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エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)

1引き気味:2016/02/22(月) 02:47:33 ID:BdtsBK8c0
ふと浮かんだ18禁ネタや、思わずハァハァしてしまったエロシチュを開陳するスレッドです。
また、こんな筋立ての話はどうだろうといったリクエストの類もこちらへどうぞ。

・前スレ
エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1029/1095045157/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(3)
ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1070389362/
【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】
ttp://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1053698536
漏れの思いついたネタを酒の肴にしてみるスレ
ttp://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1026475777

2引き気味:2016/02/22(月) 02:49:30 ID:BdtsBK8c0
「なに、そう不安がることもない」
 老人は長い袖の中から器用に肘から先を伸ばして、腕の中に抱え込んだ幼い少女から自由を奪うのと、その素肌を剥いていくのを同時に進めていた。
 失脚はしたがアーブラウの代表をまで務めた老人は、なぜか『袴』とかいうオセアニア連邦の民族衣装姿が異様に板についていた。
 ゆったりとしていて、けれども少女の仲間たちが来ているような防寒ジャンパーとは違うトゲトゲしさのある、規則的な折り目がたくさん付けられた清潔な布地。
 自分のような貧しい親無し子が、自分の意志ではないにしても触ってしまうのさえ躊躇われるような――。
 そんな、服装だけで身分の差を見せつける老人が、しかも仲間たちの運命を握って、少女の体に手を伸ばしてきている。
「やめて……やめてください……」
 少女は、アトラ・ミクスタは、怯えのあまり碌に声も出ない喉を震わせ、寛恕を請うのが精いっぱいだった。
「お主の仲間達が見事ギャラルホルンの者共を退け、儂に今一度その力を証明して見せれば良し。朝日が上るのを待って、皆が待つところへ戻れば良い」
 『だが――』と。老人が言葉を切った先は、アトラが最も恐れる明日の形だ。アトラはこんな遠い見知らぬ土地で、一人きりになってしまう。
「その場合でも、お主はなにも心配する必要は無い。この儂、蒔苗東護ノ介が責任をもってその身を預かってやろう。人質に取るとは、取った側の努めとは、古来そういうものだ」
 無論、その場合はアトラはこの老人に飼われる立場となって、精々飽きられないように怯えながら媚びを売って生きていくことになるのだろう。
 かつて、夜を稼ぎの場とする歓楽街の女たちの小間使いをして食事にありついていたアトラが、今よりもっと幼かったがために免れることができていた生き方だ。
 けれども、それからほんの数年しか経っていないというのに、まだあの女性たちよりも全然背が低いままで、胸もどこもかしこも『お子様』のままだというのに。
 もうアトラは、自分の願いを叶える引き換えに、この老人が猫撫で声で向けてくるような欲望に自分の体を差し出すことを考えねばならない歳になってしまっていた。
 老人と、その孫ほどでしかないアトラが二人きりでいるのは、豊かさとはついぞ無縁だったこの幼い少女には見たこともないほど贅沢に空間を使った――ただ一組の男女が使う寝床が用意されただけの部屋である。
 暖かな大洋に抱かれた島々の一つに、浅瀬にそのまま柱を立てて組み上げられた、たったの一階層のみからなる、その代わりに広大な建物。
 アトラたちの故郷である火星では嗅いだことのない独特な香りのする床のクッション材は畳というのだが、その上に直に敷かれた白いシーツに半ば横たわり、半ば老人の胡座をかいた腰の上に背を預けさせられ、そしてアトラは玩具にされているのだった。
 じっとしていても汗が浮かんでくるような昼間であったから、炊事場で奮闘していたアトラは、老人の手が素肌にまで潜り込んでくるのを食い止められるほどの服装をしていなかった。
 そのゆったりと開いた襟元から、だぼだぼになった上着の裾から、老人の両腕がそれぞれ入り込み、今や下着までくぐって直接に肌をまさぐっている。
「……っ」
 『ヒッ』と、アトラは悲鳴をこらえた。
 ほとんど平らなままで、身近の――たとえば憧れるしか無い美貌のクーデリアの豊かに盛り上がった胸とは比べるべくもない、自分の胸を。幼い胸を。
 年寄りのカサついた手のひらが撫ぜ回して、それだけでも気持ちが悪かったのに。
 なにが楽しいのか、両胸のささやかに張り出した一番先端ともいうべき部分を指で探り当てて、それからずっとつねったり、転がしたり、ゆるゆる揉んだりとしているのだ。
 ぷつぷつと鳥肌立っていた皮膚と同じように、そんな乳首の部分も怯えたように凝り固まって、強張りだしていく。
 男たちが女の胸を喜んで触りたがるのはよく分かっているつもりのアトラだが、それと違ってきっと全然やわらかくもないだろう自分の胸だ。縮こまりすぎてもっと固くなった胸などでは、老人の機嫌を損ねてしまうのではないか。
 今は、仲間たちのために決して怒らせたりは出来ないのに。
 しかし、責任感故に追い詰められるアトラの心配とは裏腹に、気付けば老人はそういった彼女の躰の反応に『ほうほう』と喜色を浮かべて頷き、ご満悦であるようなのだ。
「うむ、火星の娘がかように早熟だったとはな。……いや、それともちと冷えてきておるのかな? 良い塩梅に月が出ておるでの。月明かりに照らしてお主のこの白い肌を暴いてやろうかと思ったのだが」

3引き気味:2016/02/22(月) 02:49:47 ID:BdtsBK8c0
 壁一面の分、開けっぱなしになった戸を、人を呼んでを閉めさせようか。そう意地悪な声で尋ねてきた老人に、アトラは黙って首を振るしか無かった。
 間違ってもとうとうズボンどころかパンツまで引き下ろされて足首から抜かれ、そして股の部分をまさぐられている姿をなど、他の大人たちには見られたくなかったのだ。
「……ぅうう。うう……。ううっ……」
 老人の皺びた指の腹は、古くなりすぎたゴム手袋のように硬くて。触られる感触はゴワゴワとしていて。そんな指で、トイレの後も注意して安物の紙を使っているような敏感な場所をなぞり擦られるのは不快でしかない。
 老人が、アトラの下腹部のすっと縦に割れた間をこじ開けて、指一本でピンク色をした粘膜をいじくり回しているのを、一なぞりされるごとに呻いてしまうのを堪え、耐えるばかりである。
「ふむ。しかしお主は大切な人質だ。風邪を引かせてしまうわけにもいかんからの」
 そう言うと、老人は寝床の脇から手のひらに乗るような小さな皿を持ち出して来て、とくとくと酒を注ぎ、アトラに飲めと言ったのだった。
「……んっ、ンンッ!?」
 強い酒だった。
「ケホッ! ……ケホ、けほっ」
 喉を焼かんばかりの味にアトラが咳き込めば、これを待っていたとばかりに『ニイッ』と笑う。
「ふ、ふふふ。やはりその歳では、酒の飲み方は知らぬか。では、仕方がないのぅ。儂が飲ませてやろうではないか」
 『ただし』と、堪えきれぬようなほくそ笑みで一旦言葉を切って――。
 そうしてアトラは、幼い知識では想像すらできなかった恥辱を味わされたのだった。
 『下の口』などという意味不明な言い方で老人が指し示した、弄ばれ続けてすっかり赤くなってしまった足の付根に、未成熟な割れ目の内側に溢れるのも構わず注がれた酒精で、ちんまりとした膣口から直接粘膜を侵されるという、悪夢の思いにこそ酔わされるような、そんな目に。
 そしてそれは、潤滑油の代わりにすることこそが狙いだったのだろう。
「ヒッ……!? いっ、嫌ぁ……。ぁ、ああっ、こんな――嫌っ、わたしイヤだよ、ミカヅキぃ……!!」
 もう我慢など出来る筈もなく怯え泣く幼い生娘を組み敷き、その皺びた腹を叩かんばかりに反り返った年季物の屹立で、ずぶずぶと破瓜の血ごと挿し貫いてやろうという、老人の欲望の。
「はっはっはっは。良いぞ。堪えられんわい! この締め付け……! 若返るとはまさにこのことよな」
「いッ、痛っ、痛い……。ふぐっ、助けてミカヅキぃ……」
「おうおう、可哀想にのぅ。好いとる男の名か? だが諦めることだ。どうせ、今日まで何もせずに手をこまねいて、儂などに油揚げを攫われるような情けないやつよ。儂の名を、蒔苗東護ノ介の名を覚えておく方が良いぞ? お主を女にした男の、そして今からこの世に男と女などというものがある醍醐味を教えてやる男の名じゃからのぅ」
「――ンンーッ!?」
 痛みと悲しみに泣き咽ぶその唇を奪われたアトラは、そのままこの夜、そして人生で最初の、最悪な感触となる男の精の迸りを、未熟な膣の奥底に浴びせられたのだった。
 そして、一度精を放ったぐらいでは萎びる気配も見せない老人の屹立によって、息継ぐ間もなく犯され抜かれるこの夜の本番がはじまり、朝が来るまでにはその幼い身におぞましくも女の悦びというものが残酷に幾度と無く刻み込まれていったのだった。
「ヒッ、ヒィ――ッ!!」
「そうれ、これが何度目だ? また可愛い声で啼いて、気をやってみせるが良い……!」
(ああっ、ミカヅキ……!)
 老体に見合わぬ筋骨隆々とした胸板に小さな頬を預け、開きっぱなしになった口の端からよだれを垂れ流して絶頂の啼き声を放ったアトラは、二度と仲間たちの元に戻ることはなかった。
 はじめて地球に降り立った土地であるその小島で、穏やかな気候は変わらぬまま次の年を迎えた頃には、それだけでは大して変わるはずもない背丈のままに大きくお腹を膨らませて、そしてまた、月夜の照らす老人との褥の上に、哀れにも淫らな悲鳴を上げ続けていたのだった。

4引き気味:2016/02/22(月) 02:50:11 ID:BdtsBK8c0
こーんな夜中にィー!
飯食うつもりで炊いてたご飯もほったらかしでェー。
足先冷えちゃってるのに、風呂にも入らずゥー。
思いつきでネタ書いちゃってるぅー。

そんなアホ (;´∀`)

5コウイに値する名無しさん:2016/02/26(金) 23:19:15 ID:hnyVbTZQ0
>大して変わるはずもない背丈のままに大きくお腹を膨らませて、
来いよアグネス!児ポ法なんて捨てて(以下略
アニメに詳しくないのでどういうキャラなのかと思ってgoogleでアトラ・ミクスタとコピペすると
即座に「アトラ・ミクスタ 年齢」と補完されました。あっ…(察し)

公式が年齢をはっきりさせてなければ色々セーフなんでしたっけ?

6コウイに値する名無しさん:2016/02/27(土) 07:10:33 ID:guF0hFUQ0
屋敷を支える柱に拘束された全裸のアトラ
その周囲を漁網で囲み中には無数の蛸が

7引き気味:2016/02/27(土) 22:10:20 ID:K7Lb9i1o0
文章、文章ですぞ。
公式様も年齢を出していない上、ビジュアルもないとあってはいかなア◯ネスといえど、イチャモンは付けられまいて……! 
フゥハハハー!! ヽ( ゚∀゚)ノ

まぁ、最近そゆ圧力好きな連中がさかんに持ち出してきてる海外ええ格好しぃ勢力の観点は、「見た目」にかかってるっぽいんで。
年齢3桁のエヴァンジェリン様とかでもダメなんでしょなー。多分。

11引き気味:2016/05/19(木) 01:01:51 ID:FtYltqrI0
「掃除をしないで、髪の毛をほったらかしにしておくとね……?」
 シンジの母は、使った後の浴室の排水口を指して『詰まるから』でもなく『汚いから』でもなく、こう言った。
「もじゃもじゃに絡まった髪の毛だけで体の出来たオバケが、夜中にシンジのお布団まで呼びに来るのよ」
 今よりずっと昔のシンジは、生活の中で欠かしてはならない細々としたことの何ひとつも知らない、歩き始めた赤ん坊の延長線上でしか無い年頃で。
 そして、少し栗毛がかった黒い髪をしていた母親は、躾をするのにもそういう教え方をする女性だった。

 ――ふと、シンジが思い出したことだった。
「…………? シンジ君?」
 怪訝に思ったのだろう。入り口から中折の戸を開け直して、艶っぽく上気した顔で覗き込んできたキョウコに『何でもないです』と返すと、シンジは網状になった排水口の蓋に絡まっていた二種類の色の長い金髪を手早く指に絡みとって、ゴミ入れに広げてあったビニール袋へと押し込んだ。
 そうこうしている間に、先に行かせたキョウコがダイニングキッチンの先の戸を開けたのだろう。リビングから低く伝わってきていた少女の声が、一際鮮明な嬌声となって、少年を囲む湯気混じりの空気をも震わせた。

 ――アアアッ!! あッ、っぁおおおおおっ! おじさまっ、おじさまぁぁぁ!

 深く、もっと深く突いて欲しいと、恥じらいもなくあけすけに。
 大の大人であるゲンドウに向かって、十四歳の子供でしか無い自分の窮屈な膣を串刺しにズコズコと責め立ててくれるように請い願う、幼馴染の少女。
 同い年で、シンジ達のまだハタチにも遠い人生では半分以上を一緒に育ってきた勝ち気な女の子は、シンジもよく知っているあの白い美しい肌を真っ赤に興奮に染め上げて、同じようにお風呂あがりの素裸を、シンジの父親の腹の下に組み敷かせて、股を開いて喘いでいるわけだ。
 その、際高く響いてきた幼馴染の声も、彼女の母親であるキョウコがバスタオルを巻き付けただけの格好でリビングに入ってしまえば、ドアを閉める音も聞こえてこない内に、フッ――とまた途切れてしまう。
 だが、シンジに聞こえないだけで、もたもたしていればあっという間にまたアスカは絶頂に追いやられて、小鳥の悲鳴のような甲高い声を張り上げながら、シンジの父親の射精を子宮に向けて注ぎ込まれてしまうのだ。

 もう、とっくに。
 ゲンドウとベッドに入っていれば、押し潰されるんじゃなかろうかと思うくらいほっそりとした体つきでしか無い、あの綺麗な青い瞳をした幼馴染は、もうとっくに、ゲンドウとのセックスの繰り返しで、子供を妊娠してしまっているというのに。

12引き気味:2016/05/19(木) 01:02:04 ID:FtYltqrI0
「……安定期って、まだなんだろう」
 ぽつりと零れた独り言だった。
 自分とキョウコと、ゲンドウとアスカと。実の親と実の子同士を入れ替えた男女の組み合わせで、入れ替わりにお風呂場を使う。その交代の時に、横目に久しぶりに見たバスタオルを巻きかけたばかりのアスカの裸身は、はっきりと体のシルエットを変えていた。
 乳首を先端に、全体の膨らみ方そのものが尖った「大人未満」の形のまま、幾分か重たげにサイズを増した胸。
 入浴しながらゲンドウに弄られていたからだけなのか、シンジが見たこともないくらい大きく膨らんだ乳首には白いブツブツが目立ち、透き通ったピンクではなくなった乳輪と共に色合いが濃く、黒ずんだように。
 そして、乳房の下から水滴が流れ落ちたのと一緒に目をやった下腹部は、シンジの弟か妹になるゲンドウの子供を宿して、ふっくらと膨らんでいた。

 まだ中学を卒業もしていなくて。
 昨日まで夏休みがあったから致命的な騒ぎにならずに済んでいたようなものの、あの分だと投稿した途端、妊娠がバレることは間違いない。
 どうするつもりなのか。この異常な状況の外側を、自分の家とアスカの家の外側には世間というものが、ごく当たり前に今も真面目に存在し続けているのだと考えるだけで、シンジは頭が狂いそうになってしまうのだ。
 アスカは何も考えていない。
 あえて顔を背けて、考えないようにしているのだ。
 だから、子供が出来てしまうに違いないと分かっていて、シンジの父親とさんざんセックスをしていたのだ。
「……悪い冗談だよ。アスカが……父さんの子供を生むなんてさ……」
 うずくまって呻いても、現実は変わりやしない。
 今、お風呂に入る前が八時半だった。
 丁度、明日の――第壱中二学期1日目の朝礼が始まる12時間前だったわけだ。
 明日のことをどうするべきか。アスカは休ませた方が良いのではないか。
 お風呂に入っている間は二人きりで話ができる良い機会だったから、アスカの母親であるキョウコと相談しようと考えていたのだが。
 シンジが切り出そうとしている話の内容を察してか、そうじゃなくてもか。シンジを求めてきたキョウコに押し切られ、結局何も決められない内に時間だけが経ってしまっていた。
 多分、なにも決心できないまま、明日の朝になる。
 憂鬱な、それは確信だった。
 胸の奥の方とお腹の境目辺りに、度の過ぎた空腹めいた寒々しい感覚を覚えながら、シンジは後始末を済ませて自分もリビングに向かうしか無かった。
 そこに、ゲンドウの毛深い胸に抱きついた幼馴染の女の子の、後ろめたそうに自分の方を決して見ようとしない背中が待っていて、傍らで痛ましそうにこちらを見やる、幼馴染と同じ色の目をした大人の女性がシンジの子供を宿したお腹を庇いながら、また自分を淫らに誘うのだろうと、予感しながら。

13引き気味:2016/05/19(木) 01:03:37 ID:FtYltqrI0
なんか書いた。
久しぶりに書いた。
あえて避けていた淫乱美母シリーズで、素直に書きやすさに頼ろう――と思いながらだったはずなのに。
いきなり書き出しでユイを排除していた (;´∀`)

相変わらず、エロそのものの描写省きまくりですいません。

14引き気味:2016/07/10(日) 21:59:31 ID:2diu.5dQ0
昔々に書いた同窓会モノのアフターという体で一昨年書いた、浮気物ケンスケ?アスカ。
そこから更に別のシチュに設定転用して、なんか書き出してみたよさ。







 かつてはクラスメイトだった。
 ほんの数ヶ月しかまともに通わなかった学校での、だが。
 そこに、その後いろいろあって結婚したバカが当時特に仲良くしていた馬鹿仲間の片割れだった、というぐらいは付け足せる。
 そして、人聞きの悪い噂が絶えず、甚だ女子生徒受けの悪かった男子だったとも。
 旧姓、惣流。今は碇の苗字を名乗るアスカにとっての相田ケンスケとは、その程度の相手だったのだが――。

「あン! ――もうっ。車の運転中でしょう? っッ、中にまで指挿れてくるのは……後にしなさいよ!」
 背筋をざわめかせた鋭い刺激。下着越しの愛撫からいきなり切り替えられた指先の直の挿入が、アスカのぬかるんだ秘処に忍び入ってきていた。
「んんっ、ンッ、んんんンッ……」
「分かってるって。ちゃんと前向いとけよ。だから、ゆっくりゆっくりでしてやってるだろ?」
 『ほら』と言ってのケンスケの指遣いが、言葉通り緩慢なペースで彼女の膣の入り口を抜き差ししていく。
 感じないわけがない。
 まだ表の方に引っ張り出してくるのは早すぎるような感覚を、体の奥底から、子宮のあたりから、目覚めさせられてしまう。
「ンンッ……もぉぉ〜!」
 アスカが履いていたのは出勤ルックとしてごく一般的なタイトスカートだ。
 裾に余裕は無く、太腿はぴっちりと包まれていた。
 そこを膝の間から入り込んで、足の付根のデリケートな部分まで男の掌が移動していけば、当然スカートの裾は大きく捲り上がる。
 青いスポーツカーのハンドルを握るアスカは、もう下着を横にのけられた股間が丸見えになるまでにされてしまっていた。
 ハンドルを握る左手の薬指に結婚指輪が輝いている通り、今の彼女は人妻。なのに、夫以外の男にたっぷりの指マンを受けて、綺麗に手入れされた金髪のアンダーヘアが濡れそぼっているぐらいには、気分を出してしまっているところの。アスカ自身のほっそりとした指とは見るからに違う、男の物の指が二本、性器に――控えめな叢の覆ってない部分の割れ目に、グッと突き入れられていて、そこだけ丸出しなのがお固い風の役所勤めスーツ姿でいるだけに却ってギャップのある、艶めかしい秘唇が。夫であるシンジならぬ、相田ケンスケというかつて夫の友人だった男の手に、好きにさせているのだった。
「……ンッ」
 敏感な器官だ。女の一番の秘めたる場所だ。クチュッ、クチュッといじられれば、当然、声を抑えられるはずがない。
 アスカだってすっかりエッチな気分になってしまっているのだから、余計に喘ぎ声が出てしまう。
 濡れたピンクサンゴのような色を見せる、人妻になっても初々しいままのアスカの小陰唇。それも今はじわりと湧き出してきた愛液にまみれて、そこにちょんと指先が食まされ、押し込まれ。第一関節から第二関節まで、往復3センチ足らずのペースがゆっくり、ゆっくりと。
 ……しかし、そのスローペースのペッティングを意識するほどに、アスカの鼓動は早鐘を打っていくのである。
(もうっ! だから、もうっ……!)
 アスカが睨んでやっても、シートを倒した助手席にリラックスした格好で座っているケンスケは素知らぬ顔だ。
 知ってるくせに。恨めしい目付きで睨むアスカのその表情を、ケンスケはニヤニヤと楽しんでいるようだった。
「……ああ、そういえば」
 と、今はじめて気付いたといわんばかりにふざけた顔をして、
「お前、いきなりクリとか苛められるのもそうだけど、ここんトコとかじわじわ可愛がって暖機運転されるのもお気に入りだもんな。とっときの場所は焦らされてからの方が後で良いんだっけ? ちゃんとパンツ脱がせてからのお漏らしっぷりが違うっつーか」
 クックックッと、忍び笑いを漏らす。
「……嫌いじゃないくせに。ほんと、素直じゃないよなぁ〜」
「アンタねぇ……」

15引き気味:2016/07/10(日) 22:00:02 ID:2diu.5dQ0
「ほーら、前向いて! ホテルまでは安全運転で頼むぜ? “相手”待たせてるんだから、サ」
「分かってるわよ! ……ン、んん……ッ。ンもうっ!」
 アスカは促すように浅瀬を軽く指の腹で圧してきたケンスケに膨れっ面こそしてみせたが、それだけなのだった。
 いやらしい手を払いのけようとはしないのは、そもそもがタイトスカートの守りが下着が露出するまで捲られるのを彼女が座視していたのと同じ理由。要するに、許してしまっているからなのだった。
「いやぁ……。あのツンケンしてた惣流が、俺にこんな寛容なトコ見せてくれるんだもんな〜」
「……言っておくけど、調子に乗りすぎてると後が怖いわよ」
「またまたぁ〜」
 これは紛れも無い不倫。アスカの浮気相手のケンスケは、シートから体を起こして顔を近づけ、チュッと頬にキスをしてから――。
「体だけの割りきった付き合いってやつでもさ、もうただのヤリ捨て相手って時期は越えちゃってるんだし、こんだけ馴染んじゃうと通じるものがあるだろ?」
 熱っぽく上気した瞳を真横に向けてすっかり余所見運転のアスカに、ウインクしてみせたのだった。
「今日も頼むぜ、ハニー? また、俺の嫁さん……相田アスカってことで、さ」
「わ、分かってるわよ! あ、あああ、アナタ……!」
 半分、怒ったかの様子の、半分は照れ隠しにも見える、そんな赤らんだ顔で。そうしてアスカは、アクセルを踏み込んで車を加速させたのだった。

 遷都が行われてもまだ建設途上の新東京市だ。昼の都市高速は混んでいる。
 建設資材だとか廃材だとかを満載した大型トラックが、許可車両用の優先レーンを地響きを立てながら走り抜けていく。
 同じように優先レーンを飛ばしていくアスカたちの青いルノーは、それから暫く高速を使った後で一般道に降り、とある地下鉄の駅に隣接した駐車場に入った。
 そして地下街から直接二人が入ったのが、この日の目的地のホテル。
 アスカは無論、チェックインの際には「相田アスカ」と書いた。
 シンジへの裏切りを形にして残していく、これを、いつからかアスカはケンスケとの密会の度、毎回行うようになっている。
 偽名でわざわざサインをしなくとも、ケンスケがすれば済むことだったが、ここでのこれを含めてのプレイ、いわばプレイ開始の儀式なのだろう。
 ケンスケが横からさりげなくを装って見ていると、明らかにアスカはうなじを赤くさせ、耳たぶまで赤くさせ、恥じらって――興奮している。
 キーを受け取ってフロントの奥のエレベーターに入って即、またスカートの奥を確かめてやると、明らかに先ほどの名残以上のぬめりが、ケンスケの指にまとわりついた。
「なんだよ、コレ」
「うるさいわね……」
「天下のアスカさんも、すっかり期待しちゃうようになっちゃって」
「うっさいって、言ってンの!」
 ベーっと舌を出してそっぽを向いてしまう、この――股間をまさぐられる快感に息を震わせている勝ち気な女を、ケンスケは可愛いと思う。
 最初の頃考えていた、見た目だけが取り柄、抱けてもっけの幸いというだけの感情を越えてだ。
(コイツ、ほんと可愛いとこあるんだよな。ハリウッド女優みたいにゴージャスな美人サンになっちまった癖に、さ)
 だからこそ、今日の計画にまた股間が燃え滾ってくるというものなのだった。
 この不倫関係について再三アスカが口にしているのが、体だけと割りきっての、純粋に快楽を求める為のものだということだ。
 そうでもしないと死んじゃうくらいなのよと、ストレスの凄まじさをアスカは口にしていた。
 事実なのだろう。
 だからこそ、なのだろう。
(ハマッてるんだよな……)
 確信があればこそ、大胆に、より大胆にと、ケンスケはアスカを誘ってきた。
(それにしても)
 ケンスケは思うのだ。
「よくもまぁ、ここまで乗り気になってくれたよな? スワッププレイとか、最初あんだけ人のこと変態呼ばわりしてくれたってのに」
 相手を壁に強引に押し付けておいて感心した風に言うケンスケに、アスカはそっぽを向いたままじろりと横目の一瞥をくれた。

