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【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】

1PDX.:2009/05/20(水) 09:31:35 ID:CNMgAadc0
 そんなわけで新スレ。

 基本的には、「INNOCENT TABOO」シリーズのスレです。

2コウイに値する名無しさん:2009/05/20(水) 11:43:00 ID:D11GKPTw0
・過去スレ
『INNOCENT TABOO』 寝取られ風味、淫乱美母ユイスレ3
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1029/1096473887/
ttp://www.saiin.net/~evangel/1096473887.htm
【母子相姦】淫乱美母ユイ2【寝取られ風味】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1029/1084373844/
【母子相姦】淫乱美母ユイ【寝取られ風味】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1029/1029160559/


西院鯖に設置していたスレ3のurlが微妙ですが、私の専ブラだとこれでログ呼び出せるもので (;´∀`)

3コウイに値する名無しさん:2009/05/20(水) 11:50:52 ID:D11GKPTw0
>シンジの公認誓約

実はというか、今にして振り返ってみると、奴隷宣誓をする新婦の夫が、ただかねてから寝取られ趣味持ちの変態だったからというだけで一方的に不利な契約を結ばされているような印象がアスカルートの場合、『夜の披露宴』の場合にはありました。
ですから、こっちのレイルートで式を迎えた時、犯される恋人を救おうともせずに覗き見ていたという具体的な瑕疵によって不利な契約を飲まされるというのは、納得のいく流れに見えます。
『夜の披露宴』との差別化という以上に、上手い設定じゃないでしょうか。

……まぁ、アスカとの契約についてだって、似たような瑕疵てんこもりの挙げ句の有様なんだろうと、簡単に描かれていない部分でのことも想像が付く話なんですけどね (;´∀`)

4PDX.:2009/05/20(水) 11:59:58 ID:CNMgAadc0
>>2 引き気味さん
 あぁ、あちらに3つ目のスレがありましたか。
 このスレは4とすべきでしたかねぇ。

5PDX.:2009/05/20(水) 12:05:31 ID:CNMgAadc0
>>3 引き気味さん

 差別化をしたかったのが第一というのと、シンジも誓約を撮影されてしまうのも面白いかなと思いまして。
 ユイさんの出産奴隷契約ビデオだと、誓約の言葉の後で本番〜中出しの場面が撮影されているわけですが、シンジの場合どうなんでしょうね?
 男として惨めな宣誓を口にしつつ、自分の手で肉棒を扱いて射精する浅ましい姿を撮影されてしまったりするのか。

 ムサケイをそこまで残酷にしなくてもいいかもしれないけど(^^;
 もうちょっと成長して誓約の内容が過激になってきた時点だとそれでもいいでしょうかねぇ。

>アスカのとき

 アスカにもいろいろ思うところがあったのかもしれませんw

6引き気味:2009/05/20(水) 12:06:19 ID:D11GKPTw0
何スレ目だったかなんて、気にする人間なんていませんしね。
実質、二、三人で使ってるようなスレですし ('∀`;)

7PDX.:2009/05/20(水) 12:15:29 ID:CNMgAadc0
 その後の分岐の1つとして、ケイタがレイをセフレじゃなくて本気で自分のモノにしようとする流れもありでしょうかねぇ。
 バッドエンドだとレイを完全に寝取られてしまう感じで。
 
 成長するにつれてさらに巨根になってゆくケイタによって奥深くまで開発されたレイ。
 その身体は、もはやシンジのものでは満足できないようにされてしまう。
 それでも心は彼を想っているけど、ある日一人寝の夜に自慰に耽ったときに思い浮かべたのがシンジとの穏やかな交わりではなくてケイタによる調教だったことに、あらためてさめざめとすすり泣くとかもありかも。

8引き気味:2009/05/20(水) 15:04:52 ID:D11GKPTw0
>前スレ998

>レイが何を舐め取っているのか気づかないケイタがポカーンと眺めていたが、レイの色っぽい尻の動きにムラムラしてバックから犯す。
>その時の話をケイタから聞いたムサシが感づいて、レイとケイタの行為を覗くシンジをビデオで隠し撮りするというのはどうでしょう?

その内ケイタからレイの団地へ押しかけての武勇伝を聞かされていたムサシが感付いて、ビデオ仕掛けておけと言い出すなんて展開はアリかもですね。
ただ、さすがに行為中レイが少し離れた場所まで這っていって、そこの床舐めだしたらあれっと思うはずですから、気付かずポカーンというのは不自然かなと。

9引き気味:2009/05/20(水) 15:12:39 ID:D11GKPTw0
>>5 PDX.さん

>男として惨めな宣誓を口にしつつ、自分の手で肉棒を扱いて射精する浅ましい姿を撮影されてしまったりするのか。

寝取られ物として、アリですね(w
それに、ムサケイの場合、子供だからこそのナチュラルな残酷さってのもある年頃ですし。

10引き気味:2009/05/20(水) 15:14:47 ID:D11GKPTw0
>>7 PDX.さん

何のネタ書いた頃だったかは忘れましたけど、ケイタはかなり本気でレイに執着しているように私の中では設定してキャラ動かしてます。
ムサシはなんとなくまだ大人びた思考ができるというか、拘りがあるなりに現実問題として実現出来ること、出来ないこと、遊びなら遊びと割り切る思考でいるものの、ケイタはそれが出来ていないという感じで。
暴走するなら、ムサシではなくケイタって印象ですねぇ。

11PDX.:2009/05/20(水) 15:53:33 ID:CNMgAadc0
>>8 引き気味さん

 そういう展開なら、行為中ではなくてコトの後に一旦帰ろうとしたケイタが忘れ物か何かに気付いて戻った時にレイの奇行を目撃したとかでいいんじゃないでしょうかね?
 それが精液であることには思い至らないかもしれないけど、その次の回に帰り際に足元を見たら精液らしきものが落ちていて、ムサシ参加はその次、とか。

12PDX.:2009/05/20(水) 15:58:13 ID:CNMgAadc0
>>9 引き気味さん

 アリですかw
 シンジに対する口止めとかの意味も持たせられますかね。
 ユイさんにバラしたらこれをバラまくとか。彼らがそういわなくてもシンジはそう思うでしょうし。
 そしてレイにしてみても、自分が奴隷契約したビデオの撮影をシンジに目の前で見られて、なおかつそれを公認するシンジの誓約ビデオの撮影も見せられてしまう、と。


>>10 引き気味さん

 そういうことであれば、上の脅迫めいた誓約ビデオ展開もありですかw
 何年かしたら、表向きはシンジの恋人、実態はケイタの契約奴隷として何年も耐えたレイに賭けをもちかけるかもしれませんね。
 レイの婚約期間にケイタがレイを妊娠させたら婚約解消・レイはケイタと結婚する。ただしその後シンジがレイの愛人になることは許すとかなんとか。

13引き気味:2009/05/20(水) 16:03:45 ID:D11GKPTw0
>>11 PDX.さん

その展開ですと、先日投下したシチュに大した変更加えなくても接続できそうですね。
レイはもう前からシンジに度々覗かれているのは気付いていた。ケイタは二度ほど続けてレイの奇行を目撃していたので、やっと気付いた。この日はシンジの尻尾を掴んでやろうとしてみたら――って、あれ?
シンジの覗きをレイが前々から肯定しているような行為に耽っていたのなら、ケイタがシンジの覗きの現場捕まえてレイの前に突き出してやろうという理由も無くなっちゃいますね。
「知っていたわ。だから何?」
と返されるのがオチと読めましょうし ('∀`;)

14引き気味:2009/05/20(水) 16:07:52 ID:D11GKPTw0
>>12 PDX.さん

>シンジも映ってるビデオ
アスカに見せるぞ、というのは効き目あるんじゃないでしょうか。
特に、アスカを攻略したいムサシにとっては美味しいカードを手に入れたというこのような(w

15PDX.:2009/05/20(水) 16:12:42 ID:CNMgAadc0
>>13 引き気味さん

 前スレ>>984で、レイはシンジが覗いていたことは知っているということになっておりますw
 バレてないと思ってたのはシンジだけ、という感じで。
 まずシンジに対する脅迫カードにはなるかと。
 そして、レイに対してはシンジには内緒でレッスン外のセックスをしていたはずなのに、シンジに覗かれていても僕とセックスしていたんだ、というような感じで言いくるめて、先の奴隷宣言と合わせて公認をシンジに迫るとか。
 さすがにシンジに公認されてしまうとなるとレイも焦るのでは。
 でもシンジとしては「綾波が……いいなら……」って感じで公認しちゃって泥沼にw

>>14 引き気味さん

 そういう手もありますね。
 実はこうやってアスカとレイを排除しようというマナの陰謀……ってことはないか、さすがにw

16PDX.:2009/05/21(木) 08:08:15 ID:sfrd65kY0
 まぁしかし、ユイさんにバレたら大目玉というルートなんでしょうかねこれはw
 そういう意味ではガキどもも慎重に行動しないといかんのでしょうけど。
 ユイさんが事情を知らなければ、レッスンとは別にレイとケイタがデートするようになったとかそういう話を聞いて単純に喜ぶかもしれません。

17コウイに値する名無しさん:2009/05/21(木) 08:25:10 ID:bEjgGHxY0
ムサシとアスカにも校外学習(自由研究)を勧めるかもしれませんね。
フリーセックス社会が理想ならば自主的な子どもたちの行為は喜ばしいでしょうし。

18PDX.:2009/05/21(木) 09:40:33 ID:CNMgAadc0
>>17さん

 問題はそこに脅迫めいた要素があることでしょうかね。
 その事情を知らないと、子供達の自主性を喜んでしまう可能性はあると思います。
 だから、ユイさんにはバレないようにコソコソとする必要がありそうです。

 普段のレッスンの方では、レイが積極的になっているでしょうかね。

19引き気味:2009/05/21(木) 11:29:59 ID:/gG42Hp20
>>15 PDX.さん

ケイタが覗いているシンジを発見して、レイの前で暴いて勝ち誇る。覗いてオナニーなんかして、情けないでやんのと。
これが当初前スレで投下したあたりで想定していた状況なのですが。
しかし、レイがシンジの自慰に気付いていて、その名残を事後舐め取って恍惚としたりなんてしてますと、ちょっと話が変わってくるかなと。

レイがこうしていることにケイタが気付いていなければ暴いて得意げにするのは変わらないと思えますが、レイの行動をケイタが見ていた場合、シンジの覗きを暴くことはシンジを凹ませこそすれ、レイに対するポイント稼ぎにはならないと考えるだろうと。
レイはもうシンジの覗きを受け入れてしまっているわけですから。
そこでシンジを引っ張り出すと、折角レイを独り占めできているのに、そこにシンジを表だって参加させる結果になるだけと考えるのではないかなと。
そういうイメージが浮かぶわけです。

もっとも、小学生の頭だということを念頭にすれば、何も考えずに物陰のシンジに気付いたら即声を掛けるものなのかもしれませんけどね。

20引き気味:2009/05/21(木) 11:32:25 ID:/gG42Hp20
>>16 PDX.さん

レイもシンジも納得した、ということにしてしまえば、倒錯したプレイの勉強になると追認はするかもしれませんね。
ただ、他人に発覚する危険性を考えて場所を指定するとか、何度か随伴して注意事項アドバイスしたり、問題無いか確かめたりするかもですが(w

21PDX.:2009/05/21(木) 11:51:49 ID:CNMgAadc0
>>19 引き気味さん

 私が考えていたのは、シンジに覗かれていると知りながら、レッスン外のケイタとのセックスをレイが継続していたという状況が、
  1)シンジが、レイとケイタのレッスン外交際を黙認している
  2)レイが1)を黙認している
というものでした。
 その上で、交わりながらレイが奴隷宣言めいたことを口にするほどケイタとなじんでいれば、
  3)レイはその言葉をシンジに聞かれてもいいと思っている
 そこでシンジが怒鳴り込んでこないのであれば、
  4)シンジはレイの奴隷宣言すら黙認する
という状況になるかなぁ、と。

 まぁぶっちゃけ考えすぎですかねw

 ケイタがシンジの覗きに気付く動機として、レイがそれを舐めている姿を目撃するという方向に持っていってしまったので上のような発想になりましたが、そうではなくて単に床に残っていた雫を見て「誰かが覗いてる」と気付いて、相手を突き止めるためにムサシと一計を案じて撮影をして、シンジだというのがムサケイにも発覚、というのでも問題はない気がします。
 引き気味さんの言うとおり、そこでムサシが「シンジ兄さん!?」とか声を上げてしまうかもしれませぬがw

 レイがシンジの覗きに気付いていないとしたら、床の雫を舐める場面をどう持っていくか。。
 引き気味さんの当初案のように、シンジに対する無言の応援(?)とすべきか。

22PDX.:2009/05/21(木) 11:59:32 ID:CNMgAadc0
>>20 引き気味さん

 レイに露出レッスンをしている時期だと、誰かに見られて悦ぶようになるためのレッスンの初歩、としてみなしてしまうかもしれませんねぇ。
 脅迫めいたことをしたという点ではケイタを叱った上で、シンジが約束を破った場合のペナルティを「宣誓ビデオを誰かに見せる」ではなくてもうちょっとソフトなもの(家での勉強時間延長とかw)にした上で、レイの奴隷契約やシンジの公認宣誓を継続させるというのはありでしょうかね?

「でもさ先生」
「なあに?」
「勉強時間延長なんて大した罰じゃないじゃん」
「あら、そうかしら? だってシンジが毎日1時間余計に勉強するなら、その時間アスカちゃんもレイちゃんもフリーなのよ?」
「そっか!」
「さっすが先生!」

 なんかこれだと、そのうちシンジが定期テストで一定ランクより落ちたら、次の試験でそのランク以内に復帰するまでアスカやレイとのレッスン禁止とかありそうなw

23引き気味:2009/05/21(木) 21:33:18 ID:eTbbmlpc0
>>21 PDX.さん

無言の応援というか、気にしていないというか。
私のイメージですと、多少独り善がり的に、シンジのフォローの必要すら思い浮かびもしないという感じでしょうか。
見ててくれた→嬉しい、で完結した思考と申しますか (;´∀`)

24コウイに値する名無しさん:2009/05/22(金) 08:30:50 ID:XHd8a3yM0
自分とケイタの行為を見、自分との行為を思って出してくれた、うれしい。
自分の中に出したかっただろうにこんなところに出して、シンジくんもシンジくんの出した物も愛おしい。

25引き気味:2009/05/22(金) 12:00:45 ID:eTbbmlpc0
>>22 PDX.さん

シンジの成績がめきめき上がりそうな、たまに時々「本当は100点余裕だったけど、思うところがあってわざと60点にしてみた」なんてこともありそうな (;´∀`)

26PDX.:2009/05/22(金) 13:16:25 ID:CNMgAadc0
>>23 引き気味さん

 そこで完結しちゃうんですかw

>>25 引き気味さん

 考えてみたら、英会話教室の中では優秀な生徒なんですよね、ムサケイw

27引き気味:2009/05/23(土) 01:16:53 ID:Iw65olFI0
>>26 PDX.さん

エヴァの登場人物ですからねぇ。私の中のイメージだと、どうしても各人やっぱりどこか歪――という穏当な域越えて、気違いなんですよね。
アスカはもうさんざ使い回して、挙げ句私を見ての自己顕示欲転じて露出趣味なんて味付けまでしちゃってますけど、レイもレイでやっぱり、あのコミュニケーション不全なとこ、気違いだと思うんですよ。
それと、『序』でもしっかり使われてた、お父さんのこと信じられないのビンタのシーンとか、あれ随分一方的ですし。
多分、そこはレイを母親として描いているということなんでしょうけどね。

28PDX.:2009/05/23(土) 16:05:02 ID:CNMgAadc0
>>27 引き気味さん

 まぁ本編はねぇ。
 作品自体がエキセントリックなものを目指していたみたいですから。

29PDX.:2009/05/23(土) 16:46:48 ID:CNMgAadc0
 話を本編じゃなくてこっちに戻すけど、このレイの行動の動機は「シンジに見られたい」がくるんでしょうかね。
 ユイさんによる露出レッスンへの参加にしても、観客の中にシンジがいる、もしくはレイが屋外露出して誰かに全裸を見られたということを知ってシンジが興奮するからという感じで。
 そういうことになると、ケイタとの情交にしてもシンジが見てるならリキが入るというかw
 ケイタが頑張ってレイの身体をどんどん開発していって、その心を挫くことができるかどうかがカギでしょうかね。
 レイって何かと頑固・強情として描かれますし。

30引き気味:2009/05/24(日) 00:30:59 ID:5fWWRj7M0
>>29 PDX.さん

視線そのものでなくとも、とにかく意識を向けさせることが出来れば嬉しいのでは、という解釈ですね。私の場合、この話のレイの場合。
そこから一歩進めてこの話っぽくアレな味付けをすると、シンジが自分に興奮してくれれば即ちそれは夢中になってくるということだ、という思考でもって、いちいちシンジの股間を確認してしまうレイですとか (;´∀`)

31PDX.:2009/05/24(日) 14:28:44 ID:CNMgAadc0
>>30 引き気味さん

 そう言えばレイの床舐めの場面ですが、こういう順序の方がよいのでは?とも思ったり。

1)床の精液を舐めるレイ
2)驚く少年達
3)先に我に返ったシンジが、出したままだったwものをレイの前に突き出して「こっちも舐めてよ」
4)それに従うレイ
5)その様を見て興奮したケイタも復活、レイのバックから挑む

 なんというか、心はシンジを見ていてカラダはケイタに支配されているって感じで。

32引き気味:2009/05/24(日) 23:28:00 ID:t8j9N/G20
>>31 PDX.さん

>心はシンジを見ていてカラダはケイタに支配されているって感じで

そゆの、わりと心惹かれるフレーズですね。
なんとなく、寝取りの気概的なところでケイタはムサシに一歩譲るイメージがあって、そこケイタをのムサシに置き換えてアスカのことを指した文章だとする方がしっくり来てしまいますが(w
気概的なと言いますと、そこで自分から舐めてと要求するシンジも、わりと私が書いたverの唖然としてただけのシンジに比べるとガッツ(?)がありますね。
そっちのシンジ、直後のインサートも確認もとらず(要求せずに)勝手にやったただけでしたし (;´∀`)

――しかし、書く感覚とりもどすために空いた時間で毎日ちょこちょことでも書いていこう、と考えてそのネタとか、同窓会ネタとか書いてたんですが、あっさり三日以下坊主に終わってしまった先週でございました ('∀`;)

33コウイに値する名無しさん:2009/05/25(月) 08:52:19 ID:ApoL7VeI0
初回ではなく、何度目かに隠れている処にムサケイに声をかけられて出て行き、ムサケイのからかいの言葉に開き直ってレイに舐めてくれるように要求する方がシンジのキャラ的には自然では?
執着心の強いケイタならばシンジへのレイの熱心な行為を見せ付けられて、シンジにレイを取られると言う恐怖感から挑みかかると言う展開も有りでは?

34PDX.:2009/05/25(月) 10:50:32 ID:CNMgAadc0
>>32 引き気味さん

 心はシンジ、カラダはケイタという描写にそれを使った場合、感じすぎたレイが喘いだはずみに口を離してしまい、なんどかしゃぶりつき直すもついにはケイタに屈する……という描写で将来を暗喩するとかそういうこともできますし。

 しゃぶるようにシンジから要求したのではなくて、レイの姿を見て興奮したシンジのモノに、レイが自らしゃぶりついてもいいかもしれません。
 その行動が自発的だったからこそ、ケイタとしては奪いたいという衝動に駆られたとかそんな感じで。

>>33さん
 レイが床の雫を舐めている姿を、シンジとケイタが唖然として見ている状況が発端ですので。
 私の脳内イメージでは、床を舐めているレイを見ているシンジは隠れて覗いているのではなく、目の前で見ているという感じでした。
1)ケイタとレイがコトを終える
2)レイが、見ているであろうシンジのことが気になりふらふらとドアの方へ
3)まだモノをしまっていないためか動けないシンジの目の前に立つレイ
4)いきなり床の雫をしゃぶる
……なんてイメージでした。

35コウイに値する名無しさん:2009/05/26(火) 09:35:46 ID:Xti/Hh5U0
それだと床を舐め終わったレイが、そのままの流れでシンジの物を清めるために彼の足元ににじり寄って行って自ら口にするという展開になるのではないでしょうか?
自らレイに舐めてくれと求められるような性格ならケイタとレイの行為に参加するか、側まで言って二人に声を掛けながらオナニーにふけると思います。
「あっ、綾波!」と彼女の行動に驚きの声を出すぐらいがシンジらしいと思います。

36PDX.:2009/05/26(火) 11:47:08 ID:CNMgAadc0
>>35
 まぁそのあたりはどっちでもいいんでしょうけど。
 シンジが驚いて声をあげたのを、レイが勝手に解釈して彼にしゃぶりついてもいいかもしれませんし。
 それがケイタ的には面白くなくて(ry

37PDX.:2009/05/26(火) 18:47:35 ID:CNMgAadc0
 レイの奴隷契約の変遷の案w

 中学時代……単なる性奴隷契約(まだ出産奴隷の件は受け入れていない)
 高校時代……将来の出産奴隷契約を予定した奴隷契約
 成人後………正式に出産奴隷契約(未婚でも、もし懐妊したら出産。避妊はあり)
 結婚後………正式に出産奴隷契約(ケイタとのセックスで避妊しないと誓約)

とか。

38引き気味:2009/06/01(月) 00:25:59 ID:IeSAd46g0
>>37 PDX.さん

どうも、そこまで将来的なエピソードは考えにくくて、私の場合オチ的にネタ妄想する止まりになってしまいます。
書けそうなネタとして考えに浮かぶのは、中学生自体のエピソードになっちゃうんですよね。
>>37から成長後を色々考えていて、何故か投下スレの同窓会ネタになったりしてしましたし。
やはり、ショタでなくなったムサシとケイタに使い勝手上の難しさを覚えるからでしょうか。

39引き気味:2009/06/01(月) 00:27:54 ID:IeSAd46g0
そんなわけで、あまりに直球エロ書けずに悶々と同窓会ネタ弄くってたら浮かんで来た小ネタ。
一行目から仏書院表現乱れ飛ぶエロ書きたかったのに、また舞台作りから迂遠に入ってエロ手前で疲れてしまう罠。



 教室の窓の外、授業もどこか上の空に。校庭を雨が覆っていた。
 傘はある。天気予報は見ていたし、朝から確かに、見上げればいつ降り出してもおかしくない雲模様。
 だからアスカは困ったなとは思わなかった。
 ただ、足下を濡らして帰るのがちょっと億劫だなと、眉根をしかめてその頃までに降り止んでいることを願ったくらい。

 けれども、結果として雨が上がることは無かったわけで。
 靴箱に上履きを仕舞い、雨靴でもないいつものローファーでげんなりと校舎の玄関に立ったアスカは、諦めてぱんっと折りたたみ傘を広げ、水溜まりだらけの中へ踏み出すしかなかった。

 ぱしゃり。
 気をつけていても早速飛び散る泥水。
「…………」
 仕方無いわよね。そんな顔で家路を共にするレイに肩をすくめて、また水溜まりを歩く。
 ぱしゃり、ぱしゃり。
 校門に辿り着くまでで、早くもソックスに染み通る濡れた感触。
 おばさまにまず、足ふき借りなくちゃいけないかしら。
 冷たい雨水はいずれローファーの中の爪先にも及ぶだろうと思えば、帰ってからの――自宅よりも先に寄る、隣家碇邸での暖かいタオルが待ち遠しくなる。
 そんなことを考えながら、校門からの坂道を下りていたアスカ。そしてレイの、二人。
 彼女達が坂も緩やかになった辺りの角を曲がった途端、『げ!』と出くわしたのは、何故か傘も差さずに待ち伏せていたムサシとケイタ。いつもの助平小学生達だった。

「あんたたち……」
「よ、アス姉。レイ姉」
 待ってたぜと、びっちょり前髪も額に張り付いた顔で見上げて朗らかな挨拶。イガグリ頭のケイタは良いだろうが、普通に髪を伸ばしているムサシはこうなると目を開けておくのにも邪魔だろうに。
「傘も差さずに……何故ここに?」
「うげぇっ。折角マンションまではアンタ達のヤな顔見ないで済むと思ってたのに」
 アスカは顰めっ面で吐き捨ててみせた。
 相手が相手。仮にも中学生の先輩のアスカ達を、ユイを介した同意を盾にさんざん犯し倒し、この頃は生意気にもセックス奴隷扱いにでもしているような態度のマセガキどもである。雨に振られての気の滅入りも、更に下降しようというものだった。
 レイも嫌そうな顔で尋ねているが、どの道マンションに戻ればユイの待つ家で顔を合わせる事になっていたのだ。それをどうしてわざわざ――時間を考えれば、小学校の授業が終わってすぐダッシュでもして――ここまで来て待っていたのか。

40引き気味:2009/06/01(月) 00:41:59 ID:IeSAd46g0

「いや、雨が降り出したの見てたらさ〜。ひらめいちゃって」
「傘なんか要らないからって、ムサシがね」
 えへへ。えっへっへ。悪ガキコンビでそういった良く似たいやらしい笑顔を浮かべたかと思うと、いきなりばっと手を伸ばしてきて、
「ちょっと!」
「……なにをするの?」
 アスカの傘は、ムサシに奪い取られてしまっていた。
「あいたっ、たたっ。い、痛いよレイお姉ちゃん……。理由、理由ちゃんとあるんだってば」
「うは、レイ姉さすが。侮れね〜」
「理由とか良いから、返しなさいっ、ムサシ!」
 素早く位置をずらして躱すどころか、鞄を捨ててその腕逆にねじり上げているレイはともかく。アスカは放っておくだけ濡れてしまう。
 横を興味深そうに通り過ぎていく他の下校生徒の目を気にはしつつ、あくまで抑えた声にも怒気が滲んでいた。
 たとえ歳下、背も自分より低い小学生にであっても、普段の鬱憤もあるだけ堪忍袋の緒も短い。
 つい先日も。そのプライドの高い頭を床に擦りつけるようにして、ベッドの縁にふんぞり返ったムサシの差し出す爪先を、絨毯の上から舐めしゃぶらされていたのである。
 同時にケイタの巨根でもって膣中全て弱点性感帯と化した中をずぽずぽ抉り回され、あひ、ひぃ……と肉悦の灼熱に炙られてでもいなければ、とても受け入れられた要求ではなかったのに。
 この際、目上に対する礼儀ってものを躾け直してやろうか。
「ムサシぃ〜?」
「あ、いや、待てってばアス姉」
 本気で締めに掛かる5秒前、というところで、ムサシは答えを返した。多少腰も引け気味であったが、またいつもの、伝家の宝刀を抜いたのだった。
「レッスン! これもレッスンだってば!」

 壱中きっての天才美少女中学生、惣流・アスカ・ラングレーは、女だてらの性豪、碇ユイから、セックスの手解きを受けると――いや、受けさせて下さいと頼み込んだ身の上。
 壱中全女子中、最高難易度の冷たい美少女とランキングされる綾波レイもまた同じ。
 揃ってその結果、「兄弟子」にあたるムサシとケイタの小学生コンビに頭が上がらない。こと、共有しているこの淫らな取り決めの下にあっては。

 レッスンだから。そう言われてしまえば否応もない。
 渋々傘を仕舞ったレイと共々、大降りの雨に追われながら、ひとまず手頃な路地裏で風だけはしのぐ。
 そこでムサシは、美しい先輩たちに指示を出した。下着を取れ、と。
「よくも考えるわね、こんなこと……」
 げんなりとしつつ。そしてこれまた要求通り、見えやすいよう大きくスカートを捲り上げさせられたお尻で、まずはゆっくりわざとアスファルトの水溜まりに尻餅をついて――。
「……っ、っつッ」
「冷たっッ。ああもうっ」
 一瞬にしてじわっと、薄い布地を浸す水気。
 覚悟はしていても、女の子達は小さく悲鳴を上げてしまう。
 逆にスケベコンビははしゃぎ声だ。
「うほほっ♪」
「やった、スケスケー」
 お尻から股間までを一挙に覆った喜色悪さは、お漏らしをしたのと同じものだ。
 眺めもまた一緒で。マセガキどものやに下がった目付きは、下着脱ぎ捨てさせられる前の少女達二人に、スカート裾を胸まで引き上げた格好での恥辱をたっぷり、その透けた生地越しに視姦される青赤の秘毛部分で堪能させた。

41引き気味:2009/06/01(月) 01:48:13 ID:IeSAd46g0
「んふふ〜。パンツまでびっちょびちょ〜」
「へ、変な言い方しないでよね。ムサシ」
「ふっふ〜ん♪ 変なって、どんなぁ?」
 事実上のセックス関係にあればもう、言わずもがな。下品にからかわれて『ふんっ』とそっぽを向いてしまうくらい鼻っ柱の強いアスカの、まさに歓喜の愛蜜を垂れ流せるだけ垂れ流してしまってた、生唾物の醜態さえ承知済みのムサシ。そしてケイタ。
 アスカほどのクォーター美少女が、いかにも外人のといった色合いのヘアを透けさせているとて。その先を行く行為で、秘めやかな叢自体がぐっしょり、手ずから泣きじゃくらせた愛液に濡れそぼつ様を知っていれば、余裕も出てくる筈だった。
「ふっふ〜ん?」
「な、なによぅ……」
 黙って見詰めるだけの指摘はことさらにアスカの羞恥を煽って、その頬を染めさせた。
 その濡れ下着の開陳ポーズを、携帯をとりだしたケイタがパシャパシャっと記録していく。
 レッスンの過程は出来る限り記録して、ユイの指導に回される。そして共に学ぶ他の生徒達、シンジやマナにとっての教材にもされるのだ。
「レイお姉ちゃん。下着、気持ち悪い?」
 電子合成された擬似シャッター音の鳴るたび、ひくんと小さく身じろぎをしていたレイに、当のケイタが声を掛けた。
 アスカとレイと、均等に記録するべき役目であったものの。ケイタ本人のこの寡黙な美少女への執着のせいか、フラッシュがその赤く染まった耳朶を叩く回数は、明らかにレイの方が多い。
 そして、親友でライバルのアスカよりも一歩先んじて『良いマゾっ娘になれるわ』と、淫母ユイのお墨付きを貰ってしまっているレイはと言えば、
「んあ、っはあっ。ぁ、あ……」
 続けざまのシャッターの音に、やがてこの屈辱的な姿、想い人の少年に見られてしまうのだと考えるだけで、早くも恍惚と。うっとり、艶めかしい息がこぼれてしまっているのだった。
「ね? ね? 気持ち……悪い? 気持ち悪いよね。もう中学生なのに、まるでおしっこ漏らしちゃったみたいなんだもん」
「くふっ、アスカ姉もな。かっこわりぃ〜」
「違うでしょっ、あれとはっ!」
 片や生来の意地っ張り。そして、からかうのにも悪ガキのそれが抜けきらないムサシ。飛びっきり綺麗な女の子に、ヘアの透けたパンツを晒させているというシチュエーションにも、中々淫靡な火を灯しきれない。そんな組み合わせと比べると、ひたすらに被写体に熱い視線を注ぎ続けるケイタと、受けるレイの二人は、プレイに入り込むのが早い。
 この少女と少年にとっては既に、肩を叩く大粒の雨などどうでも良くなっているのだろう。
 きっと、打ち付ける雨に熱を奪われるよりも増して、体の奥が情欲に火照りだしているのだ。
「……え、ええ。気持ち、悪いわ……」
 言葉とは裏腹の喘ぎ声を出すレイ。じゃあとケイタは、もはや待てないとばかり、飛び付いていた。
「じゃ、じゃさっ。僕が……絞って……あげるよっ」
 『ここっ』と、すっかり上擦った調子で美しすぎる先輩を見上げると、レイがまるで差し出すようにしていた股間をぎゅっと握りしめてしまう。
「はぁう! ンンンぅぅ――ッ」
 反射的に太腿を締め合わせ、噛み殺しきれない悲鳴を鼻で啼いたレイ。
 いきなりの責めにあったのは、花も蕾が解けたばかりの十四歳の、マシュマロに負けないくらいふわふわ柔らかな秘丘だ。丁度中指の付け根に押さえられた場所には、嬲られるとレイもひとたまりもない女の子の雌蕊だって存在している。
 股間の盛り上がりを一気に手のひらに包み込んでしまったケイタは、口にした通りに敏感なその媚肉を握りしめた。濡れそぼった下着ごと。ぎゅうう〜っ、と。
「あふっ、ふわぁっ! ……あああっ」
 絞ると言った。その通り確かに、力を込めていくケイタの指の間からは、薄い生地に染み通っていたと思しき水分がじわと滲み出している。
 しかしもう、そうやってあえやかな悲鳴で喉をわななかせているレイならば。制服のお腹にしがみ付かせて、何度も何度も股間を揉んでいる小学生の手つきにこそ、別の水分を――液を、自ら湧出させてしまっているのではないか。
「こらこらっ、ケイタ。早々と飛ばすなよ」
 ムサシが流石に止めに入る。そうしてようやくレイもまた、アスカに並んで当初の要求通り、しわくちゃなってしまった下着を脱ぎ下ろし、次のステップへ移れたのだった。

42引き気味:2009/06/01(月) 01:49:00 ID:IeSAd46g0
この頃やってなかったやり方で、なるべく多く頻繁にエロ単語をいれるという方針で。
しかしここまでで時間切れ (;´∀`)

43コウイに値する名無しさん:2009/06/04(木) 07:54:58 ID:h66g7w1.0
これで、下校時に夕立にあった時の透けブラの群れを思い出しました。
同じ方向に帰っているので振り返ってじっくりとは見れなかったんですけど、びっしょりと濡れたシャツから見えるブラジャーは思春期には刺激的でした。
中にはブラジャーのパットが薄い子が居たりして。

44PDX.:2009/06/04(木) 14:02:58 ID:CNMgAadc0
>>38 引き気味さん

 私にしてもあれは段階的に書く気なんて無くて、書くとしたらレイとの結婚間近のシンジが、過去の歴代宣誓DVDを見ながら自分とレイが結ばれるまでを振り返るとかそういう書き方になるんじゃないかと思います。
 もちろん、シンジがそのDVDを見ているその時には、レイはケイタたちとどこかにしけこんでいて、数日後には花嫁となるはずの女が、婚約者以外の男の精を注がれているとかそんな状況で。

45コウイに値する名無しさん:2009/06/04(木) 14:58:30 ID:5rLnzQX60
>>43 
>透けブラの群れ

振り返って見てたら即バレですな(w
しかし、タトゥーネタもそうですが、こういった絵でこそ映えるというネタにはなんとももどかしい思いをさせられます。
文章しか勝負の材料がありませんから、果たしてこのそれ自体では喘ぎ声にも本番描写にも繋げられない露出のエロスをどうネタにしたものか。文章として題材にしてどうハァハァできるものにしたものか。難しいもんですよね。
もう大分昔のネタですが、裸にさせられたアスカがシンジとの思い出のシンクロダンスをエロ芸として踊らされるというネタは、思いついた時点で勝ちだと思って書いたものでしたが、今だとどうでしょ。
下手に似た料理法であれこれ書いただけに、かえって今からやれることはと縛り掛けてしまってような。

46引き気味:2009/06/04(木) 15:04:30 ID:5rLnzQX60
>>44 PDX.さん
うん、見たい気がしますぞ。てか、読ませてくださいな。
前スレの終わりの方で、久方ぶりに短くPDX.さんの書いたエロ小説式のネタ文章読ませていたいただきましたけど、わりとあっさり目の説明文重ねて描写してPDX.さんの書き方、やっぱり好きなんですよね、私。
数年前の私の書き方。それからこちらももう久しくお見かけしてないFOXさんも、回想式に過去のエピソードを文中に織り交ぜてくるやり方好まれてましたけど、>>37みたいなネタを取り込むには向いてるんですよね。

47PDX.:2009/06/04(木) 16:02:48 ID:CNMgAadc0
>>46 引き気味さん

 最近はなんとなく以前のようなモチベーションが維持できなくて(^^;
 元気があるときに書いて見ましょうかねぇ。

48引き気味:2009/06/05(金) 00:07:34 ID:5rLnzQX60
>>47 PDX.さん

浮かんだネタを小説スタイルで文章化するという癖、しばらく忘れてるとほんとに書かなくなるんですよね。
ネタも浮かばなくなったり、エロエロしい妄想が沸いてこなくなるならそれでもですが。そんなことは無いので、やっぱりちょこちょことでも書くようにしておかないと楽しめないよなと。
と言いつつ、またここ数日一行たりとも書いてませんけどね (;´∀`)

49('A`)気味:2009/06/07(日) 01:16:10 ID:8rZgMSKk0
あれ? もう一週間近く? >>41
ちょっとずつでも書いておこうと。

50('A`)気味:2009/06/07(日) 01:16:58 ID:8rZgMSKk0
「……ううっ」
 濡れたショーツは肌に張り付く。しかも降りしきる雨の中、小さな布きれを引き下ろしていく足もまたとうにびっしょりで。アスカ達は手間取った。
 無論、手間取った分だけ、見ようによってはお尻を突き出しているのと変わらないしゃがみ込んだ脱衣姿勢は、特等席で見物するムサシらを喜ばせたのだが。
 そして、その次はブラジャーだと言われた。
 既に今回のレッスン――その意図は説明されていた。
 白いブラウスの制服姿で雨に濡れてしまえば、容易く生地は透けてしまう。そうやってごく自然に引き上げられた露出度で、人目の中を家まで帰れというのだ。
 とは言え、壱中の女子制服はその上にジャンパーベストがあるので、実際に肌の色を覗かせてしまうのはごく一部。女の子が人目に晒したくないと恐れるエリアに限れば、胸の谷間が浮かび上がる一帯が精々だろう。
 背中も完全にベスト部分が覆ってしまっているから、ブラジャーの線が無いことに気付く者もいまい。
 いつもいつも、十四歳の純真な少女達を露出狂そのものに仕立て上げんとするばかりの課題を出してくる「レッスン」としては、ぬるい範疇。
「じゃ、後はブラを外せば良いのね? それで後は帰るのよね?」
 訝しがりながらも、それでも雨は降りしきる一方。
「じゃ、早くしなさいよ。さっさと帰らないと、風邪引いちゃうじゃない」
 被害の程度をまだしも甘受して良いレベルと判断したアスカは、そう言って黙って胸を差し出した。
「んーふ♪ それじゃお姫様、お胸を拝借……っと」
 ムサシが近付いて、そのリボンタイをするりと解く。美少女の胸を守るブラウスのボタンを、上から一つ一つ外していく。
「はぁい、ひとぉ〜つ、ふたぁ〜つ。アスカ姫様のおぱーい、谷間がちらっ、ちらっと見えてまいりましたよ〜。……おほ、とっくに透けて見えてましたけど、これまたレースの刺繍がなんともお嬢様趣味なブラですねぇ」
「もうっ。いいから黙って脱がしなさいよ」
「えっへっへ、早く脱がせてぇ〜ンってか? アス姉、エロぉー」
「ッ、知らないっ!」

51('A`)気味:2009/06/07(日) 01:17:08 ID:8rZgMSKk0
三つも歳下の小学生にからかわれて顔を真っ赤にしているアスカの隣では、レイもまた、ケイタによって脱がされだしたのを待っている。
 いやらしい手付きが、まずボタンを外すより先に透けた生地を持ち上げる膨らみへべったり掌を被せ、もみもみ弄りつつ一応のように作業を進めていくのを、
「……はぁっ、……っは、はあっ……」
 と、いまだ股間をまさぐられた悩乱の鎮まらない息で。
 ひょっとすると、いっそう興奮を増してきているのかもしれない喘ぎで。
「……んっ、んんっ……」
 しかし、そんな些細な息遣いですら、大人しげな美少女が伏せた長い睫毛を震わせる様は、牡の獣欲を刺激してやまないのである。
 つけあがって良いんだという機を逃さない悪ガキ坊主はとくれば、脱がせながらのさりげなくですらない指先運び。しっかりちゃっかり露骨に、乳首の盛り上がりまでちょんちょん、くりくりっと悪戯してくるのを、レイはきゅっと顰めた眉根に健気な我慢を浮かべつつ、
「ん、ンぁはっ!」
 それでも、背筋へ甘やかなさざ波を走らせ続けるソフトタッチ愛撫の蓄積に、思春期の健康な身体は反応せざるをえない。
 次第に立ち上がっていく乳房の先端は、ケイタに確かなしこりとしてレイの発情を示し、牝として少年を受け入れる支度が整いつつあるのだと勝手に伝えていく。
 ボタンを外し終えたブラウスの前を、ぐいっと少年が暴いた時、まず確かめたのがその硬くなりきった乳首。可憐な突起が薄ピンク色の眺めをわずかに色濃くし、濡れ透けたブラにはっきり浮かび上がっている様に、年上の――あれだけレッスンに非協力的だったお姉さんを僕は陥落させたんだと、誇らしくもなる。
「は、恥ずかしいわ……」
 熱い眼差しに、レイは頬を赤らめた。
 もう、いくらか前の純粋無垢だった彼女ではないのだから。そうやって乳首を起たせる意味も、念入りに教え込まされている。
 人より情動の薄いと見られがちだった無口娘も、今ではこうやって、限られた相手にならば恥ずかしがってみせられるのだった。

 そうこうして。雨足もおさまらず降りしきる中、赤く羞恥に染めた胸元を晒した少女達は、スケベ面丸出しの少年それぞれに協力して肩をずらし、水を吸ったベスト部分をずるりと左右の腕に落とす。
 ――そう。いつ頃からだったか、露出レッスンの開始時期自体からしてそう遠くの昔からではなかったはずだが。この歳下の“先輩達”に勿体ぶった指導をされている見習い痴女っ娘たちは、戸外で脱衣に及ぶのなら、どの部分かは必ずムサシ達の手に任せる約束をさせられていたのだった。
 今日はショーツを脱げと言われて自分でスカートをめくった。ならばと、それは同時に『ブラはあんた達が脱がしたらいいじゃない』という意思表示として扱われるのである。

52引き気味:2009/06/19(金) 15:15:31 ID:BQJM5CZk0
 三つも歳下の小学生にからかわれて顔を真っ赤にしているアスカの隣では、レイもまた、ケイタによって上着を脱がされていた。
 いやらしい手付きが、まずボタンを外すより先に透けた生地を持ち上げる膨らみへべったり掌を被せ、もみもみ弄りつつ一応のように作業を進めていくのを、
「……はぁっ、……っは、はあっ……」
 と、いまだ股間をまさぐられた悩乱の鎮まらない息で。ひょっとすると、いっそう興奮を増してきているのかもしれない喘ぎで。
「……んっ、んんっ……ん、ンぁはっ!」
 つけあがって良いんだというこの機を逃さない悪ガキ坊主が、脱がせながらのさりげなくですらない指先に、しっかりちゃっかり乳首の盛り上がりまで悪戯させてくるのを怒りもせず、きゅっと眉根顰めた困り貌。レイはただ、甘んじて受け止めているのみ。
 ――いや、わななく瞼に薄く宙をさまよう眼差しは、紛れ無き欲情の粒子を帯びたもので。この、壱中きってのクールビューティーで鳴らす女の子は今間違いなく、ぷっくりと勃ち上がった乳頭をケイタの指先に転がされ、子宮の疼く切なさを覚えているのだった。
 はぁっと洩らしてうなじを粟立たせるのは、この頃の短期間でBカップ未満から発育著しく感じられる胸の膨らみが、その成長促進に少なからず寄与しているのに違いないケイタに揉まれればの反射的なリアクションだ。
 レイの乳房には、いや乳房に限ったことではないのだが、この小さな手のひらに揉みしだかれて行われる濃厚なセックスの記憶が、深く刻み込まれているのである。
 だから、触られただけで内腿に細波が走る。ピリッとした電流が、背筋を駆け抜けていく。
 息は熱くなり、心臓は早鐘を打つ。
 胸を揉まれ、愛撫が開始されてしまえば――秘裂がじんわり綻びだす。狭間にぬるりと蜜が滲み出してくる。
 躰の方が、ケイタとの激しい交媾に備えた準備を始めだすのである。
 目の前に分厚い肉をぶら下げられた犬が涎を垂らすのと、その反応は何も変わらない。
「おねえ、ちゃっ。レイっ……お姉ちゃぁん……」
「っぁ、あっ、はあっ……」
 息を荒げつつ、レイは一心に見詰めてくるケイタとは決して目を合わせまいとしていた。
 それは、一度目と目が合ってしまえばもう、歳下の小学生の底なし沼じみた瞳に囚われてしまって、見つめ合ったままこの場で激しく犯してくれるようねだらずにいる自信が無いからなのだった。

(いけない……)
 軽く頭を振って、レイはさすがに自戒する。
 実のところでは、とっくに意識は上の空。
 ここが、まだ近くに他の生徒達の気配もある下校中の通学路で、人目の少ない路地裏に回ったにしてもただの屋外、何もかも忘れただ貪ってしまって良い碇家の中ではないのだと努めて繰り返し思い出していなければ、この場で何を求めてしまうやら。
 ケイタ少年に抱き付かれ、半ズボンの股間を押し当てられたその時から、頭の中にはこのセックスエリート小学生の持ち物によって深々と挿し貫かれ、膣奥まで抉り抜き倒された悦楽の記憶が甦り続けているのだった。
 あの太く長い竿。はじめて握らされた時は、目を見張った。こんな物をぶら下げていて、普段は不自由しないのかと。
 そして、受け入れる瞬間には圧倒される息苦しさを、引き抜かれる時にはお腹の奥をぞろり引っ掻きながら凄まじい快感を生んでいく、張り出したエラの形。

53引き気味:2009/06/19(金) 15:15:53 ID:BQJM5CZk0
 シンジとのセックスで充分に経験を積んでいたはずなのに、それよりずっと幼い歳の彼らとのベッドインを受け入れた日は、処女喪失の翌日がそうだったようにずっと、股間の違和感が取れずにいたものだ。
 不本意な儀式が終わった後のバスルームでは、浴槽に浸かりつつ、生まれて二人目と三人目になった少年らのペニスに貫かれた場所を思わず確かめ、このさして拡がるとも思えない入り口に本当に突き刺さっていたのかと、半信半疑でいた。バスマットの上で二人分の白濁を髪から洗い落とし終えていたアスカも、同じような表情をしていたのを覚えている。彼女が股間にやっていた手に気付くと、気まずげに顔を背けていたが。
 一言であまりに大きい、こんな背の低い小学生に付いているとは思えないくらい大きい――サイズだ。まさに巨根。
 股を一杯に開いてでなければ受け入れられず、そして収まってしまえば嘘のような充填感、充実感で子宮をゴリゴリ刺激してくる、
(ケイタ君の……)
 女泣かせの、女である自分たちにとってこの上ない脅威である、凶器。
 ムサシと二人で半ズボンを下げて振り回し、自慢するだけのことはある。それは間違いないと、認めていた。
「あ、ああ……」
 ぷつ、とボタンがまた一つ外される。胸元、素肌が直接に雨粒に叩かれる面積が拡がったわけだ。ケイタという若い牡の前に露出させた裸の部分が、さらに増えたわけだ。
 我知らず、生唾を飲む。
 後でシンジに見られるためのスナップを撮るのに、デジカメでぱしゃぱしゃとフラッシュを浴びさせられたのもまずかった。
「はあっ、あっ、レイお姉ちゃん、良い匂い……。僕、もうおちんちん大っきくなっちゃって、我慢出来ないよ……」
「だめ、だめだわ。ここじゃ、だめ……っ」
 言葉では押し止めつつ、しかし。太腿のあたりに擦りつけられる硬い勃起の感触と合わさって、脳裏を占めるのはもう、ケイタに犯されてみっともなく夢中で喘いでいる醜態を、他でもないシンジに見詰められるあの瞬間の悦楽。
 こうして胸を揉まれ、ズキズキと疼いて充血している乳首をいじくられていれば嫌でも意識はそこへ飛ぶ。
 体は裸身を大きく開かされ、恋心に従うのなら守り抜くべき貞操の部分に小学生の怒張を深々咥えさせられた姿。子供相手に手もなく裏返しにされ、表にされ、屈辱的な体位、激しい交わりに噴き出す汗でてらてら濡れた悦がり貌をシンジに晒す。はっきり肌に感じるほどの興奮を、欲情を、そして嫉妬を、彼の仄暗い眼差しから注いで貰う。
 普段はっきりとは気持ちを示してくれない彼の、人が違ったかの如く生々しい感情を確かめられる恍惚が、そこにある。
 そして混ざり合っての、ケイタの荒々しくも巧みな腰遣いで最奥を突きまくられる肉悦がある。
 どちらがより作用してかは最早判じられぬ、気が狂う程の気持ちの良さ。
 綾波レイは、我を失うまでに溺れるという感覚を、他には知らない。
 だから、さすがに呆れたムサシにまたツッコミを入れられたケイタに、当初の目的に戻って促された時、彼女はごく自然に頷いていた。
 服を脱いでいくことが、この時しごく当然の流れのように感じられていたのだった。

「じゃ、じゃ、脱がしてあげるね。レイお姉ちゃん」
「ええ……」
 雨足もおさまらず降りしきる中、協力して肩をずらし、水を吸ったベスト部分をずるりと左右の腕に落とす。
 ベストの次は、ボタンを外し終えていたブラウスが左右に剥かれていく番。
 ャ上着を全て背中に落とし、はだけてしまえば、最後にホックを外されたブラジャーが肩から抜かれていく。
「ふんっ」
 二人とも着実に脱がされていく中、アスカのぷいっと頬を膨らませてそっぽを向く不機嫌顔などは、あくまでレッスンだから、アンタ達に脱がされるなんて御免だけど、嫌々だけど――我慢してやっているだからねというアピールであるが、
「ぷっ、くくくっ」
「……っ」

54引き気味:2009/06/19(金) 15:16:10 ID:BQJM5CZk0
 レイが充分に目覚めさせられた牝としての発情に囚われている傍ら、同じく淫婦ユイから手ずからの、ムサシら幼すぎる牝猫調教師付きっきりの開発を受けているアスカが、一人平然としていられるなんてことは無いのである。
 ムサシも当然、自分が担当する赤毛の美少女先輩を半裸に剥いていく過程を、セクハラな手付きで楽しんでいた。
 胸は揉むし、もうショーツの一枚分のガードすら無いお尻をさわさわ触っても行く。
 ケイタより大胆な性格の現われとしては、セクハラ程度は寧ろぬるいアスカとの肉体関係を前提にした図々しさで、スカート下の生尻を触るついで、不意打ちでアヌスの窄まりさえ刺激していたり。
 きゃんっ、とアスカが啼くのを、悪びれないニヤニヤ笑いで楽しんだりしていたのである。
 その結果は、雨に濡れ、ホックを外しただけでは肌に張り付いて離れなかったカップを、ムサシの手が縁から指引っかけぺろりと引き剥がした際に露わとなっていた。
 ふるんと弾みに揺れる白い乳房。芯に固さを残す尖ったおっぱいの先っちょで、ツンと自己主張していた珊瑚細工のようなピンクの乳首。その充血し、明らかにサイズを増した様子。
「あれあれっ、おんやぁ〜?」
「だ、黙ってなさいよねっ。関係無いでしょう! れ、レッスンは脱いで帰るってことだけなんだから!」
「そぉ〜お? なんかそのレッスン的に、アスカ姉を褒めたげなきゃいけないもの見たような気がするんだけどなぁ」
「いいえっ。まだでしょ、まだっ! まだ用意しただけで、これからがレッスンなんでしょうがっ」
「準備の時点からがレッスンです、っていかさ。ま、アス姉が褒めるなって言うなら良いけどね。へへっ」
 挨拶程度にムサシが突いていっただけで『んぅッ』と鼻にかかった息の身震いをしてみせるのだから、アスカもそうやって濡れ鼠になっていて逆にしっかり、躰は温まっていたのだ。
 暖機運転はとうに充分、後は肉体が望んでいる通り本番に突入してやれば良い――そんな風情。
 言わずもがなに準備が出来上がってしまっている二人の美少女の上半身ヌードは、しかしこの場ではもう一度パッケージに包み戻された。
 どこか残念そうにしている相棒に気付いて、アスカが(なんて顔してんのよ!)と義理でもない腹立ちを覚えても。そういう自分の中にも、抱え込んでしまった疼きを放置されたまま、また服を着せ直されたのを面白くなく感じている部分があることに、一層苛立たしさを感じていても。
「じゃ、出発だな!」
 待ち伏せしていた頃からするともう随分雨に打たれていることになるムサシの、しごく上機嫌そうな声でもって、アスカとレイはコンフォート17に向けて駆けだしたのだった。

 ◆ ◆ ◆

 ぱしゃぱしゃと水溜まりを跳ねさせながら駆け足で行く、いつもの下校の道順。
 たしかに下着は奪われているが、しかしこれは露出レッスンとしてはどうなのだろう?
 アスカは内心、首を捻っていた。
 濡れたブラウスは透けに透けて、肌の色をそのまま見せてしまっている。しかしジャンパーベストが丁度左右の胸をカバーしているお陰で、丸見えになっている乳首のピンクを誰かに――当たり前に傘を差して通りを行き交う人々や、追い抜いていく他の生徒達に目撃されてしまうことはない。
 ショーツを履いていないまま走っている下半身も、こちらでは逆に濡れたスカート生地が尻に太腿に張り付くお陰で、万に一つも風に煽られて生尻を晒すという虞が無い。
 すぐ後ろを走っているムサシに足を合わせてくれと言われている分、そのまま走り抜けるよりユイの待つマンションまで時間が掛かるだろうが、危険性自体が皆無とみなせるレベルなら、多少下着を履かない時間が延びようと問題は無い。

55引き気味:2009/06/20(土) 10:18:52 ID:uSj/pmE.0
……やべ、またぞろ毎度設定の変わるユイさん宅、コンフォート17ってことで書いちゃいました。
一軒家だったり原作と同じコンフォート17内だったり、適当に変わってるんですよね、このシリーズ。というか、私の書いたネタ ('A`)
乳首だけ露出ネタだとたしか、エレベーターを舞台にしてはっきりコンフォート17内だと明示しちゃった覚えがありますし。

ま、適当でも問題無いんでしょうが (;´∀`)

56引き気味:2009/06/23(火) 23:48:13 ID:Kszxdlzo0
凄い勢いで他のネタに気が移ってしまいますた。
急転直下、別にムサシ達はなにもたくらんでなくて、そのままお家で冷え切った躰をお風呂場で内から外から暖めて〆ました、おしまい、で打ち切っても良いカナ? 良いカナ?
なんか導入から掴みに欠けるネタでしたしねっ。

57コウイに値する名無しさん:2009/06/24(水) 08:19:01 ID:Rq3wk05Q0
筆が乗らないのでしたら無理に完結させなくても宜しいのでは?
このままで休止して、今後何かの導入部とするか、レッスンの中での一場面の挿話として再利用されては?

肌の薄く透けた状態で満員電車に乗るのも面白いかと思います。

58引き気味:2009/06/24(水) 13:13:09 ID:Kszxdlzo0
>>57

短編連作形式とってまから(すくなくとも、そのつもりで書き散らしているという意味で)、その後を書こうと思ったり、逆にこのエピソードを他で取り上げようとするのはわりと簡単なんですよね。
ただ、もう今月初めの話になっちゃってますのに、最初書く動機だった「さっさとヤる」に延々入らないでいるのもアホらしいと感じたもので (;´∀`)

それこそ、「家に着くまで、それはそれは色々あった」で誤魔化しておいて、>>57みたいな満員電車痴漢プレイ編を書くとかですね。

59PDX.:2009/09/01(火) 16:50:20 ID:CNMgAadc0
 夏休みの「合宿」、シンジにとってはユイさんが少年達に貪られる姿を目の前で見せつけられるのと、自分は自宅にいて、合宿所からの写メールとかを見るのとどちらが寝取られ感が強いでしょうかね。
 なんらかの理由でシンジが合宿に参加できないとかあれば、後者の状況も成立するわけで。
(シンジはユイさんと契約してないから参加できないとかで。まぁこれだとアスカやレイもシンジと同じ側にいることになるでしょうけど)

60引き気味:2009/09/03(木) 07:06:40 ID:q4fGTWtE0
逆もありじゃないでしょうか?
シンジは学校の部活、あるいは授業としての合宿に参加している。
その間の自宅での乱痴気騒ぎを、遠くキャンプ場なり宿泊所なりで受け取るですとか。

61引き気味:2009/09/06(日) 22:38:12 ID:JTsPAAFA0
 とさり。革の通学鞄が足下の絨毯に。
 ひゅっ、という呆然自失の一呼吸から瞬く間に、ドアを開いた先で展開されていたシーンを把握、理解。
「もうっ、信じらんない!」
 苦々しさも極まれりといった歯ぎしりと共、アスカは吐き捨てた。
 思わず荷物を手放してしまった手のひらはわなわなと震えながら、アスカの顔が怒気と羞恥で真っ赤に染まるにつれ、固く拳を握り込んでいく。
「なはっ、は、はははっ。お、お邪魔しとるで」
「よ、よぉ惣流。その、タイミング悪くて、済まないな……」
 さすがに体裁悪そうに、戸口に首をねじって次々に声を掛けて来る二人。アスカの良く知っている顔と顔、クラスメイトの鈴原トウジと相田ケンスケは、裸の尻を向けたまま。
 それだけでもレディに対して礼を欠くこと甚だしいものを、その瞬間までへこへこと振りたくっていた腰つきを、まだ中途半端に止めきれずいる。
 つまり、ばたんとドアを開けられ目撃されてしまったこの状況下で、まだ緩くスローモーに、一応はアスカの視線を気にしつつか、へこへこと。日本の平均的な家庭のリビングに見いだせる、ぎりぎり大人一人子供二人寝転がれるようなスペース――応接用と家族の食事用を兼ねたテーブルと、部屋の角に置かれたテレビとの間にある狭い空間――に這わせた熟女の全裸に、前から後ろからいきり立ったペニスを埋めては抜くピストン作業を、未練がましく続けているのであって。
(猿じゃないのよ、まるっきりっ)
 その図々しさに、アスカは唾を吐き捨てたい気分なのだった。

◆ ◆ ◆

「な、なんちゅーか、二重の意味でお邪魔しとりますって感じで、えらいすまんの……」
「ば、バカっ、トウジっ」
 デリカシーの欠け方では相棒よりも度が酷かったらしいトウジに、ケンスケが顔引き攣らせる。
 確かに、留守宅に上がり込んだついで、その家主の媚肉まで踏荒らして“頂いてしまっている”現状の形容としては、トウジらしからぬ気の利いた喩え方であるが、それ以前に女の子相手に飛ばすような冗句とは違う。
「やばっ」
 俯いて、静かに髪をざわめかせているようなアスカの姿は、学校でもよく見られる激発の前触れだ。主に共通の友人のシンジが、次いでトウジとケンスケ達自身が、解き放たれた暴力の生け贄にされている。
 なにしろ、彼らがまさに一戦交えている真っ最中なのは、この惣流家の美夫人、惣流・キョウコ・ツェッペリン。
 中学の娘がいるとは信じられない若々しさのブロンド美人であるが、間違い無くアスカの実の母親だ。その容貌は酷く似通っている。
彼らの美しいクラスメイトが大人になったならこんな感じだろうかと、興奮しつつキスを要求したことは一度ではない。
 その豊かなバストの、中学生の手に余るボリューム感にうっとりとしながら、未だ知らぬ娘の方の揉み心地に思い巡らせたりもしていたのだ。
 魅惑の金髪美人である人妻「キョウコさん」と、クラスメイトの高飛車金髪女「惣流」は母娘であると、百も承知で――かえって愉しんでいる、この関係。
 娘の方に手ひどくやり込められて男の沽券をズタズタにされた直後などは、だから燃えた。
 酷い娘だ、親のしつけがなってない所為じゃないのか、等と因縁付けがましく嬲って、そして跪いてもらうプレイは、二人ともの大のお気に入り。
 しかし、逆にその高飛車クラスメイトの方からすればどうだろう。憤懣やるかたないに違いない、とは容易に想像が付く。
 誰だって自分の母親が、自分と同じクラスの男子達二人相手にセックスに耽っている場面など、見たくは無いだろう。
 娘と同い年の少年達相手にいい大人が四つん這いにされて、バックからの挿入を受け入れつつ、喉深くを使ったフェラチオ奉仕をさせられているシーンなど、目撃してしまいたくはないだろう。

62引き気味:2009/09/06(日) 22:38:25 ID:JTsPAAFA0
「や、そのっ、落ち着けよな? 惣流」
「…………」
「てっきり今日はお前、碇のとこで遅くなるって思ってたからさ。そ、それに」
 殺されるっ、と青ざめたケンスケが、言葉を選ぶように目を泳がせつつ、言った。
「お前のママの、キョウコさんと俺たちがこうだって……も、もう前々から今更のことじゃん」
「そ、そやっ。キョウコはんだって、ワシらやって、一人の女と一人の男同士や。お互い納得して大人の関係っちゅーやつになっとるんやから、いくら娘だからいうたって、とやかく言われる筋合いは無いで? 自分かて、ユイ先生に言われとんのやろ?」
 一人前の男の態度、というよりは、現場を押さえられた間男のようにみっともなく焦って言い訳を続ける二人に、アスカは胸の前に固めた拳を震わせつつ、何も答えない。
 そのだんまりが、噴火前の火山を思わせる。
 いよいよマズいかと、さすがに年上の愛人を犯す腰遣いも止まってしまったトウジ達だったが、そこで気付いた。
「ぉえ……?」
 もごもごと、喉まで突っ込まれたケンスケのペニスに難儀しつつ、その頭を掴んで固定している腕を叩いてキョウコがケンスケに合図をしている。
「す、すんません、ちょっと気付かなかったもんで」
 慌てて腰を引き抜くケンスケだ。
 トウジも今更思い出したようにはっとして、美夫人の肢体から離れた。少年との結合が解かれたキョウコの部分から、その拍子にどろりと二人分注がれていた精液が垂れ出していく。
「あららっ」
 絨毯に落ちたそれが染みを作るのを目にとめて、けほけほと軽くえづいていたキョウコが目を瞬かせる。タオルなりの敷物も用意せずにもつれ込んだセックスの残したものは、それほどに性急に求め、応じたという証だ。
 失敗したわ、という目で困ったように染みを見やる母親に、母親にこそ、そうじゃないでしょとアスカは嘆いたのだった。

◆ ◆ ◆

「んー、なんて言うか、さすがにこの歳でねぇって、気恥ずかしいんだけれど」
 でも、と。
「アスカちゃんぐらいの男の子達にこう、跪けー、股を開けーって言われてね、はいって言いながらお仕えしてあげるのって、胸にきゅんって来ちゃうのよ」
 むっちりした腰回りをもじもじと、乙女さながらに恥じらってみせながら、母が言った。
 ソファの向こう側に回って、背もたれに裸の下半身を隠してしまったが、そのアスカよりより黄金の色に近い恥毛をべったりと汚していたのと同じ白濁は、彼女の口元から胸にもしっかり残っている。
 母の事だから避妊はしっかりしているのだろうが、でなければたちまち妊娠させられたくらい注ぎ込まれて、同じぐらい飲まされたのだろう。
 アスカは自分が受ける「レッスン」での経験と照らし合わせ、察しを付けた。
(って言うか)
 跪け、股を開け、じゃないわよと。ギロリ、不届き者達を睨む。
 まだ勃起の収まらない股間をぶらりぶらりとさせつつ、絨毯やテーブル、そこらに飛び散った痕跡わ濡れタオルで始末している二人は、決して目を合わせないようにしつつ、だ。

「……アスカちゃんは、こんなママ……おかしいって思う?」
 恐る恐る尋ねられれば、即座に頷いてしまいたいのがアスカの本音だったのだけれども、詰まってしまって咄嗟に応えられない自分がいるのだった。
(今更、アタシだって……)
 トウジの、ケンスケの視線を感じる。
 今度は、俯いてしまうのはアスカの番だった。

63引き気味:2009/09/06(日) 22:39:28 ID:JTsPAAFA0
前々からネタにしてみたくはあった、アスカが帰宅したら母親があふんあふん言ってましたシチュ。
リハビリの弾み付けに、さらっとだけやってみますた。

64PDX.:2009/09/07(月) 17:39:40 ID:CNMgAadc0
>>60 引き気味さん
 そちらの手もありますね。
 シンジがクラブとかに参加しているかの設定がないのでなんとも、ですが。
 シンジの中学で林間学校があって、3馬鹿、アスカ、レイはそちらに参加で、エロガキどもがユイさんを独占というのもありでしょうかね?

>>63 引き気味さん
 まさかのキョウコさん参入w
 ユイさんの場合「シンジのお母さん」っておとで2バカと接点があるでしょうけど、キョウコさんはやはり「アスカのお母さん」ってことで父兄参観とかが接点でしょうかね?
 幼いころから3馬鹿とアスカが友達なのであれば、もっと接点が増えると思いますが。

65タカウジ:2009/09/07(月) 20:13:59 ID:tJus39i60
おひさしぶりです。
「INNOCENT TABOO」&「ヒカリ日記」両シリーズファンのタカウジです。
あいかわらずエロい作品を届けてくださいます上に、キョウコさん参入・・・イイですね!

実はこれでまたもや妄想が沸き起こってきました。
このシリーズは今までユイさんが小学生そしてときにはトウジとケンスケと関係を持ち
その上にアスカやレイを引き込んだという感じでしたが、
実は大人の女性たちによる少年たちと楽しむ会みたいなものが存在しており
人知れず、しかし結構大胆に活動している。
(そういえばS51さんによる第一作でシンジの担任の葛城先生も一緒にという記述もありましたし)
つまり子持ちの母親だけでなくミサト先生などの独身(ひょっとしたらリツコさんも)含めまず大人女性たち
が連携してそういうサークルを作り、ある程度活動規模が大きくなったらより楽しむためにその上に女性に関しては自分たちだけでなくアスカ・レイそしてマナたちも引き込もうとしはじめた。
というものです。
この調子だとそのうちヒカリも引き込まれそうな・・・・まてよコダマ姉ちゃんはすでに引き込まれてたりして。
なんせ学校の先生が噛んでるとサークルの発展もしやすいかも(さらに妄想ついでに、白衣つながりでこの世界のリツコさんは女医さんというイメージが出ました
そうなると避妊対策もしやすいですし、人妻・学校教師・医師が関わっているとなります)

66引き気味:2009/09/08(火) 00:11:23 ID:JTsPAAFA0
>>61-62続き

 結局、アスカもフリーセックス主義の権化のような碇ユイの弟子である。母の、あまりに“おんな”としてである振る舞いをあの場で否定することは出来なかった。
 ふしだらだと非難するには、ユイのレッスンを受ける自分自身のことがある。
 もし仮に、売り言葉に買い言葉、非難の応酬となりでもしたら。アスカの方も、やっていることは同じではないかと言われでもすれば。
 あくまで嫌々、願いのために他に選択肢は無いからと苦汁の杯を選んだつもりでいる彼女としては、そこで一言ならず言い返してしまっただろう。
 奔放極まりない女性豪のユイとまるで同じに、肉の快楽を享受するのにこの頃では一切躊躇わなくなってきた母親とは違うのだと。それこそ日々溜め込んだ不満やストレスの分も、ぶつけるように。
 そうしたら、相手は自分とよく似た部分を持つ母親のことだ。尾を引く喧嘩になってしまいかねない。

「だからって言ったってぇ……!」
 握りしめた拳をそのままに収めて、自分の部屋へ引き下がったアスカだったが、決して分厚いわけではない壁を通して響いてくる母親の嬌声ときたら。あの気にくわない同級生達のはしゃぎっぷりときたら。

 ――ああんっ、ひどいわ、いじわるよぉ。トウジくぅんン……っ!

 恥ずかしげもなく、もっと奥に、もっと深く貫いてくれとねだる、愉悦に裏返った叫び声。
 あれを口にしているのが自分のあの、女だてら一級の研究者として鳴らす母親なのである。
「人、変わりすぎじゃないのよ。ママったらっ」
 ぼす、ぼす、ぼす、と。頭からを毛布に突っ込んでいるベッドで、枕に向かって拳を振るうも、気の紛らしにすらなろうものか。
 毛布を被って遮断しようとして、なお耳に響いてくる母親のセックスの声だ。

 ――だって、だって……ね? おばさんの、お、オマンコ……最後までずぷぅーってしてくれないと……。

 ねぇ、ねぇっ、と語尾も甘ったるく。娘のアスカからしたら別人かと思うくらいの様子で、求めている。
 一回り以上歳の離れた少年に許しているヴァギナを、より一層、最奥を突き貫く真の結合を願って。でなきゃ死ぬとさえ言い出しそうな、切羽詰まり方。
 なんて、恥知らずな!
 それこそ、母親でなければ吐き捨てていたところだ。

 ――ねえっ、どうしてぇ? さっきはトウジ君、ちゃんと奥までずぷぅーって、してくれたのにぃ。

 今はまた、あの一年中をジャージ姿で通しているバカ大将に尻を差し出しているというわけか。
 そして、良いように焦らされている。
 ムサシやケイタ、あの憎ったらしい悪ガキ達と同じ調子で女を思い通り操ろうとしているトウジたちに、焦れて、焦れて、尻を振って見せているのだ。
 理解したくもないが、理解出来てしまった。
 知りたくもないことさえ、母のあられの無さ過ぎる悦がり方が伝えてきているのであり。分かってしまえるだけ、アスカももう充分に、調教を受けた身だった。
 その薔薇色に染まった頬の火照りだって、怒りや気恥ずかしさだけに因ったものだったやら。自分の状態を直視するのも、無意識に避けていなければならない程なのである。

「自分の部屋でやってよって、言うべきだったわ……」
 忌々しく零したものの、それはもう手遅れだった。
 彼女の部屋からリビングを挟んで反対の位置の、母の寝室なら、まだしも声は遠く、聞かずにすんでいたかもしれないが。
 アスカという邪魔者がひとまず視界から消えたものだから。助平猿と化した男子二人は勿論、股間や口元の痕跡を見るにもうそれぞれから一度ずつ以上に精を注がれ、飲まされていただろう母も、途中になっていた交わりの再開に夢中になっているに違いない。

67引き気味:2009/09/08(火) 00:11:42 ID:JTsPAAFA0
(ここから怒鳴ってやったって、聞こえやしないわよね)
 娘を中学まで育て上げたれっきとした大人の女が、夜にはまだ早い時間から自宅に愛人を二人、それも自分の歳からしたらほんの子供といって良い14歳の少年達を引っ張り込んで、セックスに耽っている。そんなママを変態だと軽蔑するだろうかと尋ね、不安そうにちらちら窺っていた顔は随分と殊勝だったのに。
 好きにすれば良いじゃないとアスカが答えてやれば、一転。いそいそと少年達に向き直って『OKが出たわ!』と言わんばかり、後ろ姿にも想像の付く満面の笑みで、その裸の胸へ少年達を呼んでいた。
 それ以上一瞬だって居合わせていたくなくなって、アスカは鞄を拾い、さっさと自分の部屋に引っ込んでいたのだけれども、

 ――あん……ン、わ、分かってるわ、言わないとダメなのね? 酷いわ、子供のくせに、子供のくせに……。大人に、なんてこと言わせるのかしら……。

 そうして続けられた母の、正気とは思えない口上の――何でこう、はっきりと聞こえてしまうのか。

 ――きょ、キョウコの……おばさんマンコに、中古マンコにっ。あ、ああ、あ……ぁアスカちゃんの、妹っ、ぉ弟っ、孕ませっ、孕ませてぇっ!

 『トウジ君の、中学生おちんちんで、赤ちゃん妊娠させて欲しいのぉ……!』と大音声で紡がれた、キョウコ自身どころかアスカをも巻き込む屈辱のセリフ。
 ベッドから飛び起き、情けなさと怒りでもう殆ど涙目になってリビングへ駆けだしたアスカの耳に、届く母親の声は。
 震えに震え、慄き乱れながら、遂に言い切り、自身を最愛の娘ごと辱めきったマゾ恍惚で、しっかりと濡れてしまっているのだった。
 よぅ言ったとご褒美に与えられた、念願の子宮口への一撃に、涎垂れ流しで悦んでいるとしか思えない不明瞭さで、ひぃひぃと喘ぎ直しているのだった。

「ふぇぁああっ、あっ、あふぇ……っ、えっ、これ、これぇ……え、えぁハッ! は、いひっ、っ悦ぃいいっ……!!」

 これ、これよと、ソバージュの金髪を振り乱して。
 ばしばしと後ろから捕まえたそのヒップに平手打ちしつつ、さながら家畜にするのと同じに彼女を扱っている少年。美夫人が丸出しにしているアヌスの下、こちらも愛液という涎でぬるぬるにした秘唇に、完全勃起のペニスを深々潜り込ませている14歳のトウジを、

「堪らん……で。ほっ、おほっ。ほんま、惣流を……あないな生意気な娘さん、ひり出したとは思えんくらい素直なマンコしとるわ。なぁっ?」
「そ、そぉ……? ぉ、嬉し、わっ。あっ、あはぁっ! あん、ああンっ!」

 心からの歓喜に迎えきって、キョウコは熟れた裸身を揺り踊らせていた。

「ふっ、ふぃ……い、いくらでもっ、好きにして――いいからっ。私の……躰っ。こんなおばさんの裸で、良かったら……あなた達の好きにして、良いのよっ」
「なに言うとるんですかっ、ご馳走やないですか。こないな美人、コマさせてもろて……わし、わし堪らんですわっ」
「ほんとほんと、最っ高ーですよぉ、キョウコさんの裸。今度また、俺の写真のモデルになってくださいよ。このおっぱいとか、俺、前に授業参観に来てた時から一度で良いから揉みしだいてやりたいって……」
「あ、ああ……嬉しいわっ。二人とも、もっと……もっと無茶苦茶に、好きにしてぇ……」

 四つん這いでかじり付く床から形良く尖った顎を跳ね上げ、喉を晒し、喘ぎ喘ぎ訴えているのは、少年達の無限の搾取を許可する言葉。
 汗みずくの全身をトウジの突き上げに合わせて弾ませ、重たげに揺れる乳房はケンスケに弄らせ、わななき仰け反っている、そんな母の姿を。
 リビングに飛び込んだアスカは、そうして目にした。

◆ ◆ ◆

「いい加減にしてっ。ママ――っ、つっ!?」

 へ? と、不覚にも気勢を削がれる。
 そんな場合じゃないはずだけれども、アスカは目を点にしてしまっていた。
 どういうつもりか、目隠しをしている。それも、まだしも既知の内に――というか、ユイやムサシ達によってアスカ自身が教え込まれたプレイの形として知っているやり方のまま、母が付けられているだけでなく。責めている方のトウジ達まで付き合って、三人皆、タオルで目隠しをしている、ある種間抜けなその姿達を。

68引き気味:2009/09/08(火) 00:13:08 ID:JTsPAAFA0
>>64 PDX.さん

旧劇場版からイメージ引っ張ってきたりで、シンジが吹奏楽部に所属しているってのも、わりとFFでは定番の設定ですけれどもね(w

69引き気味:2009/09/08(火) 00:19:56 ID:JTsPAAFA0
>>65 タカウジさん

>実は大人の女性たちによる少年たちと楽しむ会みたいなものが存在しており

前は『ヒミツたいけん』なんてのもここでやってましたけど、私の妄想するところのエロシチュって、わりと某コンプリーツさんのエロゲに影響受けてるんですよね。
でもってこのメーカーさんが出している中に、『ママクラブ』なんてのもございまして。それももう、もろに好みのシチュてんこ盛りであったわけで。
そこから流れてきたイメージとして、トウジやケンスケ、シンジといった少年達と、ユイ、キョウコ、そういった母親達、なんて構図も当然妄想するわけです。

設定考えてるだけで充分、エロいなぁ(;´Д`)ハァハァとやってられる私にしては、キョウコさん周りの設定出すの放置しつつ書き殴ってみたのですが、それでもやっぱり肝心の部分にたどり着く前に今晩の時間切れとなったこの前回からの続き部分。
ぶっちゃければ、そういう子供達×大人達なシーンへの接続、考えてますた。

70PDX.:2009/09/08(火) 09:18:42 ID:CNMgAadc0
>>68 引き気味さん

 このシリーズのシンジの場合、そういう部活に合わないかなぁという感じがありまして。

71引き気味:2009/09/09(水) 00:15:36 ID:JTsPAAFA0
>>66-67続き

「前に、ユイ達とみんなで楽しんだ時にね」
 そう言ってキョウコは説明した。
 世間のタブーというタブーに背を向けてセックスによる悦びを追求するのに余念がない碇ユイ。古くから様々な同志と連絡をとって活動してきた彼女のコネクションは広い。キョウコも、そして娘のアスカも今ではそのコネクションの一端と言える。そういったインモラルな集会に1つに、先日キョウコは顔を出してきたのだという。

「なっ。そ、そこに……シンジも!?」
「ええ。元々が自分の息子を愛してしまったお母様方の集まりだったんだそうだけど、時々息子さんの学校の先生だとか、そういったゲストが混ざることもあったからって」
 そうして外部に刺激を求めるようになって、現在では相姦母子の会という厳密な形ではなくなっているのだと。
「それで私もね。今回、混ぜてもらえることになって……で、シンジ君ともぉ、だったのよ〜♪」
「ま、ママぁっ!」
 うふふふ、と。やけに腰の辺りを充実させている気のする熟女が、薄いアイシャドーを引いてくっきりと魅せている目元を、妖しく上気させた。
 仕事に出かける日でもないのにきっちりメイクをして、元からの美貌を更に割り増しで輝かせている。
 こうなると母娘本当に良く似通った美貌でという以上にアダルティな色気があって、まだまだ小娘のアスカでは太刀打ちできない。
 なるほど、秘密にしていた碇家での事情が発覚してしまって以来、自分らに余計トゲトゲしい顔でいるアスカを鬼門扱いしていながら、トウジ達がふらふらと釣られて家に上がり込んでしまうわけだ。
(こいつら、人のママに……)
 ちらと目に入ってしまった二人ときたら、散々貪ったのだろうにまだ欲望の尽きぬ様子。ぬらと淫液まみれの股間をそれぞれそそり立たせて、アスカと向き合っている美夫人の、ふりふりと揺れるヒップに釘付けになっている。

「自分のお腹を痛めて産んだ男の子を旦那様にしちゃうって、素敵よね。ママ、シンジ君と愛し合ってるユイ見ててドキドキしちゃった」
「それが、目隠し……プレイ?」
 わけが分からないという顔をする娘に、キョウコは頷いてみせた。
「私たちも、男の子達も、みんな目隠しをして、手探りで見付けた相手とカップルになるのよ。この可愛いおちんちんはどの子だろう、おっぱいをいきなり捕まえてくれたこの子誰かしら。って」
 そうやって顔も分からない状態で、ひょっとしたら等と想像を楽しみもしつつ。各々自然に決まっていく相手と思いのままに繋がり合って、そこで初めて目隠しを取る。
 そうして知った、今自分を犯してくれている少年が誰だったかというささやかなサプライズ。これもまた、年端もいかぬ少年とのセックスの味を忘れられなくなってしまった女達には、官能を高める絶好のスパイスになるのだと、とくとく楽しげに語って聞かせる。
「感動したわぁ……。だって、シンジ君だったんだもの。彼もびっくりしてたけど、喜んでくれたわ。照れた顔がまた可愛らしくって、ママ、夢中でキスしてたわ」
 昔々、好きだった男性に初めて抱かれた時にも劣らない幸福感があったと、キョウコは言った。
 同じ話をトウジとケンスケにもしてみせて結果が、気分を味わってみるだけでもという目隠しプレイだったのだと締めくくる。

「だからって、シンジなのよ……? あいつがうんと小っさい頃から知ってるくせに、よく手を出せるわね」
「んふふーん? ママがシンジ君のおちんちん食べちゃったって聞いて、そんなにアスカちゃん面白くない?」
「ママっ!」
「ユイにも聞いてるわよぉ。いい加減バージンも捧げちゃったんだから、隠すことなんて無いのに。……ねぇ? トウジ君たちもそう思わない? 母親としては、どうにも焦れったいのよねぇ。早くシンジ君捕まえて、恋人ですって紹介してくれれば良いのに」
 そうしたら、彼は私にとっても息子ってことになるわよねと、いやらしく舌なめずり。
「母性本能、疼いちゃうかも」
 言いながら両手で捧げ持つようにゆさゆさアピールする二つの豊かな膨らみは、確かに母性の象徴であるものの、男の唾液にぬらぬらと濡れた両の先端が尖りきっているのは、断じて母性によるものではあるまい。

72引き気味:2009/09/09(水) 00:15:57 ID:JTsPAAFA0
 振られたトウジたちも、ここぞとばかりニヤニヤとアスカをからかう。
「せやな、自分も今更やっちゅう話や思いますわな」
「そうそう。惣流もさぁ、男女交際、不潔よーって言ってる委員長なんかともう全然立場違うんだし」
 よっ、とタオルを敷物に引いた上で休憩していたケンスケが、立ち上がった。
 そうして隠すでもなく、これ見よがしに直角に上向く股間をアスカへ向けてみせる。
「キャッ、嫌っ。ちょっとは隠しなさいよ! そんな、汚いものっ」
「おお〜っと。それ、クラスきっての天才エリート様にしちゃ、らしくないお言葉じゃない? 惣流。……それとも、ユイ先生の授業だと意外と成績悪かったりするのかな?」
 大好きな隣の幼なじみ君のと同じものだろうに。そう意地悪に指摘して、ついでに後ろからキョウコに抱きついていく。
 揶揄の指し示すところ――つい最近まで、この歳の男子の当たり前なスケベ心を散々けなして馬鹿にしてくれていたくせに、自分はその頃にはもうエッチだスケベだでは済まないほど淫乱なレッスンにどっぷり浸かっていたんじゃないか、と。既に彼らとも共有するところとなった碇ユイの家での秘密を持ち出されれば、たとえお互い様であっても立場が悪いのはアスカの方だ。
 今までのクラスメート付き合いでは見られなかった表情で、勝ち気な少女が押し黙る。
 美しい人妻との情交をまた邪魔してくれそうな一人娘をやり込めたケンスケは、
「あン、ケンスケ君ったら」
 手を付く壁もそこには無し。不安定に体を揺らしつつも、年上の愛人としての慣れた様子で両腿の間を開いてやる。
「いっ」
 鮮紅色の鶏冠に似たヒダが覗く母親の股間から、濡れた筆先さながらになった恥毛に竿をなぞらせつつ『にゅっ』と顔を突き出したケンスケの亀頭。
 嫌だと思わず後じさったアスカの目の前で、それが他ならぬ母親自身の指で導かれて、割り開かれたラヴィアの狭間へめり込んでいく。
「ンふ、ふ、うふふ……。ほんと、底知らずって感じよね」
「ちょっと、やめてよ……」
 唖然とするアスカの目の前で、キョウコはうっとりと下腹部を撫で回した。
 そこには今、丁度この、彼女の息子ほどの年齢の少年達に注ぎ込まれたばかりの精液がいっぱいに詰まっている筈だ。
 アスカが見る間にも、入り口がかき回されることによって内奥から、ぬとぬと、とろりと汚いミルク色をした粘液が溢れ出してくる。
 そのまま立ちバックで受け入れるのには、前に立つアスカの協力が必要だが――。
「うン、残念」
 さすがに赤く火照らせた顔を動揺も露わに、二歩、三歩と後じさった娘に、やり過ぎは手控えたのだろう。
 キョウコは逆に、背のケンスケに体重を預けていった。
 ケンスケも心得たもの。ツェッペリンの姓を持つことが示す通り、こちらも日本人離れした白い肌を持つキョウコのすべらかな腹部に両腕を回し、抱きしめるようにちゃんと受け止める。
 そのまま挿入こそ完成しないものの、いよいよ力強く屹立していく若茎で、熟女の浅瀬をにちにち下から刺激し回す。いわゆる、素股だ。
「うはぁ……。見ろよ、惣流。お前のママのここ、マンコのやーらしいこと。俺のチンポに吸い付くみたいな感じだぜ」
「んン、そうよぉ……。私のいやらしいオマンコが、ケンスケ君のおちんちんが欲しくてヒクヒクしちゃってるの。涎も止まらないのよ。ふふ、あんなにご馳走してもらったのに、まだお腹が空いて堪らないわって、挿れて貰いたがっているの」

73引き気味:2009/09/09(水) 00:16:52 ID:JTsPAAFA0
>>70 PDX.さん

『破』の無敵料理の鉄人ぶりからですと、料理研究会なんてのも――これまた、FFでわりと見られる設定でしたかねぇ。

74PDX.:2009/09/09(水) 10:36:03 ID:CNMgAadc0
>>73 引き気味さん

 ちょっと方向性違うけど、WRENCHさんのFFに登場する、ヒカリと互角レベルの「おばちゃん」なシンジというのも味がありますなw
 あのヒカリとシンジは仲がいいけど男女の仲は発展しそうもなかったw

75コウイに値する名無しさん:2009/09/13(日) 07:42:56 ID:yIayjZwY0
「淫獄昼夜」のキョウコの「仕えてあげる」と言う台詞を「仕えさせていただく」に変えれば、
奴隷と言いながらも手の平の上で男を踊らせているユイよりもM性の強い女性になって、二人の
性格の違いが出せると思うのですが。

76引き気味:2009/09/13(日) 21:10:38 ID:wld5XZV20
今回の、とにかくもう「アスカが帰ってきたら、キョウコさんがあひあひ言ってますた」というシチュやりたかっただけで書き出したものですから、キョウコがどんなキャラとか、そこら辺ろくすっぽ設定考えて無かったんですよね (;´∀`)
今のとこ、参考になるような公式(半公式)資料って、エース誌のシンジ補完計画くらいしか思い浮かばないんですけど、フォローしてなかったり。

とりあえず今月号のスケスケネグリジェ姿(違)のキョウコさんから、なんか読み取れるものは無いかと眺めても見たんですが。
……結婚指輪付けてんのかなとか、そこら辺もさっぱりですた。

77引き気味:2009/09/13(日) 21:51:25 ID:wld5XZV20
うん、10巻の入院前、入院中のキョウコさん探しても指輪なんかしてませんね。
コミック版だと離婚してるんだから当然っちゃ、当然ですが。

78コウイに値する名無しさん:2009/09/14(月) 10:31:37 ID:anzc4ibE0
引き気味さんの新作があまりにエロかったから単発でED捏造改変ネタを投下しておきます。
できるだけ引き気味さんの文体を真似しようとしたのですができたかしらんと(笑)

例によって改変箇所箇条書きです
・カプはト×キ、ケ×ア。
・微妙に前後の状況が変わっている。
・キョウコさんは若干ヤンデレ。
・以前引き気味さんが書きたいと言ってたゴムネタ投入。嫌いな人はごめんなさい。

「キャッ、嫌っ。ちょっとは隠しなさいよ! そ、そそそっ、そんな、汚いものっ」
「おお〜っと。それ、クラスきっての天才エリート様にしちゃ、らしくないお言葉じゃない? 惣流。……それとも、ユイ先生の授業だと意外と成績悪かったりするのかな?」
 大好きな隣の幼なじみ君のと同じものだろうに、それとも…あまりのデカさにビックリしたのか?そう意地悪に指摘して、ついでに後ろからキョウコに抱きついていく。
 揶揄の指し示すところ――つい最近まで、この歳の男子の当たり前なスケベ心を散々けなして馬鹿にしてくれていたくせに、自分はその頃にはもうエッチだスケベだでは済まないほど淫乱なレッスンにどっぷり浸かっていたんじゃないか、と。既に彼らとも共有するところとなった碇ユイの家での秘密を持ち出されれば、たとえお互い様であっても立場が悪いのはアスカの方だ。
 今までのクラスメートとしての付き合いでは見られなかった表情で、勝ち気な少女が押し黙る。
 美しい人妻との情交をまた邪魔してくれそうな一人娘をやり込めたケンスケは、
「やン、ケンスケ君っ、今はだめぇっ」
 手を付く壁もそこには無し。不安定に体を揺らしつつ、アスカにすがりつく格好になったキョウコの両腿の間を逞しい肉棒が貫いていた。
「いっ」
 鮮紅色の鶏冠に似たヒダが覗く母親の股間から、濡れた筆先さながらになった恥毛に竿をなぞらせつつ『にゅるんっ』と顔を突き出したケンスケの亀頭。
 自分の腰近くに突然突き出された亀頭に思わず後ずさりそうになったアスカも、ラヴィアに狙いをつけたそれが他ならぬ母親自身の動きで、間一髪で下へと逸れた事を理解する。
「や、やぁん!……ケンスケ君。だめよっ…今しちゃったら、赤ちゃんのパパが…どちらか、わからなくなっちゃうわ!」
「ちょ、ちょっと、アンタっ…や、やめなさいよっ……」
 唖然とするアスカの目の前で、キョウコは涙目になりながらゆるゆると腰を動かして挿入を避けている。
 そこには今丁度、彼女の息子ほどの年齢のトウジに注ぎ込まれたばかりの精液がいっぱいに詰まっている筈だ。
 アスカが見る間にも、入り口がかき回されることによって内奥から、ぬとぬと、とろりと濁ったミルク色をした粘液が溢れ出してくる。
 そのまま立ちバックで受け入れさせられる直前、前に立つアスカにむけてキョウコが――。
「あぁっ、お願いっ!…アスカちゃんっ…助けてぇ…き、今日だけでいいから…私に代わってケンスケ君のを、処理してあげてっ、ねっ?」
「そ、そう…今日だけなら。って…えぇぇっ!?」
「おねがいっ、アスカちゃん…ママを助けてぇっ!」

79コウイに値する名無しさん:2009/09/14(月) 10:32:55 ID:anzc4ibE0
 必死の願いと共にキョウコの頬をつぅーと伝う涙を見てしまえば、娘であるアスカはさすがに動揺も露わに『わ、わかったわよ!やるから…してあげるからママから離れなさいよっ…。』と呟いた。
 背中からゆっくりと離れるケンスケにキョウコはポーチから出したコンドームを渡しながら『お願い…あの子には、優しくしてあげて。』と哀願する。
 ケンスケも心得たもの。え?一個じゃ足りませんよ?とジョークを飛ばしてキョウコのポーチから、1ダース分をつまみ上げ『(うそっ…なっ、何回やるつもりなのよっ…!?)』とアスカを赤面させた。
 ひとつなぎの中からこれ見よがしに3つちぎり取ると早速、こちらも日本人離れした白い肌を持つアスカの腰に腕を回し『ここじゃ嫌だろ?部屋行こうぜ。』と促す。
 くすんくすんと涙を堪える母親と、ソファにどっかと腰を下ろし母親の履いていた上質なシルクのショーツを拾い上げ股間に付いた精液と愛液をぬぐっているトウジ。
 あまりといえばあまりな取り合わせにアスカもこの露骨な誘いを気にする暇もなく同意していた。

 ―――
 
 カチャリと扉が閉まる音が廊下から聞こえてくると共に、リビングにはふっと弛緩した空気が流れる。
「ふふっ…作戦成功っ♪」
「うはぁ…ほんま役者でんなぁキョウコはんは…さすがのワイもびっくりしましたで。あの土壇場でこんなもんまで使うやなんて―――」
 『あらあら…涙は女の武器なのよ。トウジ君も覚えておきなさいね。』としきりに感歎の声を上げるトウジの手から目薬をとりあげるとそそくさとポーチの中へとしまい込んだ。
 キョウコは昔は国会議員だって使ったのよ、と軽口を叩きながらソファでくつろぐトウジの胸に艶っぽい仕草でしなだれかかる。
「しかし、それにしても…”コレ”はほんまにええんでっか?実の娘を騙すやなんて。」
「あんっ…”実の娘”だからこそよ…。ねぇ?ユイが今妊娠してるって知ってる?」
「えっ!あのユイセンセがでっか!?」
「んン、そうよぉ……ユイったら、私に”息子と娘ができたら結婚させましょう”なんて言っておきながら。さっき言った”母親の会”でね。息子であるシンジ君の子を宿したのよ。これって重大な契約違反だわ…。」
 『だから…アスカと結婚するシンジ君にも絶対にペナルティが必要なのよ!』と言うキョウコの目には娘であるアスカと同じ、いやアスカをはるかに凌駕する負けん気の強さが見て取れる。
 そのどことなく狂気さえ孕んだ嫉妬の横顔さえも娘以上の色っぽさなのだから始末が悪いとトウジは内心一人ごちた。
「そのペナルティがケンスケを1週間も禁欲させた上での”コレ”っちゅうことでっか。ほんま、こわいこわい。(笑)」
 トウジがケンスケによって折り取られた残りのゴムを拾い上げ、片目をつぶって天井の照明にかざした。そこに見えるぷつぷつとした穴の痕跡。
「あっん…その怖い女を夢中にさせてるのは…トウジ君。あなたなんだから。」
「いや…ほんま、申し訳ないことで。はい。」
「ふふ…ひとごとじゃないわよ。私だって欲しいのよ…ねぇ?あの子達が出てくるまでにもう一回…できるでしょう?」

再びリビングに流れ始めた濃密な空気と卑猥な水音はアスカの部屋から漏れ始めたベッドの軋みと奇妙なシンクロを見せながら、惣流家を包み込んでいったのであった。

80引き気味:2009/09/14(月) 22:07:03 ID:wld5XZV20
脅迫、強要の類は御法度というルール、縛りを作ったシリーズでしたから、こういった展開は無意識に除外しとりました。
無論、ムサシやケイタが主体となって場をリードしている状況ですと、ルール遵守の強制力であるユイの目を盗んで、たまにはアリとか考えて書いていたわけですが。

これまた、キョウコがどんな性格のキャラであるのか、スタンスなのかの設定次第ですよね。

アスカがトウジ、ケンスケと致してしまう展開を書くのなら、その前にこれまでも何度かネタ出し程度で触れたりしていた「“生徒”であるトウジ、ケンスケに、どんな形でアスカやレイのことがバレるか」の状況を固めてからだと思っていたのですが、
>>78-79読んだ後だと、そこら辺ほったらかしでちょろっと先取りで書いてしまっても良いかなー、とか考えちゃいました。
美味しいとこ後に取っておきすぎても、鮮度どんどん落ちるだけかもしれませんしね。

ヤりたい盛りの14歳の精力、プラス、ユイによる連日の教育の賜物で、少ノリノリで楽しんでいた筈のキョウコをさえ遂にグロッキーに追い込んでしまったトウジたち。
「あんた達、いつまで盛ってんのよ! 女じゃあるまいし、今から急にお友達の家にお泊まり会でぇ〜、とか気色悪いんだから、いい加減さっさと片付けて帰りなさいよ」
とか、自室まで響き続けるあられもない母親の悲鳴に音を上げたアスカが、夜通し居座られることへの牽制も混ぜつつ怒鳴り込めば、
「まだまだ収まんなくて」
と、ビンビンになったままの股間を示すトウジ達。
そしてすっかり涙目のキョウコ。
これじゃ帰るに帰れんしとうそぶく、まだヤる気満々のトウジ&ケンスケの上に、母親からの『ちょっとママ、もうヘトヘトかも〜』なんてSOS、ヘルプコールまでがアスカを壁際に追い詰めて、協力する羽目に、という展開はアリかもなぁと軌道修正考えてみたり。

「キョウコはんがこのざまやしなぁ……」
「ここでビックリするような刺激が追い打ち掛けたりしてくれると、ヤり過ぎ状態の俺らなんかあっという間にゴールインしちゃうと思うんだけどな」
「……ううっ。ちょっと見せるだけ、見るだけだからねっ!」

とか、オカズになってあげるみたい展開とか。

81引き気味:2009/09/14(月) 22:07:52 ID:wld5XZV20
でもって、

>昔は国会議員だって使ったのよ、と軽口を

ネトウヨにそのネタはどうよ、と(w

82コウイに値する名無しさん:2009/09/16(水) 23:09:54 ID:anzc4ibE0
>脅迫、強要の類は御法度というルール、縛りを作ったシリーズでしたから、こういった展開は無意識に除外しとりました。
なんと言うか強引な一発ネタですいませんとしか言えない、今は反省している。
でもあえてアヘアヘしてる所は描かなかったということでなんとかご勘弁を…。

あっ、あと石川ディストーションギター的なネタはあんまり触れると危ないですよね…今後注意します。ハイ。

83引き気味:2009/09/20(日) 23:17:07 ID:wld5XZV20
>>82

むしろ、アヘアヘしているところが無かったので残念という気が、気が ヽ(゚∀゚)ノ

や、最近思うわけですよ。
どうせ断片断片しか書かないくせに、変に整合性だの設定縛りだのと言って思い浮かんだネタ死蔵しとくなんて、アホらしいと。
たかだかエロネタじゃござんせんか。
リビドーの赴く限り、適当にやりたいようにやれば良いんじゃないかな、と。

84通りすがった人:2009/09/26(土) 05:06:11 ID:tJP0kon60
>昔は国会議員だって使ったのよ
腹抱えてワロタw

85FOX:2009/10/03(土) 03:06:25 ID:kx7neskA0
いつも思うんですが、このシリーズって絶妙なバランスだなぁと。

「少年たちに貪られる美人ママ」というシチュエーションと「たくさんの若いオチンチンを一度にいただいちゃうのが好きな淫母」シチュのバランスがとれていて、一方的というか「まっくろ」にならないでお話が続いていってる気がします。

【全裸でへこへこあとしまつ」する男子ふたりの絵と、むせ返るような栗臭のイメージが並列するアンバランスさとでもいいましょうか。

寝取られだったり母娘丼(未遂)だったり近親姦だったりと、シチュエーションだけ並べるとアレなのに、全体で見ると重くないってのが、このシリーズが長く続いている最大の理由ではないかと最近思ってたりしてます。

すみません。とりとめのないコメントで。

86引き気味:2009/10/04(日) 23:27:29 ID:cvoIxja60
上で書きかけで放り出しているシチュ、一定ラインでアスカに与えている容赦を捨てて過激化させれば、より寝取られ色を前面に出した母娘丼展開なんですよね。仰るとおり。
以前は『ボクのヒミツたいけん』がアクティブだったこともあって、カップリングの使い分けを理由の一つにしていた(私として、ですが)トウジ達と絡ませることも、もうこのシリーズで控えておく理由、そうありませんし。

そこまでやっちゃった時に、果たして今までそう受け取ってもらえていた「まっくろではない」というイメージが続くかは微妙ですが、やはり一応は善意で動いているユイの縛りがある世界という基本ラインが、完全なダークにしてしまうのを防いでるんじゃないでしょうか。

ぶっちゃけ、半角的に言うと「ガキに犯される女」なシチュを私が大好物にしているせいで、半ばユイさんそっちのけで延々書き続けているんじゃないかなと。
元ネタ下さいましたS51さかには、ありがとうございます、ごめんなさい、といったとこですね。
私が書く時、ほとんどユイさんってばヒロインじゃなくてシチュ成立のための小道具扱いですし (;´∀`)

87コウイに値する名無しさん:2009/12/28(月) 20:27:07 ID:/RkDPfug0
ユイ、キョウコの熟女二人とトウジ、ケンスケの少年二人に母子として温泉旅行とに行かせて見ては?
はじめは仲の良い親子だとほほえましく思っていた旅館の従業員が妖しく感じるような雰囲気になり、
さらには親子の組み合わせが解からなくなるほどに母子が入り乱れてベタベタして見せるとか。

88引き気味:2009/12/29(火) 01:33:14 ID:Ebntbb0g0
母と息子だと思っていた組み合わせを疑わざるをえない雰囲気。
そういうのも淫靡ですね(w



 とあるさびれた景勝地の旅館。そこではここ数年、高校や大学の受験を控えたような年頃の少年たちが、母親に連れられて訪れる姿がよく見られるようになっていた。
 旅館の近くにある古いお社。これがおそらく、合格祈願に御利益があるのだろう。そんな噂になっているのだろう。細々とお土産物を売っていた地元商店街の老人達や、めっきり観光客も少なくなって弱り果てていた旅館の従業員達は、こう考えてこの新しい客層を歓迎していた。

 ――じゃあ、もっとこう大々的に『御利益があります!』って宣伝したら、大勢のお客さんに来て貰えるんじゃありませんか?

 そうして、決して多くはないものの、ある程度の親子連れならいつも確実に宿の客になっているという状況が当たり前になった頃。
 まさしく久し振りに、旅館では新しく人を増やそうという話になった。
 それでさっそく雇い入れられた若い仲居が、お参りにいくといって山道に入っていく妙齢の女性といかにもやんちゃそうな少年の組み合わせを見て提案したのが、この言葉であった。
 ところがこの新人には意外なことに、先輩である古くからの従業員達は頷こうとしなかった。
 それどころか、あの手の客にはあまり構ったりせず、適当な距離を保って静かに過ごせるようにお持てなしせよと、聞きようによっては客の放置を勧めるような口ぶりなのだ。
 せっかくの商機なのに、勿体無い。せっかくのお客様達なのに、それでは手抜きではないか。
 憤慨し、納得することなど出来よう筈もない新人だったのだが――。


とか、そんな話でしょうかしらね。

89コウイに値する名無しさん:2009/12/29(火) 19:55:03 ID:Ts95.h7g0
明るく陽気な若い仲居がはりきって世話を焼くうちに、ゆっくりと奇妙な状況に気づいていくのは良いですね。

90呟き:2010/02/05(金) 18:39:21 ID:kLkQxhoI0
ttp://maniax.dlsite.com/popup/=/file/smp3/product_id/RJ053394.html
このサンプル見て、この作品思い出した

91スマッシュホーク:2010/02/14(日) 01:34:20 ID:bsq8wcnQ0
どもです、質問ありましてカキコします。

「転落のアスカ」と題打ちまして管理人様にUPして頂いたのですが、あまりにも誤字脱字多かったですし、文章の長さにバラツキありましたんでUP取り消して章を1〜5、6〜10といった具合に出来ないものかと思いまして問い合わせいたしました。
完全にこちらの不手際ですので駄目元でお願いしましたところもしかしたら此方の不手際認めて再UPして頂ける可能性出てまいりました。
そこで質問なのですが、とりあえず今までUP頂いたところまで校正しましたが結構な文量です。1〜5で381KBとなってしまいました。
ちと多い気もしましたの適正な文量ってどのくらいなのでしょうか?皆様どれくらいで投稿しますのでしょう?
教えて頂けると助かります、でわ。

92引き気味:2010/02/14(日) 09:07:14 ID:Ts/43.jE0
とりあえず、雑談スレあたりで訊いてね……。

93PDX.:2010/02/18(木) 22:41:31 ID:Pjcbg6us0
>>87さん
 貸し切りの家族風呂ですねw

94コウイに値する名無しさん:2010/02/19(金) 09:16:25 ID:grn9iv5g0
いいですね。
入るときに手をつないでいたのとは違う組み合わせで少年の肩を抱いて出てくる女性たち。
女性たちは湯当たりしたのかと従業員が心配して聞くくらいに顔を紅潮させてグッタリしている。
女性たちに代わって答える少年たちの笑顔は妖しく、「大丈夫だよね?」と女性たちに確認を取りながらより強く体を抱いて何かを囁いている。

95タカウジ:2010/04/02(金) 18:52:12 ID:9bSLvU0I0
おひさしぶりです。
「INNOCENT TABOO」および「ヒカリ日記」ファンのタカウジです。
しばらく来られなくてスイマセン。だけどひさしぶりにきたら新作「若尻熟尻五つ咲き、夜の社会体験学習」
が完成していたので読ませいただきました。
まず前から登場希望だったミサト先生が実現したのが嬉しかったです。
そして少女たちも大人の男を体験しますます深みには待っていく感じで。
実は以前話題に出ていたコンプリーツの「ママクラブ」をプレイしてみたのですが、
大人の女性が少年たちを楽しむのがこのイノタブに影響を与えていると実感しました。
イノタブはさらに成人女性たちが少女を自分たちの後継にしようとしている話にも見えます。
(スレ違いかもしれませんがママクラブの二つのルートクラブENDと母親ENDはどちらもよかったです、
後者は横山先生の境遇が少し語られコツンと残るものがありました。あと母は実母の方がなお良かったのですが難しいのでしょうね)

>>87さんのアイデアもいいですね・・・・いわゆる「擬似家族」で。
そこで私も妄想が沸いたのですが
「擬似家族」
①あるマンション(もしくは一軒屋)の表札に男の名前の横にユイと少年の誰か(ムサケイかトウジかこの話のみの新キャラかとにかくシンジ以外の誰か)の三人の名が
書いてある。
②少年がユイに「母さん」とか「ママ」とか言って3人家族の日常風景が描かれる
(男はもちろんゲンドウではない)
③男とユイのSEXシーンのあと少年とユイのSEX・・・相姦プレイ
(男とのSEXシーンはなくても可)
④そしてそれらの一部始終が映像に取られ、それを見せられるシンジ

という母親寝取られ風なユイさんの遊戯。
父親=夫役をどうするるかが悩みの種ですが、例えば今回の店の店員を雇った
とか。
こういう「擬似家族」ネタは一度見てみたいですね。

長々と失礼しました。

96タカウジ:2010/04/02(金) 19:13:11 ID:9bSLvU0I0
>>95を投稿した後にその「擬似家族」ネタの追加を思いつきました。
父親=夫役と息子役の少年は本当の親子であり、父子家庭でもなくちゃんとした
妻・母親はいる。
その母親がユイたちの遊戯仲間である(本当の父子家庭にしたら、少しその少年がかわいそうに思えたので)。
ポイントはそのために作った表札をわざわざ写した男の姓名の横にユイと少年の名が書かれている。
シンジにとってはユイさんが自分を残して子持ちの男と再婚したようなシチュです。
もちろんその映像はその相手の妻も見ることになり彼女にとっては夫が息子を連れて他の女と再婚シタというシチュ
になるわけです。

97タカウジ:2010/04/02(金) 19:16:09 ID:9bSLvU0I0
×ポイントはそのために作った表札をわざわざ写した男の姓名の横にユイと少年の名が書かれている
○ポイントはそのために作った表札をわざわざ撮影するということ。
男の姓名の横にユイと少年の名が書かれているそれを。

98PDX.:2010/04/09(金) 14:53:58 ID:FNd6R83s0
 相当大きな分岐じゃないでしょうかねそれは。
 大人の女性のユイさんが、幼い少年を恋人や夫のように扱う背徳感が薄れてしまいそうで。

99コウイに値する名無しさん:2010/04/10(土) 10:45:07 ID:NQ97vk1s0
親から反対されてるとか理由有りのがカップルが、エキストラを雇って結婚披露宴で家族・親族や友人を演じさせるなんてこともあるそうですね。

100PDX.:2010/04/23(金) 14:26:48 ID:hfcmnzGQ0
 過去のシリーズを読み返してみて思ったのは、目の前でムサケイと絡むユイさんを目の当たりにするシンジよりも、シンジくんは契約してないからここからはダメだよ、と締め出された場面の方が刺激的と感じたという点かなぁ。
 私が夜の披露宴を書いたのもその影響だと思うし。
 直接目の当たりにできない疎外感やそこからくる嫉妬という方向性で考えてみようかしらん。

101タカウジ:2010/04/30(金) 19:59:30 ID:u7HSZQbQ0
>直接目の当たりにできない疎外感やそこからくる嫉妬という方向性で考えてみようかしらん。

それ良いですね。
ぜひお願いします。

102コウイに値する名無しさん:2010/05/07(金) 07:18:11 ID:0Rb4yKI20
>直接目の当たりにできない疎外感やそこからくる嫉妬という方向性で考えてみようかしらん。

壁に耳をあてて必死に聞こうとしているシンジくんを想像した

103PDX.:2010/05/08(土) 17:09:40 ID:UYOcsJy.0
>>102
 やっぱそうなりそうですw
 ただ、それだと断片的に漏れてくる言葉でシンジが妄想して興奮できる内容じゃないといけないので、少年たちに何をやらせようかと、そこで苦戦しとります。

104コウイに値する名無しさん:2010/05/09(日) 15:23:39 ID:sDMUGF.60
シンジ、今オナニーしているだろ?って少年たちに言われる
俺たちはアスカの中に入ってるけどシンジは自分の手だぜって笑われる

105PDX.:2010/05/18(火) 13:39:38 ID:vFQcpErg0
>>104さん
 あれこれ考えていますがまだいいのが涌いてこないですw
 ドア越しに聞える言葉の断片からシンジがあれこれ妄想するけど、実態はさらに斜め上だったとかいうのが理想なのですが、やはり難しいというか。

 あと違う方向性だと、ドアの外に締め出されることが何度かあって、それがだいたい月に一度だということにシンジが気付いて、危険日に種付けのために……ということに思い至るまでの過程とかそういうシナリオもあるかもしれません。
 ヒロインをユイさんにするか、アスカや他の娘にするかでも変わってきますし。
 あるいはこのシリーズ以外というのもありかも。

106引き気味:2010/05/19(水) 01:32:21 ID:wztNKjCs0
こっち系のネタですと、私は最近、縁談が大分進んだ段階での洞木父とユイのデート中、シンジサイドなんてネタ考えておりました。

まだ洞木家の秘密はシンジには明かされていない状態。
両家の家族そろって食事でもして、それから『あとは若い者同士(?)で……』となったシンジと姉妹たちの会話の裏。
どんな話をしているのだろうとまるで想像がつかないでいるシンジと、すでにユイを篭絡したことを自慢げに聞かされている娘たちの温度差、なんて感じで。
ここに、親同士の再婚なんてデリケートな事情を抱えた思春期の少年少女、両方の橋渡しが出来る人材としてアスカが呼ばれていた、しかしアスカも何も知らないでのんきなことを言っているシンジに合わせてみせながら腹の中では〜というシーンがあると面白さげかなとか。

これもまた、シンジは蚊帳の外ってネタですね (;´∀`)

107コウイに値する名無しさん:2010/05/20(木) 08:20:45 ID:vw4t8RxY0
女の子はスライド・ショー
男の子は校庭でドッジボール
締め出しと言うので思い出しました。

108タカウジ:2010/05/25(火) 21:00:55 ID:i3Wk5C.20
PDX.様、引き気味様どうもです。
私の好きな両シリーズの話題が出ていてうれしかったです。

実のところ洞木父とユイの再婚前後の話はすごく見たいとずっと思ってきました。
で、思うのですが「シンジがユイさんを寝取られる」ということにテーマを絞ったとすると
ヒカリ日記では(今まで何度も書かせていただきましたが)ドロっとしてジメっとした空気
の中で、しかも洞木父が絶対支配者となる魔窟・洞木家の中でシンジは母の情事を見るという感じになるかなと思う一方、
イノタブはカラッとしたHな話と感じていますので
>>95の「擬似家族」ネタ・・・シンジはビデオでその様子を見るというやつですが
それもあくまでプレイの一種でありヒカリ日記で「シンジがユイさんを寝取られる」
とは全然雰囲気の違うものになると思うのです。
ちなみにビデオネタはオフシーズンビーチ2が印象に残ったので、またああいうのを見たいなと思った訳です
(ビデオを通じて母の艶姿を見る)、そしてシンジは「相変わらず、母さん・・・凄いな・・・」
という感じでビデオを見る・・・おまけに擬似家族でユイさんが自分や父以外の男と子供と家族をやっているのですから
シンジの寝取られマゾっ気を刺激する・・・と妄想しました。

どうも取り留めのない話でスイマセン(汗)。
ところでここまで書いて・・・・「シンジがユイさんを寝取られる」という同じテーマで、
しかも退廃的なところもあるHになると思うのですが、それでも妄想する両シリーズにおいて
作品の感じが明と暗 乾いた・湿った というイメージとなり・・・・やっぱりこの二つを並べて読むのが私は好きなんだなぁ
と改めて自覚しました。

109タカウジ:2010/05/25(火) 21:06:01 ID:i3Wk5C.20
×それでも妄想する両シリーズにおいて作品の感じが明と暗 乾いた・湿った というイメージとなり・

○それでも両シリーズにおいてそれらユイさん寝取られの作品が実現したときを妄想すると
作品の感じが明と暗 乾いた・湿った というイメージとなり・

110タカウジ:2010/05/25(火) 21:27:24 ID:i3Wk5C.20
(たびたびスイマセン、あと一つ・・・108で上手く言えなかった事が頭の中で言葉になったので)

つまりイノタブのシンジはユイさんが他の男性・少年たちとSEXして寝取られても
自分は母に捨てられたのではない+母さんが身も心も支配され自分のことがどうでも良くなった
とは思っていないと思うのです。

P・S
寝取られにおけるビデオネタは直接現場を見るのと違った興奮と画面の中なので目の前なのに
手も足もでないもどかしさがあり、読み手は余計に興奮するというのがあると思うのです。

今度こそ失礼します。

111PDX.:2010/05/26(水) 10:32:46 ID:.WMv3XRQ0
>>110
>つまりイノタブのシンジはユイさんが他の男性・少年たちとSEXして寝取られても
>自分は母に捨てられたのではない+母さんが身も心も支配され自分のことがどうでも良くなった
>とは思っていないと思うのです。

 この点は同意します。
 ただ、少年達と自分が同格に扱われないという疎外感ですね。
 逆にいえば、親子だからそうなるユイさんと違い、アスカやレイ、マナ相手にこういう状況に立たされたらまた感慨が違うかと。
「夜の披露宴」ではアスカが妻になっているので、これまた違う状況ですが。

112PDX.:2010/05/26(水) 11:53:49 ID:.WMv3XRQ0
>寝取られにおけるビデオネタ

「リアルタイムだけど場所がどこかわからないので止めに行けない焦燥感」とか
「過去の映像なので止めようがない焦燥感」とかも出せますしね。
ネットなどを介した拡散というネタもありますし。
使い方次第ではもっとバリエーション出せないだろうかとも思いますが、う〜ん。

113タカウジ:2010/05/26(水) 22:54:10 ID:HiiiQ9jE0
PDX. 様 レスありがとうございます。
「自分は母に捨てられたのではない〜」の件ですが、
まず母親寝取られモノにあるパターンの一つで、母が外に男を作って息子を捨てて駆け落ちみたいな展開
山文京伝さんの漫画「山姫の実」シリーズで一番有名なOVAにもなった真砂絵編なんて、そんな感じでしたし。

で、イノタブのシンジの場合
>少年達と自分が同格に扱われないという疎外感
は、あると思いますが、彼は母ともSEXしてるしなによりもユイさんに対し
自分を捨てることはないと思っている・・・・だからこそ母自分以外の男との淫乱な艶姿をみても一方で楽しんでいる。
またそれがイノタブの醍醐味の一つだと思うのです。
私の書かせていただいたビデオ・擬似家族ネタを(あくまでも)例としてですが
あれがホントにシンジを捨てて、寝取った男とその子供と家庭をマジで作りそのビデオを送ったら
シンジは壊れかねないし・・・・いやそれ以前にイノタブでなくなると思うのです。
だから疎外感はあるけどあくまでプレイとか、そしてイノタブ・シンジはムサケイに
怒りや恨みを持っていないと感じるのです。
ですから将来、シンジはマナとアスカ・レイはムサケイとそれぞれ結婚して、
その戸籍の上の三家族の男女6人にユイさんを加え子供も父親は必ずしもその戸籍上の夫であるとは限らないみたいな、
つまり事実上男三人・女四人で一つの家族をなしているというのもイノタブならありかなと
以前提案させていただいたことがあります。
もう一つ、以前DeepOne様が書いてくださったシンジはあくまでユイさんとの母子夫婦を望み
選ばれなかったアスカとレイはムサケイと結婚して子供を作るみたいなENDもありで、
つまりゲームみたいに複数のENDがイノタブにはありで委員でないかと思っています。
(ちなみにそのDeepOne様END大事に残してあります)

そうなるときになるのは、これもぜひ見たいと思うヒカリ日記・・・・ユイ・シンジがあの家庭内狂宴一家の洞木家
の一員になる話はどうなるか・・・・が予想しにくいので楽しみであるのですが・・・
母は再婚したのであって駆け落ち・行方不明みたいにシンジを捨てたわけでない
シンジが見るのはあくまで母と義父の夫婦のSEXなのですが・・・おまけに義父の義父の娘であると同時に
子を作るほどの義妹となるヒカリたち三姉妹の関係は・・・・+イノタブと反対の作品の空気・・・
う〜んどうなるか予想がつきにくいので、また楽しみではあるんですよね。

114タカウジ:2010/05/26(水) 22:58:47 ID:HiiiQ9jE0
×複数のENDがイノタブにはありで委員でないか
○複数のENDがイノタブにはありで良いんでないか

115引き気味:2010/05/27(木) 00:06:23 ID:8tPiZHl.0
>>108 タカウジさん

「疑似家族」、というネタ。これを聞くと私が即思い出してしまうのは、私のエロ文趣味開眼を決定付けた方に違いない官能小説家、館淳一氏の作品の一つであったりします。
もう随分読み返していないので記憶もおぼろですが、売春をやっている熟女と若い女の子、二人が母子という役割を演じ、そして客の男性を夫、父として振る舞ってのサービスを提供するという話があったように思うのです。
も少し展開としては色々あった気もしますが、まぁそんなものです。

ベタにこれをエヴァキャラでパロってしまうのなら、ユイとレイの疑似(?)母子が、DV気味にエロ断罪厨と化したシンジによって「ウリ」をさせられてしまうだとか、その上がりを跳ねてアスカと遊び暮らしているAEoEだとか、そんなんなのかもですが。
でまぁ、スレに沿ってイノタブ世界準拠でやると――。


 ある日のレッスン、ムサシが勝ち取ったユイ約束のスペシャルご褒美。
 小学校が終わり、期待に鼻の穴を膨らませてダッシュで下校の道を走り、『ただいま! ママぁ!』と飛び込んだ家はムサシの自宅ではなく、その碇ユイが一人息子のシンジと暮らす家だった。
「おかえりなさい。……ふふ、“ムサシ”」
 台所で夕飯の支度をしながら出迎えてくれる、いつものムサシの先生。白い清潔なエプロンを付けた家庭的な後ろ姿に存分に抱きついて、美人すぎるこの人の甘い薫りとやわらかな肢体、そして弾むバストとヒップの揉み心地を堪能する。
 彼女が自宅で開く英会話教室の生徒として通い慣れた家ではあるし、レッスンのインモラルな実態を通じて幾度も許してもらってい事と内容自体は同じ、エッチなじゃれ合い。だが、今日は違うのだ。
「えへへぇ」
 ぎゅーっと、自分の母親よりずっとずっと若く見える美人先生の胸元に顔を埋め、そしてそこから間近に見上げる。
「あらあら、甘えん坊さんね」
 優しげなほほえみの唇に差されているのは、目立ちすぎない自然な色の口紅。
 こんなところがつくづくこの先生は上品で。高級住宅街でも何でもない、こんな「フツー人」の自分たちなんかが暮らしている同じ町内に住んでいたこと自体信じられないような、「近所のおばさん」と呼んでしまうのはあまりに躊躇われる、魅力的すぎるところなのだった。
 そして今日は特別。特別な一日なのだ。
「えへー。ねえ、ママぁ」
「なにかしら、ムサシ」
 むさし、と呼んでくれるその素敵な声。ムサシ君、でもなく、ちょっと厳しい声で注意する時のストラスバーグ君でもない。
 そうだ、今日の先生は「先生」じゃくて「ママ」。一日、一晩、ムサシのお母さんなのだった。

――なんて感じで、母として息子として同じ屋根の下での一晩を過ごせる権利、これを手に入れたムサシの甘え放題やりたい放題の巻って感じでしょうか。
この間もちろんシンジは余所に預かりってことで (;´∀`)

116コウイに値する名無しさん:2010/05/27(木) 00:10:45 ID:TUQnC4as0
個人的に、
ユイさんが子供の集団に敗北 
子供たちに、罰ゲームのお仕置きと称して,きついSMをされる
さらにSMで耐えられなくなくなっって、契約を都合のいいように書き換えられるって展開がみたいです

117引き気味:2010/05/27(木) 00:13:40 ID:8tPiZHl.0
余所にお預けのシンジをどうしたもんかなと考えて、ふとムサシが勝ち取ったスペシャルご褒美を取りっぱぐれた他の生徒達同士ってことで、寂しくトウジやケンスケといつぞやの野っ原でテント張って飯ごうご飯食ってる図を思い浮かべてしまったり。
『今頃ムサシのやつ、ユイさんに……』とかボヤくケンスケに、『いちいち言うなや、折角の飯がマズくなるやないか!』とか不機嫌にぶつくさ言っているトウジとか、だまって陰気にしているシンジなんて図が容易ににに。
ここでさらに、ユイさんの体の抱き心地、犯し心地を、どこでシてもらうのが一番かとか下ネタトークで言い争い始めたりしていると、更に寝取られ負け犬感が漂ってくるんじゃないでしょうか。

118コウイに値する名無しさん:2010/05/27(木) 08:40:00 ID:c4Vi9WBg0
家庭教師のお兄さんと言う役を与えられて、途中で「はい、さようなら。」と自宅を追い出されるなんてのもありでは?

119タカウジ:2010/05/27(木) 18:16:10 ID:sPAi5XvE0
>>115
引き気味様、それいいです! 
いやものすごく気に入りましたよそのシチュ!(これを聞いただけで興奮してきました)

シンジの立場と居場所ですが・・・(あつかましいかと思いますが)私個人の希望としては
とにかくシンジにはそのユイさんとムサシの擬似母子の様子を最後までその肉眼で見させてやりたいのです。

・・・・そこでです、
A)その様子をビデオに撮って後日見るのビデオネタ。
B)シンジはそのスペシャルご褒美の最中にはユイ×ムサシ母子の家に居候している他所の子扱い

個人的にはB)の方が興奮しますが、
シンジが可哀想+彼の興奮度もMAXになるだろうから、どうするかが心配になり
そのユイ×ムサシ母子の本番が最後まで終わったらアスカかレイと会うというのは?
(もちろんユイさんはそこまで見越して少女たちに連絡済だったとかならどうでしょう?)

勝手な妄想スイマセン、ですが>>115の文章を見て本当に興奮し、
ぜひこのスペシャルご褒美を作品化していただきたく思い書いてしまいました。
細かいところは言うまでもなく例えばA)の方が良いと思われるのでしたらそちらでも結構です。
全て引き気味様にお任せいたします。
どうか作品化をお願いします。

120タカウジ:2010/05/27(木) 18:21:53 ID:sPAi5XvE0
追記
それともあくまで
>母として息子として同じ屋根の下での一晩を過ごせる権利
でシンジは他所預かり及びビデオなしなら、アスカかレイの家にいるとか。

121引き気味:2010/05/28(金) 01:02:19 ID:K1BvVLEU0
>>110 タカウジさん

>寝取られにおけるビデオネタは直接現場を見るのと違った興奮と画面の中なので目の前なのに
>手も足もでないもどかしさがあり、読み手は余計に興奮するというのがあると思うのです。
 
エロネタの受け手である立場から、こういった「既にもうどうしようもない過去の寝取られ的経緯」ネタをどう感じるだろうかと、ふと考えてみて。
たしかに似たようなネタ、今までに呼んだりした中に結構思い浮かぶ物は多いんですよね。
実は自分の母親、親たちも行っていた背徳的な行為の記録をふとしたことで見付けてしまって、近親相姦のための脅しネタに使ったりですとか。
逆に近親相姦禁忌に躊躇う息子を説き伏せるために、自分が若い頃に家族と耽っていた行為の記録を持ち出してくる母親ですとか。
ガールフレンドが寝取られた後で送り付けられてきた調教記録といったパターンや、疎遠になっていた幼馴染みの変貌の記録をネットで見付けてしまったなんてパターンも、わりあいよく見ますよね。

ただこれを書き手として扱うならどうするかと思うと、例によって変化球にしたくてしょうがなかったり、むしろ変化球にでもしないと今更自分で書くってのもなぁ……とか思っちゃうんですよね。
今までに実際似たネタ書いてなかったっけ? というセルフ突っ込みも頭の隅にあったりもするのですが。

――で、2分で考えたソレ系案。

 いつ頃からか、行き違い、疎遠になってしまったガールフレンド。間違い無く、「ガールフレンド」と特別な呼び方をするべき間柄だった筈の、アスカ。
 しかし今はシンジでは話しかけるのも躊躇われるような、自身を華美に飾るのも――いっそそれは派手すぎるというような、きついメイクをする女性となっていた。
 あれはほんま、女王様ってやつやでと、友人などは言う。あれは昔から考えても納得のいく成長の仕方なのだと。
 しかしシンジにはそうは思えなかった。
 アスカはたしかに高飛車で、目立つ服装をしたり行動をするのが好きな、そんな女の子ではあったけれども。少なくとも、夜の盛り場に何人も男を引き連れて、あからさまに酔って歩くようなことをする子ではなかった。

 ――なにがあったのだろう。
 話をしなくなったのは何時ぐらいからだったか。
 なんとなく距離を感じるようになって、それを寂しく思って、でも何もせずにいた。そんな間に、だんだんとアスカは変わっていったのだろうか。

 ある日の、思いも寄らぬ偶然のすれ違い。街中をけたたましく笑いながら行く現在の彼女を会社帰りに見かけたシンジは、それからは仕事中にもふと思い出しては集中を欠くようになるほど、昔のガールフレンドの今が気になってならなくなっていた。

 そんなシンジは夢を見たのだ。
 紅い瞳をしたどこか懐かしい、知らないはずなのによく知っているはずだと感じる、そんな女の子が語りかけてくる、不思議な夢を。

 ――後悔、しているの?
 
 昔身近なものであった気がする静かな声で、彼女が尋ねる。
 そう、その通りだ。シンジは昔を思い出し、かつてさんざん悩んだ末、忘れてしまうことにしたその後悔を、いつしかこの不思議な少女に向かって素直に吐露してしまっていた。

 ――なにを望むの?

 やり直したい。
 こんなさびしいことになってしまうのを、願っていたわけじゃないんだ。
 叫ぶように打ち明けたシンジは、そして――。

 気がつくと、彼はあの頃に舞い戻っていたのだった。
 懐かしい第3新東京市。父がいて、母がいて、電話越しでなく友人達といつでも語り合うことが出来て、そして彼女がいた、あの第壱中学に通っていた頃に。

122引き気味:2010/05/28(金) 01:10:48 ID:K1BvVLEU0
――で、学園生活の裏でイケナイ欲望を腹に、学園一の美少女アスカを穢しちゃおうと罠とか張って色々やらかしちゃってた冬月先生とか渚先輩とかとのあれこれを目撃してしまったり。
どうして打ち明けてくれなかったんだよと詰め寄って傷付け合うだけの喧嘩をしてしまったり。
なんとか助けなくちゃとかけずり回って、時には「前歯、屋上」とか男気奮ってみたり。
そんなこんなで、ケバケバしい不良系女子になりかけてたアスカを無事校正させて、色々あったけどボクはアスカのこと、嫌っちゃったりは出来ないんだ的な口説き文句で良い仲にこぎ着けたりしちゃうわけですよ。

――えらい長い、夢の中で(死

目が覚めると、当然傍らに紅茶色の良い香りがするブロンドの女の子が寄り添っていたりなんてことは無いわけで。
いつものように身支度をして出勤し、人の話聞いてないで何仕事中にボサっとしてやがんだよとかしかられて、ぐったりと家に帰ってきて――着替えながら付けたTVの中に、夢の中の登場人物だったはずの某犯罪者の愛人としてワイドショー番組の中に登場しているアスカの顔写真を見かけて、呆然と立ち尽くすんですな。
そんなどうしようもない夢落ちネタ (;´∀`)

123引き気味:2010/05/28(金) 01:17:21 ID:K1BvVLEU0
……ん、件のネタをこういう形式で変化球にするなら、神様っぽい雰囲気出していろいろ語りかけてくれちゃうレイに、過去のシンジが知らなかった寝取られ現場を幻のごとく見せられて、そこに「これはもう起きてしまったこと、もうどうすることもできないわ」とか干渉出来ない葛藤シーンを設けた上で、それでもどうにかしたいんだと叫ぶ→逆行する→過去に戻った→やり直せる、アスカの運命も変えられるんだと奮い立つ、なんて展開が要りますやね。

124引き気味:2010/05/28(金) 01:25:53 ID:K1BvVLEU0
>>111 PDX.さん

イノタブ設定のユイ−シンジ関係だと、一対一の近親相姦ネタありがちの母親なのに息子なのにといった悩みから一歩も二歩もすっ飛んだところに、ムサシ達実の息子では同じ所までいけない関係をユイと結んだ少年達というライバルですらない相手達がいますからねぇ。
定番の思考だと嫉妬の対象であり、主人公を奮起させたり暴走させたりする要素なんですが、この話のシンジはといくと……。
勝負を捨てたのか考えもしなかったのか、どうしようもない感じの別方向でそのやるせなさを昇華させちゃってますよね。

125引き気味:2010/05/30(日) 15:29:15 ID:BI.Dooqs0
>>113 タカウジさん

イノタブと洞木日記。どちらも展開が進んだ時点でシンジはユイとアスカと関係を結び、また同時にそのどちらをも別の男に抱かれてしまっている、つまり寝取られた状態なのですが。
私の感覚だと、イノタブはそれでもシンジにどこか甘い世界、洞木日記はサドい世界だと捉えてたりします。
主導権をそれぞれで握っているユイと洞木父、両者のシンジに対する立場の違いでしょうかね。
ユイはシンジを(へんてこに)愛していますけど、洞木父にとってシンジはどうでも良い存在、精々が自分のエロライフ上におけるスパイス程度のものなのでしょうし。
あとは、変態なりに自分から動いていくイノタブシンジと、流されるばかりで無力感がまず漂う洞木日記シンジの違いもあるのでしょう。

126引き気味:2010/05/30(日) 15:34:15 ID:BI.Dooqs0
>>116
私はまだあまりネタにしてないタイプですかね。弱々しく、貪られる存在のユイさんというのは。
設定上で、実際には書いていないとはいえ、『洞木日記2』がそういうユイさんの物語なのでしようけど。
素の状態から蹂躙され、屈服させられていくユイさんならFOXさんが色々と書かれていますが、あえて淫乱見母のユイさんでその展開となりますと、自らが育て上げた子供達が、やがて自分でも制御の効かない怪物に育ってしまった――という構図のものになりましょうか。
無敵すぎるキャラだったユイさんが心底に屈服し、屈辱に塗れてマゾ性に酔いしれる。そゆのもエロではありますよね。

127PDX.:2010/05/31(月) 21:30:01 ID:/1SmIrAQ0
>>124 引き気味さん

 その斜め上なやるせなさが斬新だったというのは間違いなくあるような。
 あと、こんな役回りがシンジには妙に似合ってしまうというのも。

128引き気味:2010/05/31(月) 22:44:41 ID:MN6/GLuM0
今まで、結果として被虐趣味に開眼してしまうアスカ達というネタは何度か使ったことがありますけれど、意図して教え込むってパターンもやはり、この話のユイさんだとあるんでしょうかしらん。
とか思ってみたりなう。

ムサシやケイタは勿論、それだけじゃちょっと候補が足りないのでトウジやケンスケも入れた中から、「この相手にだけは辱められたくない」という相手を選ばせて、というシチュ。
そんなことを考えていたのですが、しかし同時にその場合、ユイもまず先んじて手本を見せるって展開になりそうなんですが、これが何気にこの無敵ユイさんだと難しいんですよね。
ここしばらくのスレの流れでありましたように、ここでだけユイさんが自分の時の過去のビデオを見せるという手もありましょうし、あのユイさんが徹底的に逆襲をくらって屈服した話を持ってくるというシチュもまた面白げでございますが。

129コウイに値する名無しさん:2010/06/01(火) 01:39:37 ID:Ks2n8OXs0
>>126
わざわざ返信してくれて、ありがとうございます

130PDX.:2010/06/01(火) 14:30:20 ID:qrDfOxb60
>>128 引き気味さん

 被虐趣味を意図して教え込むというのが騙し討ちや強要だとするとこのシリーズのユイさんらしくないけど、うまく少女達の好奇心を煽って……という方向ならありかもしれませんね。
 そこに至るまでのシチュエーションを考えて既存の部分と乖離しすぎるようなら、新しい設定を作ったほうが楽になるかもしれませんけどw

131引き気味:2010/06/02(水) 00:37:44 ID:5Bxs5DDg0
そう、騙し討ちや強要がご法度ですから、あくまで事前に説明し納得してもらってからってプロセスが要るんですよね。
それはそれで大変ですが、一方でそこクリアしてしまえば、マゾ調教に自分から飛び込んでいくアスカさんなんてハァハァのシチュになるわけですが。

まぁ、私が考えつくのは例によって、密かに被虐の悦びを覚えていたアスカにそれ指摘するところからはじめて、ユイが自分の場合はと実演して見せつつ、言葉巧みに興味をかきたててやったり、により高いステージ(笑)での修行に素直に挑むレイへの競争心を刺激してみたりで丸め込むと言う、詐欺師展開なわけですが (;´∀`)
この場合、書き手が頷かせなきゃいけないのは寧ろ読み手ですよね。
いくらなんでもその理屈は無いわーとなってしまうと、エロスも半減ですし。これは

132PDX.:2010/06/02(水) 10:06:24 ID:5tL9rX720
>>131 引き気味さん

 超展開を避けるためにはいろいろ工夫しないといけませんしね。
 とくにイノタブの場合本編以外にもいろいろネタがあるぶん、考慮しないといけない背景も多いですし。

133コウイに値する名無しさん:2010/06/02(水) 20:57:58 ID:YRQQjZ0M0
緊縛講習会&撮影会でユイが緊縛モデルを務めることになり、手伝いをアスカとレイに頼むというのはどうでしょうか?
会場の準備だけで講習会が行われている間は隠し部屋でそれを見ているか、アシスタントとしてアイマスクなどで顔を隠してその場に立ち会う。
講習会の前にSM関係の展示が充実した秘宝館や蝋人形館などに遊びに行くなどのワンクッションを置いたほうが良いと思います。

134タカウジ:2010/06/06(日) 09:21:59 ID:bNYHZXC60
引き気味様。
えーと、やっぱり私は>>115のユイ×ムサシの擬似母子の話が見たいです。
>>115の予告といいますかプロモーションを読んだときから興奮しましたが、
時間がたつほどに、シンジとタイプの違うムサシとユイさんの母子プレイが
いよいよ見たくなりました。
二人がそれをしている間シンジはどうするのか等はすべてお任せいたします。
どうか>>115の「ユイ約束のスペシャルご褒美」の話を作品化してくださいますよう、
よろしくお願いいたします。
(大変あつかましい書き込みをさせていただきました・・・・)
では、これにて。

135コウイに値する名無しさん:2010/06/06(日) 15:35:38 ID:OJrECocI0
タカウシ゛様
そこまで妄想が膨らんでいらっしゃるなら、御自分で書いてみたらいかがでしょうか?
皆さん自分の読みたい話を書いている内にエロ作家になられた訳ですので・・
これがデビューのチャンスかも知れませんよ。

136タカウジ:2010/06/12(土) 00:17:03 ID:UqkSr/R.0
あ〜、どうもです。
前便の後PCが壊れまして・・・今日ようやくここに戻ってこられました。

う〜そんなに妄想膨らんでるとは自分では思えないんですよね。
まず今までの作品でムサシの縦横無尽ぶり+それに右往左往されるアスレイを見続け、
年上の中学生少女を手玉に取るムサシがユイ先生と疑似母子を演じる・・・これはすごく興奮するので
ぜひ作品化をお願いしますと書かせていただいたのですですが・・・・・。
>二人がそれをしている間シンジはどうするのか等はすべてお任せいたします。
と書いたのも、むしろ私が注文をつけて作者の方を書きづらくしているのではないかと心配したためです。
ですから私はイノタブファンの一読者として>>115を作品化していただき、それを心待ちするものでして
>この間もちろんシンジは余所に預かりってことで (;´∀`)
に対しシンジはそれを肉眼で目撃するのを希望と書いて、書き手の方の気を無くさせたのでは?
とすごく不安になっているのです・・・・・。
とにかく読者としてムサシがユイに『ただいま! ママぁ!』、ユイが「おかえりなさい。……ふふ、“ムサシ”」
というシチュが作品化されるのを心待ちしているのです。

137コウイに値する名無しさん:2010/06/19(土) 20:23:00 ID:Zz/c9OIw0
夫婦ごっこも有りでは?
その場合の相手はユイのほかにアスカやレイというパターンも

138S51:2010/06/21(月) 00:49:55 ID:k3yaCGIE0
みなさんお久しぶりです。
私の女性に対して魅力を感じるところや興奮するポイントがタカウジさんとけっこう近いものがあるかもしれません。
>>115みたいなの好きです。
タカウジさんの妄想世界もぜひ覗いてみたいですねえ。

139コウイに値する名無しさん:2010/06/21(月) 12:23:17 ID:gpZp2pGg0
>>138 S51さん
 お久しぶりです。
 もしかして1年かそれ以上ぶりですかね?

140PDX.:2010/06/21(月) 12:23:50 ID:gpZp2pGg0
 おっとっと、またやってしまったw

141S51:2010/06/21(月) 23:08:03 ID:k3yaCGIE0
>>139
いえ書き込みはご無沙汰かもしれませんが、いつも皆さんのイラストやSSを拝見させていただいているのです。
ここしばらくは新劇場版の公開もあり、エヴァ熱も再開気味です。

142PDX.:2010/06/23(水) 10:35:21 ID:ZTrk1uF.0
>>141 S51さん
 なるほどw

143引き気味:2010/06/24(木) 05:59:11 ID:G8P47gEI0
>>141 S51さん

や、ご無沙汰でございます。
なんかもう、S51さんが顔を出されない間に凄い勢いでこのシリーズ、好き勝手やっちゃってますが(特に私、アスカやレイがメインですしね)、元ネタこさえた方としてはどんなもんでしょうかね?
なんか違う……とか、そんなんだったりしますと流石に申し訳ないのですが (;´∀`)

144S51:2010/06/24(木) 22:23:12 ID:EwYVItlM0
>>143
元ネタとはいっても、もともとがエヴァの二次創作なわけですし、そこは気になさらずにどんどん自由にやるのがイイと思います。
エロ話って自分の予想を超えた展開に驚いたり興奮したりするのがいちばん楽しいわけですから。

145引き気味:2010/06/27(日) 03:42:23 ID:nPHmy7jM0
『INNOCENT TABOO, case Asuka & Rei』

〜わりと極まった頃の話、を書こうとして、導入段階でお腹すいてもういいやと思ったところまで〜

 背中からのし掛かられ、ベッドシーツに押し付けられた乳房は、次に横向きに転がされた途端、圧し潰されていたさっきまでなどまるで無かったことのように律動的なシルエットを取り戻す。
 ふるん、と。
 先のとがったレモンを思わせて瑞々しくふたつ、左右に弾んで揺れる。
「あンンッ。もうっ」
 乱暴に扱う手指がすぐに絡みついて、とろけそうな乳白色のバストへ荒っぽく指先を食い込ませてきても、ただやわに握りつぶされずに押し返す、若く健康的な弾力がそこにある。
 だからなお余計に力をこめて、こね潰そうとしてくるのだろう。たまらない揉み心地であるはずだ。
 およそ紳士的ではない指の隙間に挟みにじられている乳首の色は、美しいローズピンク。さんざんにいじめられているから、常よりも紅かろうか。
 そして当然、その充血した有様は常よりも一層敏感になっている証でもある。
 シーツの上に派手に皺を作り、いっぱいに肘を突っ張らせた両腕がわなわなと裡にとどめておけぬ昂ぶりを表して。自ら振り乱した金糸のブロンドに溺れながら、つややかな唇は顎を跳ね上げ跳ね上げ、息を散らす。
「あッ、――ハ、ァぁああっ……!」
 大きく喘がせた白い喉首には、流れ落ちる玉の汗。
 何度唇を噛みしめようとしても、追いつくものではない。彼女の淫らな絶頂を告白する叫びは、しっかりと防音を施された碇家のベッドルームに何度も繰り返して反響していた。
 そう、何度も何度も。
 今までを合わせて数えるのが、ばかばかしくなる程に。

 あどけないばかりの幼さからは脱皮しかけていて、けれど未だ女性としての完成の途上にある年頃。惣流アスカは14歳。
 まだ手も足も細い。お尻まわりにもむっちりとした色香などは足りていない。
 そうであろうと、更に幼く――こちらは本当にまだまだあどけない顔つきをして、そのくせ手付き態度は一人前にアスカを組み敷いているムサシよりは随分と大人びて、女らしく胸も豊かに育ちだしてきた。そんなアンバランスさの上にある美少女。
 中学でも飛びっきりの人気アイドルであるアスカが、日焼けの濃い健康野生児然とした顔の小学生、ムサシと、大人顔負けのセックスをするようになって随分経っていた。

 ◆ ◆ ◆

「ま、待ちなさいよ……」
 ハッ、ハッという荒い息の下でアスカは言った。
 彼女はもうすっかりグロッキーの体で、キングサイズのベッドに汗みずくの全裸を大の字に広げていた。
「休憩、休憩よ。もう、これ以上は付き合わないからね」

146引き気味:2010/06/27(日) 03:42:38 ID:nPHmy7jM0
「えー?」
 日欧の血が入り交じった滑らかな肌に舌を這わせて、シーツまでをぐっしょり濡らす美少女の汗と、直後の過敏さでぞわぞわと身悶えるのを愉しんでいたムサシが口を尖らせる。
「へとへとなのよ……!」
「ミサト先生みたいなこと言ってさー。おばさんくさくない? まだ若いのに」
「ええ、ええ、若いわよ。ピチピチだわよ。あんたらの方がおかしいの」
 見なさいよと自棄糞気味に掠れた声を上げて、彼がのたくさと退いた足の間を指し示せば、ペニスが抜けていった後の膣口をひくひくと晒したそこは、すっかり粘膜を赤く腫れ上がらせていた。
 紅茶色のヘアが濡れそぼつ恥丘のふくらみ自体も、似たようなものだ。西洋系の肌が白いだけに、赤みが目立つ。
 炎症とまではいっていない感じだが、なるほど確かにやり過ぎに見えよう。
「あー、これはねぇ」
 本来、少女の方から異性に見せつけるなどありえないアスカの羞恥の根源を覗き込んでおいて、ただムサシは肩を竦めてばつの悪そうな顔をするだけ。
 そうかと思うと、誤魔化す風で大仰にぽんと手を打ってみせた。
「あれだよ、ほら。やっぱりゴムなんか付けてするからさ〜。俺の天然ローションとか利用出来てないせいだろ、きっと」
 だから次は生でやろう、生で出させろよと言うムサシは、使い終わったコンドームをティッシュと一緒に丸めてゴミ箱に投げている。
 冗談ではない。アスカは勿論、にべもなく却下した。
「……それに、こんなにびしょびしょにさせられてて、今更なにがローションよ……」
「え? なに?」
「知らないっ」
 そうしてごろんと体を転がせ、横を向いてしまうと、いまだ力を失わない股間を持てあます様子のムサシはベッドルームの反対側――窓際へと、物欲しそうな目を注がせたようだった。
「良いよなぁ、ケイタは。レイ姉、最近いちいちゴム付けろとか煩くねーし」
「……レイが馬鹿なのよ」
 アスカはぽつりと洩らした。
 背中の向こうでは、アスカたちと同じくらいもう長々と躰を絡め合ってまだ飽きずに互いを貪りあっている、いま一組の少年少女の嬌声が続いているのだった。

「――はぁぁ、ぁ、……っァァァ! ア、ああっ……ン、んぅンンン……ッ。ンゥゥー!」
 窓に引かれた分厚い遮光カーテンに折り倒した上半身をしがみ付かせ、カーテンレールから引き毟りそうにしているのはアスカの最も近しい友人。そして恋敵である、綾波レイ。
 薄暗い室内でもはっきりと色素の薄いその肢体をバックから貫いているのは、ムサシ以上に小柄な坊やの浅利ケイタだ。歳はムサシと同じ11歳。レイとは三つ違い。そしてやはり、性の伝道師たる碇ユイの手ほどきを受けた幼い性豪で、子供のくせに年上の少女を狂わせる術に長けている。
(ケイタのやつ、また好き勝手して……)
 ムサシにつられたわけでもないが、同じ方へと首だけを少し振り向かせたアスカは、カーテン越しの光に浮かび上がって躍りくねるしなやかな影に、ため息をついた。
(おば様もおば様だわ。こいつら確かにおば様の言いつけは守るけど、そばにいないとなると後から守ってたましたって言い訳できる範囲で、めいっぱい無茶させてくるんだから)
 今もそうだと、アスカは苦々しく彼らの繋がり合った場所を眺めやった。
 中学と小学校の垣根をこえて鳴り響く美少女双璧の片割れを、こちらはアスカほど拒まないのを幸いと、こともあろうにアナル責めで悩乱させているのだった。
「はぁぅ! あっ、ん゛っ、んくっ、――くぁぅうっッッ」
 時に蝋人形をさえ思わせるレイの血色悪い肌が今は見事に燃え染まっていて、彼女の覚えている肛悦の程が分かる。
 ひっきりなしの声も高く低く悩ましげな調子によじられていて、淫らきわまりない。
 あの、壱中の“クール・綾波”が、恥も外聞もなく一匹の牝になりきって、よがり悶えているのだ。
 ――それは、最前までのアスカの姿でもある。

147引き気味:2010/06/27(日) 03:42:58 ID:nPHmy7jM0
 ただどうだろう。
 よりによって犯されている場所はセックスのために女の身体に作られた器官、ヴァギナではなく、肛門だ。自分なら、ここまでみっともなく啜り啼いたりはしない。
 そうも思うものの、ケイタは「上手い」のだ。抜群に。
 苦々しいが、アスカも認めざるを得ない。
 ムサシにも言えることだが、特に執着しているせいか赤い瞳の少女の弱点をとことん知悉していて、まだまだアスカではそこまでの官能を得ることの出来ないアナルででも、見事にレイを屈服させてみせるのである。
 レイだって、アスカ以上に強情な娘であるというのに。
(とは言っても、最近のあの子だとどうだか怪しいんだけど……)
 「レッスン」が開始された当初は、学校で付けられている渾名と同様、全くの無反応、無表情を貫いていたのに、今や見違えるばかりに素直になって、ケイタとのセックスに馴染みすぎている風の彼女でもあるのだった。
 ことに、この頃のレッスン――いや、プレイでは、若い男女同士の没入が度を増しだした頃になると、レイの見せる少年たちへの態度はいっそ殊勝ですらある。
「はふっ、ふっ、ふわぁぁぁ……ぁ、かはっ、はっ」
 せっぱ詰まった叫びを放ち続ける喉には、酷使のツケが来ているのだと見えた。レイの掠れた喘ぎは、しわがれ声になる寸前だ。
 アスカや少年達と違い、性格的にスポーツよりも静かに読書をして過ごすのを好む彼女には過酷な全身運動――休憩無しの濃厚なセックスが続けられて、土曜の今日は既に2時間を数えていた。
 ほっそりとした足首にまで流れる全身の汗が、落ち着いたベージュのカーテンに濃い染みを作っている。
「レイお姉ちゃん、レイお姉ちゃん! 良い? 良い? お尻……お尻の穴にもズポズポ、気持ち良い?」
「ええ、ええっ」
 腰を勢い良くレイの丸いヒップに叩きつけているケイタは、今日もレイとアスカの二人が服を脱いでからは強気の一方だ。
 セックス・レッスンのための教室であるこの家の門をくぐるたび、未だに続けられている儀式、玄関早々でもって少年達が必ず手ずからスカートの下のショーツを脱がせてやるというプロセスを経ると、普段は相棒の後ろに隠れ家がちのこの坊主頭少年に、スイッチが入ってしまうようだった。
「言って! 言ってよ、はっきり。僕のおちんちんでシンジ君より気持ち良いって。ほら、こんなに奥まで――ずぽずぽって、レイお姉ちゃんのお尻に……!」
「だ、だめっ。だめなの……っ、それは……だめ……」
「どうして? だってほら、レイお姉ちゃんさっきからイキっぱなじゃない。乳首、ぴんぴんでしょ? びちょびちょのここのお豆だって、ほらぁっ」
「はぁぅ!? アッ、うあっ、あっ……いやっ。いわ……ないで……」
 ふるふると真っ赤に染まった顔をよじらせる。だろうと尚もケイタが引かず、あきれるくらい大量の精液を逆流させている前膣を掻き回しながら、アルビノの先輩中学生へぐいぐい腰を打ち付けていくと、『く――フッ、ふっ、ふぅぅぅ……、ぅ』と乱れに乱れた息を噴きこぼして、レイはとうとう学校での寡黙さも嘘のようないやらしい喘ぎ声で応じてしまった。
 公言できぬ理由でこの家に集まるようになってからしっかり時間を掛けられて、主にこのケイタによって開発されたA感覚が、気も狂わんばかりなのだと。息も絶え絶えに。
「い、いいわ……。あなたの……お、おちんちん、とっても……」
 口にしてしまえば、ああっと悲しげな呻きが続く。それでもさらにを迫り、
「もっと、もっとちゃんと言ってよ! ねえっ。僕の方が良いって、好きだって」
 と、レイの嫌がる告白を――シンジに一心に捧げていた恋心への裏切りを無理強いしていくケイタは、ぎゅっと目をつむって耐える少女と変わらず余裕の無い顔つきになっているくせ、容赦がない。

148引き気味:2010/06/27(日) 03:43:26 ID:nPHmy7jM0
 三歳差の少女よりずっと背の低いケイタである。バックスタイルでお尻を差し出しているレイが、いつの間にか躾けられていた無意識の内、丁度良い具合にと背をかがめていても、覆い被さっているというよりはお尻の上にぴょんと乗ってしまっているという微妙な姿。
 しかし、彼もまた外でしてみせているような引っ込み思案で無害な坊やが本性なのとは違うのだ。
「ああっ、あああっ……。ゆ、許して。あなたの、お、大きすぎる……の……。お、おしりが……」
 壊れてしまう……と、弱々しく絞り出して訴えるのは何度目だろうか。だが、また嘘をと荒い息を吐きながら一顧だにしないケイタこそが正しい。
 看破しているのである。
「レイお姉ちゃんも……っ、悦んでる、じゃない。イイ、イイ〜って。さっきからずっと、またイキそうになってるの、分かってるんだからっ。ッ、っっッ、ここを、こうして――」
「あうっ!?、うっ、うぁぁぁ……ぁあぁっ」
「こうやってずんずんしてあげるの、お気に入りだもんねっ」
 たちまちまたレイは、深い、深すぎると喉を慄わせて悩乱していった。
 ムサシと並んで年齢不相応に発達した性器は、奥底までを貫き通す。年齢差のアドバンテージを逆転して、レイやアスカ達の脅威なのだ。
 ぬこっ、ぬこっとアヌスの入り口をこねまわしてみせる根本部分の直径だけでも、まさしく大人並みの巨根で、このまま体が育っていけばどうなることやら。
「そんな、奥まで……っ」
 レイの悲鳴は、つまり常にそれを裏返しに指摘し、称え続けているも同然。
 毛も生えそろっていないくせに、末恐ろしくあった。
 比べれば、シンジの持ち物などは随分可愛いものだと感じられる。
 思春期のただ中にある少女の目線で言えば、前者の禍々しさよりよほど抵抗感をおぼえずに接することができるのだが、一方で(けれど……)とついアスカも考えてしまうようになっていた。
 少女ではなく、女として、あれで両脚の付け根を貫いてもらうことを前提に考えると――、と。
(いけないわって、分かってるんだけど……)
 そうやって、さきほどの絶頂の余韻も去らぬ内に、良いように親友が悶えさせられている様をベッドから眺めていれば、アスカもまた胸の先や股の間に、火照りが強まりだすのを自覚してしまう。
 目が離せない。
 と同時に、横であぐらをかいているムサシの腰のあたりにもチラチラと目が行って、再び鎌首をもたげ上げた屹立が気になってしょうがない。
 ついつい、ねぇと声を掛けたくなってくる。
 こんな有様で歯止めがきかなくなっていることへの怖れも、欲求の傍らに常に並び佇んではいる。
 今も想いは変わらないつもりだ。セックスについてのコーチ役をいいことに我が物顔で振る舞う少年らへの嫌悪も揺るがない。
 しかし、否定したり見て見ぬ振りをして済ますには大きすぎるまでに、堕落した価値観がいつのまにか胸の奥に育まれてしまっていた。
 きっとレイも、同じであるに違いない。
「ふぁう! あっ、あうッ、……あああっ!」
 一際の悦がり声に、吸い寄せられる。
 本来はちんまりと口をすぼめているレイの肛孔は、哀れゴムで出来ているかのごとく菊皺を引き延ばされて大口いっぱい。小学生坊やの膨れあがった剛直を飲み込まされている。
 加えて、交尾を覚えたばかりの野生の猿はとなぞらえてぴったりの、ケイタのがっついた性欲。これが本当に無尽蔵なのだ。

149引き気味:2010/06/27(日) 03:43:40 ID:nPHmy7jM0
「僕、正直になってくれるまでレイお姉ちゃんのお尻の穴、許してあげないからね」
 そう言い、猿そのものになってレイの尻のあわいに、血管が浮いてはちきれんばかりの直角屹立を打ち込みまくる。
「ね、ねえっ。僕のおちんちんの方が良いんだよね。シンジ兄ちゃんとスるより、僕とセックスしてる方が夢中になれるんでしょう? 言ってくれたもんね」
「そ、それは……、ぁ、あうう――ぅ、うぁぅッ。深い、ぃ……っ」
 そうして腰を振りたくっていたケイタが、不意に気の抜ける声を上げた。レイを追い詰めきるより先に、この少年の方が限界を迎えてしまったのだ。
「あああ、出る、出ちゃうよ……。お姉ちゃんのお尻の、中にっ。――もうっ、は、早く言ってよ……!」
「ッあうっ、あ、ぁああ、あっ、ああ……、ぁ、……い、碇くん、より……」
「シンジ兄ちゃんよりっ?」
「碇くんより……っッッ。っぁ、ぁああ! ああっ! だ、だめっ……っッッ――!!」
 こっちを向いてよと強請られていた蚊の鳴く声は、そこであと一歩のところで決壊に押し流されたらしく、遂にの部分はアスカの耳には届かなかった。
 であっても、アスカには分かっていた。
 あのままでもうほんの少し長くケイタの責めが続いていれば、結局はまた、レイはあの一途そうなルビーの瞳をぎゅっと瞼の裏に隠した。
 そして、いつも言葉にせず想いを訴えていた自分自身の心に対する裏切りを、しおらしい台詞でケイタに捧げてしまっていたのに決まってる。
 今日のレッスンで最初の成功になったケイタとの同時絶頂を、さっき同じベッドの上で遂げさせられていた時と同じように。
 いつだったか、シンジが見ている前で遂にアナルセックスによるアクメを覚えさせられてしまったシャワールームでと、同じように。
 もう随分と前になるある放課後の帰り道で、ぽつりと、自分はもうコンドームを付けない膣内射精を受け入れることにしたと告白してきた――事情を、その翌日にケイタから聞き出して知った、彼女のマンションで知らない内に行われていたらしい「集中特訓」でと、同じように。
 なにより、忘れもしない先週の日曜日。さんざんに止めたのに、何度も何度も説得したのに。プレイだから、“ごっこ”だからとムサシたちが口を揃えて唆すまま、碇ユイが結んでいるのと同じ非常識きわまりない契約の誓いを、彼らの構えるビデオカメラの前で唱えてしまった時と、同じように――。

『……誓います』
 レイはいつもより赤くした目をレンズに向けて言っていた。

150引き気味:2010/06/27(日) 03:46:50 ID:nPHmy7jM0
思い浮かんだのは違うシーンなのに、導入をちまちま書いて足して削ってしつつ、その内このシリーズでのお気に入りのエピソードをまた挟み込んで書けるんじゃないかと思ったら、余計に肝心のシーンに辿り付けなくなってしまったというオチ。

151コウイに値する名無しさん:2010/06/27(日) 22:40:02 ID:mpZFz9sw0
抜けました。GJです

152タカウジ:2010/06/27(日) 22:53:29 ID:AAewagdA0
引き気味さん、GJ!です。
レイはゴムつけてなくてもOKだそうですが・・・・やっぱり自分がピルを飲んでるんですかね?

それに「碇くんより……っッッ。っぁ、ぁああ!」の台詞でぐっと寝取られ感が強くなったって感じがするんです。
今のところシンジが寝取られたという感じがするのはユイさんであって、アス・レイはシンジに想いを寄せてるけど
シンジとは恋人って感じでなくて、片思いの少女たちが小学生と関係を持っているという感じがしていたのですが)
それにしても台詞まわし一つで寝取られ感がここまで出るとは!と本当に感心し同時にすごくエロく興奮しました。

153コウイに値する名無しさん:2010/06/27(日) 23:19:31 ID:ALkwB/zI0
なんというか基本的にアスレイとムサケイは話の設定上いざとなれば顧客(読み手)の要望しだいでどちらともくっつけられる
ように互換性を維持しているわけですよね?最終的に個別ルートに入るんでしたっけ?

いや、このアスカもゴムを使うという一線は守っていても、すでに目隠し状態でもナニの感触だけでムサシとケイタの違い
がわかるぐらいにはなってるんだろうなと。あっ、あとセックスについては『シンジ(笑)』みたいな感覚もそろそろ。
自分もなんとか無い知恵を絞ってムサシ×レイの濡れ場を考えては見るんですけどなかなかうまくいかないんですよねぇ…。

154引き気味:2010/06/28(月) 06:54:42 ID:j8uiuHCE0
抜けたらしい導入部をわきにおいて、書きたかったシーンははたしてどうだろうと考える。
…………。
PDX.さんがよく出されるネタもそーなんですが、いまいちこう、私の書きたくなるネタって直接的な「挿して出し入れ」からは離れがちなんですよね…… (;´∀`)

>>152
>ピル飲んでんの? タカウジさん
危険日さけてるとかじゃないっスか? とか適当言おうかと思いましたが、どう考えても描写されている「頻度」からすると無理がありますよね(w
あるいは、未だ来てないとか。血を流さない女ですし。
もっとも、本編エヴァでは実年齢10歳以下のょぅι゛ょであったレイが、学園エヴァ寄りっぽいこの話の中ではそのまんま初潮無しなのか、どうだろって感じですが。
ちなみ私、毎回適当に書いてはまた暫く放置ってこと繰り返しすぎてるせいで、この話の中のムサシが何歳設定だったかとか、惣流アスカなのか惣流・アスカ・ラングレーなのかとか、時々思い出せなくなってますよさ。

>台詞
自覚がありますが、台詞はいつも適当です。
喘いでるっぽければ良いやって程度ですし。
地の文に書けている手間ほど台詞を大事にしてないんですよね。会話で話進めたりしてませんし。
なんでかというと、そもそもが仏書院ワードを使うこと自体に楽しさの比重が傾いているという、そんなのが動機の多くを占めているからなのでしょう。
そのわりに最近は露骨な仏書院ワード混ぜると浮いてしまいそうな文章になっている気がして、使用頻度下がってるのですが。
もっとこう、「快楽器官」とか、「秘唇」とか、「淫豆」とか書き散らしたいですじょ。
……次からはも少し会話に手間掛けてみようかと思います。
地の文のダイエットに、説明台詞ばんばん使うとかも良いかもですね。


>>153
>互換性とか
適当です。
だいたいは私とPDX.さんが、S51さんの元ネタをベースに互いのネタをつまみ食いしあったり、自分の趣味に走ったり、連携というのにしても緩い感じで個々のエピソードを増やしてますね。
ここ暫くは私が書いてるのばっかりなので、その中程度で一貫性があっても良いはずなのですが、やっぱりそれでも適当だったりします。
主に記憶の劣化が著しいせいですが ('∀`;)

155引き気味:2010/06/28(月) 07:07:13 ID:j8uiuHCE0
つか、長々とやってるのと、その時その時の思いつきを重視してる分、前後で齟齬を来してても良いやってつもりでやってます。
たびたびネタにしていて、今回も使っているお気に入りのエピソード、「妊娠奴隷契約」ですが、最初に出てきた時からすると内容とか経緯とかその都度変わってるんですよね。
大ざっぱなもんです。
私が書いた分にしても、以前のものではアスカとレイが二人揃って同時に臨んでいた宣誓儀式の撮影を、今回はレイが一人先にやっちゃったものとしていますし。
一応は以前書いたネタを引き継いで意識しつつ(今回投下分ですと、前に書いた「レイのマンションの踊り場でケイタにヤられまくり」とか)、その都度その都度で面白ければ良いということに尽きますね。

今回のネタは特に一番書きたいシーンがシーンなので、逆算した結果のここまでの投下分で既存分と噛み合わないところがあったりするのかもしれません。

オチとしてシンジがアスカと結婚しつつ、しかしアスカが彼の変態性癖を汲んで子供達の妊娠奴隷になってしまうENDがあったり。
シンジがユイにぞっこんのまま大人になってしまったせいで、アスカとレイがムサシやケイタと結婚しているENDがあったり。
エロゲっぽく複数ルートで良いんじゃないかなと。

156PDX.:2010/06/28(月) 09:48:18 ID:IWbpJ59.0
「書きたい場面」もその時々によって違いますしねぇ。
 一本の連載として書いている場合前後の整合性も重要ですが、こういう形式でよってたかって書いているアイディアの時点では分岐も平行もオッケーですわなw

157引き気味:2010/07/02(金) 12:20:23 ID:FdQMajjU0
そもそもから言えば二次創作自体がそうなんですが、その時々の書きたい場面を、一から話を作らずにありものの上に乗っけて書けるってのが、こういった形式の良さなんですよね。
その書きたいシーンっのてのが「ガキんちょに犯される年上女の子」に偏っている結果、私の場合延々「case Asuka & Rei」エピソードばかりを増やしまくってるわけなんですが。

あ、でも最近書きたいと思い浮かんだネタには、シンジの目の前でだらしなく犯されるユイさん、なんて本筋(?)にのっとったものもあるんですよね。
それ以上に、おしとやかで優しい「となりのおばさん」だったキョウコが、ムサシやケイタ、あるいはトウジとムサシになんてのにそそられてもいるんですが (;´∀`)

キョウコさん、わりとポジション的にも外見的にも美味しいキャラで、ただ放映当時に声優繋がりで連想&病んでしまった設定から想像したキャラクターと、最近たまに立ち読みする碇シンジ育成計画中での振る舞い方からの印象が、微妙に入り交じってしまってるのがナニなんですけれども。
……ま、どうせ書き出してしまえばここのユイさんやムサシ、ケイタ同様、エロ用改変キャラになるんですけどね。

158引き気味:2010/07/03(土) 23:14:00 ID:WmtNraNA0
>>149

……誓います』
 レイはいつもより赤くした目をレンズに向けて言っていた。
 うっすらと浮かんだ涙。それは土壇場でやはり怖じ気付いた顔をしてみせたところへ行われた、最後の説得のせいだけではあるまい。
 そもそも、住み慣れ、過ごし慣れた自分の家の自分の部屋であったのに、準備万端を整えたムサシとケイタが満面の笑みで待ち構えていたとなると、いまさらのように入り口で立ち竦んでいた。その背中を覚えている。
 それは、師であるユイの管理下を離れた執拗なアタックを仕掛けていたケイタの勝ち取った成果。悪友のムサシの後押しによって「集中訓練」なる隠語を与えられ、行われていた夜這いは、途中シンジに発覚するというハプニングを挟みながらも一ヶ月以上続き、遂にレイから承諾の言質を取り付けることに成功したのだ。
 その「集中訓練」の延長であるからという理由で、宣誓式ごっこというプレイの舞台にもレイの部屋が選ばれた。
 これも彼らに言わせれば、ひとつの課外授業だということらしい。
 そうしたいとケイタが強行に主張し、三歳下のセックス・コーチたちを家に上げるのをずっと嫌がっていたレイも渋々頷いたからだが、
(当てつけよね。そんな腹の立て方を、あの子もできたってのには……驚いたけれど)
 そう趣旨変えをさせた動機を、アスカはシンジにあると推測していた。
 母親のユイや、自惚れでなければ同様に大切に思ってくれているはずの自分たち二人が、他の男に抱かれているのを見て興奮する。そんなシンジのおかしな性癖は次第に度を増してきているように思う。
 だからこそ、マンションに押しかけてきていたケイタによって連日、レイが半ば無理矢理抱かれていたことを知っても、止めようと動くことが無かったのだろう。
 きっと多分、人気がまるで無いのをいいことにマンションの踊り場で半裸に剥かれていたというレイの姿に、昏い昂ぶりを覚え、股間を硬くさせていたのだ。
(助けてくれなかったから、さすがに我慢出来なかった……? ううん、そんなことならもっと早くからレイはあいつを見限ってたはずよ)
 今にして思えば、レイは随分前からシンジのその傾向に気付いていたのに違いない。
 アスカも結局は肉欲にだらしなくなった躰で言い聞かされて、参加するようになったのだけれども。それよりずっと前からレイがムサシたち相手の「レッスン」にも熱心だった理由は、でなければ説明がつかない。
 シンジの目を、より強く自分に引きつけるために。
 全てはその為だったのだ。
 だとして、レイは報われているのだろうか……?

