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連続リレー小説。「超時空要塞マクロス1.5」

2VF-774:2002/07/25(木) 18:42
その後 未沙達は(というよりマクロスシティの全統合軍兵士は)カムジン戦の後始末に追われ、
とりあえずマクロスそのもので担っていた最低限の都市防衛機能の復旧と敵の第二波や残党による戦闘の驚異が取り除かれた事を確認して
自宅に向った頃には、既に限りなく朝に近い夜だった。
クローディアと別れた未沙は数分後、未沙は自宅にたどり着いた・・はずだった。
未沙「そんな・・・」
未沙は自宅があった場所を見ていた。
正確には、自宅があった場所にあるクレーターとその周辺にまだ積まれている瓦礫の山を見ていた。
よく見るとクレーターの縁には見覚えのあるポストがあった。
「M.HAYASE」
未沙「・・・。」
カムジンの攻撃が未沙のユニットハウスに直撃していたのだ。
「あーあ、派手にやってくれるよなー」
後ろから男の声がした。
輝だ。
未沙「輝・・・」
輝「俺も今交代であがったところなんだ。夜が明けたらまたすぐ飛ぶけど、ちょうどよかった。」
マクロスのレーダーが失われた今、バルキリー隊は24時間体制でパトロールを続けているのだ。
こんな時間でも爆音が空から聞こえてくるのはそのためだ。
もっとも、こんな攻撃の後では安全のためのパトロールも住民にとってはいささか逆効果のような気もするが。
未沙「どうしよう・・・私・・」
クタクタに疲れて帰ってきたら家がなかった・・・いくら士官学校主席でも、そんなショックから容易に立ち直れるはずもない。
輝「どうしようったって・・・家財道具を掘り出すのは後だ。とにかく今日は休もう。うちでよければ・・あ、ラサール少佐の家のほうがいいか。」
未沙「・・・いえ、泊めてもらうわ!!」
チラっと輝を一瞥すると、未沙は輝の家へと一人で歩き出した。
輝「??」
輝はまだ気付かないようだが、未沙はつい今朝まで輝の部屋にミンメイが泊まっていたのを思い出したのだ。


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