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【ザザーン】碇シンジ寝取り道中膝栗毛【スパシン】

1引き気味:2003/06/15(日) 14:56 ID:Q9DaxM6A
このスレは、シンジのシンジによるシンジのための18禁リレーFF用スレッドです。 
 
序章の展開などは>>2以降に

【注意】
目指すはクロス寝取り厨マスターの称号! ってな勢いで、このスレではとにかく最低な設定の、最低な展開をする、最低なお約束の制覇に血道を上げるシンジが描かれるだけです。
――しかもエロですし。
色々と思うところがある人も多いでしょうが、他所にまで迷惑を掛けるつもりはありませんので、自分の縄張りの中でアホやるくらいは見逃してくださいな。

251引き気味:2004/06/25(金) 22:45 ID:mOB20fUY
⊂⌒~⊃゚∀゚)⊃

252PDX.:2004/06/25(金) 22:46 ID:D7aToolg
 そもそも、よりによってクロスネタのスレに書くあたり、狙ってますな(笑)

253なーぐる:2004/06/25(金) 23:27 ID:ExTspfXE
ε=(゚∀゚;)
しかもわざわざ埋まっていたスレッドをほじくり出してまで!
こいつぁ凄いぜ!

254天婦羅定食:2004/06/26(土) 10:20 ID:bksN94BY
そう言えば結局「Fate」ネタはボツなのでしょうか?
しょんぼり。

255引き気味:2004/06/26(土) 11:20 ID:PD1Dmhbw
つーか、シンプルに今このシリーズに投入出来る時間が無いだけですな。
あれもこれもと同時には書けませんて (;´∀`)

256天婦羅定食:2004/06/26(土) 11:50 ID:bksN94BY
あああ、すいません。
ROM専の気安さから、どうも求めすぎてしまう傾向が私にはあるようで。

毎回新作が発表されるたびに引き気味さんをはじめ、作家さんには頭が下がる
思いなんですけどね。

257コウイに値する名無しさん:2005/09/15(木) 08:38:09 ID:ibPErOMA
てすてす

258コウイに値する名無しさん:2005/12/21(水) 01:12:38 ID:ekB4tVoQ
続きはもう無いのかな・・・

259ping:2006/11/21(火) 16:20:37 ID:3FoFat8M
(こっちも確認)

260荒淫:2007/02/10(土) 09:43:19 ID:s6dmg./Q
昨日の夜、ネタ帳を失くして酸の雨に濡れていた。
今日の昼、拙い記憶を種に再起の文を追っていた。
明日の朝、ちゃちな信義とちっぽけな良心が、瓦礫の板にエロを蒔く。
汁文庫はエロSSが作ったパンドラの箱。ネタを問わなきゃ何でもある。(え?

次回「投下」 明後日、そんな先の事はわからない。

261荒淫:2007/02/10(土) 09:45:17 ID:s6dmg./Q
――遙家居間。
客用の布団を与えられたシンジに、畳敷きの部屋の襖寄りに――ユキナの部屋近くに敷かせた布団で眠る少女。
そう主張した当の少女は、汗で髪が貼り付いたままだが幸せそうな寝顔を見せている。
あどけない寝顔。
――身近に突然現れた、同年代の異性への軽い興味と、姉への思慕と警戒心と。
名状しがたい複雑な感情のまま行動した稚い乙女にふさわしい寝顔。
そこへ、常夜灯を遮るようにシンジが立つ。
ミナトとの行為でぬらぬらと濡れ光るペニスを屹立させたまま、掌中の獲物の一見無垢な寝姿を楽しんでいる。

(うーん、女の子って、やっぱりこの辺り強いなあ……そう簡単には乱れてます、って風にならないし。 ずるいよ……まあだからこそ乱れさせたいというかお仕置きしてあげようと言うか!)

今日出会ったばかりの健気な姉妹(義理だが)を纏めて喰らってなお足りないと言うのか……何ともはや。
何処でとも知れぬ、そんな慨嘆にお構いなしにシンジが動いた。
かち、かち、と。
灯りをつけるとまぶしさにユキナが眉を寄せ、それを遮るようにすると満足げに顔が緩む。
子供っぽい仕草――それに対し、布団に隠されているだろう物との対比を味わうようにわざわざシンジの手が一拍止まる。
そ、と優しく襟足を撫でるのと、布団をめくるのは同時。
露わになるのは、数時間前に布団の上で見せていた姿――可愛らしいパジャマのズボンを下着ごと膝まで降ろされ、股間だけを剥き出しにした姿。
キスで飲まされたシンジの唾液の影響が抜けていないのだろう、横向きに乗ったお尻を伝う愛液が布団にじっとりと、染みどころか水たまりを作ってしまっている。
その下では、綺麗な白い太股に粘液が生乾きにこびりついていおり、酷く卑猥な雰囲気と臭いを醸し出していた。

「ユキナさん、起きてよ」
「ぅ……ン、なによ、ミナトさん……まだはや……ぁ?」
「(くすくす)ユキナさん、僕だよ、シンジ」
「!え?あ……まぶ……なに?」

寝ぼけをからかうようなシンジの言葉に急速に覚醒、目を開けて明かりのまぶしさに瞬き、シンジの方を向こうとしたところで

「も――んんぅ?ンッ、んー!(ちゅくっ)」

布団に組伏すように唇を奪われてしまう。

(もう……けだもの、やっぱりそうだったじゃない……仕方ないなあ。 したいんでしょ、してあげる……キス……気持ち、いいし……あ、舌絡んで……うん、コレ、好き♥)

一呼吸もがくが、それもシンジが舌を求め始めると緩み、ちゅ、ちゅと唾液の鳴る音と擦り寄せられる舌の感触にトロン、と脳の芯を霞ませてしまう。
丹念に、優しく。
貪るような激しさはないが、互いの唾液を馴染ませ味を憶えさせていくような情のこもったディープキス。

「ン……ふく、むぅん……ン、ンッ♥(ちゅく、ちゅるっ)ふぅ……ぁく、は……むぅっ♥ん〜♥(ちゅぱ……れろん、ちゅぐ)」
(こんな、エッチなキス……嫌らしいって思ってたけど……そっか、ほんとにすると、こんなに気持ちいいから……だからあんなに……♥)

262荒淫:2007/02/10(土) 09:45:52 ID:s6dmg./Q
映画の中で散見してきた唇同士の交接。
かつてユキナの眼には、それは酷く卑猥な、不潔な物のように思えた。
だが強引とはいえシンジのセックスをきちんと受け入れ、求めに応じる心地よさを知った今の彼女にとってはこのキスはとても蠱惑的な物で。
唇の周りをくすぐるシンジの鼻息やのしかかる重さすら幸福感を呼んで、それを求めるように自然にシンジの首に抱きつき、奪われたままの左手を指を絡み合わせて握りしめ、より深く更に舌と唇を、シンジを求める仕草を見せ出していた。

「ふあ……えっひ、ひんじ?ほんなひす……ン♥(ちゅくっ)ン、むぅん……んは……ひ――ン、んっー♥♥(ぢゅぷっ!ちゅ、ちゅるるっ)」
(や、ずるい、キスしていいのわたしだけって、ちゃんと聞きなさ……や、奥まで……だめ、なにもかんがえられなくなっちゃう♥)

女の子らしい独占欲を言葉にしようとして、押しつけられるシンジの唇で黙らされ、それでも良いと受け入れさせられて。
――そうされているユキナは、自分が教えられた味がミナトの唾液混じりのシンジの媚薬の味だと言うことを、知らない。
知らないままに、魔の体液を口腔に擦り込み、シンジとのキスを粘膜に覚え込ませてしまう。
只握りしめるだけだった左手は、いつしかどんなキスが良いのか、心地よいのかを伝えるように強弱を着け切なげに、甘えるように繋がれていた。
そうやって長い時間唇と舌のじゃれ合いに耽るうちに、斜め向きに躰を重ねていた彼女の腰がもじもじと揺すられ出し、はっきりした水音を立ててしまった――新たに湧いた愛液が粘るだけのものではない、水たまりのようになった布団と可愛らしいお尻の立てる音だ。
それを肌で感じ取ったユキナが耳まで真っ赤にしてしまう。

「ぷは……ねえ、ユキナさん、また続き、いいかな?」
「ふぁ……♥あ?え?つ、続き?ってなによ」

そんな恥じらいの最中にキスを中断され、唾液の糸を追うように切なげに舌が伸ばされた。
問いかけの意味が理解できないユキナの、まだ熱の引かない耳に顔を寄せてシンジが言う。

「セックス。 ユキナさんを抱いて寝てたら眠れなくて、もうカチカチなんだ……ほら」
「ヒッ?あ……な、何で?一回出したら小さく……」
「なったよ。 なったけど、ユキナさんいい匂いがして、可愛くて……我慢できなくて」

切々と訴えるシンジだが、ついさっきまで抱いていたのが誰なのかはおくびにも出さない。
一方で、言葉と体で自分を一心に求める様子にユキナは心を巧みにくすぐられた。
自分の魅力がシンジをこうまでさせている、そう思うと日頃満たされずにいた女としてのプライドが揺さぶられ、自然に笑みがこぼれてしまう。
それでも。

「や、やっぱり駄目、だって、きょ――んむぅっ♥?んー、んんーっ♥(くちゅ、ちゅぷ、じゅるっ)」

危険日にさしかかっている、それを知っていては拒否せざるを得ない。
だが口にする端から再びキスで黙らされ、拒絶のために動こうとしていた舌を絡め取られ、唾液を攪拌し合うような卑猥なキスに溺れさせられてしまう。
先ほどより深く、激しく。 ユキナはそうされても逃げようとはせずに、キスで霞む視界を閉じてうっとりと快感に浸り込んでいる。
時間を掛けて丹念に絡め合い、口腔でくちくちと卑猥な水音を奏でて――ふ、ふっ、と鼻息がせっぱ詰まりだしたところで唇が離された。

263荒淫:2007/02/10(土) 09:46:44 ID:s6dmg./Q
「ふあ……あ?らん……な、んれぇ?」

だらしなく開いた唇から舌を突き出し、トロトロに甘えた声で中止を詰って、ふらふらと頭を持ち上げて追いかけようとする。
そんなユキナの頭をこつり、と額同士を合わせて押しとどめるとシンジは再びお願いをした。

