から急速に立ち消えていくことになった。

・・・唯一、誤算があったとすれば。
俺が完全にことりの才能を見くびっていたことだろうか。

62第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:51:04 ID:wBCjZdlQ0
初めは遊び程度の付き合いのつもりだったのだ。練習メニューだって、基本的なペニスの扱い方を教えて、フェラや手コキ基礎を俺に試させるだけ。
だが物覚え盛りのこのお子様は、俺の教えをスポンジのように次々と吸収していってしまったのだった。

一月もする頃には、一通りの性技の基礎を全て完璧にマスターしてしまった。
その頃にはことりも自分の声のエロさを自覚し始めたらしく、遊び半分で言葉責めまで織り交ぜてくるようになったのだから堪らない。
俺が本気でイカされてからはさらに責めに拍車がかかり、三ヶ月もする頃には必死に我慢しても五分ともたなくなってしまった。

俺は、ことりの才能に恐怖を感じ始めた。
もしかしたら俺は、魔物を排除したつもりでとんでもない怪物を育てているのではないか。

だが、今さら稽古を打ち切ることはできない。俺が手を引けば、『第四リングの魔物』はよりパワーアップした状態で古巣に帰ることになるだろう。
男のプライドにかけて、せめて今年いっぱいはことりを俺の手元に置いておかなくては意味が無い。
教えれば教えただけ強烈な責めが俺を襲うと知ってなお、俺は毎回新しいテクニックを仕入れてはことりに教授し続けなくてはならなかった。

そして、半年後・・・

63第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:51:40 ID:wBCjZdlQ0
「うわあああああああああああっっっ!!!!」

プニプニの土踏まずでペニスを挟み潰されると、もうどうしようもなかった。
俺はことりの尻の下で悲鳴をあげ、気絶しそうな快感に歯を食いしばって耐える。

「あはっ❤︎お兄ちゃん、またイっちゃったねー❤︎」

俺の腹の上で、小さな唇がクスリと笑う。
足の指だけで器用に試合用コンドームを取り外すと、俺に見せびらかすように搾り取ったばかりの敗北の証を口に含んだ。
クチュクチュといやらしい音が鳴り響く。

「ん〜。ほとんど出てないし、薄い〜。
まぁ、15回目だし? お兄ちゃん、『おちんちんもう出ないよ〜』ってカンジ?」
「ぁ・・・ぁ・・・っ!」

言葉責めをしながらも、ことりは後手に俺の乳首を弄るのを忘れない。
『相手が絶頂しても手を緩めず、一回でなるべく多くのダメージを与える』。
俺が教えた通り、いや、それ以上に容赦の無い責めだった。

あれから半年。実戦形式のスパーリングでも、俺はことりに全く歯が立たなくなっていた。
今やプロ顔負けの技巧となった性技の数々に、何よりも天性のエロ声をフル活用した言葉責め。
ことりに淫語を囁かれると、ことりの体のどの部分でペニスを擦られてもものの数分で射精させられた。
責められる前に責めろと手マンを食らわせれば悩ましい声で喘がれ、頭を真っ白のされたところでふにゅふにゅの脇に挟まれて搾り取られた。
あまりに短時間の連続絶頂に耐えきれず、這って逃げようとしたところで背中を踏みつけられ、仰向けにひっくり返されたところを両足コキで何度も何度も射精させられた。

どんなバトルファッカーとの試合でも、ここまで一方的にやられたことはなかった。
何度も快感で狂わされた俺には、もう抵抗する力も残っていない。全身がことりの淫語責めで蕩け切り、女のようにヒクヒクと痙攣し続けている。

「あ。コンドーム、もうなくなっちゃった。
・・・もうっ。お兄ちゃんのおちんちん、いくらなんでも弱すぎ〜!
せめて一回くらいぴゅっぴゅ我慢して見せてよぉ」
「う・・・ぁっ!」

足先でちょんちょんとつつかれ、丸裸のペニスが跳ね上がる。
軽く絶頂したが、空撃ちになるだけで精液はもう出てこなかった。
それを見て、ことりが嗜虐的に目を細める。

64第四リングの魔物:2015/11/22(日) 01:52:27 ID:wBCjZdlQ0
「まぁ、もうタマタマ空っぽになったみたいだし、別にいっか。
それじゃ・・・お兄ちゃん、今日はナマで入れちゃおっか❤︎」
「・・・、え?」

試合用コンドームが無くなった。
だから今日の練習は終わりだと思っていた俺は、ことりのその一言で青ざめた。

「ま、待て!やめろ、それは危険・・・」
「え〜?お兄ちゃん、もうセーエキ出なくなってるから大丈夫だよ〜。
それに・・・あたし、まだだし❤︎」
「ぁ・・・ぁ・・・」

幼さ故の残酷さだった。
目の前のこの少女は、試合用コンドームを単なる避妊具としてしか見ていない。
これが導入される以前、訓練された女子選手の本気の性技を受けた男がどうなったのか——

「じゃ・・・入れるね❤︎ んっ❤︎」

ヌプッ——!

「がっ!あああああああああああっ!!!!」

ペニスが腟壁で舐め回された瞬間、俺には天国と地獄が見えた。
この半年、俺の指導の下で訓練に励んできたことりの膣は、すでにバトルファッカーの武器として十分に完成していた。
三段締めが幼女特有の強烈な締め付けでペニスを扱き上げ、プニプニの子宮口が鈴口をペロペロと舐め回す。

「うわああああああああああっっ!!!!」
「あはっ、すっごい声〜❤︎
それじゃ。お兄ちゃん動けないみたいだから、あたしが動くね〜❤︎」
「ま、待て・・・待っ・・て・・・やめ・・・!」
「え〜?・・・う〜ん、わかった。お兄ちゃんがそこまで言うなら、やめてあげるぅ」

そう言って、ことりはゆっくりと腰を持ち上げていく。
助かった・・・とホッとしたのも束の間。
——パンッ!
抜ける直前で止まり、ことりは魔膣を思いっきり俺の腰に打ち付けてきた!