「――で、出ちゃう、出ちゃってるぅぅ」
 声からしていかにも気持ち良さそうな、レイの肛門の奥に垂れ流しに垂れ流していると分かるケイタの声。
「ぁあああっ、あっ、ケイタ……くん……!」
 レイはいよいよ立っていられなくなったのだろう。がしゃがしゃと、カーテンレールを揺さぶる音が響いていた。
「……ムサシ」
 アスカは、今にしもレイのところに参加したそうでいる傍らのムサシに尋ねた。
「あんた、マナがあの動画と同じことシンジ相手にやりたいって言い出したらどうすんの?」
「なんだよ、アスカ姉ちゃん。せっかく俺ら盛り上がってるわけだろぉ」
 萎えてくること言わないでくれよと、いかにも嫌そうな表情をちらっとだけ振り向かせて言う。
 聞きたくない、聞きたくないと顔全体で言っているムサシではあるが、アスカにはぜひ聞いておきたいポイントだった。
 機嫌を取るように、手を伸ばしておく。その先はムサシが胡座をかきながら自分でしごいていた股間にだ。
「おばさまにもまだ見せてないんでしょ? レイの宣誓式」
「……まぁね」
「勝手なことをしてって怒られる、なんてことはないわね。あのおばさまだもの。褒めてくれるわよ。素敵な素敵な成果を出したんだから」
 少年自身の代わりに、アスカの白魚のような手指がしごいてやる。要求される前からこんなことをするのは、滅多にしないサービスだ。
 ムサシも手をどかしてアスカに任せる体勢を取ったものの、あくまで体の向き自体は変えないまま。すっかり唇をへの字にしてしまった顔で、ぶすっと。向こうのレイとケイタの様子に見入っているふり。
「だって、お手本のおばさまにレイをまた一歩、近付けてあげたんじゃない」
 忙しなく手を動かし、習い覚えたテクニックを駆使してやっているつもりでも、ムサシは向こうを向いたままだ。

159引き気味:2010/07/04(日) 11:12:29 ID:Al81MzFY0
>>158を上書きしつつ、続き

「――で、出ちゃう、出ちゃってるぅぅ」
 声からしていかにも気持ち良さそうな、レイの肛門の奥に垂れ流しに垂れ流していると分かるケイタの声。
「ぁあああっ、あっ、ケイタ……くん……!」
 レイはいよいよ立っていられなくなったのだろう。がしゃがしゃと、カーテンレールを揺さぶる音が響いていた。
「……ムサシ」
 アスカは、今にしもレイのところに参加したそうでいる傍らのムサシに尋ねた。
「あんた、マナがあの動画と一緒のことシンジ相手にやりたいって言い出したらどうすんの?」
「なんだよ、アスカ姉ちゃん。せっかく俺ら盛り上がってるわけだろぉ」
 マナとは彼らのクラスメイトである小学生の女の子、霧島マナのことだ。ムサシが気のある風の様子を見せているのに対し、彼女の方はすっかりシンジに熱を上げているのは周知の事実だった。萎えてくること言わないでくれよと、いかにも嫌そうな表情をちらっとだけ振り向かせて言う。
 聞きたくない、聞きたくないと顔全体で言っているムサシではあるが、アスカにはぜひ確かめておきたいポイントがあった。
 機嫌を取るために、手を伸ばす。その先はムサシが胡座をかきながら自分でしごいていた肉棒にだ。
「おばさまにもまだ見せてないんでしょ? レイの宣誓式、ごっこ」
「……まぁね」
「勝手なことをしてって怒られる、なんてことはないわね。あのおばさまだもの。褒めてくれるわよ? 素敵な素敵な成果を出したんだから」
 少年自身の代わりにアスカの白魚のような手指が、刺激への飢えを露わにした股間をしごいてやる。要求される前からこんなことをするのは、滅多にしないサービスだ。
 しかし、ムサシも手をどかしてアスカに任せる体勢を取ったものの、あくまで体の向き自体は変えずにいる。すっかり唇をへの字にしてしまった顔でぶすっと、向こうのレイとケイタの様子に見入っているふり。
「だって、お手本のおばさまにレイをまた一歩、近付けてあげたんじゃない。ひょっとしなくても、みんなの前で発表しましょうって言い出すかもね」
 忙しなく手を動かし、習い覚えたテクニックを駆使してやっているつもりでも、ムサシは口を重たくしたままだった。
 仕方が無いかとサービスの大盤振る舞いに出るつもりで、アスカは少年に後ろから抱きついてやった。
 順調に発育しているバストを押し付けて、ぐりぐりと胸の先二つで背中を刺激してやる。
「そうしたら、私も――っていかにも言い出しそうじゃない? あの子」
「…………」
 いつもとは逆の構図だ。
 ムサシがではなく、アスカが背中から少年の首筋に舌を這わせ、耳たぶを唇の間に食んでささやきかける。
 『んっ……』と、尖りきっていた乳首に少年の肩胛骨が心地良いアスカにもまた、それは快感をもたらす行為だった。
 自然、いましがたまで延々と彼女の欲張りな膣穴にご馳走をしてくれていた猛々しさの塊へのサービスには、熱が入る。
「うっ……」
 竿をくるむ手のひらの動きとは独立させて、あてがった親指の腹でエラの張った亀頭の真下にめくれかえっている皮を、くすぐるように。皮を挟んだ迂遠ともいえる刺激でもって、やわやわカリ首を愛撫する。
 アスカの技術が適切であるのは、反り返らせた肉柱がしごかれるたび、ヒクリヒクリと身震いを返してきていることから明らかだった。
 しかしムサシはつれない態度を解こうとせずにいる。
 それを振り向かせるために、体を使って媚びを売っているわけだ。レイのしたことを、信じられないと蔑みさえした自分が。
「ふふ」
 あれとこれと、どちらがマシで、どちらが馬鹿みたいなものか。
 アスカはふと、大胆さで遊んでみたくなった。
「……もし、もしもアタシがレイみたいにあんた達にさせて、誓って、おばさまと同じになったのよって言ったら。……きっとシンジはその録画、すっごく見たがるわよね」

160引き気味:2010/07/04(日) 11:12:53 ID:Al81MzFY0
「……えっ、アスカ姉ちゃん!?」
 なってくれんの!? ムサシもさすがに度肝を抜かれたように食いついてくる。
 仄めかすだけで不機嫌だったことも一瞬で忘れさせてしまうくらいに、刺激的で、インモラルで、魅力的な。そんな、彼らが幾度となく強請ってきてやまない、渇望の「契約」。
「――あなたのベイビー、産んであげる」
 再び少年の耳朶を舐め、鼓膜に通じる入り口に舌先をのばしながら、ふうっと息遣い共に吹き込む。
 ぞわわ、と首筋を泡立たせたのがそれだけで分かった。
 言った自分もまた全く同じく、妖しい戦慄が尾てい骨の上からわき上がり、背筋を駆け抜けていったのが分かった。
『誓います。浅利ケイタくんと、ムサシ・リー・ストラスバーグくんの二人の、愛人になることを、わたし……綾波レイは誓います』
 録画の中で唱えていたレイの台詞もまた、脳裏に蘇った。
「……だったかしら? ふふ、ふふふふふ……」
 予想以上に、なるほど威力のある言葉だ。
 なるほど、思っていたよりずっと、興奮する“プレイ”なのだろう。
 避妊の停止を約し、彼らの精子での受胎予約を受け入れ、そして出産を誓う――愛人契約、妊娠奴隷の宣誓式。
 これを彼女らの師である碇ユイは、ムサシらとは勿論、もっとそれ以上の少年たちとも結んでいると聞く。それも本気で。
「これはちょっと、レイのやつにも聞いてみなくちゃいけなくなったわね。あの子、あんたらの妊娠奴隷になりますってしおらしく誓ってみせてる時、どんな気持ちだったのかしら」
 もしかしたら、それだけで堪らないほどに股を濡らしてしまったのかもしれない。
 あの時のレイは、まるで将来の妊婦姿を暗喩するかのように、ブラウスの前ボタンをあえて胸の下からだけ外し、白いすべらかな丸みのお腹を強調した格好になって、跪いていた。
 少年たちが突き出した勃起ペニスに対するうやうやしい口付けから始まった一連の儀式を終わらせ、最後にカメラに大写しにさせたレイの下半身のアップ。そこには、悪ふざけじみて黒マジックで書き込まれた二人の『予約済』のサインが下腹の茂みのすぐ上に並んでと、最初の種付けになる膣内射精の名残をこびりつかせる秘裂のひくつきが、画面いっぱいになっていた。
 いやらしく白濁と液とで濡れ光る桜色の小陰唇、一対の、レイ自身の指での展翅と、その狭間ではっきり口を開けて危険な精液が注ぎ込まれた様子を見せていた、小さな膣口。
 あれも儀式に臨んだレイが乱れに乱れさせられて、二人から交互の射精を浴びて絶頂しただろう証拠ではあったが。今にして思えば、どうせならムサシとケイタの手が触れる寸前の、あの物静かな子がひとりでに“どう”なっていたかについても、撮っておいて欲しかったものだ。
(あの子も、いい根性した変態ちゃんなんだし……)
 想像しただけで子宮を熱くさせた自分を棚においての思考だった。
 シンジの見せる特殊な性癖は、はたして男の子になら共通したものなのか。それをムサシに、マナを引き合いに出して聞いてみたかったのだが、既に興味は移った。
 どうせそれに、シンジとは違ってまるで面白く無さそうだった態度を確認出来ただけで、答えは充分とも言える。やはり、シンジに比べれば彼らは単純だ。シンジほど難儀な、攻略法に悩むような出来をしてはいない。
 たとえばの話だと断って口にした冗談程度の台詞に目を血走らせているムサシをあやしつつ、アスカはそう考えたのだった。

 ◆ ◆ ◆

161引き気味:2010/07/04(日) 11:13:21 ID:Al81MzFY0
「じゃ、おれ今度はレイ姉に相手してもらってくるよ。ケイタのやつはいっぺんシャワー浴びてくるっていうから、アスカ姉も一緒に体洗ってくれば?」
 レイが今度はベッド脇の椅子に大開脚で縛り付けられた格好で気絶してから、10分も経っていない。
 赤く手形がついた乳房を絞り出す形に食い込む紐をほどいても貰えないまま、まだ意識を取り戻してもいないのに。ムサシは勝手に頃合い良しと判断したらしい。いそいそとベッドから飛び降りていく。
 ……後戯というやつが足りていないのではないか。アスカは、師であるユイが言い聞かせていたはずのマナー、パートナーへの気遣いを忘れていると見えるムサシの様子に、呆れた息を吐いた。
 さっきまで、またあれほど熱心にこの体を貪ってくれたくせに。
 アスカ自身のせいではあるが、執拗さを再燃させたのように愛人契約ごっこをやろうと迫ってくる少年を誤魔化すのには、骨が折れた。
 たしかに一度シャワーを浴びて、すっきりしたいところではある。
 顔を起こしてちらりと目をやると、こちらを窺っていたのだろうケイタと目が合った。
 えへへと、全然可愛げのない照れ笑いを寄越してくる、あのイガグリ頭。
(シャワー、ね……)
 勝手知りたる碇家の間取り。使い慣れたバスルーム。
 我が家と比べて素敵だといつも思う、手足を伸ばして入れる広々としたバスタブよりも、アスカがまず思い浮かべたのは敷かれている厚手のエアーマットだった。
 ソープランドと呼ばれる場所で使われているものだと、ユイが説明していたそれ。
 そして、その隣にボディソープなどと一緒に置かれているジェルローション。
「……はん?」
 ああ、と察しを付ける。そういえば、今日はずっとムサシとしていたばかりで、まだケイタには抱かれていない。
 ことに、レイで女の子のお尻を開発する楽しさに取り付かれてしまった気配のあるケイタだから、今度はシャワールームという場所柄、アスカのアヌスを狙っているのだろう。
 目をきらきらとさせているケイタに、肩を竦めて合図する。
「いいわよ。行きましょ」
 これも今更だった。

 ムサシに、ケイタに、セックスを許すようになってもう結構な時間が経った。
 同時に、それよりかは期間的には幾らか長く、今までボーイフレンド未満の付き合いだった碇シンジに抱いて貰えるようになった嬉しい日々も過ぎていたが、重複して浮気をしているとごころ更に他に、同性の碇ユイ夫人、友人のレイとまでもベッドを共にしてきた今日まででもある。
 レズビアン・セックス。昔の自分なら聞いただけで首筋まで真っ赤にさせて、口走った馬鹿に制裁を与えていただろう。
 自分はそれを、わりと平然とこなすようになってしまった。
 ムサシやケイタとキスをするのに比べれば、まだずっと抵抗は薄いと感じながら。
 あまつさえ、そこまではシンジも知っている話なのだけれども、実を明かせば更に近頃には何度か、ユイの誘惑とムサシたちのねちっこい説得に頷いてしまって、他の小学生たちにも体を与えてしまっている。
 ――いいや。顔を隠してのことであちらにすら正体は気付かれていまいが、レイと一緒に、クラスの同級生でもある鈴原トウジ、相田ケンスケといった相手とも、繋がり合った。
 碇ユイが自らの愛人として太鼓判を押す、その彼らのセックスがどんなものか、吹き込まれた好奇心に負けてしまったのだ。

162コウイに値する名無しさん:2010/07/04(日) 21:11:27 ID:.c4h5Vaw0
トウジ、ケンスケを相手にする前に、その変装の完璧さをチェックするためにシンジやムサシ・ケイタを相手にする話があるのではないでしょうか?
赤の他人を演じるためにいつもより大胆に振る舞いサービスし、やがて演技を忘れて激しく求めて燃え上がって正体がばれてしまうとか。

レイの言葉を真似て興奮を覚えるアスカも阻止限界点ギリギリのところまで来てますね。
レイとムサシ・ケイタが誓いの言葉を選択してるところや、宣誓の撮影シーンなどをアスカから尋問されてレイが話していくストーリーをお願いします。
SMごっこと言うようなソフトな責めをムサシとケイタに受けながらとか。

163コウイに値する名無しさん:2010/07/06(火) 05:46:03 ID:Vfhr8HZw0
レイから聞くよりはソープ・プレイ中にケイタから聞くほうが話が繋がっていいですかね?
後、ムサシがレイを抱きながらその時の彼女の興奮具合を話してからかったり、本音は聞き出せないまでも彼女の心境を聞きだすとか。

164引き気味:2010/07/09(金) 22:18:02 ID:y.lxZBoQ0
>>161の途中から構成変えたりしつつ、続き(例によって一部重複)

 これも今更だった。

 ムサシに、ケイタに、アスカがセックスを許すようになってもう結構な時間が経っている。
 同時に、それよりかは期間的には幾らか長く、今までボーイフレンド未満の付き合いだった碇シンジに抱いて貰えるようになった嬉しい日々も過ぎていたが。それだけに余計に状況はいびつだった。
 シンジとの関係の進展。これは、付随する諸々の事情に目をつぶる必要はあるものの、一応はアスカの願いが叶った格好ではある。
 しかし同時に、願いが叶ったと看做すアスカの心情的にもう一方の側面を見やれば、そこにはシンジとの交際と重複して浮気をしているも同然という、ムサシたちとの肉体関係がある。
 それどころか更に他に、同性の碇ユイ夫人、友人のレイとまでもベッドを共にしてきた今日までだ。
 レズビアン・セックス。昔の自分なら聞いただけで首筋まで真っ赤にさせて、口走った馬鹿に制裁を与えていただろうに。今ではそれを、わりと平然とこなすようになってしまった。
 ムサシやケイタとキスをするのに比べれば、まだずっと抵抗は薄い。そんな考え方が最初の頃にあったのも思い出せるが――。

「ね、これ使って良いでしょ? アスカお姉ちゃん、大好きだもんね」
「んもうっ、体洗うぐらいさせなさいよね」
「僕がお尻に出してあげた後でいっぺんに綺麗にした方がゴウリテキだよ。それより、ね? ここにほら、はやくマットに横になってよ。も少ししたら多分、ムサシとレイお姉ちゃんも体洗いに来るし。それまでにうんと楽しみたいんだ、僕」
「あんたの都合よね、それ。相手の都合をまず考えるってのが、マナーの一でしょ」
 案の定、脱衣所に用意してあったグッズの中から「お尻のおしゃぶり」を真っ先に取り上げきて、四つん這いのポーズをねだるケイタ。アスカが渋い顔をしつつもエアーマットに片膝をつき、ついでもう片膝もつけて姿勢を低くしていく間も我慢できないらしく、しきりに目の前の白いヒップを撫で回す。
 最初の内はそうではなかった大胆さ、図々しさを剥き出しにした口調の、弟程度の歳の子に、
「そろそろシンジとおば様も帰ってくる頃だし、おば様だってお夕飯の支度の前にシャワー浴びるのよ? 6人で雪隠詰めなんてごめんだわ」
 長々と付き合ってやるつもりは無い。それを覚えておけと釘は刺しながらも、アスカはリクエストを丸々受け入れて、尻を差し出してやっていた。
「ンっ……」
 背中を向けているので気配で察しただけだが、ケイタが鼻先を近付けてまじまじと秘部を覗き込もうとしている。
 直後すぐに、生温い鼻息が当たるのを、敏感な表面に感じとった。
(じろじろと見るんじゃないわよ……。もうっ)
 延々、体位を幾つも変えてではあっても実に二時間近く、ハメ込まれっぱなしだった彼女の秘唇には、ムサシの肉槍の形をどこかそこに残したままだったような感覚があった。
 やたらに逞しく太々としたペニスでムサシたちに入れ替わり立ち替わり突かれ続け、抜去の後もぽっかり洞のように口を開けたままだったユイのそこの姿を、アスカはレイと一緒によく見ていた。それが、脳裏をよぎった。
 師匠格にあるあの美夫人とアスカとでは、経験した数が違う。年季の差と口走ればユイは静かに怒気を漂わせるだろうが、成熟の具合――性器のこなれ方にも違いは明らかで、見かけからして小陰唇のはみ出した様子だとか、濃くなった色だとかがキャリアの証として歴然としている。比べたなら、アスカはまだ乙女のままと言って充分通るはずだ。
 まず、錯覚にすぎないだろうが。
 ――けれども、錯覚が大部分だったにしても。きゅっと閉じた、一本の筋。少なくともそういった童女のごとき無垢な眺めでは無かっただろう。もはや。
(ああ、もうっ)
 意識するほどに、はしたなくヒクついてしまうのが分かる。ピンク色の粘膜からなる二枚の花弁と、その奥の膣口。
 そして今の姿勢なら、すぐ上に菊の花に似たアヌスのすぼまりが丸見えなのだ。
 女の子の羞恥の源泉を晒し、頬に帯びる熱を新たにしていても。しかしアスカの心は、そうやってさざ波だってはいても、さほどにかき乱されているわけではなかった。

165引き気味:2010/07/09(金) 22:18:39 ID:y.lxZBoQ0
「いくよ、お姉ちゃん」
「ンンッ、ンーッ」
 覚え知っている恍惚、肛姦による官能への期待という意味では、胸はまさに高鳴りゆくばかり。バルーン構造になっている本体を膨らませる前段階の“ニンジン”と呼ばれる形状で直腸内に押し入ってきた「お尻のおしゃぶり」に、さっそく腰がうねってしまっていた。
「んふ」
 つれないセリフばかりの先輩美少女が示した明らかな歓迎、媚態に、ケイタが喜ぶ。
 ローションがたらたらと、尻のあわいに垂らされた。
 ふんだんな潤滑油に乗ったアナル専用バイブの抜き差しは瞬く間に激しさを増して、ほじくり回される腸壁をえもいわれぬ――ただ摩擦のとは思えぬ熱で焼き尽くしていく。
「んぁ、ぁ、あっ、あっ、あっ……」
「うわ、もうおツユが垂れてきてる。アスカお姉ちゃん、ピッチ早くない? 先生たちがデートから帰ってくる前にって、急いでたりする?」
 アナルバイブのグリップを操りながら慣れた手付きで、アスカの興奮を示しはじめていたクレヴァス地帯にも愛撫の手をのばしたケイタが、そう言って彼女をからかった。
「シンジ君のをいっぱい出されて帰ってきたオマンコ洗うユイ先生といっしょにさ、アスカお姉ちゃんもお尻の穴の僕の精液洗えば良いんだよ」
 『でさ、ムサシのでいっぱいになった前と、僕のが残ってる後ろの穴、いっぺんに洗うレイお姉ちゃんと三人で並んでポーズとってみたりとか』と、不埒な思いつきをまた写真の撮ろうなどと言い出す。
 明らかに調子に乗っていた。
 こうやって暴走しだすと、碌なことにならない。
 それこそ本物の処女ではこんな場面でとても保っていられないだろう冷静な思考で、アスカは胸の内にため息をついた。
 一方で、躯の昂ぶりはいや増すばかり。エアマットにぽとぽとと、ねばっこい蜜が垂れ落ちていた。
「あぉ……ぉ、ぉふ、おぅンんん……ン、んぉ……」
 こうなってくると、アスカだって途中で止めたりしては堪らない。一度はアクメを迎えてしまわないと、収まりがつかないというものだ。
 大きく胸を喘がせる。
 ぞくぞくと蟻走感の迸る背をしならせる。
 ケイタがグリップを右にひねると、アスカもヒップを右へうち揺すった。
 バルーンのスイッチ、バイブレーション・モーターのスイッチが入れられ、子宮の裏側にあたる腸内に拡張責めと一体になった振動がこだましている。

166引き気味:2010/07/09(金) 22:18:50 ID:y.lxZBoQ0
 分かりやすいクリトリス感覚や膣内感覚でがんがんに狂わされるのとは違った、体内にしだいに重低音が充ち満ちてくるような官能の高まり。頭の中を、じっくりと、じっくりといやらしい感覚だけにしていくかの風で、かき混ぜられているのにも等しい。
 経験上、分かりやすい場所で攻められた場合よりもこっちの方がいざ閥値を越えてしまうと酷いことになる。
「……それで三人、三人でさ。ぴったりくっつけて並んだお尻を突いてあげるの。ぎゅうぎゅう詰めでも逆に楽しいよ。アスカお姉ちゃんのお尻にピストンしてあげながら、隣のレイお姉ちゃんのオマンコとか、ユイ先生のおっぱいいじったりできるもん。皆でぐちょぐちょになろうよ」
「言った……でしょ」
 息苦しさによらぬ理由で大きく開いたまま、口から熱く喘ぎ。目を見開いていても、真正面の壁のタイルに描かれた花の模様さえ頭に入ってこない有様に陥りつつ――そう、意識して快楽への没入を受け入れつつ――アスカは答えた。
「さっさと済ませる、って。……人の都合を考えないなら、こっちもこっちで勝手に楽しんで、仕舞いにするだけよ」
 ほんとうに酷いことになって、わけも分からなくなった脳みそで余計な約束を口走ったりする前に。対策はシンプル。まだしも見てきた山の頂が低い内に、とっとと登り切ってしまうに限る。
 だから、ケイタが前準備のつもりでいようがこっちは先に果てさせてもらって、一回はさせてやったからと終わりにしてしまえば良い。
 そして体を洗ってバスルームを出る。
 そうはっきり伝えて、アスカはわざと聞かせるように大きな喘ぎを上げた。
「あ、あおぉ――ぉ、おおぅ……!」
「えー?」
 ケイタがいくら不満そうにしても、知ったことか。態度で示して、尻を振りたくり、毛先をシャワーで濡らして重たくしたブロンドを振り乱して悶えた。
 諦めたケイタがアナルバイブを引っこ抜き、自前の屹立を押し込んでくると――、
「んあっ、あっ……あはぁっ」
 もう後は安心して、アスカもその巧みなアナルセックスに酔いしれた。
「……んぃ、ぃいいいイイっ。いく……ッ、イクわ! あああ、アタシ、イっちゃ……ッ、あああぁーっ!!」
 出しなさい! そう、膣での性交では言えやしない叱咤さえして、熱いスペルマ注入をアヌスの奥に受け止めて。
 びくびくと雌犬ポーズの四肢を痙攣させ、果て突っ伏したアスカは、ムサシと違って後戯を欠かしたりはしないケイタの手で息が楽なようにマットに横たえ直された上で、たっぷりキスを求められたのだった。
「アスカ、お姉ちゃぁん……」
「ん、んふっ……、ン、ンン……」
 乳首の尖りきった胸を揉まれるのとセットで咥内を貪られて、唾液をすすられる。
 薄目で間近に見るこの口付けのお相手は、一途に想っていたシンジではない、好みからは相当に外れた顔のイガグリ坊主。
 であっても。舌を互いに出して絡め合う、濃厚なベーゼにも、アスカはもう以前ほどの抵抗感を覚えてはいないのだった。

167引き気味:2010/07/09(金) 22:23:05 ID:y.lxZBoQ0
書きたいのはラストシーンなのに、そこに至るまでの伏線的心理状況を書こう&それだけだと説明文くさいのでエロシーンの流れの中に埋め込もう、なんてことをしている内にダラダラと長くなるという悪癖。
それなりに長く続けている趣味ですが、こっちはパテ削って模型作ったりするのと違って、サクサク進むということがありませんな ('∀`;)

168コウイに値する名無しさん:2010/07/11(日) 20:28:39 ID:aN2gNT9I0
昔の商売女は真夫にしかクチビルを許さないものだったそうですが、アスカは全部を与えることに馴らされてしまったんですね。

169引き気味:2010/07/21(水) 22:47:28 ID:WHBn0rcg0
 ――ただいま、ムサシ君、レイちゃん。
 ――あらあら、レイちゃんったら。大丈夫なのかしら?

 よく通るあのひとの声は、廊下からか。小学生の少年のひょろっとした胸板に頬を預けつつ、アスカは意識をそちらへと傾けた。
 『あ、あやなみ……!?』と、素っ頓狂な声。シンジも帰ってきているらしいと知れる。
 夕飯の買い物という名目であったにしては長すぎたデートから、やっと帰ってきたのだろう。
 実に仲のよろしいことで、結構な話だ。
 ムサシたちから聞かされたユイとの愛人契約の話によれば、実の息子のくせに一人蚊帳の外に置かれているらしいシンジだったのに、
(なんか、違ってきてるのよね。最近)
 事後の余韻と共にぼんやり、アスカは思うのである。この頃のシンジとユイの距離感というものが、変わってきている……と。
 元々が仲の良い親子であったから、親密さを増しただのと言うのもおかしな話だが。しかし、以前までと同じではないと、アスカの勘が囁く。
 実の親子のくせに、ユイとセックスをしていたシンジ。近親相姦という許されざる関係を結んでいたことを知ったのもアスカにとって衝撃だったが、「レッスン」を通じ、ムサシやケイタといった他の少年たちも含めたこのまともでない人間関係を内側から観察していると、見えてきたものがあった。
 明らかにムサシやケイタたちの方がユイに馴れ馴れしく、積極的であり、シンジはどこか一線を引いたように遠慮がちな部分が見受けられた。
 後にムサシたちに聞かされた「愛人契約」の件でもって、まさにそれは一線を引いていた――引かされていたのだと判明したのだが。
 その一線を、最近のシンジは踏み越えてみせているように思うのだ。
 妊娠予約まで取り付けているムサシたちを差し置いて、美しい母親と連れだって外出しては男と女の性臭を漂わせて帰宅する。
 デート先で何をしていたのかは一目瞭然だ。
 時にはこの日のごとく、レッスンに集まったアスカやレイといったガールフレンドたちを他の少年に任せさえしておいて、自分は母との外出レッスンを愉しんでいるのである。
 そして、それをシンジに許しているユイの考えが分からない。
(おばさま……。シンジ……)
 漠然とした不安。
 ユイとシンジの間の真実をレイと共に知ってしまった日以来の、自分はどうするべきだろうか――どうすべきだったろうかという、まるで答えの見えてこない煩悶。
 シンジを諦められず、その恋を追い続けるためにこそ、碇ユイの誘いに乗った。この、背徳と禁忌に満ち満ちたフリーセックス思想の集団に身を投じたというのに……。
「あ、シンジ兄ちゃんたち、帰ってきたみたいだね」
「そうね……」
 たった今、片ややっと中学生2年生、片や年端もいかない11歳児という互いの年齢からは許されないほど情熱的な一時を過ごした相手と抱きしめ合う腕の中にあって。尚、別の少年を想い、アスカは身を震わせる。
 バスルームの外からは、あやなみぃ、とアスカの知っているシンジらしい情けない声が聞こえていた。
 名を呼ばれたならすぐに応えたはずのあの子の声は、聞こえてこない。
 元からひっそりとした居住まいの女の子であるから、離れたこの場所にまで届く大声を出すのは――性に狂ってよがり喘いでいる時以外――考えにくいが、この場合は理由は別だろう。
『あやなみっ!? それ、その格好どうしたのさっ』
 シンジの慌てた様子からも察せられる。さしずめ、また今日もハードさの際立っていたセックス・レッスンを受けた痕跡を生々しく、その真っ白な肌に残す裸のままで玄関あたりをふらふらほっつき歩いていたところを、帰宅早々目にしたというあたりか。
 体力の無い子だ。酷使されきった体はさぞ重かろう。声を出すのも辛いほど、くたくただったろうに。
 偶然ではあるまい。
 レイはまた、行動に出ていたのだ。

170引き気味:2010/07/21(水) 22:48:47 ID:WHBn0rcg0
 アスカにとってあらゆる意味でのライバルであり、ほとんど徒手空拳に等しい身で碇ユイのセックス指導に臨む戦友でもある彼女。アスカよりよほど先にシンジの性癖を把握して、自分が勝つための方策を見出していた――あのひたすらにまっすぐな女の子は、ケイタが最近凝りだした下手な和風SM流に縛りあげられた裸身を、そしてムサシに犯され抜いていた肢体を見せに行っていたのだ。
 きっとシンジが、その雪肌に食い込んだ亀甲の縄模様で絞り出された乳房の無残さに息を飲み、同時にいやらしいと欲情してくれることを期待して。
 きっとシンジが、手首にもくっきり赤く残る縄目に、逃げるのも抵抗するのも出来ない状態で、ひたすら一方的に弄ばれていたのだろうと読み取って、そして歪んだ興奮を抱いてくれることを確信して。
『へっへーん、どうだよ、シンジ兄ちゃん。兄ちゃんがお出かけの間で、レイ姉ちゃんの躾けはばっちりってやつさ。俺ら、良い仕事してるだろ?』
『いや、でもそんな、首輪まで付けて、四つん這いって……。綾波、それじゃまるで』
『そうさ、レイ姉ちゃんは俺達の雌犬ペットだもん。ペットには首輪つけて紐で繋いで、引っ張って歩かないとな』
 ムサシの得意げな声も響いている。別の男に玩具にされたばかりの躯を見せつけ、そしてあえてその傍らに寄り添ってみせることで、シンジの妬心が強烈に煽られることを狙ったのに違いない。
 しかも話の内容に耳を澄ませていると、アスカが思い浮かべた以上に大胆な振る舞いに出ていたらしい。
『ほら、啼いてみせてよ、“レイ”!』
『く、くぅぅンン……』
『あ、あやなみ――』
 その思惑がまさに図に当たっていただろうことを、気遣いを伝える中にも明らかに異質の感情のゆらめきを窺わせたシンジの声が伝えていた。

 この直後、急ぎシャワーで体を洗い流し、バスタオルを巻いた格好だけで様子を見に出たアスカが目にしたものは、まさかそこまでと思いつつ思い描いたままを、それ以上に破廉恥に演じて見せていたレイの姿だった。

「そらっ」
 パンッ、と。こちらもさっきと同じ素っ裸で仁王立ちになったムサシが、スナップをきかせて繰り出した右掌。上がりかまちからすぐの廊下に這ったレイの低い位置の尻朶に、赤く手形が刻まれる。
 びくんと背をのけぞらせたレイはすでに、出来たての白玉のように透き通ってすべらかだったヒップに、幾つもの腫れ跡をつけられていた。
 そして、床に向かって揺れる二つの乳房を中心に、華奢な上半身へ縦横に巻き付けられた縄。弱々しく蹲る獲物を捕獲した、邪悪な蜘蛛の長い手足にも見える。
 ここまでがシャワーを浴びに寝室を出たアスカが後に残していった時と同じ緊縛ヌード姿で、そこから先、ケイタがもっと縄を使ったプレイに慣れていたならそちらも余さず戒めが施されていただろう下半身には、代わりの小道具が新たに付け加えられていた。
 ヒップのあわいから突き出した、犬の尾型の飾りである。
 たしか、ユイの道具箱にあった物で、細身のアナルビーズと接続されていたはず。
 そうして、ペットショップによく売っているタイプの赤い小型犬用首輪を巻かれ、引き紐の先はいかにもご主人様然とした顔のムサシの左手の中にある。
「ちょっと、ムサシ君。こんな……縄で縛ったりしてるのもそうだけど、はっきり分かるような跡付けちゃったら、来週綾波が……」
「大丈夫だって、脱がなきゃ分かんない場所だし。明日も日曜で休みだし。それにレイ姉ちゃん、元々俺たちとレッスンした次の日とかはいつも体育休んでるって言ってたぜ。ねぇ?」
「ふぅン、ん、んぅふ……ふ、ふむぅ……」
 ぴしゃり、ぴしゃりと尻を叩かれながら、真っ白な毛並みのペット犬に擬せられたレイは、鼻息もくぐもる口舌の奉仕を強いられているのだった。
「シンジ君のちんぽミルク、大好物なんだよね? レイ」
 年上の中学生であるレイを呼び捨てにして、ムサシが命じている。
 帰ってきたばかりで靴も脱がずにいる母子の、並んで立つ下半身に鼻先を突っ込んで奉仕しろと、そんなプレイをさせられていたのだ。
 右を向いては美熟女の艶やかな黒の茂みに舌を這わせ、左を向いては学生ズボンの前からにょっきりと引っ張り出された若茎に唇を被せる。
「うぁ、ぁ、綾波……」
「あん、ん……。うふふ、困ったわ。せっかくシンジが出してくれたミルクなのに、レイちゃんに全部舐められちゃいそう……」

171コウイに値する名無しさん:2010/07/23(金) 20:26:31 ID:LuNM8Rws0
シンジの関心を引くために堕ちまくるレイに、教育としての母子相姦から男女関係へと微妙に意識変化していることを窺わせるユイとシンジ。
アスカが、ユイやアスカにどう対抗するのか?
レイをここまで堕としたら、アスカも同じ状況まで堕とそうとムサシは動くだろうし、この先が凄く楽しみですね。

172コウイに値する名無しさん:2010/07/24(土) 02:09:40 ID:CRGOtWQE0
自分達がシンジを喜ばせるためのプレイ要員もしくはチンコ棒なんだと気づけるだろう
トウジケンスケサイドの心境が気になります

173PDX.:2010/07/30(金) 12:46:09 ID:A7FsRQh.0
 そこで奮起して相手を堕とそうとするか、一時の遊びと割り切るか。
 トウジケンスケが相手の事をそもそも好きなのか、エロいことができるから参加しているだけなのかが分かれ目かも。

174引き気味:2010/08/02(月) 00:37:22 ID:O4y3wgys0
>トウジ&ケンスケ

アスカたちの同級生というポジションは美味しいものの、このシリーズだとショタムサシ&ケイタというより美味しいキャラがいるせいで、私の場合そこまでクローズアップさせて考えてないような。
シンジとの付き合いの流れで、ユイに対する憧れを育てていって、そして知った淫猥なそのもうひとつの顔に〜というシチュも実にエロースなのですが、この路線はもうPDX.さんが書かれてますもんね。

私の場合、最近はもうオリジナル設定の上にオリジナル設定を架すと言いますか、ひとつのエンディングの後のエピローグ的なシチュも良いんじゃないかなとか考えていたりします。
最近書いて投下していたシチュ、書き出す切っ掛けだった妄想シチュそれ自体は非エロだったもので、エロ文として体を成すための「前段」書き込んでましたら予想外に手間取ってこのざま、肝心のシーンに辿り着いたらなんとなくダレてしまっていたという有様だったんですが、その後まで書けばまたエロシーン設けられそうなんで。

175コウイに値する名無しさん:2010/08/07(土) 23:08:24 ID:X4aEXvE.0
上のほうでシンジだけが締め出しを食らうという話題が出ましたが、補修授業で夏の予定を全てキャンセルすることになるというのはどうでしょう?
ユイも旅行に出かけていて、一人さびしく朝食を取るシンジのところに前夜のゲームに負けた罰として避暑地の林をムサシ・ケイタに連れられて犬の姿で散歩するアスカとレイの姿を写した写メが送られてきたり、
面白味の無い中年教師の補修授業を受けてる最中に母親のユイと日頃内気な自分をよく気遣ってくれる担任のミサト先生がプールサイドでトウジとケンスケに弄ばれている写メが送られてくるなど。

176引き気味:2010/08/08(日) 12:34:37 ID:YDrj28lc0
>夏のプールサイド

糞暑い、というかもはや「熱い」で良いんじゃまいかという夏の日差しでございますが、こう凶悪に照り付けてくる中では下手に水遊びにも出掛けられませんな。
子供用のプールとか、水深浅くてそもそもの水量が控えめなせいか完璧お湯だよね状態になってくる始末なわけですが。
そんな中で浮かんでくる小ネタ。

「ほらっ、アスカ姉、レイ姉ちゃんも早くさっ」
 満面の笑みで、普段より日に焼けた風のムサシが、アスカたちに手を振っていた。
 しかしこれは……。
 着替えたばかりの水着姿でアスカが二の足を踏む先、あと三歩分ほどでちゃぷんと飛び込んでしまえるのは、彼女が自分の中学校で見慣れたールからすると随分ささやかな、低学年児向けの小プールだった。
 標準的な25mプールからすると奥行きはその半分以下で、横幅は4mそこら。水深だって1mにさえ全然届いていない、ほんの水たまり程度だ。
 おかげでムサシや、当たり前のようにセットで隣にいるケイタの小学五年生コンビ、他の同じ年頃の少年たちも、水に浸かっているといっても臍がしっかり見えてしまっている。
 そんな浅さなのだ。
 本来は彼らより更にもっと歳下の、ほんとうに幼い子供達が使うように水が張ってあるのだろう。
 おかげでアスカは、はじめから分かっていたくせにたじろいでしまった。
(うえ、え……っ)
 これは――、引くわね。
 思わず引き攣るその口元。
 ぱしゃぱしゃと少年たちが騒ぐたび夏の日差しを乱反射させ、眩しくさえある水面は、池の水でも沼の水でもないだけに綺麗に透き通っている。何年も前に集落ごと廃止された小学校跡であっても、設備はきちんと保たれていたらしい。
 そこにこの浅さ。
 水面下ははっきりとし過ぎるくらいはっきりとしていて、底まで簡単に見通せてしまうのを邪魔してくれる要素は、忌々しいことに全くの皆無なのだった。
 おかげで見えてしまっている。
 海パン、なにそれ? と言わんばかりに、少年たちの水面から下にも肌色一色だけが足元まで続いていて、みな完全に素っ裸でいる様子が。
 あまつさえ、調子に乗ってムサシなどが水中で飛び跳ねるたび、水面からにょっきり、勃起させた「先っちょ」が顔を覗かせるのだった。
(プールじゃなくて、お風呂じゃないのよ、それじゃ……)
 酷い景色だった。
 この狭いプールを芋洗い場さながらに賑やかにさせている他の少年たちも、似たり寄ったりだ。
 一人残らず水中と言っても無意味なくらい丸見えな股間を隠そうともしないでいて、顔を子供らしさから驚くほどかけ離れたいやらしさでニヤつかせている。
 ユイやミサト、マヤといった引率教師役の女性たちばかりが彼らと違い水着を着けて入ってきていたのを、それをわざわざずらして脱がせては手を叩き、膨らんだバストの先端だの、ビキニパンツの股布の下だのの肝心な場所を露出させては、ピューッと軽薄な口笛を吹いている。
 つまり、改めて見渡して確かめるまでもなく、この狭い水たまりプールにひしめいている少年たちは皆、盛りきった子猿たちだというわけだ。
 きゃっきゃと有頂天になって飛び跳ねれば、浅い水面ににょきにょき、にょきにょき、若い肌色をしたそれが顔を出す。
 ――おちんちんランド。
 そんな意味不明な言葉さえ脳裏に浮かぶ。
 なにを考えてるのよ、私……と目眩さえおぼえて、アスカはやはり、そこの中に飛び込んでいく――上を向いて何本もそそり返っている只中に、足をひたし、薄いにしても薄すぎる布きれ一枚の下半身を浸けていくのに、今更ながらの躊躇をしたのだった。

177コウイに値する名無しさん:2010/08/09(月) 01:44:09 ID:tozslM2Q0
目を洗う蛇口を跨いで立って中出しされたものを少年たちに洗われるとか、
消毒用シャワーでローションを浴びて少年たちに弄ばれる姿が浮かびました。

芸能人水泳大会でのお約束と言えば騎馬戦でのおっぱいポロリでしたが、
三人一組にして水着を脱がせるタイムを少年たちに競わせてはどうでしょうか?
誰を脱がせるかはくじ引きで決め、当然、勝利チームには素晴らしい賞品が・・・

178PDX.:2010/08/09(月) 07:57:00 ID:MnjrP6GM0
>シンジだけが締め出し
 ユイさんとムサシ達が、何かの誓約に基づいてシンジを締め出した時は寂しさを覚えつつ受け入れたシンジ。
 しかし、いつの間にか少年たちによって堕とされていたアスカやレイも同じような誓約を結んでおり、その誓約に基づいてアスカの口から「ごめん。ここから先はシンジは駄目なの」とか言われたら、ユイさんの時とは違うショックがあるかもしれず。

179なーぐる:2010/08/10(火) 00:56:55 ID:xFu562xI0
>――おちんちんランド。
かずふさ(ラヴやん)の顔がちらついてオラもうダメだ!

なんとなく夏のプールサイドに女の子と少年達なんて設定見るとプレゼントケーキよろしく、大げさなまでにリボンで飾り付けられた美少女達とヒートアップする悪ガキ達なんて映像が。
すっかりアレでそれしてしまったアスカとレイは余裕の笑みすら浮かべて見えそうで見えないポーズで男の子達を挑発するが、まだ慣れてないヒカリやマナ、マユミは恥ずかしさを隠せないのか顔を赤くしたままできる限り体を小さくしようとする。その行動がますます少年達をいきり立たせるとは思いも知らず…。

まあ私は思考がダークよりなんで、上記までの流れから、淫乱美母が経営する娼館デビューする娘達なんて思いついちゃう訳なんですが。

180コウイに値する名無しさん:2010/08/10(火) 06:46:35 ID:nukLtQN60
プールで思い出してネタログをチェックしたら、プールサイド・オークションと言うのがありますね。
これは学校での出来事ですけど、ユイが参加してるグループがリゾート施設を丸々借り切っての乱交パーティーでのイベントで、
いつもはプレイ相手の選択は本人の意志に任されているのがこのイベントでは女性はオークションで強制的に相手を決められ、
男性は同行の女性への入札を認められずに手持ちの金と彼女たちを売った金で別の女性を買うなんての話はどうでしょう?
現金では無くその施設内だけで使える通貨を使っての売買でも、商品として見ず知らずの大人に買われて抱かれるのはアスカたちに
強い衝撃を与え、それを自宅でムサシたちに聞かされるシンジに凄い興奮を与えると思います。

181引き気味:2010/08/11(水) 00:15:00 ID:/.r/z7dA0
>目を洗う蛇口を跨いで立って
ああいう上向きに噴射する設備って、格好のエロ小道具ですよね。
どちらかというとその手のシチュには、プールサイドのそれよりも公園の水飲み場のアレが真っ先に浮かんでくる私ですが、その場合は露出ネタってことになりますかね。

>アスカの口から「ごめん。ここから先はシンジは駄目なの」とか言われたら
たしかにですねぇ。
これは今までやってなかったなというか、美味しいネタに手を付けてなかったかもしれませんね。寝取られ的に。
同系統別口調でレイの場合とか考えても軽く転がれそうです(w

182引き気味:2010/08/11(水) 00:21:28 ID:/.r/z7dA0
>かずふさ(ラヴやん)の顔がちらついてオラもうダメだ!
やはりギャグとエロの相性には問題がががが。
同じよほなアドンでサムソンなゑが浮かんできたもんで、そのまま使うかちょっと躊躇したフレーズだったんですが、やっぱひねるべきでしたね (;´∀`)

>プールサイド・オークション
そういや、何巡りか
してまた旬な時期になってはいましたね、それの。
あれも特に詰まったとか書くネタ無くなったので止めたとかでなしに、なんとなく脳内鮮度下がって停止したまんまですが、思い返してみますとエヴァキャラ片っ端から起用してるあたり、私が投下した中でも豪華感はかなり上位かもですねぇ。

183PDX.:2010/08/12(木) 07:23:01 ID:exoDQZ/I0
>>181 引き気味さん
>アスカの口から
敷いて言えば「夜の披露宴」が該当するかもしれません。
あんな感じの宣告をもっと早い時点、シンジが高校生か下手すると中学生の時点でされてしまうと。
もちろんそんな年齢のアスカやレイが妊娠・出産という危ない橋を渡る事はないでしょうけど、
将来のそれを誓約させられて、その証拠としての疑似的な種付け儀式みたいなのがあるんでしょうかね?w

184コウイに値する名無しさん:2010/08/12(木) 21:17:58 ID:PnikCxs.0
ユイの参加してるパーティ−へのデビューに際してはペアでの参加が義務づけられていて、
デビューするペアはみんなの前で一斉に愛し合ってその関係を示し、二人は永続的な生殖の
パートナーであることを誓い合い、メンバーに認知され名簿に登録される。
よく分らないままユイに連れて来られたアスカとレイは、不本意ながらもユイへの懲罰を
防ぐためにムサシとケイタをパートナーとしてデビューの儀式を行い、それぞれの下腹部に
角質層に浸透するインクで「ムサシ専用」、「ケイタ専用」とプリントされる。
彼女たちとペアとなったムサシとケイタは男性メンバーから祝福され、一日も早く彼女たちを
孕ませて、彼女たちとのセックスでの避妊の煩わしさからじぶんたちを解放してくれと頼まれる。

185コウイに値する名無しさん:2010/08/13(金) 08:10:39 ID:7gC/vN.k0
>シンジは駄目なの
シンジじゃなければ駄目と言う逆のパターンで。
少年との行為に味をしめてトウジやケンスケと共に色々なパーティーに出かけていくキョウコが、
ある日全身に酷いあざを付けて帰ってきたために、アスカは母親の身を心配してシンジに彼女と
一緒に行って彼女の相手を務めて、変態の手から母を遠ざけるように依頼する。
つまり、シンジと母親のセックスをアスカが承認する。
その反対にシンジが、トウジ・ケンスケ・ムサシ・ケイタなどにアスカやレイ、ユイの保護を求める(セックスの承認)
と言うほうが、シンジの強い葛藤などで物語がより面白くなるでしょうね。

186タカウジ:2010/10/20(水) 01:19:40 ID:57w5n9gA0
どうもお久しぶりです、「INNOCENT TABOO」シリーズファンのタカウジです。

ずっとネタログにある>疎外されているシンジ、疑似家族ネタ は興奮するシチュなので
ゼヒ見たいなぁと思っていました。
ふと思ったのですが、
①このシリーズのシンジは寝取られマゾの気があり、ユイさんが取られるのがもっとも興奮する人である。
②そこでネタログにある>疎外されているシンジ、疑似家族ネタにある
ムサシとユイの擬似母子のところ、出だしは>>115のままで、そこにシンジが「お泊りに来る」というのはどうでしょう?
―つまりユイ先生の生徒であるシンジがお泊り授業でユイとムサシの母子の家にくる。
小道具として表札が「ユイとムサシの名前のみが書いてある」ものにその日だけ代えてある。
そしてシンジはユイ・ムサシ母子の甘い生活を見せられる・・・というのはどうですか?
(ちなみに、シンジだけでなく同じくユイ先生の生徒としてレイとアスカも一緒に来るというのもありかも、
二人の少女も「ユイおばさまもよくやる」と思いながらシンジと一緒に興奮してしまうとか)

187引き気味:2011/01/01(土) 00:53:15 ID:98QUVjY60
 とあるエピローグの淫乱美母、みたいなネタ

 桜並木が満開の姿を見せていた。
 ある種、それは土地柄や地域のならではといったものからは対局にある風景かもしれない。
 春の季節、学舎が新しい生徒たちを迎える時はこうでなければ。そんな固定観念が日本人の中には強固であるせいなのか、おおよそ日本全国どこの学校であろうと、校庭にはまず桜の木が植えられるのだという。
 少年はそう母親から聞かされていた。日本の文化なのだと。
 たしかに、裏山に半ば抱え込まれた形で立つ中学を目指すゆるやかな坂は、学校の敷地からあふれ出したかのような桜の花びらで飾られていた。
 同じ制服姿で坂をあがる生徒たちの中でも、どこか着慣れない風でいるのは彼と同じ新入生であろうか。
 少年はアメリカ国籍を持つ母親に連れられてこのほど物心が付いて以来の帰国を果たしたばかり。アジア系の隣人、友人には縁がなかったせいか、顔立ちから同級生、上級生の違いを見分けることは出来なかったが、親と思しき大人と並んで歩いているのであれば間違いは無いだろう。
 あたりを――もう校門から中の様子もはっきり見えてきたそこらを観察すれば、ピカピカの制服姿である自分の子供たちにも負けないぐらいぎこちなく着飾った母親同士が、はやくも保護者間の親睦をといった顔で立ち話をしている。
 大人ばかり三人、四人と塊になっているのは、子供が中学にあがる以前に同じ学校だったという縁だろうか。それとも、地域のコミュニティなのだろうか。
 いずれにせよ、自分や後から入学式自体には間に合わせると言っていた母とは条件が違うわけだ。
 自分たちはこれから付き合っていく人間を見定め、友人も作っていかなければならない。
(そういえば)
 少年はふと思い出した。
 母にとってこの土地は、今の自分と同じぐらいまでを過ごしていた「ホーム」なのだという。ここ、第3新東京市立第壱中学校も母校なのだと。
 今朝方、下ろしたての制服を身につけ、ズボンを履いたところを感慨深げに眺めていた。
 なら、あの大人達の中には昔の母を見知った人間もいるのだろうか。
 旧知の間柄のだとか、もっと親しくしていた人間だとかも。
 そう考えて少年が周りを見渡し直してみても、まさか以前に見た母のアルバムだのに写っていた顔が偶然も偶然に見付かるわけでもなく。よしんば実際に居たとしても、十数年の歳月もあればさらに見分けが付こうはずもなく。
 結局の所、この年の新入生たち大勢の中の一人としてきょろきょろと周辺を見回して歩く彼が、校門をくぐってからいつの間にか考えていたことはといえば、
(うはぁ、あのおばはんケバ過ぎだろ。センス最悪っつか、やっぱうちのおかんの一人勝ちだよな)
 などという、ませた目線での品定めだった。
 彼が自慢に思う母親の美貌にそのままよく似た西洋の血の濃い容姿。それは、入学式会場となる体育館近くに集まった新入生たちの中どころか、準備の手伝いなどで通りがかる上級生の女子生徒たちからも熱い視線を集めるのに十分なものだったのだけれども。当人の青い瞳は子供に興味は無いとばかり、保護者として並ぶ妙齢のご婦人方の方にばかり向けられていたのだった。

188引き気味:2011/01/01(土) 00:53:34 ID:98QUVjY60
 そんなマザコン気味、あるいは年上好みな少年の記憶に、この日ただ一つ鮮烈に残った特別な光景。
 それは、ひとり人待ち顔で、自分とは逆に息子を待ってずっと桜の木の下に佇んでいたある母親のことだった。
 遅れてやがて現れた小柄な少年には受け継がれなかったらしい、髪の色、目の色。日本人ばかりの中では際だって目立っていた、白髪に赤目といった典型的なアルビノの特徴に、少年の目はまず止まった。
 人の間では忌避されがちな特殊性を与えられていながら、それでいて彼女は同時に、見た者に不気味なというよりは幻想めいた印象を抱かせる美しさをも神から与えられていたようだった。
 髪を首筋までのあっさりとしたカットにしているその顔を見てみると、(おや?)と軽く人目をひくぐらいの美人ではない。(嘘だろう!?)と、その目の前の実在に対する半信半疑まで生じさせるほどの、現実離れした麗人ぶりだ。
 アルビノとしての見かけさえ、こうなるとそのための一つの演出と化していた。
 なにより――色っぽい。
 ほっそりとした立ち姿でありながら、胸の辺りや腰回りの充実ぶりはなんとしたことか。飾りっ気のない落ち着いたコーディネイトでその身を包んだ清楚さに、強烈なセックスアピールが同居している。
 そしてだ。
 アメリカで、高価な化粧品だのスキンケアだのエステサロン通いだのに血道を上げていた上流階級気取りを見慣れた少年から見てもなお、突き抜けて白い肌。そこに、日差しを避けたものか桜の枝が落とす影の下にあって余計に目に鮮やかなルージュの引かれた唇が、ぷっくりと。
 あの唇が息遣いに時折薄く開かれるだけで、男心は誘われるようにキスを願うだろう。
 穢れ知らずに真白く佇んでいるだけなのに、ひとたび目を奪われると一転、異常なくらいに艶めいてもう視線を放さない。
 そういう女性だった。

 ただ、
(うーん……。あのひと、まさかと思うけどなぁ)
 体育館脇の桜並木に彼女を見付けてしまった男子、父親らの例に漏れず、思わずため息を吐いてしまいながら、しかし少年がその目を留めたまず
の理由は、実は彼らとは違ってアルビノへの興味ではなかった。
 とにかくの美しさ、色っぽさに感嘆しつつ、しげしげと遠目の顔に目を細めて唸っていたのは、ただ魅入られてしまったからではなかった。
 (あれっ)と。次いでそして、(――似ている、よな)と思ったのだ。
 母親の、此処「ホーム」での思い出を残すアルバムをめくった折に見かけた、かつての知人らの中でも特にその特徴ゆえ記憶に残っていた、アルビノの少女に。
 母親の同級生であったというから、同じように歳を重ねていけば今はあれぐらいだろう。
 思い出話の舞台と同じ土地であるし、アルビノに生まれつく人間のそもそもの数の少なさもある。
 まず考えて、同一人物。当人、なのだろうが。
(……っ、っッ!?)
 目が合った。ような気がした。
(いやっ。見てる! あれ、あっちもこっち見てる――よなっ!?)

189引き気味:2011/01/01(土) 00:53:47 ID:98QUVjY60
 そうこうの内に会場へ入るよう促す教師達が現れ、ついっと視線をそらした彼女の姿は、息子と連れ添って少年とは違う人混みの流れに紛れ込んでいった。

 この日はもうそれっきり。
 だからといって新しい土地での生活の忙しさにかまけ、忘れてしまえるような、簡単な話ではなかったのだけれども。
 母親譲りの赤い髪をがしがしと掻いてその場は頭を切り換えた彼が思っていた以上に、これが「簡単ではない」因縁絡みだったと思い知ったのは、数日後のことだった。
 方やのあまりの印象の濃さとは裏腹に、すっかり忘れてしまっていたあの息子の方。それが、実はクラスメイトとして隣の席に座っていたことを少年が知った、その日の放課後のことである。

「ねえ、もしかするとだけどさ」
 同じクラスになり、すぐ隣の席に座る間柄になった。だからといって挨拶はするぐらい以上に親しく付き合う理由はまだ出来ていない。そんな相手から、声をひそめた呼びかけ。
 彼はどうしてなのか、辺りを窺うように帰り支度中のところを捕まえ、廊下を人気の無いところまで連れて行って尋ねてきたのだ。
「ひょっとして……君のお母さんの名前、アスカさんっていったりしない?」
 君の名字を聞いて、もしやと思ってたのだけれどもと、そう断って。
「君の、惣流君のお母さんが――惣流アスカさんだったらって、話があるんだけど」

190S51:2011/01/01(土) 03:05:49 ID:O.ErnuHA0
お。少しばかり未来のお話ですか。

191引き気味:2011/01/02(日) 21:32:48 ID:YNEQshPs0
>>190 S51さん

そゆ話でふ。
去年の秋ぐらいから書きたいネタランク上位に躍り出て脳内でグツグツ言ってたんですが、とりあえずもういい加減書いちゃえと。
多分アスカたちは30前か30ちょいぐらい?
今まで書いたネタ、というかこれは『少女堕天録』のエピローグ部分に書こうとして放置していたシーンを受けての直結した話なので、そこ踏まえると多分まだ20代。
どう設定した方がよりエロいか思案中なので、ぼかしますた。

192S51:2011/01/03(月) 02:10:55 ID:7R0zKFrk0
>引き気味さん

どんなお話になるか楽しみです。
私も最近また書きたくて、いろいろ練ってるんですが、なかなかカタチにならなくて……。

193引き気味:2011/01/03(月) 02:20:29 ID:eCYcUyu60
まぁ、とりあえず書き出しちゃうことじゃないですかね。
書かないでいる期間長くなって、なんとなく一行目を書き出すのが億劫な気分と放置続行し続けそうでいても、とりあえず書き出してしまえばどうとでもなりますし。
後はもう破綻しようがオチが付かなかろうが野となれ山となれ。どーせエロですし、エロシーンまで行けばそれこそどうとでも (;´∀`)

194PDX.:2011/01/03(月) 09:47:37 ID:ZWzommjU0
>>190 S51さん
 おお、おひさしぶりです。

>>191 引き気味さん
 やっぱこうやって自分でモチベーション高めないとあかんですわなぁ。
 しかし、この新作はタイトルが淫乱美母アスカとかになるのかしらん。

195引き気味:2011/01/03(月) 12:30:21 ID:eCYcUyu60
>>187-189 

◆ ◆ ◆

 入学式の翌日に降った雨で、桜並木はだいぶ様相を変えていた。
 風に舞う白い花びら。それも数日前からすると大分少なく、下校する二人の少年の背を低く、アスファルトに転がるように追い抜いていく。
 彼は家へ招いた道すがら、『綾波』だと自分をあらためて紹介しなおしていた。
 入学式以来となりの席に座るようになっていた相手に『ええと……』と名前が出てこず、決まりの悪い顔をしていた赤髪の少年であったので、その必要があったのである。
 そしてそこに、『綾波レイ』の息子だよと意味ありげに付け加えた。
 これには本来他人に主導権をとられるのを好まない少年も、慎重にならざるをえなかった。
「ほんとうは僕からこんなに色々話しかけたりするの、苦手だったんだけどね」
 同性で親しく口をきいた最初のクラスメイトということになる彼は、そう言って苦笑する。
「入学式の日、みんな自己紹介したでしょ? 髪の色もそうだし、アメリカから来たって言うし。あのときにもう、君がもしかしたらって気付いてたんだけど」
「――人付き合い、苦手なのか?」
 聞けば肩をすくめてみせた。
「君の方は……聞くまでもないよね。女の子にも人気だったみたいだし」
「連中、ガイジンが珍しいんだよ」
 黒い髪に黒い瞳。典型的な日本人の彼に対し、自分のそれは赤く、青い。アメリカでは珍しがられるものでもなかったが。
 茶化してはおいたものの、面白く思われていなさそうな感触ではあった。
 彼の言葉では、女子と接する時はと限った話ではなく、ただ他人が苦手なのだとか。
 なんとなくそうだろうと思っていた相手だった。
 もっと言えば、ここ数日での印象は『根暗そうなやつ』だった。
 女の子にももてないだろう。
 見るところ、別に容姿に難があるというわけではない。顔は、なよっちぃと言ってしまえばそれまでだが、そう見せているのは俯き加減でいることばかりだった彼の姿勢が問題なのであって、中性的な造形自体は女の子達の眼鏡にもかなうものの筈だ。
 なんとなく、それは自分と同じように彼の母親から引き継がれたのだろうと思った。
 あの、とんでもない美女の血である。女子の間での評判を意識していたのなら、恵まれた部分の活かし方を考えれば良いだろうに。
 しかし彼は気にしてない、気にするまでもないさと言うのだ。
「良いんだ。別に学校にいるような女の子なんて。あいつらみんな、いろいろ生意気言うくせただのガキじゃないか」
 『相手にしてやるほどじゃないよ。君もそう思うんじゃないの?』と、上目遣いに見やってくる。背の高さはほとんど同じなのに、覗き上げるように。
「君のママだって……僕らと同じぐらいの時なんて凄い美少女だったんじゃないか。比べたら、クラスの連中なんて見れたもんじゃないだろ?」
 もってまわった言い方だった。
「人をマザコンみたいに言うなよ。それに、人の母親だぞ? いくら昔のことでも、美少女とかいう言い方はやめてくれ」
 苦り切った声しか出ない。

196引き気味:2011/01/03(月) 12:30:48 ID:eCYcUyu60
 これも母親譲りの性格なのか、話をしていて焦れったい人間だとすぐイライラしてしまう少年にとっては、あまり付き合おうという気になるタイプではなかった。
 先ほどは自分のあの、誰に対しても上から目線すぎる母親のことを思い出して『人付き合いが苦手なのか?』と訊いたが、こちらは全くタイプが違う。ある種、逆に卑屈すぎて相手が嫌になるタイプだろう。
 まさかそんな相手と二人つるんで歩いて、家までお邪魔しようかという展開になろうとは。
 それもこれも、『綾波レイ』という彼が口にした名前の持ち主のことだ。
 少年にとっては、捨て置くわけにはいかない問題だった。
 自分の母親にも関わってくる――おそらくは、深く――問題だと悟らずにはいられない。ここまでの会話で分かっただけでも、少なくとも彼はこの第壱中学校に通っていた当時の母親を、惣流・アスカ・ラングレーの姿を知っている。何かで、彼の母親だという綾波レイの持っていた写真かまた別のもので、目にしていたのだ。
 自分だってその頃の綾波レイを知っている。
 おあいこさまとも言える。
 けれど、だからこそ、そこのところは是が非でももう少しはっきりと確かめておきたかった。
「……綾波って名前に覚えは無かったな。いつも母さんの昔の……あ、いや、何回かその、思い出話を聞いた時は『レイ』ってだけ呼んでたような覚えがあるし」
「ふうん……?」
 彼はそうとだけ相づちをうって、とっくりと顔を眺めてくると、なにか自分だけで納得したような様子で頷いていた。
「僕の方もね」
「え?」
「僕の方の、ママもね。聞いてるんでしょ? 君のママのこと、アスカって呼んでたって。すごく、仲良しだったってさ。いつも一緒だったって」
「……ああ、うん。仲が良かったって話だよな。ずいぶん昔のことなのに、俺にわざわざ思い出話で聞かせてくれるぐらいだから、そうだったんじゃないのか?」
 どこか得体の知れない相手と、自分の家族について話すことほどやりにくいことはない。自然、どこか会話は探り合いながらのようなものになっている。
 正直、閉口するばかりだ。
 失敗したかなとも考えていた。
 誘いに乗らず、先送りにするという選択肢もあっただろうに。
 今日の所はまた後日とお茶を濁して、家に帰ってからあの忙しい母親と連絡を取って相談する。そっちの方が賢い選択ではなかっただろうか。
 しかしいずれにせよ、もう遅すぎた後悔だろう。
 校門をくぐって出たのはどれくらい前のことだったか。
 学校帰りの生徒たちの姿ばかりが目立つ道から、やがてその他の通行人も混ざり出す道へ。次いで、むしろ様々な目的で行き交う大人達の方が多い道通りへ。
 信号で立ち止まり、横断歩道を渡り、踏切を越え、今度は次第に人通りの落ち着いていく方向へ、閑静な住宅地の方にと。
 気付けばそこはもう、こじんまりとした一階建てながら広い庭のある一軒家の前だった。
 迷わず門扉を押して入る彼に確認するまでもなく、そして門柱に掛けられた表札を見るまでもなく、此処こそが目的の家。陰気で、どこか嫌みっぽい少年が招いた、彼と彼の母親である綾波レイの家なのだった。

197引き気味:2011/01/03(月) 12:39:01 ID:eCYcUyu60
>>194 PDX.さん

まぁ、こんなタイトルのスレで投下して、いつもやってる話の内容考えれば展開とかバレバレの話なんですけどね。
それだけに、勿体付けて匂わすように書くにしても、これって意味あるんだろうかという疑問がつきまとっていたりして。
前情報が全くの0の状態で始まった話なら、会話の中の思わせぶり部分とかも伏線とか、読み手にあれこれ想像させるための材料として機能するんでしょうけど、ねぇ。
最終的にどう話が進むのか10人が10人とも想像して外れない展開にしかなりませんから、些末なディティール部分を埋めるためのピース程度にしかなりえないという。

ンなもんに行数使うくらいなら、とっとと三行であらすじチックに済ませて本番行けよとか思いもしますものの、勿体付けた導入が無いと様式美的に――とかいう考えから脱却できない私。
そしていつも本番に辿り着くと力尽きてしまっていたりして (;´∀`)

198コウイに値する名無しさん:2011/01/03(月) 19:27:14 ID:B9RwSLiU0
皆さんが生きてくれてよかったです

199コウイに値する名無しさん:2011/01/04(火) 02:59:31 ID:MPpDv7Rw0
>>197
>10人が10人とも想像して外れない展開にしかなりませんから
ここの常連の人達は明らかに訓練されすぎて達人レベルになっているのでこれはしょうがないかも…

むしろ以前から引き気味さんの小ネタを見てると『本番』へと至までの課程が段々緻密になってきてて
実際のアフンアフンよりもその前に様々な要素が収束して、なんと言うか「おまえはもう死んでいる」状態と言うか
はたまた「これ絶対入ってるよね?」的なわくわく感というか。

しかしこれもまた長年培ってきたエヴァエロパロにおける一つの到達点とも言えましょう。
逆に考えるんだ。いっそ濡れ場は無くてもいいと。(え

200PDX.:2011/01/04(火) 07:20:22 ID:FxbBHAWU0
>>197 引き気味さん
 あらすじというか人物紹介はどうしても尺をある程度必要とするものとあきらめるしか。
 パロディはそこが不要なので楽なのですが、次世代物はオリキャラが多数出ざるを得ないので半ばオリジナル作品ですし。

>>198さん
 とりあえずまだ生きてるってところですねぇ。
 定期的に病院のお世話になっていますし。
 感染症ではないので根治できないのがつらいところ。

201S51:2011/01/04(火) 22:25:03 ID:D8jNn/PU0
>PDXさん

体調を崩されてましたか。どうぞご自愛下さい。

202PDX.:2011/01/05(水) 09:04:55 ID:EciLrl7c0
>>201 S51さん
一昨年入院していたのですが、その関係で今年も早々から(^^;

203引き気味:2011/01/08(土) 02:13:13 ID:sr8Z1i9Q0
>>195-196

「ただいまー」
 玄関で、彼は脱いだ靴を意外なくらい丁寧に揃え直していた。
 そのついでで『上がってよ』と促すと、閉めたばかりのドアから外にまで聞こえやしないかという声を出す。
 そして、奥からすぐに姿を見せた女性がいかにも主婦といったエプロン姿であったのを見た時、
(うちとは、違うんだな)
 それが幼い頃からずっと鍵っ子だった少年の真っ先の感想だった。
 自分もこう、家に帰った時にはエプロンを付けた『お母さん』に、おかりなさいと出迎えて貰えたら。逆に迎える側でばかりいる立場からの、ほんの少しの羨望が頭をよぎる。
 そしてやはり、あの入学式の日の女性こそが彼女だった。
「お、お邪魔します」
 家の中だと青みがかっても見える銀髪。
 赤い――まず連想するものではあっても、兎のような小動物のそれとは明らかに視線に込められた意志の輝きが違う、紅い瞳。
 じっと向けられると、静謐さをたたえた奥へと深く飲まれてしまいそうだ。
 そして、大理石の像をさらに磨いたかの作り物めいた肌の白さでいて、エプロンを付けていてなおセーターとの二重の生地越しにも分かる胸の豊かな膨らみといった、肉感的な柔らかさを兼ね備えた存在感。
 間違い無い。彼女だ。
 あの綺麗な女の子、ティーンエイジの頃の母と並んでいた女の子が大人になった姿が、そこに立っている。
 柄にもなく声がどもってしまう。
「あの、はじめまして。俺、惣流って言います。その……」
 しかし、言いかけた要領を得ない挨拶の後を奪うようにして、横合いからの声が自分の美しい母親へと嬉しげに報告したのだった。
「彼ね、惣流って言うんだ。あのアスカさんの息子なんだって」
 『だから、連れてきたよ』と、一息の説明は簡素そのもの。応じての母親の声もまた、
「そう……」
 と、だけ。
 薄く目を細め、改めてこちらを向いてきたのは、旧友の面影を見出そうとでもしたのかどうか。
 帰宅を告げ、迎えた後のたったそれっぽっちに、他にどんな言葉にされない部分が含まれていたというのだろう。
 息子の彼は連れてきた同級生を母親の旧友に所縁のあると端的に説明したにすぎないし、彼女も『そう』と言葉少なく答えたのみ。
 ありふれた母子の会話だった筈だ。
 赤毛の少年にはやり取りの表面に出ていたより他を読み取ることはできなかった。彼女が本当は何に頷いたのか、何を納得したのか。読み取るべく注意を払っておけと匂わせる何かがあったとも思えない。

204引き気味:2011/01/08(土) 02:13:26 ID:sr8Z1i9Q0
 だから、
「な、なにを……!?」
 見詰めてくる視線に乗せられた沈黙のままの圧力とでもいうものが、ふっと抜けたかと思ったのもつかの間。唐突にエプロンごとロングスカートをめくってみせはじめた彼女の前触れの無さに、驚愕することしか出来なかったのである。

 ぎょっとして目を見開く。
 顔を背けて制止する。それが正解だったろうけれども、露わになった素足の子持ちらしからぬすらりとした白さは、視線を引き剥がさねばと気付く猶予もくれはしない。
 ロングスカートは黒に近い地の色に、白と赤でラインの交錯するチェック柄。靴下を履いた踝のすぐ上までの長い裾を、彼女が表情も変えずに大胆にたぐり上げて巻き取っていくと、軽く屈んだ姿勢で内股によじり合わされた膝が見えてしまうのも、むっちりとした太股が付け根までも見えてしまうのも、あっという間だった。
 スカートの裏地も黒のおかげで、真白の太股が眩しいこと。
 更には、おなかの高さまでスカートを捲ってしまってこちらにまっすぐ立つ、隠そうともしないその下着。落ち着いた大人の女性らしく、派手さはない。上品なデザインのショーツだ。
「もっと色っぽいやつ履いとけば良かったのに」
 彼がなにかを呟いたのも、耳には入らない。
 この美しい人の、薄いベージュ色の布地に包まれた下腹部、陰阜の女性らしい密やかな盛り上がりに食い入る様にしてしまう。
 見せつけるかの立ち方でいた彼女がさらに再び身を屈めて、そのせいで僅かのあいだ視界が遮られたのが、少年がこの魔性から逃れる最後の機会だったかもしれなかった。
 けれどもう、そのもしもの可能性も閉ざされた。
 廊下を踏んでいた柔らかそうなスリッパから、片足が抜かれる。するすると引き下ろされたショーツをくぐらせるためだった。

205S51:2011/01/16(日) 04:16:18 ID:GtXo4YCU0
つづき楽しみです(´∀`)

206引き気味:2011/01/16(日) 07:28:46 ID:/h1Jnqto0
一番書きたかったというか、今回頭に思い浮かんでた絵はまさにこのシーンなので、ナニするのかは決まってたんですが、実際書いてしまうとどこまでレイにさせちゃうかでちょっと躊躇しちゃいますね (;´∀`)

なにせこの話、最低でも13年後。
レイさんの変態レベルもカンストしてても不思議じゃないよね! ってとこですし。

207引き気味:2011/01/18(火) 23:51:12 ID:n2ACpAb60
>>204投下した時点での内容から、過激化させる方向にしますた。


 ぎょっとして目を見開く。
 顔を背けて制止する。それが正解だったろうけれども、露わになった素足の子持ちらしからぬすらりとした白さは、視線を引き剥がさねばと気付く猶予もくれはしない。
 ロングスカートは黒に近い地の色。そこに、そうと自己主張しない程度に細く控えめなラインの白と赤が走るチェック柄。落ち着いた大人のムードだ。
 その、靴下を履いた踝のすぐ上に届く長い裾を、彼女は表情も変えずにたぐり上げて巻き取っていく。
 大胆に、いっそ無造作なほどに。
 軽く屈んだ姿勢で内股によじり合わされた生膝が見えてしまうのも、むっちりとした太股が付け根さえも丸出しになるのも、あっという間だった。
 スカートの裏地も黒いおかげで、真白の太股は妖しいほどのなまめかしさ。
(う、ぁ……)
 少年の目はますます吸い寄せられた。
 更には、お腹の高さにまでスカートを持ち上げてしまって、こちらにまっすぐ立つ。むき出しになったスカートの内側を隠そうともしない。
 『……どう?』とでも言いたげだ。
 色は肌色に近いくらいの薄いベージュ。落ち着いた大人の女性らしく派手さはない、これが余計にこの美しい人に似合うと思ってしまう上品なデザインのショーツだった。
「もっと色っぽいやつ履いとけば良かったのに」
 横の彼がなにか口を尖らせたのも耳には入らない。
 気を許す間柄にはなれなさそうな印象の、クラスメイト。そのあまりに美しい母親の、薄ベージュ色の布地に包まれた下腹部、陰阜の女性らしい密やかな盛り上がりに食い入る様にしてしまう。
 なんで、どうしてと突然に過ぎる事態に混乱しながら、目に映るそれ以外が脳裏からは急速に追いやられていく。
 誘惑されているのだ、というシンプルな解釈にすらここでは思い至らなかった。
 ただ、あれをひっぺがして、直に見てみたら、と。
 このひとの『下の毛』は、やっぱり銀の色をしているのかもしれない……。などと、腹を空かしっぱなしの野良犬じみたゲスな考えを思い浮かべてしまったものだけれど、一瞬でもそんな目つきをしただろうことは確実。気付かれていたらとまた焦れば、手のひらにはいつの間にかじとりと大量の汗をかいている。
 それを自覚して、玄関に立ち尽くす少年は強い羞恥にかられた。
 ――これではまるで、野良犬どころか『童貞坊や』のようではないか。
 言わばのっけからの一撃であっさり動揺し、魔性めいた魅力に絡め取られて、そしてあからさまに焦ってしまっている。
 醜態だ。とてもスマートな振る舞いとは言えない。横の彼に、そしてこの人に一部始終を見られていたかと思うと、いよいよ少年の顔は赤く染まった。
 が、そうした間にもスカートの中身を見せつけるかの立ち方でいた彼女が、
「…………」
 また無言のまま、理由も告げぬ唐突な誘惑を次のステップに進ませようと白い繊手を蠢かせる。

208引き気味:2011/01/18(火) 23:51:34 ID:n2ACpAb60
 お腹の前でエプロンとスカートをまとめていた右手を腰の横に回し、もぞつかせた――そのせいで僅かの間、視界からあまりに白く危険な太腿と、生地の薄さ以上の危うさを秘めた布きれによる眺めが遮られたのが、少年がこの魔性から逃れる最後の機会だったかもしれなかった。
 だとしても、まばたき程度のほんの一瞬だけ垣間見えた『もしかしたら』というちっぽむな可能性で、少年が気が付く前には過去形の物となっていたのだけれども。

 するり。
 そう、いかにも主婦といった装いで現れたばかりだった彼女が軽く引っ張る動きをしただけで、少年が熱く視線を注いでいた布きれ一枚は、ぺらっと剥がれた。
「……え?」
 いわゆる紐パン、紐ショーツ。ウェストのゴムでではなく、サイドのリボンを結ぶことで下着として履くことができるタイプのもの。
 おとなしめなデザインと思いきや、実はそうでもなかったのか。などと、意外さからつい反射的に今まさに剥がれ落ちゆくフロントを追ったその視線が、次に強ばり、息をのむ。
 気付いてしまったのだ。
 輝きを放つ、一筋。めくれ剥がれる布きれと、その下から現れた彼女の股間を結び止めるかのようにまっすぐ伸びていたから、はじめはてっきり――彼女がもうはしたなくも蜜を垂らしていたのか、糸を引くほどに気分を募らせていたのかと勘違いした。
 だが、そうではないのだ。それは。
 そんなものではない。
 ――それはチェーンだった。
 細い銀の輝きを、先ほど願った通りに丸見えになった彼女の下生えと同じ輝きを放つ、糸のように細い、装飾としての鎖。
 鎖は一枚の布きれに帰ったショーツが落ち通り過ぎていった彼女の太腿にスティック状の分銅飾りを垂らし、根本を持ち主の最も秘めやかであるべき条裂に、指輪ほどのリングでもって結び止められていた。

「あんた……!」
 紛れもない、マゾヒズムの産物。自らを誰かの所有物であると証す、被虐の性癖のシンボル。性器へのピアッシング。
 一目でこの清楚な顔をした女性の正体を知った少年は、振り向きざまに声を飛ばした。
「お前、なにを企んでる! 俺をっ、嵌めようとしやがったな?」
「何がさ?」
 真正面から睨まれながらも、彼は落ち着きなよとニヤニヤ顔を崩さない。どころか、積極的に動いて、ドアの前からどかそうとする少年をあくまで邪魔する姿勢を見せる。

209引き気味:2011/01/18(火) 23:51:47 ID:n2ACpAb60
 下腹部を丸出しにしたそのままで彼女もまた、引き留めるかのように少年を呼んだ。
「あなたは……」
 ――アスカの、産んだ子なのでしょう?
 静かな声で。
 少年の放った警戒と敵意も露わな大声も意に介さぬ様子で。
 それどころか、プラチナシルバーの秘毛が飾る性器を露出させ、ローズピンクの媚肉花弁に通したピアスなどという、平静でいる方がおかしい自らへの辱めを初対面相手にあからさまに晒しながら、僅かほども動揺を浮かべぬひっそりとした声で。
「…………」
「そうだよ、ママ」
 少年が答えないものだから、代わりに息子に視線をやって違うのかと確かめた母親に、
「ちゃんと確認したもの。アメリカから帰ってきた、惣流・アスカ・ラングレーさんの一人息子だって。さっきもきちんと念押しでね」
 彼はうんと頷きを返してみせた。
「なら……」
 なら、である。
 それだけで済ませて彼女は、綾波レイは、いかにもこれが当然といった顔をして、『女の部分』とただ呼ぶにはあまりに恥知らずな有様のそこを見せつけながら、いっそう近付こうとしてくる。
 少年は後ずさった。
 しかし、唯一の逃げ場であるドアは、紅い瞳に得体の知れない深みを覗かせ迫ろうとする彼女の子の後ろだ。
「どけよっ。お前、自分の母親だろっ!? なにさせるつもりなんだよっ」
「ははっ、そんなに暴れなくたって良いじゃないか。痛いよ、まったく。……僕ら、兄弟みたいなもんだってのにさ」
「ああっ? なにっ、何だって……?」
「君のママ、アスカさんのことさ。アスカさん、今も惣流のままなんだろ? うちだってそうさ。ママは僕を産んでもずっと綾波のままで、結婚してない。じゃ、僕の父さんって誰なんだろって、ね」
 少年は思わず絶句していた。
 畳みかけるように、まだ彼は言う。
「いい加減さ、とぼけんの無しにしようよ。ママのあそこ、肉奴隷のリング付けたまんまにしてんの見たんだから、とっくにピンと来てたんじゃないの? 帰国子女の天才君だって評判なんだし、そこまでニブいなんてあり得ないよね」
「なんの、話……っ、っッ――!!」
 一言一言にあからさまに反応を示してびくびくと目元を引きつらせ、今にも殴りかからんばかりの形相を作ろうとしていた、その荒げた声は、『んぅ、ぅうー!?』と言葉に出来なかった残りをすべて――しっかりと両頬を捕らえて口付けてきた美母の腔内に絡め取られてしまっていた。

210S51:2011/01/29(土) 00:27:23 ID:86DF5GvA0
あっぱれな淫乱ママぶりです。

211引き気味:2011/01/31(月) 01:35:29 ID:jO2z0xxs0
「うぅムッ、っム、やめっ……ッぷはっ、っむむむ……むぅぅっ、ッ、やめろよっ」
 もがき、振りほどこうとする。
 しかし、綾波母子は拘束を解こうとはしない。
 そしてスポーツで体を鍛える彼が本気を出そうにも、無理矢理のキスはみるみる内により濃密な口戯にと変えられていく。
「んンむ、む、むー」
 挿し込まれる舌が前歯をノックし、歯列を舐める。
 流れ込む甘い唾液。
 反撃しなければ。答礼を返さねば。舌を絡め返して、こっちにもテクがあると見せ付けなければ。でなければ男が廃る――。
 咄嗟に浮かぶのはそんな身についた反射もどきのもので、間違っても見知らぬ相手にいきなり唇を奪われて考える事ではない。
 少年は混乱を極めようとしている自身を自覚して、また焦った。
(くそっ)
 頬に寄せられ、胸に添えられた手は華奢で繊細だ。優しくとしか言いようのない手のひらが、カッターシャツの胸を撫ぜ回す。
 腕力に任せるのを、それは暴力ではないかとこんな場面で躇わせるほどに。
 そうしている内にも更に少年は攻め立てられていて、おまけにいつしか、学生ズボンの股間を妖しくまさぐられてしまっていたのだった。
「放せって、くそっ。俺に触るな……!」
「……あなたも興奮しているわ」
「うう、うるさいっ。あんたみたいな――変態が、勝手に触ってっ」
 かぐわしい美女の体臭に包まれながらのベーゼ。抱き付かれてダイレクトに感じるのは、圧倒されるようなボリュームをしたバストの感触だ。さらには巧みなペッティングでしかない手付き。
 少年はたしかに勃起させられていた。
 そうでなくても一目で魅惑され、欲情を抱いてしまっていたのもまた事実。
 けれども、それを当の相手の年上の美女に指摘されてしまうことは、年頃の少年にとって恥辱でしかなかった。
 良いようにされっぱなしではないか。
「なんだよ、あんた。俺みたいなガキが好みなのか? いい趣味してんじゃねぇか。自分のガキにまで手伝わせて……中坊相手にレイプってか」
 とんでもねぇな。
 そう、挑発的に吐き捨てる。
「変態が。お前もだよ、綾波! 母ちゃんにガキのチンポそんなに咥えさせてやりたけりゃ、手前ら親子同士で勝手に済ませとけよ。他人様を巻き込むなよなっ。この変態がっ! 変態が、変態がっ!!」

「…………」
 さすがの麗女も顔を顰めた。
 代わりに、彼女の息子が嘲りを返す。
「うちのママを誰彼考えなしの馬鹿女みたく言わないでよね。なにそれ、誰基準で言ってるの? ひょっとして君のママ?」
 くふふと、少年を羽交い絞めにする耳元で『変態はいいけどさ』と、そこはあっさり受け流してみせて、
「でも知らなかったな。この街はなれてた間に君のとこの……アスカさんが、そんなことして悦ぶような趣味に躾られてたなんて」
「てめっ、なに言って」
「ほんとの姉妹みたいだったお揃いの首輪のマゾっ子美少女ふたりも、その後の調教次第じゃそれぞれまた別ってわけなんだねぇ」

212引き気味:2011/01/31(月) 01:35:46 ID:jO2z0xxs0
 少年が愛する美しく誇り高い母親の、誇り高いがゆえの――真に心を許した相手にのみ見せる、秘められた対極の心理を、まるで見透かしたかのように。
(いや、こいつっ……今、なんて……? お揃いの、首輪?)
 まさか、まさか、まさか。やっぱり……知って、やがるのか?
 動揺はいや増すばかりだ。
 綾波レイも口付けこそ止めたものの、少年がみっともなく膨らませた股間を刺激する手はそのまま。
 わけがわからない程の焦りと興奮。ぐるぐると頭の中が揺さぶり回されているみたいだった。異様なくらい股間が硬くなってしまっているのが、自分でも分かる。
「みっともないからさぁ」
 『そろそろやめとけば?』と、直接見て確かめなくても分かる人を馬鹿にしきった唇の吊り上げ方をしながら、彼が続けた。
「自分とこだけ常識人みたいな言い方でうちを馬鹿にしてくれてるけどさ、君のママだって同じ穴の狢なんだし。昔も、どうせ今もだろ?」
「同じ穴の、なんだって? わ、わからない言い方すんなよな……」
 声が震えるのを止められない。
 平静を、今こそ平静を装わなければと必死に己を叱咤しているのに。
「ねぇ、惣流君。姉妹みたいな変態の女の子同士で産んだ、僕ら兄弟みたいな――本当の兄弟かもしれない二人じゃない」
「し、知らねーよ、なんのことだよ、笑わせんなよっ」
「ほんとのことでもさ、『変態』とか傷付く言い方するの、やめた方が良いんじゃないの? それ、君のとこの家庭事情ってやつにもそっくりそのまま言えることなんだろうし。……当たってるだろ?」
 認めるわけにはいかないと、自分たち親子の秘密に頑なになって罵り散らす少年の否定の言葉を、ことごとく聞かなかった風で。彼は『なぁ、兄弟』などと馴れ馴れしく笑いかけてくる。
「お前のとこと……ぅ、うあ、ぁ……うちをっ、うちの母さんを」
 一緒にするな。それだけを搾り出すのに、もはや少年は必死に歯を食いしばらなければならない有様だ。
 綾波レイの手つきの、なんといやらしいことか。
(クソっ、ああクソっ。なんでこんな時に、俺は……!)
 勝手にチャックを下げるな。勝手に人の大事なものまさぐるな。ブリーフから引っ張り出すな。それ以上、それ以上はしないでくれ……!
 口にして言えばそれこそみっともない懇願になってしまいそうで、もう彼に余裕なんてものは欠片も残ってはいないのだ。
 逃れようとずっと暴れていたのも輪をかけていて、無様にぜいぜいと息を喘がせ、綾波レイの愛撫に追い詰められるばかり。
 玄関マットに膝をつけて姿勢を低くした綾波レイの唇に、いよいよその膨張しきったペニスが咥えられてしまった時には、とうとう最後の意地も突き崩されてしまった。
「うあぁっ!? やめっ、それはっ――ッッ」
「……んぁむ、あむ、んんン……」
「うぁっ、あっ、ぁああっ」
 女の子のように喘がされる。
 そんな屈辱でさんざんプライドを傷だらけにされて。こくこくと美味しそうに精液を飲み下すところまで可愛がられてしまって。強がる言葉も出てこない。そんな状態に。
 そうして、認めさせられたのだった。
 彼が、他ならぬ血の繋がった自分の母親と、惣流・アスカ・ラングレーと、近親相姦のセックスをしていることを。
 彼がアメリカで住んでいた家にも密かに保管されていた古い写真とまったく同じ一枚を示されて、その通りそのまま――今のアスカの肉体にも、綾波レイと同様の性奴のピアスリングが輝いていることを。
 認めさせられたのだった。

213引き気味:2011/01/31(月) 01:38:08 ID:jO2z0xxs0
アスカJrの視点ではじめたのが失敗だったと反省。
なんで熟女レイママの淫乱誘惑シチュを書くつもりが、名無しオリキャラ少年の逆レイプ物語になっているんだか ('A`)

214コウイに値する名無しさん:2011/01/31(月) 17:26:21 ID:Ol6Rr9ic0
アスカが過去を封印して息子に対しては性格はきついが普通の母親を演じてたなんてのはどうでしょうか?
息子が成長するに従って父親に似て来る顔を見るたびに歪んだ欲望が沸き立って苦しむようになってきてるとか

215コウイに値する名無しさん:2011/05/26(木) 14:50:28 ID:RCsmIncs0
アスカの息子を連れての帰国はレイと二人で誓わさせられた事を実行するため
それは二組の母子の結婚式と公開種付けショー
そして息子の奴隷妻となったことを刺青で体に刻み込むこと

216コウイに値する名無しさん:2011/08/31(水) 21:13:20 ID:vGaMt9uI0
前スレで少し話題に出たトウジの妹が破に出てましたね
ズボンをはいてたから活動的な女の子なのか、サスペンダーを垂らしてたからKARAを意識してたのか

シンジはけものになるのか、キリストになるのか
黙示録のけものは母子相姦をしてるようですけど

217PDX.:2011/09/01(木) 08:10:07 ID:76kSmePI0
鈴原妹ちゃんはメディア露出が少なくて妄想の余地があるぶん、公式の設定が期待
されるメンバーの1人ですからねぇ。

218タカウジ:2011/10/28(金) 20:35:55 ID:9v/aQDqs0
お久しぶりです、引き気味さん、みなさんお元気ですか?
イノタブとヒカリ日記ファンのタカウジです。

>>115の擬似母子は本当に興奮したのですが・・・続き難しいですか。
>ある日のレッスン、ムサシが勝ち取ったユイ約束のスペシャルご褒美。
からはじまるSS・・・・これもかなり強烈な母親寝取られシチュだと思うのです。

219タカウジ:2011/10/28(金) 20:40:04 ID:9v/aQDqs0
追記です。

この夏、TV放送で新劇場版・破を見て、ユイさんが現れて「あなたシンジを」
というシーン・・・・林原さんの演技がうまくあの一言だけなのにすごい存在感がありました。
イノタブ世界であの存在感なら少年たちが吸い寄せられるのもわかる気がしました。

220引き気味:2012/02/12(日) 22:26:43 ID:6sBpzx220
今週は、ちょっと早めに頑張った。

221引き気味:2012/02/12(日) 22:27:04 ID:6sBpzx220

 幼馴染み。ただし、異性の。
 その異性の家でお風呂を借りる。
 意味深な行いである。
 たとえ家族ぐるみの付き合いであって、幼い頃はそれこそこの幼馴染みの母親に実の娘と同様に面倒を見て貰っていたにせよ。
 もう14歳ともなれば女の子は胸が膨らんでくるし、下腹では秘めやかな叢が性器の入り口を隠そうとし始める。
 身体の成熟。
 それに伴い、思春期を迎えた精神はちゃんと性というものを理解して、異性の家で風呂を借りる――裸になることへの羞恥を覚えるようになるのだ。

 そういった正しい理解の元にあって。ところが、碇シンジという幼馴染みの少年の家の浴室、せっせと泡立てたボディソープで何一つ隠さない裸身をつま先まで丁寧に磨き上げていく。
 アスカはこの時さらに、当のシンジ少年と入浴を共にしさえしていた。
 が、しかし。けれど。

 背にした浴槽から『はふ……』と軽いあくびの声。絶世の美少女であるアスカの肌を間近にしていて、あまりに暢気なシンジの態度はそっけないにも程がある。
 いくらもう自分の背中だのお尻だの、見慣れているとしてもだ。
「お疲れみたいね」
 ざぱっと湯を浴びて泡を流し、シンジに自分の分のスペースを退けさせた浴槽に入ろうとするアスカは嫌味を言った。
 片足を持ち上げ、浴槽の縁をまたぐ。余分な肉など付けさせていない自慢の脚線美は勿論、この、跨いで入ろうという仕草がシンジの視界に入れさせたのは、濡れた秘毛の下に太腿の間から顔を覗かせたアスカの秘唇であった筈だ。
 だが、シンジは動じない。
 目もくれない。
(あたしみたいなガキのあそこなんて、今更ってことかしらね)
 シンジのくせにっ、と軽くまた肩眉を跳ね上げさせたアスカの苛立ち指数は、これで二割増しの堪忍袋六分目といったところ。
(ええ、ええ。あたしの方こそ、あんたのみたいなお子様なウインナーぐらいでこの期に及んでおたおたしないわよっ)
 『んっ』と小突いて更にスペースを空けさせた隣に可愛いお尻を沈めて、シンジと肩を並べて湯に浸かる。
 腹の底で毒づいた割りには、ちらちらと少年の居心地悪そうにしている体育座りの股の間、お湯の水面にはそれこそふらふらと揺れて見える「ウインナー」を盗み見ていたりもするアスカなのだが。そこはそれ、実際に見慣れてきてもいることと――シンジの母親のユイに唆され、さんざん見て触って受け入れて、舐めたりしゃぶったりもしたり『レッスン』のおかげだ――乙女の意地にかけて、素っ気無いシンジの前で自分が「素っ気ある」態度を見せるわけにはいかないのだ。

「…………」
 暫くの意地の張り通し。つまり、アスカにとっては(私から話しかけてあげたりしないわよっ)という、だからそっちから何か言えという沈黙の間があって、ようやくシンジは観念したようだった。
「なにが言いたいんだよ……」
 ぶつくさと、或いはうんざりとまたため息をつく。
 このため息がまたアスカの癇に実によく触ってくれるのである。
 いよいよむくれてそっぽを向いた幼馴染みに、シンジは渋々、釈明めいたものを口にしたのだった。
 さっきまでのことなんだろう? と言って。
「今日は綾波のレッスンにみんなで協力するって、そういう話だったろ。綾波の方が進んだ段階にあるからって、母さんが言ってるんだし」
 言い訳のようにそう言うということは、多少はこのニブチンで鳴らした少年もアスカの心中を察することが出来るようになってきているという証明だった。 不機嫌だ。面白くなさそうにしている。その目に見えて分かる表面的なところから、理由として嫉妬の心があるのだと想像が付くようになっているのだから。

222引き気味:2012/02/12(日) 22:27:50 ID:6sBpzx220
「アスカがして欲しいって言ってればさ、別に今日だって――」
「今日だって、何よ? あんた、あたしに本気で言ってるわけ?」
 『あの子みたいに……』と、一瞬口ごもったアスカの顔は真っ赤になっていた。
 別段、今更シンジがご機嫌とりみたいに伸ばしてきた手で乳房を揉まれているからではない。
 そこはやはり乙女だからだ。
 肉体的には処女性からは随分と遠いところに来てしまっていて、この短い間に恋する相手のシンジと経験を重ねたどころかその他に、歳下の『レッスン』仲間であるムサシやケイタといった小学生相手にも股を開いて腰を振る、見境無しの域まで来てしまっていたとしても。
「あ、あの子みたいにお尻にも一緒に入れられて、その……『サンドイッチ』とか『4P』だなんて、絶対絶対イヤよ!」

 まったくもって、だった。
 かねてより肛門を使ったセックスの訓練を受けさせられ、これまたシンジ相手にアナルバージンをも同時に失ったアスカとレイの二人ではあったのだが、そこから更に今日までの間、二人の間にはお尻を使った性行為への習熟度に結構な差が開いていたのである。
 理由は端的に言って積極性の差。
 アナル感覚を開発する様々な責めを受けるにおいて、少女たちが相手をさせられたのはシンジだけではない。ユイの時もあったし、未熟なお互い同士でということもあった。そしてそれが、ムサシやケイタといった歳下の先輩であったことも。
 そして道具を使った玩弄まではなんとか――例えそれがいけ好かないムサシやケイタによってであっても、アスカは我慢して受け入れていたのだった。
 もうどうせ前の方じゃさせてくれちゃってるんじゃんと言って迫ってくるムサシ達であったのだけれども、そこはまだなんとか拒み通して。
 巧みなテクニックのお陰でトロトロの蜜が膣から湧き出る程に蕩かされてしまっていたのを、果たしてどんな我慢の内に入れるのかは別として。
 ともかく拒み通して、唇、膣と失ってきたシンジに対する操を、そこアナルでは今のところ守り抜いている。
 ところがだ。
 この行きすぎた性教育の場、ともすればアスカ達が生け贄とされてただただ失神寸前まで肉体を貪られるセックス拷問の場でしかないのではとも思える『レッスン』において、弱者同士同盟を組んでいるべきあの子、綾波レイはと言えば、アスカとはまるで違う態度であって。
 シンジ相手にはじめての体験を果たした次のレッスンの日には、
『シンジ兄ちゃんがもう開通させちゃったんだろ? じゃ、もう俺たちの方も道具までっての止めて、チンポ入れちゃうのアリになったんだよな?』
 と、そこだけは大人並みの勃起をしごくムサシたちに、いつも通りながらこれこそ本当に何を考えていたのかアスカには分からない顔でもってこくり『……ええ』と頷き、ベッドの上に這ってみせたのである。
 悪童達の弓ぞりにぐんとおっ立てさせたペニス二本の前に、雪のように真っ白なお尻を差し出して。それはもう、従順に自分で尻たぶを開いてみせる牝猫奴隷のポーズ。
 大喜びでローションを持ち出してきたエロガキ二人にたちまち両側からレイのお尻はいじくられにいじくり倒されて、ああ、ああ……と喘がされて、その日の内にこの物静かな少女のアナルを味わったことがあるのは、シンジにムサシ、ケイタと三人にもなってしまったのである。
 今ではここに双頭ディルドを装着して堪能したユイも入れて、四人。
 そして今日、たった今のついさっきまで碇家夫妻の寝室を借りて行われていた『レッスン』では――。
『おめでとう、レイちゃん。あなたは遂に、男の人を受け入れることのできる場所、すべてを使って愉しむことが出来るようになったのよ』
 等と祝福するユイの言葉によるところの「記念」として、唇、膣、肛門、三つの器官で同時にセックスを行う三穴プレイに供されてしまったのだった。

223引き気味:2012/02/12(日) 22:28:08 ID:6sBpzx220
「あ、あ、あああんな……いやらしいっ」
 アスカは思い出すだけで目の前がチカチカと、目眩みに襲われそうだ。
 ベッドには三重にシーツが敷かれていた。普段以上に「汁」で汚してしまうことを前提に、準備したものだった。
 そこにまず寝そべったのがシンジ。これから自分のことを好きだと告白してくれた女の子が他の相手にも犯されるというのに、どういうつもりなのか『おいで、綾波』と興奮した顔で促して、レイは自ら騎乗位で結合を果たした。
 そしてその華奢な背を倒していってシンジとしっかり抱き合うと、次にはムサシが後ろから挑み掛かり。最後に、既に息苦しそうに顔を真っ赤にさせていたレイの両頬を持ち上げたケイタがフェラチオをねだって、ぐにぐにと亀頭を唇になすりつけた。
 それでレイがはぁはぁと辛そうに無理をしながら咥えてやって、挿入が完成。
『んぁあ、レイお姉ちゃん……!』
『ううう、ううっ……ン――』
『綾波っ』
『いよぉし、ガンガンやってやっからなレイ姉! ケイタも分かってんだろっ』
 そして、行くぞ、行くからねと腰を送り込み、ぐちゅっ、じゅぷっと次第にいやらしさを増していく粘ついた音が響きだして、レイはどんどんと辛そうに『むぅっ、むぅんんんん!』と呻いていて。
 四人が同時に一つに繋がり合った変態的なセックスだった。
 あんなものを恋心の実った形、愛情を確かめ合う行いなどと一緒にはしたくない。
 獣の行為だ。
 素晴らしいわと手を叩くユイが三脚に乗せたカメラで録画を担当し、アスカが唖然とする眼前、シンジが、ムサシが、ケイタがレイの名を何度も呼び、言葉も漏らせず呻くばかりになった彼女を3方向から抉り抜き、揺さぶっていた。
 同時にアスカの心をひどく打ちのめしていた。
(あたし、これで本当に良かったの……?)
 ライバル多き恋の成就のためならばと、爛れきった性の世界に飛び込んだ決意をぐらつかせるには十分な光景だったのだ。
 やがて果てる瞬間がそれぞれに殆ど同時に訪れて、少年らのそれぞれたった一度のオーガズムだけで顔中股中白濁塗れになってぐったり伸びてしまっていた、あの痩せぎすな女の子の可哀想な姿。
『フゥムッ、フッ、フ――ングゥッ、ンッ、ンッ、ンンンンムムムム……!!』と、見開いた赤い瞳を裏返らせそうにして涙を宙に撒いていた瞬間に、果たしてあの子もアクメを迎えていたのだろうか。
 その無残な有り様はおろか、まさに蹂躙されているとしか言いようの無い最中の扱われ方を思い出すだに、いくらそれが意地っ張りな恋心を守り育ててきたシンジであっても、男ってなんてと嫌悪せざるをえない。
「あんた、アタシにもアレをやれって言うの!?」
「だ、だってさ」
「だっても何もあったもんじゃないでしょ! もうっ、信じらんないっ」
 触らないでよっ、と胸にやられていたシンジの手を弾く。
 こんなことをレイ相手にやらかしていた直後のシンジの手だっていうのに、馬鹿みたいに反射的に気持ち良さで乳首を固くしてしまっていた自分の浅ましさをも打ち払うかのように。
「アタシがあのムサシにお尻の穴犯されて、それでケイタのをしゃぶらされてるところを見て、アンタほんとに嬉しいってわけぇ? それで、そんなところのアタシに興奮して、犯すっていうの!?」
 叩きつけた疑問の答え。そんなものは既に出ていた。
 嬉しいのだ。興奮するのだ。犯したいっていうのだ。口ごもったシンジの、本音では。
 だからこそ、気持ちよさそうというよりどう見ても辛そうだったレイをムサシと二人で挟んで腰を叩きつけ、最後まで犯し通したのである。
 目が血走っていた。
 シンジが……とアスカが思うほど、ケダモノの顔をしていた。
 そのショックもある。
 けれど何よりもなのは。それで終わった後にレイが泣きでもしてくれていれば、ということだった。
 アスカは味方として彼女の側に立って、蹂躙した側に反発してみせることが出来たのだ。
 ユイの言葉はやっぱりおかしくて、自分は騙されていただけだと悔しがって。今度は今までと反対に、間違いからシンジを引き離し取り戻すための闘争を行うのだと自分を奮い立たせて。
 が、実際には。レイは苦にした様子を決して見せないままで、今の自分はどうだった、良かった? と言わんばかりの女の目をしてシンジを見詰めていたのである。

224引き気味:2012/02/12(日) 22:37:26 ID:6sBpzx220
 とどのつまり、そうやって異常なプレイに夢中になっていた彼らの間から、アスカは一人置き去りにされてしまっていた。そんな現実で、締め括られただけのことだった。
 それはひどく寂しい結論である。
 だからアスカは、ああ疲れたなというレイ達との間だけで共有した空気のみをまとってアスカを気にしてくれないシンジに、ひどく苛ついているしかなかったのだった。
 レイにすっかり取られてしまっていたシンジ。
 妬心が疼き、寂しさがこみ上げる。
 シンジが欲しくて涎を垂らしていたのにずっとほったらかしで、結局は湯浴みに紛れて流してしまうしかなかった女の唇を、見てもくれなかったと落胆して。
 そんなアスカは腹立たしさと寂しさで頭に血を上らせてシンジを怒鳴りつけて、ふっと激高の後に訪れたむなしさの中で巡らせた妄想に逃げてしまったのだった。

(アタシは……、負けてなんていないもの。そうよ、レイになんて負けてない。あたしの魅力が分からないシンジがおかしいんだわ。これがムサシだったら――)
 浴槽を跨ごうと股間を目の前で開かせてしまった瞬間など決して見逃さずにいて、アスカにそこを湯の中に沈めて隠す暇なんて与えずに悪戯して来たに違いない。
 きっと自分は湯に浸かりも出来ず、たったままでくちゃくちゃと性器をいじくられて。性感が高まってだんだんと股間の割れ目をだらしなく緩ませていってしまう一部始終を真正面から眺めていたムサシに、意地悪く揶揄され、恥ずかしがらせられて、湯あたり以外の理由でのぼせてしまったところを抱かれてしまうに違いない――と。
 それは湯船の中でムサシの腰に跨がらされて行う、対面上位でだろうか。それとも、湯船の縁に掴まって差し出したお尻から貫かれ、啼かされる、バックスタイルだろうか。
 妄想を滾らせ始めたアスカはそれこそシンジのことを意識から弾きだしてしまって。やがて、遅れて本当に浴室に入ってきたムサシの顔に、反射的に、妄想の中身を言い当てられてしまったかのような錯覚を覚え、ぼっと頬を火照らせたのだった。
 その、らしくない乙女っぽい表情を目撃したムサシは。当然として自分の真ん前に固まってしまった可愛らしい先輩美少女の姿に欲情を覚え、こちらもシンジを無視してアスカに迫ったのだった。
「アスカ姉……」
 はあっと、想いの熱さを感じさせる一声で、アスカをたじろがせて。
「なぁ、アスカ姉ってば」
「あ、ああん……」
 伸ばした手でさっきまでシンジに弄られていた胸を鷲掴みにしても、アスカがいつものように文句を返してくるどころか、やけに殊勝に怯えた風にさえしてみせる、そのくせの潤んだ眼差しに気を更に大きくして。
「あれ、してみせてよ」
「あれ、って……」
 ごくりと、大きく喉を鳴らして生唾を飲み込んだのはムサシではない。
 浅黒い肌にレイの体臭をまといつかせたままの小学生は、膝でバスマットの上をにじり寄り、湯船にいるアスカに迫っている。
「アスカ姉でもおっぱい、浮くんだよね。前、してみせてくれたもんね」
「アスカ……?」
 これはシンジには分からない会話だった。ムサシとこうしてアスカが風呂に一緒に使うのもはじめてではなくて、そうした『レッスン』の後に最中に何度かあった機会のどこかで、アスカと交わした会話、行った行為のことだった。
 乳房とは湯に浸かれば浮かぶものである。それをユイに見せられ、ムサシは知っていた。
 だが、まだ乳房という丸い果実のかたちに実るまでの成熟を迎えていないアスカでは湯に浸かるだけではそうはいかない。
 そこをユイへの対抗心を煽られたこともあり、無理に成そうとして――結果、随分と破廉恥な真似をしてしまった苦い経験。冷静になってみれば、顔から火を噴きそうなとんどもない格好。
 当たり前ながらそのままの流れで歳下の小学生に美味しく頂かれてしまった時のことだ。
 あんなこと、二度とするもんですか……!
 そう心に誓っていた少女の普段の強情さは、どこかに行ってしまっていた。
「ああ……」
 居竦んでしまったかの風情で青い瞳を揺らめかせるアスカは、へたりと湯船の中で尻もちをついてしまったようだった。或いは、ムサシの言葉に呪縛されて、腰が抜けてしまったのかもしれない。
 そしてまた大きく喉を喘がせたアスカは、ムサシの目から逃れられなくなった目をそのまま、ぐっと上体を反らせていったのだった。

225引き気味:2012/02/12(日) 23:14:16 ID:6sBpzx220
 つられて、お湯の水面からふたつ、西洋人の肌の色をした膨らみが姿を現す。
 透き通ったピンク色をそそり立たせた乳首も現われた。
 それでもアスカは身体を倒すのを止めない。
 これは浮いているとは言わないから。
 そこにきて、碇家の浴槽はユイの注文で家庭用にしては大きなものが据え付けられたものだった。横に戸惑うばかりのシンジが居て二人で浸かっていてさえ、未だ余裕がある。
 壁側に向かってはシンジと並んで二人で少し残るくらいの幅でも、アスカが足を伸ばそうかという方には中学生の背丈もあってたっぷりと空間が残されていた。
 彼女はそこに、足をばかりか全身を伸ばしたのだった。
 首は湯船の縁に引っ掛かっている。しかし最終的にアスカがとった姿勢とは、伸ばした身体をまっすぐ湯船に浮かべる格好。ぷかりと浮いたアスカの身体は、お湯から胸の膨らみ、形良いお臍を中心にした腹部を、水面の上に出してしまっていた。
 まさに丁度、浴槽脇に待ち構えていたムサシにいじくりやすいように。二つの島になったアスカの乳房は大きく上下していて。船底の形に浮上した腹の先では浅く少しだけ湯に沈んだ下腹部が、こちらもアスカの忙しなくなった息遣いに合わせて金糸の恥毛を海藻のように揺らしていた。
 アスカは全身をお湯に浮かべて、そして胸をどころか全てをムサシに差し出している。
 これはそういう格好の、そういう意思表示になっているのだった。
「よぉし、アスカ姉!」
 素直な姉ちゃんには、ご褒美。そんな口ぶりでムサシが伸ばした両手が、シンジの見ている前でアスカの胸を揉みしだき、わしゃわしゃと恥毛を指の間に挟んで秘唇をいじくりまわして、
「あっ、あんっ! あ、あふっ……うンッ! っッ、ぷはっ。はっ、はうっ、はうンン……ン、あああ、ムサシぃぃ」
 そして膣に侵入させた指でじゅっぽずっぽと湯船に派手な波を立たせたのだった。
「ああ、アスカぁ!?」
 ごんっ、ごんっと終いには湯船の縁に後頭部をぶつけだして全身をのたうたせるアスカ。慌ててその頭をささえてやったシンジのしていることは、幼馴染みの美しい裸身を蹂躙し倒そうというムサシへのサポートなのだった。
「ひっ、いっ、あっ……!」
 『ムサ、しぃ〜』と、甘えた泣き声をあげてアスカは絶頂を迎えた。
 シンジの腕に顔をかき抱かれながら、しかし虚ろに見開いた目に幼馴染みの少年を映さないままにムサシの名を呼んでイったのだった。
 しかし、ムサシはそそり立ったペニスに満足を得てはいない。
 そうしてこの日、この時、この機会、今日まで虎視眈々とアスカの肉体の次なる貞操を狙い続けていたエロガキにとっては、それをどこに突き入れて射精をさせてもらうかなど、決まり切っていたのだった。
「アスカ姉をマットに寝かせてよ、シンジ兄ちゃん」
「ムサシ君……?」
「へへっ。アスカ姉、きっともう、イヤって言ったりはしないからさ」
 自信たっぷりに言ってのける歳下の、しかし自分より先に母ユイの肉体を貪って経験を積んでいた少年。
 薄々以上にムサシの言葉の仄めかせる意味を理解しながら、しかしもう本当にのぼせてしまっているのと変わらない幼馴染みを湯船に入れておくわけにもいかず、シンジはぱくぱくと口を動かしただけで、結局はその通りにしてやるしかなかったのだった。
 ムサシよりはなんとも威勢に欠けた屹立の程に、自身の股間がどんな期待を示してしまっているのか、生唾と共に理解を飲み下しながら。

226引き気味:2012/02/12(日) 23:16:20 ID:6sBpzx220
ここまでプレーンテキスト16KBだから、ここに推敲清書をほどこしたら自分基準目安の20KBになるかなぁ、という久々のささやかな満足。
なんか調子戻ってきた (・∀・)

227コウイに値する名無しさん:2012/02/13(月) 23:01:14 ID:11Xd7w4c0
愛する男と愛してくれる男の間で揺れ動くアスカの心
良いですね

228引き気味:2012/02/19(日) 21:02:23 ID:/ILbeLhU0
愛……?

えらい似合わない言葉だよなー、とか思いつつ、「気になっている幼馴染み」「熱心にアプローチしてくるヤンチャ坊主」「両者の間で揺れ動く心」と書いてみると、なんか少女漫画鉄板の構図みたいだネと。
そーいや昔読んでましたよ。高校生ヒロインと小学生坊主の恋愛なんて少女漫画 (;´∀`)

229引き気味:2012/02/20(月) 01:32:15 ID:HGtvN2SE0
アニメ消化と一緒にやってると中々難しいですね。やっぱり。
予定のシーン描き込めなかった上、なんか話の進め方間違ってて、この先書き足しても予定シチュに繋がらないような気がしていたり。
ついでに、先週の反省を込めて挿入シーンだらけにしようと思っていた筈がどうしてこうなった、的な。

230引き気味:2012/02/20(月) 01:32:26 ID:HGtvN2SE0

 才女よ、エリートよ。美人科学者よと。女だてら肩肘張って生きてきて、なまじ遊びを知らなかったが故の厄介さか。
 一度嵌ると限度も見境も知らなくて。
(ほんとに、どこまで――どうなってしまいたいって言うの、ママ……)
 女手一つで自分を育ててくれた母の、隣家のあの性愛至上主義者碇ユイに共鳴しつつまた違ったベクトルに向かって果てしなく堕落していく様。
 我が身もまた人のことばかりは言えぬ、言わば道連れの途上にもあって。アスカの胸に折りにつけ過ぎる不安は、二人きり自分たちしかいないこの家族なのに、もうお互いのどちらもがしっかりと相手の歯止めになってやることは出来なくなっているという、薄ら寒い現況についてであった。

 ◆ ◆ ◆

「なあに? アスカちゃん。ひょっとして、怖くなっちゃった?」
 うふふ、と濡れた色艶の唇で微笑む母。
 仕事着のスーツをあえて休日の今日も身に付けているその首元には、スーツと同じ深い緋色に塗られた革製ベルトが巻かれている。
 革ベルトとしては最もオーソドックスなデザインの金具を背に向けて、こちら側に金のプレートを向けたそれは、首輪だ。
 犬用の、ペットショップで買ってきたものだとアスカは知っていた。
 本日の母は念入りにメイクを決めて、びしっとこれが私の戦闘服なのよと言っていたスーツを着込んで。そして首に巻いているのが、犬用の首輪。プレートには「KYOUKO」と、母の名前が彫られているのだった。
 デザイン的にも彫られている名前からしても、言い訳不能でアウトだろう。
 今日、家の玄関を出ようかという段になって、それでもまだ『本気なの?』とアスカが聞かずにはいられなかった理由の一つだった。
 いくら美人のと近所で評判な母がつけていても、お洒落アイテムなレザー製品の範疇だと誤魔化されてくれるお人好しはまず滅多に居まい。
 誤魔化されそうな希少例外にアスカは約一名の心当たりがあったが、その少年は今からドアホンを鳴らそうかという隣家の中だ。
 そしてそこには、母キョウコにその首輪を持ってきて付けろと唆した当人たちもいるのだった。
 鈴原トウジと相田ケンスケ。
 今やアスカが碇家に出入りしているのと同じくらいの頻度で惣流家に入り浸っている同級生の少年たち。
 放課後のアスカが家を空けている時、代わりに彼らが居るのだ。母と一緒に。
 母から見れば娘のアスカのクラスメイトである彼らは、それだけでなく同時に、アスカやキョウコ自身と、碇ユイによって人生観を変えられた者達として同じ立場、同じ秘密を共有する関係でもあった。
 碇ユイの弟子であり、ユイが教え、ユイの身体で大人になった、セックスに関するブレーキを取り去られた性欲の権化である。
 その彼らが未だ若く、夫を持たない美しい女の家に入り浸りになる理由などたった一つ。
 母の若いツバメたちだった。
 母がのめり込んだ火遊びで、いつの間にか母のことを顎で使うようになっていた、いけ好かない連中だった。
 そして、最近のアスカにとっての――。

「アスカちゃん?」
 固い表情で黙り込む娘をどう思ったのか。
 本当に怖がっているのだと思ったのか。
 ならばと、それにしてもと思わせる行動をキョウコは見せた。
 不意にしゃがみ込んで、アスカのスカートを捲り上げたのだった。
 そのまま母は、アスカの股間に顔を寄せてくる。
「マ、ママぁ!?」
 咄嗟に声を上げかけたアスカであったのだけれども、
(やだ、聞こえちゃったら……!)

231引き気味:2012/02/20(月) 01:32:48 ID:HGtvN2SE0
 ここは碇家の敷地の中ではあっても、まだすぐそこに道に面した玄関口だ。
 塀があり、植え込みが目隠しになっているといっても程度がある。
 往来の誰か、または近所の家の誰かの耳目を引きでもしたら、そうしたら彼は惣流家の母娘が余所様の家の玄関でしでかしている破廉恥な一部始終を目にしてしまうだろう。
「だめっ、だめよ……ママぁ!」
 慌てて母の頭を両手で押さえ、引きはがそうとしても、母はなんでと思うほど頑固にアスカの股間を放してくれなった。
「やだったら。あ、あうっ。いやよ、ママ。ダメだって」
「んふン。固くなってないで、ね、アスカちゃん」
 母が口を付けている。
 自分の足の付け根に。不潔で、いやらしい――秘所に。ショーツの上から。
「どうしてっ、あっ、あっ、舐めちゃいやぁ……あ、なんでこんな所で。待って、ねえ待ってよ、ママぁ」
 こんな場所で不意に始めるような軽いキスではない。母は最初から舌全体を平べったくアスカの秘部に押し当ててきて、まだ涎も染みこみはしない――羞ずかしい湿りなんて兆しも無い、素っ気ない布地に、クンニリングスというよりはペッティングのような愛撫を与えてきていたのだった。
 舌の平がアスカのふっくらとしたショーツの盛り上がりを揉み、舌の腹が真っ白な生地にも浮かび上がる姫割れの下端を真下からさする。
 アスカの、14歳にしてはよく発達した性感。その最も感じやすい粘膜地帯を直に内包する亀裂へのちょっかいだ。
 否応なく、危うい感覚が余所行きに包んだアスカの背筋を這い上ってくる。
 それ以上は、そこから先に進まれてしまったらという身震いは、必然より一層にアスカの意識をそこへ――母に舐め揉まれている場所に集めてしまうのだ。
「……ッあ、あ、だめっ」
 キョウコは更に、固い前歯による確かな感触をマッサージのように使った。
 舌を使って責めている姫割れの、こちらは上端。ショーツの内側で包皮にも守られて縮こまっているクリトリスへと押し当てる。アスカががくがくと内腿をよじらせる程に、愛娘の敏感な肉芽から平静さを奪おうと窺う。
 やわらかな上唇をクッション代わりに挟んでの技法は、直接前歯を押し当てられるよりはずっと刺激が軽い。代わりに、それはアスカのような大人の躯になりきれていない女の子にぴったりの愛撫となって、淫らな感覚を呼び起こすのだ。
 娘のスカートに顔を突っ込んだハーフ美女が金髪をふるふると揺らす度、硬質な愛撫がアスカの秘芯を優しく嬲る。
「……ッ、ッ、っぅぅッ」
 ふう、ふうっと息も荒くなり、肉体の興奮を表す体温の急上昇を押しとどめられなかったアスカは、口元を押さえて壁に背を預けるのがやっとだった。
 ドアに倒れ込むのだけは堪えた。
 何事だろうと誰かが家の中から出て来るのだけは。
 そうして誰かが通りがかることに怯えながらたっぷりと舌を使われ、満足そうに母が身体を起こしてくるまでには、下ろしたてだったショーツの股布はたっぷりじゅくじゅくの濡れそぼちで肌の色が透けるようにされてしまっていたのだった。
「どうして……」
 恨みがましくアスカは母を睨んだ。
 せめて家の中に入ってからならと思うし、正直、今日わざわざ親子そろって普段以上のおめかしで碇家を訪ねる予定の中身を思えば、
「今更こんなところでしてこなくたって、どうせ……どうせなのに」
 涙目なのだった。
 せめてそう、今日は夜通しになるだろう――淫らな宴、碇ユイを囲んでの秘密の懇親会で、恥ずかしいも何もない状況にアスカを追い込む皆の手が肌に伸びてくるまでは、私はあんたたちみたいな根っからの変態どスケベじゃないもんと、清潔なままの下着でいたかったのだ。
 でもこれじゃ、だった。
 これを見られてしまうのかと思うと、本当に恥ずかしくて堪らなくなってくる。
 台無しなのだ。

232引き気味:2012/02/20(月) 01:33:02 ID:HGtvN2SE0
 どこからどう見ても、この下着の惨状っぷりはまるで、アスカが今日のことを思って我慢しきれず淫蜜のお漏らしで濡らしてしまっていたようにしか思われまい。
 ムサシやトウジ、ケンスケなどはいやらしいにやけ顔になって、やっぱりお前も仲間だなと馴れ馴れしくしてくることだろう。
「もう、最悪よ。ママったら信じられないわっ」
「だってぇ〜」
 笑って小首を傾げてみせる母のその仕草は年甲斐もなく女の子女の子したもので、そしてぶりっ子のように言うものだから。アスカは本当に目眩がしそうになって、黙り込むしかなかった。
 硬くなってるみたいだったから、ちょっとほぐしてあげようかなと思って。そんな言い訳。そんな頭の中がピンク色だらけでどうかしてるんじゃないのと言いたくなるような理屈を、真面目に娘に向かって言ってのけて、しかも実際に舐めてきてみせるようになってしまっている母の変貌ぶりに肩を落として。
 おまけに、それで本当に気持ち良くなって所構わず喘いでしまっていた自分も自分だ。
 親に股を舐められてひぃふぅと鼻息荒くして悦がっていたような女の子が、どの面下げて自分の正常さを主張出来たものだろう。
「もう、駄目なのね……」
 その口ぶりはまるで、アスカがライバル視しているレイのもののようなのだった。
 そして。娘の心、母は知らず。最低限の身繕いだけで、泣きそうな顔をきゅっと引き締め身構えるアスカを余所に、キョウコあからさまにうきうきとしながらドアホンを鳴らしたのだった。

 ◆ ◆ ◆

「……ママは?」
 床から立ち上がって辺りを見回したアスカは、姿が見えなくなっている母親のことを誰ともなしに訊ねた。
 先ほどまでは一緒になって四つん這いにされ、外人のマンコだの年増になると外人も日本人も無いのだな等と好き勝手に評されながら、犬の交尾さながらの格好で犯されていたのに。
 気が付いてみれば母はいなくなっているし、代わる代わる自分たち親子の膣の具合を味わい比べていたトウジもケンスケもいない。
 キッチンで裸にエプロンだけをつけたユイと一緒になって交わっているムサシ。寝室の方にレイと二人で盛っている最中の声を響かせているケイタ。確認出来るのは今はそれくらい。
「ん……」
 手をやってみれば、股ぐらがヘアのあたりから一帯全部ぬるっとしていた。
 数えてみればトウジにケンスケ、ムサシとケイタ、シンジ、五人分の精液だ。お尻も少しひりひりとしている。
「シャワーでも使う? 今はわんこ君がミサト先生と使ってるみたいだけど」
「あ、そぉ」
 アスカに声を返して寄越したのは、リビングの向こう側でソファにのびやかな肢体をぐてんと寝そべらせていた少女だった。
 真希波マリ、という。
 イラストリアスという姓と青い瞳をも持つこの娘は正直アスカよりもわがままなバストをしていて、ソファに横になっていても双丘は上を向いて形を崩すそぶりは皆無。
 アスカたちの担任でもあるこの集団の一員、ミサトの学校外での教え子だとかで、『レッスン』で度々顔を合わせる仲だった。
「ねー、にゃんこちゃん。男の子たちみんな取られちゃってるみたいだしさ――」
 んっ、と言って伸びを一つ。彼女は手頃なティッシュボックスを引き寄せてべったり白濁のへばりついていたメガネを綺麗にすると、にんまりとした顔をアスカに向けてきた。
 手に卑猥な形を誇張させた模造ペニスを二つ、底部で一本に繋げた双頭ディルドを持って、ぶらぶらと揺すって見せる。
「最初から数、釣り合ってないだろうなーって思って、用意してたんだよね。うちの子たちも呼んでくれればさぁ、おちんちんなんて選り取り見取りだったのに。これってアスカちゃんの注文だったんだって?」
「見境無しだったらムサシでもケイタでも、なんだったらシンジのとこにでも混ざってくれば良いでしょ」
「うわー、つれないなぁ。セキニン取って欲しいな〜ってだけだったのに」
「で、ママは?」
「あっち」
 言ってマリは庭の方を指し示した。
 リビングのガラス開き戸から直接出ることが出来る碇邸の庭は、個人宅にしては広々としていて、立派な木も植えられている。そこに、トウジとケンスケと一緒になって、嬉々としてなにやら全裸のあちこちにロープを巻かれている自分の母親を見付けて、アスカは再びげんなりとした気分に襲われたのだった。

233引き気味:2012/02/20(月) 01:37:07 ID:HGtvN2SE0
時系列としては、結構前に(上)だけ書いて放置してるトウジ・ケンスケ×キョウコシチュのそこそこ先ぐらい。
アスカもトウジ達と致すようになっちゃった時点を想定。

で、昔々のエヴァエロFFに、『ネルフの謝肉祭』ってのがあったじゃないですか(知ってること前提に言ってみたり)。
あれ、シンプルな文体で頭の悪いヤりまくり乱交シチュなのみのお話なんですけど、妙に記憶に残るお気に入り作品なもので、手持ちの流用可能タイトル使って三次パロってみようと思ったんですよね。
ホントは碇さんちのドア開けてからがメインの筈ですた (´・ω・`)

234コウイに値する名無しさん:2012/02/23(木) 21:11:31 ID:BuiwlyXg0
キョウコさんがホントどうしようもない感じになってる…こんな女性でしたっけ?(´;ω;`)ブワッ

正気を保ってるはずのアスカが引き気味ワールドに飲み込まれ、そのうち「もしかして…アタシの感覚がおかしいのかしら…」とか思いだし
あげくの果てにちょっと強引に迫られれば常日頃バカにしていたトウジやケンスケ相手にも狂おしげに腰を揺り動かしてしまうようになると考えると…
たいへん…美味しゅうございました

235引き気味:2012/02/26(日) 21:30:28 ID:XJECeV.g0
キョウコさんってどんな女性でしたかしらね……。
えーと、たしか『あの女の娘にだけは負けるんじゃないわよ』的なセリフで自分のロリ娘さんに凄みきかせるやべー人でしたよね。
なんかもー最後に頭からきちんとコミック版読んだのが遠い昔なせいで記憶適当です。

わりと負け犬ですよね、コミック版キョウコさん。
惚れてた旦那さんは余所の女に寝取られて、浮気どころか離婚再婚先に子供作られるってコンボくらってますし。
この経歴をエロ漫画の文法的に解釈すると、寝取られ属性の持ち主ってことで目の前で旦那さん組み敷かれてるのを眺めてハァハァ悔しがりながら濡らす変態さんってことになりますよね。

つまり、淫乱美母スレ的はシンジの同類ってことに!

236コウイに値する名無しさん:2012/03/17(土) 14:35:28 ID:PyZGlSnE0
キョウコさんは妬みや憎しみなどで自分自身を縛り付けていたのが堕ちるとこまで堕ちることで心を解き放されて幸福なんでしょうね

237コウイに値する名無しさん:2012/07/06(金) 23:44:57 ID:e5rfLU2k0
廃墟での懇親会でアスカたちにポリネシアン・セックス的な事をやらせてみてはどうでしょうか?
露天風呂での顔合わせの後にゲームかくじ引きでパートナーを決め、相手への気遣いの無くサディスティックな方向に暴走しがちな男子を諫めるためと言う事で、
ペアは一つの食器で互いに食べさせあい、じっくりと時間をかけた相互愛撫をさせ、耐久レースと言う形でスローなセックスを行わせる。
日頃ムサシから激しい責めを受けてるアスカがスローペースなセックスに苛立たしさやもどかしさを憶えて、それを発散させるかのように自分からムサシの背中を撫でまわし抱きしめ、
シンジが見ているのも構わずに自分から口づけして激しく舌をからませ、激しく動いて奥まで突っ込んで欲しいとムサシにねだるとか、このセックスからムサシと肌を合わせる事への
抵抗感が消え、日常は生意気な悪ガキと思っていても肌を合わせている時は信頼感を超えて安らぎを感じるほどまでになってしまうという展開で。

その翌朝に冬月先生の楽しく安全なSM講座を開催。
縄はこまめにほどいて縛り直すとか、浣腸は何CCまでとか、蝋を落とすのは高い位置からとかユイをモデルにしてSMプレイ中の事故が起きないように指導する。
アスカは、日頃のムサシたちとのセックスでどんなに激しく責められても美しさや上品さを失わないユイが、全身を汗まみれにして子供のように泣き、痴呆のようによだれを垂らして逝きまくるのを見て、
やがては自分もあのように堕ちてしまうのかと恐怖するが、背中で腕を合わせて跪いてムサシに縄を乞う時に不安と期待の入り混じったドキドキ感を感じ、縛られていく過程で肌を這って行く縄の感触にゾクゾクとした快感を得る。

238引き気味:2012/07/08(日) 09:13:06 ID:Sl8lwOKA0
ポリネシアンセックスみたいなじわじわ延々いつまでも〜みたいな絡みは、結構ネタとして面白げですよね。
時間掛けていちゃつくことになります分、それだけ拘束されていることでのシンジ視点による寝取られっぷり感もありますし。

239コウイに値する名無しさん:2012/07/08(日) 17:14:24 ID:agpEpV3k0
ゲームを楽しむように快感をむさぼってたムサシとアスカのセックスが、どのような経過を経て「美乳飾り」の大人の男女の睦み事の様な雰囲気を漂わせる関係に至ったんだろうと思ったり、
こんな関係をシンジが目の前で見せられたらどう感じるんだろうと思ったところからポリネシアンセックスが頭に浮かんだんですが、シンジの気持ちはもちろんのこと、まだ「美乳飾り」の
境地にまで至ってない精神状態で好きな男の子であるシンジの前で他の男と恋人ごっこを演じてみせるアスカの心境も興味深いものがあります。

廃墟の懇親会と言えば、レイの秘部に何がほどこされているのかも興味深いところです。
剃毛? ピアス? タトゥーシール? ケイタのサイン?

240引き気味:2012/07/08(日) 21:48:47 ID:Sl8lwOKA0
廃墟の懇談会ネタも、もう書いてたの4年前ですか……。
いつまでもだらだらとサイト続けているおかげで、そろそろ数えてみるとそら恐ろしい年数になってますね。
なにやってんでしょ、私 (;´∀`)

>ゲームを楽しむように〜どのような経過で
このシリーズもいい加減長く書いてますし、途中忙しくなって一切書いてない時期とかあったりでもー設定の一貫性もヘチマもございませんけどね。
なんとなくそう言われて考えてみますと、

・初期段階=ムサシとセックスなんて死んでもイヤ、という時期。
・渋々段階=本番行為だけはさせない、唇は許さない、と一線を引いて、その上で嫌々「レッスン」相手としてムサシでも我慢をすることにした時期。
・なし崩し期=なんかヘマするかあふんあふん言わされてなし崩しにヤられたか、シンジの何かに腹立てて自棄糞起こしたかしてムサシとシてしまった頃。
・陥落段階=すっかりもー躯がムサシを受け入れてしまって、イヤだイヤだと言いつつおっ始めると貪ってしまうようになって自己嫌悪な頃。
・麻痺段階=慣れっこになって、憎まれ口叩いたりしつつも上手くムサシともケイタとも、感情は別にしたセックスという「やり取り」を楽しみだした頃。

なんて感じで男女の雰囲気醸しだすようになったんかなー、とか思いますた。
ゆくゆくの先には、さらに陥落度が進んでムサシ相手に避妊無し、危険度大のセックスに耽ってゾクゾクするようになってたりもするんでしようが。
そういや、PDX.さんのネタで私もかなり気に入っている受胎宣誓ビデオネタから派生した分岐上を想定して書いてました「少女堕天録」〜「禁忌の絆」のシリーズも、もう一年以上ほったらかしですね……。

>レイの秘部
いつ書くか知りませんが、それはそれでその時までとっとこうかなと (;´∀`)
まぁ、設定とか適当なシリーズですし。と、言いますか、書きたくなったシチュを成立させやすい場合に利用している基本設定がこれというのに過ぎないシリーズですから。
剃毛であったり、ピアスであったり、ケイタのサインであったり、その全部のパターンがあっても良いんじゃないでしょうか。

241引き気味:2012/07/09(月) 01:33:44 ID:13axKT2c0
 どれくらいぶりになるか、アスカたちにまた招待状が届いた。
 招待状といっても言葉通りの書状ではなく、単にそういったお誘いの話が正式な形でもって来たということなのだが。
 招待主は、アスカもいつのまにかユイの弟子として所属していることになっていたあの「会」。
 そして、毎度のあの「懇親会」への招待。
 世間の常識も倫理観も、時には法さえも、際限なく追求する官能と悦楽の前では平気の平左で二の次にしている彼ら「会」が主催する、身も蓋もなく言えば乱交パーティーへのお誘いである。
 その時その時の幹事がそれぞれの傾倒する変態趣味を全開にして趣向を凝らす、“普通ではない体験”が出来ること請け合い。
 そんな懇親会に、アスカはまた出かけたのだった。

◆ ◆ ◆

「……あのホテル跡に連れて行かれた時はほんと酷い目に遭ったと思ったわ。これ以上の侮辱は無いって思ったし、二度と行くもんですかって決心してたんだけどね」
 はあっと溜息をついてアスカは言った。うんざりするわ、と。
「それって何に対して?」
 ニヤニヤとするムサシは壱中の制服姿でやって来ているアスカのスカートの前を掴んで、大きく捲り上げている。
 中身は当然、丸見え。
 彼女らの前に立っていかにも腕っ節自慢といった体格を見せつけている作業着の中年男、そして清掃員スタイルの中年女性に、そのムサシに負けずにやついている目に、だ。
 会場の入り口で道を塞ぎ、参加者以外には通せんぼという面白みのない役に甘んじている彼らに対するサービス、というだけでもない。
「おほっ」
 『ヒュウ』と口笛を吹いて右の男が感心する。
「オーケー、オーケー。青いお目々のお嬢さん、参加資格アリアリだな。通っても良いぜ。坊主もな」
「ありがと、おじさん」
「羨ましいわねぇ。おばさんもあなたたちぐらいの歳からここに誘って貰えてたらねぇ。ほら、パートナーをちゃんとエスコートしてあげるのよ、坊ちゃん」
 女はしみじみと、本気の声で少年少女を見やる。
 彼女の目は相棒と同じく、アスカが通行証がわりに披露した「会」の一員たる証、下着をつけない剥き出しの下腹部に注がれていた。
 第3新東京市立第壱中学校、女子用制服のジャンパースカート。その着衣が示す、上で精々十五歳、下手をすると十二歳という年頃の女の子が経験しているのは異常でしかない性的体験を、その身に受けていて良い筈のない調教の成果なのだと示す――シンボル。まだまだ無垢な色つやをしている性器の頂点で、アスカという中学生の女の子のクリトリスに装着された、リング状のピアスにだ。そしてその真上に、まるで金のリングとブロンドヘアの叢に戯れるかのように入れられた蝶のタトゥーにだ。
 二人の大人達の好色さを露わにした眼差しが、この歳でここまでの変態少女に行き着いたアスカの証拠へと、混じりっけのない感嘆を浮かべていたのだった。
 しかしその賛美は、アスカの中に残った良識や羞恥心を苛むものでしかない。
 彼らのような変態の与える賞賛とは、同じ変態として認められたということでしかないのだから。
「ん……もうっ。通って良いのよね。ムサシも手、放しなさいよ!」
 実を言えばアスカもまたムサシの参加資格を示すべく、少年の股間に手をやってその半ズボンの前から淫水焼けしたペニスを取り出して見せていた。
 その手をいかにもばっちぃと振って、しつこくスカートを捲っている手を引っぱたいて。
「濡らしてるくせに」
 くししと笑って、懲りないムサシは今夜のパートナーである年上の美少女を肘でつついたのだった。
「ええ、ええ。濡れちゃってるわよ」
「この後、また知らないおじさん達にチンポ嵌めて貰うこと想像して?」

242引き気味:2012/07/09(月) 01:34:01 ID:13axKT2c0
「そうね」
「シンジ兄ちゃんやユイ先生、レイ姉ちゃんもいるのに?」
「そうよ」
 ――あたしもほんと、頭おかしくなったもんよね。
 ぼやいて、そうさせた張本人であるムサシの頭に結構本気の拳骨を落とす。
 けれどアスカにはもう、躊躇いは無かったのだった。
 言葉にして認めた通り、この後の乱交を思って。淫乱で痴女な女の子になってしまったその身だしなみとしての性器のピアスとヘアの整え方、タトゥーを鑑賞されながら、入れ替わり立ち替わりの男性達に犯されることを思って、きゅんと疼いて蜜の沁み出す緩みを自覚する秘部に、舌なめずりにも似た心地を覚えながら。
 アスカは自分たちの前を行くユイとシンジの後を追って、会場へと足を踏み入れていったのだった。
(そうよ、気持ち良くて何が悪いのよ。それに、私だけじゃないもの……)
 そう、そして彼女のすぐ後ろには同じようにスカートを捲り、半ズボンを下ろしてみせるレイとケイタのカップルがいて、やはり同じように胸をときめかせているのだった。
 
◆ ◆ ◆
 
 今回の会場はごく普通の雑居ビルの地下階。こういった建物の地下階層、ごく当たり前の使われ方として駐車場になっている一角に、一台のバスが停められていた。
 バスは特に窓が大きく作られた観光バス仕様だ。
 ただし、今回はそのバスに乗り込んでどこかに移動しようというわけではない。
 バスの周りには窓を覗き込める高さに足場が組まれ、そしてそこに様々な年格好をした「会」のメンバーたちが集まっているのだった。

「さて、これで今夜の乗客は全員ですね。ほほっ、お久しぶりですねお嬢さんたち。それに碇女史も」
 幹事の男がユイやアスカたちを眺めて頷く。
「では……ご案内しておりましたように、まずは女性客からどうぞ。すでに皆様の分以外のシートは埋まっておりますから」
 指し示される通りにステップを上がり、バスに乗り込む。
 まずはユイが。そして、アスカ、レイの順。
「じゃ、シンジ。見ていてね」
「うん。……ああ、母さん……たまんないよ。ゾクゾクする」
「うふふ……」
 軽い抱擁。そしてひらひらと快活に手を振り、まるで女子学生のように若々しく足取り軽く、ユイはバスの乗り降り口を上がっていった。
 母と子でありながら、二人の振る舞いときたら若い恋人同士のようだ。
 それはここに来るまでのシンジのエスコートぶり、母親と腕を組んでの密着ぶりも示していたもので、アスカには正直面白いものではなかった。
 今夜のパートナーとしてシンジに選ばれなかったこともある。
 こんな機会がある度に、当然のようにまずそのあまりに若く淫らで魔性めいた魅力を備えた母を選ぼうとする――そして自分を第一に選ばないシンジに対する不満。
 だからアスカは、ことさらに熱々に、シンジとユイの真似をしてみせたのだった。
「……んっ、んんっ、んふっ」
 背丈では自分より下のムサシを抱きしめて、舌を絡める粘ついた水音も派手な口付けを交わす。
 そして、情感たっぷりに『見てるのよ、ムサシ』と。
「あたしが……どれだけ淫乱になって、ファックされちゃうのか。そこの窓から見ているのよ。あんたが……ンンッ、今、いじくってるそこに、中の誰が一番たっぷりザーメン注いでくれちゃうのか。ちゃんと見てるのよ、良いわね」

243引き気味:2012/07/09(月) 01:34:16 ID:13axKT2c0
「ああ……アスカ姉ちゃん……。くそっ、やっぱ悔しいぜ」
「ふふ、その代わりあんたはあたし達がファックされた後で、入れ替わりの番でたっぷり愉しめるんじゃない」
 行くわよ、優等生。
 そうレイに声をかけて、アスカもステップを『トン、タンタン』と上がっていく。
「え、ええっ……」
 アスカの見せたムサシへの積極さ。そうとくれば自分が我慢しなければならない理由はないと考えるケイタによって、先ほど通行証としてじっくり間近に視姦されてしまっていた際の潤みをくちくち攪拌されていたレイも、喘ぎ喘ぎの声で応じた。

 そうして、アスカたちはバスの席に着いた。
 車内の乗客はぴったり男女同数。車外でそれぞれのパートナーを見守る、次の順番の乗客たちもまた同じ。
 遅れて乗車したアスカたちは、他の女性客がそうであるように窓側の席に案内され――。
 そして、窓の外に顔を向けながら、背後から犯されたのであった。
「ああっ、母さん……」
「アスカ姉……。くそっ、このオヤジ、あんなに乱暴にアスカ姉のクリピアス引っ張りやがって。やっと付けさせてもらったってのに、外れちゃったらどうするんだよ……!」
 車外のシンジ達に、パートナーの声は聞こえない。
 ただ窓越しに、シートにしがみ付いて大きく口を開いて喘いでいるらしい母親の姿を、窓に手足で張り付く勢いで持ち上げられた先輩美少女が変形駅弁スタイルで揺さぶられて涎を散らしている所を、そして同じように他の席で犯されている女性達の姿をゆっくり足場の上を移動しつつ見守るしかないのだ。
「レイお姉ちゃん、顔にかけられちゃってる……。あ、こっちのお姉さんも。こんなに真面目そうな顔してるのに、もう目も開けられないくらいぐちゃぐちゃなんだ……」
 二巡目、三巡目。ぐるりぐるりと時間をかけてバスの周りを歩いてまたパートナーのいる窓に戻ってくる度に、彼女たちの顔は理性を崩壊させていっていた。
 ああ、ああとひっきりなしに叫んでいるのだろう。美しいブロンドの前髪も白い精液で汚されたアスカは、手形が残るのに違いないくらいぎゅっと乳房を絞りあげながら突き上げピストンを見舞うビヤ樽腹の男性の膝の上で、どろどろに蕩けた貌をしていた。
 次にシンジとムサシがその窓の前に回ってきた時。今度は二人分のシートをベッド代わりにして横たわって、今や胸も下半身も隠す役に立っていない制服で射精したばかりらしいペニスを拭っていた若者の再度の挿入を受け、びくんと最早条件反射のみでしかない身じろぎによって辛うじて反応を見せるだけになっていた。
 かと思えば次には。シートの背もたれに蝉の格好でしがみ付いて、背中側からとシートの向こう――後ろの席に仁王立ちになっている二人のよく顔つきの似た若者二人組に、尻穴と唇を犯されてふがふが鼻の穴を拡げながらの荒い息にさも心地よさそうに苦しんでいた。
 ムサシたちがバスの後ろの方の席でいつか顔を合わせたことのある真希波・マリ・イラストリアスという少女を見付けて、その獣のように噛みしめた歯茎を見せながら顔をうち揺すっている犯されっぷりに圧倒され、暫く動けないでいてから戻って来た時には、制服から抜かれた胸リボンで目隠しをされ、そしてどこかの席の女性の物とおぼしきパンティを口に詰め込まれて、まるでレイプされているかの姿になって犯されていた。
 その次では、さっきはレイに屹立の先っちょをしゃぶらせていた老人に、同じようにフェラチオ奉仕することを要求されていて――。
 ギッシギッシ、ギッシギッシと車体を軋ませるバスの中。やがて、はじめ様々な衣装でここに集まった女性達が皆同様の丸裸になって、コピー機で複写して回ったかのような瞳の焦点を失った同一の笑顔で歓喜を浮かべるばかりになっていって。
 そんな無残なパートナーの、母の、クラスメイトの、固執している年上の女の子の、無残な姿に、少年たちは股間を硬くさせて――それを、彼らの順番が来たバスの中で、見知らぬ女性達相手に思うさま吐き出していったのだった。

244引き気味:2012/07/09(月) 01:35:54 ID:13axKT2c0
こんな時間になって書いたりするから、また先週みたく後で頭抱えることになるんだろうなぁ……とか思いつつ。
最近マイブームな自己開陳シチュとか、十把一絡げでまとめてエロエロされている中の一人に自らなっちゃうシチュとか、混ぜて書き殴ってみますた。

245PDX.:2012/07/09(月) 07:33:14 ID:nVjQxtOY0
>>241-243
なんともなつかしいノリというか気分になりました。
しかし「どれくらいぶりになるか」ってのは数ヶ月というオーダーでしょうかね?
それとも数年ぶりというオーダーなのか。
「もしかしてアタシ10年後にもここに来てるのかしら」
「アス姉なら10年後でもその制服似合うと思うぜ」
「絶対に嫌」
とか連想してしまったりw

246引き気味:2012/07/09(月) 21:18:05 ID:13axKT2c0
>どれぐらいぶりになるか

身も蓋もない話。別の展開だった時のテキストが一旦修正した後も生き残っていただけだという (;´∀`)

やーもー、BBSで書き殴るのは次のステップできちんと推敲してHtml化する準備段階だという位置付けでやってるんですが、この頃急速に眠たくなる時間帯でざざっと書いてますせいか、雑すぎてアレですね。
推敲しようとして途方に暮れるという。
こないだ書いた加持に弄ばれるシンジ達三人組というシチュ、ちょっと色々書いてみたい気分な旬ネタの組み合わせだったりするのですが、背景設定とか基本骨子すら考えずにやってるせいか、文章推敲するという前段階で色々ナニだったりして。

でもまぁ、細かいこと考えずに勢い任せで書いてた『ボクの〜』の初期の頃とか、それもまた楽しくありましたしねぇ。

247コウイに値する名無しさん:2012/07/11(水) 22:16:18 ID:KtPVmxFk0
シンジやムサシたちを出さずに夜の社会体験学習のよう感じの展開も有りじゃないでしょうか?
山奥の工事現場に日雇いの土木作業員を運ぶマイクロバスやワンボックスカーに乗せられてオッサン連中にやられまくるとか
ヤニ臭い口でキスされて顔をしかめているところをユイに注意され、大人しく口の中を舌で蹂躙されるのに任せて送られてくる唾液を飲むアスカとか

248目黒腹蔵:2012/07/11(水) 22:32:21 ID:mxyBPwdY0
いろいろ描いて評判もいただいて…となってくると今度は
それに応じたクオリティ求めていろいろ考えだしたりリサーチが多くなって
手の動きが…みたいな事は自分も結構あってなかなか悩ましいところですね
意外と煩悩オンリーで描きまくった初期作の方が妙な勢いが味になってたりして。

とまれ、久方ぶりのこのネタ、たいへんおいしゅうございました。
というか実はあんまり久方ぶりとも思ってない自分に気付いてみたり。
なんか時間の速さがヤバい感じになってきましたよ・・・?

249引き気味:2012/07/16(月) 17:43:31 ID:6AHqP2/M0
今度あれやるぜ、やってやるぜと言っただけなまま気が付けばもう二年とか、またぞろ目にすることになったけどこれやってたのもう7年前だし、関係者の記憶適当になってるのも仕方無いよねとか、時間の加速っぷりがほんと恐ろしいことになっている気がする今日この頃。
近いところでは、もう三日連休が終わりかけているとか (ノ∀`)

折角だから、そこら辺このネタのアスカたちに適用してみるとどーなんでありましょうかしらん。

250引き気味:2012/07/16(月) 20:05:42 ID:6AHqP2/M0
 カレンダーに付けられた×が10ヶ目になった。
 月の物が来て十日目ということだ。
 生理の間の辛さはもう抜けきっているが、これだけの数になった×を数えてアスカは憂鬱になる。
(もう、なのね……)
 碇家のリビングにかけられたカレンダーである。
 そこに何故、アスカの安全日、危険日を示すような印が付けられているのかと言えば、アスカが高校生になって最初の冬を迎え、そして誕生日が過ぎたからであった。
 アスカはいまや、十六歳。
 そう。もう法の上でも結婚し、子供を産むことが出来る年齢になっていたのだった。
「いつのまに……。なんでもう、二年も経っちゃってるの……?」
 頭を抱えてしまいたい気分。アスカはカレンダーの貼られた壁の前で俯き、立ち尽くしていた。
 十六歳になった。十六歳になってしまった。
 十六歳になって――最初の、危険日。
 今セックスをしたら、中で出されちゃったりしたら、
(……赤ちゃん、ほんとうに出来ちゃうじゃない)
 ぐるぐると、そのことが頭の中を渦巻いている。
「なんであたし、あんな約束しちゃったんだろ」

 ――もう、泣き出してしまいたい。

 それが正味のところの今のアスカは、珍しく全く人気の無いこのリビングで独りでいる。
 実際上のこの家の主、ユイはいない。
 気を利かせて、ということで家を空けているのだ。
 放課後になって、アスカが重い足取りでこの家にやって来た時にはもう玄関に靴はなかった。
 シンジの予定については結局今日になっても聞くことができなかったが、一緒に出かけているのだろうか。
「ふふ、ふふふ……」
 あの変態シンジのことだから、と考える。案外、家の中のどこかに潜んでいて、聞き耳を立てているのかもしれない。
 アスカがムサシ達とかわした約束。その日が今日やってくるとなれば、歪んだ興奮を覚えないはずがないのだから。
(どっちにしたって、今日のことは後で全部、シンジも聞くのよね。あいつらが自慢しないわけがないんだし。ビデオだって……また撮られちゃうんだわ)

 アスカは今ひとり。
 いつもやんわりと、しかし否とは決して言えぬ雰囲気にアスカを巧みに絡め取り、背中を押してくる、あの偉大すぎる女性はいない。
 気が付けば一足先に一足先にと進んでいっていて、遅れを取ってしまう恐怖でアスカの震える足を動かさせてしまう、あの子もいない。
 それに、彼女の気持ちなどいつも聞かないまま、そのくせアスカ自身よりもその躯に言うことを聞かせるのが上手だというたちの悪い連中も、今日はだまとわりついしてきていない。
 アスカは自由だ。
 今からでも引き返して、自宅に帰ることも出来る。
 そして同時に、かねてから約束してしまっていた通り、二階のベッドルームを借りて待ち受けている“彼ら”のところへ行くと決心することも出来る。
 決めるのは全部、アスカ。
 アスカが自分で決断するのである。

251引き気味:2012/07/16(月) 20:05:59 ID:6AHqP2/M0
「…………」
 ママ……。そう、口からこぼれたような気がする。
 理由はアスカにも分からなかった。
 アスカの母親は今、きっと自宅で鈴原トウジや相田ケンスケといった彼女の中学校以来の同級生たちとお愉しみの真っ最中だろう。
 アスカのことなんて忘れて、歳下の少年たちの放つスペルマを顔で浴びてはしゃぐことに夢中になっているのだろうか。
 それとも、三人では狭すぎるベッドの中でねっちりと愛撫を交わしあいながら、共通の話題としてアスカの今晩のことについて噂しているのだろうか。
「……そうだったわ。明日、あの馬鹿連中もひょっとしたら話を聞かせろって言ってくるかもしれないんじゃない」
 『学校、休んじゃおっかな……』と、ぽつり呟いた頃には、その前提として決心をし終えていたのだと言えよう。
 結局、アスカは二階に上がる階段に足をかけていたのだった。

「待ってたぜ、アスカ姉」
「うんうん、ドキドキしながら僕たち、アスカお姉ちゃんのこと待ってたんだよ」
「ムサシ……、ケイタ……」
 階段を上がって廊下を突き当たりに。ドアノブを躊躇いながら回した向こうには、もう服を脱ぎ捨てていたムサシとケイタが待っていたのだった。
 アスカが高校に上がるのと同時に第壱中学に入学ししていた彼らの制服は、乱暴に丸められて部屋の隅に置かれている。
 ベッドの縁に腰掛けていた彼らがアスカを出迎えて起ち上がると、褐色の肌色をしたやつとなまっ白いのと、二本、彼らの勃起しきった股間も弾かれたようにピンッと揺れ動いた。
「ちっちっち。ダメだぜ、アスカ姉。今日はずっと待ってた約束の日なんだから」
 立てた人差し指を左右に振り振り、ムサシが生意気に訂正する。
「ほら、言ってよ。今日のアスカ姉は何? 今日からは俺らの何になるんだったっけ?」
「ほらほら、ほらぁ」
 ケイタが大事そうに取り出した紙切れを持ってきて、アスカの目の前に突き出す。
「……っッ」
 気が付けばもう二年が経っていた昔、アスカがサインをした契約書だ。
 ムサシとケイタが書いた汚い字の本文に添えて、アスカが今も大切に使っている母親譲りの万年筆で名前を入れた。
 そこにはこう、書かれているのだ。
 惣流・アスカ・ラングレーは、ムサシ・リー・ストラスバーグ、浅利ケイタとの間に愛人契約を結び、両名との間に一子を設け、出産するまで、一切の避妊を行わない。両名を主人として仕え、セックス奉仕の義務を負うのだ、と。
 ここに書かれている内容はまだ控えめなもので、当時ユイにも内緒で言わされ、ビデオに撮られた『宣誓』になると、もっと過激なことを二人に誓っていたりもする。
 有り体に言えば、孕まされるまでいくらでも犯されます、セックス奴隷になって赤ちゃんを産みます、という誓いなのだ。
 その履行を、少年たちは迫っているのだった。

252引き気味:2012/07/16(月) 20:06:17 ID:6AHqP2/M0
 ううっ、とアスカは唸った。
 ことあるごとに蒸し返されていた内容だ。よくよく承知していたし、今日は覚悟を決めてきた。
 何度も何度も考え直して、考えている内におかしな気分になって内腿をもじもじ擦り合わせたりもしていた。
 ことここに及んでも、自分で何故という気持ちが残っている。
 なんで約束通りにしようと決めたのか、自分でも完全には分からない。
 でも、決めたのだ。
 そしてここに来た。
 ――何をするために?
 同じ問いを、ムサシは突き付けてきているのである。
「……あ、ああっ」
 下からじっと見詰めてくる黒い瞳。強い視線を前にしていると、喉がからからに干上がっていくような錯覚がしてくる。
「あっ、あ、あっ……だめ……やめてよ、ムサシ……」
 ムサシの右手がアスカの胸を掌に納め、ゆっくりと力を入れて揉み上げてきていた。
 ケイタが自身の股間をしごき、一層固さを増したペニスへと、捕まえたアスカの手を導く。
「ひっ」
 そのペニスは熱かった。
 まるで生き物のように強く脈打っていて、そしてアスカがよく知っている太さと固さなのだった。
 触れれば一瞬で脳裏に蘇る。アスカが膣で、唇で、アナルで受け入れ味わってきたその頼もしさ、素晴らしさを。
「あ、あたしは……」
 ぎくしゃくと動いて、アスカは跪いた。
 ムサシとケイタの直角を向いたペニスの切っ先が、丁度その眼前。
 亀頭とはよく言ったもので、亀か蛇が鎌首もたげてアスカを威嚇している――そんな、少年たちが肉欲をぶち撒ける切っ先が、彼女を見据えているのだ。
「あたしは、今日……今日から……」
「今日から、何?」
「今日から……」
 ごくりともう一度だけ生唾を飲み込んで、アスカはその愚かな誓約を口にしたのだった。
「私は、あんた達の肉奴隷。あたしの唇はあんた達のチンポにキスしてフェラチオしてあげる為にあって、あたしのマンコはあんた達のための……オナホール。あんた達のくっさいザーメンのための、全身トイレに……あたしは、なるの」
 一つ、卑猥な誓いを重ねていく度に、アスカは自覚していた。この愚かとしか言いようのない決断に自分を導いた最大の理由が、全身を包み込んでいく。アスカの精神を完全に切り替えさせて、この二匹の獣がくれる快楽のことばかりが欲しくて堪らない淫乱な女の子に、マインドセットさせていく。
(あ、熱いわ……。躯が、アソコが……燃えちゃいそう……!)
 ずくんと疼き、しこり起っていく乳首。子宮がぐつぐつ煮えたぎり、たぎりが蜜となってねっとり下着を汚している。
 急速に燃え上がる肉欲が、アスカが自分を馬鹿だ惨めだと思うほど痺れるように脳裏を焦がして、一層の興奮、発情へと導いていっているのだ。
 被虐の官能に、今やアスカは完全に心捕らえられてしまっていたのだった。
 もう、アスカを止めるものは何もない。
「ムサシ、ケイタ……ご主人、様ぁ」
 『んっ、ちゅっ、ちゅばっ』と突き付けられていた二本のペニスに唇を捧げ、気忙しげに制服の前ボタンを外してブラをずらして。最低限であっても、自ら少年たちの劣情を受け入れてみせると意志表示する格好になって。
「あ、あたしの濡れ濡れマンコ、孕ませてぇ……」
 『ハッ、ハッ、ハッ――』と荒げた息の下、アスカは自分からねだったのだった。

253引き気味:2012/07/16(月) 20:11:13 ID:6AHqP2/M0
ちゃんと練ってない文章はエロくねーなー、とか思いつつ。
書き出しはじめの「つもり」といったものが段々とおざなりになっていくのも最早仕様でございます状態。

ここから本来、ちゃんと推敲して仏書院的な修辞を散りばめていくのが楽しいんですけれど、休みもあと数時間となると心の余裕がありませんやね。

以前のネタ読み返してみると、以外とユイさんの契約はあっさり風味。ただ、愛人契約って言ってるだけなんですよね。
何となく今日までで培ってきたイメージで、アスカやレイが結ぶ羽目になる契約はもっと屈辱的で酷い関係を定義するものになると考えちゃってるんですが、そこら辺しっくりくる文句をはてさてどう考えたものか。
妊娠奴隷って言葉、使ってたような気がしますが、これって仏書院的タイトルや修飾として本文中に使うならともかく、セリフの中とかで使うには……ちょっと手身不明ですよね (;´∀`)

254コウイに値する名無しさん:2012/07/16(月) 23:07:28 ID:ZWldlNeQ0
>アスカやレイが結ぶ羽目になる契約はもっと屈辱的で酷い関係を定義するものになる
いつも悩むんですがこれ意外とむずかしいですね。あえて両極端のパラメーターを考えると
ムサケイが「完全管理型」か「無責任型」かで話の方向が決まるような。

本来自己決定の最たるものである妊娠まで完全にムサケイの管理下におかれてしまってハァハァ・・・という方向で行くか、
アスカ自身が納得して契約したんだから妊娠しようが子供産もうがそれは自己責任っつうことで、という無責任を
絵に描いたような態度と気持ちよくしてやったんだからこれくらいいいだろという無責任膣内射精でアスカの人生は
木の葉のように翻弄されましたとさ、、、という話にするか、うーむ

255コウイに値する名無しさん:2012/07/16(月) 23:21:53 ID:ZWldlNeQ0
そういえば自分で書いといてなんですが「絵に描いたような無責任さ」で言えばもう目黒さんが
ドレイちゃんとオレサマでムサアスのパターンを描かれてましたね。
ムサシの強引さっていうのはやっぱイメージわきやすくていいかんじです

256引き気味:2012/07/16(月) 23:28:38 ID:6AHqP2/M0
完全管理型と無責任型ですか。
振り返ってみますとわりとムサシはアスカに、ケイタはかなりレイに固執してるって書き方しとりましたね。
でも、ムサシはマナのことで不機嫌になったりとかさせてもいましたし、本命はマナだけどアスカが今はお気に入りの俺のオモチャ、ってな感じでしょうか。
そこ踏まえると、たしかにムサシは無責任型いけそうですな。

っつか、ムサシは書きやすくて良ござんすね。
嫌なガキの典型みたいな感じで適当にしやべらせときゃ良いやとか考えております。
……元々のムサシ君がどんなキャラだったか、もう全然思い出せません。
鋼鉄、ちゃんとプレイした筈なんですけどねぇ……。
わりと最近出直した方の鋼鉄は、残念ながら未プレイなんですが。

257コウイに値する名無しさん:2012/07/16(月) 23:54:42 ID:sXSc142k0
無責任型ゆえにアスカの体のリズムを考えずに性交してタイミングを外し続けて成人まで妊娠に至らずに済む可能性も

ここまで来ちゃうと日によってはムサシたちよりも先に来てて、玄関で三つ指ついてムサシたちを迎えてそのまま風呂に案内してノリノリでソープランドごっこと言う展開もありそう

258引き気味:2012/07/17(火) 01:00:10 ID:l7BY7N6Q0
「だからさ、今回はオレ、ちゃんと覚えてたわけなんだよ。分かる、アスカ姉ちゃん?」
「はぇっ? え? な、なに……? ッア! やっ、ひん……ッ、っッ――ッ!」
 ムサシという小学生の子が股の間にぶら下げているものは大きいのだ。
 異様にと言って良い。
 小学生のわりには、と頭に付けるのは正解ではなく、本当にただ大きい。
 大人の中に混ぜてやって比べさせてもそうで。純粋に男性という括りでの平均から見て、巨根と呼ぶことが出来る。
 そして、勃起してしまえば尚のことなのだ。
 いくらムサシよりも年上だとしても、アスカもまだまだ下の毛も生えきらない中学生の女の子。ミドルティーンの完成しきらない躯では、受け止める負担も大きかろう。
「なにって、マナだよ。マナのさ、言ってたぬいぐるみのこと! 聞いてる? ちゃんと聞いててよ、もー」
 無茶を言ってやるなよと、誰かが居合わせていれば窘めて居たはずだ。
 中学の制服を乱れさせ、ぷるぷると初々しい乳房を揺さぶりながら喘いでいる女の子には余裕は欠片もない様子なのだから。
 全ては年上の女子中学生にお尻を突き出させ、背後からその異様に隆々とした反り返りの逸物でもってパンツを脱がした秘部にピストンを見舞っているこの小学生淫鬼が悪い。
「……はぁう、う、ぅぁハッ……ハッ、ハァウ! あっ、ああっ、ああン! むさ、しっ……激し……すぎるわ、よぉ……」
 ぜいぜいと、切れ切れの息も苦しげに。まるで全力疾走でマラソンをしてきたような酷い有り様なのは、単に今十五分ほど、この小学生のストレス発散代わりの行為に付き合わされていたからだけだというから、末恐ろしい。
「話……っ、見えないの、よっ。あんた……わぁぁぁ――ぁ、ぁ、アーッ、ダメ! ダメぇぇ!! もっとそっとして。お願い、おねがいだから、そんな乱暴にばかり、いきなりぃ……っ」
 アスカの携帯が鳴って呼び出されたこの場所は、ムサシの小学校の近くを通る小道の、丁度人目から隠すように左右の土手が高くなっている曲がりくねりの辺り。
 小学生の腰ぐらいの高さに伸びた雑草が作っていた茂みに、ぽんっとランドセルを投げて。それを手を突いて体を支える手がかりにさせられて。
 アスカは茂みに顔を埋めるような格好をさせられて、禄に理由の説明も無い内に一方的な挿入を受け入れさせられてしまっていた。
 直接茂みの底になっている地面に手をつけば怪我をしてしまうかもしれない。だからアスカは必死に、不安定にぐらぐらと揺れるランドセルにしがみ付いて、それで歳のくせ一人前なムサシの腰遣いに、激しく揺さぶられていたのだった。
「あうっ、あっ、ああっ」
「可愛いって言ってたから、小遣いはたいて取ってやったっていうのにさー」
「あっ、アッ、アアッ、アッ、アッ、あんッ」
 太い、太すぎる……だの、乱暴すぎると泣き言を漏らしながらも、このムサシの美しい先輩は、どうにかそのぶっとい幹周りをしたペニスを膣に納めて、痛そうなくらい拡げられた秘唇に、潤滑の役を果たせるだけの愛液を滲み出させている。
 綺麗な顔のほっぺたを薔薇色に染めて、女の本能からきている歓喜を盛んに喘いでさえいる。
 アスカという、普段周囲に見せている性格で言うならばキツくて攻撃的な筈の、そんな女の子が。歳下の小学生に呼び出されるままやって来て、あまつさえ抗うのも形だけといった案配で、いきなりスカートの尻を捲り上げてきた『良いから入れさせてよ!』という要求に従っている。
 そういった関係に二人が落ち着いているのと同様、アスカの体が大人顔負けのペニス相手にただ苦痛を覚える以外の反応を示せるようになっていることにも、経緯というものがあるのだった。

259引き気味:2012/07/17(火) 01:00:24 ID:l7BY7N6Q0
 そうして暫し。
「あ、あ、あ……」
 いきなりで始めて前戯もそこそこ。暖機運転にしてはぶっつけ全開の肉棒の動きに、どうにか少女の方の火の入りようが追いついてきた頃。
 ムサシはいきなり取り出した携帯で、誰かと電話を始めてしまった。
「アンタって奴わぁ……」
 突っ張らせていた両脚の間で、アスカがきつい姫貝のピンク肉襞を乱暴に抜き差し抉られてでぽつぽつ飛び散らせていた滴。愛液の分泌量というものが目に見えて増えていって。要するに段々と悦くなってきていたというのに。
「――それそれ、それだって。あいつらたしか言ってたよな? こないだの夏合宿に来てたリツコって綺麗ーなお姉様、病院やってるのたまたま見付けちゃって、それでいつでも来て良いっていう素ン晴らしい話取り付けた〜って」
 電話に夢中になってしまえば、腰の動きはおざなりだ。
「もう。もおっ……!」
 ほったらかしにされたアスカとしては、ぶすっと膨れてしまうしかない。
 それでも、抜いて良いよとか中止ねといったお声も掛けられてはいないのだから、アスカは膣に少年のペニスを突っ込まれたまま、バックスタイルのその格好で待っているしかないのだった。
 実に殊勝な態度は、躾けられたペット犬のそれだ。
 中学では勝ち気な天才として評判を轟かせる『アスカ様』も、将来孕まされることになっても文句は言わないと誓うまでに屈服させられた少年が相手とあっては、形無しだった。
 とはいえ、電話の方に意識を傾けていても、助平さではとくると仲間内で自慢になっていない勝ち誇り方をしてみせるムサシである。
「あっ、ちょ、ちょっと……。もう、やだぁ……」
 ぴしゃり、ぴしゃりと先輩美少女の丸出しになっているヒップを引っぱたいてみたり。
 真下のヴァギナに口いっぱい肉杭を頬張らされてこちらもヒクヒクとしているアヌスに悪戯をしかけたり。
 完全には官能の火が収まってはくれない生殺しの状態にさせられてまう。
 電話を終えてムサシが続きを口にした時には、むしろ目を輝かせて自分から大胆に腰を打ち揺すってしまうアスカなのだった。

「ンッ、イっ……。熱いの、そう――出して、ぇぇぇ〜」
 ぶびゅっ、びゅっ、びゅっ、と。吐き出された牡汁の迸り。それはムサシからするとちょっと苛々をすっきりさせた程度の射精だったのだれども。
「んっ、ンンっ……。あんた、ちょっとマナにプレゼント受け取って貰えなかったってぐらいで、人を呼び出したりしないでよね」
 表面だけぷんっと腹を立ててみせるアスカは、実際のところでは、たったの一度であまりにたっぷり注がれた結果、下着を履き直すわけにもいかなくなったノーパン状態のスカートの内側、どろっとぬめる漏れ出しを、どうしてか不快に感じることが出来ずにいる落ち着かない帰り道、端から見ればなにやら上機嫌そうに頬を緩ませてさえいたのだった。
「知るもんかよー。アスカ姉だってさ、シンジ兄ちゃんにつれなくされた時とか、なんだかんだで俺にいつも付き合わせてるんだし。お相子だって、おあいこ」
 拾った木の枝を振り回しながら歩くムサシ。
 ガキっぽさ丸出しよねとか考えているアスカは、そんなランドセルを背負った小学生の三歩ほど後ろの位置で付き従っている。
 それが、今の二人の関係なのだった。

260引き気味:2012/07/17(火) 01:02:22 ID:l7BY7N6Q0
無責任型というか、これじゃ自分勝手型ですね (;´∀`)

>>257
パラレルでやったようなノリですかねぇ。
あれは行き着くところまで行った状態を先取りしたようなもんでしたけれど。
こっちの本編(?)淫乱美母シリーズアスカには、なんとなく不本意だわという態度のまま孕まされるとこまで行って貰いたいもんです。

261コウイに値する名無しさん:2012/07/17(火) 01:41:05 ID:XQC/LTx20
ムサシを調子つかせないようにたまたま気分が乗ったからそんな遊びを仕掛けただけと主張しながらも
ムサシに気持ちの変化は全部読まれてしまってるとか

262PDX.:2012/07/17(火) 06:06:01 ID:Qf0UfYzo0
以前「夜の披露宴」書いた時はイメージ的にアスカがあれこれ計算して
披露宴の日取りとかを自分の生理周期なんかに調整してシンジ相手の
避妊とかもコントロールしてた感じでしたねぇ。
ムサシがそのあたりルーズなぶんアスカがきっちり仕切ってたというか
そんなイメージだったかも。
まぁあれは「シンジの特殊性癖に合わせて彼を悦ばせるために他の男の
子を身ごもることを決意したアスカ」による行動なのでそうなったわけ
でしたが。

263引き気味:2012/07/17(火) 07:20:52 ID:l7BY7N6Q0
そっか、危険日で奴隷契約を正式に結ぶというシチュ、『夜の披露宴』と一緒なんですよね。考えてみれば。
使われていたのも妊娠奴隷ではなく出産奴隷という言葉だったようですし、暫く読んでませんと色々記憶もいい加減になりますねぇ ('A`)

あちらが成長しきって大人の女性となったアスカの決断として、対ムサシというよりは対シンジとして、そして名前もないモブショタ達が小道具として添えられる展開なら、この場合だと対ムサシ・ケイタに絞ったまだ子供のままの許されざる妊娠の決断ということになりましょうか。
以前から仄めかしていた少女妊婦となったアスカ、レイという展開の方に接続するエピソードとして、決定的な場面も書いてみたいのですが、披露宴+奴隷契約宣誓といったほどの決定的インパクトはさてどうやって演出したものか、ですね。
あちらのアスカがきっちりと自分の意志で決めて動いていた分、別verとしてはなし崩し的にムサシに孕まされるという展開にしてみるのが面白そうですが。

264コウイに値する名無しさん:2012/07/18(水) 00:51:52 ID:YoYQOLSI0
>ムサシに孕まされる
エヴァンジェル書院のエロパロ世界にどっぷり浸かる前の自分なら

「やぁっ、だめぇ…今日は危ないの!」
「アス姉いつもそればっかりじゃんw結局気持ち良ければOKの三連呼でしょ?」
「ちがっ、今日は、ほんとにほんとの日だからぁ」
「へぇ〜、じゃカレンダーに書いときなよ。今日は運試しの一発でしたって(笑)」
「あっだめっ、だめぇ…っ!」 *どぴゅっ*

みたいなごく平凡なムサアスネタできちんとハァハァできていたはずなんですが…
いかんせん一度ディープな奴を楽しんじゃうと次のハードルが上がっちゃって

265タカウジ:2012/07/20(金) 00:03:16 ID:eKj5Uw9.0
お久しぶりっす、イノタブ及びヒカリ日記シリーズファンのタカウジです。
破でマリを見てからあの巨乳ぶりとマイペースぶりでイノタブ世界にあっているんじゃと思っていましたが、
破だけでなくQが公開されたらよりキャラが分かりやすくなるんじゃと思い今まで彼女のイノタブ世界に参加希望
と言わずに来たのですが>>232で登場し、やっぱり彼女この世界に合うなと再認識しています。
Qの公開後気が向かれたら彼女の本格的介入も見てみたいと思います。

266引き気味:2012/07/22(日) 09:06:33 ID:LKkLJmzY0
>>264
>ごく平凡なムサアスネタ

嫌々ポーズ→あふんあふんのコンボは王道じゃありませんか。
他は全部その変形・亜流に過ぎないんですよ!
とか思うわりに、ふと振り返ってみるとなんかもーすっかり嫌々ポーズも無いビッチばっかり書いてる気がしますけどっ。

>>265 タカウジさん
お久しぶりです。
Qになると今のとこシルエットでのみ告知されている新キャラがぞろぞろ出てくるんかなーと楽しみにしております。
そうやってヒロイン勢が増えることへの楽しみもありますし、ネルフが封鎖されるという話の展開上、出てくるであろう他の組織の大人達ってのも期待してるとこなんですよ。
嫌な大人、ネルフに敵対的なスタンスってのが期待出来るんじゃないかなと、主に男優補給的な意味で (;´∀`)

267目黒腹蔵:2012/07/24(火) 04:27:11 ID:6hQv7elc0
遅くなりましたが楽しませてもらいました
書かれている当人的には色々と思うところもあるのだと思いますが
やっぱり引き気味さんの筆致で>>252あたりの
「後戻りできない」感のあるシチュエーションというのは
破壊力あるなぁと堪能した次第です

管理型・無責任型の話ですが確かにムサシは後者っぽいのが似合いますね
逆にケイタの方を神経質な管理型でレイのあれやこれやを管理とか考えると
対比っぽくなるんでしょうかね
ムサシもケイタも○学生なんで基本的には考えてることは浅薄・稚拙なんでしょうけど、
それが恐ろしいハマり方をしてアスカ・レイがごろごろ転がり落されていくという(;´∀`)

なんとなく、アスカとムサシは基本的に同じタイプの性格(勝気・直行・Sっ気)だと思うんですが
その同じタイプの両者が対峙した時に、本来の能力・力関係的に何の問題もなく
いなせるはずのアスカが、不条理な神の見えざる手で
○学生らしい浅薄さ・何も考えてない無責任型のムサシに屈服させられて、、、
というのが醍醐味なんでしょうね

となると、自分でなんでもできる、自律的に人生を渡っていけると自負しているアスカが、
ムサシという不条理に対して、自己正当化を繰り返しているうちになし崩し的に
取り返しがつかないところまでいってしまうというのが、
個人的にはなんとなく座りのいい感じに思えますね(;´∀`)

徹夜中につき乱文陳謝ヽ(゚∀゚)ノ

268コウイに値する名無しさん:2012/07/24(火) 23:58:16 ID:12NZGM260
管理型で妊娠を目指すのとは逆に妊娠できないように管理すると言うのはどうでしょうか?
避妊具も進歩してるようで今はIUDにホルモン剤のついたIUS(ミレーナ)と言うのがあるそうです
架空設定で子宮内から取り出す時に特定のパスワードを送って折り畳まないと取り出すことが出来ないIUDが
少女が性犯罪被害による望まない妊娠をしないためにアメリカで開発されたと言う事にして
ムサシたちと仲良くなった産婦人科医のリツコが日本で未認可の製品の効果を試すためにアスカやレイに装着し
二人はムサシたちがパスワードを入力しないかぎり結婚相手であっても妊娠することが出来ない
最終的な部分での貞操をムサシたちに握られてしまうとか

ここまで来たら二人の奴隷と言うよりはアスカはムサシの物、レイはケイタの物と分け合った方がすっきりしませんかね
それぞれのご主人様の承認のもとで他の男とセックスする事が許されるとか、許可を貰って二人とセックスすることになる
シンジを筆頭とする男たちが二人の奴隷誓約書に証人としてサインをするとか

269コウイに値する名無しさん:2012/07/25(水) 00:31:15 ID:GJxUcGSM0
雰囲気に流されてと言う方向で、ここの嗜好には合わないでしょうけども普通に結婚式をあげさせて初々しい初夜を迎えさせるのもあるのでは

夏休みにアスカとムサシが初めて結ばれたホテルに皆で旅行に行き、そこで行われていたブライダルフェアの模擬結婚式の新郎・新婦にムサシとアスカが選ばれて
夕食後にアスカたちの事情を知らない他の宿泊客も列席した状態で式が行われ、アスカは可愛いや綺麗などの女性客の称賛の声を浴び、ムサシは酒の入った男性客の
下ネタ混じり励ましの言葉をかけられながら今夜の二人のために用意されたスイートルームに入る。

式の前は初夜だ、何だとはしゃいでいたムサシはチャペルの荘厳な雰囲気にのまれて真面目に新郎を勤めたムサシは部屋に入ってもその雰囲気を引きずってアスカを
戸惑わせ、ホテルの担当者に言われるままに父親役を務めた上に結婚証明書に証人としてサインまでしたシンジへの怒りも心の片隅に追いやり、
ここがムサシと初めて結ばれたホテルである事を強く意識して運命的な物を感じ、今夜だけは「アスカ」と呼び捨てにしていいと口走ったり、
長い関係で本人以上にアスカの体調を知ってるムサシがゴムをつけようとすると「今日は中で出していいから」と許し、式を挙げたことでいつも以上に
アスカを愛おしむ気持ちが強まってムサシが膣外射精しようと体を浮かせ掛けたら「嫌っ!中に出して!」とムサシにしがみついて危険日も気にせずに精を受ける。

270コウイに値する名無しさん:2012/07/25(水) 01:00:30 ID:GJxUcGSM0
旅行から帰って通常モードに戻ったアスカは結婚指輪を結婚指輪を嵌め続けているのはシンジへの嫌味ためだけだとムサシたちや自分自身に言い聞かせていたが
登校日に生活指導の教師と指輪を外す外さないで激しく揉めて、結局は没収されることを恐れて指輪を外した

指輪のサイズが大きすぎたために早々に外して完全に通常モードに戻っていたムサシは延々と生活指導の教師への不満を述べ続けるアスカの深い怒りの理由が分からず、
辟易したムサシはアスカを黙らせるために冗談でボディピアスならば教師に見つからずに取られることも無いと発言するが、アスカはそのアイデアに戸惑わずに強く賛同する。

そして、ホテルで行われた結婚式と同じ段取りで指輪の交換の部分がアスカへのピアッシングに変えられたアスカのムサシへの隷属式がシンジを神父役にして行われることになる。

アスカが自らの決断に戸惑うのはピアッシングの痛みの中でか? 式の後の乱交パーティーに疲れて雑魚寝する仲間の姿を見つけた朝か?