16引き気味:2016/07/10(日) 22:00:18 ID:2diu.5dQ0
「……別に。言ってるでしょ? あたしはただ気持ち良くなって、嫌なことあれこれ忘れてスカッとしたいだけなの」
 だからよ、と。
 合理的に考えればよ、と。
「別に、アンタとだけって拘ってなきゃいけない理由なんて、無いじゃないのよ」
 夫であるシンジ以外に男性を求め、その相手にケンスケを選んだ時に、既にその種の自分を縛っていたものを、アスカは捨て去ってしまっていたのだ。
 ――アンタが吹き込んでくれたことでしょう?
 そう肩をすくめて先にエレベーターを降りて、アスカはさっさと歩いて行った。
 相手を待たせている部屋に。
 今日、また夫に対する新たな裏切りに踏み切る覚悟をしてきたアスカの、新しく選んだ相手たちが待つ部屋に。

「おっと、待てよアスカ。旦那様を置いてくなって。ほんと言うと、俺抜きじゃまだ怖いんだろ? またしどろもどろになってカッコ悪いとこ見せることになるとさ、後で俺に八つ当たりしてくるわけじゃん。一人でどんどん行くなってばさぁ〜」
「うるっ、さい! アンタ一遍死になさいよ!」
 肩を怒らせて通路を先に行ってしまうアスカを追いかけて、ケンスケも足を小走りにさせた。
 実を言えば、ケンスケだって今日のプレイが待ち遠しくて堪らなかったのだ。
(いよいよ、やっとってワケだ)
 前に立って歩くアスカの、ハイヒールの足を右左と進める度ふりふりと魅力的に振られているタイツスカートのヒップに、それを丸裸に剥いて軽いスパンキングをくれてやりながら獣のように犯した時のことを思い浮かべる。
 そうやって彼女を悦がり泣かせた時には、あの惣流を――と、自らがやってのけたのがとんでもない偉業のように感動で打ち震えてしまったものだった。
 碇シンジしか知らなかった、強がりだけは一人前のウブな女。そんな女の躰を、自分こそが徹底的に開発して、女としての欲望に目覚めさせてやったのだという自負があった。
 そして、より深い、もはや抜け出すことなど出来なくなるような泥沼の快楽に、自分なら引き摺り込んでやれるという自信が。
(だからこそさ)
 痛みすら錯覚する自分の立てた計画を、ケンスケは止めてしまうつもりなど無いのだった。
(今日はあいつを……アイツの体を、他の男に抱かせてやるんだ。覚悟しとけよ、マイハニー。もう……引き返させてやんねぇからな……)
 そして楽しみだなと。
 ケンスケもまた、今日こそやっと本番に漕ぎ着ける段に至った自分の相手を思って、ズボンの中で前を固くそそり勃たせていたのだった。

 ◆ ◆ ◆

「や、お待ちしてましたよ。相田さん」
 一ヶ月ぶりですね。
 そう言って、「朗らかな」とでもいうような形にしてみせた笑顔でもって、部屋で先に待っていた男はドアの中に二人を招き入れた。
 相変わらず、営業マンじみた嘘くささが言葉の端々に漂う男だなと、その見透かし易さに安心してケンスケは手を差し出し、握手を交わした。
「いや、こちらこそ。今日は俺たち夫婦、よろしくお願いしますよ? ニコラさん」
 ツインの寝室。男の後ろから顔を覗かせた女も、おずおずと頭を下げて挨拶を寄越してくる。
 二人して肌の色は濃く、中東系の顔立ち。ケンスケが選び、アスカも頷いたのだから当然なのだろうが、まず美男美女と言って良い。
 こちらが夫婦を装い、相田ケンスケ、アスカ夫妻と名乗っているのに対し、彼らはまだ結婚はしていないと説明してきていた。
 彼らこそが、声だけのやり取りから互いの容姿の写真の交換、服を脱いだ状態での写真、より大胆なものへ――とステップを踏んで、今日のために打ち解け合ってきたスワッププレイの相手。
 今日、ケンスケの横でアスカを抱く予定の男であるニコラス・バセロン。そして、恋人の見ている前でケンスケに抱かれる予定の女、ラルク・メルク・マールなのだった。

17引き気味:2016/07/10(日) 22:07:03 ID:2diu.5dQ0
なんつかですね。先々、浮気セックスすることになってる相手だという前提での顔合わせ自己紹介とか、自分をエロい目で見てもらうための写真を撮るとか、そんなシチュってエロくない? ということで書いてみたくなったんですよね。
相変わらず、興味は本番以前に向いていて、書く方もそこに到達する前に疲れてストップ入れちゃってますが。

18コウイに値する名無しさん:2016/08/28(日) 23:50:34 ID:zpMb6Fgg0
写真撮影がシンジの留守を狙って碇家の寝室で行われたら面白いかも
御近所の目を気にしながら間男であるケンスケを家に引き込むアスカ

21引き気味:2016/09/19(月) 20:15:01 ID:tp.2l/7k0
マンドクセ.... ('A`)

もう放置っスよ。放置。
書きたいと思い浮かべたエロネタが形にならないまま脳内揮発していくこの余力のなさで、誤爆ぐらいいちいち編集しなくたって良いじゃありませんか。

22引き気味@鉄血:2016/10/04(火) 00:16:13 ID:wg2uasVo0
「クーデリア、さん……」
 呆然とその名を呼ぶしかない小柄な少女、アトラの前で、クーデリア・藍那・バーンスタインは屍と化したも同然の無残な様を晒していた。
 ぜいぜいとしゃがれた喘ぎ。息も絶え絶えに、薄紅色の乳首を頂いた裸の胸が大きく上下する。
 今まさに咲き誇らんばかりに花開いた美貌に完璧に調和した、大芸術家の作り出した女神像もかくやの眩い裸身は、ツンと張り出した乳房の谷間を中心にくまなくどろどろとした粘液に塗れていた。
 そうやって、一六歳のうら若い娘一人には過ぎたサイズの大型ベッドに横たわっていたのだ。
「……はっ、はぁっ、はぁっ……っ――ッ、かふッ。ンぇ――ッふ、けふっ、ケフッ」
 時折の咳込みで、文字通り窒息しそうに苦しんで吐き出しているのは、白く濁った汚液。
 男の性器から直にクーデリアが飲まされた精液だ。
 秀麗な美貌を歪め、細い喉を力なく暴れさせて躊躇して、それでもそうするより余力が無いから、シーツに吐き出す。
 消耗しきり、長い睫毛が震える眼差しはただただ虚ろなまま、きらきらと輝きを放つシャンデリアがぶら下がった天井を見上げている。
 腕にも足にも力が入らないのだろう。横たわっていると言うよりも、遊び飽きられて放り捨てられた人形のようだ。
 ベッドにはそこら中に汚れた染みが付いていた。
 そこら中に、打ち捨てられた使用済みのゴム製避妊具が転がっていた。
 そして、クーデリアの膝を開いた不格好な様子のまま大きく投げ出された足の間には、もはやゲル状となった濃さで白濁液がまぶされた恥毛と、その下に隠されているべきがすっかり暴かれ、こじ開けられたままになった、女としての器官への入り口。
 クーデリアの秘所は大陰唇がすっかり腫れぼったく赤くなってしまっていて、酷使された名残が刻まれているのがアトラの目にも明らかだった。
 アトラが知っている彼女のそこは、もっとかたちが慎ましくて、色も可憐で――だったのに。一晩で、たった一晩でそんなにも変わってしまっていた。
 クーデリアは、そう、全身にぶち撒けられた粘つく牡精のシャワー跡とおびただしい量の汗、ざんばらに乱れきってシーツに広がる自らの美しいブロンドとで、十重二十重に絡められて、果てていたのだった。

「そんな……」
 アトラは、信じられない――とわなないた。
 愕然として目で追ってしまう。
 一つ、二つ、三つ、四つ。そうして、十だろうか、いやもっとあるだろうか。クーデリアの周りに放り捨てられた、男の精液でたぷんたぷんに膨らんだ避妊具は。
「え? え……? どうして……。だって、だって」
 名瀬さん、一人の筈じゃあ……。と、強張った唇からこぼしてしまう。
「あらぁ〜?」
 婀娜な声がそのつぶやきに応じた。
 そうっとアトラの肩に手を添え、少女の背筋をぞっとさせたのは、朝を待ってこのホテルを訪れた彼女をここまで案内してきたアミダだ。
 1フロア全体にも及ぶこの広大な部屋を借り切っている名瀬・タービンの第一夫人として振る舞う、妙齢の美女。
 褐色の肌が示すままに、情熱的な愛を夫の名瀬に捧げているのだが、その夫が自分の他に複数の女性を囲ってハーレムを築いていることには寛容だ。
 そして、兄弟分の組織とも縁深い火星のVIP、革命の乙女の二つ名で呼ばれるクーデリアなどの“他所のお嬢さん”を、「摘み食い」することにも。

23引き気味:2016/10/04(火) 00:17:55 ID:wg2uasVo0
「おやおや、アトラは知らなかったんだったかねぇ」
「アミダ、さん……?」
「あんた、前はああやって男を饗す女たちばかりの所で暮らしていたんだろう? 見たことなかったのかい? 器量のでかい良い男ってのはさ、女を何人抱えていても、みんな残らず満足させてやれるくらい、でっかいものを持ってるもんなんだよ」
 そうそう、とアミダの傍らでまた別の娘が頷いてみせる。MSに宇宙を飛び回らせるのも、名瀬やアミダの足を務めて豪勢な車を走らせるのも大得意の、ラフタ・フランクランドだった。
「ダーリンってば、そういやまだアトラには優しいとこだけだったっけ? あっちでああなっちゃってるお嬢さまみたいに、ぶっ飛んじゃうほど愛してもらったことって、まだだったっけ?」
「わ、わたしは……。だって、わたしは……」
 いたずらっぽく小脇を突付いてくるラフタの人懐っこい笑顔にも、血の気が引きった有様でいるアトラは上手く返すどころではないのだった。

 ごめんない。ごめんなさい、クーデリアさん。
 きゅうっ、とお腹のあたりで握り合わせた両手に力を込めて、少女は泣きそうになってしまっていた。
 クーデリアがあそこで酷いことになってしまっているのは、自分のせいだ――と。

 そもそもはアトラがタービンズという集団に、つまり名瀬の女たちに借りを作りすぎてしまったのがいけなかったし、それがタービンズとアトラの所属する鉄華団のというよりも、彼女個人の借りであったのがいけなかった。
 あまりに良くしてくれる、優しい女性たちばかりであったし、アミダは包容力のある大人の女性だった。
 親身になっていろいろと面倒を見てくれた。
 同じ女の、そして頼りがいのある先輩たちだったから、その頃やっと長い間の慕情を実らせて、一人の少年にとっての女になったばかりのアトラにとっては、他にできない相談の相手だったのだ。
 気がつけば借りばかりが増えてしまっていて、引け目が辛いほどになってしまっていた。
 後ろめたさまで覚えてしまう位になったら、恩返しを考えないまま付き合いを続けられるような女の子では、アトラはなかったのだ。
 ハーレムを構成し、皆して名瀬の女になって子供を産んでいる女たちなのがタービンズという集団だったから、その爛れた人間関係にいつのまにかすっかりアトラが毒されてしまっていたのも、それもいけなかった。
 経過はともあれ、アトラは名瀬に抱かれることを決めて、恩返しをすることにしたのだ。
 それで、鉄華団の仕事の合間を縫ってこっそりと名瀬と女たちのハーレムに通って、火星のホテルやタービンズの艦で可愛がられている内に、クーデリアにバレたのだった。
 後は殆ど一緒だ。
 クーデリアだってアトラと同じで、同じ少年とまず三人で家族を作るのを始めようと決めていた娘だったし、タービンズにはたくさんの借りがあった。
 そして、アトラにだけ負担を掛けさせることを良しとしないぐらい、変に生真面目だった。
 名家のお嬢様として育ったのだから、勿論抵抗もあっただろうが、一方で割り切ることが出来てもいた筈だ。
 アドモス商会という大きな商いを立ち上げた彼女は、折に付け「メリット」という言葉を口にするようになっていたのだから。
 ――だから、名瀬に抱かれたのだ。
 もう生娘ではないし、アトラと同様に一通りの経験も済ませている。先に名瀬に抱かれていたアトラから聞かされた話も、クーデリアを安心、あるいは油断させただろう。
 アトラが知っていたクーデリアは、二人で一人の少年を挟んでベッドに入っているときでも、乱れるという所を見せたことのない娘だった。
 蕩けるみたいに微笑んで、楚々とした喘ぎを漏らす程度には、男と女で交わる歓びに親しんできていたらしくはあったけれども。
 けれど、革命の乙女とまで呼ばれたどこか凛々しい横顔が木っ端微塵にされて、気狂いのごとく呆けてしまう所なんて、見せたことがない。
 綺麗な声がああも無残にしゃがれてしまうまで喉を痛めてしまっているのだから、どれだけ大声を張り上げさせられたのか。獣じみた四つん這いの格好になって、野太くとすら感じるよがり声を搾り取られていたラフタを見たことはあったけれど、次の日の彼女のしゃがれ声とおんなじになってしまっているのだから、クーデリアもそうだったということなのだろうか。四つん這いのポーズを取らされて、高く掲げ上げさせられたお尻の方から名瀬に犯され、一晩中悦がり泣いたのだろうか。

24引き気味:2016/10/04(火) 00:18:12 ID:wg2uasVo0
 それに、あの酷い量の射精の跡。
(クーデリアさんも、名瀬さんのを口に入れられたんだ……)
 飲んじゃったんだろうかと、そこまではしないで良いとタービンズとの夜でも優しく扱われていたアトラは、思わず喉を喘がせた。
 クーデリアの周囲に大量に転がっているゴム避妊具の数も、これも酷い。名瀬の子供を生む予定のないアトラが抱かれる時も使ってくれていたやつだから、一応見覚えがあるにはある。そこら中に幾つも打ち捨てられている光景にもだ。
 ただ、その時はアトラの他にアミダやラフタだっていたし、他にも何人かの女たちがいて、大勢だったからだと思っていた。
 避妊具を装着した股間をぎんぎんに漲らせた名瀬の膝にアトラが乗せられたのも、一回だけだったのだし。
 けれど、その分だけの回数を一人で引き受けることになっていたら――どうなってしまっていたのだろう。
 身震いする一方で、胸の鼓動がうるさいばかりになっていく。
 それにクーデリアは、どう見ても直に射精されてしまっていた。
(一回とか二回とか、そんな量じゃないよ。クーデリアさんのあそこ、まだあんなに開きっぱなしになってるし、中にいっぱい――入ったままだもん)
 少年とのセックスの時でも、あれほどの勢いで中に出されたことはない。
 あれも、これも、アトラは経験したことがない。
 それを全部、一遍にクーデリアは体験した。経験させられてしまったのだ。
 アトラの見たこともないクーデリアが、そこに横たわっていた。

「……ああ?」
 来たのか、と。シャワールームから出てきて、クーデリアとは正反対の平然とした顔のままわしゃわしゃと髪を拭く名瀬に、彼の女たちがまとわりついていく。
 タオルを奪って甲斐甲斐しく代わりに髪を拭いてやるのがアミダなら、名瀬の腰からタオルを奪って、だらんとした様子を見せていた股間にむしゃぶりついていったのがラフタだった。
 みるみる内にそれは急角度に首をもたげていっていて、ラフタがもごもごとやっている唇の端から覗くだけでも明白なほど、幹を太くさせていっていた。
「……あ。名瀬、さん……」
 気がつけば、アトラは息を熱くさせてしまっていた。もじもじと、ショートパンツのダブダブの生地の内側で、太腿を擦り合わせてしまっていた。
 目が、名瀬の屹立しきった肉凶器から目が離せなくなってしまっていた。
「あら、ふふふ……」
 名瀬の世話を焼きながら、アトラの様子に気付いたらしいアミダが色っぽい流し目で微笑んでくれる。
「嬢ちゃんも、来るかい?」
 そしてこの朝も、名瀬の声はアトラには優しかった。
 低い、大人の男の声だ。
 その声で優しく誘ってもらって、アトラはとても嬉しかったから――。ちらりと横目でもう一度眺めたクーデリアの虚ろな横顔にひとつ決心して、ラフタに場所を開けてもらった隣に跪きながら、見上げるくらいに背の高い男に向かっておねだりをしたのだった。
 まだ早いかもしれないがと断りは置きながらも、『良いだろう』と大きく頷いてくれた男の股間に、小さな口を精一杯に開いて舌を差し伸べる。
(あっ、これって……)
 クーデリアの味だろうか?
 そんなおかしな感慨が浮かんでも来ても、教えられたテクニックを全部思い出そうと懸命に頭を働かせながらうっとりとしゃぶり、キスを繰り返して、舌を這わせて奉仕するアトラには、もうクーデリアを省みる余裕は無くなっていた。
 そうしてはじめての飲精を、拙くも最後まで女たちに見守られて達成したアトラは、他でもない名瀬という完成した牡の味を口から記憶させられたのに続いて、未成熟な膣にも教え込まれることを自分からねだって、叶えてもらったのだった。
 
 この日、結局はタービンズの一行も、クーデリアも、アトラも、ホテルのその部屋から外に出ることはなかった。
 アトラもやはりクーデリアの惨状に想像してしまったのと同じように、子犬が大人の大型犬にのしかかられるのと同じぐらいの体格差のバックスタイルで、つるつるとしたクレヴァスの狭い入り口をさんざんに貫き犯され、ひぃひぃと喉が枯れるまで悦がらされたのだった。
 白目を剥いてしまうぐらい凶悪な絶頂に、何度も何度も名瀬の剛直ペニスで叩き込まれたのだった。

25引き気味:2016/10/04(火) 00:18:30 ID:wg2uasVo0
 お子様然とした下腹部に、大人の男の陰毛が汗と体液でべったり張り付く程になった結合部分で、ぱんぱんに膨らんだ隙間からじゅわっと逆流してくる勢いの膣内射精を注ぎ込まれて、子宮を灼かれてしまったのだった。
「こんにゃの……こんにゃの覚えさせられちゃったら……もう、もうっ、わたひ……。ふひゃ、ひやっ、ひゃああ〜っ!?」
「……どうするんだ? 嬢ちゃん。嬢ちゃんも、あっちのお嬢様と一緒に――」
 俺の子を産むかい?
 そんなことを、なんとも渋い低音ボイスで囁きかけられてしまったものだから、たまらずアトラは意識が真っ白に弾け飛んでいってしまうほど、強烈な絶頂を迎えしまったのだった。
「ひぁ……ァ、はひっ!? はひゅっ、ひぁ――ァぁああアーッ!!」
 クーデリアが汚しておいたべちゃべちゃシーツに顔を埋めて、爪を立てながら、『名瀬さん、名瀬さんっ!』と、男の名を一心に叫んで。
 ぎゅっ、ぎゅーっと、ちっちゃな子宮に本当に名瀬の子を孕んでしまいそうなぐらい、力いっぱいに締め付ける膣で、精液を飲み干して。

 ◆ ◆ ◆

「……ンッ。ンンッ? んぁ、あ〜」
 喉の調子を確かめるアトラの横で、クーデリアが名瀬のくれた――というか、名瀬が手ずから唇に押し込んでくれたノド飴を、ころころと口の中で転がしていた。
 そして、ため息をひとつ。
「はぁっ……」
 アトラは喉に当てていた手をそのまま、傍らへと顔を振り向かせた。
「どうしたの? クーデリアさん」
「どうしてもなにも……。アトラさんは良かったのですか? その、もしもですけれど……」
 一度言葉を切って辺りをちらちらと窺い、声を潜めて、言う。
「本当に、あの方の赤ちゃんが出来てしまったら……」
 アトラはほっぺたの中に取っておいた自分の分のノド飴をまた舌の上に戻して、イチゴとかいう果物の味にくふっと頬を緩ませて、そうやって出来た笑顔に乗せて、なんてことないよと答えたのだった。
「その時はその時だもの。クーデリアさんは、どうしたいの?」

26引き気味:2016/10/04(火) 00:23:32 ID:wg2uasVo0
未体験だったあれやこれやを、いっぺんに寝取り男に抱かれた夜に経験してしまう、というシチュ。もしくは、地の文での表現こねくりまわし遊び。
AちゃんもBちゃんも二人とも孕ませるのかい? とかいう感じの台詞、あるいは地の文(以下略

ここら辺のネタを揮発しちゃう前に使いたいなーと、いろいろ焦って考えていたら何故かプラットフォームが鉄血に。
二番目の要素とか、導入だけ投下した淫乱美母短編で使おうと思ってたんですけど、勢いって酷いもんですね。

帰宅してあれもこれもやり残してるのに、もうこんな時間ですよ! (;´∀`)

27引き気味:2016/10/30(日) 23:38:39 ID:NWvXkrPs0
 草を精緻に編み込んだマットレスが敷き詰められた内装は、あのミレニアム島の屋敷に似ていた。
 蒔苗老の出身である東アジア様式で誂えられた私室――寝室だ。
 アーブラウの代表に返り咲いた蒔苗東護ノ介のために、公邸はおそらく以前にこの老人が使用していた頃のままに戻されたのだろう。
 ひっそりと草の香りが漂う床の上に直接敷かれた寝具。その上へと軽く背中を押されて、不覚にもクーデリアは『あ……』と小さく漏らしただけでよろめき込んでいってしまった。
 白い寝具に突いた手で体を支え、振り返ろうとするが、膝には力が入らない。
 半ば呆然としたまま背をよじり、後ろを見上げたクーデリアの目の前に、東護ノ介がゆっくりと身を屈める。
「――ぁ、あの……」
「どうした?」
 深い皺の刻まれた老人の顔は息が掛かりそうなくらいのすぐ近くで、そして僅かに目線が高い。
 横座りが崩れたぐらいの、もう一押されれば寝具に押し倒されそうな格好でいるクーデリアと、悠然とした所作でその前に胡座をかいた蒔苗老の姿勢の差。
 所詮は成人前の小娘にすぎないクーデリアと、老人の体格の差。
 そして、それだけで彼女の言葉を封じ込めてしまった、東護ノ介の眼が放つ圧力の違い。
「……ふむ」
 すっと視線を走らせた東護ノ介が、クーデリアが体を支えている手のあたりへと目を留めた。そして、喉をからからにさせてただ喘いでいる喉元にも。
 難じるような目つき。見やっているのは、娘のほっそりとした喉首や手首に露出を許さずにいる、高襟、長袖の出で立ちだ。
「……よう、似合うておる。さっきも褒めたがな」
 今、クーデリアは東護ノ介と同じ東アジア様式の衣装を身に着けていた。
 ゆったりとした上着は桜色、縦の折り目がついた独特のスカートはその桜色に合わせた紫。特徴としては上着にもスカートにも一切ボタンの類が使われておらず、代わりに要所を紐で縛る形式だ。
 それはつまり、老人が伸ばしてきた手に容易く侵入を許してしまうということでもある。
「ま、待って。待ってください」
 遅まきながらに抗おうとする声もか細く、クーデリアは頬を朱に染めて弱々しく羞じらう。
 しかし、老人の手は胸元からするりと衣装の合わせをくぐり、彼女の胸の膨らみを手中に収めてしまっていた。
「ああっ」
 老人の手が、やわやわと確かめるように自分の乳房を揉みしだいている。
 もしそこに、彼女の顎の直ぐ下まで高襟が来ているシャツが、ぴっちりと生真面目なコーディネイトで肌を覆っていなければ、もうこの瞬間にもクーデリアはブラジャーの下にまで守りを侵されていたかもしれない。
 それぐらいに、蒔苗老の手には躊躇が無かったた。
「儂の元で学ぼうというのだ。どうせならそれらしい格好にと着せてやっておったが……。ちと、無粋だったか」
 本来はこんな風に喉元や手首の先まで覆うようなシャツなど、女性は着けないものであるという。蒔苗の出身である東アジアで昔、師のもとで住み込みで下働きをしつつ学んでいた立場の若者が良くしていたという組み合わせの、民族衣装。そのどこか謹厳な着心地は、クーデリアも気に入っていたのだが。
「いや、秘めてこそ花よな。肌も見せぬ乙女から一枚一枚と剥いて組み敷いてこそ、興も増すというものか」
 東護ノ介は一人で納得したように頷き、クーデリアの躰を抱き寄せた。