「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
「・・・あたしが満足したら、ね?
まぁ、その頃にはお兄ちゃん、とっくに気絶しちゃってると思うけどぉ❤︎
うふっ❤︎」
「や、やめ・・・!あ!?ああああああああああっっっ!!!!」

ゾッとするほど妖艶な笑み。
俺の絶叫を無視し、ことりはレイプを開始した。
腟壁でむき出しのペニスを舐めしゃぶり、腰をメチャクチャに振り乱して蹂躙し、痙攣する俺の体にスベスベの肌をこすりつけてくる。
おまけに快感にまだ慣れていないことりは、ピストンするごとに色っぽく喘ぐのだ。初めての時には聞いているだけでイカされてしまったエロ声を、挿入しながら耳元で聞かされるのだからたまったものじゃない。

「お兄ちゃん❤︎ お兄ちゃんっ❤ あっ❤︎ あっ❤︎ ダメっ❤︎ ダメだよっ❤︎ もうちょっと、たえてっ❤︎ もうちょっとだけ❤︎ あんっ❤︎」

ことりの姿が霞んでいく。
あまりの快感で目に血液が行かなく︎なってきたのだろう。
視覚が弱まった分だけ聴覚がどんどん鋭敏になり、少女のエロ声をよりはっきりと聞いてしまう。
ペニスから全身に走り抜ける快感が、底なしに強くなっていくのがわかる——!

「あっ❤︎ あたし、もう、イッ・・・ク〜〜〜〜❤︎」
「うわああああああああああああああああっっっ!!!!」

ことりの一回目の絶頂の声を聞いた時だった。
これまでで一番の絶頂が、明らかに男の許容限界を超えた強烈な快感が走り抜け——俺の意識は、そこでプツリと途切れた。

「今日もありがと。お兄ちゃん。だ〜いすきっ❤︎」

意識を失う間際。
俺は、少女のそんな声を聞いたような気がした。

この年、歴史上初めて男子の勝率が女子のそれを上回ることとなった。
数年後、『ローレライ』と呼ばれるバトルファッカーがデビューし、男子の勝率が再び酷く落ち込み始めるのだがそれはまた別のお話である。

65名無しさん@バトルファッカー:2015/11/23(月) 01:53:05 ID:OsoOcsPU0
良いですね。うわ幼女強いの展開は好物ですw

66名無しさん@バトルファッカー:2015/11/23(月) 07:19:27 ID:C0BfhxyA0
素晴らしいなこれはw

67名無しさん@バトルファッカー:2015/11/23(月) 21:39:44 ID:hWiBEkZg0
>>53
いい!声が武器っていうのが今までにない感じ。

ところでこのスレ的には↓みたいな格闘技(プロレス)寄りなルールのシチュってスレ違いになるかな?
ttp://blog-imgs-73.fc2.com/v/o/c/vocorale/mhold_2b.jpg

タックルとか組み合っての攻防とかレスリング要素は従来のSSにはあったけど
格闘の試合中に性技を駆使されて敗北するみたいなのはあまりないよね。

68名無しさん@バトルファッカー:2015/11/23(月) 22:10:11 ID:pecALAdc0
元々このスレは
『BFかどうかより、男が女に負けるMシチュがどうかってことを重視したスレとして住み分けよう』
って趣旨で分かれたスレだから、スレ違いじゃないと思う

69名無しさん@バトルファッカー:2015/11/24(火) 02:03:03 ID:ydCBef2k0
>>67
女性がムキムキすぎだけどいいなこのシチュ

70名無しさん@バトルファッカー:2015/11/24(火) 07:49:58 ID:mRUdBMf60
『ハルナ』って名前を>>2と被せたのは何か意図があるんだろうか、ただの偶然だろうか
そのせいで気が散ってしまってイマイチ楽しめなかったのが残念なのだが

71名無しさん@バトルファッカー:2015/11/24(火) 20:00:35 ID:eCWAJY.c0
GJ!!いいもの見させてもらった。何気にBFSSは女子小学生モノに名作が多いなw

>>67
おーこれ好き。作者もMシチュ特化だしこのスレ住民の嗜好とあうかも。
関節技というか相手を拘束した状態の手コキとかいいよな。
ランブルローズのスペンサー先生の必殺技みたいな感じでやるとか。

72名無しさん@バトルファッカー:2015/11/25(水) 07:36:59 ID:X9xys0.w0
>>70
すまん、完璧に偶然
ヒナちゃんで覚えてたから名前被り見逃してまったんや・・・
訂正してWikiに上げ直そうと思ったけども、パス必要みたいで入れんから、
編集出来る方居ましたらどうか「ハルナ」のとこ「エルナ」で頼んます

73名無しさん@バトルファッカー:2015/11/30(月) 22:55:00 ID:nxNyIrQo0
ミヤノ再戦はもうなさそうですね…

74<削除>:<削除>
<削除>

75<削除>:<削除>
<削除>

76名無しさん@バトルファッカー:2015/12/02(水) 10:07:35 ID:e/s1HJD60
ガチBFなら何も無理にここへ投下せんでも
したらばのBFSスレでもいいし、みんなでBF小説でもいいし

77名無しさん@バトルファッカー:2015/12/03(木) 00:12:32 ID:MnbVscAI0
勝つけど相手の体に墜ちて奴隷状態になるのか...

78名無しさん@バトルファッカー:2015/12/03(木) 01:30:35 ID:Zx0sSc3k0
>>77
負けるけどエンジェルボム破って一矢報いたの方がまだ救われるわ!