271引き気味:2012/07/30(月) 07:41:41 ID:UmtN0Kgk0
>>267 目黒さん

遅レスもいいとこですいません。そして、ご感想ありがとうございます。

私、元々の指向としては仏書院式のエロ装飾過剰な文体が好きなんですけど、軽量で済ませたいところはそれでサクサク書いていく方が文章全体ではメリハリ速度ボリュームと好条件揃えることになるんじゃないかといつも思ってるんですよね。
そうやって文体切り替えて書いていきたいんですけど、やはりまとまった時間とって書ける機会が減ってます分、しばらくブランク置いてしかも走り書きレベルで書いてますと、そういった理想が変な具合に作用してgdgdな文章になっちゃってるなーと、読み返していて悶々とさせられるわけです。

でも、そもそもエロ文体として最初に好きになった館淳一氏の場合そこまで修飾過多でもありませんし、別段文章が凝ってなくたってシチュと台詞の練り過多で想像力刺激してくれた方がエロ素材としてはベターだよなーとか、いまだに書き方については軸がふらふらしている状態だったりして。

>管理型、無責任型
ケンスケ、加持、冬月先生、管理型として設定するのが似合いそうなイメージだとそこらがまず浮かびます。
で、ケイタの場合、固執して色々管理束縛しようとして、でも子供なだけに失敗したり空回りしたり、そゆ感じだと似合うかなーと。

>自分でなんでもできる、自律的に人生を渡っていけると自負しているアスカが、
>ムサシという不条理に対して、自己正当化を繰り返しているうちになし崩し的に
>取り返しがつかないところまでいってしまう

ダメ夫・クズ男と縁が切れずに人生台無しにされる女性の構図とか、えらい似合いそうなアスカさん。
とは言え、もはや四畳半一間で内職なんて昭和ステロタイプのイメージではありませんから、バリバリ(死語)に男の部下もつかって仕事こなしているキャリアウーマン・アスカさんの、職場まで電話掛けてきて呼び出して金ねだるダメ紐ムサシさんとの惰性チック情婦関係とか、エロイかなと思って見たり。

272引き気味:2012/07/30(月) 07:53:43 ID:UmtN0Kgk0
>>268-270

初々しいプレイと言いますか、初々しくあるべき、或いは初々しさを感じるシチュを寝取られシチュ転用するとどうじゃろかというのはよく考えますね。
最近ですと、一夜明けた後の裸Yシャツ(男物)なんて小道具が脳内株右肩上がり。この淫乱美母のシリーズ設定でなしに、他のヒカリ日記2やらボクミツでもいけそうですが。

273コウイに値する名無しさん:2012/08/01(水) 11:13:08 ID:oM3EoypA0
最近ふと思うのは、二次NTR創作っていうのは本来もう少し話作りを楽できるものだったはず、ということ。
NTRものを書くにあたっては、そのまず崩すべき関係性が先にあって、でそこのところは原作でしっかり担ってもらい、
書き手であるこちらは気軽かつ無責任にそれを崩してエロに持っていけばよかった。

ところが現状のこのサイト(あるいはこのスレ)だと、もはやエヴァ?という状態。
せいぜいが1つ2つの要素がお話に絡む程度で、前提関係とかソッチの方は完全にオリジナルで。
だからまずそちらの崩すべき関係の方をある程度までイメージなり形にするなりしないといけなくなって、
そのせいで足が重くなってるのかなーと思うときも。

それがない状態での先鋭化しすぎたシチュは、今度はあまりに乖離しすぎてやはりやりにくくなってしまっているのかも、と。
さらに言えば、現状このスレでの前提関係はそれなりの人数が妄想して肉付けしてきたものとはいえそこからのお話上の距離が開きすぎて、
もはや忘れ去られた、時たま文言だけが触れられるばかりの、
むしろムサケイとの関係そのものが「前提状況」になってしまっている感もあり。
そのあたりでモチベーション?勢い?……ああ、リビドーが湧かなくなってるのかなあ?という気も。

274コウイに値する名無しさん:2012/08/01(水) 18:50:57 ID:NY9bDZu60
>もはやエヴァ?という状態。
長い目でみるとエヴァFFってただ単に人気作品の2次創作ってだけでなく枝分かれの仕方は複雑だったと思うのですよ。
学園エヴァ・本編逆行物・本編異世界物・強シン・痛モノ・LAS・LRS・etc,これらに出来の良いやつ悪いやつがあって
さらに18禁要素も入るというカオス。エヴァンゲリオン出て来ないやつもわりとありましたし、ホーリービーストとか懐かしいとこ見てました。
今思えば原作ラストで学園やったりシンジに自慰させたりヒロインの首絞めさせたり製作者が悩んだ末に無茶苦茶やったのを出発点に
ファンも思い思いに勝手な世界観で書いてるのでそれらの「要素部分」だけを取り込んでワンポイントのエロ文を書くこともできちゃいますね、確かに。

自分はクラシック音楽関係の仕事なんですが、中世あたりの職業音楽家は人気の曲を演奏するのはもちろん客が盛り上がってたら
アドリブで即興延長するし、客の会話が弾んでたら途中で適当に曲を終わらせても良かったみたい。
音楽性と完成度を舞台の上で披露する現代の音楽家とはだいぶ違いますが、ここのエロ文もそんな感じでよってたかって即興エロ作文を楽しむ
みたいな感覚だと思いますよ。

275コウイに値する名無しさん:2012/08/01(水) 21:53:03 ID:oM3EoypA0
>即興エロ文楽しむ
すごく腑に落ちました。
そう、別に結末を語る必要もないし、物語の体裁を取る必要もなく、ただエロいと感じられるシチュを文章にしてみる、と、そんな楽しみ方。
書き手としてはすごい気楽でいいですよねw

276コウイに値する名無しさん:2012/08/02(木) 12:00:47 ID:Yl5s2cho0
確かに数年前だったら「もはやエヴァ?」状態と言われてもしょうがなかっただろうけど
今はゲームで名探偵だの、学園能力物の漫画だの、
ゲンドウが笑顔でヒゲを剃る広告だの、綾波の滑り台だの、
公式からして「もはやエヴァ?」状態だしね
個人的にはキャラの名前と人格が尊重されていれば概ねOKなんじゃないかな

277引き気味:2012/08/05(日) 18:32:49 ID:OzWDtWpE0
二次、つまりパロでのエロってのはNTRに限らず本来はそうですよね。
原作あってこそですから、『あのキャラが脱いでる!』『あの子のおっぱいヤフー!』とか、そうやってどんなキャラか背景を持っているかの説明無しで即ハァハァできちゃうと。

でまぁ、現状に到達するまでの過程は色々さっぴきますが、今の多分一番アクティブなこのシリーズでエロをやるのも、私が書く場合には似た感じでインスタントに便利なんですよ。
延々基本設定使い回してきてますから、ユイに唆されてムサシやケイタに調教されたと、そこからスタートして即書きたいショタ攻めシチュ書けちゃうという。
ぶっちゃけ、第三者客観視点からは仰る通りパロアレンジの上にアレンジ重ねた先鋭化の結果、なにがどうエヴァなのかサパーリという有り様ですが (;´∀`)

そもそも私の場合、エロ文書く時のスターターはまずエロ絵を見かけてそこから自分なりに文章化してみたいと思ったり、そこらで見かけた素敵なエロ表現を使ってみたいといった極小単位でのネタが契機であることが殆どなんですわ。
かつては『爺ぃキャラにねっちり嬲られるアスカって良くね?』という発想であったり、今に至るまでのお気に入りが歳下のガキに良いようにされる年上お姉ちゃんというシチュであったり。
そんなわけで、思いつき即興でちゃちゃっと書くのが性に合ってる――というか、ここでの私の立場での遊び方のメインになっていたりします。
プロットとか練ったり用意したり考え込んだり、準備に時間かけたりなんてしませんものー ヽ(゚∀゚)ノ

>綾波滑り台
あれは酷いと思う。
造形的に。
でも、頑張ってると思う。
無茶に晒される施工側の皆さん的には。

278引き気味:2012/10/30(火) 00:16:36 ID:MSYaLBiU0
 悪たれエロガキのムサシ。ムサシ・リー・ストラスバーグのアレ。
 あれは竿の真ん中あたりが一番太くなっていて、先っちょのキノコっぽいとこよりもボリュームがあるくらい。
 全体的に色もそれっぽいし、ナスビに似ていると言ったら良いだろうか……。

「――うえ、変なこと考えちゃったわ」
 次に茄子料理を見た時に思い出しそうだ。
 アスカは自分の連想にげんなりとして首を振った。
「……食べ物にたとえようとするのは、やめておくことね」
「にゃっ、なにをっ!?」
 思わず連想してしまっていた内容をどうして言い当てられたのか。
 傍らからの声に、アスカの不審な態度は動転を露わにしてしまったものだった。
「な、なんのことかしら……?」
 ソファに腰掛けた足を組み直し、取り繕おうとしたその横顔を、小憎たらしいくらいのポーカーフェイスで綾波レイが見詰めているのだった。
 そして、彼女とアスカの師匠――引き返せないくらいの“間違った”道に引きずり込んでくれた張本人、碇ユイが。

「ふふ、食べちゃうとだの味わいはだの、そんな言い方を私がしていたせいかしら」
 二人の前で自らの奔放な性遍歴からのいくつかのエピソードを披露し、今は年若すぎる愛人たちであるムサシ少年やケイタ少年、そしてアスカの同級生でもある鈴原トウジ、相田ケンスケといった面々それぞれの持ち物について、ティーカップを片手に批評をしていた美夫人。碇ユイこそは言わばアスカにそんな連想をさせてしまった張本人なのだが。
「い、いえっ、その……。べ、別にあたしっ」
 いつもアスカが幼馴染みのシンジにしているように、都合の悪い流れを逆ギレで食ってかかって誤魔化すなどといった出方のできる相手ではなかった。
 頭はあがらないし、こんな事になってしまってもまだ尊敬しているし、そして――怖い。
 その、底知れなさが。

 なにより今問題なのは、今や一蓮托生の仲、十四という歳で漕ぎ出してしまったこのセックスまみれの禄でもない人生航路を泥舟で一緒に沈みつつある仲間であるレイが、ふとした態度だけから感づいてしまったらしいことだった。
「……そう」
 アスカとしてはユイのいる前で話題に上げられることだけは避けたかった、だから黙っていたあることに。
「あなたは知っている……。見たことがあるのね、あの人たちのペニスを」
「うっ」
「鈴原トウジ、相田ケンスケ」
 それがまさしく図星であったから、アスカは黙り込んでぎこちなく顔をそらすしかなかったのだった。
「あの二人はあなたの母親とも関係を持っている……。だから見せてもらえたのね」
「見せて……って! 違うわよ、アタシが見せてって言ったわけじゃないわよ!! あいつらが勝手に! 帰ったらママと……だから!!」
 しどろもどろになって言い訳しようとも、目にしてしまったことは事実。
 そして、碇ユイが『トウジ君のペニスはぴんと反り返った形で硬くなるから、天井のところを丁度刺激してくれるのよ』どの『相田君は一回一回がとっても長持ちなの』だのと語ってくれたものだから、ついついいつぞや目にした母キョウコとの情交の様子を思い浮かべて、それはいったいどんな「具合」なのだろう
――と想像を巡らせてしまっていたことも、また事実だった。

 いくら誤魔化そうとしても、ユイの『お見通しよ』という眼差しの前にあってはアスカはひたすらちっぽけな存在だ。
 赤面して俯き、黙りこくるしかなかったのだった。

 ◆ ◆ ◆

 それが一体どうしたことか。
 あの頃はまだ羞じらいと拒絶感が全てで、いくらユイが誘おうともとんでもないこと、首を縦に振るなど思いもよらなかったというのに。
 しかし今となっては渋々ながら認めることが出来る。
「ええ、そうよ。その通りだわ」
 そうだ、あの時たしかに自分は……鈴原トウジや相田ケンスケがそそり立たせたもので貫かれたならどんな心地だろうかと、自分が知っているムサシやケイタ、シンジとの違いはどんなものだろうと考えていた。舌なめずりをしていたのだ。

279引き気味:2012/10/30(火) 00:19:22 ID:MSYaLBiU0
『ジャージ馬鹿のおちんぽしゃぶりたいのほほ〜』
とか、頭悪いところ全開で、どうやって外聞体面守りつつママをあへあへ言わせていたトウジ&ケンスケを試し食い出来るかということに知恵巡らす淫乱アスカなんてシチュもたまには良いかなと書き出しすぐ眠くなるテスト。
まだ夕飯食っとらんのですがっ。

280コウイに値する名無しさん:2012/11/05(月) 13:34:45 ID:6tfFATVM0
キョウコルートからの派生で考えるとトウジ・ケンスケに対応するのはキョウコ・アスカの母娘丼
でこれもおいしくいただけると思いますが、アスレイとムサケイは2対2のセットで話が転がし
やすいというのが特徴だったのでそこにトウジ・ケンスケセットを「同年代の男の子たちとも
しておきゃなきゃね」という理由でユイさんがぶっこんでくるというパターンがやはり長く続ける
ための王道でしょうか。

281コウイに値する名無しさん:2012/11/17(土) 19:58:36 ID:Aa6f/mFc0
ホテルでの少し早いクリスマスパーティーの抽選に当たったトウジが部屋の鍵を渡されて行って待ってると大きな箱が運び込まれてきて
中からミニスカサンタのコスチュームを着た変装したアスカが登場してトウジに一夜のプレゼントとしてやられまくる
翌朝重い足取りで学校に向かうアスカを軽い足取りで追い抜いてくトウジ
パーティーのセッティングにムサケイが協力するとしたら彼らへのご褒美は何になるんでしょうね?
彼らに内緒で行われてアスカがセックスの最中にシンジではなくムサシを思い出して浮気という事を意識して、なんであのクソガキに対して罪悪感を持たないといけないんだと
自分の気持ちに戸惑い怒って、その気持ちを振り払うようにより強くトウジを求めていくというなんて展開はどうでしょう?

ユイの思想をすべて受け入れてユイの所属するグループへの社交界デビュー(レッスン終了)ENDで、トウジ達が素顔のアスカやレイと初めて顔を合わせて
彼女たちも自分たちと同じようにユイのレッスンを受けている事や変装した彼女たちを自分たちがすでに抱いてる事を知らされてビックリ!と言う展開も面白いと
思うんですが、すでに同じようなレッスンを受けてる事をトウジ達は知っちゃってるんですよね。

282引き気味:2012/11/19(月) 04:18:13 ID:bqoIIBz60
きちんと整理もしていないし、繋げる部分も作ってませんが、>>278を下敷きにして。
そして>>281なんか取り込みつつ。



「んー?」
 こんな時まで携帯なんて無粋な物を持ち込んでいたらしい。
 彼女は真っ白な肌の背中を向けると、そこだけ脱ぎ捨てずに身に付けていたスカートから魅惑的なヒップを振り振り携帯を取り出し、どこかと『ハロー』なぞと話をしはじめてしまった。
「そんな殺生なぁ……」
 ふるんと美味しいそうに揺れていた上向きの乳房。ぷっくらと膨らんで尖っていた、ピンク色の乳首。もっとよく見せといてくれないかなと、首を横に伸ばして肩越しのアングルを窺うトウジだったが。
 もっと切なかったのが、中途半端なところで止められてしまった己が勃起への愛撫だった。
 やわっこい手のひらはまだ竿から亀頭をくるんでくれたまま。ふにふにとマッサージしてくれていたのは途中停止になっても、絡みついている手指の感触だけで思わずトウジは腰を振ってしまう。
「あのー、ええですかいのぅ……。こないなとこで放っとかれるとワシ、超やるせないんですけど……」
 こくこくと横でケンスケも首を頷かせていた。

 彼らがユイの誘いでやってきた今夜の淫らな集会。時期柄、クリスマスパーティーという体裁で行われていたそこで出会った、マリと名乗ってくれた赤いセルフレームの眼鏡がよく似合っている美少女。
 彼女にトウジ達は『君ら、わたしと同じくらいの歳でしょ〜? 碇先生のとこの子たちだっけ。どうせだしほら、若い者同士でしっぽり楽しもうよ。こっちこっち』と今回の会場の奥の方、ダンボールだらけの倉庫に文字通り引っ張ってこられたところだった。
 文字通りとは、なんともお美事なおっぱいを丸出しでアプローチしてくれた綺麗な女の子相手に、感激の反応を示していた全裸の股間を握られて、くいくいっと優しくと、という意味だ。
 あっという間にウホウホと夢見心地に高められて、それでいてトウジ達が射精へのダッシュに駆け出そうとするとセーブを掛けてくる手だれっぷりに、二人のこの後への期待はいやが上にも高まろうというものだった。
「良い物用意してあるしさ〜」
 なんてことも言ってくれているのだし。
 そんなわけでもあって、マリ嬢が通路をぺたぺたと素足で右に曲がれば、トウジたちも引っ張られる腰を突き出し突き出しへっぴりな足取りでぺたぺた右にと倣い、クリスマスの飾り付けも疎らな奥へ奥へ。人気の無い行き止まりのドアを開けて、ダンボールが壁になった狭間の、いかにも邪魔要らずでしっぽりいけそうな空間でいざさぁ――と。そうして二刀流の手さばきで二人同時にあやして貰っていたところに掛かってきた、お邪魔電話である。

「ううっ、これってつまり、放置プレイ?」
 彼女がケンスケを相手にしていた方の手で携帯を取り出してしまったものだから、今の彼としてはトウジ以上に切なかろう。
トウジにはそのままこの初対面の美少女――ちょっと年上のお姉さんっぽいのがまたトウジのツボにくる――の手のひらを“使わせてもらって”、自分で気持ち良くなるという選択肢もあるのだから。
 しかし、それも踏み切ろうとした寸前にぱっと放されてお預け。マリは『ごめん』っと手を合わせて見せたのだった。
「メンゴメンゴ。ブッキングしちゃったー。わたし、これからちょっと行ってこなきゃいけない用事出来ちゃったからさ。えーと、その間セルフサービスでヨロピク〜」
 そう言ってドアに身を翻してしまう。
「そんなぁ」
「せ、セルフって……。なんでこう素敵なパーティーにお呼ばれしといて、わざわざ自分らでしこしこマスなんてかかなあかんねん」
 呆然としてぼやく二人なのであった。

283引き気味:2012/11/19(月) 04:18:30 ID:bqoIIBz60
 顔を見合わせ、暫し。こうなれば皆のところに戻るまでである。
 しかしそれを『……おっと』と押しとどめたのも、またマリであった。
「言うの忘れてたにゃん。良い物ってほら、それそれ」
「それ?」
 ドアから半身を覗かせたマリが指をさす。
 二人してつられるままに顔を向ける。
「ほら、そこそこ。そっちの列、大きめのダンボールのさ」
「そっちは暗くてよく分かんないんだよな――って!?」
「おぅわ!? どぇぇ〜!?」
 がっかり気分のままの揃いの表情が、愕然と目を口をまん丸に開いたのだった。

「し、尻ぃ〜!?」
「そ。美味しそうなピーチちゃん、ピーチちゃん、ピーチちゃん、ピーチちゃん。満干全席ぃー。……とか言っても、四皿なんだけど」
 『ひゃっほぅ〜』と自分で囃しまでしておいて、盛り上げたいんだか素に戻したいんだか。マリが指し示したのは、なるほど確かに四皿の美味しそうな桃料理。 人がすっぽり収まるくらいのダンボールがずらずらと並んでいる中に、ぷりんと剥き出しにされた桃尻が一、二、三、四、の四つ。それに連なる膝をついた足ごという格好で、ダンボールに開けられた穴から『どうぞ』とばかり突き出されている光景なのだった。
「こ、これって……」
 他に誰も居ないと思っていれば、なんと自分たち以外に四人、潜んでいたわけである。
 下半身だけではどんな容姿をしているのか分からないが、とりあえず見ただけではトウジも普段相手にし慣れているのと同じぐらいの大人サイズが二人、大人と言うには小柄だから学生かひょっとすると自分たちくらいの子供のというのが二人。
 察するに、箱の中でそのどんな顔をしているかも分からない女たちは四つん這いになって腰から下だけを出し、自分らを犯しに来る誰かを――トウジ達を待っていたのだろう。

「ほら、良くあるじゃん? 誰かも分からない相手に一方的に“使われ”ちゃって、無茶苦茶にされたいーっての」
「話には聞くけどさ……。なぁ、と、トウジ」
「せや、聞くには聞くで?」
 トウジもケンスケも、男の側の視点から夢想したことならいくらでもある。
 たとえば、あの生意気なクラスメイトの惣流アスカや綾波レイを抵抗出来ないように縛り上げて、泣いても嫌がっても好き勝手にその口を使ってやるだとか、顔や髪になすりつけて出してやるだとか、パンツをひん剥いて奥に隠された場所を暴き、突っ込んで、たっぷり満足するまで射精するのに使ってやるだとか。
「しっかし、ケツだけ出して箱ン中隠れて、誰が来るとも来たとも見えへん分からんへんっちゅうのに、ようもまぁ……。ほんま誰でもOKやったっちゅうことかいな」
 エロ漫画などでお馴染みのシチュエーション。しかし実際に目の前にしてみるとまずシュールであるし、いくらおかしな人間が入り込むことのない身内同士仲間同士の集まりとはいえ――恐れ知らずだなというのが、最初に口から出て来る感想であった。
 興奮、しはするんだけどな……という顔で、愛人契約を結んだユイやキョウコ相手にはサルそのものでしかないトウジですら、首を傾げてしみじみ眺めていたりする有り様だ。
「ちゅーか、誰か来るンかいな。何も言わんとこないな奥に隠れとっても、誰も気付くやつおらんぞ」
「あ、あははははぁ〜。その、実はわたしが五人目やってたんだけど、誰も来ないから一人出て呼びに行こうって話になってさ。いやぁ、せっかくお色気たっぷりのお尻振り振り、お待ち申し上げております箱詰め肉便器状態でスタンバってても、だぁ〜れも来ないってのは空しかったですってオチじゃさぁ」
 『って、あたりで』と、あからさまに取って付けたくさいフォローを付け加えるマリであった。

 ――実は、この適当な説明は心底適当で、出任せだというの実のところ。
 最初からこの仕掛けのターゲットは、トウジとケンスケの二人だったのである。

◆ ◆ ◆

(き、来た……。ほんとに来ちゃった。ほんとに来ちゃったんだわ)
 すぅすぅとお尻の肌を直接撫でていく空気が心許ない。
 ダンボールに潜んでいる内の一人の正体、アスカはそうしてヒップを四つん這いで箱の外に突き出しつつ、ドクンドクンと暴れに暴れていて今にも胸から飛び出そうな心臓をかかえていたのだ。
(コネメガネのやつ……っ。ほんとに、本当に……全部お膳立てしてくれちゃった! アタシ、鈴原に、相田にされちゃう。あのジャージ馬鹿と、オタクメガネ
と、今からセックス――しちゃうんだわ!!)
 お尻を突き出したポーズは膝同士が開いてしまっている。

284引き気味:2012/11/19(月) 04:18:59 ID:bqoIIBz60
 性器もこれでは丸見え。
(アイツらに見せちゃってるなんてっ)
 そうであっても、トウジやケンスケが見ている前で、今から隠そうと動くのは余計に恥ずかしい。
 そのままじっと動かないでいれば、あたかも石像か何かみたいな存在として視線に厭らしさを込めずにいて貰えるなんて、錯覚しているかのように。
(どうしよう、どうしよう!? このまま……しちゃうの!?)
 どくんどくんと煩いくらいに鼓動が激しくて、顔を見られてはいないとはいえの恥ずかしさで頬は熱く火照っているのに、一方で締め付けられるように胸が苦しく、血の気の引いていくそら恐ろしさが痛みをともなって心を凍えさせている。
(いいの……? ほんとうに良いの? アスカ)
 自問自答は、もう引き返せないここに至ってもだ。たらたらと頬を不快な汗が伝っていく。
 汗の滴は顎を伝い、またはくびりと唾を飲み下す喉首を伝い、下向きになっている発展途上のバストを伝っていった。
 過敏になりすぎているらしい乳首で、その一滴一滴がわずらわしい。むず痒い。ムズムズ――ヒクヒクする。
 冬の倉庫。もちろん、エアコンは充分に入れてある。
 であっても、汗が出るほど暑いわけはない。
 なら、暗闇の中でぎゅっとダンボールの底に突いた拳を固くさせるアスカが額に噴き出させているのは何か。脂汗なのか。
 つまり、内心の葛藤のなせるものだったのだろうか。
 ただ、自覚出来ていただろうか。アスカの、この意地っ張りで自分自身にさえ強情な女の子の乳首は、両方ともすっかり固くなってしまっていた。しこり起ってしまっていた。
 寒さに反応してではない以上、欲情以外の理由なんてある筈が無い。
 それがアスカの、こんな情けない堕落をしてしまった自分を知られたくないばかりここまでする――自分だとバレないようにあれこれ策を弄し、ダンボールを頭から被ってまでして日頃馬鹿にしている同級生に尻を差し出す、淫乱中学生のアスカの真実だった。

 『アアッ、良いッッ! 相田君っ、トウジ君!』
 ビデオなんかじゃなく、実際にそうまでぐずぐずに蕩けた貌で肉悦にひたっている様子の女の人なんて見たことは無かった。
 ムサシやケイタに言わせれば他ならぬ自分自身が彼らの前でしていると言うが、自分で見たことなんて無いから知るものか。というぐらいの、無様な。
 鼻水をたらし、口の形を歪めに歪めて叫んで、唾を飛び散らし、白目を剥き掛かっている。
 それが、自分の母親だった。
 大好きなママ、惣流キョウコの犯されている姿で。犯していたのがあの三馬鹿トリオの二人、鈴原トウジと相田ケンスケのペニスだった。
 碇のおばさま、ユイはたとえ小学生達を何人相手にしてもいつも余裕を残している雰囲気だったし、レイはあの通りの鉄面皮で、シンジがたとえ相手を務めていても――多分、その力量的な部分であの娘をそこまでの境地には導けていなかったみたいで。
 だから、はじめて生で見た、女の人が牝になる場面を演じていたのがその時の母親。
 演じさせていたのはアスカがさんざん馬鹿にしていた同級生男子のペニスだった。
 結果、彼らのペニスはアスカの意識に特別として刻まれた。

 ――どうしても、もう我慢が出来ない。味わってみたい。
 シンジや、ムサシ、ケイタたちのペニスだけじゃなく、鈴原トウジや相田ケンスケの物も。

285引き気味:2012/11/19(月) 04:19:10 ID:bqoIIBz60
 背中を押されはしたけれど、決断は自分の物。
 これは自分が求めたこと。これが、間違い無く、自分が抱いた欲望。
 後悔があって、恐れがあって。それらと真っ向相反する心の動きが間違い無くあって。散り散りになって入り乱れる。
 その中に、あの小学生のクソガキ連中に犯されて溺れてみせるレイを目の当たりにした時のシンジが居て、その貌が自分を見ていて、ムサシやケイタの顔も浮かんでくる。
 クソガキ二人はニヤニヤしていて、いつも自分にフェラチオさせようとする時のように勃起した股間をしごいている。
(あ、ああ……ぁ、あ……)
 ムサシのペニスが脳裏に浮かび上がった。ドス黒い肌艶でてかてかしていて、太い竿に血管が筋を立てている。
 ケイタのひょろっと細長い、けれどシンジよりは充分に長さも反り返り方も勝っているペニスも。
 そして、あの日の帰宅したリビングで母キョウコを両側から串刺しにしていた、トウジたちのペニスも。
 アスカはくらくらと目眩がしそうになっていた。
 首を振って追い払いたくとも、それもまた僅かに音を立てただけでも彼らに気付かれそうで出来ない。
 親切にも“協力”してくれているマリが最後のお膳立てとしてトウジ達をけしかけて、
「じゃ、その箱詰めの生オナホちゃんたち好きなだけ使って良いからさ、セルフサービスで励んでてよ」
 その気になったような口ぶりで互いに何かを話し合っていた――その内容も、もう頭に入らない――トウジ達が、いよいよ近付いてくる。
 すぐ後ろに立って、跪いて、
(……っ、ッッ!?)
 お尻に触ってきて。
(ど、どっち!? これ、鈴原なの? 相田なの……? あたしっ、あ、ああ、犯され……ちゃう。犯されちゃうんだ)
 何かを言え、言って、そうしないとどちらのペニスを今から突き込まれてしまうのか、味わってしまうのかも分からないじゃないと声に出来ず喚きつつ。
 パニック寸前のアスカは、とうとうその瞬間を迎えたのだった。

286引き気味:2012/11/19(月) 04:20:05 ID:bqoIIBz60
……あ、アスカとレイの場合のいつもの問題として下の毛の色で正体ばれるからどう話の都合を処理しとこうかと考えていて、事後、自分の陰毛に絡んでいたどう見ても自分のものでは無いヘアの色で、相手はまさかとトウジケンスケが感付くなんて展開は面白かろうかとか浮かびますた眠い。

つまり、支離滅裂な文章になっていようと濡れ場描写がまた無くても、今宵はここまでもう寝るすでに時間的にかなりアウト気味だけど寝る。
なのです。

287引き気味:2012/11/21(水) 01:22:53 ID:pB5dlnAk0
どう書いたものか、ぐだぐだつらつら考えている内に、直接続かない文章こねくりまわしたくなってくるテスト。
このアスカみたいな似非一竿主義乙女が自分から他の男とのセックスに興味を持ちだして遂にヤってしまうシチュって、直接の場面を描くのもさておき、そのイベントをこなした後からねちねち意地悪されながら聞き出されてしまうって展開のがエロいんではなかろうか。

288コウイに値する名無しさん:2012/11/21(水) 20:00:21 ID:K66Yha6Q0
ねちねち聞き出す役は当然マリの担当として、その体験で得た快感や興奮を熱く語りアスカに賛同を求めるのが一緒に箱詰めにされてた二人の大人ですかね
中身はユイ、母親のキョウコ、教師のミサトのうちの誰になるんでしょうね?
生徒に道具として使われる興奮を熱く語るミサト
トウジとケンスケの物の違いとそれぞれの魅力を娘に語って賛同を求め、今度は素顔を晒して母娘並んで尻を差し出して彼らに抱かれてみないかと娘を誘うキョウコ
なんてのはどうでしょう?

後、アスカが愛撫を受けることなく濡らしているのを発見したトウジが箱詰めになってる他の女にも聞こえるほどの大きな声でそれを指摘するとか、
トウジたちが女を取り換えるたびに合図として尻を叩いてから挿入していたために、翌朝の通学路でトウジがアスカを追い抜いて行く瞬間に尻を叩き、
アスカは彼に文句を言いながらも昨夜の事を思い出して反射的に股間を濡らしてしまうなんて展開はどうでしょう?

289コウイに値する名無しさん:2012/11/21(水) 21:39:46 ID:NQOZEwLc0
>>282-286
トウジやケンスケはアスカの中に入る時にきちんとゴムしてくれるんですかね…
かちゃかちゃとベルトを緩めるケンスケとジャージを脱ぎ落すトウジが
「ゴムは着けなくてもいいかな」「かまわんやろ、なんせ今日は性なる夜やしな」
というゲスすぎる会話を交わす様子に箱の中のアスカは戦慄しつつも興奮してしまう
ですとか…。

ふぅ…性夜はみんな気が大きくなってるから困る

290引き気味:2012/11/22(木) 08:08:47 ID:oDThd/sY0
(ああ、あああ……!)
 これが、鈴原の。これがあいつの――おちんちん。これがあいつのするセックス!!
 アスカの差し出した震える秘所を貫き、カチカチになったペニスが一気に奥まで潜り込んでくる。
 せっかちな挿入だ。
 遂にとんでもない過ちを犯してしまったという恐ろしさにガタガタと慄きながら、しかしこの結合による肉の摩擦は、アスカに鮮烈な官能をもちらしていた。
 一突き、一回のピストンだけで膣が痺れ、蜜が一気に濡れだしていく。
(まだ……入れられた、だけなのに……もう、なんなの……!? ああっ、胸、苦しいくらいドキドキしててっ)
 罪悪感が胸を埋め尽くしているからこそ、その罪の核心であるトウジのペニスへと意識は集中した。
(うそっ、嘘っ!? これだけで……? 今、ちょっと入れられちゃって、突かれてるだけなのに。アタシ、もう……わけわかんなくなっちゃう……!)

――ムグッ! ムゥッ、ムッ、ムグゥ……!

◆ ◆ ◆

 朝っぱら走り書き限界タイム中断。

 トウジのペニスに無茶苦茶に突きまくられるアスカ。
 とんでもないことをしているという罪の意識。それゆえにより強烈な官能に見舞われて朦朧とさえしていると、ダンボール越しにすぐ隣から押し殺した悲鳴が。
 ケンスケが腰を使いながらその犯している真っ最中の尻肉にスパンキングをしていたのだ。
 トウジも驚く。
 ケンスケは、こんなことしてるんだからこいつらマゾなんだよ、叩いてやれば悦ぶんだよと言い、それならばとトウジも悪ノリして……。

 で、その赤くなったアスカのヒップを見て「トウジ兄ちゃんにケツ叩かれたんだ」とムサシが目を輝かせる、と。
 こんな感じですかねー。

291コウイに値する名無しさん:2012/11/23(金) 01:49:08 ID:AJ8XiICQ0
良いですね。
好きな男が居ながら他の男に女として開発され色々な性癖を受け付けられていくこのシリーズのエロ差を再認識しました。

一通り女達を味わってゆとりの出てきたトウジ達が女達が行きそうになるたびに他の女達に移動して彼女たちを焦らして遊び、
早く欲しい者は尻を振って知らせろと言って彼女たちに尻振りダンスを強要する。
その言葉を聞いて調子に乗るなと腹を立てたアスカだったが、肉のぶつかり合う音や女達のあえぎ声を耳にするうちに我慢できなくなって
かすかに尻を揺らすが、尻を叩かれてもっと色っぽく尻を振らないといつまでもお預けだと言われてしまい、日ごろ馬鹿にしているトウジの
ペニス欲しさから懸命に尻を振って媚びを売る。
というのはどうですかね?

292コウイに値する名無しさん:2012/11/23(金) 19:49:50 ID:05z1Kt6A0
×受け付け エロ差
○植え付け エロさ

その罪の核心であるトウジのペニスってのが凄く良いです

293引き気味:2012/11/27(火) 05:42:13 ID:LKvoSj7E0
(アタシ、どうかしてるわ)
 狂乱の一時から醒めてみれば、やはりアスカを襲ったのは後悔の念だった。
 後始末に入った会場でシャワーを借りていた時にはもう最前までの異様な興奮は消え、胎の底に滾っていた欲情は、生温く冷えた精液の感触の気持ち悪さだけに置き換わっていた。
 腫れぼったくなった自分の性器。そこから太腿の付け根あたりを中心に飛び散ってこびりついた、牡臭牝臭の強烈な生臭い粘液。秘唇の狭間から糸を引いて垂れ落ちる、二人分のザーメン。
 たっぷりと膣内に射精された跡を指でかきだし、シャワーを当てて洗う間中の気分の重さといったらなかった。

 鈴原トウジと交わったこと。相田ケンスケと交わったこと。
 これらはアスカが望んでしたことだった。
 ――この躯を好きにして良いオトコはあいつだけ。シンジだけ。
 アスカにとっては願いであったし、意地っ張りだったせいではっきり口にすることも無いままその機会も資格も喪ってしまったたけれど、誓いだったはずだ。
(また、シンジ以外のやつにさせちゃったりして……。あいつらでもう三人目、四人目じゃない)
 ほんと、馬鹿だわ。そう思う。
 しかも罪悪感はこれまでの裏切り、ムサシやケイタに抱かれた時以上のものだった。
 レッスンという名のあの子供たちとの行為にはユイの意向が多分に働いていた。大切にしていた想いを裏切ってしまったのは同じだが、アスカの意識においてはどこか「裏切らされた」という一片の免罪符的な心情もあったのだ。
 ところが今度はそうではない。今度ははっきり、アスカが「裏切った」のだ。
 馬鹿なことをしようとしていると分かっていながら、きっとひどく後悔すると分かりきっていながら、だ。
 負けてしまったのである。
 他ならぬ、自分自身の欲望に。
 あの日、母を二人がかりで犯して一匹の牝に変えてしまっていたクラスメイト男子たちの、母の愛液にまみれた勃起。あれを目にしてしまった日以来、胸の奥底に渦巻いていた誘惑に。
 ほかの誰のせいでもない、自分の心の弱さに。

「こんなアタシじゃ、無かった筈なのに……」
 もうアスカには、いつだって強くあることが出来ると己を無邪気に信じられていたかつてが、嘘のようにしか思えないのだった。
(怖い)
 どこまで心の弱い、淫らに娘に、変わっていってしまうのか。
 それが空恐ろしくてならなかった。
 ――姫ぇ〜? ね、自分のママさんと竿姉妹になった気分って、どうだった?
 本当に禄でもないことになってしまっている。そんな現状を言葉にして突き付けてくれるマリのことを、いっそ全部こいつのせいだと恨んでしまえるのならどんなに楽だったろう。

 ◆ ◆ ◆

 けれど、アスカが思う以上に深く、欲望という名の狂気は彼女の心に根を深く下ろしてしまっていたのだろう。
 きっと当分、まともに顔も見れやしないと考えていたトウジたちのことを、気が付けば何くれとなくの場面場面で盗み見、目で追いかけていたのである。
 シンジと三人で馬鹿話をして盛り上がっている彼らの後ろ姿を、ぼうっと眺めていた。
 水泳の授業中のプールサイドから眼下の校庭に、ふとサッカーボールを小突いている鈴原トウジを見付けていた。
 級友たちにいかがわしい写真アルバムを見せて金の話をしている相田ケンスケに、まわりの女子と一緒に軽蔑を口にしながら、一人違うところを見詰めていた。
 彼らの、学生服、体育服の下半身のあたりに。股間に視線をやってしまっていた。

294引き気味:2012/11/27(火) 05:44:56 ID:LKvoSj7E0
ふと気付けば、このルートに突入しているアスカって、たしかに禄でもない性癖を植え付けられていってどんどん開眼してしまっている状態なんですよね(w
ここから更に悪化していって、レイとはまた別の精神作用でもって男漁りをするようになっていくんでありましょうか。
とか考えて書き殴ってみますた。

で、こんな時間。我ながらアホすぐる (ノД`)

295コウイに値する名無しさん:2012/11/27(火) 19:56:06 ID:ZHAeh0TI0
だめよ、あんなのいけないわと思いながらも日がたてばまた腰の奥は熱くなって。
腹部を無意識にさすっていた手をトウジケンスケに目ざとく見つけられニヤついた
二人の視線に赤面し慌ててその場を離れるアスカ…ですとか。広がりは無限大です

296コウイに値する名無しさん:2012/11/27(火) 21:16:29 ID:ZHAeh0TI0
実際このルートだとこの後、快楽に弱い乙女ルートから分岐してわずかなお金で同級生相手に股を開く放課後娼婦ですとか
年下の少年達におこずかいを与えて疼くカラダを慰める逆援交ですとかその両方を組み合わせて、眼鏡のあの子や元気少女まで巻き込んで…
ですとか色々単発ネタもいけそうな雰囲気あるんですよね。あっいや、あくまで雰囲気だけの話ですみませんが

297引き気味:2012/11/28(水) 05:04:52 ID:il5rc.pc0
ある意味堂々とそうやって男漁るような地点に到達するのをゴールとして、トウジたち相手にセックスしたこと、トウジたちに性的に興味を持ってしまっていることを誰が把握しているかでもまた色々と妄想が楽しめまする。
試しに書いたシチュはユイが知っていて、レイが感付いていて、そしてマリが正体知られないようにアスカの罪深い望みを叶える手助けをしたと、そゆ感じでしたけど。

298引き気味:2012/11/28(水) 05:05:07 ID:il5rc.pc0

「アス姉、おっ早ーっ!」
「――ひゃう!? っ、ッっ、このエロガキー!!」
 通勤通学の人混みでごった返す朝の坂道。近くの中学の制服を着た、知り合いなのだろう年上の少女を追い抜きざまに、スカートのお尻にタッチしていく小学生。
 どこか絵に描いたような、微笑ましい子供たちのやり取り。
 いちいち性的な要素をそこに見出して眉をひそめたりするような人間がいるわけでもなく、たまたま居合わせていた通勤中のサラリーマンたちも『朝から災難だったね、お嬢ちゃん』と苦笑いをするぐらい。
 むしろ好ましげに、その慕われている様子に頷いていたりもする。
 顔を真っ赤にして、ダッシュで逃げていく悪戯小僧に怒鳴っていた綺麗な金髪の女の子――アスカにしたって、これはあのムサシという悪ガキと交流が出来てしまって以来の慣れっこ、お定まりの挨拶イベントでもあった。
 この短気な先輩をからかい慣れたムサシが今朝も実に手際よく一撃離脱を果たし、さっさと安全圏まで逃げていったからというわけでもないが、
「後でとっちめてるんだから」
 で済ませて、プンスカ頬を膨らませて済ませる程度のことでしかない。
 毎日のことではないにしても昨日もそうだったのだし、土日を挟んだ先週も同じだった。

 ただ、今朝のアスカは全然追いかけようともしなかっただけ。
 ワンパターンと化していたイベントに生じていた、取り立てて意味を見出すほどでもないイレギュラー。
 イレギュラーだと看做すほどのこともない、この些細な違い。
 そう――アスカは見せたつもりだった。
 つもりだったのだ。
 が、そう見せたつもりの相手の悪ガキ小僧、ムサシ・リーは、ただ見かけ通りの小学生坊や扱いで済ませられるタマではなかったというだけのこと。
 やはり甘く見て良いようなお子様ではなかった。
 後になってしまえば、それに尽きた。
 あの端倪すべからざる碇ユイの弟子であり、
『なんたったさ、アス姉のことはよっく知ってるもん。俺らってばアイジン、なわけだしさ』
 とうそぶくぐらいに、アスカとは不本意ながら「深い仲」だったのであるから。

「キャッ!?」
 その日のレッスン。アスカは休む気でいた。
 だから放課後はレイと下校することもなく、シンジの家にも寄らずまっすぐに自宅へと向かっていた。
 そこを朝と同じように不意打ちしたのがムサシだった。
 『何よ!?』と言わせる暇も与えられない。
 夕方の住宅地、人目を気にしないで良い場所とは違う普通の道ばたでいきなりスカートめくりをしかけてきた悪ガキの手が、殆ど一繋がりになった鮮やかな所作でパンツまで半ばずり下ろしてしまったものだから、アスカは可愛らしい悲鳴を上げてしまっていた。
 こんなところで半ケツ晒す羽目など、いくらこの頃ムサシに悪戯されてばかりとはいえ「慣れた」で済ませられる範疇ではない。
 咄嗟の羞恥と焦りは、同時に走った鈍い痛みによって倍加もしていた。
 そこを突かれて『やっぱり!』と、ムサシの目に露見してしまった事実を悟った時、アスカはらしくもなく酷く動揺してしまったのだ。
 壱中の制服の青いスカートをめくりあげられ、もう片手でずり下ろされたショーツから覗く、アスカのヒップ。
 全てではない一部が晒されてしまったに過ぎなかったが、常とは違う異変がそこに生じていたことは一目瞭然だったろう。
「腫れてるじゃん」
 ムサシが指摘する。
「これさー、叩かれたんだよね?」
「っッ!」

299引き気味:2012/11/28(水) 05:05:42 ID:il5rc.pc0
 本格的に痣になっていたわけではないが、本来真っ白な肌をしているはずの表面に鮮やかに刻まれた、アスカが前夜受けた仕打ちの痕跡。
 それが誰かの手形が重ね付けられた後だと見抜けるのは、どんな類の経験によるものか。
「そっかー」
 美少女の顔は一気に青ざめた。
「は、放しなさいよ! こんなところで、な、なにしてくれんのよっ」
「良いけどさ」
 軽く言って手を引っ込め、肩をすくめたムサシはしかし、アスカの動揺をいや増しにさせる言葉は止めようとしない。
 一言で、アスカを立ちすくませてしまう。
「ケンスケ兄ちゃん?」
「……な、な、何が」
「それとも、トウジ兄ちゃんかな。やりたがりだしたのはケンスケ兄ちゃんが先だったけど、トウジ兄ちゃんも最近好きらしいし」
「何がよっ」
 身を庇うようにしつつの大声は、逆にムサシに『人に聞こえちゃうんじゃない?』と窘められた。
 暗に言っているのだ。誰かの注意を引いてしまうのは、アスカの方が都合が悪いのじゃないのと。
 虚勢は見透かされている。
 アスカの強気のポーズなんて、もう見破り慣れているのがこの悪ガキ坊主なのだから。
「なるほどねぇ」
 ニヤニヤ笑いがアスカを後じさりさせた。
「アスカ姉、寝たんだろ。トウジ兄ちゃんたちと。で、スパンキングプレイと」
「――ッ!! ば、馬鹿ね。誰がそんなこと……」
「そういや、トウジ兄ちゃんたち二人、昨日の晩は途中からずっとどっか行ってたし。アスカ姉がいないのは来てなかったからだと思ってたんだけど」
 深く物を考えるということはしなさそうな、野生児じみた日に焼けた顔つきをしているお子様だのに。どうしてこういつもいつも、アスカの弱みを探り当てるのは上手いのだろう。
 アスカは完全に追い詰められている自分を自覚していた。
(……気付かれた。よりによってコイツに、気付かれちゃった……!)
 気持ち悪い汗がふき出すのを止められない。
「昨晩はお楽しみでしたね、かぁ。あーあ、とうとうトウジ兄ちゃんたちにもアスカ姉のカラダ、食われちゃったんだ」
 洩らす言葉に込められている、嫉妬じみた響き。不吉な予感がアスカを更に落ち着かなくさせる。
 上目遣いに見やってくるこのムサシに、事実上アスカは調教を受けている身だ。
 この、空気。密やかに張り詰めていく、後ろ暗さを伴った淫靡な雰囲気に飲み込まれてしまったが最後。アスカは逆らえなくなってしまうのだ。
 ほんの十一歳そこそこの小学生に対して、いわばご主人様と奴隷とでも例えられる力関係に陥ってしまうのである。
 そして今日も、彼女は逆らうことは出来なかった。
 そのまま再び後ろからスカートの中に入り込んできた手によってヒップを撫ぜ回される。
「ッ……。痛い、のよ……」
「じゃ、こっちも触ってやるよ」
「あっ」
 お尻を押される格好で手際よく誘導されて、何度かこの道で同じように従わされてしまった時に利用した路地裏に連れ込まれる。
 どさりどさりと傍らに、取り上げられたアスカの通学鞄、ムサシのランドセルが投げ出された。
 そして腰までスカートをめくり上げさせられた尻たぶと同時に股間をまさぐられ、予感をおぼえながらの声を洩らしてしまう。
「トウジ兄ちゃんたち、大喜びだったろ? アスカ姉のこと、いつかあひんあひん言わせちゃる〜って言ってたし」
「あいつらは……、あ、あたしだって気付いてないもの」
「へえっ?」
 どんなプレイで、日頃馬鹿にしているあのクラスメイト達と交わったのか。それを聞き出されるのと平行して加えられる愛撫。
「あっ、あっ、あ……。いたいのは、イヤぁ……」
「嘘つけよ。痛いから余計、びちゃびちゃにしちゃうんだろ?」
 あっという間に被虐の感覚に溺れてしまっていったアスカは、やがて自分が脱いだショーツを口に詰め込まれて声を殺すようにさせられると、昨晩トウジたちにされていたのとまるで同じように、ムサシの小さな手のひらでさんざんヒップを叩かれて犯され、『この、マゾ姉! 変態姉ちゃん!』と罵られる屈辱感に悦びの呻きをくぐもらせて、絶頂を遂げたのであった。

300引き気味:2012/11/28(水) 05:07:16 ID:il5rc.pc0
も少し早く切り上げて寝直さなきゃ、と思いつつ二日連続のこの時間。
わたし、馬っ鹿でーす、と思うわけですが。

301引き気味:2012/11/28(水) 05:18:54 ID:il5rc.pc0
「ほらほら、もう濡れちゃってんじゃん。こーの、マゾ姉!」
「うそっ、嘘よっ」
「じゃなきゃ、俺のチンポで掻き混ぜてやったってこんなグチャグチャ音しないって」
「ああっ、やぁっ! あっ、厭っ、アッ、アアン――!」
「言えよ、いつからこのオマンコ、濡らしちゃってたわけ?」
「し、しらないわよっ」
「へえっ!? マゾ姉のくせに、口答えするんだ。お仕置きっ!」
「イヤッ!? ヒッ、あぐっ!? ヒィッ! ……お、お願いよ。叩かないでぇ……」
「じゃ、正直に言えって」
「分からない。分からないのぉ」
「ほらほら、よーく考えて、思い出して、さぁ……」
「あうぅ……ぅ、ぅ、ううぅぅ。はぅンンンン」
「ほら」
「……あ、ああ……。多分……、あ、アンタに……お尻、見られて、叩かれたのかって、言われたから……」
「その時? ああ、トウジ兄ちゃんたちに叩かれたの思い出して、キュンってきちゃったんだ」
「そんなわけじゃ……」

みたいなやり取りもエロいですかのぅ。
いい加減、ちょっとでも睡眠時間積み足しときますか ('A`)

302コウイに値する名無しさん:2012/11/28(水) 18:04:54 ID:dScmE0kk0
引き気味さんの睡眠時間を削っていくスタイルには毎回頭が下がります。

このアスカはトウジケンスケと快楽を楽しんでしまった事を反省してるのがいいですよね
ムサシの独占欲を害してしまった負い目とシンジとは違う嫉妬してもらえる心地よさから
少年たちのさらなる理不尽な要求も受け入れてしまいそうな危うさがあって

303コウイに値する名無しさん:2012/12/02(日) 23:21:42 ID:rbh/b/5k0
アスカが自分のマゾ性を自分自身で認めてしまうまでのムサシの頑張りに期待

304引き気味:2012/12/03(月) 02:27:02 ID:25MS2lKA0
 ――わたし、歳下の男の子といやらしいことさせられてるんです。

 昨日もそうです。エッチな漫画かビデオの話を真に受けたみたいなムサシにお尻をまる出しにさせられて、うんざりするくらい平手で叩かれてしまいました。
 パンッ、パンッって何度も何度も手を振り上げて、それで私のお尻を叩いたんです。
 どうせ子供の力ですから、たいして痛いわけじゃなかったんですけど、後で見たらしっかり跡になっててショックでした。
 それで、こうしてやると痛いのと恥ずかしいのとで感じてくるんだろうなんて馬鹿みたいなこと言って、わたしのアソコを触ってくるの。
 こいつ、本当に図々しくていやらしいガキですから、入り口のところを悪戯してくるぐらいじゃ満足しないで、遠慮も無しにいっつも中に指を突っ込んでくるんです。
 断りも無しで。
 指を入れられて好き勝手にかき回されて気持ち悪いのを我慢しながら、わたしその間中、なんでこんなことしてるんだろう、ユイおばさまの言い付けがなきゃってずっと考えてました。
 こっちの方がムサシのお尻を引っぱたいてやって、お仕置きしてやりたかったくらいなんですから。
 それからまたいつもみたいにアレを立たせたムサシが私に後ろからのし掛かってきて、セックスされてしまいました。

 ◆ ◆ ◆

「うっわー」
 碇家のリビング。
 失笑、といった表情で真新しい日記ノートから顔を上げる、ムサシとケイタ。
 傍らでは、ムサシたちと同じソファに腰掛け、二人と肩をくっつけてノートに目を落としていたレイが、またあの何を考えているのか分からないポーカーフェイスのまま顔を起こし、アスカの方を見ていた。

 ことのはじまりは数日前からアスカが書かされるようになった『レッスン』の日誌だった。
 その日のレッスン、どんなことをして、されて。どう感じたのか。
 ユイに言われて渋々書いていてみれば、今日になってなんとムサシたちがチェックをすることになっているのだという。
『あ、アンタたちに? 読まれちゃうってわけ!? おばさまじゃなくて!!』
 しかめっ面をしてみせながらも本気でうろたえるわけでなく、アスカに余裕があったのは、やはりその日記が当初から他人に見せることを前提で書いたものだったからだろう。
「格好付けてるよね、アスカ姉。なにこれ、わたし余裕でしたみたいな書き方してさ」
「捏造って言うのかな、こーゆーの。先生、ちゃんとあったことを正直に書きなさいって言ってなかった〜?」
 取り繕った内容に仕立て上げていた。それは事実だ。
「アスカ姉、俺が一発くれてやるたびにギューッてマンコ締め付けてきてさ、最後の方だと『あひぃ』とかすっげー声出してよがってたくせに」
 実際はムサシが言う内容の方が正しい。
「だいいち、そもそもの部分はどうしたのさ。まず、トウジ兄ちゃんたちにケツ叩きされながらズコズコされて、味占めちゃいましたってとこから書かなきゃ」
「……なによ、味占めたとか、あり得ないんだから!」
 『馬っ鹿じゃないの!』と、頬を膨らませたアスカはそっぽを向く。
 つまり、痛いところを突かれて弱ったわというサインなのだ。
 これだけ深い関係を結んだ付き合い方をしていれば、見え透いてもくる。
「ほんと、アスカ姉ってば嘘ばっかだよなぁ。これ、ユイ先生が出した指示なんだぜ? ホントのとこ書いとけってさ」
 しかし、強情っぱりのアスカはいくらユイの名前を持ち出そうとも、ムサシたち相手に素直に首を縦には振るまい。
 前日、トウジとケンスケに変わるがるスパンキングされながらの挿入を受け、二人がアスカの膣内に射精したその倍近くもの回数、絶頂に達してしまっていたなどとは、口が裂けても認めないことだろう。
 アスカのそんなところも熟知しているムサシたちであったから、彼らは一番有効的な手段をもって、アスカに『レッスン』における絶対の導き手であるユイの言葉を正しく実行するよう、言い聞かせることにしたのだった。

305引き気味:2012/12/03(月) 02:27:23 ID:25MS2lKA0
 すなわち、悪ガキ二人、コンビネーションの良さでアスカに襲いかかり、四本の手、二つの唇をフル回転。彼女の性感帯を知り抜いた愛撫でもってあっという間に腰砕けにさせると、
「あうっ、いやっ、いやぁん! やっ、いやっ、放してよ。……れ、レイっ、見てないでこいつら止めなさいよー!」
 アスカの顔はパブロフの犬よろしく染みついた条件反射発情によって即座にピンクへと染まってゆき、はだけさせられた胸では乳首がピンとそそり立つ。
 両側から吸い付いて三つ年上の少女の乳首を舐めだしたムサシとケイタの舌遣いが、右と左で全く攻め方も強弱緩急のリズムも違うせいで、どちらかに慣れて余裕を持つと言う事も出来ず、ただただ喘ぎ方のピッチが上がっていくばかりだ。
 下着を奪われてしまった秘部は熱く潤い、二人がかりでの過激なペッティングであっけなくソファから転げ落ち、転げ落ちた先の床で小学生たちにまとわりつかれながら身をくねらせ暴れるばかり。
 こう弱々しい様を晒してしまうと小学生相手であってもなかなか抗えない。
 十分とかからず、アスカは本来の腕力、本来のじゃじゃ馬っぷりの片鱗も見せられないまま、うつ伏せからお尻を差し出した屈辱的なポーズを取らされてしまった。
 後は先日の乱交パーティーでの一幕、或いは先日の下校中でのムサシとの路上プレイでの醜態の再演である。
「あーっ!」
 続けざまのスパンキングプレイによって痣さえ生まれていたヒップに、小学五年生のよくスナップの利いた平手が見舞われて、びくびく背筋を震わせてわなないてしまう。
 一発、二発、三発。
「ひうっ。ヒッ、ひぃ――ン!! ああっ、いやぁー」
 叩かれながらも、屈辱が運んでくるマゾヒズム的な陶酔感にのぼせていく半裸の美少女だ。
 検分役をあてがわれたレイが淡々と指摘した『……濡れてるわ』という己が性器のざまというものに歯噛みをして、またその悔しさによって一層マゾ快楽に嵌り込んでいくという悪循環。
 そのまま幼いわりにディープなかたちの官どろどろに能に溺れてしまっていって、もっと正直になって日誌を付けると約束させられたのだった。

 が、しかし。
 一度約束をしたからといって、そのまま本当に素直に行動に移せるアスカでは、結果的になかったのだった。
 そこでの苦中の策が――当たったと言うべきか、或いはかえって思いがけない成果に結びついた瓢箪から駒のというべきか。自分のことを自分で振り返るのは難しかろう。照れがあるのも無理無いのだしというユイの言を容れて、日誌の付け方を変更したところ――。
「――あたしが、レイのを?」
「……私は、アスカの日誌を付ければいいのね……」
 レイとアスカ。大抵は二人して共に『レッスン』を受けているライバル同士で互いの日誌を書くようにさせてみた中、遠慮が無くて配慮も足りていないレイが書いた『アスカは今、ムサシという十一歳の子供に“調教”されています』という一文がきっかけで、互いが互いの暴露されたくなかった性にまつわる諸々をシンジに伝えられてしまう、ひどい暴露合戦がはじまったのだった。

306引き気味:2012/12/03(月) 02:28:56 ID:25MS2lKA0
エロ日記をつけるというネタ、どこかで転がした記憶がありましたけれど、暴露合戦チックにエロ観察日記ネタとしてみれば、一人称ではなかなか使いづらい仏書院的キーワードも散りばめられてエロいんではとか、仕事中に考えてますた。

307コウイに値する名無しさん:2012/12/04(火) 00:23:35 ID:g1PHZBXE0
普段無口なレイが筆まめだったら笑えますね
アスカの心の動きまで察知して事細かく書き込み、アスカが自身で整理できない感情の揺れを細かく分析したり。

レイの内面を書いたらレイ本人よりもシンジを刺激するための道具として使われてるケイタの方が強いダメージを受けそうですが、

308コウイに値する名無しさん:2012/12/05(水) 00:51:29 ID:hIIJcHww0
>エロ観察日記ネタ
直接なエロ担当でなくてもトウジの妹さんを観察者として巻き込むのもいいかも、なんて…
慌てて「トウジ 妹」でググった結果がこれだよ!

あなたは2年生だからまだ初体験をするほど大人びていないけれど勉強として見ておいた方がいいわ
とユイにすすめられて別室の映像を見せられたナツミは驚愕した。
「ほれ、もうええやろ、なっ山岸」
「あぁ、だめ…嫌です…私」
「なんや、ついこの間はあんなに喜んどったやないか」
「あっ、あれは…トウジさんが強引にっ…」
「まぁそう堅くならんと。今日もワイのでたっぷり楽しませたるさかいに、なっ?」
「ゃ…だめっ…せ、せめてゴムを…ぁ…っ!」
「そんなんいらんて…大丈夫や、安心せい…先っぽだけ、先っぽだけやからな」
「あっ…あっ、はぁんっ!」
病院から退院するときには一番に駆けつけて抱きしめてくれたあの優しいお兄ちゃんがベッドの上では一転、
同級生のオマセな女の子たちとこっそり回し読みしたレディコミに出てきた、あの憎らしい悪役の男になっていたのだから。
眼鏡をかけた大人しそうな同級生、山岸と呼ばれる女性を組み敷きながら聞くだに白々しいセリフを連発して、その上
山岸さんの抵抗が弱まったと見るや即座に前言を撤回しニヤついた顔で腰を深々と送り込み始めた兄の姿を見ると
ナツミはなぜか自分自身までひどく情けなく、申し訳ない気持ちになってしまう。
(中略)
山岸さんは相変わらずねとクスリと笑うユイ先生から「トウジ君の台詞。ああいうのはベッドヤクザって言うのよ」と
教えられて「お兄ちゃんはヤクザさんになっちゃったの…?」とほんのり涙目になるナツミ。
けれど同じくユイ先生から「ふふっ、安心してナツミちゃん。二人はきちんと合意の上だから」と言われて画面の中を
見てみれば今まさにタイミングを合わせて上り詰める兄と山岸さんが映し出されていた。
鼻の下をだらしなく伸ばした兄が気持ちよさそうに腰を震わせると、一瞬遅れて山岸さんも艶めいた声で後に続く。
最初の様子とは違う、まるで申し合わせたような二人の姿がまさにユイ先生が言った"合意"をはっきりと示していて

「あんっ…もう、トウジさんったら…またこんなに出して」
「うしし、しかし山岸も難儀なこっちゃのぉ。性癖とはいえ薬飲んででもナマでしたいっちゅうのは」
満足げにベッドに寝転がる兄の股間に今度は山岸さんの長い髪が覆いかぶさり同時に子猫がミルクを飲むような水音が響く
「んっ…このことは他の人には…ちゅっ…秘密に」
「わかっとるわかっとる。安心せいて、ワイも山岸には随分楽しませてもろとるさかいにな」

清楚で生真面目なおねぇさんといった風情の山岸さんと妹思いの優しいお兄ちゃん。そんなイメージの二人が今はもうなにか
別種の生き物にも見えてくるのはこの映像の熱気にあてられたせいなのか…けれどナツミ自身も二人の行為を見るうちに
なんとなくお腹の奥が熱くなってくるような、そんなどうしようもない感覚を覚えてしまっているのだった−

ですとか

309引き気味:2012/12/06(木) 03:47:01 ID:OgMml/s20
ナツミちゃんはもういない。いないんですな……。
まさか十数年を経て声優ネタからのCCサクラちゃんネーミングが大勝利とは。

>観察者として
もーすっかりご無沙汰してるシリーズですけど、『ボクのヒミツたいけん』設定でもいけそうですよね。
しかし、なにも知らないロリ娘のエロ開眼系シチュってのも、これまたユイみたいな導き手キャラ登場させてますと妄想膨らみますなー。

310コウイに値する名無しさん:2012/12/06(木) 10:22:47 ID:ys.QQqWM0
>ナツミちゃんはもういない。いないんですな……。
oh...
今見てきたら名前サクラに決定したんですか…名前なかったよなと思って検索したらそれらしいのがあったので
頑張ってエロ妄想に取り込んでみたら自分の書き込みが1日持たずにブラック・ヒストリーと化してしまい残念です。
まだ幼いサクラたんをクラクラさせ性の目覚めに導くユイ先生のプロ実況MADシリーズとして続きを書いてみる予定だったのに

「どうだった?ナツミ…じゃなかった。サクラちゃん。」
「…ウン…すごかった…でも」
「ちょっとビックリしちゃったのね?」
「こくっ…」
「じゃ明日は、別のペアを見てもらおうかしら。ほら、サクラちゃんも知ってるでしょ金髪の帰国子女の女の子−」
「惣流…さん…あの、とってもきれいな人?」
「そう。その惣流アスカさんのお相手が桜ちゃんと同じ学校に通う小学生の男の子−って言ったらどう?」
「っ…!」
「ふふふ、興味。あるわよね」
風邪とはまた違うカラダが熱くなるような感覚にサクラの頭はもうぼぉーとしてしまい、また明日この時間に家に来ればいいわと
耳元でささやくユイ先生にこくりと頷いて了承の意思を示すのが精一杯の反応だった−


ムサケイが"活躍"してる時にトウジやユイ先生はどこにいてナニをしてるのか。という題材は以前引き気味さんがシンジとユイは
音声だけ聞いてる説やトウジはキョウコを攻めてるよ説を書いていて面白かったのですが、碇家の中では男子が無茶をしないように
ちゃんと映像で見てるんじゃないかなと思ったのが最初でそこに引き気味さんの観察日記ネタをぶち込むつもりがががが
…キャラの名前や設定さえ把握していない自分にはもはや続きを書く資格なし…IGAは許されない。無念です。…

311コウイに値する名無しさん:2012/12/06(木) 21:04:48 ID:T88JSLqU0
そういう淋しい事を言わずに続きをお願いします
ナツミが自分の兄であるトウジを「お兄ちゃん」と呼んで甘えて抱かれてるサクラという名の少女に
ライバル意識を燃やしてユイの誘いにうなづいてしまうなんて展開もありでは

312引き気味:2012/12/09(日) 21:54:23 ID:bKTY.unU0
しかし、意外とサクラちゃんの投入ポイントをイメージするのは難しいです。
なにせ、トウジたちが十四歳ならサクラちゃんは八歳。一気に外ハネ進化した医官少尉殿になると、二十二歳……。

まぁ、ムサシやマユミたちの年齢さんざんいじくってる分際でなに言うねんってハナシなんですが (;´∀`)

エヴァ2準拠で鈴原妹をナツミ、Q準拠で近所の親戚のお姉さんをサクラとしても……どうなんざんしょ?
下に妹、上に疑似お姉さん。
なんとびっくりのトウジハーレム完成ですね!

313PDX.:2012/12/10(月) 06:50:11 ID:fv1OZZdc0
 どうせ独自拡張設定ならナツミちゃんとサクラちゃんの併存も可能かもw

314引き気味:2012/12/10(月) 12:39:29 ID:gRSa.TWo0
なんでもありですしね。
鈴原さんちにはナツミとサクラの姉妹。綾波さんちにはロリ波ちゃん(口が悪い)、ポカ波さん、レイ三人目さん(増して無愛想)、カトルさん(銀髪。家出したお洒落なツンデレさん)、サンクさん(短髪、ポカ波さん似)、シスたん(おませな
ロリ。トウジに懐いた似非関西弁)、仮称アヤナミレイさん(三人目さんと黒ファッションで以外区別が付かない無愛想)と、凄い大家族設定でも多分……OK (;´∀`)

315コウイに値する名無しさん:2012/12/14(金) 23:55:57 ID:D4tOOEyI0
家族と引っ越してきたサクラ
家族以外で関西弁を話す人間が周囲に居なくて孤独感を感じている
ある日、街でクラスメイトのマナと関西弁で話しているトウジを見つける
次の日、マナにトウジの事を聞いたサクラはユイの英会話教室の存在を知る
サクラは英会話教室に行きたいと親に頼み、親も沈み込んでいた娘が元気を取り戻したのでそれを許す

トウジの妹のナツミが使う言葉は標準語

316引き気味:2013/02/03(日) 18:39:55 ID:wTb1Au5M0
「私、ちょっと」
 登校を急ぐ壱中の生徒たちで道が溢れかえらんばかりになっている中から、朝の日差しにも華やかな金色の髪をした幼馴染が早足に離れていく。
 普段ならば、こんなシンジだったらまだ眠くて眠くてベッドにUターンしたくてたまらない時間からも元気いっぱいに溌剌としていて、仕草の一つ一つが小気味良いくらい律動的な彼女だったのだが、今朝は違うようだった。
 汗ばんだ顔はくっと眉根を寄せて唇を引き結んだ優れない様子の表情。急いでいるらしい足取りもどこかぎこちなく、痛みをこらえるかのようにお腹の辺りを押さえている。
 そもそも今朝はいつもの時間になってもシンジを起こしには来なかったし、彼が慌しく朝食を済ませている間に母のユイに頼まれた親戚の少女、レイが様子を見に行って連れてくると、もうそんな具合だった。
 あの方向には公園があって、そこには比較的最近に立て替えられた公衆トイレが設置されている。
 『先行ってて』と濁すように言っていた理由はと、察しをつけるならそこらだろうか。
 女の子が登校中に公衆トイレを使おうとするくらいなのだから、よっぽどなのに違いない。
 触れないでいてやるのがマナーだとは、唐変木のシンジでも分かる。
 しかし躊躇いつつもシンジは隣を行くレイに尋ねたのだった。
「ねえ、綾波。ひょっとしてだけど――」

 ◆ ◆ ◆

 碇シンジはレイと同じ十四歳で、同じ第壱中学に通っている少年だ。
 念願叶ってレイが“はじめて”を捧げた相手であり、親戚でもある。
 二人で並んで立って撮った写真などをじっくり見ていると確かにそうなのだなと信じられる顔立ちは、レイと同じ血筋の母方から引き継いだものの筈だ。
 これで自分の髪の色や瞳が普通だったなら、もっと……とレイは思うのだが。
 そのシンジは、レイと同様に日本人とは違った髪の色、瞳の色をしている幼馴染みのことをしきりに気にしているようだった。
「ねえ、綾波。ひっとしてだけど」
 彼は躊躇ったように口ごもり、そして小声で続けた。
「今、母さんから何か言いつけられてたりするの? その……『レッスン』で」
 わずかに頬を赤らめた少年は、秘密の関係を結んだ間柄だけで通じる符号を口にするのと同時に、ちらりとレイの胸や腰の辺りに目を走らせたようだった。
 もしやとシンジが考えたのだろう内容は容易に察せられた。その目線の意味も。
 シンジの母親のユイから、レイやアスカが受けている淫らな秘密指導。シンジと結ばれるために、シンジを満足させられるいやらしい躯になるために、キスの仕方から少年の性器のしゃぶり方、ベッドの中で繋がり合った時のお尻の振り方まで事細かに教えを受ける。それを称しての『レッスン』。
 その中で、レイはこの想いを寄せる少年に裸の胸を見せ、ショーツをも脱ぎ捨てたありのままを幾たびとなく晒してきた。
 それを思い出してくれたのだ。
 そして、記憶にあるレイの乳房や性器を制服の上から重ねて見ながら、あの金髪の少女の不調を、もしや今、指導による言い付けで卑猥な状態に置かれているのではと考えたのだろう。
 実際、これまでに何度も行われてきたことなのだから。

「……下着、ちゃんと付けてるわ」
「え?」
「普通の。それに、変なおもちゃも」
 今朝は、付けていない。使われていない。
 言って、レイは自分の体をシンジにすり寄せさせた。 
 びくりとシンジがうろたえる。
 逃がさず抱きかかえこんだ腕への感触で、少なくとも胸については言葉の通りだとシンジに伝わった筈。

317引き気味:2013/02/03(日) 18:40:10 ID:wTb1Au5M0
「あなたのお母様から、なにも言われていないもの。……あの人も」
 ――安心した?
 そう口にさせたのは、レイの妬心だった。
「……でも、碇君が望むならしても良い。今からする? “レッスン”」
「ええっ、や、いやでも、ほら授業もあるし」
「下着、碇君が脱がせてくれればいいわ。そうしたら、休み時間のたびにチェックするの。わたしが……碇君のいやらしい雌奴隷、綾波レイが、授業中ずっと下着無しでご主人様を想ってびしょびしょにしている、スカートの中を」
 シンジが覿面顔を真っ赤にし、周りに聞こえたんじゃと慌てる。こんな口上をすらすらと諳んじることが出来たのも、『レッスン』の成果だろう。
 しかし、それは“碇ユイによるレッスン”だけを意味はしない。
「どうする? 碇君」
 レイとアスカ、同時にユイに弟子入りしたシンジを巡るライバル同士の二人。『レッスン』を受けるのはいつも一緒。レイが何もされていないことに安心したシンジは、アスカもそうだろうと素直に思い込んでいる。 
 アスカの調子の悪さは単純に体調によるものだろうと。
 そして、アスカを心配する気持ちもまだあるのだろうが、意識の多くがレイの誘惑に傾きつつある。そう分かる。
 これでシンジを独り占めに出来る。
 ほくそ笑む気持ちのレイは、彼にあえて誤解するように伝えた――伝えなかった、今朝のアスカが受けている『レッスン』を仕組んだコーチ役の少年に感謝したのだった。

 ◆ ◆ ◆

『あなた……』
『し、静かにして』
 今朝、レイが鳴らしたチャイムに応じてアスカが――というか、惣流家の家人が現われるまでの時間の長さ。
 よろめくようにしてドアを開け、顔を見せたアスカは、まだパジャマも着替えていなかった。
 その、慌てて前を閉じ合わせたらしい着乱れ方、覗く胸元の白い肌が朱に火照っている様子、櫛も通していなさそうなぼさぼさの髪と、なによりはっきりと鼻につく性臭から、レイはアスカの直前までの状態を正確に把握した。
 目をやれば、玄関には女所帯のこの家にそぐわない男物の靴が二足。
 とは言っても、まだ大人用ではないサイズのスポーツシューズなのだが、それが並べて置いてある。
 しかも、レイにも見覚えのある運動靴だった。
 かかとを踏み潰した履き方をしている片方はたしか、
『……鈴原トウジ、それに相田ケンスケ。そう、そうなのね……』
 『あなた……』と、驚いたとばかりまじまじ恋敵の顔を見詰めたレイに詰め寄り、アスカは慌てて違うのだと言い募った。
『ママよ。ママなの。あいつら、昨日わたしが帰った時から家にいて……。もう、最悪っ。ずっとママと裸で一緒にいて、ご飯も寝室で食べるし、お風呂にも三人で入ってるのよ!』

 レイ達の同級生である鈴原トウジと相田ケンスケ。この二人の少年はシンジとは三馬鹿トリオと称される仲でありながら、『レッスン』の教え子としてユイと、友人の母親と肉体関係を結んでいる連中だ。のみならず、アスカの母親であるキョウコとも、愛人契約を交わしているのだった。
 図らずも、三馬鹿トリオにレイとアスカ、クラスメイトが五人もユイの表沙汰に出来ない淫靡な授業の生徒となっている。
 そうであっても以前は、トウジやケンスケには、アスカたちも同様にユイより性の手ほどきを受けているという事実は告げられず、ユイの配慮によって露見の危険性からは慎重に遠ざけられていた。
 ムサシとケイタも、たまにこれをいやらしい火遊びの種にしつつ、よく協力していた。
 そのため、トウジとムサシの方も自分たちの秘密をばらすまいと務め、キョウコとの関係がアスカの目に入らないようにしていたのだけれども。
 一部であっても事が明らかになってた今では、事態は随分と様変わりした。
 トウジたちはおおっぴらに惣流家を訪れるようになり、そして母親の豊満な肢体を抱きながらアスカに対しても欲望を隠さない露骨な目を向けるようになっていたのだ。

318引き気味:2013/02/03(日) 18:40:29 ID:wTb1Au5M0
 この潔癖で男勝りの同級生の前でたとえエロ心を剥き出ししたところで、もうアスカ自身にそれを非難してくる資格が無い。そうと知って今や恐れることもなくなり、なんとも堂々としたものである。
 あくまでアスカたちのレッスンの相手はシンジだという認識であり、まさかムサシやケイタなどという小学生たちからも調教を受けている等とは考えもしていないだろうが。
 そして、アスカ自身、高名な研究者として自慢であった自分の母親をああも良いように屈服させ、喘がせてみせる同級生達に対して、そのシンジの物ともムサシやケイタたちとも異なるペニスに無視できない気持ちを膨らませつつある。
 それを、レイは薄々ながら感付いていたのだった。
 だからこその思わずの台詞、(とうとう……)という思いなのだった。
『それで、あなたも一緒に……?』
 とうとう、あの二人ともしてしまったのねと。
『違うわよっ!』
 思わず声を荒げて、そして焦ったように声をひそめて。腫れぼったい風の寝不足の目をしているくせ、アスカは違うのだと早口に説明を連ね、レイの誤解を否定した。
『誰が、あいつらなんかと!』
『でも、あなたもしてはいたのでしょう? セックス』
 それもさっきまで。
 指摘すると、アスカは疲れの滲んだ顔を一気に紅潮させて、口籠もったのだった。
『……っッッ』
 それもやがて、いかにも渋々といった体で白状する。
『……ムサシよ』
 ムサシ・リー・ストラスバーグ。あの性悪小学生コンビの片割れも、実は来ているのだと。

 手早く服を直し、サンダルを突っかけて玄関の外まで出ると、アスカは後ろ手でドアを閉めた。
 説明するにしても、聞かれたくない相手が家の中にこそいるということなのだろう。
 ガチャリと音を立ててドアがしっかり閉まり、家の中の空気を封じ込めたようにしてから、彼女ははあっと溜息をこぼしたのだった。
『最悪よ。なんでこんな時に来るのかしら』
『彼を部屋に入れたの? あなたが』
 レイにしてみれば、軽い驚きだった。
 確かにムサシやケイタとはレッスンを通じての特別な関係であり、赤の他人というわけではないが、だが身体の結びつきの深さがそのまま彼らとの親しさの度合いを意味しているわけではないのだ。
 少なくとも、レイなら決して許さない。自分の部屋に、彼らが我が物顔で上がり込むなど。
 しかしアスカは違うのか。もう違うのか。いつの間に、そこまで気を許していたのか。
 問うように目を向ければ、アスカは違うわと首を振った。
『あのジャージ馬鹿たちに気付かれるわけにはいかなかったし、あのしつこいガキが騒ぎでもしたらおしまいじゃない』
 だから仕方無く、と。
 疲れた顔の少女は俯いた。
 朝まで躯を貪られていたのだろう。
 同じ家の中にいる母親、そしてその母親と同衾している同級生達。きっと彼らに悟られないよう必死に努めながら、あの浅黒い肌をした小学生の性欲を受け止めていたのだろう。
 それはそれはたしかに、スポーツ万能の体力自慢でもある少女だとて、疲弊もするわけだ。
 レイは本当に滅多に抱かないこのライバルに対する同情の念を込めて、『……そう』とだけ返した。

 そうやって言葉が途切れ、少女たちの間に沈黙が降りてからいくらも経っていなかっただろう。
『――ッ!?』
 やにわにアスカが声を詰まらせ、パジャマの太腿をよじり合わせた。
 びくびくと喘がされた喉から溢れ出したのは、紛れもない官能の悲鳴。十四歳にして日々ますます敏感にいやらしく、性感を育てられつつあるアスカの、自分ではままならない嬌声だった。
『……っ、ッツ。ッア、っ――ッ! あいつ……ッ。大人しくしてなさいって、言っておいたのに……!!』
 同時にレイの耳に届いたのは、ヴーッというくぐもったモーター音だ。
 アスカは倒れるように背をドアに預け、口元を押さえている。
 すぐにレイは事態を悟った。
『あなた……!?』
『そうよっ。入れられてんのよ! あのガキ、調子に乗って……なにが絶対強くしないから、よぉ……!!』
 もうやけっぱちになっていたのか、日頃勝ち気な少女は簡単に認めてしまうと、目の端に涙を浮かべて歯ぎしりするのだった。
『……とりあえず、中に』
『ンンっ、ンーッ?』
『ここだと、人に見られるかも』
『でも、家の中だとママやあいつらが――』
『大丈夫』
 きっと、大丈夫だから。
 言葉が表わす意味合いとは裏腹の重苦しい気分で言ってやって、レイはアスカを立たせ、身体を支えた。

319引き気味:2013/02/03(日) 18:40:54 ID:wTb1Au5M0
 ムサシ・リーという少年は小学生のくせ見かけほどの考え無しではないし、なによりユイの言い付けを破ることは絶対にしない。
 アスカとの関係を鈴原トウジたちに知られてはいけないと言い含められている以上、どんなに危険で大胆な振る舞いであっても、一応はそこら辺を見極めているはずだ。
 あの少年なりに、だが。
 だからレイが念のために警戒しながら家の中にアスカを連れ込んでみれば、果たしてそこにあったのは予測の通り、“アスカが心配しなくて良い”状況だった。

 ――ン、ンぁぁ……ァ。あんっ、ンァァァ〜ンンン……!!
 ――ええで、ええでっ。キョウコはんっ。マンコ……ぐねぐね言うてて、ワシのをまだ搾り取りとぅて堪らんのやないか!
 ――ほんと、底なしのドスケベだよね。最初の頃とかあんなに下手だったのに、今じゃこんなに……っっ、上手におしゃぶりするようになってさ。
 
 廊下の奥からは、キッチン、リビンクと間に二つも部屋を置いて尚響き渡ってくるほどの大声で、アスカの母親が悦がり泣いている。
 トウジとケンスケも、この調子では他のことに注意を向ける余裕などあるまい。
 そして、
『おはよう。レイ姉ちゃん』
 片手にアスカの下腹部に使っているものと思しきリモコンを持って、ムサシがそこに立っていた。
 アスカが応対に出ている間に身に付けたのか、それとも一晩中着たままで年上の美少女との行為に耽っていたのか、彼の通っている小学校の制服である半ズボン姿。そして、もう片手には自分の分の靴を用意していた。
『ムサ、シぃぃ……』
 何かを言いかけたアスカの目の前で、リモコンの目盛りがくくっとMAXに引き上げられる。
『ヒィ――ンッッ!』
 大声でだけはと歯を噛みしめたのがアスカの精一杯。即座にこの敏感過ぎる躯をした少女の背筋は反り返り、全身のわななきが喘ぎ散らす以上の明瞭さでもって与えられた快感の程を訴えた。
『ふぐ……っ、フッ、ふ、フぅむムムーッ!』
『アスカ……』
 聞いているだけでまざまざ、レッスンの時間のような気分が胸に蘇り、レイですら内心たじろがざるをえない。
 ムサシはといえばもっとあからさまで、たちまち半ズボンの前をテントよろしく勃起状態にさせてしまっている。
 アスカに使われているのは男性器を模したバイブレーターか、そこまで大げさなボリュームを持たないピンクローターの類か。ムサシの手にあるリモコンにはレイも見覚えがあった。
(あれは……)
 自分も使われているのだ。見分けが付くのは当たり前。あれはムサシたちに与えられている淫具の中ではまだしも大人しめの部類、ごく普通の――別にトゲだの枝だの触手だのが生やされているわけではない、ただつるっとした表面の卵形をしたピンクローターのリモコンだ。
 なら、“それを使われたぐらい”で、こうもアスカが身悶えしてしまっているということは、
(……よっぽど、朝までが酷かったのね)
 なにか切っ掛けがあれば容易にまた火が燃えさかり始める。それぐらいにトロトロに、一晩掛けて犯し抜かれてしまっていたのだろう。
 フッ、フッ、フゥゥゥ……とふいごのように荒い息を口元にあてがった両手の隙間から漏らし、玄関のタイルにへたり込んでいるアスカに代わって、レイは少年を難詰せねばならなかった。

320引き気味:2013/02/03(日) 18:41:04 ID:wTb1Au5M0
『なにを考えているの? あなたももう、学校に行かなければならない時間のはず』
『まぁね』
 ムサシはにやにやとしながら肩を竦めた。
『アスカも支度をしなければいけないわ。先生に呼ばれてきたのだもの』
『だから、もう止めとけって?』
『奥の彼らにも、いつ気付かれるか分からない。……それに』
 今日、アスカの家にムサシ少年が泊まりこんでいるとは聞かされていない。
 レイは冷ややかに言って、確かめた。
『言っていないのでしょう? なら、これはあなたの独断ということだわ』
『まーねー』
 ムサシは悪びれもせず頷く。
『たしかにユイ先生に言われて来たのとは違うけどさ。だけど別に、課題が出されなきゃアス姉とレッスンしちゃいけないってわけじゃないじゃん?』
 言ってみれば、“自主練”だよと。
 不貞不貞しい態度のムサシは玄関の上がり口に立っているため、三和土にいるレイ達とは今は顔のある高さに差が無くなっている。
 同じ目線の高さでレイに応じ返してくるこの時の目付きは、いかにも余裕綽々といったものだった。
『あ、ヒミツのトレーニングって言った方がカッコ良いかな? ほら、レイ姉ばっかりレベルアップしてシンジ兄ちゃんに気に入られちゃったら、アス姉としちゃ危機感ばりばりになって当然じゃん』
『アスカも同意してのことだと言うの?』
『そーそー。別に俺が無理言ったとかじゃなくてさ、アス姉もジシュレンするってOKしてくれたわけだし。だからこうやってアス姉の家で、アス姉のベッドでもって猛特訓とか、俺的に今日は記念日! っていう素敵展開になってたわけだし』
 そう言って、いかにも嬉しそうにふんぞり返るのだ。
『そう……』
 レイは、いまだに声を殺して身悶えするばかりで、ムサシの言い分に反論しようとしないアスカをちらりと見やった。
 おそらく、ムサシが言っているのは昨晩の事情の全てではあるまい。
 しかし、一応の流れとしてはあながちそう嘘というわけでもないのだろう。
 たしかにアスカはムサシの訪問を受け入れ、そして同意して自分の部屋に入れたのだ。
 同意の上で、朝までずっとセックスをしていたのだろう。
 シンジを奪うための、隠れての特訓。そうわざわざムサシが口にしたのは、レイからアスカに味方しようという気持ちを無くさせるためだとは察しが付いていたが、
(……けれど、あなたが言っていたように仕方無くというわけだけでは、無かったのよね)
 後ろめたそうにしている。レイは、何も言わず、顔をこちらに向けようともしないアスカの態度を、そう読み取ったのであった。

321コウイに値する名無しさん:2013/02/06(水) 02:08:44 ID:uf4aBX4M0
母親の嬌声を聞いて燃え上がった体を持て余してたアスカにとっては
ムサシの訪問は渡りに舟と言う感じだったと言うとこでしょうかね

322引き気味:2013/02/11(月) 23:16:45 ID:tL4ETHis0
>>321さん

決して認めはしないでしょうし、自分自身にもそんなことはないと嘘をつくんでしらょうけど。
という辺りのアスカさんがハァハァですね!

323引き気味:2013/02/11(月) 23:19:54 ID:tL4ETHis0
しかし、ムサシとアスカの力関係の変化をレイ視点からという発想で書き出してみたものの、濡れ場に到達する前からまたえらく迷走したような。
>>321さんの言うような、渡りに船だったアスカとムサシのしっぽり一夜ってのも状況的に面白そうだと思ったんですけどねー。
同じ屋根の下で、同級生コンビにサンドイッチにされている母親が居て、その様子を窺いながら昂ぶった躯をショタに貫かれる娘が居てと。
酷いありさまですね、これ (;´∀`)

324タカウジ:2013/03/26(火) 22:55:25 ID:IdI82mSM0

お久しぶりです。
「INNOCENT TABOO」及び「ヒカリ日記」両シリーズファンのタカウジです。
ひょっとして忘れられてたりして・・・・・(汗)

イノタブが今日も続いていて本当に嬉しいです。
ところで

ネタログの
BBS抽出ログ
ttp://www.saiin.net/~evangel/Matarael.htm
391 淫乱美母 疎外されているシンジ、疑似家族ネタ
ttp://www.saiin.net/~evangel/neta391.htm

>『ただいま! ママぁ!』と飛び込んだ家はムサシの自宅ではなく、その碇>ユイが一人息子のシンジと暮らす家だった。
>「おかえりなさい。……ふふ、“ムサシ”」
からはじまる冒頭シーンは本当にエロく強烈でした。

この当時はだったらシンジはどうするのかが、ネックだったと記憶しています。
今回、この冒頭のあとシンジがユイの息子ムサシに勉強を教えくれるよそのお兄ちゃん役で泊まりに来るという設定を思いついたのですがどうでしょう?
夜、それぞれの布団に入ったあとシンジが「ママ!」「ムサシ!」と近親相姦に浸る二人を覗き見るというは?

イノタブ世界のシンジにとって母が自分以外の他所の子を息子として可愛がるシチュはすごい興奮ネタになるのではと思い、あの当時からこの作品だけは超短編でも結構ですので、ぜひ見たいと思っていたのですが・・・・。

325引き気味:2013/04/01(月) 01:32:56 ID:Ec3N5GZ60
>>324 タカウジさん

このシリーズ、場合によってはシンジの家が一軒家だったり、場合によってはテレビ版そのままのコンフォート17だったりと適当かましているのですが、この息子入れ替え状況が進行している間のシンジの居場所とか考えてみた時、今更ながらに気付いたことがあるんですよね。

一応学園エヴァ設定ベースのこの話で、幼馴染みのアスカは毎朝シンジを起こしに来てるんだろうかしらん、と。

いや、わりと最近、朝シンジを迎えに来ないアスカというシチュでネタ転がしてた気もしますけれどネ。
でも、やっぱりユイのご乱行を知ってしまったり、アスカ自身がシンジと一線越えてしまったり、またまたこれまた普段の居場所が適当に碇家だったりアパートだったりしているレイさんの存在とか考えると、脳天気に迎えに来て朝立ち見て赤面一発天誅をくれる――なんてツンデレ幼馴染みはそのままやってられないわけじゃないですか。
やってられない心理とか、それでも起こしに行く心理とか妄想してみるとこれはこれで中々面白そうなんですが。

それはまぁ、置いておくとして、そこであえてやっぱり迎えに通ってるんだとして、それもアスカの深入り度・堕落Lvがどの段階かにもよりますけれど、そこで目にする「シンジのベッドで我が物顔に眠っているムサシ」ってのは、結構これもエロエロしそうな導入になるかなとか、今、考えつきますた。
寝てしまうと休日が終わってしまうので、必死に夜更かししている駄目な脳でですが (;´∀`)

326引き気味:2013/04/01(月) 01:55:22 ID:Ec3N5GZ60
つまり、アスカ視点でこのシチュやるとどうなのかしらんという、タカウジさんのご興味とは微妙にかなりズレたこと考えてたわけなんですけどね。

・ねぼすけな幼馴染みを起こしに来たらパターンA
「きゃっ、な、なな、なんで――!?」
「んー? おはよう、アスカ姉」
アスカ姉って毎朝シンジ兄ちゃん起こしに来てるんだ。ラブラブなんだなーとからかう、ユイと同衾中だったフル勃起朝立ちムサシに襲われて、そのまま朝から頂かれてしまう展開。
「ほらー、どうせシンジ兄ちゃんにはしてやってんだろ? だったらオレにも今日は朝の挨拶してほしいなーってさ」
「い、いい、イヤよっ。そもそも、そんなこと朝からしてなんか無いわよッ。……っ、っッ、い、イヤーッ!?」

・ねぼすけな幼馴染みを起こしに来たらパターンB
「……また居ない。バカシンジのやつぅ……。レイが泊まりに来てるって話は聞いてないし、おばさまのベッドね!」
案の定、奥の部屋から聞こえてくるのは男女が真っ最中の時のあの声。
遅刻の常連がなんと不届きなと腹立ち半分踏み込んでみれば、そこでユイの慈愛に満ちた眼差しに自らのそれを絡めて濃厚に裸身を絡め合っていたのは、なぜかユイを「ママ」と呼ぶムサシ。
思わず意図せず覗き見る形になってしまったアスカは――。

・幼馴染みが一晩泊まりに来たドキドキ展開が、妙に気もそぞろで家のことばかり気にしているらしいシンジにご不満たらたら、問い詰めてみたらのアスカさんパターン。
「……はぁっ!? ムサシがあんたの家に泊まってるぅ〜!? しかも、おばさまと親子ごっこ中ですって〜!」

とか、複数パターンが眠気に負けかけている脳内で踊っているわけです。

327タカウジ:2013/04/03(水) 00:57:29 ID:4QE5/HH20
>>325 >>326
引き気味さん、レスありがとうございます。
なるほどアスカ視点でやるのも面白そうですね。
承知している(?)シンジよりもそのシチュを知らないアスカ視点なら驚きのシーンが入れられますね。
その一方で私としては>>324で書かせていただきましたように、ユイさんとムサシの擬似親子シーンはちょっとでも見たいわけです。

そこを考えてみると、
>・ねぼすけな幼馴染みを起こしに来たらパターンB
なら
>そこでユイの慈愛に満ちた眼差しに自らのそれを絡めて濃厚に裸身を絡め合っていたのは、なぜかユイを「ママ」と呼ぶムサシ。
があるので、3パターンの中ならこれが一番かなと感じました。
そうなるとシンジはどこにいるか?
トウジかケンスケの家に泊まりに行った?いやまてよ、シンジなら泊まりに来た近所のお兄ちゃん役で擬似親子の戯れから、夜の相姦プレイを覗く方を選んだりして・・・・と考え、アスカが来た時には客室で寝ていたというのはどうでしょう?
(嫉妬はするけど興奮する。)
そのあと、起きてきたシンジから事情を聞かされおもわず「あんたバカぁ?」。

>・幼馴染みが一晩泊まりに来たドキドキ展開が
なら最初からシンジ居場所ついてはこれでOKなのですが、擬似親子プレイの描写が見れるのか?というのがあります。
・・・・・う〜ん、ユイさんとムサシの擬似親子はこれで二回目で、シンジの口からアスカが一回目のその内容を聞き、今回アスカの家に泊まりに来たのはユイさんが勧めて・・・そのあと、シンジとアスカは寝室で濃厚な一夜を・・・・というのでしょうか?(ちなみにシンジとアスカの濃厚な一夜はユイさんの思惑通り・・・ニコリと微笑むユイさんが頭に浮かびました)

とにかくアスカ視点でOKですので、改めて厚かましいお願いですがユイさんとムサシの「擬似親子」ネタ実現お願いいたしします。

328名無し:2013/04/07(日) 10:46:27 ID:mGAQiM6M0
いつも愚にもつかないネタを投下して失笑されている名無しの者です。
相変わらず自分は濡れ場書けない病患者なのですが美母スレ>>320への前日談めいたつなぎ方でエロイベントをねじ込めるんじゃないかと思い
無い知恵を絞って書いてたので投下してみます。「教室」には「発表会」がつきものだよね(ゲス顔

【アスカとムサシ 〜発表会への道程〜】1/2

「だ、だめよ、こんなの絶対だめだからねっ!」

週末の午後、いつものレッスン部屋でここ最近では珍しく声を荒げたアスカの姿。
目の前に座ったムサシから今日はレッスンは無いかもと言われてほっと胸をなでおろしていた矢先に差し出された一枚の紙切れ。
意味も解らないままペンを渡されてそれに署名しといてよと要求されれば困惑するしかない、しかしその「申込書」の目的を
説明されるにつけアスカの顔は真っ赤になり、仮申込みは済んでるし後はアス姉が署名するだけだからとこともなげに
言われるに至って思わず声を荒げてしまっていた。

『碇ユイ教室の生徒による発表会(先着5組)』それがこの申込書のタイトルだった。
開催期間の一週間に渡り一日一組ずつ男女のペアが皆の前で日頃のレッスンの成果を発表する、この文言だけを見れば確かにおかしいこと
なんて何もない、けれど―その開催場所が"碇家の寝室"となっていて、そのうえムサシが書き込んだ発表内容の欄が"前に2発、後ろで1発"と
なっているのを見ればその意味には否が応でも気づかざるを得ないのだから。

「ん?あぁ、アス姉はまだ後ろ苦手だっけ。じゃ3発とも前にしとくよ」
顔を真っ赤にして発表内容の欄を指さしているアスカの手元を覗き込んでちょいちょいとペンで訂正するムサシ。
皆の手前ちょっと変化があった方がいいかと思ったけど意表をついて抜かず三発ってのもたしかに結構ラブラブっぽくていいなと勝手に納得して、
そのうえアス姉って割とそういうとこ乙女っぽいよなとニヤニヤしながらからかわれて。

「ち、ちがうわよっ!そうじゃなくて…どうしてアタシが出なきゃいけないのかって言ってんのよっ!」
「はぁぁ?アスカ姉、それマジで言ってんの?アスカ姉も知ってんだろ、これ。」

改めて拒否の姿勢を表明したアスカに対して呆れた、心底見下げはてたという視線を送るムサシ。
そんな理不尽な非難の視線を向けながらムサシが指さした別の書類、現在の申込状況の一覧が印刷されたその紙のよりにもよって筆頭には
シンジとマナの名前が印刷されていたのだ。

「っ…!?」
「わかっただろアス姉?」

アス姉がシンジ兄ちゃんのためにレッスン受けてるのと同じで俺だってマナのために頑張ってんだぜ、なのにさ、シンジ兄ちゃんはさっさとマナと
申込み済ましてるわけじゃん?俺様のガラスのハートはスッゲー傷ついたわけ。この気持ちわかるアス姉?
畳みかけるように強い非難の口調で訴えてくるムサシに言い返すこともできず押されるがままのアスカ。
憎からず思っているマナが皆の前でシンジ兄ちゃんにオモチャにされるのをただ黙ってみてるなんて耐えられない、ならシンジ兄ちゃんとコイビトの
アスカ姉にはとらなきゃいけない責任ってものがあるでしょ、と迫ってくるムサシの気迫に押され再びペンを持たされる

(でも、そんなの…アタシ…聞いてないし)
紙の上で迷い止まる指。
そんなアスカの逡巡を見て取ったムサシは突然突き放したような口調で。

「あっそう。アス姉はそういう薄情な女なんだ?幻滅した。俺の気持ちもキョウコおばさんもどうでもいいってわけだ。ひでぇよなぁ!」

なぜ突然母の名前が、という困惑もムサシが指差す書類の部分を追いかけていけば驚きに代わってゆく。
うすうす有るだろうとは思っていたレイとケイタの名前に続いて自分たちのほかにマユミ、ヒカリというような文字が見えたのも十分すぎるほど問題ではあるけれど
それ以上に「繰り上げ待ち」となっている6番目の申込みが他でもない「キョウコ」の名前であると気付いた衝撃。
さらに相手はムサシと同級生の少年たち6人で、発表内容が"危険日のロシアンルーレット"と書かれているのに気づけばもう泣きそうな気分にもなろうというもの。
しかも発表内容の横にある【避妊】というチェック欄。それぞれの申込みごとにコンドームやピルという記載があるにもかかわらずキョウコはご丁寧に「避妊:なし」
と大きな文字で記入している。

329名無し:2013/04/07(日) 10:47:02 ID:mGAQiM6M0
2/2

(もうぅ…なにしてんのよぉ…ママぁ…)
「なっ、アス姉も困るじゃん?繰り上げになったらさ。」

涙目のアスカに追い打ちをかけるようにここだけの秘密だぜという調子でアスカに耳打ちするムサシ。
「アイツらスゲー盛り上がっててさ、もう禁欲とか始めてるんだぜ。正式に順番が取れたら誰のが当たるか皆で賭けて賞金にするとか言ってたからそれ狙いだと思うけど―」
と聞きたくなかった少年達の本気度の高さまで赤裸々に聞かされ状況はもう急転直下。

(だめよ…そんなの…でも、アタシどうすれば…)
真っ青になったアスカの顔を見てから、ムサシはそれまでと打って変って慰めるような調子で言うのだ。

「アス姉はほら、ユイ先生からちゃんと薬貰ってるだろ?なら俺とシタって別に"そういう"心配はしなくていいわけじゃん?」

(それは確かに…ムサシの言う通り…よね)
ムサシとの申込みを正式なものにしてしまえば、少なくともごく近い未来に○学生の少年を「パパ」と呼ばなければいけなくなるような悲惨な状況は避けられる。
それにいまさら…だ。自分たちのベッドプレイを観客として見ることになるのは教室の生徒たち、要するに自分とレイがそれぞれムサシ・ケイタにレッスンを受けている
ことをもう公然の秘密として知っている者たちなのだ。それなら、

「…わかったわ…これでいいでしょ…」
「OKOK。いつも言ってるけどさ、アス姉のそういう気前いいとこ俺大好きだぜ。へへ。」
「でも…言ったわよねこれは合意だって。ならアタシだって言わせてもらうわよ―」

アスカの署名が入った申込書を上機嫌で受け取ったムサシにくぎを刺すようにアスカは発表内容についての条件をまくし立てる。
理路整然、立て板に水、持ち前の優秀な頭脳と分析能力を最大限に使って次々と発表内容に注文を付けていく。
しかし、ムサシの表情は余裕綽々、アスカの要望をひとしきり聞いた後にチッチッチッと指を振りながら「全・却・下。」とにべもない返事。

「な、なんでよっ!アタシにだって権利はあるでしょっ!」
「いやいや。こまかい条件でグチグチいうなんてそんなのアス姉らしくないし。それにさ、今アスカ姉が言った通りこれはアス姉と俺の合意で出すものなんだぜ?」
「だからその合意のため…あぁっ…!」

再び顔色が変わるアスカ。端麗な容姿と共に天から与えられた二物、そんな明晰な彼女の頭脳だからこそわかってしまう、気づいてしまうのだ。
不敵な笑みを浮かべるムサシの様子と共に、今この状況の決定的な不利に。

「へへ。頭いいからわかるよなアス姉。確かにアス姉もいくらでも条件は出せるけどさ、俺にだってあるよな?申し込みを取り下げる権利がさ。」
「っ…」
「いま突然気が変わってさ、俺が申込みを取り下げたら来年の今頃、次の発表会には生まれたばかりの弟妹のオシメを替えるアス姉が見れるわけだ。くく。」
「そ、そんなっ…」
「いや、案外アイツラも味占めてさ。子供抱いたキョウコさんに股開かせて二回目のルーレットって展開も―」
「だ、だめよっ!おねがいっ…ぐすっ…ママにそんなことさせないでよぉ…」
「いやいや、あくまで可能性だって。それにさ、俺が居ればそこまで無茶させないようにできるし。…でもほらアスカ姉、人にお願いするときにはさぁ…態度ってものがあんじゃん?」

隣に座り馴れ馴れしく肩を抱き寄せ耳元でそう言ってくるムサシにアスカはもう抵抗できなかった。
それどころか、まずは二人の署名入りの申込書をユイ先生につつがなく提出してもらうための見返りとして再び員数外のレッスンを約束させられてしまう。
いままで決して許してこなかった自宅の寝室という条件も、お泊りで一晩かけてじっくりと「前で3発」の練習をするという条件にも―唯々諾々と従うしかないのだった―。

ですとか。お粗末ですがまずこれまで

330引き気味:2013/04/07(日) 21:31:50 ID:OuXvIfBg0
>>326を書き込んだのはもう一週間前。
改めて見直すとひっでぇ文章ですねっ。
椅子で寝てばかりいるせいでしょうかっ。
布団に潜り込めるのが三時間とかなり果てている最近の脳みそ癒しタイムレスのせいでしょうかっ。

すべて忘れよう…… (;´∀`)

>>327 タカウジさん
もはやオリキャラ純度99%の原作外キャラと化しているムサシ少年と、これまた原作キャラ純度が危険域突破しちゃってるユイさん。
懐の広いエヴァFF業界でなければこんなん組み合わせてカップルにしたところで、エヴァネタだとはとても言えなかったでしょうね……。
「小学生ムサシとユイママさんの疑似親子プレイ」って何だソレの凄い字面ですよね。

331タカウジ:2013/04/07(日) 22:32:06 ID:N6uY6NxA0
>>330
引き気味さん、レスありがとうございます。
しかしこのイノタブシリーズの最初がユイさんの小学生を通してシンジに性の手ほどき、
をする作品としてスタートしたので、このユイママンならそれくらいしても違和感がないwような気がしますw
S51さんがはじめられたのが2002年ですから、ホントに息の長いシリーズです。
そのあと引き気味さんにも書き継がれて、私が思うところシンジにとっては過激すぎるけど、息子のためを思う
「母の愛」を感じるユイさんの行動と私は思っています。
この世界のユイさんはアスカかレイと息子が最後にはくっつけば良いかと思っているような気がするのですが。
(もちろん自分も思いっきり楽しんでいるとは思いますがw)

332引き気味:2013/04/07(日) 23:20:40 ID:OuXvIfBg0
>>328-329さん

これは良い脅迫材料化キョウコさん。
思えば、この話アスカを中心に据えてどんどんその弱みがエロゲ的に増えていく話だと考えると、男優キャラであるムサシは新しい攻略対象ヒロインがが増える1イベントをこなすごとに、メインターゲットキャラであるアスカに対する新しい攻略アイテム手に入れて行ってるようなもんですよね。

333名無し:2013/04/08(月) 00:53:09 ID:E9KRCv7o0
>引き気味さん
>ムサシは新しい攻略対象ヒロインが増える1イベントをこなすごとに、メインターゲットキャラであるアスカに対する新しい攻略アイテム手に入れて

そうだよ!(便乗)
崖っぷちキョウコさんネタは母子家庭のアスカを『みじめな気持にさせる』という珍しいスパイスとして使えるので割と使っていきたい感じだったのです。
楽しんでもらえてなによりなにより…といいつつ引き気味さんのムサアス自主練ネタに繋げるためとはいえ「発表会」という謎イベントをぶち込んでしまったのは
この先ほかの人の妄想を邪魔しなければいいな、と。
というのもそこのイベントの中身は実はなんも考えてなかったので濡れ場以前に設定も何も作らずに見抜き発射…もとい、見切り発車してしまったふがいなさ、という。

334コウイに値する名無しさん:2013/04/08(月) 18:07:20 ID:9M40V/j.0
ムサシに却下されたアスカの提案と言うのが興味深いですね
彼女の性癖はどこに向いてるのか? プレイの許容範囲はどこまでなのか?

最後に模範演技としてユイとムサシの母子相姦プレイが披露されるなんてのはどうでしょうね?
シンジは最愛の女性を寝取られて興奮するのか? 嫉妬するのか?
シンジの態度に苛立ちをおぼえながら、ユイとのプレイに夢中になってるムサシに対しても腹を立てている自分に気づいて戸惑うアスカと言うのも面白いのでは

335名無し:2013/04/08(月) 22:48:25 ID:E9KRCv7o0
碇家の寝室で熱く絡み合うユイとムサシのベッドわきにセッティングされたビデオカメラからの映像を見ながら
その背徳的な映像にたまらず画面の前でズボンを下ろして気持ちよくシゴき始めてしまうシンジの部屋の様子を
捉えた隠しカメラの映像を見ながらその情けない映像に驚くやら涙目になるやら可哀想なことになっているアスカの
姿をこれまたベッドわきに置いた小型モニタで確認し、ユイさんは「これも彼女の勉強のためよね」と大張り切りで
腰を揺らめかせ、調子に乗ったムサシはリズミカルに腰を送り込みユイに甘い声を上げさせながらカメラに向かって
「イェ〜イ、シンジ兄ちゃん見てる?」とばかり挑発的なピースサインを送るのだった―

一筆書きで書くとこんな感じでしょうか…ありきたりな循環オチですがタイトルは【淫欲の輪舞】みたいな…
この発想力の貧困、致し方なし。だれか文才のある方募集中、あと隠しカメラ多すぎぃ!

336引き気味:2013/04/09(火) 06:02:00 ID:b/wO2nYk0
>惨めな気持ちにさせる

 ――アスカは追い詰められていた。
 壁を背に、もうこれ以上後退ることはできないという状況。逃げようがないという意味によってではない。
 立ち上がろうとしてもへなへなと座り込んでしまうくらい足腰から力が抜けてしまっているから、というだけでもない。
「……ぅぁ、ぁ、ぁあ……ぅ、ううっ……ンンンッ」
 躰に力が入らない理由が、自分でもやるせないながら、下着を愛液でびしょびしょにしてしまうくらい性感を昂ぶらされてしまっている為で、それで何をしようとても邪魔になる程いちいち、背筋にだの胸の先端にだの、或いは濡れそぼった下着が張り付く姫割れにだなどに、ビリビリと快感の電流が走ってしまうことによってだけでもなかった。
「や、やめてよ……ママ……」
 今にもこぼれ落ちんばかりの涙が滲んでしまっている視界ににじり寄り迫る満面の――蕩けきった笑顔の、母。キョウコがその理由であった。

「どうして? アスカちゃん」
 いかにも不思議そうに、キョウコは小首をかしげた。
 三十路の女盛り。肌に一糸もまとわず、かつてアスカに母乳を与えていた重たげなバストが、四つん這いの姿勢で重力にひかれ、ぶるんと揺れている。
 普段から中学生の娘がいるとは思えないくらい若々しいアスカの母であるが、この時のキョウコはさらに一段と増して若々しく――いや艶々しく、張りのある
肌を赤く淫靡に火照らせて、我が子の前に這い迫っていた。
「だって私、ぃ……イヤなのよ! 何度もそう言ってるのに、分かってよママ……!」
 アスカは懸命に訴えているのだ。繰り返し繰り返し、さっきから。
「変ねぇ……。どうしてかしら? なんにも問題なんて、ないのに。合理的じゃないわよ、アスカちゃん」
 だが母親は聞き入れてくれない。分からないわと返すばかり。なんとか逃げよう逃げようと不自由な体で必死に床を後退ってきたアスカが遂に逃げ場を失ったのが、カーテンが引かれ燦々と陽の光が注ぐ大きなベランダ窓の前だった。

337引き気味:2013/04/09(火) 06:02:10 ID:b/wO2nYk0
そしてアスカは、追い詰められていたのである。
「ぁ、ぁ……ま、ママ……」
「ね、アスカちゃん。やるせなくって、やるせなくって、たまらないでしょう? ママ、分かるの。アスカちゃんのことだもの。だから、ね……?」
 母の掲げて見せるその手の中には、赤い透明樹脂で象られた男性器の代用品。モーターボックス部分が随分と大きめで、きっとその「出力」も随分なものなのだろうと想像させる、バイブレーターだった。
「ほらぁ、アスカちゃんったらお洋服の上から分かるくらいそんなに乳首もかたくしちゃってて、それにパンツもぐっしょりじゃない。だったら、ね」
 ――楽になりましょう? 
「ママが全部してあげるから」
 自分の娘をバイブで犯そうとする。自分の娘を、自分の娘の胸を、股間を、欲望も露わな目で見詰めてくる。大好きな母親の、こんな情けない姿を見ることになろうとは。
 アスカはまさに、泣き出してしまいたいくらいに追い詰められていたのだった。
「ママに任せてくれれば大丈夫よ。アスカちゃんのことなら何でも知ってるもの。それにママ、最近――」
 ふふっと、淫蕩な笑みを浮かべて舌なめずりをする。そんな母親はさも誇らしげに言うのだ。
「最近、女の体がどう扱って貰えれば最高にハッピーなのか、分かってきたのよ」
「ママっ!」
「アスカちゃんだって……色々ともうお勉強しちゃってたんでしょう? ユイに教えてもらって。それに、シンジ君とも」
 『ムサシ君たちみたいなちっちゃな男の子ともだなんて、そこはさすがにママもびっくりしちゃったけど』と、本来であれば母親の立場からはけっして許容してはいけないアスカの不行状を、ころころと笑って済ませてしまう。
 それを持ち出されてしまえば、言葉に詰まってしまうのが今のアスカの実情でもあった。
 情けない変わり方をしてしまったのはお互い様である。
 自覚は、いよいよアスカを重くうちのめした。
「ねぇ……、アスカちゃん」
「――ヒッ」
 ずいっと顔を寄せられて、もう一歩も後ろに下がることのできないアスカの目の前に、熱い息を吐く母の青い瞳があった。
「ねえ、アスカちゃん。だってママがしてあげるのよぉ? 他の誰より安心じゃない。それにほら、これだってただのオモチャよ。アスカちゃんを気持ち良くさせてくれるけど、妊娠の心配は無いし、浮気でもないわ。シンジ君にも……ムサシ君にも、申し訳ないって思う必要なんて無いのよ」
「なんで……なんでそこで、ムサシの名前なんて、出てくるのよ……」
「あらぁ〜? あらあら、ママの勘違いだったかしら? うふふふっ」
 ぽうっと目許を赤く染めた母親の瞳は、眼差しは、欲情に潤んでいやらしいばかりだと思えばふとドキッとさせられるような、お見通しなのよといわんばかりの深さでいて、
「……ぁ、ぁああ……」
 アスカの顔は強ばり、舌も動かなくなって黙り込むより他は無かったのだ。
 そうしてキョウコは、さあと愛娘を促したのだった。
「アスカちゃん。さ、パンツをのけて。ママにアスカちゃんの可愛らしいプッシーよく見えるようにして頂戴」
「ぁ、ぁ、あ……ああぁ……」
 カタカタと震える手を、母の眼差しに射竦められたアスカが下へ下へとやる。
 ぎこちない動きでぎくしゃく両脚を拡げた、その股の間へ。
 そしてキョウコが突き付けてきたモーター仕込みの模造男性器が機械音とともに身をくねらせる先に、肌と恥毛の色が透けるくらいになっていたクロッチ部分を横へよけさせて――、アスカ自身の欲望が蜜まみれで綻ばせていたピンク色の淫花を、露わにして差し出したのだった。

338コウイに値する名無しさん:2013/04/12(金) 17:40:20 ID:lC5FRtY.0
ヤンデレキョウコさんの迫り方がなんか怖い件
といいつつ、このキョウコさんってアスカにどうなってほしいんですかね
なんかユイとは違う路線の淫奔さがありそうな。
キョウコさんがムサケイから縄縛りスバンキングプレイとかされてアスカ涙目展開とかいけるやん(ゲス顔)

あと自分>>333でナチュラルに「母子家庭」とか書いちゃったんですが学園エヴァだから
必ずしも父親がいない・わからないわけでもないんですよね…この点は実際スゴイシツレイ
今度からはアイサツ・設定重点。

339引き気味:2013/04/14(日) 21:15:25 ID:iW97YJ3Y0
ヤンデレな味付けした女優さんって、今まで書いたことあったかしらんとかふと考えてみたりして。
このエロFF設定のユイさんは立派に狂ってらっしゃいますけど、人としての軸が一般常識的におかしいだけでわりと良識派(?)みたいな顔してますしね。

しかし、キョウコさんのキャラって分かりませんよね。
貞本版でいくらかの露出はありましたけれど、それも旦那さん寝取られてから少しキチになった後のようでしたし。
多分、一番キョウコというキャラを描いているのはマンガ版シンジ補完計画だと思うので、ちゃんと読めば一応の(あくまでそのコミカライズ版ですが)キャラ把握になるんでしょうけれど。

340引き気味:2013/04/14(日) 21:43:07 ID:iW97YJ3Y0
>アスカ涙目

この話のユイにはショタ相手に奴隷だの妊娠するだの口走っててもまだ性の導き手面して上から目線キャラやってた分、キャラの尊厳的にはオッケーみたいな感じがあるんですよね。
でも、キョウコの場合はなんかいつの間にかトウジとケンスケ相手に愛人やってったというおざなりな描写しかないもので(笑
その分、単純に歳下の中学生相手に股開いて夢中になってるおばはんという、見苦しさが際立ちますねっ。

341コウイに値する名無しさん:2013/05/30(木) 12:32:00 ID:muuHhYWA0
引き気味さん、続き書いてください
生殺しですわ

342コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 19:53:45 ID:WdRNuBwA0
引き気味さんを娼館…もとい召喚するには小ネタを書き込むのが一番!
ということで久しぶりにいっちょ投下してみます。

穴とアスカ〜マリの淫謀〜 1/4

「ばっ、な、何やってるのよっマリっ」
「ん?何ってナニを大きくしてるんだけどにゃ?」

壁から突き出されたペニスをシコシコと扱きながらさも当然といった体で首をかしげるマリの様子にアスカはたじたじになってしまう。
あまりにも自然なマリの様子に、これが異常な空間・異常な行為だと思っている自分の方が本当はおかしいのかもーなどという思いをぶんぶんと首を振って追

い払う。
そしてまだぼんやりとして回らない頭でアスカはこうなってしまったいきさつを思い出していた。

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ムサシとケイタの○学生コンビが一週間の林間合宿に行って不在―
アスカにとっても久しぶりに平穏に流れる日常を女子同士で、ヒカリとマユミそれにマリも加わって町に遊びに出かけたというのはごく自然な流れだった。
ショッピングや映画、そして夕方からはカラオケ。共通の知人というだけでそれまでは深く話したことのなかったマユミとマリとも随分仲良くなり、
特に歌も上手くお喋りも楽しいマリとは大いに親交を深めた。とても良い一日だった、そこまではたいへん良かったのだ。

少しふらつく足取りをマリに支えてもらいながらの家路、途中自宅マンションへの帰り道、ぼんやりとした思考のままこっちこっちと
手を引かれて公園のトイレに連れて行かれても「もうっ、はやく済ましちゃってよね」と笑顔で応対するくらいの余裕はあった、
そう…そのまま個室に引っ張り込まれるまでは。

(あぁっ…うそ…こんなのって)

個室の壁にある何気ないプレートをマリが外すとそこからニョッキリと現れた棒状の物体。
一瞬は信じられなくても、マリに導かれるままに手で触れたその感触と熱さ。
突き出された棒を挟んで向かい合ったマリがふっと息を吹きかければまるで生きているようにビクンっと跳ね上がるそれがオモチャではなく本物だと
理解した後も呆然とするしかないようなこの場の状況。さらには突然マリがそれを口に含んだのだからなおさらの事だ。

もう幾度もムサシを受け入れていると言ってもこれほどマジマジと"男性"を見つめたことなどなかった、それが今や目の前で親友の口に収まっている。
マリが口を離した後も理性とは違う何者か、腰の奥で熱くうずくような背徳的な衝動に導かれるようにソレに見入ってしまうアスカの姿があった。

343コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 19:54:19 ID:WdRNuBwA0
穴とアスカ〜マリの淫謀〜 2/4

姫ったらや〜らしい、とニヤついた口調で指摘されふと我に返ると、いつの間にか最初に添えられていたはずのマリの手は外れていて半歩下がった場所から
覗き込むように顔を見下ろしている。要するに屹立をシコシコと扱いているのが自分だけになっていたのだ。
あっ違うのコレは…と言い訳しようにもどうにもできない恥ずかしい状況にアスカの顔が真っ赤になる、それでもなんとか一言だけでもマリに反撃しようと
言い返した言葉も

「ち、ちがうわよ…アタシはあんたと違ってこんなこと、いつもしてるわけじゃないんだからっ…!」
「う〜ん私も別にここは常連ってほどでもないんだけどね。それにそもそもアスカママに教えてもらったんだよ?ここのシステムとかルールとか。」
「っ!」

最悪の藪蛇、墓穴、聞きたくなかった話。
アメリカとかじゃ結構流行ってるって、やっぱ本場だし〜というマリの話ももうろくに聞こえていない、とにかく(なにやってんのよぉ…ママぁぁぁ)と
涙目になりながらなんとか母親のために言い訳を考えるアスカ。

トウジ・ケンスケという憎らしい同級生たちにイタズラされてしまった後も、自分のため夜遅くまで働いてくれる母親への感謝は変わらない。
つい昨日だって残業を終え夜遅くに帰ってきたママの少し疲れた様子が心配で思わず「ママ、アタシのために無理なんてしないで」と声をかけた
それでも自分を抱き寄せ昔と同じように髪をなでながら「ありがとう、アスカちゃんは優しい子ね。」と言ってくれたママの笑顔。
せめてそんな母親の名誉だけでもと言い訳しようにも、だ。
大好きなママの知りたくなかった一面、マリの言うような"ストレス発散方法"-要するにこの公衆トイレで渇きを満たしているという事実と共に、
キョウコさんもまだあんなに若いんだよ?ママさんの人生を姫だけが独り占めするなんてちょっち悪いんじゃないかにゃ?と問われればぐぅの音も出ない、
少しくらいのストレス発散は見逃してあげなきゃね、姫だってもうそういうの知ってるでしょ?とマリに続けられれば反論なんてできないのだ。

344コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 19:56:15 ID:WdRNuBwA0
穴とアスカ〜マリの淫謀〜 3/4

「で、でも…それにしたって、こんなところで…なんて」

どこの誰ともわからない相手と情を交わすなんて、という不安を口にしたアスカの耳元でマリは確かに確かに、と同意してみせる

「でもでも〜それなら、ますます姫はこのコをすっきりさせてあげなきゃマズいんじゃないかにゃ〜?」

アスカの顔の前で鈴口から溢れた体液を指でこねくり、亀頭全体に塗りつけながらマリは言うのだ。
このままアスカが彼を無視してこの場を出ていくことは簡単、けれど私達がこの場を離れれば次にこの個室に入るのは誰だろう。
残業や仕事のストレスを抱えた女性がやってくるこの個室。それがアスカのママ、キョウコさんでないと誰が言いきれるだろうか、と。
姫の手でさんざんに硬く大きくしたコレがママさんに、キョウコさんのお腹に押し入った後どんな仕打ちをするのか考えた方がいいかもよ、と。

マリの話を裏付けるように手の中の"彼"がビクンと力強く跳ねる、その大きさ逞しさを実感するにつけ同時にそこから放たれる膨大な熱量が最愛のママの
お腹に注がれてしまえば最悪の事態になりかねないという不安もアスカの中で急速に大きくなっていく。
産まれたばかりの乳飲み子を抱き、深夜の公園のトイレで顔も名前もわからない父親を探さなければならないなんて境遇はどう考えても破滅としか言えない。
愛する母親をそんな目に会わせたくなければ今ここで自分がスルしかないのだと、諦めにも似た境地で目の前の反り立ちに唇を捧げたのだった。

マリに言われるまま、マリがしていたように。
アスカの持って生まれた天性の勘の良さと優秀性はこんな事にさえ適応してしまう、ねぶるような動きの後には深く呑み込んで、次には吸いたてるように、
相手の反応を見ながら先端の膨らんだ部分、カリ首に舌を這わせていく。そんな娼婦まがいのテクニックまで、悲しいかな教えられればできてしまうのだ。
しかしそんな時間もそれほど長くは続かない、なぜならそうして一通りの奉仕を終えた後には"本番"がやってくるのだから。

彼女自身も言葉の指示がなくともこの後自分に求められる事はわかっている。
アスカとてもうウブな少女ではない。手や口での奉仕の後も雄々しく反り立っている彼がここまで一滴も漏らさずにいる理由、本来入るべき所に入り出すべき所に出す。
その理屈は十二分にわかってはいるつもりなのだけれど…

本当に…このままシテしまってもいいのだろうか?
壁越しである以上無理やりなんてことはないはず。けれど彼が出すタイミングに合わせてきちんと外に出してもらえるだろうか…
それこそ何の予告もなく出されてしまったりしたら自分からすぐに腰を引くなんて自信がない…万が一そうなったとして…今日のタイミングは大丈夫な日だっただろうか…etc.

いざというこの時に至って次々に浮かぶ不安、いつもの聡明な彼女であればすぐに答えなど出せたろう。
しかしぼんやりとした意識の中、熱く疼く下腹部を宥めながら目の前の屹立に口淫奉仕を捧げるのがやっとの彼女に与えられた時間はあまりにも短かった

345コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 19:56:47 ID:WdRNuBwA0
穴とアスカ〜マリの淫謀〜 4/4

「ほらほら姫ぇ。早くシテあげないと。」
「わかってるわよ…わかってるけど…でも…」
「最後までしちゃうのは、わんこ君に悪いかにゃ?」
「っ…」
「それともぉ、ムサシ君に悪い〜とか思っちゃう?」
「な、なんでそこでムサシが出てくるのよっ!」

なんとか時間を稼ぎたい、せめて言い訳を考える時間を作りたい、けれどイタズラっぽく肩を押してくるマリと両手で捧げ持つ形になった屹立の間で板挟み、
ただでさえぼんやりとしか働かなくなっている理性にシンジ、ムサシと関係を持っている男の子の名前を立て続けに持ち出されたものだから大混乱。
誰に操を立てているのか、何のために言い訳するのかさえ頭の中で定まらずぐちゃぐちゃになった思考状態に「ママのためなんだから」というごく単純で、
それでいて切羽詰まった理由を与えられれば、ジクジクと腰の奥から湧き出してくる甘い疼きを誤魔化す理由付けはもうそれしかない。

「来週でしょ?帰ってくるの。大丈夫だって、きちんと洗っておけばムサシ君だってわかるはずないし〜」

今のアスカはもう状況に似つかわしくない軽い調子のマリの台詞を非難する気にもならない、むしろこれから行きずりの男性に体を許す自分に助け舟を出して

貰ったようにさえ感じる。そんな精神状態で鼻先にはオスの香りを振りまかれているのだからもうたまらない。
思い出してしまう。たった数日間ではあるけれど『ご無沙汰』だった感覚、壁に手をつき捲りあげられるスカート、突き出したお尻からパンティが強引に
引き離され、そして硬く大きな"男性"が押し入ってくるあの瞬間。常々大きいと思っていたムサシに勝るとも劣らない大きさ、いやさらに一回り完成度を
増しているように感じるコレはきっと想像以上の体験をもたらしてくれるかもという妖しい期待感まで

「わかったわ…アタシが…シテあげればいいのよね…?」

この承諾がこの場の異常な空気に気圧されてか、それともあのカラオケボックスで、ドイツでは水替わりなのだと冗談のつもりで言ったビールが
いつの間にか目の前に出てきてマリに薦められるままにジョッキに口をつけたせいなのか、それすらも今のアスカにはわからない。
けれど『ほら姫、この形・大きさ、きっと凄く気持ちいいよ』というマリの言葉に『確かにそうかもしれない』と同意してしまえばもう答えは目の前、
ついには腰の奥から湧き上がってくる熱感に太腿をモジモジとすり合わせながら―

「ね、ねぇ…マリ。今、その…ゴムって…持ってる…わよね?」

散々に逡巡した挙句にアスカがようやく絞り出したその台詞。
理性と性欲が最後の最後でなんとか折り合いをつけたらしいその結論にマリはうんうんとうなづきながらコンドームを差し出した、
それがアスカにとって文字通り"受け入れる"ことのできる最低限の条件ならそれで良しとすればよい、少なくとも今は。

アスカがゴムを受け取ったのを確認してからマリは個室から外に出た。
後ろ手に閉めた扉の先からすぐに小さな悲鳴が漏れ始めるがもちろん心配する必要は全くない、しばらくすればその声に含まれている甘い吐息が
急速にその割合を増し、最後には艶っぽい嬌声に変わる事をマリはもう知っているのだから。

346コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 19:57:30 ID:WdRNuBwA0
穴とアスカ〜マリの淫謀〜+アフター 

-1時間後-

「マリちゃんありがとう。わざわざアスカを送ってくれて」

丁寧なキョウコのお礼の言葉にいえいえとんでもない、姫のためならいつだってとアスカの手の甲に口づけしておどけて見せるマリ。
何時もの覇気がなく気恥ずかしそうに顔を伏せたままのアスカとキョウコに手を振りながら別れエレベーターに乗り込む―、

ピロリン♪
扉が閉じて動き出したEVの中で取り出した携帯の着信を確認するマリ

mailタイトル 『おおきに』

マリはんごっそさん。
昨日今日と注文通りの親子丼、十分堪能したで。しかし奥までハメた時のあの吸い付くような締りっちゅうのはやっぱ親子なんやな(笑)
まぁ惣流のがまだ子供産んどらん分締め付けは強烈やし、ムサシがいつも自慢しよるのもわかるわ。ワイも途中で漏らさんように必死やったしな。

しかしキョウコはんといい惣流といい、マリはんの手腕はさすがやな。委員長の初物の時もワイを指名するように段取りしてくれた件、感謝しとるで
ほなまた。

PS.次回はゴム無し希望

from:Touji Suzuhara

(あはは、わんこ君に劣らずジャージ君も鈍いねぇ♪これはヒカリちゃんも将来苦労するかもね〜)
苦笑しながら携帯のメール画面を消してポケットにしまうといつもと変わらない軽い足取りで自宅へと足を向けたのだった。

ですとか

347コウイに値する名無しさん:2013/06/20(木) 20:22:43 ID:WdRNuBwA0
どうもお粗末様でした。

以前から個人的にメモっていたネタにGloryHoleネタがあったのですが本場米国のGloryHoleネタと言えば
金髪の白人少女が公衆トイレの壁に空いた穴を通じて行きずりの黒人男性と関係し子供を身ごもってしまう。というのが
割とスタンダードで最初は少しひねろうとキョウコさんネタで書いてみたのですがそこは悲しいかな文才の無さ、

キャラをよく把握できていない自分では全くおもしろくならずにお蔵入りにしてしまっていたところを引き気味さんの
「マリxアスは引き込み型エロで鉄板」という慧眼を生かして強引なマリに押し切られるアスカ、そしてキョウコさんは
脇ネタという感じで使ってみると割とバランスのいい感じになりますた。マリの性格とか口調とか全然わからんのですが

あとトウジがやたら優遇されすぎィ!と思う方もいるかもしれませんが最愛の妹は病気で入院、本人は足引きちぎられて
漫画版では死亡と原作で不憫なことを思えば、ま多少はね。

348引き気味:2013/07/09(火) 04:10:03 ID:LJeHGa2A0
中学二年の自分が、まだランドセルを背負って小学校に通っているような“ガキんちょ”を羨ましく思う。
 所詮はこちらも同じ“ガキ”にすぎない十四歳坊主。それが『小学生のくせに』と上から目線でものを考えている滑稽さも含めて――格好の悪いことだとは思うのだ。ケンスケも。
 だけど、でも、なのだった。
(チャンスを貰うのが遅かったか早かったかくらいだろ? あいつらと俺たちの違いって)
 得意げなムサシにまた自慢話を聞かされていれば、つまりは面白くないのである。
 無意識の内にながら、このごろ急速に“牡”としての性(さが)が強まってきている脱童貞したての少年としては。

「――で、俺たちさっそく試してみたくなってさぁ。呼び出してジッセンしちゃったわけなのよ。例のドレイちゃんたち相手に」
 『なぁっ?』と肘でつついて隣りに座り込むコンビの相棒ケイタに頷きを返させるムサシは今日も絶好調だ。
 いつもの土曜午後。いつもの碇家リビング、“レッスン”の場。
 車座になって支度中のユイを待っている少年たちは、みな等しくここで開かれている英会話教室を理由に碇家に出入りするユイの歳下の愛人たちであり、その実、性に開放的であり過ぎる人妻が施す淫らな英才教育の生徒たちであった。
 ムサシ、ケイタと同じ小学生が殆ど。その中にケンスケとトウジの二人だけが、なんとなく居心地悪く混ざっている年上組だった。
 行儀良くきちんと畳まれた洋服が何着も壁際に置いてあるのが示す通り、既にパンツすら誰も穿いてはいない。
 そして股間にはつるりとした幼い肉茎たちが各々の角度でもって屹立しているのである。
 今日もこの後すぐにもあの美しい人妻コーチの媚肉を心ゆくまで堪能出来る。その期待感でもって幼さに不釣り合いな類の昂ぶりを育てている彼ら。
 そして、前座の肴としてムサシがディスクに入れて持参してきたポルノムービーを再生している、彼らの囲むノートPCには、コンクリート張りのいかにもジメジメとしていそうな床に――窓のない背景といい多分これはどこかの家の地下室を撮影現場にしているのだろう――並べられた何枚かの写真に、四つん這いで姿勢を低くして舌を伸ばす、全裸の女性が映し出されていた。
 動画ファイルに添えられていたキャプションは『オカズにされたてほやほやのMYヌード。ザーメントッピングで大好物ごちそうさまのM嬢ちゃん』。
 インディーズのポルノムービーであるらしい映像状態の悪さはあるが、次々に大映しになる写真一枚一枚が写した主演女優の素人らしくどこか拙いセクシーポージングと、それに浴びせられた精液ごと自分のヌード写真を舐める横顔という倒錯的な構図は、ネットでさんざん地下ポルノを漁ってきたケンスケにとっても、視線を吸い寄せられる卑猥さがあった。
 たとえ、その主演女優がおせじにも良いスタイルだとは言い難いぽっちゃり体型で、これまた美人と呼ぶには微妙な目鼻立ちをしていたにしても。
(ムサシのやつ……)
 唸らされるケンスケだ。
 ――これを実践したというのか。
 この、えらくフェチなシチュエーションのプレイを。
 話に聞かされるところ相当の美人であるらしい、その、ムサシ自慢の“ドレイちゃん”二人組相手に。
(小学生がよ……)
 まさかと思う気持ちは当然ある。まさかこいつらなんかが。だって、どんなにマセてたって結局は小学生なんだぜ? 背だって全然俺らより低くて、イケメンだとか男らしさだとかいうよりただただ生意気なだけの、本当の本当にただのクソガキ悪ガキ、ガキ大将坊主でしかないのにさ――という、どっちかと言えば“信じたくない気持ち”がだ。

349引き気味:2013/07/09(火) 04:10:22 ID:LJeHGa2A0
 しかしただ一点、この日焼けしきった浅黒い顔で生意気そうに『へへっ』と笑っている悪ガキムサシ、そして対照的にずいぶん引っ込み思案に見えるコンビの片割れケイタには、共に明らかに認めざるをえないアドバンテージがある。
 ケンスケやトウジではまだ追いつけていないアドバンテージ。今からでは変えようがないアドバンテージだ。
(くっそ、俺たちももっと早く碇ンとこのおばさんが“こんな”だったんだって知ってりゃなぁ……)
 ムサシ・リー・ストラスバーグと浅利ケイタ。
 この二人の小学生は、ケンスケとトウジが揃って碇家の美人主婦、ユイに童貞を卒業させてもらい、様々な悦びに満ちたセックスの世界へ導いて貰うようになるよりずっと早く、彼女の幼い愛人の立場を手に入れていたのだ。
 まだケンスケが何も知らずにいる頃。友人である碇シンジの母親をただ綺麗な人だよなとしか思わず、淡く真っ当なかたちで憧れていた頃。その頃にはもう、ケンスケには想像するだけだったユイの裸を好きなだけ実際に眺め回していて、好きなだけその魅力的な乳房を揉みしだいていて、そして人妻の熟れた膣で何度となく思い切りの中出し射精をさせてもらっていたというわけだ。
 これだけでも充分すぎるぐらい羨ましいのに、他にも“レッスン”に加わった特典としての他のメンバー女性たちとの経験を重ねていて、しかも、
(肉奴隷調教してる女の子がいて、何でも言うこときかせられるって――。ほんとマジかよ)

 どんな顔をしたやつらなのだろう。その、十歳そこそこの小学生の性奴隷をやっている二人というのは。
 歳下に対する嫉妬は同時に、そんなムサシたちに奴隷呼ばわりされるぐらいの従順さで肉体関係を続けているという相手たちへの興味に繋がる。自慢をされるたび、毎回のことだ。
 そんな念が周りの少年たちに通じていたわけでもあるまいが、
「すっげ。これ本当にあの姉ちゃんたちにやらせたって?」
「見せて、見せて! なぁ、当然撮ってんだろ? いつもみたいにさ」
「だぜ、だぜー! 証拠写真、見せろってばよ」
 ムサシの自慢に色めき立った少年らが、口々に言い募る。
 ケンスケも全くの同感、同じ気持ちだ。写真が、動画が撮ってあるのなら俺にもぜひ見せてくれよと思うのである。
 だけど、どうせなぁ……と、口を開く気にもならなかったケンスケの様相は早くも渋さに満ちていた。
 ムサシが答えるより前から分かっていた『後でな』という毎回の蚊帳の外扱い。ケンスケの予想通り、つまるところは今回もそれなのだった。
「悪ぃ〜なとは思うんだけどさ」
 ケンスケとトウジに向かってムサシが言う。
「ユイ先生から許可が出ねーと、ケンスケ兄ちゃんとかトウジ兄ちゃんには言えないことになってるから」
「毎度毎度そのネタになるといっつもこれや。ほんまきっついで。ムサシもケイタも、おどれらも、薄情モンやもんな」
「だから申し訳ないなーって。ユイ先生に言ってくれよ〜」
「わーっとる、わーっとるがな。ワシらのやっとることは人に知られんようにしとらなあかん事ばかりなんやし、万が一があったらっちゅうことで、互いのことでも知らんでおいてええことは普段から内緒やっちゅうんだろ? わかっとるがな」
 ぼやくトウジにも理屈は理解できていたことだろう。
 積極的に意識を切り替えるように、その後のトウジは次の週の夏祭り用にと新調した浴衣を着て(当然、下着はつけずにだ)現われたユイの美しさを褒めちぎり、そのたくし上げられた裾の中に顔を突っ込み、人妻の秘所を舐めしゃぶりたくって奉仕することに夢中になっていた。
 しかし、ケンスケはずっと意識の片側で気に留めたまま、考えを巡らせ続けていたのだ。

350引き気味:2013/07/09(火) 04:10:40 ID:LJeHGa2A0
ムサシのやつ、あそこでシンジの名前を出したら一瞬ずいぶんと間の抜けた表情しやがったよな。シンジにも内緒にしてんだよなって訊いたら、さ)
 それは改めて尋ねられるまでまるで考えていなかった風の、虚を突かれた様子であったように見えたし、その途端沸き上がった感情を強引に隠したような、曰くし難い表情であった。
(にやけてやがった)
 あれはそう、自慢したくて自慢したくてしょうがないことがある時の、そんな時のムサシが見せる態度だったように思う。
 そのことがケンスケには気になってならなかったのだ。
 それこそが、自分たちには秘密にされ続けている“ドレイちゃん”の正体。ムサシ、ケイタが肉奴隷調教を施している相手とは何者なのかを解き明かす、重大なヒントであるように思えて。

 そんな、小骨のようにケンスケの記憶に引っ掛かって、後々まで事あるごとにふっと思い出すことになっていたこのやり取り。全てがリンクし、真実を明らかにしてくれたのは、彼ら二人がユイの他にもう一人、極上の人妻美女と愛人契約を結ぶようになってから後のことだった。
 彼女の名は、惣流・キョウコ・ツェッペリン。
 ケンスケたちのクラスメート、惣流・アスカ・ラングレーの母親。
 そうして、このケンスケたちとは接点の多さのわりに今日までついぞ友好的な関係に発展することの無かった間柄の美少女は、娘なら遅くまで帰ってこないからというキョウコの誘いでこそこそ3Pプレイに耽っていた彼らの寝室を、いつの間にか戸の隙間から覗いていたのだった。

351コウイに値する名無しさん:2013/07/12(金) 00:45:00 ID:MwWrpi5E0
>>348-350
やっぱり引き気味酸のネタ良いですね。
342-346は引き気味さんが予定しているムサシ独占ルートに入る前の分岐イベント的な雰囲気で書いてみたんですが
相変わらず濡れ場がないじゃないか!いい加減にしろ!という拙い出来で申し訳ない。書きたかったのは
『ムサシはトウジ・ケンスケに猥談で自慢している』『マリはなんか独自に動いてるっぽい』『キョウコさんのMっぽいダメな性癖』
このあたりであとはもういつも通りズルズルとアスカに落ちて行ってもらいました。

ただこの関係ムサシとトウジはなんかニヤニヤしながらお互いの自慢をしてそうなんですがケンスケの扱いがわからなかったんですよね、
その点、やはり引き気味が鋭く突っ込みを入れてムサシとケンスケをリンクさせる部分を書いてくれたのでこれでまたしばらく別ルートを
妄想して楽しみたいと思います。ムサシとトウジがお互いの女の子融通しあってレッスンとかケンスケによるレッスンビデオの作成に
協力させられてしまうアスレイですとか

352引き気味:2013/07/12(金) 05:35:37 ID:SE/qUzyI0
続きの書きかけもあるのですが、毎日疲労困憊して帰ってきて飯も食うや食わずで寝てしまう現状では…… ('A`)
今朝もはっと目が醒めたら、昨晩飯の用意してそのまま食わずに力尽きてましたよさ。

>>348-350のネタを読ませてもらって、アスカとレイのことをどんな流れでトウジ、ケンスケは知ったんだろうかいなとか、トウジたちの秘密を(多分先に)知ったアスレイ側とトウジ側への発覚のタイミングのズレとか、互いに互いが秘密を知っている知られていると気付いた時のエピソードとか、そこら辺が面白そうに思えたんですよね。
>>348-350なんか、トウジももう知っているけれど、表向きはまだ気付いてないことにしている時期の、その上で美味しい思いをしている頃なんだろうなーとか。

353コウイに値する名無しさん:2013/07/15(月) 06:11:53 ID:XcAVvrG.0
■ムサ×アス レッスン後の1シーンネタ 1/3

「あっ、トウジ兄ちゃん」
「よぉ、ムサシ。今終わったとこか?ワイはこれから委員長とや」

今日はどないやった?と尋ねるトウジに向けてムサシはくいっと指を3本突き出して見せる

「おほっ、そりゃ〜うらやましいこって。」
「トウジ兄ちゃんもすればいいじゃん。委員長さんとラブラブなんだから。」
「いや、委員長はそういうとこ真面目でなぁ。毎回1回、ゴム付や。ほんまうらやましいわ。」

好色そうな笑みと共に『あの瞬間』の惣流の締め付けは極上やろなと聞いてくるトウジにつられて笑ってしまうムサシ。

「だめだぜトウジ兄ちゃん。今アス姉とのレッスンはすっげぇ調子いいからさ、横入りとか無しにしてよ。」

それに、そんなにアス姉みたいのがいいならさ。と

「産んでもらえばいいじゃん。キョウコさんに2〜3人。娘をさ」
「あほっ、いくらキョウコはんが美人でも半分がワイの種ならそんな気はおきんて。」
「そんなもんかなぁ〜」
「そや。それにな、自分の娘が2人も3人も生まれたらそれこそ悪い虫がつかんか心配で夜も寝れんわ」

ムサシの胸をつんつんと指で押しながら、おまはんみたいな男に惣流がコロっといかれてしもたんを見せられると
余計そう思うで、と付け加えるトウジとムサシは顔を見合わせたまま男同士の含み笑いを交わす。

じゃトウジ兄ちゃんの娘は狙わないよ、そりゃ絶対頼むで、と何やら男同士の熱い約束を交わす二人の前できぃっと扉が鳴る。
どことなく焦りの見える足取りで目の前を通り過ぎようとした少女はトウジと目が合った瞬間凍り付いていた

「な、なんでアンタが居るのよ…」
「なんでも何も、そら次はワイの予約時間やからな。」

354コウイに値する名無しさん:2013/07/15(月) 06:12:22 ID:XcAVvrG.0
■ムサ×アス レッスン後の1シーンネタ 2/3

壁の時計を見上げながら答えるトウジにアスカはそれ以上非難めいた事は言わなかった。聡明な彼女に余計な言葉はいらないし彼女はちゃんとわかったのだ。
本来ならお互い顔を合わせずにペアが入れ替わる時間は確保されていたのにこんなに時間ギリギリになるまで「楽しんでしまった」のは自分たちなのだということをー

「そ、そう…じゃ、アタシはもう帰るから。」
「ちょい待ち、惣流。」
「な、なによ…」
「帰る前にシャワー浴びといた方がええんとちゃうか。でないと―」
「っ…!」

わざとらしく鼻をつまみながら『オトコの匂いがプンプンしとるでぇ』とトウジがにやついた視線を送るその先。
顔でもなく胸でもなく、さらにその下であることに気付いたアスカは顔を真っ赤にしながら両手でスカートを抑えた。
押し黙ったアスカの様子を見てからトウジは今度は隣に座るムサシに標的を移す

「まったくムサシは酷いやっちゃな。おまはんが欲張って3発もスルさかい惣流が恥かくんやないか。」
「いやいや、それは誤解だって!こんな時間になった原因はそもそもアス姉がっていうのもあるんだからさ」

ベッドの上でアス姉にあんな風にせがまれたら誰でも3回くらい余裕だって!
それどころかもしトウジ兄ちゃんが今日のアス姉を相手してたら確実に5発は出してるからさっ!