「お願い、ユキナさん。 このままじゃぼく、変になっちゃうから……解るでしょう?」
「や、熱……こんな、や、押しつけないで、おっきなのくっつけ、ない……ンーッ♥♥(ぢゅぶっ)」

いつの間にかシンジはユキナの正面から覆い被さるようになっており、いきり立ったペニスが淡い下生えがべったりと愛液に貼り付いてしまっている辺りをつつくように押し込んでいる。
掠める太股、柔らかな恥丘に押しつけられる熱の塊にその長大さを組み立て、恐怖より先に下腹の奥から疼く衝動に駆られてしまって必死に拒否の言葉を口に――しかけて、それを三度キスで黙らされる。

「ンーッ、ん゛んーっ♥♥(ぢゅぷっ)ふぅ、む、むぅんん、んぅんーっ♥♥(ぶちゅ、じゅるっ、ぢゅちゅうっ)」
(止めてこんな酷い音立てないで頭までくちゃくちゃになっちゃうああでも気持ち良い気持ちいいきもちいい♥♥今、挿入られたら、止められない……っ♥そのまま、セックスしちゃうよぉ、でも、仕方ない……から、ああ……♥)

シンジの躰を除けるようにしていた膝は、舌と唇の蹂躙を受けるうちに何時しかゆるゆると力が抜けて布団に投げ出され、不義を働いている誰かに気づかれないようにとでも言うのかそろそろと開かれていく――膝にかかるパジャマによってそれは開ききらないのだが。
抵抗の意志をトロトロと舐め溶かされ、仕方がない、と繰り返し心に呟きながらユキナはキスに溺れつづける。
自ら顎を逸らし、唇をぴったりと擦りつけ滑らせあい、繋げ合った口腔で舌同士の淫らなダンスを踊る。
気づかぬうちにシンジのリードでキスのやり方を学び、それを実践している――堂に入ったオーラルセックスは、日頃の潔癖な彼女とは大きくかけ離れてしまっていた。
それを示すように固く繋ぎあったままの左手は、何をされてもしがみつくように指が絡められたままわき出る汗にぬめってしまっている。

(このまましちゃうのは簡単だけど……まだ、楽しんじゃえ)

自分の躰の下で、くねくねと身をよじりながらキスを貪るユキナに欲情が湧くが、すんなり「無理にした」形で済ませるつもりはシンジにはない。
そのまま、口腔を歯茎を舌を全て舐め尽くすように舌を踊らせ性感を煽り立て――

「む、ふぅん、んぅっ♥♥ンー、ん゛ぅんーっ♥♥(ぢゅぶっ!)ふぅ、ん、ンッ、んー、んんんーーっ♥♥」

びく、びく、とユキナの躰の動きが痙攣となり、息が絶息――アクメに達したことを告げるまで嬲り抜いてから、彼女を解放してしまう。

「っは!ハァ、はっ、は……っ♥はふ……あ……いま、の……(私、キスだけで、イっちゃった……?そんな……エッチ、なの……癖に、なっちゃうかも……♥)」

ユキナは先ほどセックスで味わわされた絶頂を思い起こさせる感覚に息を喘がせたままトロン、とシンジを見上げた。
固く勃起した乳首がパジャマに擦れるのも、性器が熱く疼いて挿入を焦がれているのも自覚できてしまい、僅かに冷めた意識で羞恥を覚える。

「セックスが、駄目なら、その、手でしてくれれば、良いから……」
「手?く、口……あ、いや!なんでもないの!」

シンジの切なげな願いに、学校の同級生の埒もない雑談で掠め聞いた知識を思いだしてしまう。
その言葉は、興奮している彼には気づかれなかったらしく、ごまかすようなユキナにいぶかしむように熱い視線を向けるばかり。
初めてのセックスからこちら常にリードを取られてきたシンジがそんな風に受け身になっている、それが酷く興奮を呼び――そのまま、リードをとり続けたいと思わせてしまう。

264荒淫:2007/02/10(土) 09:47:22 ID:s6dmg./Q
「と、とにかく、上退いて……」
「わかった」

シンジの重みと体温が離れるのに一抹の切なさを感じながらも、ユキナはふらふらと立ち上がる。

「そこ、座ってて。 ちゃんとして上げるから、今から良いって言うまで動くの禁止!」
「う、うん……」

なにをするのだろう?そんな視線で見上げるシンジに意識して淫らと思える表情で笑いかけ、パジャマに手を掛けた。
――もっとも

(くー!ユキナちゃん、君艶女の素質あるよ!そのくせ、なってないから発情がまる解りだし!良いなあ、淫乱の振りしてるつもりで演技が本当になってくのは美味しすぎるよ!)

不安げに見上げるシンジの内心を知ったなら、果たして演技を続けられたかどうか。

「ほら、見るだけなんだから、動いたら承知しないんだから、ね……大声出して、ミナトさんに知らせちゃうんだから……♥」

とうにシンジのペニスによってピンク色の眠りに堕とされてしまった保護者の名を出して牽制しながらパジャマを脱ぎ捨てる。
じ、と視線が乳房に、乳首に絡むのを感じながら突き上げる興奮に震える唇で淫らな言葉を継ぐ。

「そう、見てるだけ……こ、こんな、カチカチの乳首も、おっぱいも……今は、さ、触らせて、あげない……んだからぁ」

掌で覆い隠し、言葉を強調するように乳首を転がして予想外の固さと快感に声を震わせると、次はズボンへ。
そこで今更に膝までたくし降ろされていたのに気づいて真っ赤になって動きが止まった。

「ユキナ、さん?」
「ひゃあ!?あ、だ、駄目よ、こっち来ちゃだめなんだから!」
「いや、動いてないけど……早く……」
「ぁ……♥」

とん、と背を押すようにタイミング良く掛けられるシンジの声。
慌てたユキナは動いていないシンジに怯えるように声を上げ、視線を向け――その股間に屹立するぬらぬらと光るペニスに視線を釘付けにしてしまう。

(あ、アレが、さっき私の中に入った……あのぬるぬる、もしかしたら、私の愛液?さっきので?そんな、そんなに感じて……い、淫乱になっちゃってたんだ……♥)

屹立を覆うそのぬめりが、ほとんどは彼女の姉のものだとはユキナは知らない。
ペニスを目にして興奮する自分に倒錯した昂ぶりを憶えつつ、動きが再開された。

「そ、そぉ?だ、だらし、ないんだ……じ、じゃあ、こうして、全部脱いだら、きっと、あんた……あ、そのまま……っ♥」

興奮して震える指をかけてす、とズボンを抜く――誘惑の経験も無く、興奮しきった意識では只脱ぐばかりだが、むしろその拙さがシンジの興奮を煽った。
ユキナの目に映るのは、自分の裸体に魅入って息を詰めるシンジ。
それがますますプライドを満足させ、演技に熱がこもる。

265荒淫:2007/02/10(土) 09:47:58 ID:s6dmg./Q
「は……ぁ♥ほらぁ……みな、さいよ、すごいでしょ?さっきあんたに、セッ――され、って、こんなになってるの……でも、させてあげないんだから、今はみてるだけで、それで、手だけでしゃ、射精、して、させちゃうんだからぁ♥」
(ああ……私凄くいやらしくなって……でも、セックスしないんだから、大丈夫だよね、もっと……いやらしくなったって……♥)

シンジの前に足を開いて立ち、陰唇をはだけかけ――そこまでは出来ず、指先と唇をぶるぶると震わせながら太股を掴む。
ユキナの意識ではとてつもない卑猥さを演じている――それを証すように、透明ながら大量の愛液に浸され張り付いた淡い陰毛の中でクリトリスがつるりとひとりでに剥け上がった。

「す、すごい、ユキナさん……」
「つ、つらい?」
「うん……もう我慢できなくて……」
「じゃあ、今からしてあげるから……」

たらたらと愛液を滴らせる性器を食い入るように見つめる視線に満足を覚えると、ユキナは一声掛けてシンジの前に座り込んだ。
そのまま、おっかなびっくりにシンジのペニスに手を伸ばす。
生乾きの滑りがぬるりと指に絡み、その卑猥な感触に一瞬手が止まるも

「ぅ、ぁ……っ」
「あ……(か、感じてるんだ……)こっ、こんな、かんじ?」

ぬる、にゅると。
かくかくと震える指がからみついたまま上下に移動――力を込めて握るわけでなく、ただ触れる滑りを均し伸ばしていくだけの動き。

「う、うん、そんな、感じ……く♥(全然足りないけど……あはは、声上げると真っ赤になって動き積極的になるし……いや、僕って演技派だ)」
「だっ、だらし、ない……わね、ほら、も、もっとしてあげるんだから、そ、そのまま出しちゃい、なさいよ、お♥」

そんなシンジの計算された声に下腹の奥をじゅくりと潤ませ、どちらがされているか判らないほどに息を熱くあえがせながら手による拙い愛撫を続けるユキナ。
シンジの声が、息が――ペニスがひくりとしゃくるたびに動きを止め、それまでより一歩激しさを増した動きを引き出されて、いつしかしっかりと滑りを絡めてしごく動きへと変わっている。

「ぁ……っ!」
「なっ、なによ?」
「その、息、かかってくすぐ……んぅっ♥」
「え?え、あ、――ひっ♥♥(そんな、なんでこんな、目の前……すごい、におい……ぬるぬるあふれてる……)」

無論、指示を受けてしたわけでないそれはあくまで右手だけにとどまり、多少の力を込めてしごくとは言え射精にはとうてい至らず――先端から溢れている先走りと、そこに混じる精液は彼女の姉であるミナトとの行為の名残。
それを知らず、匂いに引き寄せられるように頭を下げていたユキナはシンジの嬌声にはたと自らの状態に気付いた――それこそ後数㎝顔を進めれば、鼻孔からユキナの理性と性感を侵し狂わせている粘液にキスをしてしまう位置。
一瞬離れてしまいそうになるが、

「あ……そ、そんな、ダメだよっ、息……強くしちゃ……っ」
「あ、あは……やっ、やだ、女の子みたいなこえ(ふぅ)だ、出しちゃっ、て、い、いじめ、ちゃうんだからぁ♥(ふー)」

見計らってあげられるシンジの抗議(?)の声にそのままの位置で悪戯っぽく息を吹きかけながら手でしごく動きを続けてしまう。
そうすることで濃い匂いをますます鼻孔に溜め、発情を深めさせられていく。 その現れは、皺の寄った布団を股間に抱え込み、綿まで染みるほどに濡らした生地に淫唇をこすりつけるように振り立てるお尻がはっきり示している。