28引き気味:2016/10/30(日) 23:43:46 ID:NWvXkrPs0
「……あっ」
 老人の腕だというのに、ぐっと力を込めて引き寄せられると彼女はなにも抵抗できなかった。
 あっという間に腕の中にすっぽりと抱きかかえられてしまって、老人の膝の上だ。
 頭のすぐ後ろに東護ノ介の顔があって、身じろぎに合わせ、老人の手の動きに合わせ、耳に掛っている自分の髪と老人の長い髭がざわざわと一つになって揺れ動く。
「こんな――。いけません、待って……ください……。ぁ、ああっ」
「遅すぎる。否と言うのであれば、そもそも付いてくるべきではなかった。お主なら分かっていたはずだぞ?」
 どうにか制止しようとするクーデリアの言葉を省みるつもりなど、一つも無いのだろう。次から次に東護ノ介は手を動かしていき、その腕の中に捕らえられた彼女は気付けば右の肩から左の肩から上着を肌蹴させられ、細身の躰の線が直接浮かび上がるシャツを今度は脱がされようとしている。
「地球に残り、儂のもとで学び、それも今月まで。お主はいよいよ火星に帰る。卒業ともなれば一つ記念の写真でも撮っておこうかと、そう言って儂は支度をさせたな?」
 蒔苗が言っているのは、ほんのさっきに公邸の庭で二人並んで立ったところを撮影してもらった写真のことだ。
 しかし、東護ノ介が彼女にその話をしたのは数日も前。この地で学ぶ間ずっと普段着のようにしていた衣装で、そして少なくない時間を過ごした公邸の、時にはクーデリアも自分の手で箒を持って掃除をした庭で、それでいつもの格好の東護ノ介と並んで写真を一枚撮ろうというだけのことに、老人は随分前から予告をして準備をさせていた。
 与えられていたこの衣装もわざわざ一度クリーニングに出されたし、直前にはクーデリアは湯浴みもさせられた。
 そして、もうとっくに一人で着付けが出来るようになっていた衣装を、数人の東護ノ介付きの女中に世話をされる格好でまた着せ直されて、軽く化粧もされている。祝いだからと、軽く酒を勧められもした。
 そこまでされれば、生娘にだって分かろうというものだ。
「ここで学ぶ間、どれだけの男たちがお主に欲にまみれた目を向けておったか、気付いておっただろう。議会のジジイども、皆そうよ。――儂とて変わらん」
「それは……」
「儂が連中と違うように見えておったのなら、それは弁えておるぞと区別をつけておったに過ぎん。分かるな?」
 クーデリアは頷いた。ぷつぷつとシャツのボタンを上から外されていき、いよいよ素肌を暴かれて、案の定あっさりとブラジャーをずらし落としてから挑んできた東護ノ介の皺だらけの手のひらに、両胸を弄ばれながら。かさついた指の腹、ごわごわとした指の間で挟まれた乳首を揉みほぐされ、身の置き場がないほどに羞じらいながら、それでも老人の言葉には頷いてみせた。
 蒔苗東護ノ介の言葉だったからだ。
「儂はお主の望み通り、政に関わろうとする者としての指南を引き受けた。すなわち、お主は儂の弟子よ。師たるもの、弟子の色香に惑わされておっては話しにならぬ。お主を鍛えてやろうといった言葉が嘘になってしまう」
 だが、と。
「一通りの仕込みは済んだ。ならば卒業よ。火星に戻ろうとも立派にやっていけるだろう。そして卒業ともなれば――」
 餞をくれてやらねばな。
 そう老人は、震え悶えるクーデリアの耳元に囁いた。

29引き気味:2016/10/30(日) 23:56:34 ID:NWvXkrPs0
……これが、餞別?
 政治家として尊敬はしても、女として見ていたわけではない。そんなクーデリアにとって、この行為は望むところではないのだ。
 いくら東護ノ介の言うことでも、これは頷けない。
 そう決心しようとした彼女に、その最中も収まることのない老人の愛撫が妖しい感覚を送り込んでくる。
 状況に圧迫され続けでまともに考えを巡らせる余裕もなくなっていたクーデリアにとっては、全身が火を吹きそうなこの羞恥だけでもダメ押しだというのに。蒔苗老の手つきはあまりにも巧みだった。
 男との経験など持たない未通娘のクーデリアをして、不快感だけではない、それを塗りつぶす勢いの未知の感覚を、意識させてくるのだ。
「ぅ……、っハッ、はぁっ……ッ」
「無理に堪えようとすることはないぞ。気を楽にして、身を任せておれば良い。何ひとつ心配はいらん。丹念に、丹念に……。この一晩、儂の心尽くしでもって、見事お主を女にしてやろう」
 これが――、と。処女であるクーデリアは慄いた。
 つまりは男と女の交わすふしだらな行為が、こんなにも――心地良く、抗い難いときめきに、嵐のように見舞われてしまうものだったのかと。
 軽く回り始めた酒精に意識を煽られつつあることも気付けず、いかにも女に手慣れた風の老人に弄ばれ、ただ焦りを覚えるばかり。
(ダメ、だめだわ……。ここで、なんとかしなければ……。何とかして、許してもらわなければ――)
 クーデアリアがはっきりと拒絶できないのは、立場ゆえ。相手がアーブラウの代表、蒔苗東護ノ介だから。今から火星で、守るべきもの達のための活動を始めようという自分の後ろ盾になってくれる老人であるからだ。
 だから、予告されて以来、なんとなくおかしいと思いはじめた考えが段々と間違いではないのだと確信するように至り、いよいよ目の前で砂時計が落ちるようにこの瞬間までを数えて待つしかなくなっていても、何も出来ぬままだったのだ。
 むしろ、クーデリアの中の一際計算高い部分は、このまま抱かれてしまい、東護ノ介の女になってしまえば大きなメリットがあると判断していた。
 背負わねばならぬものが大きすぎるクーデリアには、無視できない考えだった。
 少女の胸の中に焼き付いたフミタン・アドモスの死に様が、逃亡を許してはくれなかったのだった。

「……ふむ」
 この時、クーデリアが今してみせた目つきなど、真後ろに陣取っている老人には見えていなかったはずなのだが、
「いかんな」
 東護ノ介はそう独りごちると、クーデリアの躯を抱え上げてしまった。
「えっ!? ッ、きゃっ」
 寝具の上に改めて横たえさせられたクーデリアからは、袴も奪われてしまった。
 すでに胸をいじられていた時に帯は解かれてしまっていたから、両足から引き抜かれて、もはや両腕の肘のところに絡まっている桜色の上着と白いシャツの他は、これだけは蒔苗の故郷の衣装とは違う、ブラジャーとショーツが中途半端に乙女の裸身を覆うばかりだ。

30引き気味:2016/10/31(月) 00:15:37 ID:dYHrkIk.0
「閨でそのように凄んでみせるものではないぞ。折角、男がお主の色香に惑わされようという時に、そんな顔をしていてはな。誰もおちおち騙されていてやろうという気分に、ならなくなってしまう」
 覚えておくことだ。好々爺のように笑いかけてみせながらも鋭い目付きをした老人は、そうクーデリアに言った。
「これから始めようという仕事に、お主のこの体は大きな武器になる。だがその扱い方を間違えてはな。……まずは知ることだ。お主自身、この見事な――男であれば生唾を飲まずには居られん躯に溺れてみるということが、どのようなことなのかをな」
「そんな……。私はそんな、そんなやり方をするつもりなんて――」
「する、しないは、その時その時で決めれば良いことよ。決めた時に、出来ない、では話にならぬだろう? ……ほれ、自分で見てみよ。その若さでどうにも頭が固いのがお主のいかんところだが、お主の躯の方がよほど素直に自分というものを心得ておるではないか」
 そう指差して示した先、とっさに脚を閉じて庇ったショーツの中心に、じんわりと浮かび上がった淫らな染みに、クーデリアが絶句して、また顔全体を赤く染め上げてしまって。
 それが、はじまりの合図だった。

31引き気味:2016/10/31(月) 00:15:58 ID:dYHrkIk.0
お腹すいたので中断ですお (´・ω・`)

32コウイに値する名無しさん:2016/11/29(火) 18:14:49 ID:fqw1Nqvw0
精神的に疲れ果てたオルガに同情して慰めるような感じで肉体関係が出来ると思ってたインテリ金髪のお姉ちゃんが
まさかおやっさんの手に落ちるとは
公認の関係のようだからおやっさんがムラムラしたら格納庫だろうとどこだろうと人の出入りなんて気にせずに
ガツン、ガツン突っ込んでるところを目撃されてるのではないかと

33引き気味:2016/11/29(火) 21:46:29 ID:w0ekrU2c0
先週の回、『火星の王』はわりとエロ人種的にはありがたい回ですた。
蒔苗がクーデリアのことをフルネームで呼んでみたり、クーデリアが『先生』と呼びかけていたり。
上のネタを投下した時はそこら辺わからなくてボカしてもいたのですが、これで二人の関係がエロネタ的に大分把握出来た気がします (;´∀`)

ジュリエッタもヴィダール仮面さんとの絡みでどんどん味わいのある良いキャラになってきた気がしますが、この子、微妙にエロに使い難い方向で癖が強い気がしますなぁ。
そこは私から見たトド・ミルコネンのおっさんも同じでありまして、半分以上ギャグ時空に足突っ込んでいるように見えるせいで、これまたエロい方向に使いづらく感じます。

まぁ、鉄血は女性キャラも多いし、その一人ひとりが妄想膨らませがいのある人間関係盛ってるんで、実に捗るんですけどね。
問題はその浮かんできたネタを出力している暇もなければ、テキスト化する感覚も鈍ってきちゃってることなんですが。

34引き気味:2016/12/18(日) 23:45:50 ID:mchOaveI0
 靴底が沈むほど高級なシルクカーペットを踏んで、紳士淑女の装いで着飾った男女たちが談笑する。
 ギャラルホルンにおいても特に「貴族」と呼ばれる者達ばかりのこのパーティー会場で、そうでないのは彼らの手元にカクテルグラスを届けて回る給仕達ぐらいのもの。
 その筈が何故か、薄汚れたジャンパー姿で平然と貴族たちに混じり、そこらのテーブルに載せられた豪華な料理から気の向くままの分を取り皿に持ち帰っては、壁際で食べ散らかしている一人の男が居た。
 その場違いを弁えもしない振る舞いに貴族たちは顰め面を作りはするものの、厳重を極めているに違いない警備を男がパスしていることから、それなりの背景を持つのだろうと察し、顔を背けるにとどめていた。
 筋骨隆々を絵に描いたような男の体格は鍛えに鍛えこんだ生きる暴力そのものであったし、貴族として家だの名誉だのにしがみついて生きねばならない彼らにも、男の持つ不穏当な空気を嗅ぎ取れるぐらいの嗅覚は備わっていた。
 ただ、どこにでも例外は混ざり込むもので、この場にあってはそれは前方をよく確かめもせずに早足で会場を抜け出そうとしていた一人の幼い少女だった。

「――おっと」
 きゃっ、と小さな悲鳴を上げて床の絨毯にへたり込んでしまった少女は、見た目の限りでは十歳を過ぎたぐらいだろうか。
 光の当たる角度によってはスミレの花の色にも見える髪を長く伸ばし、おでこの上で留めているヘアバンドには、まだ可愛いものに目がないのだろう年頃らしく、フリルがふんだんに使われている。
 痛みを堪えながらくりんとしたエメラルド色の瞳で自分のぶつかってしまった相手を見上げた少女は、そこに顔中髭だらけの熊のような男を――ガラン・モッサを見つけ、恐怖に顔をひきつらせた。
「おおっと、すまん嬢ちゃん。頼むから泣き出さないでくれよ? お嬢ちゃんみたいな良いとこ育ちからすると、悪党にしか見えないような顔かもしれんが、別に取って食ったりするつもりはないんだ」
 言葉通りの意志を少女にもっと分かりやすく伝えようと、ガランはニカッと笑ってみせた。
 傷付けるつもりはないのだと、何も手に持たない両腕を無防備に大きく開いてもみせる。
 シンプルなボディランゲージこそが、こういう場合は百の言葉よりも雄弁だ。
 そうしてみせれば髭だらけの凶相も途端に人懐っこい大型犬か何かの「怖くない」生き物に見えてくる。つまり無害なのであり、そうと認識してしまえば少女にとっての見慣れぬ大きな生き物とは、好奇心の対象だ。
 ガランはこれで情報畑の人種のようにも振る舞うことのできる人間であったし、潜入先現地での情報収集においては子供相手の機嫌のとり方も有効な技術として活用してきていたのだった。
「い、いいえ。その、私も前を見ていなかったのがいけないのです」
「なぁに、怪我がなければそれでおじさんも一安心さ。これでも俺は紳士のつもりなんでな。お嬢ちゃんみたいなちっちゃいレディーに傷でも付けたとあっちゃ、ガラン・モッサの名前が泣くってもんだ。どこか痛いところはないか?」
「ガラン……モッサのおじさま、ですか? それはもう良いのですけれど」
 ガランの差し出した手をとり、小さな手の平を引っ張られて立ち上がった少女は、それからぷくっと少し不満そうに頬を膨らませて訴えた。
「でも、ちっちゃいお嬢ちゃんとか止めてください」
 ささっとドレスの乱れを直してから改めてガランに向き直り、礼を口にするのも忘れない。
 行儀の良さはまさしく育ちの良さだろう。
 これくらいの歳のギャラルホルンの良家の娘であれば、これくらいの歳だからこそ、こういった社交の場に出される理由がある。
 子供扱いをされるのを嫌がる素振りにシリアスな響きがあったから、余計に少女の横顔はあどけなさとは対極にある種類の翳りを帯びて見えた。
 その一瞬に限っては、憂いを帯びた面差しに女すらも感じさせてみえたのだ。

35引き気味:2016/12/18(日) 23:46:11 ID:mchOaveI0
「……ふむん?」
 俯いてそっぽを向く少女を見下ろして、ガランは困ったように頭を掻いてみせた。
 ――みせただけである。
 この時、実は少女の抱えていた悩みとはまさにその自分の幼さこそが理由だった。
 家同士の定めた関係であるのに留まらず、心からの好意を寄せている許嫁への、それが故の引け目。
 ギャラルホルンの貴族階級の間でも口さがない部類が今盛んに噂する、歳の離れすぎた婚約者同士というスキャンダルは、確実に少女の想い人の評判を傷つけていたのだ。
 ガランも当然耳にしている。
(なるほど、このお嬢ちゃんが噂のボードウィン家の一人娘、アルミリア嬢ってわけか)
 そしてガラン・モッサとは、スキャンダルのもう片方の主役であるマクギリス・ファリドとは反目し合う派閥の側に立つ人間であった。
 加えてガランは、チャンスというものを黙って見過ごすほど愚鈍であることを、自分に許してはいない。
 だから少女は、アルミリア・ボードウィンという幼いレディは、一時間もしない内にはガランの熊のような筋肉に覆われた巨躯の下に組み敷かれてしまっていたのだった。

 ◆ ◆ ◆

「んんっ、ンッ、んぅ――う! うっ、うぅーっ」
 深々と幼い膣に打ち込まれたガランの怒張にのたうち回り、アルミリアは一糸まとわぬ矮躯を薄暗い倉庫の片隅でよじらせる。
 床の上にはガランの着ていた革ジャンパーが即席のシーツ代わりに敷かれていたが、追いついてはいない。体格の差で、それ一枚あればすっぽり包んでしまえるぐらいに小柄なアルミリアではある。それでも、ガランが激しく腰を打ち込んで、繰り返しサイズ差のありすぎる巨根を無毛の下腹部に飲み込ませ、吐き出させと続けていれば、か細い悲鳴を上げて藻掻き喘ぐ少女は、すぐに汚れた床で直接頬を拭くようになってしまうのだ。
「こいつはいかんな。せっかくの可愛い顔なんだ、かすり傷でも付けたら俺がファリド卿に殺されかねんぞ」
 息も絶え絶えになってただ喘ぐばかりになっていたアルミリアが、ガランの口にした名前にはっと目を見開き、また哀しげな涙をこぼす。
「ぁああ、マッキー……」

 アルミリアが許嫁に助けを求めていたのは最初の内だけだった。
 気さくな態度と外見とは裏腹の親切めかした振る舞いで少女の警戒をほぐし、傷心に付け込みながらパーティー会場の外にエスコート。そうして予めガランが確保しておいた警備の死角にまで連れ込まれてしまって、いきなり唇を奪われ、床に押し倒されてから抵抗をしようとしていたあたりまでだ。
 体格差で完全に押さえ込まれてしまい、ドレスを傷付けないように慎重に――そして淡々とした作業めいた手つきで巧みに脱がしていく男に、遅まきながらの貞操の危機を悟って金切り声の悲鳴を張り上げたぐらいまでのところなら、まだ必死に警備の人間に、そして許嫁に助けを求めていたのだが。
 こいつは驚いた、と。高級ではあって下品にはならないセンスの良さで清楚に揃えられた純白の下着一式をまで剥ぎ取り、アルミリアの無毛の秘裂に自分の唾を擦り付けたガモンが、肉棒をそそり立たせて押し入ってみれば――。思わず口を突いて出たのは、そんな驚きの声だった。
「マクギリスめ……。幼女趣味はどうせ面白半分の噂どまりだろうと思っていたんだがな」
 この可憐な少女は、十一歳の年齢にしてすでに男を受け入れた経験を持っていた。つるりとした一本の縦筋でしかなかった未成熟な性器の、その犯し具合から判断すれば、噂の真相は明白だったのである。

36引き気味:2016/12/18(日) 23:46:32 ID:mchOaveI0
「……面白い」
 アルミリアにとってはそれこそ婚約者への想いにかけて誰にも知られてはならぬ秘密だったのだろう。『お嬢ちゃん。いつぐらいからあのフィアンセ殿に可愛がって貰ってたんだい?』とガモンに耳元で囁かれると、真っ青になって黙りこくってしまった。
 それからは、立場柄以上のやる気を出したガモンの良いおもちゃである。
 膨らみの兆しもまだ存在しない、男児とそう変わらない胸をまさぐられ、小粒の乳首をいじくられる。
「やめて……やめて、ください。ああっ、いやぁぁ……」
 執拗な口付けにアルミリアが拒否反応をばかりしか見せてないと判断してからは、髭に覆われた口が少女の耳元を這い回って、耳を、首筋を、項を舐め回す。
 ぞわぞわと肌を粟立たせて慄いているのを良い反応だと言って、より過敏なポイントを舐め探られた。
 それは同時にアルミリアの狭い膣の中でも行われていて、一見すると乱暴に揺すり立てているだけの風に見えるガモンの腰遣いは、ピストン運動の一つ繰り返す度ごとに、小突く箇所、角度を変えていた。
 なにより、そんなサイズ差の違いすぎる獣器を無理に頬張らされ、引き裂かれそうに入り口を開かされたスリットの縁には、ずっと気持ち悪いぐらいの丁寧な刺激が送り込まれ続けている。
 まだ芽でしかないアルミリアの小さなクリトリスを、鞘に収まった外から丸ごと指の腹で揉みこねられ続けて、
「……ぃ、ゃ、ぁぁああ……。マッキぃ……」
 少女に耐えられよう筈が無いのだ。
 アルミリアがそんな場所を刺激されるのは、ただ一人、大好きでならないマクギリスとのことを知っているだけなのだから。
「マクギリスのやつ、色男ぶりも大したもんじゃないか。なぁ、お嬢ちゃん?」
 じわじわと少女と男の耳に届きはじめた、くちゅくちゅと粘着質な水音は、事前にガモンが擦り付けておいた唾程度では決して立つような音ではなかったのだてある。
「婚約したのは九歳の頃だって聞いてたが、下手するとその頃からか……? 体はこんなにちっちぇのに、随分とここは大人な反応じゃねぇか。……なぁ?」
 ――もう、気持ち良くなっちまってんじゃねぇのか?
 そう囁かれてしまえば、『ヒッ』と息を呑んだアルミリアは必死に首を振りたくった。
 ぎゅっと目を瞑って、ガモンの言葉が突き付けたものから目を背けようとする。その顔は真っ赤に染まっていた。
「そんなことっ、そんなことっ……!」
「ああ、そうかぁ〜い?」
 面白がったガモンがアルミリアを抱え込んだまま姿勢を起こし、本当にその腕の中に少女をすっぽり包み込んでしまった対面座位へと体位を変える。
「ンンぅ――ッ!」
 自身の体重で幼膣の底を串刺しにされるアルミリアは悲鳴を上げるが、それでグジュッと押し込まれたドス黒い色のペニスとの結合の隙間からは、蜜のように粘ついた汁が溢れ出してきてもいたのだ。
「やっぱり、お嬢ちゃんとぐらい体の大きさが違うと、この姿勢でヤることが多かったんじゃないのか?」
「ンンッ!? ンンンッ! ンンンンッ!!」
 なにかが溢れ出しそうな口元を押さえながら、必死に首を振るアルミリア。
 ガモンはそこは大人の余裕たっぷりに、遥かに年下の少女の嘘を指摘しないでやるだけのことだ。
 なにせ、腰を揺さぶってアルミリアの内側からペニスのカリ首でこそいでやれば、それでもうどこか艶かしくさえある濡れた押し殺し声で彼女は悶え、背徳的に幼い裸身を火照らせていくのだから。
「あっ、あっ、あっ」
 リズミカルに捏ね転がして声を上げさせるスイッチと化している乳首も、もうただ小粒なだけではない。小粒なままで一人前に固く膨らんで、勃起している。
 それは今や、アルミリアの幼い割れ目から染み出してきた蜜汁で濡れ濡れになってしまったガモンの指でまさぐられ続けている、ほんの小さな陰核も同じだ。
 同じくらい精一杯に勃起して、それでもまだ鞘から顔も覗かない。
 そんな未成熟な躯なのに。

37引き気味:2016/12/18(日) 23:46:54 ID:mchOaveI0
「はっは、恐れ入るぜマクギリス。こ〜んなちっちゃなレディを、随分といやらしく調教したもんじゃねぇか」
 ここまでくればアルミリアにも分かる。男が自分たちの家とは敵対する勢力の人間なのだと。
 だからの辱めにしても、それにしても酷すぎる陵辱に遭い、なによりも少女の小さな胸を引き裂かんばかりにしているのは、自分のこの醜態によって婚約者の名誉が危機に陥っていることだった。
「もう……もうっ、お願いです」
 少女は切なく息を散らす一方で、涙ながらに訴えた。
「わたしはどうなっても構わない。でも、このことを皆が知ってしまうようなことだけは……!」
「それが、お嬢ちゃんの大好きな“マッキー”の為だってわけかい? 健気だねぇ……」
 狙ってその言葉を引き出させたくせに、ガモンの肩を竦めてみせる素振りときたら、少女を責め立てて喘ぎ声を絞り出させつつ、どこまでも他人ごとめいていた。

