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【大正冒険奇譚TRPGその6】
65
:
武者小路 頼光 ◇Z/Qr/03/Jw
:2013/09/02(月) 22:29:11
寺院前に出来立てのダーの死体の前で合流を果たした。
このような状況で死体に対しすでに感覚がマヒしているが、巨体が血の河を作っているのはいい気分ではない。
ましてやこの状況を作ったと容易に想像がつくマリーから漂う殺気の余韻の方がインパクトが強かった。
以前殺し屋だと本人から聞いてはいたが、その時は本気になど聞いていなかった。
だが今、それが真実であると叩きつけられたかのような感覚に襲われていた。
そんなマリーを避けて鳥居に目をやると、今の頼光にはそれだけで分かった。
が、そのことに対する配慮という言葉は存在しない。
「あ、糞ガキ、お前も人間やめちまったのかよ」
思わずこぼれる言葉。
だがそこに侮蔑も嘲笑もない。
それは完全に同病相憐れむものなのだから。
大きくため息をつく頼光。
合流後にそれぞれがカクカクシカジカとお互いにあったことを話し合うのだが、そこでも頼光はほとんど何も喋らなかった。
いつもならば針小棒大に己の手柄と武勇伝を並べるであろうに。
喋らなかっただけでなく、聞いてもいなかった。
もう何があったのであろうとも関係ないのだから。
フーという明確な【敵】が設定された時から頼光の思考は更に単純化され、視野狭窄状態になっていた。
やる事は一つしかないほどに。
>「……なんか納得行かへんけど、まぁいいわ。
> 確かに言う通りや……なぁ?フーはん?」
>「……あぁ、分かってる。全部話すよ。君達に歯向かっても、損しかないからね」
あかねの視線の先にフーが立っている。
自分が何をしたか理解し、その上でのうのうと!
フーの存在を確認した瞬間、頼光がはじけた。
「この腐れ外道が!てめーが誰に何したかぁ!!!」
もはや取引や情報収集などという言葉は存在しない。
置き去りにされた布から飛び出た頼光は河童のような頭と完全に木になった右腕を晒しながらフーに飛びかかる。
「この落とし前つけてやらぁああああ!!!」
怒りに完全に我を失った頼光。
止めなければフーを殺してしまうであろう。
●詰所
【結果的にツァイの手当てをしたことに】
【河童頭恥ずかしいので布を被っています】
●寺院前
【マリーやべぇ!鳥居人間やめちゃったのかよぉおお!】
【フーにブチキレ、飛びかかる】
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