266荒淫:2007/02/10(土) 09:48:34 ID:s6dmg./Q
(あはは、すごいや……意識してないからかな?すごくエッチな動きしてるよ……陸上部、だったかな?そのせいでスムーズだし。 開発したときが楽しみだよね♪)

そんな風に、拙い動きを意図せず乱れる様子で埋め合わせてシンジを楽しませながらどれだけ時間が経ったろうか。

「ほっ、ほ、ら(はっ)どう?きもち、いいっ♥?(ふぅっ)いい、なら、早く、びゅって……しちゃ、いなさいよ……ぉ♥
(早く、でないとあたしの方がどうにかなっちゃう……腕も、なんか、だるくなってきちゃったし……)」

徐々に巧みさを増していく様をゆっくり楽しんでいたシンジに、ユキナが射精を――行為の終わりを願ってしまう。
その原因は疲れと、それ以上に躰の奥深くで渦巻く脳までを狂わせる甘い疼きのためだった。

「で、でも……その」
「な、なによぉ……」
「いや、ごめん、やっぱり手だけじゃ……物足りないよ、ホントに……したい」

その言葉と同時に、訴える間も卑猥な踊りを止めていなかった尻をたしなめるようにポン、と手を置く。

「!でっ、でも(だって今日、危ないかも……そうよ、だから手だけで)その、もうコンドー、ムないし……」
「う、うん、だから……その、おかずあれば……違うと」
「?おか、ず?なに、なんで食べ物」

予想の範囲外の単語にきょとん、となったユキナを見てくすくすと笑うシンジ。

「違うよ、こう言うときはね……」

そう言うと、虚を突いてユキナの肩を押して布団に転がらせてしまう。 横向きに寝かせると、反論の間を与えずに片膝に手を掛け開かせて、無防備になった太股の間に頭を差し入れてしまうシンジ。

「ひ!?こっ、こら、待ちなさい……待って、何を!」
「何って、おかず。 男はこう言うときは、エッチな物を見ながらの方が興奮してイきやすくなるんだよ」
「だ、だからって!だ、ダメ。そこ、そこ見ちゃやだぁ!(すごく、エッチになってるのに……!恥ずかしくて死んじゃう!)」

たまらず羞恥に顔を覆ってしまう――たっぷりシンジの腺液の塗られた右手も合わせて。
当然その匂いでますます理性は崩され、追い打ちを掛けるように

「じゃあ、恥ずかしいのなんて判らなくしてあげるよ♥(ちゅう)」
「は!?ひ、ゃあ、ひっ♥♥なに、なにし(ちゅくっ)きひぃぃっ♥や、ら、らめ、らぇえ、それっ、それわかんない、わかんなくな(ちゅるっ)ひゃうぅっ♥♥あっ、あーーっ♥♥」

シンジにすっかり剥け上がって赤白い中身をむき出しにしてしまっているクリトリスを柔らかく吸い上げ始められ、叫び通り羞恥を消し飛ばす快楽にのけぞって悶えさせられ始めてしまう。
そうやってキスを敏感な蕾に注がれるたびに太股が頬を挟み、目を落とせば広がってこそ居ないが処女のスリットとはほど遠い、濃いピンクに充血した性器がひくひくとふるえるのをシンジは見ることができる。

(良いなあ、これ、まだ精液受けてないんだよね……すぐに僕ので埋め尽くしてあげるからね♪)

267荒淫:2007/02/10(土) 09:49:04 ID:s6dmg./Q
そこの淫らな美しさと、蹂躙の期待にシンジは笑みを深め、更に容赦無く陰核を責め立てる。
のけぞるユキナの声がきれぎれの絶息に変わるのに要したアクメは二十を越えるだろうか、一つの波が爆ぜて引く前に更に次へと繰り返し弾けさせて、まだまだ発展途上のヒップがカクカクとシンジの顔を追ってしゃくられるまでになってからやっと唇を離すと

「その、ユキナさん、刺激続けてよ……でないと、そんなエッチな声聞かされたら……僕、ホントに我慢できなくなっちゃうよ……」

快感で甘えた声で脅迫をする。

「はぁ……へ?あ、ぅ、でっ、でも、それ、それしな、ぃで、でないと、つづけられない……はぁっ♥」
「でも、気持ち良くしてくれてるならお返ししたいし……(ちろっ)」
「ひっ♥♥あ、そっ、そこ、なら、しても、大丈夫……かも♥(今の、なら、飛ばないで居られる……)」

ユキナの哀願を優しく、だが容赦無く切って捨てたシンジが舌を這わせたのは、ひくひくと震えてむき出しになった粘膜。
クリトリスへの鋭い刺激とは異なる、甘さの強い代わりに意識をとどめていられる愛撫にユキナはふぅ、と息をつくと、改めて手による愛撫を再開した。
むろんそれは、よりたちの悪い行為に切り替わっただけのことと経験のない彼女は知らない。

「あ、た、たしかに、さっきより熱く……ひっ♥なって、る、し、ぬるぬるも……こ、こんな、いっぱい……でて――くぅん♥
(お、おかしいよ、ダメ、さっきより激しく、無いのに……無いのに、頭もっとバカになっちゃう!また、さっきみたいにいじめて欲しくなっちゃうなんて……変だよぉ♥)」

意識を保ったまま、彼女の許容できるギリギリいっぱいの快感を舌先から送り込まれて、膣粘膜の開発を通じて脳の芯までを快楽とセックスの飢えに漬け込むための愛撫。
ぴちゃぴちゃと音が響くたび、舌先が膣口を拡張するようにほじるたびにびっしょり発情の汗に濡れた引き締まった足が揺れ、横抱きのがに股で抱きつかれた腰を卑猥にしゃくってしまう。
気付けばユキナの唇は先ほどよりも近く――それこそ身じろぎ一つでキスしてしまいそうなほどに鈴口に近づいてしまっている――同時に、不自然な体勢は手の動きを制限してしまい、そのことに気付いたユキナは何か罪悪感にかられてしまった。

(こ、これ、シンジは……こんな、いっぱいしてくれてるのに、あたししないなんて……なんか、不公平だし、そう、等価交換なの!)
「は……ぁぷ、はぁ♥(れるっ)」
「!?ユキナさん?ちょ……いきな……ああっ♥(おお、予想外♪もう少し焦らさないといけないと思ったけど……)」

そう理由をつけてしまえば、舌を伸ばしてそこを舐め上げることにためらいはない。
むしろ、そうやって初めて舌に感じる男の体液を心地よく感じながら、目を瞑り眉をひそめてのひと舐め、眉がゆるむ二度目、三度目では舌を大きく伸ばして――気付けば

「は、んむ(ちゅぷ)ふぉ……む、んぅ♥(ぴちゃ、ちゅるっ)は……ぁぷ♥(ちゅう、れろっ)」

亀頭を半ば咥えたまま、その粘液を舐めしゃぶるように舌を使うようになってしまっている。
それも舌だけを恥ずかしげに伸ばすと言った最初の方の物とは異なる、喘ぐ息に大きく開いた唇からはしたなく舌を突き出してべろべろと舐め上げる激しい物だ。

(あ、あたし……こんな、やらしくなっちゃってる、エッチな音立ててぺろぺろして……でも、止まらない、もっと欲しいの……♥)

自分の状況の卑猥さに羞恥が響くが、それはむしろ今の快楽に彩りを添えることにしかならず、だからユキナは自分からさらなる羞恥を求めてちゅばちゅばとわざと激しい音を立てて亀頭をしゃぶり咥えてしまう。
必死さに追い立てられて亀頭の高い雁に唇を引っかけられ引き延ばされ、酷く淫らな形に顔を歪まされているが

(あいにく見れないのが……まあ、今度本格的にフェラチオ教えるときにじっくり観察しよっかな♪)

268荒淫:2007/02/10(土) 09:50:19 ID:s6dmg./Q
見えないそれを想像するしかないシンジは次の雪辱を心に誓う。
一方でそんなことなど知らないユキナは、いよいよ必死に、妙な味のするぬめりを追うように咥えたまま舌を伸ばして結果として咥えたままの裏筋責めという中位テクニックを自己修得してしまっている。
追いかけているそれは、勿論シンジとミナトのセックスの名残なのだが

(これっ、これ変な味なのにドキドキして飲むともっと腰のあそこの奥熱くなってそれシンジに広げられると凄く気持ち良くてだからもっともっともっと♥)

いまや丁寧に膣口までを舌で広げ解され、奥深くの腺を目覚めされられてねっとりと濃い愛液を溢れさせるようになっているユキナには忌避の対象ではなく悦んで求める物であり、追いかけるように唇を伸ばしてしゃぶりつきながら、ペニス半ばにも届かない辺りで呑みきれなくなって顔を引き、また首を振る繰り返しになっている。
そのたびに吹き出す、意図して吹き出している魔の先走りはユキナの唇を、舌を、口腔を全てシンジの物とマーキングしてしまう。
当然、その液は嫌悪を忘れきってしゃぶり飲み込むことで全身にも周り――そうして、どれくらいの時間が過ぎたか、シンジの舌をきゅっきゅっと小刻みに締め付けて腰が震え、限界に達したと見て取れた瞬間に状況が次の段階に進む。

「っぱは♥っはー、はぁっ、はふ……ねっ、ねえ、シンジ……ま、まだ、その、したい?(ってこれじゃ私が誘うみたいでそうじゃなくて!)そ、その……口疲れ――っ♪そっ、そう口、疲れて、これ以上無理だから、その!」

全身の疼きと共にシンジの巧みすぎるクンニによって膣性感を開発されきってしまったユキナが、とうとう誘惑に――つい先ほど教えられた挿入での、セックスでの絶頂の飢えに――負けてしまったからだ。
それでもそのままおねだりするのは恥ずかしいのか、理由を付けて迂回して目的を果たそうとするが、勿論それはシンジにはお見通しで。

「でっ、でも……うぅっ♥ゆ、ユキナさん、今ゴム無いって……そ、それなのにしたら、全部、精液全部ユキナさんのあそこ注いじゃうよっ」
「っ!あ、ぁ♥?(どぷんっ)そっ、そうっ、だけどでもっ、このままっ、じゃ、あ、あ♥シンジっ、つらいでしょだからっ、しかたないの、してあげるんだからいいのっ!」
(しちゃうよ、今度はさっきでもあんな凄く気持ち良かったのに直に触ってそうきっとホントのセックスしちゃうのそれで奥でイってるときにどぱってなったらどうにかなってどうなっているかもわかんなくなっちゃう♥♥)

