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取り合えず喧嘩しようか^^
3
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 20:47:09
俺は平凡だ。容姿はもちろん勉強もピッタリ平均値を出してるし、ファンタジー異世界に転生したことなんてもちろんない。
どこにでもいる普通の高校生男子だ。そう、あくまで「俺は」平凡だ。それは何故かというと…
「おっはよー!今日もよろしくね♪真也くん!」
俺の友達が人気絶頂の爆乳トップアイドル、天童みちるだからだ…
「あれ?どうしたの真也くん?元気ない?」
みちるがいきなりその顔を近づけてくる。…中学生に見えなくもない人懐っこそうな童顔に肩より少し伸びた茶色いのおさげが今日もカワイイ…。
…じゃなくて!
「えっ?ちょ…顔近いって!」
俺はみちると距離をおくように後ずさる。
「ふぇ?あっ…ご、ごめんね?つい…」
この爆乳アイドル天童みちるは少し天然の気がある。
いつもこうやって過剰ともいえるスキンシップをしてくるので心臓に悪い。
これに加えて公式プロフィールバスト108センチのLカップ爆乳があるのだ。もう毎日理性が死にそうになる。
ちなみにみちるは身長も低い150ちょっとぐらいしか無いんじゃないか?それなのにあの胸…溝尾まで届いちゃうんじゃないか?
と、俺はピンク色に染まろうとした思考を無理矢理元へ戻す。ふう、しまった…またみちるをエロい目で見てしまった。こいつにとっての俺はそういうのじゃないって分かってるのに…スキンシップもみちるが天然なだけで他意はない。だから…
「真也くん♪」ムギュー
みちるが俺の腕を胸で挟んでいても決して勘違いなんかしないんだからな!
やわらけー!腕が埋まっちまうよこんなの!これは胸を揉んでも…ってダメだ!
騙されるな!俺は平凡な男なんだ!こんな極上の美少女とイチャイチャできるはずがない!
「ど、どうしたの?真也くん。今日はなんか変だよ?」
みちるは首をかしげるように怪訝そうな顔で俺を見た。
「い、いや⁉︎別に変じゃないから⁉︎胸が腕に当たってたから気持ちいいなんて思ってないから!…あっ、えっと。」
俺はハッとしてあわてて弁明しようとしたが、言い訳が思い付かない。
「もう…エッチなのはダメだよ?真也くん。」
「す、すいません…つい…」
みちるさんや、そう言うのなら、俺の腕を離してくれませんかね…
「でも、私はアイドルだからね!だから少しくらいならエッチなことしても許してあげる!」
「…それ他の人には言うなよ、絶対に!」
「ふぇ?なんか変だった?」
みちるは首をこてんと傾げながらそんなことを言ってくる。天然だとこういうことがあるんだよな…今の言葉他の男に言ったら間違いなく襲われてるぞ…。
そうそう何故俺がこんなトップアイドルと仲良くなれたのかと言うと…実はそんなに大したことではない。俺はその時のことを思い出していた。
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