79名無しさん@バトルファッカー:2015/12/03(木) 17:53:02 ID:JkWhqDPE0
>>77
小学生の奴隷とかマジ勘弁。そんな作風でもないだろ
せめてm堕ちが限度

80名無しさん@バトルファッカー:2015/12/06(日) 21:35:59 ID:wah14yjo0
しかし元のナオヤvsミヤノ戦、17歳のナオヤはもちろん小学生のミヤノすら生活のために
必死で戦ってるっていうめちゃくちゃシビアな世界観なんだよな。まるで今やってるガンダムのオルフェンズみたいだ
まあだからこそ絶対負けられない戦いで完全敗北するナオヤというのが最高なんだけど。

81名無しさん@バトルファッカー:2015/12/06(日) 23:42:48 ID:sjfSi0VM0
Wiki上げといた
ハトホルちゃんのパイズリ頼んます

82ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:05:15 ID:/1xyXGYc0
『デビルスピナー』ナオヤ
18歳。両親を亡くし、幼い妹を養うために11歳でBFSにデビュー。ショタな外見に似合わない凶悪な巨根で繰り出すピストンクラッシュで一世を風靡した。
試合のダメージから入院生活を余儀なくされていたが、地獄のリハビリを経て1年ぶりにリングに復帰。
必殺技は巨根に全身の血流を集めて放つ灼熱の一撃『インフェルノ・スマッシュ』

『爆殺天使』ミヤノ
13歳。ナオヤの妹と同い年。両親を亡くし、幼い弟を養うために11歳でBFSにデビュー。ロリな外見に似合わない凶悪な巨乳を持ち、138センチの身長から放つ900ミリカノンは大の男でも轟沈する爆発的火力。13歳になり、自慢の美巨乳はさらにパワーアップしているという。必殺技は女神から授かったおっぱいでただ思いっ切り挟み潰す『ヘブンズバスター』

83ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:05:48 ID:/1xyXGYc0
ミヤノが赤コーナーからリングインすると、「「みゃーのちゃーん!!」」コールが会場に爆発した。
その光景が1年前のあの日に重なり、ナオヤは思わず拳を握る。
身長138センチ。少しだけ背が伸びた少女の目に緊張は無く、ただ獲物を狙う狩人のような闘志だけが宿っている。
浮き足立ちそうになる自分の心を叱咤し、ナオヤは闘争心のみで胸の内を満たす。
忘れもしない。1年前、ナオヤはあの胸にペニスを抱かれ、組み伏せられ、何度も何度も昇天必至の快感を味わわされたのだ。
――これに勝てば、次はミユとの再戦――
ナオヤが睨みつけると、少女も負けじと睨み返してきた。
「…今日も負けないよ、お兄ちゃん」

カーン!

ナオヤが口を引き結んだとき、バトルファックスタジアムにゴングの音が鳴り響いた。

84ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:06:21 ID:/1xyXGYc0
キックボクサーのようなフットワークでリングを跳ね回るナオヤ。
ミヤノの胸の威力を知るナオヤは、自分から迂闊に仕掛けることが出来ない。必殺の乳房から一定の距離を保ち、隙を伺おうとする。
ミヤノはその様子を観察し、自慢の乳房をプルプルと揺らしながらじりじりとにじり寄ってくる…
その身体が、弾かれたように駆け出した。
右手で乳房を抱え込み、先端に大きく突き出しての片乳タックル。去年とは比べ物にならない少女の速さに目を見張り、ナオヤは思わず豊かな膨らみの先端目掛けて手を突き出す。
(…いや、ダメだ!)
少女の乳房の超弾力を思い出したナオヤは、すんでの所で手を引っ込めた。
重心を落とし、おっぱいから無防備な少女の脇腹へと目標を変える。狙いは胸に一切触れずの完全拘束。少女に敗れたあの日以来、何度も何度も頭の中で反芻してきた最適の挙動。
だがその動きを見たミヤノは、待っていましたとばかりに小さな唇をほころばせた。
「えいっ…!」
走から翔へ、瞬きの転身。
少女はナオヤの両腕を飛び越すように、思い切り大寝台の床を踏み切った。滑走路で助走を付けた戦闘機が、満を持して舞い上がったかのよう。
宙を舞う少女の機体は桜色の弾頭を前面に突き出し、重心を落としていたナオヤの顔面に勢いそのまま特攻した。
「ぶっ…!? うぅ…!!」
少女のおっぱいの直撃を受け、ナオヤの視界が肌色に染まった。
触れているところから溶けていくような、圧倒的な柔らかさ。
タップリとした乳房がナオヤの顔面を完全に包み込み、甘い匂いを塗しながら揉みくちゃに弄んでくる。
「あいかわらず弱いね、お兄ちゃんっ」

ぱふぱふ…

むにゅむにゅ…っ!

後ろ首に腕を回し、ミヤノはもがくナオヤの顔面目掛けて集中砲火を開始した。
甘酸っぱい匂いのするプルプルの双丘が顔に這うたび、熱病に犯されたかのような痺れが脳髄に走る。
酸欠と異常な興奮で頭が真っ白になり、ナオヤの両膝がガクガクと震え始める。
「今回も、これで終わりだよっ!」
抵抗が僅かに弱まったのを見計らい、ミヤノは必殺の美巨乳をナオヤの身体に沿って滑らせた。
ナオヤの身体がピクピクと反応し、面白いように背が仰け反る。
ミヤノはおっぱいを強く寄せると、先走りを垂らすナオヤの雁首目掛け、肌色のギロチンを一気に滑り落とした。

にゅぷぅ…

「うあああああああーーー!!!」

びゅく…っ!