シンジは意地悪く、ユキナが忌避した理由を改めて持ち出して、それを仕方なくと言う言葉と、内心での自覚の二つで自分から否定させてしまう。
セックスの快楽を教えられ、キスでたっぷり心を解され、交互クンニで逞しい牡への期待と媚薬唾液による膣肉の疼きを呼び覚まされてしまって。
今のユキナにはその未来図はどうしようもないほど魅力的で魂を解かしてしまうような魅力に満ちており、それを示した躰が真っ先に答えを返してしまう――すっかりむき出しにされたピンクの膣口から、濁った愛液、本気汁――が飛沫くようにあふれ出してシンジの鼻先に滴を飛ばした。

「じ、じゃあ、するよ……」
「いっ、いいわよ……そのっ、仕方なくなんだから……わ、私からは動かないからね?」
「そ、それじゃあユキナさんのあそこをオナニーの道具に使うみたいじゃないか……「!ぁ、そ、そうねやっぱ」で、でもごめん、もう限界だよ!」

そして、むしろせわしないとも言える動きでユキナが転がって仰向けに許しを与えるのと、それに合わせて向きの入れかわったシンジが責めの言葉を放ち、それを認識させた上で挿入するのはほぼ同時。
自分の躰が自慰の玩具に使われる、そんな卑猥なイメージは強いショックと、それと同じくらいの異常な興奮を呼んで、狭まった膣肉がシンジの魁偉な肉に押し広げられる快感をより強く受けてしまう。
しかもシンジの責めはなおとどまることを知らない。

269荒淫:2007/02/10(土) 09:51:00 ID:s6dmg./Q
「ぅあ、あ、凄い、出るっ、出るよ――お♥」
「んひぃっ♥?あ、や、あ゛♥や、ビューって、出てる、なかっ、奥でてるそんな、ひどい私のあそこっ、玩具にして、イく、なんてぇ……ひ♥あ、まだ、ビュッてへぇ♥♥」
(やだこんな、わかんないはずなのに解っちゃう、中でビューって、せーしびゅーってされるのすごいきもちいいダメあとすこしだけどこれ入れたばかりでだからでイったときこれ重ねたら私絶対中毒しちゃう♥無しで生きていけなくなっちゃうよぉ♥♥)

(お、実はこれ結構なキーワードだった?……ははあ、女としてのコンプレックスの裏返しで、そう言う現状、女として劣等だって言うのにも刺激受けるんだ♪)

意図して射精を行い、貯め込んだ精液――唾液の比ではない強烈な媚薬変性済みの――をたっぷり思い知らせる形で注ぎ込んだのだ。
これだけ肌を触れ合わせ、心の境界を密着させていればそんなユキナの情動は文字通り手に取るように理解できて、射精するたびにきつく、まだまだきつく締め付けることしかできない膣肉の動きを楽しみつつさらなるとどめの計画を一瞬で立てる――とはいえ、壊すのではないのは彼なりの優しさと言うべきだろうか。
射精を止め、只でさえイききれないところに媚薬精液を注ぎ込まれておかしくなりかけの、オナホール扱いを自分で導いてしまったショックに震えるユキナに優しく囁いたのだ
「じゃあ、しっかり愛し合うセックスしよう」
と。

効果は劇的だった。
目を見開いて文字通り鼻の先のシンジの目を見つめたユキナは、促しもしないのにシンジが腰を引いて未だ僅かも萎えないペニスを引くと縋るように首に腕を絡みつかせて抱きしめ、突きこまれると唇から言葉を垂れ流しにし始める――愛の言葉を。

「あ、シンジっ、しんじぃ♥これっ、すごいよ、シンジのあれ、お、おちんちんっ♥すごくおくそうそこおっ好きっ、すきなのシンジこれ好きぃっ♥♥」

く、くっと押し込む動きに膣奥のポルチオ性感を開発され始める、その悦びを好きと訴え

「はひぃっ♥そ、れ、そこもすごくてダメ、よすぎてすきになるからだめぇっ♥♥や、あ゛、あっ、あっ♥そ、そこばっかりばかっ、シンジすきっ、すきいぃっ♥♥」

たっぷりクンニで覚えさせたGスポを雁で耕し掘り起こされるたびに想いに満ちた言葉でなじり続け

「あ、それっ、おくぐりってこねるの好きぃ♥それもっ、ずぽずぽもすき、ぜんぶ好きシンジぜんぶすき、だいすきいぃっ♥♥も、好きになりすぎてこわいからっ、あれ、あれして終わって、ビューって、射精――しっ、しゃせいそうしゃせいしてユキナのあそこびゅーびゅーしてイかせてえぇっっ♥♥」

直にふれ合い絡み合う肉からの快楽を涎を垂れ流しに訴え、あまりの快楽に終わりを願い――それによって自分の言葉で盛ってオーガズムへと駆け昇ってしまう。
そんな叫びに応えないほど薄情ではないシンジは、彼女の絶頂を見極めてその頂点で射精の弁を開いた。

「イくよっ、ユキナさ――んんぅッ♥」
「ひっ、あ゛♥あー、あ゛ーーっっ♥♥お♥すご、イ、くイくうっ♥あ、まだ、まだこれやっぱりすきこれせーししゃせいだいすきぃ、ひいぃっ♥♥とけちゃうあそこおくとけるのきもひよすぎてとへ、ひゃああぅぅっ♥♥」

完全にユキナのオルガと同調して浴びせられる精液は、彼女の年齢としては味わってはならないほど深く濃い絶頂を味わわせてしまう。
投げ出されたなめらかな、汗と淫液で濡れた足が本能と快楽でぴんと突っ張りその結合部をより深く繋げあい、生まれて初めて膣奥で味わわされる精液を更に求めて。
シンジの射精の脈打ちが7度弾けるまでの間、延々とどぎついピンクのオーガズムに彼女を曝し続けた。

「ぁ、はっ、はぁっ♥はひ……んぅ?あ♥んふ、むふぅ♥(ちゅぷ、ぬちゅっ)んー、んっ、ふむぅ、んーっ♥(ちゅくちゅっ、ぬりゅっ、くにるっ)」
(ああ凄い射精されてイくのってやっぱり凄い好き大好き気持ちいいのキスもこんな溶けちゃうみたいで駄目覚えちゃったホントにこれ無しじゃダメになっちゃうよ♥)

仕上げとばかりに、ユキナが何かを求めるように唇を揺らせばシンジはそのまま深いキスへと移行する。
そうして、後戯のキスの味までしっかり覚えさせ――それで居てなおシンジは終わらない、まだシンジの計画は終了していない。

270荒淫:2007/02/10(土) 09:51:36 ID:s6dmg./Q
「――ぷは。ユキナさん……」
「あ♥な、にシンジぃ♥もう少しこのま「いや、その……まだ続けたいんだ」え?――っひいいぃぃっっ♥?」

蜜のしみ出しそうな甘い声で言葉を返しかけたユキナの台詞は、シンジがまた腰を引くことで全く勃起が衰えていないことと、イったばかりの膣肉を張り出した雁で擦り上げられる強すぎる快楽で甲高く跳ねた。
めくれ爆ぜそうな感触に怯えて必死に息んで抜ける物を食い締め、たっぷり亀頭を柔らかな肉で咀嚼させられてから改めてゆるゆると押し込まれるのに、背筋の溶けそうな快感と共に戦慄を覚えたユキナは叫んでしまう

「やっ、それっ、まただめっ!や、このままじゃ死んじゃう♥!」
「じ、じゃあ、早く終わらせられるように、協力してよ」
「するっ、何でもするからまたするのはっ、またあんなすご――ンぐぅっ♥くっ、それ、このおくのまたずぽずぽひちゃらえぇっ♥♥こわいのっ、こわれるわたひこわれひゃうからだめへえぇっっ♥」
「じゃあ、まず足も僕の腰に絡めて――」
(あはは、快感に怯えるなんて可愛いよ、じゃあもっと可愛くなれるようにもっと気持ちいいセックスのやり方教えてあげるからね♪)

イききったばかりでまたさらなる高みに追い込まれる、それに期待を覚え馴染んでしまいそうな自分に恐怖したユキナにシンジは取引を持ちかけた。
その取引に応じるしかないユキナに悪辣にもシンジはさらなる快楽のためのセックスを教え込んでいく。

「や、あ゛、あっ♥!ふか、いこれつながっちゃうさっきよりもっとおくっおぐぅ、ひ♥イくッ、イくのにまだイってるのにダメおくだめもっとよくなるだめへええぇぇっっ♥♥」

ユキナは三度目の射精までで腰にしっかり足を絡めて、深く繋がりあうことでポルチオでさらに深くイくことを覚え込まされ、その見返りに子宮口に射精をされて浴びせられる奔流のようなオルガを与えられた。
怯えたはずの二度目のそれより更に強いオーガズムを味わわされたことに対しての抗議はキスで中断させられ、すっかりしなだれてしまった媚精液まみれの子宮口にも同様にキスを与えられて蕩かされ、次のセックスに同意させられた。

「お、お゛っ♥!これっ、あ、イくッ、のにもっとイくッ、自分でイっちゃうこしとまらないイくまたイくっ♥!っひいぃっ♥ダメこれすごいまたイけるイけひゃううぅぅっっ♥♥!」

四度目の射精までで教えられたのはイきっぱなしと感じていた状態を、自分から腰を振り立てポルチオを、Gスポをこすりつけてアクメの波を作ることで立て続けのオルガに変え、それによってシンジの絶頂にタイミングを合わせること。 
ご褒美にとわざと引いてなされた射精で膣をザーメンで満たし、それを時間を掛けて捏ねてひだの隙間全てにねっとりと塗りこまれることを繰り返し言葉で宣言され、卑猥さに意識だけでユキナは何度もアクメを貪り続けた。
尽きたはずの体力はシンジとキスをしている内に戻り、脱力して舌を弄ばれるだけだったのがみずから絡めだし吸い立てはじめて気付かれ、許可もないままセックスの再開をされ、それに自分から悦んで合わせた。