情を交わしたばかりの女の子を前にしてあまりと言えばあまりなムサシの言葉、しかしそんなふざけた言い分さえ

「なんや、そういうことかいな!そら惣流が悪いわ、惣流が」
「でしょ、トウジ兄ちゃんもそう思うっしょ?」

通ってしまう。
俯いてスカートを抑えた姿勢のままのアスカにとって、この泣きたくなるような魔女裁判ぶり。
しかし、それでもアスカは反論ができない。できるはずがないのだ。目の前にいるのは今さっきベッドを共にした少年と
股間を膨らませた好色な同級生、そんな二人を前にして『それは違う、本当に言った言葉はこうだった』などと
自らの貞操の傷口を開いて見せるような真似は。

355コウイに値する名無しさん:2013/07/15(月) 06:12:55 ID:XcAVvrG.0
■ムサ×アス レッスン後の1シーンネタ 3/3

そして言い訳をしようがしまいが、つい今しがたまでベッドの上ではしたなく股を開き、ムサシと共に快楽の頂を
共有してしまったという事実は変えられない。それどころか今この瞬間に至るまで自分でもずっと気にしていたのだ。
下着を履きスカートで覆っても隠しきれない存在感、下腹部に感じるたっぷりとした"ムサシ"の熱量。
歩くたびに両足の間から今にも溢れてきそうなそのとろみが自宅への帰り道で太腿を伝うようなことになってしまったら…
それこそトウジが言ったような『オトコの匂い』によって町を行きかう全ての人にばれてしまうんじゃないかと、
そんな不安を図星にされてしまっていたのだから

「おまはんがムサシに跨って搾り取ったんやから、しっかり洗い流しとくんやで惣流。それが女の嗜みっちゅうもんや。」
「そそ、俺もマナのことまだ諦めたわけじゃないからさ。彼女の前で急にアス姉に"責任とって"とか言われても困るんだよね。」

皺になったスカートと着崩れたシャツを抑えながらもうこれ以上は、といたたまれない気持ちで風呂場へ向かおうとしたアスカの背中に
投げかけられる二人の言葉。二人はもう知っているはずなのに、だ。そうならないようにアスカがユイ先生から薬を受け取っているという情報を。

要するにこれは悪謔なのである。
羞恥で顔を赤くし、反論もできずに俯いてしまうアスカの姿。普段の高飛車な女王様とのギャップを見て少年たちは大いに楽しんでいる。
それもそのはず。なんといってもこの二人はすでにアスカとキョウコを"共有"したことさえある仲なのだからー


ですとか

356コウイに値する名無しさん:2013/07/15(月) 06:15:41 ID:XcAVvrG.0
引き気味さんが出してくれたネタに合わせてケンスケよりトウジの方がちょっとリードしておいしい思いをしてるパターンで書いてみたんですが
自分の中ではなぜかムサシとトウジが仲がいい感じになっとりますです、はい。
男同士の猥談の肴にされて涙目なアスカというパターンも好きな人にはイけるかもしれんというテスト

と言うか引き気味さんにさんざんおいしいネタを見せてもらったのに書いてみたのが相変わらず濡れ場でもなんでもなく『事後』って…自分

357引き気味:2013/07/15(月) 20:08:29 ID:46GceNqg0
やはり、疲労困憊しているところに夜更かしハイ状態な頭で文章垂れ流すとダメダメですね。
ちょろっと読み返しただけでも、>>348-350中にイミフなとこがちらりほらり……。

ヽ(`Д´)ノ

とりあえず、最後の一文は以下に差し替えておくんなまし。トホホ。

 そんな、小骨のようにケンスケの記憶に引っ掛かって、後々まで事あるごとにふっと思い出すことになっていたこのやり取り。全てがリンクし、真実を明らかにしてくれたのは、彼ら二人がユイの他にもう一人、極上の人妻美女と愛人契約を結ぶようになってから後のことだった。
 彼女の名は、惣流・キョウコ・ツェッペリン。
 すなわちケンスケたちのクラスメート、惣流・アスカ・ラングレーの母親。
 この、ケンスケたちとは接点の多さのわりに今日までついぞ友好的な付き合い方をすることのなかった高飛車娘とは切っても切り離せない位置にいる美女を、彼らが征服してのけたことによって、事態は大きく様変わりしはじめ、やがて一変する日を迎えるまでになったのである。
 そう、その日。他ならぬアスカが、潔癖症の権化であるかのごとく振る舞っていたあの少女が、自分の母親とケンスケたちが肉体関係にあることをいつのまにか知っておきながら、黙って事を荒立てずにいたのだと判明した――それどころか、娘なら遅くまで帰ってこないからというキョウコの誘いでこそこそ3Pプレイに耽っていた彼らの寝室を、いつの間にか戸の隙間から欲情もあらわな眼差しで覗いていたのが知れた、その日から。

358引き気味:2013/07/15(月) 20:24:39 ID:46GceNqg0
>男同士の猥談の肴にされて涙目なアスカ

この一連のエロ話シリーズで、エヴァヒロイン達に好き勝手なイメージを蓄積してきた結果、猥談の肴にされて涙目になりそうなのがアスカしかいないというのがひどい話ですよね。
ひょっとしたら(この話の設定では)未開拓のヒカリでもいけるかもですが。

で、まぁ、三馬鹿(本編中ではシンジに対してだけでしたけど)をエッチバカ変態と罵ってきたアスカさんが、自分も負けずにエッチでバカで変態な秘密をこそこそこさえていたのだとバレてしまって大弱みだという前提のこのシチュ。これはやはり、アスカさんがああも高飛車で強気なキャラだっただけに、えらく嵌るよなと。
今も飽きずにこんなネタを書き書きしている最大の理由ですねぇ。
『未経験です。自信ありません(きっぱり)』な感じの台詞のたまってたスミレさんとか、あのゆとり世代全開なミドリちゃんとか、Qキャラも頑張れば色々エロいイメージ付け足していけそうですけどね。

359コウイに値する名無しさん:2013/07/15(月) 23:20:08 ID:XcAVvrG.0
毎度のことながら自分が書くネタがエロくないのは根本的に「○○に××されて涙目のアスカシリーズ」になってるからだと気付いた夜11時。
引き気味さんにフォローしてもらってなんとか恰好はついてるということもありますがこのシリーズネタを作りやすくていいんですよね
あとどうしても自分は滑り気味の小ネタを入れようとする癖があって、トウジ→関西弁→猛虎魂→新井が悪いよ、新井が。という流れが
どうしても入れたくて前後の流れとか無視してブッコんだという…その点、>>357とかで話をきっちり修正していく引き気味さんナイスデース

360引き気味:2013/07/16(火) 01:27:23 ID:Fz6j4gDY0
 紺色のブルマーからすらりとしなやかに伸びた脚。
 交互に地を蹴り、躍動のラストスパートでトラックを走り抜けていく脚線美は、校庭を炙る夏の酷暑の中でもいっそ爽やかなほどで、日差しに映える太腿のまばゆい白さときたら――目の前を通り過ぎていって暫くの後も、目から離れない。
(たしかに、見た目だけは一級品やわ)
 トウジもそれだけは認めずにはいられない。
 金髪碧眼。見た目も「ガイジン」なら言動もどこかアメリカナイズされた、米州帰りの母親仕込み。男子相手にも物怖じしないアスカ。
 対して、女は男を立てるものだと無自覚のレベルで昭和系男子の発想がしみついてしまっているトウジ。
 まさに水と油で、顔を合わせれば口喧嘩。二言目三言目の頃には手が出る足が出る間柄だ。
 壱中きっての美少女、惣流・アスカ・ラングレーと聞けば、『けっ』と返す彼なのだけれども、同じブルマー姿の体育服で並ぶ女子達の中にあって、一瞬たりとも凡百に埋もれたりはしない一輪だけ特別に輝く華である事実は、認めるところだった。
 認めるようになった、彼だった。
(ケンスケの写真がよう売れとるわけや。あの乳、つんと生意気に尖りおってからに……)
 白い体操服の胸元をこちらも小生意気にといった体で持ち上げるふたつの膨らみに、ごくりと唾を飲み込みもしよう。
(やっぱ、キョウコはんの娘やな)
 なまじ女の躰の味を知り、乳房というものの柔らかさを知った今となっては、余計にその価値の高さというものが目に計れてしまうのだ。
 青い瞳。金色にも太陽の色にも見える長い髪。
 いざ口喧嘩となり、勝ち気な性格がいくら浮き彫りになっても、けっしてその高慢さを表情の醜さにはしてしまわない持ち前の品の良さ、血統の良さが表れた顔立ち。
 美人である。
 そして腰高で脚も長い、あの中学生離れしたスタイル。
 ぎゅっと手で握りしめて揉みしだいてやるのにいかにも具合良さそうなボリュームの、胸の丘陵。
 あらためて眺めるほどに、欲望が募るというものである。
(……いかんいかん。こないなとこでボッキしてもうたら、ワシ変態もええとこやないか)
 アスカに見とれる大勢の男子たちの中に混ざって、一人孤高に無関心を装おうとするも――しかし、余所の方へと顔の向きを修正しつつ、脳裏に焼き付いたアスカの躍動する体操服姿、わけてもこれまた躍動する胸の辺りの眺めを反芻するトウジなのだった。

(ま、ワシはええわ)
 ふと我に返れば、いまだに未練たらしくトラックから去っていくアスカの後ろ姿を眺めやっているクラスメート達に対して湧く優越感。
 それがトウジに余裕を与える。
 この頃お気に入りのオカズとして所持している、アスカの盗撮写真のことだ。
 悪友のカメラ小僧ケンスケから譲り受けた、肌も露わな着替え姿(無論、盗撮魔の悪名をほしいままにするケンスケ秘蔵なだけあって、生の乳房もピンク色のぽっちりまでも完璧にの、だ)やら。歳下の十一歳児ながらライバル意識をバリバリに刺激してくる侮れない小学生、ムサシとケイタのコンビがこっそりくれた、ケンスケの写真とは比になら無いほど危険な――『ドレイちゃんとオレサマ』なるタイトルが付けられていたりの紛れもないハメ撮りポルノ写真だったり。

361引き気味:2013/07/16(火) 01:27:36 ID:Fz6j4gDY0
(へっへっへ、惣流ぅ〜)
 思い出すほどにトウジの口元を緩ませるのは、なにがあっても表沙汰にできないほどに色っぽく卑猥な姿を、知らない内に晒しているあの極上の美少女に対する欲情と、それと同時に存在するもう一つのほの暗い感情。宿敵に対し完全な優位をとったという思いがくれる、これからへの期待だ。
(知らんだろうがの。ワシはもう知っとるんやで。オノレの、ドエロい本性っちゅうもんをのぅ)
 いやはや、小学生なんかに調教されてしまって、ポルノコミックを地で行く肉奴隷状態とは。
 天下のエリート美少女の評判が泣こうというものだ。
 これからどうしてくれようと、そう考えるだけで笑いが止まらない。
 ――もっとも、アスカの<レッスン>参加中という秘密、これをクラスメイトとして普段の生活の中で近すぎる関係にあるトウジとケンスケは、ユイの許しの上においては知らされていない。まだ感付いてもいないということになっている。
 なので、たとえばユイの居る前などでおおっぴらに報復だとか口走ってみたり、言うこと聞けだなどと口にすることは出来ないのだけれども。
 しかし同い年の生意気少女の極上きわめた美少女ぶり、裏腹の哀れな肉奴隷ぶりに、居ても立ってもいられない血潮の滾りが股間を硬くさせていることは、けっして無駄なのではない。無駄に終わることではないのだ
 トウジには確信があった。
 だから、今し方目に焼き付けたアスカの校庭を走る姿をそのまま体操着を剥いだオールヌードに変えて妄想し、そして更に、その乳房を背後から両手に捕らえて揉みしだきつつバックスタイルで思うさま犯し尽くす(ランニングシューズは脱がさないままだ)光景を、未来想像図として愉しむことが出来た。
 なぜならば――。

 ◆ ◆ ◆

「ほんまに……か?」
 格好悪いことに、震え声。
 しかし自分では気付けない。
「ほんまに、あれは惣流だったっちゅうんか? あん時の、ダンボールの中で尻だけ出してワシらにオメコ使わせとったおなごが……そ、惣流?」
 トウジがまさかと信じられずにいるのは、自分が既に何度か、自分を嫌っているはずのあの惣流アスカの膣を味わっているのだと聞かされたことだった。
「あの惣流と、ワシが……しとったやって? い、いつからの話や、それ……」
 しかし同時に事実なのだと思い知らされずにはいられない、喉からやっと絞り出した声も露骨に動揺したものになっている理由は、目の前に立つ――立たされている、全裸の同級生ゆえだった。
「あやなみ……」
 名前を呼ばれ、赤らめた顔をそっと背ける。
 ――ジブン、そんな顔も出来たんか。
 可愛いやないか、と場にそぐわぬ感想で、いやしかし――と改めて食い入るように見詰め直す。
 手も足も、すべらかな腹部も、静脈が透けるくらいに色素の薄い肌をして、けれど全裸を晒す羞じらいからか、隠さない乳房のあたりから顔を耳たぶに至るまで赤く染めた、惣流アスカと双璧を張る壱中きっての美少女。綾波レイ。
 過ぎるほどに物静かな性格。加えてアルビノという特殊な事情を抱えた容貌もあって、そういったことをあからさまに嫌悪するアスカとはまた別の、血肉の通う生身を持っていることにさえ時に見る者の自信を無くさせる非現実性から、性とは無縁の雰囲気を持っていた彼女。
 そんな<壱中の氷の妖精>が今、制服も何も下着すらも身につけず、代わりに青いペット用の首輪を細い首に巻かれて素足で、ひたり、ひたり……と一歩一歩、リードに牽かれて外の板張り廊下からケンスケの部屋に入ってくる。
「言った通りだったろ? ムサシたちの言ってる、肉奴隷の正体がさ」
 レイの脇に立つケンスケが、得意満面で彼女の裸のヒップを撫ぜ回した。
「ンッ……」

362引き気味:2013/07/16(火) 01:27:57 ID:Fz6j4gDY0
 もじつかせるように腰を震えさせれば、それにつられて裸身全体のスレンダーさからは意外な成熟ぶりの乳房が、ふるふると乳首の向きを揺らした。
「俺ら、ちゃんと隠してたつもりだったんだけどな〜。勘が良すぎるんじゃねぇの? ケンスケ兄ちゃん」
「いやいや、甘いよお前ら。隠すってのは、単に名前は言わないとかビデオは見せないとか直接的なとこだけじゃなくってさ。ヒントになるような自慢なんての自体、俺らの前じゃしないようにしなきゃ。第一、惣流とか綾波がユイさんにレッスンにつけてもらってるって話、シンジだけならともかくお前らも知ってるって時点でさー。ピンとこなきゃ嘘だろ? お前らが俺たちみたいに行儀良く我慢してる筈が無いんだって」
「そう言うけどさ、でも、結局ケンスケ兄ちゃんと違ってトウジ兄ちゃん、俺たちの<ドレイちゃん>の正体が誰かって分かんなかったんだし」
 レイの首輪に繋げられたリードの紐を手に現われたムサシは、愕然とするトウジの様子にいかにも愉快そうにくいっと鼻をこする。
「ほら、トウジ兄ちゃん。前から教えろって言ってたじゃん。俺らのドレイ1号の、レイ姉ちゃんだぜ」
 近所の小学校お仕着せの半ズボンを履いた、いかにも子供っぽい格好をして、それで自分がこの肉奴隷中学生のご主人様であると口にする十一歳児。ムサシが年上のお姉さんであるレイに促す。
「さ、言うんだろ?」
「……ええ」
 事前に、なにを言い含められていのだろう。
 顔も見慣れたクラスメイト男子にうっすらとした恥毛がけぶる股間さえ隠そうとせずに佇むレイが、それでもやはり顔をまともに会わせることは出来ぬ様子で――呼びかけた。
「鈴原……くん」
「お、おう。な、なんやねん」
「わたしに……」
 さんざん躊躇った末に、レイは言った。
 あの綾波レイが躊躇する様子という、これまた珍しいにも程がある眺めにツボを突かれ、ときめいてしまってさえいたトウジに、
「……見せて、欲しいの」
 ここだけはいつもの彼女と変わらぬ、口数の足りてない、よく分からない言い方で。
 『分かんないよな、それじゃ』と、苦笑。変わって説明したのが、ケンスケだった。
「あのさー」
 笑っちゃうんだけど、と。

363引き気味:2013/07/16(火) 01:28:20 ID:Fz6j4gDY0
「なにが切っ掛けだったかって、あの惣流がさ、俺らとキョウコさんがヤってるの見てて我慢出来無くなっちゃったんだってさ。俺のと、トウジの。自分のお母ちゃんをアヘアヘ言わせてたチンポの具合って、どんなのだろうって」
「……なんやそれ」
 言葉に応じてはいても、トウジの目はレイのヌード姿に釘付けだ。
 それも仕方が無いことではあるのだろう。ケンスケとムサシは顔を見合わせまた苦笑して、悪友を小突いた。聞けよ、と。
「すんげぇとんでもない話で、聞くだけで今すぐ惣流のやつ犯してやりたくなるくらい、エロい話なんだぜ? あの惣流が、もうヤバいくらいの変態になってたってさ。……気になるってなら、こいつ触りながらでも良いからさぁ」
「え、ええんか? ……ほんま、ええんか。綾波?」
 ここまできて半信半疑といった様子のトウジが確かめるのに、レイはこくりと素直に頷くのだった。
「マジかいな。ほんま、マジかいな。わ、ワシやで? シンジのやつやあらへんのやで? ワシに……オッパイ、触らせてくれるっちゅうんかい」
「信じられないのは分かるけどね」
 この愛奴少女の飼い主なのだとうそぶくムサシ以上に、ケンスケは綾波レイの日頃の素っ気なさというものを知っている。
 トウジと共感することが出来る。
 肩をすくめて、教えてやるのだった。
「こいつ、シンジ一途とか思わせといて、ムサシとかケイタどころか、もう他のガキどもにもおっぱい触らせまくりなんだぜ。とんだビッチだったってわけ。俺も一足先にたっぷり堪能させてもらっちゃってるんだし。遠慮すんなよ」
 となれば、我慢出来ないでいたと手を伸ばすのが、とっくに普段着にし過ぎているジャージの股間でテントを張っていたトウジである。
「……あっ」
 両手が同時にレイの左右の胸を掴んだ。
 すぐにトウジは、彼がいつも遠慮無しに愛撫させてもらっているユイやキョウコといった大人の女性達にするのと同じ調子で、これがはじめて触らせて貰う相手の――どう見てもあの熟女達より経験も少ないだろう同級生だというのも忘れたのかの、乱暴なくらいの夢中の指使いで、モミモミ、グニグニとこねくり回しはじめた。
「ンッ、んんっ……」
「お、おほっ。これが綾波の、綾波のチチなんやな。なんちゅう、やわっこさやないか」
 そうして、ケンスケとムサシのする説明もろくすっぽ聞かずに耳を素通りさせたまま、いつしか真正面から抱きついて胸を揉み、もう片手で尻をまさぐり、そしてくんかくんかと首筋に埋めた鼻でレイのショートカットから立ち上るシャンプーや、レイ自身の香りを嗅ぎながら、いきりたった股間をなされるがままの寡黙な全裸少女に擦りつけているだけの有り様へと至り、
「だめだな、こりゃ。一発抜かせとかないと、こりゃ話どころじゃないぜ」
 呆れたケンスケに、レイの飼い主であるムサシへの提案をさせるのだった。

364引き気味:2013/07/16(火) 01:45:10 ID:Fz6j4gDY0
濡れ場直前で(こんな時間に)用事ががが。

しかし、書きながら思ってましたけど、このシチュ、トウジ・ケンスケ側がアスカ・レイの所行を全然知らないままの方がエロいような。
とりあえず今まで投下したネタざっと確認して、

・トウジ、ケンスケ、ユイの愛人になる。
・アスカ、レイ、ユイとシンジ、ユイとトウジ、ケンスケの肉体関係を知る。レッスンに参加。
(それなりの時間経過)
・アスカ、レイ、ムサシたちに屈服させられる。肉奴隷扱いを受け入れる。
・レイ、アスカに黙ってムサシたちの他の小学生たちとのセックスも体験。
・トウジ、ケンスケ、キョウコを籠絡。愛人になる。
・アスカ、母親とトウジ、ケンスケの関係を知る。
・アスカの淫乱化、加速。ムサシたちの他の小学生にも躰を許す。
・アスカ、マリの手引きにより正体を隠してトウジ、ケンスケとセックス。
・トウジ、ケンスケにアスカとレイのレッスン参加がバレる。
・ケンスケ、ムサシとケイタの自慢する肉奴隷の正体に感付く。
・ケンスケ、レイを美味しく頂く。
・今回のネタ。

こんな感じに脳内時系列並べてみますた。

365引き気味:2013/07/16(火) 01:49:15 ID:Fz6j4gDY0
@ダンボールなイベントでトウジ、ケンスケとアスカが致してしまった時、レイも隣に入ってたと明言してたっけかしらん。
何となく今回、レイはその時いなかったとして書いちゃいましたけど。

366コウイに値する名無しさん:2013/07/16(火) 13:03:42 ID:fzvaYFCs0
>こんな感じに脳内時系列並べてみますた。

・トウジとムサシがキョウコ・アスカ母娘をスワップしてケンスケがその様子を撮影して役得H。
*このイベント後トウジ・ケンスケがキョウコとHする時にアスカを参加させる強制3Pが解禁

こ、この流れはどの辺に入りますかハァハァ………だめですか…そうですか…。

367コウイに値する名無しさん:2013/07/17(水) 00:14:04 ID:02nqnDHg0
段ボールは大人の女性2人とトウジ達と同じ世代と思われる小柄な女性2人となってますね
レイの名前は出てませんが一方がアスカなので残りはレイになるのでしょうか
奴隷としてトウジ達の前に引き出されるのであれば、アスカとレイの二人が鍵付きの全頭マスクと
ゴム栓付きの猿轡をつけさせられて、マリ女王様の介添えの下でトウジ達とのSMプレイを勤めると言うのはどうでしょう
段ボールに入った4人とマリにシンジ、ムサケイも参加しての打ち上げ会で、アスカたちを犯すトウジ達を映すモニターと
段ボールの中の彼女たちの表情の変化を映した画面が四分割されたモニターを眺め興奮するシンジやムサケイを見た
マリがその場で新たな提案をしてシンジ達に賛同させてアスカたちを追い込んだ結果と言う展開で

368引き気味:2013/07/18(木) 04:34:39 ID:GXZFz3gA0
「――キャッ!?」
 まばゆい閃光に直撃されたのは、アスカの膣に深く潜り込んでいたムサシの太杭が寸前のタイミングで弾け、胎奥でどぴゅどぴゅと勢いよくぶち撒かれた熱汁の逆流がそのまま太腿の付け根から垂れ出はじめたぐらいの、『ぁ、ああ……』と緩んだ呻きを洩していた忘我の只中でだった。
 ホワイトアウトに一瞬に視力を奪われたアスカは、アクメ頭で完全に馬鹿になった状態に蕩かされてしまっていたから、素直な悲鳴をあげてしまった後でようやく気付いた。
(今の――? カメラ!?)
 背後から繋がっているムサシは何の反応もせずだった。
 いまだにその十一歳児ばなれした凶暴ペニスの亀頭をぱんぱんに膨れさせて、押し殺した声で絶頂を遂げたばかりである三つ歳上の美少女の蜜泉をぐいっ、ぐいっと低い位置から突き上げている。
(私、いま撮られた……!? やだっ!)
 慌てるというか、血の気が引いた。
 夜祭りデートレッスンだと言われて連れ出された、ユイとシンジ、レイとケイタ、ムサシと自分という組み合わせ。いつしか皆とははぐれて――それとも予定通りだったのか、ムサシとの二人だけ二人っきりに。嫌な、あるいは密かに望んでいたのかもしれない密着した祭り見物になってしまい、人混みの中、浴衣の裾を割って忍び込む小さな手のひらに散々ばれないよう喘ぎを堪える苦労をさせられた挙げ句が、花火の音をバックに茂みにしけ込んで、適当な木の幹に手を突いてのバックスタイル青姦中。
 浴衣は乱れきって、帯こそ解けてはいないにしても、胸も股間も丸出し。
 乳房には乱暴な愛撫で付けられ手形がくっきりだったろうし、思い切り背後に突き出したお尻にはムサシが腰を密着させている。
 両脚を開いて踏ん張っていた股間には、考えてみなくても地面に向かって盛大に滴り落ちているのだろう二人分の大量のぬめりが。
 出されすぎだし、濡らしすぎていた。
 そんな淫乱少女満点な格好。
 こんなところを……! と震え上がれば、それが気持ちとはまったく裏腹の膣の締め付けになったらしかった。
「ぁ、アス姉……ッ」
 突き飛ばしてでも急いで行為を止めるべきだったところであるのに。だのにかえってムサシを喜ばせてしまい、一旦は血の気と共に引いた肉悦を再びこみ上げさせる、がむしゃらな腰ピストンが再開した。
 即座に力強く、また加速していき、
「ま、待ちなさいよ、ムサシ! ぁ、あン!? ……だめっ、ま、まって……今は――」
「アス姉、アス姉っ。オレ、まだイケるぜ。このまま二発目、いこうぜ……」
「だ、めぇ……。今、いまっ。か、カメラだったわ……ぁ、あう! やめて、だから追っかけないと……。おばさまに、おばさまを探して、どうにかして……もらわないと――」
 たかが小学生のムサシを、どうして振り払えないのか。
 ユイに、ムサシに、ケイタに。シンジに。小学生たちに、ボーイフレンドの親友である同級生たちに。的確な開発でたっぷりと性感を、望まないシチュエーションで無理矢理に蹂躙されるマゾ快楽に目覚めさせられてしまった悲しい躯はとにかく非力で、一度上り詰めたばかりの敏感な秘肉をかき回されてしまう、力がもうまるで入らない。
 制止しているはずの声も官能に彩られた、ムサシを調子づかせるだけのものだ。
 ムサシの腰遣いとの肉のぶつかり合いがヒップに打ち鳴らされる度、
「だめっ、だめぇっ……。ああ、あああ、アタシ、あたしぃ……っッ」
 葛藤も抗う気力も、唯々快楽に押し流されていく。
 (このままじゃ、ああ……っ)と、今にも消し飛びそうななけなしの理性は、大醜聞にしかならない小学生相手のセックスをしているところを見た誰か、撮られた写真に対する恐怖、警告と、破滅の二文字を脳裏に点滅させていたのだが――。
 しかし、アスカの腰のうねりは、ムサシの射精をもう一度膣底に浴びたいと熱望する、だらしないマゾ牝の本音でしかないのだった。
「アアッ! あたしっ、こんなじゃ……ダメなのにッ。撮られたのに、まだ見られてるかもしれないのに……。なのに、なのにっ! い、イっちゃう! またイっちゃうのぉぉぉー!!」
「イケよ! イケよアス姉ッ。おらっ、おらおら、おらぁーっ! オレの、チンポで、イケよっ!!」
「うん! うんっ! あたし……ッ」
 最後にはどうと木の幹に顔を押しつけ、ざらざらした樹皮でしこりきった乳首をわざと自分でいじめながら――アスカはがくがく全身を慄わせていったのだった。
『イクぅーっっッ!!』と、甲高い大声を張り上げまでして。
 周囲や、誰とも知れぬ撮影者の視線に怯えていてさえ、その怯えこそが自分で分かるほどに背筋をゾクゾクと痺れさせていた、被虐の官能に囚われて。

369引き気味:2013/07/18(木) 04:34:50 ID:GXZFz3gA0
 そうしてさすがに正気に返り、浴衣を直して。
 不安と、帰りの道すがらもなお性懲り無く、いやらしい悪戯をしかけてくるムサシに半ば以上本気で腹を立てつつ――その腹正しさの半分は、こうも情けなく押し流されてしまった自分に対し向けるべきところの八つ当たりだったのだけれど――自宅に帰り着いたアスカを、待っていた物。
 それは、まさに彼女の心を押し潰しそうな不安に捕らえていたのと同じ、カメラのフラッシュだった。
「よ、お帰り。へへっ、随分お楽しみだったみたいじゃん?」
 シャッター音がしないデジカメをリビングのソファーから向けてきたのは、全裸の相田ケンスケだった。
 体面のソファーには、出かける娘を送り出した後で自分も着替えたらしい浴衣姿になって、鈴原トウジに犯されている母親。
「あンっ、ンっ、ン……。アスカちゃん、お帰りなさい。うふふふ……」
 アスカは理解した。
 最初から全部予定されていた内容に、自分をまた“レッスン”をつけられていただけだったのだと。
「ここで撮ったキョウコさんのと、あと惣流の前に回って撮っといたユイさんの分、綾波の分もあるけど、見る? っつーか、カメラマンが俺一人ってのはさ、疲れたよ、さすがに。祭りのあの人出の中、三箇所撮って回って、そんで大急ぎでとって返してここだろ? お前達はたーだ楽しんでるだけだったってのにさー」
「にひひ、すまんの〜。後でワシにも分けたってな。浴衣シリーズの綾波やら惣流やらの青姦写真っちゅうのも、そそられそうやしなぁ?」
「良いじゃん。その変わり、アス姉貸し出すって約束だったろー? 俺にもちゃんと写真のデータ、コピーさせといてよ」
「どうせなら綾波もこっちに連れてきて欲しかったがの。」
「…………」
 もはや言葉もない。
 結局アスカは、その晩がとっぷりと更けるまで、トウジたちからムサシに貸し出される母キョウコの対価として――彼らに宛てがわられ、奴隷交換スワッピング大会だななどとうそぶかれる肉宴の供物となり、犯され抜かれたのだった。

370引き気味:2013/07/18(木) 04:37:16 ID:GXZFz3gA0
>>366
>・トウジとムサシがキョウコ・アスカ母娘をスワップしてケンスケがその様子を撮影して役得H。
>*このイベント後トウジ・ケンスケがキョウコとHする時にアスカを参加させる強制3Pが解禁

を書こうとして、前段で力尽きるいつものパターン。
つーか、なんという時間切れ時間超過。もう寝なければ……。
その一方で今週のマジェスティックプリンスも見ておいてからにしたい、このアホっぷり (;´∀`)

>>367
ボかしてありましたか。
なら、設定変更してもオッケーですなっ(w

371コウイに値する名無しさん:2013/07/18(木) 21:53:11 ID:CTeBU2EA0
トウジ達が、アスカたちの秘密を知らないまま変装した彼女たちを抱く

トウジ達が、アスカたちの秘密を知りながら知らないふりをして変装した彼女たちを抱く

トウジだけがアスカたちの秘密を知っていてケンスケと共に変装している彼女たちを抱く
ケンスケの手荒さにアスカたちを心配していたトウジもケンスケに怪しまれないために彼に調子を合わせるうちに手加減を忘れてアスカたちを犯す
この前にムサシの口からトウジにばれた事を知らされたアスカが秘密保持のためとしてトウジ、ムサシとアスカ母娘のスワッピングを承諾させられる
アスカは母キョウコと共に玄関先に三つ指を突いてトウジ、ムサシを迎える
この夜、ユイの関知しないケンスケ、ケイタを抜かしたトウジとムサシの秘密同盟が結ばれる

372引き気味:2013/07/20(土) 18:47:34 ID:3JYxRSCM0
久しぶりに土曜の午後から時間が空いていたのでエロ文趣味にでも浸ろうかと過去ログ見直していたら、一年前の>>258あたりからあんまり投下ネタを清書、Html化してなかったんですね。
見直すと禄でもない書き散らしばっかりで一年過ごしていのか、そんなにも時間がとれてなかったのか……。

373引き気味:2013/07/22(月) 00:45:16 ID:GH4/Y0wM0
アスカたちが正体を隠して〜というシチュ。
これ考えようとすると、いつも理屈っぽい思考が「下の毛でバレるやん」と野暮なツッコミいれてくれるんですよね。
普通に平和な生活送ってて、学校に通ってるんですよというこの世界観だととくに悩ましい。
水泳の授業もやってますしね。
つまり、染めるという対策も、剃るという対策も他の女生徒の手前とりにくいような。

あとは部屋のライトをまともじゃない光の色のに変えるか、暗闇でさせるか。
見せないようにしてヤらせるか。
事後、痕跡を持ち帰らせないためにマリとかユイがトウジたちをシャワーに誘って、丹念に洗ってあげるなんてシチュ考えたりもしましたが (;´∀`)

374コウイに値する名無しさん:2013/07/22(月) 19:02:57 ID:U8diMzWw0
>下の毛でバレるやん
実は現場では男の子たちが段ボールの中に"突っ込む"形式になっていて
中の女の子達の方から『突き出された先端』に腰の角度を合わせて
自らお尻を揺らめかせていたんじゃなかろうか(白目)

375引き気味:2013/07/22(月) 20:50:28 ID:GH4/Y0wM0
うん、リンボーダンスみたいなドッキング態勢で腰突っ込むトウジの図とか脳内に浮かび上がってきて、エロさとか吹き飛んでしまうわけなンだ。

376コウイに値する名無しさん:2013/07/24(水) 05:57:48 ID:PUTfvRSA0
ヘアマスカラで汗や雨に強くてシャンプーで簡単に落ちると言うような製品もあるみたいですから
頭を大人に染めてもらいながら足を広げてムサシたちに下の毛を染めてもらうと言う場面もありでは
トウジ達に抱かせることを愚図るケイタが、正体がばれたら一回だけで済まなくなるとムサシに言われて
執拗なほどに丹念に染めたり、地肌を汚してしまった部分に自分のイニシャルを書いてごまかすとか

トウジ達とソープランドごっこする時はヘアマスカラに反応しない成分のシャンプーやボディソープを
使用すると言う御都合主義設定で

377コウイに値する名無しさん:2013/07/28(日) 00:40:40 ID:h6s6tyZ20
>>364の時系列を見ていて大まかな年表を作るとしたらどうなるんだろうと
しばらく考えていました。

2001年12月4日 アスカ誕生
2015年夏頃?(8-12) 最初の4か月(中2)
2016年(1-12) 調教の1年(中2-中3)
2017年(1-11) 仕上げの1年(中3-高1)
2017年12年4日・アスカ十六歳、その日

引き気味さん公式の16歳誕生日が一区切りだとしてエヴァFFでよくある2015年設定
から始めると2年半近く期間があってこれはなかなかの歴史ドラマですね…

いずれムサシとケイタが「がきんちょ→少年」トウジとケンスケが「少年→青年」
に代わっていく様子を描写する必要も出てきますね。(主にセックス的な意味で)

378コウイに値する名無しさん:2013/07/28(日) 01:17:15 ID:h6s6tyZ20
あっ、すみません

>・アスカ十六歳、その日
>気が付けばもう二年が経っていたほどの前―― もう随分と時間が経ってしまったように感じる、遠いあの日、アスカがサインをした『契約書』だった。

こう書かれていたので『2015年12月4日 アスカ、契約書に署名』までは確定なんですね…
そうすると割と短期決戦だったのか、トウジ・ケンスケとの絡みは契約以後で2016年くらいと考えると

379引き気味:2013/07/28(日) 06:41:05 ID:eaf4cHWY0
書き散らしまくってもう結構な日にち年月になりますし、そこら辺時系列で並べ出すと矛盾がががが。
たとえばそう、毎回シリーズごとにどう設定していたのか忘れるのですが、レイの恥毛のあるなしどう書いてたっけとか (;´∀`)

最近ですと、アスカの秘密をトウジたちが知ったのとセクースしたのと、どちらがどんなタイミングでというのは、場合によって別々の設定で書くのたのしそうだったりしますし。

380コウイに値する名無しさん:2013/08/31(土) 22:05:44 ID:/HtrKVeQ0
ショート・ショートに納められた作品ではアスカたちはユイから避妊薬をもらってる事になってますが
その前段階としてアスカたちに妊娠の重みを理解させるために彼女たちに受胎レッスンを受けさせると言うのはどうでしょうか?
碇家でのレッスンのたびに振る舞われる紅茶の中にアスカたちに内緒で避妊薬が溶け込ませておいて、
効果が出る日数まで飲ませたのちに避妊具無しの中出しセックスを受胎レッスンと称してアスカとムサシ、
レイとケイタに行わせる。
その後はレッスン前よりもホルモン量の多い避妊薬をアスカたちの乳首の色や体型に変化が出始めるまで与え続けて、
アスカたちが自分たちの妊娠を信じて想像妊娠になってつわりを体験したところで種明かしする。
ネタログの255、277の文書も利用できると思いますが

381コウイに値する名無しさん:2013/08/31(土) 22:13:13 ID:/HtrKVeQ0
ネタログ255の108
ネタログ277の228

382コウイに値する名無しさん:2013/09/01(日) 17:40:50 ID:XS2myneI0
>>380
>ショート・ショートに納められた作品ではアスカたちはユイから避妊薬をもらってる事になってますが

すみません。ショート・ショートに駄文が納められた名無しの者です。
割と長い期間書き込んだ物が一斉にネタログに格納されたので誤解を招いてしまったみたいですが"避妊薬"の設定は自分が勝手に
小ネタとして書き込んだだけで原作S51さん・監修引き気味さん共に特に言及していない設定です。

ムサアスでちょうどその当たりのシチュが空白になっていたのもあって、小ネタand分岐イベントのつもりで書き始めたのですが概ね
最初はゴム着きで→なし崩しに生OK→薬を貰うシチュでユイ公認を演出(契約完了)→薬貰ってるから他の男子と寝ても大丈夫!(淫乱化)
こういう流れで最終的にアスレイのお相手をムサケイ・トウジケンスケ・他の小学生と拡張していった場合でも公式設定の
「16歳誕生日契約」までお腹が大きくなることなく健全な学生生活をすごせるようにと配慮した結果です。

ともあれ引き気味さんやスレ住人の人達は寛容なので設定から外れていても『Dark side:』と表記しておくと普通にネタログに格納される
ことはあるみたいなので書きたいシチュを思いついたらドバっと書いて投下しておくと皆幸せになれます。

383引き気味:2013/09/08(日) 19:57:33 ID:LxM88AFU0
考えてみれば。
特にネタにしたことありませんでしたけど、11歳児の股間に仰角で睨みきかす逸物――ピンクのゴムをはちきれんばかりにして装備って絵面、結構馬鹿馬鹿しいギャップがありますよね(w
逆に子供子供したポークビッツであるがためにゴムが合わないというのもひとつのネタになりましょうか。

ムサケイが連れてきた子供たち。
幼いムサシたちよりも尚幼く、精一杯に勃起させても本当に年齢相応のミニチュアサイズ。
余裕ぶって「可愛いわね」なんて態度のアスカであったものの、しかしそれでも立派に吐精の機能は備えているところを見せられて焦り、そしてサイズがサイズのために用意していたゴムが合わない。
ひょっとして、これを受け入れてしまったら――膣内射精を浴びせかけられてしまうことになるのではないかと、本気で焦り始める一幕ですとか。

384引き気味:2014/01/05(日) 08:31:49 ID:Vwm3DogA0
姫はじめイベントで、レイと揃って晴れ着の裾を静々とめくり上げていってムサシたちに新年最初の中出しセックスを許すアスカ、なんとこが外せない定番だよなーとか考えながら初詣に行ってきますた。
お賽銭箱に小銭放りながら、その向こう側で神主さんたちにお祓いしてもらべく座って順番待ちしてる人たち見てましたら、この「凄い数の一般参拝客が見てる前」「お賽銭箱という柵でタッチ禁止されている向こう側」というシチュも羞恥プレイとして向いてる状況だなーとか、救いがたいこと考えてましたが (;´∀`)

385コウイに値する名無しさん:2014/04/14(月) 20:08:34 ID:bTzfad320
■INNOCENT TABOO Short Shorts アスカとムサシif.〜初体験の記念写真〜 1/2

ぺとっ。
『ひゃ、んっ!』

初めて体験した、ふわふわした意識と共に見知らぬ天井を見上げていた金髪の少女が上げた小さな悲鳴。
ぼんやりしていた視界を違和感を感じた両足の間に向ければ嫌でも気づかざるを得なかった、痛痒いような感覚と
ジンジン痺れるような感覚が同居している股間の向こう側から満足げに覗き込んでいる少年の視線、そしてその少年が
手に持った携帯のレンズがまっすぐにこちらをとらえている事にも。

はしたなく開いたままになっていた両足の間を慌てて両手で隠してみてももう手遅れだった。
スマホの画面をぽちぽちと操作し改めてアスカに見せつけながらムサシは言うのだ

「どうよアスカ姉。アス姉の初めて、よく撮れてるっしょ?」
『なっ…!?』

顔の前に差し出されたその痴態がまさに自分の物であると気付くと同時にその写真に使用済みのゴムと一緒に赤い染みが
写り込んでしまっているということに気づいても、もうどうしようもなくなっていたのだ。

「いや、途中からなんかおかしいなぁとか思ってたんだけどさ。気持ちよさそうにしてたし、まぁいいかなぁって。」

本来の日程ではシンジとの2回目のレッスンをしているはずだった今日のこの時間、別室のユイとの合同レッスンのために集まった
年下の少年たちに初体験の感想を尋ねられしどろもどろになっていたアスカ。
ムサシが助け舟のつもりでじゃ2回目は俺とシヨウぜ!と声をかけた、その結果が思いもかけず美味しすぎるこの据え膳となったのだ。

「でも後輩の女子連中驚くだろうな。あんだけ"Hなんてたいしたことないわ"とか言ってたアス姉が実は…、なんてさ。」
『あ、あぁっ、待ってお願いっ!このことは秘密にしてっ!』
「ん?今なんでも…とは言ってないけど、その辺りの理由。シンジ兄ちゃんと何があったかくらいは聞いてもかまわないよな?」

それともまだ"撮影"を続けようか?と軽口を放つムサシにスマホのカメラモードを切ってもらう代償として結局は話してしまうしかなかった。
つい数日前にこの部屋で、このベッドの上で起こった悲劇と自分がついてしまった嘘について。

(中略)

お互いに憎からず思っていた相手と初体験で結ばれる。そんな幸せなはずの瞬間に起きた悲劇。
ベッドサイドのコンドームを取ろうと焦った少年と彼を受け入れるために身をよじった少女の接触、それは全くの偶然から起きた
不幸な事故としか言いようがなかった

「うぅ…ごめんアスカ…ごめん」
『あ、アタシ…シャワー浴びてくるから…ね?』
「うん…本当に…ごめん。」

少女の甘い期待と少年の熱い想いを乗せたほとばしりが勢いよくシーツに飛び散り、そして二人の初体験は終わってしまった。
さっきまで頼もしかった"シンジ"が今はもう悲しいくらいに小さく萎んでゆく様子があまりに申し訳なかったし、こんな時
彼にどう声をかけていいのかさえ少女にはわからなかった。なんといっても全てが初めての体験だったのだから。
重苦しい空気に耐えられず逃げるように風呂場に向かったアスカが部屋に戻ってきた時すでにシンジの姿はなかった。
「…本当にごめん」『気にしないで』とごく短いメールのやり取りはあったものの結局2回目のレッスンをどうするかという話を
切り出せずに終わってしまった。そして―

386コウイに値する名無しさん:2014/04/14(月) 20:09:38 ID:bTzfad320
■INNOCENT TABOO Short Shorts アスカとムサシif.〜初体験の記念写真〜 2/2

(惣流先輩、今日シンジ先輩としたんですよね?)(どうでした先輩?やっぱり初めてって…泣いちゃうくらい痛いんですか?)

帰りがけの碇家のリビングで同じくユイ教室に通うムサシと同学年の少女達に小声で問いかけられた質問の数々。
シンジに恥をかかせたくない、という想いから言ってしまった事だとはいえ、一足先に大人になったアスカに憧れに満ちた視線を送ってくる
後輩の女の子達の前で苦し紛れに"ベッドの上でも無敵のアスカ様"を演じてしまった以上、いまさら本当のことを言えるはずもなくなっていた。

「で、今日はレッスンに来ないシンジ兄ちゃんを待つフリしてたら間が悪くアイツらに絡まれて困ってたってわけだ。」
『うん…。』
「あ〜あぁ、なっさけねぇなぁシンジ兄ちゃん。アス姉にそんだけ気使わせてさ。」
『そ、そんな言い方しないでよ…アタシにだって責任あるし、それに…』
「まぁでもこのタイミングで俺がアス姉に声かけてよかったじゃん?」
『…』
「だって俺がその話を黙ってさえいればアス姉もシンジ兄ちゃんも恥かかずにすむわけだし、それにさ―」

左手でアスカの手を取り、終わった後でさえまだかなりの大きさを維持しているムサシ自身の膨らみを握らせながら、
ぶっちゃけ俺が相手だったからアス姉もこんだけ気持ち良く処女捨てれたわけじゃん?と―。
赤面し思わず絶句するほどのムサシの傲慢な態度と発言に声を荒げて反論しようにも、だ。
彼が右手に持ったスマホの画面に映し出されている金髪少女の事後の画像。
M字に開いたその中央でひくひくと震えるピンク色の花弁とシーツに飛び散った朱色の染みの跡、とろみに濡れた淡い金色の茂み
の上にはご丁寧にぷっくり膨らんだ使用済みのゴム製品、さきほど悲鳴を上げさせられた湿った感覚の正体までくっきりと。

萎縮してしまう。
決してムサシが明言したりほのめかしたりしたわけでなくとも、この決定的な写真が表示されている画面上部のメニュー表示に
保存・破棄・編集と並んで"アップロード"ボタンが有るのを見つけてしまった現状の危うさに。
そしてこれからも引き続きレッスンを受ける相手として、予定していたシンジの代わりに自分を―つまりはムサシを指名して部屋の予約を
入れるよう強引に迫ってくる彼の要望を断る気概さえ

「へへ、心配すんなって。俺も口裏合わせてアス姉はベッドの上ではすげぇオトナだったってアイツらに言ってやるから」
『でも…そんなの…アタシ』
「毎回来るはずないシンジ兄ちゃんを待って恥かくよりは俺とこのレッスン部屋に避難してた方がマシじゃん?」
『そ、それは…そうだけど』
「アス姉にお情けでHしてもらった俺が執着してつきまとってる、みたいな話にすりゃ他の奴らだって疑わないって!なっ。」
『…』
「ユイ先生に許可とってきちんとゴムも着けるわけだしさ。これはノーカン、全然浮気とかじゃないんだって!」

確かにそうかもしれない…と一瞬考えてしまった思考の揺らぎ。思い出してみればこれが全てのケチのつき始めだった。
シンジの失敗を庇い、自分のついた嘘を隠蔽するために始めてしまったムサシとの最初のレッスン。
そしてこれが後にスマホの内蔵メモリーが一杯になるほど続いてしまう"記念写真"。その一枚目なのだった―

ですとか。

387コウイに値する名無しさん:2014/04/14(月) 20:16:34 ID:bTzfad320
デスマと駄文妄想しかやることがない名無しの者です。
以前から大人気のイノタブシリーズで何度か駄文を投稿させてもらっていたのですが、そういえばアスカの初体験からムサケイとの契約までの期間は
まだ空白がありそうだなと思って書きはじめたのですが相変わらず途中からいつもの分岐癖がおこってしまい「最初の選択肢でミスった」パターンは
どうだろうかと一本でっち上げてみました。ユイ教室の見解としてはアスカはシンジと初体験を済ませている、けれど実は…みたいな

あと写真ネタは後々トウジケンスケに見せびらかすルートとか行ける余地を残すために消させませんでした(キリッ
途中で(中略)したシンジ暴発シーンですが、ここがあまりしつこいとヘイト物みたくなって暗い雰囲気になるので思い切って飛ばしました。
当然のことながら引き気味さんの公式ルートとの整合性が全く取れないのでIF物、あるいはダークサイド注意です。(遅

さて…無事に久々の投稿も終わった事だし近所のスーパーに賞味期限切れの半額弁当買いに行くか…。
明日もデスマだ飯がうまい(*但し親会社に限る)

388引き気味:2014/04/15(火) 00:35:42 ID:G0JMX2BI0
久々の投下を見つけたついで、自分はこれまで書き散らしていたネタのいったいどこまでをこのスレに投下してたっけかなと見返して、グサリと胸に刺さる過去の自分のレス>>372ハケーン

('A`)

>INNOCENT TABOO Short Shorts アスカとムサシif.〜初体験の記念写真〜
これまたアスカサイドでは随分と初手から分岐したIFになってますね。
私もこんなんでも一応はLAS、あるいはLRSが基本のモテモテシンジスキー。S51さんのINNOCENT TABOOにアスカルートを妄想するにあたっては、せめて初体験ぐらいはと、シンジし結ばれたことを前提に話を展開させておりましたけれど、これはこれでアリですよね。
なんかほら、西暦もほんとに2015年を目前にした今となっては古典と成り果てた感もある葉っぱ印のエロゲにですね、そういうぶち壊しな初体験を迎えた主人公もおったなーと、懐かしさと切なさにしんみりしてみたり。
おっしゃる通り、一度の失敗に凹んで見逃しちゃヤバイフラグの成立をがんがんスルーしちゃってる感のあるシンジについては、あまり深く突っ込みすぎるとエロとは違う路線にいっちゃいそうですが、ですが取り返しの付かない場面になって最悪なタイミングで目撃してもらう役回りってのも、ある意味様式美ですよね。

389コウイに値する名無しさん:2014/04/17(木) 02:15:52 ID:J2spTc0k0
■INNOCENT TABOO Short Shorts アスカとムサシif.〜被虐のヒメハジメ〜 1/2

多くの参拝客が訪れる神社。その拝殿の裏側で少女が咥えていたハンカチがするりと地面に落ちると共にはぁはぁと荒い息が辺りを満たした。
ユイ先生に着付けてもらった明るい緋色が基調の振袖と金糸のように輝く髪の美しいコントラストに似つかわしくない下半身の痴態。
下駄と白足袋の少し上には乱暴に引きづり下されたパンティーが絡まり、その上の捲りあがった裾から艶めかしく露出した雪白の肌を追っていけば
ちょうど淡い金色の茂みにたどり着くあたりに少年の腰が密着していて。

いっぽう少年は少年で着飾った和装の少女とは対照的にチャックを下ろした半ズボンをブリーフと共に膝まで脱ぎ落しただけのひどくいい加減な恰好。
しかし悲しいかなこれがもう一年以上にわたって続けられたレッスンの成果とも言うべきか、こんなひどくインスタントじみた準備でも、一度繫がり合ってしまえば
少女はいとも簡単に上り詰めさせられてしまうのだ。

「おいおいアス姉、ちょっと早すぎるんじゃねぇの?年末のクリスマス・レッスン以来、いくら1週間ぶりだって言ってもさぁ。」
『はぁ…はぁ…な、何言ってんのよ…こんなところで…なんて、あぁっ!』

捲りあげた着物と一緒に腰を捕まえたままムサシはにやけながらアスカをあてこすった。普通ならこういう時、男の方が早漏になるもんだよなと。
絶頂直後の荒い息をつき、ムサシの皮肉に答える余裕もないままにもし神社の人達に見つかったらどうするのよと焦りの色を見せるアスカに対して
いたずらっぽくずんっと深い一撃を送り込んだあと余裕綽々と言った体でムサシは答えるのだ。

「大丈夫だって。ここの神社って結構有名なんだぜ?健康と家内安全だけじゃなくて子宝祈願にも御利益があるって、だからさ―」
もし人に見つかって咎められても、アス姉が英語ドイツ語交じりの片言しか喋れないふりをして、どうしてもこの神社のカミサマの後利益を授かりたくてここで
シテしまったとか言い訳すればそれで多分無罪放免だって。
金髪と青い目は天然物だから演技でも絶対バレないし、それにいつもの罵倒さえなけりゃアス姉って超美人だしさ!と褒めたのか貶したのか微妙に失礼な言い方まで

「それに、どっちにしろ来年にはアス姉はまたここに二人で来なけりゃいけないわけじゃん?」
『なっ、なんでよ!…そんな恥ずかしいこと言わされるくらいなら…もう2度とアンタと初詣なんてっ』

腰に力のこもらない声で精一杯拒否してみせるアスカの勘違いぶりにくすくす笑いながらムサシは違う違うと手のひらを振る。
いかにも物分りが悪いと言わんばかりのその態度にじゃぁ一体どういう意味なのよと不満の視線で反撃してみれば

「アス姉と俺が"初詣"に来るんじゃなくてさ、俺の子を産んだアス姉が子供と二人で"お礼参り"にって意味だよ。」

一瞬の沈黙の後、ポンっと音が鳴るような勢いで顔を真っ赤にしたアスカと、してやったりのムサシ。

「いやぁ、俺も一緒に来たいのは山々なんだけどさ〜、アス姉が今言ったじゃん?もう2度と俺とは来ないって。かなしいな〜。」
『ば、バカっ!…アタシはそんな意味で言ったわけじゃ…それにっ…!』

勢いのまま思わず知らず『父親としての義務はどうなるのよっ!』と続けてしまいそうになった自分の口を慌てて塞ぐ。
あまりにも自然な流れだったせいとはいえ、"そう"なってしまわないように今も我慢してこのレッスンを続けているのだから。
あの14歳の誕生日、いささか強引なやり方で書名させられてしまったあの契約がある以上、彼の傲慢な態度はある程度仕方ない、
けれど昨年ユイ先生から継続してピルを貰う手続きをした時、これからゴムを使わなくていい代わりとしてムサシに約束してもらったではないか。
契約日までに『ムサシの出す全てのレッスン課題に合格』すれば卒業として専属を解除し、同時にあの恥ずべき契約書自体も返してくれる、と。
そんな未練がましいアスカの表情を見てとったのかピストン運動を突然緩めたムサシは今日一番の爆弾発言を投下してきたのだった。

390コウイに値する名無しさん:2014/04/17(木) 02:16:25 ID:J2spTc0k0
■INNOCENT TABOO Short Shorts アスカとムサシif.〜被虐のヒメハジメ〜 2/2

「アス姉さぁ?そんなに俺とするのが嫌なんだったら、別に他の男に声かけてもいいんだぜ?」
その代り俺とのレッスンじゃないなら薬は返してもらうけどさ、と。

「ほら、さっきこっちに来るときにアス姉も見たじゃん?賽銭箱にお金入れてお社眺めてた、1年の内300日は残業させられてそうなあの男の人とかさ。
ああいう真面目そうなのに限って実はエロ小説サイトとか運営してて『境内の裏で金髪の美少女がヒメハジメしてたりしないかなぁ』とか考えてんだぜきっと。」
『な、なにバカなこと言って…あっ、あぁ、んっ!』
「いやいや絶対間違いないって。だってあの人ズボンの前が膨らんで腰がちょっと引けてたしさ。」

あらためて"バカなこと"はそっちじゃないと指摘しようとしたアスカをのの字を書くような密着した腰使いで黙らせた後、もういっその事こっちから
声かけて来てもらおうぜ、あのお兄さんにさ、と。そんでいっちょ、振袖金髪美少女実録〜初詣でヒメハジメ子作り祈願篇〜とか書いてもらって―
AVのタイトルさえ霞む様なその下品さに抗議しようにも声を出す前にことごとくムサシに奥深くをかき回されなけなしの理性をぐずぐずに突き崩されてしまう、
あげくに背筋がぞくぞくと震えるほどの甘い痺れが下腹部から駆け上がってくるのに併せて彼は無慈悲な放出をほのめかしながらこう続けるのだ

「へへ、あの"腰引き気味"さんも俺と同じく年末休みですげぇ溜まってるだろうし、それにあのズボンの膨らみ具合からしたらさ―」

きっとシンジ兄ちゃんなんかよりずっとデカくて気持ち良いと思うぜ?と。あぁ、と嘆息するアスカにかまわずムサシは卑猥な台詞で破倫の誘惑を続けてゆく。
今ここでムサシの破廉恥な提案に従ってしまえば、名前も知らないようなあの男性を『父親候補』として手帳に記録しなければならなくなる。
いや、それどころかピルを没収されたら本当にタイミング次第によっては来年どころか今年の16歳誕生日よりも前、元日の今日から数えて十月十日の吉日に
『父親の明かせない赤ん坊』を産むことになるかもしれない―もしそんなことになったならユイ先生や後輩の女の子達、レイやシンジの手前、そして何より
愛するママにどんな言葉で言い訳すればいいのか…彼女の耳元でこんな破滅的な不安を煽れば煽るほど、彼女の一部分はとろみと締め付けを増していくのだから。

幼馴染のシンジでさえ知らないこんな彼女の性癖を今やムサシは知りつくし、独占的に利用してさえいる。
金髪碧眼の天使のような美貌に文武両道の男勝り、人呼んで"無敵のアスカ様"と呼ばれた彼女の心の中に存在するちいさな隙間、どうしようもない弱点。
『父親の不在』という不用心な隙間から彼女の家庭にもぐりこみ、剥き出しになった無防備な彼女を肉棒と熱い精液で満たしてやればあとはもう楽勝、HAHAHA!

これがムサシがこの一年で経験的に学び取った惣流・アスカ・ラングレーの攻略法の全て。そして結局のところ、どんな契約や約束が有ろうとなかろうと
『アスカの専属』というこの美味しいポジションを将来的に手放すつもりなどムサシには欠片もないのだった―。

391コウイに値する名無しさん:2014/04/17(木) 02:29:34 ID:J2spTc0k0
ですとか。

お粗末な駄文しか用意できない名無しの者です。実は引き気味さんがヒメハジメネタを掲示板で振ってくれた時から
ちょこちょこ書いたり消したりしてたんですがけっきょくこんな量にしかなりませんでした…。(しかももう四月半ば)

自分の中では同じくユイ先生に空色の振袖を着付けてもらったレイと本文のアスカが一緒に初詣に来てたところを
ムサケイが襲撃し別々の場所に連れ去られ…というのをやろうとしたのですが二人同時性行為は正直わけわからん状態に
なってしまうのであきらめました。

基本的には振袖ネタと共に
アスカ『合格すれば契約書を返していただけるんですね?』ムサシ「おう、考えてやるよ」(*合格させるとは言っていない)
みたいな泥沼ぶりを書きたかったのでその点はおおむね満足です、はい。

あとオリキャラの"腰引き気味さん"ですがこれは実在のモデルは特にありません。(きっぱり)
オリキャラなので本編のキャラとは絡みませんし匂わせるだけで挿入・射精もさせませんでした。
次の出番も多分ないとおもいます。

392引き気味:2014/04/17(木) 05:32:19 ID:UZs79LeU0
>オリキャラ

('A`)

うん。まぁですね。こんな時間に未練がましくPCいじってる時点で、昨晩の帰宅時間が知れているような過酷連勤なうなわけですが。
きちんと布団に入って寝てもいないのに、窓の外でチュンチュン朝を告げやがるスズメ共にちょっと殺意が湧くのです。

393引き気味:2014/04/17(木) 05:32:30 ID:UZs79LeU0
(ええ? なにそれ……)
 にわかに窓の外からチュンチュンと、スズメたちの囀りが聞こえだしてきていた。
 窓にかかっているのは分厚い遮光カーテンだ。手をのばして引いてみるのすら億劫なアスカは、傍らに転がっていたスマートフォンを拾い上げて、無駄に何箇所も登録されている市内を映すWebカメラの画像を呼び出した。
 無造作に選んだのは壱中に通うのに使っているモノレールの駅前通り。行き交う人影もまばらな商店街は、停車しているバイク(おそらくは朝の新聞配達だ)のライトがくっきりと地面に光の筋を作っている程度にはまだ暗さが残っていたが、それも夜の最後の名残。東の空は白々と空け、箱根の山々の稜線がくっきりと朝日の兆しに浮かび上がってきていた。
(最悪……)
 ……まだ、布団に移ってちゃんと寝てすらいないのに。
「もうっ。どきなさいよっ」
 スマートフォンを拾い上げる程度にしか自由が効かなかった最大の理由――真正面から自分にしがみついてきたまま眠りこけている、浅黒い肌の小柄な少年、ムサシを払いのけ、アスカはソファーから立ち上がった。
 『ううん……』と寝ぼけた唸りをあげただけで、そのままごろんとソファに転がった三歳下の小学生は全裸。それが朝立ちというやつなのか、股間からにょっきりとペニスの鎌首をもたげさせている。
 こちらも裸身のままのアスカから引き剥がされた拍子に、彼女の股の間から引き抜かれた屹立だ。見るからにてらてらとぬめっているのは昨晩の情交の名残か、それともなのか。
(馬鹿シンジのやつは……おばさまの部屋かしら)
 幼馴染のベッドを借りよう。それから朝のシャワーを浴びる子とが出来る程度には余裕を持って起きてこないとと考えながら廊下に出たアスカは、所々に赤くキスマークやら歯型やら、さらにはくっきりと少年の手のひらが食い込んだ跡のついたヒップをさすりつつ、奥の部屋を目指したのだった。
 ついさっきまでの、座った姿勢でのうたた寝の間中、自分の中に潜り込んでいたムサシのペニス。それが彼女の下腹部に残していった感触の、ぬめりを気にしながら。
そのぬめりが、けっして昨晩の痕跡だというだけではなく、夢うつつのまどろみの中にいた彼女が実に一夜の間、ずっと自分からもムサシの感触というものに応じて分泌し続けてしまっていた愛液によるのだと――そんな、ちらりと考えついしまったそら恐ろしくも淫らがましい可能性には慌てて頭をふって目を背けながら。

394引き気味:2014/04/17(木) 05:33:23 ID:UZs79LeU0
そして自虐ネタを馬鹿しか言いようのない時間の使い方をしてちょこちょこと書き込み、布団に移動……。
少しだけでも仮眠しとかにゃですわ ・゚・(ノД`)・゚・。

395引き気味:2014/04/27(日) 22:48:15 ID:gmhZeyYY0
 蜜月だったはずである。
 それはアスカにとっては、一応としては。

 歪にも程があった経緯と現状はどうあれ、ずっと想い続けてきた幼馴染の少年と結ばれて、こうして二人ベッドに抱き合って熱い一時を過ごし、眠りにつく。
 母親のキョウコに対しては両家が長年家族同然に過ごしてきた分の信用があり、そしてシンジの家のユイに至ってはすべてのお膳立てを整えてきた首謀者同然である以上、少女が幼馴染の部屋に泊まって翌朝までを過ごすのに目くじらを立てる者もいない。
 なんとなく、すべてをユイに見守られている――手のひらの上であるような、そんな気恥ずかしさはあるものの。話で聞いていたように恋人との逢瀬をこそこそ隠れてする窮屈さとは無縁でいられて、それどころか朝までの決して短くはない時間を堂々とベッドインしていられる。
 この、シンジを独り占めにして一緒に毛布にくるまっている幸福ときたら、他の何物にも代えがたいのだった。
 それでたとえば朝寝坊なシンジよりも早く目が醒めてみれば、ほんのすぐの目の前にいかにも平和そうに気の抜けた寝顔を晒しているのである。
「うふふ……」
 耳を澄まさなくとも、すうすうという寝息がじかに聞こえてくる位のこれが恋人の、あるいは夫婦の距離なのだろう。
 浮ついたことを考えて頬を緩め、そんな自分にふと気がついて耳まで熱くした顔を『きゃーっ』と毛布を引き上げ隠して、そこからこっそり上目遣いにシンジの様子を窺ってみたり。
 このぐらい少し騒いだ程度で気がつくはずがないのだ。バカシンジなのだから。
「でも、あたしばっかり意識してるみたいで腹立つわね」
 だからと、寝顔の頬をつつき、むにーっと摘んで引っ張ってやる。
 そうしてシンジが目を覚まさないままむずかり、困ったような顔をするのを楽しんでから軽く時計を確かめて、幸せな気分のままもう一度瞼を閉じる。
 セットされたアラームが鳴り響いたところでどうせ起きやしないだろう幼馴染を、キスでもして起こしてやったら驚くだろうか、などと考えながら。
 朝の訪れ、目覚めはまた幸せな気分でなのだと信じて。

 ところがだった。

 ◆ ◆ ◆

(ぁん……)
 ――心地良い。
 微睡みの中、そうであってもアスカははっきりとそれが性的な感覚――いやらしい事をされての気持ち良さだと理解していた。
 上擦った吐息がこぼれる。
「ぃ、い……。あっ……」
 愉悦を率直に肯定する喘ぎは鼻にかかったものであり、甘えたもの。
 十四歳の少女の、初々しい媚態だった。
 まだ中学二年生。性にまつわる一切におっかなびっくりなのが当たり前な年頃だ。過剰反応を示すぐらいに潔癖がちな時期でもある。尊敬する女性だったのに、実は常識はずれに淫らなフリーセックス主義者であったユイの導きに従い、人生の選択としてこれで良かったのかと悩むほど既にその未成熟な躯に淫靡な経験を重ねてきたアスカではあっても、平素であればこうはいかない。

396引き気味:2014/04/27(日) 22:48:35 ID:gmhZeyYY0
 やはりセックスの快楽を素直に肯定するのには抵抗感を捨てきれないでいるし、たとえ秘部を濡らしてしまうくらい感じていたとしても正直には認めたがらない羞恥心が強固に健在だ。
 であっても、現実感覚の幸福な喪失からゆっくりと浮上する意識には、今は関係なかった。
 なぜならベッドを共にしているのは他でもない、昨晩も愛を交わし合ったシンジなのだから。
 拒絶など頭に浮かびもせず、うっすらと口元を綻ばせた少女はシーツの中の手をさまよわせた。
 ところどころに、まだじっとりと水分を吸った感触を残すシーツ。すぐに探り当てた大好きな少年の体に、愛撫への歓迎を表すように手を這わせながら、そっとアスカは一糸まとわぬ両足を開いて、快楽の発生源であるデリケートな器官を晒した。
 受け入れやすくアスカが協力した分だけ、まさぐる手つきはより勝手な振る舞いを許されたことになる。
「ンぁ、ぁっ、ぁっ……。やン。そんなこと――かき出しちゃ、やぁ……」
 昨夜三度目まで記憶している射精を受けた淫らな花びらに、指先を食まされているのだとはわかっていた。
 それがくちゅくちゅと膣前庭をいじりまわすだけに収まらず、アスカが許しを与えたのだと伝わったろう途端、奥へと深くまっすぐに指を突き入れてきたのである。
「……ぅンッ」
 二枚の襞花弁に指の根元がつっかえるぐらい大胆に潜らせてきた指は、ぬっ、ぬっ、ぬっと往復の動きでアスカの膣道を刺激し、曲げた指先を狭い肉洞に満たされた昨夜の名残や、新たに湧きでた愛蜜をかき出すことに使っている。
 気持いい、気持ちいい、もっと可愛がってとアスカが内腿をくねらせるものだから、瞬く間にその熱を帯びた粘汁は腿の内側を伝ってお尻の方へと滴り流れていった。
(あっ、やだ。あたし……これっ、またまるでお漏らし――)
 毛布で隠された下半身がどんな恥ずかしい有り様になっているか。あっさりとイメージ出来てしまったアスカは、自分の淫らさに直面させられたような恥ずかしさに襲われ、顔を赤らめた。
 そんな酷い目に合わせてくれている当人に抗議して誤魔化すべく、アスカは自分の隣へと顔を向けたのだった。
 きっとまた、助平にやに下がった顔をまともにこちらへ向けられなくて、バツの悪そうな愛想笑いで誤魔化そうとするに違いない。
 しかし、そう予想して、わざと膨れて見せることで気恥ずかしさをお互い様のものにしてしまおうと考えていたアスカが自分の枕のすぐ隣で見たのは、いまだに眠りこけていびきをかいているシンジだった。
「……えっ!?」
 じゃあ、今わたしを――私のそこを、いじっているのは?
 青ざめたアスカが慌てて引き剥がした毛布の下、彼女が大きく開いた股の間に上半身を伏せるようにして取りついていたのは、あの忌々しい悪ガキ小学生、ムサシなのだった。

397引き気味:2014/04/27(日) 22:52:41 ID:gmhZeyYY0
この話の碇さんちみたく乱交関係にある複数の男女が同じ家の中で寝てたりすると、当然寝込みも襲われたりするだろうなーと考えて書き出して、また力尽きるテスト。
勢いが足りないのはきっと、迫り来るげつようび! による気鬱とかのせいでしょうかしらん。
あとは一昨日の夜からまともに飯食ってないからですな。
糖が足りてないんであります ('A`)

軽くラーメンでも食べに出てこようかしらん。

398コウイに値する名無しさん:2014/04/28(月) 00:02:02 ID:S61gJ3bI0
引き気味さんのメーカーサポート付純正LASキター!!!と思ったらやっぱりコネー・・・。
しかしこのシチュアスカが指でされてる間はまだしもムサシに"入って"こられると大変ですね
だめシンジにみつかっちゃう→ならシンジ兄ちゃんが起きる前にすましちゃおうぜ→ば、バカっなんで中に出すのよ→じゃ俺帰るから。シンジ兄ちゃんに認知してもらいなよ
真実を知っているムサシ以外は皆、昨晩のアスカはシンジと一晩中楽しんでいた思ってるんですよねぇ

>軽くラーメンでも食べに出てこようかしらん。

そして彷徨い出た夜の街角にはチャーシュー抜きのラーメンに続き、熱く太いケイタのウインナーをお腹いっぱいに味わうレイの姿がー

399引き気味:2014/04/28(月) 01:06:42 ID:XSGSNTV60
うん、LAS設定にするけど、NTRなんだ (´・ω・`)

……NTRシチュも長くしすぎてこじらせると、単なるビッチシチュになっちゃいますけどね。

>このシチュ
気が付かれるとマズいだろう? 式の強請りから必死に声をこらえて犯されるアスカさんというのは定番だよねとか考えておりましたが、一方でムサシと同衾しているところに後からシンジがやってくるシチュも絵としては良いよなーとか考えておりますた。
毛布を肩まで被って、なんでもないと必死に言い募るアスカ。
しかし、どう見ても毛布に浮かび上がったシルエットはアブストラクトダディ@サイレントヒル2。
しかも、平静を装うとして装いきれず悶え喘ぎ始めたアスカに加えて、にょっきりと毛布の中から出てきた褐色の肌の手がアスカのブラジャーをぶら下げていて、それを床に放り捨てたかと思うと次はショーツを、みたいな。

400コウイに値する名無しさん:2014/04/30(水) 20:29:00 ID:dAjEd0YE0
シックスナインで下になってたムサシが顔を圧迫されて苦しさからアスカの尻に爪を立てるとか

401コウイに値する名無しさん:2014/05/01(木) 19:37:37 ID:m2hEG8p.0
定番シチュという意味では契約日以後、ベッドの上でアスカを組み敷いたムサシが遊びなれた腰使いでアスカを追い詰めながら
「で、結局誰アス姉は誰のが一番気持ち良かった?トウジ兄ちゃんと遊んだ時?ケンスケ先輩と浮気した時?それともシンジ兄ちゃん…
ってのは絶対ないよな(笑)」わざわざアスカの顔の前で小指を立てて見せながら「確かこれくらいだっけ?シンジ兄ちゃんの。」と嘲笑するムサシ。
そんな傲慢と嫌味に満ちた態度の後でも「もし俺が"一番"じゃないっていうんなら今すぐ抜いて終わりにしてやってもいいけど?」と
うそぶくムサシの腰に両手を回して『おねがい…もう意地悪言わないで』と目じりに涙を溜めながら弱弱しく懇願するアスカに反撃の色は見えない
たとえここで意地を張ってムサシを拒絶したとしても、16歳の誕生日を迎えたあの日あの夜。
ムサシとベッドを共にして以来、生理が来ていないという現実はもう変えようがないのだから―

みたいなifを妄想してたんですが引き気味さんから基本的にはLASでイクという方針が示されたことと
>NTRシチュも長くしすぎてこじらせると、単なるビッチ 
というお叱りもあってこの方向であんまりムサシageシンジsageを進めすぎるとケイタやほかの少年との絡みルートが冗長になってしまう
きらいもあるので今後は自重する必要が…と思いつつ、この身勝手ムサシはほんと書きやすいんですよねぇ…好き勝手暴れさせることができて
あわよくばマユミでもヒカリでもマリでも、誰とでも絡めそうな使い勝手の良さが

402引き気味:2014/05/06(火) 14:26:26 ID:SjAELzho0
気がつけば、寝取られハァハァ趣味のシンジだとか、そんなシンジの気を引くためなら危険日膣出しプレイも中学生妊婦奴隷やるのも平気の平左というレイだとか、セックスとか死んでも嫌だったはずのトウジやらケンスケやらのちんぽ試したくなってうずうずしてるアスカだとか、そんな歪みまくったキャラに仕立ててしまった私でございますから、今更LLASでなければとか、ビッチ反対とか言いません言えません (;´∀`)

403引き気味:2014/05/06(火) 15:18:26 ID:SjAELzho0
>身勝手ムサシ

 休日のヒカリが駅前の繁華街で見かけたのは、気になっている同級生――いや、今となってははっきりと恋心を自覚して、家族の分のお弁当を作りながらもいつか彼の分もと夢想もしている、鈴原トウジだった。
 彼一人ではないらしい。
 学校でもよく一緒にいる相田ケンスケ、そして何故か友人のアスカの母親だったはずの、見覚えのある綺麗な女の人と連れだって歩いていた。
 経緯は分からないが、大量の荷物買い物袋を三人で分担して抱えているところを見れば、なにかの買い出しの用事に荷物持ちとして着いてきたのだろうと想像出来た。
 たとえそうであっても、ヒカリが邪推しなければならないような関係があろうはずがなくても、彼女が思慕を向けている少年の顔を見れば、それは実に雄弁だったのだ。
 金髪の友人があと10年経ったらとこんな風だろうかと思わせる美貌の、年上の女性、その人と言葉を交わしては、実にだらしなくやに下がった顔をしているのだから。
「鈴原の、ばか……」

 なんぞとブルー入っていたところをナンパしてきたのがムサシ&ケイタ。
 どう見ても小学生。こんな子供が街角でいきなり、それも年上の女の子に声をかけてきてナンパだなんて、なんてマセてるんだろう。
 そんな呆れかえったクラス委員長子ちゃんが、あれよあれよとラブホに連れ込まれてアヘアヘにこまされてしまう120分。

 とか、ショタガキにナンパされてその気になるどころか呆れかえってる年上お姉さんがいっきに籠絡されるショタおねとか、美味しいよなと思うこの頃なのです。
 と、飛行機に乗る前に忙しなくカキコしてみたり (;´∀`)

404引き気味:2014/05/25(日) 22:32:46 ID:PYKjJE1g0
「アンタたちとは違うわよ!」
 アスカの声は必要以上に大きかった。
 周りが唖然とするほどの激発ぷりだった。
 それだけ必死だったのだ。ずるずると状況に流されてきたおかげで、とうとう決して譲るわけにはいかない一線を疑われるような羽目になってしまったのだから。
「あ、アタシはあんた達とかっ、ま、ママみたいに……だらしない人間じゃないんだから!」
 彼女のあまりの剣幕に顔色を失い、おろおろとして突っ立っているシンジの腕を乱暴に掴み、自分の胸に抱きしめる。その上で、眦を吊り上げた目をキッと見開き、睨みつけにして、言ったのだ。
 鈴原トウジに。相田ケンスケに。
 同じ碇ユイ主催のセックス教室での生徒同士だとわかったのだから、これを機会に今度からは自分たちともどうだ? 
 そう要求してきた、同級生の――その上、こともあろうに自分の母親の歳が離れた愛人を務めてもいる、男子達に向かって。
「あたしはシンジとだけよっ。良いっ? あたしはっ、絶対にこのバカを夢中にさせて、他の女なんか目に入らないようにしてみせるんだから!!」
 ふーっ、ふーっと激情の収まらぬ様子で荒い息を吐いている。
 言葉こそは思わず冷やかしてやりたいほどに熱烈な恋心の暴露。強烈な独占欲を剥き出しにした物。
 それを口にしたのが、日頃あれだけバレバレでありながら頑なに幼馴染の少年との仲を否定し続けていた、意地っ張り中の意地っ張りなのだ。
 加えて、年頃を迎え花が蕾を膨らませるように成長してきている胸元に、今しがた想いの丈を口走ったばかりの相手の腕をぎゅっと抱きしめている。
 お調子者であり、クラスメイトとして毎日のように顔を付き合わせてきた中で含むところもたっぷりあったトウジなどであれば、本来なによりまず冷やかしてしかるべき場面ではあった。
 だが、殺気すら漂わせたその怒り狂いように、さすがのトウジ達もそれ以上なにかを口にすることなく、黙りこむしかできなかったのだった。

 ◆ ◆ ◆

「……しかし何やな」
 ふっと思いついたという顔で鈴原トウジは言った。
 彼に言わせれば『あのいけ好かんオナゴ』であるところの――つまり彼の学校生活における目の上のたんこぶ、惣流・アスカ・ラングレーの秘密について遂に確証を掴み、きゃんと啼かせてやるとばかりに意気揚々乗り込んだのを、逆にほうほうの体で追い出された翌日のことである。
「惣流のやつ、自分はシンジ一筋ゃぁ〜みたいなこと言うとったけど」
 どこか納得いかんと首をひねる。
「ユイはんの弟子やっとるっちゅうことはつまり、つまりや。あの家でワシらやムサシなんかがしとるのと似たようなこと、シンジとしとったっちゅうことやろ?」
「あと、絶対……ユイさんともな。知ってるだろ? ムサシのやつが何かっていうとシンジを目の敵にしてるワケ。あいつの同級生のマナって娘がシンジにお熱でさ、シンジとばっかり『レッスン』してるのが気に食わないんだよ」
「――ちゅうことは」
「ああ」

405引き気味:2014/05/25(日) 22:33:00 ID:PYKjJE1g0
 ムフフと助平な顔で小鼻をひくつかせるトウジに負けず、ケンスケも下卑た笑み。それで、勘繰り以外の何物でもないくせに正解を決して外していないだろう推測を披露しあう。
「そのマナっちゅう……ええと、あいつらと同いなんやし十一か」
「そうさ。そのロリっ娘とシンジのやつのベッドインも、ユイさんの指導あってのってことだぜ」
「ええのぉ〜。ユイはんみたいな大人の魅力ムンムンっちゅう奥様とつるつるぺたちゃんのレズH、ええのぉ〜」
 アリだ。全然アリだ。
 そう、もっともらしく頷いてみせるトウジは、実は同じ『ロリコン』の括りに入りそうな小学生の妹を持つ兄でもある。
 そこの所に若干引くものを感じながら、ケンスケは脱線気味の話を本題へと戻した。
「同じようにさ、惣流のやつもユイさんにきっちりエロい目に遭わされてアヘらされてたってことだろ? 当然、俺達が見せてもらってたような教材のエロ動画とか目にしてるはずだし。ひょっとしたら、他所の町の『教室』とかと合同のレッスンにも……」
「参加してたっちゅうことか?」
 トウジたちは思い浮かべた。
 合同レッスンとはつまり、彼らの認識では乱交パーティとそう違いは無い。
 夏期講習、サマー・キャンプであるとか、社会見学だといったお題目で世間に偽装しておいて、その実は日程の八割がその日はじめて顔を合わせた同士での性的交流に費やされる、夢のようなイベント。
 そんな話が二、三ヶ月に一回だとかの間隔でユイ主催の英会話教室グループにも持ち込まれ、ユイの愛人としてはじめ参加し、今では他にあの惣流アスカの母親とも愛人関係を結ぶに至ったトウジたちも、シンジやムサシ、ケイタといった面々に混じって連れられていくことがあったのだ。
 彼らの通う学校の教員でもあった葛城ミサトや赤木リツコたちが『こちら側』の人間だと知り、美人で評判だった女教師たち相手というめくるめく快楽を味わうことが出来たのも、そんなイベントにおいてだった。
 式波・マリ・イラストリアスという他校の美少女ともお近付きになれた。
 秋口にあった『田園ボランティア』も忘れられない思い出だ。
 童貞を捧げたユイとのセックスとは違い、今ではこちらが完全に上位に立って性奴隷のように傅かせる関係にまでこぎつけていた惣流・キョウコ・ツェッペリン。彼女を誘って彼らは参加した。
 自分たちで独占していた美しい歳上の愛人が、受け入れ側の大人たちの農業で鍛えられた腕に羽交い締めにされ、夜具に組み敷かれ、代わる代わるに犯されているのを眺めねばならないという我慢の要る体験だった。
 『自分のモノ』だと考えていた美女を他人に蹂躙される様は、だからこそトウジたちを興奮させ、逆に彼らの妻や娘たちを犯す時のペニスは経験したことがないぐらいに硬く屹立したし、その後またキョウコの躯を味わう番が回ってきた時は、彼女共々に異様なまでに昂って快楽にのめり込むことが出来た。
 ユイ曰くの『大切なものを奪われ穢されるほどに味わいを増す悦びもある』という、そんなレッスンだった。
「……そう言えば」
 トウジとケンスケは顔を見合わせた。
「シンジのやつ、だいぶ難儀な性癖しとったよな……」

406引き気味:2014/05/25(日) 22:38:14 ID:PYKjJE1g0
アスカのひた隠しにしているレッスン参加、ムサシケイタ相手のセックス授業やら、肉奴隷宣誓やら。
そこらがバレてからの、トウジたちとの関係再構築の過程もきっとエロいよなぁ……とかずっと考えつつ、いまいち細かいとこイメージ出来てなかったんですけど。
きっとバレ方が浅いうちはシンジとだけだと言い張るだろうなとアスカの反応を想像する所に、シンジの難儀な性癖への理解のほうがトウジたちに先にあったなら、むしろそっちからのアプローチで色々アスカの所業もバレるんじゃなかろうかと考えてみたり。
おそらく、順当なのはムサシたちからの情報流出ルートなんでしょうけどね。
そして、重度の自主NTR性癖に覚醒しているこの話のレイさんの反応は、なんでもアリすぎてかえって分からなかったり。

407コウイに値する名無しさん:2014/05/28(水) 00:34:01 ID:N3.iKFYE0
トウジ達とミサト達の初合体
ネタログ377でキョウコが語ってる様な目隠しプレイでの偶発的な物だったのか
ミサトたちがメンバーだと知ったうえで抱く時をワクワクしながら待ってたのか
どっちでしょう

シンジの難儀な性癖
田園ボランティアで娘相手だとなかなか立たないのに農家のおばさん相手だとギンギンだとか
何の刺激も受けてないのにユイが他の男たちに数人がかりで犯されるのを見て射精しちゃった
とかでしょうかね

408引き気味:2014/06/01(日) 23:56:35 ID:ZEQhd3og0
>ネタログの377
自分で書いた文章の内容を、自分で思い出せない罠。
もう何年も前のネタですしね……。

>シンジの難儀な性癖
後者と言いますか、S51さんの元ネタからしてそうだった上に、PDX.さんの『夜の披露宴』で一層そういったイメージが固定化した感のある、愛する相手を寝取られてハァハァする性癖を想定しとりました。
母親のユイを友人たちに(ある意味)与えて、それを眺めて喜んでいたりですとか。
妻に娶ったアスカが、自分の性癖を踏まえた上でユイの教え子の少年たち相手に妊娠奴隷の誓約を立てて、新婚旅行のホテルで輪姦されることにハァハァしているですとか。

409引き気味:2014/07/22(火) 02:37:11 ID:8Lqt905A0
「おごっ!! ――ッヒ、ひグッ……!」
 目の前には素裸をロープで雁字搦めに縛り上げられた――背後のレイがぽつりと『……亀甲縛り』と聞いてもいないことを口にした――女性がおり、彼女はすぐ隣に立った自分達の姿さえ認識できぬ様子で、それ程に苦しみ悶えて、聞くに耐えない悲鳴を上げさせられている。
 誰にか。
 それは、ここという場所を考えればある意味ごく当たり前のことだといえる、小学生男子たちにであった。
 アスカたちの通う第壱中からは一番近くになるこの小学校の、おそらくは来年、再来年には第壱中に進学して来るのだろう後輩たち。
 数は五人。当たり前のように、その面々の中にはムサシやケイタといったアスカにとってお馴染みの少年たちもいる。
 彼らが黒板の前の教卓にその縛り上げられた女性の手を付かせ、後ろに向かって大きくヒップを突き出す格好になったところを、嬲り物にしているのだった。

「ま、待つっ……ッ、ふひ……ぎぃぃぃぃッッ――!!」
 ガタタタッと音を立てて教卓を揺らして、白目を剥きそうになっている彼女が背中をのたうたせた。
 その拍子で全身から飛び散ったほどに大量の汗にまみれ、肌にオイルを塗りこんだかのようになっている――それだけ過酷に体力を振り絞らされているのだと分かる、初対面の彼女。
 歳は大学生ぐらいに見えようか。
 普段であれば清楚かつ活動的な印象を与えただろうショートカットの髪型も、この状況下、毛先がびっしょりと濡れそぼって首筋に張り付いてしまっている。
 真っ赤に染まり、ぐるぐると巻き付くように裸身を戒めるロープを食い込ませた肌のあちこちや、教卓との間で圧し潰されてしまっている乳房だとか、さっきからひっきりなしに悶えさせているのを四方から少年たちに押さえ付けられているそのヒップに、はっきりと分かる小さな手形の跡が、いくつも。
 どれだけ乱暴に扱われたのか、きつく乳房を揉みしだかれたのか、ヒップに平手打ちを受けたのかが、一目でアスカたちには想像できてしまう。
 現在の、アスカたち。乙女の秘すべき場所の純潔を失い、そこにボーイフレンドである幼馴染以外の少年を既に何人も迎え入れてしまった経験を持つ、アスカたちには。

「あガァ……ッ! あぐ、ああぐッ、ふぎッ、ヒッ!」
「……ッ!?」
 その、ほとんどもう教卓にしがみ付いているのが精一杯、でなければすぐにでも崩れ落ちてしまうと言わんばかりにガクガクと膝を震わせる限界の様子。涙が尽きるほどに泣きはらした真っ赤な目に、アスカは思わず後退った。
 いや、何よりも、彼女が今受けている仕打ちが問題だ。
 いくら大人と子供とはいえ、四人がかりで押さえ付けられてしきりに苦悶の喘ぎをこぼすぐらいしか出来ないでいる彼女の背後から、大きく開かせた太腿の付け根に向かってしゃがみ込んだケイタは、何をしている……?
 ぐちゅり、ぐちゅりと、はっきり耳に届くほどに淫靡な蜜液を分泌させているらしい秘部。そこを覗きこんで、手を伸ばし――。
 いいや。手を伸ばして、下腹部をまさぐっているどころではない。どう見てもその肘との位置関係では、ケイタの手首から先が彼女の膣内に挿入されてしまっている……!!
 フィストファック。そういう言葉は、さすがにまだ教えられていないアスカだった。

410引き気味:2014/07/22(火) 02:37:24 ID:8Lqt905A0
「ミ、ミサト!!」
 これは、いくらなんでも行き過ぎている。止めるべきなのでは……!?
 振り返って疑問だらけの目で探した、この場にいるはずの少年たちのコーチ役。この小学校の教師でもある葛城ミサトの姿は、いくら探してもそこには、この薄暗い教室の中にはいなかった。
 代わりに。つい先程アスカたちが入ってきて、万一の人目を警戒してすぐに自分たちで閉めてしまったばかりの入り口から一番近い席に、うっそりと立ち上がった長身の影があった。
「嘘っ、お、おじさま……!?」
 碇ゲンドウ。アスカの幼馴染のシンジの父親であり、当然顔馴染みの男。
 そしてアスカが、いくら早熟な知性で背伸びをしてみせようと、まだまだ大人を気取ってみせる入り口にすら立てていない、ほんの中学二年生の少女でしかないことを重々承知で――こんな、全てがどろどろの甘いシロップで出来た底なし沼のような肉欲の世界へと引きずり込んだ張本人、碇ユイの夫であった。

「い、嫌っ」
 『レッスン』の名のもとにある時間帯でのルール、夜の訪問の常として、アスカは、昼からの制服姿のままながらブラウスのボタン全てを外した姿でここまで来ていた。
 ブラウスの前を開け放ち、その上でブラジャーもたくし上げてしまった、つまり完全にその可愛らしい胸を露出してしまったセミ・ヌードで。
 繰り返されて来た『レッスン』により、一種、羞恥心をマゾヒスティックな陶酔感にバイパス接続したような精神状態へと、自分をマインドセットさせるようになっていたアスカだったが、これは不意打ちだった。
 あのユイの夫である以上、これまでの近所付き合いでは見せずにいた顔を持っているのは違いない。そう覚悟していたものの、肉欲の深みにどんどんアスカが囚われていったこの数ヶ月間、ゲンドウは一度たりともレッスンの場に顔を出すことはなかった。
 それだけに、アスカの意識はなお今も、ゲンドウを日常の側に属するものと捉えていたらしい。
 見られた……!
 動揺も露わに悲鳴を上げ、胸を庇う。
 けれどそれまでにしっかりと、アスカの乳房は間近も間近でこの中年男に鑑賞されてしまっていたのは間違いないのだ。
 花なら蕾のほころびかけの時期にあるまだ尖った形をした、しかし西洋の血が混じった成果故かの、美しいミルク色の肌と初々しい桜色の乳首をもった、ミドルティーン少女の乳房は。
 しかも、渡されていた合鍵を使って校舎に入った直後からレッスン向けに服装を直して胸を出し、ショーツを脱ぎ、そうやって此処、指定された教室に着くまでの間、今晩はどんな羞恥にまみれた目に遭わされるものかとドキドキ心臓を高鳴らせてきたアスカには、そんな興奮が傍目にもはっきり悟られてしまうような、乳首を凝り立たせた状態でいた自覚があった。
 淫らな期待がくっきりと浮き出た、いかにもいやらしい貌になっていたかもしれない。
 それを、見られたのだ。
(……っ、っッ!)
 二歩、三歩と、後退ってしまう。
 そうして、どんっと後ろにいたレイにぶつかってしまう。

411引き気味:2014/07/22(火) 02:53:24 ID:8Lqt905A0
エロ文書くという習慣、えらい間が開いたところから書きだしたのもあるのだろうけど、どうにもこの、相変わらずというか、書きたいシチュに到達するまでで時間使いきって、肝心のエロ描写、仏書院的形容使った文章こねくり回すという趣味が満たせてないような。
基本的に書きたいシーンをビジュアルで思い浮かべて、その成立に文章連ねていくって書き方なんですが、エロとしての価値考えますと変えたほうが良い書き方なのやも。
特に、今みたいに時間の余裕がほとんど持てない時は。
これだと、そそられるなぁと思い浮かべたシチュ、ほとんど書けない内に揮発していってしまうんですよね……。

412コウイに値する名無しさん:2014/07/25(金) 13:48:52 ID:hQt5ddDY0
お久しぶりな名無しの者です。>>409-410の公式展開楽しみました。

>そそられるなぁと思い浮かべたシチュ、ほとんど書けない内に揮発していってしまうんですよね

貧すれば鈍する、という身もふたもない言い方も世間にはあるわけですが実際エロ文を書くにも時間は必要ですもんね…
目の前にこなすべき仕事がてんこ盛りになってるとおちおちマスもかいてられないという

自分も時間が無いなりに引き気味酸の淫乱美母設定をいじくりながら相変わらず駄文をちょこちょこ書いているのですが、
ここ最近常連さんのレベルの高さもさることながら雑談スレとか覗きますとプロの作家の先生まで…((((;゜Д゜)))ガクブル
これまでの駄文を投下するたびにネットの向こうで舌打ちが鳴っていたと考えると申し訳ない限りです

あとエロで間が持たせられない分、我乱堂先生をコスト20で召喚して『ナデシコはなぜエヴァになれなかったのか』とか
サブカル方面の熱い話をブッパして貰えれば他所に行ったときに「俺は詳しいんだ」とサンシタ風に自慢出来たり(板違い)

413引き気味:2014/07/25(金) 21:30:09 ID:lkxcBhJU0
エロ文には迸る妄想力(ちから)があれば後は割りとどうでも良いと思うのです。
自分で書く分にはいちいちあれこれつまらないとこまで気になって文章いじり倒しますけど、読む側となりますと、ねぇ?
なにせ私ら、どいつもこいつもロートルの、エヴァF最盛期世代。行間を読むどころか推理力つかって文意脳内補完せにゃならんかったようなスパシン物とか、さんざスコップ振るってたりしましたもの。
そんな時期のエロFFでも、ドえろぃ妄想が詰め込まれているというそれだけでご馳走でございました。
新しい機械に買い換えるたびにHDD間を受け継がれ、いまだに確保されている90年台のエロ文達ときたら……!
痕モノとかああっ女神様っモノとか、レイアース物とかも素晴らしいブツがありましたっけ(遠い目)。

つか、名無しさんの文章そんなに言われますほどマズーなものでもなかったような。
私の趣味がそうだからといって、別段過剰に修飾連ねてりゃ良いってもんでもありませんしね。
趣味ですもの。皆さん、自分なりに自分好みの文体模索していけば良いと思いますよさ。

414引き気味:2014/10/26(日) 21:13:50 ID:aP/IMYHc0
 レイに、久しぶりに逢う。
 その日が来た。

「……碇君。惣流さんも――」
 久しぶり。
 そう言って、病院のロビーソファーに腰掛けたまま顔を振り向かせた少女は、歓喜の徴なのだろう紅潮に頬を火照らせ、微笑んだのだった。

「綾波……」
 隣に立つ幼馴染のシンジがどんな表情をして、ひょっとしたら自分が妊娠させてしまったのかもしれない少女に声をかけたのか、アスカには窺う余裕がなかった。
 想像はしていて、そしてそれなりの覚悟をしてきたつもりであっても、やはり彼女には衝撃が強すぎたのだ。
(……やっぱり。いいえ、当然よね。そうなのよね。レイ、あんた……)
 レイが自分の方とはわずかにずれた位置にひたむきな眼差しを注いでいるのをいいことに、アスカはいっそ無遠慮なほどレイの今の姿を凝視していた。
 クリーム色のニット帽を被ったレイの服は、襟にだけ白い生地を使った青のワンピースドレス。肩口がもう少しで見えそうなほど広く開いた襟ぐりは、発育が悪く、そしていつも無愛想だったこの少女にしては随分と女らしさをアピールしたものにも思えた。
 しかし、全体的にゆったりとした――ぶかぶかともいえるシルエットのデザインは、安定期に入った若すぎる母親の体型を隠すものとして選ばれたのに違いない。
 そう。そんなマタニティドレスじみた服装をしていても、ソファーに座るレイが片手をおいたその腹部の、母性を帯びた膨らみぶりは明らかだったのだから。

 ◆ ◆ ◆

 シンジとの初体験を済ませ、いくらもしない内。ほとんど週末の度に繰り返されていた碇ユイ主催の乱交レッスンの場に、レイはあまりにスムーズに馴染んでしまっていた。
 少なくとも、まだシンジ以外の少年と躯を重ねることに抵抗を失っていなかったアスカにはそう見えていた。
 長い付き合いの恋敵がなにを思っての事だったのか。まさかシンジを諦めてのことではあるまいが、ムサシ・リーや浅利ケイタといったセックスの怪物として仕込まれた小学生たちに、本当に籠絡されでもしてしまったのかと、心配はしていた。
 そうこうしている間に、彼女の妊娠が発覚。
 既にシンジ以外とも避妊をしないセックスをして、膣内射精を受け入れていたレイの子の父親ははっきりとしていなかった。
 なのに、十五歳の誕生日も迎えない内だったというのに、レイはその子供を出産することを決心してしまった。
 それから半年が経った現在。深く尋ねることを躊躇わせる類の人脈を持つシンジの母親、ユイの手配により、壱中生徒であった綾波レイという少女は病気療養を名目に市外の中学へと転校していったことになっている。
 アルビノという目立った身体的特徴をもつ彼女のことである。体調を著しく損ねたのだという一面においてはまったく正しい説明は、クラスメイトを含めた多くの者にごく自然に受け入れられていた。
 しかし、住まいを移した彼女の担当医となったのはユイとも昵懇の産婦人科医であり、その地でレイは静かに母体が安定する時期を待っていたのだった。
 そして、シンジもアスカも――そしてムサシやケイタといった彼女が宿した生命の父親である可能性を持つ全員が、その間の彼女との面会を控えていた。
 無論、すべての連絡を断ってしまったわけではない。
 ミドルティーンにして妊婦となった少女の精神の安定のためにも、むしろ電話やメールでのこまめな遣り取りをユイは推奨していた。
 では何故、直接会うことをユイが禁じたのか。
 ユイの説明した理由がまさに正解であったこと。それを証明するレイの姿をアスカが目撃することになったのは、半年ぶりの再会を喜び合うのもそこそこに場所を移したレイのための個人病室でであり、時間にしてわずか三十数分後のことだった。

415引き気味:2014/10/26(日) 21:14:02 ID:aP/IMYHc0
「んはぁ。……ぁ、ぁ、いかりくぅん……」
 見て、もっと見てと言わんばかりにワンピースドレスの裾を捲り上げたレイの、ふっくらと膨らんだ腹部。少し出べそ気味に変化したへその周りに仄青く静脈が浮き上がった丸みの下に、レイは最初から下着を身につけていなかった。
「せんせいが、もう良いって。安定期にはいったから」
 だから、大丈夫。
 そう言い募って、自らの指で寛げてみせる妊娠半年の秘部。ペールピンクの媚肉スリットからは、たらたらっと夥しい愛液が滴っていた。
 いかにもお預けが長すぎたといわんばかりの、雌犬少女の風情。意識せずともなのだろうヒクつきで、妊婦となって尚初々しい清らかな色を保った膣襞がシンジの目を奪う。
 シンジにとっても、半年以上味わっていなかった幼馴染の躯だ。
 我慢をする、するべき理由がなかった。
「ああ、綾波ぃ」
 あっという間に抱き合い、ベッドにもつれ込み、頭を抱えあうような熱烈な口づけの合間で脱げ落ち邪魔になったニット帽が床に投げ捨てられた。
 前戯など必要なかったろう。
 ただシンジがレイの手と協力してズボンを脱ぎ捨てる時間だけが必要だったのであり、青いワンピースを身につけたまま大きくMの字に股を開いた美しい幼馴染に向かって、シンジがいきり立たせたペニスを突き入れさえすれば良いのだった。

416引き気味:2014/10/26(日) 21:15:08 ID:aP/IMYHc0
そうとしか見えなかった>エヴァストアの

そして、空きっ腹に本日最初の食事(油っこい)=腹痛
歳か、歳ですか ('A`)

417コウイに値する名無しさん:2014/11/09(日) 09:18:34 ID:IkkLZSDk0
食い過ぎたとか消化の悪い重たい物を食べて何時までも膨満感を感じるようなら
胃腸薬を常備しといた方が良いかもですね

墜ちれば堕ちるほどシンジを喜ばせられると行くとこまで行っちゃった感じですね
安定期に入る前にオナニーしまくってベッドに両手を拘束されてたりして

418引き気味:2014/11/10(月) 00:48:10 ID:gqxB7B460
「ンぁ、はぁっ……!!」
 ぐちゅじゅぶ――と、飛び散った飛沫すら想像できてしまうほどに粘ついた水音が聞こえ、深く一体に繋がりあったレイとシンジは、瞬く間に久方ぶりの交歓へとのめり込んでいく。
「綾波、綾波、あやなみぃ」
 今となってはシンジの腰遣いも実に堂に入ったものだ。
 ぼってりと大きくなった腹部との対比が痛々しい位ほっそりしたレイの足首を捕らえ、ぐいと開かせる。
 より深く自分の腰をレイの太腿の間に潜り込ませ、破裂しそうに硬くなった若茎をいっそう深々と突き入れるためだった。
 絶好のポジションをとったシンジの腰の叩きつけで、レイの大開脚の股ぐらからは泡立った愛蜜がシーツに溢れ落ちていく。
「こんなに、おなかっ、大きくしちゃってっ!」
「ひっ、いひっ……っッ。ンぃいいッ。いか――ッ、くんッ……!」
 白い清潔なシーツに真っ赤になった頬を擦りつけて、たった十四歳の妊婦が喘ぎをあげる。
 あどけない顔つきを泣きだしたようにくしゃくしゃにさせて。けれど、あえやかな声で切れ切れに訴えるのは、官能に酔いしれる歓喜。
 処女を捧げた幼馴染との逢瀬、セックスをどれほど待ち望んでいたのか。今、願いが果たされて、ベッドに串刺しにされてしまうんじゃないかという勢いで腰を叩きつけてもらっていることでの、恍惚だった。
「ああ……。たまらない、締め付けしてっ。そんなに欲しかったの? 僕のおちんちんが」
「……ええ、そう、そうよっ。碇君に……っ、あっ、このおちんちんで、犯して欲しかったの……!」
 激しく唇を吸いあっては『ぷはっ』と顔を離し、息を継ぎ、そのわずかな合間も惜しむかの様相で黒い瞳と赤い眼差しは見つめ合う。
「――嘘つき」
 らしくない酷薄な声色でシンジは囁いた。
「綾波はっ、こんなにお腹大きくなって……赤ちゃんがいるのに。我慢できないくらい、ここにおちんちんが欲しくて欲しくてしょうがないんだ?」
 美しい幼馴染の、着々と育ちつつある新しい生命を孕んだ腹部を撫ぜ回しながら、濡れそぼった蒼銀のアンダーヘアに飾られた媚肉の狭間へペニスをずずっ……と静かに前後させたのだ。
「あああ……!」
 レイはうっとりと喉を喘がせる。と同時に、ぎゅっとガニ股でしがみついてしまう。それが、言い当てられた通りの欲深さ、淫らさであった。
 一人物静かに本を読んでいれば済んでいた、あの寡黙な美少女はここにはいない。
「みんな心配しちゃうくらい大人しい女の子だったのに、綾波ってばずいぶんエッチになっちゃって……!」
「ああ、ああ……碇くん……」
「ほら、これっぽっちじゃ物足りないって、もっともっとおちんちんで抉ってって言うんでしょう?」
 組み伏せた少女をゆさゆさと下半身の動きで揺さぶってやりはするものの、その動きは本気のピストンには程遠い。
 すらっとしていた体型がすっかり妊婦のそれに変わってしまうまでを、これまでの「レッスン」という名での乱行から打って変わった孤閨の日々において過ごしていたレイには、とても堪らない。
 たとえるなら、毎晩無理矢理にも食べさせられていた豪華な食事を取り上げられて半年。ようやく、それだけで頬が落ちそうになる程のご馳走を差し出され、舌の上に半分載せてもらったのに。でも口の中いっぱいで頬張るな。噛みしめるな。味わいがでるまで咀嚼しようと思うな。などといった意地悪をされているのと同じである。
 そんなまでに現在のレイは、淫らなレッスンでその躯をだらしなく調教されてしまっていた。
 まだユイの秘部のように肉ビラがはみ出したりもしていない、かたちだけは未熟なまま、子宮にたっぷり少年たちの精を浴びせられて開花しきったレイの性器だ。深々と愛する少年のペニスを嵌め込まれておいて、それで脳裏がスパークするぐらいに膣奥を突き解してもらわずにおけるほど、なまやさしい躾のされ方で済んではいない。
「い、碇くん……」
「なに? ねぇ、綾波。そんな物欲しそうな顔しちゃうようになっちゃって。おまけに、こんなお腹になっちゃってさ。まだ中学生なのに……誰の子供を産むつもりなの? ね、綾波?」
「あっ、あっ……そんな……」

419引き気味:2014/11/10(月) 00:48:54 ID:gqxB7B460
 膣肉を肉槍のエラで擦りあげて問い詰めるシンジだ。
「僕の? ううん、違うかもしれないよね。ムサシ君の赤ちゃん……?」
 ここにいるのは、と。囁きに揃えた風の手つきで膨らんだお腹を撫ぜあげられ、妊娠中で一層敏感な肌をしているレイは思わず背筋をゾクゾクとさせてしまう。
「ケイタ君かな? 彼、ずっと綾波にぞっこんだったもんね。何遍も何遍も中出しされちゃってたし。僕が綾波に注いであげたのより、ケイタ君に出された精液の方が多いんじゃない?」
「ああ……、ぁ……。どうして……そんなことを言うの?」
 見たこともないようなギラついた目でシンジが見つめているから、レイは逃げるように顔を背けて、やっとそうとだけ零した。
 好きなの、ずっと好きだったのと告げてバージンを奪ってもらった幼馴染と久しぶりに交わっている夢の様な最中、「レッスン」だからと一方で別の少年相手にも躯を開いていたことについての話を持ちだされる。
 とことん焦らすつもりらしい愛撫の仕方と言い、半年越しの再会をした幼馴染は妙に意地悪になっているような気がした。
 あれらはシンジも承知の上での「レッスン」だったはずだ。いわば浮気のセックスではあるが、始まりからして彼の居合わせる前で行われるのが当たり前だった。
 それは自分たちが愛を交わすさまを唖然として横で眺めているもう一人の幼馴染の少女にしても同じこと。
 だというのにどうして今、蒸し返してくるのだろう。
 妊娠した後も堕胎せず出産すると決めたのを、たしかに認めてくれてもいたのに。
「だってさ」
 シンジの手はやわやわと服の上からレイの乳房を揉んで、弄んでいる。
 焦らしに焦らす腰遣いもそのまま。
 場違いな微笑みを浮かべたままで、ついっとレイの顎をとらえて顔を向き直させる。
 そうして、汗に張り付いた額の髪の毛を優しく払ってやりながら言うのである。
「綾波の赤ちゃん、ひょっとしたらトウジやケンスケの子供だったりするかもしれないし」
 知っていたのだと、隠していたつもりの裏切り行為について、突きつけてくる。
「……っッ!?」
「自分だってバレないようにしてたつもりなんだよね。真希波さんが協力してたらしいけど。でも、トウジもケンスケも気付いてたってさ。まさか綾波が自分達とセックスしたがってて、我慢できなくなるくらいだったなんて、言ってくれりゃ良かったのにって笑ってたよ」
「いか……り、くん……? それは、そのっ、それは……っ」
「今度は顔を隠したりしないでいいから、いくらでも直接誘ってくれてOKだってさ」
 朗らかな笑顔を浮かべた、黒い、黒い瞳でもってレイを間近から見詰めて。そうだ、ひょっとしたら、と。
 すっかり血の気の引いたレイに向かって、シンジはまた一人、名前を上げたのだった。

「――父さんの子供を産むのかもしれないじゃない」

 これだけはと口を噤んでいた、ムサシやケイタのような『レッスン』における自分たち肉奴隷生徒の飼い主たちにすら、絶対感付かれまいとしていた――秘密。
 それはもう、気づかない内にすっかり暴かれてしまっていた。
 よりによって、最も知られたくなかったシンジに。
「あ、あっ? あああ……! あっ、アアッ!?」
 予想だにしなかった場面で真実を突きつけられ蒼白になった顔を、シンジの再開させた激しいピストンで打ち崩されてく。レイはもう、何も分からなくなっていっていた。

420引き気味:2014/11/10(月) 00:49:33 ID:gqxB7B460
「ヒッ!? ひ……ぃぁあああッ! あっ! アッ!! はぁぁあッ!!」
 頭の中はぐるぐると衝撃の大きさが渦巻いていて、何も形を為そうとしない。
 ただ確かなのは、びしょびしょになった下腹部で押さえようとしても抑えられない勢いで大きくなっていく、淫らな悦び。
 燃え盛る熱さを宿して暴走する花唇器官のぬめつきを、獣槍でぐちゃぐちゃに撹拌される恍惚の巨大さ。
 混乱していようとも意識すること無く唇からはごく自然に漏れだしていく、牝啼きのいやらしい悦がり声。
 指折り数えて待ち望んでいた逢瀬で幸せな気持ちを胸いっぱいに膨らませていたその横っ面を、強かに打ちのめされたレイには、重くなったお腹のせいで自由のきかない全身でシンジにしがみついていって、このたった一つ確かな感覚を逃すまいとすることしか出来なかった。
「……ぃや、いやぁ……。ぁ、あ、あ、あっ……ッ、あああーっッッ!!」
 露わにされた乳房の先をきつくシンジに噛まれた拍子、一気に爆発したオーガズム。それこそが、心がひりつくばかりの痛みに満たされた中で辿り着いた――辿り着いてしまった、未知の心境での絶頂だったのだろう。
「ああ、あああ……ぁ、あ、あ……。いかり、くん。ごめん、なさい……」
 はらはらと頬に伝い落ちていく雫の熱さが、眼の奥に染みこんでいく。
 力なく目を瞑ることにしたレイは、今日までそういう物なのだと思っていた自分というモノのかたちが、こうだったはず、こうなってしまったと考えていた姿からすら跡形もなく崩れ去っていく音を聞いたように感じていた。

 ◆ ◆ ◆

「シンジ……。あ、アンタ……」
 汗まみれになった肢体同士を複雑に絡めあった少年と少女が、一つのクライマックスを迎えたにとどまらない。
 歯の根が合わないほどにガタガタと震えていたのは、なにかが致命的に壊れて終わってまった、その全てを見届けていたアスカもまた同じくなのだった。
 だのに、何故だろう。
(あ、あたし……濡らしちゃってる。こんな時に、こんな時なのに……!)
 予感があった。
 今から自分は犯される。
 これまでに、こんな惨めな目に遭わさせるだなんてと思っていた全ての経験――ムサシやケイタといった歳下のサディストによって徹底的な肉奴隷扱いを受けて陵辱されていることや、鈴原トウジや相田ケンスケのような毛嫌いしていた筈の同級生相手に欲情して、最低な気分になりながらも我慢できず、自分から犯されるように仕向けたこと等より、もっと酷いセックスをさせられてしまって、そしてそれでも絶頂させられてしまうのだ。
 そうしてライバルだった幼馴染と同じみたいに、致命的な何かが破壊されてしまうのに違いない。
「……ぃ、ゃ。嫌よ……。あ、あたしは、嫌だわ。そんなのは……」
 シンジの振り返ろうとする気配。それだけでアスカは怯えきって後ずさっていた。
 しかし、
「あら、ダメよ。お嬢ちゃん」
「――ヒッ!?」
 背を翻して病室から逃げ出そうとしていたアスカの後ろから、やわらかく、しかし強固にその身を押しとどめた大人の女性の手によって、少女が彼女自身の信じていた自分のままでいられたかもしれない最後の機会は、あえなく摘み取られてしまったのだった。
「病院の廊下を走ろうとするのは、駄ぁ目」
「あっ、アンタ、たしかレイが診てもらってるっていう産婦人科の……! は、放しなさいよ! 放してっ!! お願いだから……!!」
 もう既に、アスカの声は泣き声混じりのものだった。
「病院で大声を出すのもNGよ? お母様にちゃんと躾けてもらってなかったのかしら?」
 いいわ、と。一人で何かに頷いている彼女の様が、アスカには恐ろしくてならなかった。
「可哀想に、顔色が真っ青。どこか具合が悪いのね。……ふふ。ここが病院で貴女、運が良かったわ。わたしがついでに診てあげる」
 ぞっとする笑みの形に唇の両端を吊り上げる。くすんだ色の金髪をした女医の目元には、泣き黒子がひとつ。
 するすると肩から滑り降りてきた彼女の手がアスカの胸元を這いまわり、いかにもごく自然に上着のボタンを外していく。

421引き気味:2014/11/10(月) 00:53:57 ID:gqxB7B460
「やっ!? い、イヤっ。何を――ッ、っツ!? ンッ、ンンー!!」
 拒絶を叫ぼうとしていた唇は、機先を制して覆いかぶさってきた大人の女の口づけで黙らされてしまっていた。
 一気に口の中に押し入ってきた舌にアスカの舌は絡め取られ、一方で手際よく前を全開に肌蹴させられてしまった両胸が、女の手で揉み上げられる。
 抵抗しようとすれば痛みが与えられ、力を抜けばツボを押さえた愛撫で蕩かされる。
 すべてが異様に手際良く、同性を愛することに長けた女なのだと悟らざるを得なかった。
 心ならず幾度かの経験をしているとはいえ、レズの気など持たいないつもりのアスカだ。見知らぬ女にこのまま犯されるなど、冗談ではない。

422引き気味:2014/11/10(月) 00:54:13 ID:gqxB7B460
(シンジ、助けて……!)
 上げようとしても上げられなかった助けの求め。それがどれだけ的外れだったのか。

423引き気味:2014/11/10(月) 00:54:43 ID:gqxB7B460
意識を手放したレイのベッドからゆっくりと立ち上がったシンジが

424引き気味:2014/11/10(月) 00:55:48 ID:gqxB7B460
親しく『リツコさん』と

425引き気味:2014/11/10(月) 00:56:11 ID:gqxB7B460
女に呼びかける

426引き気味:2014/11/10(月) 00:56:21 ID:gqxB7B460
様子に、いよいよアスカは絶望を呻いたのだった。

427引き気味:2014/11/10(月) 00:57:54 ID:gqxB7B460
……?

投稿しようとする度に設定してもいないNGワードエラーが出るので、どの単語かなと小刻みに投稿してみたのですが。
どうも、>>425-426を一文で投稿すると駄目らしいですね。
なんだソレ。

428引き気味:2014/11/10(月) 00:58:10 ID:gqxB7B460
女に呼びかける

429引き気味:2014/11/10(月) 01:00:22 ID:gqxB7B460
呼びかける

430引き気味:2014/11/10(月) 01:00:47 ID:UItkWDx60
ける様

431引き気味:2014/11/10(月) 01:01:02 ID:gqxB7B460
かける

432引き気味:2014/11/10(月) 01:01:39 ID:gqxB7B460
かけるよう

この「よう」を「様」にするとあかんっぽい……。

433引き気味:2014/11/10(月) 01:02:46 ID:gqxB7B460
ttp://kpedia.saikyou.biz/wiki/%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E6%A7%98%E5%A4%A7%E5%AD%A6

こういうことなのね ('A`)

434引き気味:2014/11/10(月) 01:10:02 ID:gqxB7B460
「やっ!? い、イヤっ。何を――ッ、っツ!? ンッ、ンンー!!」
 拒絶を叫ぼうとしていた唇は、機先を制して覆いかぶさってきた大人の女の口づけで黙らされてしまっていた。
 一気に口の中に押し入ってきた舌にアスカの舌は絡め取られ、一方で手際よく前を全開に肌蹴させられてしまった両胸が、女の手で揉み上げられる。
 抵抗しようとすれば痛みが与えられ、力を抜けばツボを押さえた愛撫で蕩かされる。
 すべてが異様に手際良く、同性を愛することに長けた女なのだと悟らざるを得なかった。
 心ならず幾度かの経験をしているとはいえ、レズの気など持たいないつもりのアスカだ。見知らぬ女にこのまま犯されるなど、冗談ではない。
(シンジ、助けて……!)
 上げようとしても上げられなかった助けの求め。それがどれだけ的外れだったのか。
 意識を手放したレイのベッドからゆっくりと立ち上がったシンジが親しく『リツコさん』と女に呼び掛ける様子に、いよいよアスカは絶望を呻いたのだった。


修正して、>>421を再投稿 ('A`)

435引き気味:2014/11/16(日) 23:45:10 ID:BCZf/8ys0
 窓には厚いカーテンが引かれているが、隙間からは月の明かりが差し込んでいる。
 わずかに垣間覗く月は随分と低い。コンフォートマンションのベランダ塀に間もなく隠れてしまうだろう。
 もう夜も大分更けていた。22時は軽く回ってしまっているに違いない。週末の碇家で恒例の『レッスン』も、この時間にまで参加できるメンバーはそう多くはなかった。
 そんな中の一人、隣家惣流家の一人娘であるアスカはこの夜、しどけない寝姿をユイの胸に抱かれて碇家夫婦のベッドに横たえていた。
 美しい二人の肢体を覆うものはなく、肌には濃密な交わりの名残である汗が浮かんでいた。

「……あら」
 す――、と瞼を開いたユイは、部屋の入り口に夫の佇む姿を見つけ、軽い驚きをそのままに声をかけた。
「まだお部屋かと思いました」
「戸が開いていたのでな」
 ユイが自宅を子供達に開放して開いている英会話教室――という名目での乱交セックス授業――の間、書斎に閉じこもって出て来ようとしないでいるか、長々と外出して姿を見せないのが、ユイの夫、碇ゲンドウという強面の男の常だった。
 その夫の視線がじっと自分の傍らに同衾する少女に、未成熟な胸の膨らみをゆるやかに上下させている裸身に注がれていることに気付いたユイは、本当に珍しいわねと、そっと彼女を起こさないよう身を起こした。
「いかがかしら? あのちっちゃな、キョウコのところのお嬢さんが、今年でもう十四なのよ」
「知っているよ。あいつと同い年なのだろう?」
「アスカちゃんは12月の早生まれだから、誕生日までは十三歳なんですけれどね」
 呑気な世間話めいた夫婦の会話。しかし、悪戯にきらめく瞳をした美しい妻が夫に促すのは、犯罪の香りも濃いポルノムービーじみた行い。無防備に眠り続ける未成年の少女の全裸を、どこか自慢気に差し出し披露する行為だった
 静かにベッドまで歩み寄ってきたゲンドウが長身をかがめて、アスカの寝顔を覗きこむ。
 視線はついと下へずらされていって、ミルク色の白い肌に清らかなピンクをした乳首が載ったキュートな胸や、どの爪もを綺麗に手入れした手が軽く覆うすべらかな腹部、そして閉じ合わされた太腿の付け根へと動いた。
 全体的にはまだまだ肉付きの薄い、十代中盤の未成熟な肢体ではある。
 ゲンドウのような大の大人が欲望の対象にするのには難がある。
 しかし、彼の息子と違って万能の才能をスポーツにも発揮し、体を動かすことに積極的な成果は、そのカモシカを思わせる太腿周辺に健康的な美として備わっていた。
 そしてそれだけには収まらない、年齢不相応な艶っぽさをまといつつある腰つきや、乳房のあたり。まだまだ一人前の女性と呼ぶには随分控えめなバストでありながら、その頂では明らかに性感によって勃ち上がった乳首が目を引くほどに赤みを帯び、目を引くほどの背伸びでピンと尖っている。
 なにより、淫らな気配の火照りに染まったその美しい寝顔。
 ユイが娘も同然の愛しい少女のために取り計らった奥深い官能の世界への導きに、どんな境地に辿り着くのかも分からないまま階梯を進めていっている成果だった。
 良識あるべき四十男の目に邪な欲望が浮かび上がろうとも、アスカがこうも背徳的な魅力を放っているのであるから驚きではないだろう。

「……早いものだな。研究所がまだ箱根だった頃、君たちがお茶を飲んでいる間を任された私があやそうとすると、いつも途端に大泣きして弱らせてくれていたのを覚えているが」
 じろじろと無遠慮に。今まさに「女」としての躯に花開こうとする肉体と、なにも知らず眠り続けるあどけない顔とを幾度も代わる代わるに眺めやる。
 ゲンドウの脳裏にはおそらく、彼の口にした通りの幼女だった時分や、たとえば小学生になったばかりの頃など、親しく近所付き合いをしてきた中で知るアスカの幼きから成長してきた姿が、今ぎょろりとした目つきでもって視姦している初々しいオールヌードに重ねられているのだろう。
「うふ。ここをご覧になって、あなた」
 ユイの手がそっと動き、彼女をもう一人の母親とも思い信頼するアスカの秘められるべき花園を勝手に露わにさせる。
 太腿を開かされれば、幼い女性器に集まるゲンドウの視線を遮ろうというものは何一つ残っていない。
 土手肉のぽってりと盛り上がった恥丘に、まだほとんど縮れもなく疎らに生え広がり始めたアンダーヘアが。
 とは言え、くっきりと切れ込んだ媚裂の様子はツルツルと稚げで、ユイのような小陰唇のはみ出しなどは未だ目につかない。

436引き気味:2014/11/16(日) 23:45:29 ID:BCZf/8ys0
「まだ子供だな」
「でも、もう赤ちゃんを産むこともできるのよ。最近はシンジやわたしの生徒たちのお相手だって、立派に務めらてるくらいなんだから」
「君の教え子か……。たしか、久しぶりに君があの契約を結んだ子供たちが混ざっているのだったな。アスカ君もさぞ泣かされているのだろう?」
 同情めかした一方、妻を非難するようにもして『ふん』と鼻息を漏らす。
「あの子達はもう立派な紳士よ。レディの扱い方はちゃんと心得ているもの」
「君が一から教えてやったやり方での、な」
「うふふ。近頃はわたしも驚かされることも多いのよ。アスカちゃんやレイみたいに、今からの数ヶ月が将来にとって一番大事な時期の女の子たちを任せるのにはぴったり。立派なご主人様ぶりで、この子達の成長に必要な全てを心得ているみたいだわ。見ていて私もとっても刺激的だもの。あの子達のプレイ」
「……でなければ、君がまたあの首輪を取り出してきて付けようとは思わない、か」
「あら、嫉妬ですの? アナタ」
「フン。それこそ今更だな」
 そしてユイは、つい先刻まで愛蜜をふんだんに滴らせている最中のその内側に自在に使い、アスカを啼かせていた指をもう一度、そろそろと忍ばせていった。
 歳上の女性とのレズ遊戯によほど体力を消耗させられたのに違いない。アスカは、陰唇の片側にひっかけた指先で膣口がはっきり分かるぐらいまで桜貝色の媚肉をくつろげられてしまっても、『ううん……』とむずがるだけで目覚める気配を見せなかった。
「――ふむ」
 ゲンドウも片手で眼鏡の位置を直しながら、アスカの性器に顔を近づける。
 彼からすれば、小さな小さな――年齢相応の幼い性器だなと、そう見える。
「形が崩れたりはしていないか。さすがだな。ダメージになるような負荷はかけさせていない、手綱はちゃんと握っているというわけだ。……しかし、どうせ君の仕込みだ。こんなものでも、無理をせずに私を受け入れられるぐらいには経験を積ませたのだろう?」
「ほんとうに今日は珍しいのね、貴方」
 ユイは、さっきまで自分の指でたっぷりと弄り回してやり、クリトリス愛撫での絶頂と膣内ウィークポイントへの責めでの絶頂が交互の桃源郷に漂わせてやったアスカの秘部に見入っている様子の夫の、その腰のあたりに目を向けた。厚みのある生地のガウンローブを羽織ったゲンドウはたしかに股間を勃起させ、この自分の息子と同い年の少女に挿入してやりたいという欲望を膨らませているかに見える。
 それはとても珍しいことだった。
「今まで教えてきた子供たちの中にアスカちゃんみたいな歳の子もいっぱい居たけれど、一度もご自分の書斎に招いたりしたことは無かったのに」
 夫にとっても特別な娘だからだろうかとユイは考える。
 少女の母親のキョウコとは古い研究仲間だ。同じ職場で同じ頃にもうけた子供だということで、互いに融通しあって面倒を見てきた。ゲンドウの手も随分借りた。
 第三新東京市に移ってきてからは家も隣同士。実の子ではなくとも、かなりそれに近い距離感で成長を見守ってきた少女なのだ。
 ならば、ならばである。
 ユイにとって、大勢の幼い愛人たちとはまた別の意味で特別な「オトコノコ」であり続けているシンジ。それと同様に、ゲンドウにとっての特別な女の子がアスカなのではないだろうか。
「ご賞味、なさる?」
 ベッドに向かって身をかがめた夫の目と鼻の先で、ユイはくちゃくちゃと眠り姫でい続けるアスカの秘唇を掻き混ぜてみせた。
 レズセックスでのアクメ地獄を喘ぐ声が枯れるそうになるまで味わった直後の性器は敏感も敏感なままだったろう。半股開きにさせられたアスカの幼い見た目をした割れ目で、肉莢に引っ込みかけていたクリトリスが再びみるみるツンと立ち上がっていく。
「……ンぁ、あ……。おば、さま……。もう許して……」
 夢の中でも人妻のねっとりとした愛撫にのたうち回らされているのだろう。むずがる風にシーツに広がった紅茶色のブロンドをうねらせたアスカに、目覚めるそぶりはない。

437引き気味:2014/11/17(月) 00:23:41 ID:.sI4rSWM0
「あいつのガールフレンドだろう。私が抱いてかまわないのか?」
「内緒にしておきましょうか」
 ふふ、と楽しい思いつきのように言う。
「アスカちゃんにも内緒にしておけるかは……アナタ次第ですけれど」
「私に紳士であることを期待しているのか? だとしたら、本気でそんなことを言い出すのは君ぐらいのものだがな。――しかし、訊くまでもなかったか。あいつも、目の前で母親や幼馴染の娘を寝取られて、それもまだ下の毛も生えない小僧どもに寝取られて喜んでいるような、情けない男だったからな」
「あなたの息子だからだとは、お思いになりませんの?」
「君の薫陶だろうよ。私がこの娘を自分の子供に近い存在だと捉えているのではと考えて、嗾けているのだろう? 擬似的な父親と娘同士でのセックスとくれば、いかにも君が好みそうな話じゃないか」
「あらいやだ。さすがゲンドウさんだわ。お見通しなのね」
「あいつの気持ちも考えてやるのだな。俺がこの娘を抱いて、まかり間違って子供でも孕ませてみろ。いくらなんでも内心穏やかではいられないだろうよ。……俺を嫌っているからな」
「また、そんなことを言って……」
「それとも、確信でもあるのか? あいつもこの娘に処女を貰ったぐらいだ。惚れられているんだと自信を持っているだろう。そんな娘を俺に寝取られて、それでもまだ興奮していられるぐらい君好みの趣味をした男に育てあげたのだという、確信がな」
 それは、自分の妻を大勢の年端もいかない子供達や息子にまで寝取られ、妊娠すれば出産も辞さないとすら言い切られた男が口にした時、どんな感慨があっての言葉だっただろう。
 自分の思うままに生きることで夫にかけてしまっている迷惑については重々承知の上だ。
 そんな自分と一緒になっても不幸になることはない、幸せになっていける種類の人間だと思えばこその結婚。愛し合ってのことだという以上に考え抜いた上で、夫婦になったのだ。
 であろうとも、ここまで自由にさせてもらっていれば、夫として思うところが募りもするのかもしれない。
 さすがのユイも言葉もなかった。
「…………。あなた……」
「まぁ、良い。この娘を抱くのも悪くはなさそうだが。またの機会にしておこう。……着いてくるが良い」
 そういってゲンドウは先に立って歩き始めた。
 どこか上機嫌そうに――他人から見れば不気味に頬を引き攣らせているだけにしか見えない――顔をして。どこか浮かない顔のユイを従えて。
 それこそ、本当に碇家において滅多に無い光景だった。

 そうして、ゲンドウの書斎に招き入れられて。
「……っッ!?」
「驚いたか。君でもそうか、驚いたか」
 ユイがそこで目の当たりにしたのは、ゲンドウが普段書類仕事をしている椅子の上にあった、もう一人、娘も同然に愛している少女のあられもない姿なのだった。

438引き気味:2014/11/17(月) 01:29:55 ID:.sI4rSWM0
「レイ……!?」
 綾波レイが。結婚前のユイと同じ姓を持った儚げな容姿の女の子が、そこに赤い瞳の両目を愕然と一杯に見開いて。
 夫婦の寝室にユイが連れ込んでいたアスカがそうだったのと同じに一糸もまとわぬ、小児愛性犯罪者の被害に遭ったかの卑猥な姿勢をとった全裸の姿で。
「――ぅ、ぁ、ぁあっ……!」
 ゲンドウの椅子に浅くヒップを載せ、両足は大きく開いて肘掛けの上に膝の裏をひっかけたM字開脚。ポルノ雑誌によく見かける、いかにも淫売の娘がとりそうな誘惑のポーズだった。
 別段、縛り付けられて強いられているわけでもなく。体力のないレイが無理をして、辛そうにヒクつく腿の筋肉などは攣ったりする寸前さながらの有り様で、脂汗もたっぷりかいて、そんな苦悶と葛藤までして。
 背もたれに埋めた背中を丸めて、少しでもバランスを取ろうとし。プルプルと震える華奢な手で椅子の上に齧りついて。恐らくは――恐らくは心待ちに待っていたのだ。
 ゲンドウが戻ってくるのを。
 そうしていろと言いつけられたのに違いない、みっともなくて浅ましいお強請りのポーズを頑張って。言い訳しようのない淫らな期待で息を荒くさせつつ待ち望んでいたのだろう証拠を、たらりたらりと、丸出しにした下の唇から垂れさせながら。
 幼馴染の少年に対しても、親代わりの女性に対しても、本来であれば心の片隅に抱くことさえ許されない、裏切りに満ちた欲情を48歳の中年男に抱いてしまっていた裏付けになる、おびただしい量の愛液で、無毛の秘部をぬかるみのようにドロドロにさせながら。

「……あっ、ああっ、み、見ないで……! お願い、見ないで……ッ、アアッ!?」
 安定の悪い姿勢でいたのを、急にユイの目から自分を庇おうと体を丸めたのが良くなかった。
 床に転げ落ちてしまったレイは、それこそみっともなくジタバタと手足を藻掻かせ、背中を椅子の脚にぶつけたりもしつつ部屋の隅の方へ逃げようと後退っていた。
 今のような自分の姿をユイに見られるのが、よほど恐ろしかったのに違いない。
 だのに、
「……レイ」
「…………!」
 ゲンドウが一声呼んだだけで、少女はびくりと固まってしまっていた。
「私に犯されたかったのではないか?」
 ショックのあまりで、一時意識の上から吹き飛んでしまっていた欲望が、それだけのゲンドウの言葉で瞬く間に蘇らされたかと思われた。
 レイは小さく喘いで、ゲンドウを見上げていた。
「これが欲しいのだと、そう言ってきたのはお前だ」
 ガウンの前を開いたゲンドウが、湯上がりのままだった裸体を露わにする。
 これをと言って示した毛深い股間のペニスは、赤黒く染まった外見で上向きの角度も雄々しく屹立して、鈴口をまっすぐ――這いつくばった少女の方に向けていた。
「犯してやろう」
「……ッ!」
 レイが息を呑む。
「お前が、言った通りにしたならな」
 さあ、どうする。ゲンドウがゆっくり近づき、見下ろしていた。
 二人の位置関係はもう、さんざんレイが小学生たちによって仕込まれてきた奉仕のためのポジショニングと同じだ。床に這うレイはそのまま跪いて、顎を持ち上げれば良い。そこから舌を差し出せば十分に届く所に、ゲンドウの屹立が突きつけられている。
 異臭に近いぐらいの牡の性臭が、むわっと漂ってきていておかしくない。
 歳下相手が殆どを占めているレイの性体験においてかつてなかった迄に完成された牡性器は、見上げるレイの顔に大きく影を落とすほどに長大。エラの張りようも凶器そのものだ。
「私は構わんのだ。今になってお前がユイを裏切りたくないと言い出してもな」
「あ、あなた……?」
「シンジの事もある」
 その名前が、頬を火照らせてはいてもやはり病弱な印象を拭いきれぬ青白さをした顔を、再び強張らせる。
「お前に、あいつのことを裏切らせるのも酷だろうと思ってな。だが、そうであってもどうしても私に抱いてもらいたい、私に犯されたいと、お前がそういう顔をして見つめていたものだからな。……だから今日は、訊いてやったのだ。オレに抱いて欲しければ、言った通りにして待っていろと」
 さあ、どうする?
 ゲンドウに選択を迫られたレイは、ユイをさんざん気にしているのが分かる動揺しきった目をして、目の前の床を、顔のすぐ前の屹立を、交互に見つめていた。

439コウイに値する名無しさん:2014/11/17(月) 21:37:58 ID:qo/6Mkro0
レイがゲンドウに抱かれた後、409〜410の話でアスカがゲンドウに抱かれる展開ですかね

440引き気味:2014/11/17(月) 21:45:01 ID:.sI4rSWM0
レイがゲンドウに犯してもらった後、>>409-410あたりのエピソードでアスカがゲンドウにフラグを立てられる話です。多分。

441引き気味:2014/12/04(木) 23:41:34 ID:VaFdRuP.0
 ハードスケジュールもいいところだった。

 この日のアスカは、誕生日当日。朝の母親がおはようの挨拶に続けてハッピーバースデイを言ってくれたのにはじまり、向かう先々すべてで友人知人の皆が祝福してくれた。
 実のところ才色兼備を地で行きすぎている彼女は女子生徒グループの中では結構な妬みを買っている方なのだが、いつも一緒にいる洞木ヒカリがクラス委員として周囲に認められていること、一目置かれていることは大きかった。
 この日ばかりはシンジも幼馴染兼ボーイフレンドとして合格印だったのも大きい。
 いつものように起こしに行った朝は既に目を覚ましていて支度済み。ちゃんとアスカが来るのを待っていて、プレゼントを渡してくれたのである。
 密かに期待していたように、綺麗に包装された小箱を手渡してくれた後にはキスもしてくれた。
 もう何度もキスもその先もしている関係なのに、プレゼントを渡す時の方がそれよりもずっと恥ずかしそうに照れていたのも、これも実のところアスカが期待していた「シンジらしさ」であって、ご満悦。
 アスカは朝から幸せいっぱいの気分だった。

 その幸福感は放課後が近付くに連れて次第に落ち着いていき、そして今度はある種の惧れが募り始める。
 帰れば今日は、彼女の誕生パーティーが開かれることになっていたからだ。
 残念ながら仕事の都合がつかなかった母親のキョウコが後事を託していった古い友人のユイ、つまり幼馴染のシンジの母親であり、アスカにとっての母親の役目も実母のキョウコと半分こでこなす勢いで面倒を見てくれた彼女が、任された分増量された意気込みで『楽しみにしていてね』と告げていたからだった。
 ただ楽しみにしているだけでは済まされない。
 去年までならユイへの信頼は絶対であった。母親がいないことに残念な思いはあっても、寂しさを感じる必要がないほどに暖かく迎えてくれる幼馴染の家で、素直にユイのお手製のケーキを心待ちにしていれば良かったのだ。
 ところが今年になって事情は大きく変わり、ユイはアスカにとって全幅の信頼を寄せていて良いだけの相手ではなくなった。
 アスカがシンジに処女を捧げることが出来た一連の経緯にはじまり、今やあの女性は信頼と同時に畏怖の対象である。
 油断していて、どれだけ泣かされることになったか。
 正直、恨めしく感じる部分も多々ある。いかにも厭わしく、出来ればもう縁を切ってしまうのが上策だと思いながら――そうであっても尚、本気でパーティーを欠席するつもりにはなれずにいるのが、更に恨めしくあった。

 行けば待っているのはユイとシンジとレイと、そしてムサシたち。
 ヒカリが居てくれている間はまだ良いだろう。
 影で絶対にちょっかいをかけてくるだろうムサシとケイタに警戒を怠ってはいけないだろうが、それにしても「部外者」である親友の存在はバリケードとなる。
 問題はパーティーが終わった後だ。
(普通に終わってくれれば良いんだけれど……)
 そのお開きが、表向きのことだとしてヒカリに対するだけのポーズになってしまいかねない。
 その場合、アスカはまた泣かされるだろう。
 誕生日だというのに、また泣かされてしまうのだ。
 小学五年生。何も考えていないガキっぽさ盛りそのままの見た目で、バカ丸出しの言動をしている一方、隠し持った獰猛な牙を剥いてアスカやレイを蹂躙し、性の奴隷へと屈服させた幼い支配者たちに。
 彼らをそう育て上げたユイの見ている前で。
 シンジの見ている前で。

「――はぁっ」
 『ああ……』と思わずアスカの口からこぼれた吐息は、切なく熱を帯びていた。
 この日、十四歳になったばかりの少女に似つかわしくない、艶めいた表情が浮かんでいた。
(わたし、期待しているんだわ……)

442引き気味:2014/12/04(木) 23:41:56 ID:VaFdRuP.0
 手をやって確かめずとも分かる、下腹部に生まれた潤みの気配。
 どんな背徳的な余興をユイが用意しているパーティーだろうかと懸念するほどに、脳裏にはこれまでの恥辱の記憶が蘇る。
 あんな目に遭わされた。こんな目にも遭わされた。
 思い返していくことは、その時その時ごとにアスカの肉体に刻み込まれた快楽を浅ましく反芻することへと変わっていく。
 淫乱。ぽつりとその言葉が口をついて出た。
 自分の現状を重々に承知した上での、自分自身に対する蔑み。
「ほんと、インラン娘もいいとこだわ……」
 独白する自嘲は二重の意味で苦い。
 変わり果てた自分を我が事ながら見下げ果てるしかないというのに。あの変態ムサシ達、セックス狂いの小学生達と同種の唾棄すべき存在になった惣流・アスカ・ラングレーという女の子を客観的にイメージしてみるほどに、アスカは昂ぶるのだ。
「ああ、素敵……」
 背丈を比べれば胸までしかないような小学生たちに後ろからのし掛かられて犯されて、歯を食いしばっている、女の子。――なんて惨めなのだろう。
 半ズボンの股間をもっこりとさせながら取り囲む子供達の前で、一枚一枚服を脱いでいって自分から性器を拡げ、嫌々セックスをねだる言葉を口にさせられる女の子。――なんて哀れなのだろう。
 頭の悪さがにじみ出ただらしのない顔でにやけついている悪ガキたちの前に全裸で仰向けになって、同じぐらい頭の悪そうな涎を垂らした顔で必死にオナニーショーを演じている女の子。――なんていやらしいのだろう。
 それが自分。

443引き気味:2014/12/04(木) 23:43:45 ID:VaFdRuP.0
∩(´・ω・`)∩ 

時間切れですた。間に合いませんぬ。12月4日終了ですん。
だって、近所の本屋が閉まる前にヤングエース買ってこなきゃいけませんもの!
明日は休日なんで、続きは興が乗れば投下し続けますが。
健康第一で行こうと思います。

444TJ:2014/12/05(金) 04:17:29 ID:sDiIYp5I0
はじめまして。
もしかしてサザエさん時空?w
来年の今頃にまたやってくるアスカの誕生日。
永遠の14歳アスカとレイは永遠の小学生ムサシとケイタに犯され続け、妊娠契約の16歳にはならない。無限地獄ww

445引き気味:2014/12/06(土) 16:22:13 ID:Vav/5yCI0
ちょっと重複する部分から書き直しますた。






「はぁっ……」
 12月の寒空。吐き出す息は白い。
 ふかふかのファーが付いた赤いコートで、さらにマフラーを巻いて口元近くまでをうずめてしまったアスカが思わずこぼした吐息。切なく熱を帯びたそれは、白いマフラーに遮られ、自分の頬へと返った。
 切り付けるような冬の風によってとは別の理由で、うっすら火照りだしていた頬にだ。
 憂愁の翳りを帯びた溜息こそが、こぼされてしかるべき場面であったのだけれども。実際にはそこに、この日十四歳になったばかりの少女に似つかわしくない、艶めいた表情が浮かんでいたのだった。
(わたし、期待しているんだ)
 手をやって確かめずとも分かる、下腹部に生まれた潤みの気配。
 どんな背徳的な余興をユイが用意しているパーティーだろうかと懸念するほどに、脳裏にはこれまでの恥辱の記憶が蘇る。
 あんな目に遭わされた。こんな目にも遭わされた。
 思い返していくことは、その時その時ごとにアスカの肉体に刻み込まれた快楽を生々しく再生させる行為でもある。すぐにそれは、浅ましい反芻作業へと変わっていった。
 自然、Bカップ・ブラの下で乳首は凝り、純白のショーツを履いた秘めやかな部分にも充血がはじまる。
 全身の肌が敏感さを増し、衣擦れのほんの僅かな刺激にすらゾクゾクとした心地良さを覚えるようになりだしていく。
(ンぁ、は、ンン……)
 碇ユイとその教え子たちによって作り上げられたスイッチが、ONになったのだ。
 
 コートの下、一日の授業の間の分、成長期にある健康な少女の体を包んでいたブラウスには、この瞬間からより濃厚にアスカの香しい体臭が染み込んでいったことになる。
 ――淫乱。ぽつりとその言葉が口をついて出た。
 少年たちを相手にして。母親も同然の美女やライバルだった筈の同性を相手にして。そうやって、昼となく夜となく繰り返されてきた牡と牝としての交わり。十四歳にして官能の悦びに味をしめきった子宮が支配する思考状態にあって、だからこそ一層に冷えた部分を残した意識の片側は、そんな自分を他人ごとのように眺めるのだ。
「ほんと、インラン娘もいいとこだわ……」
 独白する自嘲は二重の意味で苦い。
 凌辱を受け続けているのでしかない記憶を思い出すだけで、パブロフの犬も真っ青の涎を垂れ流しはじめる。
 変わり果てた自分。我が事ながら見下げ果てるのみだというのに。
 あの変態ムサシ達、セックス狂いの小学生達と同種の唾棄すべき存在になった惣流・アスカ・ラングレーという女の子を、外側から眺める眼としてイメージしてみるほどに、アスカは――昂ぶってしまうのだ。
「ああ……」
 (素敵、だわ)
 背丈を比べれば胸までしかないような小学生たちに後ろからのし掛かられて犯されて、歯を食いしばっている、女の子。
 ――なんて惨めなのだろう。
 半ズボンの股間をもっこりとさせながら取り囲む子供達の前で、一枚一枚服を脱いでいって自分から性器を拡げ、セックスをねだる言葉を嫌々口にさせられる女の子。
 ――なんて哀れなのだろう。
 頭の悪さがにじみ出ただらしのない顔でにやついている悪ガキたちの前に全裸で仰向けになって、同じぐらい頭の悪そうな緩みきった顔で必死にオナニーショーを演じている女の子。
 ――なんて、いやらしいのだろう。
 それが自分。
 よりによって、この自分なのだ。

446引き気味:2014/12/06(土) 16:22:49 ID:Vav/5yCI0
「……アンタ、エリートなんでしょう? スポーツ万能、成績優秀の天才で、そこらの男どもじゃ釣り合わない、高嶺の花の。あんな馬鹿ガキ連中となんて、生きてる世界自体違うんじゃなかったの?」
 苦々しげに、意識してそうした口調で独りごちてみせる。
 けれども、忌々しい忌々しいと始終顰めっ面をしていた頃をどんなに再現しようとしても、口の端が浮ついた笑顔になってしまいそうな引き攣りを抑えることが出来ない。
 ブラジャーのトップを突き上げんばかりになって逆に布地に圧されて、桃色の痺れを味わっている乳首がときめいている。
 急ぐ気はなかった家路への足取りが、知らず知らずに内股になって股ぐらを擦り合わせるように、早足に。一歩一歩の振動で揉み絞られる下着のクロッチ部分で、蜜穴とクリトリスが貪欲さを増していっている。
 思い浮かべるのはもう、青筋を立てて自らの最奥を抉り抜いてくれる、雄々しい肉柱たちのことばかりになっていた。
(欲しい……)
 ほんとうに、まるで飢えた犬のよう。雌犬のようだわ、と。
 冷え冷えとした侮蔑の眼差しでそれを眺めるもう一人のアスカ。彼女にしても、しかしアスカが淫らに胸を高鳴らせながら家路を急ぐのを、止めようとはしないのだ。

 ◆ ◆ ◆

 ――それはさ、だってアスカ姉、自分大好きの自惚れ屋だからだろ。
「ナルシストって言うんだよな」
 碇家で開かれていたパーティーも片付けに入った頃、今日は主役だから座っていてとリビングに残されていたアスカをこそこそと手招きして、廊下からシンジの部屋に、そして襖の影に連れ込んだムサシは言った。
 今日のプレゼントの第一弾。得意満面のそんな言い方で、学校帰りのままの半ズボンから取り出してみせたのは、この悪ガキ小僧曰く「一週間溜め込んでおいた」のだというぱんぱんに膨れ上がった睾丸をぶらざけた、ズル剥け勃起だった。
「……ンっ、んっ、ンっ、ンンん……っ」
 ケーキを食べた皿を洗うユイやヒカリの声を背後に、押し問答をして聞き付けられるのを恐れたアスカは、文句の台詞もこの場はと飲み込んで、背の低い少年の腰に膝立ちで身を屈めてしゃぶりついていた。
 とは言え、アスカがムサシに呼び出されたのは皆に見られている。
 ユイは勿論のこと、レイもシンジだって察しただろう。ヒカリあたりは、歳上の綺麗な女の子にプレゼントをしようとする小学生の気恥ずかしさ、なんてあたりに誤解しているところだろうか。
 背徳的な実態に気付かれるような事態は、業腹だがシンジたちがフォローして誤魔化してくれると期待して良い。

「へへっ、すっげーしゃぶり方。アス姉のバキュームフェラ、最っ高ーじゃん」
 まだ小学生のムサシは、実は2月生まれだ。12月が誕生日のアスカ以上に早生まれであり、歳の差はほぼ丸々三つ。シンジたちに遅れてこの日十四歳になった彼女とは、この後の二ヶ月は四つ差ということになる。
 しかし、サイズで言えばシンジより余程成長しており、大人の物とも遜色ない。
 完全にエレクトした状態でなら――、
(あのジャージ馬鹿や、相田よりも大きいのよね……)
 アスカが見知っている中でも、最も早くその貫かれ心地を経験したペニスであるが、これを越えるサイズを彼女はまだ他に知らないのである。
 それほどの逸物だった。
「……う、むっ……ンぶっ、ンッ、ンッ、ンッ」
 ムサシがフェラチオ奉仕の際に出しているオーダーは、根本まで唇に収めての吸い上げしゃぶり。この長大なサイズを飲み込もうとすれば、完全に皮の剥けた亀頭が喉を小突き、アスカは嘔吐感と戦う羽目になる。
 その上で、唾液をたっぷり絡めさせた舌で裏筋を舐め洗ってやらねばならない。
 ムサシの目をまっすぐ見上げながら、だ。
 はじめの頃は苦しさがとにかく先に立って口の中は乾き、注文されたように唾をぬるぬるに塗りこんでやるどころではなかったのだけれども、今は急角度で上を向く威容を見せつけられるだけで、口の中にじゅわっと唾が溢れてくる。
「そんなにがっつかなくても良いのにさぁ〜」
「……うっさい。黙って――さっさと出しなさいよ!」

447引き気味:2014/12/06(土) 16:23:27 ID:Vav/5yCI0
 ムサシの言う一週間とはつまり、アスカがこのサディスティックな小学生を様付けで呼んで雌奴隷プレイをやらされるのが一週間無かったということであり、『そんなに飢えてたんだ? やっぱり、シンジ兄ちゃんのテクじゃ物足りなかった?』と少年の浅黒い顔を得意満面にさせていた。
 それに対して小声で理由を言い訳してみせたアスカだったのだが、そこは相手はムサシ、現状最も深くアスカの心身を侵し抜いている淫獣小学生である。
 伊達に天下のエリート、壱中一の勝ち気美少女のアスカに妊娠奴隷の予約を取り付ける程に深い仲を築いてはいない。
「アス姉はさ、自分大好きなもんだから、可哀想な自分、すっげー無様な目に遭わされてる自分ってやつも大好きなんだよ」
「はぁ?」
「俺達が撮ってやった写真とか動画とか見てる時、うっとりしちゃってるだろ?」
「なっ……!? 何よソレ! いい、いい加減なこと言わないで!」
「うっそ吐けって」
 へらっと酷薄な笑い方をして、ムサシが軽くアスカの頬を張った。
「ンゥ……ッ。なにするの! よ……」
 アスカは怒気を見せようとするも、雰囲気を切り替えたムサシに無言で見下されると勢いも立ち消えに、力なく黙り込んだ。
「立てよ、アスカ姉。一発目は尻穴にぶち込んでやる。そしたら俺のプレゼントのこのアナルプラグで蓋してやっから、片付け済むまでケツん中に溜め込んどくんだぜ?」
「……ぁ、あ……」
 ぎくしゃくと立ち上がったアスカは、シンジの部屋の壁に片手をついてスカートをまくり上げた。
 大きく染みを作っていたショーツを目にしても、あえてムサシは何も触れない。
 無言の揶揄。そんなものさえ通じ合う仲の二人なればこそ、アスカは突き刺さる視線に背筋をぞくぞくと震わせ、また頬の火照りを熱くさせるのだった。
 突き出されたヒップからムサシが乱暴に下着を引き下ろし、肉棒の切っ先を近付けると、耳まで真っ赤にしたアスカはきゅっと瞼を閉じて、後ろ手で自らの尻たぶを割り開く。
「ンぁっ、あっ、あぅン……ンッ」
 潤滑油代わりに愛液をまぶすため、しおらしげな歳上美少女の蜜泉をくちゅくちゅと浅く亀頭がこそぐ。
 それでいよいよ高まりきった喘ぎを漏らしはじめたアスカは、後は深々とアナルを抜き挿しするムサシが精を放つ瞬間まで、一直線にトーンを上げていく悦がり啼きを手のひらで遮るだけで精一杯だったのだった。
「おらっ、おらっ、おらぁっ! 恥ずかしがってんなよ、アス姉。あの洞木ってお姉ちゃんにアヘ声聞かれるの、ほんとは期待してんだろ?」
「ンぅヴヴッ!? ンンッ! ンンン〜!!」
「だから俺様相手に嘘とか通じないんだって。ほんとは学校の友だちにバレてさ、すっげー軽蔑した目に、どんな風にこんなとこ映るんだろうって想像しちゃうんだよな?」
「ンン゛ン゛ッ! ンンン゛ン゛ッ、ン゛ン゛ーン!」
 必死に首を振るアスカに、ムサシは容赦しなかった。
 先輩中学生のほっそりとした腰を力を込めて押さえ付け、遮二無二になって腰を叩きつける。
 ムサシとケイタ、二人掛かりの開発調教で第二の性器に作り替えられたアヌスだ。アスカの瞼の裏にはバチバチと性感の火花が飛び散り、火を吹かんばかりに肉の悦びが高まる。気を張っていなければ、ご馳走と一緒にジュースもたっぷり飲んでいる下腹から、尿道を借りて迸ってしまいそうだった。
(ああっ、やだ! 早く、早くしてぇ――!!)
 外に漏らすわけに行かぬ悲鳴は、なればこそ余計に追い詰められた美少女の脳裏を駆け巡る。
「逝けよ。イケって、アス姉。この雌豚!」
 バシッと音をたてて、小学生の手がむき出しになったアスカのヒップを打擲した。
「ほら、イケっ! イケっ! イッて、俺みたいなガキんちょにケツマンコぶっ挿されて、天国気分でヨダレ垂れ流してるアホっ面、見てもらえって!」
「ンぁ……ぉ、あぉぉ……ォ、ォ、お! いやぁぁぁ……!!」
「あのとっぽそうなお姉ちゃんじゃ、俺の大人チンポは刺激が強すぎっかもしんないけどさ。意外と一目惚れして『私も』とか言ってくれるかもしんねーし」
 なんたって、と。見るからに調子に乗った機嫌の良さでムサシはうそぶく。
「引っ叩かれて悦んで、ケツ穴ぎゅんぎゅん締め付けてるような変態姉ちゃんの友達だもんな」
「ダメよ、だめよぉぉ……。ヒカリは、ヒカリはぁぁ……! ひ、ヒカリまで……おかしくさせないで。わたし……ッ、ヒィッ!? わたし、みたいに、頭っ……カラダもっ、おかしくなっちゃうようなこと、しないでぇ……!!」
「馬っ鹿。何言ってんだよ、アス姉。さっきの話もだけど、アス姉が変態丸出しのマゾ女なのは俺達のせいじゃねーじゃん」

448引き気味:2014/12/06(土) 16:23:46 ID:Vav/5yCI0
 たとえばとムサシは、懸命になって悦がり声を噛み殺しながら背中のラインをうねらせているアスカと同様の境遇にある、もう一人の妊娠奴隷候補、綾波レイの名を挙げた。
「レイ姉ちゃんがああいう変態に目覚めちゃってんのは、シンジ兄ちゃんの趣味意識してだろうけど。アス姉の場合は自分のせいだもんな」
「ひがっ、ちがうわ――ッ、っああああ! そんな太いの、そんな奥ぅ……ッ。ヒィーッ!?」
「ユイ先生も言ってたろ。プライド高くてナルシストなやつほど、本性はマゾなんだって。アス姉のことじゃん!」
「ひがう、ひがっ、ひがうんだからっ! おばさまは、そんな酷いこと私に……ちが……ッ、ぁおお……ォ、おぅ――ッ!? フッ、ふわ、ぁあああ゛あ゛!!」
「酷いことなもんかよ。アス姉だって、俺達のマゾ奴隷にしてもらってそれまでよか全然ハッピーになってんじゃん」
 シンジ相手ではもう満足できないのではないか、自分たち小学生コンビに犯されている方が感じるのだろう、と。この後を誤魔化すのが大変そうな汗を浮き上がらせたアスカのうなじを見下ろしながら、ムサシが白状を迫る。
 脂汗が流れるほどのアナル責めでの肉悦と、この絶対の秘密を親友に知られてしまったらという妄想による歪んだ興奮。二つが入り乱れて渦巻く法悦の只中にあって、ともすれば意識が消し飛びそうに追い詰められた少女は、とにかくもう否定に首を振りたくるだけを続けていた。
「強情っぱりなのももう、プレイだもんな。ほんとは想像しただけでさっきから何度も逝きそうになってのん、分かってんだぜ? すぐソコのさ、アス姉のメス豚な正体全然知らない友達にさ、豚らしくブヒブヒ啼いて教えてやれよ! 私は、アスカは、ムサシ様に飼って頂いてる淫乱家畜なんですぅ〜って、さぁ!!」
 肛門をすぐ入った辺りから一気に粘膜をゴリゴリこそいでいくエラ高のペニスに、悩乱するだけ悩乱させられてしまっているアスカだ。
 抵抗はさほども続きはしなかった。
「ぁお……、ぉ、おぁ……。あ、あ゛あ゛あ゛っ、アーッ……!!」
 見開かれた青い瞳がぐりん――と、瞼の下に裏返りそうになってしまって。痙攣する舌先が突き出された唇の奥からは、はっきりした形になれなかった掠れ声が迸る。
「うぉぉ……出す、出す、出すからなッ」
 ビクン、ビクンと肛門に嵌った肉柱が脈打つ度に、ねっとりとした熱汁がお尻の内側に逆流していく感覚を、(気持ち、悦い……!)と肯定して、絶頂の浮遊感にたゆたったアスカは、背中に抱きついたムサシを巻き込みながら崩れ落ちた。
 唯一の救いは、懸念していた失禁がどうにか誤魔化せるレベルで収まってくれていたこと。
 シンジのベッドの側に常備されている臭い消しをたっぷり使った彼女は、その後、パーティーの後始末を済ませたヒカリに合わせて自分たちも帰宅するポーズを付けるため玄関を出た寒空に、ノーパンの直肌を夜気にひんやり撫で上げられて、また背筋をぶるっと震わせたのだった。

「なぁに? どうしたの、アスカ?」
「ううん、なんでも、なんでもないの。ただ、寒いなーって。あは、アハハハ……」
「そんだけ重装備しといて寒いとか、おばん化のはじまりだぜ、アス姉。また一歳、歳をとっておめでとー」
「うっさいっ。この馬鹿ムサシ!」
「もう、アスカったら。……ねぇ、それでムサシ君にさっき何をもらったの? ああやってこっそりプレゼントくれるくせに、わざと意地悪言ってみせるとか、かわいい子じゃないの」
「あのね、ヒカリ。勘違いだから。ヒカリのそれ、全然勘違いだからね」
「またまた、アスカってば〜。私にぐらい教えてくれても良いでしょ〜?」
「内緒よ、内緒っ」
「碇くんも気にしてるかもしれないし。ねぇ、アスカってば」
「あああ! お酒なんか飲んでない筈なのに、どうしてそうヒカリはご機嫌なのよー!」
「うふふふふ」
 帰り道が分かれた所からほんのちょっとだけ歩いてみせた後は、付き添いのユイと並んだ友人の後ろ姿が曲がり角に消えてしまうまでを、シンジが付き添いを務めるということになっているムサシたちと並んで見送って――。
 そして、
「ンぁうんンン!!」
 ばっと、路上で捲りあげられたスカートの中に隠していた丸出しの秘部と、そして黒いラバー製アナルプラグの嵌った尻の谷間を、シンジの目の前で暴かれてしまったのだった。

449引き気味:2014/12/06(土) 16:34:56 ID:Vav/5yCI0
>>444 TJさん

はじめまして。
すっかり黙りモードで地下に沈んでもう幾年。リンク先も軒並み引退して、エヴァFF自体、忘れられたジャンルとなりつつあるこの頃、どこからそんな挨拶の方が出現するのかぶっちゃけ謎ですが。
とにかく、はじめまして。

一応、学園エヴァベースとなっている、なっていたようなこのお話ですが、実のところは元々を書かれたS51さんしか知らないことでございます。
私がすンごい適当に書いているこのスピンアウト短編は、一見その妊娠契約に続くようでいてほんとに続くのかもいい加減な、その場その場の単発ネタなんでございます。
なもんですから、こっそり『Q』版スタイルでリツコさんが登場していたり、シンジの家が一軒家だったりコンフォートマンションだったり、季節に冬が復活していたりするんであります。
チョー適当でございます。ちょー、でですね。

それにしても、例によって予定していた一番書きたいシーンまで辿り着かずに疲れちゃうこのパターンは、いつになったら改まるんだかですね。
ハードスケジュールもいいところだったとか書き出しに書いたこのネタ。ここまでが出だしなら、この後、二次会、三次会とヤる予定なんですが、正式版にするまでどんだけスパンが開くんだろうって感じですね。
ショートカットで済ますか、いっそもう二、三行で説明だけしてhtml化してしまうか。

ちなみにアスカさんの格好は単行本最終巻ネタです。
セブンイレブンコラボネタとか、先日の誕生日合わせのTwitterネタとかも使いたかったとこなんですが、が。

450引き気味:2014/12/08(月) 03:31:52 ID:kMwvfhdc0
 事後の気怠さが抜けていくのにつれて、意識を甘い陶酔の園に留めてくれていた浮遊感も消えていく。
 地に足の着いた現実感に立ち戻ってみれば、残るのは冷えた精液が膣口からこぼれ落ちて内股にへばりついている気持ち悪さだった。

「……ウッ、グスッ。ううっ……」
 体を起こしたアスカが、ベッドサイドのティッシュケースから二枚、三枚と引き抜いて股の間に使っているうちに鼻を啜りはじめたのを、男は気にかけながら眺めていたようだった。
「君は、よく泣くな」
 シンジの父親、ゲンドウはあまり口数の多い男ではない。
 顎にはろくに手入れをしない髭だらけな上、趣味の悪いサングラスを職場でも平然と使っているヤクザ然とした見かけ。向きあえば大抵の人間を上から見下ろす形になってしまう上背もあって、人からは避けられてばかりなのだとも聞く。
 しかし、アスカに掛けられた声はカーテンを閉め切った寝室の暗さに染み入るような、いたわりがある。
 アスカには分かった。
 仮にも、女として受け入れた相手のことである。
「…………」
「心が痛むか。それが、辛いか」
 察しをつけるというほどのことでもないだろう。
 アスカがこの父親ほども歳の離れた男とベッドを共にする時、どうしても付いて回るのは、他ならぬ男の一人息子――シンジの存在だった。
 告白まがいの通過儀礼こそ済ませてはいても、世間一般の恋愛関係を成立させているわけではない。シンジの方も体の関係を持っているのがアスカとだけというわけではない。さらには、その一人として近親相姦の関係にある彼の母親、ユイが、妻として少女が夫とセックスをすることを認めていた。
 今はまだ打ち明けていないが、たとえ実はと伝えたところで、あの幼馴染の少年は決してアスカを責めはしないだろう。
 であっても。そうだとしても。十年近くかけて育んできた恋心の相手を、自分は裏切っている。
 アスカはそう認識している。
 それが拭えでもしない限り、常に、この新しくアスカがはじめた最も身近な「大人の男」とのセックスには、痛みが伴うのである。
「君の好きなようにすればいい。こんなことはこれ限りだということにして、すべてを忘れ、何もなかったことにすればいい」
 ユイが言うはずである。ゲンドウという男は、実は優しいのだと。
「……でも、おじさま。私が――おじさまを誘ったんですよ?」
「…………。そうだな、君は、ずいぶん魅力的な女の子に育っていたからな」
「残念だわ。そこは、魅力的なレディだって言って欲しかったのに」
 ぐすっ、と鼻を一啜り。振り返らないままだったが、なんとか笑ってみせたのは伝わったろうか。
 おどけたように言ったアスカは、跳ねるようにベッドを飛び出して、ゲンドウが眺める真正面に立ってみせた。
 見て、と両手を大きく開いて。
「ね、おじさま? 私のカラダって、綺麗?」
 胸を張ってみせれば、男のゴツゴツとした手で揉みしだかれ痕跡も生々しく、レモン果実のように先端を突き立たせたミドルティーン少女の乳房が、小生意気に弾む。
「男の人って、私みたいに金髪で青い目の、外国の女に欲情するものなんでしょう?」
 挑戦的な目付きだ。
 そこに泣きはらしたような充血の跡が残っていても、こんな大胆なポーズを男の前で取ってみせる少女の望んでいるのは、しんみりとした遣り取りではない。
 それが理解できていないような青二才では、もちろんゲンドウはなかった。
「……ふむ」
 さっと目を走らせる。

451引き気味:2014/12/08(月) 03:32:07 ID:kMwvfhdc0
 四十男の掌にはすっぽりと収まってしまうサイズの乳房には、日本人として標準的な妻ほどの揉み心地も望めるものではないが。けれども、今から成熟していこうという青い果実ならではのコリコリとした芯の感触、それを味わうのも、男としては堪えられないものだ。
 白人の血を色濃く引く肌をした腹部はまっさらな白さで、若さゆえの肌理の細かさもある。
 視線を下ろしていけば、髪と同じ赤みががった色の金髪で、薄く生えはじめた恥毛が陰阜の丘を飾っている。
 そして、肩幅ほどに開いてまっすぐ立つ足の、太腿。
 女としてのやわらかな肉付きよりも、今はまだカモシカのようなしなやかさが目立つ脚線美は、すっと立つ姿を凛々しくも思わせる。新体操の選手か、バレエダンサーか、そんな感じだろうか。
 再び少女の下腹部に視線を戻せば、まだまだヘアには覆われないままつるりと盛り上がっている恥丘から陰部を二つに割って、一本の縦筋のように走るスリットが。
 そして、薄く隙間に覗く初々しいピンク色の小陰唇もが、歳上の男の目を誘うために何一つ隠されずに晒されている。
 ティッシュで拭いきれなかった白濁がまだ残っているのは、ついさっきまでの情交で、ゲンドウがこの美しい少女の膣に、直接射精を注ぎ込んでやった証だ。
 二回りどころか、三回り近くも歳が離れた大の大人が手にかけてしまうには危険すぎる、そんなまだまだ乳臭い年頃の娘の、裸身。――でありながら、少女の方から自由にしてくれと何度も捧げられてきている躯なのだ。
 あくまで色濃く幼さを残しながら。これが、一度ベッドで組み敷いて貫いてやれば、驚くほど淫らに全身で喘いでみせるのを、ゲンドウは既に知っていた。
「……あは」
 シーツの上に投げ出したままの男の足の間でむくむくと肉柱が立ち上がっていくのを認めて、アスカは嬉しそうな声を立てたのだった。

 ◆ ◆ ◆

「君の母親は研究者としては実に優秀だが……。子の親としてはどうだろうな」
 頷いて招き寄せた男の股間に、アスカは嬉しそうに顔を伏せていた。
 まだまだ拙い少女の口唇奉仕を自分好みに導いてやりながら、ゲンドウが堪能するのは四歳かそこらの時から知っている少女にペニスを舐めさせる愉悦だ。
「こんなはしたない真似をするような娘に育つとはな」
「おばさまに……言ってください」
 『ンっ、んふっ』と鼻息を揺らしつつ、熱心に舌を使って、アスカは直前のセックスで自分の中に注がれた精液の残りを清め取っていく。
「わたしが……こんな風になっちゃったのは、おばさまが悪いんです。おばさまが、レッスンだなんて言って私にあんな一杯いやらしいことを教えてくるから」
「……ほう。だから君は、私のベッドに裸で潜り込んでいたというのかね。その前は、何度か私にわざと下着を覗かせるような真似もしていたな」
 フェラチオ奉仕を味わいつつ、その髪を梳いてやると、アスカはうっとりとする猫のように目を細めてみせた。
 父親の欠けた家庭で育った娘だ。
 こうして、大人の男の膝に顔を預けて愛でてもらう経験など、無かった筈である。
 垂直にそそり立つゲンドウの剛直に、横にした顔を寄せて頬ずりまでする入れ込みようは、自覚していないエディプス・コンプレックスのせいもあるのかもしれなかった。
 だが少女は知るまい。誘惑に至るまでの思考が、そのユイによって誘導されていたことを。
「あれが教えこんだから、ああいう小学生たちとセックスをするようになったというわけか。随分と過激なプレイがお気に入りのようだな」
「それは……」
 ゲンドウの指がアスカの背中にかかったブロンドをのけてやると、現れた首筋にはうっすらと赤く、なにかベルトのような物が巻きつけられていた跡が現れた。
「……あっ」
 屹立と、真下の睾丸に愛おしげに愛撫を加えていた手首を捕まえて、ぐいと引き上げる。
 アスカの目の前に来るようにだ。
 そこにもやはり、赤い跡が残っていたのである。
「そんな遊び方がお気に入りなら、良いだろう、私も縛ってやろう」
「ああっ」
 ほんの数日前に、ムサシ、ケイタといった小学生たちに命じられたまま従った、性奴隷になりきってのセックス。それによって残されていた跡をそのままにしてゲンドウとのセックスに臨んだのは、やはりアスカに期待するところがあったからに違いない。

452引き気味:2014/12/08(月) 03:32:20 ID:kMwvfhdc0
 男の低い声で予告された彼女は、その刹那で頬を薔薇のように染め上げたのだ。
「ほんとうに、淫らな娘だ」
 ゲンドウが胸に少女を抱き上げる。
「ああっ、ああん……。おじさま、ぁ……」
 力強い腕に抱かれ、胸を揉まれ、アスカは濡れきった声を上げた。
「処女は、シンジにやったのだったな」
「……は、はい。私の、バージンは……シンジに上げました、ぁ……ああっ、あ――」
 的確な手つきでの、乳房への愛撫。そして、強引なキス。
 もう、めろめろに蕩けてしまっているのは傍目にも明らかな、そういった顔つきでこの美少女が自分の全てを預けているのは、髭面もむくつけき五十手前の中年男。
 だが男が要求すれば、少女は躊躇なくまた自分の唇を捧げた。
「あむっ、ンぁああ――ム、んふン、ンッ、ンンンッ、ン……」
 送り込まれる唾液をこくこくと飲み干しさえして。
「そして」
 『ここの』と言ってゲンドウがまさぐったのは、びくびくと快感に打ち震えていたヒップのあわい、可憐にすぼまったアヌスの蕾。
 アスカは背筋のラインをぶるりと震わせて、予感のもたらす恍惚に打ち震えた。
「ここのはじめては、あの小僧達に捧げた、と」
「……は、はい」
 さすがにこの告白は耐えられぬ羞恥であろう。耳まで赤くした少女は、背けたまま答えた顔をそのままゲンドウの胸に伏せ、舌を這わせる奉仕に誤魔化そうとする。
「呆れたものだ。それで君は、私にはなにを捧げてくれるつもりだったのだ?」
 どうなのだと、尖った顎を捕まえて上向かせ、逃げることを許さず覗きこんでくるゲンドウ。
 その眼と、赤いサングラスのレンズ越しに至近距離で見つめ合って、アスカは『ああ……』とまた甘く震えたのだった。

453引き気味:2014/12/08(月) 03:38:55 ID:kMwvfhdc0
>>435-438ではじまったアスカsideでのゲンドウ出陣編で、すでにアスカがゲンドウと関係を結んでしまった後、数回の密会を経たあたりでしょうか。
やっべーって感じで興が乗ってしまったので、書いてしまいますた。
冒頭の、自分から浮気セックスしときながらグスグス泣いてるアスカさんってシチュが書きたかったんですけどね。
気がついたら何やら、ゲンドウとの甘々セックス後戯〜再前戯編、みたいな。
これは、ゲンドウにどこまで秘密を知られている(とアスカが認識しているのか)の程度も含めて、いろいろシチュ書いてから整理しなきゃってとこですね。
ひょっとすると、ゲンドウから押し倒したってストーリーの方がそそるシチュに繋げられるかもしれませんし。

っつか、せっかくの浮気セックスって要素をアスカ視点でもっとねちっこく盛り込むの忘れてましたよ!