 ◆ ◆ ◆

「……おじさま?」
 ギィと軋んだ音を立てて、倉庫の扉に隙間が作られる。
 半身にした体をねじこませて中に入ってきたのは、緑色のギャラルホルン士官の制服に身を包んだ娘。
 彼女はきょろきょろと見やって倉庫の奥に見付けた探し人の姿を目にした途端、その目付きをじっとりとしたものに変えてしまった。
「よぉ、ジュリエッタ」
 のんきに手を上げて名前を呼んでくる男、ガモンは、倉庫の片隅に置かれていたパイプ椅子に腰を落ち着けて、その前に跪く幼い少女に股間を舐めさせている真っ最中なのだった。
「こいつのことか? いや、マクギリスのやつの手腕ってのを実感しているところでな。これがまた、こんなちっちゃなナリして上手いもんなんだわ」
 自分をさんざんに犯し抜いた男の性器に唇を這わせ、完全に屈服した様子で奉仕を続けるアルミリアは、それでジュリエッタと呼ばれた少女の冷え冷えとした視線を感じたかのように、びくりと肩を震わせた。
 それでも、頭を起こして惨めな顔を見られてしまうことの方を恐れたかのように、かえって熱心にフェラチオ奉仕を続けている。
 コンクリート床に直に膝を付ける両脚の間には、アルミリアの太腿の付け根から伝い流れてきて滴り落ちているガモンの精液が、泡立った汚いシミをいくつも作っていた。
 その、跪いているアルミリアの裸の背中の方からつかつかと近付いていって、
「おじさまのなさることです。きっと考えがおありなのでしょうが……」
 ジュリエッタは不機嫌そうに言ったものだった。
「私の前で、そんな子供の方がおじさまを気持ち良くして差し上げられるみたいなことを言われるのは、不愉快です」
 『退いてください』と、子供相手に大人気なく――とは言え、ジュリエッタ自身もまだ大人とは呼べない年頃だったが――場所を譲らせた彼女の、軽く制服の首元を緩めてからのフェラ奉仕に、その聞くも淫らがましい舌遣いに目を細めながら、『困ったな』などと嘯いてみせるガモンである。
「パーティーも、もう終わっちまう頃合いだろう? さすがにボードウィン家のご令嬢をこのままの姿で帰してさしあげるわけにもいかんからなぁ」
「ンぇ、ふぅぇへ……?」
 ガモンの股間に顔を埋めたまま、それでとジュリエッタは返す。
「お前を呼んだのは、女同士、そっちの方がスムーズに始末をしてやれるだろうからと考えたから、なんだが」

38引き気味:2016/12/18(日) 23:47:10 ID:mchOaveI0
「問題ありません。私の方がおじさまの役に立つのですから、こんな子供はいっそこのまま放り出して、ファリド卿の顔に塗りたくられる泥にでもしてやれば良いんです」
 ジュリエッタの無慈悲な言葉に『そんな……』と声を詰まらせたアルミリアは、今度はこの幼い少女の方が場所をどいて下さいと歳上の相手を押し退け、ガモンに奉仕しようとするのだった。
「わたし、私……。なんでもします! きっと、役に立ってみせますから……!」
「なんですか、あなたは。ずっとおじさまの役に立ってきて、いっぱいこの躰で気持良くなって貰ってきたのは私の方なんです。あなたみたいな子供、おじさまには必要ないんです!」

 それはまるで、二匹の獣が一つしかない肉を争い合うかの光景にも似て見えて。
 その必要があるからと自分が首輪を嵌めてやったボートウィン家のご令嬢の、必死ではしたない様子に、ガモンはまた他人事のようにやれやれと、肩を竦めてみせたのだった。

39引き気味:2016/12/18(日) 23:50:13 ID:mchOaveI0
パーティでぶつかってきた女の子の粗相を朗らかに笑って許して見せて、と見せかけて場面急転というシチュ。
これ、冬月の爺様のパターンでも考えたんですけどね。
(その場合、最後にやって来て呆れた顔をしてみせるのはアスカさん)
どうあってもオリキャラ、あるいはクロスオーバーキャラの投入が不可避だなーと思ったら、そこに事欠かないキャスティングの余裕を誇る鉄血で書いちゃってましたわ。

これもシチュを大急ぎでこなすことに精一杯だったせいか、どせうも濡れ場描写に仏書院っぽさが足りませんね。反省。

40コウイに値する名無しさん:2017/01/22(日) 20:55:21 ID:lx352oa.0
名瀬の嫁たちが名瀬を失った悲しみをうずめるために助けてくれた礼と言い訳して
鉄華団の少年たちの童貞を食いまくる展開を
熟女一人で一度に少年4人ぐらい相手にして

それにしてもランチの数で考えると名瀬絶倫過ぎ

41引き気味:2017/01/22(日) 21:13:41 ID:fr2dpsXU0
名目上の妻、ってのが大部分じゃないかなと、前回の回想シーンで出てきてましたかなり貫禄のある女性陣見てて思いますた。
多分、そんな中でも個人的に名瀬に興味持って好意持って靡いてきた口をじゃんじゃん食いまくってたんじゃないかなと。
それにしても、クーデリアさんやアトラがかなり和んでた保育スペースや、かなり教育的にマズーな感じの識見を広めちゃってた応接スペースが吹っ飛んでいくとこは、あれは物語の終局ならではの見応えでしたね。
なんとも物悲しい、昔ながらで言えば秘密基地の崩壊展開にも通じるような。

42コウイに値する名無しさん:2017/05/29(月) 17:29:45 ID:MBMUuAGY0
INNOCENT TABOO Short Shorts 〜誓いのキスと契約書〜2号機ちゃん写真集ルート

「な、なんでアタシがそんなことしなきゃいけないのよっ!」
思わず少年の手を振り払いベッドの隅に後ずさりした少女の声は震えていた。
おいおいトウジ、いくらなんでもそれじゃ説明不足だろと横から口をはさむケンスケ。
不安のあまりベッドの枕をつかみ投げつけようとするアスカを宥めながら彼が説明するのはこうだ

「誓いのキスって言っても別に本当にキスするわけじゃないんだって」
さっきも言った通り、自分達の放課後撮影会にしばらく参加してくれればいいだけで別にシンジと惣流の仲を裂くようなつもりはない、
そうである以上"本気"を疑われるような本当のキスの写真ではなくあくまで惣流の自発的な意思で俺達と"遊び"をしてることが分かる程度
の写真を撮るだけ。本当のキスではなく真似事だけなのだと、そう言うケンスケの言葉と無理やりに迫っては来ないトウジの態度に
ほっとしたのもつかの間カメラを取り付けた三脚をベッド脇にセットし終えたケンスケが指示した行為の内容に絶句せざるをえなかった―。

さも当たり前といった様子でケンスケが指さしたその先―
ベッド脇に立ちトレードマークのジャージを膝まで下した鈴原の股間、そこで天を衝くようにガチガチに張りつめている反り立ちの先端が
今から『誓いのキス』を捧げる相手なのだと知らされればなおさら、だ。

「なんならたっぷり舌を使うてくれてもかまへんで?」と好色な笑みをこぼす鈴原から思わず目をそらしても、その先に見えるのは
「ほら、本番の前に写真1枚撮るだけなんだから。パクっと一口、ヤっちゃってよ。」と、ベルトをカチャカチャと緩めこちらも負けじと
反り立った一物を取り出し制服ズボンの前をくつろげながら順番を待っているケンスケの姿。
あげくにだいたいこんな感じでヤってくれればいいからと、ご丁寧に顔の前に差し出されたスマホの画面に映る見本写真―
色素の薄い青い髪と赤い瞳、見間違えようもない同級生のあの子や黒髪と眼鏡がトレードマークの文学少女…(販売用)とファイル名のついた
日常風景の写真が終わったあとはスカートのめくれ上がったきわどい写真が現れはじめ、そしてついには―。

思わず自分の唇を両手で覆ってしまったのは画面に映る彼らの大きさか、それともキスと呼ぶにはあまりに深すぎる彼女たちの奉仕に
対する驚きか、今のアスカにはそれを判断する余裕さえもう残っていなかった。

「これからはあの"2号機ちゃん"がワイらをすっきりさせてくれるんやから大助かりやでほんま。」
「けどさ、指名したのが口の堅〜い俺とトウジでほんとに良かったよなぁ惣流」

もしあの日『箱入り娘』で他の男子を指名した挙句今のように身バレしてしまおうものならそれこそ、この部屋の入り口どころかマンションの廊下まで
股間を膨らませた少年たちの行列ができていただろう、そんな恐ろしい台詞でトウジとケンスケに恐怖心を煽られ狼狽える彼女にとって、
ケンスケがおもむろに鞄から取り出した1枚の紙とペンが唯一の光明だった。

二人は言う。もし惣流がこの契約書にサインしてくれるならそんな風にはさせないし、シンジやクラスメイトに"箱入り娘の正体"を知らせる意味もない。
自分たちにとって大切な『女優さん』になってくれるなら、その価値を落とすような事をするはずがないだろう、と。
ムサシとのレッスンが入っていない日の放課後の時間を利用して販売用の写真を取らせてもらい、その後で自分達にちょっちだけ『役得』を貰えれば
それでいいのだと言う彼らの言葉を聞いて一瞬でもほっとしてしまったのは果たして正しい感覚だったかどうか。

契約書にサインを済ませた彼女の最初の撮影となる『誓いのキス』はこの好色な少年たちがカメラを止めて本番へと移るまで続いた、
そして後に、青い性に翻弄され幸福な破滅を迎えたある美人母娘の物語と評され裏写真業界で伝説的な作品の一葉となる写真―。
その記念すべき1枚目がこの日に記録されたのだった。

―続劇―

43コウイに値する名無しさん:2017/05/29(月) 17:30:45 ID:MBMUuAGY0
久しぶりにエロ文を書こうとリハビリを始めたのでこっそり投下…誰も見てない板だから大丈夫…大丈夫

以前引き気味さんがケンスケがクラスメイトの隠し撮り写真売ってんのはなんだかなぁと言っていたのでそこをエロに絡めつつ
ムサアス夏祭り写真ネタの直後にキョウコさんとアスカをムサシとケンスケ・トウジがスワップして、さらに間が悪く
ケンスケとトウジが箱入り娘の正体に気づいてしまい…みたいな場面を書いてみたかったんですがいかんせん力及ばず…
【急募、野生の文豪】

44引き気味:2017/05/30(火) 01:50:24 ID:f88YfPL60
夏祭り写真ネタって……どんなんだったっけ? というところから始まる若年性痴呆スレッド、もといネタ展開が長期に渡りすぎている長寿スレッド。
2013年とかHitしましたからね、もう4年前ですよ (ノД`)

まぁ、なんと申しますか。まだ現段階では海のものとも山のものとも知れない某レクリエイターズ見てますと、中の人まんまで演技そのままでマリさんみたいな子がいるわけですよ。
ギザ歯の。
振り返ってみれば原作者の広江礼威氏が『真希波、好きじゃー』とかほざいてたっけと、じゃあやっぱりあれはマリの系譜の確信犯キャラなのかー、とか思うわけなんでありますが。
一昔前ならクロスネタとか、見立て配役ネタとか出回る状況ですよね。

つまり何がかと申しますと、このマリさん(状態:狂)、嘘を媒体に現実を塗り替える――都合よくありえない状況を現出させるとかいう小技を持ってらっさるわけで、あり得ないエロシチュが基本のこういうサイトでは使いやすかろうなぁ……と思いながら見ているわけなんでございます。
そらもう、クラスの女子から総スカン食らってる盗撮マニアさんが、クラス一の美人さんをエロい奴隷にするとか全然OKなシチュ成立のお助けキャラ化が捗りそうってなもんで。

45引き気味:2017/09/25(月) 00:03:34 ID:.zYL2VIE0
 東京結界における激戦の末に掴み取った勝利を祝して、昨晩は大いに笑い、騒いだ。
 チェンバー・フェスの前夜、壮行会の時も利用した温泉ホテルを選び、すべての後始末が進んでいる間にどうせならゆっくり湯に浸かって傷を癒そうと提案したのはメテオラだった。
 無論、日本政府の厳重な保護下だ。監視と警備は行き届いている。
 しかし、夜半胸騒ぎを覚えて布団を抜け出し、部屋を出た彼女の手には、魔術行使の媒体たる魔導書が握られていた。
 照明の落とされた通路を最大の警戒で進む。
 浴衣の上に直接羽織った外套の胸元では、周囲から向けられる害意に反応する宝珠が青く輝いていた。
 脅威を示す赤の輝きではない。
 そもそもが、なにごとか異常が起きていたのならまずはガードに貼り付いている政府機関の要員が動いているはずである。
 その彼らが動いた気配は無く、だが逆に彼女――常識から外れた剣呑な力をそれぞれが持つ「被造物」の一人たる魔導師、メテオラ・エスターライヒ
の完全武装姿を見咎める者もいない。
(……そのこと自体が、今この時、なにがしかの異常事態が進行している徴)
 被造物アルタイルが首魁となって起こした事態は解決を見て、脅威は全て去った。
 その上で彼女らがまだ力を揮わねばならない状況が起こるとするならば。それは、考えたくはないが、昨日までの戦いにおける同じ陣営の側にあった政府が、被造物たちの取り扱いについてある種の決断を下した場合であろうとメテオラは考えていた。
 だが、これは違う。
 メテオラの魔導師としての勘が囁くのだ。
(ともあれ、まずは各個撃破される可能性を懸念すべき。一番近くの部屋は……)

 メテオラはブリッツ・トーカーとエリナ・トーカーの親子に割り当てられた部屋を目指した。
 昨晩、口の悪い連中から酔いどれ中年などと呆れられるだけの飲みっぷりを宴会では見せていたが、それでも歴戦の賞金稼ぎ。ことに、取り戻したばかりの愛する娘にも脅威が及ぶとなれば、襲撃者の誰一人として許しはしないだろう。
 メテオラは合流を急いだ。
 そうであっても、魔術的知覚による最大級の警戒を怠らずにいたのは確かだ。
 だのに、気付けなかった。
「……ブリッツ殿! 気付いておられるか、ブリッツ殿――っッ!?」
 オートロックに魔力で働きかけながらトーカー親子の部屋のドアノブを回す。回そうとした。そのドアノブが、急に内側から引っ張られ、メテオラは部屋の中に倒れ込むように引きずり込まれていた。
「何者……!」
 ドアの内側に、まずは少なくとも二名。
 不意打ちでドアを開けた者と、倒れ込んだメテオラの手から魔導書を弾き飛ばした者。
 そしてすぐさまに彼女の背後を取って床にねじ伏せ、華奢な背中に腕をねじり上げながら跪かせた者と、これで最低でもこの室内に三名の襲撃者だ。
 いずれも相当の技量に達した格闘戦のプロなのだろう手際の良さ。魔導書抜きの小娘の身では抗いきれぬ屈強な腕で抑え込まれたとあれば――。
 油断は毛程もしていなかったにも関わらずの、完全な不意打ち。
 そのことに衝撃を覚えるメテオラではあったが、賢者たる彼女の最大の武器であるその知性は、たとえ魔導書を取り上げられようとも健在のまま。数瞬の攻防から読み取った敵戦力を前提にした反撃のプランを、既にして即座に編み上げている。
 依然としての戦意をその顔に漲らせたまま、天井の常夜灯がほの赤く浮かび上がらせた室内に素早くを目を走らせる。
 そして見たのだった。
「――!?」

46引き気味:2017/09/25(月) 00:03:54 ID:.zYL2VIE0
 緑色のまま乾燥させた植物を素材にしたマットが敷き詰められた部屋の中央に、数人の人影が蹲っている。
 ホテル備え付けの浴衣姿の背中は、揃っていずれもが大柄。客の姿に偽装しているのか……?
 薄闇に目を凝らして男たちの風体を確かめようとするも、その前にメテオラは気付いたのだ。
「……ンンッ、ンッ、ンンンー!」
 男たちが布団の上で輪を作るように向かい合って身を屈めて、なにをしていたのか。
「ンンン! ンムァ! アッ、いやっ、いやぁぁ……」
 幼い少女の、かぼそい悲鳴が上がる。
 男たちはその布団で休息についていたはずの少女、エリナを裸に剥いて、まさに今、陵辱を加えている真っ最中だったのだ。
「エリナ殿ッ……!?」
 うつ伏せにされて圧し潰されるように、白くちっぽけな背中を晒け出させられたエリナが、淡い、儚いくらいに淡い色をした栗毛の髪を乱してすすり泣いている。
 少女の背後にはだらしなく浴衣を着崩した男が太鼓腹を丸出しにして、その腰に辛うじて引っかかった帯が繋ぎ止めている分だけでは驚愕するメテオラの目から隠しようもなく露出した男性器をもってして、ずぶり、ずぶり――と、いたいけな少女の秘所を真後ろから貫いているのだった。
 万里の探求者たるメテオラをからも冷静さを奪い去るほどの驚愕は、それだけに留まらない。
 少女を輪になってまさに輪姦している男たちの中には、その小さな手を掴まえて無理やり自分の股間をしごかせている男や、布団にうつ伏せになって圧し潰されている隙間に手を差し込んでその未熟な乳房を弄んでいる者に加え、父親であるブリッツまでもが混ざっていたのだ。
「なにを! なにをしているのです!? ブリッツ殿!?」
 酒精に飲まれて、正気を失っているのか?
 眼鏡を掛けたまま寝床に入るという熟練の賞金稼ぎの顔は赤く、目付きはどんよりと胡乱に濁りきっている。しかしそれが何に酔ってのことか。よもや、実の娘を犯す禁忌に酔い痴れての興奮ではあるまいか。
 うわ言のようにブリッツは愛娘の名前を繰り返している。しかしこの髭面の父親は、その愛娘が目の前で他の男に犯されているのを気にも留めぬ風で、そればかりか自分もとばかり、輪姦の狂宴に加わっているのだ。
「エリナ……。おおぉ……エリナ……」
 愛らしい面差しが痛々しく歪められた真正面から、おぞましい興奮を顕にした巳の股間の屹立を、そのちんまりとした唇に突き付けて舐めしゃぶらせていたのだった。
「パパぁ、パパぁ……。んンンム、ンッ、んンン――」
「ああ、エリナ……。なんて気持ちいいんだ。パパは、パパは最高の気分だよ。エリナにおしゃぶりして貰っていると、何度でも何度でもいくらでも出してしまいそうで、腰から骨が蕩けてしまうようだ……!」
「やらぁ……。ぁ、あああっ。パパ、パパ……!」
 背後の男が見つめ合う親子の姿に嫉妬するように腰を送り込むと、幼い少女は涙に濡れて長い髪が貼り付いている両頬を震わせて、父親を呼ぶのだ。

「あなたはっ!」
 メテオラは激情のままに声を上げていた。
「ブリッツ殿! あなたは自分が今なにをしているのか、お分かりなのか? エリナ殿なのですよ! あなたがっ、やっと取り戻した!」
 共に過ごした時間は短くとも、共に世界を跨ぎ越えてという超常の事態にあって肩を並べ、戦った間柄。メテオラにとっても、ブリッツ・トーカーとその愛娘に肩入れするのに充分な時間はあった。
 だというのに。当のブリッツが、あれほどに求め、その喪失の憤りを世界など滅んでかまわないとまでの情念に膨れ上がらせていた父親が、裏切っているのだ。
 だが、メテオラに目もくれぬまま愛娘の拙い舌遣いを堪能する父親は、いよいよ許されざる快楽に息を荒げていき、唸りと共に痙攣させた下腹部から娘の顔にべったりと白濁した精を浴びせ掛けるところまでを披露してのけたのだ。
 そして事はそれだけに留まらない。

47引き気味:2017/09/25(月) 00:04:15 ID:.zYL2VIE0
「ンっ、ンンッ……。ぁ、パパ……またぁ」
 何かを、こくんと飲み下してみせたエリナが父親を見上げる眼差しと、その呼びかける声には、メテオラの背筋を震え上がらせるほどに女の情が浮かび上がっていたのだ。
「ああっ、びといな嬢ちゃん。パパさんにばかりサービスしちゃって。おじさんのおちんちんもココで搾り取っておくれよ」
 肉付きのまだ薄い、ちっぽけなお尻を抱え込んだ男が、エリナの幼裂に腰を使う動きを激しくさせていくと、また少女は泣きながら父親を呼んで『やだ、やだぁ……』と訴え、そしてまた彼女にもメテオラの想いは裏切られていたのだと、突き付けたのだった。
「やだよ、パパ。わたし、やだぁ」
 涙をこぼしていやいやと首を振る、その姿にメテオラは救わねば、なぜ救ってやらぬと憤ったのだ。
 それが、ところが、
「わたし、パパのおちんちんじゃなきゃやなの……。パパ、ねぇパパぁ」
 もう一度。もう一度と繰り返して、自分の顔を白濁に染め上げたばかりの父親にねだる。
 そこに、救うべき少女がいないことなど、明白だったのだ。

「――なんという、こと……!」
 すでにブリッツとエリナの親子の目にメテオラは映っていない。
「よし、エリナがまたパパのをしゃぶって大きくしておくれ。そうしたら、場所を代わってもらおう」
 聞くも耳が汚れそうな父親の提案に、娘は喜々として頷き返す。
 そして少女を犯す順番に預かっていた男が、自分の太鼓腹ぐらいまでしか背丈のない少女にたっぷりと膣内射精を注ぎ込んだその後、宣言通りに場所を代わったブリッツが愛娘を優しく寝具の上に仰向けに寝かせ直してから、細い太ももを脇に抱え込んで自分の屹立と位置を調整して――。
「ああっ、パパぁ。パパのが、ずぶぅーって」
 喜悦の声を上げた笑顔も、すぐにまた場所を入れ替わった他の温泉客たちが突き付ける左右からの肉棒への奉仕に忙しなくなっていって。
 そしてメテオラは、事態の全てを悟り、なんということかと絶望したのだった。
(承認力!! この場所には、ここには、まちがいなく承認力が働いている! 彼らは、それに――!)
 呑まれてしまったのだ。

 承認力、すなわち彼女が美しいと漏らした創造の力。
 観客という神々が認め、そうあれかしと肯う筋書きへと、被造物の運命を導き捻じ曲げていく強大で制御不能の力。
 メテオラは自分が見誤っていたことを悟った。
 享楽の神々がどこまで貪欲なのか。その関心の向かう先がどれほどに際限なく、そして時におぞましいものなのかを。
(彼は、ブリッツ殿は邪神と呼んでいた。だがこれは、もう曲りなりにであっても神とすら呼ぶべきではない……!)
 この狂気に彩られた淫欲の宴が、いずこかいずれかの創造主によって形作られ、そこに観客がそうあれかしと望んだものであるのなら、もはや逃れる術はない。
 抗うにはあまりに強大な力で、そして彼女たちは今まさにばらばらで、無策で、無防備で、無力なのだ。
 であれば、メテオラもまた神々に、いや悪魔どもに捧げられた一介の供物。
 狂乱の肉宴に呑み込まれずに済むわけがないのだ。

48引き気味:2017/09/25(月) 00:04:33 ID:.zYL2VIE0
(ああっ……!)
 四方八方から伸びてくる腕が、メテオラの外套を奪い、浴衣を素肌の上から剥ぎ取っていく。
 この正気を保っていられるのもあとどれだけか。
 メテオラに男性経験は無い。だが、薄い本とだか呼称される分野の常道を踏まえるのなら、たとえそうであったとしても男に犯された途端――自分はすぐに気が触れたような顔になって、男に蹂躙されることを喜びとするばかりの色狂いに成り果ててしまうのだろう。
 その運命を逃れる術がどこにも存在しないことを理解してしまえる、そんな自らの知性を呪いながら。そしてメテオラは、両脚をこじ開けて伸し掛かってきた軍装の男に、女にされる痛みをあっさり刻みつけられ、さらに数分も経たぬ内にはもう、分かっていた通りになっていた。
「ぅ……ぁ、ぁあああっ! ヒッ、ひぃっ……。やはり、これは……無理! 無理でしか……あ、ああああ!」
 自分から男の腰に足を絡めていって、逆に貪欲に。
 男がピストンの動きで突いて、引けば、次には自分から突かれるのを迎えに行って腰を跳ね上げ、プラチナブロンドの恥毛に飾られた恥丘を擦り付けにいって。エリナほど幼くはないとはいえまだ彼女とて小娘にすぎない膣の奥を、体格からして違う屈強な自衛隊員のペニスに抉られて『ああ!』と目を蕩けさせ、
「この世界はっ、感じるなにもかもが……アッ、ぁ、ぁ……じゅっ、重層的で……。やはり、やはり……男女の交わりすらも、想像していたよりも、遥かに……は、はるかに……ッっっ!?」
 この誘惑を振り払うなど、――不可能。
 メテオラはそう結論して、仰け反り『ヒィ』と目を剥いた笑顔で絶頂を遂げる。
 エリナ・トーカーがそうされていたように。左右から複雑な獣臭で構成された匂いと共に突き付けられた男性の屹立した股間を、肉の棒としか呼べない硬くなったものを、
「ほらっ、女賢者さんよ。頭のいい女はフェラも上手いって聞いてんだ。ホントかどうか教えてくんないかな?」
「フッ、ンッ、ンンッ……。飲み込みは早い方だと……自負している。あ、ああっ……喜んで……!」
 堪えられぬ欲求が口の中に唾を満たすのに突き動かされて、急ききってしゃぶりついていって、べちょべちょと舌を巻き付けていく。

