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小説家になろうの作品が全然読まれない作家よ集え! 【part2】
216
:
名無しさん
:2016/12/25(日) 04:20:54 ID:VxmuJOgg
>>214
大まかには間違えていないと思う。
ただ、こういうことを考えちゃう人の書く小説は、まず面白くない。
滑稽にも、本人はそのことに気付いていないことが多い。
その理由は、
>>214
の文中にある。
>21世紀の日本で共有されている魔法の概念
魔法に限らず、共有されている概念を活用するのは、創作の基本だろう。
たとえばスマートフォンと言えば、今では誰もがスマートフォンをイメージできるはずだ、と作者なら考える。
この共有されている概念を活用すれば、説明の手間を省くことができる。
これは手抜きではなく、読者にストレスを与えずに物語に入ってもらうための手段だ。
魔法の概念にこだわるのならば、ピカソの絵を思い浮かべればいい。
俺にはさっぱり良さがわからんのだが、これはピカソの描いた世界と共感できないからだ。ただし、実物を見ればわかるという話だが…
214が言っていることを鵜呑みにすれば、ピカソの描いた絵と同じになる。
絵やアニメでは視覚的に伝えることができる。が、小説では文章で表現しなくてはまらない。
魔法を使うたびに説明を加えれば、ストーリーが停滞する。
そんな小説を読みたい者もいるだろうが、大多数はそうではない。
「なろう小説」に限らず、一般小説などの売れている小説がその証拠だ。
そのことに214は気付いているのだろうか。
さらにいえば、テンプレを踏襲しつつも、ストーリーの組み立て方や展開によって新しいと感じさせることはできる。
その典型がミステリー小説だ。
エドガー・アラン・ポーにより、大まかなトリックは出尽くしたといわれている。1840年代の話だ。
にもかかわらず、ミステリー小説は今なお読まれ続けている。
類型化されたテンプレの中でも、面白く読ませることはできるということだ。
つまり、テンプレの範囲内で考えることが、必ずしも「狭い思考」なのではない。
もしも、テンプレの範囲内で考えることが狭い思考だと思っているのであれば、その思考こそが狭い思考といえるだろう。
そのことを
>>214
は理解したほうがよいと思う。
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