454引き気味:2014/12/17(水) 04:06:07 ID:xbE9v6ow0
更に、別場面。
この流れの、かなり後の方。

455引き気味:2014/12/17(水) 04:06:23 ID:xbE9v6ow0
 碇ユイに惣流・アスカ・ラングレー。そして、綾波レイ。
 美女、美少女と呼ぶにふさわしい三人は、いずれも碇シンジにとって大切な女性だ。
 母親であり、幼馴染。と同時に、少女たち二人に関しては現在シンジとはクラスメイト同士でもある。
 それが、ただ幼馴染だ、クラスメイトだというのみに留まらず、互いが互いを憎からず思うボーイフレンド・ガールフレンド未満の三角関係であったことは、傍から見ていてもむず痒くもどかしいほどに確かなことであったから。
 だから、洞木ヒカリにとってはかなりのショックだった。
 ショッキングなシーンだったのである。

 それは、進級を目前にした冬、遊びに来るよう誘われたアスカの家でのことだった。
 親友の家であれば遊びに行ったことは何度もあった。
 だとしてもだ。普通はその親の寝室を覗いてみようとは考えない。
 もう少し年齢が下であったなら、その行為はある種の「イケナイこと」をやってしまう冒険的なイベントとして、ヒカリにも機会があったかもしれない。
 しかし現在のヒカリは中学生にしては少し頭が固いくらいの生真面目にな少女に成長していた。
 ゆえに、この日の出来事についての責任はヒカリには無く、完全に大人達の側にあった。
 すなわち、腰を抜かしてへたりこんだヒカリの傍らに寄り添い、優しく拘束してしまっているアスカの母親、キョウコ。
 青葉シゲルに日向マコトという、それまでヒカリは会ったこともなかった男性たち。
 男性たちについては当初、名前も知らなかった。
 自己紹介はされていても頭には入っておらず、ただ、訪ねたはずの友人が出てこない代わりに『いらっしゃい』と自分を招き入れた、なぜこの家にいるのかも分からない男の人たちという認識だった。
 そして、まるで連行されるかのように左右を挟まれてアスカの部屋に連れて行かれ、不審としか言いようがない躊躇いの無さでずかずかと女の子の部屋に一緒に上がり込んだ男達と共に、キョウコがお盆に乗せて持ってきたジュースを飲みながらアスカを待つことになったのである。
 今は手を離せないようだから、ちょっと待っていてくれればと言われた通りに。顔馴染みのアスカのお母さんだからと一応は信用して。
 それが間違いの元。
 家の奥の方からドアの隙間を通して、かすかにその声が聞こえてきてしまったのは、見知らぬ男性たちと共に同じ部屋で過ごさなければならない気詰まりな静まり返りがあったからだろう。
 声は幼いものだった。
 けたたましい笑い声。ここ惣流家にあっては不似合いな、眉をひそめざるを得ないほどの騒ぎ立て方。
 どこか聞き覚えのある――と思い当たったのは、
「気になるかい?」
 そうニヤニヤとしながら立ち上がった男達とキョウコの様子にさすがに不審を覚え、遅まきながらに後退ったのを捕まえられて、寝室まで連れて行かれてからだった。
「ヒカリちゃんだっけ? ちょっとごめんね〜」
「ンンッ!? ンンンーッ!?」
「ほんとうに、ごめんなさいね。少しだけ我慢してくれれば、きっとあなたにも分かってもらえるから」
 両側から大人達に腕を捕らえられ、キョウコの取り出したタオルで猿轡をされて、助けも呼べなくなった彼女が目撃することになったのは、寝室の扉の向こう側。キョウコが使っているものなのだろう少し小さめのベッドに並んで腰掛けている三人。
(たしか、碇くんのお母様のところで英会話教室に通って来てるんだっていってた――)
 浅黒い肌、小柄な背丈をした半ズボンの小学生、ムサシ。
 それから、
「よう、委員長。へへ、お気の毒。委員長にはキッツいだろ? いきなりだもんな」
 そう言って、近頃の彼が時折学校で見せるようになっていたいやらしい笑い方で手を上げて挨拶してきた2−Aクラスの級友、相田ケンスケ。
 最後の一人が、一、二度ぐらいしか会ったことはないのに余りの印象の強さではっきり覚えていた、シンジの父親だった。たしか、名前は碇ゲンドウ。
 彼らは揃って服の襟元を肌着が見えるぐらいだらしなく緩め、キョウコのベッドに腰を下ろしていて。ズボンのベルトを解いていて。そして――、

456引き気味:2014/12/17(水) 04:06:45 ID:xbE9v6ow0
(……ッ!? アスカ……!!)
 親友だけではない。
 シンジの母親のユイが。それからもう一人ヒカリのクラスメイトである少女、綾波レイが。
「ンッ、ンッ、ンッ……」
「ふぅむ、ン、んむ。んっ、んン……む」
「……ッ、はぁっ……。はむ――」
 床に跪き、三人それぞれが一人ずつ男の真向かいに位置どって、彼らの尊大に足を開いた股ぐらへと――顔を埋めて、なにやらもごもごと鼻息を荒らげているという、異様な姿。それも、全裸でという信じがたいものだった。
 間近に聞こえてくるぴちゃぴちゃという濡れた舌遣いの音に、人並みの想像力を持つヒカリは血の気が引くような事実を察してしまう。
(舐めて……!? 男の人の、あ、アレを……! そんなっ、ウソ!? イヤっ、アスカも綾波さんも、碇くんのお母さんも……!!)
 口淫。
 そんな淫らがましい行為を詳しく知っているヒカリではなかったが。
 跪いた少女たちがぷりぷりと剥き出しのお尻を揺らめかせている全裸姿であり、ともすれば、時折その真白い尻たぶのあわい、下の方に、縦に細く――照明に反射させて濡れた表面をきらめかせる何かピンク色をした、おそらくは性器の粘膜を、ちらりちらりとチラつかせていたこと。場所が寝室であるということと、あからさまにケンスケやムサシという男の子が気持ち良い、気持良いと悦に入っているものだから、理解してしまわざるを得なかった。
(ああ、嘘よ……。いやよ、やめてよ。神様……)
 ふとした拍子には、後ろ姿になった友人たちの頭の影から、男のいきり立たせた性器がぬらぬらと涎のようなネバつきを纏い付かせて姿を見せるのである。
(なんで、なんでなの、アスカ。なんで、そんな男の人の、舐めたりして――!)
 友人の耳に届かせたい抗議はしかし、無理矢理に噛まされたタオル猿轡で『むがっ、ふがーっ』という、意味を成さない呻き声にしかならない。
 反射的に顔を逸そうとしたものの、青葉だか日向だかいうどちらかの男性が横から強引に頭を両手で挟んで、『ちゃんと見なきゃだめだ』と邪魔もされた。
(なんで……!?)
 目に映る物全てがヒカリの頭蓋をハンマーさながらに叩き揺らしてくる。さながら視覚から飛び込んでくる暴力だ。
 百歩譲って、シンジの父親である髭だらけの顔をした男性と、ユイがというのであればまだ分かるが。
 いや。人前で、しかも他の男女とまで一緒になってだから、千歩か万歩ぐらい譲ったとしてだが。
 しかし違ったのだ。
 彼らの組み合わせは夫婦でですらない。
「ん〜っ。ユイさん、そこそこ。裏筋を……そうっ、ねっちり舐めてくださいよ」
「ンっ。こう……かしら?」
「ぁああ〜、最っ高ぉ! いやぁ〜、すんません、おじさん。奥さんの口マンコ、堪んないっスよ。またユイさんに飲んでもらって良いですかね?」
 ユイが跪いている相手は夫ではなく、相田ケンスケという自分の息子の同級生であったし。
「構わん。ソレはたしかに私の妻だが……、好きにすれば良い」
「へへっ。それもそうですよね。誰の奥さんだからとか誰のガールフレンドだからとか、言ってるより逆に、だからこそってやつを愉しまないと。な、惣流?」
 そのケンスケの隣、当の夫が自分の勃起した股間に奉仕させているのは、実の息子とガールフレンド未満の付き合いをしている少女、アスカなのだった。
「…………。ンッ、んんンっ、ンッ、ンッ、ンッ――」
「だんまりで、無視。で、シンジのおやじさんのチンポにボットーかぁ。ソレって誰かさんの前だと答えたくないから? それとも、純粋におやじさんのチンポに夢中だからなのかなぁ……。へへへへっ」
 それで、大人と中学生の男女の組み合わせがくぐもった息遣いで不健全きわまりない淫行に耽っている傍らでは、彼らのしていることをそっくり真似るように、小学校の制服を着た男の子が『レイ姉ちゃん、レイ姉ちゃん』と、ヒカリの物静かな同級生を相手にさせているのである。
「ケンスケくん。もうイッちゃいそう? いつでもいいのよ。私のお口に出してくれて、構わないから」
「どもです。旦那さんの許可も出てますんで、早速今日の一発目、逝かせてもらいますね」

457引き気味:2014/12/17(水) 04:06:58 ID:xbE9v6ow0
 しっとりした落ち着きをもった美人としてヒカリも見とれたことのある、箱根人口進化研究所の才女、碇ユイは、どう見ても息子ほどの歳の相手との淫行を積極的に愉しんでいる様子。
「アスカ君。分かっているだろうが、自分の準備もしておいた方がいいぞ。私のこれは、君が受け入れるにはまだきついだろうからな」
「――ンッ、ンッ。はい……」
 アスカはとくれば、あの殊勝な返事はどうだっていうのだろう。学校の教師に話かけられていたって、そんな素直な声のところは見たたことがないのに。
 それに、それに……なんてことだろう。
(自分で、触ってって……。準備? それが、準備? 何のなの!? ああっ、い、いやらしいわ、アスカ! そんなとこ、自分でいじって――男のひとたちの、前だっていうのに!)
 後ろからは丸見えなのだ。アスカが手を伸ばして自分の股の間を確かめ、ぬちゃぬちゃとその濡れ具合を指で引き伸ばすように、割れ目状になったピンク色の粘膜が覗いている場所をなぞりはじめたのが。
 レイに至っては、学校で果敢にも「壱中の高嶺の花一号」に挑んできた告白男子生徒たちを、ブリザードにも負けない冷血さで返り討ちにしているのとはうって変わった熱心さで、『ンッ、ちゅっ、んふっ、ああむ、ンンん……』と濃厚キッスの雨あられで、小学生勃起を愛おしんでいるのである。
「すっげ……、レイ姉ちゃん……っあ、あーっ、ぶち撒けちまいてぇ……。レイ姉ちゃんの、そんな目ん玉キラキラさせたご期待顔見せられちゃったら、顔の真ん中向かって、チンポミルクとばーって、さ」
「……いいわ。顔に、かけて……」
「学校のお友達も来てんのに?」
 そう、ちらりと男の子がこちらを見たのに合わせて、レイも振り返らぬまま意識を向けてきた気配があって。
 だというのに、
「……良いの」
 『構わないから』『出して』『むしろ、見ておいて欲しい』とまで言うのである。あの、無愛想だ無愛想だと日頃から陰口を叩かれている綾波レイが。淡々とではあっても、熱をこめた声色で。
 その直後に、アルビノの青白い――不健康そうですらある肌色をした太腿に、『つつぅ――』と一筋を描いて流れ落ちた粘液をすら、ヒカリは見たような気がした。

(ああ……)
 目眩と、貧血めいたよろめきを憶えたヒカリが最後に気付いたのは、部屋のもう片方の壁際、ベッドの置いてあるのとは反対側で一人パイプ椅子に腰掛けて目を血走らせている、碇シンジの姿だった。
「ふ、ふがががっ!?」

 ――なにをしているの?
 ――なにをしているの、碇くん!!
 ――アスカが! 綾波さんが! それに、あなたのお母さんじゃないの!!
 何故止めようとしないのか。
 皆、あなたの大切な人たちじゃないのと、信じがたい気分で目を見開いた彼女が睨む先。そこで、碇シンジという少年は興奮も露わに息を荒らげ、そして、学生ズボンのチャックを下げて取り出した自分の勃起を忙しなく擦り立てて、――手淫にふけっていたのだった。

458引き気味:2014/12/17(水) 23:19:08 ID:xbE9v6ow0
半分頭が死んでるハイテンションで書くとこんなものだよね。うん。
繋がらないわ、これ。
最低限、レイのゲンドウとの関係について「知ってるよ!」とシンジがアクション起こすのが最近書いたボテ腹レイイベントの時だとすると、昨晩のシチュと矛盾が生じますやん。

まぁ、深く考えて整合性求めるような話でもありませんが。

459コウイに値する名無しさん:2014/12/18(木) 22:51:03 ID:nFn/yLqc0
大人ばかりの集まりにレイと一緒にゲスト参加したアスカが、ゲンドウに抱かれることを恐れていたのに
スルーされてゲンドウに抱かれるレイの姿を見て何故かイライラ

460コウイに値する名無しさん:2015/01/01(木) 00:05:44 ID:SqtFtkpQ0
関わっていたデスマ案件が年末に無事死亡したことを受けてふと淫乱美母スレを見に来たらレイはもう妊娠してるわ、
アスカはもうビッチビチだわとゲンドウ関連でまさかの衝撃の展開に!の名無しの者です。

うーむ自分も年明け駄文趣味を再開しようかと思っていたところにこの急展開…追随するのが危ういほど。
勝手な話なんですがシンジの被NTR趣味ってずっとゲンドウさんから受け継いだものだと想像していたので
ゲンドウさんが完成度高い奪いキャラとして出てきたのはある意味新鮮に感じました。(小並感)
あとほぼ最終局面に近い所でレイとアスカには妊娠時期のズレをつけるんですね…メモメモ
この描写を極めていけば目黒先生がアスレイお年玉絵を描いてくれる衝撃の展開に!

とはうまくいきませんが1月2週目以降次のデスマ案件が開始するまでに引き気味さんの公式展開を読めてよかったです。
俺…次の仕事が終わったら本格的に駄文書くんだ…

2015年、年明け5分後に記す

461引き気味:2015/01/03(土) 03:11:19 ID:Rn/11oD.0
>無事死亡
な、南無…… (;´∀`)

>急展開
わたしも長らくゲンドウが前面に出てこない理由を同じようにシンジの原型である寝取られ趣味だからだと想定していたのですが、別に寝取られ趣味と寝取り趣味のバイでも良いじゃまいかとか考たんであります。

……嘘です。たしかにそうも考えましたけど、だいたいは寝取りゲンドウで書こうかと考えた際の都合でです。
無理矢理タイプもけっして書きまくったというわけではないのですが(むしろ、ゲンドウによる寝取りはほとんど書いてないはず)、ヒロイン側から股を開くビッチアスカ、ビッチレイでいこうと考えた時、丁度良いプラットフォームになるシリーズが、最近末期段階でちょこちょこ書いてるこのシリーズだったんですね。

まぁ、あんまりゲンドウの寝取りに行くモチベーションを高く書きすぎたんで、レイのよろめいていく様、アスカのよろめいていく様をじわじわと楽しむにはちょっと性急すぎる、どぎつすぎるシチュになったかなと反省もしているのですが。
多分、それをやるならアスカにしてもレイにしても、もっとエロLv低めでやるべきだったんでしょうね。
今のところ投下したシチュですと、アスカにしてもレイにしても、ゲンドウという父親の擬似的存在、身近な成人男子に対する興味、日常の触れあいの中で次第に想いを募らせていくというよりは、ビッチLvが高くなりすぎた挙げ句の目移り、未体験の大人チンポに涎垂らした結果なんて感じになってますから。

462引き気味:2015/01/03(土) 03:12:54 ID:Rn/11oD.0
しかしどうなんでしょうね。
私、こういう関係を結ぶまで、ベッドシーンに至るまでのシチュを妄想するのもこの趣味の結構なウェイトを占めているんですが、エロ文読みたくてこのサイトとか覗いてる人にとっては当然、こんなのは使えない寸止めでしかないんですよねぇ。
濡れ場とのバランスが大事なんでしょう。それは分かりきってるんでありますが。

463引き気味:2015/01/03(土) 03:35:29 ID:Rn/11oD.0
そういや、久しぶりにTV版最終話流していて思い浮かんだんですが、いわゆる学園エヴァといえば幼馴染みアスカ。幼馴染みアスカといえば、朝シンジを起こしに来る甲斐甲斐しさなわけですが、この末期段階だとどうなんでしょ?
アスカも、そしてレイもいまさら朝立くらいではたじろがない強者モードに到達済み。
夜這いならぬ朝這いも同然の女の子から潜り込む同衾お目覚めだとか、おはようフェラとかいうイベントは普通にこなしていそうですし、そこにきてこの末期段階、同じ家にはゲンドウもいるんですよね。
アスカとレイで競争で起こしに来て、対抗心あらわな3Pとなっているのか、遅れた方はゲンドウと良いことやらかしてたりするのか、その間ユイさんは……? とか。
ここら辺、手つかずでしたなー。

464コウイに値する名無しさん:2015/01/04(日) 11:15:18 ID:K/44VP9I0
>いわゆる学園エヴァといえば幼馴染みアスカ。幼馴染みアスカといえば、朝シンジを起こしに来る甲斐甲斐しさなわけですが、この末期段階だとどうなんでしょ?

■ある日、ある朝〜碇家にて

朝日が差し込み始めた部屋の中でこの少年が陽物をガチガチに勃起させている理由は二人の美少女による口唇奉仕の刺激と言うよりも
むしろ彼女達の膨らんだお腹、そしてそれにまつわる回想が原因であるらしかった。

「おめっとさん、センセ。努力の賜物ってやっちゃなこれは。」
「へへ、二人同時になんてそれこそ両手に花って奴じゃん?」

数週間前、碇家のリビングで開かれた内祝いの様子はある種異常だった。ホストであるシンジ・アスカとレイ、それ以外の客は皆男子ばかりだ
その上祝福でありながらどこか他人事で白々しい響きを含んだ台詞をシンジに手向ける彼らの視線は肝心のシンジには向いていない。
トウジやケンスケといった同じクラスの男子だけでなく、ムサシ・ケイタを始めとしたシンジの後輩である○学生の男の子達までもが
膨らみ始めた彼女達のお腹にニヤついた視線を送る。そう、何と言っても彼らは皆その原因について"心当たり"があるのだから。
(中略)
しばらくすれば彼女達は安定期を迎え、そして出産へと時間は進んでゆく。しかしそれは終わりではなくきっと始まりなのだ。
二人は産まれた赤子を腕に抱きあやしながら、その顔立ちや鼻筋に毎日"父親のよすが"を探し続けることになるのだろう。
自らが母親になったのかもしれないあの日あの夜、ベッドの上で燃え上がるような情熱的な肉欲を交わした父親候補たちを一人づつ、
彼らの顔だけでなく今腕に抱いている赤ん坊を授けてくれた逞しい男性のカタチや注ぎ込まれた瞬間の法悦までを思い出しながら
―にもかかわらず、彼女たちが今奉仕しているペニスとその持ち主は決して候補に含まれないのだろう、という確信

とても我慢できるものではなかった。裏筋を舐め上げるレイの感触、そしてためらうことなく菊門へと唇を寄せるアスカのテクニック。
彼女たちが無意識のうちに這わせる舌使いの全てが『自分が教えた物ではない』と気づいた時、そこが限界だった。
甘美な敗北感と共に少年はたまらず腰を震わせ虚空に白濁を迸らせる、それはシンジが彼女たちと迎えた久方ぶりの避妊具無しの射精なのだった。

ぴちゃぴちゃと子猫がミルクをすするような音だけが聞こえる寝室で、よく見知った天井にぼんやりと視線を彷徨わせながらシンジはふと思ったのだ。
将来、彼女達から『二人目が欲しい』とせがまれたその時、また彼らにお願いできるのだろうか、と

劇終

引き気味さんのが書いてくれた「イクとこまでイったアスレイ」に対応させる形にするならこんな感じかと思ってif粗筋を書いてみたのですが
こうやって見るとシンジパネェな…。シンジにとってはこれが悲劇ではなくて、ある意味幸せの形なんですよね?
じつは先の書き込み含めてシンジの父親って本当にゲンドウさんなのか?という疑問というかネタも考えていたんですが
ある意味本作のユイ・ゲンドウ二人のサラブレッドと言うに合い応しい実力

シンジこそ、このお話の中で最高の、トップレベルの変態だったという事実。引き気味さんの酔眼、もとい慧眼はさすがであった思わざるをえません。
ただ最初にネタ出ししてくれたS51さんがそこまで変態だったのかどうかわかりませんが(小声)

465引き気味:2015/01/04(日) 15:56:05 ID:QN/68KCA0
ええ、S51さんには申し訳ないなーと思っております。
まだしも普通(?)に熟女?ショタを寝取られ風味でやって、そこに情けない寝取られ男としてシンジを書いていただけ(?)でしたのに。
あまりに広げがいのあるお話だったものですから、後から後から付け足していた結果がご覧の有様。
真性の寝取られ属性シンジという、ド変態になってしまってましたと。

たまには……ごくごくたまには、シンジが主導権握って攻めに出ているところも書きはしてるんですけどね。
ただ、最近書いたボテ腹レイいじめのあのシンジも、その強気の理由がなにかといえば、幼馴染友人たちにまで寝取られてて、しまいにゃ父親に孕まされたんじゃないかと知ってハァハァしていたのが、面会禁止の間に膨れ上がってもうどうしようも辛抱たまらなくなってたからだと、そんな感じだったりするわけですが。

466コウイに値する名無しさん:2015/01/04(日) 22:48:24 ID:1htturRk0
十四歳の発情でシンジがリツコに親しげにしてるところからアスカたちと父親の関係を知って戸惑ってるシンジをリツコが誘惑し
父親への対抗心を燃え立たせるようにシンジを煽って関係を持ったのではと想像しました

467引き気味:2015/01/05(月) 01:41:37 ID:qhm.GZDo0
 それはまるで、荒々しく吹き付ける風を孕み、たなびく向きを目まぐるしく変えてはためく紅の旗のように。
 あるいはもっと直截に、「連獅子」という歌舞伎の題目で、赤色の長い長い鬘をつけた役者がその髪を振り回しているかのように。
 アスカはいっそ荒れ狂っているといっていいほどの狂態をみせていた。

「アッ、アアッ、ンァんッ! アッ、アゥッ!」
 大きくうねる上体。ジャンパースカートを脱いだブラウスの上から、もどかしく自分で胸を揉みしだく両手。
 嬌声は甲高く、そう簡単には乱れている姿を見せまいとする彼女にしては、随分と飛ばしていた。
 朝からだというのにだ。
 声が上ずるほどに跳ね上がる繊細な輪郭の顎(おとがい)には、幾筋もの涎が伝う。
「い――イイっ。シンジもっ……。ね、シンジも……そうでしょうッ? ほらっ、アッ、アアアッ! あたしのっ、なかッ!」
 前髪が揺さぶられれば汗が散り、白いブラウス生地にも、まだ登校してもいない内から汗ばみによる透けが広がっていた。素肌の色を、そしてアスカのつけるブラジャーの細かな刺繍細工を覗かせている。
 ブラジャーの色はどきっとするほどアダルトな黒だ。
 シンジのベッドの横、学習机備え付けの椅子へ、ジャンパースカートを畳んだ上に重ねて置かれているショーツも同じ黒。
 趣味がすこし変わったのかと、騎乗位でのセックスに没頭している幼馴染みを見上げるシンジは考えた。
 外国暮らしが長かった母親の趣味に影響されてのことなのか、まだ幼かった――いや、今よりもっと幼かった頃から、随分と背伸びした下着を付けたがっていたことをシンジは知っていた。
 小さい頃から気取り屋の傾向があったこの幼馴染の間抜けなエピソードやら、理不尽な肉体的制裁を受けさせられた記憶だとかとセットになった理由からだ。
 それにしても、彼女が好んでいたのはいつも鮮烈な赤だったはずだが、その心境の変化は何によるものか。学校に行こうというのに気合が入りすぎている下着自体はおろか、タイツを付けるのに下着と揃えたガータベルトで吊るすというチョイスをしているのと同じ原因によるものだろうか。
「色っぽいよ、アスカ」
「そぉ――ぉ? そうッ、でしょうっ! ンァはぁっ……ッ。い、いいオンナは……見えないところだって、手を抜かないの、よっ」
 腰にまたがるタイツの足をガーターベルトの所まで撫ぜ上げて褒めてやれば、下着のことだと分かったのだろう。
「ンッ、アッ、そうよっ、シンジも……突いてぇ」
 淫膣を荒々しく抉らせる身悶えに息を切らせながら、嬉しそうにするアスカだった。

 なるほど、たしかに胸までガードするデザインである壱中のジャンパースカートでなら、すまし顔をしている限りそんな気合の入りすぎたブラジャーも完全に隠せるだろうし、そもそもスカートを履いた下から分かるのは、別に校則違反でもなんでもない黒タイツの足元だけだ。
 体育の授業がある日を避けさえすれば、校内でスカートを捲り上げるなどの破廉恥行為に及ばない限り、バレはしまい。
 だが、シンジにはそれがバレてしまう相手に心当たりがあった。
 最短のケースなら、学校に向かう通学路で早速見破られてしまうだろう。
 この美しい幼馴染の肉体を、おそらくは今やシンジ以上に深く服従させているのに違いない、二人の小学生。ムサシとケイタ。
 彼らなら自分たちの小学校には遠回りになってでもアスカを待ち伏せしている可能性がある。大いにある。
 普段から頻繁にそうしているのだから。

468引き気味:2015/01/05(月) 01:42:02 ID:qhm.GZDo0
 なにしろ生意気盛りな上、小学生だからこその物知らずが転じた恐れ知らず。年齢差による先輩後輩の上下関係だとかは一切気にせず。第壱中学に名高き高嶺の花にも怯むことなく。ユイに認められているのを良いこと、アスカや、今は出産を控えて入院しているレイを、その遠慮のない肉欲のぶつけ先にしてしまっていた。
 それが刹那的、目先どまりの欲望ならまだしも、ユイにじっくりと性の英才教育を受けて育て上げられた幼き怪物達だ。今でさえ近隣の学園に噂が轟くほどの美少女ぶりで、そして成長後の美女っぷりが約束された二人に対するムサシ達の執着ぶりは執拗を極め、数ヶ月どころか数年を掛けることになろうと辞さないという、幼い顔に似つかわしくもない根気強い構えで、一枚一枚、少女達の理性を引き剥がしにかかっていた。
(さすがは、母さんが愛人どころか自分でセックスのための奴隷にしてもらったんだなんて言い出すくらいの子達だよ……)
 シンジの睨むところでは、半端なく強情なはずのアスカでさえ、もう大分ムサシやケイタのえげつない調教セックスに屈服してしまっている。
 ライバルであり、親友であったレイが一歩先に陥落してしまったことも大きかろう。
 シンジとの間に限らず、ユイの主催するセックス教室に関わる全員との避妊無しでのセックスをレイが受け入れた理由は、はっきりとは教えられていないが、得意満面で自分こそはお腹の子の父親なのだと主張していた彼らに言わせれば、それは自分達の取り付けた妊娠奴隷契約の賜物なのだということだろう。

 ――妊娠奴隷契約。
 それが最初に聞かされたのは、母親であるユイの口からだった。
 聞くだにおぞましい響きのその取り決めと同じものを、ムサシたちがアスカやレイにも迫っていたことを、シンジだって薄々とは察していた。
 なにを馬鹿なと言い切れなかったのは、他ならぬ母が、ユイが既に契約を結んでしまっていたからだ。
 アスカは違う。レイは違う。母とは違う普通の女の子、普通の感覚をした女の子達なんだと、よもやと思ってはいたものの。ひょっとしたらと万が一を恐れる気持ちがあったのもまた事実。
 それほどに、アスカやレイはシンジの見る前で変わっていっていた。変えられていっていたのだ。
 その結果がレイの妊娠だった。

「――ひぅ、ッンンン! アッ、アウッ、もうっ……少し、もう少しっ! シンジも、シンジもっ! ねっ、ねぇっ、シンジもッ。アッ、あぁぁあ〜」
 貪欲に貪っているその快楽ごと意識が弾け飛びそうな絶頂に、今にも手が届きそうになっているのだろう。そこへ向けて自分で自分を追い込んでいっているような有り様のアスカ。
 彼女を下から見上げ、シンジは考えていた。
(アスカ、変わったよな)
 端的に言えば、今のこれもそうだ。
 幼馴染だからと言って甲斐甲斐しく朝を起こしに来ていたのは昔からだが、ここ最近はそれがただ起こすのではなく、眠っているところを手で口で愛撫し、そして少女の方から主導しての交媾をもって快感の内に目覚めさせるような、いわば夜這いならぬ朝這い行為へと変わっていた。
 必死なほどにシンジを煽り、射精を促す。
 ゴムを装着していなくとも避妊は行っているという説明だが、果たして本当のことだろうか。
 それでいてきっとアスカは、この後ムサシたちの待ち伏せに遭ってしまえば本気で抗うことなど出来ないまま、制服の下に隠していたアダルトな下着を暴かれてしまうのに違いない。
 そうなれば、待っているのは登校前からの調教セックスの一幕だ。
 そうして、その締めくくりは間違いなく、ムサシかケイタによる美しい先輩中学生に対する膣内射精という形で行われるはずだ。
 訊けばアスカは答えるだろう。だから、避妊はしてるのだ、と。

469引き気味:2015/01/05(月) 01:42:25 ID:qhm.GZDo0
でも……)
 全身をいよいよ激しくくねらせ、『シンジ、シンジ、シンジっ。ああ……あたし、も、もうダメっ! イクの。アアッ、イッちゃうから……シンジも、シンジもぉ〜!!』と、聞くも悩ましい喘ぎ声でクライマックスの到来を訴え始めたアスカ。
 シンジの躯も相応に快楽を得て、腰が痺れるように射精感が高まってきている。
 素晴らしい締め付けでそれを促す幼馴染の膣に、熱いマグマを噴き上げてしまうのももう間もなくだろう。
 そうでありながら、シンジはまだ考え続けていたのだった。
(学校に行けば、トウジもいるし、ケンスケもいる。二人共もう僕に隠さなくなってる。アスカだってそうだ。諦めてる。今日のアスカは二人に一目見られたら絶対気付かれるに違いないし、両方共隠す気なくなってるなら、すぐにセックスしようってことになるよね……)
 トウジが先に迫るだろうか。ケンスケが狡猾に出し抜いてくるだろうか。
 それとも、二人同時に相手をしろと要求してくるだろうか。
 いずれにせよ、アスカは断れない。
 二人との関係を結んだのはアスカの方から、それもわざわざ顔を隠してだったというみっともない事実が、弱みになっているからだ。
 そうしてトウジも、ケンスケも。アスカの身につけた扇情的な下着を確かめて、より掻き立てられた獣欲を、ゴムを付けない生本番行為、膣内への射精という形で責任を取れと要求してくるのだろう。
 後は言わずもがな。朝一番にシンジとセックスをしてから立て続けに、アスカは最悪で五人分、膣内に直接射精を浴びせられることになる。
 だからこそ、避妊は欠かしていない。アスカはそう言い張るだろう。
 ――だけれども?
 だったら、どうして、
(そんなに必死に、毎朝みたいに僕に中出しさせようとしてるのさ)
 大きく顔を仰け反らせてオーガズムを味わっているアスカの顔は、組み敷かれたシンジからは見えない。
 けれども容易に想像できてしまうのだ。性愛のクライマックスに身を委ね、蕩けるばかりの快楽を味わっている最中にしては――やけに切迫した風に見える顔で腰をうねらせ、強烈に膣内射精を促すスタイルでのセックスをばかり求めてきている幼馴染の脳裏の片隅に、父親の誰とも知れない子供を妊娠したレイの存在がこびりついていることを。
 だからアスカは変わったのだろう。
 それは同時に、ムサシやケイタ、トウジたちにも言える。
 皆が皆、お腹を大きく膨らませたレイを見て、目を血走らせているのだ。次はアスカを、次は自分こそが孕ませてみせるのだ、と。


 ◆ ◆ ◆


 暫しの、シンジの部屋に立ち込めていた熱気が冷めきるには幾らか足りない程度の時間を置いて。
 身だしなみを整え、取り繕った二人は、ドアを閉める圧縮空気の音に見送られて、朝日の差す第3新東京市立の路上へと飛び出していた。

470引き気味:2015/01/05(月) 01:42:35 ID:qhm.GZDo0
「もう! また遅刻するじゃないの、これじゃ!」
「それ絶対に僕のせいじゃないよね。アスカだろ? アスカのせいだろ?」
「アンタのせいよ。アンタのせいに決まってるじゃないのよ! あんたがもたもたしてないで、もっと早く――」
「ちょ、僕に早漏になれって言うの? アスカは」
「……っッ! バカっ。違うわよっ!! あんたがさっさと起きて、朝にもっと余裕ってものを作っとけば面倒は無かったのにって、言ってるの!」
「そういう仮定の話じゃなくてさ、実際に余裕なんて無かったわけだろ。現実見て合わせて、この場合はやめとくって判断が、それこそ余裕のために必要だったわけじゃないか」
 『やめてよね』と、ぼそり。シンジはこの期に及んで他罰的な幼馴染に口を尖らせた。
「なにをよ」
「これ以上、余裕がなくなるようなことはさ」
「はぁっ?」
「ムサシ君たちがまた待ち伏せとかしてたら、僕、見捨ててさっさと先に行くからねって言ってるの……!」
「ッ――!? あ、あ、あんた、馬鹿ぁ……!!」

 内容はひどいものだったけれども、こんな遣り取りこそがかつての二人の日常だった。
 今や懐かしくなるくらい遠い思い出のように感じる、「かつて」。
 もう戻れやしないのだろう。
 レイの大きく膨らんだお腹がそういった取り返しのつかなさの、最たる証だ。
 三人の関係も。友人たちとの関係も。もう、以前のようには戻れない。
 母親であるユイとの関係も、父のゲンドウとの関係もだ。
 慌ただしく支度を整えて家を飛び出していく間際、シンジは思わず注目してしまった。ゲンドウに挨拶をしていく時の、アスカの態度に。
 ユイの教え子たち以外でもう一人、レイの子の父親である可能性を持っているのは、それは他でもないシンジの父親、ゲンドウである。
 そして、考えてみれば今朝、シンジが眠りこけている間にまず最初にアスカが朝の挨拶をしただろう、一人目の男でもある。
 疑ってしまえば、自分は今日のアスカの膣内に精を注ぎ込んだ二人目だったのかもしれない。
 なにしろ、つい最近にレイという前科を残しているゲンドウなのだから。
 寝ぼけた頭でアスカと既に繋がり合っていることを認識した頃には、もう彼女の膣はぐちゃぐちゃに濡れそぼってしまっていたから、誰かの痕跡が残されていたかなど分かりはしなかった。
 疑えばきりがない。
 それでも、シンジの頬を平手打ちするアスカは怒っているようでいて嬉しそうでもあって、シンジもなんだか嬉しくなったのだった。

471引き気味:2015/01/05(月) 01:44:53 ID:qhm.GZDo0
>>466
リツコに唆されてらしくない積極性をみせはじめるシンジですか。
そういうのも、なんだか悪女の掌で転がされている坊や臭がしていいですねー。
ユイという悪女、そして今やゲンドウという悪人の掌の上で弄ばれているアスカたちと上手い具合に対になるみたいじゃないですか。

472引き気味:2015/01/18(日) 12:03:54 ID:crfhTHJE0
メモ的、まだhtmlに回収していない投下まとめ

>>39-41

>>50-54

>>66-67
>>71-72
>>78-79

>>115

>>176

>>316-320

>>385-386

>>389-390

>>393

>>395-396

>>401

>>404-405

>>464

>>467-470

ウン年前からの分とか ('A`)
自分のネタはともかく、せっかく人に投下してもらったネタも結構未回収な分があるのはさすがに勿体無いですね。
忙しい時期に放置しちゃうとそのままだったみたいですわ。

473コウイに値する名無しさん:2015/01/25(日) 05:04:49 ID:VVw0WNvc0
我々も歳を取りましたな
情熱も薄くなった
けどまだアスカが好き

474引き気味:2015/01/25(日) 05:10:01 ID:13apW/sk0
まさに近頃、アスカ好きすぎる絵描きさんとして存じ上げていましたmebaeさんが、最近のアニメのヒロインにすごい勢いで転んでいるのを拝見しまして、時の流れを実感している次第でございます。

(;´∀`)

ですけど、いまだにエロぃ妄想とか『このシチュ、書いてみたいな!』と思った時に女優さんとして思い浮かべるのはアスカさんなんですよね。
……寝落ちから復帰して、一時でも床に入るかどうするか悩んでましたけど、ちょろっと書くかな。

475引き気味:2015/01/25(日) 09:33:32 ID:13apW/sk0
「おじさまー!」
 少し離れた、高い場所から掛けられた声だった。
 自宅マンションであるコンフォート17の敷地前に付けた車から降り立ったところだったゲンドウは、声を辿って顔を持ち上げた。
 片側二車線の道路と、そこから数メートルの高低差があるマンションの敷地。彼女が立っていたのは、そこを繋ぐ正面階段の上からだった。
 ゲンドウの一家とは家族で付き合いのある近所の惣流家の一人娘、アスカだ。
 こちらに向かって手を振っている。
 彼女は今、学校から帰宅してきたところだったらしい。
 見上げるゲンドウの眼差しの先には、夏服のスカートから伸びた健康的な太腿が夕方の陽ざしに映えていた。
 中学二年生の少女である。ゲンドウぐらいからすると、いかにも若さの有り余っている年頃だ。なめらかな素肌をむき出しにした太腿は眩しいぐらいに白く、そのきめ細かな手触りをゲンドウに想像させた。
「今からお出かけですかー?」
「うむ」
 距離の離れた相手に聞こえるのかが疑わしい生返事を返しつつ、ゲンドウはサングラス越しの目線を少女のカモシカのようにすらりとした両腿から離さずにいた。
 そこを昔の火傷の跡が残る彼の手のひらで撫ぜ回してやると、背筋をぞくぞくとさせているのが分かる声で『あぁ……』と悶えるのが、ベッドの中での彼女というものだった。
 西洋人形を思わせる金髪碧眼があらわす通り、この少女にはドイツの血が四分の一流れている。その血筋が色濃く出た容姿は十分に美少女と呼べるものだ。
 加えて長い付き合いの知人の娘でもあって、小学校に上る前の、そこらを好きに歩かせているだけでも危なっかしかったぐらいの小さな頃からを知っていた。
 そんな彼女に手を付け、五十歳を前にしたゲンドウの感覚ではまだまだほんの小娘にもなり切れていないような幼い少女に、女の声を上げさせるというのは、彼のような捻くれた趣味をした男にとっても心から愉しいと言えた。
 少女とはずっと兄妹もどきじみた、ボーイフレンド?ガールフレンド未満の関係を続けてきている息子に隠れて『それ』を行うというのが、また良い。
 堪えられぬ、とすら言える。
 ごく自然に、少女と相対するゲンドウの口元が笑みの形に緩んでいた。
 髭の濃い、悪党面の男である。ただ普通に笑ってみせても滅多に素直に受け取らってはもらえず、女子供であれば逆に怯えさせてしまいかねない程。
 しかしそこはご近所付き合いの長さなのか、ごく最近からであっても男と女の間柄を結んだ仲だからなのか、アスカにはきちんと笑みは笑みとして通じたようだった。
 そして、その意味も。
「あ……」
 はっと気付いたように顔を赤らめ、黙りこくる。
 傍目に見れば、堅気とは思えない強面の大男と階段の上下で見つめ合う可憐な美少女という、通報モノの光景がそこにあった。
「……その、今日も夜まで暑いそうですし、気をつけてくださいね……って、いやだ私、夜までってまるで――」
 あたりに吹く風は真昼の酷暑の名残を留めた生ぬるいもので、とても一服の涼には物足りない。
 それでも時折はマンションの棟と棟の間を強く通り過ぎて行く一そよぎがあって、はにかむように立つアスカの金髪や、スカートの裾を揺らめかせていた。
 ゲンドウの位置からなら丁度その太腿の付け根がスカートの奥に覗き込めてしまいそうな具合に。
 いや、実際に今しも――。

 ◆ ◆ ◆

476引き気味:2015/01/25(日) 09:33:44 ID:13apW/sk0
「隅に置けませんね、所長も」
 車を走らせるゲンドウに、助手席からにやけた顔を向ける男がいた。
「あの子、どう見ても分かってて所長に見せつけてたじゃありませんか。……いやぁ、見せつけられてたのはこっちの方でしたか。いやはや、お熱い、お熱い」
「……君は、そんな軽口を叩くために私にハンドルを握らせているのかね?」
「いえいえいえ、滅相もない」
 とんでもない、と顔の前で手を振ってみせる。
 だが恐れ入ってみせるのもポーズだけであるらしく、いかにも興味津々だという目付きでちらちらとゲンドウの横顔を窺っている。
 ゲンドウとアスカの関係を確信しているのは間違いない。
 先程までの上機嫌さも掻き消えた様子で、ゲンドウは『ふん』と鼻を鳴らすしかなかった。

 ――アスカは最近手に入れた、この父親ぐらいの歳の男との関係に浮かれているのだろう。
 マザコン気味だったのは元からだが、加えて、片親だけで育てられて父親不在だった反動によるものと思われるファザコン気質までが表面化してきている。
 ゲンドウと居る時、特にそこに他に誰もい合わせていない時などは、その傾向が顕著であるように思われた。
 でなければだ。
 車内にゲンドウの他に誰かが乗っている可能性などは考えもしなかった。他の誰かが居合わせる、通り掛かる危険性をまともに考慮もできていなかった。
 そんな迂闊さで、昼間からゲンドウを誘う真似はしなかっただろう。
 あの時、アスカは確かに自覚していながらゲンドウの視線にスカートの奥を晒し続けていた。
 階段の下から見上げるゲンドウには、少し風に吹かれただけで太腿の付け根がはっきりと、白い下着の生地を食い込ませている部分まで見えてしまっているに違いないと、そう承知して。足を閉じることもせずに。
 夜になったらという仄めかしめいたことすら口にして、期待に頬を染め上げながら。
 その時少女は――ひょっとして濡らしていたのかもしれなかった。自分から見せつけている下着の股布を、男との交わりを思い浮かべて発情しながら。きっとまた夜になれば、抱いて貰えるのではと期待しながら。

 ゲンドウにとってがそうであるように、アスカにとってもこの関係は愉悦なのだろう。
 父親ほども歳が離れた相手。かねてからの恋心がもし叶ったのなら、実際に父と呼ぶことになる筈の相手。もう一人の母親とも慕ってきた女性の、夫。
 二重、三重の禁忌にあたる相手との肉体関係に、むしろ少女の方が積極的なのだ。
 たしかにアスカは恐れている。拭いきれぬ罪悪感に悩み、涙しもする。
 けれど、少なくとも今はまだ当分、周囲の誰もに隠したままゲンドウの若すぎる愛人に収まった形になっている『今』を、手放すつもりはないのだ。
 そうであるなら、
(……まぁ、いい)
 ゲンドウは不快の元凶をとりあえずは頭からふり払うと、愛しさを覚えるほどに愚かなあの少女がそうそうのことでは逃げ出すまいと考えた上でのこれからを考え、気を紛らせることにしたのだった。

477コウイに値する名無しさん:2015/01/25(日) 16:22:31 ID:C44YCkys0
昨年末の模型熱といい引き気味さんのなかで時折リバイバルするゲンドウ・冬月ルートなんですが
これらのキャラが出てくるとあまりに大人すぎてムサシとゆかいな仲間達では太刀打ちできないんですよね…ゲンドウとムサシがアスカと3pとかあんまり絵面が想像できないと言うか…
ムサシがイケイケのお馬鹿なノリでアスカを困惑と快楽の渦に叩き込む横で腕組みしてるのはなんか似合わないですしね。
かといって適当な青年男子キャラってのが沢山居るわけでもないし、オリキャラは以前の腰引き気味さんで懲りたし。うーんこの

478引き気味:2015/01/25(日) 17:50:12 ID:13apW/sk0
ゲンドウ、ムサシ組同席での濡れ場ですか。
たしかに、想像したことすらありませんですた。
なんという思考のエアポケット。
おっさん?美少女とか、ショタ?お姉さん、ジジイ?美少女みたいな年齢差ギャップシチュは大好物だったはずですが、男優側でそれセットで出すってのは……絵としてはそう悪くないかもですけどね。
エヴァでやろうとすると、ゲンドウ+シンジの碇家チームか、鈴原祖父+トウジの鈴原家チームしかオリキャラに走らずすむ組み合わせがありませんが、一家に食い物にされる美少女ってのも、わりと定番ネタであるように思いますし。
家庭内乱交シチュとか、そんなんですよね。
鈴原祖父、トウジ、サクラちゃんの乱交とか、実にアリな気もします。

しかし、ムサシたちとゲンドウの同時投入ですか……。
以前、ゲンドウ登場シチュとして、ムサシ達がモブっぽく伊吹のマヤさん嬲ってるとこにギャラリー臨席してたゲンドウさんってネタは書いてみたこと会ったんですけどねぇ……。
試してみるべきか、避けとくべきか。

適当な青年男子キャラなら、『Q』で何人か補給がありましたけどね(w

479引き気味:2015/01/25(日) 17:53:01 ID:13apW/sk0
いや、何人かじゃありませんね。
「青年」なのは、多摩ヒデキ君ひとりじゃないですか。
も一人は禿のおっさんですし。

480コウイに値する名無しさん:2015/01/25(日) 18:44:42 ID:0CBrQwQg0
ソファーで対面座位で楽しむゲンドウとアスカ
ベッドでバックからユイを犯すムサシ
妻のイク瞬間を見ようと駅弁状態でベッドの傍らに立つゲンドウ
なんて情景が目に浮かびました

481引き気味:2015/01/25(日) 20:40:30 ID:13apW/sk0
「ンッ……」
 トイレの便座の上で軽く中腰になり、片手に持ったイチジク浣腸の容器をお尻の下へと持っていく。
 薬液が効きはじめてきてからに備えて、スカートやショーツは予め完全に脱いであった。丁寧に折りたたんで、清潔に保たれているトイレマットの上に少し離して置いてある。
 それで、下半身は丸出し。
 いわゆる『空気椅子』のような変なポーズを取って。あたかも高度な数学問題に挑もうとしているかの風の難しい顔を作って。なにをしているかというと、浣腸なのである。
 いい加減、アスカも慣れたものではあったが、スポイトを大型化させたのに似た先端を敏感な粘膜である肛門に触れさせる瞬間は、どうしても緊張してしまうのだった。
 アスカもこれは随分とみっともない格好だろうなとは思うのだが、アヌスを使った性交を楽しんでもらうための準備としてはそうする他がない。
 面倒で、愉快なものでもないのだが。
(でも、喜んでくれるんだもん。仕方ないわよね……)
 支度を整えての、それからのことに心躍らせて、アスカが顔を緩めた。丁度、その時だった。
「……ッ!? まっず――」
 ドタドタという足音。それはと気付く間もあればこそ、
「あれっ? 入ってる……。アス姉かよ。なぁ、アス姉、入ってるんだろー?」
 ガチヤガチャとドアノブを無理やり回そうとして騒いでいるのは、傍若無人にアスカの周りに付きまとい、惣流家にも当然という顔をして出入りしている悪ガキ小学生コンビの片割れ、ムサシだった。
(こいっ、つぅ……! なんで人の家に来て、いきなりトイレに直進してくんのよ……!)
 時、場所、アスカの都合をまるで考えず、気分に任せて襲い掛かってくるのが、この身長140センチの幼い強姦魔だ。
 アスカもさんざん泣かされてきている身として、たとえ自宅であってもトイレの鍵をかけていたのがせめてもの幸い。
(あああああ、もうっ。まだしも、入れる前だったら良かったのに……!)
 薬液はまさに注入した直後。じんわりとした熱が、直腸に広がっていっている時だった。
 数分で衝動が襲いかかってくることだろう。
(タイミング、最っ悪。お願いだから気付いてくれないでよね!)
 祈るようにしながら、アスカはドア越しにムサシに向かってお引取りを願う旨、懇切丁寧にアスカ流に言って聞かせようとしたのだった。
 ――無論、アスカの望まない最悪の展開を選んでくるのが、ムサシという悪ガキ小僧との相性の悪さだったのだけれども。

 ◆ ◆ ◆

 一時間ばかりもした頃、アスカは必死になって椅子に腰掛けたムサシの股間に舌を這わせていた。
「ンッ、ンッ、ンッ……」
 一日の授業を終えたままシャワーを浴びるなどはしていない体臭は、いくら年若い小学生の少年でも股ぐらに顔を突っ込めばそれなり以上にムッと鼻孔にくる。
 これがただ不快だというだけでなく、クライスメイトの男子たちが体育の後で漂わせているのとは微妙に違う個人差というものを嗅ぎ分けてしまい、アスカは妙な気分をパブロフの犬のように蘇らせてもしまう。
 よく躾けられた肉奴隷ペット、そのもの。そういった自覚があったから、アスカは気を紛らせるためにも懸命に小学生男子の勃起股間を口に含んでしゃぶり続けねばならなかった。
 場所はリビング。
 アスカはなんとか服を着たままで許してもらい、口の奉仕でムサシに我慢してもらうという話を取り付けていた。
 その代わりに後日の埋め合わせを約束し、もう一つ、アスカの代わりの人身御供として、母のキョウコが今晩ムサシに抱かれることになっていた。

482引き気味:2015/01/25(日) 20:41:08 ID:13apW/sk0
「……お待たせ。ムサシ君……」
 疲れたような息を吐きながらリビングに戻ってきたキョウコは、その足でムサシのすぐ横に膝をついて顔の高さを合わせ、唇を差し出すことになった。
 そうしていながら、しきりにお尻のあたりを気にしている。
 キョウコは知的な美貌と、それに不釣合いにならないどころではない名声を持つ研究者であったが、一方で意外なほどにふしだらな貌をも持ちあわせた女性だった。
 そんな彼女であっても、自分の娘よりもさらに歳下の――小学生の少年に口づけを許そうというのは、それなりに煩悶するところのある譲歩だった筈だが。
 しかし、さらに図々しいのがムサシというエロ餓鬼だった。
「ンー。ほら、おばさん、ンーって」
 スケベったらしい笑い方で相好を崩したムサシが明確な言い方をせずにキョウコに要求しているのは、もう一歩の譲歩。
 タコのように自分の唇を突き出した上に、そこから舌をちろちろと出して『カモン』とでも言いたげな催促をする。
「……もう、仕方ないわね……。ンンッ、ン――」
 アスカは、ムサシの過剰成長したペニスにフェラチオ奉仕を続けながら、母親が自分から舌を突き出して小学生の口周りにねっとりと唾液を塗りこめていくような、そういう卑猥なキスを交わすところを見つめる羽目になった。
「へへっ。トウジ兄ちゃんたちが動画見せてくれてたからさ、キョウコおばさんのちょーエロいベロテク、堪能したいなって思ってたんだ」
 ニマニマと口元をぬぐってご満悦のムサシはそう言って、続けてアスカとキョウコの母娘によるWフェラを要求した。
 実にあっけらかんとしたものだった。

「あー、いい、良いぜー。二人共さ、そのままベロ絡めてくれよ。オレ様のチンポの太いとこ、親子ベロでぐるぐる巻きにするみたいに」
「ンンぅ、ンン――ム」
「むぁ、んぅぁ……ああむ……。これで、いひ? ムサシ君……」
 母親と頬を寄せ合い、息遣いが互いの顔にかかるぐらいの密着で、みっともなく幼いケダモノの性欲に蹂躙されるところを目撃しあう。なんとも居た堪れない空気だ。
 二人の唾液が混ざり合ったネバつきがムサシのペニスをぬらぬらと濡らし、下手をすると互い同士の唇からも糸を引く。
 思わぬ事故も多発していて、アスカは実母との同性キスじみた舌同士の接触に、その都度びくびくと肩を震わせねばならなかった。
「うっひょー。良い、イイって、最っ高! もー俺、一発目イクかららさ、ドピュドピュしてやっから、アス姉もおばさんもそのまま顔面シャワーな!」
(うえええ、ムサシのやつぅ〜!)
 これまでに何度も母親のセックスに悩乱している最中に立ち会ったことはあるし、逆に自分が見られてしまった側に回ったこともあったけれども。
 そうであっても、こうして一方的に奉仕を要求されるだけで自分たちは『スイッチ』が入っていない状態、正気のままでこんな真似をされるのは、さすがにキツいものがある。
 なんといっても、実の母親だ。
 この頃の性的なこと全ての事情の元凶とも言えるユイについてもそうなのだが、こんな淫らな側面を隠し持っていたとは、育ててもらってきたこれまでの十数年間、想像だにしなかったのである。
 それでも、
「で、出るッ。出てっ、からぁ――っ、おらぁッ!」
「ンンッ、ンンンン!」
「ああっ、いやぁ……!」
 黙って顔にびちゃびちゃと振り掛け浴びせられる、噴出したてのスペルマを受け入れていなければならないのが、逆らうことの出来ないアスカの今の立場なのだった。

483引き気味:2015/01/25(日) 20:41:19 ID:13apW/sk0
「……ッ!? あーっ! アンタ今、服っ、服にも掛けたでしょ! 約束したのに……!」
「あれ? 掛かっちゃった? ごめんごめん。だってアス姉とおばさんの親子フェラがちょー最高だったからさ。うっかりだって。マジごめん」
 着替えないと、ただでさえ時間がないのにと、こうなると文句もはっきりぶちまけてやらねば我慢ができなかったアスカは、そこですっぱり『アタシ、ここまでね』と言って立ち上がった。
「えーっ? 今からアス姉の代わりってことでカンチョーしてもらってきたおばさんにさ、ケツ穴奉仕して貰うとこなんだから。見てきゃいいのに」
「急いでるのよ」
 にべもなく答えたアスカは、自分専用の性玩具にしてやろうという調教を繰り返してきたムサシに屈服して以来、無かったくらいに強気だったし、キョウコに対してはいっそ薄情だったとも言えた。
 その理由が、ムサシには気に入らない。
「……そんなに良いのかよ」
 ぼそりと言って、我儘いっぱいのしたい放題で母娘の上に君臨している少年が口を尖らせた。
「ゲンドウのおじさんに言われたからってさ、なんかウキウキしてケツ穴セックスの準備とかしちゃって。……ご主人様の俺とか、自分の母ちゃんもほったらかしでデートにお出かけとか、つれないよなー」
「な、なななな……!?」
 痛いところを突かれた格好だった。
 アスカはあっという間に顔を真っ赤にしてしまって、沸騰したヤカンがプシューとでも言いそうなぐらいに茹だった狼狽え方を見せてしまっのだった。
「ゲンドウの、おじさんに、抱ーかーれーるーのーがー、そんなイイって? ほら、おばさんも言ってやれよ。誰のせいでさ、仕事で疲れんてのに帰ってきていきなり浣腸とかして、俺みたいなガキにアナル使わせる羽目になってんのかなー、って」
「アスカちゃん……」
 『それで、本当に良いの?』と母は言いたいのだろう。
 ムサシがそこにいるからか、口に出してこそ訊ねはしないが、シンジのことを念頭に確かめたいと思っているのは間違いない。
「ゲンドウ君と、その――」
「ま、ママがいけないのよっ!」
 いかにも言いづらそうにしているその先を聞きたくはなかったから、アスカは叩きつけるように大声を出さねばならなかった。
「ママがっ、ムサシが言うからってトイレの鍵を持ってきたりするからっ」
「だ、だってアスカちゃん……」
 目の端に涙さえ浮かべた娘に難詰されれば、キョウコとしても弱り切るしか無かったのだろう。
 シオシオと項垂れたキョウコは、しかしそこでポッと頬を赤らめ、別の意味合いで言いにくそうにチラチラと自分の十四歳になる娘を窺いながら言ったのだった。
「だってアスカちゃん、その……。む、ムサシ君のに、なっちゃったったんでしょう? ムサシ君の、に、妊娠……奴隷、にっ」
 鈴原トウジや相田ケンスケといった娘と同い年の中学生たちに共有される愛人関係を結んでいて、その他にもこのムサシやケイタといった小学生たちともセックスをする、乱れきった性生活を送っているキョウコなのに。なんというのか、良い歳をした大人の女性らしからぬウブい羞じらいを見せながら、キョウコは『だから、ご主人様のムサシ君が言うならって思ったのよ〜』と、アスカの秘密をすでに知っていたことを告白したのだった。
「ママ、知って、たの……」
「あら、アスカちゃんがそう言うってことは、ほんとうだったのね」
 『はぁっ』という、深い溜息。
 それで、レイのようにまだ中学生なのに赤ちゃんを産むとか言い出すのはさすがに待ってねなどと言い出すものだから、アスカは今度こそ本気で泣きたくなって、自分の部屋に逃げ出したのだった。

484引き気味:2015/01/25(日) 20:42:10 ID:13apW/sk0
直接対決、あるいは共闘させるより、こうやって間にアスカを挟んで意識したりする構図が丁度いいのかなとか思いますた (`・ω・´)

485引き気味:2015/01/25(日) 22:14:00 ID:13apW/sk0
>>480

そんなわけで、直接対決ではなく戦果だけ見せ合い競うようなですね。

486引き気味:2015/01/25(日) 22:14:17 ID:13apW/sk0
 とある日曜、早朝。
 碇家の使っている駐車スペースにすうっと入ってくる車をまるで待っていたかのように、マンション地下階を支えるコンクリート柱に背を預けていた小柄な人影が顔を起こした。
 顔を起こした影に続いて、その足元からもう一つ、これもやはり小柄な――小学生ほどの人影が立ち上がる。
 山の際という立地からか、一応は建物の中であっても、この季節の朝ともなればひんやりとした空気が地下駐車場には入ってきている。
 彼らは厚めの服装をして寒さ対策をしていたようだったから、相当に早くからここで待っていたのかもしれなかった。

「……おはよう、二人とも」
 パタン、と控えめに車のドアを閉めて降り立ったゲンドウが、赤い悪趣味なサングラスを指で持ち上げて馴染みの子供達の姿を確かめる。
「はよーっス」
「おはようございます、おじさん」
 ムサシとケイタはそれぞれの態度で挨拶を返すと、そそくさとゲンドウの降りてきたばかりの車に向かい、後部座席を覗きこんだ。
「げぇっ、アス姉……」
「うっわ、うわー。おじさん、これって……」
 果たして、二人がゲンドウの車の車内に見たものは、現在進行形であらぬ方向に目をとろんとさせて白い息を吐き続けている、二人の小学生にとってのお気に入りの遊び相手である先輩中学生、惣流アスカの悶える姿だった。
 通っている壱中のベストスカートの上から男物のダウンジャケットを掛けられて、後部座席のシートにくたりと横たわっている。
 頬は赤く染まり、秀麗な額や頬、うなじに汗で張り付いた髪。ジャケットのかけられた襟元から、どきっとするほど大きく見えてしまっている首のあたりは華奢な造形の鎖骨の近くまでで、そこもうっすら汗をかいて赤く上気しているのである。
 一見すれば、風か何かの不覚に倒れてしまったかのようにも思えるのだが。
 その首元からの見えっぷりからすると、ジャケットの下は随分とあられもなく制服の前がくつろげられてしまっているのに違いない。
 少なくとも、襟を締める赤いリボンがどこかに行ってしまっているのは確実。
 その上でダメ押しに、ヨーロッパの血筋との美しい混血の少女の柔肌には、細い首から鎖骨の間を通り抜けているように這う――見るも禍々しい赤いシルク紐が巻き付けられていて、隠された全身に淫猥な緊縛が施されているのが、容易に見て取れるのだった。

487引き気味:2015/01/25(日) 22:14:27 ID:13apW/sk0
「おっと、忘れていたな」
 振り返ったゲンドウが投げて渡してきたものを反射的に受け取って、その手のひらを覗きこんだムサシは増々嫌そうに顔をしかめた。
「ローター三個かよ。ま、まぁ、基本だよな」
 3チャンネルの、今もONになったリモコンを握りしめて強がりのように言う少年には、トドメとしてゲンドウが背中越しに伝えたのだった。
「そうだ、三つ。アスカ君にはニップルポンプも楽しんでもらっている。介抱するのなら気を使ってやるといい。……服に擦れたりすれば、随分と“気になる”だろうからな」
 ゴム袋のポンプで吸い上げ、使用する女性の乳首を強制的に勃起状態にさせる責め具がニップルポンプだ。モーター付きとなれば、無理矢理にそうやって敏感さを倍加させたところに淫靡な振動を休むことなく送り込み続けていたということだろう。
 しかも、数が三つ。
 この美しい先輩の乳首両方に使われた上で、残る一つはどこだという話になれば、それは股間の女性にとって一番の急所、陰核にだろうと察しがつくのがムサシたちエロガキコンビだった。
「――って。何時からだよおじさん! アス姉みたいなエロい姉ちゃんにそんなもん使って、イキまくりとかいう話じゃねーじゃん」
「僕らと遊んでくれる余裕って、残ってるのかな」
「言ってる場合かよ。ほら早く開けろって。おおい、おじさん! 鍵! 鍵!」
 いかにも忘れていたという風で『おっと』とドアの鍵を開けてやったゲンドウは、どうやら上機嫌らしくその長身を揺らしながらエレベーターの方へと歩いて行ったのだった。
「くっそ、馬鹿にしやがって」
 バンっとドアを開け放ってみれば、途端に車内に充満していた空気が流れ出す。
 十四歳の健康な少女が汗みずくになって悶えていた分の、香しい淫臭だった。
「シートにビニールシートかけてあるよ。さすがゲンドウさん、準備万端って感じだよね……」
 『ああ、ああっ、ぁああン』と悩ましい喘ぎを上げ、ダウンジャケットの下で体をくねくねとさせているアスカは、ムサシ達が入ってきたことにも気付いていないのだろう。
 浅黒い肌を持った少年が手を伸ばし、かけられていたジャケットを引き剥がしてみると、なるほど確かにビニールシートの用意が必要だったろうというお漏らしぶりで、スカートの真ん中にねっとりと愛液による大きな染みを作っていたのだった。
「クソ、クソっ。無茶苦茶しやがって。アス姉もアス姉だよ。なんだよこのデカクリ、どんだけ勃起させてんだよ。どーゆープレイだよ」
「僕らも結構頑張ったつもりだったけど、この分じゃ寝室のユイ先生見てもおじさん、鼻で笑って済ませそうだよね」
「いいよ、畜生。俺らの負けで良いよ。見てろよな、あのおっさん。次の勝負でこっちこそ無茶苦茶やってヤり返してやっからな」
 ムサシとケイタはこの頃ゲンドウに懐いてそっけないアスカを。ゲンドウは、妻であるユイを。それぞれが自らの所有物である、あるいはそう看做している女性を賭けての意地の張り合い、場所を別にしての変形スワッピング勝負の一回目は、そうしてムサシが敗北を認めて終わったのだった。
 もっとも、そんな確執など素知らぬ顔で三点責めの快感に悶え狂い、幾度目なのか少年たちには知る由もない絶頂を遂げて『あ、アンッ、あーっ!!』と可愛らしくも悩ましい声を張り上げて全身を突っ張らせたアスカにとっては、どうでもいい話なのだった。
 後からムサシ達にからかわれる程の失禁めいた潮吹きぶりで、また下着とスカートを汚したことの方が余程問題。男達の賭けている、『レイに続いてアスカに、今度は誰の子供をまず孕ませるか』などという話は、知る由もなかったのだから。

488引き気味:2015/01/25(日) 22:34:48 ID:13apW/sk0
ちなみに模型熱は昨年末どまりの期間限定リバイバルではないのです。
今日も、この週末も、シリコン流したりと頑張る予定だったのに!

金曜、日付変更線を遥かにぶっ飛ばして残業する羽目になったおかげで、完全に体動かなくなってしまっておりますた。
なんかもー、なにもかも面倒くさいというか、指しか動かす気にならないというか、夕飯も食わずに備蓄小麦系食料でごまかしてエロ文とか書いてましたし。
まだレコンギスタもアルドノアもクロスアンジェも見てないし、借りてきたガーディアンofギャラクシーも観ていないのです。

よし、夜更かしですね。
なんか妙にノリが良くて、エロ――シーンはないからエロ未満ですけど――なテキスト打ちまくってましたけど。

489コウイに値する名無しさん:2015/02/05(木) 13:46:04 ID:8oICBR2s0
ゲンドウさんネタもさることながら、引き気味さんの描く新しいキョウコ像について割と面白いと思うんですがこれって単発で終わる感じですか?

以前から超越者としてふるまうユイさんに比べてキョウコさんは若干ヤンデレ臭のする熟女キャラとまだまだありきたり(?)な感じだったので
一見、大人の女性として魅力たっぷりの容姿をもっていながらそれに似合わないおぼこい性格を併せ持っているという新設定は萌えな感じですね。
こんなウブな女性だとバレてしまった以上トウジ・ケンスケ・ムサシといった性欲少年達に食い物にされるのは仕方のない話ですよねぇ(ゲス顔)

アスカが(快楽に弱いながらも)ツッコミ系のキャラをしているのも、男女の仲について時折ビックリするような無邪気さを発揮する母親
キョウコさんを押し留めるため「アタシがしっかりしなきゃ!」とそのぶんオマセな性格に育っていたと想像するとたまらん物があり〼。

490コウイに値する名無しさん:2015/02/11(水) 19:45:02 ID:3f2Nmk7g0
ほとんどは思いつきでやってることですから、その場その場、単発単発で基本的には使いきりです。
ですが、使い勝手のいい設定は使いまわしていたりします。

そもそも、この話をこうも何年も書き続けているのは、私のエロ文書き趣味にとってこの話の基本設定がとても使い勝手が良いものだからなのです。
近親もいけますし、ショタ男優による年上攻めとか、場合によっては中年、老人男優出したり、乱交とか輪姦もOK。
そして、軽い話として短編を書き足していくのに丁度いいという。

そんなわけでありまして、今回つかったキョウコさんのく初心い年増乙女設定ですが、これも今後書きたいなと思ったシチュにとって便利であれば採用していくことになろうかと思います。
といいますか、エロでキョウコさん出す時の一番のメリットって、アスカというヒロインの母親であること、母娘どんぶりとか母娘近親ができるキャラだってことですから、年増乙女にしてボケをさせると、アスカのツッコミ属性が生きて来て話転がしやすいんですよね(w

491PDX.:2015/03/08(日) 14:28:26 ID:OnwPLNsQ0
そう言えばWRENCHさんの書くギャグFFでのキョウコさんは天然ボケキャラだったなぁ。

492コウイに値する名無しさん:2015/03/08(日) 18:30:04 ID:dfGmZ5VE0
昔は毎日のようにアクセスして保存ファイル整理したりしていた、エヴァFFフォルダがですね。
もうすっかりアクセスご無沙汰になっておりまして…… (´;ω;`)ブワッ

今日はガンプラ作りながら久方ぶりに新劇場版見返してましたけど、面白いんですよね、『破』までは。
久しぶりに見返すとリツコさんと加持の距離感の近さに変な妄想膨らませてみたり、アスカさんに昼のご一緒初アプローチかけるヒカリさんの言動に、クラス内での式波大尉のポジショニング考えてみたりとか、楽しめるんですが。
ですが……『Q』は見返す気にならなかったというか、ヒカリさん出てないしまぁ良っかなーと。

493引き気味:2015/03/16(月) 04:38:49 ID:sV6hrFvY0
(あら……?)
 向い合ってソファーに腰掛けるシンジの居心地の悪そうな様子。
(――あ。そっか、そうなんだわ)
 キョウコはようやく気付くことが出来た。

 隣家の一人息子の『シンジ君』といえば、もう10年も前から知っている男の子だ。
 娘のアスカとは幼馴染として一緒に育ってきたのを、彼女もずっと見守ってきた。
 ここ数年は微笑ましくも男の子、女の子という違いを気にしだしたらしく、彼の方から惣流家を訪れてくれる機会はぐっと減っていたが、それでもこうしてアスカ抜きで話をすることも特に珍しいことではなかった筈だ。
 だからキョウコも『ごめんなさいね。アスカちゃんったら今、出かけてて――』と謝りつつ、普段となにも変わらない感覚でシンジをリビングまで招き入れ、お茶を出していたのだが。
「……?」
 その日のシンジには最初からどこかぎこちなさが目立っていた。
 キョウコとあまり目を合わせようとしない。
 お茶を飲み干すスピードが妙に早い。
 お茶菓子のクッキーもあっという間に平らげてしまった。
 別に喉が乾いていたとか、お腹が空いていたという風ではないのに。
 始終なんだかそわそわとしていて、キョウコの振る雑談に応じるのにも変に苦労しているようなというか。とにかく間をつなぐことが出来ずに、その度にお茶に手を伸ばして御魔化そうとしていた。
 その理由に、シンジがキョウコを正視出来ずにいる原因に、いまさらキョウコは思い当たったのだった。
「そうね。そうよね」
「……キョウコさん?」
 うふふ、と思わず唇を綻ばせたキョウコに、シンジはぎょっとしたようだった。
 無理もない。そうと分かった途端、キョウコの様相は一変していたのだから。
 娘のアスカよりも西洋の血の濃いキョウコの肌はと言えば、まさしく透き通るようになめらかな白絹。白人、そのものでしかない肌が、上気した様子をこれ以上なくあからさまに反映して薄いピンク色に染まっていた。
 彼女が身につけているのは落ち着いたデザインのワンピースドレスだ。大きめの襟で首元を清楚に覆い隠していたが、代わりに肩口からは袖がばっさりと無い。脇の方からなど、いっそ大胆なほど胸の膨らみに繋がるラインが顔を覗かせている。シンジの母親の若々しさも相当なものだが、こちらも仮にであっても年増と呼ぶのなどどうにも似合わない容姿を保った彼女だからこそ似合うのだろう。その肩口からや二の腕の方までもが、キョウコの美しい顔と同様、羞恥によってかーっと熱を帯びてしまっている。それが一目瞭然なのだった。
「ごめんなさいね、シンジ君。わたしったら、ほんとうっかりしてて」
「……え? その、僕は別になにも……。な、なんですか、キョウコさん?」
 急に恥じらいだした年上の美女に、少年は戸惑うばかり。
 それでも思わずごくりと生唾を飲み下してしまっていたのは、この少年もまたかつての彼のままではなかったからか。無意識にであっても、目敏く感じ取っていたのだろう。
 この美しいシングルマザーの醸し出す雰囲気が、にわかに淫靡な気配を帯びたものに変わったことを。
「その……。シンジ君も、聞いてるんでしょう?」
 身を捩って、てれてれと羞恥を表しながら、今度はキョウコの方が目線を合わせないようにしていた。
「わたしが、シンジ君のお友達の……す、鈴原トウジ君と、相田ケンスケ君の……ふ、二人と、お付き合いしてるって」
「――っ、っッ!?」

494引き気味:2015/03/16(月) 04:39:34 ID:sV6hrFvY0
 図星なのであった。
 この付き合いの長い、ガールフレンドの母親でもある女性の顔を直視できず。そうでいながら、チラチラと胸の膨らみや、スカートの下でもぞとキョウコが姿勢を変えるたび浮かび上がる太腿のシルエットを盗み見ていた――つまり、意識してしまっていたのは、シンジの意識下におけるキョウコの立ち位置が、この数ヵ月で劇的に変化してしまっていたからだった。
(……ええーっ? お付き合いって、そ、そういう程度の話にしちゃうんだ。キョウコさん……)
 鈴原トウジや相田ケンスケが自分の母親の愛人として繰り広げている濃厚なプレイ内容やら、彼らの自慢話から聞こえてきているこの佳人に対する扱い。それを随分とソフトな表現にまとめてしまうキョウコの感覚に内心仰け反ってしまうシンジである。
「おかしいって、思うかもしれないけれど……。ほら、わたしってもうこんな歳のおばさんじゃない? それがシンジ君と同じ歳の男の子たちとお付き合いするだなんて……」
「いえっ。あの、その」
 申し訳なさそうにしはじめたキョウコに、シンジは慌ててフォローを入れていた。
「キョ、キョウコさん綺麗ですし、全然まだ若いですよ! おかしいだなんて……」
 むしろおかしいのはトウジたちの方だ。トウジたちの頭の方がおかしい。どうかしてる。
 自分のように歳を取っていては彼らと釣り合わないと思うだろうけど等と小さくなって言うキョウコであるが、シンジに言わせるなら逆だった。
 トウジたちのようなド助平で変態な連中が、長年世話になってきたこの美しい隣人を思うまま好きに抱いているという事実の方が間違っていると、少年は思うのだった。
(トウジたちってば、キョウコさんの……あのおっぱいとか、揉んだり吸ったりしてるんだよな……)
 思わず目が吸い寄せられてしまう。
 それどころか、あのムサシたちと結託して似たような真似をしているというのなら、縛り上げるだとかの変態プレイにさえ付き合わせているはずだった。
(調教、されてるんだ。キョウコさん。あの、トウジたちに……)
 三馬鹿トリオと綽名されるくらい親しくしている級友二人。彼らがシンジの母親を組み伏せて獣欲のありったけをぶつけているのと同じに、この綺麗な人にも不埒な真似をしているというのなら――。
 ワンピースの上からもはっきりと分かる豊満な肢体。それを好きに扱っているのだろう友人たちに、シンジは強く嫉妬させられていた。
 キョウコが全裸に剥かれ、四つん這いに服従する姿勢をとらされている姿を想像せずにはいられない。
 その秘められた場所を前も後ろも赤裸々に暴かれて、自慢の母だったユイを犯しているのと同じペニスで串刺しされているシーンを思い浮かべてしまう。
 そして少年ももはや数ヶ月前とは違い、女というものを知っている。女性の躯のやわらかさ、己の肉槍を突き立てる快楽を覚えてしまっていた。
 妄想をたぎらせる内にシンジも激しく興奮し、その股間を固くさせていたのだった。
 もはや、彼にとっての惣流・キョウコ・ツエッペリンとは、『お隣の綺麗なおばさん』だとか『アスカのお母さん』などといった暖かな感情で想起させられるだけの相手ではなく、魅力的な肉体を持った欲望駆り立てられる対象でもあるのだ。
 だからこそ、目が合わせられないでいたのだった。
 そんなシンジの気持ちを察していてかどうなのか。キョウコの自分を卑下する物言いはいよいよシンジを仰天させるおかしな理屈へと発展していたのだった。

「それに、ほ、ほら……! お付き合いしてるって言っても、別に将来を誓い合う仲ってわけじゃないって言うのか……。トウジ君たちにはきっと将来、もっと釣り合いのとれた年齢の女の子がお嫁さんになると思うのよ」
 よほど焦っていたのだろう。うっかり『それがうちのアスカちゃんってわけじゃないと思うんだけど』等と余計なことまで口を滑らせてしまうキョウコだった。
「…………」
 嫌な顔をするシンジだった。
「……そっか。アスカ、やっぱりトウジたちと……」
 薄々感付いてはいたものの、自分のガールフレンドが親友たちともこっそり関係を持っていたことに確信を持ったのはこの時であった。
「って言うか、トウジたちと付き合ってるキョウコさんがそれ知ってるってことは……」
 『したんだ』と、どんよりとした目付きになってシンジはこぼす。
「キョウコさんと一緒になって、トウジ達と乱交プレイ……。母娘丼って言うんだっけ」

495引き気味:2015/03/16(月) 04:39:50 ID:sV6hrFvY0
 紅茶色がかったアスカのそれより、キョウコの髪はもっと混じりっけのない金色なのだが、どうであれお揃いの金髪碧眼をもった美人母娘である。二人並べて尻を差し出させ、貫き、悦がり声を聴き比べでもしたのだろう。
「トウジも、ケンスケも……ひどいや」
「ああっ。ち、違うのよ、シンジ君。だからね、私は別にあの子達の恋人として、将来を縛っちゃおうなんて分不相応なことは考えてないのよ。ただ……
その、トウジ君もケンスケ君も、素敵な男の子たちだから。とっても……凄いの。あの、アレが……。ね? 分かるでしょう?」
「…………」
「最初はわたしもどうだろうって思ってたんだけど、もう離れられないっていうのかしら。せめて私としては二人にずっとお仕えできればいいなぁって言うか。は、孕ませてもらえるなら喜んでアスカちゃんの弟か妹を産んであげなきゃって思ってるっていうか。その――」
 だから、恋人じゃないの。
 キョウコはまるで後ろめたいことのない顔で朗らかに言ったのだった。
「わたし、トウジ君とケンスケ君の妊娠奴隷になったのよ」

 ◆ ◆ ◆

「母さんと一緒なんだ」
 トウジ達二人に性奴隷として服従し、妊娠、出産することも厭わぬセックスのための玩具の立場に甘んじる。そういう誓いを立てたのだと言うキョウコの言葉は、母親のユイのこともあってそれなりに軽減されたものだったとはいえ、やはりシンジにはショックだった。
 アスカにとってのユイがそうであるように。シンジにとってもやはり、キョウコは第二の母親と呼べる存在だったからだ。
 自然、声も落ち込んだものになる。
 しかしその一方、どうしようもない昏い興奮が心の奥底から湧き上がり、全身を包んでいるのも事実だった。
「……まぁ」
 シンジの学生ズボンの股間を突き上げる膨らみに気づいたキョウコが口元をおさえた。
 トウジ達のことを語る内にうっとりと潤んでいた眼差しが、シンジの欲望の証に熱く注がれる。
「その……、ね。シンジ君も……男の子なんだし。わたしがあんまり……エッチなことばかり言うものだから、困らせちゃったわよね」
 辛いのなら責任を取っても良いのだと持ち掛けてきた彼女もまた、やはり明らかに、シンジのことを性欲の対象として認識しているようだった。
「わたしは……トウジ君とケンスケ君のものだから。シンジ君にここを使わせてあげるわけにはいかないけれど」
 上擦りながらの言葉と一緒に、キョウコはソファーに腰掛けた姿勢を大きく両足を広げたものへと変えていっていた。
 ゆるゆるとしたその動きに合わせて、片手でスカートを引き上げて、太腿の付け根をシンジによく見えるようにしてやって。
「――ッ。キョウコさん……」
 暴き出された光景に、シンジは息を呑んでいた。
 キョウコは下着をつけていなかったのだ。
 察しがつくのは、彼女のご主人様となりおおせているらしいトウジ達の命令によるものだということか。
 キョウコはこの下着を身につけぬ破廉恥な格好をしながら、何食わぬ顔でシンジを迎え入れ、お茶を出してくれていたのだ。
 そうして今や、金髪の恥毛で覆われたシングルマザー美女の秘部すべてがオープンになっていて、少年の目を灼くほど艶かしい一人前の女の性器が、痺れるほどに彼の股間を疼かせているのだった。

496引き気味:2015/03/16(月) 04:40:01 ID:sV6hrFvY0

「……不思議ね。あなたのこと、ほんの小さな頃から知ってるから。こういう風に、シンジ君に女として見られるなんて日がくるなんて……思ってもみなかったのに。なのにわたし、とっても興奮してる」
 くちゅりと音が立つほど濡れそぼっていた秘唇を自分で掻き回しつつ、キョウコは少し寂しそうに言った。
「アスカちゃんのこともあるし、考えたこともなかったけれど。もしも……あの日、トウジ君やケンスケ君じゃなくてあなたに、私はやっぱり女なんだって、一匹の雌なんだわって気付かせてもらっていたら」
 ひょっとしたら、と。
「わたし、シンジ君の女になって、お仕えしてたのかもしれないわね」
「キョウコさん……」
 しんみりとした空気が美しい熟女と少年の間に流れるのとはまた別に、二人それぞれが宿した欲情の昂ぶり。それは、いよいよどうにかしない内には決して収まらない膨れ上がったものへと至っていた。

 そうして始まったのだった。
「ああ……シンジ君。知らなかったわ……。もう、そんな風におちんちんを硬くさせる男の子になっていたなんて。ああん……あんなにちっちゃくて、可愛かったのに……」
 決してその美しい肢体に触れることを許さない美女が、やがてボタンを外してさらけ出した豊満な乳房と共に、淫らな蜜をソファに滴らせる牝肉の裂け目を少年に差し出し、視姦される快感に酔いしれながら激しく指を使った一時。
「私の……わたしのおっぱいと、おマンコ、そんな熱い目で見るのね?」
「だって……。だって、キョウコさんだもの。キョウコさんの……裸だし、おっぱいなんだよ? 僕っ、まさかキョウコさんに見せてもらえるなんて……。くそっ。トウジも、ケンスケも! キョウコさんのそのオマンコに何度も何度も突っ込んで、いっぱい射精してたんだ!」
 長年、思慕と憧れを向けていた美女の肉体全てが、今となっては手の届かぬ他人の所有物にされてしまったと知りつつ、尋常ならざる興奮を抱いて、自分の肉棒をしごきあげる少年が、幼馴染でもあるガールフレンドの家のリビンクで、絨毯をねっとりと汚す射精に至るまでの一時
「そうよ! ああっ、そうなの! わたし……トウジ君とケンスケ君のあのおちんちんに、いっぱいセックスしてもらったから……愛してるんだもの!」
「だから、奴隷――なんだ。あいつらの言うこと全部聞いてあげて、赤ちゃんだって産んでやるって言うんだ。キョウコさんが!」
「そうよ。そうなのっ! ああっ、ああっ……。こんな歳になって、恥ずかしいの、わかってるのよ! でも、ダメ。ダメなのっ。あの二人のおちんちんのこと考えたら……わたしもう、離れられないのよ! 奴隷なの! ごめんなさいね、シンジ君。あああ、ごめんなさいね、シンジくん――!」
 妙齢の美女が。中学二年の娘を持つ、一人の母親が。
 その一人娘をさえ性欲の捌け口にした少年たちに、いかに籠絡され、屈服し、その躯も心も調教され尽くしたのかを涙ながらに告白して、いっそ清々しそうなと言ってもいい解き放たれた顔で、アクメを遂げるまでの――狂った一時が。
 そうして静かに、少年にとって母親の次に身近だった女性への思慕に、区切りが付けられたのだった。

497コウイに値する名無しさん:2015/03/22(日) 20:13:24 ID:oMuctK9Y0
INNOCENT TABOO Short Shorts if『発覚前夜』 1/4

「頼むっ!センセっ、このとおり!一生のお願いや!」
「…そんなこと言われても…僕にはレイも…アスカも居るし…第一、もしそんなのがバレたら…」
久しぶりのシンジとの単独レッスンを上機嫌で迎えたこの日、アスカはリビングの入口で自らの両足に思いもかけず急ブレーキをかけることになった。
勿論、声の主には聞き覚えがある。これからまさに寝室でレッスンを迎えるはずのシンジとその同級生、常日頃自分が三馬鹿と呼んでいるシンジの悪友達の片割れ、鈴原トウジその人だった。

実を言えばつい先ほども同じように、碇家の手前で玄関から出てきた人影が親友のヒカリだと気付いた時自分は慌てて電柱の陰に身を隠した。
本来ならそんな必要はない親しい関係であってもしっとりと濡れた髪の毛に艶っぽく上気した彼女の表情を見ればそうせずにはいられなかったのだ。
ましてこの後、自分もそうなるためにここに来ているのだという倒錯的な感覚に襲われればなおのこと。
だが彼女の背中を見送った後には同時に仄かな安堵感も、彼女の想い人であるトウジはもうこの家に居ないのだろうというアタリもつけていたのだ。

それは同じ時間をレッスンで重ねていても男子と女子の違いによって必然的に引き起こされる『後始末』の差。
男子にとってそれはごく簡単なことだ。思う存分楽しんだ後は腰を引き抜きズボンを履いて立ち去ればいい、けれど相手の女の子はそういうわけにはいかない。
汗でほつれた髪や情熱的に受け止めたキスの跡が首筋に残っていないか、そんな心配もさることながら何よりも力の入らない両足をなんとか奮い立たせて
今にも溢れだしそうになっている愛欲の印を指で抑えながらシャワー室へと向かわなければならないあの恥ずかしさ―
自分自身が年下の少年を相手に何度も体験させられたことだからこそわかってしまう、あのガサツなジャージの同級生が相手ならきっとヒカリも同じ経験をしたのだろうという確信。
だからこそ意外だった。リビングにシンジだけでなくトウジが居るというこの状況が。

「それに…この前トウジがお金が無いからラーメンおごってくれって言った時も一生のお願いだったような気がするよ…」
「そんなこと言わんと頼むセンセっ!ワイはどうしてもあの子にもう1回指名して欲しいんや!」
やんわりとしたシンジの非難の視線も意に介さぬとばかり必死に食い下がる。
ユイ先生と生徒達による連日の撮影会のせいでケンスケの都合がつかない以上、マリにエントリーを認めてもらうにはシンジに頼むしかないのだという奇妙な理屈を並べながら
まるで拝み倒すように懇願する鈴原の姿。どうにも話が読めない、けれどマリという名前のせいで何か不穏な空気の漂うこの会話を取りあえず最後まで聞いてみよう。
そう思ったのが運の尽き。後になってみれば、いっその事聴かなければよかったとアスカ自身後悔するほど情けない立聞きの始まりなのだった。

「センセは確か…今日は惣流とやろ?いくら美人やいうてもあんなガサツでツンツンしとるおなごを毎回相手にせなあかんのは内心しんどいやろ?なっ?ほやから」
たまにはワイと一緒にストレス発散にスッキリしに行こうやとまるで連れだってトイレにでも誘うような気軽さで発するトウジの言葉。
(なっ!なに言ってんのよ!誰がいつもツンツンしてるっていうのよっ!)
自分に対する突然の侮辱にムッとするアスカはまさに言葉通りのツンツン顔だったのだが、その後に続いたシンジとトウジの一連の会話によって表情を一変せざるをえなかった。

498コウイに値する名無しさん:2015/03/22(日) 20:14:15 ID:oMuctK9Y0
2/4

「で、でも…その女の子達は顔も名前もわからないんだろ。そんなのって…」
「いやいや、心配いらんて。人選はマリはんがしてくれとるわけやし、相手のおなごの方は名簿を見てから好きな男子ペアを指名できるんやから」
だから女の子側から不満が出る心配なんて絶対に無いのだと強く言い切られてしまえばシンジは黙るしかない。そして勿論、この話の意味を理解できてしまったアスカも同様に。
そもそもワイらも半信半疑で登録したらすぐにご指名があってビックリしたくらいなんやで!と興奮気味に話すトウジの口調からは相手の女の子の正体を探ろうとするような事に
ついてはなんらの言及も出てこない、少なくともその部分は顔を青くしていたアスカをほっと安堵させたのは確かなのだが、一度くじけてしまった心が立ち直るにはどうしても時間がかかる。

そのわずかな時間がリビングに踏み込み、こんな話をやめさせる最後のチャンスなのだと分かっていたとしても―
結局は始まってしまう。トウジがシンジを誘うためのあの手この手の説得として語られる淫靡なイベントの実態。
マリが管理しているとあるマンションの一室、ムーディーな音楽と色付きの照明に飾られたその場所で彼がケンスケと共に二人の『箱入り娘』を相手にしたその顛末を。

「名前がわからんからその時はとりあえず奥のケンスケの方を"初号機ちゃん"手前のワイの方を"2号機ちゃん"と呼んでたんやがワイの"2号機ちゃん"の方が曲者でな、
マリはんの話しでは同年代っちゅう話しやったがこれがまた一目見て辛抱たまらん腰つきやったんや」
芋っぽさの欠片もないほどスラッと伸びた両足に絹のようなすべすべの肌、むちっとした安産型の片鱗が見える将来有望な腰つき。
日本人離れしたそのプロポーションだけでも思わずズボンを下ろして挑みかかってしまうのに十分だったが、そのうえに期待以上だったのは『締りの良さ』なのだと。

「実を言うと、まぁ相手もようわからん事やしワイもケンスケも念のためゴムは持ってたんやけどな、いざっちゅう場面になると、その…な?」
あんなイベントに参加するくらいだからそれこそ男をとっかえひっかえ咥えこんでいるのだろうと思いきや、指による愛撫もそこそこに魅惑的なその腰を両手で捕まえ
股間の屹立を突き立ててやれば奥から湧き出し絡みついてくるとろみの量に似合わない、吸い付くような締まりの良さ。
腰を捕まえていた片手を外し、淡い茂みの上から指を這わせてその締りの震源地をピストンのリズムに合わせてシコリ上げてやればまるで初心のような締め付けさえ
感じるほどの反応。それを味わった瞬間、ポケットの中のゴム製品など意識からすっぱり消え去ってしまったのだと

「で、でも…そんなのって危ないんじゃ…」
「それがや。ワイも必死に辛抱しようと思たんやが"2号機ちゃん"もさる者でな。ワイが動きを緩めたら今度はアッチのほうからグイグイ腰を押し付けて来よってな、
ええいままよと腰を動かしたら今度はストローみたいにチ○コを吸いあげられる、それでわかったんや…今犯されとるのは他でもない…ワイの方なんやっちゅうことに!」
だからこそ、もうどうにでもなれという感じで最後まで突っ走るしかなかったと、まるで剣豪小説の立ち合いの様に語られる迫真の場面解説によって強引に納得させられている
シンジの姿を見たアスカは思わず声を上げてしまいそうなほどの激情に駆られていた。

(う、嘘ばっかりっ!)
目尻に涙をためぎゅっとスカートのすそを掴んで我慢していた少女の心の叫び。
出来うる事なら今すぐ飛び出していって、トウジを引っぱたき謝罪させたい。あの日あの時、力強い腰使いで何度も上り詰めさせたあげく、箱の中にまでわざわざ聞こえるような大声で
『今日は溜まっとるからクスリが効かへんくらい濃いのが出てまいそうやなぁ』なんて呟いて箱の中の女の子を怖がらせたのは誰だったか、そしてそんな放出を予感させる屹立の
逞しさに思わず腰を引いてしまった時『こらっ、オナホの癖に生意気やっ!』と言いながらお尻を平手でぴしゃりと打ち据えて隣のケンスケを大笑いさせたのはどこの誰だったか。
女の子が自分から腰を押し付けたなんてとんでもない!あの時、箱の中の女の子は紛れもなくトウジの強引な腰使いによって慰み物にされていたじゃない!と。
勿論今この場で、シンジの前でなど絶対に言葉に出せるはずがない指摘をアスカは心の中でぶちまけていたのだ。

499コウイに値する名無しさん:2015/03/22(日) 20:14:42 ID:oMuctK9Y0
3/4

しかしそんな心の叫びさえ調子よく台詞をつなげるトウジの前には再び絶句するしかない。
『どんな形であれ1回目を先に射精してしまった方が事後のラーメン代をおごること』。イベントの前にケンスケと冗談めかして言い合っていた賭けにあと数ピストン差という
ところで負けてしまったがそれが惜しくないと思えるほど"2号機ちゃん"の締りが良かったのだとしたり顔で断言するトウジの無神経な自分語りを聞かされてしまっては。
さらには、後から考えれば挿入の瞬間カチャカチャとベルトを緩めるための時間があった分、ケンスケよりも自分の方が不利な賭けだったと悪態を付きながら、件の"2号機ちゃん"
にあんな腰使いで射精をせがまれてしまえば我慢すること自体が不可能だったし、事実交代した後の2回目はケンスケの方が先だったとあきらかに余計な情報までをも付け足しながら―
こんな風に、と身振り手振りも生々しく腰の前に添えた両手を引きつけぶるぶるっと腰を震わせて見せたその仕草はシンジを驚かせるには十分な物だった。

「えっ、じゃ…ま、まさか…二人とも、そのまま出しちゃったの!?…名前も知らない女の子に!?」
「そのまさか、ちゅうやっちゃな。」
据え膳喰わぬはなんとやらっちゅう言葉もあるやろ?せっかくワイらを指名してくれた"2号機ちゃん"達に土産も持たさずに返したら男がすたるっちゅう話や、
それにな―にんまりと好色な笑みをこぼし、シンジの肩をぽんぽんと軽く叩きながらトウジは言うのだ。ユイ先生の教室とはルールが違うんやでと。
「元々2対2ちゅう事だけがルールなわけやから1回目が終わったらケンスケと交代しような言うて約束しとったんや。だから―」
万が一の場合でも誰の種がどっちに当たったかなんてわかるはずがない、それこそ神のみぞ知るという話なのだと

呆気にとられた様子のシンジと同じく、アスカもまたあぁっ!…と嘆息せざるを得ない。あまりにも下衆なトウジのその台詞に、だ。
しかし同時にその怒りを彼に向けることもできないというどうしようもなさ。
鈴原は下衆ではあっても肝心なところで嘘は言っていない。確かにあれは、あのイベント自体は『女の子側が相手を選んだ』。
そして女の子の側も同じように『もうどうにでもなれ』と考えていた、その結果が当然の結末になっただけなのだ。

アスカ自身、その事実を痛いほどよく知っている。
本当に救いようもなく破廉恥だったのはそんな下衆な少年達を相手に貞操を捧げ箱の中で快楽に溺れてしまった方、全てが終わった後で熱く満たされてしまった股間に
シャワーを押し当て止め処なく溢れてくる不貞の証拠を指でかき出しながら『こんなことは一生の秘密なのだ』と涙目で自分に言い聞かせていた哀れな少女の方。

500コウイに値する名無しさん:2015/03/22(日) 20:15:18 ID:oMuctK9Y0
4/4

だからこそ、もう耐えられなかった。逃げ出したのだ。反論も言い訳も許されず、身勝手なトウジの主張を聞き続けなければならないこの身を切られるような場所から。
しかし少女が涙を押さえながらその場を離れ洗面所へと駆け込んだその時、実は聞き逃すべきでない今日一番の問題発言がトウジの口から飛び出していた。
「しっかし今思い出しても腰が震えるで…。もしあの時ケンスケと交代せずに連チャンで続けとったらそれこそ…金玉がカラカラになるまで搾り取られてた所や!
なんせあんな気持ちええ締め付けのオ○コを持っとるのはワイの知っとる限り、ユイ先生か…それこそキョウコはんぐらいのもんやからな―」
その後も舌の調子も滑らかにトウジがぺらぺらと話し続けた武勇伝の中の一節。その日碇家のリビングでは特に何という事もなく聞き流されたその台詞が後日、シンジの心の中で
『もしかして』と彼の足を惣流家に向けさせる原因となった―。

トウジやケンスケをわざわざ指名して楽しんだという謎の少女の存在、そして一瞬トウジの口から漏れた『キョウコ』という名前。
自分の身の回りで唯一心当たりのあるキョウコという名。それがアスカの母親であるあの優しく美しいキョウコおばさんと同じだという事実に結びついた瞬間、それが
シンジの心の中で小さな疑いの芽として育ち始めてしまった事を今のアスカは知る由もなかった。

そして難儀なことに―当のシンジ自身が、そんな最悪の想像によって今までになかったほど熱い股間の猛りを感じてしまっているという、そんな絶望的な事実にも。

501コウイに値する名無しさん:2015/03/22(日) 20:34:48 ID:oMuctK9Y0
どうもお久しぶりな名無しの者です。じつはこのネタもうだいぶ前から途中まで書き溜めていたのですが、この度引き気味さんが書きこんだキョウコ×シンジネタがあまりにもツボに入ったため
急遽路線変更して4/4の部分を付け足して緊急投下と相成った次第であります。

3月15日納品のはずだった製品の完成予定日が3月末になっていて、その上から手書きで4月1週厳守!と書きこまれているこの腐りきった自分のデスマ人生の中で唯一の安息を感じられるこのHPは
かけがえのない心のオアシスなわけですが、つい先日知り合いの人から文章創作についての心得を聞かされました。
『優れた小説を読んで第一感、後日談を書いてみたいと思った奴は素直でまっとうな感覚を持ったオタクだ。しかし前日談を書いてみたいと思った奴は作者より自分の方が面白く書けると勘違いしているクソコテに過ぎない』と。
今回の引き気味さんに触発された自分の書き込みを改めてその観点から見直してみると…

(´・ω・`)…
(´・ω:;.:...
(´:;....::;.:. :::;.. .....サラサラ

502引き気味:2015/03/22(日) 22:11:11 ID:WIPhMyGA0
わーい、えろーい ヽ( ゚∀゚)ノ

板を専ブラに読み込んでみたら一気に5レスも増えてて何事かしらんとか思いましたけど。これは良い燃料。
丁度ヒカリちゃんの方にもそろそろこのネタで女優さんやってもらおうかしらんとか考えてましたし、うまい具合にこの投下とリンクさせるのも楽しそうですね。

それにしましても。
私としては例によって濡れ場ろくに書かずにエロイ関係を前提にした変な会話シーンだけ投下して済ませてしまったような、悪い癖の塊だったんですが、いい具合に他の方の触発誘えたなら儲けものでございました。

うん。書きましたよね。そゆ展開にしてましたよね。
アスカが辛抱たまらなくなってトウジといたすためにマリの協力仰いだとか、箱にこもって顔隠したとか、下の毛、肌の色でバレないような照明の小細工してたとか。
他の方にそんなセコい辻褄合わせの発想拾われてると、いや汗顔の至り。
ないですよねー。そんな瑣末なとこに、エロ文書くのにわざわざ頭捻ってるとか。

503コウイに値する名無しさん:2015/04/20(月) 23:29:43 ID:f1e5RVLs0
シンジの側でトウジに抱かれるとアスカは前回以上の興奮を覚えるのか自己嫌悪に陥るのか
シンジは箱の中身がアスカだと感じ取りながらムサシの時と同様の興奮を覚えるのかトウジとの行為には別の感情を沸き立たせるのか
興味深いですね

504引き気味:2015/04/21(火) 23:46:50 ID:klUWBrPc0
「箱入り娘」の話が評判になり、逆に不満を漏らしはじめたのがマリの所属するサークルの面々。
自分たちはそんな話聞いてない、誰だよその初号機ちゃんと零号機ちゃんって。そんな素晴らしいイベントがあったとか、当の俺らが聞いてないゾ! と膨れっ面。
突き上げを食らったマリがアスカとレイに泣き付き、渋々またマリたちのレッスンに紛れ込んで箱に潜む二人だった。

という続編シチュも当然アリでしょうなー、とか考えてもおりますた。

そこでマリがアスカを納得させる条件として、シンジも参加させる、だから姫はシンジを指名すれば嫌な思いはしないですむでしょ? と言ってみたり。
あるいはまたトウジ達を呼ぶからと誘惑してみたり。
そこで逆にアスカがどうせ顔はバレないんだからと冒険心()を出して、シンジやトウジがそうと知らず居合わせる中、あえてマリのレッスン仲間を指名してみたりなんてのも良いカナーと考えつつ、3月末から続く残業フルコースに疲弊する毎日なのですた。

505引き気味:2015/05/18(月) 21:22:47 ID:z9ZduQfg0
INNOCENT TABOO Short Shorts 『さらに大人組がエントリーだよ編、プロローグ』

「……どういうこっちゃ」
 あんぐりと開いた口。呆けた声を上げた少年は無意識に頭を?こうとしたのだろう。掻き毟ろうとしたのかもしれない。
 しかし持ち上げようとした手に花束を握っていたことを思い出すと、渋い顔をして手を戻し、きょろきょろと辺りを窺ってからまたドアの隙間に顔を押し付けたのだった。

 ――ンアアァァアーッ! ……ぁ、ぁぁぁああン!!

 設備の新しさか、行き届いた手入れによるものか、物音一つ立てずにスゥ――と薄く1センチほど横に引かれたドアの向こう側。病室の中からは、聞いているだけでこの少年ぐらいの年頃の男子、つまり性的な物事すべてにガッついているスケベ坊主に股間を硬くさせてしまうような、あられもない喘ぎ声が響いていた。

「あああっ、だめぇぇ……。ずり落ちちゃう。もうっ、わたし腕に力が……。ッあっ!! あっ! ああんン! またっ、おじさまのが……深くゥぅぅ――!!」
 それだけで分かる。悲鳴のように喉から迸らせながら、けれどよがり混じりの鼻にかかった声を出している彼女が、相手に甘えきっているのが。
 カーテンも引かずに男女が交わっている病室の中には、窓からの夕日がいっぱいに差し込んでいる。それでも、逆光になっていても、少年には一目でそれが誰だかを見て取ることが出来た。
「惣流のやつ……」
 そう、茜色に彩られた病室の中で、輝くブロンドを宙に広げて思い切り首をくねらせていたのは、少年――鈴原トウジであれば見間違えるはずのないクラスメイト、惣流・アスカ・ラングレーだった。
「だめっ……ああっ、だめっ。こんなに……こんなに深く、わたし、串刺しにされちゃってるのに……。まだ……まだ、深く……なっちゃ……ッ、っああああ!」
 まるっきり正気を失った体で喘ぎ散らしている彼女は、窓際に立った相手の男の腕に抱えられ、両手両足でしがみつくような姿勢で持ち上げられていた。
 格好はトウジと同じで制服のまま。スカートも脱がされているわけではないから、その下でこの美しい少女の下半身がどうなっているかを直接見ることは出来ない。
 だがその一方で、相手の男の腰に巻き付けられた、まばゆい白さの太腿もあらわになった脚の片方――右足の、ちょうど靴下もずれてくちゃくちゃになっている足首のところに、スカートの中から引きずり降ろされたらしいショーツがぶら下がっていたのだから、いちいち想像してみる必要すら無いその「結合状態」の事実は明白だった。
「……君のどこが『串刺し』になっているのか、私に言えるかね?」
 意地悪に訊ねる声は、トウジからすると見上げるばかりに背の高い、髭面の男のもの。
(……!? シンジのオヤジさんやないかっ)
 男の素性に思い当たって驚愕するトウジだったが、セクハラそのままの質問で言葉責めにされたアスカの反応は、さらに度肝を抜くものだった。
 あの険の強い性格をした少女が、大好きなぬいぐるみを引き換えにプレゼントしてあげようと言われて大興奮している幼女のような弾んだ声で、素直も素直な返事をしたのだ。
「ぉ……オマンコ、オマンコですぅッ。わたしの……、あ、アスカの……オマンコに」
 抱え込まれた男の逞しい胸の上から顔を持ち上げ、ヤクザも顔負けの強面をした中年男がサングラス越しに寄越す眼差しにうっとりと、輝かんばかりの笑顔で答えるのである。
「オマンコに……おじさまの、おチンポが……! ああっ、ぶすっ……って、ぶすぅ――って、刺さってるんですぅ……ッ」
 『よし』と満足そうに、一際強く腰をしゃくらせた男の一突きで、ミルクをとかしたように真っ白な、白人の肌をした美少女は、顔中を薔薇色に火照らせて歓びの悲鳴を放ったのだった。

506引き気味:2015/05/18(月) 21:23:14 ID:z9ZduQfg0

(おっどろいたわ)
 再び、全身を力強く上下に揺さぶられはじめたアスカが、一突きされるごとに男の胸をずり落ちていき、引き換えに深くなっていく結合で子宮口を攻撃される官能に、深く、深く、酔い痴れていく様。
 それを覗き見ながら、トウジはドアの取っ手を掴んだまま強ばっていた右手を離し、こめかみに浮かんでいた汗を拭ったのだった。
(惣流のやつ、最近付き合いが悪いんわ、てっきりシンジとよろしくやっとるのか、ムサシとケイタんとこで綾波のいない分もオモチャにされとるからやろうって思っとったんやが……)
 それがなんと、自分の友人であり、同時にこの天邪鬼な少女が強がりつつバレバレの恋心をずっと向けていた相手である碇シンジの、こともあろうにその父親と深い仲になっていたとは。
(綾波の見舞いに来て、えらいもん見てしもうたわ)
 実を言えば、三馬鹿と渾名されるほどの友人付き合いをしている相手からこっそり寝取る形で、やはりトウジ自身がアスカと肉体関係を結んでいる。
それも、まずアスカの母親であるキョウコと歳の差を越えた愛人関係を結んだ上で、そこに重ねるようにしてアスカも抱いたという、親子丼を頂いてしまった恰好で。
 お前がとやかく言えることかと睨まれそうなその事情をさて置いて、とびっきりの爆弾ネタを目撃してしまったのは間違いなかった。

(しかし、どうなっとんのや? これも、ユイはんの思惑通りっちゅうやつかいな)
 潔癖症まるだしで性的な物事すべてを毛嫌いしていた、ちょっと前のアスカを知っている。それだけに、トウジの驚きは深かった。
 シンジとそうなるのは時間の問題だろうと予想してはいた。
 シンジの母親であるユイの裏の顔を知って、その歳下の愛人となってからは、もっと深い男女の間柄というやつを生々しく二人に当てはめて思い浮かべて、(シンジのやつが羨ましいのぅ)と考えるようになった。
 なにしろアスカという金髪碧眼の女の子は、見た目だけは西洋のお姫様だと言っても通るくらいに思える美少女だったから。
 碇ユイの主催する、淫靡なセックス・レッスンの集い。乱交パーティーを度々繰り広げて、トウジのような少年たちや、もっと幼い少年少女に行き過ぎなくらいの性について教えこむ、地下ネットワーク。そんなとんでもない集団の一員にしてもらい、一見する限りでは貞淑そのものの若妻といった雰囲気がある碇ユイや、彼女の友人でもあったアスカの母親、娘によく似た洋風美女である惣流・キョウコ・ツェッペリンといった美女たちを相手に、大人の女性を中学生の自分が組み敷いて自由にする楽しさに目覚めていたトウジが、身近な美少女だったアスカに具体的な欲望を向けてしまうようになったのも、仕方ないはずだ。
 それでも、友人のものなのだからという思い込みがあったことと、アスカの苛烈な潔癖症に辟易してもいたことがあって、現実的にどうこうしようと考えることはなかった。
 そういった燻らせるだけの欲望だったのが、ユイの生徒、ユイの愛人として先輩格であった小学生コンビ、ムサシとケイタがコーチ役に当てられた「レッスン」へのアスカや綾波レイの参加という事実を知り、いつの間にか少女たちの貞操観念が碇ユイの価値観に沿うような変化を遂げていたと知って、火が着いたのだった。
(なんや、ムサシやケイタみたいなガキどもが美味しい目見とんのに、ワシは蚊帳の外かいな。……シンジもシンジやで。あないに不甲斐のない男やと知っとったら、ワシかてさっさと味見くらいしとったっちゅうに、出遅れてもうたわ)

507引き気味:2015/05/18(月) 21:23:30 ID:z9ZduQfg0
 見てくれだけが極上品だったあのいけ好かない女が、ユイに、ムサシとケイタに躾けられて、「股の緩いオナゴ」に変えられてしまったらしい。
 今では、命令されればエロガキ小学生のチンポを進んでしゃぶるようなマゾ奴隷に仕上がっているとか。
 そう伝え聞いてはいても。だとしても決して、あのプライドの高い惣流アスカであれば、ムサシやケイタに調教されているという事実に肯定的ではないだろう。
 ――つまり、そう知った自分は弱みを握ったわけだ。
 そんな勝算があり、なにより彼女の母親であるキョウコの籠絡に自分は成功していて、ほとんど言いなり状態。狙う獲物の家にだって自由に出入りできるのだというアドバンテージを意識した上で、トウジは動いたのだった。
(なんやケンスケも勘付いたみたいやし、まごまごしとったらまた先越されてまうわ……!)
 そうして、遂に。毛嫌いされるのと同じだけ毛嫌いして、その一方で、同じ年代の少女たちが霞んでしまうような美貌に。見ている眼の前で日に日に女らしさを増していって花開いていく未成熟の色っぽさに。ユイやキョウコに比べればガキだなと鼻で笑っていた、蕾のような時期の乳房に――いつしか、むしゃぶりついてやりたいと募らせていた欲望を、遂げるのに成功したのだった。
 今では片腕に母親のキョウコ、もう片腕に娘のアスカと、金髪のグラマー母娘を抱いて3Pプレイに興じることも思いのまま。
 中学に上がるより前から目の上のたんこぶだった美しいツンケン娘を、母親と同じマゾ奴隷として屈服させているトウジだ。

 ――だから。
 屈辱的なセックスに興奮してしまうような、哀れなマゾ娘に調教されてしまう前の全方位に攻撃的だったアスカを知っていて、今の変わり果てた美少女肉奴隷アスカを抱いている、トウジだからこそ。
(なんや、惣流のやつ……。あないに嬉しそうな顔して、シンジのオヤジさんに甘えよるんか)
 それは、シンジ相手のセックスを盗み見た時でも、まかり間違っても自分のように脅して犯した男とのベッドの中ででは見せたことのない顔だったから、トウジは自分でも思いもよらなかったほどに、動揺してしまったのだった。

「……あら、いけないコね」
「……!? なっ、うえっ!? し、しもた……!!」
 息を飲んでアスカと碇シンジの父親との情交の場を覗き見ている、その背後に、いつの間にか見知らぬ女性たちが立っていたことにも、気付けないでいて。

508引き気味:2015/05/18(月) 21:24:11 ID:z9ZduQfg0
模型作りながらちょろちょろ書いて、お腹すいたよの限界に来たのでとりあえず投下しますた (`・ω・´)

509コウイに値する名無しさん:2015/05/19(火) 21:47:18 ID:L/AlUY5M0
>それでも、友人のものなのだからという思い込みがあったことと、アスカの苛烈な潔癖症に辟易してもいたことがあって、現実的にどうこうしようと考えることはなかった。
引き気味さんの描くトウジは時折へんなところで気を使って一歩引いたところから全体を見るパターンありますよね。そのぶんムサシとか年若組がグイグイ行くわけですが。
好色オヤジ的ポジションでムサシと猥談ばかりさせていた自分の過去の書き込みを見直すとその辺りの無常観が幾分足りないのかなと

510引き気味:2015/05/21(木) 23:57:49 ID:ep/Lxn6M0
我乱堂さんの書いてたトウジに引っ張られたとこもあるんですかねぇ。
あのトウジは実に年齢不相応なというか、そんな印象ですた。

でもまぁ、基本トウジもケンスケもアホだと思うんですよね。私は。
TV版でも目立っていた、盗撮写真販売のシーン。あれはちょっと、おとなしめのニュアンスで言う「アホ」の域をはるかにぶっ千切る、思慮の足りなさの発露に思えたわけで。
子供だからで想定できるレベルでも無かったと思うんですよね。
当時からずっと思ってました。

ところが最近、スマホと各種SNSの発達実装で、そんな90年代の感覚では信じがたい考えの足りなさを披露しちゃってるケースが散見されるようになってきましたので、実はあの二馬鹿の馬鹿さ加減は、そう取り立てて程度がひどいと考えるほどのことでもなかったのかもしれないなぁ等と思うに至りました。

……あれ? 
なんかレスとしては見当外れの方向の内容を書いていたような (;´∀`)

511コウイに値する名無しさん:2015/05/22(金) 17:20:13 ID:bDocTaMU0
>スマホと各種SNSの発達
2015年(?)の淫乱美母世界ではツイッターでムサシがユイ教室のレッスン自慢とかしてるんですかね…
「最近はアス姉とばっかレッスンしてる。週3とか」「外でレッスンすることも多くなってきた」「やっぱレッスンは対面が最高、ナマの感覚が学べるのも気持ち良い」
「キョウコさんは巻き舌がすっげー上手い、本場の舌使いは抜群。」とか事情を知ってるシンジ君にしてみれば意味深すぎてもう辛抱たまらんものがありますね
ただ連絡がつかないことによる行き違いネタとか時間差ネタとかが陳腐化してしまったのはどうにもはや

512引き気味:2015/05/23(土) 02:07:18 ID:hJJvFG4k0
>連絡がつかないことによる〜

だいたいのホラー名作、推理モノ定番シチュとかも、ケータイ・スマホの普及ですっかり成立不能状態ですもんね(w
そこから更にシチュがシンプルなサブマリン進行型総寝取られシチュであるとか、エロもすっかり「深くツッコんじゃダメ!」なことに (;´∀`)

513引き気味:2015/05/23(土) 02:08:31 ID:hJJvFG4k0
思い浮かんだエロ絵一枚文章にするだけでもえらい大変 ('A`)

INNOCENT TABOO Short Shorts 『とある、末期系エンディングエピソード』

 暗く照明が落とされたその空間は、豪奢に飾り立てられた劇場――の跡だった。
 中央の張り出し舞台はサーカス小屋のような円形様式。三方からそれを囲むのは三層になった桟敷席。一番眺めの良い舞台奥の二階バルコニーは貴賓席だったのだろう。
 柱も階段も座席もそこら中が装飾過多。女神や悪魔、天使たちの彫刻と、毛足の長い絨毯、緋色のシルクと金モールの飾り紐が埃にまみれ、首がもげ落ち、擦り切れて剥げ、ぼろぼろになって打ち捨てられていた。
 往時の金の遣われ方が偲ばれるだけに余計に無残な、その空間。
 今では誰も省みるものがいないのだろうという、そんな廃墟に、この夜はしかし、暗闇を一時払いのけるかのような煌々とした光が灯されていた。
 そう、その眩い光の強さだけは、かつてをも凌ぐやもしれぬほどに。埃の舞う真っ暗な背後から幾筋もの太い光の柱となって、四方八方からまっすぐステージを照らして。
 そうやって、あちこちに持ち込まれた三脚付きのステージライトで一箇所真昼よりも明るく浮かび上がらされた舞台と、貴賓席だった二階バルコニーだけが人々の集まる熱気を取り戻していたのだった。

「――さぁ!」
 ステージ脇に燕尾服姿でピンと背筋を伸ばして立っていた進行役の男が、声を張り上げる。新しい「演し物」の開始を号令したのだった。
「今宵紹介いたしますのは、はるばると関東は第3新東京市よりご参加の『イングリッシュ・スクール』所属、美しい四人のお嬢様方。……なんと、四人全員が正真正銘のティーン・エェェェイジ!」
 おお、とバルコニーにざわめきが広がった。
 誰もが思い思いの仮面をつけて顔を隠した観客たちだったが、『まさか……』と驚きもしきりの様子であるのが、互いに顔を見合わせあい囁き交わしあうところに見て取れる。
「皆様が驚かれるのも無理はありません。憚りながら、当家が主催しますこのステージ、皆様方がそれぞれに日々怠らぬ研鑽をもって開催されます「定例会」の中でも、指折りの――左様、「趣味の良さ」を誇っております」
 自慢気な司会の言葉であったが、観客たちは一様に同意だとでも言うかのように頷いていた。
「まったくだ。ここの舞台に上がろうという程思いきりの良いレディーとなると、さすがに我々の同士といえど滅多に現れるものではあるまい」
「左様。タイミング……というものがまずありますからな。狙って出ようとなると、支度を始めてから時期を揃えるだけで一苦労でしょう」
「それが、本当ですかな? そんな歳のお嬢さん方が、四人もとは。一つの支部からとなると、偶然で揃う数ではありませんぞ」
 どうなのだ? と身を乗り出すようにして司会を問い質す観客の声には、隠しようもない興奮の色が濃い。
 いよいよ得意満面の笑みを浮かべ、燕尾服の男が舞台の奥へと手のひらを伸ばした。
「百聞費やすよりも一目ご覧あれ。さぁ、さぁ、さぁ、さあ!」
「おお……!!」
 ステージに向かって奥から姿を表したのは、たしかに司会の紹介した通り。いずれも一見して成人前と知れる、初々しさあどけなささえ面差しに残した少女たちだった。
 四人、いずれもが男性客どころか女性客たちさえ思わず唸らされるような美貌の持ち主。
 いずれもが可愛らしい乳房も露わなオールヌード手前の格好。
 そして、四人が四人共に――腹部へ手をやった姿勢で入場してきた、偽りなし、正真正銘の、妊婦なのだった。

 ◆ ◆ ◆

514引き気味:2015/05/23(土) 02:08:52 ID:hJJvFG4k0
「こいつは……」
「あらあら、まぁ。最近のコ達ったら、進んでるとは聞きますけれども」
 バルコニーから見下ろす観客たちの視線が、舞台に上がってきた少女たちの膨らんだ腹部に突き刺さる。
 彼女たちのお腹の膨らみ具合はまちまちで、ぷくっと下腹部が盛り上がった程度の娘もいれば、出産が間近なのではないかというくらいに重たげな膨らみを両手で支えている娘もいた。
「いや、粒ぞろいなもんだねぇ。碇夫婦のところは。あんなに綺麗なお嬢さんたちが四人! それも、あの歳でママになる決心をした姿を我々にこうやって見せてくれるとは」
「さすが、碇の血筋と言うべきでしょうな。恐るべき手並み。よくぞあの歳で、かくもの境地に立つまで、……導きなさったものだ」
 観客たちのざわめきは最高潮に達していた。
 この夜、最高のボルテージである。
 応じるようにして、四方からのスポットライトが四人の美姫たちに集められていた。
「よっく、ご覧になって下さいますかな? お分かりいただけますように、こちらのお嬢さん方が肩に羽織っておりますのは、何処のと詳らかにしますことこそ憚られますものの、皆様よくご存知の彼の地某学園の女子生徒用、制式のベストスカートでございます! ……おっと、約一名、見慣れぬチェック柄のスカートでご参加頂いておりますが……」
 四人の中でもとりわけ豊かな膨らみを揺らす谷間に萌黄色のネクタイを締め、そうして、膨らんだお腹でともすればずり落ちそうなチェク柄スカートにタイツを履いただけのアンバランスな装い。『マリ嬢』とだけ紹介されたツーテールの眼鏡少女が、司会の声に応えるように肩をすくめてみせた。
 他の少女たちが皆、正気が保てているのか危ういような表情で恥じらい、陶酔し、顔を背けたりもしている中で、彼女だけは頬を上気させつつもどこか泰然とした余裕のある様子。胸の発育具合のみなず、大人びた顔つきと同じぐらいにこういった場面への度胸も身についている風だった。
「彼女は転校してきたばかりだったもので、制服の用意が出来ないまま――少々、外出を控えねばならない事情ができてしまわれたというワケです」
「つまり、彼女たちは……みな同学年の?」
「ノンノン。ひょっとしますと、残念に思われる方もいらっしゃいますかな? 元、同学年でございます」
 『元』と、その言葉に煽られて観客たちがどよめきだす。
 マリ他の少女たちの容貌と今の時期とで照らし合わせ、その1ワードの示す意味にいち早く気付いたのだろう。
「そう!」
 自慢気たっぷりに声も昂ぶらせすぎて、『そぉう』となってしまっている前置きをおいて、司会役の男は全裸同然の少女妊婦たちのバックボーンを仄めかすようなセリフを続けたのだった。
「惜しいことに、四人が皆この春まで体調を崩しておりましたもので直接出席することは叶わなかったと窺っておりますが、揃って卒業されたばーかーり。元JCの、トゥー、トゥー、ヤングなママさんたち。そして、左の端のウサギさんのようなお目々をしたお嬢さん、レイちゃんを除いては初心者印の付いたママさんたちでいらっしゃるわけです」
「父親は?」
 誰かがぼそりと、しかしよく響く渡ってしまった声で言った。

515引き気味:2015/05/23(土) 02:09:10 ID:hJJvFG4k0
 四人中、二人の少女の肩がびくりと震える。
 頬にそばかすの残る純朴な顔立ちの少女と、羞じらいなのか苛立ちなのか、苦々しげな貌を赤く染めた金髪碧眼の白人美少女だった。
「父親は誰だね? やっぱり、第3の支部の者なのだろう? こんな綺麗なお嬢さんたちの産む赤ちゃんの親になれるとは、なんと羨ましい」
「いや、ご覧の早熟ぶりだ。同級生同士で励んで、孕ませてしまったのかもしれませんぞ」
「四人同時、という点にも注目すべきでしょうな。今日のこのステージを見据えてのことなら、若気の至りだなどという短慮の持ち主に出来ることではありませんぞ」
「端の方の、レイと言ったかね。あのアルビノの――随分とうっとりした、そそる表情をしている娘の方は、初産じゃないというじゃないか。それぐらい早くから我々の思想を理解しているぐらいの子なら、ひょっとしてあの子達の方から言い出して時期を合わせたんじゃないかね?」
 喧々諤々と議論を交わした後は、皆して正解を教師に訊ねる生徒たちのように司会の方へと視線を向ける。
 大きく頷いて、司会の男は舞台の後ろに吊るされていたスクリーンを指さした。
「ごもっとも、ごもっとも。皆様の疑問もごもっともでございます。一つだけ先に答えさせて頂きますれば――こちらの将来有望なお嬢さん方、マリ嬢、アスカ嬢、ヒカリ嬢、そしてレイちゃん。彼女たちこそは『イングリッシュ・スクール』の中から特に選びぬかれたメンバーに当家からの依頼で行われた打診へ、快く応じていただけました四人。そうなのです、志願されてこの日のために昨年から「準備」を続けてこられました、まさに第3新東京市支部のこれからを背負っていくだろう、エリート中のエリートであるわけでございます」
 『それでは』と、男は軽快にステップを踏んで振り返り、指を鳴らした。
「皆様のご興味には、彼女たち自らの告白をもって答えて頂きましょう。まずは、ご覧の通りのゴージャスなブロンド。白い肌に、サファイアのように青く透き通った瞳で……先程から私を睨んでおります、そう、勝ち気なお嬢さん。アスカ嬢から!」
 ギョッとした顔をしたアスカにスポットライトが集まり、胸元のリボンからはじめて全てのボタンを全開にした格好ですべすべとしたお腹の膨らみを抱えているその背後で、スクリーンに他ならぬ彼女自身の姿が映し出されたのだった。
 まだ全く膨らんだ様子のないお腹をしていて、それが分かる以上の当たり前として腹部を剥き出しにした全裸で、ベッドに組み伏せられているアスカが。
 記録映像を撮っているらしいカメラのすぐ脇に立っている誰かから顔を庇い、目元を両腕で隠して、そしてポロポロと頬に涙を流しながら、「一日目」と黒マジックでおへその直ぐ下に大書された下半身をM字に開いている、アスカの姿が、映しだされたのだった。

516引き気味:2015/05/23(土) 02:10:34 ID:hJJvFG4k0
>>505-507のシチュは、せめてあとひとシーン進めてリツコさんに色々セリフ言わせないと、思いついたシチュ文章化するというそもそものミッションが終わんないんですが、ついこんな思いつきにこんな時間まで…… (;´∀`)

517コウイに値する名無しさん:2015/05/23(土) 21:00:39 ID:c/6w3MUc0
>「一日目」
ゲンドウか参加を辞退し、シンジがはずれクジを引いて記録係になり、
残りの四人が一日交代で相手を変えてアスカたちを抱いたと想像しました
ノリノリで参加したマリは排卵誘発剤を服用して初回で妊娠
マリの妊娠が確認されてから次の会の日取りが決められてマリを除く三人が参加
妊娠するまでこのパーティーへの不参加はゆるされないのだと怯えながらも覚悟するアスカ

518コウイに値する名無しさん:2015/05/24(日) 20:47:56 ID:xXjiHIoM0
老紳士「ところでアスカ嬢、来賓席に座っている君の御母堂も身重のように見えるが…それも"彼氏"の仕業なのかね?」
みたいなワンシーンが続くんですかね。あと細かいとこですけど>ポロポロと頬に涙を流しながら、は結構破壊力ありますね…
自分も立ち話シチュの時に泣くシーンを入れてみたんですが根が強気キャラだけに泣き出しちゃったら凄い可哀そうになっちゃうんですよね。
あんまり快楽堕ちみたいにすると以前引き気味さんの言ってたビッチシチュにネタが偏ってしまうので按配が難しい所

519引き気味:2015/05/24(日) 21:01:52 ID:fMxdFKrE0
ボテ腹になっても平常進行のマリさん。既にだいぶイっちゃってて、常時メダパニ状態のレイ。混乱しきり、恥辱まみれのアスカとヒカリさん。
なんて絵面を思い浮かべておりますた。
でもこれ、肝心の濡れ場が無いのに、この妊婦モードでステージに引き出されてそのバックで種付けシーンとか流されるって状況が書けた時点で、妄想クリアしちゃってるんですよね……。

520コウイに値する名無しさん:2015/05/24(日) 23:49:41 ID:M5QcEcp60
ここでENDですか、残念!

>「一日目」
一月交代の同棲一日目とか、ポリネシアンセックスの一日目とか書き込んだ後で浮かんできました
普段仲の悪いアスカとトウジにポリネシアンセックスをさせると面白いと思うのですが
最初は手順を守りながらも口喧嘩してたのが口を閉ざし、やがて穏やかに会話するようになる
最終日挿入しながらも動きのない状態に焦れたアスカが早く終わらせてほしいと願い、
トウジはキョウコを交えた3PをアスカにOKさせてから激しく動いてポリネシアンを終了させる
と言う感じの展開で

521引き気味:2015/05/25(月) 00:17:40 ID:MRdgtLno0
>>505-507の続き。と言いますか、ネタとして思い浮かべたシーンがこのリツコさんの仄めかし。

「人様が情熱に身を任せている真っ最中を覗き見るなんて。おしおきが必要かしら」
「……わ、ワシはっ。ワシはその……あ、綾波の、綾波レイさんの見舞いに来とっただけで!」
 ほら、この通り花も持ってきとる。そう示すようにトウジが握っていた花束を前に突き出してみせても、二人の女性の目付きから険は取れない。
 ユイの出していた禁足令が解かれ、やっと見舞いにこれた、妊娠中のレイの病室だったのに。意図せずして出くわしてしまった、惣流アスカとシンジの父親である筈の中年男のセックスシーン。それをドアの隙間から覗き見していたところを見咎められたトウジは、焦っていた。
 だからだろう。
「わ、ワシは……! あ、綾波の腹の子の父親なんやっ! み、見舞いに来てもなんもおかしくない筈やで!」
 勢いで言ってしまったのだが、口にし終わった瞬間には、トウジ自身が後悔してしまっていた。
 これは無い。いくらなんでも無いわ。
 相手はどう見ても医者である。
 ぱっと見で感じ取れる気配からして実にキツそうな、金髪に染めた女医さんと、そのお付きの若い看護婦。
 レイもそうだが、トウジも中学生。赤ん坊の父親、母親になるには早過ぎる。
 この病院は碇ユイが紹介した、そういった事情があってもまったく問題にしない特別な所だと聞いてはいるが――。
 そうだとして仮に信じてもらえたとしても、中学生の女の子を孕ませたとあっては、医者の視点からではあまり良い印象は持ってもらえないのが当然だろう。
 現に、お付きの見るからに潔癖症の風の看護婦は、トウジのことを汚物を見るような目で睨んできている。
 そして、女医の方はといえば、
「あら? まぁ」
 『オホホホホ』と何故か笑い出す始末。
「……先輩?」
 戸惑った様子で看護婦の女性が声をかけるも、その女医は目を薄っすらと細めてトウジのことを頭の天辺から足元まで眺め回し、なにやら合点がいった態度でおかしそうにしているのだった。
 その目付きが、どうも人を小馬鹿にしている感じに思えてならない。
 化粧の濃さがいくらか気になったものの、まず――トウジなら持ち前の助平根性を出してしまっても仕方のない美女。そんな女性を相手に、しかしトウジはこの時、敏感にも苦手意識を越える反感を持ったのだった。
「レイのお腹の子の、父親ですって?」
「そ、そやっ! う、うう、嘘やないでっ。ワシが、綾波を孕ましたんやっ」
 言い切った彼に対して、赤木リツコよと、そう名乗った女医は、『あなたがねぇ?』と赤い口紅を塗った唇を釣り上げて、皮肉げに独りごちたのみだった。
「そう主張してここに押しかけてきたのは、なにも坊やだけじゃないみたいだけど」
「な、なんやてぇ!?」
 トウジは慌てたし、怯んだ。
 ――同級生であり、彼らの通う第壱中学でも指折りの美少女、綾波レイ。そして同時に、トウジも参加しているとある集団、子供たちに行き過ぎた性教育を施す地下サークルで調教され、重度のマゾ趣味に開眼させられた女の子。挙句今は、十四の歳で赤ん坊を妊娠してしまったメンバー共有の肉奴隷少女だ。
 最近になってやっと抵抗を諦めたのか、素直にさせることに成功した惣流アスカから聞き出したところでは、彼女と同時期に「レッスン」に参加したレイは、最近ではもうすっかり歯止めを失ってしまっていたらしい。

522引き気味:2015/05/25(月) 00:18:11 ID:MRdgtLno0
 素性を隠しての乱交プレイで既に一度トウジやケンスケとセックスをしていたという秘密を知り、迫った途端、彼にも躰を開いたのと同じように、幾人もの少年たちや大人たちに、自分を抱かせていたというのだ。
 求められれば、避妊もしないままに。
 トウジも、今しがたは自分こそがレイの子の父親だと主張はしたものの、本当にそうなのか自信があるわけではない。
 サークルに所属する少年たちの中には、彼以上の回数レイを抱き、彼女の膣に生出し精液を浴びせた経験を持つ者も少なくはないだろう。
 たとえば、アスカとレイの二人のコーチとして、その調教を担当した歳不相応の巨根を持つ小学生コンビであるとか。
(ひょっとしてムサシたちのやつ、もう綾波に会いに来とったんか……!?)
 孕ませた子の父親だとなれば、今後あの冬の妖精か雪の化身かというぐらい現実離れした白さ、儚さを持つ美少女と関係を持つ男たちの中で、自分が強い立場を主張できるだろう。
 そう当て込み、面会できると知らされたその足で駆けつけてきたのだが。
「まぁ、いいわ。この病室を知っているということは、あの子が知らせたのでしょうからね」
「そ、そやっ。その通りや。ワシは綾波に呼ばれてここに来とるんや。見舞いせないかんと思うてな」
 ひとまずは矛を収めた女医、リツコに、トウジは大汗をかきながらほっと息をついた。
 そして、どうしても聞かねばならない、レイの不在についてを問うた。
「なのに、なんでこないなことになっとるんや?」
 未だ、病室の中から漏れる悩ましい喘ぎ声。
 綾波レイがいるはずの病室で、なぜかセックスをしている惣流アスカと、髭面の男。
「綾波はどこに行ったんや。一体全体、これはどういうこっちゃねん……」
 大声を出せば病室の中に気付かれる。抑えた声で混乱も露わに訴えるトウジに、リツコは追い払う気をなくしたようだった。
 付いてきなさいと、そう言って空き病室だった隣の部屋へと少年を誘導する。
 トウジにはおとなしく着いて行くより他はなかった。
 そこで何故かこの、どこか警戒感を抱かされる女性に迫られることになろうとも。
「鈴原トウジ君でしょう? 聞いてるわよ、碇先生から。惣流先輩――キョウコさんとも良い仲なんですってね」
「ちょっと、先輩……。所長が使ってるレイちゃんの病室、隣じゃないですか。マズいですよっ」
 突然の上司の、乱心としか言いようのない行動に慌てる若い看護婦が止めるのも気にかけず、彼女は蛇のようにトウジの背中から抱きいて、腕を回して、そのジャージの股間に手を伸ばしてきていた。
「ちょっと、ちょっとセンセ……! ちょっと待ってもらえます!?」
「ウフフ。これが、あのキョウコさんを骨抜きにしたおちんちんなのね。どう? マヤ。あなたも興味無くって?」
「わ、わたしは嫌ですっ。こんな、その……昼間からっ」
「そこで不潔だって言わなくなった今のあなた、昔よりずっと素敵よ。だって気になるものね?」
 彼女を先輩と呼ぶ看護婦に向かって言いながらも、トウジの耳元に唇を寄せて、あからさまに挑発的に。
「あのキョウコさんが男の人に夢中になるなんて、ほんとうに久しぶり。そう、この十四年間は、ずっと――だったもの」
 意味ありげに隣の部屋の方を、話に出していた当のハーフ美女の一人娘であるアスカを、碇ゲンドウが抱いている真っ最中の方に、視線を向けて。
 それを目にすることが出来ず、若い看護婦が顔を青ざめさせた理由がまるで分からなかったトウジも、赤木リツコにこう囁かれては覚悟を決めるしかなかった。
「わたしたちを満足させて御覧なさい」
 『そうしたら』とトウジの耳を甘咬みして続ける女医の手管、股間をまさぐる手付き。気乗りしないまま勃起が始まっているのにげんなりとしつつも、
「そうしたら、レイの今いる場所を教えてあげるわ。それに、面会に来たいのなら都合のいい時間を設定してあげてもいいわ」
 そう取引を持ちかけられれば、首をひねって、意地の悪い薄っぺらな笑顔を貼り付けた女医の顔を睨むようにして、その唇を――タバコの臭いのする唇を、奪ってやるしか思い浮かばなかったのだった。

523引き気味:2015/05/25(月) 00:23:11 ID:MRdgtLno0
>>520

繋がったまま開放せず、じわじわと時間をかけて陥落させていく長い一日。
そゆのはまさに、反目している相手にやられちゃうのがアスカみたいな強気娘には輝きますよね!(偏見)

>一日目
いろいろと想像させる単語ですし、想像する余地の多い言葉の少なさですが、なんかこう「初日」とか「一周目」とか、場合によっては「済」でも良かったのかなーと考えていたりします。
妄想一発ネタですから、固まりきってないんですよね。
そこら辺、別の子の場合に盛り込んでも良いですし、この続きに接続するといい感じのネタを他で考えたりしたら、また続けてみますですよ。

524引き気味:2015/11/24(火) 22:31:37 ID:pYf3M/Us0
「――聞いた?」
 くすくすと笑いながら、少年の幼い顔が仲間を振り返った。
「聞いた、聞いた。聞いたってば」
 ありきたりにただ短くカットしただけの髪型で、どことなくぼんやりとした印象の顔のつくり。『ケイタ』と呼ばれたその少年の持つスマートフォンを、肩を引っ付けあって覗きこむ同じ年頃の六、七人、誰もが、堪えきれずといった様子で吹き出した。
 揃って、半ズボン採用のどこかの制服姿。そういう格好からして、全員がまだ小学生。背丈なんてちっちゃなものだ。あまりの騒ぎっぷりに怪訝な横目遣いで通り過ぎていく仕事帰りのサラリーマンと比べれば、胸までぐらいが精々。
 変声期もまだの声で仲間達と応じ合い、愉快そうにはしゃぐ様子は一見、実に無邪気だった。
 しかし、彼らのあどけない貌、どれもこれもの浮かべている表情、特に笑う口元は、どこかしら、どうしようもなく――もっと歳経た人間のものに近しく見えた。
 子供が笑う、そんな時に浮かべるただシンプルな、単色の感情よりも、よほど複雑で多くの色が混ぜ込まれたそれは、嘲笑だろうか、歪んだ喜悦だろうか、欲深い歓喜だろうか。
 不釣り合いなまでに大人びていて。有り体に言えば、邪悪ですらあった。
「ケッサク、じゃね?」
「ほんと、鈴原の兄ちゃんも可愛そ過ぎだろ。これぇ〜」
 と、少しも同情していない素振りで手まで打ち鳴らしてふざける一人が、仲間の肩越しに手を伸ばす。
 操作しやすいようにケイタが自分のスマートフォンの向きを合わせてやると、液晶パネルの上をなぞった指は、再生されていた動画を少し巻き戻す操作をしたようだった。
『――え?』
 ぽつり、と。そんな調子でこぼされた少女の声を、動画は拾っていた。
「『え?』だってさー!」
「ウケるー!」
 ギャーッ、ハッハッハと、もう全員が大はしゃぎである。
「つまり俺ら、大勝利じゃん!」
 100点が付けられた答案用紙を見せびらかすよりも、もっと誇らしげに。ケイタはスマートフォンを掲げて見せ、そのもう片手で仲間達と勝利のタッチを交わし合う。
 夕闇迫る第3新東京市の通学路に、四角くささやかな輝きを放つ液晶パネルに映っていたのは、天井近くから見下ろす形で捉えられたどこかの家の寝室、ベッドの上の様子だった。
 思わず、といった体であった怪訝な声。その主である、お下げ髪の十四、五の女の子。彼女が、覆いかぶさる同い年ぐらいの少年――ベッドシーツに両肘、両膝を突いている彼の左足は、膝から下を失っていた――を受け入れ、まさに初々しい共同作業に励もうかという瞬間に一時停止を掛けられたのだろう。
 片足の障碍も無残な少年の腰つきはどこかぎこちなく、へっぴり腰。きっとこれが初体験なのだ。ぶっつけ本番の緊張で一杯一杯になってしまっているに違いない表情をすら透かし見れそうな後ろ姿だった。
 対して、少女はといえば、耳まで真っ赤になりながらも中々に堂に入ったしがみ付き方で、両足を蟹バサミにして少年の腰に巻きつけている。
 そばかすが残る純朴な印象のこの女の子の表情には、一時停止を掛けられる寸前、『――え?』という戸惑いが浮かんでしまう手前までには、たしかに熱っぽく潤んだ瞳に期待の色が顕れていた。
 現れては、いたのだ。

525引き気味:2015/11/24(火) 22:31:50 ID:pYf3M/Us0
「やっぱ、さー」
「だよね〜」
 ニヤニヤと頷き合う小学生たちには、その理由が、原因が、はっきり分かっていたのである。
「サクラのにーちゃん、トウジって言うんだったっけ?」
「そーそ、トウジ兄ちゃんな。ヒカリ姉ちゃん、ずっと好きだったのに、怪我したのお見舞いに何度も通いまくってやっと気付いてもらえたらしいぜー」
 訳知り風で解説する少年は、浅黒くよく日に焼けた顔でニタッと口元を歪めて、あざ笑ったのだった。
「自分のことになるとドンカンなんだかオクテなんだか知らないけどさー、折角好き好きーってオンナが居たのに、馬っ鹿だよな。……なぁ?」
 いかにもガキ大将、といった勝ち誇り方で胸をそびやかせ、隣に立つケイタと目配せし合う。
「――プッ。ムサシも少しは同情してあげれば良いのに。トウジ兄ちゃんは、カワイソウ、なんだからさ」
「そだよな。あー、カワイソウ、カワイソウ。あんな大怪我してちゃ、俺らの必殺ピストンに勝てるわけねーじゃん。必殺、オンナゴロシなんだからさ」
 ニタリとまた、小学生のくせに異様なまでに厭らしいほくそ笑みであった。
「ほんとに可哀想なのはヒカリ姉ちゃんだろ? 折角期待してた、はぢめてのベッドインだったわけじゃん」
 それが、と。ムサシとケイタを中心にした少年たちは口元を押さえるやら、遠慮なく歯をむき出しにして吹き出すやらで、ドッと盛り上がるのである。
 周りには話の内容を聞きつければ目をむいて驚愕するに違いない大人たちも歩いているというのに。
 どこでその内側に棲み着かせたのか、元気盛り無邪気盛りな子供の皮を被った小柄な悪魔たちは、ケダモノの欲望を剥き出しにして、彼ら全員で弄んだ生け贄の少女についてを口々に、ハイテンションさを加速させていくのだった。
「仕方ないんじゃない? だって、僕らで散っ――ざん、デカチン専用マンコに作り直してあげたんだからさ」
「お? さすがケイタ君も、尻バージンまで喰っちゃうの二人目になると自分のテクに自信満々なわけ?」
「つか、あの姉ちゃんのマクぶち抜いたのってムサシだろ〜? んじゃ、トウジ兄ちゃんのサイズだと『え?』とか言っちゃうくらいズボズボにしてやったの、またムサシだって話になんね?」
「つまり、トウジ兄ちゃんにゴメンナサイしなきゃいけないのはムサシだって話だよな」
「お前らだって一日直径1センチアップとか無茶苦茶言って、ヒカリ姉ちゃん泣かせてたじゃん。人のせいにばっかすんなって」
 文句を言ってみせる一方で、ガキ大将少年はあらぬ方角を向いて『トウジ兄ちゃん、ゴメンナサイッしたー』と巫山戯たお詫びポーズで頭を下げもする。
「他に、シンジ兄ちゃんにもゴメンナサイしとかなきゃいけないよね。ケイタもさ」
「あれ、僕やぶ蛇?」
 言われたケイタが頬を赤らめ、それは照れてなのかと言いたくなるような気持ちの悪い上目遣いをしてみせた。
「……へへ」
「つか、ムサシはトウジ兄ちゃんにサクラの分もゴメンナサイしとかなきゃいけねーんじゃねーか」
「ひっでーヤツだよなぁ、ハハハ」

 そうして、ひとしきり。
 スマートフォンに保存された洞木ヒカリ・鈴原トウジという中学生カップルの神聖な儀式を肴に、小学生悪魔たちから見れば一目瞭然の演技でもって、少女が恋人の果てるまでを精一杯の喘ぎ声で付き合ってあげた一部始終を見返し終えた後には、当然といった顔で誰ともなく数え上げだすのであった。
「じゃ、欲求不満のヒカリ姉ちゃんは確定として、あとどの姉ちゃんをご招待する〜?」
「ケイタさー。たまには俺にもレイ姉ちゃんのケツ、回せよ」
「僕、いんぱくつのお姉ちゃんたちとまたカラオケ歌いに行きたいなー」
 馴れ馴れしく、図々しく、一人一人の体つきについて感想を述べ合い、品定めするように幾つもの名前を上げていき、淫らなリクエストをぶつけ合う。
 やがて、ケイタ少年のスマートフォンに呼び出され、通話ボタンを押される不運――あるいは幸運に見舞われた、今夜の生け贄の少女は誰だったのか。
 めくれ返ったアスファルトの破片もそのまま、方々に巨大なヒビが走った路地を、暗がりの多い方へ、多い方へと、ランドセルを担いだ少年たちは歩き去っていったのだった。

526コウイに値する名無しさん:2015/11/25(水) 21:17:09 ID:DCFPCObw0
ヒカリちゃんもおいおい女優さんとして、と以前引き気味さんが言っていたので楽しみにしていたら
ちょっと見ない間に年若組に拡張されきってるなんて…(絶望)まだ幼いノゾミちゃんとコダマ姉さんは死守しないと…(フラグ)

ともあれ↓これが洞木姉妹をイメージしたゴム製品に見えた自分はちょっと病院行ってきますね....
ttp://livedoor.blogimg.jp/evafan/imgs/c/d/cd167663.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/evafan/imgs/f/a/fada1dea.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/evafan/imgs/6/c/6c44f743.jpg

527引き気味:2015/11/25(水) 21:30:19 ID:u3c2DA720
>>526
あかん。そんな紹介でその画像また見せられたら、今後ソレ以外のものには見えなくなっちゃうじゃないですか(w

>洞木さんちの20年も経ったのにやたらフレッシュなご姉妹
主演にしてちょろちょろ書いてはみてるんですが、いまいちノリが悪いんですよね。
仕方無いやと放置している内に書いて投下した上のネタが一部シチュ使いまわしてるんで、初期案は今後どうしたものか。折角の時田社長竿男優デビューだったのに (;´∀`)

528引き気味:2015/11/26(木) 00:22:07 ID:f.fPS.ww0
 両手にぶら下げたぱんぱんに膨らんだ旅行鞄を玄関前のポーチに降ろしても、それでもコダマの手は思うように上がってはくれなかった。
 純粋に、疲れている。
 腕に限らず、膝もガクガク。ふくらはぎが痛い。そこら中の筋肉に乳酸が溢れかえっている感じ。
 腰も痛い。首も痛い。肩凝りが数倍凶悪になったようなキツさが項まで強張らせてくれているから、多分これが原因だろう。
 そしてそれ以上の理由で、コダマの腕は尚重たくなっているのだった。
 やっと帰ってこれた我が家だ。後はドアノブを捻って回すだけで良いのに。
「……っ」
 いつまでもを躊躇しているばかりで過ごすコダマが、たかが自宅のドアを開けるだけのことに随分な時間をかけて踏ん切りを付けてしまうのより、けれどドアの方が勝手に開いてしまう方が先だった。
「なにしてるの? お姉ちゃん」
 ガチャリと押したドアから顔を覗かせて、きょとんと首を傾げる妹。
「ヒカリ……」
 コダマは、思わず震えてしまう声でもって、妹の名を呼んでいた。

「今度の泊まり込みって、随分長かったよね。研究って今どんなことしてるんだったっけ?」
 『着替え持って行ってあげなかったけど、大丈夫だった?』だの『洗濯物出しておいてね』だのと口にしながら、スリッパを廊下にパタパタといわせて、半分荷物を持って行ってくれる。そんな妹の後ろ姿が、あまりに象徴的にコダマたち姉妹の平和な日常を表しているように映って、彼女の目頭はジン……と熱くなってしまっていた。
(……ほんとうに、帰ってこれたんだわ)
 妹の前であまりおかしな態度を見せてしまってはいけない。
 説明なんて出来やしないのだから、妹を変に心配させるだけになってしまうだろう。
 コダマは胸にこみ上げてくる感情を押し殺さねばならなかった。
 そっと目元を拭い、務めて呑気そうな声を出す。いつも、大学への泊まり込みが続いた後はそうしていたように。
「ごめんね、ヒカリ〜。お姉ちゃん、もークタクタだから。ご飯の前にシャワー使わせてもらうわ。なるべくちゃちゃっと済ませてくるからー」
「良いよ、お姉ちゃん。無理に手伝ってくれなくたって。お皿運びぐらいだったら、ノゾミたちにやらせるし」
「あーん。お姉ちゃんお料理は苦手だけど、お皿持っていくのだったらカッコ良くこなせるのにぃ」
「そこだけプロ級でもねぇ……」
 料理が不得意。家事一切が下手くそ。そんなざまの長女であるので、母親をなくしてからは妹に家の中のことを取り仕切ってもらっている。そういう申し訳無さを、このよく出来たしっかり者の妹は笑って許してくれる。
 これこそ、コダマたち家族のいつものやり取りというものだった。
(……あら?)
 ふと気付いて、聞き流してしまっていた妹の言葉に疑問符が浮かんだ。
「……ノゾミ、たち?」
 それをまるで切っ掛けのようにして。妹との何気ないやり取りでだけで胸を詰まらせ、他のあらゆる全てが意識に止まらなくなってしまっていたコダマの視界に、耳に、それまで気付いていなかった異変の数々が飛び込んできたのだった。
 脱衣所の洗濯籠にぎゅうぎゅうに詰め込まれているシャツや半ズボン、泥のついた靴下は誰のものだろう? 子供用に見えるが、末の妹のノゾミのものではありえない男子用のキャラクター柄だ。
 それにこれは誰の声なのか。

529引き気味:2015/11/26(木) 00:22:41 ID:f.fPS.ww0
「――でさぁ。……が、また傑作……なんだってば……」
「へぇ〜。じゃ――は、もうずっと……の家にいるんだ?」
「……当たり前。だって――も、もう母ちゃんの方とセットで俺の――なんだぜ? 奪い取って、ゲットしてやったってばよ」
(だ、だれ……ッ? 誰の声? この声、どこの子が――なんで、家に……!?)
 『ひ、ヒカリ……!』と、コダマは慌てて妹を呼び止めようとした。しかし、それよりも早く、廊下の後ろで勢い良く階段を降りてくる足音がして、
「あっれ〜?」
 その少年が、顔を出したのだった。

「ヒッ――!? あなた……っ、な、なんで……!!」
「な〜んだ。ケイタたちが着いたのかなーって思ったら、“三段ヘンシン”のお姉ちゃんじゃん」
 浅黒い肌。低い背丈に、絆創膏の付いた膝小僧がにょっきりと生えた、丸出しの下半身。子供のような、ではなく、事実子供そのもののツルツルとした股間。
 ――だのに、裏腹に、皮かむりながら暴力的な威容で屹立している大ぶりのペニス。
 べっとりと濡れて汚れているのは、何の液体なのか。誰の体液なのか。
「ムサシ、君……ッ!!」
 コダマは少年の名を知っていた。
 骨身に沁みて、知っていた。
 だから、一瞬にして声は喉首を掴まれたように引き攣り、ひび割れ、同じく顔も真っ青に血の気が引いていった。
「どうして……うちに……!」
 同時に、一階でまだ顔を見かけていない末の妹はひょっとして二階にいたのか、彼と一緒にいたのかと、身震いするばかりの想像が浮かぶ。
(なんで……、なんて、こと……ッ)
 おまけに、彼女が立ち尽くてしまった間に、更に状況はとめどなく最悪の方へと一変していくようだった。
 階段から、次々と他の少年たちが一階へと降りてきたのだ。
「あ、ほんとだー。三段ヘンシンのお姉ちゃんだ」
「コダマさん、ちわーっス。おじゃましてまーす」
 どやどやと騒々しくしながら廊下に出てきた彼らは、十人近く。
 恐ろしいことに、全員が服を一枚も身に着けていない。
 コダマがムサシと呼んだ少年同様、年齢不相応の痕跡を下半身に残していて、最前まで何をしていたのかを生々しく――洞木家の長女である彼女に理解させてくれる。

530引き気味:2015/11/26(木) 00:22:53 ID:f.fPS.ww0
「ヒッ、ヒカリ……! これは、この子達はっ……!」
 ――どういうことなの?
 まとわりついてくる少年らに抗いながら、コダマは必死になって妹に問わねばならなかった。
「ねえっ、ヒカリ! 教えて頂戴、私が帰ってこれなかった間に……どうしてしまったっていうの!? ノゾミは、ノゾミはどうしたの……!?」
 妹のヒカリは、コダマにとってこの子を信じられなかったら他に誰が信じられるのかという位、信頼している家族だ。
 しっかり者だと、信じていた。
 それなのに。今、姉の自分の目の前で、こんな事が起きてしまっているのに素知らぬ顔で微笑む彼女が、コダマには理解できない。
「あはっ。お姉ちゃんったら」
 ヒカリが部屋着にしているスカートの中には、左右からまとわりついた少年たちが手を突っ込んでいた。
 スカート生地に浮かび上がる不自然な盛り上がりが、その手の動き。コダマの妹の足に、反り返った股間をなすりつけるようにしている少年たちは、年上の少女の股間を奪い合いながら二人掛かりでまさぐり続けている……!
「ねぇ、お姉ちゃん……」
 とろんと目元を赤く染めて振り返る妹の瞳は、濁り淀んだ、光も差さない塗りつぶされた黒の色だ。
 ヘラッと、なんでこんな状況でとコダマには理解できない笑顔を貼り付けた顔のまま、平然と自分のスカートが足元に落とされるのを受け入れている。
 挙句、白い股布の部分に粘液性の染みが広がっていくのを加速させている少年たちの手つき、指使いに、ハァハァと息を荒げていって、
「ああっ、ヒカリ……ヒカリっ。ダメよ、しっかりして……! そんなこと、させちゃ……!! あ、あなた達ッ、止めて! 止めなさいッ!?」
 つま先立ちになって背を伸ばし、コダマの豊満な乳房を捕まえようとしてくるムサシたちを振り解けず藻掻く姉に向かって、無邪気に聞き返してくる始末なのだった。
「ムサシ君たちのこと、知ってたんだ……。ねぇ? 三段ヘンシン、どういう意味なのかな」
「……イヤ、嫌よヒカリ……。あなた達までだなんて……」
「ね、お姉ちゃん。それって私、なんだか凄く分かっちゃいそうなの。……ふふふ。渾名なのよね」
「いやよ、ヒカリぃ……。なんでそんな事を聞くのよ……」
「待ってね、意味、当ててみせるから。どんな決め方してるかなんて、この子たち単純なんだもの。私なんて、最近みんなに『ペットボトル』なんて呼ばれる時があるのよ? 酷いわよね、みんなして次はコレ、次はコレ……って、終いにそんなものまで突っ込まされただけなのに、私だけ出来ちゃったからって」
 何のことを口にしているのか。
 何を妹はされてしまったのか。
 想像がついてしまったから。
 コダマは、四方からしがみ付いてくる少年らの手に抗しきれず、廊下の床に跪かされながら――揉みくちゃに弄ばれだした胸の中で、深く絶望したのだった。

531引き気味:2015/11/26(木) 00:25:24 ID:f.fPS.ww0
模型も作らず、日付が変わるまでの時間使いきってしまった。
なんか書けたわ。
昨晩からのノリですね。調子よくなってきた。
今度はこれは、この先に濡れ場が接続できる感じですね。
昨晩のみたく、濡れ場無しで終わっちゃった、みたいな感じとは違う方に持ってけたわー。
なんか良いリハビリ状態 ヽ( ゚∀゚)ノ

532コウイに値する名無しさん:2015/11/27(金) 13:36:04 ID:3rSxUZus0
ぁぁ…ついにコダマまで引き気味さんの餌食に…
もうここまで来ると年若組が新しい少年を仲間に引き入れる時に踏ん切りのつかない少年達に
てっとりばやく童貞を捨てさせて共犯者に引き入れるための玩具とかにされてるんですかね…(考えすぎ)

533コウイに値する名無しさん:2015/11/28(土) 06:03:49 ID:wpQ1S/vc0
アスカやレイを独占するために代わりのおもちゃを仲間に与えてるとか

534you:2015/11/28(土) 09:18:20 ID:LqHXRBrg0
最初に入るように拡張するのも手伝ってやってそうですよね
ケイタとムサシが付けれるサイズのゴムって今あるメガビッグボーイよりデカイサイズのイメージがなぜかありますね

535引き気味:2015/12/07(月) 01:46:43 ID:Qzm.vE4Q0
コンレボ待機のはずが、なんか書けたよ……!