 入れ替わり立ち替わりで、まず三度。メテオラは最初に彼女を無力化した自衛隊員達によって膣内に精を注ぎ込まれた。
 その後は四つん這いでブリッツ達親子の寝床まで、ピシャピシャと尻たぶを叩かれながら追い立てられていった。
 いたいけなスリットが真っ赤に腫れ上がった、その狭い肉の隙間から引き抜かれたばかりで、湯気を立ち上らせるほどに生臭いブリッツの汚れた剛直を舐め清めさせられ、
「おぉ……。さすが万里の探求者。見てくれの悪くない顔はしていても、正直の君のような体つきでは女として見る気にはならなかったのだがな」
 と、ひねくれた言い回しで覚えたばかりの口淫の技術を褒められて、犬が尻尾を振るように喜び、
「まぁ、パパったら!」
 メテオラ以上に女としての体つきには遠いエリナが嫉妬して割り込んできたのと競うようにして、中年賞金稼ぎのあぐらをかいた股間に、常の怜悧さをかなぐり捨てた美貌を埋めていった。
 そうしてから、対面座位の格好でブリッツとも交わった。
 まさしく雌犬のように這い、最初エリナを犯していた太鼓腹の男にも犯された。
 もはや父親に注がれたものとも誰の出したものとも区別のつかない白濁液でドロドロに汚されたエリナの幼裂を、口で清めもした。
「あひっ、キャッ、きゃフッ――!? め、メテオラさぁん。それ、イイっ……!」
 そこでも存分に理解の速さと応用力の良さを発揮して、父親たちとの交わりで一晩にして淫らに膨らんだ姿へ変わったエリナの陰核を的確すぎるほど的確に攻め立てて、少女が感動のあまりに絶頂して迸らせた潮吹きを、顔面中で浴びもした。
 すでに男の股間から吹き上げられる熱汁を顔で受け止めるのに慣れさせられていたメテオラは、淫靡に火照る頬に伝うエリナの名残を、ぺろりと唇の端から伸ばした舌を使って舐め取り、その味わいにまたうっとりと息を漏らしたのだった。
「……そういえば」
 そこでやっと、ようやく思い出したとばかりに。
「ここにはまだ他に女性の被造物が、星河ひかゆ殿が居たのでした」
 それに、菊地原殿やまりね殿もと。
「このホテル一帯を舞台にして承認力が作用しているのであれば、彼女たちも巻き込まれていないわけがない」
 メテオラは押さえきれぬ様子の好奇心――欲望に笑みを浮かべて、ブリッツに訊いたのだ。
「あなたの創造主たる邪神。駿河殿の味を確かめてみるというのも、興味をそそられるのではありませんか?」
 無論メテオラは、この提案が受け入れられないとは欠片も考えてはいなかった。

49FOX:2017/09/26(火) 01:10:48 ID:Q1URqtT.0
 「「ぼくの考えた最強設定」な二次創作キャラクターをオリジナル制作者たちがどうにかこうにかねじ伏せる」お話であったのがRe:Creatersのメインルートであったわけですが……。
 ファンたちの歪んだ、しかし切実で直截的な「愛」を突きつけられたキャラクターがどのような反応をするのかいろいろ想像出来ちゃうのがこのお話の強みであり、しかしメインストーリーにはぜったい持ってきては「いけない」要素なんですよね……。
 特にメテオラ嬢はこの手の薄い本については理解がありそうなキャラクターでしたから(笑、エロパロサイト全盛期ならこの手のお話が無限増殖してもおかしくなかった気がします。
同人誌界隈ではどうだったんでしょうか。
 引き気味さまが書かれているような近親姦に元エロゲーキャラと、とにかく「フック」は山ほど仕掛けられていただけに、いろいろ複雑な思いでアニメ本編をチェックしておりました。

 特にメテオラ嬢はスタッフたちに愛されているのが分かるだけに、この「理が勝っているゆえに、自身に何が望まれているか分かってしまった十六歳の乙女」が(そっち方面の)万理の探求者と化してしまうとか、本人の願望であるグラマラスなお姉さんのほうが「承認力」が勝ってしまってエロキャラ化させられるとか、いろいろ想像してしまいました。

50引き気味:2017/09/26(火) 01:46:17 ID:jxVRHC5c0
承認力という仕掛け、古くは妖魔夜行シリーズにも似たようなギミックが導入されてましたけど、レクリエイターズのそれは露骨にヤバいと思ったんですよね。
対ヲタクという一方の構図。そして二次創作の存在を前提にして、しかも大々的に肯定しちゃってますから。
さらにマズいのがエロゲ出身のひかゆ嬢。
twitterっぽいsnsでばら撒かれた原作者のSSだけで、一瞬にせよセレジアはあれだけの火力を得てしまったほどなんですから、夏冬のビッグサイトを満たすほどのエロ情念を承認されてしまったらどうするのかと。

後は、カロンの現界によって「現界したキャラがいなくなってしまった物語世界」が存在すると確定しちゃいましたから、そこら辺も小道具にしてみたかったですね。
多元宇宙パラレルワールド構造採用世界のようですし。

まぁ、創作者とその創造物という擬似親子関係ですとか、ストレートな父娘設定の他にも美味しい関係性で結ばれたキャラが設定されているわけですし。そういう意味でもヱヴァよりもエロパロ素材にしやすいお話じゃなかろうかと思います。

51引き気味:2017/10/01(日) 19:17:52 ID:5MRKml.o0
読み返してみると、ひっどい悪文ですね、これ ('A`)
推敲無しの勢い任せ数時間作業にしても、その勢い任せで出てくる文章がこれってのは辛い。
メテオラやブリッツ他、レクリエイターズのキャラを書く、彼、彼女ならこんな台詞だろうと考える作業は楽しかったので、も少しいろいろ試してみたいとこですが。

52引き気味:2017/11/12(日) 20:14:15 ID:qU0bX6Eg0
 今日も今日とて足取り軽く、「エル君」の姿を求めて新築間もない砦の中をあちらへこちらへと首を突っ込んで回っていたアディを、不意に襲った眩暈。
(……あれっ?)
 魔力の消耗とも異なる急な虚脱感に大きく姿勢を崩しかけたアディを咄嗟に支えてくれたのは、銀鷹騎士団員としてはそう多くない同じ女性騎士であるノーラだった。
 たまたま横を通りがかっていた彼女が手を伸ばしてくれなければ、アディは直前の勢いのままべしゃっと通路の石畳に顔を突っ込んでいたに違いない。

「――どこかお加減でも悪いのですか?」
 滅多に表情を変えない寡黙な性格。男性騎士にもひけをとらない長身に加えて、体つきはスレンダー。短めにした髪もそうで、あまり女らしさを自分から主張してはいない佇まいなのだが、見ればはっとする程の美貌の持ち主。
 ノーラ・フリュクバリとは、そういう団員だった。
 アディにとっては苦手な相手である。
 騎士団の前身となった学園時代からの後輩でもあったのだが、その頃の印象は薄く、むしろ拠点をこの砦に移した最近になって顔を覚えたようなもの。
 他ならぬアディの「エル君」、銀鷹騎士団長エルネスティ・エチェバルリアと気安く二人きりで話し込んでいる、そんな様子を再三目撃してしまったことによって、大いに警戒すべき対象――恋敵なのではと身構えるに至った相手なのだから。

 そうではあっても、
「だ、大丈夫。あははは、ちょっと躓いちゃったのかな。ぜ、全然大丈夫だから――ら、らら……?」
 ライバルの前でみっともないところはと気合を命じた筈の足腰はしゃんとしてくれず、さらに力が抜けてゆこうかという所だったのだ。
 だから、完全に病人に肩を貸す格好になったノーラに近くの部屋まで運んでいってもらうという不覚をとってしまったのも、これはもうやむを得なかったことだと、その時は思っていた。

 ――完全な、そして取り返しのつかない判断の誤りだったと、今なら思う。

 せめて、だ。
 その後、倉庫代わりに使われているらしい小部屋で木箱を椅子にして休みながら、どこに行っていたのかすぐに戻ってきたノーラから『これでも飲んでいてください』と勧められた薬湯に口をつけていなかったなら。
 何一つ変わらないまま、幼い頃からと同じままで、今も「エル君」の横で無邪気に笑顔でいられたのだろうにと。
 今や、銀鷹騎士団の団長補佐という肩書はそのまま、密かにそのエルネスティ団長にも告げることなくもう一つ、フレメヴィーラという国家の暗部を担う王家直属の密偵組織、藍鷹騎士団員という顔も持つに至らざるを得なかった彼女、アデルトルート・オルターは、そう悔やまずにはいられないのだ。

 ◆ ◆ ◆

 双子の兄やエルネスティと共に、どこまでもどこまでも一緒なのだと疑うことなく信じ切っていた運命が大きく変わってしまったあの日。
 ふと気付けば、アディは見知らぬ部屋の中で寝台に寝かされていた。

53引き気味:2017/11/12(日) 20:14:39 ID:qU0bX6Eg0
「ど、どこ……? っていうか、いつの間に夜? わたし、なんで……?」
 背中を起こして混乱したまま辺りを見回しても、窓の一つもない部屋だった。
 室内の灯りはすべて壁に据え付けられたランプによってであったから、夜になってしまっていたのかと混乱したのである。
 体感はぼやけたままで、意識を失っていた間の時間も大まかにすら見当がつかない。
 揺らめく灯火によって琥珀色に浮かび上がる周囲は、アディの実家である侯爵家の邸宅にも劣らない瀟洒なもの。
 少なくとも、銀鷹騎士団の本拠地として築かれたオルヴェシウス砦の中には団長用の部屋を含めても存在しないほどに、高価そうな調度品が揃えられている。
 当然の判断として、アディはいつの間にか砦の外に連れ出されていたものと考えた。
 直前の体調不良のことはあるが、どう見ても医者のところに運び込まれたという風ではない。やや脈絡を欠きはするが、貴族の使う部屋に違いないという様子からまず頭に浮かんだのが、実家絡みでのごたごたがまた降り掛かってきたのだろうかということだった。
「大変、早く砦に戻らないと……!」
 面倒事が本格的になってくる前に、と。急いで抜け出そうとした彼女はしかし、気配も無く傍らに控えていたらしいノーラによってあっさり、寝台に引き戻されてしまった。

「その必要はありません」
 そこまで力を込めてきている感じではないのに、寝台の縁に腰掛けているようにと肩を押さえられると、アディは碌な抵抗も出来なかった。
 抗おうとすると体が妙に重たくなってしまうのだ。
 スプリングの効いたベッドに尻もちをついて、慌ててぱたぱたと服を漁ってみれば、魔法を使う触媒たる杖はおろか、格闘の際に手を保護するグローブまでも取り上げられてまっていた。
 真っ先に確かめなかったのも、いざ必要になるまで気付けずにいたのも、騎士としては失格。自分でもらしくないと思う失態だった。

「アデルトルートさん、落ち着いてください。今、あなたが慌てなければならない理由はなにもありません。ここはオルヴェシウス砦の中です」
「……え? でも私、こんな部屋知らない……。わたし、団長補佐なんだよ?」
 学生あがりもほやほやの新米騎士だが、同時にアディはこの砦のナンバーツーである。砦の隅々までもとはいかないにしても、最低限、これだけ特別誂えの部屋について承知していないということはありえない。
 本来なら。

「知る必要のない者であれば、たとえ砦の誰であっても明かされることのない部屋だというだけのことです」
「なにそれ、すっごく不穏……」
 何一つ普段と変わらない調子で淡々と告げてくるノーラなのだが、アディの警戒本能は目の前の人物を味方の扱いから急いで外せと慌てふためいていたのだった。
「なんでそんな部屋に私連れてこられてるの? それを知ってるノーラさんって何者なの? ……第一、ヘンだよ。そんな重大な秘密っぽい部屋なのに、なんでこんな贅沢なベッドだけどーんと置いてあるの?」
「勿論、必要があったからお呼びしたのです。強引な手段になってしまったことはお詫びします。眠っておいでだった間に一通り体調に問題が出ていないか確かめさせては貰いましたが、なにかおかしいと感じられるところがありましたら仰ってください」
 人によっては作用が異なる可能性もありますからと、ノーラは悪びれる様子もなく最初から全部が自分の企てなのだと告げていた。

「……あの」
 おかしいと感じるところなんて、何もかもなのだった。
 さっきは普通に立ち上がって歩き回れたのに、ノーラに制止されると途端に気だるく体が重く、力が入らなくなってしまう。
 今やり取りをしている分には不自由無いのに、誰かの耳に届けばと大声を上げようとすると――かすれ声しか出てこなくなる。
「それに、この部屋が暑いってわけじゃないよね? さっきから何だか、やけに汗が出てくるっていうか……」

54引き気味:2017/11/12(日) 20:14:57 ID:qU0bX6Eg0
 アディにだって、禄でもない答えが返ってくるのは薄々分かっていた。
 嫌々訊ねた彼女に、それはとノーラが答えるには、
「どれも、別におかしな作用が起こっているというわけではありませんね。ご安心ください」
「……全然安心できないよ」
 泣きたい気分でいっぱいになったアディが、ふぇ〜んと弱音を吐いてエルネスティの名前を呼んでしまったのは、かねてからのかの少年への依存を思えば当然のことだったろう。
 そしてそんな他愛もない泣き言ひとつに対しても、今やどこの何者であるのかも怪しくなったこの慇懃な女騎士は、『ご安心ください』と言ってきたのだった。
「エルネスティ様であれば先程、私達からの急ぎでの依頼ということで新しい設計の話を持ち込ませていただきました。既に工房に入られ、作業に取り掛かっておいででしたから――」
 と、そこまで聞かされればアディにも分かる。
 趣味でしかない設計作業に一度夢中になってしまえば、他の一切合切はシャットアウトしてしまうのがアディ達の騎士団長という人物だ。
 彼女が側から姿を消していても、気がつくのは一段落が付いてそれからになるに違いない。

「他に、なにかお訊ねになりたいことはありますか?」
「…………。何一つ答えてもらってない気がするんですけど……」
 そうは言ったものの、アディにも察しのつくことはある。
(強引に連れ込まれて、誰も知らない秘密の隠し部屋。クスリを盛られて抵抗できなくされて、それでベッドから逃げるなってことは……!)

「あ、あの……」
 自分の想像で蒼白になってしまったアディは、傍らに立つ無表情なままの美女を恐る恐る見上げたのだった。
「ノーラさんって……女の子が好きな女の人、だったりします……?」
「…………」

 なんとも言い難い空気。一層居心地悪く静まり返った室内にその時響いたのが、呵々という大きな笑い声だった。
「いや、こいつは愉快。肝が座ってんだかトボけてるんだか。さすが、あの銀の長の嫁になろうかって娘だけのことはあるな。なぁ、藍鷹の姉ちゃん?」
 奥の扉を開けて入ってくるなり寝台近くに置かれていた椅子を引き寄せて、真正面からアディの顔を眺める場所にどっかと座った、その獅子の鬣のような髪を背中に長く伸ばした大男。
「お嬢ちゃん。あんたを呼んだのはこの俺さ。まぁ、今をときめく銀鷹騎士団の団長閣下、陸皇殺しの英雄にして今や幻晶騎士開発の第一人者ってぇぶっちぎりの異能の持ち主についてでもあるんだけどよ。そいつがもし嫁を取るならって話なわけさ。そこんとこ、うちも国としてどうしても無関心でいるわけにゃいかなくってなぁ」
 満面、愉快そうな笑みを浮かべながら、それでもアディが体の震えを止められなくなるような目付きでじろじろと見定める風にしてくる、その男を、ノーラはただ『殿下』と、そう呼んで跪いたのだった。

 ◆ ◆ ◆

55引き気味:2017/11/12(日) 20:17:19 ID:qU0bX6Eg0
別に今書いたってわけでなく、先週の月曜にノリノリでキーボード叩いていて、濡れ場までのお膳立てまで済ませたあたりで力尽きたナイツマネタ。
その後、火曜とか仕事中に脳内で台詞思い浮かべて展開練っていたら、それで満足したらしく今日まで一行たりとも追加してなかったっていうね。
しかもこの後は『シン・ゴジラ』。

供養でござる。

56引き気味:2017/11/12(日) 20:17:33 ID:qU0bX6Eg0
 第3新東京市中心市街を間近に臨む、山裾の斜面。
 眼前には片側二車線、合計四車線の幹線道路が走り、隣接する土地は市立の光学医療試験場として使用されていたり、税務署であったり。
 便利の良い立地条件の上に、建物としてのグレードも高級マンションと謳うに充分。
 であるわりに、入居者は極端に少ない。
 つまりはマンションそれ自体がネルフによって押さえられている、事実上の官舎なのだ。コンフォート17マンションというのは。

 その一角、葛城ミサトの名前で表札が掛けられている部屋である。
 要するに、アスカが自宅としてネルフから直接にあてがわれているマンションの中なのであるから、本来そんなものが仕掛けられていてはならないのだった。

「……呆れたわね」
 素肌に当たるお湯の気持ちよさにうっとりと表情を解けさせていたついさっきのまま。片手にはまだお湯を降らせ続けるシャワーヘッドを握って。
 ぽたぽたと滴の伝い落ちる指先を伸ばして、アスカは鉢植えでバスタブ脇に置かれている観葉植物の根本を確かめた。
 土からわずかに顔を出していたのは、フレキシブルケーブルの先に小型レンズの付いた内視鏡タイプのカメラだ。
 小型軽量で、高精細。そして映像は無線受信タイプ。
 本来はドア越しにや換気ダクトの中からで室内を確認したり、開くことのできない梱包物の内容を調べるなどの対テロの用途で政府機関にも採用されている仕様の物だった。
 おのずと、仕掛けた人間の素性が知れてくる。

「ほんっと、あっきれたわ……」
 吐き捨てるように呟いたアスカの顔に浮かんでいたものを、どう読み解くべきだったものか。
 苦虫を噛み潰したようにへの字に口を引き結び、目を細めて不機嫌にそれを見下ろす。
 一方で、今もオンラインで稼働し続けている盗撮カメラを発見して、それで湯浴みの火照りにピンクの色へ染まった胸を庇うでもなく。すべらかな腹部をしたたっていく湯滴で濡れそぼつ、紅茶色の恥叢を頂いた股間のクレヴァスを隠すでもなく――。
 呟いたままの呆れ返り。それはそれで間違いなかろうが、だからの軽蔑に帰結してそれで終わりとも、それだけだとも判じきれぬ曖昧な表情が、そこにはあったのだ。
「…………」
 うっすらと紅潮していく頬はどうしてなのか。
 少女の羞じらいが、そこにはあった。
 火照り始めたのは今なのだから、シャワーを浴びていたことを理由には出来まい。
 むっつりと押し黙ったまま、それでも盗撮魔の視線から躯を隠そうとはしないのは何故なのか。
 カメラが見上げる先には、腰高のプロポーションですらりとタイルの上に立つ健康的な女子中学生の太腿と、その付け根でぴったりスリットを閉じたアスカの未成熟な秘処が露わなままだというのに。
 小さく唇を噛む。
 攻撃的な性格をした女の子であるから、呆れきって我慢できないわとばかりに。
 それもしかし、どこかもどかしげな。
 噛んだ後をむずむずとやっている唇の、妙な色っぽさときたら。

57引き気味:2017/11/12(日) 20:19:26 ID:qU0bX6Eg0
そしてまた供養。
日曜にノリノリで珍しいカップリングで書こうとしていたら、新劇版のミサトさん宅の風呂場ってどんなだったっけと気になって、全記録全集読み漁りだした辺りで他に興味が移ってしまったという。
一週間たっても一行も追加していないので供養でござる。

58引き気味:2018/04/15(日) 00:40:24 ID:W4RLq/yI0
 碇シンジは14歳。思春期真っ盛りだ。
「だから、朝は仕方が無いよね」
「そう、仕方がないの。……朝だもの」
 それが、同居する同い年の美少女である綾波レイにその日一番の射精を布団の中で飲み干してもらっているシンジの言い訳だ。
 シンジの義理の妹として家族に迎えられたレイが、遺伝子上は兄妹とも息子ともつかないシンジの布団の中に朝から裸で潜り込んでくる言い訳でもあった。
「……んっ」
 口元をハンカチで拭い精飲の痕跡を綺麗にしたレイは、蕩けるような目つきであらためて『おはよう』と挨拶を。
 ただし、正確にはシンジにではなくシンジの息子に。
 欲情も露わに目元を艶やかな朱に染めた彼女のこんな表情は、少し前までの不愛想さからは嘘のようにも見える。
「ダメだよ、綾波」
 苦笑して、シンジは一応制止しておく。
「今が大事な時期なんだから」
 『……ええ』と諦めきれない顔で残念そうにするレイは、現在妊娠中。ふっくらとしてきた腹部が目立ってきていた。
 クラスの女の子たちの中では豊かな方でもある
 それがために、シンジと共に通っていた第壱中学を今は休学している。
 起きる前からレイによって下着ごと引き下ろされていたパジャマのズボンを履き直すことなくベッドから降り、学生服に着替えようとするシンジとでは、朝の時間に余裕の差があった。
 だからレイは拗ねたようにシンジに告げるのだった。
「……いじわる。いいわ、後で碇指令に慰めてもらうもの」
「父さんだって、大事にしろって言うと思うんだけどな」
 肩をすくめ、身支度中の姿見から横目にレイのおなかのあたりを見やるシンジが思うに、それでもあの顔つきで意外なくらい――という、自分の父親の義娘への甘さだった。
(孫のことなんだか、自分の子供のことなんだか、どっちだと思ってるのか知らないけど)
 良い歳をしておいて、シンジと並んで生まれてくる赤ん坊の父親候補でもある、あのいかつい髭面のアラフィフ男のこと。そんなものに信用なんて全く置けないのだが、
(でもまぁ、母さんがちゃんと見てるでしょ)
 父親以上に長年不在だった相手なのに、それでも母親のことは何故か信用できているシンジなのだった。

 ◆ ◆ ◆

 その、シンジの母親。碇ユイは現在39歳。
 ということになっているのは戸籍上だけのことだ。

59引き気味:2018/04/15(日) 00:43:11 ID:W4RLq/yI0
「――ンぁ、ああっ。せん、せ……っ。ふゆつき、せんせい……!」
 夫と共にとったのだろう朝食後の食器を洗っているシンクに手を付き、出しっぱなしにしているお湯の音を打ち消すような隠しもしない悦がり声をあげている彼女は、控えめに見てもまだ社会に出たての新人OLがいいところだろうという若々しさだ。
 こうやってエプロンを付けて主婦然としていも、精々ご近所で人相の悪い中年男に間違えて嫁いでしまった新妻、歳下妻扱いされるぐらいにしか見えない。
「……ふっ、ふっ、ふっ……ッ。そう、何度も何度も老人におねだりするものではないよ、ユイ君」
 老人と呼べば不機嫌になるが、それでも荒く息を吐きながらの顔には皺のだいぶ増えたユイのかつての恩師でもある冬月教授。この、朝から碇家のキッチンに上がり込んで間男のように人妻を犯している老人に差し出しているお尻も、伸ばされた片腕で交互に揉まれている乳房も、まくりあげられたスカートや上着からさらけ出されている肌の様子は二十代の初々しさだ。
「でも、でも先生……。わたし、私……。ああ……っ。せんせいの手が、胸をこんなにいじめて下さるから。わたしの、ちくび……。そんな、そんなに乱暴に、されたら……!!」
「いじわるをしているわけではなのだが、君は……多少、乱暴に扱われる方が嬉しいようだから、なっ。あまりゆっくり付き合っていたら、私まで……会議に遅れかねんよ」
「ああ、申しわけ……ありませんわ。わたしと、主人のせいで……。せんせぇに、こんなご足労を――。ッ、ああああっ、ちくびっ、強いぃぃ……っッ」
 ぎゅうっ乳首を摘み上げられた、そのタイミングでユイは狂おしげに絶頂の声を上げる。
「むうっ!」
 かたちのよい顎を跳ね上げ、シンクの縁にしがみ付くようにして背筋を震わせる人妻の膣内では、強烈に加えられた締め付けに音を上げた冬月教授のペニスが脈打ちながら勢いよく精液を子宮に向かって打ち込んだ筈だ。
 老人が腰を引き、ぞろりと避妊具も付けない赤黒いペニスが引き抜かれた直後。スカートの裾が落ちてきて隠すまでに露出していた人妻の性器からは、ぬらつく秘肉の狭間からねっとりと、白いザーメンが垂れ落ちていたのだから。