ものすごい音と共に、ナオヤはあまりにも呆気なく精液を吐き出した。
ペニスが乳房内で痙攣し、気を失いそうなほどの快感が腰の奥から突き抜ける。
「ダウン! ニュートラルコーナーへ!」
レフェリーの声が響く。ミヤノがペニスを解放すると、大きすぎる乳房に閉じ込められていた精液がゴポッと溢れた。

85ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:08:24 ID:/1xyXGYc0
――こんな、バカな――
辛うじてベッドに立ち上がったナオヤ。だが、ショックの色は隠せなかった。
快感に笑う膝を隠すことも出来ない。
記憶通り、いや、記憶より遥かに凄まじいミヤノの胸。自慢の巨根は深いダメージに痙攣し、ピクピクと先走りを垂れ流している。
――こんなはずは無い――
――自分は、去年とは比べ物にならないくらい成長したはずだ――
――いくら何でも、こんなに一方的にやられるはずが無い――
「ファイっ!」
レフェリーの合図があっても、ナオヤはまともにステップを踏むこともできなかった。パフパフ固めのダメージに脳が痺れ、平衡感覚がおぼつかない。
マズい、今組みあったら確実にやられる。
一度距離を取り、自分のペースを取り戻さなくては。
「また逃げようとしてるの? そんなのムダだよっ」
そんなナオヤの内心を見透かしたように、ミヤノは息つく間も無く駆け出した。先ほどと全く同じ、天使の乳房を正面に突き出しての片乳タックル。
――同じ手を二度も食らうものか――
ナオヤは重心を高く保ち、両手で天使の乳房から顔面を守ろうとした。
守ろうと、してしまった。
「〜♪」
ミヤノは小さな身体を生かしてその手を潜ると、両腕を大きく広げ、無防備なナオヤの腰に悠々とハグを繰り出した。
「あ…」と、ナオヤが惚けたような声を出す。
その視線の先で、自慢の剛直が柔らかな双丘の谷間に消えていく。

ぽふっ、ぽふっ、むにゅんっ!

「あっ!? うあああああああああああッッッ!!!!」

ペニスを包むみっちりとした感触に、ナオヤは身体を仰け反らせて絶叫した。腰をさらに突き出す格好になり、ミヤノの谷間により深くペニスが埋まる。
ナオヤは全身を痙攣させて悶え狂った。
先走り塗れのペニスが弾力のある乳房の中で暴れ回り、あっという間に腰が砕ける。
立っていられなくなり、ベッドに仰向けに倒れこむ。
「ほらっ」
倒れこんだナオヤの腰を膝の上に抱え込み、ミヤノが無邪気に笑った。
「そんなフラフラの身体で、わたしのおっぱいから逃げられるわけないじゃんっ」

ゆさっ…ゆさっ…むにゅんっ!

「はぅぁぁーーっっ!!」

ミヤノが乳房を軽く揺すると、ナオヤの顎がビクリと跳ね上がった。
あまりにも凶悪なミヤノの乳。シーツを握り締める手を少しでも緩めたら、その瞬間に精液を吐き出して気絶してしまいそうなほどの快感がナオヤを襲う。
何度食らっても慣れない威力にナオヤのペニスは震え上がった。
「あっ…ぅぁ…っ な、なん、で…っ」
「?」
ガチガチと鳴る奥歯を噛み締め、ナオヤはなんとかそれだけを言った。
「な、なんで……僕は、強くなったはずだ…。去年より、ずっと…!」
「うん。お兄ちゃんは確かに強くなったよ。でもねぇ……」

にちゃあ…!

「あ…が…」
ミヤノが両手を僅かに寄せると、谷間から凄まじい水音が響いた。
ナオヤの声が止まる。先端がプクッと膨れ上がり、睾丸がキュ〜ッっと上がっていく。
ネズミをいたぶるネコのような表情で、ミヤノはユサリとおっぱいを動かした。
「わたしはもぉーっと強くなったんだよ♪」

むにゅっ…むにゅにゅにゅにゅにゅっ!!

「あっ! あっ! んあぁぁぁぁぁぁ!!!」
ナオヤの喉から女のような喘ぎが漏れた。
自慢の巨根が先端までピッチリと包まれ、見る見る速さを増していく少女の巨乳にイジメられ続けている。閉鎖空間で無限に高まっていく乳圧に、ナオヤのペニスはなす術なく痙攣を始めた。
「うわあああああああああっっっ!!!!」
我慢など考えるのも愚かしいほど、あまりにもあっさりとナオヤは弾け飛んだ。
かつて容易くナオヤの意識を奪った超威力のパイズリ『密室爆弾』。
二度目となるその攻撃を受けたナオヤは、一度目よりも遥かに強烈な快感に白眼をむき、凄まじい勢いで敗北の証を吐き出した。

86ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:09:04 ID:/1xyXGYc0
「21……! 22……!」
ナオヤが目を覚ましたとき、レフェリーのカウントは既に10を切っていた。
ナオヤの股間からニュートラルコーナーまで、点々と白い雫が続いている。
ミヤノは既に胸の精液を拭い終わり、倒れるナオヤを挑発するように見下ろしている。
「23……! 24……!」
「う…ぐっ……」
レフェリーのカウントが進んでも、ナオヤの手足はピクリとも反応しなかった。
肉体的なダメージに加え、何よりも大きな精神的ダメージ。
この一年必死に鍛えてきたのに、少女の胸はそれを遥かに上回るペースで気持ち良くなっていた。あまりにも残酷な現実に、強靭なはずのナオヤの心が折れそうになる。
――もう、勝てないのか――
「25……! 26……!!」
「ぐ…あぁ…っ!!」
レフェリーのカウントが5を切っても、ナオヤは上半身すら持ち上げることができなかった。
去年あの胸に敗れた自分と、去年あの胸で自分を搾り尽くした少女。
一年のブランクを取り戻した自分と、この一年でさらに実力を増した少女。
「今度こそ勝てるはず」という思いが「勝てるはずがない」にすり替わり、全身から動く気力を奪っていく。
勝利を確信したかのように、腕を掲げる予備動作を始めるミヤノ。
ナオヤファンの声援は、既に悲鳴にも近かった。
「27……! 28……!!」
レフェリーのカウントが、3を切る。
ナオヤの身体から、フッと力が抜けそうになる。
だが…
「ナオヤッ! 立て、ナオヤァッ!!」「ミユちゃんはお前を待ってんだぞぉっ!!」
ナオヤは、妹の名前を呼ぶファンの声を聞いた。
「立つんだナオヤぁっ!!」「ナオヤっ! ミユちゃん泣かせんなぁっ!」
(っ! ミ…ユ…っ!)
おっぱいに芯まで蕩かされ、どうしても動いてくれない身体。壮絶な絶頂の余韻は重く、ジクジクと神経を責め苛む。
だが折れそうなその心の中に、妹の声が蘇った。
「29……!!!3……」
レフェリーが30のカウントを取ろうとする。
その時、会場がにわかにどよめいた。
汗と精液が染み込んだ大寝台の中央。奥歯が砕けそうになるほど歯を食いしばり、ナオヤが呻き声を押し殺して立ち上がっていた。
震える拳を握りしめ、ファイティングポーズを作っている。
ぱちくりと、ミヤノがニュートラルコーナーで目を瞬かせた。
幼い淫魔のようなその姿を睨みつけ、ナオヤはレフェリーに試合続行の意思を示した。
会場が、爆発したような大歓声に包まれた。
「ファイっ!」
レフェリーが手刀を振り下ろす。
立ち上がったナオヤを見て眉根を寄せ、ミヤノがパタパタと駆け寄ってくる。
ナオヤは力の入らない右手で拳を作り、震える足腰に力を入れた。
――まだ、終われない――
ナオヤは大寝台を踏みしめると、ミヤノに向けて大きく一歩を踏み出した。

87ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:11:22 ID:/1xyXGYc0
だが……
「ぐっ……」
一歩目を踏み出したその膝が、力を失いガクンと落ちた。ナオヤに代わり、先走りだけがピュッと飛び、数センチだけ前にポタリと落ちる。
1年前ですら、ナオヤの意識を容易く奪った『密室爆弾』。さらに威力を増したその一撃は、ナオヤの足腰に既に致命的なダメージを与えていた。
劈くようなファンの悲鳴。ナオヤの逞しい身体が、ズルリとリングに沈んでいく。
「…なーんだ。お兄ちゃん、やっぱり限界だったんじゃん」
笑いを押し殺し、ミヤノが悠然と歩み寄ってくる。
マズい、逃げなくては。
ナオヤはガクガクと震える膝を殴りつけた。だが、痙攣が全く止まらない。
「なに逃げようとしてるの。そんなのムダだよっ」
ミヤノの声が近づいてくる。
ナオヤの額に脂汗が浮かぶ。
「お兄ちゃんみたいな弱いオトコが、わたしのおっぱいにガマンできるワケないじゃん」
立ち上がって逃げようとしては、足がもつれてまた転ぶ。
すぐにそれすら出来なくなり、ナオヤは四つ這いのまま赤ん坊のように震えることしかできなくなった。
その背に、何か柔らかいものが乗っかった。
振り向くと、ミヤノがお馬さんごっこのような体勢で背に跨っていた。
ポカンと開いたナオヤの口から、「ヒッ」と小さな悲鳴が漏れる。
「ほら…お兄ちゃんっ、はやくおちんちん出してっ! お兄ちゃんみたいな根性なし、すぐにおっぱいで瞬殺してあげるんだからっ!」
「あっ…うぁぁっ!」
いたぶるようなミヤノの目に、ナオヤはパニックを起こしたように首を振った。どうしても動かない身体に、ミヤノの小さな手が絡み付いてくる。繊細な指先はナオヤの下腹を撫で、すぐにナオヤの先端を包みこもうとした。
ナオヤは、亀のように身体を丸めた。芋虫のように身をよじり、少女の繊指から懸命にペニスを守ろうとする。
そのあまりにも情けない格好に、観客席からブーイングが飛んだ。
「何やってんだナオヤァ!」「やる気あんのかぁ!」「サイテーっ! かっこわるーい!」「ちゃんと立って勝負しなさいよっ!」
ほんの小さな隙間からでも侵入してくる、少女の細く柔らかな指先。それを押さえ込み、ときには力任せに振り払ったりしながら、ナオヤはモゾモゾと身をよじった。
格好悪いのなんて、百も承知。だが、それでも負けられないのだ。
押し付けられる乳房の感触に身震いしながら、ナオヤは絡みつく少女の指から逃れ続けた。

88ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:13:23 ID:/1xyXGYc0
「…ねぇ、お兄ちゃん」
電光掲示板に目を走らせる。第一ラウンド……残り、五分。なんとか凌がなくては…そう思ったときだった。
「…”アレ”……してあげよっか?」
「っ!?」
ミヤノがナオヤの耳に唇を寄せ、ボソッと囁いた。
ナオヤの背筋が、ビクリと跳ねる。
「あ…アレ…、って?」
「も〜、わかってるくせにぃ❤」
砂糖菓子のように甘い声。
おっぱいを押し付けられながら耳に熱い息を吹きかけられ、ナオヤのペニスがピククッと反応する。
「ね…お兄ちゃん…。わたしのおっぱいねぇ…今年になってからぁ…またちょっとおっきくなったんだよぉ?」
「や…やめろ…」
「ンフフ…ダーメっ♪…ほらぁ。ちょっと、思い出してみてぇ? このまえわたしが…お兄ちゃんのおちんちん、おっぱいでふにゅぅってしたときのこと…」
鼓膜を舐めるような囁きに、否が応にも妄想が膨らむ。
背中をプルプルと舐め回す乳房。いま、それはナオヤのペニスを挟んでいるわけではない。だが肌に触れているその感触が、忘れたくても忘れられないナオヤの記憶を呼び起こした。
未だに悪夢に見ることすらある、あのあまりにも凄まじい絶頂の記憶を…
「…ねぇ、お兄ちゃん。試してみたくなぁい? そのおてて、ちょ〜っとどけてくれたらぁ…”アレ”、してあげるよぉ?」
「や、やめろっ」
亀頭が痙攣を始め、止めどなく涙を流し始める。
どんなに気を引き締めていても、全身に気を配り続けることはできない。耳に意識を割き、身体の抵抗が緩んだ一瞬の隙を、ミヤノは見逃さなかった。
「ほらぁ、想像してみてぇ…。ふふ…去年よりぃ、ず〜〜っと気持ちいいよぉ? わたしの…」
クスッとした声。
ミヤノは馬乗りになったまま重心を傾けると、バランスを崩したナオヤの身体を一気にひっくり返した。
ポカンと目を見開くナオヤ。その脚を大きく割り開き、間にしゃがみ、ミヤノが股間に胸を被せてくる。
「あ……」
無論、気づいたときには全てが遅い。
ナオヤのペニスは先走りをピピッと飛ばすと、すぐに少女の胸に埋もれて見えなくなった。
谷間の深さが、そのまま絶望の深さになる。
泣きそうな顔のナオヤを見下ろし、ミヤノはニコ、と笑い、言った。
「…『え・ん・じぇ・る・ぼ・む』っ❤︎」
「あ…あぁ…ぁ…。うわぁぁぁぁああああああああああああああああッッッ!!!!」
ペニスがミヤノの胸に挟まれている…それを理解した瞬間、ナオヤは幼い子供のように泣きじゃくり始めた。
まだ、挟まれただけ。まだミヤノの乳房は動いていない。だがミヤノの胸の感触が、ミヤノが呟いたその技の名前が、ナオヤの身体に刻まれた恐ろしいほどの快感の記憶を呼び覚ます。
「や、やめて…っ!」
ガチガチと奥歯が鳴り、涙が止めどなく零れ落ちる。
ミヤノがおっぱいを寄せると、ナオヤの全身が怯えるようにブルブルと震えた。
「ぁっ! あぁっ! だ、ダメっ! それっ、それだけは、ダメ! 許して! はさまないで…っ! やだっ! やだあ!!」
うわ言のように「やめてやめて」と繰り返すナオヤ。そのペニスに、ミヤノは容赦なく胸を寄せた。
「お兄ちゃんが弱いのがいけないんでしょ」と、ミヤノの口が小さく動いたのをナオヤは見た。

89ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:13:40 ID:/1xyXGYc0
「ばぁくさつ!」「ばぁくさつ!」
炸裂する爆殺コールに、ナオヤの泣き言が飲み込まれる。
ミヤノが胸を動かし始めると、「ひぅっ」と漏らしたきりナオヤの声がピタリと止まった。
一揺すり、二揺すり。
ヒートアップする観客の歓声の中、ミヤノの爆乳がものすごい速さで動き始める。
ナオヤの全身に、異常な痙攣が走り抜けた。
「うわああああああああああああああああっっっ!! あっ!! あぁっ! うわぁぁぁあああああっっっ!!」
ナオヤは絶叫していた。絶叫しながら絶頂していた。10往復に満たない内の、あまりにも早すぎる絶頂だった。
だがミヤノの超弾力の乳房に尿道を塞がれ、敗北の証を吐き出せない。絶頂しているのに射精はできず、行き場をなくした快感が胸の谷間で底なしに増幅されていく。
「ばくさつっ!」「ばくさつっ!」「ばくさつっ!」
熱狂と化したミヤノファンの爆殺コール。
あまりの快感に、ナオヤはもう悲鳴すら上げられない。
――負けられないのに。
――妹が待っているのに。
そんな意思すら容易く飲み込むほどの快感が、何度も何度もペニスの芯から押し寄せてくる。
よどみなく擦り付けられるミヤノの胸に、ドライオルガスムスの凄まじい快感に、ナオヤの身体はあっという間に限界を迎えた。
抵抗が失われ、ナオヤの目から理性の光がフッと消える。
その瞬間、
「いっくよーっ!!」
響き渡ったミヤノの声に、観客が総立ちになった。
お馴染みとなった掛け声に合わせて、ナオヤの股間を胸から解放する。
凄まじい快感に震えるナオヤの全身を、観客の歓声が打ち付けた。
「エンっ!」「ジェルっ!」「ボォォォォォォォォォムッ!!!」

どばっ

どばばっ!!

ばびゅびゅびゅびゅびゅびゅるぅっ!!!

恐ろしいほどの絶頂感が走り抜け、ナオヤは獣のような声を上げて腰を反らせた。
爆殺天使の二つ名を持つミヤノの代名詞、『エンジェル・ボム』。
1年前の試合でナオヤに破られて以来、ミヤノはこの技に更に磨きをかけ続けてきた。
小学生の頃より成長した乳房。何より何十人もの男たちをベッドに沈め続け、その度に熟練してきた技巧・スタミナ。
今のミヤノが繰り出す天使のパイズリの威力は、かつてナオヤに味わわせたものとすら比べものにもならない。
男の身体構造的に耐えきれない、真の意味での必殺技の域に達しようとしていた。

「ダウンっ! ニュートラルコーナーへっ!!」

鼓膜が裂けそうなほどの歓声の中、ミヤノはゆっくりと立ち上がり、呼吸を整えながらコーナーへと向かった。
完全に白眼を剥いたナオヤは、もう呼吸をしているのかどうかさえ分からない。
ペニスだけが、強烈な絶頂の余韻で未だにピクピクと空打ちを繰り返していた。

90ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:14:10 ID:/1xyXGYc0
誰もが決着はついたと思っていた。
ナオヤの復活を信じる者など1人も居ない。
それほどまでに、この1年で『エンジェル・ボム』が築き続けてきたKO記録の数々は圧倒的だった。
完全に心を折られ、気を失ったナオヤはもはやピクリとも動かない。
童貞のように充血したペニスも、よだれと涙がこびりついた顔も、誰がどう見ても逆レイプの後。
今すぐ担架で運ばれても文句は言わないほど、それはあまりにも無残な有様だった。