 ゆっくりと回る自動回転ドアは、通り抜けようとする人間に一呼吸、二呼吸以上の足踏みを強いてくる。
 左右開きの自動ドアであれば、それは1テンポで済むのに。
 常夏の熱気を確かに遮断し、院内の環境を乱すことのないよう配慮されたその扉に、残り少ない忍耐力を最後まで試されたかにも錯覚して。見舞いを終えたばかりのアスカは、途端に浴びせられた日差しに顔をしかめた。
 第3新東京市中のアスファルトを灼こうかというばかりの熱気。太陽は、まだ中天から動こうとはしていなかった。

「……アスカ、本当に良かったの?」
「いいのよ」
 言葉短く、付き添ってくれた友人に返す。
 人のいい彼女だ。だからこそ万年学級委員長などと呼ばれて、クラスの女子たちから便利使いされているとも取れる立場に置かれているのだが。だけれども、そういう彼女でなければアスカの友人になどはなってくれなかっただろうし、友人でい続けてもくれなかったろう。
 そんな洞木ヒカリの言うことだから、にべもなく拒絶することにアスカであっても幾らかは後ろめたさがあった。
「レイのところにはもう何度か見舞いに行ったもの。その内、また行くこともあるだろうし。……今日はいいわよ」
 ――もう、疲れたわ。
 そう零せば、心中を察せない筈のない、優しい友人だ。
 二人はそのまま、市の外れに建てられたこの総合病院と中心部を結ぶ、唯一のバス停へと黙りこくったまま歩いて行った。
 彼女たちの足が止まったのは、そのバス停留所が見えるところまで来た時、置かれたベンチに腰掛けていた小柄な人影を見付けた時だった
 向こうもアスカたちの姿を認めたのだろう。
 揃えた膝の上に手を置いて、思いつめたように俯いていた幼い少女は、頭を起こしてみればアスカも知っていた顔だった。
 むしろヒカリの方なら、よく覚えている――意識していた筈の娘だ。
「……サクラ、ちゃん?」
 硬い声に促されたように、少女はぺこりと行儀よく一礼を返してくる。
 アスカやヒカリたちと同じクラスに所属するとある男子生徒の妹、鈴原サクラ。
 この小学生の女の子の兄が、鈴原トウジこそが、今、問題なのだった。

 ◆ ◆ ◆

「なんで――ですか!」
 烈しい声とともに、サクラの小さな手が振り下ろされた。
「……っ、っッ!」
 悲鳴を堪えた呻き声を、アスカは漏らす。
 周辺一帯に大きな木陰を落とすその大樹は、雑木林の中でも一際に幹が太い。その太い幹の、ごつごつとした樹皮に手を付け、すがるような姿勢で腰を後ろへ突き出し、アスカは五つも歳下の少女から打擲を受けていた。
「おかしいじゃないですか!」
 兄思いだと聞いている妹が、アスカにとっても同感だとしか頭に浮かばない疑問を声に露わにして、また手を振りかぶる。
 パァン――! と音は小気味良い。
 なにしろ、アスカはスカートをまくりあげ、光沢のある上等な生地の下着を直接に晒して、お尻を掲げているのだ。
 年頃の女の子が身に付ける下着に、平手打ちから中身を守る機能など備わっているわけがないものだが、そこに来てさらにアスカがこの日選んでいたショーツは、幼い少女の憤りを受け止めるのには、不適切だった。
 それも、二つの意味で。

536引き気味:2015/12/07(月) 01:47:05 ID:Qzm.vE4Q0
「お母さんなんですよ? あの人は! いくら若く見えて、美人でも。アスカさんのお姉さんってわけじゃなくて――お母さんじゃないですか! 私とお兄ちゃんのお母さんと、そんなに変わりません!」
「っァ、アアッ……!」
 サクラのそれは、アスカが一時預けられていた先の家庭での仕置を思い出させる。義理の母になりかけた女性の躾は、当時の幼いアスカにとって真正の恐怖だった。
 サクラ自身、そんなにも力を込めた平手打ちを続けていれば、手が痛いだろうに。
 しかし少女は、薄い、あまりに薄い生地一枚でだけ守られる両の尻を苛烈に責め上げられながら、まだ年上の美しい少女がどうにか悲鳴を堪えられていることに加え、そういう反省の態度の見られない彼女が、おまけにあまりにも破廉恥な下着を身に着けていたことにも余計、ボルテージを上げているらしかった。
「何なん……、そのスケベなパンツ。スケスケやないの」
 アスカがさんざん躊躇って、それをサクラに強く促されてから捲り上げて晒してみせた下着は、言うなれば売春婦の下着であった。
 アスカにしてみれば、すっかり耳年増さが酷くなって、いやらしい知識に通じるようにされてしまったアスカにしてみれば、売春婦のなどと言われるものならもっとそれは酷いデザインであって、別に大事なところに穴が開いているわけでも、食い込むように変な装飾が加えられているわけでもないそのデザインは、もっと控えめに言ってもらうのが適切ではないかと思うところなのだが。
 しかし、それは九歳の幼い少女には関係のないことだ。
「あんなおばさんが! ……お兄ちゃんだって、まだ中学生の子供なのに。なのに、赤ちゃんを作っただなんて!」
 大切な兄を年増女に奪われてしまったと怒りに震えている妹にとっては、かえってアスカたち母娘へ感じている憎らしさを倍加させる類の効果しか、持たないものなのだった。
「――いやらしい」
 それこそ、吐き捨てるように言って、サクラはふーっ、ふーっと荒い息を繰り返す。
「いやらしい。……いやらしい。いやらしい! いやらしい! いやらしいんよ!! あんたら、親子して!!」
「ああっ!?」
 怒りに任せ、ついに少女はアスカのショーツを引き千切ってしまう。
 西洋系の血筋が濃く出たクォーター少女のヒップは、元が白い肌だけに赤くいくつもの手形で腫れ上がっていれば、尚更に無残だった。
 それを両手で叩きに叩き、遂に辺りに転がっていた木の枝を振り下ろそうとしたサクラは、アスカ自身に止められていてもとうとう見過ごしていられなくなったヒカリによって止められるに至っても、まだ怒りを収められないようだった。
 それどころか――、
「そう言えば」
 ギロリと目を剥き、自分の肩を抑えこんだもう一人の年上の少女に向かって、サクラは糾弾を浴びせた。
「ヒカリさんもヒカリさんやわ。お兄の彼女さんになるんやなかったんですか!?」
 それなのに、と。
「ウチも、あのドスケベのムサシたちに付き合わされて辛い思いしとったのに。なんや気が付いたら、あの男子らが言っとる『ペット』なんてもんになってしまって。情けないスケベな顔してひぃひぃ喘がされてるやなんて!」
「さ、サクラちゃん……。あれは……あれは、私だって……」
 アスカという同じ歳の娘を持つ母親の身でありながら、十四歳の鈴原トウジの子供を妊娠した惣流キョウコ。
 自分の母親が中学生の少年相手に許されない恋愛をして、赤ちゃんを作るのをみすみす見過ごし、おまけに自分も加わって母娘で兄にエッチなことをしていた惣流アスカ。
 そして、兄のガールフレンドのくせに浮気をして、サクラをいじめている男子たちの仲間になって、『ペット』になって、いやらしいことをされるのに喜んでいた洞木ヒカリ。
 彼女ら三人に対して、この兄思いの女の子は、怒りを滾らせているのだった。

537引き気味:2015/12/07(月) 01:47:21 ID:Qzm.vE4Q0
「ごめん、ごめんね……サクラちゃん……」
「適当に口先で謝られても……知らんわ!」
 憎々しげに睨みつけた少女はヒカリの手を振り払うと、傍らに置かれていたアスカの通学鞄に目を止め、『あッ、……待って! ダメよ!!』とアスカが止めるのにも構わず、一気に中身を地面にぶち撒け、そしてソレを手に拾い上げて、翳してみせた。
「あんたらも、ムサシやケイタなんかにちょ、調教……とかいうてヤらしいことされまくっとるんなら、持たされてるやろと思ったわ」
 続けて、ヒカリの鞄からも取り出してみせる。
 赤と黄色。木漏れ日に反射する、合成樹脂特有の安っぽいテラつき。プラスチックで象られた男性器の模造品、バイブレーターだった。
 サイズは、サクラは知るまいが一般的な成人男性のもの。
 まだ中学生で、大人からすれば遥かに小柄なアスカたちには無理に使用すれば怪我をしかねないと思われる大きさなのであったが――。
「……っッ」
「お願い……。そんなもの出さないで。ムサシ君たちとのこと、知ってるなら……分かるでしょう? 私達だって、恥ずかしいのよ」
 恥辱に顔を赤く染めて震える二人。咲き始めの蕾のような年頃である十四歳のその肢体を、無邪気な顔をしたずっと歳下の悪魔たち、小学生グループによって徹底的に穢され、セックス中毒に調教されてしまったヒカリやアスカにとっては、使われ慣れた、受け入れ慣れたサイズのバイブレーターなのだった。
「ウチ、知らんわ」
「サクラちゃん……!」
「知らん。知らんもん。……知らんわ、言うてるやないですかッ!!」
 自分たちの秘部に悪童小学生たちによって日常的に挿入され、携帯を義務付けられさえしている張り型を、小学生の女の子の手のひらの中で弄ばれる。
 これほど居心地の悪い沈黙は無いだろう。
 けれど、制裁なのだと煮えくり返った瞳をして告げてきた少女の怒りを、アスカは黙って受け止めることを選択したのだし、ヒカリだって口を挟むのをやめて、見守ることにして付いて来たのである。
 同じく、少年らの欲望のままの振る舞いによって涙を飲まされ、憤りを抱えさせられて日々を過ごすアスカだったからこその、幼い少女への労りであったのかもしれない。
 その決心のほどは、スパンキングの辱めにも耐えてみせる様を見守っていたヒカリには充分に伝わっていた。
 故に、それは当然の成り行きであったのかもしれなかった。
「仕置き、せなな。ヒカリさんも……同罪やもん」
 陰鬱に、そして陰惨に薄笑いを浮かべてみせた少女に命じられるまま、友人の隣にヒカリも同じ姿勢で手を突き、スカートを捲り上げてみせたのも。
 突き出したお尻からショーツを剥き下ろされ、サクラの小さな手に握られた模造ペニスを、前戯に濡らしもしない秘部を突き入れられ、悲鳴を上げたのも。
 そして、悲しいかな。この歳にして心得た手付きで年上の少女たちの性器を掻き回すサクラに、バイブを自在に操作されて、
「ンァッ、アッ、アアーッ!!」
「だめよ、ダメだわ! さ、サクラちゃん。ダメぇぇー!!」
 黒い髪のお下げを、紅茶色に木漏れ日を透かして輝くブロンドを、それぞれに振り乱して、
「やっぱり……、アスカさんも、ヒカリさんも、変態やないですか! こんなオモチャでお汁をびちゃびちゃ漏らして、悦がり声上げて! あのオバハンは一緒の、ド変態やないですか!!」
 歪んだ愉悦の色を帯び始めたあどけない声に、口汚く糾弾されてしまって。
 それにまた、悪童たちに植え付けられたマゾヒスティックな性癖を刺激されて、興奮してしまって。
 いつしか、本気の欲情にグチュグチュと濡れそぼった音を立て始めた足の付根にサクラの手付きを誘うよう、ヒップを揺らめかせながら、咽び泣くような無様を晒してしまったのも。
 そのまま、たった九歳の女の子に良いように啼かされて、絶頂まで遂げてしまったのも。
 それが、鈴原トウジの子を妊娠して、綾波レイと同じ産婦人科に入院した母親を見舞いに行ったアスカと、付き添ったヒカリの、夏のある一日なのだった。

538コウイに値する名無しさん:2015/12/08(火) 02:24:23 ID:7vmagY8c0
勝ち誇るムサシの隙をついてのトウジの中出し固め
何ですかこの激しい攻防は
次はサクラを処女のまま性感を開発させて
誰が初物を奪うか仲間内で争ってるとか
ケンスケが処女権を譲ってほしいと言ってるとか
トウジを揺さぶる展開をお願いしたい

539コウイに値する名無しさん:2015/12/09(水) 22:45:27 ID:CSUvEWi.0
>>536
>ウチも、あのドスケベのムサシたちに付き合わされて辛い思いしとったのに。

…ん?(カットインしながら二度見)

540引き気味:2016/01/24(日) 22:11:15 ID:lcRHbYy60
 第3新東京市に雪が降った。
 それそのこと自体は別にたいしたことでもない。今年もそんな時期になったのねと、そう思うだけのことである。
 問題は今年の冬が、アスカにとって著しく身の回りに変化が起きてからこちら、初めて迎える冬だったことにあった。

「んふ」
 ぷくっと鼻の穴を膨らませ、ムサシがご機嫌な声を出した。
 アスカを嗤ったのである。
「ぷしゅーって、ぷしゅーって出てるじゃん。アス姉の鼻の穴から、機関車みたいなすっげー鼻息! 白い煙みてーに、ふうふうって。うっは、鼻息すげー!」
「……なぁッ!? ん、ン、ンンンぅ〜ッ!」
「ほらほらほら、いまさら口のとこ隠したりしないでさぁ〜。そんなに感じてる? 堪んない? ほらほら、チビでバカな小学生のおチンポで、鼻息荒くしちゃってるアスカお姉ちゃん、ってば」
「アンタ……ねーッ!」
 人目を遮る木陰の重なった薄暗い茂みに、しゃがみこんだ――よりも最早、四つん這いに近い格好になって、背中から半ズボンの男の子をしがみつかせている彼女。アスカは、この季節に赤いロングカーディガンの下は決して厚手とはいえないスウェットに、膝上丈のスカートのみ。
 寒空の下、なんとも心もとない薄着姿だった。
 冬の入り口までが精一杯だろうというこんな無防備な格好をして出てきていた理由は、彼女を近くの雑木林まで連れ出してきたムサシのリクエストにあった。
 要は『ヤりやすさ』だ。
 母のキョウコにはコンビニへ行ってくると告げてきていたが、どうせ家に帰った辺りで顔を見ただけで察しを付けられてしまうのだろう。
 ともあれ、中2の彼女から三学年下の小学生であるムサシのリクエストとはつまり、今やアスカにとっては、適当な口調でお願いされた以外の言葉にされなかった部分まで最大限汲み取り、支度を整えておくべき、絶対のオーダーであった。
(だって……!)
 この色黒なヤンチャ坊主に、シンジとの処女喪失間もない頃から影に日にの徹底的な性感開発を受け、その大人顔負けの巨根の前にひれ伏すまで完璧に躾けられた。そんな現在のアスカにとっては、苦々しくも決して逆らえない『ご主人様の命令』なのであった。
「ンぁ、あっ、あ……手、冷たいじゃないのよ……」
 アスカより一回り小さな手のひらが白いスウェットの裾から入り込んで、濃厚なスキンシップに敏感さを増した素肌を蹂躙している。
 それに、あれだけ負けん気の強かった筈の金髪少女は抗わないのだ。
「ンッ……っ。ンッ、ンッ、ンッ、ンッ――」
 年上の少女への気遣いなどまるで感じられない、鷲掴み。やりたい放題の揉み絞り。スウェットの生地に乳首の先が擦れてしまうぐらいの捏ね揺さぶり。
 とうにホックの外れたブラからこぼれ出てしまっていた膨らみは一切の防御を失ってしまっており、(痛っ、イタイのよ……!)と美しい混血の少女の眉間に皺を寄せさせるが――しかし同時に、徹底的に調教されてしまったマゾ心を刺激してもしまうのである。
「あ〜、アス姉のおっぱい、あったけー」
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ。ぁアン! そんなに、乱暴にぃ」
「乳首こんなにビンビンにさせといて、イヤもやめてもねぇだろぉ?」
「ああん。だってアンタ、ツメ……爪、立てるから……ぁ」
「嬉しいくせに」
 ムサシの言葉の正しさを、アスカも認めざるをえない。口に出してまで素直にその通りだわとまでは流石に――もっと虐められでもしなければ、認めたりはしないが。

541引き気味:2016/01/24(日) 22:17:14 ID:lcRHbYy60
 だけれども、肉体的な生熟より一足先に『女』にされてしまったアスカの急速ステップアップ、或いはドロップアウトに追い付こうとするかのように、このところサイズが大きくなってきている気がする14歳のバストは、一層に敏感さを増してしまっていて、
「――んぎ、ひぃぃぃッ!?」
 マラソンを全力で走らされているような息を白く吐き出すアスカの、喉が締め潰されたかと聞き紛う悲鳴。
 普段、気位の高さが目立つ彼女の口から上げられたとは思えない無様なそれが、実は官能の塊を吐き出した嬌声なのだと誰が気付けようか。
 それを熟知している数少ない一人であるムサシは、さらにもう一度その指先に力を込めた。
 上着の下で痛々しく尖りきっていた両乳首を、同時に爪を立てて摘み潰したのだ。
「ほらっ、アス姉! この……ドスケベ!!」
「そんなに……乱暴に、ッア!! ……あぁぁ……ぁ、乱暴に、しないでよぉ……」
「シンジ兄ちゃんだったらもっと優しくシてくれるって?」
 浮気とも言うべき密会の最中に名前を挙げられ、これで未だにウブなままの少女はカッ――と頬を染めた。
 乳首に爪を食い込ませたままの指の動きに強弱を付けつつ、ムサシは囁いた。
「だからダメなんだよ、シンジ兄ちゃんは。……アス姉だってそう思うだろ?」
 桜色の唇から『はぁっ、はぁっ』と続けざまに吐き出される白い息は、ムサシが責めの手を休めていても落ち着く気配はなく、要するにアスカの胸の裡で膨れ上がっていくばかりの興奮の、その勢いを表しているのだった。
「優しいカレシでなきゃとか、ベッドでも丁寧にていね〜いに抱いてあげなきゃとかさぁ」
「――ぁ、ぁぁあ……」
 冷たい地面に膝を着いてしまえば、背中側からはもう白いショーツが丸見え。それぐらい丈の短いスカートは、ムサシがわざわざ捲り上げるまでもない。
 いやらしい匂いを立てて、真冬の雑木林に湯気さえ上がりそうにじゅくじゅくに染みを作ってしまっていたアスカの秘処には、くっきりと肌色を透かせて、女の部分の淫らなかたちが浮かび上がっていた。
 処女膜を破ったのは、たしかにアスカが選んだ幼なじみの少年だったかもしれない。
 だが、この未成熟で窮屈な膣孔を何度も何度もこじ開け、鉄杭のように硬く太いペニスを打ち込んで、牡が滾りきった精液を注ぎ込むための場所――それだけの為に付いている器官なのだと教えこんだのは誰だろう。
「へへっ」
 アスカのような歳になった少女が恋愛の相手として見るのには、彼女の火照ったほっぺをペロリと舐め上げたムサシは、あまりにも子供だ。まだ小学生なのだから。
 それでも、アスカは自分の胸の高鳴りに怯えざるをえなかった。
 浅黒い顔を向けられ、じっと見つめられると、小馬鹿にした台詞を叩いてやろうという気力もどこかへ消え失せてしまい、雰囲気が促すままに唇を差し出していくしかなくなっていたのだった。
 透き通ったサファイア色の瞳を、瞼の裏に隠して。

 ◆ ◆ ◆

 ――数分後。雌犬の姿勢でムサシに犯されるアスカは、己の脱ぎたてのショーツの味を噛み締めながら、歓喜に呻いて首を振りたくっていた。
「ンゥゥウう゛う゛う゛ッ!! ンァァァ、あ゛あ゛あ゛あ゛ーッ!!」
「やっぱりだろ? ほらッ、アス姉みたいな雌豚のマゾはさっ。キツぅ〜くお仕置きしてやんなきゃ、燃えないだろっ?」
 ずぶぶ――ッと愛液まみれの膣口から押し入って、アスカの膣洞を立派な『エラ』でこそいで行くムサシのグラインドは、一突き一突きが思い知らせるように長いストロークである。
 どれだけムサシの逸物が長大か。ミリミリと軋みをあげて割り拡げられていく女の子の花びらから、奥底の子宮口近くまでに収めても、まだどれだけ今のアスカでは頬張りきれていないサイズなのか。
「ぉお゛お゛お゛ぅ! ンォ゛オォ゛ぉぉぉッ!」
 バチバチと脳裏で火花が飛び散るほどの快感。一突き一突きの衝撃がぐずぐずに自分の子宮を蕩かしていく実感。
 乱暴に犯されるごとに随喜の叫びをかみ殺しきれず、顎を仰け反らせて涎の飛沫を吹きこぼす。

542引き気味:2016/01/24(日) 23:01:24 ID:lcRHbYy60
「えへへ、へへっ。ねぇアスカ姉? どっちだよ? なぁっ?」
 想い続けた幼馴染みに、真っ白なシーツを敷いたベッドで優しく抱いて貰うのが良いのか。歳下の支配者に学校一の天才少女のプライドも何もかも踏み躙られて、獣のような性欲に奉仕するだけの雌奴隷扱いされるのが良いのか。
 いちいちわざわざ、ムサシは比べさせながらアスカを悦がらせ抜いた。シンジの名前を上げて、自分のセックスの強さと。
「ん゛ひぃっ、ヒィッ、ンム゛ヒィィィ……!!」
 ゴリゴリと青筋を浮き上がらせた怒張で、とっくに見破られてしまっている膣内の急所を責め立てられれば、もはや下腹部の濡れそぼった恥毛から愛液を地面に滴らせながら腰を振るだけしかできなくなっていた少女は、一つ一つの意地悪な質問に、ガクガクと首を揺すって頷き続けるばかりだ。
「ンヘァ゛ァ゛ッ」
 咳き込んで口の中のショーツを吐き出したアスカを、赤の丈長カーディガンをシーツ代わりにして寝転ばせ、ムサシの手が上着の前を捲り上げた。
 すっかり赤い手形で歳下の少年の蹂躙の痕を残してしまっている乳房に、また両手を置いて。
「あぎぃッ!?」
 ムサシは腰遣いだけでアスカを悶絶させた。
 過負荷以外の何でもない領域に到達したピストン責めに酔いしれ、悩乱し。上品に整った美貌もどこへやら。こぢんまりとした鼻の穴をふがふがとヒクつかせる荒い呼吸は、白い息を機関車のように盛大に吐き出させている。
「こんだけエロくなった乳首だと、洗濯バサミで挟むのも、糸で縛るのも、もう慣れちゃって面白く無いだろ?」
「ふっ、ふっ、ふっ、ふぅぅぅーッ。フッ、ふぎぃぃぃッ!? 痛ぁぁぁ……ッ! やめて、許してよムサシぃーッ!」
 あれだけ勝ち気なアスカがぽろぽろと涙をこぼして泣いているのに、『嘘つけよ、アス姉ぇ〜』とムサシが引っ張り上げて引き伸ばす彼女の乳首は、責められるだけ連動して、膣内に深々と収められたムサシのペニスに甘美な締め付けを与えるスイッチも同然に機能している有様。
 その反応が痛みに対する反射だけでないのは、同時に溢れる勢いを増す愛液が良い証拠だ。
「ピアス付けてみよーぜ。ね、アス姉。良いだろぉ〜?」
「い、イヤっ。そんなの……イヤよぉ……」
「痛くなんかないって話じゃん? トウジ兄ちゃんたち、今度アス姉のあのママさんに付けて貰うんたって言ってたしさー」
「……ヒッ!? マ、ママが……!?」
 アスカのクラスでも問題児で鳴らす2トップ。鈴原トウジと相田ケンスケの二人に、なにを血迷ったのかベタ惚れに床惚れして、親子ほども歳が離れていながら二人といっぺんにの肉体関係に溺れてしまっている自分の母親が、今度はどんな破廉恥な真似を許してしまったのか。
 ムサシとの交わりによる官能に朦朧となりながら、アスカは慄いた。
 その上、自分にもそうしろと言っているのだ。この、憎たらしいエロガキは。
(ああっ、あっ、あっ……。どうしろって言うの? どうすれば良いのよ。あ、アタシ……絶対イヤよ……!?)
 しかし、ムサシに腰を送り込まれ、粘ついた水音で一杯になった股間を小突かれてしまうと、アスカはまた白目を剥かんばかりになって喘ぐしかなくなるのだ。
 すっかり翻弄されてしまっている。
 主導権を握っているのは、常にムサシ。
 並んで立てばアスカとは頭一つ分ほども背の低い、頭の中身はスケベなこと以外は空っぽ、四則演算すら詰まっていないようなただのバカ小学生なのに。
 なのに、アスカは逆らえない。
 逆らえないのだと、この頃になると自分で理解しきっているアスカだった。
(ああ、あああ……。アタシ、アタシってば……)
 暴力的なエクスタシーに全身を包まれている中で、血の気が引いていく。
 まともな思考が薄れきったかろうじての所で想像してしまったのは、母娘で裸の乳房の先端に鈍く輝く金属リングを取り付けられてしまった、哀れなお揃いの姿だった。
「いやぁ……。嫌よぉ……」
「アス姉〜」
「ひんじに、シンジに見られちゃったら……」
「教えてやりゃ良いじゃん。へへっ。アス姉がホントは誰のものかってさ」
 ほらと、ムサシが促した。

543引き気味:2016/01/24(日) 23:28:36 ID:lcRHbYy60
 アスカの、この頃少し――ひょっとしたら、緩くなってしまったのではないか。シンジのペニスでは物足りないような、いっぱいにしてもらう感覚が味わい辛くなってきているのではないかと恐れている、淫蜜まみれのピンク色花唇に、本物の充実感を飲みきれないぐらいに打ち込んでくれている、怒張の持ち主が。
 『ごっこ』と断ってのこととはいえ、アスカが全裸で正座して平伏し、肉奴隷として飼われることを誓った――ご主人様が。
「言えよ、アス姉。こっそりママさんとトウジ兄ちゃん、ケンスケ兄ちゃんのプレイ覗いて、兄ちゃんたちのチンポも味見したくなっちゃったような超インランのアス姉なわけだけどさ。このドスケベマンコは、シンジ兄ちゃんと俺の、どっちのチンポが好物なわけ?」
 答えを考えるまでもない。
 雌蕊がひりついている程感じやすくなった秘部を内側から揺さぶられるだけで、簡単に意識が夢見心地に跳んでしまいそうになるのだから。
「アス姉のこの浮気マンコ、もうシンジ兄ちゃんの貧弱なお子様ちんちんで満足できるわけ? 誰のチンポサイズにぴったりくるように、作り変えてあげたんだったっけ?」
「……うううっ。アンタよ。この馬鹿ぁ……」
 泣きべそをかきながらムサシの満足する答えを返す以外、アスカにはなくなっていた。
 とっくに引き返せるところは過ぎてしまっていた。
 シンジを裏切り、シンジを想い続けてきた自分の恋を裏切り。処女を失った以上に穢れて、肉体の欲望に弱くなってしまった心と躰。
 一生でシンジとだけだと決めていたはずなのに、もう何人の男性のペニスを受け入れてしまったのだろう。
 おぞましい堕落ぶりを思い、振るえれば、同じだけ心の片隅が興奮に震えた。
 救いがたいところまで、来てしまった。
 こんな自分に作り変えてくれた憎らしい一人が、目の前のムサシであることは間違いない。
「俺のこと、なんて呼べって言った?」
 頬のあたりが痙攣しかけているほど嬉しそうにしつつ、ムサシが年上の美しい金髪少女の乳首を捻り上げた。
「ンギ――ヒィィッ! ムサシっ、さま。ムサシ様、よぉ……!」
「よぉ〜し、それじゃご主人様の命令だ。マゾで奴隷のアス姉なんだから、なんて答えなきゃいけないかは分かってるよな? 輪っかになってるやつじゃなくってさ、ガッコでバレないぐらいのちっさい粒で挟むタイプがあるんだって。最初はそれで良いからさ」
 腰の遣い方からブレーキを外し、一気に組み敷いた獲物を追い詰めに掛かった小学五年生にガクガクと全身を揺さぶられる。
 その華奢な半ズボンの腰に両足を巻き付け、自分から我を忘れていくことを選んだアスカにとって、ここで分かりましたと殊勝に従ってみせた結果がどう返ってくるかなど、むしろ積極的に目を背けていたいことなのだった。

 夕刻。膝小僧の位置より丈の長いカーディガンのそこかしこに枯れ落ち葉を付け、悄然とした――であるのに、どこか艶っぽい気配を潤んだ目元などに宿した愛娘の帰宅を、よく似た美貌を持つ母親は、黙って暖かく迎え入れたのだった。
 そんな夜であっても、キョウコの都合などお構いなしにやがて訪れてくる二人の若い愛人たちを、いつもの通りに受け入れて、寝室へ誘い。
 二人掛かりで挑みかかってくる少年たちとの官能に溺れながら、親一人子一人で暮らしてきた母親の考えることは、寝室の戸を越えて響いているだろう自分たちの嬌声を聞いているはずの、娘のことなのだった。

544引き気味:2016/01/24(日) 23:32:36 ID:lcRHbYy60
なんか久しぶりに書いた。
大河ドラマ見る前辺りから、久しぶりすぎて書きづらいなーとか思いながらキー叩いていたので、お腹が空ききったこの時間が限界ですた。

……いろいろ思い浮かんだネタはあるのに、ネタとしてまとめきる時間が取れない内にどんどん揮発していくのがねぇ……。
なんかもー、思いつきネタを書く時のプラットフォームが全部この淫乱美母設定になっちゃってるのもどうかと思いますし ('A`)
冬月先生とか、ゲンドウおじさんとか、名無しの洞木父とか、なんか最近どこかで書きかけてた気のする時田社長とか、使いたい男優さんはムサシ以外にも居ますのにねー。

――先生、お腹が空きました。

545コウイに値する名無しさん:2016/01/25(月) 21:26:47 ID:PrgvLHQA0
>プラットフォームが全部この淫乱美母設定になっちゃってる
S51さんっ、早く来てくれー(次週に続く)
自分も過去に初詣境内ネタとか駄文を投稿して引き伸ばしに加担した負い目があるのでなんとも言えないですが
作者さんが不在なのをいいことに独自拡張しまくった結果もうアスカちゃんだけで年間何百回の性行為を経験しちゃってるのか、
たぶんプロの女性より多いですよね。(小声)

あ、あと昔西E田さんが描いてたドイツ人?のサッカー少女の絵が結構アスカちゃん似で妄想がはかど(板違いにつき削除

546引き気味:2016/01/26(火) 20:39:19 ID:fhDkK4Zs0
『Q』と、そして全体だとどれ位になるのかも分からん派生作品を含めると、エヴァには他にも色々と魅力的な女優さん候補がいてらっさるのですが。
……やはりお気に入りなのはアスカさんですね。
関西弁を操るょぅι゛ょ態アヤナミレイ、レイ・No.シスとか絵面としては面白いよねとも思うんですけどね。あと、もはや確認しないと名前思い出せないヴンダーのブリッジクルーのゆとり娘ちゃんとか。

547コウイに値する名無しさん:2016/01/31(日) 20:38:03 ID:X0JJ8kto0
奴隷ごっこも興奮状態の中でお預けを喰らって受け入れちゃったんですかね?
それともピル常用を認めるとか危険日はレッスンNGとか交換条件を付けての事だったんでしょうか
どちらにしても床に頭に擦り付ける屈辱に腹を立てながらも冷たい床がすぐに暖かくなるほどに燃え上がっちゃったんでしょうが
ホワイトデーあたりに小学生の弟が貯めたお小遣いで中学生のお姉ちゃんにプレゼントのピアスを買ってあげようと
どこかのアクセサリー売り場で二人で色々と話し合い品物を選ぶ微笑ましい姿が見られたりして

548引き気味:2016/01/31(日) 23:39:33 ID:nnsT0Kw60
長いことやってる間に、いつのまにやらレイはシンジの寝取られ趣味を意識しまくった積極性寝取られたがりビッチに。
アスカにはマゾと浮気属性がついて、キョウコは天然系ビッチなんて有様になってますから、アスカの奴隷ごっこもじわじわと陥落していったんじゃないかなーとか考えてます。
ムサシたちはチャンスがあれば屈服させようとしたでしょうし、アスカは頑張って拒絶し続けようとしたでしょうしね。
だんだん、マゾレベルの上がったアスカさんが正気に返った後でも挽回不能なポカをやらかしまくるようになって、その内、自分がもうダメだと認めてしまって心が折れた、みたいな感じのドラマパートがあったんですよ。多分。

なにしろ適当に書き足して、スパン開けてはいろいろ忘れて、また適当に書き足してってやってますからねぇ。
たとえば、アスカが妊娠奴隷誓約を受け入れてしまったのが先か、トウジやケンスケのセックスに興味を示しだしてこっそり味わおうとしたり、果ては顔を隠して抱かせたのがバレて、キョウコ共々トウジ達のセックス奴隷に堕ちたのが先かさか、あんまり考えてないんですよね。

549コウイに値する名無しさん:2016/05/17(火) 16:16:02 ID:X0KK4fU60
はじめまして。
書き込みは初めてですが、何年か前から
INNOCENT TABOOシリーズ、愛読させていただいてます。
最近、過去レスを読み返していて気付いたのですが、>>113でタカウジさんが
仰っているDeepOne様ENDというのは、どちらに掲載されています、もしくは
されていたものでしょうか?
読みたいので、よろしくお願いします。

550引き気味:2016/05/17(火) 22:25:59 ID:fG5Io7ng0
>>549
ろ、6年も前の書き込み…… (;´∀`)

こんばんは、はじめまして。最近、こっちのエロ文書き趣味からめっきり遠ざかっておりますサイト管理人DeepOneこと引き気味と申します。
そのタカウジさんが触れてましたバージョンのENDは……。

――はて、どこで書きましたっけかね。
基本、INNOCENT TABOOシリーズはこのスレタイの歴代スレで投下している筈です。
ですから、推敲してhtmlにしてサイトに掲載していない分があったりはしますが、スレを探せばどこかにあると思うんですよね。

何分、6年前のことでもあり、すっかりペースが落ちる前は、書き勝手の良いこのシリーズをあえて避けてネタ考えてましたから、今ひとつ思い出せないのですが。

なんかこう、思い出してみますに、htmlにしてある分もある途中放置の中編で、アスカにムサシ似の息子がいたり、レイにケイタ似の息子がいる「その後」ネタなんてのがあるんですが、その前後にシンジが結局ユイを選んでくっ付いたみたいな小ネタをスレに投下した気がします。
きちんとした短編の形式にもなっていない、そこらのネタの複合からくる、ほのめかし程度のEND案のことだったんではないでしょうか?

551549:2016/05/19(木) 20:51:31 ID:1UZ1uX3w0
6年前の書き込みを今更むしかえしてしまったようですみません。

仰る通り、過去ログを一通り見ましたら、恐らくこれではないかというのがありました。

これからもイノタブシリーズが続けば良いなあと思いつつ・・・

どうもありがとうございました。

552引き気味:2016/06/05(日) 21:34:53 ID:cUEYIfKM0
 夜半、アスカの視界にはシンジの顔しかなかった。
「ンぁ、ぁ……」
 それも、アスカの意識とは別に痙攣じみたまばたきを繰り返す瞼の裏に半ば隠れ、そしてもう半ばも眼球を覆う涙に歪んでしまっている。
「ひぅ――ンぁああん、そんなに、もぉぉ〜」
 ぷっくらとした唇が漏らす泣き言は、歓喜の現れだ。
 灯りを落とした部屋は、幼馴染同士の恋人たちを邪魔するすべてを遮るのに過不足のない薄闇に包まれている。
 さらにシンジが背に被る毛布が、情熱的で淫らでおまけに明け透けな睦言を交わす二人の裸の胸同士の距離に篭った、むっとする熱気を閉じ込めてしまっていた。
「ンぁ……やだっ、やらしい! そんな……ぁあ……」
 生えそろったばかりの金色をした叢の真下で深々と膣奥に迎え入れ、真っ白な両足を若い牡の腰に巻き付けて。急加速していく彼の下半身の運動がくれる甘美な震動のどれ一つ逃すまいと。『あぁぁ……あぁぁ……』と、そう喘いで、自分の方からもまだ肉付きの薄い腰をうねらせ応じる。
 そんな、羞じらいも何もを打ち捨てて、物心がつくかどうかの時分から一番付き合いの長い異性のベッドに二人して潜り込んでいる少女が、甘ったるい囁きで罵るのだ。
「アタシの、アタシのそこばかり……やらしい、いやらしい音させて! ああン――ン、どこで……覚えたのよぉ」
 ほっそりとした喉首を眼前に晒して喘ぎ喘ぎ口を尖らせる、その唇。
「アスカのっ……方こそっ!」
「ンンぅ……!」
 アスカの火照った文句の飛び出し口に、彼女が垂れさせている涎もろとも啜るような口付けを少年が寄越して、一息分。
「やぁ……ッ、っッ!」
「ンっ……フッ、ンンっ」
 動きを止めていた腰遣いをまた『ぐじゅっ、ぐじゅっ、ぐじゅっ』と粘ついた濡れ音ともに再開させつつ、シンジは火照った息を大きく吐き出した。
「アスカの方こそ、僕が突いてやる度に良いタイミングできゅっと、きゅって締め付けてきてさ」
 ――この間まで、こんなに上手にしてこなかったよね? と、嫉妬も露わに言う。
「ほらっ」
 なんとか言えよ。そう強い調子で幼馴染に促す、口喧嘩めいた剣呑さ。
 そして、言葉よりも荒々しくアスカに強いる、同い年の少年の“牡”の部分。牡としての、その器官。
 愛液に濡れそぼった花びらの粘膜を串刺しにする、シンジの屹立が、鈴口からじゅくじゅくと先走り汁を漏らしながら、恋人の女の子の深いところの敏感さを脅迫するのだ。
「アアーッ!」
 もう十分に昂ぶらされていたアスカは、たまらず身震いした。
 シンジがどれだけ先走りを漏らしてアスカの中を汚そうと、それが分からない位とっくにアスカ自身もがシンジと繋がっている部分を濡れ濡れにしてしまっているのだ。
 シンジにアスカが組み敷かれる腰のあたりで、ベッドのシーツには大きくシミが広がっていた。
 ぬらぬらと、部屋の常夜灯が少女の内腿に輝かせる、ナメクジが這ったような粘性のとろみ。取りも直さず、漏らしている愛液の量はアスカのクライマックスへ向かう、まっしぐらぶりの痕跡だ。

553引き気味:2016/06/05(日) 21:35:59 ID:cUEYIfKM0
「アンタだって、今日は随分――長持ち、してるじゃ……ない!」
 アスカも恨みがましささえ窺える声色で、薄く涙の浮かんだ目元をキツくして反駁するのだ。
「アタシと約束してたくせに、誰に無駄撃ちしてきたのよ! ――昼間、じゃないわね。きっと、夕飯の後だわ。コンビニに行くなんて言って……誰とシてきたのよ」
 この二人がツノ突き合わせて口論になることなんて、それこそこれまでに数えきれないほど繰り返してきた日常だ。
 であっても、若い裸身を絡め合いつつ、肉欲にのめり込みつつ、こうも仲睦まじい行為に耽りながら――であるというのに、至近距離で見つめ合う二人は、情熱的に腰を巡らせ官能を貪りつつ、互いの瞳の奥から腹の底を探ろうとでもするかのように、場違いな程真剣な睨み合いをしていたのだった。
 それは、アスカがいよいよ火照り切った美貌にびっしりと汗を浮かべて、もうこれ以上はと泣き声を上げるまで続いたのである。

「ああっ、もう……イク! イッちゃう、じゃないのよぉ……っ」
 ぶるぶる、ぶるッ――と肩が震え、上を向いたまま揺さぶられていた双つのバストがまた汗を散らし、「O(オー)」の字に大きく開け放たれた唇から突き出された舌先が、痙攣の果てをぐちゃぐちゃに宙に描く。
「はぁ、ァ、ぁぁア! あぁぁぁ!」
 大きく投げ出された細首で、喉元が窒息に抗うように喘いだ。
 その引き攣る喉元に汗で張り付き剥がれなくなっていた紅茶色めいた金髪の一束が、筆を引きずるように汗の痕を残しながら、アスカの頭が枕がどこかに飛ばされた跡に崩れていくのに従う。
 そこへ鼻面を突っ込む犬のようにシンジの顔もまた突っ伏していく。
 絶頂を遂げたばかりの二人に、もう言葉はなかった。

 ――そしてまた、深夜。
 アスカは不意に目を覚ましたのだった。
(……!?)
 常夜灯の赤みがかった明かりを遮って、シンジと頭を並べて寝入っていたアスカの顔に影を落とす者がいたのだ。
 がばと身を跳ね起こさせたりはしなかった。それをすれば、シンジも起きてしまっただろうから。しかし、即座に意識をはっきりとさせたアスカは、間違えること無くその正体に気づくことができた。
 碇家の中にあって、他に居ない長身のシルエット。電気も灯さないでいる薄暗さの中、さすがにサングラスは外していても、見違えようがない髭面である。
 碇ゲンドウだった。
(おじさま……!?)
 シンジの父親で、碇家の大黒柱。ここは彼の家なのだから、家の中に居ることそれ自体になんの不思議も無いのだが。けれど、アスカは今、彼の息子と同衾の真っ最中なのだ。
 何故そこに。なんでこんな時に。見られた。見てる、アタシがシンジと……寝てるのを。まだ裸なのに。
 混乱が頭の中に駆け巡る。
 けれどもアスカの目は、すぐに目敏くそれを捉えた。
(お、おじさま……)
 一度捉えてしまえば、もうアスカは目を離せない。

554引き気味:2016/06/05(日) 22:09:47 ID:cUEYIfKM0
 起っていたのだ。ゲンドウの股間は。
 ゲンドウは風呂上がりだとでもいうようにバスローブしか羽織らない素足のまま息子の部屋に入ってきていたらしく、その上、バスローブの前は開け広げたままだった。
 不健康そうな顔色とは裏腹に、意外なまでに引き締まった胸板が覗いている。
 そして、濃い体毛をかき分けて股ぐらからそそり立つ、ドス黒い色に変色しきった皮膚を持つ、そのペニスも。
(あれ、は……)
 あぁ……とアスカは呻いた。
 微かな明かりを頼りに、彼女の戦慄く青い瞳が見て取ったのだ。深夜、彼の息子と同じベッドに入っている自分を見下ろすこの男の膨らんだ股間は、濡れて汚れている、と。
 あれは体液だ。男のものだけではない。女のものとそれが入り混じった、今まさにシンジの射精でヴァギナを汚している自分と同じ、男女の交媾の痕跡。
 無意識にアスカは嗅いでしまった。スン、と鼻をひくつかせて。
 そして、記憶にあるのと同じ濃い大人の男の匂いに、陶然となってしまったのだった。
(あれは……。誰を抱いてきたの?)
 即座に直感する。
 幼馴染の少年の腕に抱きしめられて横たわるベッドの中から、はしたなく首を伸ばして嗅ぎ取ろうとして。その嗅覚が記憶と重ねあわせようとするよりも早く、直感によって悟ったのだった。
 あれは、男の妻のものではない。自分と、幼馴染の母親と、そしてもう一人。この屋根の下、ごく近い距離で同じ時間を過ごしていておかしくない同性の存在。いま一人の少年の幼馴染、綾波レイだ。
(レイを、抱いてたんだわ……!)
「おじさ、ま……」
 男は黙って見下ろしているだけだ。
 アスカも生唾を飲み込みながら、ゲンドウのサングラス越しではない真正面の顔を見上げる。
 視線は、息苦しいほどの圧力で自分を見つめる眼差しと、男の隠そうとしない欲情の証とで揺れ動いた。
 つい、錯覚しようとしてしまう。毛布からはみ出した肩が示す通りの、全裸で居る自分。毛布越しの巳を視姦して、男は欲情してくれているのではないか。より大きく、股間をそそり立たせてくれているのではないか、と。
 確かめようとすれば、そこをじっと見つめ続けねばならない。
 あの……無口で、その癖情熱的で、自分と一緒でシンジにひたむきな恋をしていた筈の少女を、たった今犯してきたのだろう――ペニスを。
「ぁ、あ……」
 逡巡は僅かだった。
 気付けばアスカは、少年の腕をほどいてそっと床に降り立っていた。
「…………」
 裸足で絨毯の立てば、男との背丈の違いは歴然だ。仰ぎ見るばかりにして顔を持ち上げねばならない。
 その、差し出したみたいにしていた華奢なおとがいをすっと捕まえて、ゲンドウは息子と同じ歳でしかない少女の唇を奪っていた。
「ンぅんんンンム……! ンッ、ンッ、んぅンっ……」
 暴力的に突き入れられていた舌で瞬く間に咥内を蹂躙されれば、もうアスカはうっとりと目をつむってしまっていた。
 背の届かない中年男の胸に抱かれるために、つま先立ちで背伸びをして。
 そして、ゴツゴツとした手のひらに小振りな胸を揉みしだかれ、幼馴染とのセックスでの火照りも引ききらない腹部に、じゅくじゅくと汚れた強張りを押し付けられて、
「来るか……?」
 と誘われれば、こくりと素直に頷いてしまって、ゲンドウが寝室か、彼の書斎か、それとも車庫の方へか――連れて行かれた先で要求される、獣のように圧倒的な腕力とテクニックとで味わされてしまう年齢差セックスに、心奪われてしまっていたのだった。

555引き気味:2016/06/05(日) 22:11:17 ID:cUEYIfKM0
微妙に、違うかな? 淫乱美母のテイストとは。
これはムサシやケイタ、トウジ達とかの影を排除して、シンジとレイ、そしてアスカに対するゲンドウという関係性に絞った方が良いのかしらん。

556引き気味:2016/06/05(日) 22:11:29 ID:cUEYIfKM0
どうしたもんかな。

557コウイに値する名無しさん:2016/06/07(火) 01:52:52 ID:KyyNsKKo0
ホワイトクリームバースデイの後ぐらいですかね

558引き気味:2016/06/07(火) 03:05:32 ID:oVpWRT6U0
そこら辺の位置で、整合性が取れますかね。
話の内容的には、ちょこちょこ書いてたアスカ?ゲンドウのラブラブなイベントを経ての、『義娘欲情 〜一つ屋根の下の男と妻、少女たち〜』でのレイ籠絡ルートからの合流後みたいなこと考えてますた。
なにせ思い出したように書いて投下してで、ちゃんとタイトル付けてサイトに載せてた頃から2年経ってますからね…… (;´∀`)

559コウイに値する名無しさん:2016/06/10(金) 23:37:39 ID:jimq.9Ik0
冬休みの碇家の家族旅行にアスカとレイの二人が同行してる事にして
舞台を碇家から碇家所有の別荘と言う事にしてはどうでしょう
目覚めてアスカが居ない事とに気付いたシンジが別荘の中を彷徨ううちに車庫でガラスが曇った車の中でうごめく人影を発見し、
絶頂の中でフロントガラスをかきむしるアスカの手によってガラスの曇りを取り除かれてシンジの目に父親に抱かれる恋人の姿が飛び込んでくるとか

560引き気味:2016/06/12(日) 16:39:25 ID:0.PBFmxM0
曇ったガラスに張り付く少女のちいさな手のひらと、その場所だけ透けた部分を通して垣間見える恋人の悦がり貌。
なかなかにビジュアルとして思い浮かべて見ますと、エロいものがありますね。

561コウイに値する名無しさん:2016/06/12(日) 17:49:21 ID:nyZlPBrE0
映画「タイタニック」のカーセックスシーンを思い出してアイデアがわきました

ムサシたちの存在を消してアスカたちが同じ家で寝起きしてるという状況は
舞台を自宅するよりも旅先などの別の場所にするのが良いのではないかと

562引き気味:2016/06/12(日) 18:11:42 ID:0.PBFmxM0
そう、ムサシとケイタの存在がネックなんですよね。
徹底的に堕落経験値が積み上げられたアスカたちの使い勝手の良さがあって、この淫乱美母設定でラスボスゲンドウによる寝取られ孕ませが楽しいんですが、でも寝取られとしては散漫かなと。
なにせ、もうムサシケイタからトウジケンスケの同級生組、見知らぬモブ、どっかの名無し黒人キャラにまで股開いてるって話ですし (;´∀`)

学園エヴァベースの世界観での、ゲンドウとアスカのカップリングは楽しいんですけどねぇ……。

563引き気味:2016/06/13(月) 00:38:03 ID:.8pukjlk0
 早朝、しとしとと第壱中学前の坂を濡らしはじめた雨は昼過ぎにはひどい土砂降りとなり、放課後の頃ともなると、坂はさながら流れ落ちる勢いをそのままに滝を横倒しにしたような有様へと変わっていた。
 側溝では、大人でも足を取られかねない急流が大幅に増した水嵩とともにゴゥッ、ゴゥッと唸りを上げており、しかもこれが坂全体の滝川へと変じた眺めの中ではどこからがその側溝なのかの区別さえ付けようがない。
 危険を悟った教師たちによって正門からの下校ルートは本日使ってはならぬとの指示が出されたのは、二年のA組教室内ではアスカたち女子生徒ばかりが殆どとなってきた辺りでのことだった。
 無駄な冒険心に溢れた男子生徒達は、校門前の坂が滝みたいになってるぞとの誰かの報告に色めきだち、阿呆としか言いようのない歓声を上げてすっ飛んでいってしまっていた。

「……死人が出かねないわ」
 ぼそりと綾波レイのこぼしたコメントは、簡素なだけに酷薄極まりない。
「放っときゃ良いのよ。あんなアンポンタンども」
 応じてチラリとだけ窓から見下ろし、吹き飛ばされそうな傘を短く構えて校庭を突っ切って行く男子どもを『ケッ』と言わんばかりの三白眼で眺めたアスカは、手早くスマホに立ち上げたSNSアプリで母親への連絡を付けている。
 レイもそれ以上は窓際から離れ、机で本を開き始めていた。
 校庭を横切って行っている中には、無口がちな彼女が無口なりに普段から積極的になって想いをアピールしている碇シンジ少年もいたのだが、それでもどこか白々とした声色の先のような発言になってしまっている辺り、呆れているのは一緒なのだろう。
 かように非常時、危急の折にあっては、少年は自分にとってのお姫様である筈の女の子の身を第一に考えるべきなのだ。というシンデレラ城印の砂糖菓子めいた思考回路からは、地域トップクラスの成績を誇る頭脳の持ち主たちであっても抜け出せずにいるのが、この年頃の少女の――加えて、大きく育ってしまった恋心を持て余して気味にしている女子中学生たちの、限界といえば限界であった。
「でも、本当に怪我でもしたら大変だわ……」
 男子達を先程は制止しきれなかったクラス委員の少女は、自業自得已む無しで結論付けてしまった感のある友人らの中、一人まだ心配そうに窓に張り付いている。
「ヒカリは優しいわねぇ」
 そんな親友に、アスカは大丈夫よとひらひら手を振ってやった。
「学校も馬鹿じゃないわよ。言うこと聞きゃしないアホどもがいるのは百も承知でしょ。校門のあたりで誰か通せんぼに立ってるわよ」
「イインチョちゃんが心配してるのは、あのジャージ君だよね〜。だったらもっとガッチリとさ、捕まえとかなきゃじゃない? ――ハートを、ジツリョクコウシ的にって話で、ほらほらぁ」
 『うりうり〜』などと、からかいの顔でクラス委員、洞木ヒカリの脇腹を突きつつ、一人他校の制服でさも当たり前のようにアスカたちの話の輪に混じっている長身の少女は、人懐っこい猫のといった風情の笑顔を浮かべている。それでしまいには、ヒカリのスカートの裾を摘んで持ち上げて『女子力チェックー!』といい加減なセリフで下着についての勝手な採点を口走り始める始末の真希波マリだ。トレードマークのチェシャ猫じみた笑顔は伊達ではない。
「やめときなさいよ〜、ヒカリ? 釣ってもいない内から美味しそうな餌チラチラさせるのは。餌だけパックリいかれて、挙句に食べ飽きたなんて言われたら、女の沽券も立つ瀬が無いんだから」
「うーわ。姫ったら、なんか実感アリアリじゃなぁ〜い?」
「……含蓄があるわ」
「ね、姫ー? いつの間にそんな、オトナな子になっちゃってたの?」
「ちょ、ちょっと真希波さんっ。本当に待って。ま、まだっ、まだ男子も居るんだから……!」
 そんな悲鳴が上げられてしまえば、気まずそうに赤らめた顔を背けるのが、現在の教室内少数派男子達であった。

564引き気味:2016/06/13(月) 00:38:18 ID:.8pukjlk0
「……あ」
 そうして、騒がしい中でもアスカのスマホからピンポンと良く響いて聞こえた着信音。
「ママからの返事きたわ」
 そう言って液晶を覗き込んだアスカは、急に無口になった。
「――レイ」
「……なに?」
 かつてからすれば驚くほどに改善された二人の意思疎通だ。レスポンスは早く、そしてレイはアスカの様子を見て本に栞を挟み、閉じた。
「ママから。今日は遅くなるから迎えは無理だって」
「……ええ」
「だから、アンタんとこのおじさまの車に一緒に乗せてもらえって。……もう出てるらしいから」
「そう……」
 雨音はますます激しくなってきている。
 先程までヒカリが外を覗くのに手で拭っていた場所のガラスにも、もう白く曇りが浮かんでいた。
「アンタ達はどうする?」
 碇シンジと綾波レイの暮らしているコンフォートマンションから第壱中までは、車でもまだ掛かるだろう。まして雨。
 それでもアスカは、さっさと鞄を掴んで席を立った。
「私ら、迎えが来る前にちょっと寄って行くから」
 花を摘みに、ということをアスカは言った。
 珍しいことに、普段は女子同士の連れションに付き合おうとするほど空気を読んだりはしないレイも、やはり鞄に荷物を仕舞って立ち上がる。
「ふぅん〜?」
 真希波マリは他校の制服を着ているところから分かるように、アスカたちとの付き合いは短い。幼馴染のレイが出来ているようには、アスカが雰囲気を変えた理由を察したりは出来ないはずだった。
 ただ、マリはどちらかと言えば碇ユイという女性についててあれば、よく知っていた。
 ある一面についてなら、それこそ家族同然のアスカやレイたちよりも深く。
 だから、あの碇ユイの夫が迎えに来ると聞いて、この頃随分と親しく付き合うようになった女の子二人が、それも飛び抜けた美少女ぶりでそれもお気に入りの理由の一つである少女たちが、急に以心伝心で通じあって、時間に余裕を持って支度をしておこう等と考えたらしい理由に、察しが付けられたのだった。
「へへぇ〜?」
 意外かも。と、それは一見すると意味不明の感想である。
「あの、ゲンドウ君にねぇ……」
 れっきとした大人に向かって十代の少女が口にする呼び方ではないし、かの碇ゲンドウの強面を知る者であればぎょっとする馴れ馴れしさでもある。
 それで、アスカも一発で察しが付けられた。
「アンタ……」
(余計なこと、言うんじゃないわよ)
(それって委員長ちゃんに? それとも、ワンコ君に?)
 声を潜め、釘を差しておく必要がそこにはあった。
(これってひょっとして、貸し一つってやつかにゃあ?)
 『チッ』と舌打ちをして、それでもアスカは譲歩に頷いた。思い切り嫌そうに、『覚えとくわよ』と吐き捨てる。
「じゃあね、コネメガネ! ……ヒカリ、悪いけど私ら先に帰るから」
「うん、二人とも気をつけて。それから、碇君はどうするの?」
 迎えに来るのはシンジの父親で、レイは居候、アスカは家族ぐるみの付き合いのとは言っても、他所の子である。さっさと校舎を飛び出してしまっているとはいえ、差し置いておいて二人だけ迎えの車で帰ってしまうというのは不自然な話だろう。
 普通なら、そんな車内は決まりの悪いものになる筈だ。
 アスカは言葉に詰まった。
 人から質問されて無言のままでいても誰からもおかしいと思われない、そんなコミュ障ぶりが知られたレイを一瞬羨むくらいには、返事に困ったのだ。
「……碇君にも連絡が入っているはず。気がつけば、だけれど」
 結局はレイが助け舟を出し、アスカはそれに乗った。
「どうせ帰り道は一緒なんだから、途中で拾われてるわよ。どうせ濡れネズミもいいとこでしょうから、おじさまにたっぷりお小言貰って、シートは汚すな、みたいな無茶振りされてるんじゃないの?」
 アスカは嘘をついた。だから自然、口数は多くなった。
 碇ゲンドウが運転してくる車に、シンジが一緒に乗っている筈はないのだから。
 この、景色の全てに分厚いカーテンを掛けてしまったかに見える土砂降りの中、二人の美しい女子中学生を大手を振って車に乗せていけるというこの機会。――いや、大手を振って乗せて行って貰えるという機会、だろうか。
 それを無駄にしたりするほど、碇ゲンドウという男は腑抜けではないのだし、アスカもレイも、子供ではないつもりだったのだ。

565引き気味:2016/06/13(月) 00:39:56 ID:.8pukjlk0
濡れ場にたどり着けなかったとですよ (´・ω・`)

これは、シチュ成立させる前準備だけでなんか満足しちゃって、肝心のシーンで仏書院的修辞を連打する遊びは放ったらかしにしたまま色々忘れちゃうパターン!

566引き気味:2016/06/26(日) 20:52:19 ID:tLpU34LI0
 ◆ ◆ ◆

 三十分もしない内に、アスカとレイは車のフロントガラスにぶつかってくる大粒の雨をかき分けるワイパーの規則正しい音を聞きながら、ゲンドウの運転で中学校からの道を移動していた。
 もっとも、雨音もワイパーの音も、耳に届いてはいても少女たちの認識の上に乗っていたかは疑わしかった。

「ンぁ……、ぁ、あはァ――ぁ」
「ンッ、ンッ、ンッ……」
 助手席のヘッドレストにしきりに後頭部をこすりつけて身を捩らせているアスカも、後部座席でくたくたと深く体を沈めるように背中をずり落とさせていっているレイも、雨模様に気を取られているような余裕はなくなっていたのだから。
「ぁぁあ! あ、アアッ……。あぁぁア! アッ!」
 ゲンドウの隣に座るアスカは、スカートの前をシートベルトを締めたあたりまで全部持ち上げてしまっていた。
 健康な女子中学生の太腿は眩く丸出し。ぴっちりと膝を揃え、その隙間をもぞもぞとさせている。それどころか彼女はショーツも履いていない。
 実は、ゲンドウが迎えに来るという連絡を受け取った後、レイとトイレに行って脱いでしまっていたのである。今は、まだほの温かい体温を残したまま丸められて、通学カバンの中だ。
 だから、靴下を履いた上からは髪と同じ紅茶色のヘアがこじんまりと生え揃った性器のところまで含め、アスカの下半身は生肌を丸々あられもなく剥き出しにさせてしまっているのだった。
 角度的に、フロントガラスやドアウインドゥの向こう側からは車が走っている限りは覗かれることはないだろう。危うくはあっても。
 だが。
「……ぁ、ぁあ。おじ、おじさまぁ」
 無論、ハンドルを握るゲンドウは特等席だ。視線を横にずらしさえすれば良い。なんなら車を止めて、じっくりと。
 それで、幼稚園に上る前からのアスカを知っている中年男は、ダッシュボードの影に隠した両手で電動マッサージ器を握りしめ、熱心に股間の割れ目を刺激している所を。あどけなさの残る貌が真っ赤に火照った中学生女子の、ゲンドウの名を呼びながらのオナニー真っ最中を。とっくりと見分することが出来る。
 同様にして、高回転のモーター音をさせながら可愛らしく押し殺した声で呻いている後部座席のもう一人の今の格好をだって、振り返りさえすれば好きなだけ愉しめるのだ。
 で、あったとしても。ゲンドウはその強面からのイメージを裏切らないだけの、巌のような自制心を持った男だった。
「ああぁ、ぁ……おじさまっ。おじさまぁぁ……!」
 電動の性玩具を用いた自慰で、まさしく蕩けるような甘え声を出して自分を呼ぶ少女の傍らにあって、事故を起こすような運転をしようとしない。
 時折のサングラス越しの横目遣いが、バックミラーに向けられた鋭い眼差しが、二人の美少女のあられもない姿に走らされはするけれど。それでも運転中の手元に乱れが生じることなど皆無だったと言い切れる。ハンドルを切る時は余裕を持ってウィンカーを出し、減速、加速のシフトチェンジも至ってスムーズ。車はなめらかに街を走り抜けていく。
 だからといって、アスカやレイの学校でも音に聞こえた美貌、魅力がまったく通じていないわけではないのだ。
「ふむ……」
 うっとりと五十絡みの男の横顔を見つめながらアスカが剥き出しの淫裂にマッサージ器の震動を集めていると、たしかに感じるのである。男の向けてくる視線の、熱さを。昂ぶりを。欲情を。
(ああ、良かったわ……)
 アスカはそれで、決心してきて良かったと知るのだった。
 迎えが来る前に、下着を脱いでおいたことだ。
 ――さんざん、そうするべきかどうか逡巡はしたのだけれども。こんな場合でも明晰過ぎる判断能力による予測と、そして自分たちを迎えに来るのがゲンドウだと知らされた途端、胸の奥に湧き起こった後ろ暗い欲望が、(脱いで……準備して、おかなきゃ。だって、きっとおじ様は……。それに折角――なのに)と決心させたのだった。

567引き気味:2016/06/26(日) 20:52:45 ID:tLpU34LI0
 決心の背中を押したのは、二人して以心伝心でそそくさ場所を移しておいて、トイレまで来てやっと決まり悪くどうしようかと顔を合わせたレイの瞳の中に見付けてしまった、自分と同じ後ろ暗い興奮だった。
 レイはその気だ。なら、自分一人躊躇ったところで。と、そんな具合に自分に言い訳を付けて。
 そういうことで、下駄箱の並んだ玄関でゲンドウの車が到着するのを二人で待っていた時から、彼女たちはスカートの下に何も付けずにいたのである。
 それで互いに会話もなく待つこと十分足らず。雨模様の湿った空気が時折スカートを揺らして、なにも身に着けていないその下の素肌をすうっ……と舐めていく落ち着け無さを我慢していた前に、『キッ』とブレーキ掛けもなめらかにゲンドウの車が滑り込んできた時。アスカはまた傍らのレイと黙って顔を見合わせ、そして選んだのだった。先に雨の下に飛び出して――或いは抜け駆けして、助手席を、ゲンドウの隣の席を自分が取ることを。
(絶好の、その……チャンスだったんだもの。……シンジも、あいつらも、好きなだけ馬鹿やってれば良いわ。そうよ。あんなお子様のことなんて……)
 ずぶ濡れになってはしゃいでいる幼馴染や、その悪友たちの姿はさっき見かけた。それでも車は速度を落としもしなかった。ゲンドウは黙ったまま、車に息子たちの横を走り抜けていかせた。
 アスカもレイも、それに文句を言ったりはしなかった。
 邪魔が入るのを嫌った。つまりは、ゲンドウもそのつもりだったのだなと、自分たちと同じ期待を下心に持って迎えに来てくれたのだなと、安心して、喜んで、それがボーイフレンドに対する後ろめたさを覆い消した。
 むしろ努めて打ち消すように。アスカたちの一方的な夢想どまりに終わらず、この瞬間に確定された――確信できた、ゲンドウの逞しい腕の中に抱きしめられての、夢のように素晴らしい愛しあう一時のことを想って、頭の中を一杯にした。
 口数の少ない男の意図を確信出来てしまえば、とうとう我慢は出来無くなった。それでちらちらと後部座席のレイを振り返って目配せをしあって、自分から『……おじさま。あの、わたし……私たち……』と水を向けるように声を掛けてしまったのだった。
「ダッシュボードの中だ」
「……え?」
 ゲンドウの返事は素っ気なかった。
 「そのつもり」でいる男の声とは思えないほどに淡々としていて、危うくぬか喜びだったのか、自分たちの考えがH過ぎただけだったのかと思ったぐらい。
 それも、一瞬のこと。
 軽く動揺しながら言われた通りにダッシュボードを開けてみれば、そこにゲンドウが準備していたのは、二本のこけしに似た電動マッサージ器だったのだ。
 それっきりゲンドウはどうしろと指示をくれはしなかったが、プレイのための用意をしていてくれた――最初から自分たちを抱くつもりでいてくれたことにアスカは思わず舞い上がった。
「おじさま……!」
「……っ」
 レイのところからも見えたのだろう。はっと息を詰めた気配から、普段物静かな彼女が、ルビーのような瞳を熱っぽく輝かせたのが分かる。
 一本は振り返らずにレイの方にそっと差し出し、同じく無言でレイが伸ばしてきた指先に触れてしまった感触にビクリとしながらも、そそくさとシートに背中を預けなおしてスカートの裾を引き上げたのだった。
 そしてスイッチを入れる。ほとんど同時のタイミングで『ブーン』と車内に響き始める、二つのモーター音。
(ンァ、ぁ……。ごめんね、シンジ……)
 謝りながらも、少女たちの上げる鼻にかかった喘ぎ声を耳にしてのゲンドウの、抑えたような咳払い一つで、悦びに背筋がゾクゾクとしてしまう。
「ぁ、あっ……」
「……はぁっ、ぁ……」
 小さくレイがこぼす、そのため息も、アスカには聞き慣れたものだった。後は下着も付けない敏感な場所に、使い慣れた淫具を押し当てて自分たちの身体の準備をしていくだけ――。
 そうしてゲンドウの運転する車は、二人の少女の可愛らしい喘ぎを乗せて雨の中を走りだしたのだった。

568引き気味:2016/06/26(日) 20:53:14 ID:tLpU34LI0
 既にアスカもレイも、幼い時分からゆっくりと育ててきた恋の相手であるシンジをばかり見詰めていた頃からは、想像もしなかったような境地にある。
 恋を叶えるためと唆されたとはいえ、いくらあのユイの勧めがあったにしても別の少年たち相手に肌を許してしまった、そのスタート地点からして道を踏み外してしまっていたのだ。
 ムサシとケイタという、チビな見た目から最初は『いざとなれば』と完全に油断してしまっていた小学生コンビには、完全に心と躯を作り変えられてしまった。
 随分と淫らなことに我慢ができない躰に開発されてしまって、濡れやすく調教されてしまった。今では骨身にしみるほど上下関係が叩きこまれてしまって、セックス奴隷のように扱われるのにも抗えない、却って興奮してしまう無様なマゾ気質。
(自覚してるわ。でも……)
 恋人を裏切っている。こともあろうに、その父親に抱かれることを思って隣のシートで自慰にふけっていて、それで乳首なんて触りもしない内から制服の下でビンビンに起ち上がってしまっているのだ。
 秘部の入り口にあてがうようにして電動マッサージの震動に酔いしれていても、膣内を抉られて得られる愉悦には届かない焦れったさに、一刻ごとに欲望は募っていく一方。
「ッあ、ああ……。わたし、私……ああ、おじさま……」
 ペニスが欲しかった。
 入り口をビリビリと痺れさせているだけでは、満たされない。
 一気に自分のこの淫らな花びらを押し開いて分け入って、奥底まで貫き通して串刺しにしてくれる、逞しい物が欲しかった。
(ここまで、来たら。もうっ……)
 今から引き返して、ボーイフレンドのシンジに求めたとして、果たしてあの少年の歳相応な持ち物で満足ができるだろうか? それも、今の期待が募りすぎたアスカに。
 スタート地点から間違えに間違え続けて経験を積んできたアスカの、セックス遍歴。恋人のシンジとだけではない。コーチ役に付けられたムサシとケイタを加えただけでもない。悪ガキコンビと同じユイの教え子である、他の小学生たち。ユイに連れて行かれた課外授業であてがわれた、その時、その場限りの大人たち。レイとも随分レズ行為を重ねさせられた。ユイにも、マリにも、母親のキョウコにも。そして、遂には興味が抑えきれずにシンジの悪友たちであるトウジやケンスケとも躯を重ねた。
 ずいぶんと爛れた異性関係を築きあげてしまっていた。
 その最たるところであるのが、ゲンドウだ。
 ずっと結ばれることを夢見てきた相手とロストバージンの儀式を迎えられたと思ったら、気付けばなんという有様か、その父親ともベッドを共にしてしまっている。
 それも、もう何度も。
 許されざることだと分かってはいても、だが、ゲンドウのしてくれるセックスは格別だったのだ。
 自分の妻を年端もいかない小学生たちに寝取られている、情けない大人だと思っていたら、これが意外。つらい思いをしている時にはちゃんと気付いてくれて、優しく慰めてくれる男性だった。
 口数などいらないのだ。上手な言葉も。ただ、寄り添って暖かさを分けてくれればいい。優しく抱きしめてくれれば良い。
 それが出来るから、大人の男なのだろう。さすが、ユイが夫に選んだひとだと思った。
 アスカがシンジに求めたものを、ゲンドウは与えてくれたのだ。
 それに――と。
「ぁ、ぁああ。くぅぅン……、ン!」
 制服の上から胸を揉みしだき、大きくなりきった乳首をひねり潰す。日頃自分でする時よりも、むしろムサシやケイタがしてくるように、マゾ奴隷扱いされながらのセックスの時と同じ、乱暴なやり方で。
「くはっ、アッ、アアッ」
 そんな気分なのだ。
 それにアスカが声を上げれば上げるほど、『ン……。ぁ……、ぁう……』と、競うように後ろのシートのレイもまた可愛らしい声を上げてくるのだ。ゲンドウへのアピールを考えれば、負けられなかった。
 クリトリスの包皮ごと圧し潰す風にして、マッサージ器の震動をいちばんお気に入りのポイントに集めていても、手慣れたアクメに向かって性感が高まっていく傍らには、満たされ切らない物足りなさがあるのである。
(悪い、わね……。ンぁ、ぁ、あ……ああ……。最初に、して貰うのは……アタシよっ……!)
「ンンッ! ンーッ!!」
 ぎゅ、ぎゅーっと乳首を自分でねじり上げて、雌蕊を潰すマッサージ器ごと右手にも一段と強く力を込めれば、ローファーの中で爪先が反り返るぐらいの刺激が味わえた。
 それでもまだだ。まだ物足りない。
 思い浮かべて反芻するのは、完全に勃起させた時のゲンドウの股間の、隆々たる偉容である。

569引き気味:2016/06/26(日) 20:55:16 ID:tLpU34LI0
(そうよ……! レイだって、同じでしょ?)
 こんな気分になってしまって、シンジのもので満足できるわけがない。
 回数的にも自分たちが一番馴染んでいるペニスであるムサシやケイタの持ち物も、年齢からは想像もできない大人並みの膨張ぶりこそは誇るが、それでもゲンドウとのセックスを経験してしまえばもう一番のご馳走だとはいえない。
 最初の頃なら(壊されちゃう……!)と怯えた自分たちの性器とのサイズ違いさ加減にも、今であればそこまで動揺することはない。
 慣れたという以上に、自分たちは知ってしまったのだから。
 本当の「はち切れんばかり」というものを。みちみちと膣肉がきしむほどに割拡げられ、下腹部がぱんぱんに膨らんだかと錯覚するまでの拡張感に酷使されてしまう、本物の大人のペニスというものを。
 心底に思い知ったのである。大人と子供の違いというのを。
 シンジが、そしてムサシたちがというよりも、自分たちが本当に子供だった。
 そしてゲンドウこそは大人だ。
 自分たちのような小娘なんて、軽々とあしらわれて当然なのだ。
 歳は三十以上も離れた五十手前。目付きも悪ければ、顎鬚をたっぷり蓄えた強面。赤い色のサングラスを愛用するという、どうにもヤクザ風のセンス。見かけ的には十代の少女には近寄りがたい、そんな男性であるのに。その胸毛のもじゃもじゃとした胸に抱きとめられ、唇を奪われることを考えただけで子宮がきゅんきゅんと疼いてしまうようになるとは。
(不思議よね。それどころか……ずっと苦手だったのに、今はおじ様に抱いてもらえると思っただけで、こんなにときめいてしまうんだもの)
 はぁっ、と熱い息を吐いて青い瞳が四十男の横顔に眼差しを送る。
 レイはどうなのだろう。自分とは違って、ゲンドウにも以前から懐いている様子をよく見かけることがあって、シンジなど結構な場面で嫉妬している形跡があった程だ。
 であれば、抱かれた時も自分と違ってすんなりと受け入れられたのだろうか。そもそも、レイはどうしてゲンドウとセックスをするようになったのだろう。
 ふとアスカは、レイとそんな話をしてみたくもなったのだった。
 だがそれも、後で良いことだ。
(馬鹿シンジたちは置いていったし、あのエロガキ連中も絶対来ない。もうここまで来たら、邪魔は考えなくていいもの。きっとおじ様も、そのつもりだわ。……レイがいるけど、でも良い)
 自分とはまるで違って、感情的になるということの殆ど無い澄まし顔をした少女のことは、ずっと負けるわけにはいかないライバルだと、ことあるごとに反発しあってきたのだけど。互いの間にあの幼馴染の少年を置いてではなく、父親の方を挟んで向き合った時、アスカは生まれて初めて、こいつとなら馴れ合えるという小狡い安心感を持つようになっていたのだった。
 いわゆる共犯者意識だ。
 シンジに対する、そしてユイに対する後ろ暗さが、少女にライバルへの連帯感を覚えさせていた。
 同じ男に床惚れしてしまった、道ならぬ恋ならぬ、欲情の共有。――いや、これは既に恋なのだろうか。
(……今は、考えなくていいことだわ)
 あえてアスカは気付きかけたことから意識を背ける。
 そして、いよいよ募る期待を胸に、ゲンドウに聞かせるための喘ぎを上げた。
「ンぁ、ああ、あああ……。おじまさぁぁ……!」
 ぐちゅぐちゅと、どれだけこのアスカという女の子がそこを貫いて貰うことを待ち望んで、いやらしく濡らしてしまっているのか知って欲しいと音を立てさせた。
(ああん。これじゃ……挿れられない、からっ)

570引き気味:2016/06/26(日) 20:59:32 ID:tLpU34LI0
なんかこう、久し振りに書くと、これまでの設定を見直すような文章を延々織り込んでしまうパターンが多い気がしますね。
サイトどころかこんな僻地BBS、わざわざ覗いてくれてる人間なんて数も知れてますし、とうにこのシリーズの設定なんて承知の人たちでしょうに。
もっとこう、簡素なテキストをぽんぽんぽんと景気よく連打して、軽快に展開する書き方でいった方が書く側も読んでくれる側も楽しくなるような気がしますな。

夕飯食ってまったりして、また書き足すか他の書くかしようかしらん。

571コウイに値する名無しさん:2016/09/11(日) 21:54:01 ID:nJ4.oLfc0
虫の音を聞きながら、ススキの原っぱに隠れてある野天湯の中で
月に照らされながら駅弁スタイルでレイを犯すゲンドウとレイに
嫉妬しながら自分の番が早く来るようにとゲンドウのアヌスに舌を
這わせて刺激するアスカの姿を想像しました

572引き気味:2016/10/02(日) 22:35:15 ID:xFh7KWpE0
>>571のカキコとか、季節からしてそういう青姦もええかなーと思って書き始めるんですが、めっきり書くという癖がなくなりかけているもので、例によって本番前で止まっちゃうんですよね。
……せっかく思い浮かんだ台詞とか、使わない内にまた揮発しちゃうのもなんだかなーと思うので、細切れにでも書いとこうかと思いますが。

573引き気味:2016/10/02(日) 22:35:25 ID:xFh7KWpE0
 アスカは幼馴染の碇シンジに惚れている。それも、中学二年生のくせにバージンを捧げてしまうぐらいに。
 今では、そんな歳で処女喪失なんてしてしまって――というレベルの話ではすまない程に経験を重ね、学業、スポーツ万能の優等生として振る舞う一方、爛れきった性生活を送るようになってしまい、もう気持ちを隠しもしていないのだが。かつては「出来の悪い幼馴染」だと、シンジのことについて主に女子生徒などから訊かれたアスカはそう答えていた。
 自他共に認める意地っ張りな性格である。
 面倒をみてやっている。放っとくと、いつも朝寝坊して遅刻してしまうから。そんな言い訳をして、マメに毎朝、少年を起こしに通っていたのだから、誰の目にも底意は知れていたわけだけれども。

 ともあれ、その頃からは生活が一変してしまった現在。仮に彼女が真っ正直に自己プロフィールを申告したとしたなら、念願叶って「碇シンジのガールフレンド」という肩書きを得たのと同時に、「碇ユイの雌猫レズ生徒」だとか「ムサシ・リーと浅利ケイタの予約済み妊娠奴隷」、「悪ガキ達の共有肉玩具」、「相田ケンスケと鈴原トウジのセックスフレンド」だなどという余計な記述まで付け足されているだろうこんな状況でも、まだその習慣は続いていた。
 少年の朝寝坊を防ぐためというよりも、朝駆けでベッドに潜り込んで、寝ぼけ眼のボーイフレンドに自分という発情した雌猫の体臭を擦り付けるために。
 低血圧で顔色がいつも悪くて、起き抜けは普段に増して寡黙で、朝からアクティブなアスカとは正反対でいるくせ、ちゃっかりと抜け駆けしてみせることには長けた恋敵に先んじるために。

 そしてその朝、碇家の扉を合鍵で開けて中に入ったアスカは、この時点で自分が今朝は出遅れたこと、シンジの部屋で展開されているだろう睦みごとの面子に察しがついていた。
 どんなに乱れた夜を過ごしていても、一家の主婦として朝の支度を疎かにしてみせることのないユイ。
 今朝は彼女が出迎えてはくれなかった。
 そして玄関にはムサシだのケイタだのの、ユイの幼い愛人たちの靴は並んでいない。
 それじゃあ――と、食卓で新聞を広げているゲンドウに挨拶をし、リビングを抜けて、シンジの部屋に行ってみれば、ベッドの中で汗にまみれた肌もあらわに絡み合っていたのは、察した通りの組み合わせ。ユイとシンジの母子に、親戚として殆ど実の家族も同然に家に出入りしているレイの姿だった。
 シンジが実の母親であるユイとセックスに興じていようと、アスカにとってのライバルであるレイを組み敷いて腰を振っていようと、そんな真っ最中に出くわしたところで今となってみればショックを受けるものでもない。
 ただ、偶に引いてしまうこともあるのだ。彼女自身、人にまじまじと見られてしまうのは勘弁してほしいと思うようなプレイに耽ったことがいくらでもあるにしても、そんな自分のことを棚に上げて。
「うわぁ……」
 ドン引きだわ、と。他でもない、自分のボーイフレンドに向かって、白い目を向けてしまう時が。

574引き気味:2016/10/02(日) 22:36:04 ID:xFh7KWpE0
「あぁ……。綾波……」
 ハァハァは鼻息も荒く、シンジはレイの開いて見せている股ぐらの奥に顔を突っ込んでいた。
 しかし、口を使った愛撫も含めて一切の手出しはしていないようだった。
 シーツに両手をついて親戚の少女ににじり寄る彼には、傍らから母親がぴったりと寄り添ってしきりに囁きかけている。手を出してはダメよ。今は我慢なさい。そういったことを繰り返しては、代わりにと言うべきなのか、息子のいきり立った股間に手を差し伸べ、しごいてやっているように見える。
 母親の繊手に絞り上げられシーツにボタボタと滴り落ちるシンジの先走りの量ときたら。妙なたとえだがユイの手つきと言いまるで乳搾りされている最中の乳牛のようにも見えた。
(……なによ。レイのあそこなんて、今更いくらでも見慣れてるくせに)
 面白くない。そうアスカが感じるのは、単にシンジと朝から淫らに戯れようという目論見を邪魔されてしまったからでも、後から混ざるという余地もすでに残っていないように見えるからでもなかった。
「ああっ、綾波! 綾波ぃ〜」
 熱っぽく言い募るシンジの様子が尋常ではなく、血走った興奮の眼差しで見つめられるレイの嬉しそうに頬を染めた顔が、気に食わなかったからだった。

 ◆ ◆ ◆

575引き気味:2016/10/06(木) 01:06:59 ID:pTbw9AWM0
続きを書く前に、思いつきをキーボードに叩きつけていたらこの時間。
……今日、ほとんど定時で上がってきたんですぜ…… ('A`)

576引き気味:2016/10/06(木) 01:07:12 ID:pTbw9AWM0
「それじゃアスカちゃん、悪いけれどお願いね」
「はい、おばさま。気をつけて行ってきてください」
 アスカに声をかけたユイがぱたぱたと出掛けていく。そうすると、後にはコンロに掛けられたヤカンが吹く、規則正しい湯気の音だけが残った。
 ダイニングテーブルの上には急須とポット、そしてお茶をまだ入れていない湯呑みがその側に一つ。それだけを前にして、椅子にぽつねんと座っていたアスカだったが、たとえ他所のお宅だろうと幼い頃からこれだけ通い慣れていれば、もう一人で残されても居心地の悪さなど感じはしない。
 暫くして、沸騰しかけていたヤカンを気にしたアスカは、お茶をすするのをやめて席を立った。
 そうしてコンロを止め、ポットにお湯を移していると、浴室やトイレとの間のアコーディオンドアを開けて、ゲンドウが姿を現す。
 寝間着代わりにしているグレーのスウェット姿。新聞を片手にしている。出かける妻の見送りもしないで、こもったまま隅から隅まで時間を掛けて読んでいたというわけだ。
 仮にも国の機関の一つの長を任された男の、自宅でのだらしない姿だった。
(おじさまったら)
 もうっ、と声にならないため息をつきながらお湯を注ぎ終えたヤカンを片付ける、システムキッチンに向かうその後ろ姿。アスカ自身は気付いていただろうか。良くユイに似ていた。
 歳格好がまるで違えば、髪型から髪の色もまるで別。肌の白さにしても、そこはやはり白人の血を引く少女。純日本人のユイとは全然違うのに。

「おはようございます。おじさま」
「…………。……うむ」
 何を黙って突っ立ったままだったのか。少し待ってやっと返って来た、むっつりとした声だったが、これがゲンドウの普段通り。別に機嫌が悪いわけではない。
 アスカも今更特に気にしたりはしない。
 それでも振り返ってみて、ゲンドウが腰掛けようとしていたのが、いつも自分が使わせてもらっている席の隣だったのを目にした時は、アスカは少なからず戸惑ってしまった。
 もう十年も近所付き合いをして、一家の一人息子の幼馴染をやって、頻繁に家にも出入りしていれば、間違えることはない。アスカが湯呑みを置いていたのは、いつも碇家の夫婦が並んで座っている席の向かい側。今、ゲンドウが背中を向けて腰を下ろし、ポットの側から手繰り寄せた湯呑みをお茶を注いでいるのは、普段ならシンジの指定席なのだ。
 つまり、そこでゲンドウがお茶をすすり始めてしまうと、テレビの音も流れていない静かなキッチンに、他にも席はあるのに並んでぴったり肩を近づけ、ただお茶をすすっている二人という構図になる。

「…………」
「…………」
 ずっ、ずずーっと遠慮なく音を立てる、いかつい顔の中年男。ゲンドウぐらい長身の大人に隣に座られてしまうと、アスカはいかにもまだ背丈の伸び切っていない、十四歳の子供でしかない。
 西洋での暮らしが長かった母親の薫陶を受けてなのか、それとも緊張しているからなのか。声を潜めているかのように静かに湯呑みを傾けては、音を立てないようにテーブルに置く。
 ゲンドウは持ってきた新聞をもう読みもせず、脇に折りたたんだままにしていた。
 それでずっと黙ったまま。
 ただ朝の時間をまったりと過ごしているだけなのかと思えばそうではない。実はそうではない。
 ふふっ、と最初に吹きこぼしてしまったのはアスカだった。
(おじさまったら……)
 わざわざ隣に腰掛けてきたゲンドウが、湯呑みを手にちらちらと向けてきていた視線に気づいていたからだった。

577引き気味:2016/10/06(木) 01:07:29 ID:pTbw9AWM0
 テーブルとの間に見えている、短めの迷彩柄のスカートから伸びた太腿だの、白地に赤文字で胸元に大きく「TOKYO-Ⅲ CITY」と入ったアスカのスウェットの襟ぐりの奥、長身のゲンドウの目線の位置だからこそ覗ける、鎖骨のラインやブラジャーの布地だの。
 いつもの仏頂面のくせに、自分の息子と同い年の女の子の際どい部分の肌を、ちらちらと気にしている。
 ――それもそうかもしれない、とアスカは思ってしまうのだった。
(だって、そうだもの)
 この、三十歳以上も年齢の離れた男からしてみれば、だ。ただアスカがそこに立っていただけでも、そうとだけの光景として目に映るには留まらないのだろうから。
 細いうなじから覗く肌や、少年とまだそこまでラインの変わらない膝小僧から伸びて、丈の短いスカートの奥に消えた健康的な脚線美の先だとか。それらが――もう知ってしまっている「その先の全部」に繋がっているものとして、まずそう見えてしまうのだろうから。

 以前だったら深刻な嫌悪感を伴っただろうその推測を、アスカは奇妙なほど核心を持って思い浮かべることが出来た。
 アスカはもう、ゲンドウの前ではただの女の子ではないのだ。一人の女なのだ。
 天を向くほどにいきり立つ逞しいペニスを見せつけてきたゲンドウに犯されて、一晩でシンジとのセックスの軽く二倍、三倍は気をやらされるねっちりとしたテクニックの前にすっかり参ってしまった結果の、ずるずると続いてしまっている危険すぎる火遊び。ボーイフレンドの父親との、あまりに歳が離れた秘密の愛人関係だ。
 だからだろう。決して、ゲンドウの視線は不快ではなかったのである。
 これも、何もかもをもう征服されてしまった女だからこそ、男に対して通じてしまう理解なのだろうか。

(いいわ、おじさま……)
 アスカはそっと応じてみせる。サインを返してみせる。
 湯呑みをテーブルに置いて、手を下にやる。椅子に腰掛けたまま、スカートの裾をたくし上げていく。
 ゲンドウの視線が帯びた熱が高まっていくのを感じて、ドキドキと胸を高鳴らせながら。静々と、白いショーツに包まれた股間が見えてしまうまで。
 そして、自然な形で伸ばしていた背中を背もたれにくたっと預けて、脚を開く。
 アスカ的に下品になりすぎない程度に、ちょっとずつ、ちょっとずつ――そんな控え目程度の開き具合から、結局はゲンドウの無言の催促に応じていったような格好で、大胆な大股開きにまで。
 テーブルの下だけではない。スウエットの首元にも襟が伸びてしまうのも構わず指を引っ掛けて、大きく中が覗き込める隙間を拡げてやった。
「……ぁ、ああっ……」
 ゲンドウにじっと視姦されている。それだけでじんわりと、アスカの股間も熱を帯びていく。
「おじさま……」
 頬を恥ずかしげに染めながら肩を傾け、四十路男に身をすり寄せていってるのは、可憐な金髪美少女の方。
 男の方は、お世辞にも渋いともダンディなとも言えない、髭面のヤクザ風味。息子のガールフレンドの筈の少女に手を出して、妻が実の娘も同然に長年可愛がっている少女を毒牙に掛けて、そのアスカが、早熟な興奮の徴で下着のクロッチに滲み出すように染みを作っていく様子で、口元をいやらしく緩めている。そんなロリコン中年でしかない。
 それなのにアスカは、名前を呼ばれただけで嬉しそうに微かに身震いして、下着を股間から横にのけてやりさえした。
「ンあ、あんっ……おじさまっ」
 こくんと一つ、健気に頷いて。髪と同じ紅茶色のアンダーヘアーが生え揃いだした秘所を、白いクロッチ生地の覆う下から晒して、直に男の目に覗き込ませて。言われもしない内からそれが心得た作法であるかの風に、逆さの∨サインのようにした指先を使い、初々しいピンク色の小陰唇をまで「くぱっ」とくつろげて見せさえ――してしまった。

578引き気味:2016/10/06(木) 01:07:41 ID:pTbw9AWM0

 そうして、息子の知らない間を利用して、大人の男のサイズを挿れられてもちゃんとアスカが肉の悦びに喘ぎ悶えられるようにしてやった膣口が、期待の愛蜜に潤いだす所を堪能して。ゲンドウは、
「ね、おじさま……。おじさまったら、もうっ。もう、おじさまぁ……」
 指一本触れられない内に興奮しきって焦れたアスカが、潤んだの瞳の上目遣いでねだってくるのに、やっと頷いてやったのだった。
 座ったまま席を引いて、アスカがそこに跪くための場所を空けてやったのだった。
「ンンぅ、んン! 凄い……。おじさまったら、おばさまが出掛けていった途端、アタシにこんなに大きくして……」
 アスカがいかにもワクワクといた貌でズボンとブリーフを下げていくと、勢い良くそそり立つのがゲンドウの猛々しい剛直怒張。アスカの小さい手のひらでは、片手だけでは掴みきれないぐらいに太い幹からは、強烈な牡臭が立ち上る。
 決して良い香りとは言えるものではない、その臭いに、アスカはくらくらと来てしまう。じっとりと濡らしてしまっている股間がまた疼いて、自覚できるほどにクリトリスが固くなっていく。
 だから、嬉しい、と。その可憐な唇でのキスを、躊躇いもせずにゲンドウのドス黒い色をした屹立の先端、膨らみきった亀頭に、見舞っていく。
 そうやって愛情たっぷりのフェラチオ愛撫を捧げた十四歳の少女は、置きっぱなしの湯呑みの中身が冷え切ってしまう頃には、もうすっかり全裸にされてしまっていた。
 テーブルに手を付いて精一杯に持ち上げたお尻を捕まえられて、ばさばさと長い髪が宙でうねるほど首をのたうたせられるゲンドウの荒々しい腰遣いで、甘美な官能の只中に溺れさせられてしまっていた。
「ンン゛ン゛ゥッ! ングッ、ン゛ッ、ン゛ン゛ーッ! ……んンン゛ン゛ン゛ン゛!!」
 唇の端から顎の先までには、最初のフェラチオ奉仕で飲まされた白濁射精の飲みきれなかった分が伝う。
 『フンッ』とゲンドウが、アスカの青い乳房を後ろから鷲掴みにして揉み立てれば、痛いほど尖りきった勃起乳首を潰された少女は、サファイアブルーの目を剥いて、悩ましく悲鳴を上げようとする。
 けれどそれは、口の中で噛み締めているアスカ自身のショーツに阻まれて、おかしなくぐもり声になるだけだ。
「……シンジに聞こえるぞ」
(イヤッ、イヤッ! そんなこと、こんな時に言わないでぇ……!)
 あまり大声を上げてしまえば、休日であることと前日のスポーツ大会の疲れを言い訳に、起こしに来たアスカを追い出してまでの二度寝を貪っているシンジが起き出して来かねない。そんな理由で口の中に下着を押し込まれてしまう直前までは、『頭が、もうあたまが――おかしくなるのぉ……!』と、すっかり肉の悦びに狂ってしまっている有様だったから、懸命に振りたくっている桃尻の奥をさんざんゲンドウに突き回されようとも、肉の快楽に充血しきった乳首やクリトリスをゴツゴツとした大人の男の指で苛められようとも、痛みすら快感に換えてしまえる境地に達してしまっているのは、間違いない。
(ああ、もっと……もっと深く。もっとちくび……痛くして、アタシを虐めてぇ……)
 シンジの名前を持ち出される度、首を振りたくってその名から逃げようとしていたものの、逃げ込む先は常にゲンドウにもっとをねだっての、より深い背徳セックスの泥沼だった。

579引き気味:2016/10/06(木) 01:07:58 ID:pTbw9AWM0
「――ンンフッ! フッ、フゥゥゥ……ッ!!」
 つま先から耳たぶに至るまでの西洋系の白い肌を真っ赤に染めて、セックスの激しい運動に汗だくに。それで口を塞がれてしまっている以上、肉体がアスカに要求する全力の息継ぎは、すべて鼻から吸い込み吐き出す必要がある。小鼻は膨らみ、鼻水すら垂れ、悦がりよじらされる眉根の様子とも相まって、プライドの高いアスカなら平素であれば自分で直視するのは不可能な域の乱れ貌だ。
 その壮絶でさえある醜い歪み方。アスカが将来有望な美少女であればあるほど、大人の男の手で目覚めさせられた牝としての横顔が、決定的にもう少女の本質の部分が穢され、変質させられてしまったことを露わにしている。
「フッ、フ、フンン゛ッ、……ン゛ぁんんんッ」
「ふんッ、ンっ、ン! ひどい、顔だな……っ、アスカ君」
「ンン゛ッ!? ンン゛ン゛ッ! ンン゛ン゛ーッ!」
「シャワーを浴びねばならんか……。とはいえ、うちにはシンジがいるからな。仕方がないから、後で私がどこか適当なホテルに連れて行ってやろう」
 無論、こんな無残な様になっている少女を連れて、見咎められずに入ることが出来るホテルなど、種類がひとつに限られている。
 同じ屋根の下に、ボーイフレンドの少年がいる。だから口枷など咥えさせられて、思い切り悦がり声を上げることも出来なくて――。
 あと一歩の部分に我慢を続けていなければならなかったアスカが、最後のネジを吹き飛ばすように性感の制御を放り捨てたのは、この瞬間だった。
 この後でも、またゲンドウにセックスをしてもらえる。今度は何一つ我慢しなくて良い場所で。
(――思いっきり! ……ああ! ああっ! あああっ!)
 嬉しいっ。アスカの頭の中には、シンジの顔もユイの顔も残っていなかった。ただただ、膣に迎え入れたゲンドウのゴツゴツとした肉竿に、入り口から奥までを限りなく繰り返すピストン抽送で可愛がってもらえる、その歓喜で有頂天になっていた。

 最後はテーブルの上に大の字にさせられ、テーブルの縁で開いた両脚を抱え込まれての深々と子宮口までの串刺し射精。
 成熟しきらない膣壺を、白濁のマグマ噴流でぱんぱんに満たされた刹那の、イキ狂いそうな絶頂だった。
(ダメッ、らめぇっ! また、またイッちゃう!! おじさまの……おっきい、おっきぃおちんちん。アタシの、オマ×コ――イッちゃぅぅぅッッ!!)
 『ン゛ァアアッ!! ングッ、ン゛ーッッッ!!』という家中に響きそうだったアクメ声。それも無事に、ヨダレでぐちゃぐちゃになってしまったショーツに吸い込まれて。
 絶頂中の一際ひどい痙攣からやっと開放された頃の彼女が、だらりとテーブルに放心しきった横顔を転がしたその後、ゲンドウの手でそのショーツはひっぱり出されたのである。
 べちゃりと床に落ちた自分の下着のとんでもない有様に、正気に返った後のアスカはひどく赤面して、裸のまま真っ先、服を着るよりも先にそのポケットに押し込んだのだった。

580コウイに値する名無しさん:2016/12/11(日) 06:53:38 ID:hzWMaNl.0
大人の体験学習としてクリスマスのイブイブにゲンドウに連れられてラブホ体験なんてどうでしょうね
どこの誰とも知れないカップルと一緒に空室待ちとか

581引き気味:2016/12/14(水) 00:33:09 ID:c0szNlww0
……あかんですね。
ラブホで空室待ちとか、しかも他人様と居合わせるとか。
エロいシチュに妄想膨らませる前に、死ぬほどのいたたまれなさしか思い浮かんで来ませんですた。
空いてない? んぢゃあ、他行くか。で脳内シュミレートが終わってしまったという……。

しかし、このシリーズは基本的に学園エヴァ設定でやってますけど、本編版の第3新東京市だとラブホテルってどんなご当地情緒があるんでしょうね。
非常時にジオフロントに収納されるあの特一等地エリアの高層ビル群内には、さすがにラブホなんて無いと思いますが、もしもと考えるとエロとはもはや関係ない方向でしょうもなくかつスリリングなヒトコマが展開されるのやも、とか考えてみたりして。

582引き気味:2017/01/09(月) 18:31:18 ID:mZ5VIRGc0
 明らかに異常である。自分は異常な衝動を抱え込むようになってしまった。
 アスカはそう自覚するようになっていた。
 遂に抑えきれぬ衝動に突き動かされるまま真希波マリの口車に乗ってしまったのが、頭が冷えてしまえば自己嫌悪で塞ぎ込むしか無い、そのトドメだった。

 自分だとバレないように段ボール箱に体を突っ込んで、お尻だけ突き出して抱いてもらうなどという恥知らずな真似。それを、こともあろうにあれだけ日頃馬鹿にしていた鈴原トウジや、嫌っていた相田ケンスケとのセックスを体験してみたいがために実行してしまった――。
 罪悪感と自分自身への失望に囚われつつも、しかし一時の情熱だったと呼んで振り返るには、まだあまりにも鮮烈な記憶。
 鈴原トウジの、普段の馬鹿っぽさから想像したままに一本槍で自分勝手だった――しかし荒々しい腰遣い。
 相田ケンスケが施してきた執拗なクンニリングスに、はしたない声を上げさせて正体を確かめてやろうという意地悪な愛撫、言葉責めの数々。
 うかつに脳裏に蘇らせようものならば、それだけで未だにアスカから平静さはたちまち奪われてしまう。

『――なるほど』
 布団を被った薄暗い中で握りしめたスマートフォンの小さな画面の中、男は頷いた。
 それなりに歳を取った男のものにしては、少し甲高い声だ。
『顔を見ずとも、声を聞けば分かるよ。きっと君は今、耳まで真っ赤になって――そして、胸を高鳴らせているのだろう? 嫌っていた筈の同級生たちに犯される真っ只中で味わっていた、その快楽を、リアルに思い出してしまって』
「……っッ」
 いいえと、そう言い返そうとした。
 これに頷くなど、アスカにはとんでもない話であるからだ。
 で、あっても。この、ユイにも打ち明けられない悩みの相談相手として、これ以上ないとマリが太鼓判を押して、そして紹介してきた人物だったのだ。事前に何度もマリは念を押してきたし、自分でもそれが必要だと分かっていたから、正直に、ほんとうに正直に話して聞いてもらうつもりだったのである。
 加えて、こちらの身元は一切明かさず、顔もこちらだけ映さないビデオ通話などいう条件にも快く応じてくれた相手であるし、親身になって相談に乗ってくれ、渡りをつけてくれたマリの手前もある。
「…………」
 三秒、四秒。たっぷりと躊躇って、何度も口を開けては閉じてを繰り返して、そしてアスカは正直に頷いた。
「……はい。その通り、なんです」
 事実、アスカの頬は火照りきっていた。胸の先がひとりでに硬くなって、パジャマの下の肌着に擦れるだけで疼いてしまっていた。
 はいと答える間にも、頭の中でまざまざと蘇ってしまっていた。鈴原トウジの勃起させたアレが、ダンボール箱に潜り込んだままのアスカがお尻ごと突き出した秘唇を割って、一息に膣内に潜り込んできた瞬間の、怖気立つ背徳感まみれの貫かれ心地、犯され心地が。
 それもまた促されるままに正直に、あけすけに伝える。

583引き気味:2017/01/09(月) 18:31:38 ID:mZ5VIRGc0
「本当のことを言うと、凄く怖くて……。あの部屋も、ダンボールも、別に寒いわけじゃなかったのに手も膝もひどく冷たくて、ガタガタ震えていたんだけど、だけどアイツのオ――、あ、アレが! アレがお腹の中に入ってくるのが、すごく熱かったのを覚えているの」
 相手はこちらの顔が見えていない。普段の生活で関わることもなければ、ユイに連れられての交流があるグループ内の人脈に直接繋がる人物でもない。
 そうと思えば、だったのだろう。
「最初に私を犯してきたのが、その、鈴原ってやつで。そいつとの間のことは怖い、怖いって考えてたこととそれぐらいで、はっきりとしたことは全然思いだせないのに……。でも、その熱い……オチンチンの、すごく熱くて、乱暴だったってことだけ、何度ももう考えないようにしようってしても、またどうしても思い出してしまうんです」
 男は日本人にしては鼻が高いし、やはりマリのツテである以上、ひょっとすると海外の人間なのかもしれない。それぐらい、自分を知るはずのない相手だと思えばこそ、アスカは重たい口を開くことが出来た。
 一度告白を始めてしまえば、押しとどめていたものが吐き出されるかのように何もかもを、隠そう隠そうとしていた心の裡を話し聞かせてしまえた。
 そうして、ひとしきり続いたアスカの懺悔のような告白。それを男は、チェーンのついたメガネを玩びながら頷き頷き聞き終えると、静かに言い聞かせてきた。
「君は、自分がしたことを悔いているのだろう? 許されないことをした。やってはいけないこと、二度と繰り返してはいけないことをしてしまったのだと」
「……はい」
「だが君は、そうでありながら忘れられずにいる。忘れられない程の夢見心地を味わった、その許されないセックスを――また望んでしまっている。そうなのだろう?」
「でも、ですけどっ」
「左様、許されないと思うのは当然のことだよ。秘密にして、隠さねばならないと君は考えている。……何故かね? 君の大切な人たちが悲しむと考えているからだろう? そして失望させてしまうと」
 ユイなどは、かえって喜ぶだろう。ムサシやケイタも失望はしまい。しかしシンジはどうか。おかしな性癖に目覚めつつあるような気配があるから、ひょっとすれば幾らかは違う感情を持つのかもしれないが、しかし平気ではいられまい。
(アイツ、自分の友達にアタシまで抱かれたって知ったら……。ユイおばさまを奪われて、ショックだった筈なのよ。だからあんなことを始めた……。もし、もしアタシのことまで知られちゃったら)
 心配する気持ち。そして、知ってしまったあの少年がどんな顔をして自分を見るのか、恐ろしいと思う気持ち。
 アスカが立ち竦んでしまう一番の理由だ。
 おかげでここ暫く、まともに顔も見られないでいる。
 ユイはとっくに気付いているだろうから、どうして? と訊かれてしまうまでに解決してしまわなければならないという、焦りもあった。
 だからマリを頼った。
 そして、彼が自分に伝えようとしている言葉から耳を離せない。
「願うままに自分でしでかてしまったことなのに、周りには知られたくはないと保身を考えるのを、君は自己嫌悪せざるをえまい。だが、それを何故咎めねばならないのだね?」
 男は言った。
「それは愛だよ」
 思わず戸惑ってしまう言葉。
「大切に思う者達を傷付けまいと願う、その気持ちは間違いなく愛でしかない。彼らを失望させまいと、秘密にしておこうとする――それも愛だよ」
「愛、ですか? でも、アタシ……」
「隠し事をする自分を卑怯だと考えてはいけない。相手を思いやってのことなのだから。自分の立場を守ろう、そして世間体をとも言おうべきか……対面を気にして、今までのイメージを崩すまいとするのも、それは自分のことが大事だからと見えて、それだけではないのだよ」
 君は気付くべきだ。男は上目遣いのままカメラに向かって身を乗り出し、アスカに語りかけた。
「自分の欲求に従って行動したに過ぎないのだから、過剰に自分を責めてはいけない。願うままに振る舞うことを、自分に許してあげたまえ。それもやはり、愛なのだからね。そう、自分を愛するということだよ」

584引き気味:2017/01/09(月) 18:33:27 ID:mZ5VIRGc0
要は、アスカさんの覆面状態での食い散らかしまくり試しまくりビッチシチュ成立のための胡散臭い理屈盛り込もうとして、そこに「それは愛だよ!」という電波ワード使いたくなって書いてみたら――という、落下地点喪失テキストなのれした。

585引き気味:2017/04/14(金) 22:34:03 ID:jtfp1/DI0
 決して短いわけではない年月が流れたはずだった。
 あの醒めぬ淫夢に囚われていたような日々から、十年。久しぶりに第3新東京市に戻ったアスカは、母と暮らした頃そのままに残されているコンフォートマンションの旧宅を訪れていた。

「……いやね。空気を変えなくちゃ」
 スン、と鼻をかぐと、淀んでいた空気がことさらに彼女の鼻孔を刺激する。
 大輪の花を咲かせた薔薇のように艶やかな美女へと成長を遂げていたアスカは、家具も殆どそのまま変わらないでいるリビングを見渡す内に、しかし懐かしむようではなく次第にその美貌を顰めていった。
 口元へ手をやって覆い、そのままベランダに通じるガラス戸へと歩いていく。
 長く閉ざされていたままだったを窓を開け放ち、蒸すような暑気がカーテンを翻すのを受け止めてようやく、人心地が付いたように。
 そうして長いブロンドをうなじで掬い上げて一纏めにゴムで束ねると、アスカは片付けの前にまず、母が使っていた部屋、自分の部屋と、次々に窓を開いて新鮮な空気を取り入れていったのだった。

 ◆ ◆ ◆

「それで、こんな時間になるまで?」
 呆れたように、青年はアスカに向かって肩を竦めてみせた。
「まぁ、顔を合わせ辛いってのは想像出来るからさ。久し振りなのに俺に連絡もくれないってのは、分かるけどさぁ」
 であれば、とっとと用事を済ませて帰っちゃえば良かったんじゃないのかと、そう言ってどっかとリビングのソファーに腰を下ろし、図々しくアスカの隣にぴったり寄せて肩を抱く褐色肌の若者は、ムサシ。あの、アスカの首ぐらいまでしか背の届かなかったちびで、そのくせ余計な知恵の回り方だけは悪辣だった悪ガキ小僧ももう大学生だ。なにかのスポーツで鍛えているのか、ポロシャツの前を持ち上げる胸板は分厚く、そして掃除のしやすい軽装に着替えていたアスカの肩に回された腕にも随分と逞しさが備わっていた。
 もうこうなると、女の細腕で簡単に押し返せる体格差ではない。
「どっか抜けてんのは変わってねぇんだな。……すっげー美女になったってのに」
 ニヤッとご機嫌に笑うムサシは、膨れっ面のアスカの美しい髪を一房掴まえて顔を寄せ、『いい匂い。香水付けてんだな。オトナじゃん』と、変わらずあの馴れ馴れしい口調で今も「姉」と呼ぶアスカを賞賛した。
「それとも――俺を待ってた?」
 そう、耳元に近づけた口で囁くように息を吹きかけ、
「ちょっと……!」
 顔を背けて藻掻き嫌がる年上の美女を、一息にソファーに押し倒す。
「アンタ、もうあの頃とは違うんだから! 退きなさいよ……!!」

586引き気味:2017/04/14(金) 22:34:21 ID:jtfp1/DI0
「うっそだろぉ」
 笑って取り合わないムサシだ。
 今や軽々とアスカの押しのけようとする腕をねじ上げることが出来る。
 純粋に力ずくだけであっても、この青い目を怒らせる美しい女を組み伏せることが出来るようになった。
 そして、怒らせればとにかく手の早い先輩女だった「アス姉」も、男の腕力には敵わない、ただの弱々しい女に過ぎなくなったのだと実感出来るのだ。
 純粋な力関係のこの逆転が、ムサシには愉しくてしかたがない。
「嘘つくなよ、アス姉。アンタは俺を待ってたのさ」
「……なによ、いい加減なことを……言わないで」
 腕まくりをしていたブラウスのボタンをプツプツと外されていき、露わにされてしまった赤いブラジャーの、高級さがケバケバしさになっていないセンスの良さを褒められている間も、アスカは一応は自由な方の腕を奮ってムサシを自分の上から退けようとは頑張ってみせていたのだ。
 けれど、すぐにそのブラジャーも押し上げられ、純粋な西洋人以上に白く輝く乳房が剥き出しに、あの頃のままのいやらしい手つきで揉みこねられ始めてしまうと、アスカの抵抗はただ顔を背けてムサシとは目線を交わさないようにする、それだけになっていた。
「レイ姉ちゃんには連絡入れてたんだろ? だったら、そんな見逃せない話、俺のとこにもすぐ回ってくるって、頭の出来の違うエリートさんには想像が付いてたはずだぜ? 俺が飛んで来るに違いないって、アス姉は期待してたんだよ!」
「し、知らないわ……」
「レイ姉ちゃんと俺達が今も続いてるって、知ってるくせに。……聞いてんだろぉ?」
「ああっ、いやっ。摘まないでぇ!」
 女としての成熟の時期を迎えたアスカののやわらかな肢体を弄ぶ内、急速に昔馴染みの「いじめっ子」の目付きで顔を輝かせはじめたムサシが、クォーター美女の豊満なバストの頂きで早々と屈服の興奮状態に陥っていた乳首を摘み上げたのだ。握り潰すくらいの乱暴さで。
 たまらず声を放つアスカだが、決して苦痛だけの喘ぎではない。
「もう今のレイ姉ちゃん、ココだけじゃなくってさっ。俺達のプレゼントしてやった牝奴隷ピアス、マンコにも付けちゃってんだって。自慢されて堪んなくなったから帰ってきたんだろ? ……ほらぁ、アス姉も気分出してビンビンにチクビおっ勃ててんじゃん!」
「イヤっ、イヤぁぁっ。そんなぁぁあっ」
 サファイア色の目に涙を滲ませ、敏感な乳首を虐められる苦痛に暴れるアスカと、その悲痛な声からはっきりと――かつて子供ならではの残酷さでムサシがさんざんに取り返しのつかない調教を施したマゾ奴隷美少女の名残りを嗅ぎ取ったムサシは、やがて一塊となってリビングの床に縺れ込んでいた。
 力の抜けきった躯を横たえられたアスカは全裸に剥かれている。
 フローリングの床との間にあるのは、ムサシがバスルームを探して残されていたのを見付けてきた一枚のバスタオルだけだ。
「……ぁぁあ、ぁっ、ぁ……」
 あの頃のユイにも負けないむっちりとした女らしささえ感じられる太腿を押し開き、入念なクンニ愛撫でアスカを喘がせていたムサシが顔を持ち上げる。
「思い出すだろ?」
 ここで、と小学生から成人を迎えた長身の若者へと成長したムサシがリビングを見回す。
「こんな風に、バスタオルだけ敷いた上にアス姉とレイ姉ちゃん、並べてさ。俺のこいつで――」
「あっ! あっ! あっ! っアッッ!!」
 くにゅくにゅと歳上の美女の綺麗に手入れされたアンダーヘアーが覆う秘部に、いきりたった勃起ペニスを擦り付けて、

587引き気味:2017/04/14(金) 22:37:16 ID:jtfp1/DI0
先週末、書きだしたは良いものの、残業続きで追加は一週間出来ず、さらに今週末も休出で蒸発したためにすっかり心の前シッポも萎れてしまった供養投下。
というか廃棄 ('A`)

588コウイに値する名無しさん:2017/04/16(日) 11:14:14 ID:GLwhvyfo0
おおおおお 続きが読みたい 読みたい読みたいです!

って 廃棄ですかぁ T T

あ すみません 興奮の余りつい 書き込んでしまいました  これが初の書き込みです

589引き気味:2017/04/16(日) 22:12:31 ID:ZH.8aRSo0
興奮していただけたならなによりで。

てか、書いた当人なのにこれ、いつものイノセントタブー改変設定じゃなくて、昔々にまず書いたパラレルの設定前提にしてるの認識しとりませんですた。
要は、NTRなロストバージン体験してしまった過去持ち子ちゃんが成長して、一端の大人の女になったってーのにその思い出ネチネチ突かれながら同じシチュでまた寝取り男に頂かれちゃうの、エロくね?
というところからの走り書きだったんですが、いかんせん手持ち時間が枯渇気味でありまして。

GW進行のせいでもうクッタクタなんですわー。
今日も仕事だったわけです。
平日は地獄残業で休日もブラック長時間休出。
仕事中、発作的にこんな展開エロくね? 的なネタが浮かびもするんですけど、走り書き程度にすらどう時間を捻出したものか。
仕事は仕事で、さらには自分のGWのための支度もしなきゃならないという…… ('A`)

590コウイに値する名無しさん:2017/04/22(土) 08:55:52 ID:vz.H3UYg0
「あなたのことはそれほど」と言うドラマで主人公が結婚後に昔の男と再会して腕を掴まれてラブホに引っ張り込まれたけど
エレベーターを降りると男は付いてくるのが当然と言うように一人でさっさと部屋に向かい主人公も大人しく後をついて行くというシーンが
アスカもムサシに従うのが当然と言う思いが体に染み付いちゃってるんでしょうね
妊娠したとしてもどう選択しても後の処理に困らない年齢なっての肉体関係の復活
体力的に無理だった体位も可能になったムサシの肉体の成長
時間が取れた時で良いんで続きをお願いします

591引き気味:2017/04/26(水) 02:46:57 ID:npYXUDfA0
「思い出すだろ?」
 ここで、と小学生から成人を迎えた長身の若者へと成長したムサシがリビングを見回す。
「こんな風に、バスタオルだけ敷いた上にアス姉とレイ姉ちゃん、並べてさ。俺のこいつで――」
「あっ! あっ! あっ! っアッッ!!」
 くにゅくにゅと歳上の美女の綺麗に手入れされたアンダーヘアーが覆う秘部にいきりたった勃起ペニスを擦り付けて、ムサシは腰をスライドさせてみせた。
 亀頭のすぐ下から、裏筋を根本まで。ずいっと。
「――ァ、ぁぁぁぁン」
 思わず肩をしならせ鼻にかかった一声を放ってしまうアスカなのだけれども、それはただの前置きにしか過ぎない。
 直に擦り付けられただけ。
 久し振りのそことそれにとっての挨拶程度、まだ入り口に突っ込まれたわけでもないのに。
 だのに、
(ちっ、違うわ。あの頃のとも、全然……!!)
 ひいっ、とアスカは青褪めたのだった。
(こんなになってるだなんて!)
 それは、自分のクレヴァスの上をレールのように使って滑らされた肉槍の切っ先からの長さ、太さを、即座に理解させられてしまうだけの「前置き」だった。
 十年越しの成長を遂げたかつての悪ガキ坊主からの、一度は逃してしまった美しい獲物への通告だったのである。
 恐る恐る視線をやってみれば、竿の太さはスプレー缶ぐらいはありそうか。
 長さに至っては、あれだけ勢い良く彼女の割れ目の上を走っていっても根本までが一瞬では済まなかったあたりから察した通り。
 あれはなんだ。十年経てばこんなロングサイズに育ってしまうものだというのだろうか。
 立派な大人の女になった筈のアスカでさえ受け入れきれるかどうか、分かったものじゃない。
 ……ありえない。
 アスカが経験した中からでは、そうとしか他に考えの浮かべようがなかった。
(こいつ……ッ、マズい……!)
 成長したムサシがどれほど油断を見せてはいけなかった、危険な男だったのか、遅まきながらに理解したアスカではあったが、既に手遅れだった。
「ンぃ、ヒイッ……!?」
 軽くまた擦り付けられただけで、秘唇からはみ出した花びらが左右に引き毟られそうになって、ムサシが塗り込めた唾と自身で分泌させた蜜でにちゃにちゃにぬかるみきった入り口が顔を覗かせてしまう。
 そこらごと圧し潰されたクリトリスが暴力的な刺激に鋭く反応してしまう。
 見開いた瞳に飛び散る火花のごとき、快美の炸裂。
 蹂躙という言葉に相応しい真似をされてしまう、予感があった。
 それがまた薄ら寒く甘美な予感であったから、アスカは震え上がったのだ。
「……ぁ、ぁぁ……」
「へへっ」
 畏怖すら浮かび上がった瞳で見上げるアスカのおとがいを、雄の確かな自信を漲らせたムサシが指先で捕える。
 そして思い出させた。
「ここで、こんな風にして。俺達はあんたとレイ姉のはじめての男になってやったんだ」
「……騙し討ちみたいにして、だったじゃない……!」
「それでも、あんたらのバージンを奪って、あんたのここにはじめての血を流させてやったのは俺さ」
 ぐちゅっと聞くに堪えない淫らな粘音を立てて、戦慄に震えるブロンド美女の開ききった膣口に、褐色のペニスが添えられた。
 モデルばりの八頭身美女に成長したアスカに似合いと言えば似合いの長身で覆いかぶさり、ムサシが唇を奪う。

592引き気味:2017/04/26(水) 02:47:15 ID:npYXUDfA0
「い、イヤっ……ン、ンンン――ッ!」
 それと同時に、もう一度引き裂かれたかと思うほどに大きく拡張しながら、アスカの非処にバキバキにペニス全体を漲らせた獣器が没入していく。
「ンムゥぅッ、ンッ!? んぅぅグ、っハッ、あぎ――!! ぃ、イヤぁぁぁ〜!!」
 長く、時間をかけての挿入。
 それは、美女の真っ白な腹部を内側から食い破らんとして潜り込んでいく、黒い大蛇のようでさえあった。
「イヤっ、嫌よ! 放して。嫌なんだったら……!! こんなのは、こんなので犯されるのは……イヤぁぁぁ」
「へへへ、アス姉ぇ……。昔と同じ目に遭わされるぐらいで済むとか考えんなよ? 今の俺はさ、ほら、スゲぇだろ?」
「んぐぅっ!?」
 深く繋がりきった腰をグッとしゃくられた、簡単な一撃が、いともあっさりとアスカの脳裏に火花を散らすほど爆発的な感覚を呼び覚ます。
 内蔵を押し潰されそうな圧迫感なのに、そうやって胎の奥の深い、深い場所から、もう何年も感じたことのないような巨大な痺れが沸き起こってくるのである。
(マズい、いぃ……!)
 アスカはそれを知っている。
 よく知っている。
 さんざんに教え込まされのだ。この、眼の前の男に。
 そしてその、もう昔のことにしてしまって忘れたつもりだったアスカにとっては、思い出してはならないドス黒い感覚を急速に目覚めさせようとする、『グチュッ、グチュッ』と叩き付けるような抽送を送り込んでくる、オーバサイズのこの怒張は――未知の、しかし紛れもない最大級の脅威。
(知らない! 知らないッ!? こ、こんな大きいのなんて……。あ、アタシ……!!)
 ――逃げなければ。
 がくがくと手を伸ばし、懐かしい我が家のフローリングに、一縷の救いを探し惑う。
(逃げ、なきゃ……ッ)
 しかし無為にただ床を掻きむしるだけのアスカを組み敷いて、ムサシは次第に本腰を入れていく。
「ずっと待ってたんだぜ。アス姉をこうやって、また俺のものにしてやれる日が来るのをさ。ずっと信じて――」
 口元に浮かべているのは、こらえ切れぬ愉悦を刻んだ凶暴な笑み。犬歯を剥き出しにした、獣じみた笑い顔。
 さっきまでの強がりもどこへやら。狼狽も露わに、みっともなく涙を浮かべて逃げよう、自分を押しのけようとしている年上の女が、その癖だらしさなの変わっていない躯のちょろさっぷりで、既にして愛液を盛大に垂れ流す大歓迎をしてくれていることへの嬉しさだった。
「ほらぁッ、ほらぁ。アス姉ぇ!! あんたやっぱり、俺の女なんだよ。なんだよこれ、俺にベタ惚れのまんまなんじゃねぇか、このドスケベマンコときたらさぁ」
「勝手なことっ、言うな――ぁ、あぁ……!ぁ、ああぅ……! ……ッひっ!? んぎぃっ!? ンンン〜う゛……ッ!!」
 褐色の肌の若者の力強いリズムが、ブロンド美女のこじ開けられた太腿の付け根に見舞われる度、泣き声混じり、喘ぎ声混じりの拒絶が返されはする。
 だろうともしかし、華奢な裸身のアスカを床に磔にしてしまっているムサシの体格であれば、どんな抵抗であっても楽々封じ込めることができる。
 逃げられる心配は無いのだ。
 後はじっくりこの夜を使って、懐かしいオールヌードを披露してくれているアスカの躯に、思い出させていくだけでいい。
 余裕をもって、この美しい女がなんとか足掻こうとしながら自慢の剛直に屈服していくところを、愉しめば良い。
 アスカには本当に分かっていただろうか。かつて相手にしていたチビのガキ大将とは、この若者がもはや全く違う種類の、侮りをさえ宿した視線で彼女を見下ろしていたことを。
「懐かしいぜ。堪んねぇ〜。ビキビキくるぐらい締め付けてきやがるのに、相変わらずのこのドスケベマンコときたら、ヌルっヌルっの悦がり泣きじゃん!」
「知らないっ。そんなわけ……あるはずない、でしょぉ……ッ、おっ!? おおぅ……ン、ンングぅ……っッ! はなっ、放してぇ……」
 ムサシが一方的に締め付けを褒めるアスカのヴァギナではあるが、同じ時間だけ分とは思えない成長を遂げたムサシとでは、明らかにサイズ差が隔たり過ぎている。
 14歳の少女の頃のアスカにとっても、ムサシのペニスは大人並みの威容を誇ってはいたのだけれども、あの頃と同じに根本までずっほりと呑み込んでみせることが、今のアスカには出来ない。
 脂汗を額に浮かべて、無理やり感じさせられながら辛そうに泣き咽ぶのみだ。
「悪いね、アス姉。俺のチンポときたらちょっとばっかりデカくなりすぎちゃったからさぁ」
「アンタ、これの……ッ、ンぎっ、い゛っ!? ……ど、どこが、ちょっとなのよ!」

593引き気味:2017/04/26(水) 02:48:02 ID:npYXUDfA0
 ガニ股に近く思い切り大きく割り拡げられた太腿の付け根で、限界まで拡張させられてムサシを飲み込まされた結合部分では、潤滑油代わりの愛液がピストンの度に飛沫を上げている。
 一突きして抜き戻される都度に、米のとぎ汁のように白く濁った状態でぶちゅ、ぐちゅと、大量に掻き出されては来る。
 アスカが何だかんだと言いながら、感じてしまっている官能の程の証だ。
 であっても、ムサシの巨根ぶりが苦しいとというのも本当だろう。
「ンぎっ、いっ、い゛ッ、ひぎっ! ひふッ……!? ……だ、だめっ。もっと……おさえっ、抑えてぇ……」
「心配すんなよ。すぐに痛いのもキツいのも分かんなくなってさ、ワケ分かんないままイキまくるだけにしてやっから」
 青いサファイアのような瞳を白黒とさせて、ゾッとした表情を向けるアスカに、頬に貼り付いたほつれ髪を払ってやるムサシの手つきは優しい。
「まぁ、なんだ。俺の知ってる女どもは皆そうだったんだから、俺と体の相性ばっちりのアス姉だったら尚更確実じゃん? それにほら、俺の知らない間、アス姉が咥え込んでた野郎どもが何人だったかまだ聞いてねーけど、俺のデカチンの方が完勝だったって証明されちゃったわけだろ?」
 嬉しいぜ。
 うっとりとしてすら見えるひたむきな眼差しで見詰めながら、ムサシは囁いた。
 顔と顔の距離はまたキスを奪ってしまえるほどに近い。
「やっぱり、アス姉には俺以上の男なんていないんだよ」
「……お断り、よっ」
「つれないこと言うなって。俺ぐらいあんたの体の隅々まで、どこをどうしてやれば悦ぶかって知ってるやつは居ないんだから。それをさ、思い出してくれるだけで良いんだぜ?」
 そうしてまた、抗議の声を上げるのも封じられたくぐもった息遣いが、ぴちゃぴちゃという舌同士絡み合う粘音に取って代わって――。
 夜空に窓を開け放ったままのコンフォートマンションの一角に、獣の雄と雌、一組のつがいが上げるような啼き声、吠え声が響きはじめたのだった。

 ◆ ◆ ◆

 翌朝。
 汚れた肌もそのまま、同じく汗と男女の体液をあちこちに染み込ませたシーツから体を起こしたムサシの前に、きっちりと身支度を済ませたアスカが湯気を立ち上らせるマグカップを差し出した。
「夜明けのモーニングコーヒーなんて、気が利いてるじゃん」
 喜色を浮かべ、下履きも履かない格好のまま以前はキョウコが使っていたベッドにあぐらをかいて、ムサシはそのままカップを口元で傾ける。
 アスカはさっさとリビングに戻り、自分の分のカップが置かれたテーブルで背中を向けて腰掛ける。
「どうせなら、二人でシーツに包まりながらって方がらしかったんじゃねぇの、マイハニー?」
「……ふざけてんじゃないわよ。一晩アタシを抱いたぐらいで彼氏面しないで頂戴」
 冷え冷えとした声色に、さすがのムサシも一眠りしていた間に気持ちを立て直したらしいアスカの頑なさを悟ったようだった。
「ちぇっ。だったらマイ・ビッチって呼んだ方が嬉しかったのかよ、マゾ豚趣味の治ってねぇアスカ・ラングレー先輩? ……俺のチンポに十年ぶりに跪いてキスしたお味はいかがでしたかね? 俺にゃ、第二東京で風切って歩いてらっしゃるエリート様とも思えないガンギマリ顔に見えたんですけどさ」
 寝室からぺたぺたと裸足の足を立ててテーブルに近付いてきたムサシが、アスカの肩に手をやろうとしたよりも早く、アスカはぴしゃりと叩き付けるように言った。
「それ飲んだら、さっさとパンツを履いて出ていって。あたしも第二に帰るから」
「おいおい……。今日はまだ土曜じゃん。もっとゆっくりしてこうぜ」
「…………」
 未練がましく声をかけるムサシに、アスカの返事はなかった。
 空になったマグカップを手に立ち上がり、キッチンへ行って水道の音をさせながら洗いはじめる。
 その後姿は昨晩とは違い、長い髪は下ろして背中に流している。
 隠れた項には、ムサシが刻んだキスマークが幾つも跡になっているはずだ。
 それなのに、そっけないのにも程がある。

594引き気味:2017/04/26(水) 02:48:15 ID:npYXUDfA0
 けれど、アスカの声は本気の拒絶を示したものなのだった。
 感情の抜けきったような話し方で、いかにもつまらないことのように言ってくる時、あの頃の十四歳の先輩少女は、どれだけムサシが構って貰おうとしてもいつも最後まで冷淡なままだった。
 そして第二新東京市に行った十年で身に付けたのだろう。今のアスカの態度が感じさせてくる壁の高さは、ムサシをして鼻白むほどだった。
「あーあ、詰まんねぇな。あんた、あんな街なんかで暮らしてて何が楽しいんだ? 久々のこっちの街でするファックは最高だっただろ? 刺激が違うもんな。分かるぜ? 俺も遠征だの大会だので第三の外に出して貰えた時はよ、そこの女適当に引っ掛けて食ってっけど、やっぱ違ぇわ」
 第三新東京市の外でエリートとしての職に就くコトが出来た才女としては、聞き流せないセリフ。それをムサシは使ったつもりだった。
「驚いたかよ。俺もこれで選抜選手って肩書でさぁ。一応、端っこも端っこなんだけど、今じゃエリートの内ってワケなのよ。……意外?」
「…………」
 蛇口を止めて振り返ったアスカの胡乱な目付きが、はじめて会った他人のようにムサシを眺める。
 まだ服を着てもいない、素っ裸。それだけに、鍛え込まれた体の筋肉が薬剤で手軽に育て上げられたファッション性の物ではなく、実用的に汗を絞って鍛え上げられた本物であるとは、見て取れたようだった。
「そうさ、刺激の違いだよ。段違いだろ? 比べてみねぇと分かんないもんな。そのくせ、俺達は何だかんだで理由を付けてこの街から離れられないようにされてる。親父たちがしくじって、箱根の研究所なんて今じゃそこらの企業の下請け同然、金儲け目当ての研究ぐらいしかやってないのに。未だに、さ」
「アンタ……」
「馬鹿でかい失敗やらかしても、まだ使ってもらえるぐらいデキる連中とか身内に持つと不幸だよなぁ」
 いや、ラッキーだったんだろうなと、ムサシはベランダの窓を見やった。
 辺りに遮る建物のないコンフォートマンションだ。直接飛び込んでくる朝陽を受けて、窓にかけられたレースカーテンは白く輝いている。おかげ、見晴らしが良いはずの市街地中心部の方の景色が、かえって室内からは見辛くなっている。
「当たり前の話だけどさ。どこに小坊のガキの頃からエロいこと三昧で、近所の綺麗な奥様だとかガッコの美人先生とヤりまくりし放題、そのくせ大人は叱りもしないで知らんぷりだったり、逆に手取り足取り、もっと深みに嵌まるようなドスケベ英才教育してくれるなんて話が転がってんだよってコトじゃん」
 他の都市で育った女の子とコトに及ぶ機会を持って、やっと分かったのだとムサシは肩を竦ませて見せた。

595引き気味:2017/04/26(水) 02:56:13 ID:npYXUDfA0
書いときたい系の電波降ってきたんで、急遽、他ほったらかしにして書いておりますた。
こんなことしてるバヤイじゃないのに!

なんというか、「こいつの新刊のショップ特典は全部抑えとくぜ」な、お気に入りシリーズのついでで何の気なしに一緒に届けてもらったマンガの特典カバーがですね、通販ページのサムネイルじゃ全然分からなかったのにド直球のエロでありまして。
そういやこの人、元はエロの人じゃん、と久しぶりに思い出したそのマンガが、救いのない話でありまして。
こう、淫乱美母の設定と今まであえてやってなかった方向だけど良い混ざり方するよねって、そんな電波でして。

……ええ、その昔、『ばにぃはんたぁ零』ってエロゲのビジュアル担当されてた方の新刊なんですけどね。

596目黒腹蔵:2017/04/27(木) 18:39:35 ID:RPMHYZc20
おお
なんかしっとりした感じの〆に…

箱根の研究所にくだりが何やら旧ガイナの顛末に重なりそうになったのは秘密です。

597引き気味:2017/04/27(木) 21:56:49 ID:FNiJcn1s0
ぢつは、降ってきたデムパではあと最低3シーンくらい書かないとすっきりできないのですた……。
だが今日もブラック残業でこんな時間。週末も無いぞ。帰ってから自分のためにやらなきゃいけないことも期限付きでどっさりだ。

ふーはーはー、実にストレスフル。

>旧ガイナ
ひどい有様ですよね。
見るに耐えないというか、聞くに堪えないというか。
もう、庵野監督には一思いに引導を渡してやってくれないかなとすら思う次第。

598コウイに値する名無しさん:2017/04/28(金) 21:49:27 ID:XWW5PkLs0
お忙しい中ありがとうございます
この年齢だとアスカ、レイ、ムサシ、ケイタの4人での飲み会なんても有りですね
電話で呼ばれて迎えに来たシンジがムサシたちを見て関係復活を知るとか
レイはとことん堕ちてしまってるのか、奴隷ごっこを楽しんでるだけなのか気

599引き気味:2017/04/28(金) 23:01:27 ID:4vIX77G20
休みがどんどん遠のいていくヤケクソのテンションでつけたレスは痛いですね。痛々しい ('A`)

>レイ
降ってきた電波、つまり書きたくなったシーンにレイさんの出演も含まれているのですが、いつ書けたやら。いつ書いたやら。
ヤケクソになるほど書き殴るモチベーション上がるんですけどねぇ。

600コウイに値する名無しさん:2017/04/29(土) 12:55:57 ID:BY/Ht8rY0
おおおお 一晩明けたら冷徹なアスカさん  いい!でも 夜にはまた・・・・ 妄想がぁあああああ

すみあせん 勢いで又 書き込んでしまいました。

実はパラレル設定の あの 短編が一番のお気に入りでした!!

レイの登場シーンがある!んですね 妄想が膨らんで止まりません^^

 そしてあの巣くわれようのない漫画のショップ特典は知らなかったので、来週遠征してくることにします。情報ありがとうでございました。

601引き気味:2017/05/06(土) 00:22:08 ID:uGqGoAhE0
>パラレル設定の短編
S51さんのインパクトのありまくった投稿を受けて、真っ先に脳内に迸った妄想でできてた筈ですから、あれが私の一番好みのシチュだったんでしょうね。
なんかもう、慌ただしさを通り抜けてきたら一週間ちょい前には旬だった脳内妄想が早くもタイミングを外れた感があったりしますが、予定していたレイのシーンは、これまた考えてみればNTR趣味自覚した相当初期には既に好物だったシチュなんですよね。
……その、『魔法少女アイ』というビジュアル的にもエロシチュ的にも神としか言いようのない作品がその昔存在しておりまして……。

今は昔のお話過ぎますな ('A`)

602引き気味:2017/07/02(日) 23:28:57 ID:hTpujWKo0
 夜を待たずに閉め直されたカーテン。隙間からベッドルームに漏れ入ってきているのは、まだ日も高い時間帯の強い陽射し。
 それと、向かいの玄関脇にでも止まっていたのだろう宅配の車が発進していく急なエンジン音。
 暫くすれば、近くを大型車が通って行ったのだと思しきガタガタという振動も。
 そして、近所の主婦が歩きながらおしゃべりをしている笑い声がかすかに、締め切った窓ガラス越し、ゆっくりと敷地の塀沿いに遠ざかっていく。
 世間がいつも通りの日常を営んでいる証である、静かな喧騒だ。

 どこまでそんな必要があったのか。薄手の毛布を頭から被って息を殺していたアスカがそれにほっと息をつくと、同時にまた、彼女の小柄なヒップを背後から捕らえ、深々とその膣内に屹立を埋め込んでいたゲンドウが、己の腰遣いを再開させていった。
「んぅっ」
 アスカの漏らした呻きは、まだシーツを口に噛み締めて堪えたままのものだ。
「……気にしすぎだ」
 妻とのためのベッドに、息子と同じ歳の少女を四つん這いにさせているゲンドウが声をかける。
「で、でも……」
 毛布を被った下からのアスカ応えはくぐもって聞こえづらい。
 けれども、確かな興奮で上ずっているのが明らかだった。
「聞かれたからといって、何の問題がある? 普通に考えれば――。アスカ君、君だと思うわけがない」
 碇家の寝室から男女の声が聞こえてくれば、それは碇家の夫婦のものだろうと捉えるのが常識的な考えだ。
 昼間から盛んなのねと下世話な関心は寄せようけれども。しかしまさか、実は片方の声の主はユイではなく、近所の中学生の少女であると、そういった発想をする人間はいない。
 普通は、いない。
「あれだけおしゃべりに夢中になっているのだ。そもそも君が余程の声でも上げない限り、気付くこともないだろう」
 ぶっきらぼうな口ぶりの中にも、面白がっている声色があった。
 華奢な背中の下半分。彼の見下ろすそこには、毛布からはみ出したアスカのブロンドがまとわりついている他、覆うものがない。
 じとりと全身に薄く汗を滲ませた、幼いオールヌードだ。
 腰回りはゲンドウの太い腕で力を込めてしまえば折れそうなほど細く、尻朶の肉付きも薄い。
 ベッドに膝を沈ませた犬這いポーズの太腿にしても、しなやかではあっても色気を持つにはほど遠い。
 少女なのだ。まだアスカは。
 いくら将来性を約束された美少女であっても、女と呼べるほどの歳を迎えてはいない。
 それに対して、ゲンドウは五十に届こうという中年。良い歳をした大人の男である。
 まだ中学校に通っている少女などというものは、良識以前に興味を持つこと自体が奇異な類の、ほんの子供だと目に写るのが普通だろう
 であっても。いかにも未成熟なその肢体を、加減を間違えれば簡単に圧し潰してしまいそうな体格差のバックスタイルで貫いている。その最中の男の視点からは、普段のアスカのヨーロピアンクォーターらしい白人種の肌色が、今は薔薇色に火照りきっている――実のところなぞ、見え透いていて可愛いというものだった。
「ンぁっ!? 急に……中で、また……大きく……!」
 おじさまぁ、と甘えた声をアスカは上げた。
「ンぁああ、ぁっ、固い……の。おっきい……のぉ! ふかっ、ふかいところ。おじさまのが、アタシの……ふかいところ、そこぉぉ……!」
 髭面もいかつく、アスカのような年頃の子からすれば見上げるような長身。おおよそ懐かれるようなタイプの人間ではないのに。息子であるシンジとの日頃を見ていれば気の強さの際立つこの少女が、ゲンドウの送り込む腰遣いで悩ましくヒップを揺らし、一端の女の声を上げてみせているのだ。
 ゲンドウの顔にも興奮の色が浮かぶ。

603引き気味:2017/07/02(日) 23:29:21 ID:hTpujWKo0
「あっ、ぁああっ。あああっ」
 膝立ちになったゲンドウと、四つん這いで尻を差し出しているアスカ。妻子のいる中年男に、その息子と幼馴染づきあいをしている少女。互いが本来、裏切ってはならない筈の相手を持つ二人の欲望が繋がりあった部分には、ぐちゅりぐちゅりと聞くも淫らがましい粘音が加速していた。
 初々しいピンク色をしたアスカの花弁に激しい勢いで潜り込んでいるゲンドウの剛直は、少女のそこの清らかさを冒涜するかのようなドス黒い色をしている。
 それほどでなくとも年相応の黒ずんだ肌をしたゲンドウの毛むくじゃらな下腹が、ミルク色のアスカのヒップを連打しているのである。
 再開された激しいまぐわいに、どちらのものとも知れぬ粘液が大人と少女の性器同士、抜き差ししている端からじゅくじゅくと流れ伝い、逆さまになっているアスカの下腹やシーツの上を汚していく。
 髪と同じ赤みがかったブロンドなのがアスカのまだ生え揃いきらないアンダーヘアーであるが、この勢いでゲンドウの下腹を覆う陰毛を擦り付けられて、後で自分のそこに情事の名残として絡みついているのを発見でもしたら、この少女はどんな顔をするのだろうか。
「ああっ、ああっ……。ぁ、熱い……わ……」
「いつまでもそんなものを被っているからだろう」
 そら、とばかり。ゲンドウが少女の被っていた毛布を剥ぐ。
 と同時に、後ろから抱きかかえ上げるようにして改めてベッドに横たわらせ直した。
 乱れきった喘ぎを漏らしていた少女の、美しい顔をよく見えるようにするためだ。
「……ぁ、ああ……」
 一旦、ペニスを抜いたゲンドウが、アスカの真正面に覆いかぶさっていた。
 濃い色の入ったサングラスを通して、男の黒い瞳がアスカを見下ろす。
「……んんっ」
 無言のままに求められ、アスカは自分からも首を軽く浮かせて唇を吸い付かせた。
「ンッ、ンッ、んんン――」
 吸いあい、互いの口腔に舌を伸ばし、唾液が顎に垂れるのもお構いなしに貪りあって、そしてはぁはぁと荒い呼吸で息を継ぐ。
「ンっ、ンンん……。ぁああんッ!」
 濃厚なキスの最中に、再びアスカはゲンドウに挿し貫かれた。
(ああ、やっぱり……。やっぱりおじさまの、またおっきくなって……!)
 二度、三度と秘部を串刺しにされて。その度にゲンドウの剛直は勃起の度合いと硬さを増しているように感じられる。
 さながら、鉄の杭。
 熱く灼けた、脈打つ鉄の杭だ。
「ひぐっ、っッ、おじさま……っ」
 白いシーツのベッドという磔台に串刺しにされる咎人の自分。そんなイメージを思い浮かべ、裏切りの罪を重ねている自覚を持つアスカは、酔いしれるのである。
 処女だった頃からすれば短い間に随分と経験を重ね来ているのが今のアスカだが、だがそれでもだ。そもそもが大人相手に子供の出来上がりきらない躯でセックスをするとなれば、股を開いた間、秘唇のスリットに男の切っ先を食ませるだけでも、そうはスムーズには行かない。
 そこをどうにか、狭い関門をサイズの合わない男根にくぐり抜けさせるのが、ゲンドウと密かに重ねているこの肉体関係が持つ、何重もの異常性によるおぞましい興奮だ。
(ああっ、ごめんなさい……!)
 夫婦のベッドに男の妻であるユイの残り香を嗅いで、アスカは胸を刺す罪悪感と共に後ろ暗い昂ぶりを覚える。秘唇の隙間に、じゅわっと欲情の蜜を滲ませてしまうのだ。
(ごめんなさい、おばさま。――ゴメンね、シンジっ)
 碇家とは古くからの家族ぐるみの付き合いで、ユイは幼いアスカの面倒をよく見てくれた。美しく賢く、そして主婦として完璧に見えた彼女をアスカは間違いなく尊敬しているし、深い親愛の情を抱いているのだ。
 そして、幼馴染であるシンジ。
 二人に打ち明けることなど、とても出来ない。
 ユイの英会話教室の真実を知る者の中であればとうに周知の、ムサシやケイタといった悪魔じみた子供達相手であるとか。一夜限りでユイが手配してくる名前も知れぬ男性たち。シンジにも薄々察しがついているだろう、トウジやケンスケだとかとは、わけが違う。よりによってシンジの父親、ゲンドウに抱かれているなどと、もし知られてしまったら。
 考えるだけで胸が冷たい恐怖に押し潰されそうになり、震えがとまらなくなる。
 ――こんなこと、絶対に許されない。
 そう分かっているのに。なのにそう思うほど、アスカは全身が粟立つかの興奮を覚えてしまうのだ。
 普通にシンジと抱き合うのを想像するのとは、胸の高鳴りが段違いの予感に捕らわれて、いけない、いけないと思いつつも――もう堪らなくなってしまうのである。
 ゲンドウとのセックスがくれる圧倒的な快感に溺れてしまいたいという、その欲望の前に、アスカは強い心を保つことが出来なくなっていた。
 そうなってしまって、随分と経ってしまっていた。

604引き気味:2017/07/02(日) 23:29:44 ID:hTpujWKo0
「おじさまっ」
 アスカはぐいと大きく股を広げて、そして逆に両腕では固く男の胸にしがみついた。
 長身のゲンドウを迎え入れるため、少しでも楽に膣の奥まで貫いて貰うために覚えたポーズだった。
「ん゛っ、ん゛ーっ……!」
 ずぶり、と。ギチギチに膨張しきったゲンドウの亀頭が、アスカの蜜を潤滑油代わりに、未熟な膣口に潜り込む。一番太い亀頭冠が通過してしまえば、後はすぐだ。
 女子中学生の膣に、アラフィフ男の勃起しきった剛直であれば、膣底に簡単に到達してしまう。
 それが何度ももうゲンドウを受け入れ慣れた、股のだらし無いアスカであれば尚さらに。
 学校でアスカを高嶺の花と見做しているクラスメイト男子達の誰が想像出来ようか。成績優秀で教師連からの受けも良いアスカが、平日授業をサボってまで幼馴染がいない隙の家を訪ね、その父親とセックスに耽っているなどと。
「ああっ! あっ、あっ、ぁっ、アッ! アッ!」
 背中の筋肉を力ませて、男の逞しい腰遣いはピッチを上げていく。
 下からしがみ付いているアスカの格好は、屈服に腹を見せた雌犬か、それとも瀕死でひっくり返っている蛙か。
 余人が見れば不格好この上のない大股開きで、碇夫婦のベッドルームの天井に足裏を向けた両脚をカクカクと、ピストン運動の抜き差しで膣肉を抉られるのに合わせて揺らめかせて。
「おじさまっ、おじひゃまぁぁ……!」
 ぐんっ、と子宮を突かれる度、女の本能の源泉から脳天までを一気に駆け抜けていく快感のスパークに意識を灼かれ、アスカは嬌声を放つ唇の端から、また涎を垂れさせた。
 日頃であれば。特に学校であれば。勝ち気に口をへの字に結んで、綺麗な顔をしているものだから余計に凄味さえある目つきで睨みつけたりもする。そういったクラスの男子に向けるような「男嫌い」の顔は、ここには無い。
 裏腹にも過ぎる、弛緩しきった悦がり顔。身も世もなく喘ぐ合間にゲンドウに向ける眼差しは、媚びてさえいるようで。そしてまた、泣き顔にも見えるようで。
「はっ、はぁぁっ、アッ、イイっ。素敵ッ。ああーっ」
 荒れ狂う感覚のままにシーツの上にうねり返る少女のブロンドヘアーは、ゲンドウが少女の胎の奥でいじめてやる位置を調整しようと手を、肘を突き直すに、踏み潰され、絡んでいってしまう。
 強引に引っ張られ、痛みを覚えてもいるだろう。
 だろうとも、アスカにはどうでも良いに違いない。
 この時においては、本当にどうでも良いのだ。
 それぐらいの痛みなど、かえって官能のエッセンス。濡れ濡れの下腹部で、浅ましく口を開ききってゲンドウの剛直を頬張る媚肉からの愉悦こそが、全て。
 はふっ、はふっと息が詰まってしまいそうに苦しげに喉を喘がせながら、溺れきった官能の只中から悦びの程をただただゲンドウに訴え続ける。
「もっと、もっとっ。ああ、おじさま……! もっとアタシの奥っ、おくを……おくをぉぉ……」
 アクメを極めるのももう間近なのが見て取れた。
 朦朧と頭を揺らし、ともすれば白目を剥きそうなあやうい目つきで、うっとりとゲンドウを見上げる。
 ゲンドウとアスカとで共に腰を揺すりあってセックスの歓びを貪り合う内には、感極まって眼前を塞ぐ男の分厚い胸板にちゅっちゅっと吸い付いてみせたりもした。
 猛然とペニスを突き立ててくる男の毛むくじゃらの下腹部とに挟まれ、自然、こすり立てられている形になっているクリトリス。これがたまらないと、ひぃひぃ喉をさらけ出して喘いで。それに気を利かせた男が片手を使い、膣奥を突き上げるのとは別のリズムで秘核をこねり回してやった時には、
「ひゃぅううう……、ぅあうっ! アッ! あひぃッ、ヒッ。――ぃ、イイっ! 悦い……すぎるのっ。過ぎっ、すぎるひゃらぁ……!!」
 と、もはや窓の外も気にしない様子で大声を張り上げて。そして、鼻にかかった甘えた調子で『おじさまぁ……』と胸へ頬ずりを寄せ、お返しだとばかりに男の乳首に舌を這わせる奉仕愛撫までもをしてみせてた。

605引き気味:2017/07/02(日) 23:30:02 ID:hTpujWKo0
「おじっ、さまっ。……ぁ、アタシ……そ、そろそろ……」
「イキそうか?」
「はいっ、ひゃいっ。あたひっ、おじさまの……おちんちんで、もう、もうっ……!」
 だからとどめに相応しいラストスパートを見舞って欲しいのだと、切れ切れの息で訴える。そんな愛らしい様子の金髪碧眼の美少女を組み敷いていて、男にノーを返す者など滅多にいまい。
 ゲンドウも満足そうに口の端を釣り上げ、猛然と、少女を本来であれば全身全霊をかけて拒絶すべきおぞましい快楽の沼底へと、沈めにかかったのだった。
「――良いのだな?」
 あくまで形だけで、ゲンドウは質す。
「ピルを飲んでいるとはいえ、絶対は無い。このまま中で出せば、君は私の子を孕むことになるかもしれん」
 シンジの弟、あるいは妹を。
 汗みずくの火照りきった裸身を揺さぶられるのを一旦止められて、そう囁かれて。アスカが返したのは、おざなりの答えと愛し合う行為の再開をねだる言葉だった。
「そうなれば、いつまで隠しておける? お腹の大きくなった姿をシンジに見られるまでか? ……ユイに見られるまでか?」
「ああっ、あっ、そんな……! そんなぁぁ……!!」
 想像してしまったのだろう。
 少女の膣は、途端ぎゅぅっとゲンドウのペニスへの締め付けを増した。
「新しい命を奪うなど、私には出来ん。君には私の子を産んでもらう覚悟をしてもらわなければな……」
「おじひゃまのっ、赤ちゃん……。赤ちゃんを、私っ? ああっ! あたし……まだ、中学生なのに……!」
 覆いかぶさるゲンドウに大股開きでしがみ付いているアスカは、一瞬、遠い目付きをした。
 ――レイ、みたいに?
 脳裏によぎったのは、シンジの歪んだ関心を引き付けようとするばかりに、遂には誰の子とも知れぬ赤ん坊をその歳で産み落とすまでしてしまった、恋敵だった筈の少女のことだった。
 それもすぐに快楽での濁りに光を失い、口調も覚束無く、乳房の先も尖りきった胸に欲望が湧き上がってくるまま、ただただ――後先を考えることを放り投げたおねだりをばかり、繰り返すのだった。
 つまり。構わない、孕ませて欲しい、熱い精液を中で叩きつけて欲しい、と。
「そうか、シンジには悪いことをしてしまうな」
「シンジ、しんじには……ッ。あたし、あたしぃ」
「そうだな。シンジに合わせる顔が無いな。その日までどこか、シンジの知らない場所で過ごすか? 私が全部手配してやろう。安心していればいい。お腹が大きくなってきても、ちゃんと抱いてやりに行く」
 ゲンドウの声は優しかった。
 どこまでも優しく、意識を飛ばしそうになっているアスカの頬を撫ぜ、乱れた髪が額に貼り付いているのをのけてやりもする。
(ああ……)
 胸を満たす幸福感に、アスカは涙を流した。
「あたひにっ、おじさまの赤ひゃん……う、産ませて……くださっ、さいっ……ッ、っッ。あかっ、あかちゃん、っッ。あたしっ、産み、ます……からっッ」
「ならば、孕めばいい。私の子を! 君に、シンジの子ではない、私の子を産まさせてやろう……!!」
 その刹那。願った通りの煮え滾る奔流を膣底に受け止めて。アスカが理性を手放すのにもう、これ以上の後押しは必要なかった。
「ひンっ……! ひ、ぃイイぃひ! ヒッ、ヒィッ……! ぃ、ぃイイぃぃ――ッ!!」
 薄暗くカーテンを閉ざした寝室にこもる少女と男の性臭がむっと入り混じった只中。
 暗がりの中にも眩しいほど白い、少女の肢体は、の胸の下で全身を引き攣らせて、二度、三度と大きくシーツを掻いた。
 ドク、ドク、ドクと脈打ちながら、ぐいぐい子宮へとのしかかってくる剛直によって流し込まれてくるゲンドウの精液の、その熱さが、アスカの秘処全体に染み渡っていく。
 頭の中を真っ白く灼かれていく心地良い痙攣に見舞われながら、アスカは幼馴染の父親によって遂げさせられた絶頂を堪能し、そしてその腕の中でうっとり、『あぁ……』と息を吐いたのだった。

 ◆ ◆ ◆

 ――そんな密やかな情交を、周囲に隠れて幾度となく繰り返して。
 アスカは十六歳になろうとしていた。

606引き気味:2017/07/02(日) 23:30:45 ID:hTpujWKo0
「そろそろ、あれも帰ってくる時間か」
 ぎしりとスプリングを軋ませ、ゲンドウがベッドから体を起こそうとする。
「先にシャワーを使わせてもらおうか」
 この日、アスカとゲンドウの密会はアスカの自宅で行われていた。
 彼女の幼い頃から使っているベッドは、あくまで一人用。ゲンドウと睦み合うには少しばかり小さかった。
 アスカの部屋に、これまでそういう意味で入ったことのある異性――ムサシやケイタといった子供達や、トウジ、ケンスケという同い年の少年たちとは勝手が違う。
 それゆえに、アスカは最後にベッドで窮屈な格好になってゲンドウの膣内射精を受け止めるまで、惣流家の玄関でと、アスカの部屋のカーテンを引いた窓際でもそれぞれ一度ずつ、五十を迎えた男とのセックスを交わしていた。
「……待って」
 帰り支度を始めようとするゲンドウを引き止めて、アスカは彼の股間に跪いた。
「ンッ、ンゥっ、んんンむ……」
 しばしのフェラチオ奉仕。そして、ぷはっと顔を放し。つい今しがたの名残を一通り舐め清めた口元を拭ってから、
「もう一度、お願いします」
 西洋の血に由来する男たち垂涎の容姿にいよいよ輝きを増しつつある少女は、男へと言った。
 そのサファイア色をした美しい瞳を、前髪で隠したまま。
「……私は構わん。しかし、君の方は良いのか?」
 既にゲンドウとの関係はおおよその身内に露見してしまっていた。
 ユイにいたっては最初から知っていたのだと明かされていた。
 何食わぬ顔で素知らぬ振りをしていた――アスカの気持ちを慮ってそうしてくれていたのだと。
 シンジに対しても、はっきりとした証拠は見せてはいない、というだけのことだ。
 レイに子供を産ませた相手の候補には父親も含まれているのではないかと、そんな風に疑っていたとも聞いている。
 同じように、ゲンドウが実はもう一人の幼馴染であるアスカにも手を出しているのではないかと考えるのは、シンジや彼女たちの環境では当たり前のことだろう。
 であるが為に。シンジが帰宅する前に、ゲンドウも何事も無かったかのように取り繕って自宅の書斎に引っ込んでおく。それは関係を疑う最後のピースを息子に与えないよう、アスカの為ゲンドウが配慮してのことだった。
 それを良いからと、この日の少女は言ったのだ。
「もう一度……。いいえ、夜まで。ママが帰ってくるまで、一緒に居てください」
「キョウコくんが帰って来るのにしても、一人だとは限るまい」
 ゲンドウが指摘したのは、アスカの母親を肉奴隷だと公言し、言葉通りの扱いで好き放題に貪っている少年達のことだ。
 もしも今日もそのトウジやケンスケが共に行動していたのなら、帰宅した時に一緒にいる可能性は少ないものではない。
 アスカがその時間になってもゲンドウを家に引き止めていたとすると、現場をクラスメイトたちに見られてしまうことで後日さぞかし気まずい思いをせねばならないことだろう。
 そのトウジ達に、とうに幾つもの弱みを握られ、母親とほとんど同様のセックス奴隷扱いをされてしまっているのが今のアスカであるから、気まずい思いをするにしても内容は知れているのだが。
「それで構わないのか?」
「……はい」
 ふむ、とゲンドウが頷くと、アスカは改めて父親並みに歳の離れた男の股間にしゃぶりついていった。

 ――今日のアスカは、様子がいつもとは違っていたのだ。
 いつもより随分と積極的にゲンドウを誘い、求める態度。そこには、どこかしら追い詰められたような必死さが垣間見えていた。
 理由が思い当たらないほどゲンドウも事情に疎いわけではない。
 アスカの、この歳の少女にしては放埒な性遍歴は、ほとんどがゲンドウの妻であるユイに唆されてのことだ。
 世間の常識から見てどれだけ悲惨な目に遭わされているにしても、ユイはそれがあくまでアスカの為であると考え、事態をコントロールしている。
(ハードルの高い要求をするものだな……)
 ぴちゃぴちゃと猫がミルクを飲むような音を立てての、少女の巧みな舌遣いに、また血流が股間に集まっていくのを心地良く感じつつ。ゲンドウが思うのは、そんな自分のしていることを他所にした嘆息だ。
「……今日まで、私は君を孕ませてやれずにいたが」
 そう言葉を投げかけられた少女の肩が、びくりと震える。
「どうするのだ?」

607引き気味:2017/07/02(日) 23:31:08 ID:hTpujWKo0
 言葉にして尋ねはしていないが、ゲンドウは知っていたし、アスカは男に知られていることも想像していた。
 ユイの公認のもと、或いは黙認のもと、アスカの躰を好き放題に貪っている少年たち。彼らとの間には、アスカの肉体をどちらがどれだけ支配下に置けるかという、そんなゲームを競っているような関係が出来上がっている。
 そのムサシとケイタのコンビも中学に上がった。
 アスカが一六歳の誕生日を迎えれば、彼らは二年前に彼女に結ばせた契約の履行を求めてくるのだ。
 即ち、避妊を止めての完全な種付けセックスを受け入れるという、妊娠奴隷契約だ。
「わたしは……」
 それきり、アスカは黙り込んでしまった。
 その日が来るのも、もう目の前に迫ってきている。だから少女は、何度も何度もどうするのかを考え、悩み抜いている筈なのだった。
「まぁ、良いだろう。まだ日にちは残されているのだ。答えを出さずにいても、問題はないだろう」
 それで――どうするのだ? と、改めて訊ねたゲンドウのこれは、これこそは意地が悪いというべきものだった。
 ゲンドウが軽く指差すそぶりを見せてやった先のベッドの脇には、いつでも取り出せるようにそこに置かれた小さなポシェットがある。
 中身はアフターピルやスキンといった、避妊具。
 既に今日、三度も。それらを用いること無く、つまり避妊を行わないまま膣内で射精を受け止めさせていたというのに。またこれから始めようという行為での避妊をどするのか、ゲンドウはアスカに確認を求めたのだ。
「このまま……このままっ。来て、下さい……!」
 仁王立ちするゲンドウに寄り添い、自分の手で秘所を割り開いて、注ぎ込まれたばかりの白濁が滴り出てくる淫靡なクレヴァスを男の屹立に擦り付けながら、アスカは切羽詰まった声で訴えた。
 要は、アスカは思い込んだのだった。
 ムサシやケイタに孕まされるか。その前に、ゲンドウの精子で妊娠してしまっておくか。
 冷静に、そして常識的な判断をするのなら、アスカの将来を大きく歪めてしまうような要求など断ってしまえば良い。
 妊娠奴隷だなどと、馬鹿にしているのかとムサシたちの手を振り払えば良いだけのことだ。
 そうでなくとも。仮にどうしても誰かによって妊娠させられてしまう運命を受け入れるというのであれば、まだそこには第三の選択肢があるのだ。
 まだしも、アスカの当初からの想いに沿えば幸せな結末だと看做せなくもない……シンジとの子供を妊娠するという、そんな選択肢が。
 しかしアスカはシンジを裏切ってのゲンドウとの関係に溺れ、ゲンドウの子を孕むやもしれないという恐怖にいつしか慣れてしまっていた一方で、幼馴染の少年との間には壁を作ってしまっていた。
 ボーイフレンドであり、処女を捧げた相手のシンジに黙って、ムサシとケイタに誓わされた妊娠奴隷契約なる物を期限の迫った今日まで、そのままにしていたのも、シンジに泣きつけずにいる理由の一つ。
 増して、レイのこともあった。
 レイが妊娠した時。その子供を産むと言いだした時。さんざんにレイの決心を非難し、否定したがアスカなのだ。今更、どの口でシンジに妊娠させてくれなどと言い出せたものか。
 ――そんな思考に凝り固まって、アスカは思い詰めてしまっているのだ。

 いずれにしても、構わない。
 ゲンドウはそう考える。
「アスカ君」
「……はっ、はっ……は、はい?」
 立位のまま大きく片足を持ち上げて蜜肉の入り口を開き、ゲンドウのペニスを胎に収めることに成功したアスカの、この日一日中、どこか避けるように視線を合わせまいとしていたその顎先を指に?まえ、前を向かせて、男は真正面から少女の濡れた瞳に告げてやったのだった。
「もし、シンジに孕ませてもらうつもりになったのなら、私に言えば良い」
「おじ、さま……」
「もし、シンジの子を孕んだなら――」
 そうしたなら、また、と。
 また来ればいい。抱いてやる、と。
 色付きのサングラス越しにも異様に黒々と深い色に見える、男の瞳に居竦まれたように全ての動きを止めて立ち尽くすアスカの唇を奪い、荒々しくその縮こまった舌を吸い上げながら。
 そう、耳の奥に残る言葉を吹き込んだのだった。

608引き気味:2017/07/02(日) 23:43:16 ID:hTpujWKo0
後半はお腹空いてきたんで駆け足だけど、なんか久々に没頭してた。没頭してしまっていた。
積みアニメ、あんまり見てないよ!