「……さて」
 息を切らしている老人が、それでも元の教え子のように床にへたりこんでしまっていないのは精一杯の見栄ゆえだろうか。
 『ンぁ、あっ……。先生の、熱いの、いっぱい……』と虚ろな目をして、シンク下の開き戸の冷たい表面に頬を預けて満足気にしているユイよりも、よほど運動量の激しかったような汗をかいているのだが。
「ユイ君の方は満足してくれたとして、お前はまだ準備もできないのか、碇?」
 若々しい人妻の媚肉に腰を打ち付けていた時とはうって変わって嫌そうに、顔も向けずに背後へと声を掛ける。
 その相手は、学校に出かける支度を整えた息子が部屋から出てきても、まだ急ぐ気配も無くダイニングテーブルで出勤前の時間を使っている一家の主、ゲンドウである。
「……すいませんね、冬月先生。もう暫く待って頂けると」
「まったく、昔からお前は。息子も見ているというのに、まったく示しのつかん……」
「あはは……。ごめんなさい、副司令。それからおはようございます。……その、父さんと、アスカも……」
「ああ。おはよう、シンジ」
「ンアッ! アッ、アッ、ア――。お、おは……ッ、おはようぅ――ぅ、ひっ、ひんじ。ひんじ……っッ」
 自分が悪いわけではないはずなのに。そんなバツの悪さの浮かべて冬月老人に挨拶をするシンジの傍らには、ぴったりと付き添うレイが裸のまま。
 興奮の醒めやらぬままであるらしい幼い乳首はツンと尖ったままだが、それをゲンドウや冬月から隠す様子はない。
 そして何食わぬ表情で平然と挨拶を返してきたゲンドウの胸の下に組み敷かれ、ダイニングテーブルの上で掲げ上げられた両脚をリズミカルに揺らしている少女、アスカもまた、壱中制服のブラウスが大きくはだけられてブラがずらし上げられた乳房の頂きに、美しいピンク色をした乳首を目いっぱいに固く尖らせているのだった。
「すまんが、アスカ君にはもう少し付き合って欲しいからな」
 テーブルの上に寝かされ、ひっくり返しになったカエルのような格好で持ち上げられた両膝の裏あたりをゲンドウに掴まれ、アスカは火照った様子も生々しい秘唇を大きく割り拡げて中年男の巨根を飲み込まされている真っ最中。

60引き気味:2018/04/15(日) 00:43:39 ID:W4RLq/yI0
 それも、一突きごとに根本までだ。
 レイが興味深げに視線をやり、男女の混ざりあった体液が飛沫になって散る結合部分で、初々しいラヴィアをめくり返らせてピストン運動を繰り返す肉柱の雄々しさに、また頬を染める。
「むっ、っッ、フッ、うん、んんむ……ッ。いいぞ、アスカ君。やはりシンジが見ている前だと、余計に感じるかね……?」
「アッ、やっ、いやぁぁ……おじさまぁ」
 『言わないでぇ』と真っ赤にした顔をぶんぶんと振って、シンジから精一杯背けてしまう。そんなアスカの腹部もまた、レイ程ではないにしても少し膨らんでいて、妊娠の兆候を示していた。
 片方の足首にショーツを引っ掛けたまま、じたばたとさっきまでは違った意志をこめて藻掻いてみせる。
「そんな、いじわるっ。ぉ、おじさまが言うなら……!」
 ゲンドウの腰遣いに滅多突きにされる暴力寸前の攻勢を、ミドルティーンの未成熟な膣で充分に女の悦びとして受け止めているらしい混血の美少女は、幼い声で淫らに喘ぎ喘ぎ、唇を尖らせながら、それでもどこか甘えた口調。
 目を瞑ったままで一気に言い切ったのは、シンジのいる前だと意識したからだろう。
「そんないじわる言うんだったら、あ、あかちゃん……産んであげません、からぁ!」
 叫んでしまった後はいよいよ耳まで真っ赤にしてしまって、表情を隠すようにゲンドウの胸に自分から抱きついていくのだった。

 ◆ ◆ ◆

 ――そんなことがあった日の、放課後。
 シンジは家にはまっすぐ帰らず、同じマンションにあるアスカの家に上がり込んでいた。
「それでアスカちゃんったら、お昼まで学校にいかないで大遅刻しちゃったのね」
 アスカの陰口を叩くようなことになってしまっていたが、そもそもは愚痴を聞いてもらいたいからだった。
 アスカの母親であり、やはりユイの同じ事情があって年齢不相応に若々しい容貌をしている美女、惣流・キョウコ・ツエッペリンというアスカの母親にである。
「もう、いくらレイちゃんみたいに休学することに決めちゃったからって」
 あんまり学業を疎かにするのも考えものだわ、と困った声でぼやいて首を傾げるヨーロッパ系の美女は、アスカによく似通った鮮やかな金髪をベッドシーツの枕元いっぱいに広げて、シンジを見上げる。
 仰向けになっても形を崩さず、見事に上を向いている乳房の豊かなボリューム。それを堪能するのも、アスカのいない家を訪ねた理由だ。
 アジア系のそれとは違う白い肌をした乳房には、うっすらと浮かび上がる青い静脈が。
 そして、子供を一人生んでいるとも思えない、透き通ったピンク色の乳首。
(母さんのおっぱいだと、乳首がもっと濃ゆい色してるんだけど……)
 シンジの知る限り、身の回りでもっともふくよかなバストサイズ。その母性豊かに成熟しきった膨らみへ指を食い込ませて堪能しているシンジの手のひらが、蜘蛛の脚じみて動いて、懸命に歳上の大人の女性へ快楽を送り込もうとしている。
「それじゃ、おばさんがシンジ君の赤ちゃん、生んであげましょうか?」
 茶目っ気たっぷりに微笑んでくれるキョウコに、シンジは自分とはまるで違う大人というものを感じさせられずにはいられないのだった。
「それじゃ、僕とキョウコさんの息子で、アスカの弟か妹?」
「そうね。それで、アスカちゃんの産む赤ちゃんにとっては叔父さんか叔母さんで。でも、その子にとってはシンジ君は腹違いのお兄さんだから、甥か姪でもあるのよね。うふふ」
「よしてくださいよ、キョウコさん……」
 ややこしくなりそうだとげんなりさせられてしまうシンジは、それを忘れるようにキョウコとのセックスに集中していった。
 そしてキョウコもまた、自分の娘と同い年の少年を抱きしめて、一緒に熱い一時へとのめり込んでいったのだった。

61引き気味:2018/04/15(日) 00:45:32 ID:W4RLq/yI0
雑談スレでレスしながら書いてみたくなった家庭内乱交ネタを走り書きしてみたはいいものの、いまいち世代の混線具合が足りてないような。

62コウイに値する名無しさん:2018/04/16(月) 15:58:49 ID:CEFX8L0Y0
久しぶりに投下スレを見に来たら引き気味さんの新作が!
>そんなアスカの腹部もまた、レイ程ではないにしても少し膨らんでいて
結構物語の終末ぽい1枚絵を想像してしまうお話ですが相変わらずゲンドウさんの命中率がすばらスィ…

自分も納期間近の死にそうな日程の中、たまにハニーセレクトでお人形遊びしてるんですがエヴァのmodがほとんどない事に時代の移り変わりを感じてしまったり…(泣)
tp://www.gz-loader.com/polygon/data/1517499589/org/image1523639663.jpg

63コウイに値する名無しさん:2018/04/19(木) 06:13:48 ID:caQoqXjc0
引き気味さんのゲンドウxアスカネタに刺激を受けて指令と不適切な関係を結ぶアスカちゃんの画像を作ってみました。
>>62と同じ、がぞろだのハニセレスレに上げといたので下手くそな人形遊びでも見てやるぜという方はどうぞ〜

64引き気味:2018/04/19(木) 23:54:17 ID:1GBd/Q7c0
新作と言うには……文章もスカスカだったり、台詞も心情表現もテキトーすぎたりとかなり間に合わせなその場ネタなので恐縮なのですが、喜んで頂けたならなにより。

しかし、なんつーバタ臭いお顔のアスカさん>ハニセレ
これだけ色気過剰なのに身長差であからさまに成人と未成年と強調されてしまってるのも随分なギャップのエロスですが。

65引き気味:2018/05/16(水) 01:28:00 ID:0eRHf.Is0
 6月も中旬が過ぎると校内は体育大会、生徒総会と続いた大型イベントの余韻も薄れて、落ち着いた空気を取り戻し始めていた。
 春先の進級からこっち、家庭訪問に大型連休、そして中間テストと新生活に馴染む暇もなかった生徒たちにとっては、今の環境で迎えるはじめての平常進行というやつだろう。

「ま、それでもボクらは期末テストの準備を進めなきゃなんですけどね」
「日向先生は中間テストの採点も時間掛かっちゃってましたからねぇ」
 学校という空間の大部分を占める生徒たちが弛緩してしまっていれば、それは教師たちにも影響してしまうものだ。
 昼食後の職員室――その脇の給湯室は、若手とベテランとが似たような愚痴をボヤきあう一服の場所となっていた。
 無論、ベテランは今口にしているような愚痴なんてものはこの先ずっと毎年毎年、教師生活を続けていく限りぐるぐると回り続けて巡ってくるものだと分かっている。
 つまりは、生徒たちと同様にやっと新生活に馴染みはじめてきた新人の精神的メンテナンスという側面についても意識しているのだが、それさえも彼にしてみれば数年置きで何度も何度も巡ってくる恒例行事に過ぎなかった。
 彼にとって、慣れる、馴染むとはまた同時に、飽きるということと同義だった。

 そんな彼らの前を『ちょいと失礼しますよ』と横切って、愚痴りあいにも参加せず、タバコを吹かしつつもスケジュール帳から目を離さずにいた教師が廊下へ出ていこうとしていた。
「加持先生、もうお昼は切り上げですか?」
「ええ、まぁ。私ンとこのね、愚痴を聞いてやらなきゃって生徒の都合が、この昼休みしか空いてないらしいんで。……軽く時間外ってやつですよ」
 肩をすくめてみせて、『じゃ』と出ていく。
 伸びた髪を切もせず、後ろで束ねて馬の尻尾のように垂らしていたり、無精髭をそのままで出勤してきたりと、一見するといかにも勤務態度の不真面目そうな教師であるのが、その加持リョウジという男だったのだが、
「やっと6月で落ち着いてきたっていうのに、加持先生、面倒見が良いですねぇ」
「毎年これぐらいの時期になると私らもどこか気が抜けてしまうんですけれどね。むしろ彼の場合はアクセルを踏み込んでいくというか、逆に精力的に動き回っているような印象がありますよ。みんながのんびりしている分、余計にそう見えちゃうんでしょうかねぇ」
 君も見習うべきですかねとお小言のように付け加えられた一言は、要は加持教諭の校内で受けている見た目と裏腹の評価の高さだった。

 その、加持リョウジ。
 慌ただしく校舎の階段を登り、特別教室棟への渡り廊下を通って教材室までやって来たかと思えば、入った早々に後ろ手で静かに鍵を掛けてしまう。
「……加持先生?」
「や、待たせたね」
 あらかじめ、人目を避けてこの部屋まで来るように指示しておいた彼女、受け持ちの女子生徒である洞木ヒカリとの二人きりの密室に、間違っても邪魔が入らないようにという油断の無い戸締まり。
 鍵はそれからかっきり三十分後、昼休みの残りから掃除の時間までを跨いで、午後の授業の五限目が始まろうという時刻になって、また加持の手で開けられた。
「それじゃヒカリちゃん、気分が悪くなったらしくてって説明はしておくから、保健室でゆっくり休んでおくんだよ?」
「は、はい……」
 かすれた小さな声で返事を寄越してくる、頬にそばかすの目立つ純朴そうな顔立ちをした少女。
 彼女は、スチール棚で狭く間仕切られた床にぺたんと座り込んでいたのだが、立ち上がろうとした拍子に『イタっ……』と短く呻いて、そしてそう漏らしてしまった意味をすぐに自分で悟って、真っ赤になって俯いてしまった。
 左右でお下げにした髪型から除くうなじまでを、見事に火照らせてしまっている。
 ニヤ……と口元を綻ばせた加持はそんなヒカリの様子を気遣ってやって部屋の中に戻り、支えるように少女の背中へ回した手でそのまま胸に抱き寄せるのと同時、

66引き気味:2018/05/16(水) 01:28:21 ID:0eRHf.Is0
「ぁ……」
 大人の背丈からすると自分の顎の下にも届かない担任する少女のために身をかがめながら、その緊張もあらわな震える唇に、手慣れたキスを落としてやったのだった。
「――あっ。やだ、せんせい……」
「……イヤかい?」
 恥じらいきった声での身じろぎも、大人の男の腕の中では意味を持たない。
 優しいキスにうっとりとさせられたまま、いかにも不自然なところのない仕草でスカートのお尻を撫ぜ回された少女は、背筋をひくんとさせて、再び体を緊張させてしまうのだった。
「たった今、俺とあんなことまでしたばかりなのに……?」
「そんな。だって、先生が急に……」
「恋人同士が熱い一時を過ごして、こうやって抱き合って、キスをして……。ほら、なにもおかしいことなんか無いだろう?」
 そう囁きながらも、教え子のまだ肉付きの薄いヒップに押し当てた手のひらでゆっくりと撫ぜ回すのをやめたりはしない。
 ことに今、ヒカリのスカート越しのお尻には、下着の感触は無いはずなのだ。ヒカリはその事をも含めて、羞じらっているのである。
 その感触と反応との両方が、加持を楽しませてくれる。
「俺とヒカリちゃんは、はじめてまで捧げてもらった恋人同士なんだろう?」
 違うかい? と問われてしまえば、恋に不慣れな十四歳の少女は頬を熱くさせながら首を縦に振るより他が無い。
「特別な二人の、愛を確かめ合うじゃれ合いさ」
 さらっと『愛』と口にしてしまう歳上の男のペースに、碌な経験を持たないヒカリはそれ以上を躊躇ってみせることなど出来はしなかったのだった。

 ◆ ◆ ◆

「クラス替えをして早々、委員長にさせられるくらい真面目ぶりで周りに覚えられてる娘だからな。フォローを入れるのが6限目の前に間に合ったのは良かった――いや、ちょっと反省点か。余計な注目を集めるのは、いくら些細でももちろん得策じゃない。慎重に、慎重に……」
 また足早に廊下を行く加持の手元には、今月分のページに細かい文字でびっしりと書き込みがされたスケジュール帳が開かれていた。
「で。次は、と」
 ボールペンを弄んでいた指が、たった今、赤字で上書きしてチェックを入れたのと同じように日付の数字に丸印が付けられた欄を探す。
 すぐに指が止まる。
 そこは翌々日の、今度も同じ昼休みだった。
 先ほど洞木ヒカリと使ったのとは別の教材室を指定して、別の少女の名前が「綾波レイ」と書き込まれている。
 その指し示す意味はやはり同じ、二日後の昼休みに人と所を変えて再演された、第壱中学教師加持リョウジによる処女食いの儀式であった。

「こう……すれば、良いの……?」
「OKだ、綾波。飲み込みが早いな。先生嬉しいぞ」
 下着ごとスカートを脱がせておいた綾波レイの不健康な位に肌白い下肢には、静脈が薄く透ける内腿の付け根に、破瓜の血の跡が残っている。
 後始末もそこそこに床で体を起こした美貌の生徒の胸を使い、いわゆるパイズリを教え込んでいく。どこに出しても後ろ指は免れられない悪徳教師の姿。
 処女膜を破られた直後で二度目は辛いだろうと、禄でもない方攻性で先日の洞木ヒカリとのセックスから得た反省を活かした、加持の熱心な手ほどきだった。
「綾波は体が弱いんだってな」
「ええ……」
「そのわりにこのおっぱいとか発育が……おおっ、良いな。綾波の乳首が当たるのもナイスな刺激というか、気持ち良いぞ」
「こう……?」
 アルビノの赤い瞳による上目遣いで担任教師の様子を確かめながら、手のひらで掬うように捧げ持った片方の乳房で、先端から押し付けるようにしてヌルヌルになったままの竿の側面を愛撫していく淫らな様は、いつもひっそりと寡黙に過ごしている読書少女の横顔からは随分なギャップがある。
「そうだな。綾波がもっと乳首をコリコリにしてくれてると、先生もっと気持ち良いんだが」
「そう? なら、どうしたら……?」
「も一方の手が空いてるじゃないか。自分で乳首をいじってやればいいのさ。さっき先生がしてやったのを思い出して、やってご覧」
「……ええ」

67引き気味:2018/05/16(水) 01:28:41 ID:0eRHf.Is0
 それがどれだけ恥知らずな要求であるかも、どれだけ男の目に披露するには恥ずかしい行為かも、その知識を欠いているらしい入退院の頻繁な少女には、だった。普段の授業中からも分かる浮世離れぶりからすると、まるで分からないのだろう。
「良いぞ……。うん、たまんないなぁ……」
 初雪に覆われた誰の足跡も残っていない上を、真っ先にして思う存分に穢していく愉悦があった。
 儚げな美少女をまんまと口車に乗せて誑かしてしまった不良教師は、ここぞとばかりに都合の良い知識でもってレイの無地に等しい性知識を染め上げてしまうつもりなのだ。
「ンっ、ンッ、んッ……。先生も、まだ固くなるのね……」
「お前がそんなエロい声出して乳首オナニーしてるの見せられちゃったらね」
 行儀よくゴムを装着しての初セックスで処女を奪ってやった直後から、交わす言葉こそ少なくともずっと続けられていた後戯。それによって再度ムクムクと屹立していったペニスを見せつけ、目を丸くしたレイに、填めてもらわないと辛いのが男なのだとやんわり要求してみれば、あっさりと頷いて奉仕を申し出てくれる。
 クラス編成直後から、生徒たちの――なかんずく容姿をランク付けした上位の少女たちの資料をじっくりと読み込んだ加持が、自分に心を開いてくれるよう、それも過剰に開いてくれるようコツコツと励んでいった成果なのだった。
「綾波は、あんな寂しい団地で一人暮らしが長いんだろう? 誰かの声が聞きたくなったら、いつでも遠慮なく先生に電話して良いんだからな」
 自分でも快感を得はじめたらしいレイが、気持ち良さそうな喘ぎの混じった息遣いをふぅふぅと繰り返しながら、加持を見上げる。
 そして、薄っすらと微笑んでみせるのだ。
 むっつり押し黙った顔ばかりしか見ていないクラスメイト達なら驚くように艶やかに、大人の女のような色気さえ垣間見せて、おかしそうにしてみせるのだ。
「そうしたら、あなた、またやって来て……私にいやらしいことをするのでしょう?」
「綾波がそんなにチャーミング過ぎる女の子じゃね。男は我慢しろって方が無理なのさ」
 褒められれば、ポッと頬を染めて羞じらってすらみせる。
 どこにでも居る、ごく当たり前の女の子のように。クラスの口の悪い男子からは鉄面皮なぞと渾名されてしまうくらい、表情の少ない少女だったのに。
 もしくは、この担任教師が家庭訪問だと言ってはじめて訪ねてきた時のことを思い出したからだろうか。
「良いか、綾波。女の子の一人住まいなんだ。誰かが訪ねて来たとしても、男だったら絶対ドアを開けるんじゃないぞ。まして、シャワー上がりだったからって裸で出てくるのは絶対にNGだ」
「……この前とはまるで反対のことを言っているわ」
「先生は別さ。お前のこの気持良いおっぱいも、もちろん綺麗な裸、躯全部もな。全部俺だけのものだ。良いか?」
「……ええ」
 今だけの適当な言葉に留まらない、ひたむきな想いを込めて、こくりと頷いてくる。
「全部、あなたの物にして欲しい。そうしてくれると嬉しい」
「そっか、嬉しいか」
「ええ」
 じゃあ、綾波は全部俺のものだな、と。
 後始末を考えればこの場では無理な顔面射精――まさしくマーキングともいうべき行為への後日の同意を取り付けて、加持は今日のところはと、あくまで譲歩してやったかのように恩着せがましい態度でもって、この日、処女を奪ったのと同時に教え込んだパイズリ奉仕のフィニッシュを、レイの可憐な唇をすぼめた中に亀頭を突っ込んでの咥内射精で完了させたのだった。
「……ンッ、ンッ、ンッ」
 細い喉首を動かしてコクンと、レイは要求された精飲をこなしてくれたのだった。

68引き気味:2018/05/16(水) 01:29:54 ID:0eRHf.Is0
 ◆ ◆ ◆

「で、今度は。こいつがこのあたりで決められる、かな……っと」
 かな、と疑問形にしつつも、スケジュール帳の日付けに丸印をつける加持リョウジの手付きには迷いがない。
 綾波レイというアルビノの美少女の部屋に一泊して、処女喪失から間のない膣に中出しされる感覚をたっぷりと刻み込んだ上で、最終的には膣内感覚でオーガズムを迎えるところまで漕ぎ着けた。その週明け。
 加持がマークを付けた日付は翌日火曜。
 そして、選びだした名前はやはり受け持ちのクラスの一員である惣流・アスカ・ラングレー――ではなく、その母親である惣流・キョウコ・ツェッペリンの名前だった。
 アスカの名前は簡潔に一言『娘の攻略は完了済み』という注釈として添えられている。
 もっとを探せば、他の日付のところにマーク無しで『アスカと6回目を体育倉庫で』だとか、『アスカとドライブで7回目。母親は帰宅が22時過ぎ』だのと書き込まれていた。
 加持の持つスケジュール帳は、マークなしの日付もいたる所がそんな予定の書き込みでいっぱいだ。
 中には洞木ヒカリとの2回目以降についての物も、綾波レイとの3回目以降を書き込んだ日付だってある。
 他の名前もだ。
「……4月から仕込み始めて、やっと収穫が増えてくる6月だからなぁ。ちと詰め込みすぎたかな……?」
 トイレの鏡の前でコキコキと首を鳴らしつつ、手帳を懐に仕舞う。
 反省めいたことを口にしながらも、決して殊勝な振る舞いには結び付かない。
 それがこの加持リョウジという男にとっての、教師生活での毎年のルーチンなのだった。

「それじゃ、先生もう行くからなー」
 トイレの一番奥の個室を扉から覗き込んで、最後に一声を掛けていく。
 蓋を下ろした西洋便器の上にあられもない大股開きで座り込んで、大きくめくれ上がった制服のスカートの下から、初々しいピンク色の秘裂に男の白濁したザーメンを滴らせている、スポーティーな雰囲気の少女。これまた担任する女子生徒の一人である霧島マナを置き去りにして。
 そうして辺りを確認してから、この時期はまだ使われていないプールの男子トイレから出ていく。この女子生徒の敵でしかない男の頭には、天職だと心から実感している教師生活に飽きるなどという考えは、欠片も存在していないのである。

69引き気味:2018/05/16(水) 01:31:00 ID:0eRHf.Is0
平日だけど、唐突に書き始めてそのままこんな時刻まで時間を使ってしまった。
他に時間使いたいこと色々あったんだけど (´・ω・`)

70FOX:2018/05/17(木) 01:18:15 ID:12YJ3RsE0
花園に咲く花を無造作に摘んでいくさまが実にサイコパスっぽい加持さんです。
おそらく本人は、どの女の子に対しても本気であるという態度を示してしまうのでしょうけれど。
とはいえスケジュール帳に細々と書き込んでしまうあたりはなんというか「花園から出られなくなった」ような印象すらあって、不思議な読後感がありました。

71引き気味:2018/05/17(木) 22:55:49 ID:RiX8jAp.0
仮にも元ネタスパイの加持さんなのに、そんな物的証拠細々と残させてどうするんだろう……と書いてて考えもしたんですよね。
ですけど、やはりページのそこら中食った女の子の名前だらけという絵面的ひどさは思いつきのコア部分だったので、そのまま行っちゃいました。
イラストだとこんな感じかなと思い浮かべて貰えれば、あんまりな酷さにシュールなエロさ感じて思わず書き殴りまくってしまった気持ちが理解してもらえるかなと。

72コウイに値する名無しさん:2018/06/24(日) 22:08:47 ID:/pubavU.0
輪姦学校みたいなサイトを観ていて、あの手のサイトにアスカが参加するようなネタを考えたりしてました。
22歳くらいでNERV勤務、恋人で婚約直前くらいのシンジとアスカ。
たまたまシンジが迂闊にも消しわすれていた閲覧履歴から輪姦サイトのことがバレて正座説教。
しかしそれがきっかけになってアスカが輪姦サイト閲覧にハマる。
学生時代から周囲の男達にチヤホヤされることに慣れているアスカ。しかし襲われることへの恐怖からナンパに
応じたりしたことはなかった。シンジとの交際も清い時期が長かった。
そんな彼女も今ではシンジと身体を重ね女としての悦びも知っている。セックスを汚らわしいとか思わなくなった。
安全なら、相手と合意の上なら複数の男性と寝てもいいのではないかと思うようになった。
そして、迂闊な恋人クンがまたも閲覧履歴の消し忘れをやらかした時。
「いいわよ。そんなに見たいなら見せてあげる。シンジの目の前で輪姦されてもいいわ」
アスカが壊れた、と真っ青になって謝りたおすシンジに、慈母のような笑みを浮かべて諭すアスカ。
すったもんだのあげく、二人はシンジが閲覧していたサイトに参加することになった。