観客席が俄かにどよめいたのは、正にそんなタイミングだった。
スタジアムの入り口が開き、1人の少女が会場に走りこんできたのだ。
観客の何人かが息を飲む。なぜならその少女は、正にこの時間、隣の会場のリングで死闘を繰り広げているはずの人物だったからだ。
「予定より早く片付いたので、応援に来たんです」
関係者にそう説明すると、少女は心配そうに大寝台を見据えた。観客を押しのけるようにしてリングに駆け寄り、ロープにしがみつく。
そして、すぅっ、と大きく息を吸った。
よく通る声が、この場で唯一ナオヤの復活を信じる声が、終戦ムードを切り裂くように会場に響き渡る。

「お兄ちゃん、頑張れーっ!」

91ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:14:41 ID:/1xyXGYc0
呼びかける声に、ナオヤの意識がフッと戻った。
同時に、先ほど味わった凄まじい…あまりにも凄まじい快感の余韻が、ペニスの芯から脳天まで突き抜けて思わず嗚咽する。
余韻だけでも、ずっと射精し続けるに等しいほどの快感。意識はすぐに朦朧とし、ナオヤはまた気を失いそうになる。
「お兄ちゃんっ!」
その桃色に霞みがかったような意識に、再び声が響いたような気がした。
ここに居るはずのない少女の声。なら、これは幻聴だろうか。ミヤノの胸のあまりの気持ち良さに、自分はとうとうおかしくなってしまったのかもしれない。
(それでも…構わない)
凄まじい絶頂のダメージで、身体は指の先まで痺れて動かない。それでも、ナオヤは拳を握った。
(負けるか…お前のために…)
動かないはずの手を動かし、ナオヤは確かに拳を握っていた。
(…お兄ちゃん、絶対に勝つからな!)
レフェリーの30のカウントを取ろうとする。
観客の大歓声が鳴り響いた。

92ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:15:13 ID:/1xyXGYc0
観客の声に振り向いたとき、ミヤノは思わず目を剥いた。
『エンジェル・ボム』はペニスの限界を超えた快感を与え、射精を超えた真の絶頂に至らしめる禁断の秘技。
男を『昇天』させかねないが故に『天使』の名を頂いた、文字通り『男殺し』の『必殺』技。
これを受けて立ち上がった男はおろか、意識を取り戻した男すら、ただ1人の例外を除いてはいなかった。
その唯一の例外ですら、辛うじて立ち上がれたのは去年の話。さらに威力を増した『エンジェル・ボム』の前では、ひとたまりもなかったはずだった。なのに…
ミヤノの視線の先で、ナオヤは確かに二本の脚で立ち上がっていた。腰が抜けたように前屈みで、視線は自分の乳房に吸い寄せられがち。童貞のようなピンク色に染まったペニスは先走りを垂れ流し、少しつついただけでも弾けてしまいそう。
だが、その目の奥にはまだ鋭い光が残っていた。
勝利に食らいつこうとする、バトルファッカーとしての『闘志』の光が――。
「ファイっ!!」
レフェリーが手刀を振り下ろす。
ミヤノはティッシュを投げ捨てると、ナオヤの股間に聳える巨大な的目掛け、全速力でコーナーを蹴った。

93ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:15:44 ID:/1xyXGYc0
ミヤノの両腕は、ベッドの中央でナオヤに受け止められた。
これまでのように逃げようとせず、正面から自分のタックルを受け止めたナオヤに、ミヤノは一瞬「おや」と思う。
だが…自分の身体を押し止める手足に全く力が入っていないのを感じて、ミヤノはクスリと微笑した。逃げないのではない。立っているだけで精一杯で、逃げる余力すら残っていないのだ。
ミヤノは電光掲示板に目を走らせた。第一ラウンド――残り、15秒。
「クッ……!」
「きゃは♪」
ミヤノが進んだ分だけ、ナオヤはなす術なく後ろへ下がる。抵抗らしい抵抗もできず、あっという間に、ナオヤは13歳の少女の手でロープに張り付けにされてしまった。
ミヤノがナオヤの両手を左右に広げる。ナオヤのペニスが、ミヤノの乳房の前に無防備にさらけ出される。先走りが怯えるように飛び、ミヤノの胸にピピッとかかる。
「寝てたほうがマシだったね、お兄ちゃん」
ミヤノは、肌色の処刑台をグイグイと前に押し出しながら微笑った。
第一ラウンド――残り、10秒。
十分すぎる。ミヤノが乳房で一撫ですれば、快感で蕩けたペニスなどいとも簡単に精液を吹き上げるだろう。
既に一度、『エンジェル・ボム』を受けた身体。この上立て続けに射精させられては、いかにナオヤといえどももう立ち上がれまい。
ミヤノが胸を押し出す。ペニスまでの距離が、1センチまた1センチと縮まっていく。
「…!?」
だが…そのほんの少しの距離を、ミヤノはなかなか詰めることができなかった。力の抜けたナオヤの腕が、最後の最後で決死の抵抗を見せている。
ミヤノは腕と背筋に力を入れた。
ここで逃すわけにはいかない。
残り5センチ、4センチ…
「くぅ…っ!」
「ん…っ」
ナオヤが呻き、ミヤノが奥歯を噛みしめる。
緊迫した空気に、観客までもが息を飲んでいた。
ペニスまでの距離、残り2センチ、1センチ…5ミリ…
「うああああっ!!」

カーン!!