今回のネタ、どの設定で行くか、淫乱美母設定で行くのか、悩んでいたのですけど、結局いつもの淫乱美母設定で行ってしまいました。
シンジやユイを裏切ってという要素をクローズアップするなら、淫乱美母での超ビッチ化設定アスカはあんまり適切じゃないかなとも思ったんですけど。
それに、このシリーズでのでかいイベント要素である妊娠奴隷設定とかに引きずられて、最初の着想から大分変わったとこに着地させちゃった気もします。

元々はこれ、シンジの子供を妊娠しますと決心を告げたアスカに向かって、浮気相手が「なら、(シンジの)子供を孕んだのなら、また来ると良い」と腹ボテセックス、或いはその段階まで進まないまでものセックスを唆して、後日のアスカがその言葉通りに浮気相手のところに向かう――というシチュをエロいかなと思いついたのが骨子だったんですよね。
そこから、浮気相手は余裕あるキャラでなきゃと大人組を想定して、なら誰にするか、ゲンドウなら子供がシンジとどちらの間のなのか分からないとい血筋ネタが使えるしぃと悩み。
名無しのラングレー氏なら、父娘近親相姦関係をプラスしたよりドロッドロの浮気ネタに出来るよなーとか、迷った挙句が一番安易にすでに浮気関係を書いていた淫乱美母版ゲンドウ。
おかげで、骨子だったはずのセリフがなんか変わって、意味合いも本来予定していたとこからボケてしまった気がします。

まぁ、それでも久々の文量で書きなぐれたから良しとしますかね。
日曜の予定、いろいろおじゃんにしちゃいましたけど (;´∀`)

アスカが妊娠しようと決心して浮気相手に告げるってシチュ。いろいろ妄想の膨らませ甲斐がありそうなので、気が向いたら他の大人相手のバージョンも書いてみよかと思うわけでございます。

609引き気味:2017/07/06(木) 23:00:32 ID:6tAbIuvM0
 この頃、急にムサシたちが連れ歩くようになったらしい少女。
 ――と来れば。
 それは、アスカには無関心ではいられない対象だった。

 即ち。
 下半身だけがドーピングの上のドーピングで過剰成長しているかのごとき恐るべき小学生たち。子供の顔をしたセックス・モンスターであるムサシ・リー・ストラスバーグや、浅利ケイタといった面々に屈服し、第壱中学では学業優秀、スポーツ万能でもって鳴らしているというのに、学年を代表する美少女だとまで評判なのに、放課後ともなれば裏では命令され次第オールヌードで跪いて媚びへつらわねばならない今の彼女。ドレイちゃんだの、ドスケベ調教済みのペット姉ちゃんだのと呼ばれ、彼らの気の向くままに肉体を蹂躙される日々を過ごす惨状にあるアスカにとって。
 友人であるレイとほぼ二人で受け止めていなければならなかった子供達のおぞましい稚気、陵辱を、新たに分担する羽目になったのかもしれない三番目の存在とは、
(――どんな子なの? こんなこと、早くどうにかしなきゃならないんだから。力になってくれそうな子だったら……!)
 そう、期待せずにはいられない。

 最初に見かけたのは、レイが一人で住む団地の部屋でだった。
 取り壊しが一部ではじまっていて、団地全体がほぼゴーストタウンになりかけている。そんな人気の無さを幸い。この頃ではムサシたちが入り浸って、大人たちの目を避けてレイやアスカを玩具にして愉しむのに使うラブホめいた場所にされてしまっているのだが。
 ある日アスカが呼び出されて来た時に、レイのパイプベッドに手を突くレイと並んでもう一人、見知らぬ少女が同じ格好で背中を低く倒して、最後の一枚のショーツも床に脱ぎ捨てさせられたお尻を掲げ、股間に子供達の操るバイブレーターを突き立てられて悶え狂っていた。
 この時は結局、彼女の悦がり泣く顔を見て、アスカの喘ぎ叫ぶ顔を見られただけで、言葉を交わすどころではなかった。

 ただ、この近辺では見かけたことは一度もなかったと断言できる顔ではあった。
 自分とそう変わらない背の高さながら、振る舞いの端々が本来ならもっときちんとした、しっかりとしている子なのだと窺わせるあたり、年上の子なのかもしれないが。 そのわりに妙にあどけない顔付き。声の響き。そして、スレンダーな容姿。
 胸の膨らみなど、アスカのクラスの女子の平均的なサイズからしても尚、服の上からはなだらかな――というスタイルなのだけれど、ムサシたちがお気に入りで連れ回しているのがよく分かる、愛げのある顔立ちではある。

「ほらっ、お姉ーぇちゃん。いい子だから口開けて、ケイタのおちんちんミルクも飲んであげなよ。俺ばっかり、サクラ姉ちゃんの下の口独り占めしちゃってるのも悪ぃからさ」
「ンンッ! ンンーッッ!?」
「もぉ、駄々こねたって僕ら知らないよ〜? ちっちゃい時みたいに、またユイ先生の知り合いのオジさんたちのとこに勉強に行く?」
「ンンン! ンンンー!!」
「あはは。じゃ、ほら、口開けて……ほらほらぁ。お姉ちゃんサクラちゃんのお口マンコ! ベロ動かして! ベロで、ほらっ」
「ンンン!? ンンンン――!!」
 そんな風にクソガキ連中が呼んでいのを聞いて知った名前は、「サクラ」というらしい。
 たまに「少尉だとか相田ケンスケみたいなセンスの渾名で呼ばれていたが、理由は想像もつかない。
 アスカもレイも、もう一年近くにもなってしまったこの深い関係の間で、一度も話題に出たのを聞いたことのない子だったと思うのだけれども。そのわりに子供達との会話の様子では相当古い付き合いであるようにも感じられる。

610引き気味:2017/07/06(木) 23:00:59 ID:6tAbIuvM0
(……まだ小学生のくせに。こいつらがまだ小さかった時の話だとか、一体どれだけチビだった頃なのよ。揃いも揃って頭おかしいんじゃないの……!?)
 年齢が二桁になって早々の分際で、ユイのような大人を含む歳上の女性を堂々と相手取ってセックスの上級者ぶっているのだから、小学生になりたてでもう始末に負えないド助平だったと聞かされても、アスカは驚くことでもないとは思うのだが。
 しかし、聞き捨てには出来ない、戦慄せずにはいられない話ではある。
 未だ半ズボン姿の小学生でしかないムサシたちの更に小さかった時分に、そんな勃起出来るのかも疑わしいぐらいの歳の子供と淫らな行為に耽っていたというのなら。その想像が事実なら、このサクラという少女も相当ではないだろうか。
(どっちなのかしら。このクソガキ連中なみに頭イカレちゃってる子なのか。……今の私らみたいに逆らえなくされちゃってたのか)
 とっくの昔に屈服させられきって、今では反抗心も湧かないくらいに躾けられきっているのだとしたら、アスカたちの仲間にはなってくれないのかもしれない。
(どうなのから……)
 やきもきしながらアスカが観察していた少女は、黙っていればごくごく普通そうに見える、おとなしそうな顔。
 おとなしそうな顔でありながら、けれど服装の趣味は変わっていた。
 薄手の生地ではあるものの、この暑い街では珍しい長袖の装い。
 股上までしかないというギリギリの丈のスカート裾を、普通は上着に用いられる作りと同じ伸び縮み用のゴムが入った裾リブで締めて足の付け根を見せないという、珍しい上にこれまたスカートの中に熱気が篭って暑そうな、そして更にこの上膝までのスパッツを履いているという、徹底した場違い感の伴う厚着好み。
 とどめに首にはスカーフを巻いているという。
 青い、他にワンポイントも何もない青一色のスカーフだった。
 大事にしているらしく、ムサシに言われてフェラチオ奉仕をさせられていた時は、このド助平坊主が迸らせる白濁に汚されるのを恐れるように、外して離れた所に避難させていた。
 いずれにせよ、謎の少女とは急速に顔を合わせる頻度が上がっていき、殆どが裸でいる間でばかりの付き合いという気まずいながら、互いに幾らかは会話もするようになっていき――。
 そして彼女、サクラの、妙にアスカやレイとは一緒に居づらそうな、まともに顔と顔を向き合って話をするのを避けている風の、おかしな態度に気付くようになり、アスカもさすがに反発を覚え始めた頃。
 彼女の存在に期待したことを本気で後悔する羽目になって、その日がやってきたのだった。

 ◆ ◆ ◆

「分からん」
 とにかくその日その少年は、鈴原トウジは、分からないがとばかりとりあえず断っておいて、その上で、あっさりとムサシたちの口車に乗ってしまっていた。
「いや、本気で分からんのだけど。とにかく、ワシがOKすれば良いわけやな?」
 ――冗談ではない。
 全力で首を振りたくってふざけるなと叫びたいアスカではあったが、今の彼女は上手く首も動かせないくらいきつめの首輪を巻かれてしまって、そして全身も、後で解く時のことは考えているんだろうなという滅茶苦茶なぐるぐる巻きの仕方にロープで縛られた、身動きがつかない格好。おまけに口の中は猿轡代わりのさっきまで自分が履いていたパンティ。
 その上で顔がわからないように頭からすっぽり黒いビニールのゴミ袋を被せられていて、ベッドに転がされている。
 一切の抵抗は封じられた、お人形さん状態。
 体のいい取引材料として、トウジに今から差し出される所というわけだ。

611引き気味:2017/07/06(木) 23:01:11 ID:6tAbIuvM0


「そうそう。トウジ兄ちゃんがさ、よし分かった、サクラは差し出す――って言ってくれればね、前々から兄ちゃんが興味津々だった俺達のドレイちゃん1号、今日は好きなだけ犯っちゃって良いから」
「ン゛ン゛ン゛ン゛ッ! ン゛ン゛ー!!」
「ま、待って……ください! わたしは――そのっ、その人とは何の関係も……」
「良いから、黙っててよ。お姉ちゃんの方のサっクラちゃん」
 にんまりと笑顔を浮かべるムサシが、見慣れない同い年ぐらいの少年が居合わせているせいなのか、顔を青ざめさせて全裸の躰を庇うサクラに意味ありげな目配せをしてみせる。
「…………」
 それだけでもじもじと立っている少女は、諦めたように口を噤んだ。
 その上で、
「なんや、名前が同じなもんで妙な気分になってくるわ。この子もサクラいうンやろ? 気のせいか顔も似とるように見えてくるしなぁ……」
 トウジの訝しげに首をひねる様子にびくりと反応して、顔を背けさせる。
「まぁ、兄ちゃんはさ、俺達の思い付きのなんちゃって兄妹ごっこに付き合わされただけとか考えて、それで美味しい思いが出来るんだからラッキーって思っとけば良いんだよ」
 ムサシが軽い調子で説明らしきものを聞かせるに、鈴原トウジが呼ばれてきた理由は同じサクラという名前の妹がいるからで、それで偶々こっちも兄がいるらしいサクラという少女の兄弟のフリをして、そして、ムサシたちがペットにしている正体不明――ということになっているアスカを味見してみたいがために妹を売り渡す、そういう酷い兄の役を演じて欲しいのだ、と。そういう趣向なんだと。
 とても、説明しただけではない含みがありそうな、性悪な含み笑いでケイタと愉快そうに顔を見合わせるのだった。

612引き気味:2017/07/16(日) 21:05:46 ID:Q88sY3is0
 昼休み。つまりは学校生活の中で一番賑やかで、騒々しくて、生徒たちが活き活きとしている時間帯だ。
 第壱中2-Aの教室もその日が例外ということはなくて、制服姿の少年少女たちは気の合う友人同士輪を作り、楽しげに笑い声をあげていた。
 多数の例に含まれずにいるのは、血色の悪い顔でひっそりと本を読んでいる窓際の少女ぐらいのものだ。
 登校してから下校するまで、中学生の一日の大部分を占める学校生活の中で一番に楽しい時間帯、なのだけれども。これが大して長くはないのが生徒たちには残念でならない。弁当を食べる時間も含めて一時間しかないのだから。
 だから少しも無駄にすまいと盛んに友達に喋りかけ、笑い、盛り上がる。
 自分たちとは別の集団にはあまり目もくれないのだが、ここでの例外が相田ケンスケとその左右、計三名となる。
 要は、クラス中の衆目の一致する所「女子に嫌われている男子、ナンバーワン」のポジションに4月早々から君臨していた、絵に描いたようなオタク少年と、イントネーションのあやしい関西弁その他がこれまた女子受けの悪い鈴原トウジ。そして、この二人とつるんでさえいなければと残念がる向きもないではない、碇シンジ。 通称、三馬鹿トリオだ。
 ことに相田ケンスケの評判はよろしくない。
 教室に戦闘機のプラモを持ち込んでみたりというオタクっぽさも周囲に白眼視される理由だが、結局のところ、女子を隠し撮りして男子相手にこっそり売り捌いていたりという、そこら辺が漏れ伝わってしまっているのだろう。
 その悪評ぶりといったら大したもので、廊下を集団で歩いて来た少女たちがそれまでどんなに楽しげにしていたとしても、ふとしたはずみで教室の中のケンスケを目にしてしまえば、途端に顔は顰めっ面、氷点下の眼差しで睨み付けてみたり、虫でも見たように顔を背けてみたりだ。

「いやね。また、学校にジェット機のおもちゃなんか持ってきてる……」
 グループで花を摘みに行って戻ってきてみれば、と。そこでケンスケがUN仕様VTOLの模型を振り回している場面に出くわしたアスカの横で、嫌悪感も露わな呟きがこぼれる。
 アスカには特に切っ掛けが思い当たらないが、暫く前から彼女の周囲に形成されていたグループに加わって、親しい友人であるかのような態度を取っている一人だった。
 アスカのフルネームは惣流・アスカ・ラングレー。西洋の血が混じっている。
 クラスの純日本人ばかりの女子たちの中に混ざっていると、とにかく見かけが抜きん出て豪奢であるので、こうグループなぞ従えて肩で風を切って歩く風にしていると、冗談抜きでサマになってしまう。
 悪い意味でだ。
 少女向け漫画あたりに出て来くる「女王様」とかそこらを気取っているかの様な、それそのものといった構図になってしまうのだ。
 これはこれで、「痛い」と見られてしまうのと紙一重。友人の洞木ヒカリなどからは気を付けるよう忠告されているのだけれども。しかし、ケチを付けるには実際あまりにアスカは学業にスポーツにと優秀で、なびかせるブロンドの輝きもゴージャスな美少女なのだった。
 風格は十分。
 実態として既に、彼女は二年生女子の中に逆らう者のない「女王様」に祭り上げられてしまっていた。
 それが面白くないからという具合のいかにも女子っぽいイジメで陰湿に叩き潰されてしまうには、アスカは勝ち気が過ぎてしまっていた。
 オーバースペックが過ぎていた。
 誰も彼女を敵視し通せなかったのだ。
 その内に学年が上がって三年生となれば、形式としても上の立場になる女子はいなくなる。
 こうなればいよいよ本物の「壱中の女王」扱いをされるようになってしまうのだろう。
 そんな有様であるものだから、グループを形作る女子達からはいよいよ「それらしく」振る舞うように期待されてしまうし、アスカにも若干調子に乗ってしまっている部分があるのだった。

613引き気味:2017/07/16(日) 21:06:05 ID:Q88sY3is0
 最早、女王様であることからは引き返せない。

 だからアスカは、お供の皆が口々に『オタク、最低ぇー』だの『盗撮魔とか、早く捕まって退学になれば良いのに』だのと嫌悪を示してみせれば頷くようにして、冷え切った視線でケンスケたちを睨まねばならなかった。
 実際、アスカは心の底から相田ケンスケや鈴原トウジを嫌っているのだし。

 そう。二年になってこのクラス決めで彼らと同級生になった頃より、今はもっと深く。
 アスカは心の底からあの二人を、相田ケンスケと鈴原トウジを嫌い抜いているのだから。

 ――そんな勝ち気な壱中の女王様は、しかし。
 たった数時間後の放課後、睨み付けていた当の相手のケンスケの腹の下で『ヒッ、イクっ、イクゥゥ――!』と、興奮も露わに火照りきった美貌を淫らに歪めて、校内セックスでの絶頂を叫んでいた。
 場所は学校の敷地のギリギリ内側なのだろう、茂みの中。校舎からの距離は意外なほど近いというのに、斜面を登って2階とほぼ同じ高さになっているそこは、見事に死角になっていた。
 そこに上履きのまま四つん這いになって。
 大きく捲られたスカートから掲げるように後ろに突き出した剥き出しのヒップに、ズボンのファスナーを下ろした隙間から勃起をそそり立たせたケンスケが挿入し。そして、バックスタイルで抜き差しされる熱い一時の結果としての膣内射精を受け止めて、アクメを遂げてしまっていたのだった。

「ほんとに、簡単にイケる体にされてんだな」
 エロエロじゃん。そうこぼしたケンスケは、残念がる風でもあった。
 少しだけ柔らかくなったペニスはまだアスカの狭穴の中に挿し込まれている。
 地面に向かって喘ぎ、余韻から立ち直ろうとしている少女の背中にぴったりと被さっている格好で、襟元の乱れたブラウス越しに胸を揉み、玩びながら、
「最初の時も思ったけどさ。惣流のここ」
 具体的に言わなかった場所を示すように、腰をしゃくる。
 絶頂の直後で敏感になった媚肉には、これだけでもパンチの効いた後戯だ。
 膣内の襞々を、神経が剥き出しになったような状態になっている性感帯を、ケンスケの亀頭でこそがれて。軽くだったのに、ゾクリと甘い電撃がアスカの背筋を震わせる。
「ン……ンンン!」
「俺のチンコとか簡単に入ってっちゃうだろ? ぬるぬるっ、って感じで。ああ、やっぱりもう惣流って、マク無いんだなぁ〜ってさ。聞いちゃいたけど、普段が俺ら男子にすげぇ剣幕なわけじゃん? その、惣流のアスカ様がねぇ……って、感慨があるワケでさ」
 『非、処女。それも完全調教済みとかさー』と。弱みに付け込んで同級生の少女に股を開かせるような手合いが言ってくれるのだ。
「ほっそい首」
 壱中採用のジャンパースカートは白いブラウスの襟を外に出すタイプ。伸し掛かるケンスケの目にそこから間近に映るのが、赤いブロンドを汗で張り付かせたアスカの華奢な項だった。
「ここにさ、SM用の首輪巻かれたりとかしてんだろ? あのガキたちにさ」
 アスカは肩越しにきつく睨んだが、息も整え切らない有様ではそれが精々だった。
 羞じらいに染まったヨーロピアンクォーター美少女の涙目顔なのだから、かえってケンスケが興奮を新たにするぐらいだった。
「あっ、イヤッ。アンタ、また……!?」
「もう一発。な? もう一発ぐらい、大丈夫だろ?」
「ヤッ。やめてよもう! 嫌だったら、やぁぁ……」
 途端、アスカの細越の上に腹で体重を預けたケンスケが腰をカクカクと前後させはじめる。
 本気でもがいて背中のオタク少年を振り払おうとしない学園の女王様の虚勢は、とうに見透かしているケンスケ以上に、淫靡な湿りを帯びたアスカ自身の媚びるような鼻声こそが裏切ってしまっていた。
「もう……戻らない、と。ぁぁあ……ぁ、鞄、かばん……教室に、残してるんだから……」
「大丈夫。大丈夫だって。俺のと惣流の鞄が両方置きっぱなしになってたってさ。セットで考えるやつなんて居ないハズだろ?」
「でも、でも……。時間だって……。今日、はやく帰んなきゃ。あんただって――あン、いやっ。……あんただって、そうじゃないの」

614引き気味:2017/07/16(日) 21:06:26 ID:Q88sY3is0
「大丈〜夫だって。惣流のマンコ、最高だぜ? こんなにヌルヌルにして締め付けてくれるんだから、すぐにまた出しちまうって」
「ああ、あぁあああ……。どれだけ、出すつもりなのよぉ」
 これにしても、先の一戦にしても。一方的にケンスケが貪るだけのセックスでは無かったのだ。
 十四歳という年齢のわりには男を受け入れ慣れたアスカのヴァギナは、十分に濡れ綻んでケンスケを迎え入れており、今もゆっくりと揉みこねられている乳房の先には、コリコリと加えられる刺激を自らも性感として貪ろうと凝り起った乳首が、いやらしくぷっくりとしている。
 なにより、いかにも出来るだけ声を抑えようとしたけれど無理だったという、そんな色っぽい悦がり声での『イク』宣言だったのだから。
「聞かせろよ、惣流。さっきみたいなエロい声で、イクーって。あいつらが教えたんだろ? 言えよ」
「ハッ、――クッ、ふぅぅゥッ」
 嫌だ、とは言い返せない。
 アスカはきゅっと唇を引き絞って、耐えてみせようとはしたのだ。
「俺も、トウジも……ッフ、……キョウコさんとさんざん経験積ませてもらってもらってんだからさ。あいつらと比べて下手だとか、そういうことは無いからな……?」
 すぐに我慢できないくらい感じさせてやるよ。
 自信たっぷりに、この組み敷いてやったとびっきりの美少女の狭穴をほじくり、かき回す。
 ケンスケの責めに、結局はまたアスカは教え込まれていた通りに相手を喜ばせる為の絶頂宣言を、『いっ……く、イクゥゥゥ――!』とケンスケに聞かせてやったのだった。

 ◆ ◆ ◆

 万が一にも噂になることを嫌がったアスカとは、あの後ばらばらに教室に戻ってから出て来たのだが、帰り道ももうこの先他にコースはないという一本道まで来ると、そこからは一緒だ。
「…………」
 不機嫌顔のアスカもむっつりと黙ってではあるが、諦めて一緒に付いてきている。
 そして、コンフォートマンションまであと幾らもないという辺りまで来て。自販機の側でジュースを飲みながら待っていたのが、トウジたちだった。
「……ああ」
 『よう』と軽く手を上げてみせるトウジと、隣に並んでいた綾波レイ。意外性のある組み合わせの二人。その姿にケンスケが返したのは、すぐに察してのニヤけた目配せだった。
 トウジも応じて、一度レイを見やってから締まりのない笑みを向けてくる。
「……ん? ああ、これか? ワシが飲んどけってな」
 買い食いなどするタイプではない綾波レイが口元で傾けていたペットボトルに気付くと、トウジが説明してみせた。
「まぁ、いくら鈍いシンジやいうてもなぁ」
 精飲させたばかりの臭う息をさせていたのでは、バレてしまうだろうからと。
「……最っ低」
 アスカには小さくそっぽを向いて吐き捨てるしかできなかった。
 当のレイが平然としているように見えるのが理解不能だ。
「まぁ、それじゃ行こか」
「ユイさんも支度して待ってるだろうし、あんまり遅れるのもな」
 四人、連れ立って碇家のあるコンフォートマンションへの坂道を登っていく。
 言うなれば、碇家の一人息子のシンジを主役にした軽い夕食会。
 あまり自己主張というものをしないシンジの、アスカも認める数少ない特技。チェロの腕前を市のちょっとした催しで披露する機会があり、成功裏に終わったそれを祝おうという、ささやかな晩餐だ。
 家族の他にはシンジの近しい四人。幼馴染の少女たちと、友人二人。
 彼女ら、彼らなら共に喜んでくれるだろう……という前提での招待だったのだが。

615引き気味:2017/07/16(日) 21:06:43 ID:Q88sY3is0
「それにしてもまぁ、シンジも分からんやつやな」
 エレベーターを待っている内から他に人目がないのを幸い、今度はアスカにいやらしい目をやって、スカートの尻を触ろうとしてくる。
「――ッ!」
 その手を払いながら口角を吊り上げて威嚇するアスカとの攻防を脇においての、一方のケンスケはといえば。こちらは無抵抗のレイを抱き寄せての、胸へのまさぐり堪能中である。
「ンっ、ンッ、ンンッ……」
「なんであんなにモテるんだって話だろ? ……たしかに実際、謎だよな。悪いやつじゃないんだけど、さ」
「……っあ」
 その辺、ホレてる方としてはどうなのか。耳元にふぅっと息を吐き掛け訊ねてみたりしつつ、友人づきあいをしているくせに、黙って陰でシンジの大事な幼馴染たちを弄んでいるケンスケの、図々しさときたら。
 想いを寄せている少年の名を揶揄されて、ぽっと頬をピンクに染めるアルビノの少女は、しかしそのシンジに黙ってマゾ奴隷としての服従を誓った小学生たちと取引をしているケンスケにも、従順だ。
「トウジはまだ良い方じゃん。委員長が脈ありなわけなんだし」
「そこ、ほんまなんかワシいまいち信じきれんのやけどなぁ……」
「惣流に訊けよ。委員長からなんか聞いてるんだろ?」
「……知るもんですか」
 母娘ともども、トウジやケンスケに西洋の高貴な血筋にも思える輝かんばかりの白い肢体を貪られて。それでもう何度も、犯され慣れた淫乱な素顔を暴かれてしまう醜態を晒しているのに。それでもアスカのこのトウジ達に対する喧嘩腰の態度は変わらない。
「ほんま、可愛くないオナゴやなぁ」
 そうボヤきはしても、以前に同じような台詞を苦々しく口にしていた頃とはもうまるで違う。
 ツンケンとしてみせながら、結局のところはトウジの痴漢まがいな手つきに尻を撫でられるのを甘受して我慢。スカートをついと捲られて、股布にじっとりと汚れが染みた状態のショーツを見られてしまっても、真っ赤になって堪える拳を震わせながら、抵抗はできないアスカなのだ。
 トウジにしても本気で忌々しいという風では最早なく、アスカのそんなせめてもの反抗心をかえって面白がっている様子でさえある。
「……ま、俺みたいなモテナイ男子としては面白くないからさ、ささやかな意趣返しって感じかな。実はユイさんの今晩の分の買い物にはさ、ムサシたちが手伝いで付いてってたんだよ」
「お手伝いやと? はっはぁ……さよかぁ」
 シンジの美しい母親と、その教え子であるムサシやケイタという小学生たちの組み合わせとくれば。すぐに察しを付けて、ヘラッと笑うトウジである。
 碇シンジを祝う夕食会。内気な少年の滅多にない勲功を祝う席で、けれど実は彼を囲んで口々に祝福する少女たち、母親――少年にとって大切な女性すべてが、実はその直前に少年を裏切るセックスに身を捧げていて、膣内には注ぎ込まれたばかりの他の少年らの精液を飲み込んでいる……。
(悪趣味だわ)
 その最低さ加減に反吐が出る思いのアスカではあった。
 けれどしかし、アスカ自身がまさにその少年を裏切っている一人なのであって。
 その事実に、どこか目が眩むような恍惚をさえ、覚えているのだった。
(ああ……)
 子宮が疼いている。
 たった今、ケンスケに犯されて二度も精を吐き出されたばかりだというのに。
 鈴原トウジの胸をまさぐってくる手付きに躯を任せて、それ以上を望んでしまいたいという欲望の存在を、彼女は否定できない。
 見れば恋敵の筈の綾波レイの赤いアルビノの瞳にも、妖しい興奮の煌めきが宿っていた。
 この後、ユイに迎えられて夕食会を楽しんで――。
(本当に?)
 本当に、こんな気持ちのままこの後、心からあの幼馴染を祝ってやることが出来るのだろうか?
 アスカが薄ら寒く自覚してしまった、その下腹部の疼きが、それを許してくれるだろうか。
 きっと、それだけでは、夕食会だけでは今晩は済まない。
 ご馳走様でしたと礼を言ってシンジの家を後にして、後は素直に家に帰るだけで済むものだろうか。
 ひょっとすると、少年を囲んで楽しく誇らしくその話を聞いてやる――その間中も気もそぞろでいて、後で鈴原トウジや相田ケンスケに改めて心ゆくまで犯し直してもらう、そのことばかりが頭にチラ付いているのではないだろうか。

「もう付いとるで」
 しゃんとせいとばかり、尻朶をペシッと一叩きしてくる。そのトウジに気付かされるまで、恐ろしい妄想に、或いは背徳的な興奮に、アスカは意識を飲まれてしまっていた。
「ひひ、そんなにトウジに尻を撫でてもらうのが良かったのかよ? 惣流」
 反射的に『うっさいわね』と返しつつも、少女の気持ちは千々に乱れてしまっていた。
「…………」
 言葉にしては来なくても、物言いたげな。先に立ったレイの赤い双眸が彼女を促していて。
 アスカはぶるりと首筋に貼り付いていた震えを振り払って、エレベーターを降りたのだった。

616引き気味:2017/07/16(日) 21:08:32 ID:Q88sY3is0
これも淫乱美母設定でやったものか
もっと本編よりの設定で、ユイの代わりにミサトを置いた方が良いんじゃないかなとか思いつつ、揮発する前に形にしておきたかった要素幾つかで駆け足に書き殴ってみますた。
あんまり濡れ場のウェイトが大きくないのはエロ文としてよろしく無いっスね。

617コウイに値する名無しさん:2017/07/20(木) 14:42:15 ID:WWR4agvY0
別人設定になったのに結局エロシチュに投入されてるサクラちゃんに涙とかいろんな汁が抑えきれません…。
それで淫乱美母設定なんですが

>隠し撮りして男子相手にこっそり売り捌いていたりという、そこら辺が漏れ伝わってしまっている
この辺りアスカageケンスケsageのフレーバーとしてだけじゃなくてやっぱり後でうまい事エロに使ってみたいですね
実は揃って冷たい視線を送っているクラスの女子(モブ)の何人かはすでに…みたいな感じだと強者感も

618引き気味:2017/07/21(金) 20:59:03 ID:t/FVxQ8U0
大暮維人氏の短編だったと記憶してるのですが、表向きいまいち評価のよろしくない男子高校生が、その実クラス中の女子を支配下においていた、なんてエロがございましたね。
授業中、机の中に並べたアホみたいな数のリモコンで女子全員に突っ込ませておいた玩具で悶えさせているというコマが印象的ですた。
『肉体決済』設定だとさっくり成立させられそうなシチュかなと。

わたし、病んでたり強気系だったりとかのヒロインが、さんざ葛藤しながらエロエロしていく話好きなんですけど、そうでなくてももう身も蓋もなく元ネタとはかけ離れたビッチに堕したヒロインたちの乱痴気乱交騒ぎってシチュも好きなんですよね。
ただその絵を文章化するだけだと、どうしても薄っぺらい説明描写並べるだけになって、書いているほど読んでみるとつまらない文章になっちゃいますから、難しいんですが。

619コウイに値する名無しさん:2017/08/27(日) 21:45:32 ID:m1wkSRGo0
夏休みにキャンプ場のグランピング施設に泊まり、ムサシたちに首輪を嵌められて深夜の散歩に連れ出されたアスカが、
自分と同様にトウジたちに連れ回される母親と対面し、犬として互いの飼い主に体を弄ばれて興奮させられたところで
双頭のバイブで母子で交尾させられるなんてのはどうでしょう

620引き気味:2018/07/22(日) 16:19:25 ID:AozDW4gc0
 夏、第3新東京市にも海開きの季節が来た。
 とはいえ、まだ中学生であるアスカたちにとって海とはそこまで身近ではない。
 行動範囲的には足を伸ばすと行っても精々が芦ノ湖どまりであり、或いは市内のレジャー施設のプールで泳ごうかというぐらいになる。
 普段はといえば学校のプールでの水泳授業だ。
 海開きとはつまり第3新東京市民の彼女たちにとってはプール開きのことであり、まずは一年使わずにいた分の大掛かりな掃除のことを指した。
 そして、一応は第3新東京市市内に含まれてはいても、山中であるとかの不便なエリアに存在し、少子化によってこの先近隣での統廃合計画に飲み込まれることが決まっているような小規模校にとっては、子どもたちの交流を兼ねた応援を他校より受け入れて、やっとそれで確保した人手でプールを使えるように出来るという年中行事を迎える時期でもあった。

 夜半、市内某山中某村、某小学校分校内。
 空き教室を改装した村内集会所はこの日、市中央からボランティアとして訪れていた第壱中学校生徒女子、及び引率女性陣の宿泊所として使われていた。
 そこからこっそりと抜け出す人影が2つ。
 昼間なんだかんだで体力を使い、夕方からの宴会じみた歓迎夕食会では村の子どもたちの母親が腕をふるってそれぞれに持ち寄った料理をあれこれ勧められ、お腹いっぱい。それでぐっすりと――ちょっとやそっとでは目覚めそうにないぐらいにぐっすりと――眠っているクラスメイトを他所に、実のところ消灯からこっちまんじりともせずにいた惣流アスカと綾波レイの二人。彼女たちは、お手洗いに出かけていたという風で戻ってきた引率教師、葛城ミサトが右手で示してきたOKサインを合図にむくりと起き上がり、そして教室から送り出されてきたのだった。
 シン……と静まり返った木造校舎の中、男子グループの部屋になっている教室の前を通る時はそれこそ息を殺すようにして。
 校舎を出た二人の少女たちは、月明かりが照らす校庭に出る。
 意外なくらいに明るい夜だった。
 校庭の端に並べられたような「うんてい」や登り棒、ジャングルジム、ブランコ、鉄棒。それらのあえて後ろを選んで、木々が月明かりを遮る影の中を行くようにアスカたちは歩いた。
 上がTシャツで、下の寝巻き代わりがジャージという二人の格好は、背の高い雑草がそのまま生い茂っているような中を歩く分には丁度いい。
 ガサガサと草を踏んでアスカたちが目指したのは、昼間掃除をしたプールに隣接するポンプ室だった。
 二人はミサトから預けられていた鍵を使って中に入り、暫くした後でレイ一人が外へまた出てきた。
 そして待つこと暫し。
「……来たのね」
 先程の少女たち以上におっかなびっくり辺りを窺いながら、校門の外から足早にやって来た小柄な人影が、ポンプ室の壁に背を預けていたレイの前に立っていた。
 昼間自己紹介をしあったこの分校生徒の男子だ。
 自宅からレイ達と同様に一度は寝たフリをしておいて、こっそり抜け出してきたのだろう。片手に懐中電灯を握って、そして途中走ってでもきたのか、胸のあたりを大きく上下させて息を整えているTシャツには、首周りに汗を吸った跡があった。
「…………」
 アルビノであるレイの赤い瞳にじっと見詰められて、居心地の悪さを感じないでいるのは難しい。
 今日が会ったばかり。まだお互いの名前もフルネームでは怪しいぐらいの距離感では尚更だろう。
「……あ、あのさっ」
 大分怖気づいた様子ではあったが、それでも意を決して声をかけたのだろうに、
「あの、葛城ってあんた達の先生に聞いて――。その、来た、来たんだけど……」
 時折瞬きを挟むぐらいで、ほとんど他は身動ぎもしない。ただじっと覗き込んでくるだけのレイの、顔立ちが極上に整っているだけに余計こんな夜中は不気味でさえある迫力を前に、少年はあっという間に落ち着きを失っていく。
「……ほ、ホントの話なのかよっ。な、なぁ……?」
 もう逃げ帰ってしまおうか、という素振りすら見せ始めたところに、レイはようやく一つ頷きを返してみせたのだった。
 確かに、と。
「……同じ顔だわ」

621引き気味:2018/07/22(日) 16:20:07 ID:AozDW4gc0
「……同じ顔だわ」
「へ?」
「昼間、アスカが随分腹を立てていた。何度かそちら側の教師に注意されていたのに、掃除するよりアスカの邪魔をしていた方が多かった」
「あ、ああ……。ふざけて悪かったよ。だけどっ、別にあのアスカって外人のお姉ちゃんの邪魔をしたかったんじゃなくて!」
「構ってもらいたかったのよね」
「……!? ち、違うって!」
「いいの、隠さなくても。彼女は人気があるもの」
 それはこの年頃、小学校高学年ぐらいの思春期に差し掛かった男子の行動としてはかえって分かり易いくらいのところだ。
 友人であるアスカの見た目が異性の関心をことさらに惹き付けるものだと承知しているレイにとっても。
 そもそも、この日の昼、そんなそぶりを見せていたのは別にこの少年に限っただけでは無かったのだ。
 迎えてくれた村の大人たちにしてもアスカや、そして葛城ミサト、自分の顔に随分と関心を持った風であったし、プール掃除のための水着に着替えてからはそんな盗み見られる気配を強く感じていた。掃除が済んでからのプール遊びタイムで、上に羽織っていたシャツを脱いでからは余計にだ。
 そういった具合で、どこに出掛けてもすぐに周囲からの視線を集めてしまうくらいの美少女であるのが、第壱中二年生生徒きっての天才美少女で鳴らす、惣流アスカなのだから。
 分かっている。そういう風にレイに頷かれてしまうと、昼間はさんざんなやんちゃ坊主ぶりを見せていたこの少年も、顔を赤くして黙り込んでしまった。
「心配しなくても良い。あなたが聞かされた話は本当のことだもの」
 その言葉に、少年はがばっと顔を上げた。
「マジで……!?」
「ええ。あなた自身の目で、確かめればいいわ」
 レイは一歩退いて、ポンプ室のドアを示した。
「…………」
 少年はごくりと生唾を飲み込んだようだった。
 レイがまた一歩、脇へ動く。
 入り口の前が、さぁと言わんばかりに空いた。
 少年はふらふらと近寄って、それから震えを帯びた手をドアノブにかける。
 何度も何度も荒い息を吐き、額には汗の雫さえ浮かべて。それから音を立ててしまうのを恐れるようにそうっとそうっとドアを開いていって――。
 首を伸ばした格好で頭を突っ込み、その後の一瞬だけで一度『…………!!』と、さっとノブを掴んだまま後退ったのだった。
 大きく見開かれた目が、横に立つレイを見る。
 それも無理はない。
「……これ、ま、マジでっ……」
 ドアの中、ポンプ室の狭い空間に少年が見つけたのは、昼間さんざん少年の目を惹きつけたあのアスカという美少女だったのだから。
 あの金色の髪で、青い目をして、紺のスクール水着からすらりと伸びた手足が真っ白で、そして村の学校に通っているだけだと見たこともないぐらい綺麗な顔をした年上の女子。
 学校にいる女子とはまるで違って大人みたいに大きな胸をした、あの『アスカ姉ちゃんって――あんたみたいなのまでっ。ちゃんと惣流先輩って呼びなさいよ!』と怒っていた美人が、中に、目隠しをされて縛られて、少年を待っていたのだから。
「あの……アスカって、お姉ちゃん……。ま、マジかよ。マジかよっ」
 レイは頷いてやった。
「聞いていた通りでしょう?」
 その通りだった。
 少年が聞かされたままなのだった。
 この超が付くほどに美少女の先輩は、狭いポンプ室の床いっぱいに背伸びをした格好で寝かされていて、万歳をした後で手首を重ねたような位置で配管に両手を括られ、精々が体をよじらせるぐらいの殆ど動けない様子。

622引き気味:2018/07/22(日) 16:20:38 ID:AozDW4gc0
 少年の顔を見ることも出来ないように目隠しもされており、これなら確かに何をしたって抵抗できないし、後からバレることもないだろう。
「好きにして良いの」
 なんとかレイといった名前だった筈の、もう一人の――少年には(何か怖い)とさえ感じる、綺麗な顔をした中学生の先輩が唆してくる。
「あなたが聞かされたことは全部本当。好きにして良いの。何をしても……後であなたが怒られるようなことにはならないわ」
「や、やめっ……やめなさいよ!」
 ここに来てやっと、今更ながらという不自然なアスカの悲鳴に、何も気付かない様子の少年はビクリと肩を震わせた。
「大丈夫よ」
 それでも安心して良いのだと、レイが少年の背中を押すように言う。
「彼女、逆らえないの。私が言うとおりにしなさいと言えば、そうするしかないの。だからここでああやって、あなたを待っていたのよ」
「どうして……」
「誰だって……あなただって、人に知られたくない秘密はあるでしょう?」
 たとえば、今ここでこうやっている事とか。
 そう言われてしまえば、少年だって理解する。たしかに、今晩こうやって家を抜け出してきたことを誰かにバラされるのは嫌だ。綺麗だなぁ、美人だなぁと思ったおっぱいの大きいお姉ちゃんに好きに悪戯していいから、セックスだってさせてあげるからと言われてやって来たなんてことは、親に知られるわけにはいかない。
 バラすぞと脅かされたら、なんだって言うことを聞いてしまうしかないだろう。
「本当は目隠しもいらないの。あのことをバラされたくなかったらって言えば、彼女はあなたのこと絶対に秘密にするもの」
 少年は納得したし、レイのことを(このお姉ちゃん、怖ぇ……)と震えもした。
 けれども本当なんだと納得してしまえば、それはつまり、言われた通り目の前のご馳走を好きにして良いんだという理解なのだった。
「ほ、ほんとにシちゃうからな。このお姉ちゃんのオッパイ、触っちゃうし。せ、セックス――」
 好き放題の許可が本物だと理解した途端、抑えの外れた興奮に声を上擦らせ、そしてレイの『好きにしていいのよね、アスカ』という念押しに、縛られている当の少女の方も悔しそうに唇を噛んで、ぶるぶると震えて――。それでも、言われた通りに従いますと頷いてみせたものだから、
「うぉ、ぉ、おおおっ……!」
 少年は自分でもわけのわからない興奮で叫び声を上げながら、横たわる美しい年上少女の躯に向かって突進したのだった。

623引き気味:2018/07/22(日) 16:21:06 ID:AozDW4gc0
「ああっ、イヤぁ」
 少年はまず真っ先にアスカの乳房を見たがった。
 シャツの裾をジャージから引っ張り出して勢いよく、一度ではその胸の膨らみに引っかからせて上手く行かなくても、終いには首の直ぐ下まで捲り上げてしまって。
 そして表れたアスカの白い、おしゃれ心は大分控えめな方なのだろう簡素なブラジャーに歓喜して、とうとうレイが肩を叩いてるまでの十分近くを、ブラジャー越しに揉みくちゃにしたり頬ずりすることに夢中になってしまっていた。
「おおっ、おおっ、すげぇっ、スゲぇッ。これ、オッパイ!」
 外し方の知識なんてカケラも持ち合わせて居なかったのに違いない。少年はレイのアドバイス通りに手を動かして、剥き出しにしたアスカの乳房にまた大喜びしたのだった。
「あっ、ヤっ。そんな、また――」
 勢いのあまりに爪を立てるまでしてしまう小学生の少年の手に喘いで、目隠しをしたアスカが悲鳴をあげる。その中に織り交ぜられて、既にどこかしら甘く切なげな鼻息が漏らされだしていることに気付くには、勿体無いことにあまりに童貞の少年には経験が欠如している。
「でけえっ」
「……あなたのお母さんよりも?」
「あんなの……ただのオバンじゃねぇか。全然違ぇよっ! このお姉ちゃんのオッパイ、真っ白だし、ふわふわだし、乳首ピンク色だしっ!」
 欲情の程を伝える上ずった声に称賛されれば、口では悲鳴を上げて嫌がってみせているこの年上の美少女は、頬に差したピンク色の火照りを嬉しそうに赤くさせていって、そして拙い乳首責めに『ああン』と首くねらせて悶えるのだった。
 山深い地区では直に接することなど滅多にないヨーロッパの美少女の、ミルク色の素肌。尖りきった乳首を頂にプルルンっと揺れるほどに盛り上がった双乳を一しきり堪能してしまえば、次に興味が向かうのは野暮ったい壱中制式ジャージで覆い隠されている下半身だ。
「秘密を守りたいのなら、おとなしく彼に脱がせてもらいなさい」
 またわざとらしくレイが念を押す。
 ああと弱々しくため息を漏らすアスカの顔を見れば、少年は安心してジャージとショーツを足首まで下げて抜き取ってしまうことができた。
 殆ど全裸となったティーン美少女の傍らに膝をつき目を輝かせる、そんな未経験の少年でも、すぐ背後から手を伸ばし、指をさし、あれこれと教授してやるレイの導きがあれば、太腿を広げさせて覗き込むブロンドのアンダーヘアの下の、薄桃色に口を開く縦溝器官からのニチャニチャとした愛液の意味も、何のための機能なのかも、瞬く間に飲み込んでいくのだった。
「じゃ、じゃあ! このお姉ちゃんのここっ」
「――オマンコ、よ」
「そうっ、オマンコに、もう俺のチンチン突っ込んじゃってOKってことなんだろっ?」
 少年の興奮も最高潮に達していた。
 濡れ濡れになった小陰唇から前膣庭の粘膜をかき混ぜて、その感触や次第に悶えくねる様を激しくしていくアスカの醜態を楽しんだ後の、愛液まみれになった少年の指が、自分の半ズボンのボタンを外そうとして悪戦苦闘する。
 そっと膝をついて寄り添ってやったレイが、代わりに少年のズボンと下着を脱がせてやった。
「……まだ剥けていないのね」
 最初の苦手意識も、年上の金髪美少女を好きに弄ぶ興奮で忘れてしまったのだろう。レイの世話焼きを大人しく受け入れていた少年は、途中途中を痛がりながらも勃起した亀頭の先を包んでいた皮をレイが剥いてやるまで、耐えてみせた。
「よく我慢したわ。ご褒美をあげる」
「えっ!? あっ、あーっ」
 チュッと挨拶代わりの軽い口づけが、まず先端に。

624引き気味:2018/07/22(日) 16:21:18 ID:AozDW4gc0
 怜悧な美貌のアルビノ少女が、その赤い瞳を瞼に隠して、少年の童貞ペニスを飲み込んでしまった口元をもごもごと蠢かせる。
 ファーストキスもまだだろう小学生の少年は、十四歳という年齢と裏腹に随分巧みに鍛えられたレイのフェラチオ奉仕を受けて、あえなく腰砕けになっていってた。
「……なんだか、あっという間に射精してしまいそう。それは駄目。さぁ、アスカの膣内(なか)にそれを突き立てて、思い切り出してあげるといいわ」
 そして少年の背を押しながら、アスカにも声を掛ける。
「あ、ああ……。いよいよ、なの? レイ。ねぇ、本当にその子、あ、アタシで……」
「そうよアスカ。この子の記念すべき最初のオンナに、あなたが今からなるの」
「あっ、あぁ……、ぁ」
 ぶるりと震え、軽くその顎を跳ねさせすらしたアスカの胸中を、嫌々なのだと信じ込んでいる少年はそのまま誤解して受け取ったし、レイは間違えずに理解した。
「こ、ここなんだよね」
「――ヒッ。熱、ぃぃ……」
 濡れきったアスカの秘唇に添えられ、先端が粘膜に含まされる。
 媚びるようにわなないた膣口の奥へと向かって『さぁ』とレイが促して、既に昂ぶりきっていた膣を犯された瞬間――。舌を突き出すほどに大きく唇を開いたアスカの叫びと、初めて経験する目も眩む程の快美感で早速弾けさせてしまった少年の悲鳴が、完全にシンクロして夜半の暗いポンプ室に轟いたのだった。

625引き気味:2018/07/22(日) 16:22:29 ID:AozDW4gc0
途中だけども、空き時間タイムオーバーしたのでひとまず投下 (´・ω・`)

626引き気味:2019/01/21(月) 01:15:58 ID:dsZmq65M0
前の投下が雑な中途半端のままで気が付けばもう半年。
もういつものことなので、気にせず別のネタを投下します。感想スレでここのとこ、わりと昔のダンボール箱ネタが掘り返されてましたし。

627引き気味:2019/01/21(月) 01:16:12 ID:dsZmq65M0
 壁に開けた穴に胴体を潜らせ、その中途半端な格好のまま抜け出せないように拘束された犠牲者たるヒロイン。
 彼女は向こう側からは突き出したお尻しか見えない状態になって、どんな顔をした女が今どんな表情をしているのだろうと想像を逞しくさせる男たちによって、玩具のように下半身を弄ばれてしまう。
 そんなジャンルのポルノコミックも人気なのだとは、アスカがまたムサシたち悪ガキ連中に教えられた余計な知識であった。

 その、素顔を見られれることのないまま――という部分。
それが悪事を唆す甘い言葉のように聞こえてしまうまでになってしまった自分を、アスカは後悔すら出来ずにいた。

「分かってたのよ」
 とは、唯一愚痴をこぼすことのできる相手であるレイに向かっての言葉だ。
「こんな頭のおかしいこと考えなきゃ良かったって、後から自分のこと最悪に汚い言葉まで使って罵ってやりたくなる気分になるの、分かりきってたの」
 でも、と。
「分かるでしょ? アンタなら」
 アスカと同じで、その筋の言葉で言う「壁尻女」ならぬ「ダンボール尻女」になってみるなどという、変態しか考えないような真似を実際にやってみてしまった知り合いは、彼女しかいない。
 レイもアスカと一緒で、倉庫の壁のようにダンボールが積み上げられた谷間の狭い空間で裸になって、中を空にして用意したダンボール箱に潜り込んだ仲だ。
 はいどうぞと突き出した、剥き出しの股間も隠さないお尻で同級生たちの――こっちのことは最後まで知らされていない――劣情を誘い、歓迎してみせた共犯者だった。
 ――自分以外にもそんな頭のおかしい女の子が知り合いの中に居る。その時点で気にし始めると頭痛では済まない問題があるのだが、問題なんて両腕に収まらないくらいを抱え込んでしまっているのが今のアスカではあった。

「あれぇ? 姫、私は〜?」
「アンタの場合は、“みたいな真似”じゃなくて本物のヘンタイだし。“やってしまった”じゃなくて、自分から好き好んでブレーキなんて思い浮かべもせずにでしょうが!」
「なんて言ったって結局は好き好んでやっちゃってるんだから、姫もおんなじだと思うけどにゃあ。そんな風に自分に言い訳しながらだと、人生楽しめないよ?」
「Shut the fuck up! アンタねぇ――!!」
 悪びれもせずに他人顔で肩をすくめてみせるマリに、瞬間アスカは本気の怒鳴り声を上げてしまいそうなくらいに激発しかけてしまった。
 それを止めるのも『……アスカ』という、思えば随分踏み込んだ話までする仲になってしまったレイの、動揺しない一言だ。
「……それでもこれは問題だと思うわ」
 淡々と促すのは、机の上にぽんと置かれた大皿サイズのそれについてのマリの釈明である。
 アスカとレイ、そして真希波マリの即席の秘密会議場になっているカラオケボックスの低い長机の上には、グレー一色の大型のお面のようなものが乗せられていた。
 ただそれは、人の顔を模したのと同じように緩やかなカーブを伴う幾つもの起伏で構成されてはいたが、再現しているものは顔面では無かった。

628引き気味:2019/01/21(月) 01:16:23 ID:dsZmq65M0
「あなたは言ったわ。秘密は守られる。だから、安心して任せてくれればいい。愉しめばよいと」
「いやぁ。顔を見ようとか正体を探るみたいな真似はご法度だってちゃんと言っといたし、関西弁くんもメガネくんも、そこら辺は素直に約束してくれたんだけどねぇ。後で共有するから、こっちでもカメラ置かせてもらってるからねって念押しといたし」
 そう言っておけば、<サークル>を主催するユイたちの威光が抑止力になるという見込みの上でもあったのだ。
「念のためなら最初からカバンごと取り上げておきなさいよ!」
「でもでもまさかまさか、姫もスマホでイタズラされるぐらいは覚悟完了してなかったワケじゃないでしょお?」
 でなきゃ、下の毛を念のために染めておくなどという準備はしてこなかったのでは?
 大船に乗ったつもりでなどと言ってアスカたちに今回の件を持ちかけた、自称マネージャーのマリが突いてくる、痛いトコロ。
 『……うっ』とアスカは詰まってしまった。
「姫も綾波ちゃんも。スマホで撮ってお土産に持って帰られた自分たちのとっても破廉恥なマ◯コ丸出し画像、後であの二人にシコシコおかずにされちゃうんだーとか妄想して、コーフンしちゃってたわけでしょ?」
『考えもしなかったとか、嘘はナシでシクヨロぉ〜』などと茶化してくるマリの台詞は、図星でもあったのだった。
 「必要な準備」をレイと二人で相談しあい、そしてユイには黙っての計画だった分を憚って彼女の団地の部屋でシャワールームを借りて仕度した時の妙な気の昂り。それを思い出さずにはいられない。
 アンダーヘアーをシェービングクリームとカミソリを使って整え、そしてはじめて目にする類の説明書を参考にしながら、手袋を着けた指で叢の一本一本に刷り込むように毛染めを使ったのである。
 自分の股ぐらを覗き込みながらの、少し前までの自分では想像もしなかった格好での作業を黙々と進めながら、どうしても考えてしまうのは「これが何のための準備なのか」。
 壁を挟んだすぐそこに自分の順番を待っているレイがいるとは分かっていながら、しかしこの後でシャワーを浴びて流してしまうのだからと思えばどうしても我慢ができず、アスカはライバルだったはずの友人の部屋でこっそりと、自慰に耽ってしまったのだ。
 そんな気恥ずかしい記憶。
 そして、バカ正直に顔を赤らめてしまう自分たちの反応の素直さが恨めしい。
 特に頬の紅潮が目立つアルビノ肌のレイの様子が、すぐ隣で目に入ってしまえば。

「……でも、これは問題だと思う」
 ぼそりと繰り返したレイの言葉は、或いはこの口下手な少女なりの誤魔化しだったのか。
 机の上にぽんと置かれた、グレーの樹脂で造形された3Dプリンター出力品。
 それはアスカかレイかどちらかのお尻側から録画した立体データを基にした、尻肉と太腿の一部を巻き込んで再現された本物の彼女たちの性器。卑猥な事後の様子

629引き気味:2019/01/21(月) 01:19:43 ID:dsZmq65M0
の、忠実な立体モデルだったのである。



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エロネタだけど、濡れ場ナシ (´・ω・`)

そして書きながらふと、音声を伴って脳内再現されるマリさんのこの台詞はなにごとかと考えてみたら、なんか声優つながりでレクリエイターズの築城院真?ちゃんとイメージ統合されちゃってるなー、と。
『シン:エヴァンゲリヲン』での上書きが待たれますわ。

630引き気味:2019/03/24(日) 23:10:03 ID:gOl8ELaY0
>>591-594の、10年後ネタ後日談
昔、途中まで書いて放ったらかしにしてしまったシチュをもう一回書いてみたくなったので、その前段となる準備シチュを書いてみたのれす。
(前段書いただけでまた力尽きるパターン)





 大きく窓が開け放たれたままの部屋に、アスカからすれば聞くに堪えない類の声が響いていた。
『ンン――んぁっ、はぁっ……。ァ、ぁアン……』
 年若い、少女の上げる嬌声。
 生の声ではなく、テレビから流れる音声だった。
 時折アスカが掃除に戻る以外は今は住む者もいない、かつての惣流邸。そのソファで我が物顔に寛いで、持参したポルノディスクをボリュームも絞らずに再生しているのは、Tシャツ一枚だけの上半身に浅黒い肌とよく鍛え込まれたスポーツマンの筋肉を浮かび上がらせるムサシだった。
『ムサシ先輩……。ま、待って。まだ怖いの』
『何言ってんだ、二回目だろ? 慣れろって、ほら。準備は出来てるんだろ?』
『や、やだ……言わないで』
『顔を上げろよ、ラルク』
『ンッ、ンン――』
 音声の片方はムサシのもの以外の何者でもない。
 もう片方の、名前を呼ばれたばかりのうら若い声の持ち主。彼女は強引なムサシに抗いながらも深く舌も絡め取られるような口付けを繰り返し与えられるたび、守りを緩めてしまっているらしい。
『ひゃっ!? あっ、そんな。もう少しだけ、おねが……ッン、んンァンンッ、ふ、んむンン……!』
『任せとけば良いんだって。こっちのことじゃお前、全然ルーキーなんだから。先輩の俺がさ……へへっ、センパイの俺が、上手くやってやるよ』
『んぁッ。ね、ねぇっ、先輩。でもわたし、入れちゃうのは、ま、まだ……』
 焦りに切迫した様子をみせていても、あっという間に攻め入られてしまったようだった
『ァ、ああん! あンンンぅ……ッ!』
 少年のものにも聞こえた硬質の声が、甲高く裏返る。
 画面を見ていなくても目に浮かんだ。ムサシの隆々とした逸物を経験の少ない性器に突き立てられ、目から火花が散ったかとすら錯覚する衝撃で打ちのめされた瞬間のそれ。
 アスカにとっては――、十四になるかならないかの歳頃からアブノーマルそのものの性体験を重ねてきた彼女にとっては、聞き慣れたものですらある。
 乙女として、未知のではなくもう既知のものであるからこそ。だからこそ余計に怯んでしまう。ズブリと粘膜をかき分けて挿入されてきた剛直に、これにかき混ぜられだしたら――という刻まれて間のない記憶。その上手に学習させられた甘いエクスタシーへの予感が、喉奥から『ああっ』とこぼれてしまうのだ。
 そして、持ち物の優位性にばかり頼らないムサシの巧みな腰遣いで、あっという間にぐずぐずと理性を突き崩されていく。猛毒じみて“効き”の早い官能へと溺れていく。もはや他の未来を行く逃げ道など絶たれてしまっているも同然の、若く新しいセックス奴隷候補の嬌声。
『やっ、やだっ……。わ、わたし。こんな、こんな――ぁ、ぁぁぁあっ、アッ、アッ、アッ……!』
 その悲鳴も、そしてドロドロに頭の中を狂わされていく喘ぎ声も、十年前は三日と日を空けぬ勢いの日々、アスカが上げされられていた声だった。
 いずれやがて、かつてのアスカやレイが辿ったのと同じ堕落の道をこれから溺れていくのだと容易に想像させる、記録音声だった。

 ◆ ◆ ◆

631引き気味:2019/03/24(日) 23:10:17 ID:gOl8ELaY0
「ムサシ」
 いよいよ無視のポーズも我慢ならなくなってきた濡れ場の大音量に、とうとうアスカは青年の名前を呼んだ。
「気にすんなよ、アス姉。どうせこの辺も寂れまくってて、マンションまるごと殆ど空き家だろ? 窓が開いてたって、ここぐらいでかい建物は周りにないんだし」
 それでも一応は家主の意向に配慮してか、ディスクの再生音はプツッと停止させられる。
 立ち上がったムサシは膝立ちになってフローリングを拭いていたアスカの後ろに回っていた。
「とっくにピカピカじゃんよ」
 遠慮のない手付きが、アスカの尻朶を触ってくる。中身を確かめるように。
「…………」
 遂に遷都されることのなかった第3新東京市。見放されたこの街の、かつての住まいに、アスカは空気の入れ替えと掃除のために通ってきている。
 そういうことになっている。
 だから今の服装は、第2新東京市で国連の上級職員を務めている普段からすると随分とラフな、まるでムサシと同様に大学に通っている小娘であるかのような格好だった。
 肘までまくりあげたロングスリーブTシャツ。ぴったりと肌に張り付いて、変わらぬ性格のままのツンと生意気なヒップラインからと、そこからの脚線を見せつけるスキニーデニム。
 アスカの躯に対する欲望を隠そうともしないムサシにとって、脱がし辛いそのぴっちりとしたデニムパンツは障害ではあるだろう。
 だがムサシはもう知っているのだ。子供時代ならいざしらず、この姉のような――今となっては三歳の年の差も些細なものでしかない――美女は、双臀の谷間をあやうい方へあやうい方へと撫でさすっていくムサシを邪魔することはない。
 その代わりに、不機嫌そうに眉根を顰める私服のキャリア美女は、小さく息を震わせる。
「んッ――」
 黙りこくる一方で、次第に熱っぽく息を乱していくのである。
「……ゥ、……ンぅぅ……っ」
「脱がすぜ」
「…………」
 そして、ぴったりとフィットするこのデニムパンツだからこそ、膝まででもずり降ろしてしまえば後は逆に、アスカ自身の動きを極端に制限する枷と化してしまうのだ。
「今日は乱暴にしてもらいたい気分ってか? なぁ、アス姉」
 あの頃、半ズボン姿の悪ガキだったムサシを飼い主として足元に這いつくばり、そんな惨めさですらのめり込む燃料にしてマゾヒスティックな性に溺れていたアスカだ。
 共にセックス奴隷に落ちぶれて、中学卒業も待たずに誰との性交で孕んだのかはっきりとしない赤ん坊を宿したレイとは違う決断を、一度は下しはした。
 そうやってムサシたちの元を離れておきながら、今また、自分よりも背丈の高くなった青年が必ず待ち受けていると知りつつ月に一度は旧宅に通ってきている。
 すべて承知の上でのコーディネート。それがそのきつめのデニムであるのなら、普段は貴族然とすらして見える傲慢な美貌の持ち主の口に出さない願望ぐらい、彼女の性癖を知悉するムサシには見え透いているのだった。
「良いじゃん。明日は椅子に座ってらんねぇってくらい真っ赤にケツ引っ叩いて犯してやっから、マゾ豚のアス姉の汚ねぇ悦がり声、そこの窓から誰かに届くまで張り上げてみなよ?」
 『ほら』と言って、青年はアスカを床へ無造作に押し倒した。
「……アッ!?」

632引き気味:2019/03/24(日) 23:10:54 ID:gOl8ELaY0
 声を上げながら体を丸め、咄嗟にお腹を庇うように肩からフローリングへ倒れ込む。
 膝のところで縛り上げられたにも等しい不自由さがあっては、不格好に転がされてしまっても抗う術がない。
 一度フローリングに突っ伏して、そしてお尻だけを持ち上げられる姿勢に横から抱え込まれて、アスカは黒いショーツがむき出しになった秘所をまさぐられた。
「……ッ」
「へへっ」
 すでに充分に湿りを帯びた感触。それについては、ムサシも敢えて触れはしない。
 前だけを向いて顔を背けているアスカの美貌が、真っ赤な羞じらいに染まるだけだ。
 強張った両腿の付け根と、ふっくらとした土手肉の盛り上がりを尻側から覗く、その三方からの隙間。そこにムサシは揃えた指をねじ込んで、ショーツの底を乱暴に責めていく。
 この日の逢瀬、顔を合わせてすぐには開始されなかったセックスを、一応は段取りを踏んでいるかの体で、まず下着を脱がさない外側から始めだした愛撫であっても、手付きに遠慮は存在しない。
「ンッ……ンッ、ンッ、ンッ」
「良い趣向だったろ?」
 最高級に手触りの良いシルク生地が、水気を吸ってぴっちりと張り付いたクロッチ。そこに浮かび上がった秘唇をなぞるムサシの指使いにシンクロし、アスカがこぼし始めた喘ぎ。
 かつてのスケベ小僧の青年へと成長した指のわざとらしいまさぐり方は、力を入れてなぞり上げるほどにジュッと滲み出して生地に染みを広げていくアスカのやせ我慢ぶりを揶揄していた。
「丁度さ、アス姉のこと思い出してたんだよ」
 今や体格では大きく青年の方が上回る。のしかかれば両腕の下にすっぽりと覆えるくらい華奢に見えるようになった背中へと被さって、ムサシも自分のズボンを脱ぎ捨てていく。
 十年を経ても、また再び「過去」とは呼べなくなっているあの日々。眩しいほどに純白だったアスカの肉体を蹂躙し、開発し、どう意地を張ろうとしても抗いきれないまでに屈服させた規格外サイズの屹立を、そうやってアスカの太腿に擦りつけてきつつ。手まで日に焼けきった浅黒い腕を動かしていよいよショーツを引きずり下ろしてしまったムサシは、とっくに熱い潤みが垂れ落ちそうになっていた蜜肉の狭間に人差し指を沈み込ませてきた。
 如実な反応でクォーター美女の後頭部が跳ね、ひゅッと息を吸った音が聞こえる。
「ぁ、ぁあ……」
 続いて膣内に深々と二本。合計で三本の指を挿入されようと、何を言っても寄越しはしないアスカではある。
 けれども、まだ堪えたがっているらしい引きつった口元から途切れ途切れに溢れ出した上擦り声だけで、ムサシには十分なのだった。
 赤みの強いストロベリーブロンドから覗く耳も、先端まですべて真っ赤に火照ってしまっているのだから。
「敏感なんだぜ? あの子、アス姉みたいにさ」
 見せてしまった反応をからかうムサシに、アスカは『――フン』と鼻を鳴らして素っ気ない。
 どうせそれも表面上だけのことだと指先の震える媚肉の感触で理解できているから、ムサシは余裕のままだ。
「サークルの新しい子でさ。まぁ……見た目は全然違うわけよ、アス姉とは。中東系らしいし。そばかすあるし。なんだけど、女のくせに突っ張ってる感じがっていうかさー。男には死んでも負けてやらないって目つきしてたあたりとか、ダブっちゃったわけよ」
 ことさらにアスカが無視していた前でボリュームも絞らずポルノ上映会をやらかしていた、ムサシ持参の録画ディスク。その中で主演女優をさせられていた後輩少女について、一方的に話を続けていく。
「で、とーぜん経験ゼロで、クリ逝きと膣内(なか)逝きの違いも知らないような夢見がち処女だろ? これはもう、俺が手取り足取りチンコも全部に突っ込んで、たっぷりコーチしてやんなきゃってね」
「は、ぁあッ」
 膣口を押し拡げて指を使ってきた後は、すぐにアスカのそこの準備具合に満足したらしい。猫科のしなやかなシルエットを持つウエストを後ろから捕まえて、秘唇に己の剛直を押し当てたムサシは、むしろ歓迎するぐらいにぬるりと滑らかに青年を迎え入れた肉穴を、ぺらぺら喋りつつも堪能しはじめていた。
「で、俺がセンパイなんだからって我ながら偉そうにしてたら、なんだか思い出しちゃうじゃん? 昔もこんなことやってたなーって、アス姉のこと思い出しちゃうじゃん?」

633引き気味:2019/03/24(日) 23:11:16 ID:gOl8ELaY0
「アアッ、あっ! アアッ、アアッ!」
 Tシャツの背中に筋肉を浮かばせて腰を振る青年の力強さは、アスカの膣底へ叩きつけられる杭打ちの一撃一撃がたやすく彼女の全身分の体重を吹き飛ばそうとしているところからも見て取れる。
「ンあっ……、アッ、激し……アゥんッ、ンッ、ンッ、ンッ……っッ!」
 早くもじゅぶじゅぶと、アスカの隠しようのない歓喜が泡を立てはじめた結合部に、褐色をしたムサシの剛棒が出入りを繰り返す。
 引きずられて伸び、巻き込まれて竿幹ごと蜜穴に沈み込もうとしているアスカの襞花弁は、少女だったあの頃からするとよく発達し、いくらかひずんだ色味を帯びていた。
 その尻穴近くまでの一帯がすべて飛び散った愛液でぬめりを帯び、黒々とした陰毛が屹立の根本を覆うムサシの下腹部で叩かれる。
「……でも、やっぱ具合が最高にイイのはアス姉だぜ。この、アス姉のマゾマンコがさ……! 最高だよッ。だろ? アス姉っ。俺たちの、カラダの相性がさっ、やっぱ一番なんだよ……!」
「ンゥッ、ン……ッ! ンーッ! ンンーッッ!!」
 吹き飛ばされそうに揺さぶられ続けるアスカは、美しい顔立ちを歪めさせるほど爆発的な性感の高まりに歯を食いしばって悶え続けるしかない。
 さして間も置かず『ぅ、お――』と唸り声を上げてアスカの膣内に射精をはじめたムサシの、どくどくと熱い滾りを腹奥に味わされて、
「アス姉のが、一番……。アス姉には俺のが、いちばんッ……イイんだよ……」
 そう、耳元に突っ伏してきて囁きかけてくる青年の声に、アスカはぶるりと、静かに背筋を這い上がってきた恍惚を受け止めたのだった。

 ◆ ◆ ◆

 今度はいつ帰ってくるんだよと、翌朝の別れ際にいつもムサシは訊いていた。
 けれど、それにアスカが答えたことはなかった。
 そもそもが第3新東京市を訪れるときにしたって、何時にマンションに着くだとかを互いに連絡しあっているわけではない。
 こうやって肉体関係を復活させてしまっていても、まだアスカは携帯にムサシの番号を登録したりはしていないのである。
 いつもただ、一月ばかりのインターバルが空いたぐらいになると町に残って子育てをしているレイに何のつもりもない風を装った連絡が入り、週末にでも掃除に行くわと伝えてくるのだ。
 ――昔、アスカも絡め取られていた乱交ネットワークに、旧友の彼女が今も所属していることを承知の上で。
 そうすると、下の毛も生え揃わない小学生の分際で自分こそがレイの産んだ子の父親なのだと嘯いてもいた当時からの関係を途切れさせぬまま、今なお綾波レイの「飼い主の一人」であるムサシはそれを寝物語に聞き出して、日を合わせてマンションの部屋を訪ねていたのだった。

 ただこの日、真っ赤なレトロ・スポーツカータイプのEVでムサシを彼の大学最寄りの駅まで送ってやったアスカは、『――しばらく来ないわ』と、それだけを言い残して上り車線にアクセルを吹かしていったのだった。
 その冷ややかな言葉の通りに、アスカは一月が経っても、その翌月も、さらにその次の月も、第3新東京市に姿を見せることはなかった。
 彼女に執着するムサシがいくら焦燥に駆られてレイを呼び出し、革の奴隷衣装に身を包んだ若々しい一児の母親の肉体を責め苛んでも。同じように最後の夜、ムサシのスパンキングを受けて桃のようなヒップを真っ赤に腫れ上がらせていたブロンドの美女について、その消息を聞き出すことは出来なかったのである。

634コウイに値する名無しさん:2019/04/07(日) 20:51:17 ID:jK.4PwVY0
ムサシに伝わる事が分かっていながらレイに連絡するアスカ
それを誰に漏らすこともなくアスカをむかえるムサシ
本当にムサシの言葉通りにアスカの体が欲する一番はムサシなんでしょうね

635引き気味:2019/04/08(月) 00:30:52 ID:Q7GzAzQI0
書きたい人間関係といいますか、竿役とヒロインは頭にあって、後はいかにそのシチュのお膳立て済ませるかなという視点で書きなぐったブツだったりします>>630-633
もっとぶっちゃけると、竿役とヒロインに貼り付ける肩書属性ですね。

今更、こんな終わって何年も経つ個人サイトのそれもBBS覗いててくれる人に説明も不要でしょうけど、私「痴漢シチュ」みたいなシチュエーションとしの属性でもそうである以上に、「年寄り×ミドルティーンの少女」「父親×娘姉妹」みたいな、キャラクター間の関係性での組み合わせにハァハァするタチなんですよね。
なもので、この『INNOCENT TABOO』での低年齢化改変された悪ガキムサシ、ケイタという小学生竿役に、やたら母性強調された子持ち人妻なユイや、共に強気系ヒロイン(難攻系)であるアスカとレイというミドルティーンキャラなのに相対的には年上属性だなんてヤられ役組み合わせたこの配置が、結果として一番長くネタにして遊んでるお気に入りだったりするわけです。

派生させて色々妄想させた中で、この10年後シチュがなにが楽しいかと言いますと、

・かつて調教されていたヒロインと竿役の再会
・竿役の魔手を逃れて長らく、強気を取り戻している
・かつて少女だった頃からすると年齢と共に社会人レベルがアップ、対人ペルソナの使い分けがうまくなっている。つまりツン度アップ。

なんてあたりなわけですが、その10年後シチュをまた引っ張り出してきた理由が、実を言うと更にそれを下敷きにして寝取られBADエンドを分岐点にした『2』とか楽しそうだよねという、そこら辺だったりします。

長文でひたすら迂遠な書き方のレスでアレですけど、せっかく感想もらったことですし、最近エロテキスト書く習慣が生活サイクルの中から消えかけてることもありますし、勿体無いのでちょっとずつでもこれ、続き書いてみることにします。
というわけで、バレバレですけどネタバレ的なとこは勿体つけてみました。

636引き気味:2019/04/09(火) 03:48:48 ID:zG0ga3Kg0
 例年であればマスコミからさしての関心を向けられることもない南極観測船の出発に、その日は異例とも言える数のカメラが集まっていた。
 理由はひとえに、越冬隊を率いる葛城ヒデアキ博士が現地で行う二度目の大規模調査が国内外から大きな注目を集めていたことにあっただろう。
 当人たちには甚だ不本意なのだろうが、オカルトまがいな話題としての注目をも集めてしまった彼ら葛城調査隊、その動向には、一部パパラッチじみた追跡までが行われており、幹部として参加するある隊員などは、元から夫婦ともに若くして名を知られた優秀な研究者として、そして揃っての美形夫婦学者としてなにかとマスコミへの露出が多かったこともあり、芸能方面から格好のネタとして扱われてしまっていた。
 同じ中学校に通っていた幼馴染同士であり、当時から評判のカップルだったともいう。そんな二人の間に生まれた娘も、まだ小学生ながら飛び抜けて優秀なことで知られる美少女で、祖父母の代からのエリート研究者一家にふさわしい将来が嘱望されている。
 ここまでくれば、調査隊についての記事の本筋を外れてまで大衆の、特に口さがない向きからの需要に応えようする記者達に付きまとわれるのも、仕方がなかったのかもしれないが。
 しかし、同居する妻の妹とで女ばかり三人の家族を日本に置いていく格好になったことを指して『浮気が心配ではないのか? 変な虫が付きでもしたらとは気がかりではないのか?』などという明け透けな質問――後日になって報道担当官からの厳重抗議が行われたほど無礼な――に対しても終始にこやかな応対を貫いたその隊員には、ネットを中心に女性からの支持の声が集まり、さすがは葛城博士の片腕だ、ふさわしい器量の持ち主だとの評判を呼んだという。

【 in 2037 ① 】

 アスカを乗せた白いワゴンタイプのEVは先程から信号の度に引っかかり、距離的には1/3の時間で済むような道をいまだに抜けられずにいた。
 古い町並みからの区画整理がいつまで経っても進まない旧城下町である第2新東京市の道路事情は最悪だ。
 首都が遷されてきて、この国の中心として大規模な再開発が行われて三十数年が経っていても尚、文化遺産としての性格を色濃く残す区画をそのまま抱え込んでいるがために、朝夕ともなれば大動脈である国道はおろか抜け道である側道までもが大渋滞に陥る。
 ひとたび雪が降れば住人総出で出勤前の早朝に雪かきをしておかねばならない冬ともなれば、なおさらだ。
 生配信中のニュース番組を画面に映し出したナビゲートモニターには、県内主要道路の渋滞具合を伝える文字情報が流れ放しだった。
 自家用車通勤など真っ先に念頭から外すべきではあるのだが、不幸にしてアスカは一児の母である。今年11歳になる息子を幾らかは学校の近くまで送り届けてやらねばならないし、帰りにアスカが庁舎を出る夜中の頃ともなれば今度は逆に路面凍結でモノレールをはじめとした公共交通機関があてにならなくなる。

637引き気味:2019/04/09(火) 03:49:26 ID:zG0ga3Kg0
 やはりキャリアウーマンだった母親に自分が育てられていた頃のこともあり、アスカはいくら遅くなろうとも朝までには毎日一度帰宅し、息子との時間を持つように務めていた。
 それが多忙な日々を送る自分にとっての支えにもなっていると自覚していればこそなのだが、幸いにして現在のアスカは文字通りの重役出勤でも文句を付けられないぐらいの立場は築き上げていた。

「アンタ、もうそこで降りて地下鉄に乗りなさい。ここまで来たら、そっちの方が早いわね」
「えー?」
 いかにも甘ったれた声で顔をしかめてみせた息子をドアに向かって押しやってやり、アスカは後部座席から引っ張り上げたランドセルを押し付けた。
 自動運転モードに任せたハンドルはお行儀よく車間距離を維持し、勝手に徐行とブレーキ、徐行とブレーキを繰り返してくれている。
 おかげで運転席に座ってはいてもアスカの両手は事実上フリーだ。
「ちょっとでも寝ておかないとキツいのよ。後は静かにさせといて頂戴」
「……それ、見付かるとマズいんじゃなかったっけ?」
「なんのためにUNのナンバー付けて走ってると思ってるのよ」
「良いけどさぁ。着いてから寝ぼけた頭で歩いて、雪ですっ転んだりすんなよ? 年甲斐もない派手パンツ丸出しでコケるとか恥だぜ、ママ?」
「誰が年甲斐もないよ。女盛りって言いなさい」
「……派手パンツは否定しないんだ?」
「アンタねぇ……」
 親ひとり、子ひとりの母子家庭。お行儀の良い息子には育ってくれなかったが、親子の仲は良好だ。多少の気安い言葉遣いも許容してやってはいる。――であっても、誰よりも近しい間柄であっても、それはもうマナー違反の台詞なのである。
 三白眼気味に剣呑な目付きを作ってやった母親を相手に、息子はおとなしく両手を上げてみせたのだった。

 ランドセルを背負い、手袋を着け、『こんな日、遅れたって問題ないのに』等とぶつくさ言いながらも、少年はまたの赤信号で完全に停車したタイミングを見計らってガチャリとドアを開ける。
「ほら忘れ物よ、ジュニア」
 その片腕を掴んで引き止めたアスカが、呼んで振り向かせた息子の頬に口付けをして『愛してるわ』と囁いた、首筋に直接に温い(ぬくい)息吹ときたら。
「――っッ!?」
 毎日のことだろうに、がばっと慌てて顔を引き離したのはそこがもう出勤通学中の往来ざわめく歩道脇だったからだろうか。
 肌を刺すような冬の寒空の下でも、朝日はまぶしく照らしている。白一面を背景に浮かび上がる、真夏の日焼けがそこにだけまだ残っているような肌の色をした少年をまだ放してくれないのは、余裕たっぷりな笑顔の母親だ。
 片眉を動かす仕草でほらと促されて、照れ隠しにもなっていない突っけんどんな口調で『あ、愛してるよ、ママ』とお約束の挨拶を言わされた少年は、
「ママのくせに調子に乗ってさー! 帰ったら覚えてろよ!!」
 と、真っ赤になった顔を体ごとそっぽ向け、歩道を地下鉄の入り口に向かって駆けていったのだった。

「アンタの方こそ転ばなきゃ良いんだけど、ね」
 体を伸ばして、息子が忘れていったドアを閉めたアスカは、そのついででボリュームを操作しようとしたモニターの中に、ふと目を留めた。
「ああ……」
 何かと思えばと一人頷いた彼女の見やる先には、今まさに岸壁を離れゆく巨大な南極観測船の姿が映し出されており、そしてアスカの良く知る幼馴染夫婦の片割れであるレイ――姓を碇に変えて十年以上が経つ――の、家族と一緒に見送りをする横顔が、スタジオの面々の好奇に満ちた話題の持って行きようと共に添えられていたのだった。

638引き気味:2019/04/09(火) 03:49:48 ID:zG0ga3Kg0
「アンタも相変わらず馬鹿よねぇ」
 独りごちるアスカは、丁寧に切りそろえてマニキュアを塗った指先で、モニターに映った腐れ縁の顔をつつく。
 ワイドショー番組に出演している訳知り顔の彼らの下世話な関心は、レイの次には手を結んで隣に立つ、彼女がシンジとの間にもうけた一人娘に。そうして更に横に並んだ、その幼い少女にとっては叔母に当たる娘へと移っていっていた。

 アスカは知っていた。
 髪と目の色こそ黒く違えど、アスカと出会った頃まで小さくレイを縮めただけのような姿の少女と、叔母だとして彼女ら母娘とこの先の一年あまりを同居することになっているあの娘の本当の関係とは、実は同じくレイを母親に持った姉妹に他ならないことを。
 綾波姓を名乗っているあの娘こそは、実はレイがまだ中学も卒業しない頃に私生児として産んだ赤子の、二十歳に成長した姿でしかないことを。

 今のレイは、あの当時の碇ユイにそっくりだった。
(元から、本当の親子だって言われても不思議は無いくらいそっくりだったけど……)
 それがあの当時のユイと同じぐらいの年齢になって、さらにまた良く似てきたように思える。
 レイがシンジと結婚してから産んだ少女の方も、目と髪の色がシンジと同じだけあって、こちらもユイとよく似て見える。
 その一方で、レイが最初に産んだ娘の方は、やはり碇ユイと似通った面影を持ちつつ――どちらかと言えばシンジに似て見える顔立ちをしていた。
(……もし、シンジが)
 違う性の方で生まれてきていたらと、そうアスカに考え込ませるような容貌だ。

 ならば、二十数年前のあの頃から今に至るまでレイが口にしようとしていない、その父親とは誰だったのか。
 アスカと同様、ユイから当たり前一般の倫理観から外れた性教育を授けられながらも、同時にまだ十代の後半にも至らない体での妊娠が持つ重大性についても、充分に説かれていた筈である。
 様々なサイズのコンドームやアフターピルまでをも渡されていた。こんな年齢で妊娠するなどとんでもないと、同じように考えていた筈の中学生の頃のあのレイだ。
 それが、誰を相手に避妊無しでのセックスをまで許して、誰を相手に赤ん坊を産もうとするまでの心を固めさせられたのか。
(シンジじゃ無かった筈だわ)
 それは当時からの確信だ。
 なぜレイが赤ん坊を産むまでしたのかについて、その理由の一つがシンジへの恋心だったのは間違いない。であっても、その恋い焦がれる少年を手に入れる手段としてありきたりに考えたのではないことは、あの頃から良く理解できていた。
 少年も少女も、両方が歪んでいたのだ。
 たしかにレイはシンジを自分に釘付けにしようとしていたし、事実、シンジはレイが妊娠したことで強烈にその心を揺さぶられ、他がもう殆ど見えないぐらいの状態に陥ってしまった様子ではあったが。であるからこそ、生まれてきた赤ん坊の父親がシンジであった筈がないのだ。
 少年も少女も、両方が歪んでいたのだから。
 その上で、真実はどうであったのか。生まれてきた娘がシンジによく似ていたことを根拠に逆から考えて、それはシンジと良く似た子供が生まれてきて当然の両親を持ったからではないかと、アスカは思うように至ったのだった。

「ほんと、馬鹿ね。馬鹿ばっかりだわ……」
 ゆっくりと見送りの人々の立ち並ぶ岸壁から離れて行き、港を出ていこうとする南極観測船。そして、『あの高名な』とレポーターが繰り返す碇家の勢揃いした、齢七十を数えてなお矍鑠としたゲンドウを先頭に立つ姿。それらとまた他の隊員達の家族を交互に映すチャンネルをぷつりと切って、それからアスカはシートに深く背をもたせ掛けさせ、息子が駆け込んでいった地下鉄入口が窓の横を通り過ぎていくのをぼんやり薄目に眺めて、
「はぁ……」
 と、小さく欠伸を一つ。瞼を閉じたのだった。

639コウイに値する名無しさん:2019/05/08(水) 12:01:04 ID:zEI4Ms7.0
淫乱美母アフター アスカとムサシの10年後〜BAD?ルート分岐点ネタ〜  1/2

郊外のラブホテルの一室―。
「大事な話がある」とアタシが切り出すよりも先に、その日とても上機嫌だったムサシの口から飛び出した報告に
アタシは呆然としてしまった。
「俺さ、マナと結婚することになったんだよ。」
つい昨日、彼女にプロポーズしOKを貰い今は婚約状態なのだとテレテレしながら言うムサシの姿に。

でもこれで昔作った『奴隷契約書』は正式に終了になるんだよなぁ、と感慨深げに言うムサシの言葉は確かに
その通りだった。15歳の誕生日に取り交わしたあの契約書。
『ムサシあるいはアスカが第三者と正式に婚姻関係を結んだ場合、この契約は自動的に終了する』という一文。
結果から言えばアタシはシンジと結ばれなかった。だからこそこの契約書が今でも有効のまま、ずるずるとムサシ
との関係を続けてきたのだ。

来週からは婚約者としてマナと同棲するつもりだし、そうなったらアス姉と毎晩ってわけにはいかなくなるじゃん?
「だから今夜はオールタイムでさ、アス姉が俺のチンコを忘れないようにしっかり満足させてやるつもりだから。」
プロポーズした女性にOKを貰った次の日に、別の女性に"満足させてやる"だなんて。昔のアタシなら一言
『アンタって最低っ!』と叫んで平手打ちくらいはしていただろう。

けれど言えない、言えるわけがない。それが10年という時間の重み。
ムサシが最低な青年だと言うなら、今この瞬間ベッドに寝そべった彼の腰にまたがり、破廉恥な上下運動で揺れる胸で
彼の目を楽しませている自分はいったい何なのだ、と。
「へへ、アス姉さぁ。そんなに焦らなくたってまだまだ夜は長いんたぜ?」
余裕綽々といった様子で見上げてくるムサシのまっすぐな視線と目が合い、恥ずかしさのあまり慌てて目をつむった
のは正直悪手だった。ニヤつきながら隙ありっとばかりに伸ばしてきたムサシの両手に乳房を揉みしだかれ、先端の
膨らみをシコリ上げられる。思わず動きを止めてしまった下半身も催促するような突き上げで2-3回揺さぶられれば、
あとはもうムサシの思うがままだった。

「っぁ…ぁっ、おねがいっ…見ないでっ…!」
上り詰めてしまう瞬間の、恥ずかしい顔を見ないでほしい。切羽詰まった声でそんないじらしい懇願をした事さえ
後になって教えられないと思い出せないほど。
そして激しいオーガズムの後、力が抜け崩れ落ちそうになる上半身受け止めるとムサシはくるりと上下を入れ替え
アタシをベッドに組み敷いた。
「じゃ次は攻守交替ってことで。2回目は俺の方から攻めていいよな。アス姉?」
おぼろげな意識で彼に頷いたところまでは記憶にあったけれど、そこから先。本来言うべきだった大事なことを
彼に伝えた記憶は一切なかった。
先月から生理が来ていない事も、サイドテーブルに置いたポーチの中にある使用済の妊娠検査薬のことも。

640コウイに値する名無しさん:2019/05/08(水) 12:01:36 ID:zEI4Ms7.0
2/2

夢を見ていた―
それはちょうどふた月ほど前、運転免許を取って1年でようやく初心者マークがとれたというムサシにせがまれ、
自慢の真っ赤なスポーツEVを彼に運転させてあげた日の事。

それ自体は、至って楽しいドライブだった。男性に運転してもらい、自分は助手席に座るという感覚が新鮮だったし、
ムサシの運転ぶりに細かく指導を入れながら久しぶりに年上のお姉さん気分を味わい、少年だったムサシから青年へと
変わった彼の横顔を見ながら少しドキドキしたのも良い思い出だった。
ただ、お互いに地図を見ていたわけでもなく、ただ何となく選んだ山道を走らせてたどり着いたのが14歳の頃、始めて
振袖を着てムサシと訪れたあの神社だったという結末を除けば。

「なぁアス姉、これって…そういうことだよな…?」
子宝祈願・子孫繁栄と書かれたお賽銭箱に硬貨を投げ入れて互いに顔を見合わせた後はもう自然な流れだった。
人目を避けてお堂の裏に回り、あの思い出の場所であの時のように両手をついてムサシを受け入れた。
その日が絶対に大丈夫だと信じていたわけではない。ただ、いまさら車まで戻って助手席に置いたポーチからゴム製品を
取ってくるなんて、そんな無粋な提案はできないと考えてしまっただけ。
でも結果から見れば、そんな風に考えてしまった事じたいが神社の御利益の一部だったのかもしれない。

ムサシがまだ半ズボンの少年だったあの頃でさえ、後でユイ先生から貰ったお薬がなければきっとそうなっていただろうし、
10年の時を経てアタシ達が再びここに来てしまったこと自体が今となっては運命的な物だったとしか思えないのだから。

『ぅぁ、すっげ…やっぱアス姉のが、他の誰より一番気持ち良いって』
『ぁっ、ば、バカっ…何言ってんのよ…そんなお世辞…ぁっ!』
夢の中で再現される絶頂直前のムサシの言葉に身悶えしながら、アタシは部屋にベッドシーツの衣擦れをひびかせた。
あの時の感覚と今の情報が入り混じった奇妙な感覚にとらわれていた次の瞬間、ぐらぐらと揺れるような振動で
アタシの意識は強制的に現実へと引き戻された。

「ちょっとアス姉、ほらアス姉ってば、起きてる?さっき言ったじゃん。俺もうそろそろ行かないと。」
心地良いベッドの上で肩を揺さぶられて目覚めた時はもう翌朝で、日はすっかり高くなっていた。
「マナのやつがさ、今日も昼からデートしたいってメールくれてるから、すぐに行ってやらないとさ。」
デレデレと鼻の下を伸ばしながらスマホのメール画面を見せてくるムサシはもうすっかり身支度が整っている、それに
比べて昨晩の激しい情事の後を残したまま淫らな夢を見ていたアタシはあまりの落差に赤面し慌ててシーツを掻き抱いた。

「ムサシ…あのっ…アタシ」
「わかってるって。また『しばらく来ないわ』って言うんだろ?これくらいはサービスしとくからさ。」
延長した分払っといたからゆっくりしていきなよ、と決済済みのスマホの画面を見せながら言うムサシ。
シーツにくるまり顔を真っ赤にしたまま小さく頷くのが精いっぱいだったアタシにとって、多分この時間がラストチャンス
だったのだと思う。けれど、結局最後の瞬間まで言うことはできなかった。

「名残惜しいけどさ…アス姉はもう俺の奴隷ちゃんじゃないわけだし、無理強いはできないよな。」
そう言って枕元に件の契約書を差し出しゆっくりと部屋を出ていくムサシと再び会ったのは1年以上先―彼の子供を産み
ママになったアタシがジュニアとのお買い物の途中で偶然、幸せそうな『新婚カップル』を見かけた日なのだった。

続劇

641コウイに値する名無しさん:2019/05/08(水) 12:02:55 ID:zEI4Ms7.0
引き気味さんの10年後・20年後ネタを見ていてこういう雰囲気もアリなのかと思い触発されて自分もショートショートを書いてみました。
以前に自分が投下した神社ネタを絡めればジュニア誕生の裏話的要素を強引に盛り込む形で実装出来る事にきづいたので後は流れで。
微妙な設定改変とか間違いとかは例によって許してください連休消滅の上に今週末が納期なんですすみませんすみません(早口)

642引き気味:2019/05/09(木) 00:53:00 ID:k7N5k9Kc0
もうやたらに昔に書いて、濡れ場突入前で放置していたレイ、アスカの息子編を久しぶりに見返してみますた。
最近書いてた10年後、20数年後ネタや641さんの>>639-640の投下ネタも含めての統合イケるかな……? とか考えてのことでしたが、いやさすがに無計画に、しかも改めて直視したくないくらい前に書いたものだけあって、どうしたもんかなって感じですね。

深く考えずに雰囲気で行きゃいいんですよね。雰囲気で (;´∀`)

>>639-640
22年後編でどんな具合にムサシとの再会やらジュニアとの絡みを導入しようかなと考えていて、読み返してみると明示してないままだったみたいなんですが、>>630-633展開だとアスカはそれっきりムサシとの接触を絶ってしまってるという前提で>>636-638書いてたんですよ。
バレバレな感じのムサシ二世を、父親に黙って産んで、そして第2でシングルマザーやって育ててたって感じです。
必然、レイのラインからどれだけムサシに話が伝わってるのか、そもそもレイとの接触も生きているのかどうか、どう設定したほうが先の展開やる場合に美味しいかなと決めかねていたんですけれどね。

そんなわけでして、執着しているアスカに不意に消えてしまわれて、悶々とその後十数年を過ごしたのかもしれないムサシ君から翻って、マナとあっさりゴールインして軽くアスカさん袖にしちゃってるムサシ君というのも、いやなかなかに酷いものでした(アスカさん視点的に)。
妊娠奴隷契約書とかアスカさんの人生的に結構な重石だったハズなんですが、軽いですよね(w
そこらへんが身勝手でナチュラルに残酷なガキ攻めお姉さん受けシチュの展開として、らしいと言えばらしい気がします。

一方でこのアスカさん、シンジとは結ばれないわ、躯が依存してしまっていたムサシにはあっさり奴隷役御免でこれまた他の女に負けてるわで、いいとこありませんね。
なんかもう、ジュニア君の育てられ方にでっかいフラグが立ってしまっている気もいたします。エロ的には全然アリですよね! 病んでてこそアスカさんだとか、そんな目で見てますし(w

643コウイに値する名無しさん:2019/05/09(木) 20:14:52 ID:eojDJybM0
tp://www.gz-loader.com/polygon/data/1549701409/org/image1557400326.jpg

引き気味さんの10年後ネタに触発されて、そういえばハニセレで真っ赤なスポーツカーがあったなと思い出し洋ピンアスカちゃん(大人バージョン)を作って横に置いてみました。
衣装はミサトさんっぽく。ムサシとのドライブの出発直前で「もうっ、早く来ないとおいてっちゃうわよ!」みたいなイメージで作ってみましたが、この後神社の裏で運命的な営みをしっぽりと…。
あとリムジンmodもあったのでキャラモデルさえあればレイちゃんと車の中でイタす冬月先生とか

>引き気味さん
>病んでてこそアスカさん

才色兼備でありながら人生の重要ポイントでことごとくポンコツな選択をしてしまうという(2次エロ期待値の高い)キョウコさんから受け継いだ伝統芸能もアスカちゃんの魅力ですね。
でもアヴェンタドールを平然と転がすくらいの給料貰ってますからシンママの悲哀みたいな物は基本無いと思いたいです。逆境○
後は「同じ惣流姓で若い頃のアスカを黒髪にしたような美少女なのに父親譲りの関西なまりが抜けない女の子」とか「眼鏡の文学少女だけどカメラの話題になると早口になるオタク少女山岸さん」
とかムサシ・ジュニアがねんごろになるお相手を用意すれば

と考えながらさっきから画像作ってました。お粗末ですがまずこれまで

644引き気味:2019/05/10(金) 01:41:22 ID:Sv.ZvATU0
アヴェンタドール、すげーデザインですよね。
最近の隼ですとか、日本製でもバイクも車も、とんでもなく昔ヲタクの妄想した未来と遜色のないデザインで公道突っ走ってますし、本当にいま2019年に我々生きてるんですよね……。実感します。

>淫乱美母世界線の次世代ズ
数に限りのある女優さんたちにムチャクチャしてもらいましたから、これまただいぶ前にこさえたヒカリ日記家系図ばりにひっでーことになってますよね (;´∀`)

可能性としては、キョウコさんが産んでるかもしれないアスカの弟妹に、トウジJrにケンスケJr。ユイが産んだかもしれないシンジの弟妹がトウジJrにケンスケJr、ムサシJrにケイタJr。
アスカが産んだかもしれないムサシJrにゲンドウJr、レイが産んだかもしれないケイタJrにゲンドウJr。
めんどくさそうな人間関係期待すると、やはりアスカの弟妹とシンジの弟妹兼ねてるとか、いっそもうそこにまたゲンドウ突っ込んでナイスボートばりの重複親等とか――って、昔書きましたっけ? いや、そこに突入する直前の状況をコメディ時空オチでご魔化したのがあったような。
ゲンドウがアスカとそのシンジとの娘両方食ってたのを最終的にユイ、レイにDANZAIされたってネタは何の設定で書いたんだったかな。

645コウイに値する名無しさん:2019/05/11(土) 00:31:38 ID:u0JjH2Pg0
神社へのドライブデート・アフター〜ムサシが独身の場合のルート分岐〜

「あー…やっぱアス姉の…最っ高にいいわ…」
「なっ…や、やめなさいよっ…そんな言い方」
懐かしい神社の境内で大いに楽しんでしまった後、両足に力の入らないアタシを助手席に乗せて、新東京市へと下るワインディングロードに車を
進めるムサシが呟いたその言葉にアタシは思わず頬を熱くして抗議した。

「へ?何言ってんの。アス姉のことじゃなくて、この車の話なんだけど?」
「…っ!」
口をとがらせてムサシの方に向き直ってみれば、そこにあったのはニヤついた表情。
いつもならペチンと彼の頬に送りつけるはずの平手打ちが出せないのは、今この瞬間アタシは両手をスカートの中に差し込み、先ほど受け止めた
"彼の印"が溢れないように必死にハンカチで抑えているから―もちろんそういうことも計算の上でムサシはこの悪虐を楽しんでいるのだろう。

「なぁアス姉、やっぱこの車俺にくれない?代わりに俺がアス姉に新車買ってやるからさ。」
「はぁ…?あんたバカァ?なんでアタシの車をムサシにあげないといけないのよ」
「いや、本気だって。アス姉と俺の関係から言えばさ、この車は俺が運転したほうが良いわけじゃん。」
今度は何を言い出すのかというくらい突然の傍若無人な提案に、あの契約書にだってそんな項目はないはずよ、と勢い込んで反論するアタシ。
―それに、この車が新車でいくらするのかわかってるの?と無意識に詰問口調になってしまうアタシにかまわずムサシはなぜか余裕綽々で続ける
「あー、大丈夫だって。俺が選んだ最高の1台ならアス姉も絶対気に入ってくれるから。だってさ―」

すっと耳元に口を寄せて囁かれたムサシの言葉を聞いた瞬間、アタシはぽんっと音が鳴るような勢いで顔を真っ赤にして、黙りこくってしまう。
「なぁ、いいだろ。俺が渡すのはまだしばらく先の話だけどさ、色もデザインもアス姉好みのやつを用意しとくから。なっ?アス姉?」
してやったりという表情のムサシに彼のマンションにつくまでの道すがら何度も何度も強引に迫られた挙句、アス姉がこの車をくれないなら
俺の方もあげられないけどいいのかと脅かされて…結局アタシはその『物々交換』を了承してしまった―。
「へへ、オッケーぃ。じゃ今夜は泊まっていけよアス姉。明日の朝帰る時には、俺が"愛車"で家まで送ってやるからさ。」
すでに車の鍵を取り上げられている以上、ムサシの提案を断ることは不可能だった。そしてもちろん、その後のベッドの誘いを断ることも…。

神社の御利益が消える前に、と好色な笑みで圧し掛かってくるムサシの腰使いに揺られながら、アタシは車の中で囁かれた台詞を何度も思い出していた。
「アス姉に必要になるのはスポーツカーじゃなくてさ。ベビーカーの方だろ?だから俺が買ってやるって!」

劇終

646コウイに値する名無しさん:2019/05/11(土) 00:33:03 ID:u0JjH2Pg0
引き気味さんの、「アスカさん袖にしちゃってるムサシ君が酷い」というコメントから考え直して
ムサシが「マナと結婚」イベントを起こさずに「ドライブ・神社ルート」に入った場合はどういう結末に
なるのかと思ってまた駄文を書いてみました。

引き気味さんの真っ赤なスポーツカーを最初に読んだ時、素でベビーカーに空目してしまったことがネタの起点なのは秘密です。

647コウイに値する名無しさん:2019/05/11(土) 13:38:14 ID:u0JjH2Pg0
挿絵付き・おつまみショートショート 

ドレイちゃんとオレサマ〜10年後の記念写真〜 1/1

「ば、バカっ…早く撮りなさいよっ…こんなところ見つかったら、アタシっ…」
「ほら、動くなってアス姉。宮司の人がさっき出かけて行ったから、今ならチャンスだってわかってるじゃん。」
あれから半年、強引なムサシに手を引かれアタシは元愛車に載ってまたあの神社に連れてこられていた。

「へへーん、今日は彼女と愛車で、神社までドライブしました〜っと。」
シャッター音と共に即座にイ○スタグラムに投稿される"愛車の写真"に写りこむアタシの姿は胸元がはだけたきわどい姿、けれどそれさえもまだ
健全と言えるような関係を続けてきたのがこの10年間のアタシ達なのだ。

「じゃ、表向きはこれくらいにしてさ、本番写真いこうぜアス姉。」
アタシの方に向き直り満足げに見下ろすムサシの視線の先はアタシの胸元からさらにその下、―隠しきれなくなったお腹の膨らみ―なのである。
あくまで記念のファミリーフォトだと、ムサシは言う。これは絶対に人に見せたりしないから、と。けれど―

ムサシが手に入れたもの全てが1枚に写りこんだ画像。10年前の、あの契約書を作った日の写真。
『ドレイちゃんとオレサマ』と書き込まれていつまにかネットに流れてしまっていたあの写真と対になる、記念品をまた一つムサシが手に入れてしまうでは…。
そんな不安を口にしようとした矢先、無情にもシャッター音は鳴り響いてしまったのだった。

劇終 tp://www.gz-loader.com/polygon/data/1549701409/org/image1557549455.jpg

648コウイに値する名無しさん:2019/05/11(土) 13:51:36 ID:u0JjH2Pg0
2008年に目黒さんによって投稿され、その後の淫乱美母世界の方向性を決定づけたと識者達に言われる伝説の画像『ドレイちゃんとオレサマ』を
10年ぶりにパク…もとい、インスパイヤして神社ネタと合体させる形でムサシ君の自慢画像を作ってみました。もう10年前のだから時効だよね。

…嘘です、すいません。目黒さん許して

649引き気味:2019/05/12(日) 00:33:36 ID:ssasYC7I0
エヴァも今の作品だとCGフル活用でミサトさんがアヴェンタドール乗り回してたりしたんですかね。
庵野監督もヱヴァをガンダムシリーズみたいにしたいとか言われてましたけど、新劇場版が完結するといよいよそんな感じでいろんな企画が動き出したりするんでしょうかしらん。
『THE ORIGIN』とかいって、そんな感じで細かいディティールが現代標準化されてたり。

そうなると真っ先に煽りを食らいそうなのがケンスケのヲタク記号だったハンディカメラのようにも思えますが、新作やってるCCさくらの方はそこらへんどうなんでしょ。
今どきは子供でも基本的に誰でもお手軽に録画機器携帯してるとかいう、冷静になってみると昭和のSF的未来もある面余裕でぶっちぎってる狂気の世界ですから、エロ漫画的な脅迫シチュとか逆に生々しすぎて怖いですよね。
どう考えても、わたしが当世の世相で常識構築されてる世代だったら、ユイやアスカたちの痴態を録画しとくというシチュに対する感覚は違ったものになってたような気が。

>ベビーカー
妙に洒落たこと言うムサシですね、こいつ(w
普通にプロポーズとしてスマートな気もしますが、ある意味この負け犬系アスカさんにとって願ったり叶ったりの都合のいい旦那であるようにも見えますわ。
尚、都合が良いというそんな状況にアスカの周辺・性癖をカスタマイズしたのはムサシの仕業もかなりの割合ですし、結果的「計画通り」でもあるように (;´∀`)

650目黒腹蔵:2019/05/15(水) 20:01:54 ID:0LMa7XSo0
あっちょっとバタバタしててチェック漏れててすみません
>>648
いえいえゼンゼンですよん
CGいつも楽しませていただいてますー(*´∀`)
強いて言うなら「ドレイちゃん��」は「淫乱美母」を楽しみながら描いた記憶がうっすらあるので方向性とかは決めてないかと…(*゚∀゚)
しかし割と後期に描いてた印象のあるあの絵で10年前か…ひいい

651目黒腹蔵:2019/05/15(水) 20:02:11 ID:0LMa7XSo0
あっちょっとバタバタしててチェック漏れててすみません
>>648
いえいえゼンゼンですよん
CGいつも楽しませていただいてますー(*´∀`)
強いて言うなら「ドレイちゃん��」は「淫乱美母」を楽しみながら描いた記憶がうっすらあるので方向性とかは決めてないかと…(*゚∀゚)
しかし割と後期に描いてた印象のあるあの絵で10年前か…ひいい

652目黒腹蔵:2019/05/15(水) 20:03:47 ID:0LMa7XSo0
なんかそんな気がしたけど2重書き込みスミマセン(;´∀`)

653目黒腹蔵:2019/05/15(水) 21:02:13 ID:kDQBOCqk0
>>649
背景文化のアップデートも見たことの無いエヴァ世界の構築という意味で興味深いですが、ワタシ意外と逆の、あえて昭和世代の目線で未来世界の構築にアプローチする方法論も好きなんですよね
TV版エヴァでもどこまで意図的だったかはさておき、2015年に公衆電話やs-datを出していたり、初代トップをねらえ!では各種コンソールに明確にレトロ風な、文字盤がフリップ状にパタパタ変わるUIを使ってたりしたああいうやつですね。
そういえば「ドレイちゃん��」の写真ってポラロイドカメラでしたしね(;´∀`)

654目黒腹蔵:2019/05/15(水) 21:15:28 ID:kDQBOCqk0
あと、さすがに録画機器の携帯は我々の方の頭の中の常識もスマホに侵食されちゃってますよね(;´∀`)
あくまで聞きかじった話ですが、ウェイ系世代では行為中のスマホ録り動画を特にタブーとかリベンジポルノ的な意識もなく、「あ、これこないだの子のやつー」「ん、ああじゃlineで送っといて」ぐらいの感覚でやり取りしてるとかしてないとか… ( ゚д゚)

655引き気味:2019/05/15(水) 21:21:20 ID:w6.XDFjQ0
乱暴にあてはめてしまうと、「時に、昭和90年――」って感じですかね。
サクラ大戦の世界観がその路線だったと記憶しとりますけれど、トップの世界観はナディアと同じ世界線での、日本が第二次大戦に勝利した世界でしたっけ?
エヴァのLD-BOXにそこらの年表みたいなのが入ってたと思うんですが、掘り出すのはちょっとコトですね……。
見たい時に引っ張ってこれない資料なんて意味が無いんですが、さて。

わたしもエロ文的には仏書院や日活ロマンポルノの持っていた、高度成長期の裏側みたいな鄙びたエロが原風景だったりするのですが(なもので、痴漢電車シチュや廃墟モノ、アパート三畳間とかがですね)。
その延長で2015年を設定すると、エロならどんな風になるのでしょうね。
SF的なアプローチで、もしもそれが実現した未来ならばというエロですと、私の場合真っ先に思い浮かぶのはハインラインの『愛に時間を』だったりするのですが (;´∀`)

656引き気味:2019/05/15(水) 21:26:22 ID:w6.XDFjQ0
>ウェイ系世代

実際に起きた事件とかからネタを引っ張ってくるのは好きでは無かったので避けていたのですが、伝え聞く分ではもうスマホ世代のその辺の感覚っておっそろしく無造作ですよね。
すでにネットで無修正動画もフツーな世の中ですから、決定的に感覚が違うよなと。
そらもう、エロゲも売れなくなる時代ですからねぇ。
ただ、感慨もなく無造作にそれらのエロ資源を扱ってしまう世代の感覚ってのは、エロよりもむしろグロのカテゴリーになってしまうのではと考えてしまいます。扱い方はすごく難しいですよね。

657コウイに値する名無しさん:2019/05/15(水) 21:35:20 ID:rsld1oDo0
私も古い世代なのでポルノ的なものは隠してこそ花と思っているためか
あまりあけっぴろげにやられてしまうと、何か違うなぁと思ってしまい
ますねぇ。

658PDX.:2019/05/15(水) 21:36:01 ID:rsld1oDo0
おおうw
名前欄とメール欄を間違える新パターンを(^^;

659引き気味:2019/05/15(水) 21:41:47 ID:w6.XDFjQ0
当世風エロノベルってどんなもんかなと軽く検索かけてみましたけど、背表紙にずらっと異世界の文字が並んだ書棚をTSUTAYAで見るような、そんな目眩感がありますね (;´∀`)

660目黒腹蔵:2019/05/15(水) 22:22:17 ID:kDQBOCqk0
最近の商業ヱロノベルはめっきり不勉強になってしまったんですが、SNS界隈でたまに伝え聞く感じだと、かなりライトな、それこそいわゆる異世界云々や純愛系みたいなのが主流なんでしょうかね?
いやまあ本来は純愛エロが王道・正統でありましょうが。
一方、DMMの同人コンテンツ検索ワード上位はNTR・催眠・人妻と何とも頼もしげな3トップだそうで、もうなんかよく分かりません(;´∀`)

661引き気味:2019/05/15(水) 23:22:56 ID:w6.XDFjQ0
 雨の日を選び、レイは連れ出された。
 『さすがに、二人は連れていけないからな』と、さして理由も無さそうに今日の順番に選ばれなかっただけの彼女の青い瞳に、もの問たげに見送られて。
 レイを乗せたゲンドウの車が走ったのは三十分にも満たない。
 コインパーキングに停めた後は渡されたレインコートを制服の上に羽織り、その上でアーケードまでを小走り駆けた。
 午後の授業が始まった頃からの雨が本降りになりだした頃、気もそぞろにゲンドウからのメールを待っていたレイは、放課後になるが早く落ち着いた風を崩さない程度に急いでゲンドウと合流したのである。時間はまだ充分に早かった。
 それでも雨雲が低く垂れ込めていたから、あたりはもう薄暗くなっている。
 新市街から外れた駅前のここは一日を通して人の往来などたかがしれているアーケード街だ。天井付きのストリートの中はまだ電灯も点けられていない。
 通りを覆う汚れた屋根に叩き付けられる雨音がバラバラと軽い音を立てていて、それが雨足の激しさでやけにうるさかった。
 足早に歩いていくそこらでシャッターが降りたまま。潰れた後に新しい店が入る兆しも無いその前には、横着な生き残り商店の仕業なのだろうゴミ袋が積み上げられている。
 客の入りもたかが知れているような飲食店は換気扇から大量の湯気を吹き出していて、甲高い音声のラジオが店内から垂れ流しだ。
 そんな雨の匂いにサビと生ゴミの臭いが混じっていそうな薄暗がりの、ことにこびりついた一角に、ゲンドウは畳んだ傘を握ってさっさと入り込んで行く。
「…………」
 誰も自分たちに注目なんかしていないだろう。
 それでもレイはレインコートのフードを目深に下ろしたまま、男の後に続いた。

662引き気味:2019/05/15(水) 23:23:29 ID:w6.XDFjQ0
「――ここだ」
 男の長身に隠れるように並んで滑り込んだ店先。急角度の狭い階段を登る。
 横開きのサッシ戸を開けて入れば、暖簾のかかったカウンターの向こうの店員が、横を向いてテレビを眺めていた。
 カウンターの他は奥への通路と、屋根付きのバス停よりもまだ狭く仕切られた空間があるだけの店内は、一面にべたべたといつの頃から貼ってあるのか分からないような色褪せたポスターが並んでいる。
 原色の色使いがくどいそのポスターに、レイはなるべく目を向けないように立った。
「二人分だ」
 ゲンドウが数枚の紙幣をカウンターに載せると、店員は煩わしそうにレジの引き出しを開けて中に仕舞い、壁に貼られた料金からすると返ってくるはずの小銭も取り出さないまま、また引き出しを閉めて、テレビに向き直った。
「行くぞ」
 ゲンドウは気にした素振りもない。
 店員はこちらを一瞥した気配はあった。いくら全身をすっぽりとレインコートで覆っていても、身長は明らかだ。それでも何も言わないのだから、そういう取り決めなのだろう。
「そのままでいろ。気にするな」
 奥に入る前にレインコートを脱ごうとしたレイをゲンドウが止める。
「どうせ大した客は入ってない。入っていたところで、ろくな客じゃないからな。着たままの方が汚さずに済むかもしれんぞ」
 中の不潔さを匂わす言葉にぎょっとしたレイは、そして奥の――観客席の並んだ館内に入った途端、スクリーンに大映しにされていた男女の絡み合う姿に息を飲んだのだった。
「――!?」
 ぁああ、あアア……! と。大音量のスピーカーで増量された女の喘ぎ声。
 スクリーンでは天井に滑車で吊るされた長い黒髪の女性が、全身に縄目が食い込む緊縛姿で前後から二人の男たちに犯されている真っ最中。
 立ち尽くしたところをゲンドウの手に引かれ、席に着いたレイは、『どうだ? はじめて見るわけでもないだろうが――迫力が違うだろう?』と、囁かれたのだった。

663引き気味:2019/05/15(水) 23:25:12 ID:w6.XDFjQ0
みたいなピンク映画館体験学習シチュ書き出してみましたものの、単に昭和臭回顧がましいだけでさっぱり「いつかの未来」風じゃないなーと思ったので、破棄でございます (´・ω・`)

664引き気味:2019/05/15(水) 23:28:13 ID:w6.XDFjQ0
>>660 目黒さん

ハーメルンで二次創作エロ文系に検索かけてみましたけど、どうもタイトル属性から判断する限りではお手軽な文章のお手軽なチート式導入によるめぼしいヒロイン総ざらい式エロが流行りのようで。
いくつかは、濃い、好みの文体のエロもあった気がするんですが、肝心の元ネタがもう掌握範囲から外れに外れておりましてですね。
若者との話題のズレって、こんな感じなのかしらんとかやるせないですのう。

665引き気味:2019/06/18(火) 22:58:37 ID:p7uEpi8g0
 過去、アスカが半ば以上不本意ながら所属し、結果として躰も心も完全に作り変えられてしまったという自覚のある、第3新東京市のアンダーグラウンド・コミュニティ。
 アスカにとっては<英会話クラブ>として表向きの体裁をとっていたそこで、彼女は友人たちと共にセックスに溺れた。
 一度は、自ら性奴隷として扱われることを望むと誓いをたてるまでに狂ってしまっていた。
 碇ユイとその同志達によって運営されていたあれは、アスカやレイたちのような少女たちから乙女としての清らかさから世間一般の倫理観に至るまでを徹底して奪い去ってくれたものだけれども、一方でその心身の安全にはこれ以上ない気遣いと万全のバックアップ体制が敷かれたものではあった。
 それはたとえば、十四歳にして誰を父親にした子供かも分からないような妊娠をした少女に、他ならぬアスカの好敵手であった綾波レイに、充分なフォローを用意して出産をさせてしまうような、やはり世間並の感覚からはかけ離れたものではあったのだけれども。

 しかし、十四の小娘にはその規模を推し量ることさえ出来なかったほどに彼女たちの暮らす都市に広く深く根を張っていた組織といえど、完全ではなかった。
 時に彼女の知る女性が、組織の息のかかったのとは違う、本物の性犯罪に巻き込まれた話を聞くこともあったのだ。
 その時、(救い難い)とアスカが感じてしまったのは、爛れきった性を日常として親しむあまり、作り変えられてしまった心と身体がおぞましい性犯罪者に対してすら――馴染みきった快楽に反応を示して、応じてしまったかのようにその躰を開いてしまったのだと、そう聞かされたからだった。

『びっくりさせようって、本当の痴漢だって思わせる……そんなプレイなのかなって、思っちゃったの』
 だから、だと。
 そう言って羞じらうように俯きながらも、それでいて被害に遭ったばかりの性犯罪とまるで変わらない真似をしてくる少年たちに席の左右を挟まれつつ、物静かな雰囲気の彼女は告白してきたものだったと、そう記憶している。
 生真面目なクラスメイトの姉の、同じように真面目な印象の女性だったのに。
 彼女は自分の胸ほどまでしか背丈のない小学生たちに手を引かれ、嫌な記憶を上書きしてもらうのだと言ってその日も実際の用事があるわけでもないのに駅へと向かっていった。

 彼女の場合はつまり、「痴漢プレイ」に興じ過ぎたあまり、いざ現実にその本物の被害に遭ってしまった時も同じようにマインドセットが働き、憎むべき痴漢の手指をすら、ガードを解いた下着の内側に導いてしまったという笑えない失敗談だ。
 ――ほんとうに、笑えない。
 そう、アスカは思う。
 話を聞かされた中学生の頃も、同じように我が身の末路を想像して怖気に震えたものだったが、だがしかし。
 いざ実際に、最悪の形で実感する羽目になってしまったとくれば――。
 いよいよをもって、アスカは笑うしか出来なかったのだった。

【 in 2037 ② 】

666引き気味:2019/06/18(火) 22:59:02 ID:p7uEpi8g0
「ママ! ママ! あぁ……だめだっ。また、また出ちゃう。止まらないんだよ、ママ……!」
 アスカの差し出したヒップを掴み、がむしゃらに腰を振り立てていた息子が、声変わりもしない少女のそれのような悲鳴混じりに二度目のオーガズムを伝えてくる。
「だっ、だめよ、ジュニア! あっ、あっ、やめな……ッ。それはっ……許されない、ことなのよ!」
 ママを困らせないで、と懇願しながらも、今すぐに振り払わなければ今度こそ、である。
 先だっての一度目。下着も脱がせないままの母親の性器に屹立した先端を擦り付け、息子が暴発させたのとはまるで意味合いが違う。これでは、誰よりも禁じられた相手からの精をアスカは子宮に受け止めることになってしまう。
(ジュニアに、中で出されてしまう……!?)
 その認識が、母親である彼女にもたらしたもの。それは、禁忌へのおぞましさよりもずっと、まるで長く待ち望んでいた答えがやっと得られたような――恍惚としてしまう悦びの感情だったのだ。
「あ、ぁっ、あっ……」
 ゾクゾクと背筋が震える。
 きゅうっとアスカは目をつむった。
 息子の勉強部屋のカーペットに爪を立てる。
 一瞬の内に多くを想った。
 見なかったふりをすれば良かっただろうか……?
 息子の自慰の場面に出くわしてしまった不運を呪う。
 捨てておくべきだったのだ。
 もっと早い内に、息子に見つかりでもすれば身の破滅だと重々分かっていたはずの呪わしい過去の記録を、第3新東京市での恥ずべき少女時代の記憶を残す全てを、捨て去っておくべきだったのだ。
 少なくとも、仕事にかまけて留守がちなアスカの不在中にそれを発見した息子が、性に目覚める思春期を迎えた息子が、ポルノスチルそのものでしかない画像に写し取られた母親の少女の日の姿に良からぬ劣情を抱いてしまうようになる、その前に。

『ママっ!?』
『ジュニア……!? ああっ、なんてこと――!』
 夜半の帰宅。静まり返った自宅に悪戯心を起こし、そっと覗いた息子の勉強部屋で机の上に広げられていたのは、見間違う筈もない。相田ケンスケから贈られたアルバムだった。今時珍しい、アナログ写真を収めた分厚い黒表紙のアルバムだった。
 寝間着代わりのショートパンツの中に手を突っ込み、息を荒げる息子が一心に熱い視線を注いでいた先。そこには、小学校の最上級学年への進級を控える今の息子とさして歳の変わらない幼い少年たちを相手にして躰を開く、淫蕩な笑みのあの頃のアスカの姿があった。
 他人の空似と言い繕えるわけがない赤みがかった金髪に青い瞳。髪型は寝そべる皺だらけ染みだらけのシーツと同じにぐしゃぐしゃに乱れ、泣きはらしたように赤くなった瞳からは、火照りきった頬に伝う幾筋もの涙。
 乱暴されているのかと思う酷い顔なのに、浮かべているのはうっとりとした陶酔の面持ちで、顔の左右から突き出された褐色の肌の少年ともう一人のと、二本のペニスに自分から舌を伸ばして舐めしゃぶっている。そんな、白濁まみれの未成熟なオールヌード。
 微妙にその口元の形が変わり、顔の角度が変わり、ちょんと舌先でつついている一場面を写したものから、頬の形に少年の勃起を浮かび上がらせるほど深く咥え込んでいる場面まで。何枚も何枚も。
『ママ……』
 愕然としてこちらを見上げてきた息子の瞳には、同じように驚愕する母親の視線を脅かすほどに、強い感情が浮かび上がっていたのだ。
 母と子の二人ともがその日までに抱え込んでいた恥ずべき秘密を暴かれて、そして先に顔を逸したのは、アスカの方だった。

667引き気味:2019/06/18(火) 22:59:21 ID:p7uEpi8g0
 いずれにしても何もかもが遅すぎた。後悔先に立たずとは、まさに手遅れになってからこそのことだった。
 アスカはもう、そのつもりの受け入れ態勢を整えてしまっていた。
 傍目に見ればそうとしか取れない、従順な後背位での種付け準備完了を、サインとして出してしまっていた。
 カーペットに這う母親を犯す、その一突き一突きごとに切羽詰った様子を深めていく息子に向かって掲げ上げられたヒップ。膝を使って高さを合わせてやるのも、歳下のサディスティックな支配者たち相手に躰を捧げ続けた記憶の再現そのまま。
 今よりずっとアスカもまた背丈の低かった頃のその肉体で、幾人もの少年たちに童貞を卒業させてやったこともある――その経験が、愛する息子のがむしゃらなだけの腰遣いにも巧みに合わせてしまう。
(はぁぅぅ……)
 息子の腰遣いの律動でカーペットに擦り付けられる乳房の先。服の中に閉じ込められたままで窮屈に刺激されているそこは、見境の無い快楽に喜んで、ぷっくり膨らんだ快感電流の発生源と化している。
 痺れるほどに下腹部で秘唇が潤って、母親のアスカにだらしなく涎を垂らさせてしまうのだ。

「なんでこんなに、止まらないんだよ……!」
 あわわと混乱しながら暴走を止められない赤毛の少年は、自分をこの世に生んでくれた女性器に向かってぐいっ、ぐいっと、力みかえった欲望をひたらす押し込む作業のあまりの心地よさに、肉体の手綱を取り戻す余裕がまったくのゼロ。
 それでも分かるのは、母親をレイプしてしまったのは自分であっても、ここまで自分を気持ち良くしてくれてしまっているのは――他ならぬ母親自身のしわざなのだ、と。
「ママが! ママがそんなに……気持ちいいからっ。オレをそんなに気持ち良く、締め付けて、ヌルヌルしてて、ママのくせにっ!」
「ああ、ぁぁ……。こんなことに、こんなことに……なるなんて……!」
「ママはっ、ずっとこんな……! 隠してたくせに……!」
「許して……ゆるして、ジュニア……」
 嗚咽しながら。それでもアスカは35歳の美女の肢体でリードして、得も言われぬ官能のピストンダンスをはじめての息子と共に踊りきろうと、しなやかな腰遣いをうねらせてしまう。
 ずり上がったタイトスカートから剥き出しになった太腿の付け根には、アスカ自身が垂れ流す欲情の蜜にまみれて、熟れた色の肉花びらがざわめく。
 勢いの良い挿入と引き戻しを繰り返し、濃く色づいた肉ビラを巻き込んで膣の内側ごとずぼずぼと摩擦を続けるのは、生っ白くていかにも細い、11歳の少年の幼い屹立でしかない。
 これがはじめて知る女の躯なら、技巧などあるはずもない。
 それでもアスカは悩乱していた。
「ううっ、うっ、ンぁああ……ッ」
 禁忌の交合から否定の余地のない無様なぐらいにあからさまなエクスタシーを得て泣き咽ぶアスカは、まともな意識が吹き飛びそうになっている息子でさえ直感的に看破した通り、この瞬間、自らを床に這わせて犯す年若い雄の前でただただ淫らに服従する、愚かな雌奴隷になりきってしまっていた。
(ああ、ああ……私! わたしやっぱり……!!)
 息子の熱い叫びには、いよいよの気配が濃い。
 それを察知しつつ、アスカはより深い結合を求めて股を大きく開いてしまう。後ろへ、息子の方へ、貫かれている股間を押し付けていってしまう。
 そのままマグマのような射精を受け止めてしまえば、最悪息子との近親相姦で妊娠してしまうかもしれないのに。
 けれども、一度目の未遂に終わった射精でその青臭い匂いを嗅いでしまえば、あの日々に立ち戻ったかに錯覚する非現実的な火照りが、子宮を熱く疼かせて理性を狂わせてしまう。
 ――欲しい……!
 それが嘘偽りのない、衝動だった。
 第3新東京市を離れてからは、肉欲に溺れきっていた日々とは打って変わったように過ごし、仕事と子育てに専念し続けていた。本能がその間の飢えを満たそうとでもしているのか。秘肉の合わせ目はみっちりと息子の若茎を食い締め、しごき上げている。びくびくとする鈴口から今しも迸らされんばかりのそのマグマじみた爆発を、アスカ自身の肉体が待ち望んでしまっていたのだ。

668引き気味:2019/06/18(火) 23:07:51 ID:p7uEpi8g0
歳下のクソガキ相手にひぃひぃ言わされすぎたこのアスカさんは、いわばクソガキ奴隷レベル上級患者さん。
そんな脳内地雷と、さらに留守がちな自宅に秘蔵していた若い頃のスキャンダル写真他という現実地雷も同時炸裂。
そこに可哀想にも、美少女雌奴隷時代の自分の母親が精通以来の毎日のオカズだったという、性癖のデフォとしてゼロから相姦趣味に仕上がってしまっているジュニア君の暴走が合わさって、防御力ゼロのまま表題シチュにもつれこむという、そういうネタ。

いい加減寝かせすぎて揮発しそうだったもので、取り急ぎ書き殴ってみますた。

669コウイに値する名無しさん:2019/06/20(木) 13:52:20 ID:cc4RBeEQ0
挿絵付き おつまみショートショート

アスカとジュニア 〜妊娠奴隷・発覚編〜
tp://www.gz-loader.com/polygon/data/1549701409/org/image1561006225.jpg

「な…んだよ…コレ…なんなんだよ…コレ」
職場からの急な呼び出しだという理由で着替えと化粧を済ませドタバタと出かけて行ったあとの母の寝室。
机に広げられたノートPCがシャットダウン画面のままボタンが押されず止まっていたのを見つけた彼女の息子、
ジュニアは呆然としながらひとりごちた。
奇妙なまでに肌色率の高いそのサムネイルの一つをなんとなくクリックした結果再生されたのは驚きの映像、
それは-金色の髪と青い目、そして先祖譲りの白い肌を持つ少女『アスカ』を組み敷く『ムサシ』という少年の動画-。

「らめっ、イクっ、イっひゃうからぁっ」
「おらッ、イケよアス姉っ!一発でオメデタさせてやっから!」
(っ!…や、やめろっ!ママにそんなこと…っ!)
母親であるアスカの現在の年齢と、自分の年齢から逆算すればこの映像の時期に妊娠したわけは無い。
たとえそういう計算が母譲りの聡明な頭脳に一瞬で浮かんだとしても思わず画面に向かい叫びそうになってしまうジュニア。

昔、まだ幼いころにママに聞いたことがあった。どうして自分にはパパがいないの、と。
複雑な表情をしながら「いろいろあったのよ…」と言葉を濁したママはそれでも自分を抱きしめて言ってくれた、
一緒に住めなくてもパパとママは愛し合っていたし、あなたはアタシ達両親にとって大切な宝物なのよ、と。
強く、美しく、颯爽としたあの自慢のママからそう言ってもらえたことは幼い自分にとって何よりの誇りだった。
けれど画面の中に写っている少女、見間違えるはずもないアスカママの少女時代からそういう雰囲気を読み取る
ことは難しかった。
同じく画面の中に写っている少年ームサシ・リー・ストラスバーグーが満足げに腰を引き抜いたその時、荒い息をつきながら
うっとりと陶酔した少女の顔にあったのはどう見ても愛情というより…快楽のそれだったのだから。

ここに至っては気づくしかなかった。彼こそが自分の父親なのだという直感的な推測にもう間違いはないだろう。
記録された数十個の動画ファイルの最後の日付は12年前、じつに10年以上にわたって続いたらしいこの淫らな
『撮影会』が自分が産まれる直前に終わっているという事実、そしてアス姉という呼び方に交じって時折ママに向かって
『ドレイちゃん』と呼びかけるこのムサシという少年が見せびらかす『妊娠奴隷契約書』の存在。

自分が産まれたことも、パパがいないことも、すべては必然だったのでは…?
結果から言えば、そういう強い疑念がジュニアに気づかせてしまった。
ママの書類棚の一番奥まった部分、一見して気づきにくいその扉を開けた中に隠された黒い表紙のアルバム。
タイトルも何もないその中に収められていた、決して公にはできない写真の数々にー。

劇終

670コウイに値する名無しさん:2019/06/20(木) 13:53:14 ID:cc4RBeEQ0
>留守がちな自宅に秘蔵していた若い頃のスキャンダル写真

この前のアスカ・ムサシ画像を作ってから、新しいのを作ろうとちょこちょこ文章書きながらハニセレスタジオを起動して
頑張っていたのに引き気味さんにあっさりと先を越されてしまった…(無念)
でもデータを消してしまうのももったいなかったので画像供養のため、文章も引き気味さんのネタに沿って改変して
悔し紛れに投下しておきます。せめて一人でも楽しんでくれる人がいるなら…
引き気味さんの元ネタと微妙に繋げきれてないのは素人コラボの限界と思って許してください(反省)

…でもじっさい超美人な母親が少女時代に『妊娠奴隷』になってて、"自分"が仕込まれる様子を録画されてるって、
それを見ちゃったジュニアくんの心境やいかに

671引き気味:2019/06/23(日) 23:03:07 ID:Q.jygRQc0
 過去、アスカが半ば以上不本意ながら所属し、結果として躰も心も完全に作り変えられてしまったという自覚のある、第3新東京市のアンダーグラウンド・コミュニティ。
 アスカにとっては<英会話クラブ>として表向きの体裁をとっていたそこで、彼女は友人たちと共にセックスに溺れた。
 一度は、自ら性奴隷として扱われることを望むと誓いをたてるまでに狂ってしまっていた。
 碇ユイとその同志達によって運営されていたあれは、アスカやレイような少女たちから乙女としての清らかさにはじまって世間一般の貞操観念、倫理観に至るまでを徹底して奪い去ってくれたものだけれども、一方でその心身の安全にはこれ以上ない気遣いと万全のバックアップ体制が敷かれたものではあった。
 それはたとえば、十四歳にして誰を父親にした子供かも分からないような妊娠をした少女に、他ならぬアスカの好敵手であった綾波レイに、充分なフォローを用意してそのまま出産させてしまうような、やはり世間並の感覚からはかけ離れたものではあったのだけれども。

 しかし、十四の小娘にはその規模を推し量ることさえ出来なかったほどに彼女たちの暮らす都市に広く深く根を張っていた組織といえど、完全ではなかった。
 時に彼女の知る女性が、組織の息のかかったのとは違う、本物の性犯罪に巻き込まれた話を聞くこともあったのだ。
 その時、(救い難い)とアスカが感じてしまったのは、爛れきった性を日常として親しむあまり、作り変えられてしまった心と身体がおぞましい性犯罪者に対してすら――馴染みきった快楽に反応を示して、進んで応じてしまったかのようにその躰を開いてしまったのだと、そう聞かされたからだった。

『びっくりさせようって、本当の痴漢だって思わせる……そんなプレイなのかなって、思っちゃったの』
 だから、だと。
 そう言って羞じらうように俯きながらも、それでいて被害に遭ったばかりの性犯罪とまるで変わらない真似をしてくる少年たちに席の左右を挟まれつつ、物静かな雰囲気の彼女は告白してきたものだったと、そう記憶している。
 生真面目なクラスメイトの姉の、同じように真面目な印象の女性だったのに。
 彼女は自分の胸ほどまでしか背丈のない小学生たちに手を引かれ、その日も実際の用事があるわけでもないのに駅へと向かっていった。
 嫌な記憶を上書きしてもらうのだと、そう言って。

 彼女の場合はつまり、「痴漢プレイ」に興じ過ぎたあまり、いざ現実にその本物の被害に遭ってしまった時も同じようにマインドセットが働き、憎むべき痴漢の手指をすら、ガードを解いた下着の内側に導いてしまったという笑えない症例のひとつだ。
 ――ほんとうに、笑えない。
 そう、アスカは思う。
 話を聞かされた中学生の頃も、同じように我が身の末路を想像して怖気に震えたものだったが、だがしかし。
 いざ実際に、最悪の形で実感する羽目になってしまったとくれば――。
 いよいよをもって、アスカは笑うしか出来なかったのだった。

672引き気味:2019/06/23(日) 23:03:40 ID:Q.jygRQc0
 【 in 2037 ② 】

「ママ! ママ! あぁ……だめだっ。また、また出ちゃう。止まらないんだよ、ママ……!」
 ジャケットを脱いだだけだった帰宅直後の格好そのまま、タイトスカートの捲れかえったアスカが床から差し出すヒップを掴み、がむしゃらに腰を振り立てていた息子が、声変わりもしない少女のそれのような悲鳴混じりに二度目のオーガズムを伝えてくる。
「だっ、だめよ、ジュニア! あっ、あっ、やめな……ッ。それはっ……許されない、ことなのよ!」
 ママを困らせないで、と懇願しながらも、今すぐに振り払わなければ今度こそ、である。
 先だっての一度目。下着も脱がせないままの母親の性器に屹立した先端を擦り付け、息子が暴発させたのとはまるで意味合いが違う。これでは、誰よりも禁じられた相手からの精をアスカは子宮に受け止めることになってしまう。
(ジュニアに、中で出されてしまう……!?)
 その認識が、母親である彼女にもたらしたもの。それは、禁忌へのおぞましさよりもずっと、まるで長く待ち望んでいた答えがやっと得られたような――恍惚としてしまう悦びの感情だったのだ。
「あ、ぁっ、あっ……」
 ゾクゾクと背筋が震える。
 きゅうっとアスカは目をつむった。
 息子の勉強部屋のカーペットに爪を立てる。
 一瞬の内に多くを想った。
 見なかったふりをすれば良かっただろうか……?
 息子の自慰の場面に出くわしてしまった不運を呪う。
 捨てておくべきだったのだ。もっと早い内に。
 万が一、息子に見つかりでもすれば――身の破滅だと。そう、重々に分かっていたはずの呪わしい過去の記録。第3新東京市での恥ずべき少女時代の記憶を残す全てを、捨て去っておくべきだったのだ。
 少なくとも、性に目覚める思春期の年頃を迎えた息子が、仕事にかまけて留守がちなアスカの不在中にそれを発見してしまう前に。
 ポルノスチルそのものでしかない画像に写し取られた母親の少女の日の姿に、禁じられた劣情を抱いてしまうようになる、その前に。

『ママっ!?』
『ジュニア……!? ああっ、なんてこと――!』
 夜半の帰宅。静まり返った自宅に悪戯心を起こし、そっと覗いた息子の勉強部屋で机の上に広げられていたのは、見間違う筈もない。相田ケンスケから贈られたアルバムだった。
 今時珍しい、アナログ写真を収めた分厚い黒表紙のアルバムだった。
 寝間着代わりのショートパンツの中に手を突っ込み、息を荒げる息子が一心に熱い視線を注いでいた先。そこには、小学校の最上級学年への進級を控える今の息子とさして歳の変わらない少年たちを相手にして躰を開く、淫蕩な笑みのあの頃のアスカの姿があった。
 他人の空似と言い繕えるわけがない赤みがかった金髪に青い瞳。髪型は寝そべる皺だらけ染みだらけのシーツと同じにぐしゃぐしゃに乱れ、泣きはらしたように赤くなった瞳からは、火照りきった頬に伝う幾筋もの涙。
 乱暴されているのかと思う酷い顔なのに、浮かべているのはうっとりとした陶酔の面持ちで、顔の左右から突き出された褐色の肌の少年ともう一人のと、二本のペニスに自分から舌を伸ばして舐めしゃぶっている。そんな、白濁まみれの未成熟なオールヌード。
 微妙にその口元の形が変わり、顔の角度が変わり、ちょんと舌先でつついている一場面を写したものから、頬の形に少年の勃起を浮かび上がらせるほど深く咥え込んでいる場面まで。何枚も何枚も。

673引き気味:2019/06/23(日) 23:04:04 ID:Q.jygRQc0
『ママ……』
 愕然としてこちらを見上げてきた息子の瞳には、同じように驚愕する母親の視線を脅かすほどに、強い感情が浮かび上がっていたのだ。
 母と子の二人ともがその日までに抱え込んでいた恥ずべき秘密を暴かれあい、そして先に顔を逸したのは、アスカの方だった。

 いずれにしても何もかもが遅すぎた。
 後悔先に立たずとは、まさに手遅れになってからこそのことだった。
「ぁッ……ア! ママの――っッ、ヌルヌルで、やわらかいのに……なんでこんなにキツく、締め付けて。俺のを……!」
「あぁぁぁ! ジュ、ジュニア……っ!」
 アスカはもう、そのつもりの受け入れ態勢を整えてしまっていた。
 傍目に見ればそうとしか取れない、従順な後背位での種付け準備完了を、サインとして出してしまっていた。
「ンぁ、アッ、あぅ……ンんん……! だめよ、ジュニアっ。そんなにママに、激しくしちゃ……ぁ、あああ……!」
「なにが、ダメなんだよッ。ママが、ママの方が、俺よりずっと……!」
 カーペットに這う母親を犯す、その一突き一突きごとに切羽詰った様子を深めていく息子に向かって掲げ上げられたヒップ。曲げた膝を使って高さを合わせてやるのも、歳下のサディスティックな支配者たち相手に躰を捧げ続けた記憶の再現そのまま。
 今よりずっとアスカもまた背丈の低かった頃のその肉体で、幾人もの少年たちに童貞を卒業させてやったこともある――その経験が、愛する息子のがむしゃらなだけのピストン運動にも巧みに合わせてしまう。
(はぅぅ……)
 息子の腰遣いの律動でカーペットに擦り付けられる乳房の先。服の中に閉じ込められたままで窮屈に刺激されているそこは、官能への見境の無い歓喜でぷっくり膨らんで、快感電流の発生源と化している。
 痺れるほどに下腹部で秘唇が潤って、母親であるアスカにだらしなく淫蕩な涎を垂らさせてしまうのだ。

「なんでこんなに、止まらないんだよ……!」
 あわわと混乱しながら赤毛の少年は暴走を止められない。自分をこの世に生んでくれた女性器に向かってぐいっ、ぐいっと、力みかえった欲望をひたらす押し込む作業のあまりの心地よさに、肉体の手綱を取り戻す余裕なぞはまったくのゼロ。
 それでも分かるのは、母親をレイプしてしまったのは自分であっても、ここまで自分を気持ち良くしてくれてしまっているのは――他ならぬ母親自身のしわざなのだ、と。
「ママが! ママがそんなに……気持ちいいからっ。オレをそんなに気持ち良く締め付けて、ヌルヌルさせてて、……ママのくせにっ!」
「ああ、ぁぁ……。こんなことに、こんなことに……なるなんて……!」
「ママはっ、ずっとこんな……! 隠してたくせに……!」
「許して……ゆるして、ジュニア……」
 嗚咽しながら。それでもアスカは35歳の美女盛りの肢体でリードして、得も言われぬ官能のピストンダンスをはじめての息子と共に踊りきろうと、しなやかな腰遣いをうねらせてしまう。
 ずり上がったタイトスカートから剥き出しになった太腿の付け根には、アスカ自身が垂れ流す欲情の蜜にまみれて、熟れた色の肉花びらがざわめく。
「ママっ、ママっ! ううっ、うぁぁ……!」
「んンン……! ンンンぅー!」
 勢いの良い挿入と引き戻しを繰り返し、濃く色づいた肉ビラを巻き込んで膣の内側ごとずぼずぼと摩擦を続けるのは、生っ白くていかにも細い、11歳の少年の幼い屹立でしかない。
 これがはじめて知る女の躯なら、技巧などあるはずもない。
 それでも、アスカは長いブロンドを左右に振り乱し、悩乱していた。
「ううっ、うっ、ンぁああ……ッ」
 禁忌の交合から否定の余地もなく、無様なぐらいにあからさまなエクスタシーを得て泣き咽ぶ。
 まともな意識が吹き飛びそうになっている息子でさえ直感的に看破した通り、この瞬間アスカは、自らを床に這わせて犯す年若い雄の前でただただ淫らに服従する、愚かな雌奴隷になりきってしまっていた。
 20年前の、幼い支配者たちとの乱交に明け暮れた淫乱少女の頃に戻ってしまっていた。
(ああ、ああ……私! わたしやっぱり……!!)

674引き気味:2019/06/23(日) 23:04:26 ID:Q.jygRQc0
「ああっ、ああーっ」
 息子の熱い叫びには、いよいよの気配が濃い。
 それを察知しつつ、アスカはより深い結合を求めて股を大きく開いてしまう。後ろへ、息子の方へ、貫かれている股間を(もっと……)と押し付けていってしまう。
 正直な気持ちに向き合えば、息子の手で引き剥がされたまま太腿の半ばに留まっているショーツが煩わしい。
 いっそ脱いでしまえば良かったとも、脱がしてくれれば良かったのにとも思う。
 だから、生地がのびて台無しになってしまうことも厭わず、アスカは大きく太腿を開いていた。
「ひぐっ、アッ、あふぅ……ン、ンン……!」
 そのままマグマのような射精を受け止めてしまえば、最悪息子とのこの近親相姦で、おぞましく忌まわしい妊娠をしてしまうかもしれないのに。
 けれども、一度目の未遂に終わった射精でその青臭い匂いを嗅いでしまっていたとあっては、
(あぁぁ……。この匂い、あいつらのと同じ……。あいつのと同じ。アイツの、あたしの息子の。この匂いが……! この子の!!)
 非現実的なほどの火照りが、子宮を熱く疼かせてしまう。
 どんなにアルコールの強い酒を飲もうとも、ここまで強烈に脳裏を灼かれたことはなかっただろう。
 拙い抽送にこねくり回される泉の奥から驚くほどに大量の愛液を滲み出させてしまって、小刻みに震える太腿をびしょびしょにさせてしまう。
 テクニックも何も無い本能任せの一撃、一撃が、アスカの背筋を折れんばかりに反り返らせる。
「ああっ、ああっ! ジュニアっ!」
 望んだことなど無かった筈なのに、ムサシやケイタといった少年たちのペニスに跪き、逆らい難い衝動に支配されていたあの日々。あの日々へと、立ち戻ってしまったかに、錯覚してしまう。
「出しちゃ……ダメよ、ジュニア! あっ、あっ……母親のわたしに、なんて……!」
 禁忌に慄く理性が、あっけなく弾け飛ばされてしまうのだ。
 ――欲しい……!
 それが嘘偽りのない、衝動だった。
 ほんの、ついさっき。遅い帰りを待ってくれている筈の息子の部屋を覗くまでは、十一年を女手一つで育ててきた母親だったのに。
 わずか一時間ほどの前は、半自動運転で家路を急ぐ車内でも、持ち帰った資料をタブレット端末で読み込む職場の女ボスだったのに。
 今は暴走する息子をこちらも混乱しながら受け止めようとしてしくじった結果としての近親相姦レイプに、這いつくばらされる真っ只中。
 第3新東京市を離れてからは、肉欲に溺れきっていた日々とは打って変わったように過ごし、仕事と子育てに専念し続けていた。その間の飢えを、本能が満たそうとでもしているのか。
 跳ね除けねばならないと分かりきっていても、年相応のものを精一杯反り返らせて自分の中に入ってきた久しぶりの肉柱の感触に、アスカはどうしても毅然としてみせることが出来なかった。

「ンあっ、あっ、はぁ――っ、アッ」
「こんな……嘘だろ……!? こんなに、気持ち良いなんて! ママの、ママのあそこが……俺のを!!」
 仮面を脱ぎ捨てかのように、少年の眼前に這いつくばる美女は悩ましく上気した横顔で喘ぎ続けている。
 長い睫毛を瞼の震えに揺らし、堪えきれぬ熱い吐息を漏らしてしまった直後こそは唇を噛んで恥じ入り、顔を背けようとする。
 それでも、いったん後退させた腰をピストンにして激しく前後させれば、裏返りそうな悲鳴であっけないくらいに悦がりだす。
 まさしく少年が盗み見ていた、黒い表紙のアルバムと同じ。細い手足を使って自分よりももっと幼い少年たちに裸身を絡みつかせてセックスに溺れていた、あの非現実的な光景の主人公と重なる痴態だ。
 妖精かと見紛う華奢で可憐な肢体に今よりずっと小振りな乳房を弾ませていた、あの自分と同じ青い瞳を持った女の子と、そのまま同じいやらしい表情。
 口先でこそ拒絶し、制止しようとしているが、少年がその魅惑的なまろやかさの尻肉を鷲掴みにして鋼の硬さと化した肉槍を内奥へ叩き込むと、『ぁぁああ……!』と母親の口から聞いたこともなかった淫らな嬌声が放たれる。
 それこそ、ネットで盗み見たポルノ女優だかプロの売春婦だかが喘ぐのと同じに、自分に犯されて悦がっていやがるのである。
 濡れ濡れになった秘肉の合わせ目はみっちりと息子の若茎を食い締め、リズミカルな熟練の加減でしごき上げている。母親の躯で童貞を捨てたばかりの少年に、抗えようわけがない。

675引き気味:2019/06/23(日) 23:04:46 ID:Q.jygRQc0
「だっ、駄目よ……。ダメなの、だめなのよ……ジュニア! ママの、ママの中に……出したりなんかしたら……!!」
 上擦った悲鳴は言い繕うだけのものだ。
「……だったら何で、ママはそんなに俺のを……!」
 くしゃくしゃにして泣きそうな顔で叫ぶ息子の方が、本物の苦悩だったに違いない。
 びくびくとする鈴口から今しも迸らされんばかりのそのマグマじみた爆発を、アスカの子宮が待ち望んでいる。
 第3新東京市を脱出したアスカが封印し続けていた、その浅ましいマゾ奴隷少女の本性が、十年の飢えを息子に求めてしまったのだ。

「……だ、駄目だっ。もう、オレっ。出るッ、出る、出ちまう……っッ。ま、ママぁーッ!!」
「ぁ、ああああ! ジュニア――!!」
 反射的に引き抜こうとした息子の腰を、アスカの膣が渾身の技巧でしなやかにしなやかに、きつくきつく締め上げた。
 幼い支配者たちに最高の膣内射精を遂げさせてやる為に、十四歳の雌奴隷少女が教え込まれた奉仕の技だった。
 少年にとっては、これが生まれてきて初めての経験でいきなり知ってしまった、最高の放出感だったろう。
「ぁああ……、ああああぁぁぁ!!」
 今度こそは、自慰に昂ぶった先端を母親の下腹部にこすりつけてしまった不意打ちのような暴発ではない。深く母親のヴァギナに押し込んだところで上り詰めた少年は、何度も何度も腰を爆ぜさせていた。
 一回の噴射ごとに腰骨から背筋を溶かし尽くされるほど痺れきって、それが連続するオーガズムとして意識を一色に塗り潰す。
 人生初めてのセックスで実の母親の膣の味わいを知った彼が、今までの自慰の何回分の精液を一時にアスカの膣内に噴出してしまったのか。
「熱ぅ、ぃ……」
 灼熱の濁汁を子宮口に受け止め、共に絶頂を遂げた美貌の母親は、夢にまどろむような面持ちで恍惚と呟いた。
 完全に過去にして捨て去ったつもりだった悪夢がまた再び、愛する息子の姿格好で自分の背中にのしかかっているというこの現実を。だからこそ、夢か幻のたぐいなのだともう少しだけでも思い込ませてくれるだろう快楽に、自分からしがみついていくことを選んで。

 ◆ ◆ ◆

「はぁっ、はぁっ、はあっ……」
 Tシャツ一枚だけの格好で呆然とへたりこんだ息子も、現実と向き合う勇気は切り出せない様子だった。
 もごもごと、『ママ……』と気弱げに言いかけたのを、気付けば咄嗟にアスカは遮っていた。
「……きれいに、してあげる」
「――ッ!?」
 何度そう、あの頃の少年たちにしてやったことか。
 尻もちをついた格好でいるその股間ににじり寄ったアスカは、乱れた髪を耳に払いながら、慣れた仕草をそのままなぞって顔を近づけ、そして息子のペニスを咥えてやったのだった。
「ンッ……」
 剥き出しの亀頭に女の舌が這わされるのは、過ぎた刺激でもあったのだろう。悲鳴を上げた息子は母親の頭を両手で押さえて、そしてそのまま、セットの崩れたブロンドをアスカに代わって掻き毟るかのように十本の指へ力を加えてくる。
「うっそだろ……ッ。こんな……! ああっ、ママが俺に、フェラしてるとか……ッ」
 心そこにあらずか。いつの間にか覚えていたらしい言葉をこぼしながらの気遣いのない力の込め方は、髪の根元を引っ張られるアスカには苦痛でもある。
 けれど、射精の名残を丁寧に舐め取ってやることに集中するのと同じ理由で、彼女は息子を咎めはしなかったのだった。
「あっ、あっ、あっ、ママ……。俺、また……っ」
 息子のものだと思えば。そして、これが女に舐められるのははじめてのことで、母親の自分がそれを教えてやったのだと思えば、口の中で力を取り戻しゆく感触も感動的ですらあって、
「…………」
 愛らしいくらいにまたむくりと屹立した息子の股間を、熱い息遣いが漏れる口元を何度かわななかせながら眺めて、アスカは遂に強い女でいられなかった自分を諦めたのだった。
 おそらくは、ユイを反面教師にして思い描いていたような良い母親ですらいられなくなったのだと。(……ごめん)と、その言葉ばかりは胸の裡に押し留めて。
「ジュニア……」
 息子の額にキスを一つ。
 そしてゆらりと立ち上がったアスカは、呆然と――しかし確かな欲望に瞳をギラつかせる息子の目の前で、まずはすっかりゴムの伸びてしまったショーツを、ゆっくりと下ろして、そして両脚を抜いていったのだった。

676引き気味:2019/06/23(日) 23:09:49 ID:Q.jygRQc0
さしあたって推敲して、書き足しして、キリの良いラストシーン追加して、昔だったらhtmlにしだろうぐらいに修正した版ですよさ。

>>669
父親のいない家庭で育った息子さんですから、母親が今の自分よりちょっと上ぐらいの時から淫行にふけってた記録が出てたきたらと思うと、幻想もぶち壊しというか、反抗期どころの話じゃすみませんよね (;´∀`)
その点で、当時情報に絵だけじゃなく動きと音も付けるかは決めきれてないところです。
状況的にケンスケアルバムonlyでも、他にムサシ&ケイタ謹製の録画とかまで残ってたとかも、どっちもありだしこじつけられるし美味しく出来るって感じなんですが。

677コウイに値する名無しさん:2019/06/25(火) 00:47:04 ID:mnrOVUDA0
スマホをかざすとスマホの画面上で動く写真と言うのがありますね
アルバムを元の場所に戻す前に自分のスマホに記録させようとして発見するとかにすれば

678引き気味:2019/10/14(月) 00:47:26 ID:UhPzHJNc0
 写真のその一枚。
 写されている少女は、照りつける日差しから顔を庇うように手のひらをかざす。
 また別の一枚。
 そちらの女性は、不意の風に巻き上げられた砂埃をガードするように、目元をぴったり手で覆っている。
 いずれの写真も被写体は若い女性たちであり、そうやって似たようなポーズを取っていた。
 口のあたりは見えていても、どんな顔なのかの全体像は見て取れない。
 手のひらで隠している。
 手の甲の方を向けて、隠している。
 自分の視界を塞ぐように両手で覆ってしまっている。
 ほっそりとした腕自体を掲げて、肘から先で隠すようにしてしまっている。
 ――そうやって、綺麗に処理された腋窩を晒しているスクール水着の少女。彼女は、掲げた腕で目元を写させまいとしている代わり、紺色の水着を腰の近くまで引きずり下ろしてしまっていて。つまりトップレスになった上半身の方は、隠そうとしないままでいた。
 大人になりきらない蕾のような時期の可愛らしいバストだった。
 膨らみはまだ重力に引かれる程もない。尖った曲線として一体になった乳首と乳暈とが切っ先となり、やや突出して、引っ張るように丘陵を前方へと育てていっている。
 その全てがはっきり観察できてしまうくらいに丸出しになっていて、顔を隠す他にもう片腕が残っているだろうに、庇うこともなく。一瞬の時期の蒼い性をくっきりと写し取った背徳的なヌード撮影に、その少女は顔を隠すだけで大人しく収まってしまっていた。
 きちんと行儀よく膝を揃えた座り姿でパイプ椅子に腰を掛け、そんなところに性格を、或いは育ちの良さを想像させるのにも関わらず、だ。
 背景は、スクール水着姿に相応しいどこかの学校のプールではなく、その備え付けの機械室のものらしい大きな浄化槽と配管で占められているだけ。肝心のスクール水着はパイプ椅子の背もたれより低い位置でぐちゃぐちゃに丸まって、少女の細いウェストにまとわりついている。
 そんな情報量からでも、彼女の水着が市内の第壱中学のものだと見て取れる者にとっては、丸められてしまっている布地の胸元に縫い付けられている筈の、彼女の名字が気になったところだろうが――。
 こうやって綺麗なピンク色をした乳首まで晒してしまっている胸の形から特定出来るというぐらい親密な人間でもなければ、すこし頬にそばかすが目立つ彼女の容姿が、よく言えば素朴な、言ってしまえば日本中のどこにでも居そうなありきたりなものでは、どこの誰と特定できる筈もない。
 スクール水着の少女は何枚もの中でも特に若い被写体の部類だったが、身元が特定されてしまえば只では済まないのは他の女性たちも同じだった。
 例えば、別の束から抜き出されてきた一枚の、その女性。体付きから、成人していることは明白だ。なにかの書類を挟んだクリップボードで顔全体を隠して、分かるのはこの女性の髪型が肩に掛らないくらいのショートカットだというぐらい。
 だからというわけではあるまいが、彼女は身に着けた赤いツナギのファスナーを大胆にも一番下まで下げ、Bカップほどの胸の谷間から腹部、へその窪み、そしてこんもりと繁茂した濃いめのアンダーヘアまでを披露していた。
 ツナギ姿の女性は他にも居て、左腕にお揃いに見える水色のスカーフを巻いているから、同じ職場で整備員をやっている女性たちなのかもしれない。
 ピンク色のツナギを着て、同じようにクリップボードで顔を隠しファスナーを全開にしている彼女の方は、ウェービーな髪のボブカット。ただ、髪をこちらもなんとも個性的なピンク色に染めているのが分かるのは、危険な露出だった。
 ちなみに下の方の毛は黒い。そちらが地毛なのだろう。

679引き気味:2019/10/14(月) 00:47:46 ID:UhPzHJNc0
 そして同じ水色のスカーフを腕に巻いた女性の写真がもう一枚。
 三枚目の彼女も他の二人と同じ場所で写真を取らせたらしく、締め切ったシャッター扉の前に立っている。そのせいで、3人の中で際立って長身なのが分かる。陽に焼いたのか、比べるとずいぶん色黒なのも。
 身に着けているのはツナギではないが、同様に上下一体になったライダーウェアかダイビングウェアかのボディスーツ。
反射ベストのような白い上着の前を全部開け放っていて、その下の下着代わりらしいオリーブドラブのTシャツに包まれたたわわなバストが、先の二人と比較しても圧倒的な存在感を放っている。
 ただ、肌を直接見せてはいないのだ。
 他の写真がどれも、撮影されている女性たちのスキャンダラスな“性”に由来するものだと、ひょっとするならば脅迫の材料そのものとして撮影されたのではないかと想像することが出来る内容だけに――大陸系の犯罪組織では違法な貸金の担保として女性にヌード写真を要求するらしい――そのままで済む一枚であったなら、それこそ意外というものだったが。
 だがやはり、これも大っぴらになれば社会的地位を危機に晒す類の写真であることに変わりは無い。
 肝要なのは、この長身の女性が片手で目元を覆いながら、もう片手で自ら絞り出すように握りしめている左乳房の頂点にあった。
 そこはその手の動きによって濃緑のシャツ生地がぴったりと肌に張り付いている。乳房の先端の形がくっきり浮かび上がっているのと同時に、その乳首に取り付けられたリング状のなにかの形もまた同じ。
 日本ではあまりファッションとしては一般的ではない、大型のニプルピアスだった。
 そうと分かれば女性のポーズのまたもう一つの意味も見えてくる。
 この長身の女性は、両脚を開いて、股間を突き出すような立ち方をしていた。
 ツナギの前を全開にしている他は無造作な立ちポーズだった先の二人とは違う。
 露出はしないまま、自らその性器の部分を強調するような真似をしていたのだが、胸の先にピアスをぶら下げているような女性だという前提で目を凝らしてみれば、ボディスーツの股間部分に浮かび上がっているなにかの形も見えてきそうな気がするのだ。
 とはいえ、それはさすがにスマートフォンの液晶サイズよりも小さめな写真からでは判別できない。
 気になるからといって容易に拡大が出来るようなデジタルデバイスとは違うのだ。紙の写真とは。
 だからこそ、これらの画像は紙にプリントされた形でここにあるのだろう。
 でなければ、特徴的なピンク色に髪を染めた女性と、色黒の長身女性、そしてもう一人という三人組が、おそろいの水色スカーフを腕に巻いて勤務している勤め先など、ネットであっという間に特定されていたかもしれない。

680引き気味:2019/10/14(月) 00:48:02 ID:UhPzHJNc0
 しかしそれらは、あくまでも撮影されたモデルが無名の市民たちの中に紛れてしまうような一般人だったならばという話だ。
 幾ら顔を隠そうとも、髪の色、髪型、年格好、それだけで特定の個人だと判別されてしまうことを避けられない人間というものもいるのだ。
 有名人では無理なのだ。
 幾ら、てのひらを翳して目元を庇おうとしていても、たとえばそれが紅茶を陽の明かりに透かして見たような美しいストロベリーブロンドをしたミドルティーンの美少女で、しかも第3新東京市の主だったスポーツ大会で上位入賞を総なめにした万能のエリート中学生が決まってポーズを取ってみせる、腰に手をやっての仁王立ちの、誇らしげなポーズを取っていたとしたら。
 それが目を疑うようなオールヌード姿でカメラの前に立っている、口元をへの字に結んだ不本意そうな様でも、この街の人間であればたちまち連想してしまうのはただ一人。
 指で一摘みにできるぐらいの生え方の初々しい金髪の恥毛を晒して――その上、驚きにも服を脱いでしまえば妊娠しているのが明白なかたちにお腹を大きくしていた、その女の子は、第壱中学に名高い惣流・アスカ・ラングレー以外の何者でもない。
 そして、たとえば一見しただけで健康状態を気にせずにはいられないほど青白い肌をしていて、その上に髪の色も真っ白、これで肌が似つかわしい皺くちゃであったなら老人かと判断されたのだろう、そんな特徴を持つ儚げな女の子であったなら。
 いくら彼女のもう一つの有名な特徴である赤いアルビノの証の瞳を、指をまっすぐに揃えた手でぎこちなく覆っていても、それ以外のパーツからでも充分に美貌のほどが知れる、その年頃のそんな少女といえば他にはいない。
 病室めいた作りの運搬しやすそうな車輪付きベッドに腰掛けているその少女が、第壱中学の美少女双璧と謳われた優等生、綾波レイなのだとは、たちまち看破されてしまうだろう。
 そしてある種の納得をもって、より確信されてしまうのだ。
 病院服の前を開け放った、その乳房に、生まれて間もないのだろう赤ん坊を吸い付かせている姿に、ああ成程――と。だから急に学校から姿を消したのだな、転向したというのは口実で、事実はそうだったのか、と。

681引き気味:2019/10/14(月) 00:50:45 ID:UhPzHJNc0
思い浮かんだビジュアルを文字換算するだけだと味も素っ気もないなーという、それだけの殴り書き……。
読み物にしようとすると最低限ここにキャラのアクションを盛り込んで、起承転結とまでは行かないなりに何か展開させにゃなのだが。
最近はもう、思い浮かんだ分の描写だけでも、テキスト打てれば上等かなと思う私がおります。

682PDX.:2019/10/14(月) 07:02:22 ID:af6EW7aw0
一目で身バレする風貌故の悩みという点ですよね
以前ネタスレに投下した輪姦サイトネタでも髪の色やカラコンとかで変装を
したということにしていますがどこまで隠せていたのやらw

683引き気味:2019/10/14(月) 12:01:21 ID:UhPzHJNc0
単に、風俗嬢のどの子をご指名ですかパネルみたいにあのキャラ、このキャラがポーズとってるとエロいよねという思い浮かびなんですが、文章だけでそれやるとほんとにもうダラダラと冗長ですよね。
こればっかりは絵の方が向いてるなと、一目で済ませられる分を考えてしまいます。
多分、絵でやろうとするとそれはそれで、ラフでもそこそこ人数の分、かかる時間はテキストが勝るんでしょうけどね。

ただ、テキストでこの思い浮かんだビジュアルをネタとして出力して、その上で文字の羅列止まりでない読み物の体裁を取ろうとするなら、この上でさらに物語を追加しないといけないのが――。
気軽にネタ吐き出したい時は手間なんですよねー。

とりあえず羅列でも吐き出しておいて、後から他の思いつきと合成できそうならその時はまたってぐらいが良いのかも。

>>682 PDX.さん
話の舞台をどう設定するか次第ではありますけれど、TV版/貞本コミック版本編準拠世界、学園エヴァ世界、新劇版世界、どれをベースにしても、母集団が第壱中学近辺あの辺りになっちゃうと、アスカやレイはアウトですよね(w
同様に、数年後の世界とか設定しましても、アスカたちが数週間以上その集団内で活動していたらあっという間に噂になってるでしょうし。

684PDX.:2019/10/14(月) 12:13:18 ID:Y2/HLyZo0
>>683
その辺りはやはりファンタジーって事で済ませるしかないですかねえw

685引き気味:2019/10/14(月) 21:49:10 ID:UhPzHJNc0
>>684 PDX.さん

バレるのを避けられないキャラなら、それはそれでってシチュもあるんですけどねぇ>投下スレ

686PDX.:2019/10/14(月) 22:26:15 ID:af6EW7aw0
>>685 引き気味さん
実は皆知ってるのに示し合わせて知らない振りをして生温かく見ていたり
したら逆に嫌かもと思ったり

687引き気味:2019/10/14(月) 22:35:32 ID:UhPzHJNc0
>>686 PDX.さん
示し合わせて素知らぬ振り、ってパターンも色々料理法ありますよね。
エロゲとかエロ小説とかぼんやり思い浮かぶものもありますし。多分エロ漫画でもいろいろ模索されてるのでしょう。

みんなして知っていて、生暖かく見舞っているというパターンだとどうしても緊迫感とか無くなってしまいますし、エロコメディ寄りになってしまいますから、ネトラレ風味とかそういう雰囲気大事にしたければ頭捻れって感じですかねぇ。
自治体ぐるみ、学園ぐるみで皆共犯者というパターンでも、やはり緊迫感は無くなりますし。
ヒロイン視点では必死にバレないようにしているつもりというスタイルでも、読み手の視点からは予定調和みたいな弛れきったシチュになりそうですし。

688PDX.:2019/10/15(火) 07:36:14 ID:XbLEW1GA0
>>687 引き気味さん
秘してこそ華という面もありますもんねえ
特に浮気や不倫は姫てこそですし

689引き気味:2019/10/16(水) 19:04:02 ID:jGnaoBX60
あっけらかん、という性がエロい場合もありますけど、そこにはやはり本来であれば秘すべき恥じるべきという感覚があってこそですしね。

690引き気味:2019/10/17(木) 01:47:25 ID:zljt1S220

 はぁはぁと、ひどく上擦った息遣いが響いていたように思う。
 他ならぬ自分が抑え込めずにいた焦りと混乱と畏れと、興奮だったから――。その時の、耳元で打ち鳴らされていたかの激しい心臓の音と一緒に、アスカはよく覚えている。
 幼馴染の匂いのするシーツの上で真っ裸になっていて、膝を外側に向けて大きく足を開いた開脚姿勢。ショーツすら脱いでしまっているそこを、自分の手で両側から引っ張る形にくぱっと恥裂を開かされている。
 ピンク色をした内部の恥ずかしい粘膜まで見られてしまう、それどころか、小さく窄まっていたところをユイにねちっこく舌でほぐされたばかりの膣口までもという、まるで心底の淫乱娘じみたポーズを取らされて、どれだけ経過したのか。
 とにかくその余裕の無い息遣いばかりが酷くはっきり、聞こえていた。

「――そんなにさ」
 通学カバンのぶら下げられた学習机を背に。ニヤニヤとしながら自身の股間の、亀頭を膨れ上がらせた屹立をしごいているムサシが、
「ビビんなくて良いんだって」
 と、並んで立つケイタと二人で、年上の美少女の緊張ぶりを完全に面白がっている顔で言った。
「そうよ、アスカちゃん」
 彼女に添い寝する格好で、息子のものである窮屈な一人用ベッドに熟れた裸身を横たえるユイも頷く。
「赤ちゃんを作る場所の、入り口ですらないのよ?」
「はぁぁ……ぁ、ぁ、ああ……」
 安心させるかの声色はあくまで優しく、丹念なクンニ愛撫で乳首を固くしたアスカの胸を、ユイはゆっくりと撫ぜてやっていた。
 理想の美母そのままの眼差しで、アスカを諭すように言い聞かせるのだ。
 でも、とアスカは言いたかった。
 余裕ぶってみせるこの色黒の悪ガキの方にも、なにか言い返してやりたい。そういう気持ちがあった。
 けれども喉はカラカラに干上がり、どうにか唾を飲み込んだ音も、やけに大きかったんじゃと錯覚するほどで。それがまた、このド助平の変態十一歳児に馬鹿にされるのではとアスカを焦らせるのだった。
「勉強得意なんだろー? 先生の説明聞いてたのにさぁ」
「ひょっとして、頭に入ってなかった? 夢中になって? ガチガチに固くなってたの、ほぐれるぐらいに軽く舐めてもらっただけなんじゃなかった?」
 ムサシに同調して、普段は彼女のその勝ち気さを苦手にしている様子のケイタまでもが、アスカを馬鹿にした態度を取り始めるのである。
「アスカ姉もすっげぇ感じやすくなったっていうか、お漏らししやすくなったよなー。シンジ兄ちゃんのベッド、こんなに濡らしちゃってさぁ」
「今晩寝る時が大変かも」
 こちらのイガ栗頭のスケベ小学生もムサシと同様、素っ裸の股間をそそり立たせていて、アスカが割れ目を摘んで開いて見せている中心目掛けて、今にしも鈴口から射精を迸らせそうなところ。
 興奮に鼻息も荒いケイタが視線を注いでいるのは、勿論、ユイの舌技を充分に見舞われたままのぬめりでテラつく、アスカの陰阜だ。
(いやぁ、あ、ああ。こいつらの目、そんな目、目が。見てるッ、み、見られててっ……!)
 彼女の躰の、最もデリケートな性感帯。そこを同性の唇と舌で舐めほじくり返されて着火された官能は、色素の薄い白人クォーターの肌を鮮やかに紅潮させてしまっていた。

691引き気味:2019/10/17(木) 01:47:43 ID:zljt1S220
 欲望に血走った眼差しが突き刺さる、そのくつろげられた器官も例外ではない。
 ミドルティーンの年齢相応に慎ましく、楚々とスリットが閉じ合わされた普段の見た目。それは今や影も形も無く。厚ぼったく充血したラヴィアは左右に引っ張られて変形、すべてを露呈させられた膣口がヒクヒクとしながら次から次にとトロトロの恥蜜を垂れ流していて、
(こいつらにアタシ、アソコを……こんな事までしてみせてるなんて……)
 と、アスカが羞恥に死んでしまいそうになればなるほど、包皮から先端をツンと覗かせた小粒の雌蕊が、マゾヒスティックな恍惚で震えるのである。
「だから、妊娠しちゃうとか無いから。軽ぅ〜く、入り口にだけさ、俺らのチンポミルクの“熱気”っての? それ、直で味わってみるだけなんだって。なぁ、レイお姉ちゃん」
「そう……その筈。大丈夫だわ、アスカ。心配しなくても」
 この場の全裸のもう一人、アルビノの青白い素肌を晒す綾波レイは、そんな十一歳児たちの間で跪いて、陰嚢やその近くをさわさわと、白魚のような指で刺激してやっている。
「挿入されての膣内射精では無いもの。膣まで流れ込んでしまって妊娠するケースもあるというけれど……。アスカの周期的にも、確率はそんなに大きくは無い筈」
「な、生々しいこと言わないでよ!」
 少しも安心できないことを言うレイを、この裏切り者はとアスカは恨みがましく上目遣いに睨む。
 それでもまるで通じていない風で、淡々とムサシとケイタへの奉仕を続けるレイの貌は、さすがに頬を火照らせている以外はいつもと変わらない素っ気なさ。
 ちらりちらりとアスカの方を見て、悪ガキコンビの肉棒が向く角度と、アスカの指が開いている場所とで何かを目測しているような、その時の目つきが無闇にエロティックに濡れているようにも見えるのが、本当に気のせいであるならだが。
(レイもレイよ……!)
 確かなのは、この場ではレイも味方としてアテにできないということだった。
 いつの間にそんな許しを与えるくらい籠絡されていたのか。既にゴムを装着しないままのセックス授業で、悪ガキ共を何度も受け入れているレイだ。
 処女を捧げるくらい想いを寄せていたシンジのものしか知らなかった筈の膣から、ムサシに流し込まれた精液が、時にはケイタが流し込んだ白濁が滴り落ちる様を、もう幾度もアスカに見せつけるに至っている――悪ガキ共に言わせれば、今やアスカの先を行っている優等生なのだという、そんな煽てを真に受けているわけではあるまいが。
 こちらもいよいよ進退窮まるところまで口説き落とされて、『ちょちょっと引っ掛けてもらって、感触だけでも味わってみたら? 人生何事も体験体験。損じゃないと思うなぁ』と真希波マリが唆し、『妊娠に繋がらないなら、気持ちだけの問題。……今と大して変わらないと思う』とレイが庇ってもくれず、『お試しみたいな気持ちで良いのよ』とユイが頷いた、この模擬体験儀式の場に出ざるをえなかった、今日という日だ。
 性器の、とりあえず表面でムサシ達の噴出させる精液を受け止めてみようという、その程度と口々に言ってくるこれが、どれだけアスカにとって抵抗感があることなのか。レイにしても、マリにしてもだ。同じ、年頃の女の子だというのに、
(なんで分かってくれないの?)
 アスカはそこは一線だろうにと思うのだ。
 問題は科学的にどうかではなく、感情。乙女としての心の問題ではないかと。
 確かに、好きでもなんでもない異性である悪ガキコンビを相手にした、性教育と言い張るには度が過ぎすぎている行為に馴染んでしまっている。
 気持ちの伴わないオーガズムを与えられて、何度もはしたない嬌声をあげてみせた。
 そうであっても、男性器から出されるアレは意味合いとして女の子にとってはとにかく“遠ざけるべき”モノではないのか。
 目を閉じて、鼻を摘んでいれば、片栗粉を水に溶いたのと何も変わらない。膣内に注ぎ込まれた時だけ意味を持つ、他ではいたって無害な、ただの汗や鼻水や涎の同類。

692引き気味:2019/10/17(木) 01:47:58 ID:zljt1S220
 今日もこれがはじまる直前、小学生服短パンの股間を膨らませたエロガキ共が小賢しく言い立てた、その理屈。それは詭弁じゃないかと思うのだが。
 それどころか、よりによってそのための場所にこのシンジの部屋を選ぼうというムサシ達の悪趣味ぶりが、却ってその方がアスカにとって良い経験になる筈だと褒められ採用される始末。
 レイは、分かるわ……と言わんばかりの察し顔で頷いていて、その時寄越してきた意味深な目付きは、思い出す都度に無性に癇に障って、落ち着かなくさせてくれる。
 いずれにせよ、ここではもはや四面楚歌。蚊帳の外に置かれ、アスカたちを部屋に残して父親と夕飯の材料を買いに出されたシンジも、ただ後からこの様子の録画ファイルを渡されるだけだ。

(そ、そうよ……。こんなの、なんにも怖くなんてないんだから。赤ちゃんなんて出来ない。一回だけ、あ、アソコに……気持ち悪いの飛ばさせれるの我慢するだけじゃない)
 ごくりと生唾を飲んで、アスカは二人の超早熟児がシコシコとしごいているそれぞれの肉棒を凝視する。
 いつ見ても、シンジの股間に付いているものとはまるで違う。
(なんであんなに大っきいのよ。なに食って育ったっていうのよ。おばさまとセックスしまくってたから、あんな風に育ちすぎたおちんちんになったっていうの……?)
 普段はゴムを着けていたからこそ、ビニール製のおもちゃじみた見た目になって、いくらか中和されていたのだなと思いあたる。
 今、自身の女の子として最も神聖な場所に向かって汚濁を噴射しようとするこのケダモノ小学生たちが、ハァハァ息を切らせている肉棒は、あまりに凶悪すぎる。
 アスカとでは目線の高さが全然合わない小学五年生男子がぶら下げているのにしては、年齢不相応に育ちきっているのだ。
 太い砲身を磨くように前後する手から飛び出す亀頭は赤黒く、幹にも太い血管が浮かぶ。
 大ぶりのキノコを思わせるエラの抉れた雁首が、それで狭い膣道を引き抜かれながらぞりぞりと抉られていった時の肉悦を思い出させる。
 あれはもう、髪をのたうたせてベッドの上を暴れてしまっても仕方のない、甘美な暴力だった。
「うぁ、あー、たまんねぇ。アス姉も気分出てきたんじゃん。エロい顔になってるぜ?」
「…………。馬鹿、言ってなさいよ」
 そう憎まれ口は叩いても、(ああぁ……)と、脳裏に蘇った猛威の程が、アスカの子宮を疼かせる。
 英才教育の賜物なのか、肉体に備わっていた特質なのか。その歳にしてもはや恵まれに恵まれきったた凶器をぶら下げつつ、それ頼み一辺倒でもない。
 身長150センチにも届かないお子様の癖に、ズッポ、ズッポと軽快な抜き差しをこなしてみせる腰遣いの巧みさもある。
 加えて、ことこのいやらしい方面に関しては妙に勘働きも良いし、頭も回る。素直に見せてしまうのは悔しいからと、最中のアスカが押し隠そうとするどんな反応も見逃さないで、最悪なぐらいに上手にそれを利用してきては、より一層の快楽の坩堝にアスカ達を蹴り落とす。
 それだからこそ、大人の女性であるユイを相手取って、一人前の男のように組み敷き、啼き叫ばせるセックスを演じることも出来るのだろう。
 自分と一緒でまったくの初心者だったレイなんかでは、なるほど苦もなく拷問さながらの快楽責めに息切れするまで絶頂を遂げさせられてしまうのだろう。
 あの、実のところはとんでもなく強情なレイが、泣き咽んで鼻水さえ流した無様な顔になって、べしゃりと床に突っ伏した格好のまま気を失ってしまうぐらい、軽々とあしらわれてしまうわけである。
 アスカも、ぐっしょり愛液まみれになってしまった蜜壺状態の女性器を、掻き混ぜられれば掻き混ぜられてしまっただけ、あえなく『ヒィぃぃ……!』と、『あぅぅぅンンンン!!』と悩乱させられたことが、もう何度あったことか。
 一番新しいところで、まさに前回の日曜日。定期のレッスンの時に、たぷたぷになったコンドームを3つ目、4つ目と交換するムサシたちの精力に圧倒されて、今日のこの次回授業では新しいステップに進むのだと約束するまで、許してはもらえなかったのだ。
 二人分の同時射精シャワーを、クレヴァスの内側に直接肉襞拡げて浴びせさせるだなんていうこの状況こそが、そうやってレッスンを名目に毎回毎回屈服を強いられる責め苦に拒みきれず、強引に頷かされたものだった。
(まだ小学生のくせに、あんな風に女の子を脅すやり方なんか覚えて……)
 将来が恐ろしいのではないかと思うのだ。
 ユイは、どうしてこんなモンスターを成長させるみたいな真似をしているのだろう。
 もしやとアスカが思い浮かべたのは、妊娠誓約だの肉奴隷服従だのとかいう、ポルノムービーを地で行くような彼女のムサシ達とのプレイが、実は本当のところでは全くの本気なのではなかろうかという、そんな馬鹿げた考えだった。

693引き気味:2019/10/17(木) 01:48:15 ID:zljt1S220
(そんなこと、あるわけないわよね……)
 意識の端にこびりついたそれを振り払うようにすれば、代わってアスカが直面するのは、いよいよ鈴口からじゅくじゅくと先走りを滴らせているムサシ達の、差し迫った様子だった。
「へへっ。行くぜぇ、アスカ姉。マンコ拡げて待ってろよ? 俺の濃厚ザー汁で、ばっちり命中させてやっからよ」
 言葉通りにもうすぐなのはアスカにも伝わってきた。
 覚悟を決めねばならないと、開いた状態に性器を押さえている手にも力が入る。
 覚悟を決めようと、簡単に決心できてしまっていた。
 もうそろそろだから。そう言ってレイに一層の奉仕を要求したケイタも、やわやわと揉まれる睾丸と、クールビューティーな年上の少女が左右交互に差し出す舌先で筋肉の浮かんだ腹部を舐めくすぐって貰う甲斐甲斐しさに、とば口を切るまでを加速させたように見えた。
「行くぜ、行くぜ、行くぜ……!」
「んぁああっ。レイお姉ちゃん、一緒にぐいぐいってして――」
 小学五年生の牡獣たちが最高潮に達したところで遠慮なく解き放った熱汁射精が、びゅるると宙に奇跡を描く。
「き、来なさい、よっっ……!!」
 裏返った声で叫んだアスカが待ち受ける、アヌスの窄まりが見えるくらいに腰をずらしてM字開脚させた、準備万端のヒクつくピンク色膣口に向かって。
「きゃっ!? やっ、ヒッ……!」
 ヨーロピアンクォーターの肌白さが際立つ、美少女中学生の決して日に焼けさせることのない下腹部で。薄めのアンダーヘアを掻き分け、媚粘膜の花びらを口拡げさせた部分に、放物線を飛んで来た少年たちの精液は、噴出した量の多さに任せてそこら中に白濁した雨粒を打ち付けていく。
 タタッ、ボタボタボタッ――。
「やっ。あっ、やっ……やだ、ああっ」
 飢えたように息遣いを繰り返す、指先一本分だけでも窮屈そうな雌穴にも、命中する飛沫があって。それどころか、約束を無視してその仁王立ちしていた場所からベッドの方に近付いたムサシが、脈動を続ける先端を振り回すたび、青い目を潤ませる美少女のヴァギナにまぶされていく白濁液は増えていって、
「おおっと、ごめんよアスカ姉〜。こーんなにたっぷりぶち撒けちゃってさ。も、アス姉のマンコ俺の精液まみれじゃん。ひょっとしてマンコの中の方まで垂れてっちゃった? 妊娠しちゃうかも? へへへへっ」
「――っ、っッツ!?」
 おぞましさにだったのか、目もくらむ最悪の展開を思い浮かべてしまったのか。目を見開いてぶるりと背筋を震わせたアスカの膣には、その瞬間手を伸ばしたユイの人差し指が、深々と差し込まれていた。
「はひっ!? ヒッ、ひぃぃ……っッ――!!」
 それは、直接的には少年たちの精にまみれた膣口をぬるりと一回転、掻き混ぜられただけの刺激だったのに。腰を痙攣じみた小刻みでうち揺する程のアクメに、アスカは叩き込まれてしまっていたのだった。

694コウイに値する名無しさん:2019/10/20(日) 06:43:46 ID:gdF7iJE.0
>膣射
tp://www.gz-loader.com/polygon/data/1564157058/org/image1571521359.jpg
相変わらずハニーセレクトで作ってるんですが一人称視点で『出される』側の画像は作るのが難しいです…
AI少女はVRスタジオとかはまだ期待できない雰囲気なのでどうしたもんかな、と

695引き気味:2019/10/20(日) 08:58:28 ID:fieArg0.0
>>694
適当に検索してレビュー引っ掛けてみましたけど、胸の形や眉の生え方とか大分面白いですね>AI少女
撮影の際のシーン設定環境そこらがもう少しって感じでしょうか。
アーマード――もとい、ロボゲーのデモンエクスマキナでも凝ったキャラメイクに突っ走ってる方見かけますけど、思い入れのあるアバターが作れるかはプレイ時間に直結しそうですし、このジャンルの技術はどんどん進化してきそうな気がして興味深いです。

p://cecilysilver.blog.fc2.com/blog-entry-109.html

696引き気味:2019/11/14(木) 23:53:23 ID:eFZND/ro0
 鼻にかかった甘え声が続いていた。
「ね? ねぇ、お願い〜。アスカちゃんってば」
 頭の悪い女子高生、というテンプレートを地で行きそうな語尾の伸ばし方。中学生の娘がいるという年齢を考えて欲しいという、そんなおねだりを繰り返し、アスカにすり寄っているのは彼女の美しい母親だった。
 人目を引くのはドイツ系の金髪碧眼美女という外側だけのことではなく、専門分野においてはトップレベルの人材として「三賢人」と数えられることすらあるという、その本来の才媛ぶりが、
「滅多に出来ない経験なのよ? すっごくレアな思い出になると思うのよ。きっと、すっごく素敵な――ね? ね? ねぇ、だからお願ぁ〜い」
 むっすりとベッドの端に腰掛けるアスカにすり寄って、母と娘でそれは立場が逆ではないかという勢い。
 頬を擦り寄せ、しきりにアスカの肩や膝を撫でさすり、隙あらば外から帰ってきたばかりの赤いスウェットパーカー越しに娘の胸元をまさぐろうとすらする。キスまでしそうな程に唇を寄せて、拝み倒す。
「だから、やめてってばママ」
 そんな母親の姿など、自慢に思っていた娘の目からではとても見れたものではない。
 強請ってきている「お願い」の中身が酷いという意味にもさらに重ねて、単純にその姿がまた酷かった。
 昼日中なのに、アスカの部屋押しかけてきている母親の格好はオールヌード。パンツも履かずにアンダーヘアを丸出しで歩き回るところなど、娘の目から見たって気恥ずかしい。
 加えて、アスカの家は今は母一人、娘一人で、女手一つで仕事と家庭を切り盛りするキョウコに夫たる男性は居ないはずなのに、あられもない全裸でさらけ出されているのは大きく膨らんだお腹だった。
 臨月もそう遠くはあるまいという程にお腹を大きくした妊婦ぶりだ。
 その癖、その上でまた酷いことに、全裸のそこかしこ――大きく張り出した乳房の先端に歯型がだの、しどけなく横座りに崩している太ももの内側に強く吸われた鬱血の跡だのと、ついさっきまでの物にしか見えない情交の名残をこびりつかせている。
 昼日中、娘もすぐに帰ってくるだろう自宅でセックスにふけっていたのを隠そうとしないのが、今のアスカの母親の姿である。
 そして、首に巻き付けられたペット用の首輪。
 ご丁寧にキョウコと名前が彫られている彼女お気に入りの、一種の勝負衣装であって。しかも名前の前に何と添えられているかといえば、アスカには今でもまともに口に出来たものではない、「肉奴隷妻」。
 当たり前の頭をしていたら現代を生きる女として受け入れる筈がない、許して良いわけがない扱いをされているのだと示す、烙印だった。
 だのにアスカの母親はそれを嬉々として身に付けていて、
(我ながら救いがたいわねとは、思うんだけど……)
 アスカにしてみても、理解も共感もしたくはないものの、その受け入れてしまうロジックについては知識を得てしまっている。
(……ううん。そんなもんじゃないわよね。アタシだって)
 裡からの、冷ややかな声をしたアスカ自身が、自分にその誤魔化しを認めなかった。
 もっと正直に自分を見詰めてしまえば、生々しくその精神状態に至る過程を想像すら出来てしまうほどに、深まった知識が頭の中に収まってしまっているわけで。
「つれないこと言わないで頂戴。ほらぁ、ママとアスカちゃんの仲でしょ? ね? 普通の親子よりもっと特別っていうか、親密っていうか……。ねぇ?」
「ママ……。もぉぉ〜」
 母親のキョウコが、いつの間にか同じクラスの鈴原トウジや相田ケンスケを若いツバメにして肉体関係を持っていた。そんな驚愕の事実を知ることになって数ヶ月。妊娠までしてしまったと知るまでの間には、アスカ自身の身にもこれが自分の頭がおかしくなっての妄想であってくれればと思うほどの紆余曲折があったわけで。
 ちろちろと娘の耳たぶに舌を這わせ、おねだりを吹き込むついでにエロティックにねぶり始めた母親を、アスカは結局は拒絶したりは出来ないでいるのだった。

697引き気味:2019/11/14(木) 23:53:41 ID:eFZND/ro0

 ――美しく、聡明で、アスカの自慢だった母親。
 それが、こともあろうにアスカの同級生である少年たちにすっかり誑し込まれてしまって、今ではどちらが父親なのか不明ながら、彼らとのセックスに溺れ続けた挙げ句で孕まされまでしてしまった淫乱シングルマザー。
 新しい季節がやってくる頃には、アスカの妹か弟が生まれてくることになる。
 頭の良さにかけては、世界中の研究機関からのお墨付きが幾つも貰えていた筈の母だったのに、そんな馬鹿な決断をしてしまうわけだ。
(……だったら、仕方ないわよね)
 胸の中でのそれは、中学2年のこの歳で同じように父親不詳の子供を産んでしまったライバルに向けての言葉であり、同時に自分の愚かな決断に対しての言葉だった。
「んふふ。アスカちゃんも――ママになるのよね」
 背後から抱きしめてきた母親の手が、パーカーのファスナーを下ろすのを途中から止めなくなったアスカに喜んで、その下のTシャツだけの腹部を撫ぜ回した。
 今はまだ、上着を着ていれば目立たない。
 けれど、アスカももう妊娠して5ヶ月目だった。
 体のラインの変化は誤魔化せない。
 まして、服を脱いでしまえばその10代での早すぎる妊娠は明らかだ。
「ケンスケ君に撮って貰ったんでしょう? レイちゃんは、赤ちゃんを連れて行って一緒に撮ってもらってたって言うし。どうしてママにも教えてくれなかったのかしら」
「……趣味の良いことじゃないわ」
「そうかしら?」
「そうよ」
「でも、ケンスケ君のアルバムでずっと残るのよね。今のアスカちゃんが。素敵……」
「ンッ、ンンッ……」
 ママとも後で一緒にねと、それだけをねっとりとした口づけの後に言い残して、キョウコは『さ、アスカちゃん』と促した。
「…………」
 アスカは返事はしていない。
 それでももう、キョウコはそのつもりでいた。
 実の娘に欲情しての、母親としてではないキスをアスカが受け入れた時点で、それが、どうしようもなく意地っ張りな性格は変わっていないくせに、もう色んな場所で弱みだらけで、強情も張り通せなくなってしまった一人娘の、素直ではないサインなのだと理解していたからだ。