もちろん、そのサイトが安全なところかNERV保安部を動かして確認済みである。
アスカとシンジが身バレしないよう髪色を変えたりカラコンを入れたりしたうえでの参加。
さらに撮影時は全員バタフライマスク着用だ。
初参加にあたりアスカが飲んだ条件はキスあり、フェラ不可、ゴム必須、アナル不可というものであった。
初めての参加だということ、アスカが若く美しいこともあってサイト側、男性参加者側からの文句はなかった。
シンジも同席した上での初めての輪姦。9人の男性に囲まれながらカメラの前で服を脱ぐアスカ。
全裸になったアスカの身体に男達の手が伸びる。乳房に、尻に、太股に、そして唇を奪われ、全員とキスしたところで
組み敷かれ、宴が始まる。
シンジの目の前で、シンジに見られながら輪姦されるアスカ。次々とアスカの上に覆いかぶさりゴムごしに彼女を汚す男達。
次々とトレイに並べられる使用済みコンドーム。血気盛んな男達は二周目、三周目に挑みかかる。
最後に、大量の使用済みゴムを並べたトレイを手にしたアスカを皆で囲んで記念撮影。
初めてのプレイ参加は終わった。

シンジのいない夜。
輪姦サイトのページを閲覧しているアスカ。
彼女が観ているのは初回参加時のページではない。
シンジに観られないよう、特別なパスワードを知っている者のみ閲覧可能な隠しページ。
そこには、初回参加の前の月、打ち合わせのためにスタッフと落ち合った日の記録が残されていた。
アスカにとって本当の意味での初の輪姦体験。
打ち合わせだけでなく、スタッフを相手にアスカはセックスした。
それだけでなく、その日集められた6人の男性ともアスカは寝たのだ。
キスをはじめとする禁止条件は初参加の時と同じ。
いや、最初はキスも不可だったのだが、巧みな愛撫で焦らしに焦らされたアスカはその後次々と襲いかかる男達によって
何度も何度も絶頂を極めさせられ、自分から相手に抱きつき唇を捧げてしまっていたのだ。

73コウイに値する名無しさん:2018/06/24(日) 22:33:12 ID:/pubavU.0
そしてその次の週も、一週おいてその次の週もアスカはプレイに参加した。
シンジに見られながらの『初参加』の前に、すでにアスカは3回も輪姦プレイを経験し、
3回あわせて25人の男性を受け入れていたのだった。
何も知らないシンジに後日プレゼントするサプライズ……アスカはこの裏ページについて
スタッフにそう説明していた。
サイトの売り上げにも影響することなので閲覧や購入が制限される裏ページの件をサイト側は
渋っていたが、二ヶ月以内にシンジに教え、サイトでも普通に公開してよいということで妥結した。

あれから一ヶ月。
シンジと二人で参加する『2回目の』輪姦プレイ。
今度の参加男性は11人。
しかしそれはアスカにとって、過去経験した最大の人数ではなかった。
『初参加』と『2回目』の間にも2回秘密の輪姦プレイを経験しており、特に後者は13人もの
男性に囲まれたのだ。
今回のプレイ条件は前回よりわずかに緩和され、フェラチオも可となった。
しかもゴムなしの生フェラ、口内射精あり。ただし顔面にはかけないというものだった。
目の前で恋人の唇を汚される様を見せつけられ興奮するシンジ。
そんな彼を横目に見ながら思い出すアスカ。
一週間前、彼女は13人の男達の前に跪き、彼らのモノを一本一本口で奉仕してその白濁を飲まされて
いたのだった。

3回目の参加ではついに生中出しも許可となった。
目の前で10人の男達によって精を注がれるアスカの姿にシンジはこれ以上ないほど興奮していた。
そして『3回目の』輪姦プレイがページに掲載された日の夜。
アスカから隠しページのことを知らされたシンジは驚愕しながらもページを閲覧する手を
止める事はできなかった。
自分が参加するよりも先にアスカが輪姦プレイを経験していたこと。
フェラも、生中出しも既に経験済みだったこと。
「気に入ってもらえた? バカシンジ?」
「う……うん……」
シンジの背後から回された手が彼のいきり勃つモノを扱く。
ディスプレイの中のアスカの痴態、多数の写真と動画を観ながらシンジは射精した。
そしてさらに、隠しページの中にはアスカのアナル開発記録すら残っていた。
最初は細身のアナルバイブから、だんだん径の大きなアナルビーズに慣らしていき、今では
普通のバイブでも受け入れることができるようになっていた。
「シンジが選んで。私のアナルバージンをあなたが奪うか、それとも……」
次の週。
シンジ立ち会いのもとアスカの公開アナル処女喪失イベントが催された。
参加者11人の中からアスカ自身が選んだ青年が、シンジの目の前で、アスカの菊門を貫き
その奥底に白濁を流し込んだ。

74PDX.:2018/06/24(日) 22:46:59 ID:/pubavU.0
それからもアスカのプレイ参加は続いた。
部署が違うこともあってシンジは参加回数が少なかった。
これまでどおり、月に一度はシンジの前でのプレイ。月に二、三度はアスカ単独での参加となった。

そしてこの日。
シンジが参加してのイベントは普段とは異なる熱気がただよっていた。
長らく恋人だった二人がついに婚約。
身バレを防ぐため一ヶ月ほど時期をずらしてサイトでもアスカが演じる彼女が婚約したと
掲載され、結婚阻止イベントなるものが企画されたのだった。
イベントの趣旨はシンジの目の前でアスカを輪姦し、彼女の口から『フィアンセよりいい』と
言わせることが主であった。
成功したからといって二人の婚約が破棄されたりもしないのだが、こういうものはノリである。
さらに今回のサプライズ。
もし成功したら、アスカは今夜帰宅せず撮影場所のホテルで一泊。今回の参加者のうち彼女が
選んだ一人としっぽり一夜を過ごすと約束。もちろんそれも撮影され公開される。
その日シンジは一人で帰宅した。

「ねぇシンジ、結婚阻止イベントの第2回が企画されているんですって」
「私達の結婚式までに、何回企画できるかしらね?」
もちろん二人の結婚式が実際に阻まれてしまうことはない。
アスカは美しい花嫁となり、そしてあのサイトでは、新妻輪姦企画が予定されるのだろう。
「ねえシンジ……私たちの新婚旅行って、国内だったわよね?」
警備の問題諸々でそうなったのである。
「こんなのどうかしら?」
アスカが手にした企画書。
新婚初夜襲撃イベント。
新婚初夜の夫婦を襲撃して、拘束した新郎の目の前でウェディングドレス姿の新婦を輪姦する
という企画だった。



75PDX.:2018/06/24(日) 22:47:25 ID:/pubavU.0
こちらのスレに書き込むのも久々だったせいか名前欄が……。

76PDX.:2018/06/26(火) 08:13:24 ID:bOli77mk0
>>74絡みのネタで保安部関係。
アスカの参加する輪姦プレイの男性参加者のうち数名は保安部が護衛と称して送り込んだサクラ。
当然彼らも変装しているし仮面も付けているけど撮影前に仮面をつけてない顔を見ているアスカは気づいている。
シンジもうっすら感じているけど肌を重ねキスもセックスもしているアスカほどの確信は抱いていない。
保安部関係者はサイトのスタッフにも紛れ込み、アスカのスケジュールを考慮して輪姦プレイの予定を組む。
それどころかアスカの出張に合わせて遠方のホテルでの突発イベントを企画する始末。
シンジと離れて二泊三日の出張に出かけるアスカが本来予約したホテルで泊まる事なく二泊とも撮影用のホテルで男達と過ごしたことを翌週サイトへの掲載で知ったシンジだった……とかそんな感じで。

77引き気味:2018/06/27(水) 07:26:31 ID:ofJ89vqM0
すごい久しぶりのPDX.さんのエロ文投下ですね。
やはりというか、PDX.さんらしいというか、話のオチがほんのり以前の淫乱美母ネタでのウェディングショタ林間を想起させてくれます。

てか、オチの>>76ネタで、役得といえば役得なんでしょうけど、国連の特務機関にまで務めて、やってることが変態カップルの変態プレイのお膳立て斡旋というあたりに、妙に保安部の皆さんの悲哀を感じてしまいます(w

78PDX.:2018/06/27(水) 08:11:40 ID:JZ8tdDEY0
>>77 引き気味さん
エロゲスレにも書きましたがとある寝取らせゲーが気に入ったのと。、以前からネタに出来ないかと思ってた林間サイトものの融合でこんな事に。
ラストが以前の作品っぽいのはやはり私だからですかねえw

79PDX.:2018/06/27(水) 20:27:42 ID:BupycEh20
さらに>>74絡みのネタで。
婚約阻止イベント3回目くらいのイメージ。アスカさんかなりビッチ化w

今日は久々のシンジ同伴の輪姦プレイ。待ち合わせ場所でアスカと落ち合うシンジ。
輪姦プレイも久々だったが、実はアスカと会うのも久しぶりだった。
互いに部署が違うこともあってなかなかスケジュールが合わず、二人のどちらかが出張で
数日間本部をあけてしまい、気がついたら二週間ほどすれ違いの日々が続いていた。
「シンジ!」
「アスカ!」
待ち合わせ場所で愛しい婚約者の姿を見つけ互いに声をかける。
二人は抱き合い、人目もはばからず唇を重ねようとして……アスカに拒まれた。
「アンタ昼に何か食べた?」
「あ」
「歯を磨いてないでしょ?」
「ごめん。に、臭う?」
「キスはおあずけ! ホテルに戻ったら、真っ先に歯を磨きなさいよ!」
「う、うん」
そして二人は輪姦プレイの待ち合わせ場所であるラブホテルへ。
顔見知りのスタッフの案内で二人ともそれぞれ準備する。
今日はいつもの趣向と違って、単にシンジがアスカの痴態を間近にみるだけではない。
輪姦されるアスカを見ながら自慰に耽る事になっていた。
「いっぱい出してね♪」
とは、事前の打ち合わせでのアスカからのリクエストだった。
イベントが始まる。
アスカの結婚断固阻止!とばかりに励む12人の男達。
「この人の方がいい!」「結婚、キャンセルするぅ!」と言わせるために休む間もなく
アスカを犯し続ける。
一人が射精しても、次の一人がいきり勃つモノをふりかざして襲いかかる。
イッても、イッても終わらない快楽地獄。
一人の男が相手では決して味わえない連続する絶頂。
もう許して、死んじゃう、そう叫んでも許される事はない。
婚約者の目の前で次々と男達の肉欲を叩きつけられるアスカ。
そしてシンジは、そんなアスカの乱れる姿を見ながら自分自身のモノを慰めていた。
一つ、二つ、ゴムが消費されていく。
シンジが射精した回数を記録するため、必ずゴムを使うこととされていたのだ。
二時間の撮影が終わり、シンジの前のバットには使用済みのコンドームが6つ置かれていた。
一方、アスカの前には口、膣、肛門それぞれで費やされたゴムを並べたバットが置かれていた。
口と膣は生で挿入・射精されているので単なる開封済みゴムである。アヌスはさすがに生挿入ではなく
コンドームの使用が必須とされていた。
12人がかりの輪姦。アスカの穴には夥しい量の精液が注ぎ込まれていた。
膣のぶんのバットに並ぶコンドームだけでも、シンジが費やしたものの3倍以上の数が並んでいた。
圧倒的な数の暴力。
それはアスカを陵辱しただけでなく、シンジに対する精神的陵辱でもあった。
そして、彼の婚約者がさらなる追い討ちを加えようとしていた。

80PDX.:2018/06/27(水) 20:27:55 ID:BupycEh20
「ふふっ、どうしたの? ふにゃふにゃじゃない?」
椅子に座るシンジのものを手で扱くアスカ。6回もの放出の後だけに、萎びたペニスは回復の兆しを見せない。
「……だめね」
シンジのペニスに力を吹き込む事ができなかったアスカの瞳に嗜虐的な光が宿る。
「ふふっ、役立たず♪」
ぴん、と指先で弱々しいペニスを弾く。
「みんなはまだ頑張れるわよね?」
その声に応、とこたえる男達。12人がそれぞれ長さも太さも異なるモノをつき立てて見せつけている。
シンジの前に跪いていたアスカが立ち上がり、優美な足取りで男達の方へと歩いていく。
呆然とするシンジに振り向くと、残酷な言葉を彼に浴びせる。
「せっかく久しぶりに会えたのに、これじゃ抱いてもらえないじゃない。
立ちもしないペニスなんていらないわ。今夜はあんたと寝ないで、みんなに愛してもらうから♪」
言葉とは裏腹に優しい笑みを浮かべてウィンク一つ。
シンジはようやく気付いた。
これが今日のイベントのシナリオなのだと。
彼が限界に達するまで射精したところで、役に立たない婚約者を放置して輪姦プレイを続けるという流れ
なのだと。以前見せられたシナリオ案の中にこんなシチュエーションもあったはずだ。
無論、アスカが本気でないのはわかっている。
だが、それでも彼女の演技は真に迫っていた。
何よりシンジは本気で弾切れを起こしており文字通り役立たずだ。
「というわけで、今夜は一人でホテルに帰りなさい。この後の見学もダメ。後でサイトで見なさい」
ニヤニヤと笑う男達の中の一人がアスカを抱き寄せ、これ見よがしに彼女の唇を奪う。
我が物顔で舌を送り込んでくる男に、アスカも自ら舌を使って応えていた。
シンジはシナリオどおりに退出した。
ホテルに戻り一人でベッドに横たわる。
アスカは今ごろ12人の男達相手に第二ラウンドの撮影をしているのだろう。
ついさっきまで手の届くところにいた彼女が、今ではシンジの目の届かないところで男達に輪姦されているのだ。
どんな顔で男達に応じて、どんな声をあげているのか。
それを知る事ができるのは撮影された映像がサイトに掲載された時だ。
当事者の一人のはずであるシンジが、まるで一般のサイト閲覧者のように疎外されていた。
そして、輪姦されるアスカを想い、今更ペニスが力を吹き返していた。
シンジは自分自身の手でそれを慰める。
輪姦されるアスカを思って。
輪姦されるアスカを妄想しながら。
「……そう言えば、キスできなかったな」
再会したときに歯を磨いていないことを理由にキスを拒まれてそれきりだった。
アスカはシンジ以外の男達と次々にキスをしていたのに。
アスカの唇に、男達のペニスが精を注いでいたのに。
本当なら、今ごろ隣にアスカがいるはずだった。
久しぶりにアスカとベッドインできたはずだった。
タイトなスケジュールは、二人が落ち合える時間をわずか1日しか許してはくれなかった。
次に会えるのはまた一週間後の予定のはずだ。
シンジがアスカと三週間もの間キス一つできないというのに、男達が彼女の唇を欲しいままにしている。
身震いしながらシンジはその日7回目の精を放った。

81PDX.:2018/06/27(水) 20:28:20 ID:BupycEh20
一週間後。
PCの前に座るシンジと、背後からしなだりかかりながら笑みを浮かべるアスカ。
PCの画面には、あの夜、シンジが退出した後のアスカの姿が写されていた。
輪姦プレイの第二幕。
ワンパターンを避けるために先ほどとは違うシチュエーションが用意されていた。
ベッドの上に横たわるアスカ。3方向にセットされたカメラが彼女の裸身を映し出す。
そこに入ってきた一人の男。
12人が一斉に彼女に襲いかかるのではなく、一人一人順にベッドに入り、まるで恋人同士のように
一対一でアスカと愛し合うのだ。
シンジの喉がごくりと鳴る。
12人相手に輪姦される非日常的な場面とは異なり、まるでアスカが本気で浮気をしているかのような
現実的なベッドインの姿。
「ふふっ、こういうのも刺激的でしょ?」
一人の持ち時間は約15分。一人を相手にしたらアスカは簡単にシャワーを浴びて身体の汚れを落とす。
前の男の精を残さず、綺麗な身体で次の相手を迎え入れる。
この人は愛撫が上手だった、この人は長いモノで深々と貫かれた、この人はエラの張り出しが凄かった、
一人一人丁寧に説明してくれるアスカ。
「残念だけど、12人のうち8人しか相手してくれなかったのよね」
男性達にもそれぞれ都合がある。第二幕のために時間を取る事ができず泣く泣く帰った者もいたのだそうだ。
それでも8人の男達が、まるで恋人のようにアスカを抱いたのだった。
こみあげる嫉妬に、アスカの手の中のものが破裂寸前になるシンジ。
「駄目よ、ここで出しちゃ。久しぶりなんだから、全部私のナカに出してくれないと、ふふっ、あの人達に
叶わないわよ?」
笑いながらシンジを挑発する。
そして、8人目の男との逢瀬を終えたアスカが、携帯に手を伸ばした。
「ええ、今全員終わったわ」
電話の相手はシンジではない。おそらくサイトのスタッフだろう。
「ええ、ええ……そうね……う〜ん、迷っちゃうけど……5人目、5人目の彼でお願い」
「5人目?」
シンジがアスカに問いかける。アスカは満面の笑みを浮かべている。
美しく、淫らで、そして残酷な笑みを。
「見てればわかるわ」
場面が変わる。先ほどまでの部屋とは違うようだ。8人を次々に相手にした部屋ではなく、シーツにシワひとつない
綺麗なベッドだ。
またシャワーを浴びてきたのだろう、バスタオル一枚を身に纏ったアスカがベッドの上に腰を降ろす。
そこに一人の青年が入ってくる。青年はアスカの隣に腰を降ろし、当たり前のように肩を抱く。
そして二人はあたかも恋人同士のように、それが当然であるかのように唇を重ねる。
アスカがカメラの方を向いて笑みを浮かべる。
「今夜は彼と寝ます。朝まで二人きりで愛し合います。
フィアンセには悪いけど、今夜だけは私は彼の恋人になります♪」
カメラの方に手を伸ばすアスカ。
「これ以上は映しません。私と彼、二人だけの秘密です♪」
最後に二人がもう一度唇を重ねたところで映像が途絶えた。
「あ……アスカ……?」
「ふふっ、楽しい楽しい尋問の時間よ? 私達がどんな風に愛し合ったか、私に白状させてみなさい?」
これからベッドの中で彼女を責めて、二人だけの秘密を自白させろという挑発だった。
シンジは思い出す。5人目の彼は、確か長いモノでアスカを深々と貫いた彼だったはずだ。
「分かっていると思うけど、彼よりも私を悦ばせなさいよ?」
アスカの笑みが嗜虐の色を増す。巧みに捌かれる手の中で、シンジはまたも白い物を解き放っていた。



82引き気味:2018/06/27(水) 23:25:45 ID:ofJ89vqM0
寝取らせ+輪姦サイトネタですか。
私、最近のネタには疎くなっちゃってますからねぇ……。
おっぱいチャレンジだの、図書館オナニーだののネタを聞きかじったり、大してエロ的に注目もしていなかった意外なキャラが(というか、ビルドダイバーズのサラちゃんですが)おっぱいチャレンジに起用すると輝くなぁというイラストに感銘を受けているぐらいで。

例のウェディング輪姦劇との印象の違いと言いますか、妄想が膨らんでいくところは、今回のネタは承知の上でのプレイとはいえ「婚約破棄を口にさせてみせる」という寝取られ男優側への危機がぶら下げられているあたりですかね。
以前のは用意された男優勢がショタでした分、托卵的に孕まされるやもという危機感はぶら下がっていても、さすがにいきなり式を挙げたばかりの結婚がナシにされてしまったりというところまではいかない、猶予があったわけですし。
これで完全に保安部の皆さんの「フリ」無しだったりしますと、シンジへの切羽詰まった危機感とかあったんだろうかなんて考えてしまいましたが。

83PDX.:2018/06/27(水) 23:41:30 ID:BupycEh20
>>82 引き気味さん
輪姦サイトネタにした理由は寝取らせネタで、かつシンジもアスカも
承知なのであまりどぎつくならないで済むかなと思ったもので。
その上でちょっとしたサプライズをする忍ばせれば少しだけ
刺激的になって良いかなと。

84引き気味:2018/06/28(木) 00:59:23 ID:vJ3cGwUk0
 ひどく憔悴した顔だった。
 強烈なショックに打ちのめされているのがありありと伝わってくる。ここまで弱々しい様子の父親など、今までシンジは見たことが無かった。
 ―― 一年前、母が家を出ていった時も酷い有様だったが、今回は更にそれを上回る。
 そしてどこかに車で出かけたゲンドウが夜になっても戻らず、連絡も取れないままに二日目。
 さすがにただ事ではないと、シンジも警察への通報を決心せざるを得なかった。
 その前にと。
 何が父をそこまで追い詰めたのか。なにか手がかりは残されていないのか。
 逸る気持ちに突き動かされるように父親の書斎に入ったシンジは、そこら中が嵐に遭ったかのように荒らされ、ひっくり返った家具や引きちぎられた書類、ばらばらになった本などが散乱する中で、ムービープレイヤーが立ち上がったままモニターに明かりが点きっぱなしになっていたノートPCに気がついた。
 これを見ていたのだ。これを見てしまったから、父はああなってしまったのだ。
 直感がシンジに知らせていた。
 これは、母の近況を伝えたものに違いないと。
 見ない方が良いと半ば分かってはいたが、それでもプレーヤーにリピート再生をさせる。
 画面の一瞬のカクつき。ノート内に収納されたディスクが回転し始めた音が聞こえて、そして。

『それじゃ、自己紹介からお願いしましょうか』
 見知らぬ男の声に少し間を置いて『……はい』と続いた淑やかな返事を、シンジがどうして聞き間違えるだろう。
 やはりそれは母の、ユイの声。
 そして動画を撮影しているカメラ越しに照れたような笑顔を向けてきていたのが、一年ぶりに目にした母の姿だった。

『お名前は?』
 名字を名乗ったところにはブザーのような音が被されていた。それでも、何の意図でなのか嫌な予感しかしない質問に母が『ユイです』とそのまま答えてしまっているところははっきりと聞こえた。
『なんか上品な美人さんだなぁと思ってたけど、いかにも良いとこそうな名字だよね。ひょっとすると……ホントにそこのお嬢さんだったり?』
『ふふふ。……止してください、もうお嬢さんなんて呼んでもらえる歳じゃありませんわ』
 そして母は年齢を告げ、とてもそうは見えない若い見た目に驚いた驚いたとしきりに繰り返すインタビュアーが褒めそやすのに、ぽっと頬を染めて視線をさ迷わせてみせたりしていて、
『いやぁ〜、視聴者の皆さんも驚きなんじゃないでしょうかね。このどっからどー見ても学生結婚若奥様のユイさん、なんと中学の子持ち! それなのに、この若々しさ。お肌のハリとか――嘘でしょう』
 ガメラがズームアップで寄っていき、画面に大映しになるのは母の胸元。バスローブ一枚だけを羽織って、そんな頼りない危うい格好で家族以外の男の前に出て危機感もない素振りでビデオ撮影させている彼女の、ゆるくなった襟から覗いていた胸の膨らみの一部なのだった。
 美女と野獣を地で行くなどといくら近所で評判でも、シンジにとってユイは母親だ。今までそんな目で見たことはなかったけれども、この動画は明らかに母を性的な視線で捉えている。
 それが分かるカメラワークだった。
『もう、困りますわ……』
 カメラがどこを狙っているのかに、しかも母は気付いているようだった。
 それでますます頬を赤くしながらも、窘めようとも襟元を直そうともしないのだ。
『いやだって、驚きですよ。ご覧になってる皆さん、皆が皆そう思いますって。嘘だろー、って。いや、ホントに。だって中学に上がるくらいの子供さんがいるお母様って言ったら……いや恐縮ですけど、普通ジャンル的には熟女ってやつですよ? ユイさんだとこれ、下手すると学生さんですよ。若すぎ奥さん、歳下妻ってやつじゃないですか』
 そこでインビュアーが『ねえ?』と誰に向かってでもなく同意を求めると、画面の外から返される賛意があり、カメラマンが頷いたように画面が揺れる。
 ここまで来れば薄々シンジにも理解できてくる。この動画の素性というものが。
 その推測を裏付けるようにインタビュアーの質問はいよいよ明け透けになっていき、そして視聴者の関心事だからと言って、シンジに心臓が掴まれれたような衝撃を与える要求にまで、ことが及びだしていったのだった。

85引き気味:2018/06/28(木) 00:59:37 ID:vJ3cGwUk0
『熟女モノなのか、若奥さんモノなのか。ひとつ、こう――はっきりと、ハッキリとさせて頂ければ。いや、是非是非』
『熟――と言われましても。あの、それって、女性に面と向かって使うのは、あまり良い意味でとは思えないのですけれど……。それにその、あまり詳しくないのですが。そんなものが証明になるのですか?』
『良いんです。この無礼者めっ、とお思いかもしれませんが、私らオトコなんて悲しい生き物なんです。熟女という響きには、それだけでもう私らオトコの中の牡をですね。悲しいくらい滾らせてしまう、こう……フェロモン的な力のあるワードなんですよ』
 だから是非。
 ずずいと迫るように、またユイに寄っていくカメラ。
『……困った人たち』
 と言いはしても、この美しい人妻が決して拒絶も嫌悪感も示してはいないところに付け込むように。
 そしてとうとう本当に、画面の中の母親は、男の要求に答えてその証明とやらを実行してしまったのだった。
 (ああっ、母さん……!)
 悪い予感が更に悪い方にと的中してしまっていく、そんな絶望的な真実の入り口に差し掛かっているのではという恐怖の只中にある、実の息子の見守る録画ムービーの中で。
 そっと添えたたおやかな手でバスローブの襟を払い、押し下げ、広げていって。そして遂に、大ぶりとまではいかなくとも確かな重量感のある乳房をまろび出して、その頂にツンと尖る乳首をも晒してみせたのだった。
『おおおお!』
 大げさ過ぎるぐらいに騒いでみせるインタビュアーの男だ。
『これは、これはま〜さしく、熟女の乳首。熟れ熟れの色っぽいおっぱいアーンド乳首、きたぁぁぁ……!』
 『まるでよく熟れた野苺のような』と、濃い色をしたユイの乳首を男はそう評して、色っぽい、色っぽいと褒めそやした。
『しかもこれ、勃っちゃってますよね。ですよね、ユイさんっ。チクビ、固くしちゃってますよね? 実はコーフンしてらっしゃいましたか、奥様ー!?』
『知りません。そんな恥ずかしいこと、言わせないでください……』
 伏し目気味に恥じらってみせはしても、胸を隠そうとはしない。そのまま男の目に、カメラに映されるがままにしているのだ。
 シンジにはとても直視できなかったが、興奮に乳首を固くさせていたというのは事実なのだろう。
(なんでなの? 母さん……!?)

