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【東京ブリーチャーズ】那須野探偵事務所【避難所】

98那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI:2017/03/07(火) 02:14:30
>>クロオさん

>ああ。無償で命のやり取りなんてしたら、逆に色んなモンを相手に背負わせちまう
橘音「そうそう。けじめの問題ってやつですね。さすがクロオさんはわかってらっしゃる」
髪さま「妖怪のクセに、そういうところは人間臭いゾナねぇ」
橘音「いいえ、『妖怪だからこそ、契約にうるさい』んですよ」
髪さま「ゾナ?」
橘音「人間にとって契約というのは法的・社会的拘束力を持つ程度で、ぶっちゃけ破っても社会的制裁を受ける程度で済みますが――」
橘音「妖怪にとって契約や約束というのは、自分の存在にも関わる重大事なんです」
髪さま「よくわからんゾナ」
橘音「妖怪が人間の想像力の産物だというのは、以前お話ししましたよね?未知を、自然を、不可解事を畏れる人間の生み出したものだと」
髪さま「ゾナ」
橘音「それは人間の精神に強く依存するということです。そして、同様に人間の精神に依存するものに『言葉』があります」
髪さま「言霊ってやつゾナな」
橘音「ええ。契約というのは、つまり言霊によって紡がれた誓約です。妖怪にとって、それは絶対的な拘束力を持ちます」
橘音「それこそ『契約を破る、イコール自身という存在の否定』と言っても過言ではありません」
橘音「だって、自ら守ると言ったことを自ら破るんですから。それはつまり明確な自己否定。でしょう?」
橘音「人間ならただ良心の呵責に苛まれるだけでしょうが、精神の比率が高い妖怪にとって自己否定は自殺と同義です」
髪さま「そういえば、西洋の妖怪連中は家主の許可がないと家の中には決して入れないとか言うゾナ。契約もしたがるゾナね」
橘音「西洋産の妖怪、特に悪魔は契約、誓約大好きですからね」
橘音「契約をするということは、悪魔にとって『契約の中では何をしてもいい』っていう言質を取ったも同然ですから」
髪さま「なんでも望む願いを叶える代わりに、死後魂をもらう、っていうのは言霊だったんゾナ?」
橘音「そこは、西洋の魔術師たちも魂を渡さないために色々知恵を絞ってましたけどね。悪魔と人間の化かし合いですよ」
髪さま「なんかマルチ商法とか宗教の勧誘みたいな気配がしてきたゾナ……」
橘音「そう難しく考える必要はありませんよ、約束は守りましょうね、っていうだけですし。守れない約束はしなければいい」
髪さま「妖怪相手に迂闊なことは言っちゃダメゾナね」
橘音「ま、ボクとクロオさんの話はそこまで厳密じゃありませんが。あくまで親しき仲にもなんとやら、ってことで」
髪さま「世知辛い世の中ゾナ」

>シルベストリとトラン・セプター
橘音「わかる」
髪さま「なんとなく、尾弐の狙いが分かったような気がするゾナ」

>おいおい、大将……いくらなんでも甘やかし過ぎだろ。一桁の子供相手じゃねぇんだからよ
橘音「クロオさんだって大概甘いじゃないですかぁ。いいんですよ、祈ちゃんはボクらのアイドルなんですから」
髪さま「まったく、どいつもこいつもゾナ」
橘音「もし祈ちゃんが男の人と付き合ったりしようものなら、探偵としての職能のすべてを使って洗いざらい身辺を調べますよ!」
髪さま「祈ちゃんはおちおち青春も謳歌してられんゾナ……不憫すぎるゾナ」
橘音「これも祈ちゃんの幸せのためです。ねっ!クロオさん!」
髪さま「お面かぶってる探偵やら露出癖のある変態やら、葬儀屋やらヤクザが近くにいる女の子ってだけで一般人は逃げるゾナ」

>>ムジナさん
橘音「とりあえず、昨日の月曜日が四日ルールの締め切りだったんですが……大丈夫でしょうか?」
髪さま「別に締日オーバーは大した問題じゃないゾナが、音沙汰ないのが心配ゾナね……」
橘音「ただお忙しいだけならいいんですが。とりあえず、8日(水)までお待ちします」
髪さま「その後もムジナから何らかのアクションがない場合は、9日(木)にこちらが投下するゾナ」
橘音「忙しいのでちょっと待ってくださいーでもなんでもいいので、よろしくお願いします。お待ちしています、ではまた次回!」


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