ゴングの音が鳴り響いた。

94ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:16:27 ID:/1xyXGYc0
「ブレイク!」
レフェリーの声が響く。
「ブレイク! 第一ラウンド終了だ!」
組み合う二人を引き離し、レフェリーははっきりとそう告げた。
ペニスまでの距離…残り、2ミリ。産毛がかすかに触れるような距離で、ミヤノの胸は止まっていた。最後の最後で、ナオヤが男の意地を見せた形だった。
「くはぁ……」
ナオヤの身体が、グッタリとロープに崩れ落ちる。
ミヤノはその姿を、少しの間呆然と見据えていた。
そして、振り払うように首を振った。
「…ふんっ。どうせもう、気持ちよすぎてまともに動けないんでしょっ。素直に負けとけば良かったって、すぐに後悔させてあげるからっ」
パタパタと赤コーナーに帰っていくミヤノ。
その背を一瞥したナオヤは、どうにか立ち上がって青コーナーに足を向ける。
三歩目を踏み出したところで、フッと白目を剥いて、倒れた。

95ナオヤvsミヤノ・二戦目:2015/12/07(月) 02:16:59 ID:/1xyXGYc0
「ナオヤっ!」
「お兄ちゃんっ!」
コーナーポストに崩れ落ちたナオヤに、セコンドとミユが駆け寄った。
ナオヤからの返事はない。ひぃひぃと浅い呼吸を繰り返し、身体は小刻みに震えている。
「ナオヤッ! 大丈夫か、ナオヤ!」
「ひっ…ぃ…っ…ひっ…ひっ…」
再度の呼びかけにも、ナオヤはまともに返事を返せなかった。セコンドがペンライトを取り出し、チラチラとナオヤの瞳の奥を照らす。
そして、グッと強く目を閉じた。
「……妹ちゃん。せっかく来てくれたのに、すまねえな。ギブアップだ」
「そんなっ!」
セコンドの判断に、ミユが思わず声を上げる。
その花弁のような口が抗議の言葉を紡ぐ前に、セコンドはナオヤのペニスを指差した。
ミユが「うっ」と顔を顰める。
「……妹ちゃんも、バトルファッカーなら分かるだろう? こんな状態、意識があるだけでも奇跡なんだよ」
ミユは閉口するしかなかった。ミヤノのおっぱいで何度も挟まれ、擦られた兄のペニス。兄の代名詞であるはずの巨根は快感で真っ赤に蕩けきり、未だにピュクピュクと先走りを垂れ流している。時折、濃い白濁が混じることすらあった。
与えられた快感は、とうに兄の限界を超えている。とてもではないが、試合を続けられるような状態ではない。
セコンドは沈鬱そうに頷きを返すと、ミユの頭をポンと叩き、ティッシュ箱を片手にレフェリーの方に足を向けた。
その腕が、不意に誰かに掴まれる。
「や…ら…せ、て、くれ…」
セコンドの腕を握り込み、ナオヤがそう訴えていた。
声は枯れ果て、目の焦点は合っていない。
だが力なく震える唇は、はっきりとセコンドにそう呼びかけていた。
「や、らせて、くれ…頼、む…」
「……、駄目だ」
ナオヤの手を掴み返し、セコンドが首を振る。
「自分でも分かってんだろ、ナオヤ。あの子のおっぱいにやられて、完璧におっぱいドランカーになっちまってる。…お前には、まだ先があるんだ。ここで無理することはねぇ。ねぇんだよ…」
そして、ナオヤの手を振り払おうとした。
だが…、ナオヤの手は、離れなかった。快感に侵されているとは思えない力強さだった。
「やらぜで、ぐれ…」
目を瞬くセコンドに、ナオヤがもう一度言う。
「頼む…あのガキに、かたない、と……僕は、さきに、進めないんだよ……!」
ナオヤの双眸がギラリと開く。手負いの獣のようなその光に、セコンドは思わず気圧されそうになった。
「私からも、お願いします」
その隣で、ミユが頭を下げる。
「お兄ちゃんは…1年前のあの日から、ずっと自分を責め続けているんです。お兄ちゃん、とても責任感が強いから…あの子に勝つことで、お兄ちゃんが少しでも楽になるなら…お願いします。どうか…」
「…………」
セコンドは眉を潜め、口を引き結んだ。
もう一度、ナオヤの手を掴み、振り払う。震えるその手は、やはりビクともしなかった。
「…10分だ」
浅くため息をつき、セコンドは言った。
「第二ラウンド、時計が10分回ったところで俺はティッシュを投げ入れる。勝つつもりなら、それまでにあの子をノックアウトするんだな」
「お兄さん――ありがとうございますっ!」
ミユが大きな目の端に涙を浮かべる。それを指先で拭うと、セコンドはロープ越しにナオヤの体を抱き寄せた。
「ナオヤ…落ち着いていけ。お前は手も足も出ずにボコられたと思ってるかもしれねえが、そうじゃない。あの子だって、お前が怖いんだ」
タオルを被せ、脂汗を拭いながら、言う。
「あの子は5年前のお前だ。自分よりデカい大人を倒すために、責められる前に責めるのに必死になってたお前だ。…大丈夫、お前は強い。あの子よりも、遥かに強い」
「…当たり、前だろ」
力強い声に、セコンドは目を丸くした。
ナオヤは焦点の戻った目に闘志を込め、ニヤリと不敵な笑みを浮かべていた。


「セコンドアウト!」

カーン! ゴングが第二ラウンドの始まりを告げた。

96名無しさん@バトルファッカー:2015/12/07(月) 02:30:18 ID:/1xyXGYc0
とりあえず、書いてたとこまで
出来悪かったらスンマセン

97名無しさん@バトルファッカー:2015/12/07(月) 04:02:02 ID:W/zIM.Mo0
乙!素晴らしかった…・・

98名無しさん@バトルファッカー:2015/12/07(月) 04:02:39 ID:W/zIM.Mo0
途中送信
普通ならここから逆転、ってなる展開なんだけど、ここはMシチュスレ。
どれだけナオヤ君がぶっ壊されるか楽しみです

99名無しさん@バトルファッカー:2015/12/07(月) 05:19:57 ID:EpmrTX/Q0
GJ
続きも楽しみに待ってる

100名無しさん@バトルファッカー:2015/12/07(月) 13:02:36 ID:sluT1Nh60
負けるにしてもどんな負け方なのか…
心は折れない系ならまだ救いが




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