86引き気味:2018/06/28(木) 01:00:29 ID:vJ3cGwUk0
寝取らせで、それ系サイトで――というと、私的にはこんな感じかなぁという。
ここで時間切れなんでございますが (;´∀`)

87PDX.:2018/06/28(木) 06:31:36 ID:rtRB/vhs0
>>86 引き気味さん
ゲンドウさんがショックで失踪するような状況だとすると寝取らせではなくてユイさんが
独断でやっちゃったとかでしょうかね?
それとも最初は寝取らせだったのがゲンドウさんの制御から離れてしまって……なのか。

とある同人寝取らせ漫画作品で、寝取らせだったのが奥さんの暴走でガチの寝取られに
なっていく感じのものがありました。
何度目かのプレイの時に一週間奥さんを貸し出すのですが、その間メールやムービーですら
奥さんの痴態を知る事ができず妄想し続ける日々。
最終日にようやく妻が帰ってくる……というところでプレイ相手に付き添われて帰宅した
妻の口からもう一日延長してほしいと言われて夫はそれを承諾。
一週間の間録画された動画を観ながら自慰に耽る夫。
もう一日と言った奥さんは帰宅せず、実際に帰宅したのはさらにその三日後。
コートの下は全裸、使用済みコンドームをアクセサリーのように飾り、さらに生で
注がれた白濁が股間に滴る。
すっかり調教済みという感じの奥さんの左手の薬指には指輪が2つ輝いている。
間男に贈られた指輪を「あなたの指輪と一緒に着けててもいいって」と頬を染めながら
夫に見せる妻。
さらに一枚の紙を夫に見せる。
妻と間男二人が署名した婚姻届。
さすがにお遊びとのことだが、寝室に飾っておくように言われたと、やはり頬を染めながら
嬉しそうに語る妻。
エピローグでもマジで離婚とかには至らないのですが奥さんが夫の制御下にないというあたりが
なかなか滾るお話でした。

88PDX.:2018/06/29(金) 07:50:02 ID:cKf6p7S.0
>>82 引き気味さん
保安部も設定次第では却って不安要素になるかな、なんて妄想も。
作戦本部と保安部の間に軋轢があったり、個人的にアスカに懸想してる奴が居たり。
輪姦プレイに乗じて本気で二人の仲を引き裂こうなんて流れも可能かもしれず。

89PDX.:2018/06/30(土) 08:06:11 ID:Dknjhkss0
>>87で触れた漫画の話みたいに、寝取らせている夫が手綱を握れているかどうかという感じで
シンジにハラハラしてもらうのもありかもと思って考えたネタ。


結婚阻止イベントと銘打った輪姦プレイ。
男達はアスカの口から婚約を解消すると言わせるために彼女を犯し続け快楽漬けにする。
そういう設定だ。
シンジがその日観ていたのは、1週間前に催されたというシンジが同席しないアスカ単独参加の
イベントの動画だった。
ここのサイトでも、個人情報を垂れ流したりしないためにリアルタイム中継なんてことはやっていない。
スタッフが編集をして、参加者の声をカットしたり必要なら効果音をかぶせたりして安全を確認した
動画を、一週間後にまず参加者だけに公開する。
参加者達は専用のパスワードで動画を閲覧し、問題が無い事を確認する。
回答がくるタイミングもまちまちなので、一般に公開されるのはだいたいその二週間後だ。
シンジはその回の輪姦プレイに参加していたわけではないが、メイン参加者であるアスカの身内という
ことで特別にパスワードが送られてきている。
「い、いいっ!」「すごく、ああっ、いいいっ!」
画面の中のアスカの乱れようが激しさを増す。
シンジが見慣れた彼女の痴態よりもさらに淫らだ。
ごくりと生唾を飲み下すシンジ。
彼の観ている前で、アスカという美しい花がもう一段階輝こうとしていた。
シンジとベッドインするようになって、アスカが「こんなの初めて」という言葉を口にしたことがある。
自身の手によるオナニーで得られる快感とは違う、一段階上の悦楽。
自分でしていた時は、達してしまったらそこで終わりだった。それ以上続ける気力が途切れてしまうからだ。
だが相手がいるとそうはいかない。
血気盛んなシンジは絶頂したアスカに休む間を与えず愛撫し続けた。
繰り返し、繰り返し絶頂する彼女はそれまで経験した事のない高みに到達できたのだった。
「こ、こんなの初めて……」
恍惚としながら弱々しくそう囁いたアスカに、シンジは彼女の性感を高め、淫らに開発できたことに満足した。
輪姦サイトのプレイ動画の中のアスカは、初めのうちはその高みに達してはいなかった。
不特定多数の男性とのセックスに対する警戒感、カメラで撮影されているという状況、緊張しない筈がない。
だが回を重ねるうちに次第にうちとけてゆく。
スタッフ達はもちろん、参加者の男性達も多くは複数回のイベント参加を経験しており手慣れている。
慣れてくるに従い警戒心も薄れ、男達を身も心も受け入れていくアスカ。
精神的なガードがさがったことで性的快楽も受け入れやすくなる。
「い、いくっ! いくううっ!!」
演技ではない絶頂に悲鳴をあげるアスカ。
シンジ参加の『初参加』の時には聞かれなかったその声。
その後数回目に催されたシンジ不参加の輪姦プレイの中で、ようやくアスカはそう叫ぶ事ができるようになっていた。
そして今日。
シンジが眺めている画面の中で、アスカは狂った酔うように乱れ踊っていた。
かつてシンジは、アスカが自身の手では達する事の出来なかった高みに彼女を導いた。
そして今、男達がシンジ一人では連れていくことの出来なかった高みを彼女に強いていた。

90PDX.:2018/06/30(土) 08:06:24 ID:Dknjhkss0
シンジ一人でできることには限りがある。
手や口による愛撫だけで延々アスカを悦ばせ続けるわけにはいかない。
彼自身の欲望を解き放つために彼女を抱き、白濁を迸らせる。
煮えたぎっていた欲望は昇華され、クールダウンの時間が訪れる。
それはシンジだけでなくアスカにとっても落ち着きを取り戻すための時間となる。
だが輪姦では事情が異なる。
一人の男が達しても、彼に代わり次の男が元気いっぱいなモノを振りかざしてアスカに襲いかかる。
達しても、達しても終わりの訪れない快楽地獄。
イく、イく、イき続ける。
輪姦プレイでも、シンジ相手のときのように本気の絶頂を感じる事ができるようになったアスカ。
シンジ相手では経験のできない継続する絶頂に不慣れだったうちは、あっという間に体力と気力を消耗し早々に
ダウンしてしまっていた。
だがそれにも次第に慣れていく。
そして男達もアスカをダウンさせない加減を把握し、ぎりぎりのところで彼女を粘らせるようになる。
「いいっ! すごくいいいっ!」
「くる! なにかクるのおおおっ!!」
シンジ相手に見せた事のない狂乱。繰り返される絶頂。
そして紡がれる言葉。
「しらない! こんなのしらない!」
「はじめて! ああっ、はじめてなのおおおっ!」
そんなアスカに浴びせられる言葉。
イイか、気持ちイイか。
「いいっ! すごく! すごくいいのっ!」
彼氏よりいいか。
「い、イイッ! アイツよりもイイッ!!」
「(ピーーッ)よりイイッ!!」
感じ過ぎてシンジの名前を口にしてしまったのだろう、効果音がかぶせられている。
だがアスカは口にしたのだ。
シンジよりもいいと。
婚約者であるシンジ相手のセックスよりも気持ちいいと。
シンジのいないところで、シンジよりも気持ちいいと叫んでいたのだ。
畳みかけるように言葉を浴びせる男達。
俺の方がいいだろ? わかれちゃえよ? 俺のモノになれよ。
「だ、だめ! だめよ!」
「いや、いやああ!」
快楽に翻弄されながらも、シンジとの別れ、婚約の解消は否定するアスカ。
健気な彼女を陥落させようとさらに快楽の鞭を振るう男達。
だがその日、彼らはアスカという城を陥とすことはできなかった。

91PDX.:2018/06/30(土) 08:06:35 ID:Dknjhkss0
その次の輪姦プレイではシンジも参加だった。
目の前で男達に犯される美しい婚約者。
最初の一人目相手の時点で既に激しく感じ、淫らに踊っている。
プレイ開始前、その日のプレイの流れをおおまかに相談した後、アスカは既に下ごしらえをされていた。
控室のベッドの上で全裸で横たわるアスカ。バイブとローターを装着され、そのコントローラーはシンジが
握っている。面白がってあれこれ操作しアスカを翻弄するシンジ。
軽く何度か達した彼女は、プレイ開始を告げられると火照り切った身体の上に衣服を身に着け、シンジに
エスコートされて男達の待つ部屋へと入っていった。
ウォーミングアップの完了していた身体は即座に反応する。
一人目の男ですら、アスカを絶頂させることができていた。
今日予定されているプレイ時間は3時間。
先日動画で見た、あの狂乱するアスカを見れるだろうか。
シンジも緊張していた。
「イイッ! これ、これいいッ!」
「くる! また、ああっ、くるのおおっ!!」
1時間を越えたあたりでアスカの声色が変わってくる。
シンジの目の前でアスカが変貌してゆく。
「イイッ! すごく、すごくイイよおおっ!」
「もっと! もっと突いて!」
シンジが堅く拳を握りしめる。
男達はそんな彼に見せつけるかのように言葉を紡ぐ。
アイツよりいか、そこの彼氏よりいいか。
「い、うっ」
何かを言いかけて言葉を飲み込むアスカ。同じ部屋の中にシンジがいることを思い出したのか。
言えよ、言っちまえよ。聞かせてやれよ。
男達がさらに激しくアスカを犯す。
一人、また一人彼女の胎内に精を迸らせる。
シンジの見ている前でアスカを征服してゆく。
犯されている、子宮をモノにされている、そんな自覚がアスカの心を折っていく。
そして一時間。
耐えに耐えていた彼女が、陥ちる。
「い、いいっ、アイツより、いいっ!」
男達の歓声。
シンジの目の前で、婚約者の唇から紡がれた言葉。
貴方よりこの人達の方がアタシを気持ちよくしてくれるの。
屈辱に歯噛みするシンジに溜飲を下げる男達。
調子に乗った彼らはさらにアスカを追いつめていく。
見てるだけの男なんてやめちまえよ。俺のオンナになれよ。
「だめ、だめよ!」
「いやよあんたなんか!」
抵抗を続けるアスカ。
彼女がシンジとの別れを口にすることは決してなかった。

92PDX.:2018/06/30(土) 08:06:48 ID:Dknjhkss0
「シナリオどおり、か」
事前の打ち合わせ通りに事が進んだ事に満足するシンジ。
結婚阻止イベントのおおまかな流れは、まずシンジ不在のイベントでアスカが彼よりもいいと口にする。
次にシンジ同席の時に躊躇ったその言葉を口にする。
回を重ねるごとにガードを下ろしていく。
企画書では、二人の挙式までの間にシンジ同席であと1回、シンジ不在で4回のイベントが予定されていた。
シンジ不在の時に「貴方の方がいい」「彼と別れる」とアスカが口走ってしまう予定になっている。
そしてシンジ同席の時にはぎりぎり踏みとどまる予定となっていた。
だが実際には。
4回というシンジ不在のイベントのうち2回はアスカが泊まりがけでの参加だった。
3時間の輪姦プレイの撮影を1日目と2日目の両方で撮影。
事実上、シンジ不在のイベントは6回企画されているようなものだった。
さらに夜はあの時のようにマンツーマンのプレイで男達に抱かれていた。
一人の持ち時間は短いとはいえ、まるで恋人相手のようにシンジ以外の男達と寝るアスカ。
動画の中の彼女はレイプされてなどいなかった。
自ら手を伸ばして男を誘い、そそり勃つ肉棒に愛しげに唇を捧げていた。
そして交わっている最中の音声。
男達は口々に彼女を口説いていた。
俺の方がいいだろう。
あんな男やめちまえよ。
結婚なんてしないでこのままサイトと契約しようぜ。
そんな言葉に、アスカは……拒否の言葉を返さなかった。
「いや」とも「ダメ」ともいわず、曖昧な言葉しか返していなかった。
そしてシンジ不在の輪姦プレイの中、遂に彼女はその言葉を口にしてしまった。
「い、いいっ! あなたのほうがいい!」
「あいつより、あいつよりすごいっ!」
「は、はいっ、わかれ、ます、アイツと、わかれますううっ!」
動画の中で叫ぶアスカ。相変わらずスケジュールのあわない彼女とはもう二週間も会えていない。
サイトを観ながら自身を慰めるシンジは、別離を叫ぶアスカの乱れる姿、その叫びとともに射精していた。

93PDX.:2018/06/30(土) 08:07:18 ID:Dknjhkss0
久々のシンジ同席イベント。
シンジ同席のイベントでアスカはぎりぎり屈服の言葉を口にしないことになっている。
そういう予定になっている。
だが大丈夫だろうか。
前回、前々回のイベントでアスカはシンジとの別れを、婚約破棄を口にしていた。
「ねえシンジ、今回のイベントではアンタも脱いで」
「そう、あの時みたいに、犯されるアタシを観ながらオナニーして」
ゴムは6つ以上用意しておくわね、と微笑むアスカ。
あの時のように、弾切れで勃起しなくなったシンジを彼女が罵倒することも予定のうちなのだろう。
ああ、まさか、そういうシナリオなのか。
犯されるアスカをみながらいきり勃つモノを扱くシンジ。
乱れ踊るアスカ。
耐えに耐えたアスカが、あの言葉を口にしてしまう。
「い、いいっ、わかれても、いいっ!!」
「わかれます! ああっ、アイツと、わかれますううっ!!」
ああ、やっぱりそうだったんだ、そう思いながらシンジは白い物を撃ち出していた。
別離の言葉。婚約者の手で精神的に陵辱されながらシンジは達していた。
「なにこれ、ふふ、ふにゃふにゃじゃない」
7回もの射精の後では、ひくりと動かす事すら不可能だった。
「こんなのでアタシを満足させるつもり?」
冷たい視線、酷薄な言葉。
それすらもシナリオどおりなのだ。
もちろん、本気で婚約破棄などしないであろう。
これはあくまで淫らなプレイなのだ。
それがわかっていてもなお、シンジはアスカの言葉がどこまで本気なのかと考えてしまっていた。


……小ネタのつもりがずいぶん長くなってしまった。

94引き気味:2018/06/30(土) 20:55:50 ID:cw0F4Gro0
>>87 PDX.さん

>寝取らせプレイからの暴走
淫乱美母系のネタでさんざんやったかな? とか思いましたけど、あれもスタート地点が唆されての同意型寝取られ(単なる浮気ではと思いつつ、なんかエロ界隈的に違う用語が当てはまりそうな)でしたしね。
意外と手を付けてなかったのやも。
寝取らせプレイをレポート形式で夫が見るというタイプのエロゲや同人とか見かけることが増えてますけど、このタイプのオチが多い印象があります。
寝取られ男も同意してのというヌルいところから物語が始まっても、やはり寝取られモノとしては「奪われる」ところに話が帰結するのかもしれませんね。

95PDX.:2018/06/30(土) 21:23:26 ID:Dknjhkss0
>>94 引き気味さん
たしかにバッドエンドというか寝取らせからの寝取られエンドが、ハードなオチとして定番という気がします。
その一方で私個人としては元鞘エンドで軟着陸なんだけどもしかして……?な終わり方とかが好きだったり。

エロゲスレで言及した作品だとシリーズを続けるために元鞘が続いている感があったり。

96引き気味:2018/06/30(土) 23:54:51 ID:cw0F4Gro0
>シナリオどうり

 ネルフジャパンの重要人物であるアスカには常に監視を兼ねた護衛が張り付いている。不測の事態はまずありえない。
 そう承知しているからこそ、休日、市街の中心部まで遊びに出かけた帰りに暴漢に襲われた時も、彼女は本物の危機感を覚えるほど追い詰められはしなかった。

 飲み屋街と隣接した一角の細い路地道。
 ゲームセンターを覗いた後にいくらも歩かない内、急に物陰に引きずり込まれた。
 積み重ねて据え付けられた室外機や、蓋が閉まりきらなくなっているダストボックス。雑然としたそれらによって人目から完全に遮断された奥の方まで引っ張られて、壁に顔を押し付けられた。
「…………っッ! ンンンーッ!?」
 筋肉でぱんぱんに膨れ上がった男の腕が背後から首に巻き付く。
 スリーパーホールドで気道を圧迫されては大声も上げられない。
 こう完全に極められてしまえば、後はほんの数秒で意識は奪われてしまうだろう。
 使徒と戦っていたNERV時代から格闘技訓練を受けている彼女でも満足に反応できなかった、鮮やかな手並みだった。
 専門的な訓練を受けている分、分かるのだ。無言のまま早くも片腕で胸をまさぐってきているこの背中の大男が、素人ではないと。
 抵抗を封じられ、完全な制圧下に置かれるまでは時間の問題。それももうあと僅かもない。
 暴漢は明白にアスカに対する性的暴行の意思を見せてきており、このままでは自他ともに認める第壱高校のトップ美少女の一人であるアスカは、少女として最も忌むべきレイプ犯罪の被害者として、路地裏の薄暗い物陰で蹂躙されてしまうだろう。
 体格差が歴然としているこの大男のペニスを無理矢理に受け入れさせられ、一方的な満足を得るまで自分の躯を勝手に使われてしまうのだ。

97引き気味:2018/06/30(土) 23:55:04 ID:cw0F4Gro0
 しかし――。
 襲撃を受けた最初の数秒でアスカの意識下に渦巻いた衝撃や恐怖は、(こいつ、素人じゃないわ……!)という判断が出た時点である種奇妙な安堵へと繋がっていた。
 素人相手に防諜部がヘマをやらかした? いいや、ありえない。こいつは素人ではありえない。
 では、それでは――何者なのか。何のつもりなのか。
(ああ、そういうこと……)
 それは所属する組織への信頼だった。
 分けても、自分たちの身の安全を保証してくれている部門の、特にそこのある一人の男への信頼。そして、盲目的なまでの慕情からだった。
(なら、いいわ……)
 いや、或いはと、同時に脳裏をよぎった敵性組織の手になる者ではという可能性については、あえて目を背けて。
「っッ! ンゥッ、ムッ、ムゥゥ……!!」
 次第に白く薄れゆく視界。
 息苦しさに意識を喪失しかけながら、おざなりな形だけの抵抗は続けていてもその実質、もうアスカは暴漢の手に自身の躯を委ねてしまおうとしていた。
(そういう、今度の「シナリオ」なんでしょ……? そうよね、加持さん……)
 17歳の少女の胸を揉みしだいていた手は、前開きのボタンが付いていない第壱高校のセーラー服の構造に苛立ったのか、首元の青いワンタッチ式ショートネクタイを引き千切って捨てると、そこから腕を突っ込んで直接バストを襲おうとした後、腕の太さで早々に上半身を諦めてスカートへと向かっている。
 ただでさえ短めのデザインになっていスカートはあっさりと捲り上げられた。性急で強引な手付きが、年相応の成熟を遂げようとしている下腹部のやわらかな秘丘を覆う。
 ショーツの薄い生地など存在しないかのように指を食い込まされた。
「ムゥッ!? ングッ。……やっ、ンァッ、ック、っッ――!!」
 アスカの躯の最も敏感なスリットに特大のイモムシのような指が割り入って、ぐいぐいと擦りたてる。
(もうっ。いきなり……乱暴すぎよ……っ)
 アスカは実を言えば既に処女ではない。
 経験の数は、同年代と比べればいっそ豊富とすら言えただろう。
 十代の半ばからの数年を、使徒と呼ばれる巨大な怪物との人類の闘争の最前線で過ごした日々。その異常な体験は、人並みな女子中学生生活の範疇に収まるぐらいでは処理しきれない精神的重圧をアスカに強いたのだ。
 当時の最も身近な大人の男だった保護者役の職員に傾倒し、それが精神の安定に繋がるのであればと判断した組織のコントロールの下、彼と早熟な肉体関係を結んだ。
 そうして手ほどきを受けたセックスへの耽溺。戦いが激化するほどに年上の男が教え込む官能にのめり込む度合いも増していき、戦後に高校生となった今でも組織から開放されずにいる彼女にとっては、いまだ重要なストレス解消手段なのだ。
 アンダーヘアも満足に生え揃わない内から続いた肉体の開発は、すまし顔をしていれば一見そうとは見えないほどに変態的な一面を、この美しいヨーロピアンクォーターの少女に植え付けていたのである。
(……あっ、あっ、ああっ。加持、さん……)
 つぅ――と口元から垂れた一筋の雫。
 窒息し、すとんと膝を折って意識を失う刹那。直接に受けた乱暴な愛撫によってよりも、今現在もアスカを取り囲んでいるはずの護衛たちが差し向けてきたのだろうレイプ魔役の手で、あの男に見守られながら自分は陵辱されてしまうのだという、その予感だけで。
(ああっ、ぁ……っ。ひどい、ひどいわ加持さん。またアタシを……こんな見せ者にして……!)
 アスカは、胸の裡に苦痛にも似たおぞましい官能が膨れ上がるのを自覚していたのだった。

98引き気味:2018/06/30(土) 23:58:31 ID:cw0F4Gro0
寝取らせというか、この設定だと単に開眼したアスカを満足させるために過激なシチュを次々に提供しているだけといった感じですね。
やっぱりシンジじゃなくて加持をキャスティングしてしまうと、寝取られ側って印象には繋がらなくなっちゃいますね。
加持だったらミサトがやはり寝取られヒロインとしては適役なんでしょうなぁ。

99PDX.:2018/07/01(日) 07:19:51 ID:sZDL5Ekw0
>>98 引き気味さん
>開眼したアスカを満足させるために過激なシチュを次々に提供
このあたりは読後の安心感と引き換えになってしまっている部分ですからねぇ。
ガチのレイプとかはまた違うジャンルになってしまいますし。
匙加減が難しいところです。

100引き気味:2018/07/01(日) 08:02:55 ID:/wFqcshQ0
書き出しに手間食って本番行為に至る前に力尽きる・時間切れってのがこのところのパターンですけど、それにしてももう一捻りした方が書いててノリが良かったやもですね。
たとえばこの状況自体がネルフや加持のお膳立てでも、暴漢役自体は誘引された本物であるとかしておけば、も少し話は変わってきたでしょうし。
以前にはうっかり本物の「事故」になりかけて、慌てて保安部(ANIMA設定で書いてましたから防諜部ですけど)が突入してきたことがあった、なんてシーン付け足すことも出来ますしね。




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