「や、あ゛、あ♥これえっ、つながっちゃうクリも乳首もおくおまんこ奥とつながってるくりってするとイくのすごくイくのおぉっ♥♥っあ♥おっきくびくってイくのだすのねっ、せいえきだして、そう一緒にイけるあわせられるいつでもビュッてされたらイくから――あ゛ーーーっっ♥♥あ、愛してるのっ、そうこれ――ううんシンジっ、シンジあいしてるからもっとビューって――えへえぇっっ♥あ゛、も、くるう狂っちゃうすきあいしてるからいいからもっとこわしてえぇっっ♥♥」

最後にはしている間もユキナ自身でも快感を追うさらなる手だてとして乳首を、クリトリスを自分の指で扱かされた。
今までの自慰が児戯だと思わされる巧みな方法を教えられ、開花させられた膣感覚に負けない生まれついてのクリトリスっ娘でもあることを思い知らされたユキナは最後まで指を離さなかった。
五度目だというのにシンジの射精はそれまでよりもずっと多く、子宮口に密着して直接注ぐという宣言に繰り返し愛してると叫び立てオーガズムに意識が飛ぶたび次の射精で起こされ愛を誓わされた――自分から歓喜と共に誓った。
錯覚かとも思える子宮が膨らまされていくような感覚が、膣の絶頂と子宮口のオルガ、扱く指の止まらないクリトリスからのアクメと混じり合うと、ユキナの精神はシンジの「力」のアシストが無くなったこともあって濁流のようなオーガズムに呑まれそのまま眠りに堕ちてしまった。

271荒淫:2007/02/10(土) 09:52:10 ID:s6dmg./Q



「ふう……」

そしてシンジであるが、義姉妹二人を一晩で頂くのはさすがにそれなりに負担になる様だ――まあ無理もない、だまし取ったとはいえ神にふさわしいその力は移動事故で大半が散逸してしまっているのだから。
それでも真っ先に回復した力をこうして美女美少女を籠絡するのに使う辺りがいかにも新米中学生神様、と言うべきか――どれだけを赤い世界で過ごしてきたかはともかく。

「まあ、うまくいったかな……けどさすがに疲れた……ぁふ、まあ、細工は粒々仕上げをご覧じろ――明日まででどのくら…なる、か―ぁ」

そして、シンジはユキナと繋がったまま、身繕いすら放り出して覆い被さるように眠りに入った。
それでも眠りのギリギリの所で布団を引き上げ、ユキナの手足が飛び出ないようにと気遣いつつの動きは、かろうじてかつてのシンジの優しさが、どうにか良い形で残っているのだと見ることも出来たかも知れない――いささか牽強付会が過ぎるかも知れないとしても。
少なくとも、ユキナの髪に鼻先を埋めるようにして眠りこけるその顔だけを見るならば、そう信じることは割合容易かったかも知れなかった。

272引き気味:2007/05/20(日) 19:15:57 ID:mzUUf156
書いてはいるんだよさ。でもぶつ切りで、そして冗長病だ ('A`)
とりあえず繋がってるとこだけ投下して、自分を追い詰めてみようか。

273引き気味:2007/05/20(日) 19:18:19 ID:mzUUf156
明かりの消えた部屋で息をひそめて過ごしていると、次第に夜の静けさ、それ自体が存在感を増してくる。
重苦しく、のし掛かってくるかに思えてくる。
本来あるべき、不自然なところのない寝息というものを演じることが出来ない。その言い訳のようにすっぽり被っている毛布が、少しずつ息苦しく感じられてきているのと同じように。
――息詰りに、大きく喘ぎたい衝動に駆られるルリを押しとどめたのは、そろりと動き出した二人の気配だった。

「……眠っちゃった、かな?」
「どうだろう」

20歳を過ぎた立派な大人の女性のものなのに妙に無邪気さの漂う声と、応じる青年の、憚りながら窺う口調。
誰を指して囁きあっているいるのかは考えるまでもない。
このささやかなアパートの一室、天河アキト邸。四畳半一間で並んで川の字に床についているのは、アキトと恋人の御統ユリカ、そしてユリカの義妹である星野ルリ自身だけ。
二人が息をひそめて窺うのなら、眠っていて欲しいのは自分以外にないのだ。
しかし邪険にされていると拗ねるのは筋違いだろう。
なにしろ二人は同棲に突入して間もない恋人同士で、今は月も恥じらう真夜中。将来を誓った男女が熱い一時を過ごそうとしていても当たり前だ。

(……お邪魔なのは、わたしですね)

申し訳ないと思う。
自分がここにいなければ、もっと気兼ねなく愛しあえただろうに。
衣擦れの音に続いて、徐々に大胆に変わっていく大人たちの交歓の息遣いを背中に聞きながら。布団の中の14歳の少女は、せめてこれ以上の邪魔にはなるまいと、息をひそめ続けていた――。

◆ ◆ ◆

「……つまり、アキトさんとユリカさんがシてるの、あんた特等席で覗いてたってワケね」
「そ、そんなことまで言ってません! それってとんでもない邪推です!」
「まぁ〜た、また〜。照れない照れない。お見通し、お見通しぃ」

パフェをバクバクと口にすくう手を休めずに、『誤魔化そうたって無駄よ、ムダ』ととぼけた声を出すのは、ルリの友人の白鳥ユキナだった。

「いい歳したオトコとオンナで夜中にイチャイチャしだしたって言ったら、他に考えられないんだから」

274引き気味:2007/05/20(日) 19:20:01 ID:mzUUf156
「…………」
「そりゃあ、寝不足にもなるわよねー。憧れのアキトさんの……ぐふふ、ハダカとかアレとか――かぁ」

慎みに欠けるニヤけ方をしつつ、いったい何を思い浮かべているのか。
想像するより生々しく思い出しそうになってしまって、咄嗟にルリは、熱を帯びた顔を俯けねばならなかった。

「も、やぁ〜だ♪ ルリったらやらしー子なんだから。このっ、このぉ〜♪」

いかにも美味しそうに食べるのと、いかにも面白そうにニヤけてルリを突っつくので、なんというか忙しない。
そして、口ぶりと同じで馴れ馴れしいくらいのその距離の取り方には、遠慮というものが無かった。
私服のルリに対し中学の制服のままで、似たような年頃の少女達も多い甘味処の中を気にすることもなく、実に際どい話題を平然と口にする。曖昧に聞いて欲しかった話を、突っ込んで訊ねてくる。
この付近では見かけない学校の制服なものだからか、気にした様子の目を向けてくる娘達もいるのに……。

――ルリには、人形のように整った顔立ちに、あまり世間では見かけない金の色をした瞳、ツインテールで束ねた銀の美しい髪という自分の容姿こそが目を惹いているという意識は無かった。
いかにも溌剌とした女子中学生であるユキナも充分可愛らしい少女だが、ルリの場合はあまり感情が顔に出ないこともあって、幻想的な印象を人に抱かせる。
お嬢様育ちの義姉に着せられている服も安物ではなく、ルリの容貌を引き立てるに充分なものだ。
仲間内ではとにかくクールな美少女として鳴らすルリは、けれども内心、気恥ずかしさに身悶えせんばかりになっていた。

(『ハダカ』とか『アレ』とか、大声で連呼するのは勘弁して……)

迂闊に話してしまったのは自分のミスだが、事は保護者たちの極めてプライベートな問題である。強引にでも話題を打ち切るべきではなかろうか?
ルリは、自分の目の前に置かれた大振りのパフェグラスをじっと上目に見詰めながら、まだあまり手も付けていない中身よりも別の問題に頭を悩ませなければならなかった。

特殊な生い立ちから同年代の友人を殆ど持たないルリにとって、彼女は他に比較の対象の無い付き合いだ。
不愉快だからと席を立ってしまうのが良いのか。しかしあまり強硬な態度に出てしまっては、今後の関係が気まずくなりはしないだろうか……。

ルリのパフェは、ろくに食べない内に溶けてしまうのかもしれない。
カラフルなクリームを満たしたガラスの表面を、冷えた水滴が伝い落ちていっていた。

◆ ◆ ◆

ルリとユキナ、アキトとユリカ、そして仲間たちは、半年ほど前まで同じ長屋で共に暮らしていた。

275引き気味:2007/05/20(日) 19:20:24 ID:mzUUf156
元々はナデシコという名前の航宙艦に乗っていたクルー仲間で、ルリは当時、11歳にして艦のシステムを一手に預かるメインオペレーターを務めていたものだ。
御統ユリカは、うら若いながらも天才的な指揮をみせる美人艦長を。
天河アキトはコック見習いとして乗り込み、幼馴染だったユリカと再会。そしてルリとも出会い、今はラーメン屋台を引きながらなし崩し的に形成された三人の一家の主となっている。
航海が終った後もナデシコのクルーは一つの長屋で賑やかに過ごし続け、都合、皆とは2年ばかり顔を付き合わせていたことになるだろうか。
その長屋が解体されてからは、ユキナは姉代わりの遙ミナトと共にオオイソシティに移り住んでいた。

とは言っても、なにかと理由を付けて集まりたがっているのがこの仲間たちだった。
最近は、急速に進展している天河アキトと御統ユリカの仲――ユリカは父親との大喧嘩の末、御統家に引き取られていたルリまで連れてアキトのアパートに転がり込んでいる――を面白がってか、四畳半の狭い部屋や屋台がていの良いたまり場状態だ。
ルリとしても、あまり離ればなれになって暮らすようになったという実感はない。
今日も何事か用事があるからと出かけてきたユキナに呼び出され、甘いものでもと入った店で開口一番あっさり体調不良を見破られてしまい、そのまま言いたくなかった理由を言葉巧みに聞き出されてしまったのだ。

「そっかぁ。そゆこと興味ありません〜なんてクールな顔してても、あんたも年頃だもんねー。うんうん、覗いてても仕方ないない♪ 無罪、無罪〜♪」
「……知りません」

ぷいっと顔を背け、いよいよ膨れてしまったルリに、ユキナは一応は謝罪らしきものを口にして、それからを続けた。

「にしても、ちょっと意外ー」
「……何がですか?」
「ユリカさんは――ちょっとズレてるけど見た目通り本物のお嬢様だし、アキトさんは妙に真面目っていうか、ときどき堅苦しいこと言ったりする性格でしょ?」