 ◆ ◆ ◆

「お? さっすがキョウコさん」

698引き気味:2019/11/14(木) 23:53:53 ID:eFZND/ro0
 母親に連れられてリビングに現れたアスカを、テーブルに並べた何枚もの写真を横に、またカメラの調整に余念のない様子でいたケンスケが喜色満面に歓迎した。
 写真はとちらりと見れば、思った通りの先日のヌード撮影会のものだった。
「こいつら撮った時はさ、やっぱりほら、ユイ先生のとこの大人のひとたちも何人かいたわけじゃん?」
 だから遠慮してたのが気になっててと、一方的な説明をする。
「向こうの人達も相当ヤバい橋渡らせてんじゃないかな〜って思うんだけどさ。それでも付き合い薄いと、こっちのぶっちゃけたところどれぐらいまで知られちゃって良いのか、分かんないしな」
「あら? 真希波さんのとこの人たちのことかしら? あの人達なら、今の私やアスカちゃんみたいなお腹の膨らんだ女性メインでオークションごっこやったこともあるって噂だわよ?」
「マジで? ですか?」
「ええ」
「うっわ。だったら写真とか動画とかあるわけじゃないっスか。なんで向こうも言ってくれないかなぁ。折角綾波とか惣流とか、こっちのエースのモロ犯罪な記念撮影一緒にって流れだったのに」
「ふふ、それはやっぱり、ユイを窓口にしてってことじゃないかしら。お行儀よくして待ってたら、その内ユイから良いニュースがあるかもよ?」
「うわぁ……。マジかよ……」
 いそいそと三脚にカメラを取り付けていくケンスケがレンズを向けている先には、先日の撮影会でアスカが立たされたシャッターの前と同じくらいの広さに家具が退けられた、即席の撮影スペースがあつらえられていた。 
「楽しみだわね。ねぇ? アスカちゃん」
 何も聞かずに娘の肩からスウェットパーカーを脱ぎ落とさせ、その下のスカートにも手を掛けているキョウコ。
 母親の手で裸にされていき、ケンスケの持ち込んだ照明に照らされる真正面に立ったアスカは、無意識の内に下腹部を庇う姿勢を取っていた。
「母親になる自覚ってヤツ?」
「……は? 何よそれ?」
 嫌味な指摘にそれを気付かされて、アスカはそれまで感じたことのなかった種類の動揺を覚えていた。
「気付いてないの? その手だよ。大事そうに抱えちゃってさ。なに? やっぱりシンジが父親なワケ?」
「う、うるさいわね。アンタ達には、聞くなっておばさまがルールにしてた筈でしょ!」

 その日、前日の撮影会と同じポーズを撮るところから始めて徐々に過激さを増し、その折には無かった「もし流出してしまったら」という配慮の欠片も無い悦がり悶える顔もそのまま構図に収めるハメ撮り写真まで撮らせたアスカは、母娘での同時妊婦レズだの同時妊婦親子丼だのの卑猥なワードに誰よりも興奮したキョウコによって、ケンスケに与えられた以上のオーガズムを味わさせることになったのだった。
 やがてそこには、レイを皮切りに、キョウコ、アスカと立て続けのサークル内女性陣の妊娠に発奮した少年たちによって現在進行中の孕ませ競争が話題に上り、実の父親を相手に妊娠したと噂の姉についてを聞き出そうと丁度デート中だった洞木ヒカリとトウジに呼び出されて合流し、話の流れで行った簡易判定で彼女の妊娠が発覚するという騒ぎまでもが起こったのだった。

699引き気味:2019/11/14(木) 23:59:20 ID:eFZND/ro0
ちまちま書いている傍ら、適当に別ネタ書きなぐったら何か久々にまとまりの良い感じになったので投下。
推敲ゼロで今ひとつ格好がついてない気もするけれど、そういうのはまた別の気晴らし中にでも好きなだけ時間掛けときゃ良いわけで。

700引き気味:2019/12/17(火) 00:56:05 ID:VNFFiDRs0

 夜半、外から見える窓はどれも明かりの消えてしまった碇家の玄関の脇で、アスカは息を押し殺して待っていた。
 時間ぴったり。そうなるタイミングを見計らってエレベーターホールを出て、コンフォート17マンションの共有通路を元はジョギング用に用意したスニーカーの靴音を気にしながら、足早に抜けたのだ。
 そうして立った玄関の前で、まさに打ち合わせた時間通りにすっと静かに開いたドアに――、
『…………ッ!』
 そうと承知していたにも限らず、心臓が跳ねるほど居竦んで。
 素早く体を滑り込ませた玄関の中、静かに元通りドアの鍵を下ろし直したユイに『いらっしゃい』と囁かれて、アスカは声も出せずに黙って頷き、深夜の挨拶をしたのだった。
 そのままアスカは、ゲンドウとの夫婦の寝室まで一直線に招き入れられた。
 無論、その途中のリビングではシンジが寝ているはずの部屋の扉も目には入った。
(……良いのよ。構わないわ)
 或いはシンジは目を覚ましているのかもしれなかった。
 ともすればユイか、或いはレイに聞かされて、今夜のことを知っていて、密かに聞き耳を立てているのかもしれない。
 けれども、今は先を行くユイに着いていくことだけを考えていなければ胸で暴れまわる心臓の鼓動でどうにかなってしまいそうであったし、立ち止まってシンジの気配を探っている余裕なんてものはまるで無かった。

 そのまま連れられるまま夫妻の寝室に入ってみれば、丁度そこが先にゲンドウに抱かれていたレイの迎えたオーガズムの瞬間であったようだった。
「――ッ、ンぅムッ!? ム゛ッ、フッ、ヴッ、っッ゛――ッッッ!!」
 部屋の照明は点けられていない。
 カーテンを開け放った外からの月明かり、そしてベッド際のカーペットに置かれたLEDランタンの足元照明が全てで、そこにぼうっと白いアルビノの美少女の裸体が浮かび上がっていた。
 背中から抱きすくめるように体毛の濃いゲンドウの腕に抱かれたレイは、その膝の上で背を思い切りしならせてルビーの瞳を虚空に見開いていた。
 フッ、フーッと華奢な微少女の喉から出たとも思えないような荒い唸りがくぐもっていて、口元から頬を横切る形で装着されたレザーバンドによって固定された口枷の隙間からは、糸を引いた涎が次々にこぼれ落ちていく。
「……ふぇあ、ぁ、ぁぇあ……」
 やがてガクリと首を折ったレイが何を口にしているのか。ボールギャグという球状の口枷を口いっぱいに食まされた状態ではまったく意味が聞き取れはしない。
 たっぷりと余裕を保ったまま、娘同然に面倒を見てきた遠縁の少女の膣の具合を味わっていたゲンドウが、ずるりとその長大な屹立を幼いクレヴァスから引き抜いてはじめて、虚ろながらも反射的にその自分の膣内から離れていくペニスを追った彼女の視線によって、同じくアスカも気付かされたのだった。
 何度目になるか、こうしてゲンドウの剛直の前に立つ機会を作って貰うたびに目を疑う威容ぶり。自分たちのような中学生の小娘の下腹部にあの長さが丸々収まるのだとは信じられないぐらい。――そのゲンドウのペニスに、今晩はコンドームは装着されていなかった。
 そして、五十前の男の左右の膝にだらりと脱力した足を引っ掛けてM字の開脚ポーズを取っているレイの秘所からは、大きく花びらが暴かれたままの赤い襞粘膜の奥から、白く濁ったゲンドウの精液が溢れかえって、たらたらと垂れ落ちてきていたのである。

701引き気味:2019/12/17(火) 00:56:23 ID:VNFFiDRs0
「そうよ」
 アスカに寄り添ったユイが、スポーティーなパーカーを引っ掛けたアスカの肩を抱いて、耳元に寄せた唇でやさしくキスをするように教えたのだった。
「レイが今晩にするって決めたのよ。周期的に、一番可能性が高くなるからって」
「…………」
 そうなの、と。レイの決断を知って驚くほど自然に、すっと腑に落ちたような自分の受け止め方に、アスカは一つの気付きを得たのだった。
 そうして心が静まり返っていくと漸く気付けたこの場のもう二人に、アスカは目を向ける。
「ああ……」
 頷きは挨拶のようであり、自分の納得が零れ出たようでもあった。
 恥じらいを多分に残して、伏し目がちに頷きを返してきた友人が居た。
 チェシャ猫のような楽しくてたまらないといった笑顔で、ぴっと敬礼のポーズを取ってみせた隣町の娘が居た。
 壁際で自分たちの順番を待っていたのだろう。洞木ヒカリも真希波マリも、既に服を脱いで下着姿になり、口の横にはレイと同じようにボールギャグの準備をしている。
 ヒカリの下着はいかにもな清楚なものだったが、マリの着けているブラジャーとショーツには彼女の半分も布地が使われていない。あくまで乳房を下から支えているだけのオープンブラからはぷくりと先端を勃たせた乳首が、股布に相当する部分がそっくり欠落しているオープンショーツの方では日頃から放埒なマリの逆三角に整えられたヘアの剥き出しになった股間が、月光の中はっきりとその姿を覗かせている。
 レイの体がゲンドウによってベッドの端近くに横たえられると、振り向いたその視線で呼ばれたらしいマリがいそいそとギャグを口の中に押し込み、バンドを締めて、そしてゲンドウの毛むくじゃらな胸に抱きついていった。
「んふっ、んンンン……」
 発育の良い乳房を鷲掴みにされて揉みこねられ、嬉しそうに悶えている。
 それを前に、アスカの数少ない友人であるクラスメイトの少女は、マリとゲンドウの絡み始めた様子やアスカの方へと交互に横目を使って、頬を上気させながらも微妙に居心地が悪そうな表情だ。
 察したのだろうユイが「じゃあ」と手招きすると、むしろ嬉しそうにアスカ達の元へ近付いてきたのだった。
 思わずアスカは訊いていた。
「ヒカリは……」
 良かったの? と。
 ユイの教え子である小学生たちと一緒になってアスカの躰を貪り、あまつさえ母のキョウコを愛人にしているような少年ではあるが、鈴原トウジというあの女の子に対する気遣いの万事足りていないクラスメイトのことを、友人は気にかけていたはずだった。
「……うん」
 それに対するヒカリの答えは、今日はまだ自分は――と言って取り出した、避妊具の包装だった。
 それを見せられると、アスカの方がたじろがされてしまう。
 アスカはポケットに用意してきていたコンドームを今晩使うか、使わずに直接ゲンドウを受け入れるか、レイの決断を目にした後となっては意識せずにはいられない所だったのだ。
「……あ、アタシも……今晩は……」
 その先はどうにも口にし難く、ごにょごにょとご魔化すようにしてしまう。
「良いのよ、アスカちゃん。ヒカリさんもね。すぐに決めてしまうことはないし、途中からでもしたいと思ったようにすれば良いから」
 そして、『それじゃ』と続けて、
「レッスンを始めましょうか?」

702引き気味:2019/12/17(火) 00:56:37 ID:VNFFiDRs0
 ついと指先でアスカの唇を突いてきたもう片手の掌の中に、アスカのためのボールギャグを、今晩どんなにアスカたちが大声を上げてしまいたくなっても、自分の部屋で寝ているシンジの耳に騒ぎが届かないよう、予防策として昼間の内に使い方を練習させられたSMプレイの小道具を、差し出してきたのだった。

「……フッ、フーッ! フグッ、ンッ゛、ンン゛ーッ」
 レイとマリと、二人への膣内射精を行ってなお衰えないゲンドウのペニスが、アスカのアナルへ深々と挿入されていた。
 その上で、ゲンドウの太い人差し指を根本まで飲み込まされた性器には、意識を取り戻したレイが吸い付き、濃厚なクンニリングスを施している。
 口枷がどれだけユイの言って聞かせた説明通りの役目を果たしているのか。既に目を白黒とさせながら強烈な官能に悶え狂わされているアスカのOの字型に固定された口元からは、ボールギャグの穴を通じて飛沫のような涎が混ざった荒い息遣いが吹き出してきている。
 親しい友人のそんな激しい乱れ方に息を呑むヒカリは、レイの方をとユイに窘められ、そしてどうにか自分なりに学び取ろうとしているようだった。
「んふっ、んふふ……」
 くすぐったいわと、ユイがその普段のお下げを解いたヒカリの髪を撫ぜる。
「そうね、ヒカリさんは女の子同士の愛し方は、まだそんなに慣れてなかったかしら?」
 レイがアスカを責めるところをお手本にと言われても、裸になったユイの股間に顔を近付けるヒカリのやり方は、鶏冠のように襞のはみ出したユイの小陰唇を唇で突くようにするのが精々の、初々しいレズ愛撫キッスでしかない。
「良いわ。まずは自分で体験してみるのが良いと思うから」
 丁度ここには女の子同士の愛し合い方もちゃんと心得た先輩が3人もいるのだから、と。
「あ、アスカも……この、こういうことまで、こんな風に女の人とも――したりしてるんですか?」
 目の前でレイにクリトリスを吸いしゃぶられ、真っ赤にさせた顔で汗を散らすほどに身を捩って悶えている友人に、そんなことまでいつの間にと驚いた様子ではある。
「男の子とのセックスがとか、女の子とのセックスは――なんて、とらわれる必要はないのよ。あなたにも……、そうね、素敵なお姉さんや妹さんがいるわけでしょう?」
「そんな!? あの、私そういう目でお姉ちゃんやノゾミのこと見たことなんて。だって、姉妹なんですよ!?」
 ぎょっとするヒカリだが、そういった当たり前の考え方を蕩けさせるように崩していくのが本当に巧みだからこそ、ユイは『レッスン』などと口にし、自らを教師であるように振る舞っているのである。
 やがてユイとマリの二人掛かりのレズテクニックで股間をしとどに濡らして絶頂を繰り返させられたヒカリは、この夜の内に残る二人である、そして普段から友人やクラスメイトとして長く接してきた間柄であるアスカとレイの、二人の少女の性器にも口付けを行うよう、ユイに約束させられたのだった。

 そうしてゲンドウに抱かれるより前の段階の時点で既に息も絶え絶えになって、ボールギャグからかすれた唸り声で許しを乞うようになっていたところを、アスカの秘唇から引き抜いたばかりでポタポタと精液を垂らすペニスで串刺しにされて――。
 事後になってはっと気付いてみれば、用意した避妊具を使うことなく日曜の朝を迎えていたのである。
 男の手形やキスマークがくっきり赤く痕跡として残った乳房や下腹部の様に、真っ赤になって、入り口を閉めた外から声が漏れ聞こえてくるこの家の一人息子が早く出掛けてくれるようにと願いながら、レイやアスカの包まっているのと同じ毛布に、顔までを埋めたのだった。

703引き気味:2019/12/17(火) 01:00:25 ID:VNFFiDRs0
これも、ここ半月ぐらいに浮かんできて書きたいなと思いつつそろそろ揮発しそうになっていたネタ。
お手本見ながら拙くレズクンニ実践するヒロインというシチュだったんですが、どの配役でやるのか、そもそもヱヴァでやったもんかナデシコヒロイン配置しても良いんじゃないかとか、指導役と先輩役、染まりはじめのヒロインって配役ならもっと別の――とか考えてる内に外の夜中こっそりネタと混線してこの有様です。
しかも眠くなって頭働かなくなってきた時間なのでもう途中から雑ですわ。雑。
まだ一時なんですけどねぇ。

甘いもん足りてないんですかしらん。

704コウイに値する名無しさん:2019/12/18(水) 03:01:51 ID:zFQ3fGaw0
>書きたいなと思いつつそろそろ揮発しそうになっていたネタ
>二人への膣内射精を行ってなお衰えないゲンドウのペニス

挿絵付き おつまみショートショート〜マリ、爆弾投下編〜

「ねぇねぇ姫〜、なんで今日はゴム無しOKだったの?」
「…はぁ…はぁ…なんでって…今日は…大丈夫な日だったから…」
「ふーん。でも姫ってさぁ、レイちゃんと同じ生理周期じゃなかったっけ?」
「っ…!ば…マリっ、それはっ…」
「ほぅ…なら最後は、もう少し遠慮したほうがよかったかね?アスカ君。」
「そそ、ゲンドウ君もこんなに出したんだから、きちんと責任取ってあげなよ?ねぇ姫。」
「し、しらないっ…」
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191217175923_3853586d71.jpg

705コウイに値する名無しさん:2019/12/18(水) 03:11:52 ID:zFQ3fGaw0
引き気味さんのせいでもうゲンドウ司令の性豪ぶりが止まらない…
ムサシ・ケイタ組やトウジ・ケンスケ組と違って女の子たちが妊娠しても「隠す」とか「誤魔化す」必要すらなく
全く動じない絶対強者ぶりが素敵過ぎたので思わず画像を作ってしまいました。

もちろんムサケイ・トウジ・ケンスケを相手にした時の、妊娠したら表沙汰にできない感も背徳感があってそれはそれでエロイのですが

706コウイに値する名無しさん:2019/12/18(水) 20:43:55 ID:zFQ3fGaw0
>>704のおまけ何ですが当初作っていた初期バージョンの差分画像も投下しておこうかなと…
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191218114223_645a696532.jpg
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191218114254_4470774233.jpg

以前「NTRもだらだらやりすぎるとただの浮気」という話がありましたが、実際気持ちよさそうな表情で
画像を作るとガチ浮気感が出ちゃうんですよね。というわけで引き気味さんの新作に便乗してマリを投入し
コミカル路線に行ったという。ちなみにハニセレはデフォでギャグボールとか鞭とか三角木馬とかあるんで凌辱画像は
できるんですけど自分は「女の子がかわいそうだと抜けない」派なので…(某猫)

707引き気味:2019/12/19(木) 22:46:52 ID:t29c0Wms0
あまりボスキャラ的にゲンドウを暴れさせると、ユイさんの淫乱美母っぷりが全部前座っつーか旦那さんのための下ごしらえと言うか、まるっきり意味合い変わっちゃうんですけどね。
一繋ぎの世界観だとしちゃうと色々ぶち壊しだなーと思わないでも無いんですけどね。
でも、ユイさんが下ごしらえ済ませてるこの状況、便利なんですよね……。

>女の子が可愛そうだと
…………。
わりと私、そこら辺の感覚がゆるくなってまいりました。
LASだのLA(all)Sだのと、遠くになりにけりですもんね。
来年の6月にはエヴァのオンリーイベント化ワンフェスとか開催される時代ですもんね。

708引き気味:2019/12/19(木) 22:47:09 ID:t29c0Wms0
 伊吹マヤが働く業界は完全な男社会だった。
 学生時代から元々異性を苦手としていた彼女だったのだけれども、気が付けばそれを「嫌悪している」というレベルにまでこじらせてしまっていたのに、この理由の他は無い。
 普段の態度にもどうしても滲み出てしまう程に至り、いよいよ仕事は上手くいかなくなる。
 社会人として相応しい振る舞いではないと自覚はあってもままならず、この頃のマヤはキャリアを諦めて故郷に戻ろうかとも悩む毎日だった。

 ――端的に言えば、これが今のマヤが年端も行かない少年たちにベッドの中で悶えさせられている切っ掛けだった。

 つまり、女性にはなにかと息苦しさの付き纏うエンジニアとして働いているお陰で男嫌いになり。
 その結果、年齢差が一周りとかいう以前にまだ下の毛すら生え揃っていないような悪ガキ小学生たちにショーツを剥ぎ取られ、深々と突き入れられた勃起で膣の奥の奥までを抉られると、今やお漏らしかという勢いでぐちゃぐちゃに愛液を垂れ流してしまうぐらい感じてしまう躯にされて、啜り泣きを漏らしている。

「あーあー。お姉さん、また泣きだしちゃうしー」
「……ないへ……っ、泣いて……ない。泣いてなんか、ないんだから」
「そお? ほんとに? 大丈夫?」
 正座をしたまま、自分を抱きしめるようにしている上体を伏せて、そして顔も突っ伏してしまっている。
 ベッドの上でそんな窮屈な格好に体を縮めてしまっているものだから、ただでさえ聞き辛い。
「こっ、こどもが……おとな……おとなを馬鹿にするんじゃ、ないわよ……」
 それでもまだ、子供相手でも見え透いた強がりを繰り返すマヤ。感情が爆発しそうになっているのだろう震える声に、鼻を啜ったり、お尻から犯されてのいかにも堪えられないといった『ぁ、ああ……』という色っぽい喘ぎまで混ざっているのである。
 いつぞやのような大泣きされちゃうとなぁ――といった顔を見合わせていたムサシとケイタも、責めの手を加減しながらの様子見様子見、初めて見かけた時からして公園のベンチでやけ酒をあおっているぐらいだったマヤのことだしと、
「まぁ……マヤお姉ちゃんもなんか大丈夫って言ってるし。いっちゃえば? ムサシ」
「そうだよな、毎日ストレスきついって言ってるマヤ姉ちゃんだもんな。俺らのチンポが貴重な癒やしなんだから、慰めてあげないとな」
 彼ら悪ガキなりにそろそろ掴めてきたらしい年上の新社会人女性の扱い方で済ませることにするのだった。
「アアンッ!? ヒッ、急に……っッ」
 要は、加減を外しての本気責めだ。マヤのそこだけ服を脱がせることに成功しているヒップに猛烈な勢いの抜き差しで腰を送り込んでみたりと、ムサシ達としてはそろそろこの未だ初々しさの残るところが新鮮なくらいの新しい獲物にもと、期するところがあるのである。
「ンッ、アッ、ぁ……そこ、深い。ふかい……とこを。ンァ、アッ、アッ! なんで、こんな子供が……こんなにっ」
「俺のチンポ、でっかいだろ? な、伊吹マヤお姉さ〜ん」
「だまって、てよ……。あ、ぁぁ……本当に、黙ってて……」
 よっぽどのヤケだったのか、悪ガキコンビの冗談のようなナンパに応じてしまったその日の内に、殆ど処女同然だった未開発の躯に膣中でイクという感覚を教え込まれてしまったマヤだ。
 成人男性と比べればまだしも印象としての苦手感覚は薄いところに、子供相手に大人気なく嫌悪を露わにはするのはと無駄に自制をきかせようとした挙げ句が、見事にアルコール抜きでも毅然とすることが出来なくなっているほど快楽に絡め取られた、今現在。年齢差3Pセフレの、泥沼関係である。
 『おっきぃ……ぃ……』と、せっつくムサシに押され負けて、期待に応じた答えをおもねるように口走ってしまうのだった。
 そうなればである。下手をするとムサシ達が他に肉体関係を結んでいる中学生の少女たちよりもまだ使用感が少ないかもしれない、窮屈な蜜壺をムサシの突きほぐしでトロトロにされて、『あぁ……あぁ……』と発情した牝猫の啜り啼きをこぼすようになれば、頃合い良しとケイタがお強請りを始めるのだ。
「ね? ね? マヤお姉ちゃん、もう脱ごうよ。暑いでしょう?」
「あっ、あっ、嫌っ、イヤだからね。嫌よ、ほんとに……アッ、アッ、アッ……!」

709引き気味:2019/12/19(木) 22:47:24 ID:t29c0Wms0
 まともな恋人ではないし、ずっと歳下だし、そのくせとんでもないエロガキだったセフレだしと、家に出迎えるにもどんな格好をしていたら良いのか、一端の大人を気取りたいマヤとしては選択に難渋したのだろう。普段着然としたそっけないトレーナーは、ムサシの挿入を受け入れるにあたって脱がされた下半身とは別に、まだケイタたちの手が彼女の素肌に触れるのを阻んでいる。
「気にしなくて良いんだって。別におっぱいバーンって感じの金髪外国人みたいじゃなくたって、姉ちゃん美人なんだし。ショートカット似合ってるし」
「そうそう。ムサシが嘘ついてないの、お姉ちゃんおまんこのとこでカクニンできてるわけでしょ?」
「……っッ」
 あけすけに当てこすられて、マヤはびくんとその、窮屈に折りたたんだ肢体を震わせた。
「もうっ、いやらしい。そんな言い方して。どこで……ンゥんんん……覚えてくるのよ……」
 顔を見せまいと頑張るマヤの真っ赤に染まった耳朶。ムサシが腰を引くたび、とろとろになった愛液が十一歳児と本気で交わり合っている膣襞の隙間から垂れ落ちてくるのである。
 なんだかんだでムサシとケイタが約束を取り付けることが出来ていて、こうして家を訪ねれば上げてくれる。この時点で、マヤが嫌と言い通せないのは分かりきっていた。
 結局は、毎度の『お家デート』でムサシとケイタの二人両方と交わり、安全日であれば交互の膣内射精を受け入れているマヤなのだから。

「ねえっ、ねえってば」
「だってさ。どうするんだよ、マヤ姉ってば?」
「アッ、だめっ、いやッ。んぁぁ……いやぁん……」
 せっつくケイタが横合いからマヤの躯を揺さぶれば、ムサシはそれですっぱ抜けてしまった勃起をマヤの尻肉になすりつけて、こうなるともう彼女の方が堪えが効かなくなっているという、その挿入のし直しをせがむ尻振りを焦らしさえする。
「あぁ……やだ、ヤなの。ねぇ、ムサシくん……?」
「ほらほら、俺らと楽しい休日セックスでさ、一週間の疲れとかストレスとかぱーっと弾けちゃいたいわけだろぉ?」
「そんなぁ……」
 すべすべと白い尻朶を二人分混ざりあった体液で汚しながら、セフレどころか年齢を逆転した上下関係があるかのように平手を叩きつけさえもする。
「アッ、ハゥッ!? はぅん――ンンン! ムサシ君、ダメっ、だめぇ……」
 まだまだそれはじゃれあい程度。けれどもムサシにもケイタにも、惣流アスカや綾波レイといった少し年上の――どちらも並外れて頑なだった美少女たちを、マゾ性癖を自認させるところまで追い込んでやったSM調教体験があるのである。
 痛みが過ぎないよう注意を払ったスパンキングでマヤにアクセント感覚の刺激を教え込んでやりながらも、二人して見合わせる顔に浮かんでいるのは(その内ね……)という、新しいマゾ奴隷獲得への欲望でしかない。
 それでもまだまだ今日の内は頑固に嫌がっているのが、コンプレックスを持っているらしい控えめなバストを晒すことだった。
「マヤ姉ちゃん。いまだにオッパイ見せてくれないままお家デートお終いって日があるもんな」
 マヤがぎゅっと抱きしめて守る腕の隙間に、なんとかねじ込んだ指先で突くぐらいは出来はする。けれどもケイタとしては、相棒がこのいまいち強気になりきれない可愛らしいお姉さんの膣内を味わっているのなら、その間はと思うのである。
 彼女が頑なに見せたがらないほど、逆にその分余計に魅力的に思えてきてしまうその可愛らしいバストで、遊んでみたいのだ。
 意地でも脱がせない触らせないといった姿勢を続ける上半身にちょっかいを出すのを止められるわけがなかった。
「よっし。ケイタ、荷物からあれ持ってこいよ。マッサージ器」
「ああ!」
 顔を輝かせるケイタが持ち出してきたマッサージ器で股間を刺激され、死ぬほど恥ずかしく潮吹きまでするところを熟視されてしまったマヤがどれだけ意地を張り通せたかといえば、それは勿論、一週間を置いて次に二人を自宅に上げての『お家デート』の際、近くのコンビニで買ってきたおやつをお皿に盛って準備する程度のことにわざわざ裸エプロン姿になってみせた、マヤのサービスっぷりが物語っていたのだった。

710引き気味:2019/12/19(木) 22:47:39 ID:t29c0Wms0
 ◆ ◆ ◆

「……でも、マヤ姉ちゃんってまだ外じゃおっぱい出してくれなくってさ」
 しばらくした後。禄でもない話題を共有できて、しかも先輩風を吹かせていい気分になれるという他にあまりいない貴重な相手である鈴原トウジや相田ケンスケと共に惣流邸で楽しく乱交パーティにふけりながら、ムサシは自慢してみせたのだった。
「その代わり、見せずに済むならって変なハードルになっちゃってるみたいで」
 ソファーに素っ裸でだらしなく背中を預けてリラックスしきった様子のムサシは、思わず変な顔になってしまうトウジにとくとくと語ったものだった。
「服の下でしっかり隠れていれば、乳首に洗濯バサミぶら下げてコンビニに買い物行くのがOKとかさ。俺らがアイマスク付けて絶対外さないからって約束したら、お風呂でソープごっこして、乳首使って背中洗ってくれたりとかさ、おっかしいだろ?」
「なんやソレ。よっぽどボインボインのナイスバディじゃないのが辛いんかいな」
 呆れたように漏らすしかないトウジとしては、得意げなムサシの股間に顔を埋めてフェラチオ奉仕を行っている全裸の金髪グラマー美女、キョウコに目をやって、豊満なバストが下向きに揺れている様子を眺めてしまう。
 トウジの方の股間に同じように顔を埋めて、レイの愛液と混ざりあったばかりの白濁を清めさせられているアスカ。彼女の母親である美貌の熟女の首には、ムサシ達が持参してきた革の首輪が巻き付き、そしてフェラチオ奉仕と同時に命じられたまま自慰を続け、自らの指でいじりつづけている――少女たちからすると数段色の濃い乳首が、彼女の激しい興奮を示してぷっくりと膨れ上がっていた。
「ほなら、惣流もちょいと洗濯バサミぶら下げてコンビニ行ってみるか?」
 びくりと震えたアスカの紅茶色のブロンドをトウジが指で梳いてやると、垂れ落ちていた一房で隠されていた細い首が露わになる。
 そこにあるのは母親と同様のSMプレイ用の赤い首輪だ。
 しかし指し示す内容は決定的に異なり、重大な意味合いを持つ。
 美少女ぶりが町中に知れ渡っているのと同じだけ気の強さで知られたこのアスカというクラスメイトの女子が、ムサシとケイタのエロガキ小学生コンビを相手に、性奴隷として服従する誓いを立てたのだという証の、そういう首輪が巻き付いているのだ。
 そしてリビングの真ん中で裏返しになったローテーブルの脚に大の字で縛り付けられ、ケンスケに犯されながら首を横にねじってケイタのペニスをしゃぶらさせているレイの首にも、青い首輪が。
 二人の美少女はトウジとケンスケの両方が若いツバメとして愛人関係を結んでいるキョウコをエロガキ二人が今日好きなだけ「使う」交換条件として、彼らにレンタルされているのだった。
 なまじ飛び抜けた美少女ぶりをクラスメイトとして毎日教室で目の前にしているだけに、あまり仲の良くない分を複雑な感情で見ていた相手だ。壱中の名花でもあるその二人が、こともあろうに少し前までは顔も知らなかったいけ好かない小学生たちの所有物として奴隷宣言をしてしまったのだと聞かされ、トウジ達は激しく嫉妬していたのである。
 妊娠してしまった場合はそれすらも受け入れるという誓約の内容だ。驚愕させられ、どうしてもその存念を聞き出してやりたい、目の前で語って聞かせてもらおうじゃないのと、プライドを捨てて必死にムサシ達に頼み込み、取り付けた交換条件なのだった。
(シンジのやつは何をしとったんじゃ……)
 思わず吐き捨てた言葉に、アスカとレイは顔を強張らせた。
 そこも含めて、どうにも言い辛いところを「御主人様の命令」によって告白させられた美少女二人は、あたりまえだが酷くしょげてしまっていた。
 その弱りきった様にもトウジ達は劣情を煽られ、さんざんに嬲り物にしたのだったが。

711引き気味:2019/12/19(木) 22:49:51 ID:t29c0Wms0
「――さてと」
 キョウコの頭を軽く押しやり、ムサシが隆々と反り返った股間をむき出しに立ち上がった。
 小学生なりのちょこんと低い背丈に、股間だけは大人顔負けの威容。呆れるばかりにサイズ差のあるそれには、キョウコのような美女と関係を持つことができた幸運に覚えていた優越感もしぼまされてしまう。
「それじゃもう一周、俺とケイタで使わせてもらおっかな」
 股間の肉槍をしごきながらにやりとトウジに笑うムサシは、その分はとアスカとレイを見やって言う。
「好きなだけそいつら使って良いけど、ゴムは忘れないでね」
 そうしながらキョウコに尻を差し出させ、『ああ……』と呻く豊満な肉体に挑みかかっていく。そんなふてぶてしい十一歳児の股間に、避妊具は装着されていない。
「俺のかケイタのか、おばさんに子供ができちゃったらゴメンだけど」
 深々と貫かれた美熟女が『あう――』と呻く。その背後でまたもどうしようもなく嫉妬を駆り立てられたトウジは、その刹那、不覚にもガクガクと全身を震わせていく射精感に負けてしまっていた。
 サファイア色の目を瞑って何も目にすまいとばかり、黙々と巧みな舌技を披露し続けていた美しいクラスメイトの咥内に、やり場もなく燻っていた感情をぶち撒けるかのごとく、腰を突き出しての射精を行ったのだった。
「ン、ンッ、ン――」
 どうしようもない事実として、およそ今まで好意的な接し方をしてきたことのなかった金髪のクラスメイトに最後の一滴まで吸い出される感触は、悔しいほどにトウジにとって格別なものだったのである。

712引き気味:2019/12/19(木) 22:52:21 ID:t29c0Wms0
こないだ投下したのがテキストとしてひっでー有様になっている気もしますけど、振り向かない。
シチュ自体はやりたかった=好物であるわけですし、記憶から良い感じに揮発したくらいに見返せばその時は楽しく推敲できるんじゃないかなと、他のネタを形にしておくわけです。

713コウイに値する名無しさん:2019/12/20(金) 17:11:31 ID:YLoGbFTo0
>ゲンドウを暴れさせると、ユイさんの淫乱美母っぷりが全部前座っつーか旦那さんのための下ごしらえと言うか、まるっきり意味合い変わっちゃう
>繋ぎの世界観だとしちゃうと色々ぶち壊しだな

ここ2-3日、年末進行の間を縫いながらアスカxおじさまネタで画像を何枚か作っているのですがそうすると、なんとなく半端な、淫乱美母っぽくない
画像もできあがってくるわけで…読み返してみるとPDX.さんが投下してくれた「想像してみて? アンタはアタシにゴムごしのセックスしか
できないのに、アンタの知らないところでアタシは男達にいっぱい生で中出しされてるのよ?」に多分な影響を受けてるような気がするので、
輪姦サイトネタの別ルート(おじさまルート)ということで許してもらえませんか?(何を

年末挿絵供養『"碇"・アスカ・ラングレー 〜14歳の家族計画〜』 またの名を「シンジ君が新婚初夜に見る風景」
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191220170844_4c756e6251.jpg
みたいな感じで。

>金髪のクラスメイトに最後の一滴まで吸い出される感触は、悔しいほどにトウジにとって格別なものだったのである。
ヒカリちゃんは?(ゲス顔)

714引き気味:2019/12/22(日) 08:53:53 ID:B7dTyYJA0
以前はアホほどシチュの組み合わせ雑談混じりにネタ投下してた記憶がありますから、それほじくり返すなり、別にまた都合のいい世界感設定でゲンドウ無双シチュ作れば良いんでしょうけどねぇ。
ほんともう、あらゆる無茶振りをユイさんの下ごしらえとショタ化ムサシ、ケイタで便利に省略できるもので。

特に最近はエロレベルがゲーム終盤段階に至った、浮気脳なヒロインってのがツボだったりしますから。

715コウイに値する名無しさん:2019/12/23(月) 03:04:11 ID:6WKj8nHU0
>>713の書き込みで、作っている画像が淫乱美母というより、どっちかというと輪姦サイトネタになってしまったという話を書いたのですが
じつはクリスマス用に作った画像もそういう事態になってしまったので、今年最後のネタ画像ということでクリスマス物を投下させていただきます。
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191223030150_5450414d53.jpg

本当は、なぜこんな状況になってしまったのか・なぜシンジ君がこういう状況を受け入れてしまったのか…というSSを書こうと意気込んでいたのですが
それを記すにはこの掲示板の余白は小さすぎる…すいません嘘です説明セリフが増えすぎて自分の文章ではまったくエロくできませんでした。
せめてネタ出しをしてくれたPDX.さんに喜んでもらえればワンチャン輪姦サイトの続きを書いてもらえる可能性が微粒子レベルで…という狙いです。(傍迷惑)
ちょっと早いですがよいお年を〜 ノシ

716PDX.:2019/12/23(月) 06:06:24 ID:xyfjJJwk0
>>713,715
たしかにあのシリーズっぽいモノがありますねw
最近なにかと時間がとれなくてまとまった文をかけずにいますが、
ネタが思いついたらその時にでも。

717引き気味:2019/12/23(月) 21:49:37 ID:7AbSpfw60
なんかこう、SSとして格好のつく体裁とれるだけの文量、文章になってないと投下はやめとくみたいな傾向が出てきてるのかもしれませんね。
今更のことですし、もう結構前からなんでしょうが。
思いつき適当にたらたらっと走り書きして投下って形で一旦手から離してしまえば揮発させてしまうよりずっとマシですし、短時間でそこそこの書き方する癖をというか、習慣付けにもいいかもですし。

わりと私、文章練る時の脳ミソの使い方と、モデリング作業とか模型盛ったり削ったりとか、刺激として別の使い方交互に脳ミソにさせるの意図的にやってたりするんですが、気のせいかそうやってるとそれぞれとは別の方面にも冴えてくるような感じなんですよね。
ある趣味で上手く発想が出てこなかったりする時にこそ別ベクトルで脳ミソ回転させて助走効果期待してみるみたいな。

というわけで、実践してみようと決意じみたことを考える、師走の焦っとけよなある夜でございます。
あと一週間しか今年がないとかヤベーですね。うへぇ ('A`)

718コウイに値する名無しさん:2020/01/21(火) 02:09:17 ID:8mukhv060
新年あけましておめでとうございます
久しぶりにきたらスレがまだ続いてて嬉しい

719引き気味:2020/01/31(金) 00:28:41 ID:qkBPgUfc0
あけてました、おめでたかったですね(遅

なんかこう、そもそものショタ+淫乱母による和姦寝取られという基本路線からどんどん外れていって、ショタ攻めというところに感じる面白さは残りつつ、ありがちに母子近親カップル路線とかに興味が向いていたりするんですが。
いずれにしても、性癖的に思い浮かぶシチュにマッチしやすい設定なだけに、未だに重宝しております。

720引き気味:2020/02/02(日) 22:22:39 ID:wmiuHYqo0
 
 自分だけは参加することを許されない場面で、愛する母が自分よりも歳下の少年たちや自分の友人らを相手に躰を開いている――。

 シンジの異性への興味が具体性を伴うようになった時期、常にそこには性にあまりに開放的だった母親とその大勢に過ぎる愛人たちの絡み合う姿が、後ろ暗い興奮と共に胸の痛みを伴う影を落としていたのだった。
 時に、ムサシやケイタといった見るからに悪ガキ坊主でしかない小学生と連れ立ってバスルームに入っていった母親の、タイル張りの小さな空間に籠もったあられもない嬌声を聞かされることがあり。
 時に、自宅に呼んだ友人たちを母親が誘惑し、まとめてその筆下ろしをしてしまう一部始終を目の当たりにする羽目にもなり。
 こういった事情を後から巻き込まれた形で目撃し続けた幼馴染の少女には、そうやって“奪われる”ことこそに一番の昂りを覚える、そんな認めがたい性癖をこじらせているのだと判定されるまでに至った。

 そうして、その大切な幼馴染はといえば。ある日『……碇君』と頬を染めて意味ありげに打ち明け話をしに訪れ、まだ中学も卒業していない十四の身空での妊娠を伝えてきたのだった。
 彼女の、綾波レイの処女喪失の相手こそはシンジだった。
 だからといって彼女と、そしてもう一人の美しい幼馴染とは、まともに恋人としての付き合いで体を重ねるようになったわけではなかった。
 母親のユイのあやしげな教育方針が大きく影響を及ぼした結果のことだ。
 ユイの愛人の少年たちからも淫らな悪戯を日常的に仕掛けられる状況にあった彼女たちを、男として独り占め出来ていた期間はほとんど無い。じきにシンジは、飛び抜けた美少女として評判だった二人が、自分に隠し事をするようになったことを悟ったのだった。
 妊娠を打ち明けられた時、脳裏に巡ったのは自分にとっても身近な存在である少年たちや、男性の顔。
 その中には自分の父親すらもが含まれていた。
 そして身籠った子供の父親はシンジではないと、それだけは確かだと伝えられたのである。
『あ、綾波……。誰の? その、誰との……子供なの?』
 その質問には答えてくれず、ふるふるとショートカットにした生まれつき色素の抜けた髪を左右に振るだけの幼馴染。
 常に寡黙だった美しい少女の赤い瞳に見詰められて、その時の自分はどんな顔をして突っ立っていたのか。
 幼い頃からの付き合いで、彼女の表情の微妙な変化を捉えることに慣れていたシンジは、そこに求めていたものを手に入れたと言わんばかりの満足げな微笑みを――読み取ってしまったものだった。

 かくしてシンジは胸に深い喪失の痛みを刻み込まれ、同時に彼や彼女たちの周辺から、それまで機能していた一定の歯止めもまた失われたのだった。
 もはや隠し事は隠し事でなくなった。
 自分こそがレイの下腹部に新しい命の種を植え付けたのだと主張するケイタは、シンジが見ている前で堂々と彼女を犯すようになった。
 レイが誰かを相手に妊娠することすらも受け入れていたのだと知ったムサシは発奮し、かねてから『アスカ姉』と馴れ馴れしく呼んで執着していたシンジのもう一人の幼馴染に、執拗に言い寄るようになった。
 俺の子供を妊娠させてやるよとシンジが居合わせている場面であっても平然と嘯き、セックスをねだるようになり、そしてアスカの方もそんなムサシとSMプレイめいた濃厚な行為に耽っていることを隠さなくなっていった。
 母親の愛人としてシンジの家に上がり込み、両親の寝室にも自由に出入りをしている中に同級生のトウジやケンスケが混ざるようになり、そこに時にレイやアスカが混ざっていたところを目撃するようにもなった。
 やがてユイがシンジにとって弟か妹にあたる子供を妊娠し、他にもアスカの母親であるキョウコもがこの乱れきった肉体関係の輪の中で妊娠させられたという報せが周辺に衝撃をもたらした頃、季節は冬を迎えていた。

721引き気味:2020/02/02(日) 22:22:55 ID:wmiuHYqo0
「んっ……。ぁ、ンぁ……ぁむ、ンムんん……」
 にちゃ、ねちゃりという淫らがましい舌音が続いている。
「止しなよ、人前で……」
 始発に近い停留所から乗り込んだおかげで、空いた車内のバスの中だった。
 それでも乗り合わせている他の客の誰かに聞き咎められたらと気が気でないシンジは、通路を挟んだ向こうのシートに並んで座るアスカたちに小さな声で警告した。
「えー? 何がさ?」
 分かりきったことをわざわざとぼけてみせるムサシの悪ガキめいた顔の小憎たらしいことといったら。
「俺ら別になーんにも変なこととかしてないんだけど」
 アスカが座っているのは向こうの二席の通路側。その横の窓際にはムサシが陣取っていて、ぴったりと年上の美少女のやわらかな体に寄り添い、ひょこっと背の高いアスカの影から顔を出してはシンジに向かってニヤニヤしてみせる。
「シンジ兄ちゃん、ちょっと何言ってるのか分かんないんだけど」
 『アスカ姉は分かる?』とわざとらしく聞いてみせる悪ガキ小僧の片手が、さっきからアスカが両手で押さえているスカートの中に忍び込んでいるのは間違いないのだ。
「ンぁ……ぁぁむ、むぁ……。ぁ、あたひ……」
「あ、ごめんごめん。アスカ姉、風邪っぽいんだもんな。辛いなら静かにしてると良いよ。俺に寄っかかっても良いからさ」
 火照った顔をしているのが一目瞭然のアスカが、マスクの下でもごもごと不明瞭に言いかけたのをムサシが遮ってしまう。
 たしかにそんな表情でアスカが目を潤ませていれば、見かけた人間はマスク姿とで納得することだろう。
 それで言われるがままにアスカが黙ってしまうのは、黙らされてしまったのは、装着したマスクの下でムサシの指を咥えさせられていたからだった。
「ぁ……ぁむ、む、むぅ……ン、ンン……」
 耳をそばだてていれば、にちゃり、ぴちゃりとやけにはっきり聞こえてくるように錯覚するその粘音は、うつむいたアスカが顔の横からマスクに差し込まれたムサシの指に舌を絡め、擬似的なフェラチオ奉仕のようにしゃぶらされていると知ればこそのものだ。
 だが一応は取り繕ってみせていると、そうムサシは言い張っているのである。
 たしかにアスカはスカートの中でスケベ小学生の手に股間をまさぐられているのかもしれないが、他の乗客の視線からは前席の背もたれとスカート生地とで二重に死角になっていれば、かえってシンジが騒ぐ方が気付かれる危険性は増す。
「ほら、マスク直してあげるからさ」
 聞こえよがしに言ってみせる、それが年上の美少女に指フェラという倒錯的なプレイをさせている表向きの言い訳だということだ。
「えへへ」
 ――自分のマン汁舐めてて、興奮しちゃった?
 そればかりは声を潜めての、シンジにはぎりぎり届くぐらいで聞かせるセリフ。
 ムサシはアスカのマスクから濡れた指を引き抜いて、もう片手のやはり濡れた指へと交換させて、またアスカのスカートの中にもぞりと手のひらを忍び込ませていったのだった。
 周囲に疑われないよう配慮はしているのだとアピールして、それでシンジに邪魔立てされないようにお膳立てしてしまう。
 半ズボンでランドセルを背負って学校に通っているような子供であっても、悪知恵の効かせ方はシンジにとって腹ただしいばかりのものだった。
 そうやって、シンジが努めて気にしていないというポーズのそっぽ向きを続けている間に、普段からするとうって変わって大人しく口数少なくさせられたアスカが、何度指を変えてしゃぶらされたことか。
 降りるべき停留所が近付いてくるまでに、くちゃくちゃとかき混ぜられる淫らな水音の発生源が二つに増えていたようにも思えたのは、シンジの聞き間違いだっただろうか。
 やがて足元おぼつかなくムサシに手を引かれながらバスを降りたアスカが、マスクをした口元を押さえていた手を離して、引き剥がすようにそれを道端の自販機横のゴミ箱に突っ込んだ瞬間、
(あ……!)
 シンジはそこに、きゅっと引き締めるようにした幼馴染の唇の端に伝う白い粘液を、一瞬現れた舌先が素早く舐め取ってしまうところを、確かに見たのだった。

722引き気味:2020/02/02(日) 22:29:35 ID:wmiuHYqo0
いつもの惰性で来週末も幕張メッセに出かける予定を組んでいたわけですが、運営が珍しく柔軟に昨今の事情を踏まえるような対応を見せたせいか、期待していたディーラーも欠席を表明するようになってるんですよね。
こうなると今回大した理由もないのにノーガードでうかうか出掛けていくのは止めといた方が吉かなー、とか思うわけですが。

そんなマスク事情をエロネタに出来んかと考えた結果がこれでございました。
まともな描写より設定説明部分だらだら書いてる方がノリノリになるわけですが、それでSTさんの元ネタ振り返ってみようとして目にした投稿日時に時の流れの酷さを覚えたんでございました。
趣味ですからね。性癖ですからね。
生まれた子供が堂々とエロいことに手が出せる年齢になってるくらいの時間が経っていたとしても…… ⊂´⌒つ。Д。)つ

しかし、今回ネタにしたようなシチュ、文章でやるよりどう考えても絵でさらっと描いた方が向いてる気はしますね。
きっと多分、今日までの時間を絵描きの練習につぎ込んでいたらサラッと描けてしまうくらいにはなっていたんだろうなー、とか思うわけですが。

723コウイに値する名無しさん:2020/02/06(木) 23:29:13 ID:xlafzH9w0
>文章でやるよりどう考えても絵
引き気味さんの新作を読んでから「ハニセレにバスのmodあったような・・・」と思い立ち即席で作ってみました
マスクとか衣装はさらに工夫の余地があると思うんですがとりあえず引き気味脳を刺激するために1枚・・・

画像付きおつまみショートショート
「ば…バカっ、早く撮りなさいよ…それで終わりでしょっ」
「まぁ焦んなってアス姉。鞄で隠してれば外からは見えないし、前はシンジ兄ちゃんが見張ってくれてるだろ」
それにアス姉のココ、しかっり濡らしとかないとさーそう言ってにやりと好色な笑みを浮かべながらムサシは言うのだ。
「俺の指使いが下手くそみたいじゃん?」と
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20200206232848_76486b536c.jpg

724コウイに値する名無しさん:2020/02/07(金) 03:27:21 ID:swt.KW/Y0
深夜残業が終わったウェーイという気分に合わせて>>723の過激バージョンも作ってみました!
ガキンチョの悪戯というにはあまりな行為さえ受け入れてしまってるらしい引き気味さんのアスレイちゃんに合わせての1枚
ここまでやってバレないバスってやっぱネルフの手が回ってるんですかね・・・(他人事)

tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20200207032642_3042383672.jpg
・・・ヨシ・・・⊂´⌒つxДx)つモウネヨウ・・・

725引き気味:2020/02/09(日) 23:58:32 ID:SUNR9Pu.0
寝取られ風味ばかり好んでいるのに、なにげに滅多に描写に含めないシンジ君……。
このやたらに宝塚調のお顔立ちですと、あれですね。昔いっぺんだけ書いた、加持先輩に食われる側でチルドレン三把一絡げに出演してもらったようなシンジ君嬢。

そういや、この系統の無茶なエロシチュ書く時はたいていユイさんとこの無駄に頼れるバックボーンでフォローしてるとか、そもそも考えてないとかなんですが、案外ネルフそのものがお膳立てしてるってのは想定すること少なかったですね。
仮にも国連機関だからとか(現実のUNの相当下半身的にアレっぽくありますが)、『Q』ですごい勢いで離反してるくらい構成員のモラールだかは高いんだろうかとか考えるのがその理由かもなんですが。
でも、劇中でも錯乱したアスカさんの扱いとか相当碌なもんじゃなかったりですよね。
ケンスケの盗撮も掴んでないはずないでしょうに放置ですし。

726引き気味:2020/02/10(月) 00:26:02 ID:YAqpWCBQ0
と言いますか、ケンスケくらいのアレになると、クラスの女子連中の水泳授業盗撮する時に赤外線撮影機能付きのカメラぐらいは持ち出して来てそうです。
完全な偏見ですが。
ですが、劇中で実際にクラスの女子の着替え風景盗撮しているケンスケだけに、二次創作なりのこじつけっぽさとか一切感じられずに(アイツなら)と期待させてくれる辺りがさすがケンスケ。

727引き気味:2020/02/10(月) 02:14:30 ID:YAqpWCBQ0

 晴れきった空に、ターン! と景気よくピストルの音が響く。
 陸上トラックを勢いよく駆け出していくのは、第三新東京市内各中学校の校名が入ったゼッケンを胸に縫い付けた女子選手たち。
 そして、会議室めいた冷房のよく効いた一室でその映像をスクリーンに上映し、鑑賞しているのは、昼間行われた陸上大会の運営に直接的に参加、或いは間接的に協力していた市内の名士たちであった。
「いいですなぁ」
 関係者の中でも特に実務を担当するよりその影響力を持ってスムーズな大会運営の実現に寄与していたとされる面子である。
 相応に貫禄のある容貌をした年嵩の男性たちばかりであったのだが、表立っての場所ではとても口にできないようなニュアンスを込めての発言で、カメラが捉えた初々しい10代の女子選手たちの健闘を褒め称える。
 より正確には、爽やかな汗と共に溌剌と躍動している少女たちのその肢体を鑑賞して、でだ。

「私達の頃はみんなあの黒いブルマーを履いておりましたから、今ひとつ垢抜けないヤボったさが気になったものですが」
「いやぁ、私はどちらかと言うと、その頃の思い出があるからでしょうかねぇ。ブルマを穿いて走ってくれればなぁと思いますよ」
「なにしろあれは、際どいところまで見えてしまっておりましたからなぁ」
「左様。はみ出してしまった下着を直す仕草だとか、内腿の付け根よりもまだ際どい鼠蹊部が覗くぐらいズレてしまったりですとか――。あれがもう今時の少年らは拝めないのかと思うと、いや可愛そうなものではありませんか」
「なんの、だからといってスパッツはどうだと言うつもりではありませんぞ? あの少女たちを御覧なさい。そう、駆けていく様のあのかろやかさ。やはり今のように、競技用のウェアが洗練されてきたればこそという味わいもありますからな」
「なによりあれだよ、上も下もだいぶ薄着になったというのは良いねぇ」
 丁度スクリーンの中で一着でゴールしていく少女は、金色の髪が示すように西洋の血が色濃く出たらしいプロポーションが一際に目を引くものだった。
 その将来性豊かな発育ぶりの肢体を包んでいるのは、ツーピースの水着と殆ど変わらないデザインのスポーツウェアだ。
 特に見るからに手のひらに包んでやった時の揉みしだき心地が素晴らしかろうという弾み方をしてみせている胸元は、大きく肩を露出し、乳房のすぐ近くまでお腹を見せたデザインのものだ。これはもう、スポーツブラと殆ど変わらない。
「今の所、カメラを変えてもう一度見せてくれないか? 今回だってちゃんと、赤外線でも撮ってるんだろう?」
 言われた男は設備の手配にも関与していたのだろう。にやりと笑うと、勿論と答えた。
「では、皆さんもそろそろご覧になりたいようですし。この見どころある選手諸君が栄光を掴むさまをとっくりと――特に予算をかけた高解像度モードで見返すといたしましょうか」
 男が口にした通り、金髪碧眼の少女が1位を取る姿がよりくっきりと鮮明な映像でスクリーンに映し出された。
 今度はただし、モノクロめいたツートンカラーで、加えて本来であれば見えるはずのない競技服の下を透けさせた映像で。
 ピストルがなる直前、グラウンドに手を突いてからのクラウチングスタートでは、見事にその愛らしいヒップを突き出して、縞々模様のパンティーがぴっちりと双臀に張り付いている様が映し出されてしまっていた。

728引き気味:2020/02/10(月) 02:14:41 ID:YAqpWCBQ0
 ゴールに駆け込む瞬間のぐっと拳を握り込んだところを捉えた横からのカメラは、同時にゼッケン付きの上着よりももっと大きく脇の開いたブラのラインをも捉えていて、男たちを喜ばせた。
 更には表彰台に登り、この少女が市内の名だたる大会に出場してはいつも1位を勝ち誇ってみせる時の、腰に手をやっての決めポーズを披露していたシーンではだ。
「くふふふ。いや、皆さんはご存知ですかな? この娘、けっこうな跳ねっ返りで有名なんですが、まさかこの得意げな顔で可愛らしい乳首を丸出しにしているとは……思ってもいないでしょうなぁ」
 ふふ、ふふふ……と男たちは盛り上がっていた。
 スクリーンには勝ち気な顔立ちの美少女のバストショット透視画像。そこに、言葉通り周囲からは明白にくっきり色付いている、二つの丸いポッチ――ミドルティーン少女の乳首が大映しになっているとあれば、もしもこのことを聞かされでもしたら、どれだけこの娘は愕然としてくれるのやらである。
「そう言えば……。中2の部では、先生方の生徒さんたち、随分とこの娘に泣かされているそうじゃないですか?」
「優秀なのは成績を見れば一目瞭然なんですが、教育の一環ですからねぇ。どうもこの、煽るような真似はいけませんね」
 一斉に頷いてみせているのは、みな教育者としての立場にある男たちなのだろう。
 体も育ちきっていないような少女たちの、しかも自分たちの生徒のあられもない姿を盗撮して喜んでいるような面々が、なにを今更というところではあるのだが。
 彼らに声をかけた男はそれを聞くと、実は――と、いかにもの訳知り顔で声を潜め、耳寄りなお話があるのですよと告げたのだった。
「この天才少女君、実は近頃、私の知人の主催する小さな教室で<レッスン>を受けだしたそうでしてね」
 『おお』と一斉に男たちはどよめいた。
「本当かね……!? いや驚いた。どこの教室なんだね?」
「仙石原の、あそこです。冬月先生の秘蔵っ子の」
「ああ……彼女か。そうするとなんだね、噂の彼女の施す<レッスン>なら、仕上がり具合次第では私達も直に……あれか、この娘に<指導>をしてやれる機会に預かれると?」
 <レッスン>、そして<指導>と。いずれもこうやってそれぞれの立場を悪用して協力しあい、うら若い少女たちを食い物にしている男たちの使う、隠語であった。
 話題の少女はその金髪碧眼の美貌でも並外れている。そういう意味でも注目の的だったのだ。男たちは一斉に色めきだった。
「どうです? 皆さん。もしもの話で盛り上がっていたようですが、この得意げな顔でわたしら男の悲しい性分にも奉仕してくれていたのだと、本人が知ったらどんな顔をしてくれるのか。実現してみたいとは思いませんか?」
「なんと!」
「素晴らしい! いや、是非とも、是非ともだよ……!!」

 そんな会話を交わす男たちがいた。
 それは、碇ユイという名打てのセックス伝道師の手管に嵌った少女が、ごく身近な例外を除いては男嫌いとまで言える潔癖さから一変して、同じく美しいその母親と共々、同じ少年たちの慰みものになってしまう少し前の話。
 彼女が遂には父親のはっきりしない赤ん坊を妊娠してしまい、その膨らんだお腹を晒しながら得意の勝利のポーズをカメラの前で取ってみせた渋面のヌード写真が、この日の男たちの元にもたらされるまで、そう長く時を置く必要のなかった頃の話なのだった。

729引き気味:2020/02/10(月) 02:15:14 ID:YAqpWCBQ0
さっくり書きなぐってみますた。尚、ケンスケは出番なし (´・ω・`)

730コウイに値する名無しさん:2020/05/07(木) 00:40:07 ID:NvVZ6.G60
暇を持て余したムサシ・ケイタがアスカとレイを呼び出して遊歩道やジョギングコースの両側にロープが張られて、
それ以外の使用が制限されてる公園深部に侵入して芝生の上を首輪だけのアスカたちが四つん這いで露出散歩したり
繋がりあったままのシーソー遊びや行為の後で水飲み場で秘部の洗浄なんてどうでしょうね

731引き気味:2020/06/16(火) 22:53:40 ID:tmr8kuXg0

 季節は六月。夏、本番が近付いていた。
「暑ぅ……」
 耐えかねてアスカは目を開けた。
 一応の掛け布団として、肌触りがクールだのひんやりだのという触れ込みの去年の新調品を引っ張り出してきてあったのだが、とっくにどこかへ蹴り飛ばした後だ。
 宣伝文句に嘘がないのは知っていたし、去年は充分その効果に喜んだものだが。
 けれども、さすがに自分一人分よりも多い数の体温が寝床に持ち込まれるようになっていては、話は別だ。
「窓開けちゃダメってのも、キツいわね……」
 手を突いて上半身を起こしても、肌から滑り落ちるのはシーツでも薄衣の一枚でもない。
 じっとりと流れる汗が浮かぶのみの十四歳の若い素肌。それは爪先から首元まで一箇所たりとも隠されないままで、そんなあられもない姿のアスカが身じろぎをすると、それだけでふたつ可憐に成長途上の姿を晒す乳房が弾むように揺れるのだった。

「んんぅ……」
 アスカの起きだした気配が引き金になったのだろう。
 傍らを見れば、昨晩はアスカとも熱い一時を過ごした幼馴染のシンジがいかにも寝苦しそうな顔で唸り声を漏らしていた。
「……その顔は失礼なんじゃないかしらね。こんな美少女二人とハーレム気分でベッドを共にしておいて。ねぇ、レイ?」
 三人でアスカの部屋の床に布団を敷いて寝ていたもう一人、とっくに瞼を開けていたレイも、部屋に篭もった熱気に辟易としたような目付きをしていた。
「……クーラーを入れて」
 シンジの腕の片方をアスカと同じオールヌードの胸に抱きしめておいての要求だ。
 シンジが寝苦しそうなのは多分、そうやって腕を捕まえられっぱなしだった分もあるのに違いない。女子中学生なりのサイズだが、脱げばアスカよりも発育では上回っている位の美乳バストに包まれてのそれは、贅沢にも程があったろうが。
「素っ裸にそれは風邪を引くでしょ。シンジを起こして、シャワーを浴びてさっぱりしてきましょ」
 『浴びてくるわ』でもなく『浴びてきなさいよ』でもなく、三人で一緒にという言葉はアスカの口から自然に出てきていた。
 朝の生理現象でムクムクと鎌首をもたげさせていた幼馴染の下半身を目にして、昨晩あれだけ繰り返し交わったというのにという呆れが浮かんだのは自分に対してもだ。
 錯覚でなのか、現実になのか。シンジが二度は放ってくれた膣内射精を受け止めて数時間のそこが、朝になっても沁み出してくる欲情の徴で、まだヌルヌルとしているように感じるのだ。
「…………」
 レイの視線も、同じ場所へと物欲しそうにしている。それも見間違えではあるまい。
「あ」
 抜け駆け――とアスカは文句を上げようとしたのだが、シンジが勃起させていたペニスに白い繊手を伸ばしたレイは、意外にも軽く撫でただけですぐに手を引いていた。
「起きる前に、起こさないといけないわ」
「……あ」
 『あー』と、アスカは顰めっ面で思い出していた。
 あわよくばバスルームでもう一時と考えていた色ボケ気分から、一気に目が覚めるかのようだ。
「……もう、起きているかもしれないけれど」
「ママやユイおばさまが、どれだけ搾り取ってクタクタにさせてくれてたかによるわね……」
 自分に劣らないぐらい美しいライバルであるレイ。彼女と一緒になってとびきり淫らに振る舞った一晩の記憶も褪めないまま、幼馴染の猛々しい器官をじっくり眺め回してしまった影響というもの。それは、寝起きの頭が血圧を急速上昇させたに違いない胸の高鳴りと共にはっきりしてくるほど、自覚出来てくるぐらいだったのだが――。
「約束破ったとかあいつらに言わせると、また面倒くさいもんね……」
 仕方ない。仕方がないのだから。
 下腹部に甘く疼く感覚は収まりはしていなかったが、約束したことだったのだしと思えば我慢するしかない。その考え方で自分を納得させることが出来てしまうのが、今のアスカたちだった。

732引き気味:2020/06/16(火) 22:53:58 ID:tmr8kuXg0
 少し前の自分達からは信じられないだろうなと思える程、すんなりと受け止めてすらいるのである。
(すんなりってわけじゃないけど……。それに、我慢って受け止め方でもないわよね)
 自分のお腹の下の方に手を当て、苦笑いじみた――以前は見たこともないような大人びた表情をしてみせるレイに、アスカもやはり、ほろ苦く共感を覚えるのだ。
 アスカにしたって同じように手をやって、それ以上にあからさまな場所を触って、まさぐってみて、確かめようかと思わないでもなかったのだが、
(みじめな気持ちになるのが分かってるのに。シンジの前だと余計におかしな気分になっちゃうのよね)
 渦巻く思いは自分の歪みを直視せざるを得ないものだ。アスカなりに乙女として素敵なイベントを過ごすことが出来たと思えていただけ、今は誤魔化しておきたくあったというのに。

「……シンジ、ほら起きて。あたし達もう行かなきゃだから」
「んぅ? んー……」
 昨晩、レイと一緒に自分の部屋にシンジを泊まらせて過ごしていたのは――過ごせていたのは、シンジの誕生日祝いだからという名目があればこそ。
 当然、文句が出てくるだろうと思った方面からの予想に違わない反応については、ユイの口添えがあった。
 ただ、何事も引き換えにせず収まったわけではない。
 だからの、<約束>であった。
「ほぉら。あたし達、ムサシとかケイタとか、アイツら起こしに行ってこなきゃいけないのよ。その前にキスぐらいしてくれてもバチは当たらないんじゃないの?」
「わたしにも、キス……」
 レイと二人して揺さぶってやると、拗ねた言葉を聞かされたシンジも『あ!』と言って跳ね起きたのだった。
「そっか。アスカも綾波も……」
「そうよ。あんたをたっぷりお祝いしてあげた分、今日は埋め合わせってワケ」
「ンッ。いかりくん……」
 左右から顔を近づける美しい幼馴染たちと交互にキスを交わしたばかりにも関わらず、そしてハーレムの主になったかのような素晴らしい一夜を過ごしたばかりだというのに、シンジは似つかわしくない苦しげな顔を浮かべてみせた。
「そんな顔してみせて――」
 その顔がもう、いけなかった。

 ――ほんとは、興奮してるくせに。

 囁いてやれば、ビクリとシンジは肩を震わせた。
「アンタと私のママたち、二人掛かりでお相手してあげたんでしょうけど、それで満足する連中じゃないのは知ってるわよね? 一晩たったらケロリとしてまた猿みたいにサカってくるやつらが、四人もいるんだもの」
「……っッ」
 そのまま頬をすり寄せることも出来る近さからだ。息を呑んだシンジの反応も、上擦る息遣いもなにもかもが手に取るようにアスカに伝わってくる。
 同じぐらいすぐ側に寄り添っているのだから、もう一人にだって感じ取れたことだろう。
「ぁ……。碇君、また……固くするのね……」
 視線を落として様子を確かめたレイは、嬉しそうに言うのだ。
 『はぁっ』という、えも言えぬ情感がこもった吐息を溢していた。
 まだまだ一人前の女扱いされるには背丈も情緒も、何もかも足りていない少女であるのに。しかし、シンジとの初体験をユイ達にお膳立てしてもらったのを皮切りにして、既に十指に余る人数との経験をその小さな躰に積み重ねているのだ。
「……ごめんなさい。もう時間がないから」
「あっ、あっ、あっ。綾波ぃ……」

733引き気味:2020/06/16(火) 22:54:18 ID:tmr8kuXg0
 しゅっ、しゅっと雪のように白い繊手が今度はしっかりとシンジの勃起させたものをしごき上げてみせる。
 指でリングを作り、シンジのそそり立たせた先端で皮がめくれ返ったあたりを締め付けてやって、先走りの雫を絞り出させている。
「てのひらで、我慢して」
「いきなり、そんな……。ああ、ぁ……!」
「気持ち良さそうね、馬鹿シンジ。レイも、すっごく上手になったものねぇ〜」
「……あなたの、褒めてるように聞こえないわ」
「アンタに皮肉言ってるんじゃないのよ、優等生。それぐらい分かりなさいよ。このだらしない顔を見てみなさいったら」
「そう? ……碇君が気持ち良くなってくれてるのなら、嬉しい」
 普段とそこまで変わらない物静かな口調で応じていても、レイの白魚のような指先が繰り出すテクニックはシンジの竿を袋を巧みに刺激する、えげつないものだ。
「シンジぃ〜? レイの手でしごいてもらうのが嬉しいの? それとも、それをレイに仕込んだのがアンタじゃない他の誰かってことに興奮してるのかしら〜?」
「ぁああ、アスカぁ!?」
 身も蓋もない動揺だった。とっさに誤魔化せる程でもないし、開き直れる程でもない。その意味でならシンジはまだまだ普通に子供だった。
「今、びくんとさせたわ。碇君」
「……あらあら」
 精緻な銀細工を思わせる長い睫毛をわななかせ、ルビーの瞳に揺らめいて見えるもの。それは、周囲の知る綾波レイのイメージからすれば嘘のように露骨な欲情ぶりである。
 それこそ一端の大人のオンナであるかのように。それこそ、見事としか言いようのない男の喜ばせ方と合わせて、レイが少女娼婦に身を堕としでもしたかのように。
 ひそやかに口元を蠢かせたのも、薄情だともとれるシンジの反応に唇を噛んだとかそういうことではないのだ。
 勃起させた状態のシンジを掌に握りしめた中で無意識の内に比較して、レイの知っている誰かのどれかを思い浮かべでもして、唇を舌先で湿すようにしてしまったのだろう。
 レイもアスカも、処女を捧げたシンジへの好意を今や堂々と口にしている一方で――全てをお膳立てしたユイの唆すまま、他の少年たちや大人たちを相手にも、心を伴わないセックスを続けている。それこそ、名前も知らないような行きずりの相手ともだ。
 アスカが身に付けている中にだって、幼馴染の少年には披露したことのないテクニックはある。誰に教え込まれたのか、シンジにだけは明かすまいと決めているセックスのやり方だってあった。
(おじさまが……やらないといつも許してくれないアレ、シンジに見られたりしたら死んじゃうわ……)
 複雑な状況だった。
「病院の、赤木先生」
「ぁ、綾波が最近お世話になってるっていう……?」
「そう。あの人の助手をしてる女の人が、若い男の人はダメだって言って、いつも連れてくるのがお年寄りばかりなの」
「あ、綾波……?」
「だから、私に入れられるようになるまで、ずっと舐めてあげたり、しごいてあげたりしないといけないの。だから――」
「ぁあ、ぁ、ああああ、あやなみぃぃ……!!」
 シンジを玩んで面白がっているとも取れる、そんな表情のつかみ辛いレイの横顔だ。そこに薄っすらと浮かんでいる感情を正しく読み解けるのは、同じ選択の結果を進み続けるアスカぐらいしかいないだろう。
 同い年のアスカから見ても妖しいぐらいの色気を醸し出していて、
「あぁ、碇君……」
 だからこうなれば、最早はっきりとアスカには断言出来るのである。純粋な恋心をひたむきに捧げていた処女の頃からするとすっかり歪められてしまった女の子として、その性癖を満たす捻じくれた喜悦で、ゾクゾクと背を震わせてしまっているのに違いないのだと。

「酷いわね、変態シンジ。昨日はあんなに愛してくれたのに。そのアタシたちが今からムサシや鈴原たちみたいな他のやつらのおちんちんに目覚ましフェラしに行くんだと思って、興奮しちゃったんでしょ?」
「アスカぁ……、ぁ、ほんとうに……するの?」
「そうよ」

734引き気味:2020/06/16(火) 22:54:30 ID:tmr8kuXg0
 大きく喘がせているシンジの胸に向かって真正面から身を乗り出して迫れば、コリコリと固く尖った乳首が押し当てられる形になる。
 その直接的な心地良さに加え、こうもなれば歪んでしまった自分の性癖を直視することさえ気にならないで済む勢いの、興奮だ。アスカにしたって熱い息を洩らさずにはいられない。
「ふふ……」
 レイも、力を失っていくシンジのペニスをあやすように刺激してやりながら、腕に自分の乳房を押し当てていた。
 両手に花の夢心地の3Pセックスをしたばかりのガールフレンド達が、今度は別の少年たちに抱かれに行く。それを再確認させられたシンジの覚える不健全な欲望は、あの日からの今でどれぐらいに膨れ上がってしまっているのだろうか。
 先に選択したレイの目指したものは、奪われる側と奪われてみせた側としての、あくまでお互いだけを見詰めての関係だった筈だ。
 だが、その敢えて奪わせてみせたという接し方をしていたあの少年たちに対しても、今やその“敢えて”が疑わしい。
「レ〜イ?」
「……あっ!」
 悪戯心のように伸ばした手で確かめたレイの秘処は、今すぐにでも牡の欲望で貫いて欲しくて堪らないというぐらいに濡れそぼってしまっていた。
 しかし、急がねばならないと口にしたばかりなのはレイ自身だ。
 ひくんと身を強張らせた肉付きの薄いヒップの下にくぐらせて、アスカがぬるぬるになった花びら二枚の小淫唇を弄んでやると、『ンぁ、アッ、アッ……!』と、普段は寡黙なレイが、わざと粘ついた音を立ててやったの以上にシンジを揺さぶるような、愛らしい喘ぎを上げるのである。
「興奮、してるのよね。馬鹿シンジ?」
 突き付けるように問い質すのと同時に、アスカがそっと触って確かめた自分の股の付け根でも、
(あン……ッ。もうっ、やだぁ……)
 我ながら、と。一度触ってしまえばもう手を止めるのが難しいくらいに敏感になっていて、求めてしまっているクリトリスが、ツンと膨らんでしまっているのだ。
「勿論、あいつらの固くしたアレをしゃぶってモーニングサービスしてあげるだけじゃ、済むわけないのよ? ねぇ、レイ」
「……ええ」
 素晴らしい夢を思い浮かべているかにすら見える面持ちを浮かべて、レイも頷いてみせる。
 血色の乏しい頬を薔薇色に変えて、言葉数が少ない分のストレートな物言いで。
「私も、アスカも。あの子達の性奴隷で、いつか妊娠させられるのだもの」
「その上アタシなんて、ママと一緒に鈴原や相田のペットの雌イヌ扱いよ。いつも首輪なんて付けられて、お尻をぴしゃぴしゃ叩かれるんだから」
 わなわなと目を見開いて見上げるシンジを寝床に残し。立ち上がった二人は、図ったように同時に自分たちの秘部を指で割り開いてみせていた。
「あたし達、今からシャワーを浴びてここ綺麗にしてからアンタの家に行くんだけど――」
 紅茶色のアンダーヘアが生え揃った下。白銀の飾り毛が随分と濃くなった印象の、その秘丘の膨らみの下。今のところは未だ、ユイやキョウコといったずっと以前から経験を積み重ねている女性たちと比べれば初々しいピンク色を保っている、二人のラヴィア。
 そこをくぱりと左右に拡げて見せて、膣口までシンジの目に見えるようにしてやって、
「アスカ……。綾波ぃ……」
 『ハァハァ』と上擦った息をしている幼馴染の目に、ふしだらな蜜液が滲み出してきている様子を見届けさせてやって、
「でも、ムサシもケイタも、アンタよりすっごく濃いザーメン注ぎ込んでくるのよね」
 『それじゃ、昼御飯はママが面倒見てくれるって話だったから』とだけ言い残して。アスカはレイの手を引き、二人してそのまま素足で跳ねるように廊下を踏んで、バスルームへと駆けていったのだった。
 尻軽で、浮気娘のような真似をして、SMめいた変態的なセックスにすら最低でも昼まで耽ってくるのだと、そうボーイフレンドに宣言したというのに。アスカは妙にはしゃいでしまっている自分自身を、自覚していたのだった。

735引き気味:2020/06/16(火) 22:55:26 ID:tmr8kuXg0
シンジ君、誕生日記念投下とか、そういう文化が昔エヴァFF界隈にはありましたよね……(ホロリ

736引き気味:2020/07/30(木) 23:43:27 ID:KaMqvf5A0

 天頂近くに登った夏の太陽が照り付ける、レンガ敷きの小路。
 二組の親子連れにも見えた彼女たちは、ウッドデッキにパラソルを広げたオープンテラス席に着くと手を上げて店員を呼んだ。
 すぐに用意されたソフトクリームを受け取り、この時ばかりは行儀良く声を揃えて礼を言う少年たちに、メイドのお仕着せに似たコスチュームを身に着けた店員は愛想良く微笑んで下がっていく。
「ああいうコスプレして貰うのも良いかもね。可愛いもん」
「でも、もう少しスカート短くてもなぁ。サービス悪くね? パンツ見えねーし」
 いかにも元気の良いお子様風の受け答えをしてみせていた少年たちだ。それが顔が見えない距離まで離れたと思ったら、フリル付きのスカートを揺らす自分の後ろ姿にそんなヒソヒソ話を交わしていたとは夢にも思うまい。
「アンタたち……」
 無難な注文で済ませたアイスコーヒーを前に置いて、呆れた顔をしてみせるのは私服姿の葛城ミサトだった。
「頭を低くして覗こうとかするのはやめなさい。ちゃんと座って。それに、そのコスプレして貰おうって話。まさか私たち相手のことじゃないわよね?」
 教師という普段の仕事からして、彼らみたいな問題児の相手は手慣れていると言わんばかりの、そういう釘刺し口調。
 だが、本人としては無理があるだろうと思っていた親子連れ設定を、この遊園地のゲートをくぐる時から係員の誰一人気にも留めた様子が無く、チケットの処理もアトラクションの案内もスムーズに進んでしまっていたことには、些か気分複雑であるのだろう。
「どーせ、こんな大っきい子がいると思われるような年増顔なんだから、似合うわけないデショ」
 コップに刺したストローでぶくぶくと泡を立てて不貞腐れている様子は、オフの日だからという以上に年甲斐のない子供っ気を見せている感じではあった。
「いやいやいや、そんなコトないって。なぁ、ケイタ?」
「そうそう。ミサト先生だってリツコ先生だって、マヤ先生の先輩なんでしょ? そしたら、ほとんど歳離れてないんだし――」
 隣りに座る日焼け顔の相棒に促され、ソフトクリームから顔を上げて慌て気味にまくしたてようとしたイガグリ頭の少年は、そこで押し黙った。
「……あら。私は構わないわよ、ミサト。いいじゃない、倒錯的で。今日一日、母親役の私達にその上でメイド役もさせたいだなんて。あなたたち、自分の母親を召使いにして、何をさせたいのかしら?」
 年齢のことに触れかけた時、わけも分からず背筋を震わせることになった――その、今日は彼の母親役を演じている真正面の女性からの空気が読めないほど、鈍いお子様だというわけではないのだ。その筋では「教育手腕」について定評のある碇ユイが太鼓判を押す生徒である、浅利ケイタは。そして、ムサシ・リー・ストラスバーグも。
「さしずめ、ミサトは外でも口出しの多い教育ママといったところかしらね? 小言を言われておけば言われておいただけ、ムサシ君としては“仕返し”に力が入るのじゃなくて?」
 昼日中の、少し離れた席には他の客も居る、そんな場所でさらりと口にしてしまうには際どいリツコの台詞に、ミサトも『ちょっと……』と窘めつつ、顔を赤らめるのだった。
 ただ単に、親代わりになって預かった子供を遊園地に連れて来た、というわけではない。
 年齢こそ離れていても、二人の女性に二人の少年たち、二組の男女の組み合わせ。それでホテルまで取って地元から離れた場所へやって来た。その本当の意味合いを強調する言葉だったからだ。
「…………」
 うって変わって黙り込んだまま、顔を他所へ向けて照れを隠そうとする。
 こちらの方こそが短めのと言うべき黒のタイトスカートに、赤いエナメルのジャケット。葛城ミサトが見せたのは、そういう気の強い出で立ちをチョイスしてやって来たわりにという、妙に可愛らしい横顔なのであった。

737引き気味:2020/07/30(木) 23:43:46 ID:KaMqvf5A0
 無論、今日という日のイベントに意気込んで来ていたムサシが喜んだのは言うまでもない。
 それからはと言えば、なにかとアトラクションの列に並んでいる間もじゃれ付くようにしてミサトとの傍からは微笑ましい母子ごっこ、或いは姉弟ごっこに興じてみせたムサシは、遂に観覧車のゴンドラという密室空間に乗り込んだのを良いことに、この“Wデート”の本番と言うべき醍醐味へ乗り出したのだった。

「あ、ン……。あんたって子は、本当にもう。もしバレたらどうするつもりだったのよ」
 それぞれの“母親”と並んでシートに腰掛ける少年たちに、窓の外に広がる高みからの絶景への興味はない。
 行列の人混みっぷりをいいことにさりげなくミサトの尻を撫ぜ回したり、物陰で人目を引かない一瞬を見計らっては丈の短いスカートからのパンチラを強請ったりしていたムサシは、いよいよ本格的に年齢不相応に育て上げられた性欲を剥き出しにしていた。
 すでに服の上からのタッチや、下着越しの愛撫といった段階は通過している。淫らないたずらを繰り返す度にミサトが滲ませていたのだと先程確認した、染みの浮かんだショーツも、シートに座った姿勢のまま脱ぎ落とさせた後。そうして29歳の大人の女に拡げさせた両腿の間に、真正面から擦りつけていた小学生ペニスの直角を向いた切っ先を沈めていって、満足げな満面のニヤケ顔。
「へ、へへへ……。さっすがアスカ姉やレイ姉ちゃんのガッコの先生。マンコとろっとろで気ン持ちイイぃ〜」
「それ、関係ないでしょお……!」
「関係ありありなんだって。気分的に」
「ンもうっ」
 体格の差からして、そういった正常位からの挿入を果たしたところでは首が届かない。唇を突き出して要求するムサシに、ツンケンとした口のわりにやけに協力的なミサトは背中をかがめてキスを与えてやるのだった。
「あの子に……、アスカに似ているとは思わなかったかしら? ムサシ君」
 友人の積極的な様子を面白がっているのだろう。含み笑いで眺めやり、その傍らでケイタと互いの陰部をまさぐりあっているリツコは教えてやるのだった。
「碇ユイ博士のところじゃ、あなたが特に可愛がってるっていう、あの子。アスカは、一時ミサトのところで預かってもらってた事があるのよ。今よりずっと幼い頃、丁度今のあなた達ぐらいの時かしらね。随分懐いてたという話よ?」
「へぇ〜?」
「あ、それで? ひょっとして?」
 へこへこと腰を動かしてミサトの膣の締め付け具合を堪能しながらも、それでかと合点がいった風に顔を見合わせてみせるムサシに、ケイタだ。
「じゃ、アスカ姉のあの性格って、ミサト先生のがオリジナルなわけ?」
「口調とか、ポーズとか。よく真似てたりしたって聞かせてくれたわよね。ねぇ、ミサト?」
「ちょっと、リツコぉ?」
「うっお、マジでかよ〜」
「あなた、あのじゃじゃ馬に育ったアスカをその歳で随分と上手に乗りこなしてるって評判みたいだけど――」
 第3新東京市第壱中学に担任クラスを持って、話の惣流アスカを含む14歳の少年少女たちに日々授業、指導を行う教職の身でありながら。10歳そこらの小学生に躯を許して、ヴァギナの熱い襞肉の間へ埋め込まれた幼いペニスに覚える背徳的な恍惚。そんな後ろ暗いものを、ミサトはちらほらともう押し殺しきれない火照った喘ぎで露わにしはじめている。
 そうやって、ムサシに合わせてやって体を揺すっている折々のところに織り交ぜる、深い吐息を、『はぁ……、ぁ、ぁっ……』と震わせていたミサトであったから、付き合いの長いリツコの口から飛び出す話の雲行きに、不安を覚えたのだろう。
 ゴンドラの左右に向かい合うシートでそれぞれの少年と行き過ぎた交流に耽るところから、なんのつもりなのよと、わからないかしら? と交わす、胡乱な目。
 そこには、評判を聞いていたセックス上手の小学生の小柄な体格からは思いもよらぬこの腰遣い、堪能していたいのにという、抗議の意味合いもあったのだが――。
「言うならば……アスカの性格の、数段年季の入ったそっくりさん、かしらね。そんなミサトをあの子にしているみたいに四つん這いにさせて、同じようにいじめて啼き叫ばせてみせたら、楽しいとは思わなくて?」
 いよいよぎょっとして、長年の友人のセリフに目を剥くミサト。
 しかし当然のようにムサシはもう鼻息を荒くさせてしまっていて。観覧車はもう頂上を過ぎて地上に戻る段に入っていたというのに、二十近く歳上のミサトに向かって不遜な、歯を見せる笑い方。完全にもう幼いケダモノとしての欲望で理性を蒸発させた眼差しを向けていたのだった。

738引き気味:2020/07/30(木) 23:47:02 ID:KaMqvf5A0
ショタ攻めの、歳上美女責められ。
その路線で行くなら、本編からの印象ぶっちゃけ薄いユイさん(ほぼ二次創作イメージ頼り)とかより、実は何気にまともに書いたことなかったミサトやリツコの方が体格対比効果とか性格によるバフとか大きいよねという、四半世紀にしての今更感でありました。
(毎度のごとく、ほぼ導入だけでタイムアップ)

739引き気味:2020/08/28(金) 23:16:22 ID:BJamrJi.0

 よいしょ、と声が出てしまうのは誰の口癖が感染ったものだったろうか。
 一度は経験済みとはいえ、また重たくなってきたお腹を抱えて産婦人科の自動ドアをくぐると、駐車場までのほんの数段の高さを階段で下りるべきか、スロープで行くべきかに少し悩んでしまう。
 登る時はさして気にしなかったのだが――そういう時期に差し掛かってきていたのが、七ヶ月目に差し掛かろうとしていたヒカリだった。

「……あら?」
 丁度その時、病院の規模に相応しく幅が広く取られた階段の反対側だった。
 車椅子に乗った若い妊婦が、娘であるらしい少女に押してもらいながらスロープを登っていた。
 少女の体つきはまだまだ華奢で、ふうふうと顔を真っ赤にしながら母親の車椅子を押していたものだから。手伝うべきかと顔を向けたヒカリはそこに、久しぶりの懐かしい顔を見付けたのだった。
 最初に目に留まったのは、少女が身に付けていたあの懐かしい第壱中学の青いジャンパースカート。
 そしてそのまま視線を下げて、こちらに気付いたらしい母親の軽く目を見開いた顔と真正面から見合わせる格好に。
 なによりもはっきりとしていて分かりやすかったのが、彼女のその、赤い兎のようなアルビノの瞳だった。

「綾波、さん……?」
「洞木――ヒカリさん?」
 時折りの近況も、友人伝いに聞かされることはあった。
 それでも直に顔を合わせるのは、綾波レイが中学三年の途中で転校していって以来のことだ。
 実に十四年ぶりの再会だった。


 AD 2030 / Another


 そのまま直ぐにさようならといくものでもない。
 受付待ちに付き合うように、ヒカリもレイが車椅子を止めたすぐ横の席で腰を下ろし直していた。
 気を使ったのか、顔立ちそのものはレイとよく似た黒髪の少女はジュースを買ってくると言ってその場を離れている。
「ええと、綾波さんで……良いのかしら。今は?」
「ええ、構わないわ。今もそのままだもの」
「そう……」
 膝の上で重ねていた手にちらちらと目をやって、指輪の有無を確かめていたことを察してのことだろう。
 レイはなにも着けていない左手の指を揃えて、軽く持ち上げる風にしてみせた。
 ゆったりとしたマタニティウェアのワンピースを着ていても、大きくなったお腹以外はレイは今も全体的なイメージは変わらない。あの中学生の頃と同じ、ほっそりとしたままだ。
 違いは肩に掛かるくらいに髪を少し長くしていることぐらい。

740引き気味:2020/08/28(金) 23:16:39 ID:BJamrJi.0
「ごめんなさい。私のことも洞木で良いわ。実は最近離婚しちゃったの……」
 羞恥を覚えつつ薬指に指輪を嵌めた自分の左手を示すと、小声で告白する。
「人の目が気になっちゃって、見栄で着けてるのよ……」
 そうなの? と言うように目を丸くしてみせる旧友には、自分と同じ三十路を目前にした女とも思えない愛嬌があった。
 かつての不愛想ぶりが強く印象に残っていただけに、ヒカリは思わず吹き出してしまったのだが。
 かえって、離れた自動販売機のところからこちらを伺っていたレイの娘の方が、母親が馬鹿にされでもしたのかと険のある目付きを向けてきていて、
(やだ、すごく似てるじゃない)
 それがまた昔のレイを思い出させるむっつりとした仏頂顔で、いよいよヒカリは口元を押さえねばならなかったのだった。

 ◆ ◆ ◆

 その晩、自宅で夕飯もお風呂も済ませ、寝室に移って寝るまでの時間を送ろうとしていたヒカリのところに、旧友からの連絡が入っていた。
 親しい仲であっても普通は通話を控えるべき時間帯のことだ。
 そのタイミングでヒカリのネグリジェの胸をまさぐっていた同衾相手はムッとした様子だったが、とりあえずは手を戻して静かに息を潜めている。
 軽く髪を直し、スマートフォンをベッドサイドから引っ張り寄せて。カメラの角度に気を付けつつまっすぐ翳すようにした液晶画面には、今や十年を越す付き合いの友人の、満面の笑顔が浮かび上がっていた。
 向こうから連絡を寄越してくる時には三度に二度はそうしている、良からぬ悪巧み顔としか言い表しようのない笑顔。
 『ハァイ』と陽気に、意味ありげに、わざとヒカリの傍らを覗こうかという仕草をしてみせる――今はファミリーネームをストラスバーグへと変えている、アスカだった。
『お邪魔しちゃったかしら?』
 なにもかも承知の上よと言わんばかりに口元をニマニマとさせている。
 期間の長さ以上にもはや付き合いは深く、今や殆ど姉妹も同然。ある意味で親戚同様。いっそ実の姉や妹よりもあけすけな仲ではあるのだが。
 しかし、そういうところはヒカリはあまり好きではなかった。
 すぐ隣でも辟易といった様子で鼻を鳴らしたのが聞こえる。
「良ぃ〜の、い〜の。良いのよ、ウチもベッドインの最中だから」
 通話画面に横合いからぬっと突き出されてきた手が、ピースの形を作ってみせる。その手は随分とまだ幼げで、ヒカリの胸を再びいじりはじめた手と殆ど同じだった。大人であるヒカリの手とすると一回り以上小さい、その大きさも。褐色寄りの肌の色も。
『んふ。それで……レイと、レイのとこのお嬢ちゃんに会ったんだって?』
「ええ。よく似てたわ……」
 確かめるように思い浮かべたレイの娘は、まさにあの頃の自分たちと同じ中学二年生だという話だった。
 目と髪の色こそはありふれた黒い色をしていたが、髪型も顔つきも、ほっそりとしたプロポーションも、なにもかもがそっくりだった。
「――あン。もう、ムキになるんだから」
 一度火照りはじめたところの鎮まらない内に、また胸を揉まれはじめ、乳首を刺激され、淫らな感覚を揺さぶられ始めた躰である。
 そこにきてアスカが水を向けてきた話題が話題でもあって、
(ああっ……。あの頃の私たちって、なんてとんでもないことを――)
 記憶を振り返ってみれば、自分もまた他人ごとではなく羞恥に身を揉まされる。そして同時に背徳的な興奮を呼び覚まされもする感覚に、ヒカリは声を潜めるようにして言ったのだった。
「あの子が、あの時の娘さんなのね?」

741引き気味:2020/08/28(金) 23:17:12 ID:BJamrJi.0
 思い返すのは中学三年の頃だ。
 とにかく内臓が弱く、体調を崩しがちだと聞いていたレイが目に見えて学校を休むことが多くなり、そして欠席が長くなったそのまま、遠くの病院で療養するのだと転校していったのである。
 ところが実は、本当の理由は当時流れた最もたちの悪い噂話の通りの早すぎる妊娠、そして出産にあった。
 それを聞かせてきたのが、やがてこちらも欠席が目立つようになっていたアスカからだった。
 アスカは学校ではそれまでとさして変わることもない風で過ごしていたのだが、大方の予想を裏切って仲を噂されていた幼馴染と同じ高校に進むことなく、海外への進学を選んでいた。――そういう表向きでにしておいて、綾波レイと同じように、密かに赤ん坊を生むことにしたのだと、そう告白されたのである。
『実はね、ヒカリ。私もレイと同じ。中学生のくせに孕まされて、赤ちゃんが出来ちゃってるってワケなの。この、お腹の中に』
 そう、うっすらと笑っているかに見える、泣いているかにも見える、そんな息もかすれる程に顔中を汗だらけにした、幾人もの少年たちと交わったばかりの裸で、
『ねぇ、分かる? 誰が父親かも分からないのよ、アタシ』
 言われて促されたかのようによく見てみれば、確かに下腹部が大きくなり始めていたあたりを撫でさすりながらだった。
『だって、心当たりが多すぎるんだもの……。三ヶ月なんですって。でもね、三ヶ月前の私なんて、ゴムも付けずに一杯セックスしてたのよ? いっぱい、い〜っぱい。毎晩みたいに。顔も覚えてない、名前も知らない男の人にだって抱かれてたわ』
 水泳の授業が最後にあったのは半年近く前。その時には見なかった筈の異物、耳に付けるピアスに似たつくりの金属リングを、両胸のツンと尖った乳首からぶら下げていて、
『あ、アスカ……。あなた――』
 太腿の内側に幾筋も、ぼってりと腫れぼったく赤くなってしまった秘唇から――のみならず、後ろの菊花のすぼまりからも垂れる濁った粘液をねばつかせたままの姿での。
 そんな告白を。
 卒業が近付きつつあった冬。どうにか受験こそは乗り切ったものの、それどころではない悩みに取り付かれて毎日頭を抱えこむようにして過ごしていたあの頃。ヒカリは他でもない碇シンジの自宅で、彼の父親の碇ゲンドウに処女の身から開発された膣を深々と背後から貫かれながら、突然姿を見せた親友に聞かされたのだった。
『不潔よね。ヒカリもそう思うでしょう? でも、ヒカリとは違うんだもの。ヒカリみたいに、一人の男の人にバージンを捧げて、そのまま一人の男の人にだけ愛してもらったような綺麗な躯じゃ、ないんだもの』
 あの時のアスカは、ヒカリに向かってあのすすり泣きじみた告白を口にしていたのか。それとも、彼女にとってたった一人の親友の女の子だったヒカリの背後で、初々しい絶頂をシーツに噛み殺させた直後へと脈動する射精を注ぎ込んでいた、幼馴染の父親に向かってこそ訴えていたのだろうか。
『ぁ、ぁ……あぅっ、ンッ、ング――ッっ。み、見ないで、アスカ……あああ』
『おじ様の熱っぅい射精、気持ち良い? ヒカリは……ヒカリのお腹は、おじ様の精液しか注いでもらったことないんでしょう?』
 彼女の自慢の蜂蜜色の長いブロンドのそこかしこ。そこには、そうとはっきり分かる精液が糸を引くようにして絡みついていた。
 何回分もの射精の、或いは何人分もの射精を浴びた名残として。
 そして見てよとばかりに、あの幼いながらの美貌を悲痛に萎れさせ、同時に晴れがましく輝かせ、おごそかにも見える手付きでアスカが自分で左右に引っ張るようにして、くつろげて見せた十五歳のピンク色なまめかしいラヴィア。その奥の、妊娠三ヶ月だという膣口から逆流する泡立ったザーメンの、おびただしい量。
 予想だにしなかった友人の姿と直面させられ、そして道ならぬ肉体関係に溺れてしまっている最中を目撃されてしまった。その衝撃が絶頂直後のヒカリの脳をますます飽和させてしまって、呆然とただその後に起きたすべてを受け入れるしかなかった。
 その晩からの数週間が、今二十九歳になったヒカリが振り返ってみても人生で最も乱れていた日々だったのではないだろうか。
 友人が幼馴染の少年とダンス練習をさせられていたペアルックのレオタード姿を目にしただけで、『不潔』などと口走っていた自分だったのに。まさかその友人と一緒になって父親ほども歳の離れた男性に抱かれてみたり、何人も入り混じっての乱交騒ぎに耽溺するようになるとは。

742引き気味:2020/08/28(金) 23:17:33 ID:BJamrJi.0
 結局、アスカは中学卒業までの数ヶ月あまりを自棄になったかの荒れた性生活で過ごし、その果てに密かに入院した先で母胎が若年妊娠に過ぎるがゆえの難産を経て、十五歳の母親になったのだった。
 褐色の肌を持って生まれた男の子の父親はあっさり特定され、当時こちらもまだ小学校を卒業してもいなかった歳下の少年は後にアスカの夫となった。
 話によれば、幼馴染の碇シンジを相手に初体験を済ませたのと殆ど同時期からの付き合いで、いきなり肉体関係のみから始まったような付き合いだったという。

『ま、アタシの躰はどっちかって言えば腰の引けっぱなしだったアイツより、あの歳からやけにねちっこかったエロガキ相手に仕込まれたみたいなもんだったのよね』
 映像のアスカは肩をすくめて見せて、そして傍らからの幼い手に弄ばれる胸の先端での刺激に、『はあっ……』と張り詰めた息を漏らしてみせた。
 幼すぎる母親になった十五歳の頃より、数段熟れた色に変わった乳首が、画面越しでもはっきり分かるほどぼってりと肥大化している。その両方ともを、そこに貫通しているリングピアスで引っ張り伸ばされる虐待じみた愛撫。
 母性と呼ぶに相応しい豊かさを湛えた乳房を嬲られて、それでも豪華なブロンドをうねらせて身悶えする未だ若々しい二児の母親には、陶酔の色の方が深かった。
『あら、なぁに? キス? んふふ……ンッ、ンッ、ンッ。あはァ……。ゾクゾクしちゃう。最初に染め上げられちゃうと、やっぱり一生モノの性癖になっちゃうのかしらねぇ……』
 ねえ、ヒカリ?
 中学生だった頃の彼女を妊娠させたマセガキ小学生とそっくりの、奇しくも中学二年生ぐらいに見える浅黒い肌をした男の子。その彼と濃厚なキスを交わすところを見せつけて、アスカは淫らな笑みを向けてきていた。
「な、な、なによ……! 私は、そんな、そこまで……性癖だなんて……」
『ノンノンノン。ノーよ、ヒカリ。今更、私達の仲で変に誤魔化したりするのは無しよ。だって、ねぇ?』
「きゃう!? もうっ、張り合ったりしないでったら。今は乳首、敏感なんだからって言ってるじゃない」
 日独クォーターの美女の、声だけでも色っぽい『ねぇ?』という囁きに煽られでもしたという勢いで、ヒカリの妊娠して半年を過ぎたところの躰をまさぐっていた手が、固く張り詰めた胸の先を責め立てだす。乱暴なくらいに、盛んにだ。
「あっ……やぁ、あぁぁ……」
 声を震わせながらも、止めようとするでもなく。反射的に添えられたヒカリの片手からすると随分とまだちっぽけな、少年にもなりきらないぐらいの幼い手のひらではあった。しかし二十九歳のヒカリの、普段落ち着いた居住まいを見せている大人の女の横顔を、『あぁ……。あぁ、あぁ……あぁぁぁ……』と、たちまち眉根をくなくなと捩らせる雌のものへと変えていく強引さ。そこに、この背徳的な年の差セックスをリードしているのは自分であるという、確かな自信が見て取れるのだった。
「ヒカリ、おばさん――」
「ああっ」
 耳元の間近から熱い息を吹きかけられて、人妻であることをやめたばかりの妊婦は仰け反って晒した白い喉を、官能的に喘がせた。
 妊娠している真っ最中だというのに、離婚をして独身に戻って。直後でもう、ベッドに横たわる時はそんなお腹の膨らんだ裸身に絡みついてきて、いきり立った勃起を押し付けてくる相手が居る。
 だというのなら、お腹の子は離婚した元の夫にとってどんな目で見るべき存在だったのか。そこからだけで透け見えてくるというものだろう。
 まして、『ヒカリおばさん』と彼女のことを呼んでおいて、愛おしそうに膨らんだお腹を撫ぜ回す。それが、スマートフォンにアスカと共に映っている少年にそっくりの、幾らか幼いだけの男の子だというのなら。
「僕との赤ちゃんまで作っておいて、今更一人だけ良い子みたいなフリはするのは、ズルいんじゃないの?」
 それはムサシ・リー・ストラスバーグという、かつてはアスカに自ら妊娠奴隷を名乗らせるほどに苛烈なセックス調教を施した幼い悪魔の、まさに二世と言うべき面影を備えた横顔だった。
「ああん、でもそんな……」
 ヒカリのこれ以上なく紅潮させた頬へと口を寄せて、キスをするよりも淫らに、押し付けた舌の腹でねっとりと舐め上げる。

743引き気味:2020/08/28(金) 23:18:00 ID:BJamrJi.0
「だってそうでしょう? わ、私ったら……。よりによって、そんな。あなたのことはアスカが生んだばかりの赤ちゃんの頃から知ってるのに……」
「だからずっと言ってたんじゃない。いつか、ヒカリおばさんを僕のお嫁さんにするんだ、って」
 精々が小学校高学年だろう。それでもこのマセたことを言う男の子がシーツの内側でヒカリの腰のあたりに押し付けている小さな勃起は、既に立派に牡としての戦績証明を果たしているのである。
 夫を持ち、子供が居ないながらも堅実な夫婦生活を築き上げていたヒカリの元へ、親友たっての頼みという触れ込みで預けられてからあっという間に。良き妻、平凡な主婦として封印していた、過去の淫らな悪夢を再現させていって――ヒカリの理性を溶かし崩してのけた、幼い淫魔。
 この男の子こそが、ヒカリのお腹の子の父親なのだった。
「いつまでたってもおばさんに赤ちゃん作ってあげられないような、あんな男より。僕のおちんちんでオマンコの中、新鮮などろどろミルクでいっぱいにしてもらう方がずっと幸せでしょう?」
 横向きにさせたヒカリの背中にぴったりと添い寝。皮被りのまま熱を帯びた勃起先端でもってヒップのあわいからグイグイと、妊娠済みの性器を脅かす。
「そんなぁ……」
「ね、ヒカリおばさん?」
 いかにもお子様の持ち物のという、その見かけからは想像も及ばない。ただの不倫では済まされない許されざる関係へと歳上の女を屈服させた小学生男児ペニスを押し付けられ、すでにヒカリの体勢はそれの為に後ろへ向かって秘部を突き出す、受け入れポーズだ。
「あぁ……ぁ、ああ……」
 とっくにもう人妻であった時からヒカリは、手遅れだった。仁王立ちのこの子がそそり立たせる包茎剛直の前に、主婦のエプロン姿のまま四つん這いになって、自らショーツを横にのけた秘処へ濡れそぼった中心にぶち込んでとお強請りするぐらい、攻略されてしまっていたのである。
 ダメ押しにもう一度せがまれれば、抗いきれない。
「言ってよ」
「ンぁあああ、ぁぁぁ……ぁ」
 熟れた乳房をいじめるのを止めて、今は重たげな妊婦のものへと変わったヒカリのウエストを抱きしめながら囁かれると、軽く秘苑の浅い部分を刺激されただけでもう、ヒカリは戦慄いてしまっていた。
 一気にのそれは、とろりと大量の愛液が沁み出してきた感触である。
 もうヒカリの方が収まらず、声変わりもしていない彼へと自分から擦り付けるように、内股をもぞつかせているのだった。

「アスカ……。ねぇ、アスカぁ」
『なぁに? ヒカリ』
「良いのかしら、本当にこれで良いのかしら。私たち……」
『んふ。うちのリトルとの事は認めてるって、言ってるじゃない。なんてったって可愛いうちの坊やと、大事な友達のヒカリだもん。応援してたんだから』
「ありがとう、ママ」
 『オレだって応援してたんだぞ』と。実の母親の乳房を揉みしだきつつ首筋を舐め回すように幾つものキスマークを刻んでいた少年も、画面越しに狂ったエールを送って寄越す。
「はいはい、ママを独り占め出来ると思ってたんだよね、兄さんは。思ってたんだよねぇ」
『うるさいよ!』
 甘ったるく淫らで、密やかな。そんな寝室同士を繋いだ通話に相応しくないいがみ合いを始めようとした息子たちを窘めて、アスカはこの夜一番の笑顔で、チェシャ猫のように笑ったのだった。
『大丈夫よ、ヒカリ。みんな応援してるわ』
「……みん、な?」
『ええ』
 満面の笑み。アスカはほらと、画面の中でヒカリに示してみせた。
 一見すると体温計とも似たパステルの色使い。スティック状のそれ。
「妊娠、え……? 陽性?」
 これを見せたくて今晩は連絡したのよと、彼女は妊娠検査薬のスティックに陽性――つまりアスカの三度目の妊娠を示す表示をこちらへと向けて、言ったのだった。

744引き気味:2020/08/28(金) 23:18:17 ID:BJamrJi.0
「おめでとう、で良いのよね。でも、誰との? ムサシ君……?」
 最初に、そして二度アスカを妊娠させた三歳年下の夫の名前を出してみはするのだが、今もまさに別の相手として実の息子との近親相姦に耽っている最中の、そんな友人である。
 言い切って良いものかという躊躇がヒカリの言葉を濁させた。
「それがねぇ」
 先に知らされていたらしく、ヒカリの横でアスカの生んだ兄弟の片割れが苦笑する。
『じゃ〜ン』
 年甲斐もない声をBGMに、アスカからの映像がぐるりと一回転した。
 そこに二人目の少年がいたのだった。
 金髪碧眼の美女を挟んで一緒にベッドに入っている、反対側のアスカの長男と同い年ぐらい。いかにも健康優良児といった浅黒い肌の少年とは違い、女の子のように華奢な体つき。そしてつい最近、それどころか今日、この日の内にどこかで見たような顔をした――。
「まさか」
 ハッと思い浮かべたヒカリに先回りをして、アスカが『当ったりぃ〜』と陽気に告げていた。
『レイの子よ。この子がアタシの今度のベイビーのパパってワケ』
 それだけじゃないのよ?
 アスカの楽しげな様子は、いよいよここに来て最高点に達しようとしていた。
『今日、レイが産科通いしてるとこに出くわしたわけでしょう? アレね、この子がレイに妊娠させたのよ』
「……へ?」
 間の抜けた声しかもう、ヒカリの唇からはこぼれて来なかった。
『アタシの躯でたっぷり練習させてレイのとこにやったから、その内とは思ってたんだけど。考えてたよりも随分早く当てちゃったみたいで。ほんとにもう――この子ったら。アンタ、そんなにがっついたの?』
『いや、だってさー。レイおばちゃん、ママとタイプが全然違うっていうか。同い年だっていうのに全然こう、儚げっていうかさー』
『それでレイのとこの子に睨まれてウチに逃げ帰ってくるとか、どんだけヤリ過ぎだったのよ。あの子、体の方はそんなに丈夫じゃないんだからね?』
 かしましく、3P近親相姦中の親子のやり取りは続いているが、既にヒカリの耳には入っていなかった。
(……え? つまり、アスカと綾波さんが中学生の頃に生んだ赤ちゃんが大きくなってて……。その子達をお互いに交換して、セックスして? あの子達、もうアスカや綾波さんを妊娠させられるくらい、大きくなってたの……?)
 他ならぬヒカリ自身が、アスカが二番目に生んだ息子に妊娠させられている身の上である。
 しかし、母親の乳房にじゃれ付いているマザコン気味だと知る少年と、今日再開したばかりのあの綾波レイの膨らんだお腹とが簡単には頭の中で結びついてくれなくて、ひたすらヒカリは混乱してしまっていたのだった。
「それじゃ……。この子と綾波さんの赤ちゃんが、いとこ同士で」
『アタシのお腹の子が、レイの子の姪か甥で、同時に父親の兄弟だから叔父か叔母ってことになるのよね。勿論、ヒカリの産む子にとっても同じ、叔父か叔母よ』
「ややこしいよね」
「ンっ……」
 ヒカリの膣へと挿入してきた幼い声が、罪深さへの本当の理解も無いのか無邪気に笑う。
 その抽送に爛熟した女陰の粘膜を心地よく掻き混ぜられながら、
「かき混ぜて……。わたしを、私の中を。ぁあ……ぁ、もう何もかもどろどろに……どろどろに、分からなくさせて欲しいの……」
「オーケィ。ヒカリ――」
「あ、ああっ」

745引き気味:2020/08/28(金) 23:18:32 ID:BJamrJi.0
 ただ同じ教室で学ぶことになったクラスメイトでしかなかった筈の、あの日の少女たちとの関係。
 そこに居た、何人かの少年たち。
 交際して、別れて、結局また付き合って結婚した、夫だった彼もまた、そこに居た。
 それが、おぞましくもどぎついほど鮮烈な官能に、肉の悦びに彩られた深いものへと、蜘蛛の糸に絡め上げられたような繋がりへといつの間にか大きく変貌してしまっていたことを、背筋を泡立たせる恍惚と戦慄と共に、その夜ヒカリは悟ったのだった。
(トウジも……)
 別れた夫にも、ヒカリに明かしてはいなかったアスカとの繋がりがあった。
 幼い十代の少年少女だった頃、何食わぬ顔で机を並べて授業を受けている、その裏に誰も彼もが淫らな隠し事して結び付き合っていたのだ。
 悩ましい悦がり声と、喘ぎ顔と。脈を打って吹き出す白濁した精液に、滴り落ちる汗。
 絡めあった舌同士で、女の子同士の甘ったるい息を交わして。
 立ち込める性臭に包まれて、体育の授業で使うよりももっと全身を躍動させて。
 教室にジェット機の模型を持ち込むような趣味をヒカリと一緒になって馬鹿にしていたアスカが、その相田ケンスケに甲斐甲斐しく召し使いのように奉仕する肉体関係を結んでいた。
 クラスでもいつも一人ぼっちの女の子だった綾波レイが、女子には興味が無いと言わんばかりで硬派を気取っていた鈴原トウジと、何の接点もなかった筈なのにいつの間にか学校の中で隠れてセックスをする間柄になっていた。
 親友に実らせるあてもない恋の相談をしていた女の子が、その親友と同じ相手の歳の離れた男性と、恋とは全く無関係に抱かれるようになってしまっていた。
 幼馴染同士で意識しあっているとばかり思っていた男の子が、その幼馴染の女の子が他所の小さい子供たちに躰を弄ばれるようにされていたのに止めようともしないで、それどころか手を貸すような真似までしていた。
 誰も彼もが、やってはいけない筈の不道徳な関係に、十五年経っても抜け出せないぐらいどっぷり浸かってしまっていた。
 その結果が今、絡み合った血と血の結び付きになって自分たちを絡め取っている。
 ならばいつか、失ったと思った相手との結び付きも、同じようにまた自分の前に戻ってくるのではないだろうか。
 そうとりとめもなく考えながら、洞木ヒカリは、親友の血を引いた我が子をやがて産み落とすのだろう下腹部を抱えて、一周り以上の歳の離れた少年のしぶかせた精を顔中に浴び、官能の頂きに意識を弾けさせたのだった。

746コウイに値する名無しさん:2020/09/19(土) 20:54:54 ID:PW8ZwKKc0
tp://ero-gazou-uploader.x0.com/image/8658.jpg
↑のちょっと前のエロゲ『ママは対魔忍』の販促特典の画像見てて思ったんです
露出の高い水着でプールサイドやビーチサイドを練り歩かせるのは羞恥系調教の定番(このスレの率先してやるユイは例外w)ですが
妊婦にやらせると「中身はボクが仕込みました!」というある種、トロフィーみたいなものだなぁ、と

ケイタが喜んでレイにやらせそうですが
ムサシの場合は孕んでも未だシンジを想うアスカに対する嫌がらせっぽくなりそう……

なお夜の披露宴後とかだと
註:実母です
註2:妻の胎の子はその実母の周りで砂の城とか作ってる子供達の誰かの種です
という何かを根本的に間違えたシンジが成立する模様

747引き気味:2020/09/19(土) 23:10:48 ID:TXyVmb3A0
お腹を大きくした母親を、親孝行な息子さんが荷物持ってあげたりと手助けしている微笑ましい構図。
というのが、このお子さんがその筋では評判のコマシ英才児だと知っていると、途端に禄でも無いドン引きのシーンに変わるっていう、そんなのもアリですなぁ。

前提としてもう「私はヤりました。妊まされました」という姿なわけですからね。ボテ腹って。
慎重に言葉と場所を選ばないと、それこそ日の当たる世間を歩けないドン引き感覚の持ち主ってことになる視点なわけですが (;´∀`)

748引き気味:2020/10/05(月) 04:11:16 ID:QCY8ExrY0

 いかに嫌がってみせようが、理由があって一度出来上がってしまった力関係を覆すことはそうそう出来ることではない。
 生来の負けず嫌いだったアスカである。一応は従ってみせても、事あるごとの態度に、言葉に、反抗心という名の棘を生やし、魂の尊厳とでもいうべきものを守ろうとしていたのも、やがてゆっくりと諦念に覆われていく。
 先に堕ちた友人の綾波レイが、今では得体のしれない大人達の用意したステージで、犬とすら交わるおぞましいショーを演じている事実もが、明日を信じようとする心をへし折った。
 どうやら――観念するほか無いのかもしれない。
 その心境にまで追い込まれていったことを、事の発端、全ての元凶として糸を引いた魔女たる碇ユイは、喜ばしいことだと祝福するのかもしれない。
 そうやって、溢れんばかりの可能性を持って輝ける未来へ向かっていた筈の一人の少女が、彼女自身の人生を喪失したこと。一人の人間としての死を迎えたにも等しいことを、どこまで理解できているのか。
「どんなもんだよ、俺らの手並みもさ。なぁ、ケイタ」
「やったね、ムサシ」
 「調教」が上手くいった。そう、欠片ほどの後ろ暗さも感じさせず言ってのけた幼い少年たちの、無邪気な笑顔。
 それこそが、街でも指折りの美少女として有名な彼女をオールヌードで夜の校庭に這いつくばらせている、半ズボン姿の支配者たちだった。
 ムサシ・リー・ストラスバーグと、浅利ケイタ。
 世間並みであればまだ精通を迎えているかも疑わしいぐらいの年齢のこの少年達が、一度はアスカを妊娠させた。
 その秘密裏の堕胎と引き換えで、この無様な平伏ぶりを晒すアスカの裸に下手くそな使い方のロープを巻き付けているのと同じに、この先の人生をも縛り上げてしまったのだ。
「ほら、アス姉」
 はしゃぎ過ぎで幾らばかりかよろよろと不安定な片足立ちになって差し出す、足先。小学校のズック靴と靴下を脱ぎ捨てたばかりのつま先、足裏に、萎れた表情の美貌を持ち上げたアスカは殊勝な口付けすらしてみせる。
「ンッ……」
 定期的に親が洗ってやっていたとしても、簡単には消えることのない足の裏の汗と垢の臭いだ。それらが染み付いたズック靴に、たった今まで収まっていた足先ではある。
 しかし、色黒の焼けた肌をしたいかにもなガキ大将であるムサシと、対象的に内向的な顔つきをしたケイタの二人が、代わる代わるに差し出したそこに唇を寄せるアスカは、文句を漏らすこともない。
 後ろから見れば、膝で四つん這いの格好になって赤毛のアンダーヘアまで晒し、もぞもぞと蠢いている丸いヒップ。地面に向かって丸出しで揺れる、ふたつの乳房。
 さぞや教え込まれたのだろうなという丹念な舌遣いで、ピチャピチャと足裏から指の間まで、文字通りの雌犬らしく舌を這わせるのだった。

 ◆ ◆ ◆

「――これが、そん時からのSM特訓、縄化粧修行っちゅうやつかいな」
 我が物顔で惣流家の夕食時、母娘二人での家庭の団欒に混ざり込んでいた鈴原トウジが、アスカのチビTシャツに浮かび上がった縄模様を突いてみせた。
 満腹になったと満足そうに手を合わせた後はどっかとソファーの横に腰掛けてきて、先にそこへ逃げていたアスカにちょっかいを出してきていたのだ。
「ンンッ」
 乳房の上下に巻き付いた縄目はともかく。遠慮無しに腰にも回されてきた手は、これまた小さめのホットパンツから半分見えてしまっている下着の中の分も引っ張ってくるのである。
 腰を周り、そこから褌状に中央を縦断する股縄。そこをもいじくられれば、強張らせた太腿の付け根へと二列で続く縄に作られた結び目で、この鈴原トウジにも幾度となく犯された秘部へは乱暴な刺激が走ってしまう。
「なるほど、なんや手触りがちゃうな。一ン日中デリケートなとこまで縛られっぱなし言うから、擦れてえらいことになるんやないかと思っとったけど」
 これは縄の材料からして違うわなぁ、と。
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ……っ」

749引き気味:2020/10/05(月) 04:11:34 ID:QCY8ExrY0
 面白半分にアスカの臍の下を掴み、リズミカルに陰唇に食い込むところを動かしてきた手付きで、暫しアスカは噛み殺した呻きを強いられた。
 いくら日夜を問わず犯され慣れて、淫売、変態と嘲笑されようと言い返せない今のアスカにしたところで、見境なしに発情しているわけではない。
 縛られた感触は生活の中で絶えず不快でありはしても、慣れてしまえば只の縄でしかないのに。そうそう無闇に感じさせられているという事はありえないのだ。
 どれだけ牝犬奴隷としての充分な開発を施された、少年達の共有性奴の身分であるアスカの性器だろうとも。
 だからこの時、横から肩を抱かれるアスカの首筋が次第に紅潮していっていたのは、そこに鈴原トウジというかつて毛嫌いしていた男子同級生の存在が加わっていたからだった。
「エロぉ〜い貌になってきよったでぇ? 好かん、好かん言うとったワシの相手までせないかんの、死んでも嫌やっちゅうとったんは、やっぱり口だけやないか」
「……ッ、っッ」
 カッと決定的に赤くさせてしまった頬を、トウジがねっとりと舌で味わっていく。
 素では粗雑な性格をした少年がいつの間にか身に付けていた、丹念で粘着質なやり口。
 アスカの肩へ置かれていた手は、脇の下から胸へと移って、股縄を揺さぶるのと同じタイミングでそちら側の乳房を揺さぶっていた。
(ジャージ馬鹿の癖に……ジャージ馬鹿の癖に……ジャージ馬鹿の癖にッ)
 頭の出来も運動能力においても、アスカは学校では男子相手だろうと上級生相手だろうと、誰にも負けを認めさせられたことはない。
 無論、鈴原トウジなどはバカでノロマの劣等生と切って捨てていた。
 その鈴原トウジの手が、縄目の盛り上がりを食まされている淫唇の入り口へと揺さぶりを掛けている。
 鈴原トウジの手が、アスカの乳房全体にぶるぶると揺さぶりを掛けて、スポーツブラの生地に乳首を擦れさせている。
 丸く乳房をくびりだすように巻き付いた縄とで、荒っぽくバストを絞られているかの感触を与えてきて――くれているのだ。
「ぅぁ、ぁ、あっ……」
 断りもなく人の胸をいじっている気安さに、この馬鹿! と。以前はそう教室で罵っていたのと同じセリフが喉までせり上がってくるものの、それを出来ずに許してしまっているという現状。これ自体が、アスカの壊れかけた頭の中身にくらりと目眩を運んできていた。
(はぁ……あっ、ぁ、あっ。悔しっ、いぃぃ……いいっ……!)
 心のなかでは何遍となくその頬を張り飛ばしてやっていて、けれども現実ではただ黙って胸と股間を弄ばれている。
 アスカの息遣いは次第にハァッ、ハァッと荒く、そして熱くなってきていた。
「ぉ、お、おぉ……。惣流のチクビ、どんどん尖ってきよる。相変わらずやらしい躰しとんなー」
 ぴったりと肌に張り付いたチビTシャツ、その内側は動きやすいスポーツブラだ。
 トウジと並んで座ってゆったりリラックス出来る筈もない、その分の、背もたれからも体を離した俯き加減でいたアスカだったが。しかし毎日のように誰かに揉まれているバストは成長著しいのである。愛人にしている金髪碧眼美女キョウコの娘でもある、そっくりの美しい顔立ちをしたアスカへ欲望をむき出しにしたトウジの視線から、隠せるはずもない。
 きついサイズのTシャツの表面には、早くも慣れ親しまされた快楽の気配に反応しだした乳首のかたちが、ツンと浮かび上がってきていたのだった。
「それが、ムサシとケイタに片側ずつ名前ぶら下げさせられとるとかいう、乳首ピアスかいな」
「……ッ!!」
「聞いとるでぇ」
 また、ねちねちとアスカの耳朶に舌先をねじ込ませつつ、トウジが揶揄した。
 まだ学校生活を続けているアスカには、服の上からでもバレるというほどの真似はそうそうさせられない。
 だから彼女が泣く泣く色責めに屈して同意させられたニプルピアスは、ピアスとはいってもリング型のものではなく、バーベルに似たほぼ棒状になったタイプだ。
「ンッ……。ンッ、ンアッ。ちょっと、それ――」
 トウジが乳首ごと摘んで指の腹で転がし始めたそれは、十四歳の成長しきっていない乳頭を横から貫いている。その上で両側からを二つの球体部分で締め付ける、ささやかなサイズの物。
 これはムサシとケイタがそれぞれで保管しているU字の馬蹄型装飾具の取り付け基部も兼ねていて、二人から調教を受ける「正装」の際には、そこに所有者たる彼らの名前が入ったプレートをぶら下げるのだ。
「中学を卒業したら、綾波みたくマンコのとこにもクリピアス付けるっちゅう約束しとるそうやないか?」
 ええのぅ、とトウジは羨ましがった。
「キョウコはんは前の旦那だか誰かにとっくにピアス穴開けられとって、そういう意味ではなんちゅうか、今更っちゅう感じがしての」
 キッチンで洗い物をしていたキョウコが聞きつけ、『あら』と声を掛けてくる。

750引き気味:2020/10/05(月) 04:11:52 ID:QCY8ExrY0
「中古の奥さんじゃご不満かしら。ア、ナ、タ?」
「いやいやいや。堪忍やで、キョウコはん。ワシの子まで孕んでもらっとるのに、無茶はさせられへんなっちゅう話やわ」
 年甲斐もなくと言うべきなのか。トウジが来たと知ると喜んで服を脱いで、裸エプロンなどという破廉恥な格好を進んでしていたキョウコである。
 娘と同じ年の少年と夫婦も同然にベッドを共にするような事を頻繁にやっている上、その実の娘まで若い愛人が弄ぶことを許容している。アスカの母親の精神構造は、かの碇ユイと同じ場所にあるのだった。
 夕食を取りながらいちゃいちゃと厭らしくスキンシップに耽っていた二人は、今晩も同衾して熱い一夜を過ごすのだろう。
 その予定があるからこそ、トウジはアスカに手を出しつつ、しかしズボンを脱いで本格的にのしかかってきてはいなかったのだ。
「まぁ、なんちゅうか。ワシんところだとサクラもまだ乳首ちっさいしのぅ。キョウコはんといい、あんまり無理はさせられへんのや」
「……妹にまで手を出すなんて、最低だわ」
「なに言うとんのや?」
 アスカのように開き直っているのとは違う、心底からこれが正しいことなのだと信じ込んでいる顔でトウジは言った。
「惣流みたいに顔の偏差値だけは上等に出来とるオナゴやら、ワシの妹みたく可愛ええ子はな、ほっといたら何処の馬の骨やら分からんやつにコマされて、知らん所であひあひ言わされとるような目に遭うんや」
 だからその前に、と。
「じ、自分の手で……バージンを奪ってやった方がマシだったって言うの?」
「そうや」
 我が身を顧みてみろと、そうトウジはアスカに言っているのだった。
「ワシはシンジのやつみたいに、トンビに油揚げをさらわれるような真似はせんで……!」
 唖然とするより他は無い。だが同時に、トウジが言ったのとまさに同じ目を辿って少年達の性奴隷にまで落ちぶれたアスカには、否定のしようが無い理屈なのだった。
「だからワシはな、サクラのやつがまだほんに小さいいうてもな、容赦せんのや」
 目と鼻の先に顔を近付けて、鈴原トウジが自信満々に言い放つ。
「見ときぃ。ワシは、ムサシやケイタっちゅうあのガキどもにも絶対負けへんで」
 吠えるように、宣言してみせる。
「サクラがまだ小さすぎで、マンコじゃ満足にワシのが入りきらんっちゅうのならな、ケツでヒィヒィ悦がるように調教したる。キョウコはんと並べてケツ穴開きながらおねだりするの、すぐに見せてやれるとこまで仕上げたるわ」
「アンタ……」
 アスカはもう、何も言い返せずにいた。
 ひょっとすると、セックスで無理やり従わされる以外ではじめて、この低脳男子と見くびっていた鈴原トウジに圧倒されていたのかもしれなかった。
 数回会った程度のあの可愛らしい少女が、この兄の言った通りになるところを思い浮かべて、本当にそうなるのかもとすら考えてしまった。
 あの鈴原サクラという、まだ胸もお尻もまっ平らな小さな女の子が、成熟した豊満な肢体を持つアスカの母親と二人でベッドに寝そべって、膝で持ち上げてみせたヒップの中心を自分の手で尻たぶごと左右に開いて見せる――そんな卑猥なポーズを取るところを、生々しく思い浮かべて。
 その想像をさせたのが間違いなく、目の前のふんと鼻息を鳴らす少年の力のこもった言葉であったから、思いもよらぬ息苦しい胸の動悸に、アスカは襲われたのだった。
「ぁ、ぁ、あぁ……。あ、アンタ……」
「どうや惣流ぅ? あのガキどもやのうてな。そのマンコにぶら下げる予定のピアス、ワシの名前にしてみるっちゅうのは、どないや?」
 胸を喘がせて、迫るトウジからただ身震いしながら顔を遠のけようとするばかり。その程度の抵抗しか見せなかったアスカの、珍しい顔に、トウジはにんまりと笑みを浮かべて――唇を奪ったのだった。
「ンアッ、アッ、あむ……ンンぅ――」
 二人でねちゃねちゃと淫らな水音を立てて舌を絡め合い、合間に悩ましい息を交わす。
 歯列をなぞり、上顎をつつき、アスカの舌先を自分の口に吸い取ろうと仕掛けてくるトウジの愛戯に、彼女の胎の奥が疼いてしまっていた。
「なんや、可愛ええ顔も出来んのやないか」
 瞳を潤ませて、そのままソファに押し倒されてもすっかりしおらしげな態度。そんなアスカを片付けを済ませたキョウコも横から覗き込んで、頬綻ばせるのである。
「トウジ君にはいつもぶすっとしてるんだもの。偶にはそういう貌でママと一緒におねだりしましょう?」
「そうやなぁ。あんのクソガキどもには申し訳あらへんけど、縛られた跡のついたハダカっちゅうのも、エロそうやしな」

751引き気味:2020/10/05(月) 04:36:31 ID:QCY8ExrY0
 トウジはもうそのつもりで、アスカのチビTシャツを剥ぎ取りに掛かっている。
「あうっ」
 情熱的なキスの間中も愛撫を続けられていた乳首はこれ以上のない膨らんだ状態で、布地に擦れる刺激でやはり子宮と同じに甘く疼いてしまっている。
「わたっ、私、アタシは……! あ、あたしの躯は……」
 抗わねばならない。そうしようとはしたものの、咄嗟に理由を探したアスカは混乱してしまっていた。
 シンジに申し訳ないからと、守るべきだろうか。しかし貞操などとっくに奪われ、穢されきっている。今更だ。
 寧ろ真っ先に思い浮かんできたのは、
「あた、し……。ヤクソク、しちゃってるもの……」
 震える声を、アスカは絞り出す。その間も鈴原トウジのこちらを見透かしているかのような不敵な目付きから、目が離せない。居竦まれてしまったかとでもいう風だった。
「あいつらっ、あいつらの。ムサシと……ケイタの」
 『あ、あたしは……』と、つっかえつっかえで中々出てこないその先を、母が代わって口にしてしまった。『ムサシ君とケイタ君の、牝奴隷だから?』と。
 あの少年達の所有物になった自分だから。彼らとのセックスで妊娠して赤ん坊を産むと、そういう誓いを立ててしまった身だから。
 それはつまり。
「あらあら、アスカちゃんったら。……トウジ君もやるわね」
 キョウコが見るに、娘ははっきり意識してのことではなかったのだろう。
 たかが、また――。また、ご主人さまとは別の男の子に摘み食いされるぐらいのことじゃないの。もうすっかり経験豊富になってしまった女の子が、今になってなにを深刻そうにしてしまっているのかしら、と。そう言ってやることも出来る。
 けれどもその実相は、もっと素晴らしいことなのだ。
 あれだけ鈴原トウジを毛嫌いし、母親である自分を奪われてしまったと思い込んでからは憎悪すらしていた娘だったのに。
 だのに、この瞬間、一人の少女として。そして、そのお相手として。この少年を認めた。
 眼中になかった男の子が、その眼中に突然飛び込んできたようなものだったろう。
(アスカちゃんったら、トウジ君にときめいてしまったのね)
 キョウコとしては歓迎すべき展開だった。
 実の娘と一緒にこの少年に愛されて、そして同じ血を引く子供を産んでみたりするのも、いかにも心躍ることではないか。
 ストレートに言ったところで逆効果。母親として熟知する、娘のヘソ曲がり具合だ。
 だからキョウコは、愛娘の耳元に囁いたのだった。

752引き気味:2020/10/05(月) 04:36:42 ID:QCY8ExrY0
「大丈夫よ、アスカちゃん。その時はママも一緒に謝ってあげる。ママと一緒に、ご主人様達にお仕置きしてもらいましょう?」
「あ、あぁ……」
 サファイア色の瞳を戦慄かせて、母親に縋るようにするアスカは思い浮かべてしまっただろうか。金髪碧眼の母娘二人、揃って幼い少年たちの過酷な責めに涙を流し、やがてその涙を歓喜のものに変えながら交互に相手を変えて精を注ぎ込まれ、やがて顔中にも白濁したザーメンの飛沫を飛び散らされるところを。
「大丈夫なのよ」
 一緒に罰を受ければ良い。その囁きが、セックス奴隷として服従を強いられる日々にアスカの中へ構築されてしまっていた、支配者への従属心を緩和させる。
「大丈夫なのよ。ママがね、ユイに相談してあげる。きっとアスカちゃんも安心できるようにして貰えるわ?」
「ま、ママぁ……」
 ゆっくりゆっくりと、落ち着かせるための手つきで、キョウコはアスカの頬や首筋を撫でてやった。
 その間にもトウジがアスカの服を脱がせていく。
 縄に飾られた肢体を露わにさせられ、薔薇の色に頬や胸元を火照らせたアスカは恥ずかしがって胸を隠した。もじもじと身悶えしつつ体を横向きに。両脚も閉じ合わせて視線から遠ざけようとする。
 その手を母が。その太腿をトウジがこじ開けて、二人して見下ろして鑑賞する。
「こんなの、アンタだってもう散々見てるのに……」
 改めて見るアスカという少女の肢体の、美しさだ。本格的なものとは比べるべくもない縄化粧も卑猥に全身そこら中の曲線美を歪めていて、肌に刻まれた赤い縄目と共に被虐のエロティシズムを添えている。
 服を脱いだトウジの股間も、勢い良く上を向いていた。
「こいつは邪魔やな」
 下腹部に絡みついていた縄を外し。その代わりとばかりにキョウコが持ってきた革製の首輪の、「Kyouko」という牝犬の名前とは別に飼い主である鈴原トウジの名の記された裏地部分を示して、
「お試しでどうや? 一遍、ワシの飼う牝犬になった気分味わってみるのもお勧めやで」
 そう迫ってくるトウジから、アスカはわなわなと震える手のひらを揃えて受け取ると。『こんなことって……』と、一度こそは躊躇うかの眉尻を下げた顔をしてみせたのだが、結局は自分の手で首に巻いてみせたのだった。
 しどけなくソファーに緊縛された全裸を寝そべられせ、そっと首輪を触って確かめて、トウジの顔を見上げる。
 長い金の睫毛に涙の露を乗せて震えさせる、弱々しい表情のアスカは、そうしてあの粗野なところばかり目に付いていた鈴原トウジというクラスメートの前に、静々と両脚を開いてみせたのだった。

753引き気味:2020/10/05(月) 04:37:25 ID:QCY8ExrY0
ついつい、えらい時間になってしまった。急いで寝て、固い意志で早起きしなければ ('A`)

754引き気味:2020/10/06(火) 00:05:37 ID:MAMiwJHo0
例によって重複する内容に推敲を加えてというか、見苦しかったり、あって当然の描写の抜けを補完しつつ、ちょっと追加。




「ま、ママぁ……」
 ゆっくりゆっくりと、落ち着かせるための手つきで、キョウコはアスカの頬や首筋を撫でてやった。
 その間にもトウジがアスカの服を剥いていく。
 縄に飾られた肢体を露わにさせられ、淡いバラの色に頬や胸元を火照らせたアスカは恥ずかしがって胸を隠した。もじもじと身悶えしつつ体を横向きに。両脚も閉じ合わせて視線から遠ざけようとする。
 その手を母が。その太腿をトウジがこじ開けて。二人して見下ろし、鑑賞する。
「こんなの、アンタだってもう散々見てるのに……」
 改めて見る、アスカという少女の肢体の美しさだ。
 天与の美貌に恵まれて生まれてきて、一途な恋と、一転してのおぞましい性遍歴とが入れ替わりに磨き上げてきた。そうした、まだ華奢な思春期の肉体にアンバランスな成熟が促されたことでの妖しい魅了に、目を奪われない者などいないだろう。
「あいつらの専属っちゅうことになってからは、おふざけ程度のタッチしかさせて貰えとらんかったからなぁ」
 そないなもんまで付けてさせてしもうてと、トウジが目を細める。
 乳輪から先の鮮やかに色付いた部分がぷっくりと膨らんだ、アスカのパフィーニップル。そこに金属の鈍い輝きを放つ性奴の証のことだ。
 若く伸び盛りで、キョウコが感嘆の息を漏らす程に透き通った肌をしていて。そんな白い乳房なのに、先端では爛れた淫靡さのローズピンクが濃く乳首を彩る。
 処女のそれの初々しさとは、まるで別種の風情。
 ふたつ、つんと突き出て膨らんだ乳首の有様は、品のある美貌とは裏腹な強い肉欲を雄弁に物語るものだ。
「思い切り抓んでやって、ねじり切るぐらい虐めてやりとうなるチクビやな……」
「まぁ、母親のいる前でなんてこと言うのかしら。洗濯バサミでも使う?」
「い、いやぁ……」
 キョウコの言ったことを本気にしかねない目の色をしたトウジに怯えて見せはしても、染み付いたマゾっ気で背筋をゾクゾクとさせているのが分かる。
 性奴隷としての残酷な刻印であるニプルピアスは、今のアスカのそういう乳房によく似合っていた。
 本格的なものとは比べるべくもない縄化粧にしても、卑猥に全身そこら中の曲線美を歪め、肌に刻まれた赤い縄目と共に被虐の禁忌感を添えることには成功しているのだ。
 ズボンを脱いで放り捨てたトウジの股間も、上を向いて勢い良くそそり立っていた。
 第壱中学において高嶺の花よと羨望を集めた美少女、惣流アスカが見せる全身ヌードの、清純な乙女であることと引き換えにしたエロティシズムだった。
「こいつは邪魔やな」
 下腹部に絡みついていた縄を外し、その代わりとばかりにキョウコが持ってきた革製の首輪。「Kyouko」という牝犬のそれとは別に、飼い主である鈴原トウジの名の記された裏地部分を示して、
「お試しでどうや? 一遍、ワシの飼う牝犬になった気分味わってみるのも、お勧めやで」
 そう迫ってくるトウジから、アスカはわなわなと震える手のひらを揃えて受け取ると、『こんなことって……』と一度こそは躊躇い、眉尻を下げた顔をしてみせたのだが、
「はぁっ、ぁ、ぁっ……」
 既にもうアスカの方も目の色は怪しく、落ち着かない息を繰り返している口元から漏れるのは、煩悶のというよりも恍惚としての喘ぎ。
「ぁ、ああ……っ」
 結局は、自分の手で首に巻いてみせたのだった。
 再び、ソファーに緊縛された全裸をしどけなく寝そべらせ、そっと首輪を触って確かめながら、覆い被さってくる少年の顔を見上げる。
 すぐそこの距離で目が合ってしまうと、やにわに気恥ずかしさとも怯えともつかない感情が沸き起こった。
 それでまた、ばっと顔を背けてしまう。
 長い金の睫毛に涙の露を乗せて震えさせる、弱々しい表情のアスカは、そうしてあの粗野なところばかり以前は目に付いていた――鈴原トウジというクラスメイトの前に、静々と両脚を開いてみせたのだった。

755引き気味:2020/10/06(火) 00:05:56 ID:MAMiwJHo0
「構へんのやろ?」
 受け入れるための開脚姿勢をとったアスカの股間までにじり寄ると、トウジは腰の高さを合わせ、添えた手でしごき上げた屹立を少女の秘唇に押し当てた。
 くちゅりと蜜肉に押し当てられた感触が軽く押し込まれて、どくどくと脈打つペニスの力強さをアスカに実際以上に伝えてくる。
 少女の入り口である粘膜と、鈴原トウジの切っ先である亀頭の粘膜。お互いの間にもう間合いは無い。
(あっ、ヤだっ。鈴原の……熱ぅ、ぃ)
 長時間、縄の結び目を食い込まされていた割れ目はぽってりと充血した状態で、軽くヒリヒリとした感覚がある。膣口を捉えたペニスを押し当てられることは、それだけで心地良くすらあった。
「――ん、ぅ、うん……」
「ワシのを入れてしもうても、構わんっちゅうことなんやろ?」
 目をつぶってしまっての、はっきりと口にできないアスカの返事。それではトウジは許さないつもりなのだと、声色に出ているのだ。
 怒鳴りつけられたわけでもないし、それはあの三馬鹿トリオの一人でしかなかった鈴原トウジの言葉なのだが、ここでもアスカは殊勝だった。
「そう、……そうよ。ぃ、入れて、入れてよ。あんたの……お、おちんちん、アタシに、入れて……!」
 ニッと会心の笑みを浮かべたトウジは、こちらもやはりもう限界だったのだから、一気にアスカの恥裂へくぐらせた。
「アッ、アーッ!」
「たっぷり、味わえや……ッ」
 ずるりと肉幹を潜り込ませ、じっとりと湿った叢同士が密着するまで押し込むと、そこでまた格別の意味で――あの惣流アスカの肉体を征服してのけた感動に、うち震えつつ。トウジはピストンを開始したのだった。
「ひあっ、ああああっ」
「おうっ、おふっ」
「あああぁ、あんンンっ! 何でっ? もう、いきなりッ……か、感じちゃうっ!」
 久し振りに抱いたアスカの犯し心地を、以前とは比べ物にならないと感じる。その理由を、それはまた以前の時から更にあの悪ガキ達による調教が加えられた結果だからとは、トウジは考えたくなかった。
「こいつはアレやろ。惣流のやつが……嫌々やのぅて、自分からワシに抱かれたいっちゅう風に考えての、ことだからやなッ」
 キョウコもまた、その受け止め方を肯定する。
 きっとアスカは、トウジに心を開いたのだ。だから躯の方も心底から開ききって、トウジを受け入れ歓迎しているのだ、と。
「ほら、トウジ君。アスカちゃんをしっかり抱きしめてあげて?」
 アドバイス通りに少女のやわらかな肢体を腕の中に包んだトウジへと返されてきたのは、アスカがそのまま応じての熱い抱擁だった。
 本当に恋人同士になったかのように互いを抱きしめあって、二人の行為は肉悦の高みを駆け上がっていく。
「凄い、すごいのぉッ。イクっ、イクッ! アタシ、もうっ!」
「ぉ、おおっ。惣流ぅ、そない、締め付けよってからに……!」
 かつて無かったほどにあけすけに快楽を口にし、絶頂への積極性を見せてあられもなく悦がりたてるクラスメイトの美少女に、トウジは彼女の母親とで鍛えたグラインドをペニスで送り込ませた。
「ヒッ、あひっ! あううっ。す、鈴原っ!?」
「自分の母ちゃんとおんなじトコ、抉ってもろてヨがるんやな。惣流」
「ま、ママと……!? あああひっ、ヒィィ……ッ!」
 ぐじゅっ、ずぷっ、じゅぷっ、と。何人もの少年達とや、大人達ともセックスを繰り広げておきながら、けっして秘腔を緩くさせてしまったということのないアスカのそこが、トウジの勃起と一体になって卑猥なダンスを踊りくねる。
 淫花の奥から掻き出されて来た蜜汁が、瞬く間に二人の下腹部をべとべとに濡らしていった。
 勢いの付いた抽送に媚肉を絡め、膣襞で絶妙に包み、快感を伝え、そしてしとどの愛液で潤滑させる。目をつぶれば瞼を痙攣させ、見開けばチカチカと火花を散らしながら白目を剥こうとする、そんなアスカだ。
「ア゛ッ! ア゛ッ! アアッ、アアアアッ! イッちゃう、イッちゃうわ! あああ……鈴原ぁ……!」
 高慢で可愛げのなかった美少女が、口付けを求める衝動のまま美貌をぶつけてきて喘いでいる。その悩乱しきった表情すら、今となっては可愛らしいものじゃないかと思えてくるトウジだった。

756引き気味:2020/10/06(火) 23:56:34 ID:MAMiwJHo0
>>755の分からまた差し替えつつ、最後までとりあえず。





「構へんのやろ?」
 受け入れるための開脚姿勢をとったアスカの股間までにじり寄ると、トウジは腰の高さを合わせ、添えた手でしごき上げた屹立を少女の秘唇に押し当てた。
 少女の入り口である粘膜と、鈴原トウジの切っ先である亀頭の粘膜。くちゅりと蜜肉に押し当てられた感触が軽くめり込んできて、どくどくと脈打つペニスの力強さをアスカに実際以上に伝えてくる。
(あっ、ヤだっ。鈴原の……熱ぅ、ぃ)
 長時間、縄の結び目を食い込まされていた割れ目はぽってりと充血した状態だ。軽くヒリヒリとした感覚がある。
 膣口を捉えたペニスを押し当てられることは、それだけで心地良くすらあった。
「――ん、ぅ、うん……」
「ワシのを入れてしもうても、構わんっちゅうことなんやろ?」
 目をつぶってしまっての、はっきりと口にもできないアスカの反応。それではトウジは許さないつもりなのだと、声色に出ている。
 怒鳴りつけられたわけでもないし、アスカにとって致命的な弱みを幾つも握る相手だというわけでもない。かつては三馬鹿トリオの一人として見ていたに過ぎない鈴原トウジ、アスカの母親と不潔な関係を結んだ忌々しい相手の言葉でしかなかったのだが、ここでもアスカは殊勝だった。
「そう、……そうよ。ぃ、入れて、入れてよ。あんたの……お、おちんちん、アタシに、入れて……!」
 ニッと会心の笑みを浮かべたトウジはこちらもやはりもう限界だったのだから、『言うたな!?』と気色の滲んだ吠え声と共に、あてがった切っ先へ一気に力を込めていった。
 乳首と同じく、処女の頃よりは色素の沈着が進んだローズピンクの花弁は歓喜にざわめき、秘腔を貫く褐色の剛棒を迎え入れていく。
「アッ、アーッ!」
「たっぷり、味わえや……ッ」
 ずぶずぶと肉幹を潜り込ませていき、じっとりと湿った叢同士が根本で密着するまで押し挿れると、二人が繋がりあった部分からつぅっ――と一筋の蜜汁が、ソファに向かって糸を引いた。
 そこでまた格別の意味で、あの惣流アスカの肉体を、改めて征服してのけたのだという感動にうち震えつつ。トウジはピストンを開始したのだった。
「ひあっ、ああああっ」
「おうっ、おふっ」
「あああぁ、あんンンっ! 何でっ? もう、いきなりッ……か、感じちゃうっ!」
 久し振りに抱いたアスカの犯し心地を、以前とは比べ物にならないと感じる。その理由を、それはまた以前の時から更にあの悪ガキ達による調教が加えられた結果だからとは、トウジは考えたくなかった。
「こいつはアレやろ。惣流のやつが……嫌々やのぅて、自分からワシに抱かれたいっちゅう風に考えての、ことだからやなッ」
 キョウコもまた、その受け止め方を肯定する。
 きっとアスカは、トウジに心を開いたのだ。だから躯の方も心底から開ききって、トウジを受け入れ歓迎しているのだ、と。
「ほら、トウジ君。アスカちゃんをしっかり抱きしめてあげて?」
 アドバイス通りに少女のやわらかな肢体を腕の中に包んだトウジへと返されてきたのは、アスカがそのまま応じての熱い抱擁だった。
 本当に恋人同士になったかのように互いを抱きしめあって、二人の行為は肉悦の高みを駆け上がっていく。
「凄い、すごいのぉッ。イクっ、イクッ! アタシ、もうっ!」
 アスカが回してきたしなやかな両脚が、トウジの腰に巻き付けられる。
「ぉ、おおっ。惣流ぅ、そない、締め付けよってからに……!」
 トウジに犯される前ではかつて無かったほど、アスカはあけすけに快楽を口にしていた。
 絶頂への積極性を見せて、あられもなく悦がりたてるクラスメイトの美少女に、トウジは彼女の母親とで鍛えたグラインドでペニスを抜き差しさせる。
「ヒッ、あひっ! あううっ。す、鈴原っ!?」
「自分の母ちゃんとおんなじトコ、抉られてヨがるんやな。惣流」
「ま、ママと……!? あああひっ、ヒィィ……ッ!」
 ぐじゅっ、ずぷっ、じゅぷっ、と。何人もの少年達とや、大人達ともセックスを繰り広げておいて、それでけっして締め付けを緩くさせてしまったということのないアスカのそこが、トウジの勃起と一体になって卑猥なダンスを踊りくねる。
 淫花の奥から掻き出されて来た蜜汁が、瞬く間に二人の下腹部をべとべとに濡らしていった。
 勢いの付いた抽送に媚肉を絡め、膣襞で絶妙に包み、快感を伝え、そしてしとどの愛液で潤滑させる。目をつぶれば瞼を痙攣させ、見開けばチカチカと火花を散らしながら白目を剥こうとする、そんなアスカだ。

757引き気味:2020/10/06(火) 23:57:19 ID:MAMiwJHo0
「ア゛ッ! ア゛ッ! アアッ、アアアアッ! イッちゃう、イッちゃうわ! あああ……鈴原ぁ……!」
 高慢で可愛げのなかった美少女が、口付けを求める衝動のまま美貌をぶつけてきて喘いでいる。その悩乱しきった表情すら、今となっては可愛らしいものじゃないかと思えてくるのだった。
「ほんま、お、おふっ……! ふっ、ふううっ! 一気に、しおらしいオナゴになりおったわ」
「ンふ。母娘ともども、可愛がってね。旦那様……?」
「分かっとりまっせ、キョウコはん」
 蚊帳の外に置かれたくはないのだろう。声を掛けてきたキョウコは、自分で胸や秘部をいじって昂りを慰めていた様子で。そんな美貌の母親と、トウジはひょいと首を伸ばしてキスをしたりもするのだった。

(しかし惣流のやつ、こいつは……)
 アスカの秘肉のハメ具合は、当然ながらキョウコに比べればずっとまだ円熟味というものから程遠い。
 それでも一方的に突かれて蕩けているばかりではなく、こちらにも応じ返して喜悦を分かち合おうという意識が、工夫の感じられる腰遣いや締め付けに感じ取れるのだ。
「アッ、アッ、アッ、い、イイ……。ねえっ? あ、アンタも……悦いのよね? 私の、あたしのッ……カラダ。感じてる、でしょうっ?」
 早々と軽いアクメに達していたアスカは、息を弾ませつつ自分から汗まみれのスリムな肢体を擦り寄せていって、先端をしこり立たせた乳房の感触を押し当ててこようとする。
 下から抱きついた手足を使い、トウジのタイミングと合わせて腰をくねらせてもいる。
 つまりは、男相手に自分からも奉仕しようなどという発想の、確かな存在。
 (そないな気立ての良い女とは違ったやろ)というのがトウジの認識であったから、ざそかしこれまで「指導」を繰り返されてきたのだろう。
「おう、ええでっ。こないビショビショにして、ウネウネやらしいマンコしよってからに。あきれたドスケベやのぅ、惣流!」
「そうっ、そうなのっ。あたし……こんな、感じるなんてっ! あぁぁ……イイっ、イイわっ。アンタみたいなやつに、ママと赤ちゃん作っちゃうようなやつに、アタシ……!」
 トウジは友人の母親である碇ユイの誘惑で童貞を捨て、そして彼女と似たりよったりの倫理観の持ち主だったキョウコの若いツバメになることで、経験を深めてきた。
 その娘であるアスカや、綾波レイ、洞木ヒカリといったクラスメイト達もいつの間にかユイが糸を引いた底無し沼の罠のようなセックスに馴染んでいて、トウジにもその肢体を味わう機会が巡ってくることがあった。
 更にはそういった面々よりも格段に幼い実の妹の処女をも奪い、一から開発していくという所業に手を染めるに至って。我が事ながら御大層な身分になったもんだという感慨もある。
 味わってきた女体それぞれの抱き心地というものを、比較出来る。そんな贅沢な余裕さえも生まれてきていたのである。
(初体験が綾波と一緒だったっちゅう話で、それからも一緒に悪ガキ共が調教受けさせとったとか言うとったか。ほんま、甲乙付け難いっちゅうか)
 肉棒を締め付けるキツさを比べれば、妹のサクラの幼すぎる肉体が一番ということになるだろう。
 テクニックならやはり碇ユイだろうか。
 だがやはり、トウジにとって惣流アスカがなにが特別かと言えば、これはもう今までの学校生活があればこそだ。小憎たらしい、高慢ちきなやつだという苛立たしさがあったればこそ、この美少女を組み敷いて喘がせることには他の誰かでは代えられない爽快感がある。
「楽しいなぁ、惣流? ワシのチンポ突っ込まれて、イクぅ、イクぅとか可愛いこと喚きよって」
「い、言わないでよ。ああ……、は、恥ずかしい」
 鈴原なんかに、と。
 胸を揉む荒々しい手付きに少女自身の手のひらも重ねてくる、そのアスカにだってやはり、激変したにも程があるこの関係へのギャップに、感じているものがあるのだ。
「ぁあ、あ、あっ……。アンタの、これ――」
「そうや。ワシも……もうそろそろやからな。惣流の胎ン中に、思いっきりぶち撒けたるわ」
 この期に及んで、外で出せなどと言うつもりはないだろうなと。
 わざと意地悪そうに確かめてやったトウジに、セックスに酔いしれる目付きで向かい合ったアスカは、はぁっ……と身震いをして、頷いた。
「ママみたいに……アタシを?」
「そやっ。惣流にワシの子、孕ませたるわッ」
「ああっ。ぁ、ァアアア――ッ!」
 悲鳴とも歓喜とも判じきれないわななきで、アスカの膣はトウジを締め付けた。
 それをこそ怖れ、同じぐらいに希求する。捻じくれた想いに救いがたい悦びを覚えたのが、トウジにもはっきり分かる貌だった。

758引き気味:2020/10/06(火) 23:57:37 ID:MAMiwJHo0
(……似とるわ)
 トウジにとってのはじめての相手。息子から特別な幼馴染だったガールフレンド達を取り上げておいて、変態セックスに染まっていくその堕落、一挙手一投足を、愚かしい決断の全てを愛でるようにしていた――あの、碇ユイ。
 何度となく彼女の熟れた肢体を抱かせて貰っても、ついぞなにを想うのか、深淵にも思える底を見通すことの出来なかったあの魔女と、通じる物のある表情であったように思えのだ。
「なに嬉しがっとるんじゃ、惣流。この、ド変態女がっ」
 揺さぶり立てるために尻肉を鷲掴みにしていた片手に、ついでとばかりこの頭のネジの外れかけた少女のアヌスの入り口を刺激させて。
「アヒッ!? ヒッ、イグぅ……ぅッ。また、またっッ、アタシ……! イッちゃうぅぅぅゥ〜ッッッ!!」
 それで官能の極限へ意識を吹き飛ばしてしまったアスカの締め上げに、トウジも遠慮なく、熱い精を注ぎ込んでやったのだった。

 ◆ ◆ ◆

「ほれ、あのクソガキ共に、一等ええ顔して詫び入れなあかんのやろ?」
「あへぇ、ぇ、イイ……ひぃぃぃ」
 全部解けたロープが、床に落ちていた。
 汗まみれになった肢体に緊縛されていた名残りだけ、赤い文様として絡み着かせたアスカは、ソファにふんぞり返ったトウジの股間に、四つん這いからなんとか、なんとか顔を持ち上げさせようとしているところだ。
「あぁむ……ムッ、ふぶっ!? ッあ、アッ! ダメッ、ダメぇ〜! ママぁぁ……!」
 後でセットし直すのもさぞ手間が掛かるだろうというぐらい、髪もぐちゃぐちゃ。ひどい有様でフェラチオ奉仕を行おうとしているものの、背後からその尻穴を穿っているキョウコの腰遣いで、ひたすらに啼かされてしまっているのだった。
「あぁ〜ん。アスカちゃんももう少し、頑張ってぇ? ママもイッちゃいたいのよ」
 双頭ディルドを装着した母親に合わせて、ぐんっ、ぐんっと背筋を仰け反らせている。
「ひぎっ? ヒッ、ひぃぃ〜ン!? お尻が、お尻がっ」
「歯なんぞ立てられたら堪らんからなぁ」
「あぶっ!?」
 もうまともに頭も働いていないのだろう。それはそれでと面白がっている風のトウジが立ち上がり、首輪に繋がったリードで荒っぽく膝立ち姿勢まで引き起こされる。
 そのまま乳房を一方的に使用される形で肉棒をしごくのに協力させられて、やがて顔中に射精の白濁をぶち撒けられたのだった。

「そんなわけで、済まんのぅ二人とも」
 目も開けていられないぐらい粘ついたシャワーを浴びさせられた貌で、まだ母親のアナル責めにひぃひぃと喘いでいる。そのアスカの、ムサシ達にピアスを付けさせられた乳房にも残りの精液を塗り込めるようにして、亀頭をなすり付けるトウジが、
「惣流はな、ワシが飼うことにしたわ。いっぺん……親と娘と二匹、この牝犬ども連れて詫び入れにいくよって、勘弁してな?」
 それで動画撮影に使っていたスマートフォンを一度ソファに投げようとして、『おっと忘れとったわ』と。
 もう一度親指をパネルに躍らせ、一つの連絡先を呼び出したのだった。
「シンジにも教えたってやらんとなぁ」
 今度は録画したファイルを送り付けるのではなく、通話で済ませるのだろう。
 呼び出し音を鳴らし続ける表示が点滅し、碇シンジの名前が液晶画面大きく浮かび上がっている。トウジは目を開けられずにいるアスカの顔のそばでスマートフォンをひらひらとさせると、そしてキョウコと顔を見合わせて、口の端を釣り上げたのだった。

759引き気味:2020/10/06(火) 23:58:40 ID:MAMiwJHo0
書き出した時のファイル名と違う展開で、なぜかトウジ大勝利といういきあたりばったり (;´∀`)

760引き気味:2020/10/23(金) 03:44:59 ID:fghxm3zk0
先日来、html化していなかったそこそこの状態のtxtファイルを漁っているのですが、今回更新した11年前()の投稿の頃ですと、さすがまだまだ熱気があると言いますか、PDX.さんあたりと盛んに妄想飛ばしあってるんですよね。
手を入れていく作業を終えてから当時のログに目を通そうかと思いついたんですが、なんかこの展開を迎えたレイこそは、寝取られ属性こじらせていく変態シンジに対抗しうる逸材ルート、みたいなやり取りしてますね。
ひどい話すぎて、笑えます (;´∀`)

761引き気味:2020/12/04(金) 23:59:26 ID:VrHtSd860

 迫る冬の気配も強まり、週末を控えたリビングには寧ろ薄着でも良いぐらいの暖房が入れられていた。
 そんな中に。コトコトと弱火で煮詰めていく段階に入ったビーフシチューの、食欲をそそる匂いが漂っていた。
 惣流家は少年と母親の二人家族。たった二人でしか使わないのに大きめのダイニングテーブルが置かれた、そのすぐ横で、アイランドスタイルのキッチンが同じ以上の広さを専有している。
 母親の前では借りてきた猫のように取り澄ましてみせる、“いい子”だったものの、同時に学校では11歳の生意気盛りの“男子”でもある少年は、料理に興味を示したことはない。
 「女子の趣味」だ、と考えているのだ。
 それもあって、日頃は洗い物の他は冷蔵庫と電子レンジぐらいにしか用の無い空間ではある。
 夜、間食をしに出てきた時に、避けて遠回りをして冷蔵庫までいかなければならなくなっている理由程度の存在なのが、その広いアイランドキッチンだ。
 それとても、もう何年も住み慣れた間取りならいちいち違和感を覚えることでもない。
 単にそこで母親が家事をしている光景が、キッチンがまともに使われているのが珍しいなという、それだけのことだった。
 ただ、珍しくはあっても。ピカピカに輝くナイフや調理器具を使って食材を巧みに加工し、いかにも美味しそうな匂いが漂ってくるまで手際よく鍋の中で煮詰めていく母親の料理上手も、少年にとってはいまさら驚くことでもなくて。
 少年にとって美しい母親はつまり、何でもやってのけることが出来て、それが当たり前の完璧な存在だったのだ。

 【 in 2037 ③ 】

「……おいしそうだね、ママ」
 エプロンを着けた後ろ姿を、前後を逆に使っている椅子の背もたれを抱え込むようにして眺めている少年は、幼い頃から何度繰り返したか分からないそれを口にした。
 いつかの以前のことであれば、滅多に無い手料理を振る舞ってくれる母親にはしゃいで、料理の最中でも我慢しきれず揚げたての鶏肉だのに手を出そうとしてみたりと。要するに、構って貰いたさの表れだったいたずらのあれこれも記憶に残っていた。
 苦笑交じりに、ほんのお子様だった頃の自分をあしらってくれていた母親がどれだけ素敵な大人で、余裕たっぷりの存在に見えていたことか。
 そう思い出しながらじっと母親を眺めている息子の横顔には、しかし。懐かしいものだと振り返るようになった記憶であるからこそ、そこには惜しむべきものがあるのだと知る、年齢に不釣り合いのほろ苦さも浮かんでいた。

「…………」
 唇をへの字に結んだまま、彼女はボウルの中身をフライパンに傾けた。
 ジューッという煮立つ音だけがキッチンに上がる。
 当の息子からしても、とにかく子煩悩なと感じる母親であるのに。赤みがかった金髪を動きやすくうなじでひと括りにした今日の彼女は、少年の言葉に応えないままだ。
 キッチンを右へ左へと忙しなく、しかし優雅にも見える動き。仕事場でもそうなのだと伝え聞く女帝ぶりで、キッチンを支配しているように見える。
 だんまりなんだ、と苦笑いを浮かべる息子が何かしでかしたヘマに、ツンと気位高くヘソを曲げているのか。他の理由なのか。
 その、袖をまくりあげた腕が、高い棚へと伸ばされた。
 忙しい忙しいといつも口にしている割には、スポーツかなにかで贅肉がつかないようにしているのだろう。いつまでも他の家の母親たちからすると図抜けて若々しく、美しい母親の、すっと伸ばされた二の腕の白さとしなやかな肉付き。
 そこに――。少年は罪を犯した日に見たものを、重ねてしまう。
 どうしても想起されてしまうのだ。
 なにもかもを脱ぎ捨てた母の、床で這いくねる白い、むっちりとした太腿を。
 自然、少年の目線は母親の後ろ姿を低い位置へと動いた。

762引き気味:2020/12/04(金) 23:59:44 ID:VrHtSd860
「ママ、おいしそうだよ」
「…………。どこを見て言ってるのよ……」
 二回繰り返して、催促して、そうしてやっと答えてくれる。
 羞じらいも露わの貌で伏し目がちに。たっぷりと躊躇して。それでも、二度目で繰り返して促せば、結局はちゃんと言ってくれるのである。
「もちろん、ママもだよ。ママもすっごく美味しそう。先週はずっと遅くて、休みもなしだったんじゃない。今晩はご馳走、たっぷり食べさせてよ」
「もう……。いやね、この子ったら」
 なんのつもりを込めて少年が口にして。そして、どう返して欲しいかは正しく伝わっていて。
 その上で、リクエストを外さない期待通りの返しで。
 少女のように頬を染めて、そっぽを向きながらであっても。
 それはパンプスの靴音も高く第2新東京市の庁舎街を闊歩する、ワインレッドのスーツを着た女帝である惣流・アスカ・ラングレーではなく。一粒種の息子を溺愛する、母親の貌でもなかった。

 ――この日は奇しくも母子の誕生日。カレンダーに印を着けた同じ日に息子を産み落としたアスカが、それから11年目を数えようとする今日を控えて、気まずくなっていた息子に勇気を奮って語りかけた『……その、アンタの今年の誕生日だけど。なにが欲しい?』という問いに返された、約束の日でもあった。

 一点の汚れもない(相手を明かさず、未婚のまま産んだ息子のことを汚点と呼ばせることは、当人にさえも許していない)経歴。栄光と成功に埋め尽くされた道を突き進んできた女傑なのだと周囲の誰もが信じている母親の、思いもよらなかったような過去。
 美しくも幼い少女が、数えるのも馬鹿らしいくらいの相手や、場合によってはもっと幼い少年達に性の生贄として蹂躙される凄惨な場面ばかりで埋め尽くされたアルバムを、見付けてしまった日から。
 自慢の母親に、少年は密かに劣情を抱くようになった。
 禁じられた想いであると知るからこそ秘めようとしつつも、抑え難く。なまじ、自分と同年代の頃の彼女が、胸の膨らみや股間の翳りまでも露わにした写真がそこにあったがゆえに。このいやらしい笑い方をしているどれかが父親なのだろうかと憂鬱になってしまった顔ぶれを相手に、直視し難いほどの過激な淫行に耽っている最中の、淫蕩な表情が向けられた写真が、彼の食い入るような視線にいつでも見つめ返してくれたものだから。
 母親の不意の帰宅が全てを暴いてしまった夜に、親子は禁断の関係を持ってしまったのである。

「いやらしい子。母親の弱みにつけ込むような真似をして」
「……ママがそう言うのも分かるけどさ」
 少年は、彼のおねだりに真っ赤になってしまった母親を思い出しながら、ぴっちりと肌に張り付いたスリムパンツ越しに浮かび上がった見事な脚線美を見やった。
 後ろから見ていれば、きゅっと絞られたウェストの位置はハイヒール無しでも腰高で。すらっと伸びた脚のラインが実にハンサムなのだ。
 日頃の母親を知っていればこそ、そんなところにも凛々しさを感じてしまう。
 ――でも、だった。
「でも、ズルい言い方だったかも知れないけど。……オレ、本気だもん」
「…………」
「本気のお願いだから言ったんだ。ママが欲しい、って」
 頭に血を上らせ、暴走して、実の母親を後ろから組み敷いて犯した夜以来。少年はそんなきびきびとした後ろ姿にであっても、ふりふりとくねらせて自分を誘っているような真っ白いヒップを見てしまうようになっていた。
 母親の誕生日でもある特別な日に願うことなど、禁断の味を知ってしまった息子には他に思い浮かばなかったのだ。
「ママは……いつだってアンタのために生きてるわ。そんなことしなくたって、アンタのものなのよ」

763引き気味:2020/12/04(金) 23:59:58 ID:VrHtSd860
「そうじゃないよ。分かってるでしょ、ママ。オレは、……僕は」
 ママの身体も欲しいんだ。
 躊躇いながら、この頃はずっとそう強がって自分のことをオレと口にしていた少年は、昔ながらの必死のお強請りの時のように言ったのだった。
「…………」
 調理の手も止めてしまって、俯き加減になった母親がどんな顔をして聞いていたのか。
 真っ赤に染まったうなじや、耳までもの姿から想像するより他は無い。
 背中に向かってではあっても、母親とは違って一度も顔を逸らさなかった少年に、『そう』と返して。
 アスカはフライパンの火を止めてしまうと、中身を移してまた鍋をかき混ぜるのを再開させていた。
「大人しく、座ってなさい。もうすぐ……準備出来るから」
「…………。うん」
 それだけ言っての、それからを。コトコトと煮立つ音がする以外は静かなキッチンに、二人はずっと黙って過ごした。
 やがて全ての料理が皿に盛られ、テーブルに並べられ。手の込んだ心尽くしにぎこちなく礼を言う息子と、母親の間に、熱い眼差しと濡れた瞳以上に語るものなど、要らなかったのである。
 先にバスルームを使った母親が、丁寧に丁寧に時間を掛けて洗った皿を片付けている彼に、
「ママの寝室に居るから」
 と部屋の入口から、バスタオルを巻いた姿だけの姿でシャワーの順番を促してきたその時には、もう。興奮のあまりで、少年は股間を自分の一部分では無いかの程に猛々しく上を向くほど、堅くさせていたのだった。

764引き気味:2020/12/05(土) 00:01:00 ID:Fb3DOkD20
12月4日以内に投下したからセーフ。
日付見たら去年の11月11日の書きかけが使えそうだったんで、手を入れて誕生日記念っぽくしてみますた。


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