特に、男女関係ではやたら艦内でモテていたわりに煮え切らない、奥手の性質だったじゃないと。
その指摘にはルリも同意するところだ。
脳裏に浮かぶのは、艦内で一時アキトが交際していたという通信士の少女だったり、これまた煮え切らないアタックを繰り広げていた男勝りの艦載機パイロットや、キャリア志向の副操舵手だったり。
振り返ってみれば、彼にとっては選り取り見取りの状況であったように思える。ナデシコ時代というものは。
しかし、言い寄る女性達からはいちいち顔を真っ赤にして逃げ回っていた上、ユリカとキス一つ交わして落ち着くところに落ち着くまでにも随分な大騒ぎを必要としていたのだ。

「それが、あんたも居るのに随分熱いのねってゆーか。二人ともいい歳した大人なんだから、ホテルに行けば良いのに。我慢できないくらいハマっちゃってるわけかぁ」

276引き気味:2007/05/20(日) 19:20:56 ID:mzUUf156
「……私、寝てるふりしてますから」
「え〜? そこに寝てる時点で遠慮しちゃうでしょ、普通? 一つ屋根どころか同じ部屋じゃない――っていうか、ルリの狸寝入りに気付いてない時点で二人ともがっつき過ぎぃ」

『ひょっとして毎晩?』と、ユキナの無駄に輝く瞳がルリに向けられる。
その質問にはっきり答えるのは、ルリには出来なかった。頬の火照りを自覚する。

「ほんとに寝ちゃってる夜もありますし。……ネルガルの本社にアルバイトに行ったまま、そのまま私、泊まってくる日だってあるんですよ?」
「へへぇ〜?」

片手のスプーンを振り振り、珍しくしどろもどろの様子のルリをニヤニヤとひとしきり楽しんでから。
ユキナはまた『それにしても』と、もっともらしい顔で唸ってみせた。

「ユリカさんなんて、下手するとあの歳でまだ赤ちゃんはキャベツ畑で摘んでくるものだとか信じてそうだったのに」

ユキナの勝手な感慨が、つい最近までは事実だったことをルリは知っていた。
それが日を置かず、戸籍上でもほんの14歳と幼い同居人が隣に寝ていても――気には一応しつつ、セックスに夢中になっているのだ。
考えてみると、これはちょっと異常なスピードの『進展』、ではなかろうか。

「……まぁ、覚えはじめが一番楽しいもんね。やっぱ、あの二人でも溺れちゃうもんかぁ……」

その台詞に、聞きかじりにしては随分と実感が篭もっているように思えたから、ルリは軽い仕返しのつもりで投げかけたのだ。

「そういえば、ユキナさんも一つ屋根の下で寝起きしてるんでしたよね?」
「――へっ?」

きょとんと返したユキナは、一瞬の後にきゅーっと湯気を立てそうな勢いで真っ赤に変わっていた。

「な、ななな、な……! なにを言ってんのよ、ルリ。わたっ、私とシンジがそんな――へ、ヘンなことするなんて、あり得ないじゃない。そう、あり得ないのよ。ミナトさんだって居るんだから!」

……あれ、おや? ほんの軽口のつもりだったのに、随分意識してるんですね、ユキナさん。
予想以上の慌てぶりに、ひょっとして本当に冗談ごとじゃなかったのかなと、ルリの目付きが疑わしく変わる。
じとと眺められ、増して焦りだすユキナの態度はどうにも疑わしい。

277引き気味:2007/11/18(日) 22:07:55 ID:CbV563p6
折良くと言うべきか、

「や、お待たせ、ユキナさん」

女の子だらけの店内をまるで物怖じする様子もなく通り抜けてきて、二人のテーブルに近付いた少年の声が、ユキナの慌てぶりにとどめを刺していた。
軽く手を上げて、いかにもガールフレンドとの待ち合わせにといった雰囲気。遅れて現れた彼はしかし、そんな少年少女同士の初々しい空気と同時に、ステディな女の尻に幸せそうに敷かれる、腑抜け男の風情をも持ち込んできていた。

「……それ、ユキナさんの荷物、ですか?」

にこやかなまま、少し困ったように彼は頷く。
両の肘にこれでもかとぶら下げた色とりどりの紙袋は実にお洒落なデザインだった。女物の洋服か何かを売る店のものだと一目で分かる。
それで足りずにまだ、抱え込んで積み上げた紙箱の山。これもまたどれもカラフルな包装だ。
にぎやかに人目を引くルリたちを、それとなく窺っていた周りの少女達が、一様に羨ましそうな顔をした。
憧れるのだろう。
誰がどう見ても彼は、スプーンを片手に真っ赤になってしまっているユキナのボーイフレンドで、そして優しい顔立ちは造形も悪くない。典型的な荷物持ちスタイルで現れた姿を見れば、いかにも甘やかしてくれそうな『理想的彼氏』に映ったことだろう。
良いわねぇ、とあちこちで漏らされた溜息に、いよいよユキナは狼狽を濃くしていた。

「……用事って、碇さんとデートだったんですか」
「で、ででっ、でーと、って。ち、違うわよ! 違うんだからね!? そこんとこ、勘違いするのは無し、無しーっ」

往生際悪く否定を口走りながらも、きゅーっと真っ赤になったユキナの態度だ。
はあ、と白けた頷きを適当に返しながら、ルリは受け答えとは余所へ思いを巡らせた。
どう見てもユキナが買わせたものとしか思えない荷物だが、それならば彼は自分たちが待ち合わせてパフェを摘んでいる間、あの量を抱えたまま一人で放っぽり出されていたのだろうか。
お待たせと言っていたのだから、或いはまた別の用事でも言いつけられて?
お人好しにもほどがある。
もう一度ルリは彼の、『碇シンジ』と紹介されていた少年の顔を眺めた。
少しばかり、あまり面識のない相手に向けるには不躾な――呆れた目つきになっていたかもしれないのは、仕方がないと思う。

それはそれとしても。
黒髪、黒の瞳。ユキナと同じくらいの背丈。
照れのあまりらしく火照りきった顔でガーッと食ってかかるユキナの相手をするのは、ルリの保護者をしているラーメン屋台の店主もしょっちゅう浮かべているような、はっきりしない笑顔だ。

278引き気味:2007/11/18(日) 22:08:59 ID:CbV563p6
ユリカにいつまで経っても報われない恋をしているナデシコの元副長も、そういえば似たようなものだったような。
軟弱者のするその場しのぎの顔だと、男勝りで鳴らす昴リョーコなどは口にしていたものだったか。
でも、そう言った彼女だってアキトに惚れていたのだから、口にしたような欠点とは違う評価がされるべきものなのだろう。
つまりこれは、ユキナが興味を持ったらしい異性すべての共通点ということにもなる。

「……どうかした? 星野さん」

まじまじと見詰めてしまったルリに気付いた彼が、こちらを向いた。
片方で器用にユキナをあしらいつつ、抱え込みすぎの紙箱を一つとして落とすこともなく。黒い瞳がルリをまっすぐに見詰め返す。

どういう経緯かは知らないが、ユキナの保護者をしている遙ミナトが下宿をさせると決めたという彼は、ルリたちの屋台にも暫く前に紹介を兼ねて連れられて来ていた。
『にんにくラーメン、チャーシュー抜き』などと滅多に聞かない注文を出して、ユリカに顔に似合わない通好みしてるのね、なんて言われていたろうか。
たしか、新しい弟を披露するみたいににこにとしていたミナトとは対照的に、ユキナは不機嫌そうに顔をしかめていて、始終つっけんどんとしていた覚えがある。
そのせいか終いにはミナトまでぎちなく、口数が少なくなっていった。
アキトたちは困ったように『今夜はまた一段と寒いですねぇ』と当たり障りのない話題を繰り返したり、顔を赤くする程ふぅふぅと、意固地になったかの勢いでラーメンを吹き冷ましているユキナを『熱すぎるかな?』と気遣ってみせることで、なんとか間を持たせようとしたものだ。
あの晩のユキナは本当におかしかったけれど、つまり、お気に入り出来たてのボーイフレンドを他の人間に引き合わせるのが面白くなかったというわけだろうか。
話には聞く、子供じみた独占欲、というやつだったのかもしれない。
そう思い返すと、さっきの狼狽するユキナといい、ひどく納得がいく考えのように思えた。

同年代の男の子というもの自体、ルリには新鮮だったが、それを思春期の少女と一緒に住まわせる非常識に思い当たる程度には、ルリだって世間並の考え方を把握している。
ましてミナトは、ズレた人間の多すぎたナデシコの乗員の中では数少ない、常識派だった筈だ。
そんなミナトに、無害だと判断されたというわけだろうか。彼は。
その割りに、その割りにユキナが少年に向ける視線ときたら――。

「いえ、なんでもありません。お邪魔みたいですし、わたし、もう行きますね」

ご馳走様と言い残し。伝票はそのままにしてルリはさっさと店を後にした。
ユキナが何か焦ったように喚いていたような気もするが、それも多分、犬も食わないというやつなのだろう。
勘弁して、と言いたいところだ。

279引き気味:2007/11/18(日) 22:09:44 ID:CbV563p6
「……ほんと、ご馳走様」

外に出るとすぐ、ルリはコートの襟に首を埋めるようにした。
冬本番の冷たい風が、頬に残るぬくみを奪い去っていこうかという勢いである。
そういえば、別れ際に彼も暖かくしていくように言っていた気がする。気が回るというか、如才ないというか。或いは、あれで女の子の扱いには慣れているのだろうか。

(わがままに付き合わされるのには、慣れているみたいでしたけど)

残していったあの伝票も多分、彼が押しつけられるのだろう。容易く想像できた。
そういった役回りが、ひどく似合うように感じる。
おそらくそれは、ユキナの隣りに立つ姿、押しの強そうなところのまるでない柔和さが、ルリの少ない人間関係の中から近いキャラクターを連想させてのことだ。
それは酷く失礼なことだろうとも思う。両方にとって。
けれども、私を構えとばかりにあれこれ騒がしいユキナの横でさして困った顔を見せることなく、支払いから荷物の手配から手際よく済ませてしまう彼というものも、自然に思い浮かぶイメージだった。
あのユキナをあやしながら、ルリにも気遣いを向けてみせたどこか余裕のある態度。気弱そうな見かけとは、実のところは違うのかもしれない。
人当たりの良さも、あの気弱な副長に似てというより――実は大関スケコマシ会長を連想するのが正しい、なんてことはさすがに無いだろうけれども。

埒もない想像にふふと口元を緩めて、家路を急ぐルリの足取りは軽かった。
やはりというか、気心の知れたナデシコの仲間と過ごすのは良いものだ。顔を真っ赤にして狼狽えるユキナなんていう、珍しいものも拝ませてもらえたし。
相談じみた告白までさせられたにしては、このところの寝不足という問題解決にはさっぱり繋がらなかったが、しかしと。
情動があまり表に出てこない性質であるルリは、傍目にはそうと見えずとも上機嫌だったのだ。
そのまま家族の待つアパートに着いていれば、ああ今日は良い一日だった、で終っただろう。
しかし結果から言えば、後になってルリがこの日を振り返ってしまったとき、この心地よい甘味処での一時は主役たりえぬ存在感となって、長く片隅に追いやられるものでしかなかった。
代わりに、呪わしくこの日の記憶を塗り潰したのはこの後の電車の中での事件。
ルリはこの日、異様な目にあった。
ただ忌むべきというだけでは表すことの出来ない、痴漢に遭ったのだった。

280引き気味:2007/11/18(日) 22:10:23 ID:CbV563p6
エロの無い文章を書くのがこんなにきついだなんて ('A`)

281引き気味:2007/11/18(日) 22:12:19 ID:CbV563p6
……あ、最後の一行は、

ただ忌むべきというだけでは表すことの出来ない、異常な痴漢に遭ったのだった。

の方が良いかな。

282引き気味:2007/11/23(金) 11:14:31 ID:cWFsDS5I
ルリ視点で書いてると、どの辺がエヴァなのかさっぱりですよさ。
……ところで、もう今年の春の話になりますが、このままルリに対するシンジの無駄にスーパーな能力での怪奇痴漢シーン、書き進めちゃって良かったんでしたっけ?

283荒淫:2007/11/24(土) 11:26:19 ID:Pog4JZqg
問題ない、やりたまえ……と言う台詞も一寸懐かしいですが。
大いに結構ですし、なにも痴漢シーンが一度だけとも限りません
――というかぶっちゃけ嫌悪がどこかに蕩けてしまって理性では否定を繰り返しているけど、毎回同じ時刻同じ電車の同じ場所にいるルリ、なんて言うのもあるわけでして。
その辺りのあふんあふんになってしまってる辺りのを書くのが楽しい感じなのですはい(笑)

284引き気味:2007/11/24(土) 11:37:58 ID:wkyFGT2M
おけ、把握(w

285引き気味:2007/12/15(土) 10:33:17 ID:nRMpgclU
タタン、タタンと。電車がレールの継ぎ目を踏む度の、単調なリズム。
車内は過ごしやすく暖房が効いている。ユリカが念入りに着せてくれた厚着では、ぬくい毛布にくるまっているのかと思うほどポカポカとしてきて――。
そして、ラッシュアワーからずれたこの時間。車内はガラガラとまではいかないにしても充分に空いていた。
二人がけのシートが向かい合った都合四人分のボックス席を、うとうととするルリが一人で使えるほどに。
アキトが借りているアパートへの駅に近付けば、どうせ設定しておいた携帯端末が知らせてくれる。ルリは安心して眠りこけていた。
こっくり、こっくりと船をこぐ少女の姿は愛らしく、シートに挟まれた通路をたまに過ぎる乗客も目に留めては微笑ましそうに笑い、そして静かに自分の席を見付けるか、目当ての駅へ降りていった。

そうして平和にまどろんでいたルリは、最初は軽くみじろぎしただけだった。
シートの座り具合が悪い、そうむずがるように。
しかし次に、ルリはぎょっと目を見開いていた。

(な、何……!?)

お尻を、まるで誰かの手が撫でさすっているかのような、この感触は何だ。
意識は一気に覚醒していた。
と同時に、事の異常さに逆にまだ夢を見ているのかと自分を疑う。
感覚を信じればまさに今、さすり、さすりと、下着一枚のすぐ上からいやらしく触ってきているものがあった。感触からは、人の手のひらのかたちをしていると――そこまでさえ分かった。
分かるほどはっきりとした、しかしその感触は、

(あり得ない!)

まさかっ、と動揺してしまうのは、ルリが今その可愛らしいお尻の下敷きにしているものは、ただの年期の入ったシートに過ぎなかった筈だからだ。
飛び退くように腰を浮かし、確かめる。
らしくもなく愕然とした目が何度見直しても、そこは背もたれと同じ緑色をしたクッションなだけ。
今日まで幾度となく使わせて貰ってきたのと同じ、何の変哲もない電車据え付けの乗客席だ。誰かが潜んで手を伸してきたような穴も開いてやしない。
そもそも、中に潜めるようなスペースが無い。
カツン、とシートの脚を蹴ってもみた。
靴の先では、うすっぺらい金属板が軽くたわんだのみ。人の力でずらしたり隙間を作れるたりするとは思えない、重い内側が詰まっていて、しっかりと床に固定されている。
他には何も無い。
ルリのお尻に、痴漢を働くような代物は、何も。

286引き気味:2007/12/15(土) 10:33:44 ID:nRMpgclU
(ゆ、夢を見た……? なんで、そんな夢を……)

ドキドキと、早鐘打つ胸の驚きは収まっていない。けれども、天才少女の理性は錯覚でしか無かったのだろうと言い聞かせていたから。
ルリは自分を落ち着かせようと務めながら、また恐る恐るシートに腰を下ろし直した。
さすがに一人分横に位置をずらそうとして、念のために向かい側に移って、

「――ッ!!」

そんな!?
もうルリは疑うどころではなかった。
また触られたのだ。
なにかが、居る。確かに居る。
明確に悪意を示して、ルリの尻を撫で回してきた。

「…………」

飛び上がり、じりじりとルリは動いた。
強ばった表情の裏では、透明人間か何かなのか――壁や椅子を通り抜けてしまうのは、透明人間じゃなくて幽霊? などと平静を取り戻せない頭の回転が、暴走気味に空回っていたが。ともかく、この場を急いで離れてしまうことだ。
ルリが普段信奉する論理的思考は、この異常な事態にこれだという解を見出すことが出来ないでいる。
その代わりに、理解できないものを盲目的に恐れる本能がただ命じた、それがこの時は一番正しいように思えた。
逃げるのだ。
正体も見抜けず、端緒を掴みもせずに退く真似は、そこらの普通の女の子並の振る舞いで、酷くプライドが傷付くのだけれども。
けれどもしかし、またもう一度『手』に、つつぅ――と尻を撫でられたなら。ルリは今度こそみっともないく悲鳴を上げてしまわない自信が無い。
この車両の乗客皆が、何だとルリを振り返るだろう。

通路に飛び出した。スカートの後を庇う、おかしな格好で。
まだいつもの駅には遠かったが、次の駅ですぐに降りてしまうしかない。
おかしな格好のまま殆ど全速力で駆け抜けて、ドアを空けて次の車両に逃げ出す。
ぽつんぽつんと座っていた乗客たちが、なんだろうかこの子は、騒がしいねと、そんな顔で見ていたが、恥ずかしくてもルリはそうするしかなかった。

◆ ◆ ◆

287引き気味:2007/12/15(土) 10:34:04 ID:nRMpgclU
(こっちに来れば……大丈夫なの……?)

ほんの少しの距離に使っただけなのに胸は、したこともない真面目さで短距離走をこなしたような鼓動に、喘いでしまっていた。
そんな心臓を一息に止めてしまいそうな、奇怪な『手』の恐怖。
それはやはり、三度ルリへと襲いかかってきたのだった。

さす、さす……。
またもの感触。ルリは『ヒッ』と怖気に背を震わせた。
その向こうに誰も、何も居ない筈の壁を背負って立ち、そしてお尻のあたりは両手で庇っていたというのに。

(また、来た……!)

『手』は、まるで壁越しの車外から伸ばしてきたようなまさぐりを、きゅぅっと竦み上がった小振り二つの尻丘に加えてきたのだ。
ぴったりと自分の二つの手のひらを押し付けて守っているのに、それすら関係無いらしい。
カタカタと、肉付きの薄い足が怯えに立ちつくす。
もうルリに逃げ場は無かった。

「あなた、どうかしたの? 顔色が少し……」
「いえっ、なんでも、なんでも無いです」

そう言うしかなかったのである。様子が気になったのだろう、通りがかったついでで親切な声を掛けてきた、人の良さそうな中年女性にも。

「ちょっと気分が悪くなって……。すぐ、次の駅で降りますから」

助けを求めるという選択肢は選べない。
なんと説明すれば良い?

――すみません、あの、聞いてください。わたし今、姿が見えない手に痴漢されてるんです。

そう言って、助けてくださいとでもか。
あり得ない。頭がおかしいと思われるのが関の山だ。そんなこと、あり得るはずが無いのだから。

(いぅ……っあ、あ、なっ……)

288引き気味:2007/12/15(土) 10:34:24 ID:nRMpgclU
おぞましい何者かはルリが庇う手を透過して、ヒップに後一枚の薄布の上から、我が物顔に撫で回している。
恐怖と緊張にふるふると震える感触を、まるで愉しんでいるかのようだ。
壁もスカート生地も、守ろうとするルリの手さえ無視してまさぐってこれるというのに、何故下着も突き抜けてこないのだろう。だが、たしかに敏感になってしまった肌が察知する限り、『手』が撫で回しているのは下着の上から。
尻肌に直に、ではない。
そのことを疑問に思いながらも、もしも『手』が僅かに残された猶予さえ透過してきたなら、それを思えば気が変になりそうなルリだった。

(オモイカネ……!)

最も信頼する友の名を、呼ばずにはいられない。
何の意味もないのに、無意味に救いを求めてしまう。神の名を唱える信者の気持ちというものを、ルリは理解できた気がした。

さすり、さすり……、と。『手』は、成熟したまろやかさにはまだ遠い、生硬な尻朶を完全に自由にしてしまっている。
時折には、指の――これは、人差し指と中指、だろうか――感触が、危うく尻の谷間へ押し入ろうという気配を見せる。
その度、男性なら縮み上がると言うのか、お尻の穴のあたりが恐怖のあまりで緊張する。
狙われている、それだけで堪らないのに。これで下着さえ役立たずになって直に触ってこられたら、だ。
真っ青にならざるをえない。
強がりの一つも思い浮かべることは出来なかった。

「あなた、すぐ降りるって話だけど……」

でもまだ暫く掛かるのだから、座った方が良いのではないか。席はいくらでも空いているのだし。
気にしてくれるおばさんは、本当に善良だ。
だが、こんな得体の知れないものに下半身を襲われている中で、座席に腰を下ろすというのは願い下げだった。
『手』はぴったりと後ろからルリに貼り付いてきている。それで席に着く。こう、お尻を後に突き出して、『手』に差し出すみたいな――ポーズを取って?

(冗談でしょ……?)

ぶるりとルリは震えた。
冗談ではない。一歩たりとも今は動きたくなかった。
いや、出来るなら全力で駈けだして――遠く遠くまで、『手』が振り払えるまで逃げてしまいたかったけれども。
でも今は、このせめて堅く身を強ばらせた姿勢のままで時を待ちたかった。
スカートのお尻をぎゅっと抑え、内股を力の限り閉じ合わせて、守っているこの姿勢を。

289引き気味:2007/12/15(土) 10:34:46 ID:nRMpgclU
平気だと、とにかく繰り返し伝える。
意固地になっている様にしか見えない少女に怪訝な顔を作りはしても、なお心配そうにしつつ、彼女は『そう』とだけ言って自分の席に引っ込んだ。
ルリは彼女の視線が届かない位置へ移動するために、また大変な精神力を動員して、位置を変えるしかなかった。

(痴漢、痴漢……なのよね? これも。こんなの、だけど)

周囲の注意を引いてしまわないよう移動するのに、極力平静を保って――保ち続けるために、まさぐられる感触から何かで意識を逸らしておこうと記憶を巡らせ、そしてルリは思い出した。
以前にユキナが痴漢についての話を聞かせてきたことがある。
それは自分が襲われた、という話ではなく、他の女の子を二人がかりで襲っているのを見付けてしまって、腹が立ったので持ち合わせていた鉄アレイで殴ってやったのだという、武勇譚に類されるべきものだったが。
しかし話はついでといった流れで痴漢の手口にも及び、一通りのことはユキナから吹き込まれていた。具体的な内容にあれこれ言及したがっていた友人が、随分と耳年増に思えたものだ。

『やっぱ、お尻さわってくるやつが一番多いっていうけど。でも、たかがお尻――っていうか勿論、よくもお尻を〜って、とんでもないのは一緒なんだけどね。けどとにかくっ、ほっといたりすると調子に乗ってくるのよぅ』

痴漢ってやつは、男ってやつは、と。
やけに思い当たるところがあるとでもいう風に、うんうんと尤もらしく頷きながら。隣には、先ほども居合わせたシンジが我関せずと余所に顔を向けつつ、こっそりと苦笑していたか。

『……アソコ。そ、女の子の一番大事な、あそこまで触ってこようとするのよー! いやもう、許せねっスよね』

もぞもぞと、ねじ込んでくる手付きを真似てみせたユキナのそれが、やけに生々しかったこと。
『……はあ、そうですか』と。そう相槌を打って、たしかに許せませんね、で済んだ話は所詮ルリには人ごとだったのだが。

(か、勘弁してよね……)

もぞと、気を抜けば『手』は太腿の隙間を窺って、付け根の僅かな逆三角の空間に忍び入ってみせようかという動きを見せるのである。

「くっ……」

正気だろうか? ルリは『手』の持ち主の神経を疑い、罵った。
こんな可愛げのない、少女と言ってもほんの子供みたいな発育不良の体つきの、痴漢しても面白みのない自分だろうに、なんでなのか。

290引き気味:2007/12/15(土) 11:19:12 ID:nRMpgclU
(なんで、わざわざ私みたいなのを襲ったりするわけ……?)

バカじゃなかろうか。いやそっか、変態に違いない。これが噂のロリコンってやつ?
一瞬で百通りは浮かんでくる罵り言葉は、全て意識の分離を狙った賜物である。
人並みを外れて遙かに回転の速い頭脳も、電脳空間でさえあれば殆ど万能の力を振るえるIFS強化体質も、いざユキナが語った被害者の場合と似た立場に陥ったとき、全て無力だった。

目当ての、一番人目の及ばない隅の位置に近付こうと、また一歩をさりげなく。
やはりと言うべきか、この程度の歩調で『手』は引き剥がせる気配もなく、未だ卑猥な蠢きをスカートの裏に張り付かせている。
まさぐっている同じ場所に自分の手も押しつけているのに、しかし『手』の感触は感じ取れない。
透過しているという形容が正に適切だ。

(どうしてこう、お尻にばかり……!)

そう忌々しく恨み言を浮かべた、からではあるまいが。
名を呼べば悪魔が来る。噂をすれば影が差す。その類か。
『手』が次にルリの胸を襲ったのは、そんなタイミングでだった。

「ひうっ……!?」

さすがに声は抑えきれなかった。
これは、『片手』か? さっとお腹から撫ぜ上がった感触が、未だブラは必要なくシュミーズを着用している胸元まで、一足飛びに侵攻を進めていた。
今度は下着の上からではない。
少年とさして変わらない胸に、小粒の乳首を中心にした僅かな盛り上がりだけが存在を主張する乳房。
未発達もいいところでも、それでも決して唯一のひと以外に触らせたくはないと思う控えめな場所に、『手』が触ってきているのが、はっきり素肌で感じ取れたのだ。

咄嗟に走り、車内トイレに駆け込む。
不衛生で嫌な臭いのするそこを、出来ればルリは使いたくはなかったのだけれども。
しかし、膨らみを確かめるように撫で回され、乳首まで摘み、転がされてしまうおぞましさだ。漏れ出す悲鳴は、そこしか人目から隠す手だてが思い付かなかったのである。

291引き気味:2007/12/15(土) 11:19:27 ID:nRMpgclU
車内トイレに窓はない。
今どのあたりを走っているのか確かめようのないルリは、必死にレールの音を数えた。

「ううっ、うっ、ううぅ……ッ、ッ!」

あの音が止めば、駅に止まる。駅に止まったら、すぐに飛びだそう。こんなおかしな場所から、急いで逃げだそう。
そう、それだけを、目の端に涙を湛えて願いながら。戸籍上の年齢の13歳よりもずっと幼い躰の少女は、奇怪な『手』の陵辱に耐え続けたのだった。
果実にしても青いに過ぎる胸を揉まれ。ヒップを揉まれ。
駆け込む間際の足のもつれから、とうとう深く侵入を許してしまった股間で割れ目をくじられ、秘芯の位置さえ暴かれて。
恐怖と羞恥とに混乱の坩堝に叩き落とされ、そして――。
痴漢されている、恥ずかしい場所を悪戯されているのだと、強く性というものを意識した脳裏に何故か、夜毎覗き見るアキトとユリカの情交を思い出してしまった途端、カッと熱を帯び始めた自分の躰に、いよいよ混乱を深めながら。

「あっ、ああっ!? あっ、あうっ、はっ、はぁぁ……」

『ア、ア、ア……』と、ルリはただ悲鳴ではなく、拙い喘ぎを上げていたのだった。
擦れた声は聴き取るにも難しい、微かなものだったが。鼻に掛かった様な悩ましい息継ぎには、幼い少女に芽生えた性感から膨らもうとする、悦びが滲んでいた。
蓋を下ろしたままの洋式便器にとりすがる、ルリの足下はガクガクと覚束ない。
いつしかスカートの下からは、クチュクチュと淫靡な水音が響いていた。
ルリの手は自分を支えるのに必死で、他に誰も居ないトイレの中、触っている者など居はしない筈なのに。確かにそこに、しこりはじめた胸の小さな頂と、じわりと下着に染みを拡げる下腹部を、誰かに愛撫されて悶える少女という構図が出来上がっていたのだった。

292引き気味:2007/12/15(土) 11:23:09 ID:nRMpgclU
――これはあれですね、性的描写は含むけど、性的表現ではないというやつ。
中途半端な怪奇シーンを冗長に書いたような気はしますが、予定していた痴漢エロシーンでは断じてないような。
最後だけ急遽手を入れてエロ文風味にしてみましたけど、こりゃエロ連載としては要らない章になってしまったような希ガス ('A`)

とりあえず後でもう一回だけチェックして推敲してさっさとHTML化して、次のシーンに行こう……。

293コウイに値する名無しさん:2008/12/08(月) 10:43:51 ID:jy6QNByc
もう更新されることはないんでしょうか、残念です。

294引き気味:2008/12/09(火) 00:54:31 ID:bv/31JNo
正直、かなり優先度は下がってますね。
コードギアスやってた時は……荒淫さんとこれのネタ合わせついでに、「SHINJI様ががアラエル使って、ギアスっぽセリフと共にネルガルの監視員洗脳したりするお!」とかアホな話もしてたもんですが……。

でも、シンジがナデシコのルリとか、他作品のヒロイン食い物にするってこの設定には未練があるんですよね。

295荒淫:2008/12/09(火) 04:29:07 ID:k7egB/7s
書きたいおいしいシーンは山ほどあるんですが、私はなんというかまず足元から順にシーンを積んでいかないと
上手く進められない不器用なタイプの書き手なので、どうにもお待たせしすぎて(ノ∀`)

こんな事ではせっかくの他作品どんなのでも食べられますぜげっへっへ、な設定を活かすどころではないのがどうにもこうにも。

296なーぐる:2008/12/11(木) 21:52:38 ID:BwXf5Tis
>まず足元から順にシーンを積んでいかないと
(´∀`) なんか私といい引きさんといい、類は友を呼ぶというか似た様な傾向ですね。
ほぼ一年ぶりの寝取り道中に新鮮な伊吹を感じたり。
とりあえず、新鮮な「伊吹」ってのはなによ?とセルフつっこみ。

297引き気味:2008/12/14(日) 00:38:58 ID:65iCn5AM
>ほぼ一年ぶり
そういや今のとこ最後の更新は、ルリ視点にしたらどんなもんだろうと試してみた結果が、エロといえるやら微妙な怪奇モノといえるやらの、なんとも中途半端でアレな結果になってたシーンでしたっけか (;´∀`)

298コウイに値する名無しさん:2009/12/20(日) 00:56:04 ID:7P32h6E.
初めまして。クロスオーバーが好きで以前から覘かせてもらっていたのですが
もうナデシコ編の完結は難しいのでしょうか?
丁度これからというところで止まったまま二年……orz

299引き気味:2009/12/21(月) 00:48:39 ID:qzHxapPk
最近、私も荒淫さんとお話してませんし。ぶっちゃけまして、ねぇ……。

300コウイに値する名無しさん:2009/12/23(水) 17:06:21 ID:3EgupUug
荒淫さんは不在ですか…残念ですけど分かりました。


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